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前の日記の続きを書くには時代背景について知識が無さすぎ、また壮大過ぎて、ちょっと無理だと思いますが…映画「レ・ミゼラブル」を観ていて、最初はジャン・バルジャンという一人の男の生涯がメインの物語と思っていましたが、最後には民衆がそろって高らかに歌い上げて終わる(たぶんミュージカルもそうなんでしょうね)となって、なんだかテーマがわからなくなってしまったんですね。「ベルばら」でフランス革命を知ったような気になっている私ごときは(オイオイ)実はその後のことなんてろくに知らないんです。映画の冒頭では、フランス革命の後、結局また王政復古したという一文が出てきますが、「ベルばらで完結してる」自分にはちょっとショックな始まりなわけです。あれほど多くの血を流して革命を起こしたのに?と。一応、ベルばらの中でも革命の指導者ロベスピエールもその後処刑され、ナポレオンが登場することは触れられてはいますが。映画に戻りますが、ここで出てくる学生たちの武装蜂起はフランス7月革命 の前段ということでしょうか。映画中では「左翼の学生たち」は敗北してますよね。絶対に女性の目を惹く(笑)学生たちのリーダー、アンジョルラス(金髪の巻き毛の美青年)がカッコ良すぎるだと思いましたが、ベルばらに出てくる、あの「サン・ジュスト」がモデルとのこと、なるほどと思いました!現実には1794年に処刑されたので、「レ・ミゼラブル」とは時代が違うのですが、サン・ジュストの印象というのがとても強かったので、ユーゴーはモデルにしたのでしょうね。やはり権力というのは恐ろしい。市民革命とはいえ、王政を倒した後には別の支配者が出てくる。それでもここ(今の時代)まで来た、ということなのでしょうけど…年末のテレビ番組で、日本の学生運動、あさま山荘事件、成田闘争等々で、左翼学生というものを見た後の「本場」左翼学生ということもあり、「不遇で不屈のジャン・バルジャン」の魂の救いの場面には涙したものの、全体の印象は革命に動く人々の姿、その時代の方により強い印象が残りました。
2013/01/05
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昨夜のTV番組で一番多くの時間見ていたのは、結局「紅白」でしたね。8時からは例年のとおり「第九」を楽しみましたが。紅白の視聴率低下といわれて久しいですが、やはり「紅白用」の演出は興味をひくところでもあり、気になって見てしまいます。話題は色々ありましたが、幾つか私的なコメントを。・K-POPの出演が無くなった。 これまでの騒ぎはなんだったのか、というくらい影響がなかったんじゃないですかね。 これからは日本なんかじゃなく世界を目指して活躍していかれたらいいと思います(棒)・ゲスト永ちゃん! 09年にもゲスト出演して、その時も「これは反則では!?(笑)」と思うほど見入ってしまった。彼のファンじゃないけど、もうこれで番組終わりでいいや、って感じになっちゃうくらい見せるステージだと思う。ちなみにバックのギタリストが山本恭司さんというつぶやきがTwitter上で多かった!(NHKのスカイツリー開業前の番組でも永ちゃんバンドで弾いてましたね)・YUIさんラストステージ。 ギター1本の弾き語りが言いつくしていたような気がする。ジーンズにチェックのシャツ、 そのシャツの裾にウェディングドレスのような白いレースが、 「普段着」の自分らしさと「区切り」としての晴れ姿を合わせたように思える、「売るため」でない歌い方でまた戻ってきてほしい。・トップの人。 ウェディングで思い出した…(苦笑)2年前のデジャヴかと思う白い衣装で。 (記憶になかったけど去年もウェディングドレス風だったらしい) 客をあおる野太い声には退いてしまう…何か見るたびに「そんなに頑張らずとも」と痛々し い気持ちになる人。 なお、「セクシーすぎる衣装の人」についても似たような気持になります。・お客の多い(またはホステスのめっちゃ多い)地方のスナック状態だった人。 いや~兄さん、ギターうまいねぇ!って…弾いてたんですかね?弾ける人ではあるようだけ ど、あれはどうだったのだろうか? 何故日本の演歌はラテン系で、サンタナとかクラプトン風の粘っこいギターが合うのだろう か。それはともかく、娘たちを動員しないと無理なのかと思うと哀しい。・ストラップに何か書いてあった人。 