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~気分転換を兼ねて~ 主の体調に関係なく花は時期が来れば咲き、そしてやがて枯れて散る。気分転換に庭と畑の話をしよう。青モミジとツツジのコントラスが良いなあと感じて1枚。 こちらはツツジとモッコウバラを取り合わせてみたが、日が当たらない裏側なので、モッコウバラは今一状態だ。 こちらは日が当たる側のモッコウバラ。満開状態なのがそのうちあっという間に散り始め、醜い残骸を晒すことになる。その後雨が降ろうものなら、掃除が大変なほど。 オオテマリ(左)は毎年のように虫に食われる。変色した部分がそれ。きっと前年のうちに蛾が卵を産み付け、春になると孵って柔らかい若葉や花弁を食べるのだと思う。慌てて殺虫剤を噴霧しても後の祭り。昨年梅の木をかなり剪定した。春に枝が伸び出して花が咲くのだが、例年よりも花の数が少なかった。そのせいで実もわずか数えるほど。その若葉がアブラムシに食われていた。現在の私には庭の維持が困難になったと感じている。 花壇の白いシラン(紫蘭=左側)と庭の隅のムラサキツユクサ(右)。ムラサキツユクサの横のアジサイが枯れたと思っていたが、わずかだが葉を出していた。最後の力を振り絞ったのだろうが、勢いが弱い。庭木にも栄枯盛衰があるのを知っている。目に見えない地下では様々な木や花や雑草の根が勢力争いをしてるのだ。人も生物の一員であれば、いずれ衰える時が来る。 居間から庭をみたらピンク色の花が見えた。あれっ。あの位置ならきっとバラのはず。そう思って庭に出るとやっぱりそう。昨年枯れた枝などを取り払って剪定をした。そのバラが勢いを増して花を咲かせたのだ。ああ嬉しい。きっと神様からのプレゼントだろう。そう思うことにしよう。 裏の畑から収穫した三つ葉(左)とニラ(右)。暫く放置しているうちにすっかり成長して、三つ葉は茹でても茎がまだ硬かった。 ミニトマト カボチャ ゴーヤ キュウリ ホームセンターへ行って、野菜の苗を何種類か買って来た。ゴーヤ、カボチャ、キュウリ、ピーマン、トマト、ミニトマト。あまり手がかからないよう、本数はずっと減らした。雨が降る前に予め畑を耕して腐葉土、発酵鶏糞、粒状の石灰を撒いてすき込み、畝を作っていた。果たして収穫物をわが目で見ることが出来るかどうか。それが問題だ。農作業は頭が空っぽになって良い。われながら良くやり通せたと思う。ではでは(@^^)/~~~🌸
2022.05.16
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~久しぶりに庭に出る~ お向かいさんの玄関に飾られていた山桜です。春はどんどん進んで初夏に近づきます。今日は庭の花や、散歩中に見た花の写真を載せますね。花はどんどん咲き、いつの間にか別の花にバトンタッチ。昨日の憲法記念日。午前中は植木鉢を全部外に出してたっぷり水やりし、午後からは畑をスコップで掘り返しました。体調と相談しながら、夏野菜の準備を少しずつしようと思っています。 クリスマスローズ ハナニラ ツルニチニチソウ ツリガネスイセン アイリス この他にもたくさんの花が咲きましたが、私は一度ブログに載せたのは削除する方針でいます。以下は散歩中に撮影した近所の花々です。 紫の藤 白い藤 白藤と八重桜の競演 谷間の菜の花 山吹とユキヤナギ 撮影した花はまだあるのですが、これくらいにしておきます。今日は簡単でゴメン。m(__)m さてブログを書いているうちに、東北楽天が、2対1でビッグボスのチームに勝っていました。最後は9回裏2アウト満塁で守護神の松井が苦しんでいたようでしたが(ラジオ放送を聞きながらの原稿書きでした)、何とか1失点で切り抜けて勝利。貯金12で2位に4ゲーム差での首位。なぜこんなに調子が良いのかなあ。ひと頃は新型コロナで選手10人が登録抹消なんてこともあったのにねえ。
2022.05.04
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~除草作業を依頼する~ 除草前の庭(一部) すっかり弱っていた。腰は痛むし、眠れなかったし、気温が上がって雨が降ると、庭も畑も通路も花壇も雑草の勢いが凄いのだ。昨年は2度ほど自分でやった。1日6時間以上働いて1週間ほどかかる。夏は暑いし蚊に食われる。大変な重労働なのである。早くやらないと種がこぼれる。雑草は20種類は生えて いるだろう。それぞれしぶとい。根茎や種や増え、植木や草花とも地下で戦っている。 処置無し。これはもう本職に頼むしかない。そこで生協を通じて業者に発注。見積もりは10万円近く。2人が1日、1人が半日の工程。作業日は先方の都合に合わせた。その前日業者から連絡あり、予報は午後から雨だが大丈夫かと聞くと、少々の雨でも実施しますとの返事。当日9時前に2人の若者がやって来た。作業の前に残すものと、除草するものの最終確認。 その日は町内会の草刈りデーだったが、既に終了。皆に謝ったが、我が家の事情はみんな知っていて、快く許してくれた。我が班の担当はバス停前の花壇。花壇の世話をしてるKさんがいつも除草などをしていて、割ときれいなのだ。それで家に戻って、業者を待った。早速2人は分担して除草作業に。9時から12時過ぎまでトイレ休憩もないまま。私には到底無理だ。 午後から予報通り雨になった。それでも彼らは作業を続ける。やらないと予定通り終わらないのだろう。2時から楽天はソフトバンクと雨中でのゲーム。パソコンで試合展開をチェックしている私は楽なもの。まあそのために大金を払うのだもの。みるみる敷地内がきれいになって行く。楽天は雨天コールド勝ちし、2人の若者たちは5時過ぎまで働きづめだった。感謝感激。楽天も勝てて良かった。 左から西側通路。東側通路。南側通路の一部と花壇。このほかに裏の通路、庭、南の畑、東の畑、裏の畑があり、たくさんの種類の雑草が生えていて、種が落ちる寸前になっていた。専門の業者だけあって、色んな道具を持っている。そして作業工程も確か。だから短時間で出来るのだ。除草の他には、地震で割れた陶器製の傘立ての処理、道路の側溝部分の清掃も含まれている。だから10万円でも安いのだ。 私はこの後、居間に取り込んでいた植木鉢類を外に出し、3か所の畑を耕して肥料と石灰を撒き、畝を作り、体調が許せば野菜の苗と種を購入して夏野菜を育てる予定。それもすべては体調次第。「睡眠不足」はかなり負債を返しつつあるが、無理は禁物。焦らずにゆっくり行こうと思う。 青モミジと白いスミレ。今回の除草では、小菊、シュウメイギク、ムスカリ、ショウマ、ミヤコワスレ、ハーブ、ワレモコウ、アイビー、フキ、ムラサキツユクサ、ヤブラン、ツルニチニチソウの大部分を抜いた。さっぱりとはしたが、新たに雑草が生えるのが心配。それらが雑草が生えるのを防いでいたことも確かだが、間に雑草があると根が絡み合って、除草し難かったのも確か。さてどうなるか。<続く>
2022.05.03
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~わが家のシンビジューム~ 昨年12月中旬。シンビジュームに花芽があるのを見つけた時は狂喜しました。1人暮らしになって5年。妻が捨てていったみすぼらしい株。それを2分割して枯れた根を取り除き、鉢を取り換えてミズゴケを敷き詰め、水やりを欠かさず、水溶性の肥料を施しました。夏は外の日陰に、冬は居間に取り込んでいました。日中はまるで温室のように気温が上がる窓辺に他の植木鉢と一緒に。 そして夕方からは暖房。乾燥が激しいため、2日に1度の水やりを続けたことが、きっと古株への刺激になったのでしょう。花が開き始めてから1か月近く経ったのに、元気で咲き続けています。ハイビスカスやシコンノボタンも冬季に咲きましたが、今ハイビスカスはすっかり落葉し、枯枝から小さな芽が出ています。今日のお話はこれだけ。ずらりと同じ花を並べただけ。一緒に愛でていただけたら嬉しいです。 私の「親ばか」ぶりを笑ってください。まあ育て親としてはそれくらい嬉しいのです。嬉しいのは新しい2本の花芽があることです。その株に支柱を施し、負担を少なくするため、この花は切ってお向かいのKさんに上げました。奥さまがとても喜んでくれました。花の嫁入りだ。ああ嬉しいな。<続く>
2022.01.28
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~花の写真の在庫一掃 その1~ クレマチス 去年の暮れ以来、撮った写真がパソコンに取り込めずに困っていた。このパソコンを買った近所の電器店の息子は、特約店のメーカーがパソコンを生産しなくなったので責任は持てない。生協のパソコン教室で相談してくれと。仕方なくパソコン教室へ行った。すると何とか取り込むことは出来たが、ブログには載せられないまま。悪戦苦闘、試行錯誤の結果、ブログへの掲載に成功。 タチアオイ その間、ネットから写真やイラストを借りた。それでも用は足りたが、たとえ下手でも自分が撮った写真は格別。嬉しくて手あたり次第写真を撮った。最初の対象は近所の花壇の花。向かいのKさんが愛情込めて育てたものだ。古い写真は6月ころ。それを古いのから順番に載せようと言う魂胆。つまり在庫一掃だ。しかも名前を知らない花も多い。そんなシリーズに果たしてどんな意義があるのか。 どちらも名前を知らない。そして既に姿を消した。花壇は元々石ころだらけの荒地。それを花好きのKさんが苦労して石を取り除き、土質を改良し、花の種や苗を購入して、今では見事な花壇に大変身。昔の状態を知る人にとっては信じられないほどの変わりよう。バスを待つ人たちは季節ごとの花を愛で、通行人は笑顔で通り過ぎる。まさに花の力は偉大だ。 ヒルサキツキミソウ 私がこの花と初めて出会ったのは、確か沖縄の石垣島。名前を知らないが何だか夢みたいな花。それが第一印象だった。その後この花を近所でもみかけるようになり、名前も分かった。やはり夢みたいな花に相応しい名前だった。 この花も名を知らない。野草であれ、園芸種であれ、大抵の植物には名前がある。それを私が知らなかったり、忘れただけの話。最近は良く名前を忘れ、何かの拍子にふと思い出す。きっと記憶の配線が切れかかかっているのだろう。それが偶然つながることがある。その程度の関心だが、良いじゃないの。美しい花が慰めになるだけで十分。 ここからは9月に撮影したもの。6月末からの長雨。7月の梅雨明けからは猛暑が続き、あまり外へ出なかった。急激な気温の変化が体調悪化に繋がったのだ。そして8月中旬からは、早朝のうちの草取と、植木の剪定と畑の整備。その激務で検査入院と相成った。写真はいずれもマツバボタン。茎と葉が「スベリヒユ」に良く似ている。どうやら仲間みたい。山形では畑のスベリヒユを食用にする由。 白花のシュウメイギク。わが家の庭でも一斉に咲き始めた。花が咲く茎だけが高く延びて大変。それで花のない茎をバッサリ切ったらかなりスッキリ。 これもバス停前の花壇のコスモス。花びらが「プリーツスカート」みたいで、隙間がない。コスモスも早いのは6月から咲いていた。今は色んな園芸種があるようだ。 ナス紺色の鮮やかなアサガオ。朝顔は中国原産の植物でシルクロードを伝ってヨーロッパに渡り、観賞用として大ぶりのセイヨウアサガオに品種改良された。日本へは奈良時代に遣唐使船で渡った学僧らが種を持ち帰ったと聞く。貴族らが愛したようだ。 オキザリスは片喰(カタバミ)の仲間で、園芸品種として改良されたもの。地下の球根で増え、結構繁殖力が強い。私もきれいだからと思って移植したが、今では増え過ぎて困っている。 百日紅(サルスベリ)は夏の真っ盛りに花をつける。幹の樹皮が剥げると、その下はツルツル状態で、木登りの上手な猿も滑り落ちるだろうとの意からの命名。むろん夏の季語である。 寺もまたいくさにほろぶ百日紅 石田勝彦 <続く>
2021.09.27
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~マックス爺と家庭菜園~ 昨日のこと。空模様を見て間もなく雨が降り出す。そう判断して、畑の野菜に肥料を与えた。肥料は水に溶けて初めて根から吸収され、野菜全体に栄養が行き渡る。それから3時間後、結構な量の雨が降り出した。よしよしとっさの作戦大成功だ。 (1) (2) (3) (4) これは南の畑。(1)にはモロッコインゲンの種を蒔き、目下成長しつつある。既に支柱を施してあるので、今後蔓が延びれば支柱に絡みつく。(2)にはブロッコリーの苗4本、カリフラワーの苗3本、レタスの苗2本が間隔を空けて移植してある。(3)の畝にはトマトの苗8本とこぼれ種から育ったミニトマト1本がある。トマトとミニトマトの収穫はそろそろ終わりに近い。始末した後はタマネギの苗を植える予定でいる。(4)には雲南百薬が3、4本植えられ、適当に葉を摘んで茹でて食べる。柵の傍の横一列の畝には、白菜の種を蒔いてあり、シソが1本まだ残っている。 家の東側通路横の空きスペースを耕した、細長い東の畑。ここには大根の種を蒔いてある。一番右に見える苗は「挿し芽」をしたのが大きくなったトマト。このまま成長して実を付けるかは今後のお天気次第。多分無理だろうが、遊び心でそのままにしてある。その左に支柱してある植物は2年前に種を蒔いたタカサゴユリ。今年初めて花を咲かせ、今は実が生り種が育っているが、もう十分だ。 このほか、裏の腐葉土を作っている前の空きスペースに裏の畑があり、紅菜苔(こうさいたい=茎と葉が紫色の蕾菜)の種を蒔いてある。 左側はカリフラワーで、右側がキャベツの苗。キャベツの苗の1本にはモンシロチョウが卵を産み付け、成長した青虫が葉を食べて、かなり大きな穴を開けた。このため慌てて消毒薬を散布したが、一歩遅かったようだ。だがそれでもある程度は成長し、結球してくれると信じている。 左はブロッコリーで、今後成長に従って葉がドンドン大きくなって、隣の苗の葉と重なり合うようになれば、一番外側の葉を切る必要がある。右はレタス。暑さに弱いため、しっかり根付くまで朝夕の水やりが欠かせない。 左は8月末に蒔いたモロッコインゲン。支柱は既に施してあるので、今後蔓が延びて傍の支柱に絡みつく予定。これから寒くなるが果たして花が咲き、莢と豆が食べられるまでに育つかどうか。右は日当たりの良くない裏の畑に蒔いた紅菜苔(中国野菜、紫色の蕾菜)が発芽したもの。こちらは条件が悪いが、寒さには強いと勝手に思っている。 左は紅菜苔の種袋。中は白菜が発芽した様子だが、あまりにも芽が小さくてボケた。右はそれが成長した姿が写る白菜の種袋。 発芽した大根の芽(左)と、大根の種(右) 身割れしたり発育不全のトマト(左)と、悪い部分を切り落として食べられそうな部分(右) 枝に残ったまだ硬くて小さなトマト(左)と、成長して色づいて来たトマト。こんな風にして極力枝に残し完熟を目指すが、寒くなるにつれて成長が止まったり奇形の実になることが多い。それを見極めて苗を処分し、腐葉土置き場に積む日もそう遠くはなさそうだ。 キッチン裏でケースに入れたままで擱いてあるタマネギ。乾燥させるための十分なスペースがないため重なり合っており、やがて腐り始める。それは発芽のための準備でもあるが、そんなタマネギを素早く探し出し、悪い部分を切り落として食べられそうな部分を残し、冷蔵庫の中で保管し適宜料理に使っている。こんな風にして自家製の野菜は(も)、出来るだけ無駄なく利用するよう心掛けている。 左は完熟し腐敗した今年のゴーヤのこぼれ種が落ちて発芽したもの。収穫したゴーヤは、小さな実まで全部料理に使った。佃煮、サラダ、ゴーヤチャンプルー、味噌煮、カレー炒めなど。熟した実はジュースにになり、種の周囲の果肉も食べられるが、今年は大量に収穫したため、そこまではしなかった。右は挿し芽から育ったトマト。どちらも今年の収穫は無理だが、遊び心で放置している。 今後予定の農作業としては、トマトの苗の処分と、収穫後のモロッコインゲンの処分。支柱の片付け。その後の畝を耕し、タマネギの苗を植え付け。収穫後の雲南百薬の蔓の処分と、残った根に土寄せして凍らないように冬越しさせる作業。大根、白菜、ブロッコリーなどの収穫と、余分な大根を冬越しさせるため、畑に埋める作業など。こんな風に農作業は年を通じて絶えることなく続く。最大の苦労は何と言っても夏季の草取りだが。<続く>
2021.09.03