「反核の主張」とかニュース記事にもなってましたけど、私は「彼個人の意見を表した」と というふうに見ています「僕はこう思います」という… 直接的な言葉を口に出したりする場でないという判断で、ああいう「英文」で文字に表すに とどめたのでしょうね。あそこに目を留めないと、英語で何が書いてあるかと思わないと気 付かないことでしたから。 ・丸山さん。 この歌、何年か前に知人に「聞いてみろ」と言われて音源ファイルを送られたのです。 前の職場の社長がよく「丸山明宏が…」って言ってましたね。 私などは寺山さんのお芝居やシャンソン歌手としてのカリスマ的な人、と思っていました が、近年はバラエティにも多く出ていて、子供も「黄色い髪の人」なんて。 どういう経緯で今回紅白に出ることになったのでしょう、 「土方(どかた)」なんて言葉が出てきて大丈夫か、と思いましたけど、 下記資料によるとNHKでは今までも「ヨイトマケの唄」を自粛していなかったとあります。 参考資料↓ 土方ヨイトマケの唄 「巨人の星」の項でもあるように、私の子供時代('70年代)には普通に「どかた」って言ってたし、それほどひどい差別を含んでいるなんて思ったことありませんでしたね。誰に対して差別で失礼で傷つけているのかわからないような理由で、「いけない言葉」になっている言葉が増えていますが、「要注意歌謡曲」という当時の呼び方は笑ってしまいますね。無意味なことです。話は別ですが、焼き鳥を焼く人を「焼方(やきかた)」と言うよなぁ、と思って調べたら、板前の世界の「役職」の中のひとつらしい。これは差別的な部分はないのかな?板前の中では「下っ端」なわけですよね?板前話がとびましたが、他にも話題は色々あるものの、この辺で。年配の人にはあまり見どころのない番組かもしれませんね。他局も含めて。
2013/01/01
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本日発売のAERA私がTwitterでフォローしている速水由紀子さんが、これまたフォローしている山路徹さん(APF通信代表)を取材した記事が載っているので買いました。山路さんといえば・・・あの不倫騒動・・・じゃなくて!震災後、東電福島第一原発の20-30km圏内で犬猫救出活動をしているとツイッターで知ってフォローしたのだが、世界で注目を集めた南相馬市長の訴えの配信もAPFでされたという。日々、現場で救出される犬猫、人気のなくなった避難地域の風景の写真などをツイッターで拝見させてもらっていました。その行動に対して色々な意見もあったようですが、考えるより行動で実践したことを「リスペクト」しています。ところで、話はその記事でなく、冒頭の特集「見えない敵と闘う母」を読んで、大変な精神的重圧を感じてしまいました。まだ他の記事すべて読んでいないのですが、多くのページで放射能関係を扱っており、これを全部読んだら神経を病んでしまうのではと思わせるに十分な冒頭の特集です。不謹慎な表現ですが、今回の件でもっとも「強い」のは高齢者だと思っているのです。これは大変問題ある表現ですが、実際に、私の親のように80歳目前で、原発騒ぎ以前から、どこが悪いの、ここが痛いのと通院したりしている年代の方には、「ただちに健康に影響のない」ことなど大した問題じゃないように思います。私自身なども、もう大して心配する年代でもありません。逆に乳幼児のいる人、妊婦、これから子供を産むであろう人達、そういう人がもっとも弱者でしょう。このアエラの特集を読むだけでも、母親達のストレスが限界なのではと思わされます。父親(夫)との関係に歪みが生じる家庭も多いでしょう。健康被害も心配ですが、精神的に破綻してくる人が増えるのではないでしょうか。「わからない」というのが一番の不安だと思います。どことどこでは、何マイクロシーベルト違う、といっても、その差がどれほどの危険の差に相当するのかわからない。とにかく「進行形」を止めてくれるしかない。精神の弱い私は、このアエラを読み終えたら、体内に発がん性物質が生じるような気がするほど重いです・・・
2011/06/20
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「放射能から子どもを守る」たまたまコンビニで目に付いて、思わず手に取ったのだから、私も関心がないわけではない(当たり前)ただ、冒頭のUAの記事しか読まなかったけどね・・・さてこれを読んでママ達はどう思うのかしら、と思ったりもした。こういう「よい母親になるための雑誌」とかもともと興味がないんだけど、ただでさえ、今の若いママ達の育児に関する情報源のひとつが、こういう雑誌でしょう。雑誌が何かヒントやきっかけをくれるのはよいのだけど、頼り切るとか、かえってストレスになるのはよくないですよね。まして、今回のこの件はたぶんに自己判断が求められている。それは非常に大きな、人生を変えるかもしれない判断になりうる。夫婦の間の話し合いも必要。私だって、今後どうなるかわからない悪いニュースばかり聞いて、果たして家人と思いを同じにすることが出来るだろうか、とも思っている。で、立ち読みしたUAの記事で、驚いたのは彼女はこんな時の為の準備をしていたと。地震に対しての、じゃないですよ、原発事故に対しての準備。そして現在妊娠中の彼女は、早い段階で熊本への移住を決めた。それはもっともなことだと思う。妊婦や幼い子供がいるなら、避難は迷うことなどない、と断言している。それももっともだと思う。しかし、読むのは一般のママさん達。場所を移しても活動できるアーティストではない。どこへ避難?そこでの生活は、資金は?避難指定地域でさえ避難先がないというニュースがあったのだから、そうでない地域にいて避難を決意するのは相当なことだろう。ママ達の聞きたいのはそこんとこじゃないのかなぁ、一般の人で自主避難をした人のインタビューとかね、現実の話を。
2011/06/07
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引越し先にて更新
2011/03/20
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東急線で配布されてるフリーペーパー「Salus」通勤時間がそれほど長くない私にはちょうどよい読み物。長い小説などを書くのはすごいと思う一方で、こういうところに載っているエッセイ、記事って限られた字数でほぉ?と思うことを書いているのが感心する。やっぱりプロが書くと違うなぁって。で、「ちょっとニュースなクラシック」の今回のお題は「ボレロ」「反復は快楽なり」と始まる。「多くの人にとって、日々はおおむね繰り返しでできている」「毎日なにをすればいいのかわからず、常に昨日と違った今日が訪れるというのは恐ろしいことである」だから反復の音楽の代表であるボレロも心地よいのだろう、という。わかる。テクノのレイヴパーティーなんて、それでトリップしようというんだし、Stonesの「悪魔を憐れむ歌」をコンサートで聴いた時は、その効果を実感したものだ。TVなどで聴いたことはあるものの、恥ずかしながらボレロをすべて通しで聴いたことはない。Salusのエッセイに戻ると、ボレロのメロディは2パターン、これを延々繰り返す。同じリズム、メロの反復だが、そこにある変化は楽器を変えていくということらしい。「繰り返される日常のなかにも、いくらかの彩りは必要だ」同じような毎日がつまらないという人がいる。私も殆ど判で押したようなパターンで暮らしているから、そんな気にもなる。しかし、まったく同じ日なんてないんだ。毎日同じで退屈だという人にボレロは同じように退屈かもしれない。「同じメロの繰り返しじゃないか、つまらん」という人と、音色の変化を楽しめる人がいるのだろう。そういう人こそ幸せを見つける能力の高い人だ。そしてまた、記事で知ったことだが、ラヴェルは50代にボレロを作曲した後、「体の能力が徐々に奪われていく進行性の病」にかかったという。体の動きの制御や能力低下、言語や記憶の低下、というから認知症のようなものだろうか。繰り返そうにも繰り返せない日々。記事は「日常の反復。これこそボレロ以降のラヴェルが決して手にすることのできなかった喜びだろう。」と結ぶ。私ごときはまた「退屈」とか言い出すのだろうが、退屈しか見出せないことが退屈なんだろうな。蛇足:ボレロに似た曲としていつも思い浮かぶのが「水戸黄門」とDeep Purpleの・・・なんだっけなw
2010/06/26