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~マックス爺園芸店を巡る~ 園芸店A ここ数日の間に3つの園芸店を巡った。園芸店Aは個人会社で、自社の温室(2か所)では販売用の生花や野菜の苗を育てている。青果市場や花卉市場の鑑札も持っているのだろう。切り花や野菜もたくさんある。また近所の農家から委託された野菜も売っている。少々傷んだものは値下げ品となる。そんな中にも結構掘り出し品がある。 ただし場所はかなり遠く、自宅から5kmほどはあるだろうか。写真は名取川に架かるT大橋の上から撮った。わが家は右手奥に見える三角形の山の方向。たまに走る時は家からあの山に向かって走り、一周して帰る。電動自転車はバッテリーが切れたら動かないので、遠くに行く際は必ずチェックを要する。そして雨が降らないか、天気予報の確認も。布団を干している時はなおさらだ。 ここへ行ったのは、秋野菜の苗を売ってないか確認するため。だがあったのはキャベツの苗だけ。仕方なく4鉢買った。1鉢70円ほど。マリーゴールドの見切り品が1鉢50円。それを3鉢購入。外の植木鉢の花が淋しくなっていたのだ。他にシシトウ1袋。名前は「福耳シシトウ」で辛みがないようなネーミングだが、結構辛かった。野菜の種を4種。こちらは種子屋から仕入れたのか原価。 白桃?? 大きな桃が2個で200円。帰宅してじっくり見たら、少し傷んでいた箇所があったので、見切り品かも。でも味は上等で今年の初物。いつもはこんな高い果物は食べず、お徳用のものばかり。たまのぜいたく品。自分へのご褒美だ。 ハックスベリー ハックスベリーが1パック100円。これは良い買い物をしたと喜び勇んで帰宅したのだが。パックのままだと分からないので、深鉢に移した。そして早速洗って食べると、何とも異様な味。「ベリー」と名がついているので、ブルーベリーの仲間と勝手に思い込んでいたのだ。「ハックスベリーフィンの冒険」を思い出す。「トムソーヤーの冒険」を書いたマーク・トウインの小説で、トムソーヤーの友達だ。 鬼灯(ホオズキ) これは変。そう思い「ハックスベリーは不味いか」とネットで検索すると、どなたかのブログに以下の説明。どうやらやはりその方も調べたようだ。「ハックスベリーはナス科ナス属イヌホオズキ種の野菜系。ガクにはソラニンと言う有害物質が含まれる」。ソラニンは青くなったジャガイモの皮やジャガイモの芽に含まれる成分。生のナスの味がした訳も中に小さなナスのような種があった訳も分かった。あれじゃ100円でも高い。しかし、こんな「野菜」を作って売れるんだろうか。間違って買った人以外に。 次に行った園芸店Bは地元のホームセンターの園芸コーナー。私はここの会員でいつもは家庭用品や園芸用品を買う。まあ、自社製品もあるので料金は安いし、品物も悪くはない。この日買ったのは大物で、自転車では無理なので、向かいのKさんの車に乗せてもらった。 発酵鶏糞(左)は1袋15kg。それを2袋。これは畑を耕した後に元肥として石灰と一緒に撒き、土にすき込む。まあ栄養分が豊富で土の酸性化を防ぐのが目的。右の化学肥料は5kgの小袋。こちらは窒素、リン酸、カリの3要素がバランス良く配合されており、追肥として少量与える。即効性があり、野菜の成長を助ける。全部で35kg自転車では到底無理。1袋を積んで帰ったことがあるが、途中でゴムバンドが緩んで、もう少しで転倒するところ。狭い荷台に大きな袋では、バランスが取り難いのだ。 トマトの花 別の日、眼科からの帰りに寄ってみた。秋冬野菜の苗を売っていないか確認するためだ。入口の門が少し開いていたので中に入って園芸コーナーを見ていると、苗に水やりしていた女性が声を荒げた。「まだ開店前です。入らないでください」。思わず私は言った。「見るだけでも駄目なの。分かったもう来ない」。入って困るなら、ちゃんと門を閉めておけば良いだけの話。開店の2分前。 園芸店C 私が向かった先は、B店のすぐ近くの店。ここは全国チェーンの大型モールの園芸部。いつも私が買うのは衣料品や、文具、寝具など。品ぞろえが豊富で品質が良いのが安心出来る。先日大型のリュックと、大きめのポシェットを買ったのもここ。この日はレタスの苗2本、カリフラワーの苗3本、ブロッコリーの苗4本をお買い上げ。Kさんによれば、堆肥もB店よりもこっちが安い由。こうして当面必要な秋冬野菜の苗と、種がそろった。後は植えたり蒔いたりすれば良いだけだ。この続きは暫く後に。<続く>
2021.09.01
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~まだある庭仕事と畑仕事~ 白いムクゲ(木槿)はいかにも淋しい。ムクゲは韓国の国花で、パククネ前大統領の名前(朴槿恵)にも木槿の文字が見える。この花が咲き出してからもう半月にはなるだろう。結構長く咲いているが、もうそろそろお終いの感じ。花が咲き終わったら、少し剪定するかも知れない。その方が、翌年木の勢いが増すと思うのだが。 シュウメイギクがようやく咲き始めた。あまりにも茎が広がり過ぎ、蕾を持っている茎を残し、かなり刈り込んだ。庭の到るところに移植した前妻。花の姿は優雅なのだが、この根茎が強くて周囲を圧倒する勢い。だからまるで「お化け屋敷」のような庭になっていた。この花は大阪勤務の時に花壇で育てたもの。それを新築予定の仙台の自宅まで持って来たのだが、少し間引く必要がありそうだ。 シコンノボタン(紫紺野牡丹)が今年は良く咲く。冬の間中、鉢ごと暖かい居間に置いたのが良かったのだろう。数年前あまりにも伸び過ぎた先端部を切ったが、脇芽が出て花の数が増えたのだろう。 今年はハイビスカスも良く咲く。この花を初めて知ったのが沖縄。沖縄ではお墓の周辺に植えることが多い。別名を仏桑花と書くように、クワ科の仲間。花は一日花で、その日のうちに萎んで翌日根元に落ちる。園芸種は色も姿も変わり種が多く、台湾でも色んなハイビスカスを見た。 ピンクのバラがようやく咲いた。咲いたのは嬉しいのだが、以前に比べて花がかなり小さくなった。今回の庭仕事で観察したところ、枯れた枝がかなりあった。私の剪定が悪かったのか、蔓性の雑草に栄養分を摂られたのか。園芸用の肥料を上げた方が良いようだ。きっと他の色のバラも同様だと思う。 今、敷地のあちこちでこのユリが咲いている。多分タカサゴユリ(高砂百合」だと思うが、自信はない。2年ほど前に面白がって薄い「ペラペラ」の種を、方々に蒔いたのだ。それが発芽して、全部育った。中には畑の一角を陣取ってるのまである。可哀想なので支柱を施し、その周囲は耕さないようにしている。掘れば百合根の丸い球根が出て来るはず。食用になるが、無論食べる積りはない。 白いガザニアは植木鉢に植えて、外の郵便受けの下に置いてある。それがなかなか丈夫で、明るい黄色の花は、既に弱って枯れた。他に咲いてるのはギボウシ。実が大きくなり始めたのが、コムラサキと南天。そのうちシュウカイドウ、ミヤコワスレなども咲き出すはず。かなり後には小菊も。 実は昨日もまた畑仕事と庭仕事をした。やるべき時にやって置かないと後が面倒なのだ。庭、畑、家の周囲の雑草は一応取ったが、直ぐにまた生えるはず。それが雑草の性質。畑も不要な苗は始末し、畝を耕した。上の写真の一番右側の畝は「雲南百薬」。その隣はトマト8本と、その奥にミニトマトが1株。まだ収穫出来るためそのままにし、剪定や追肥をしている。 その左側の2つの畝は10月末にタマネギの苗を植える予定地。奥の塀際の畝も開いているが、間もなく秋冬野菜の苗を植える予定地。一番左側の土の色が濃い畝は、昨日支柱を立てた。 先ず支柱を立てて固定してから、モロッコインゲンの種を蒔いた。最初に蒔くと、どこに蒔いたか分からなくなるためだ。もし首尾良く発芽したら、必ず支柱が必要になるため無駄にはならない。理由は「蔓性」のため。ただし、仙台の今後の気候で果たして収穫まで漕ぎ付けるかどうかが問題。そんな「実験」も楽しみのうち。首尾が良ければ喜び、たとえ失敗しても経験として生きる。 今回畝を耕した際に、土の中から出て来たのがこれ。収穫が今年は7月にずれ込み、つい慌てて全部確認しなかったようだ。その頃には地上の茎は腐ってしまうため、種芋を植えた場所が分からなくなってしまうのが原因。だが面白い。南の畑のミニトマトは、去年の「こぼれ種」が勝手に発芽したもので、東の畑のトマトは摘んだ脇芽を「挿し芽」したのが育ったもの。そんな「遊び」を楽しんでいる私。 今年は40本以上収穫出来たゴーヤに感謝し、ゴーヤの花を載せよう。去年は貧弱なのがたった3本だけ。相当の不作と言うか、失敗作。自然が相手の家庭菜園は何が起きるか分からない。それもまた喜びのうち。シソは種が出来るまで抜かないで放置。実った種を畑に蒔くと、また来年そこから発芽する。そんな繰り返しで、わが家のシソは10年以上も命を繋いでいる。また畑の話が続いてしまい、好きでない方には、どうもゴメンなさいね。
2021.08.23
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~猛烈に働いた日~ 8月21日(土)は朝5時に目覚め、着替えてそのまま庭へ。この日はやることがたくさんあった。朝食も摂らず、黙々と仕事をこなした。上はその時使った道具類。ゴーヤの苗3本を始末し、ネットと支柱の除去。これだけで1時間近くかかった。先日収穫したばかりなので、出て来たのはごく小さなゴーヤ3本。それも捨てずに台所行き。 次に梅の木の剪定作業。これには2時間以上かかった。太い枝は鋸で、まあまあのは枝切ばさみで、細いのは鎌でと細かく処理。剪定前の写真は撮らなかったが、バッサリ伐ったことが一目瞭然のはず。実は切った枝の処理にも結構手間がかかる。サイズと切った枝の形を統一して、ビニールひもで縛る。ついでに付近のバラ、ボケ、ツツジの延びた枝も剪定。厄介なのがこの後出て来る。 ユズには鋭いトゲがある。(左)直接触ったら怪我をするのは、毎年経験済み。そこで今年は右のような棒の先に「熊手)を付けた「枝引っ張り棒」を作った。新しい枝は梢の上に出るため、普通では届かず例年苦労の連続。それも庭の角地に植えてあるため、脚立も入らないのだ。でも今年は「飛び道具」のお陰で楽に枝が伐れた。 作戦2は棘の付いた枝をそのまま縛らずに、面倒でも1本ずつ枝のトゲを剪定鋏で切った。左が切った後のトゲ。知らずに踏むと、シューズをグサリと貫き足が大けが。手に刺されば指が大けが。毎年苦労の種だったユズの剪定。そして右はティッシュの空き箱。これに切ったトゲを入れ、穴にフタをしてから、ゴミ袋に入れる。そうしないと自分も、ゴミ収集の人も危険。我ながら実に名案。「急がば回れ」 作戦その3は、腰かけて作業すること。枝の剪定や、ネットや支柱の除去作業は立ったり屈んだりしての作業だが、草抜きやユズのトゲ切作業は、座った方が長時間楽に作業が出来る。そう思ってマットの上に、お風呂の椅子を置いて座った。こんなことでも疲労度が全く異なる。やはり楽だと助かるよね。 昼食は手短に、ゴーヤ大盛り冷やし中華。この時初めてTVを点けて、ニュースと高校野球をちらっと見た。汗をかいたシャツは着替え、昼食後は再び庭に出る。 左は剪定した枝を縛ったもの。80cm以内にまとめれば、ゴミ袋に入れずそのまま出せる。全部で8束になった。次の「燃えるゴミ」の日に、近くの集積所まで運ぶ予定。右側は裏庭のゴミ集積所。ここには剪定した枝の小さなものや、野菜の苗などを積んでいる。1年もすれば立派な腐葉土に変わる。この「山」に料理で出た油が浮いた水や、汚れた水をかける。下水も詰まらないし一挙両得だ。この日抜いたゴーヤの苗や蔓も積んだ。今後処分予定のトマトの苗もここに来る。 この日剪定した梅の枝には「アメリカシロヒトリ」(有害な蛾の幼虫の巣)があった。またユズの伸びた枝には「アブラムシ」がたくさん付いていた。バラなどの若い葉を好んで食べる害虫だ。やはり早めに剪定して正解だったようだ。危ない危ない。 1) 2) 3) 4) 夕方からキッチンに立ち、2時間ほど料理に没頭。1)は定番のゴーヤチャンプルーで、ゴーヤのほかに豚肉、ベーコン、水抜きした木綿豆腐、溶き卵が入っている。塩コショウとユズポン少々。2)は野菜の塩もみで、ゴーヤ、タマネギ、キュウリが入っている。3)はカボチャの煮物。調味料は醤油、出汁醤油、味醂。弱火でゆっくりと煮る。4)は醤油タレに漬けた見切り品カツオを焼いたもの。 遅めの夕食。焼き魚の代わりに刺身。納豆、作ったばかりの料理、沢庵、自家製梅干し、ゴーヤの佃煮など、野菜たっぷり。薄い焼酎1杯。この後、夕方の服薬。夕食中にTVでニュース。その後謎の諏訪地方がテーマだった「ブラタモリ」を久しぶりに観た。私にはとても良い勉強になり、趣味の歴史を解くヒントを得た。その後新聞に目を通し、9時半から翌日用のブログ執筆。時間がないため連載物は無理で、この日やったことを書いた。 先日来茶化して「苦瓜病」などとブログに書いていたが、内心はゴーヤの栄養価についてとても関心があった。そこでネットで調べてみると、トンデモナイゴーヤの「実力」が判明した。 <ゴーヤ100g中の成分> 〇カリウム(体のむくみや高血圧を予防する効果)260mg 〇葉酸(貧血を防ぐ効果)72マイクロg 〇ビタミンC(倦怠感や疲労感の除去に効果)76mg(野菜のなかでも多い方) 〇カルシウム(骨を強化する効果など)260mg 〇モモルデシン(ゴーヤの苦みの成分)食欲増進の効果絶大。 〇エネルギー 15kcal 〇食物繊維がたくさん (便秘への効果絶大)。 まあそんな次第で、ゴーヤは厳しい夏を乗り切るためにはとても重宝な野菜であることが分かったのじゃ。だから苦いから嫌とか言わないで、ドンドンゴーヤを食べなはれや。爺は先日来の疲労がすっかりどこかへ行ってしもうた。これもせっせとゴーヤを食べたせいと、今頃気づいたんじゃ。幸いこの夏はゴーヤの大豊作。まだもう少し冷蔵庫にあるでのう。ふぉっふぉっふぉ。ではまた明日。
2021.08.22
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~土と遊ぶ~ 暇に任せて敷地内の草取りをしている。このところの気温上昇で、雑草の伸び方が早くなったからだ。先日などは夏日一歩手前まで行った。雑草が喜ぶはずだ。まだ抜きやすい時に処理しないと、後で苦しむことになる。そして家庭菜園は、連休ごろから夏野菜の苗を植える必要がある。だから草取りは、その前準備でもある。ネットから「それらしい」写真を借りて、庭と畑の近況をお見せしたい。 庭のモミジが美しい。若葉が一斉に芽生えて、まるで緑の大きな傘を広げたみたい。木自体は1mにも満たない高さだが、植えてから15年ほど経って、とても存在感がある。 バラの赤い新芽(右)も美しくて好きだが、オオテマリの緑の蕾(左)も可愛い、これが日増しに大きく、かつ真っ白な花と化す様子は見事。例年毛虫に食われるのだが、今年はまだその気配はない。モッコウバラの新芽が一斉に芽吹いて壮観。ネットに相応しい写真がなかったのが残念。 ツツジは赤とピンクが相次いで咲き始めた。モミジの清冽な緑と対比して、春らしい柔らかいグラデーションを織りなしている。白のツツジはまだ。モッコウバラとどちらが先に咲くか。 次に畑の現状だが、ジャガイモとタマネギの様子は前回載せた。裏の畑のシュンギク(左)が発芽した。残り物の種のうえ、日当たりが良くない悪条件だが、それでも元気。右は冬の間土を被せていた雲南百薬の新芽。最初の苗を植えてから、何とか冬越しさせて10年目ほどになるだろうか。間もなく支柱が必要になるだろう。ジャガイモは24個のうちの1個が遅霜で新芽がやられた。それでも地中ではまだ生き続けて、再び芽を出すはず。ジャガイモは寒冷に強い作物だ。 2本ずつ植えたキャベツ、カリフラワー、ブロッコリーがいずれも順調に成長している。代表としてブロッコリーの写真を載せた。そのうち蝶々が卵を産み付けにやって来るかも。 草花ではツリガネスイセン(釣鐘水仙=左)が満開。木の花ではセイヨウシャクナゲ(西洋石楠花=右)が真っ盛り。梅の実の成長ははこれから。ボケ(木瓜)も椿もやがて艶やかな実を付けるだろう。 外に出している植木鉢のパンジー(左)とガザニア(右)も元気良い。冬の間室内に取り込んでいた植木鉢を外へ出すのも間もなくと思うのだが、寒さに弱いため遅霜に遭わないよう注意せねば。 さて、われらがマー君。昨日の対西武戦で本拠地で初登板し、見事6回1失点で今季初勝利。併せて日本国内で通算100勝目を挙げました。歴代2番目の速さでの100勝達成とのことですが、マー君は8年間日本を留守にしていたのと、国内の勝利は全て楽天で挙げたことを思うと、その偉大さが分かると思います。優勝した年の24勝0敗の勢いと剛腕はありませんが、力をセーブしたクレバーな投球が見事でしたね。「通算100勝」には球場のファンも喜びに溢れていました。
2021.04.25