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Love Letter つるの剛士 作詞:岸谷香 作曲:鎌田雅人先日たまたま見ていたMステでつるのが歌った曲です。久々に日本語の歌詞にぐっときた・・・ヒット曲とか「いい歌だ」とかっていうのは、結局聴く人がそれぞれ個人的に感じることをどれだけすくい上げられたか、ってことでしょうね。そこに「技」はあると思う。多くの人が一度は感じたことのあるものを、さりげなく、しかしぐっと掴むような言葉、メロディ。今の自分にしっくりくるものが入ってきた時、心が揺さぶられたり、いい曲だと思えるのでしょう。他人がどんなにいいと言っても、自分の感情がマッチしないものには感じないでしょう。そういう意味で、この曲は「おっ」と思いました。「あぁまた顔も見ずに今日が始まる」とか「向き合えば歪んだ顔で言葉をなげる」とかね、うわぁ、岸谷ゴローとこういうことあるんだろうか、って思うくらいリアルだわ(苦笑)「恋はもう二度とは戻らないこと 君も気づいている そうだろう? 」なんてのは、言えそうで言えないことだったんじゃないのかな、「夫婦の歌」としては。(私は家庭内でよく言ってますが!)冷めてしまって離れていく恋の終わりを歌う曲はあってもね。まぁ改めて歌詞全部を読むと、やっぱり「元々結婚に夢持ちすぎだったんじゃ?」というような、奥居香流?な歌詞がちりばめられてて少々ひいてしまう気も。ただ、恋愛なら惚れたの別れたのという世界であるところを、現実には何も変わらない日常が続き、過去を懐かしむでも新しい恋を求めるでも,相手をつなぎとめるでもなく、今を壊すほどにも至らない、そんな10年経った結婚生活の色合いをすくい上げられる「今の奥居(岸谷)香」はなかなかです。ちなみに、彼女は私と同じ2001年に出産してますね。(椎名林檎ちゃんも)
2010/06/07
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実家の母が検査入院といって、はや一カ月になろうとしてまして。といってもここを読んで下さってる方にご心配かけるような状況ではありませんので…妹とも連携して「できること」しかやってません(苦笑)それで、日曜日には実家の父をPick Upして病院へ行っている次第。うまいことにこのひと月、亭主の仕事は殆ど無く!!(オイ)家の車も空いていたし、娘も彼に頼んで私だけで出かけられたという具合。もし彼が忙しかったら子連れで電車移動、面倒この上なく実家の父の送迎の役にも立たなかったんで、ものごとはうまいことできてるんですwその往復の時間、密室で独りでロケンロール堪能です先週はReefでしたが、今日はThe Black Crowesの「By your side」Black Crowes ブラック・クロウズ / By Your Side 輸入盤 【CD】やはりイイ!1曲目からとばすし、3曲目にはアルバムタイトル曲で盛り上げてしまう、え?いいの、後半にとっとかなくて?って感じのスピード感で進みます。クリスの声もやはり若い気がする。ホントにしびれるSingerです。あ、そういやこれもReefのと同じ'99年のアルバムだ。そう、'99年、フジロックに行った年!彼らは初日に出てました、私が行ったのは2日目=見られなかった。もう、彼らは来日しないかもしれないな…
2010/05/23
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連休から事情があって、週末ごとに一人で車を運転していく時間が生じてます。おかげでSLASHのソロアルバムも車内で充分に聴けました。キャッチー…っていう表現はおかしいかもしれないけど、やはりQueenやAerosmithがスターだった同世代だからなのか、ハードでありながら聴かせどころのツボがマッチするっていう感じでしょうか。運転時間は片道1時間もなく慣れた道ではありますが、自分の部屋では思うような音量でロックを聴くのもなかなか、なので、この運転時間が意外な気分転換になってます。いえ、そんなバカでかいボリュームで走ってませんよ!でもねぇ、車とロックはやっぱり合うんです!流れていく速度と音のスピード感が!そして密室ですし。気分転換になる原因はこれかもしれません。あ、いえいえ、私はすごい安全運転です。未だに運転は怖いから。で、今日は久々にREEFを引っ張り出して聴きながら運転。これは'99年のアルバムですが、翌年の「Getaway」も持ってます。UKバンドで当時の売れ線からすると泥臭いのでしょうけど、(私もヴァーヴとか聴いてました)ブルージーというよりソウルのあるロケンロールですか、勢いがあってカッコいい!ライズその後どうしたのかと思ったら一度解散し、なんと今年再結成で動き出してるそうで!
2010/05/16
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いのちをいただく前半は「絵本」ですね、黒だけで描かれた挿絵が子供の落書きのようでいて、なんともいえない表情を出しています。食肉加工センターで牛を「殺して肉にしている」坂本さん(実在の方)と小学生の息子の会話を中心に、ある日殺した一頭の牛が殺される前に見せた涙を境に「もう少しこの仕事を続けよう」と坂本さんが思う日のお話。娘にも読み聞かせをしました。泣いてしまったらいけないと思いつつ。「可哀そう」で泣くだけならあまり意味はないかもしれません。意味…そう、この本の後半には食に関わる3人の人の紹介と、あとがきがありますが、私はそこを読んで本の主旨とおそらく違う感想を持ちました。「人間は生きている間に色んな事に意味を見つけないとやっていけないのだな」ということです。確かに生き物の命を奪う仕事などしていたら、よほどそこに意味をつけなければやっていられないかもしれない。牛の涙など見てしまったら…極悪犯罪者の死刑執行のボタンの方がよほど気が楽かもしれない。動物は意味など考えて生きてないだろうし、獲物を仕留める度に意味など考えるわけもない。人間は脳が発達し過ぎたせいなのか、最低限生きるに必要以上の食物を求め、そこに味だの美的感覚だの人間だからできる色々な要素を加えて(それはそれで素晴らしいともいえる)食を「快楽」にしてしまった以上、自分達の行為に意味をつけなくてはならないのかもしれません。もう少しこの本の主旨?である食育とかそういうことに感想を書くべきかもしれませんが、私は絵本の部分の坂本さんの職業意識に感じることの方が多かったですね、絵本の1ページ目に「坂本さんはこの仕事がずっといやでした」とあり、その後も「いつかやめよう」とか「明日は休もう」とか思うのですが、そういう気持ってどんな仕事でも起こる時がありますよね。勿論、坂本さんのような仕事と例えば私のやってるような仕事は比べ物にもなりませんが、それでも働いているうちには色々な気持にもなる、「もう少し続けよう」と思うことも。職業意識とは淡々と事務的なものでなく、そんな情緒面もあって続けていくものでいいのではないかしら、と思ったのです。ん~~やっぱりズレてるか…***ところで私は逆に最近はあまり「意味」を考えないようにしてます。元々は結構「いちいち意味づける」ことをしがちで、娘を妊娠した時なんかも色んな理屈を総動員したくらいでした。あるいは異性を好きになると、いちいち縁がどうとか、小さな共通項を見つけては好きになった理由をつけたり。なんかもう、起きたことはそのまま受け止めたいと思うようになったんですね、最近は。「意味を見つける」「理由づけをする」ということは、それをしなきゃやるのが難しいからじゃないかと思うのです。自己啓発難民と呼ばれる人達は意味や理由を探し過ぎるんじゃないでしょうかね。
2010/05/09
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実はイイ感じに書いてた感想をとばしちまった…もう書けない…意気消沈なので、最初より簡潔に書こう…-----------------------------------------80歳の身体で産まれ、次第に若返っていく一人の男の「数奇な人生」別に伝記になるような人生でなくても、私のような多くの平凡な人の人生でも、そこにあるドラマはどれもそれぞれが壮大なんだと思う。まったく何ひとつの波風もない人生なんてないはず。語弊があるけど、死刑囚でもクズみたいなヤツでも、その人生のドラマはあるわけで、その意味ではそこには「命」があるわけで。このベンジャミンも、人生の時計の針が逆に回った以外は、一人の普通の男の人生。父親のボタン会社を継いで大成功、とかいう話じゃない(笑)「君の人生に愛はあるか」てな感じだろうか。ちょっと「フォレスト・ガンプ」も思い出したような、長い人生の中にずっと一人の人がい続けた男女。そういう意味ではベンジャミンとデイジーはお互いが特別な2人だし、幸せだったと言えるんじゃないかな。映画の一番最後に静かに涙は流れた。