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~わが日常些事~ 仙台にも今年最初の黄砂が記録されたと、仙台気象台からの発表。まださほどの量ではないが、用心して走りには行かなかった。花粉症の人は用心が必要で、より細かくて鋭い黄砂の粒が、花粉を破壊して肺の内部まで侵入する恐れがあるとのこと。これは予約機能を使って前日に書いてるため、明日3月31日には果たしてどんな状態になるのか。全国的な黄砂で、酷い所では結構な量が降ったみたいだが。 黄砂は偏西風に乗って大陸からやって来る。発生する場所は2つの砂漠。日本に近いのがゴビ砂漠で、地図の黄色の場所。モンゴルと中国の内蒙古自治区に跨っている。英語でGOBIと記載されているが、その西側にある薄クリーム色の砂漠がタクラマカン砂漠(右)で、これは中国の新疆ウイグル自治区に所属。目下国家的なジェノサイドとして世界から中国が非難されている地区。ここは石油、天然ガス、石炭などの鉱物資源が豊富で、中国の強硬姿勢はそれを奪取するのが目的に猛烈な中国化を推進中だ。 スエズ運河で座礁した日本国籍の大型コンテナ船だが、当初「砂嵐」のための座礁と主張していた日本側に対して、エジプトの運河庁は責任は全て日本側にあると強硬のようだ。運河の通航料は1日15億円の損失。それに待ちぼうけを食らった各国の船442隻が被った経済的損失を加えたら、賠償額はどれくらいに上るのか。下りる保険金も膨大だが、損失はきっとその数倍には達するのだろう。 豊後梅 私は夜間の突風で散った梅の花びらや、植木の葉っぱを掃いた。そのままだとお向かいさんに迷惑がかかるからだ。その後引き続き庭と畑の雑草を抜く。雨上がりのため簡単に抜けるが、ヨモギの根は案外しぶとく地中にまだ根が残り、何日か経てばまた葉が茂る。しぶとい雑草は、ヨモギのほか、スギナ(ツクシ)やドクダミも同様な厄介者で、これからの時期は草取りが私の重要な仕事となる。 スミレかと思ったのはツルニチニチソウ(蔓日々草=左)だった。西の通路には大きめの株があるが、いつの間にか庭にも定着していた。オレンジ色のとても小さな花はフユシラズ(右)。名前の通り冬の間も寒さに耐えて咲いている元気者だが、春になるとさらに勢いが増す。 ハナニラ(左)は庭のあちこちで群落を作り、清楚な姿が美しい。白い花や少し青みがかった花と実に微妙な色合い。葉の形がニラに似ていることからの命名だろうが、本物のニラもこのところの気温上昇で茎が延びて、そのうち食べられるようになる。ボケ(右)が咲き始めた。朱鷺色(ときいろ)のとても上品な色合いで、これは山形の職場の一枝を切って、挿し木したのが成長したものだ。 ラッパスイセンの茎がしっかりと伸びて、その先端にラッパ(喇叭)のような花を咲かせている。白の花と黄色の花のどちらも優雅な姿。東北の春は庭の花々が一斉に咲き始めるため、とても賑やかだ。冬の間は枯葉色だったのが、今は魔法のように様々な色が輝いている。 庭の植木にも芽が出始めた。上はアジサイ(紫陽花)の新芽。モミジにも小さい芽が芽吹き始めたし、バラの深紅の新芽が美しい。モッコウバラもやがて一斉に若葉を出すだろう。満開のヤブツバキが散り始めた。 さて、わが東北楽天はZOZOマリンスタジアム(右)でロッテとの今季初対決。日ハムとの第1クルーは2勝1敗で勝ち越したが、大卒ドラ1の早川投手の活躍に目を見張った。ロッテ戦の緒戦のは大学の後輩岸投手(左)が先発。結果は8安打の完封試合第1号となった。浅村1号(ソロ)、茂木1号(3ラン)も出て、試合時間が物凄く短かったようだ。これで3勝1敗と好スタート。先ずはメデタイ。
2021.03.31
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~庭仕事を楽しむ~ 疲労困憊につき、急遽テーマを身近なものに代えました。疲れの原因は10日間ほどぶっ通しで働いた庭仕事です。草取り、庭木の剪定、畑の整備を連日3、4時間ほどやってました。もう一つの原因は、ブログです。シリーズの執筆に熱中し、事前調査を含めてこれも1日4時間くらいかかっていました。その結果疲労から血圧が上がっての頭痛もあり、まあ苦しみの連続でした。その戦いの跡です。 南の畑 頑張った甲斐があって、庭も畑も見違えるようにきれいになってスッキリ。右端の雲南百薬を始末したら、後はタマネギの苗を植えるだけです。ここではキャベツ、ブロッコリー、白菜、大根が順調に育っています。白菜は間引きしたのを移植したところ、それも立派に育っているのが嬉しいです。夏以来4~500本くらいを収穫した「万願寺唐辛子」の苗を抜きました。冷蔵庫にあるので、昨日も料理しました。 東の畑 こちらも順調に育っています。東の通路は小石だらけで雑草を抜くのが大変。それで除草剤を撒きました。その後に雨が降ったため効果が落ちるかも知れません。野菜が育つにつれて、蝶々が飛来します。油断すると卵を産み付けるので、時々虫よけのスプレーを噴霧しています。今回は50リットル用2個分の雑草をごみとして捨てました。それは種があるもの。種のないものは抜いて裏庭に積んであります。 頬から血を流している疲れた顔の私です。剪定鋏でユズの枝を伐ってる時に、落ちて来た枝が顔を直撃。ユズの棘はとても鋭くて、長さは7cmほどもあります。間違えば大けがをします。目に刺さらなかったのが不幸中の幸い。瞼も貫くし、間違って踏めばシューズの底から貫通します。そんな危険な枝を30本ほど伐りました。右は伐った枝に付いてたユズの実。これも有効に活用しました。 庭仕事にも遊びが入ります。左は夏に落ちたミニトマトの種が発芽して成長したのを、植木鉢に移植してみました。寒くなるのでどこまで育つか分かりませんが、部屋で冬越しさせてみようかと。右はヴィオラ。これは冬用です。秋用にはケイトウの花を植え、共に郵便受けの下に置いています。 左のガクアジサイは梅雨の頃に切って挿し木しておいたものです。右は山椒(サンショウ)の木です。こちらはきっと鳥の糞に混じっていたのでしょう。今回の作業中に見つけたので、それぞれ別の場所に定植しました。これも遊び心からです。怪我をしたり、蚊に刺されたりと、辛いだけの仕事じゃつまらないですからね。 庭仕事の期間中にキンモクセイが満開になりました。近づくととても良い香りがします。これも激務を慰めてくれます。雑草退治の邪魔になるため、シュウメイギクは全部伐りました。梅、椿、木槿、モッコウバラも思い切って剪定。お陰でスッキリしたのは良いのですが、右手中指の第2関節がかなり腫れあがりました。鎌だとそこに力がかかるのです。氷嚢、エアサロンパス、バンテリンなどで治療。 雲南百薬の花 作業中は指2本をまとめてテーピングして補強していました、でもそのままだとパソコンのキーは打てないため、テープを外します。腫れて痛む指を庇いながらのブログ準備にも苦しみました。学術的な内容のため論理構成が気になります。疲れ切った体と、注意散漫な頭での連載物は激務でした。動かない指。回らない頭。肩や首の凝り。緊張から来るストレスと血圧の上昇。そして不眠の連鎖。 見納めのシュウメイギク そん体調でよくも9回分を書けたと思います。今日は力尽きて、書きやすいテーマに切り替えました。明日もさてどうなりますか。でもとても満足な私です。どんなに辛くても私にとってブログは命そのもの。だって生きている証ですから。ブログも人生も一日一日の積み重ね。わがブログを訪れて下さる読者の皆さん、どうもありがとうございます。そんなあなたが、大きな支えです。ではまた明日。
2020.10.10
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~すだく虫の音~ ヤブラン(龍のヒゲ)日中はあれほど猛暑にも関わらず、さすがに朝と夜は冷え込むのか庭から虫の音が聞こえて来る。「秋来ぬと目にはさやかに見えねども 風の音にぞ驚かれぬる」。ある朝私は布団を2階に上げ、タオルケットと枕も二階へ持って上がった。それから長袖シャツに「冷却スプレー」を振りかける。いわゆる「エアーサロンパス」。ランナーだった私の必需品だった。そして靴下とトレパンを履き、首には濡れタオル。 ワレモコウ’(吾亦紅) 草刈時にはサロンパスを貼ると良いと教えてくれたのは走友のKさん。だが私は炎症を起こしてない時にそれを貼ると肌が発赤する。その成分に弱いのだ。それで長袖の上から噴射した。その日は残っていた家の裏側の草取り。念のため「蚊取り線香」も点けたが、全く蚊に食われなかった。やはり強い匂いに弱いのだろう。おまけに汗もいつもほどでなく、作業後気持ち良く水風呂を浴びた。 ゴミ袋 これが今回の作業の成果。55リットル用ゴミ袋がほぼ満杯。燃えるゴミの日は火曜と金曜なので、これに一般ゴミも入れて出す。さてこれに入れたのは「種」が実った雑草だけで、種のないものはそのまま裏庭に積んだ。再度発芽の心配がないためだ。草取りは後1回。その後は草木の剪定作業かな。草刈の後は、植えた苗や種を蒔いて発芽した苗、植木鉢への水やり。 左がキャベツで右がブロッコリーだけど、見分けがつくかな? 左が大根で、右が聖護院大根。聖護院はカブの仲間で形は大きいですよ。 そしてこちらは白菜。これから蝶々が卵を産み付けに来るので大変です。どれもみな子孫を残すのに必死ですからねえ。 万願寺唐辛子の実が真っ赤に色づいていますが、こんな色をしてても、全く辛くありません。甘い品種のシシトウは京都の伝統野菜で、とても栄養があって美味しいですよ。赤くなるのはきっと「先祖返り」なのでしょうね。 ツユクサ(露草)は可憐な雑草です。それでも取り忘れると種が出来て増えて行きます。キンミズヒキソウ、ワレモコウなども風情があるのですが、結構強い野草で放っておくと増え過ぎて大変なことになるんですよ。タンポポ、ハハコグサ、ドクダミ、ヨモギ、スギナ、オオバコ、そしてイネ科の雑草。それらと夏の暑い盛りに戦うのはきついです。死ぬまでがそんな日々なのでしょうね。きっと。<続く>
2020.09.11
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~時期は秋冬野菜の準備へと~ 8月の末から私は少々焦っていた。庭と畑の雑草が物凄いことになっていたからだ。原因は高温と多雨だが、熱中症の心配で草取りが出来なかったのも大きい。それに私は蚊に刺されやすく、それらが躊躇させる要素になっていた。だがこれ以上は待てない。そろそろ秋冬野菜の準備時期が迫っている。それにある店の「割引券」の使用期限が8月末までだった。これは何とかしなくちゃ。 連日にわたる早朝の草取り作業。その中で幾つかの発見もあった。その第1がミョウガ。8月の猛暑で葉が枯れかかっていたミョウガ。それが朝夕ホースでの水やりを続けたせいで、例年よりも多くのミョウガが収穫出来た。そして第2の発見がタカサゴユリの開花。この種を庭の各所へ蒔いたのは4年ほど前。ほんの遊び心からだった。ペラペラのまるで紙のように薄い種。まさかそれが発芽するとは。 それがどうだろう。日当たりの悪い場所や、雨が当たらない堅い粘土の軒下でも育ち、コロナ禍で沈む今年、庭のあちこちで開花してくれた。夏の朝のジョギングで、今年は山百合を見ずに終わった。それだけに嬉しさが募る。カサブランカの華やかさに比べたら何の飾りっ気もない清楚なタカサゴユリ。良いではないか。単純明快で。独り暮らしの私を慰めるために咲いてくれたかのような気高いその姿。 発見のその3はこのカボチャ。ある朝、梅の木のてっぺんまで伸びたカボチャの蔓を鎌で切り、下へ引きずり落としたらズシリとした手ごたえ。これは変だ。どうしたのかと思ったら何とこれが付いて来た。まだ若い実。完熟までにはまだ間がありそうだ。モミジの樹に伸びた蔓は私が受粉させたので知っていた。それをビニールひもで樹にしばって楽しみにしていた。だが、梅の木の方はきっとミツバチのお陰だろう。 4つ目はゴーヤ。雑草の始末と併せてナスの苗3本、モロッコインゲン、南の畑のキュウリ、そしてツルムラサキ、ヘチマの苗を処分した。その畝をスコップで掘り、石灰と発酵鶏糞を撒いて均した。そして何気なく残ったゴーヤの蔓を見ると、貧弱な実が3本生っていた。これは昨年食べたのの種を植えたもの。遊び心の積りだったが失敗したと諦めていた。それが始末する間際にようやく実を結んだのだ。 南の畑のナスとトマトは処分せずに残した。まだあと少しだけ収穫が望めそうだからだ。野菜が高い今はわが家の野菜も貴重な食糧だ。耕した畑に、残り物の大根の種を蒔いた。「発芽保証時期」を2年も過ぎているが多分発芽するはず。そして、1株66円で買ったブロッコリー10株とキャベツ3株も植え付けた。タイミング良くその日の夜に雨が降った。天気予報を観るのも大事なことだ。 園芸店から届いた「バースデープレゼント」のポイントもギリギリ間に合った。ちょうどその日は月末の割り引きデートも重なって、わざわざ出かけた甲斐があった。早速帰宅して白菜と聖護院大根の種を蒔いた。白菜はヘチマを抜いた後の畝に、そして聖護院大根は裏の畑の雑草を抜いた後に。これでひとまず当面の作業は済んだ。残りはトマトの畝にタマネギを植えるが、それは10月末で十分だ。 長雨に日照不足など天候不良で思わしくないわが家の夏野菜だったが、それなりの収穫はあった。そして梅雨の合間を見て作った今年の梅干しも完成して、既に食べ始めている。健康に感謝、野菜や花や植木たちの生命に感謝。時には辛さも感じる農作業と庭仕事だが、これからも出来るだけ長く楽しみたいと願っている。わが生命の許す限り。<続く>
2020.09.04
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<紫陽花と俳句> 今日のテーマは紫陽花。梅雨の時期に相応しい花だ。結構どこの庭にも見かける花でもある。きっとそれだけ日本人の心情に訴え、そのために園芸種として色々改良もされて来たのだと思う。上の3枚はごく近所の紫陽花で、徐々に色が着き出したころの撮影。そこから足を延ばして、幾つか違う花を狙ってみた。それらを以下に並べる。 アジサイは漢字だと紫陽花と書くのが一般的だが、俳句では「七変化」とか「四葩」(よひら)とも呼ばれる。「よひら」は3音、あじさいは4音、「しちへんげ」だと5音。作句時の状態に合わせて、3音から5音まであれば、自在に俳句が詠めることからの工夫なのだろうと勝手に思っている。なお旧仮名遣いでは「あじさゐ」と書くように記憶している。 紫陽花の原産地は日本。幕末に日本を訪れたシーボルトは博物学者としての興味から、日本の草花を標本として採取し、オランダに持ち帰った。当時の紫陽花は「山アジサイ」でガクアジサイの仲間。だがシーボルトが持ち帰ったのを品種改良したのが「西洋アジサイ」と聞く。シーボルトは日本人妻のお滝を偲んで学名を「otakusa」とした。お滝さんがそう表記されたのだ。 学名はラテン語で付けるのが生物学の約束事。学名の中に密かに日本人妻の名を潜ませたのは良いが、彼が故国に帰国し、結婚して生まれた長男と共に再び日本に来たのが明治。だがお滝は再婚しており、自分を捨てたシーボルトとは会わななかった由。なお彼との間に生まれた女児のイネは、日本人初の女医で産婦人科医となった。そのイネもレイプされて女児を産み、その子も女医となった。 俳句で用いる紫陽花の別名のうち「七変化」アジサイの花が土の成分によって七色に変化することからの命名。また「四葩」(よひら)は四方に対の状態で葉が付くことからの命名。シーボルトがヨーロッパに持ち帰って改良された西洋アジサイは、逆輸入されて主流になっているが、国内で改良された園芸種もある。シーボルトが日本と紫陽花を愛したお陰で、今日たくさんの種類を見られることに感謝したい。 鎌倉の長谷寺は紫陽花寺としても有名な古寺。その写真をネットから借用して俳句を詠んだ。 紫陽花を訪ぬる寺の日暮れかな 捨て鐘やあじさゐ寺の夕まぐれ 鐘の音の余韻聞きつつ四葩咲く 鎌倉や鐘は何処か七変化 *いずこ 鐘の音や雨も止む頃あじさゐ寺 紫陽花の参道昏き苔の雨 *くらき 紫陽花と浜辺を臨む寺ありぬ 長谷寺に紫陽花眠る日暮れかな 由緒ある寺の紫陽花日は暮れぬ 紫陽花を訪ねし人や古寺の雨 浜見ゆるあじさゐ寺の散策路 紫陽花の夢幾度や明月院 *いくたび 即興で13句ほど詠めた。長谷寺には行ったことがあるが、紫陽花の時期ではなかった。明月院は訪れてもいない。だが想像力だけでも句は詠める。それが良いかどうかは分らないが、イメージ力を高め、言葉を探すのは俳句には不可欠の作業。思いがけず幾つかの句が生まれたことを素直に喜びたい。人生と俳句の修行の場は、いたるところにある。ただ、それに気づくかどうかだ。さていよいよ今日から7月だ。<続く>
2020.07.01
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~「全員集合!!」~ いかがでしたか、皆さん。何の説明もしませんでしたが、ここは私が時々行く園芸店です。特売の野菜や野菜の苗を買うのですが、実はここにはたくさんの花が並んでいます。この園芸店は2か所に大型の温室を持っていて、花を生産しているのです。だから花が本来の仕事で、野菜の苗はついで。そして野菜は近所の農家が生産した物を預かっているだけなんですよ。今回はプロが育てたたくさんの花々を、少し大きめの写真も交えて楽しんでいただきました。 最後は花好きなお宅の玄関先の風景です。プロの園芸店にはない優しい雰囲気が漂っていますね。これはこれで非常に楽しいです。いかにも花が大好きで、花に癒されているのが分かります。さて、明日は何の花にしようかな。写真を載せられない6月28日のメンテは終わったけど。<続く>
2020.06.29
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<ブログは表現の実験室> 何の説明もしない。花の色も大きさも揃えず、名前すら書かない。そう言えば枚数すら数えなかった。それでも見れば花だと分かるし、どれもみな美しいとも感じるはずだ。これらの花は全て5月半ばから撮り貯めて来たものばかり。いつどう使おうと思いながら、わが日常些事ばかり書いてるうちに出番を失ったのだ。ここ数日、それらをどんな風に日の目を見せようかとばかり考えていた。 私は自分が良いと思って撮った写真は出来るだけ使い、何らかの舞台に上げてスポットライトを浴びさせてやりたい。このシリーズはそんな趣旨で始めた。読者の方々はご存知の花を探すのも良いし、彩の変化を楽しむのも良い。さて、私は時たまこんな実験をする。ブログこそ最大の表現の場と信じるからだ。わがブログの読者にも、そのことに気づいていただけたら嬉しい。<続く>
2020.06.27
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~掘り出し物を探しに~ その日は朝からこんな服装になったのだった。半袖シャツは100kmマラソンの参加賞。ハーフパンツは前日「父の日用」に買ったばかり。当然同系統色のシャツがあるのを意識していた。暑い夏は半袖シャツと半ズボンに限る。汗かきでとても暑がりの私には、これが望ましい出で立ちなのだ。そして自転車に乗って颯爽と出かけた。そして偶然だが、電動アシスト付き自転車も同じこの色。私は緑色が大好き。 向かったのは5km先の園芸店。だが花はざっと眺めただけで済ませ、私がじっくり探したのは安い苗と掘り出し物の野菜だった。なぜかと言えば、売れ残った野菜の苗を多分安く売ってると踏んだためで、その中にもしもゴーヤがあれば買おうと思っていたのだ。果たしてあるかどうか。キュウリやナスは簡単に見つかったが、探していたゴーヤがなかなか見つからない。 散々探した挙句、見つかりましたよこのヒョロヒョロしたのが。きっと相当長い間売れないでいたんだろうねえ。その間にすっかり蔓が伸び切った憐れな姿。おうおう、待っとれ待っとれ。俺が買ってやるからな。そう言って買い物かごに入れたのだった。でもそれも正直な気持ち。好きな物を買うと言うよりは、売れずに残っている苗を自分が救ってやろうと言う思いなのだ。 次に買い物かごに入れたのが3本の長ナス。これも売れ残っているうちに栄養不足になったのか、ヒョロヒョロだ。こんなのを買って植えても果たして花が咲くのか。花が咲かなければ実は生らない。まあこれも俺が救済してやろうと、馬鹿な想いに取りつかれたのだ。 次に選んだのがツルムラサキ。これは「売れ残り」ではなく新品。でも畑には同じように葉を摘んで食べ、ヌルヌルした食感の「雲南百薬」があるので、無理に買うこともないのだが、植える場所があれば植えて楽しもうと言う「遊び心」からのお買い上げ。 次に野菜のコーナーに。カリフラワーは見切り品。キュウリは「少々難あり」のお徳用。トマトだけは普通の良い品物。これらを持ってレジに出す。その時一緒に出したのがポイントカードと、3月の誕生月に届いた「ハガキ」。ハガキには3回分のプレゼントが印刷され、その日は2回目で200円の値引きだった。以上の品を全部合わせて600円でお釣りが来た。 半額だからゴーヤが75円でナスが1本39円とは激安。ツルムラサキ1本98円。大きなカリフラワーが100円。曲がりキュウリが7本で218円。トマトが1個98円。そして全体で200円引き。やっぱり遠出して正解だった。苗を植えるのは翌朝にし、夕方は買ったキュウリとキャベツで漬物を作った。「塩昆布」を混ぜて揉んだのだが、美味しく完成。実に安上がりな暮らしだ。ワハハ。
2020.06.26
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~わが家の家庭菜園奮闘記~ ある日の午前中、空からポツリポツリと降り出した。待望の雨だ。これは良い。大至急畑仕事をしよう。私は大喜びで庭へ出た。先ずは南の畑のタマネギを全部抜こう。そして少しでも長く干して乾燥させよう。そうすれば結構長持ちし、上手く行けば年末まで買わずに済むはず。まだ茎が枯れてはいないが、このまま梅雨に入ると乾燥させる時間がなくなる。ここらがそのリミットと見たのだ。 こんな見事な大玉の新玉ネギが70個も獲れたろうか。中にはトウが立って堅くなったのもあったが、それも無駄にせず食べる積り。早速硬化プラスチックの箱に入れて、台所の裏に干した。そこがわが家では風通しが良くかつ雨が当たらない唯一の場所。お日様が当たる場所も駄目。色が緑色になって味が辛く変化するからだ。 上左が今回切って捨てたタマネギの茎。若いうちに切って「ぬた」にして食べてみたが、味と食感が今一だった。食べられないことはないが、美味しい物でもなかった。上右は今回の作業で土の中から出て来たちびのジャガイモなど。そのまま放置すると来年芽が出て面倒なので、洗って食べる積り。自分が育てた野菜の命を無駄にしないのも、「農業者」の務めだと思っている。 <ナスの花(左)と雲南百薬の葉(右)> タマネギの畝を掘り返して発酵鶏糞などをすき込み、東の畑からナスの苗3本と、余ったキュウリの苗4本を移植。さらにゴーヤとヘチマのためのネットを張り、それをキュウリを移植した部分まで伸ばし、支柱を立てて補強した。出来るだけ日当たりの良い南の畑を有効活用するためと、秋冬野菜のためのスペースを確保するためでもある。雲南百薬の葉がそろそろ食べられるほどの大きさに育って来た。 オオキンケイギク 花壇に見慣れない花が咲いた。植えた覚えが全くない。そこで「キバナコスモスに似た花」でネット検索した。その結果、名前はオオキンケイギクで「特定外来植物」のようだ。有害かつ増えるため見つけたら種が実る前に抜くようにとあった。早速抜いてゴミ袋へ。しかしどこから飛んで来たのかが謎だ。春先に花壇を整備した際、種がほど良い位置に埋まったのだろう。まさに生命は不思議だ。
2020.06.17
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<🌸話題の乏しさをバラで胡麻化す> 相変わらず重苦しい日々と重苦しい話題が続いている。私はそれでも耐えられるのだが、果たして読者はどうだろう。そこで今が盛りのわが家のバラを載せようと思う。ところが喜び過ぎて、初っ端からボケボケの写真になった。カメラは良いのだが、私の腕がねえ。どうぞお許しあれ。 黄色のミニバラも可愛い。なおバックの葉は、まだ青いモミジでバラの葉ではない。 これもミニバラのはずなのに、結構大きく育って花も八重になった。色んなことが起きるものだ。 こっちもミニバラだったかな。ピンクのバラにも色んな種類があってねえ。 私はほとんどバラの世話はしない。たまに剪定する程度だが、アブラムシが付かないのが嬉しい。 少し色が違うと思うのは種類か、それとも花の咲き具合か、撮影時間の問題か。 これは柵の傍で咲いているもの。あまりにも茂り過ぎたために先っぽを剪定したら、ガレージから見え難くなって、ガレージの屋根の方に伸びている。あれま。 これも同じ種類だけど、植えてある場所が違うのよ。こんな風にたくさんのバラが咲いてるのは良いんだけど、朝の掃き掃除が結構大変でね。 やっぱり代わり映えしなかったか。ゴメンゴメン。m(__)m これは最初クリーム色だったはずなんだけど。 深紅のバラも案外きれいだよね。でもこれがもう散り始めている。 乳白色のバラも良いよね。牛乳石鹸みたいで。 少し濃く見えるのは、お日様が当たる角度のせいだと思うんだ。これは庭の内側から。 ほらね、やっぱり違うでしょ。これは庭の外側からの撮影。 弟から電話が来て、少しだけ話した。それで驚いたのは、彼と全く同じことを考えて準備していたこと。それだけでも嬉しいのに、ちゃんと私のブログを読んでくれ、感想を話してくれること。弟は秀才だが、凡才の私とも話は通じる。つまり彼は私と違って常識人でもある。 その彼が意外なことをつぶやいた。それにはビックリ。まあここには書けないことだが、なるほどそんなものかと思った。彼はジャーナリストだったせいで、私とは違った角度から物事を観られる。でも彼が言わんとしたことは私も感じていたことで、十分気を付けようと思った。 その夜のこと、洗濯をしようとしたが設定を確かめるため眼鏡をかけようとしたが見つからない。ひょっとして間違って洗濯機に入れてしまったか。そう考えて洗濯機に入れた洗濯物を全部出した。だが見つからない。眼鏡を探すためにも眼鏡が必要。居間、台所、洗面所に浴室。あれまあ、どこへ行ったのか。 散々探したが見つからず、もう一度洗濯機から洗濯物を出した。ああ無情。もしもと思って薄暗い階段を手探りで探すと、眼鏡のような感触。どうやら用心して、安全な場所に置いたようだ。ようやく設定し直して洗濯開始。失敗の原因は風呂の残り湯がなかったから。最近はこんなことが増えた。もう一つ眼鏡を作りたいが、贅沢は許されない。さてとんだバラ尽くしになったが、読者諸氏どうぞお許しあれ。
2020.06.04
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~独り暮らしの徒然に~ 最上段左からキュウリ、ジャガイモ、ナス 第2段左からミョウガ、シソ、万願寺唐辛子、タマネギ 第3段左から雲南百薬、トマト、インゲン 下段左から南の畑、東の畑 狭い庭の一部を開墾して畑にし、野菜を育てている。5月下旬のある朝、キュウリの苗を間引きし、ネットを張った。残した苗は6本。1人暮らしならこれでも十分。ただし野菜は獲れ始めると次々に生るため、食べるのに忙しい。数が多いトマトやミニトマトは近所の方に差し上げる。ジャガイモとタマネギは来月が収穫時期。獲れるのは嬉しいのだが、陰干しにする「場所がないのが難点。 6部屋もある広い家に1人住まいなので、掃除の回数は少なく、大抵はレンタルの化学モップでゴミを吸着させ、掃除機をかけるのは居間のみと言う手抜き具合。家の中ではマスクもしない。時々山鳩やウグイス、スズメの声が聞こえて来る閑静さ。 庭も目の保養になって楽しいのだが、雑草が生えるのには閉口する。何せ家の四方が全部土。転勤のため土地を購入してから30年以上放置していたら荒れ野になっていた。そこを開墾して庭と畑にしたのだが、周囲の空き地から雑草の種が飛んで来る。そしてたまには自分で植えた記憶の無い木が生えることもある。鳥の糞に混じっていた種から発芽した木だ。そして思い起こせば、残念ながら枯れた樹も多い。 今咲いてる花はこんなもの。モッコウバラは雨に打たれてみすぼらしくなったため、箒で花びらを全て落とした。バケツで3杯分ほどの量。風に吹かれて飛ぶと近所迷惑なので、風の無い日に落として掃除した次第。 カタバミ、ハハコグサ、ヒメジョオンは雑草。ポピーとピンクの花はこぼれ種から生えて来る、野良。こんな状態なので、雨が降り気温が上がるこれからの季節は絶えず草取りが欠かせなくなる。汗をかけば、直ぐに蚊が飛んで来るので厄介だ。まあそれを老後の仕事として、出来るだけ頑張ろうと思っている。いよいよ明日から6月だ。
2020.05.31
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~花の名前~ 初めに昨日の補足から書き始めよう。山吹の話を書いていて、黄色だけでなく白い花の山吹が近所に咲いていることを思い出してカメラを持って早速出かけた。ところが既に花が散っていた。仕方なくネットで写真を借用した次第。こんなことが簡単に出来るのが今の世。便利になったものだ。 「ところでたまには山吹色のものが見たいのう。越後屋」。「お代官様、山吹など珍しくはありませんぞ。では珍しいものをお持ちしましょう」。「なんだこれは」。白い山吹でございますよ、お代官様」。「お前も気がきかん男よのう、越後屋」。「へへ~っ、白い金で白金と言うのもございますぞ」。 「薬」の字が入っているくらいだから芍薬には薬効があるかも」と書いたが、その後ネットで調べて、意外なことが判明した。立てば芍薬は単なる褒め言葉ではなく、シャクヤクには女性ホルモンを活発にする効果があるそうだ。したがって肌は滑らかになり、より女性らしくしとやかになる由。これは参った驚いた。もちろん漢方にも用いられている由。 ある家の塀際に咲いてる花を観て、これはひょっとしてジャスミンじゃないのかと思って近づき、花の香りを嗅いだ。まさに芳香。帰宅後ネットで調べたらジャスミンに間違いなかった。漢字で書くと茉莉花(まつりか)。 ジャスミンの花は白いのが普通らしいが、ジャスミンにも色んな酢類があるのだとか。結局私が知らないだけの話。それはそうだ。人類に愛される花は次々に手を加えられ、様々な園芸種が誕生する。 花の名前をすぐに忘れる私だが、この花がクレマチスであることは知っている。同じ班のKさんがバス停前の花壇に植えた優しい色のクレマチス。 クレマチスがテッセンを改良した品種であることや、テッセンの蔓が鉄線に似ていることからの命名であることも知っていた、だが上の花の正式名はテッセンクレマチス。こうなると訳が分からない。チコちゃんにでも尋ねてみるか。 そしてトケイソウ(時計草)もクレマチスの仲間。名前の由来は花の真ん中を見れば分かると思う。ちゃんと何本かの「針」があるでしょ。まあこんなに針が多くても困るけど。 ヒメツルソバは明治時代に外国から導入された多年草でタデ科イヌタデ属の多年草。地面に張り付くようにして増えるため、グランドカバーとして用いられることが多い由、因みに名前は花も葉もソバに似ていることからで、白花の同種は単に「ツルソバ」と言い、ピンク色だから「姫」が付いた。 少し前に撮った近所のサクランボの花がどうなったかを観に行ったら、たった1個だけだがサクランボの実が生っているのを発見。このお宅では植木鉢で育てているが、このまま行けば1か月後には真っ赤な実が見られるはずだ。まあ鳥に食べられないことを祈る。野鳥は美味しい物を良く知ってるからね。 花の形からして園芸種の西洋サクラソウの仲間だと思うが、名前は知らない。 これも名前を知らない。野草のキツネノカミソリに似た割けた花弁だが、花の時期が異なるし、これは園芸種だと思う。こんな風に他所のお宅の庭の花を散歩がてらに撮影してブログに載せる。それもろくな説明もないままに。まあ何でも楽しめればそれで良い。それに元手いらずだ。かくして5回シリーズが無事に終わった。やれやれ
2020.05.19
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~ 花と譬え(たとえ)~ 立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花 昔からわが国には、女性を譬えるのに、そんな表現がある。つまり女性に「しとやかさ」を求めたのだ。芍薬と言うくらいだから、シャクヤクには何かの薬効でもあるのだろう。そう言えばまだ江戸時代の頃、藩の薬園には芍薬も植えられていたはずだ。しとやかさだけでなく薬にもなるとは重宝な植物だ。 花の色と咲いている時期から、遠目にもヤマブキ(山吹)だと分かった。だが近づいて見ると花は八重だった。恐らく自然種ではなく、改良して園芸種にしたのだと思う。 七重八重花は咲けども山吹の実の一つだになきぞ悲しき 北条早雲の家臣で初期の江戸城主だった太田道灌が武蔵国の片田舎を訪ねた際、急に雨に遭って農家に立ち寄り「蓑」(みの=わらで出来た雨合羽)を借りたいと願い出た時、娘が黙って山吹の一枝を差し出したと言う話が有名。 山吹には種が出来ないことから「実の一つだに」を「たった一つの蓑でさえもわが家にはございません」と恥じたが、道灌は意味が分からず田舎の娘すら知ってる古歌を知らなった自分を恥じたとされる有名な「故事」だが、武人にして教養人であった道灌が知らないはずがない。むしろ道灌は、農家が蓑すら持てないほど貧乏なのは、領主である自分のせいだと恥じたのだと思うがどうだろう。 小母ちゃんは花の名を聞いた私に、仙台弁で「いっぱつ」=イチハツと答えたが、アヤメ科の植物も識別は難しい。私にはジャーマンアイリスのように思えたのだが、実際はどうなのだろう。そう言えばこんな比喩もあった。 いづれ菖蒲(あやめ)か杜若(かきつばた)。 美人の形容だ。また杜若には か 唐衣 からごろも き 着つつ慣れにし つ 妻しあれば は はるばる来ぬる た 旅をしぞ思ふ 在原業平が詠んだ 杜若着つつ慣れにし妻しあれば はるばる来にし旅をしぞ思ふ (古今和歌集)がある。これは「伊勢物語」に出て来る逸話だが、東下りの途中三河国八橋(やつはし 現在の愛知県知立市八橋)まで来た時、杜若を観て都に残した妻を思い出して詠んだとされるが、彼は平城天皇の孫に当たり蔵人頭、右近権中将、美濃権守で、実際は都を離れたことはないとされる。<続く>