若返るとは、いったいどんな人生を辿りどんな結末なのか、じっと見入っていたその一番最後に。それはけして大げさな感動の場面や悲しい別れの場面ではない。人生の登場人物たちが一瞬去来する、それだけのシーン。ベンジャミンを捨てたものの、ずっと気にかけていた父、彼女の心に神様がいたことに救われる養母のクイニー、その夫ティジー、マイク船長、老人ホームの人達、思えば温かい人達ばかりのように思える。-------------------------------------感想は以上、ぜひご覧になるといいと思う映画。以下余談。ケイト・ブランシェット、美しいなぁ。オーストラリアの人なんだ?ニコール・キッドマンにしても色が白いなぁ。ブラピ、あそこまで若者役には微笑んだ~デビュー当時みたいwこの映画、アカデミー賞の特殊効果?だかなんか獲ったそうだけど、実年齢と微妙な年代は、どこら辺が映像処理なのかわからない…20代くらいの役のブランシェットは本当に綺麗なんだけど、妊娠後の演技の彼女はまた違って綺麗で、そっちが実際なのか?とも。・デイジー少女時代役は、「バベル」でもブラピ・ケイトと共演の、例の「ダコタちゃんの妹」!なるほどね~~・「バトン氏」はガイ・リッチーの映画に出てたそうで!「スナッチ」は劇場で見たけど…ということは、既にブラピと共演してたのかー・「マイク船長」は「I Shot Andy Warhol」でウォーホル役だったんだって!?驚き…ジョニー・デップが出てた「アリゾナ・ドリーム」でとても印象的だったリリ・テイラーが出てるということや、ヴェルヴェットアンダーグラウンドのこともあって「I Shot Andy Warhol」を昔観たんだけど…ベンジャミンが老人ホームでピアノを教わる場面、素敵なメロディ。難しいことをやらなくても、あんなに美しい音楽になるっていう驚き。
2010/04/24
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遅まきながら本日手に入れました。SLASHのソロアルバム。送料無料!!【CD】スラッシュ/スラッシュ スラツシユ(SLASH)今、WolfMotherの猿…じゃなかったアンドリューくんの歌う曲。15曲のうちのまだ半分。参加ヴォーカリストも知ってる人は半分しかいないが…曲はSLASHらしい、というか、ドラマチック。なんかね、年のせいか、妙な感慨がありますね(苦笑)彼は私と同年、40代の半ばということですね。自分と同じ20代の頃にエキサイティングなバンドで世に出て来て、そして20年経った今、死にかけたりもしたのにまだ生きてて子供もできて、ロックギタリストの第一線にいるというのがね…毎度のことながら Special ThanksにはMy wife&Partner in Love&Crime,PERLA… だと!!くぅぅぅ~~~~っ パーラの幸せ者!ちくしょう、なんてCoolなんだ!離婚したとか言ってたのに戻ったんだっけ…これがイイよな、こうして自分の妻を表で誉める!(誉めてるわけじゃないか、in Love&Crime だなんて(笑)でも、それもカッコいいよな)9曲目まで来た。例のインストの曲ね。私、バラードが嫌いなんです。だるくなっちゃう。このアルバムそういう曲がなく、ぶっとばしてくれそう。ひと回り聴き終わった。やはり日本人の歌う曲が蛇足だ…Iggy Pop ですっきり終わりたかった!輸入盤を買えばよかったかなぁ。SLASHも本当にINABAが気に入ってるのかしら。音がカッコよすぎて歌が弱い感じになっちゃうんだよなぁ、日本人…
2010/04/15