2020.05.18
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~農家の庭にお邪魔して(1)~ ある朝の散歩中、農家の庭に紫色の花が咲いているのを見つけた。んんん。あれはジャーマンアイリスだろうか。撮りたいなあ。でも勝手に入るのもはばかられた。畑に小母ちゃんがいたので聞いた。「花の写真を撮らせてもらって良いですか」。「ああ良いですよ」。小母ちゃんから返事があった。それで私は花に近づいた。庭と言っても畑の延長みたいなもの。近づくと、ちゃんと花壇になっていた。 ピンクのハナミズキ マンション横の花壇のハナミズキ。このマンションも小母ちゃんの家が建てたのだろう。この辺一帯が小母ちゃんの家の敷地で、広い道路を挟んだ向こう側の元はイチジクが生えていた畑も小母ちゃんとこの土地だった。そこは今4軒の家が建っている。そしてネギ畑の横のお家も、元は畑。恐らく娘さんのために畑を潰したのだろう。今は瀟洒な家が建っている。 わが家を建てた23年前、畑では夫婦で働く姿を見かけた。農協へ出荷もしていた。ところがいつの間にか小父さんの姿を見かけなくなった。入院でもしたか、亡くなったのか。小母ちゃんはまだ若いと思うのだが、作物の種類も量もめっきり減った。多分マンションの賃料で十分暮らせるはず。事情は知らないので単なる推量に過ぎない。一帯は戦後開拓地だったところだが、今は全くの住宅地に変わった。 畑の隅に白のハナミズキ。ピンクも可憐だが、白も清楚で良いものだ。第一農家の畑だから、広々としていて気持ち良い。こんな奥まで入らせてもらったのは初めてだった。 これは多分サツキだと思うのだが、ツツジとどう違うのかは知らない。キレンゲツツジなどはサツキそのものだと思うのだが。キリシマと言う品種もあるが、あれはサツキの仲間だったか。 きれいに丸く刈り込まれた植木。多分これはツツジのはず。サツキに比べて花が小さい。多分葉もサツキと違うはずだが、どう違うのだろう。 ハナミズキの下に赤い花が見えた。花の形から見ると、多分シャクヤク(芍薬)のはず。良く似たボタン(牡丹)が木なのに対して、シャクヤクの方が草と言うことだけは辛うじて知っていた。<続く>
2020.05.17
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~散歩中に出会った近所の花々~ 連休中の早朝の散歩。まだ少し暗くて花の色が冴えませんが、藤の花と八重桜のツーショットが見事なお宅の塀です。(以下同じお宅の塀で) こちらは縦にして撮りました。藤は豪華な白藤です。 こんな風にとても豪華な白藤なのですが。 実は紫色の藤もちゃんとありまして、こちらは白と紫のツーショット。まだ朝で色が冴えないのが残念でしたね。どうもスミマセン。 珍しいアケビの白い花です。 こちらはムベの花。同じアケビの仲間ですが、アケビと違って実は割けません。 木苺の仲間ですが、正確な種類は不明です。 ナナカマドの花と思うんだけど違うかな。7回かまどで燃やしても、水分が多くて燃えないことから、そんな名前が付いたそうですが。秋には赤い実がたくさん生りますよ。 花を好きな家ではどんな場所でも花を育てています。ここは玄関への階段ですが。 窓辺のわずかな空間を利用する家も。真っ赤なゼラニウムの花がたくさん咲いていました。 たとえ庭がなくとも、植木鉢で大丈夫。花好きな人はどんな場所でも花を育てていますよ。<続く>
2020.05.16
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~散歩中に見た近所の花々~ 載せそびれた花の写真の一気公開である。しかも撮影日の古いものから順番に載せると言う手抜きぶり。立夏を過ぎて、季節は早くも夏に向かっている。今さら晩春の花でもないのだが、自粛ムードの昨今の雰囲気が少しでも明るくなれば良いかと思ってのこと。それに在庫写真を処分しないと、私も次のお話を書けないと言う都合もあるのでねえ。 チューリップのところスイセンがごあいさつです。チューリップさん今日は。毎日暑いですねえ。ボクなんかモウヘロヘロですよ。あらまああなたもですかスイセンさん。この暑さ参りますねえ。でも新型コロナに苦しむ人たちを慰めるのがわたしたちの仕事。しっかり頑張らないとね。 てなわけで、チューリップの花たちが勢ぞろいしてくれました。華やかで良いですねえ。やっぱりにぎやかですねえ、君たちが集まると。誰です「うるさい」なんて言うのは。失礼しちゃうわ。 シバザクラのじゅうたんを敷いたんだけどいかがです、マダム。まあ豪華ねえ。少し暑苦しいけど。 ではこっちは黄色で勝負よ。畑の菜の花と公園の山吹。野趣味もたまには良いでしょ。 白いシャクナゲ(石楠花)のところどころにピンクが混じって。 この春、ハナニラとムスカリにはずいぶん楽しませてもらいました。どうもありがとうね。<続く>
2020.05.15
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~近所の2つの公園にて~ 大型連休も終わってしまった。新型コロナ騒動でステイホームの日々。ブログもそれに合わせた身辺の些事を書き綴ったが、4月下旬に撮った花の写真を掲載しそびれているうちに、時期を失した感がある。でも今日は思い切って仙台の桜の見納めをしてもらおうと思う。ソメイヨシノは散って、八重桜ばかりだが。 上の2枚はA公園の八重桜。いかにも美味しそうなピンクの色。花の種類は名札がないため分からないが、桜茶にしたら案外いけるのではないだろうか。 ここからは全てM公園。最初に登場するのはウコン(鬱金)の若木。花びらが黄色い、いわゆる黄桜だ。今年は訪れた時期が良かったのか、まだ美しい薄緑色を保っていた。 その花に近寄って見るとこんな色。黄色と言うよりもやはり薄い緑色と言った方が適切だろう。上品な色合いに癒される。園内にはこの木の他にも3本ほど植えられているはずだ。 この木には「一葉」と言う名の名札がかかっていた。昨年までは確か名札はなく、この名前は初めて聞いた。恐らく樋口一葉から採ったのだろうが、若くして死んだ女流作家同様、どこか儚げな感じがする桜だった。まだ若木なので、木が成長すれば花も豪華になるかも知れない。 淡いピンク色は薄幸だった樋口一葉に相応しいと思えた。 ウコンよりも花びらの色がより緑に近い品種がこの御衣黄(ギョイコウ)なのだが、この木はまだ若いせいか緑色が薄かった。園内にはもっと緑の濃い御衣黄があるのだが、生憎他の人が撮影中だったため、傍へ行けなかったのが残念。 上の2枚は「太白」と言う品種のようで、今年初めて名札で名前を知った。八重桜には珍しく純白の花弁。なお「太白」は金星の別名で明るくて大きいことからの命名。私が住んでる仙台市太白区には「太白山」と言う標高321mの山がある。小さくても三角形の独特の山容が遠くからでも良く目立つことから「太白山」となった。古名の「生出が森」(おいでがもり)は一晩で山が成長したとの伝説から。 名札がなかったこの花は果たして「一葉」かそれとも「太白」か。もっと木が大きくなれば、花の色はもっと鮮明になると思うのだが。 これらの2枚には「福禄寿」の名札があった。実にお目出度い名前だが、私には「一葉」のようにも思えた。やはり私は庭師になるのは無理なようだ。 上の2枚には名札がなく、残念だが品種は不明のまま。このM公園には40種近い品種の桜があると言うが、名札がなくても私が分かるのはソメイヨシノだけ。染井吉野は挿し木でしか増えないため、全国のソメイヨシノはどれも同じDNAなのだとか。そして大きく成長して太い「幹」のように見えるのも、元々は枝だったことになる。これで今年の桜は見納め。明日からは散歩中に撮影した花々を載せる予定。
2020.05.14
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<M公園の桜その2> 4月3日に近所のM公園に散歩に行った時のこと。まだ6分咲きのソメイヨシノと違って満開の桜があるのに気付きました。ソメイヨシノよりも少しピンク色が強そうです。近くに行って見ると・・。 木の枝に「江戸彼岸(エドヒガン)」の標識がかかっていました。昨年はなかったので、今年になってから新しく作られたのでしょう。実は日本を代表する桜の品種である「染井吉野」(ソメイヨシノ)は江戸時代の植木職人が、この江戸彼岸と大島桜を接ぎ木して作った新しい品種。染井は確か植木職人たちが住んでいた村の名前だったと記憶しているのですが。 江戸彼岸(エドヒガン)は一見したら枝垂れ桜のように見えますね。いやきっと本来は枝垂れ桜の仲間なのでしょうね。 でもこれは白っぽい花ですけどねえ。 おお。この枝はピンク色が優ってるね。さて今から15年ほど前、山形県の置賜(おきたま)地方=米沢市周辺の桜を見るツアーに参加したことがありました。その時見た古い桜の木は全てがこの「江戸彼岸」でした。そして樹齢は1300年ほど。それが神社や仏閣の境内に植えられていたのです。 時代はまだ奈良朝のころ。都人から見た東北は野蛮な蝦夷(エミシ)が住む地。その山形県南部に位置する置賜地方に既に古い神社仏閣があり、境内には桜の木が植えられていた。そのことを知って私は、決して古代の東北はさほど遅れた地ではなかったと確信したものでした。野蛮人がそんなことをするわけがないからです。 カタクリが咲くクヌギ林の手前に冬桜の樹が1本だけ植えられていることを私は知っていました。近寄って見ると、遥か梢の先に頼りなげな花が幾つか見えます。 この木にも真新しい標識が掛けられていました。どうやら近所の中学校の生徒たちが作って樹に取りつけたみたいです。まだ若い世代の生徒たちがこんな自然保護活動に力を入れていたことに、意を強くした私でした。最初に立ち寄ったA沼公園でも、ホタルの保護活動をしてるみたい。嬉しいですね。 中学生たちの保護活動は、まだこの冬桜のように頼りないものだけど、いずれは地域の発展のために大いなる力になることでしょう。最初に寄ったA沼公園でも、ホタルの保護活動をしてるとも聞きました。是非とも頑張って活動を続けてほしいものです。 遠目にも立派な枝垂れ桜。これも江戸彼岸かどうかは確認しておりませんが、大きな枝垂れ桜が4本並んで、まるで滝のように見える場所もありますよ。 いや、ここは上と同じ場所でしたね。 この3枚は標識がないために、種類が分かりません。でも次第に衰えて行く公園内のソメイヨシノを補うために、10年ほど前に植えられた若木なのは確かです。 では最後にソメイヨシノを2枚載せて、M公園でのお花見散歩を終わりますね。この公園では、八重桜などはこれからが本番。機会があったらまた紹介することにしましょう。でまたまた。<完>
2020.04.14
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<春の妖精カタクリの花を探しに> 折角なので、いつもの場所に行きました。ブナ林の一角にロープが張られています。それは野生のカタクリを保護するためのもの。近づくと紫色の小さな花が見えました。おおっ、今年は1か月ほど早くから、カタクリが咲き始めたようです。周囲には小さなドングリの実。葉が落ちた林の中は奥まで日光が射し込んで、カタクリの開花を助けているのです。 カタクリの花は小さい上に下を向いて咲くため、とても撮影し難いのです。それにロープの中には入れないので、ロープの傍の花しか撮れません。それでどうしても似たような写真になってしまいます。 花が咲くと種が出来ます。それをアリが自分の巣に運び、そこでカタクリが芽吹いて、少しずつ大きくなります。そして花が咲くまで7年かかります。だからこんな小さな花でも、種から咲くまでに7年もかかるのですから、自然の営みの不思議さと植物の辛抱強さを思わずにはいられませんね。 私が仙台に自宅を建ててから今年で23年。その間毎年「春には、ずっとこのカタクリの花を見続けて来ました。最初の頃に比べたらカタクリの自生地はずっと広がりました。それはこの場所を保護して来られた愛好者の活動のお陰です。住宅地に近いこんな場所に何種類もの貴重な野生の植物が自生しているのです。これはまさに奇跡的な出来事でしょうね。本当なら盗掘されてもおかしくないのです。 「春のエフェメラル」(妖精)と呼ばれる植物は何種類かありますが、その中でもカタクリの花はひと際可憐です。俯き加減に咲くその姿が、一層人々の心を引き付けるのでしょうね。だからこそこの自生地を大事に保護する活動が続いているのでしょう。 ここの他にも、私は何か所かカタクリの自生地を知っています。人口100万人を超える大都会の直ぐ傍にある豊かな自然を、私たちは大事にしたいですね。 私は単純なこの花が大好きで、見飽きることがありません。 堅香子やクヌギ林に日の光 *かたかごはカタクリの古称 物部の八十娘らが汲みまごふ寺井の上の堅香子の花 大伴家持(万葉集) もののふのやそおとめらがくみまごうてらいのうえのかたかごのはな 下向きなので分かりませんが、花の内側には独特の「模様」があるのです。 これが花の内側にある「模様」ネットから借用しました。 昔はカタクリの球根から「片栗粉」を作っていました。今はジャガイモを原料にしています。 「片栗」と名付けた理由は、球根の形が栗の実の一片によく似た形をしているためです。 これがカタクリの球根。ネットから借用しました。<続く>
2020.04.13
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<M公園にレッツ・ゴー> 4月3日。近所のM公園に行って見ました。ひょっとしたらソメイヨシノが少しは咲いているかと思ったのです。ダメもとで良いんです。もし咲いてなくても散歩すれば少しは運動になりますからね。新型コロナウイルス感染症騒動で気持ちがくさくさしています。散歩は気分転換になって、家にいるよりはよっぽどマシ。 そしたらまあまあ咲いていましたね。まあ五分咲きくらいでしょうか。お花見の人も少しいました。きっと学校が臨時休校なので、お母さんが子供を連れてやって来たみたいな感じです。広い公園に比べたら人はわずか。これなら感染の心配もないでしょう。それにこの時はまだ仙台市の感染者は10数名。その人がここに来るとは考えられませんしね。 この公園の桜は30種類以上あるんですが、今咲いているのは3、4種類でしょうか。その中でも目立つのは何と言っても本数が多いソメイヨシノですね。 いつもなら花見客でにぎわっているこの公園も、今年はほとんど人影が見えないし、近所の商店街主催の出店も全くありません。まあ異常事態ですものね。 桜もまだ全開じゃないし、人もまばらじゃ絵になりませんけどね。 それでも今年はまだお花見できなかった人のために、ブログでのお花見を企画した訳です。 まあそんなわけで少し淋しいお花見ですが、せいぜい楽しんでくださいな。 桜は今一でも、空が晴れていて良かったかも。桜が引き立ちますからね。 ここに載せたソメイヨシノはほとんどが老木です。と言ってもソメイヨシノの寿命は約60年と言われています。この公園のは古いので80年は経つでしょうか。中には枯れ出したのがあって、所々に若い木が植樹されています。 最後は幻想的な逆光のソメイヨシノでお別れ。明日は違った花を紹介しますね。<続く>
2020.04.12
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<わが家の花> 第2回目の花は、すべてわが家のもの。しょぼいと言われても仕方がないが、「ないよりはマシ」と言ったところか。トップバッターのボケの花は山形勤務当時、職場の小さな庭に生えていたのを一枝もらって挿し木したもの。私は日本独特の朱鷺色(ときいろ)が好きで、とても気に入っている。春先までは堅い蕾のままだったが、このところの陽気で一気に咲き出した。嬉しきかな。楽しきかな。 ホソバスイセン(細葉水仙)の名の通り葉が極めて細いのが特徴だが、花は意外に堂々としていて立派。 角地のレンギョウ(連翹)は、春先にかなり刈り込んだが目出度く満開を迎えた。丈は小さいのだが、黄色い花は遠目にも良く目立つ。 ユキヤナギ(雪柳)は愛犬マックスの墓の直ぐ傍に植えられている。とても小さな木で育つかどうか心配だったが、まあまあの多き様にまで育ってくれた。 小さな体だが、意外にエレガントなのがハナニラ。いつの間にか庭のあちこちに広がって、淋しい庭を賑わしている。 ツルニチニチソウ(蔓日日草)は、名前の通り蔓性。これが案外丈夫で、あちこちに蔓を伸ばす生命力旺盛な植物だ。これは家の西側通路の擁壁沿いに咲いているが、先日庭の中央部でも、小さな蕾を見つけた。だが移植した覚えは全くないのだ。 白花のイカリソウ(錨草)。花の形が船を留める錨(いかり)に似てるところからの命名。本来は山野草だが、これは園芸種に改良したもの。私は近所の山で野生種を見たことがあるが、花の色は薄いクリーム色だった。春先にアプローチの横から花壇に移植したことをすっかり忘れていたのだが、先日花壇に何か白い花が咲いてるなと思い写真を撮った後に気づいた。 近所のお宅の花壇に咲いてる姿を見て、急に欲しくなったのがクリスマスローズ。それから安物の苗を3種類ほど買って植えたのが16年ほど前のこと。それが徐々に株が大きくなって、今では庭のあちこちで勝手に咲いている。3種類それぞれに表情が違い、それぞれに愛しい。 山茶花(上)も藪椿(下)も暖冬の今シーズンは花期が長く、何度も私のブログに登場した。山茶花は安物の苗を、藪椿はお寺の土手に生えていた実生の小さな苗を自宅を建てた23年前に移植したものだが、今ではすっかりわが家の庭に馴染んでくれた。愛すべき、そして貴重な冬の花だ。 春先にはまだ小さかったムスカリの苗が気温の上昇と共に次第に大きくなり、花の数が増えて茎が伸びて来る。そんな様子を眺めるのも花好きにはたまらなく嬉しいものだ。 庭のスイセンは3,4種類はあるようだ。花の色と形がそれぞれ違って楽しめる。上のはウメモドキの根元の純白のもの。これ一本しか見えないが、庭の改造をした際に花壇からこの球根だけ移植したのかも知れない。独りっきりにしてゴメン。 花壇の改造のため、一旦掘り上げたヒイラギ南天にもようやく花が咲き出した。もうこれで枯れる心配は無さそうだ。隣同士のツツジの苗木の方はどうかな。そちらもきっと大丈夫なはず。 植木鉢のヴィオラが無事越冬した。こちらは冬の間も郵便受けの下に置かれて、じっと寒さに耐えていたのだ。冬の間はみすぼらしい姿だったが、春ともなればそれこの通り。お前はやっぱり寒さには強いんだねえ。 一方こちらは冬の間は居間に移動してぬくぬく育ったクンシラン(君子蘭)。暖房はあるし、土が乾けば水も肥料ももらえて何不自由なく(?)育ったせいか、この度ようやく開花しました。花を咲かせるため結構手がかかっただけに、とても嬉しい気分です。<続く>
2020.04.11
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<南蔵王の山並みと近所の花> 南蔵王連峰の屏風岳は、まるで屏風のような白い壁がそそり立つ威容です。東北の山々はまだ深い雪に覆われていますが、里では春の花々が咲き始めました。山茱萸(サンシュユ)やマンサク、蝋梅(ロウバイ)のように、木に咲く花から始まって、今では園芸種の花々も一斉に咲き始めています。 ここ数か月、日本列島は重苦しい雰囲気に包まれています。例の「新型コロナウイルスによる感染症」騒動です。いや中国の武漢で発生したこの未知のウイルスが世界中に蔓延して脅威を振るい、たくさんの感染者と死者を出すまでに至っています。 わが国でも過日、安倍総理が7都府県に対して「非常事態宣言」を発するまでに至りました。今夏の「東京オリンピック」は来年に延期となり、すっかり予定が狂ってしまいました。いや、この騒動がもたらした影響はとても大きく、世界の経済もすっかり停滞した感があります。 そこで思い切って中国大連への旅シリーズを中断し、散歩中に撮った春の花、目下わが家で咲いている花、近所の公園で咲いている桜の花や、春の妖精と言われているカタクリの花などを、5回のシリーズで掲載したいと思います。この春お花見が出来なかった方が大勢おられると思いますが、この拙いブログで花を愛で、暫しの間和やかな気分に浸っていただけたら望外の喜びです。 最初はスイセンです。「な~んだ」などと言うなかれ。春が襲い東北では、この花が咲くと、「ああ今年も春がやって来た」と言う実感を持つのがこの花。美しくも凛々しいこの花の姿にどれほど勇気づけられるか分かりません。新型コロナ禍にともすれば暗くなりがちな心を、清々しいこの花が癒してくれることを願っています。 スノードロップと間違いやすいですが、確かこちらはスノーフレークのはず。スズランのような可愛らしい姿に癒されますね。 こちらも何度か登場したトサミズキ(土佐水木)。ヒュウガミズキと似ていますが、花の房の形が違いますね。 ユキヤナギ(雪柳)は一つ一つの花はか弱くて小さな花なのですが、こんな風にまとまると結構存在感がありますね。生け花にも使われる春の花の定番。 A公園のコブシ(辛夷)です。これは花びらが丸い種類ですが、長いのや、分裂してるのなど、幾つかの種類があります。重厚なハクモクレン(白木蓮)に比べれば、コブシの花はより自然種に近くて野性味があるようにも感じます。 バス停前の花壇で咲いていたアネモネ。白くて淋しい花が続いた後だと、この花も豪華に感じるから不思議です。暖冬の今年は開花がやけに早いですねえ。きれいに咲いていたのを見つけた時は、ビックリでしたよ。 最後は花ではなくA公園の沼に居付いているカルガモです。数えたら30羽くらいはいましたね。今年は沼の畔の柳が、もう青々と芽吹いています。やはり暖冬の影響でしょうね。新型コロナウイルスも怖いのですが、地球温暖化の猛烈なスピードも怖いですよ。何せ北極海の氷が融けて、シロクマが困っているくらいですから。<続く>
2020.04.10
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<仙台のソメイヨシノの開花は新記録> 南蔵王の山々はまだまだ冬景色なのですが。 元気者のスイセンは誰よりも早く咲き出すのですが、今年はいつもより早かったねえ。 あまり見かけない「ハナノキ」が近所に街路樹として植えられています。 葉っぱは1枚もないのに、咢(がく)と蕊(しべ)だけの花が。 花の付き方は山茱萸(サンシュユ)に似てるかもね。 こちらの3枚が山茱萸(サンシュユ)です。ハナノキに似てるでしょ? こちらの2枚はミツマタ(三椏)。皮が和紙の原料になります。 こちらの2枚はトサミズキ(土佐水木)。ヒュウガミズキと似ていますが、花穂の形が違います。 それにしても春先の樹に咲く花は、黄色が多いですねえ。 コブシ’(辛夷)はまだ蕾状態でした。 3月26日撮影の桜で、既に満開状態です。ソメイヨシノかも知れません。 この2枚は別の場所で撮影。恐らくはエドヒガン(江戸彼岸)系の桜だと思われます。 この2枚は別の場所の別の種類。最後のは恐らくオオシマザクラ(大島桜)系と思われます。仙台気象台のソメイヨシノ標本木の開花宣言は3月28日で、観測以来の新記録だった由。やはり暖冬の影響でしょうね。
2020.04.03
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<春先の花を探しに(1)> 仙台気象台のソメイヨシノの開花宣言が出る前に、私は桜を探しに出かけました。と言うよりも、買い物に行く途中で、咲いている桜を見かけていたのです。これはカメラを持って写しに行かなくちゃ。ブログでは「中国の大連・旅順への旅シリーズ」を連載中でしたが、やはり春の花が咲き出せば撮りたくなるのが人情だし、撮影したらしたでブログに載せたくなるのがブロガーの常なんですよね。そんな訳で今日も花を。 ここからは4月26日の撮影です。あるお宅の庭に、ヤシオツツジが咲いているのを発見。今年はかなり早いですねえ。やはり暖冬の影響でしょうね。ピンク色でも名前は「アカヤシオ」でしょうか。 ハクモクレンも今年は1か月ほど早くから咲き出していますね。 ええ~っ。まさかもうレンギョウが咲き出したとはねえ。これも例年より1月早いね。 俯き加減に咲くクリスマスローズは、貴婦人のような雰囲気で大好きです。 キンギョソウももう咲き出しています。まだ寒い日があるけど大丈夫かなあ。 治療を受けている近所の歯医者さんで、カランコエをパチリと1枚。<続く>
2020.04.02
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<誕生日の我が家は?> 3月24日は私の誕生日。この日で私は75歳になりました。自分ではまだまだ若いつもりでも、年齢的には後期高齢者の仲間入り。独り暮らしの私はこれからもますます元気で行き抜こうと、決意を新たのしたのでした。結構冷え込んだこの朝は、自転車で兄宅へ行く予定にしていました。その前に庭を一周して、誕生日の記念撮影です。 裏の畑の三つ葉が、結構大きくなっていました。この暖かさだと、後半月ほどで収穫出来そうです。若い三つ葉は柔らかくて香りも強く、とても美味しいご馳走です。 こちらはニラ。今年は早くも2月末頃から新芽が出ていました。これぐらいの大きさになれば、もう収穫が可能です。ニラの卵とじスープなんかが良いかも。今年の野菜の収穫第1号ですね。 ニラはニラでもこちらはハナニラ。花を観賞し、食べられません。花も葉もニラにそっくりです。 ヒヤシンスも、結構茎が伸びて来ましたね。クルクル巻いた花の形がとても可愛いです。 チオノドクサはピンクの花と、ブルーの花の2種類あります。 粒状のムスカリが咲き出すと、春の到来を感じますね。 今年の豊後梅(ブンゴウメ)はかなり早くから咲き出しました。青空を背にした美しい枝ぶり。 こちらは家を背にして。昨年かなり強めの剪定をしたのですが、それにしては頑張って、かなりの花を咲かせてくれました。この分だときっと今年も豊作でしょうね。<続く>
2020.04.01
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<散歩中に出会った花 その3> ツバキの蕾です。まだ硬いままで、花の色すらまだ見えていません。それでも春の訪れを感じさせる丸い形が愛しいです。このシリーズは今日が最終回です。 スイセンは前回の続きです。とてもシンプルでかつ清楚。冬のうちから既に咲くための準備をして来たのでしょうね。そして日増しに暖かくなると、他の花々に先駆けて咲く白い花。これはバス停前の花壇で、同じ班のKさんが育てている花の一つです。町内会からの補助だけでなく、彼は肥料や花の種、球根などをご自分で買われているのです。 上の写真を一部ズームして見ました。スイセンの可愛らしさが良く表れています。葉っぱの勢いと花の配色、そして形。すべてが初々しく感じます。この辺では春の花の一番乗り。それだけにわたしは一層惹かれるものがあるのです。 ここからは最終ランナー、蝋梅(ロウバイ)の特集です。これは散歩と言うよりも、花の撮影を目的とした「取材活動」と言った方が適切かも知れません。U川の畔にあるお宅Hさんの庭に咲いています。毎年この時期になると、咲き出すこの花が対岸からも見えるのです。そこで近道して狭い土手から庭に接近します。 蝋梅の木は、彼が垣根代わりに植えたもので、もう10年ほどになるそうです。実はこの木が植えられている目の前の川岸が、昨年の豪雨で土砂崩れを起こしました。幸いH氏邸の庭に影響はなかったものの、土手を補修するための工事車両が入って、土手の道もギリギリまで削られたのです。 幸いにして蝋梅の木の枝や根の部分への影響がなかったみたいで、今年も蝋細工のような美しい花と、馥郁たる香りを楽しむことが出来ました。 植物は正直です。丹精して長年育てたお陰で、木は大きく育ち、空に枝を広げ、私たちを楽しませてくれています。素敵なブログネタが出来て私も嬉しく、つい自慢したくもなりますね。 ほら、なんだか良い匂いがして来ませんか。気品に満ちた香りです。 薄曇りの空に、透き通るような蝋梅の花びらがまるで融け込んで行くような。 花ですから「鈴なり」でも「たわわ」でもないのですが、でもそう言いたくなりますよね。 このシリーズに登場した花々を撮影したのは2月29日。今年はうるう年で、4年に1度のオリンピック開催の年ですね。今、世界では新型コロナウイルスによる肺炎が大流行。既にたくさんの方々がり患し、各国で死者も出ています。 蝋梅や孤愁とけゆく夕餉どき 真楠 その影響で3月の「俳句教室」は中止が決まりました。仙台市の方針です。来年度第1回の4月の開催も、今の段階では不明です。1日も早い収束を祈ります。併せてあれからまる9年が過ぎた「東日本大震災」の犠牲者の冥福を祈り、被災者の方々のご多幸を心から祈っています。皆様もご機嫌よう。<完>
2020.03.18
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<散歩中に出会った花たち その2> 散歩中に、八重咲の山茶花に出会いました。写真の花がそれ。山茶花といえば薄い花びらで儚い印象の花と言うイメージが強かったのですが、これはそれとは正反対で厚ぼったい感じ。とうてい山茶花とは思えず。牡丹みたいじゃないですか。皆さんはこんな山茶花観たことありますか。 あるお宅の入口に、こんな植木鉢が置かれていました。門扉の横のとても狭い空間。そこにいつも花が絶えないのですよ。っぽど花が好きなんだろうなあ。ここの奥さんは。前を通るたびに、そんな思いがするお宅。まるで前を通る人を楽しませ、喜ばせるためとしか思えない一角。素敵な花の「おもてなし」ありがとうございます。 門扉の向こう側にもある三角形の小さなスペース。そこにもやはり寄せ植えの花が輝いています。しかし石段の両側の花を見ながらお家に入るのって、楽しいだろうなあ。いつ通っても、花が絶えないお家の前の小さなスペース。家人の心遣いがとても良く分かる、美しい花の寄せ植え。季節季節の花のおもてなし。誰にでも真似が出来るものではないよと。空の上でも神様が、そんなことを呟いていました。 あそこならもう咲いてるだろう。そう思って立ち寄った川の傍の小さな花壇。そこはきっと県の所有地なのでしょう。元は石ころだらけの河原だったはず。それを近所の人が、丹念に耕して次第に土が肥えて行き、花を植え始めたんだろうね。 今ではどこかへ引っ越して、更地になったその家。だからもう誰も面倒見てくれる人がいないのに、その時期になると、その季節の花がちゃんと咲くんだよねえ。よほど長年の手入れが良かったのだろう。人は去っても花は咲く。ここを覚えていた私も試しに観に来たけど、やっぱり花も季節はも正直だね。 紫のだけじゃないよ、ここのクロッカスは。その証拠に見せようか。黄色いクロッカスも。良いねえこの時期の黄色い花。元気が出るねえ黄色いクロッカス。今年も忘れずに咲いてくれて、ありがとうね。 おっと、1個飛ばしてしまったようだなあ。紫の代わり映えしないクロッカス。折角撮ったんだから、お前だってちゃんと俺のブログに載らないと不公平だよな。ゴメン。m(__)m 良いのかなあ、順番はこれで。良いさ良いさ。ちゃんと紫と黄色の両方があるから、たとえ順番が狂っていても構わないさ。それに読者なんて、そんなことなど気にしてないよと春の風。ははあ。 次は何の色、マックス爺さん?黄色だよ黄色。そしてこれでクロッカスはお終いだよ。確かに全部載せたはずだからね。じゃあ次は何の花、マックス爺さん。おいおい、そんなに俺をせかすなよ。ちょっと見てみるね。あっ、スイセンだよスイセン。でスイセンは何枚かな。明日の分と全体で同じ枚数にするには、載せる枚数は4枚だなあ。へえ細かいなあ、マックス爺さん。そんなことまで気にしてるの? 当然だよ、そんなこと。枚数だけじゃなく、その日の色彩の偏りもちょっとは気にしてるし。シリーズ全体の構成にも神経を使うね俺は。 淋しそうな花もあれば、賑やかで華やかな花もある。だから同じ印象の花だけにしないようにとか。たまには名前を知らないのや、野草なんかも混ぜるんだよ。さり気なくな。ははは。その方が自然に見えるだろう。な。 スイセンは良いねえ。春先に咲く花の代表格だよ、仙台ではな。清楚な姿に好感が持てるし、冬が長かった分、春の雰囲気を真っ先に味わえる花なんだよなあ。 ところでこれで何枚だね。1枚、2枚、3枚。4枚。うんここまでが今日の分で、残りは明日の分。ちょうど良いところだったなあ。マックス。どうしてですか、ご主人様。犬のお前えにゃ分からないと思うけど、4枚はしまいとも発音する人間はな。だから4枚はちょうどお終いでもあるのさ。なるほどねえ良く出来た話だ。じゃあご主人様に座布団1枚。ありがとうなマックス。今俺は腰が痛いんで、2枚は欲しいなあ。腰だけに、もすこし、洒落が上手になったらね、ご主人様。ではマックス、明日また会おう。そして何の花かは明日のお楽しみって、寸法さ。ふぉっふぉっふぉ。 <続く>