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たまには私にそういう日もあるさ。綱島で音と酒に浸かる夜。-----------------------------------------------------------現在バンドはレコーディング中の東京ローカル・ホンク Vo.の木下弦二くん が課外個人活動として綱島ブルーコーンカフェに出演。共演は、本人いわく「おバカさんコンビ」(そうなの!?笑)でギタリスト佐藤克彦さん初めてお目にかかったのですが、素敵な方です。おバカには見えませんでした(爆)話せば長くなる?んだけど、実は求職中だった一昨年10月昼間家でたまたまTVKを見ていたら、歌っていた女性シンガーに聴き入って、その人のHPを見たらローカル・ホンクがリンクされていた、それで久々に高校の同級生である弦二くんの活動に思いを馳せたのでした。ちなみにその女性シンガーは「sachiko」さん、佐藤克彦さんの奥様なんです(TVの中でも共演されていた)そういう意味では弦二くんと再会するきっかけをくれたのは、実は佐藤さんご夫婦だったのかもしれません。(ついでにいうと、佐藤さんのHP内の共演したアーティストの中に、私のピアノの先生も入っておりました)本日、佐藤さんはラップ・スティールを演奏。初めてこんなに目の前でこの楽器を見ました。終演後、佐藤さんとお話させてもらった際に「ロバート・ランドルフ」の名前を挙げたのですが、この人は「ペダル・スティール」でしたね・・・膝に置くのがラップ・スティールで、スタンドに置いて演奏するのがペダル。ハワイアンなどでよく使われるものですが、私自身は沖縄の音楽が合わないのと同じでハワイアンも肌に合わないんで(嫌いということではなく)やはりロックかブルーズ系で使われる方が好きですが。前にも書きましたがスライドギターの音って「性感帯に来る」んですよ(笑)ところで私がカウンターに座ってると隣にいたすごく若い女の子に「弦二さんの同級生なんですか」って聞かれて、てっきり彼の知り合いかファンとか?店の人とも親しげだし、しかしBARにいるには若過ぎて妙だと思ってたら・・・佐藤さんのお嬢さんだそうで! 一人で食べるには多過ぎるフライドポテトを食べるのを手伝ってもらった(オイ)中学3年だって・・・とっても目の澄んだ子で、こっちがドキドキしてしまった。やっぱり両親が素敵だからなんでしょうね。うちも頑張ろう(謎)昨年のBYGでのLIVE後には少し話しただけだったけど、今日は弦二くんと色々話すことができました。高校時代には「軽い人」(酷)くらいに思ってたことも言っちゃったけど、思いがけず厳しい目で話す彼を今日初めて見た。生きるしかないんだ、生きるのが嫌なら死ぬしかない(正確じゃないかも・・・でもそういうことだったと思う)すごくシンプルでいて、でも厳しいことで、勿論いいことばかりもない、でも生きるんだって、私はそういうふうに思えたけど。彼がブログで紹介してた本「いのちをいただく」 読んでみようかな・・・※この日の酒量:バドワイザー1本、ワイン/デキャンタ1個、ジムビームロック2杯
2010/04/11
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結局見ちゃって(しかも珍しく家族3人で!)私も熱くなったけど(笑)ファッキン・アメリカ式感動映画にハメられやすいB型夫(ある意味アホ)も涙ぐみ(爆)てか、あれで優勝ってないだろうーーーーって思うけど!思わず、5年前のゴスペルもどき発表会のCDを聞き返してしまいましたよ。なんか「宝物」のように聞こえました(どんだけ自画自賛)当時、お稽古で「Joyful,Joyful」やるとなった時に、この映画の、あのラップも入ったこの曲を見ちゃってたから、絶対出来ないって思ってた。でも、出来たんです。勿論そっくりそのまま、ではないですよ、ラップのところは無理だし、黒人のノリも出せないでしょうけど、かなり早いと思えた英語の歌詞も歌えるようになったし。今日久々にこの映画を見て、ウーピーの存在感そのもののファンキーさ(笑)あのリズム、高揚感、ローリン・ヒルの歌は勿論聴き入ってしまうし、なんかクラブに行きたくなりました~~~(違)いや、ロックコンサートでもいいんだけど。SALSHには届かないがフォローする つぶやき
2010/04/02