2020.03.14
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<散歩中に観た花を中心に その1> スイセンの葉 コロナウイルス旋風に揺れる日本列島にも、春は密かに近づいているのである。弥生三月は私の誕生月。3月に入ってからも東北は暴風が吹き荒んだり、一変して抜けるような青空が戻ったりと、大忙しなのである。暖冬と言われた今年。桜の開花も早そうで、ここ仙台でも3月下旬にはソメイヨシノが咲くとの予報。どうやら仙台管区気象台の予報が始まって以来の、新記録になるらしいのだ。レッドロビン(ベニカナメモチ) 私の心にも暴風が吹き荒れていた「断捨離活動期」。今は暫しの休養に入って、鋭意体力を回復中の身。そこで久しぶりに散歩するか。そうなればブログネタを探すのがブロガーの性。何か「絵」になるものはないか。もしかしてお金など落ちてはいないかと、キョロキョロと周囲を見渡す筆者なのであった。ふむふむ。結構あるわ。絵になるものが。散歩に出た甲斐があったぞ。しめしめ。 かなり草臥れて来ましたのう、葉牡丹ちゃん。いえいえ、とんでもありません。まだまだ美貌を保っておりますの、わたし。 あら、おばさまもかなりお疲れのようで。なんですと、失礼な。わたしゃねえ、昔から資〇堂の白椿会の会員でね。ずっと愛用して来たんだけど、やっぱり最近お肌の衰え方が早いはねえ。悔しい。 その点、わたしはまだピチピチ。ほら葉っぱだってこんなにツヤツヤざますわ・ホホホ。 あら、あなたはどなた。この辺じゃあまり見かけない顔ねえ。なに、私のこと呼んだ? わたしゃねえ、梅は梅でも黄色い梅と書いて、オウバイと読むのよ。知らないの、いやねえ。オバサマたちは情報不足よ、そんなじゃ。 何言ってるんだか、この娘っ子は。私たちだって負けてないわよ。桜は桜でも芝桜。間違っても「姥桜」なんて言わないでよ絶対。一字違いで大違い。たく~っ、気にしてんのにさあ。 良いわねえ、皆さん方は。ちゃんとな名前を呼んでもらえて。わたしなんか珍しいらしくて、なかなか名前を覚えてもらえないのよ。ちょっとハーブの仲間のようにも見えるわよね。ハーブとハーフじゃ、一字違いで大違い。何マネしてんのよ、この新入り娘のくせして、図々しいわよ、あんた。きゃ~怖。 わたしはアシビ。漢字で書くと「馬酔木」ね。明治時代の有名な文芸誌の名前にもなったのよ。オッホン。まあ、地方によっては「アセビ」と呼ぶところもあるわね。一見地味だけど、この真珠のような色が素敵でしょ。おほほ。 良いですわねみなさん方。お上品な名前を付けていただいて。わたしなんか雑草の上に、つけてもらった名前が「オオイヌノフグリ」。直訳すればワンちゃんのオチ〇チンですってよ。まあ恥ずかしい。でも最近は気の毒がって、星の眸(ホシノヒトミ)なんて素敵な呼び名を付けてくれたのよ。まあ嬉しい。 良いじゃないの、広い場所で悠々と咲いててさ。こっちなんか、狭いプランターにギュウギュウ詰めの身分よ。でもあんたと違って、みんなに注目してもらえるけどね。それに肥料もたっぷりとね。 まあ遅い。わたしが最後ってどういうこと。小さいけど、香りが抜群のわたしなのにさあ。それに歌にもなったよね。知らないの。「春よ、来い」よ。松任谷由美 作詞作曲 淡き光立つ俄雨 いとし面影の沈丁花 (略) 春よ遠き春よ 瞼閉じればそこに 愛をくれし君の 懐かしき声がする かなり昔なんで、わたしも忘れてしまったわねえ。でも良い歌よね、哀愁があって。今でも歌うとじ~んと来るわ、心に。<続く>
2020.03.09
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<石と遊ぶ> シャラと冬空 庭で一番大きな鮫川石(福島県産の青石)はアプローチの傍にあります。遊び心で石の上に、白いホタテ貝の貝殻を載せて見ました。庭に来る小鳥の水飲み場になればなどと思ったのですが、水飲み場にしては少し「皿」が浅かったかもなあ。 2つ目の鮫川石は居間の前庭にあり、山茶花とウメモドキの木の下に鎮まっています。今は山茶花が散り時となり、石の上にも零れ落ちた山茶花の花びらが幾つか折り重なっていました。 3つ目の鮫川石が今回整備を終えた花壇の中央に、どっしりと落ち着いています。石の前側(東側)には庭に散らばっていた万年青(オモト)を集め、落ち着いた雰囲気を醸し出しています。また岩の裏側には、今回一旦掘り上げたツツジとヒイラギナンテンから、邪魔者のドクダミと芝生の根を除去し、元の位置に改めて植え直しました。不要な枝を切ったため、とてもスッキリしましたね。 義父が生前楽しんでいた盆石を、幾つかわが家に持って来てくれました。本来は石の形に合わせた置台に載せて石だけを鑑賞するのですが、私はこれを庭石にしました。これは居間の前庭の鮫川石の隣に鎮座しています。石の大きさはさほどでもないのに、この石の形と石の性質が小さな庭に独特の哲学的な雰囲気をもたらしているように感じます。 2つめの盆石があるのは花壇。この石のすぐ下には雨水のマンホールの白い蓋があり、とても興覚めでした。そこで底が平らなこの石を目隠し代わりに置いたのです。遊び心で水を撒いたら泥が落ち、小さな2つの窪みに入った水が、新たな表情を見せてくれました。穴の一つに「小さなヤブコウジ」(藪柑子)が根付いています。穴に溜まった土が、ヤブコウジの生育を助けたのでしょう。面白いのでそのまま放置しています。雨が当たる場所にあり、雨水が天の恵みをもたらしているみたいです。 三つ目の盆石は、アプローチの少し奥まった位置にあり、どっしりとした風格を有しています。持つととても重く、まるで「隕鉄」で持ったような錯覚を覚えるほどです。周囲にはスイセンやクリスマスローズなどがあり。間もなく賑やかなスイセンの林に取り囲まれることでしょう。家の中で「鑑賞する盆栽も良いのですが、こうして庭に置かれ、新たな使命を与えられたのも、この石にとっては良かったようにも思うのですが、いかがでしょうか。 これはかつて、河原にでもあったのでしょう。それが何かの悪戯でわが家の庭に埋もれ、花や樹木を植えた時か、畑を開墾した時に私が地中から掘り上げたものです。先日紹介した愛犬マックスの墓標代わりのの石もそうでした。こちらは花壇の鮫川石や盆石の傍に置いて、三位一体で花壇を守る鎮護石となりました。そんな遊び心も妻や子が去って独り暮らしとなった私にとっては、大いなる喜びなのです。 今回全て除去した南通路の居間よりの空きスペースに、これまで花壇の奥に重ねていた川原石を転用してここに敷きました。HCで売ってるきれいな「玉石」のようには行きませんが、きれいに角が取れて丸くなったものよりもどこか「無骨な表情」が色濃く残されて「いるのもまた一興でしょう。庭は植木や草花を楽しむだけでなく、物言わぬ石を愛でる場でもあるのです。こうして庭は色んな表情を見せるようになります。 後1か月もしないうちに、庭は一面の春の花で溢れかえることでしょう。その姿が目に浮かびます。わが家の狭い庭と畑ですが、花や木、そして野菜たちが成長して花を咲かせ、たわわな実を結ぶ姿を楽しみにしつつ、残されたわが人生を豊かに過ごしたいと心から願っているところです。今日の睡眠時間は4時間足らずですが、体調が良ければ通路の小石を広い集め、「ミョウガ帝国」を石で埋めたいと思っています。<不定期に続く>
2020.03.02
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<当分作業を「中断します> 例のコロナウイルスの感染者がついに仙台市内でも発生しました。断捨離から続く、大掃除、模様替え、家中の美化、庭の改造と1日も休まずにかなりの重労働とブログ更新を続けて来ましたが、もう既に体力の限界を超えています。悪質な病気にり患しないためにもここ当分は作業を中断し、体力の回復に専念する所存です。ブログも手持ちの写真が中心になりますが、なにとぞご了承願います。 2月27日、住宅メーカーの「24年点検」が終了した午後から、庭の改造に取り掛かりました。最初に手掛けたのは、花壇のツツジとヒイラギナンテンを掘り上げた後、芝生、ドクダミの根っこを一掃。次いで小菊も全部抜いて整理し、改めて植え直し。その後は庭の万年青(オモト)を、花壇の鮫川石の周辺に集めました。その方が見栄えが良いためです。 この日使用した道具類です。大型と中型のスコップが必要でした。主に長くつを履き、箇所によってはランニングシューズでしたが、メッシュの隙間から土が入って来ました。玄関を汚さないために、連絡用の「サンダル」を使用。小菊も抜いたのでスッキリ。球根類は植え直しました。元気に芽が出てくれると嬉しいのですが。 鮫川石の近くに移植した万年青です。玄人好みするのが万年青の魅力でしょうか。やはり独特の風格がありますね。 花壇が一段落した後は、アプローチの敷石を外して芝生とドクダミなどの根を除去する大仕事です。作業の手順を考え、玄関に近い場所の敷石を外しました。西側に広いスペースがあるため、芝生の根から土だけ振るい落とし、かクダミの根を除去するなど結構面倒な作業です。 ところが予想外の出来事が。何と玄関脇のシャラの根が、花壇方面にまで伸びていたのです。人の目に見えない地中で、色んな植物が戦っていたのです。みな生き延びるのに必死。雨水管や汚水管の中にも、植木の根が侵入していたと、午前中に点検した業者の人が話していました。 敷石を退けるとこんな具合。芝生の根っこが地中に侵入する様子が分かります。その深さが半端じゃありません。従って、かなり慎重に土を掘り取る必要があります。 これは敷石と敷石のわずかな隙間に潜り込み、その後成長した芝生の様子です。これだけ盛り上がるのですから、芝の生命力がいかに強いかが分かります。 玄関前の一列分の処理が終わると、今度は逆に西の芝生の方向に向かって、芝生を切り裂いて行きます。これもその後の作業手順を考え、広い作業スペースを確保するためです。芝生を除去するとむき出しの土が現れるので、玄関前が土や泥で汚れないよう、その分に見合った大きさのプラスチック製のマットを敷きます。 和室2の鍵を開け、窓辺に飲み物と各種のキャンディーを載せたお盆を用意しました。喉が渇いたり、疲れを感じた時にいつでも休むための「臨時休憩所」を設けたのです。これは我ながらグッドアイデアでした。風が出て寒くなった夕刻には作業の道具類を全部片づけ、家に入って今度は料理の時間です。この日は「おでん」と「シチュー」を両方とも大きな鍋で作りました。とても美味しかったですよ。<続く>
2020.03.01
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<庭の改造でもうクタクタ > 庭仕事で必要な道具とは まず軍手は不可欠ですね。手が泥だらけになったり、汚れたり、怪我するのを防ぐ役割がありますね。今回も10組以上使いました。雨の日、雪の日は泥だらけになり、それを洗って、何度も使い回しをします。問題は足元。晴れた日は古いランニングシューズで十分。でも雨の日や雪の日は、どうしても長靴が必要です。泥で汚れ、そのままでは玄関から入れないため、履き替えようのサンダルを用意しています。 左から園芸用の小さな「熊手」。これで土の中から、根っこなどの邪魔者だけを選び出します。真ん中は移植ごて。植木を掘り上げるためには大きなスコップ。それよりも手軽な中型のスコップも使います。一番右が「稲刈り用の鎌」。これは切れ味が鋭く、かつ土の中深くの根も切ることが可能です。 園芸や農作業専用の「外バケツ」。20年以上も使用し、今回水漏れするようになったため、切った根と共にゴミに出しました。水や土の中から出て来た石を運ぶなど、本当に良く活躍してくれました。長い間、どうもありがとうね。そしてお疲れ様でした。 掃除などで使う「内バケツ」が3個あったので、その内の1つを「外バケツ」にしました。早速汚れた軍手を水に漬けています。よろしく頼むね、新顔さん。 住宅メーカーの「24年目点検」が終了した日の午後から、早速南通路の整備にかかります。左側はすっかり丸見えになったユズの根元。右はその隣のレンギョウを剪定して、スッキリと。 この際とばかりに東通路の植木を剪定しました。左側はムクゲで、右側はクチナシ。どちらもかなり刈り込んで、とてもスッキリした形に。両者の中間のヤブツバキは、写真を撮り忘れました。 「ミョウガ帝国」のムラサキシキブ(左)とアオキ(右)もかなり刈り込んでスッキリと。この日切った枝はまだゴミに出さず、一旦裏の集積所に積み上げます。葉が枯れ落ち、枝だけになったら紐で縛って燃えるゴミとして出します。長さは80cm以内に切り揃え、芝って出せば無料です。 花壇と南通路から出た邪魔な根などだけで45リットル用2袋、40リットル用1袋を燃えるゴミとして出しました。それがかなり重たいんですよねえ。今回も前夜のうちに自転車で運びました。 切ったアオキの枝とヤブツバキを「一輪挿し」に活けて玄関に。アオキは赤い実が、ヤブツバキにはたくさんの蕾があったので、捨てるのはもったいないと思ってね。<続く>
2020.02.29
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<近づく春の息吹> 暖冬だったこの冬。世界は「コロナウイルス肺炎騒動」におののいた。中国で発生した恐るべき病気。あっと言う間に世界へ感染し、様々な国で死者が出ている。そんな騒ぎをよそに、私はどこにも出かけず。断捨離に続いて、家中の大掃除と模様替えに明け暮れ、その後引き続き庭の改造に勤しんでいる。まだ体が持ってるのが奇跡とも思える苦痛の連続。だが、わが家の庭にも春が近づいたようだ。 例年なら4月中旬から5月にかけて咲くクリスマスローズが、もうこんなに成長している。 家の中から外に出して庭に植えたミニスイセン(左)が、こんなにも元気になった。やはりスイセンは寒さに強い花であることを実感。元々地植えのスイセン(右)の蕾が、もうこんなに大きく。 大改造のため一旦花壇から掘り起こした球根を再び花壇へ。左はチューリップ。右はアイリスか。 これからが楽しみなスイセン。左は花壇、右は庭のソーラー灯の下へ移植したもの。 今回の大改造で邪魔になっていたシュウメイギクを他の場所5か所に分けた。その根の深さと太さにビックリ。シュウメイギクは土質を選ばないしぶとさがあることを初めて知った。根付いてくれよな。 さすがにヴィオラ(左)は寒さに強い。暖冬のせいか、今年は梅が膨らむのが早いなあ。 愛犬マックスの墓石は開墾中に出て来たピンク色の石を用いた。両脇にはアジサイとユキヤナギが植えてある。私のHNマックス爺も、俳号真楠(まっくす)も勿論彼の名の無断借用。庭で戯れる1人と1匹。どちらもまだ若くて元気だった。マックスとは最長で11kmを一緒に走ったが、最後はバテバテで気の毒なことをした。最後の日、彼は私の腕に10時間抱かれ、天国へ旅立った。安らかにな。 裏庭のニラがもうこんな具合。(2月25日現在)絶好調だねえ。<続く>
2020.02.28
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<続・庭の改造計画> 東通路と東の畑 この通路沿いの植木は、手前からバラ、ユズ、レンギョウ、キンシバイ、フヨウ、クチナシ、西洋シャクナゲ、ドウダン、ムラサキシキブなど。今回この通路には手を付けず、強いて言えば邪魔になる小石を拾い集めて、突き当りの「ミョウガ帝国」を石置き場にするくらい。鎌での通常の草刈や除草剤の効き目を効果的にするためにも、小石を撒いたのは失敗だと気が付いたため。畑には既にジャガイモを植えた。 ミョウガ帝国 ミョウガも案外しぶとい植物で、地下茎の強さが半端じゃない。自分のテリトリーを遥かに超えて、東の畑のき北側5分の1ほどを占領している。このままでは大帝国の誕生は明らかなので、今年中に何らかの措置を講じる予定。とてもミョウガの収穫で喜ぶどころではなく、放置したら東の畑全体が「帝国」になる日も近い。 地下深くで行われる密かなバトル。これは笑い事では済まない。そしてその対策ではないが、ここの角地に庭や畑から出た小石を全て集める予定。その分各通路がスッキリ見えることだろう。でもそれでも出て来たミョウガは収穫して、美味しくいただきますがね。 整備後の花壇 これが花壇の最新版。柵は庭にあったのを移動した。こちらの方が、来客に境目を明確に出来るため。今後の予定は上に見える、ヒイラギ南天とツツジを一旦掘り上げ、地下にはびこるドクダミなどの邪魔者を一掃する。さらに左側に見える敷石を1枚ずつ外し、同様に芝生、ドクダミ他の邪魔者を一掃する計画、これも根気を要する作業で、問題は根を除去した後の土を水平に保てるか。じゃないと、敷石が凸凹するので。 鮫川石と万年青(オモト) 花壇がスッキリしたせいで、鮫川石が良く目立つようになった。この前に庭中の万年青(オモト)を集めた。左手の小ぶり石は元来観賞用の盆石。その下に雨水の流路とマンホールの白い蓋があり、興ざめなので「目隠し用」。まさかそんな仕掛けがあるとは、誰も気づかないはず。亭主の密かな楽しみである。 居間の前庭 これまで生えていた草を全部除去した。そのせいでここの鮫川石もスッキリ。右手の石は義父が愛した盆石。遺品として譲り受け。山茶花、ウメモドキの下に置いた。なかなかの雅趣。義父は自分の息子よりも私を信頼して、転勤先の全てを訪れてくれた。妻は去ったが、こうして義父との縁は絶たれていない。その奥、ツツジの傍に外灯が立ち、ガレージから玄関まで夜の来客を誘導している。 南通路の「玉砂利もどき」 芝生を全部除去すると困るのが土埃。そこでかつて名取川から拾って来た川石を敷き詰めた。玉砂利とまでは行かないが、まあまあの風情。足らなかった手前のスペースには、和室前の小菊の苗を移植。小菊も生命力が強く、秋になれば淋しくなったこの通路を、明るく飾ってくれると信じている。 最後の邪魔者 これはユズの樹下にはびこるリュウノヒゲ(ヤブラン)。これも生命力が半端じゃなく、種と球根の両方で、猛烈な勢いで庭を席券する。そしてこれまた地下茎がどこまでも伸び、新たなアジトを形成する。ユズの根もかなり周囲に伸び、今回の作業でずいぶん分断した。樹下に汚水管と汚水桝があり、ユズの根が侵入しないかが気がかり。昨年は50個を超える収穫。わが家の可愛いシンボルだ。 さて、本日は住宅メーカーの24年目点検の日。今回が最後になる。このメーカーの言いなりにならず、私なりに知恵を絞ってリフォームを重ねたお陰でとても住みやすく、とても築24年の家とは見えない美しさ。先日の断捨離に続く、大清掃作戦と模様替えも良い効果を生んだ。今日も相手をギャフンと言わせる予定。むざむざそっちのペースには乗らないよ~だ。 <続く>
2020.02.27
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<断捨離に引き続いて庭の整備を> 断捨離に引き続き、またしても「片付け病」にり患した。今度は庭の整備だ。芝生とドクダミの根に悩まされてるわが家の庭。それほどその根は深く長く伸び、ドンドン周囲を席巻する。まだ寒いこの時期なら作業も比較的楽なはず。そう考えて花壇から手を付けた。だか一旦全部土を取り除き、球根などは別な場所に保管し、2つの根だけをゴミ袋へ。残骸置き場に置こうものなら、菌をばら撒くのと同じ。 南通路その1 手前が花壇。楕円形の大理石は「元テーブル」右手の植木はツツジとモッコウバラ。一番奥にユズ。この部分も芝生、ドクダミのみならず、リュウノヒゲ、ハーブ、ノコンギク、雑草、山芋の根など全て除去する。どれも生命力が強く、放置すれば植木が弱ってしまう。奥の4つほどの石を除き、全て踏み石を一旦取って、その下にはびこる根を掘ってゴミ袋に入れた。その量が半端じゃない。 南通路その2 芝生を除去するとスッキリするが、困ったことがある。風が強い日の土埃で、サッシが汚れることだ。そのため、建物の基礎と踏み石との間に、丸くてきれいな川石を敷くのだ。以前名取川から拾って来て、花壇の一部に使っていた。今回はそれを取り出して、再利用する予定。工事代は無料。何せ作業員が家主自身なので、賃金を支払う必要がないのだ。ただし、その分疲労が著しいが。 家の裏通路 今回は手をつけずに雑草が生え次第鎌で切り、酷い時は除草剤を撒く。労力を減らすためだ。左側は家の裏側の壁。右手前は物置小屋。その手前の小さな畑はミョウガの天下。ここを庭や畑から出る小石の集積所にする予定。物置の奥が三つ葉畑、その奥がニラ畑、その奥がジャガイモ畑で、擁壁側が野菜の残骸などの集積所。この通路はコンクリートブロックと、マンホールの蓋が飛び石状に連なる。奥の白いのが給湯設備。 西通路 ここも今回は手をつけず、通常の草刈で対応する。通路脇にアジサイ、ユキヤナギ、ヤブツバキ、ハナズオウなどの植木があり、愛犬マックスのお墓もこの通りにある。奥の突き当りが、野菜の残骸や、剪定した木の枝などの集積所。種のある雑草はゴミ袋に入れて、燃えるゴミの日に出す。種が、庭や畑に拡散するのを防ぐためだ。敷石は、以前私が石屋の廃材を使い、自分で敷いた。結構気に入っている。 畑と和室の間の芝生 ここは芝生の一部を切り取ってレンガの敷石を敷く予定。芝生を一部残すのは、畑で作業した際に、靴に付いた土や泥を拭うため。ただ、芝生の根が際限なく広がるのを防ぐため、定期的に芝生の根切り作業をする必要がある。また和室前へ広がる芝生を切り取るため、現在生えている小菊を一旦掘り上げるかも。この菊の根も強い生命力があり、そのまま放っておけば、際限なく繁茂する。 飛び石になる予定のレンガ 煉瓦は、これまで花壇の「縁取り」にしていたものを再利用する。花壇の縁取り用には、新たにHCで「柵」を購入する。その方が見栄えが良いし、今回広がった花壇の境目がハッキリするはずだ。<続く>
2020.02.26
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<雪の日の庭仕事> 冬の花壇 家の中の断捨離が一段落ついて、庭仕事を始めた。今年は暖冬のせいで雑草の伸び具合が早いように感じたからだ。それに今の時期だとほかの植物が成長してないため、雑草を直ぐに見つけることが出来る。そしてふとひらめいたことがあった。今のうちに邪魔な芝生の根っこを切ることだ。特に安い芝生は丈夫で、どこまでも根を張る。そして他の植物の根っこと絡み合う。そうなったら厄介だ。 芝生の根 それで天気の良い日に、和室の基礎との境目から切り始めた。たちまちのうちに根っこが袋一杯になる。これを裏に積んで堆肥にしようとしても、丈夫な芝の根は死なない。そして腐葉土と一緒に庭に撒こうものなら、あっという間に根付いてしまう。それで居間の前庭に潜り込んだ芝の根も退治し、ついでにハーブの根も全て抜き、芝生と見分けがつかない「芝桜」も全部抜き、その跡へスイセンを植えた。 厄介者のドクダミの根 しかし、前庭の方はそれで一件落着だが、芝生は花壇へも潜り込んでいる。さらに厄介なのがドクダミ。こちらは30cmほど地下に潜り込み、わずか1cmでも取り残したり、折れたりすると、そこから発芽して、夏はドクダミが背比べする花壇だった。そうだ今のうちに何とかしよう。そう思いついて始めたのは良いが、そのうちに雪。そして冷たいみぞれに変わった。レ・ミゼラブル。 絞りの山茶花 そして完成したのが冒頭の写真。作業の都合上、球根は一旦全て掘り上げた。そしてスコップで土を掘り上げる度に、土をかき分けて芝生とドクダミの根を探してゴミ袋に。ドクダミも裏庭に積めない。事情を知らない前妻がドクダミの根が混じった堆肥を庭中に撒き、「ドクダミ帝国」に変身した経緯がある。 藪椿 偶然畑の土と花壇の土を交換した形になった。これで花壇の土質も少しは改善されよう。そこで掘り上げた球根を花壇に戻し、余った球根とシュウメイギクは他の場所に植え替えた。これで第1弾は終わったが、引き続き第2弾を予定。芝生をほとんど切り取り、その後へ石を敷くのだ。当然雑草対策。ただし畑の脇だけはjっ間の芝生を残し、玄関前及び玄関が泥で汚れ難くする。 そして玄関へのアプローチ部分の敷石を一旦全部どけて、その下に潜り込んでいた各種の根も除去する予定。またもや大作業になった。ガンバレ>自分。<続く>
2020.02.25
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~庭の花と実など~ 旅から帰宅すると、庭の小菊が開花していました。これで淋しかった庭が少し明るくなったかも。 白い小菊も可愛いなあ。丸っこい花弁が愛しいねえ。 黄色い花弁にちょっぴりピンクが混じっていますよ。 こちらはピンクの小菊です。優しい色ですねえ。 白い小菊をアップで撮ってみました。 花弁が長い黄色の小菊ってエレガントでしょ。 台風の際に刈り取ったシュウメイギクですが、少しだけ残っていましたね。 秋のミニバラはそろそろお終いでしょうか。 この時期のハナズオウは初めて。暖かかった秋で狂い咲きしたみたいねえ。 似ていますが、春に咲くのはクロッカス。秋に咲くのがサフランですよ。 安物の丈夫なサザンカが今年も一番乗りで咲き始めました。 ウメモドキの実が生っていますが、これも鳥の餌になることでしょう。 ユズが金色になりました。仙台も秋が深まりつつあります。 バラの実とハマナスの実は良く似てるのは仲間だからですよ。 最後はおまけです。左上は変色した紫陽花。右上は色づいたお手製の干し柿。 左下はボケの実。わたしはボケの身。そして右下は育って来たブロッコリーです。 こうして見ると秋は彩りに満ちています。寒い冬になる前のプレゼントかもね。 さて、明日から新シリーズ「旅・歴史と美を訪ねて」が始まります。どうぞお楽しみに~!!
2019.11.09
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~マックス爺またまた影絵で遊ぶ~ ドアのスリットから日が差して、玄関マットに光が当たっています。11月3日は「晴れの特異日」と言われていますが、実際は11月4日の方がずっと晴れの確率が高いみたいですよ。ともあれ、「これは良いチャンス」と早速カメラを持ち出した爺です。こんな日はやっぱり「あれ」ですね。 ハハハ。これです、これ。私が大好きな影絵遊びです。先ずは障子に写った植木の影をパチリ。 ほら楽しいでしょ? それとも喜んでいるのはわたしだけなのかなあ。 次はカーペットに映った植木鉢の影ね。こちらも以前やりましたが。 こんな「絵」が撮れる逆光。自然の影絵は楽しいな。 外に出していた植木鉢はほとんど室内に入れました。結構朝が冷えるようになったのでね。 ゴムの木を居間に入れたのは久しぶり。少し背が伸びました。 このちび助のラン。一度はダメになりかけたんですが、今は持ち直しています。 オリヅルランなどの観葉植物も窓辺に置いて、日光を浴びさせました。 全体像はこんな感じ。ひっそりして静かな居間なんですよ。 カーテンを開けて家の外から見るとこんな感じ。 今年はまったく花を咲かせなかったハイビスカスは、上の方をちょん切りました。いつもは玄関に入れていますが、昼間は外に出して日光を浴びさせています。まだ外に出してるのは2種類だけですが、1種類は庇の下でそのまま越冬させる予定です。 相変わらずのブログですが、また来てね~。 明日は庭の花を載せますよ~!!
2019.11.08
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~園芸店の店先などで~ 今日は旅の2日目。鳥取の足立美術館や鳥取砂丘、島根の出雲大社を訪れる予定です。昨日から留守中のブログを予約機能を使って書いています。簡便な内容ですが、よろしくお付き合いくださいませ。 先日5kmほど離れた園芸店へ、タマネギの苗を買いに行きました。これらの花は、その店で売っていたものです。冬の庭を飾るためかパンジーやヴィオラが多いみたいですが、その他にもたくさんの花々が並んでいました。 小菊も何種類かありますねえ。わが家の庭の小菊も、少しずつ蕾が膨らみ始めました。旅行から帰宅した頃には、きっと咲き始めるのではと楽しみにしています。 下の花はマーガレットかデージーか。白い花も可愛いですね。 中には一本仕立ての菊の花(左端)もありましたっけ。菊は秋の花の代表格かなあ。 帰宅途中の公園で見たヒマワリ(向日葵)の花。夏の花もそろそろお終いですね。 ヒマワリの隣にはこんな可憐なフヨウ(芙蓉)の花が。塀の上から覗き込むようにして撮影。 ここからは秋の実を少しだけ追加で。これはハナミズキの実かな。 近所のお宅の小さな柿の木には、今年もたくさんの実が生りました。 ピラカンサは秋の定番ですね。どこの家の庭にも良く植えてあります。 これは園芸店で見かけた植木鉢の実。もう萎れてシワシワです。
2019.10.30
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<ささやかな楽しみ> そろそろタマネギの苗が売り出される頃。そう思って園芸店に電話すると「ある」との話。そこで早速買いに行った。100本で800円。帰宅後南の畑の3か所に分散して植えた。苗100本ともなると、わが家の狭い畝1つでは植え切れないためだ。ようやく植え切り、じょうろで散水。その後、タマネギネキリムシ対策用に薬を撒いた。文字通りタマネギの根を切って枯らす悪い虫が卵を産み付けるのだ。 キャベツが結構大きくなって来た。これは9月初旬に苗を植えたもの。やはりこれも蝶々が卵を産み付け、青虫になって葉を食い尽くす。そのため1度だけ薬剤を撒いた。もう食べられる時期。3個あるのでゆっくり食べたらある程度の期間は持ってくれるのではないか。この1週間後に見たら、何と鳥に突かれた痕があった。きっとヒヨドリのせいだと思う。危ない危ない。 東の畑の大根も結構大きくなった。そこで先日1本抜いて煮物にし、葉は油で炒めた。そこまでは良かったのだが、先日見たら葉が散々食い荒らされている。犯人は黒い小さな毛虫。これは蝶々の幼虫ではないと言う。ネットで調べたら「カブラナバチ」と言う蜂の仲間の幼虫だ。食べるのはカブだけでなく、アブラナ科全般の葉。大根もアブラナ科の仲間。早速薬を撒いたが大根本体の成長には影響しないはず。 これは裏の畑の小カブ。これでもう食べごろだ。このまま放置すれば根茎が堅くなるだけ。こちらもカブラナバチの幼虫に葉を食い荒らされているが、あまり問題はないため薬は散布しなかった。 こちらは南の畑の白菜。少し結球が進んで白菜らしい形になりつつある。蝶々の幼虫の青虫の餌食になっているようで、薬を散布した。 これがベランダから見た南の畑。庭の一部なのでさほど広くはないが、タマネギの苗、白菜、キャベツの様子が分かるはず。葉が青々と茂っている苗は、ブロッコリーとカリフラワー。こちらの結球はこれから。右端に見えるのが雲南百薬。まだ葉が収穫出来るが、霜が降りる頃には根っこだけ残し、蔓は全て切って捨てる。その姿で越冬させるのだ。 ユズ(柚子)の成長も順調だ。先日の剪定の際に間違って4個落としてしまったが、絞り汁を焼酎に入れて飲んだらとても爽やかで美味しかった。熟れる前の青い果実でも役に立つんだねえ。 こちらは渋柿。植えてから3年目のまだ若い木なので、最後まで落ちなかった実は3個だけ。それを干し柿用に加工した。去年は1個だけだったが、さて来年はどうだろう。とても楽しみだ。 こちらは収穫物の加工品。左側はキュウリの古漬けとモロッコインゲンのお浸し。大量に獲れたため、漬物や茹でて冷凍保存していた。右側は今年収穫した青梅で作った梅干し。今後2年分は食べられるくらいの量がある。この他物置にタマネギとジャガイモを保存中。これらも今年いっぱいは持つくらいの量がある。野菜が高い昨今、わが家にとっては貴重な資源となっている。まさに一石三鳥かな。 ところで台風の被害はなかったでしょうか。15号、19号と続けて大きな被害が出たこの秋の台風。そこへ今回の21号が日本列島の東側をかすめて通過しました。今回は雨と風をもたらし、2回の雨で決壊した河川の堤防や、大雨で起きた土砂崩れなどにさらなる影響があったのではと心配しています。被害に遭われた地区と方々に、心からお見舞い申し上げます。
2019.10.26
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<A公園の花を中心に> 沼の傍の遊歩道の脇に、小さなコスモス畑がありました。 その日はまだ台風が来るずっと前の頃で、こんな風にきれいな秋の空が広がっていたんだよね。 ケヤキ林の中にはね、大きめの花壇が2つあるのさ。そこに近づいて。 サルビアは少し褪せて来たけど、そのほかの花はまだまだ元気だねえ。 縦から横から斜めから。まあこんな風に花壇を撮るのも楽しいね。 そして突然こんな風に、少々寂しげな写真も入れるのさ。穴の開いた向日葵の葉っぱと黒い種だよ。 こっちはケヤキの樹を背景にした静かな風景を。 そして再び花壇の花をズームすると、鮮やかな花が引き立つでしょ。 ここは区の公園課の管轄だけど、町内会の方も協力してるのかなあ。 シソの仲間のコリウスが、一段と鮮やかな赤になりましたね。 散策路の傍に咲くミヤギノハギ(宮城野萩)は、県の花です。 芭蕉が「奥の細道」で弟子の曾良と一緒に仙台を訪れたのは五月。残念ながら有名なこの花は見てないのですよ。<不定期に続く>
2019.10.20
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