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図書館で借りてきました。こんな本を借りることこそ、自分が何かに頼ってる気もしてちょっとばかし嫌だけど(爆)たぶん、本が売れてるK女史とか、私の苦手なT橋N子さんとか、ああいうポジティヴな人が怖いからでしょう。そして巷でもビジネス本、成功法則本?自己啓発本?というものが変わらず売れているようだし、そういうものをどんどん読んだりセミナーに行ったりして、情報を入れることに一生懸命な人が怖いし、疑問だからだと思います。なので、このタイトルは非常に惹かれた。…商売うまいね(笑)「マネーの虎」という番組も話題にはなっていたけど見ていなかったし、それに出ていたという著者についても何も知りません。実際、著者のブログタイトルにも「幸せバンク」だなんて書いてあって、本の中の「自分をブランディングしたがる人がよくつける」キャッチコピーとして「夢の●●」「幸せの●●」などというものを挙げてらっしゃったので、ちょっとガクッときますが(笑)以前あるLIVEでアマチュアの女性シンガーが自分の名刺に「愛の伝道師」と書いていたんですよ(苦笑)都合でその人の出番の前に帰ってしまったのですが、それを見て「聞かなくてよかった」と思ったくらい、その感覚を疑ってしまったことがあります。本の中で「自己啓発難民」という言葉が出てきますが、これはうまいと思いましたね。「ポジティブな人ほど、そのポジティブさを人に押し付けてはいけない」とか、妙なポジティブさの人はイタいとか、すっごく共感しました(笑)ネガティブはポジの対義語と思わず、両方あって当たり前、そのバランスのいい人が素敵だと。うんうん、と納得し、都合よく自己肯定(爆)しつつ、やっぱり自分も逆説的な自己啓発本を読んでるということだろうか、といささかバカらしくもなり…こういう本は買わずに図書館で借りて、ちょっとのぞいてみる、に限るとも思いましたね。
2010/03/28
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きゃーThank you.Slash だってーーーー…オートの返信だとわかっていても心躍る!!(私はアフォ!!)というわけで、NewAlbum の曲をFreeDownlord しました~「Watch This」コレを見ろ…ですか?コレってまさか!!いいわよ、じっくり見てあげるっ←年増のアフォダフとフーファイのデイヴ・グロールですね。亭主が買うつもりだそうだが… 一家で2枚買うか…どうしよう。
2010/03/27
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あっという間に前回からひと月ぶりのお稽古。15時に仕事を切り上げ、渋谷のレッツスタジオ(生ピアノがある)へ。会社から歩いて行けるんですよ~ま、ちょっとお散歩くらいの距離はあるけど。前回「シャッフれない」状態でしたが、今日は多少()近づいたかな…今日の講義の中でなるほど~と思ったのが、曲の出だしでドラマーなんかが「あ、ワーン、ツー、あ、ワンツースリー…!」ってカウントする、この「あ」が大事だと。知ったかぶりなヤツが言うところの「食う」ってやつですかね。いや~私はあれって「格好」で言ってるのかと思ってましたよ!(無知)先生いわく、ブルースロックくらい重くなると、一般にシャッフルと思われてる3連符中抜き状態で演奏されてるそうです。私がシャッフルとかブギと思ってるのもそれです。今やってるのは、よりルーツに近いものなので、自分の中に染みついてるリズムを変える必要がありそうです。ブラックミュージックよりハードロックが好きなのに大丈夫か?そしてBluesを聴く時はたいてい酒を飲んでいるのでリズムとか考えて聴いていないのだが…
2010/03/10
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白ワイン/デキャンタ、Old Grand-Dad/ロック1杯、Jim Beam/ロック2杯、以上が昨夜の綱島BlueCornCafeでのフロミズワンダーズのLIVEにおける私の酒量w前回、初めてこの店に行ってから4ヶ月も経っちゃたけど、やっぱりイイ店だな~まず店長がステキだし、若いスタッフも可愛くよく働く男の子ばかり。昨夜はたまたま店長のバースデーでまた盛り上がり(34歳だって!若いね!)夜が更けるほど混んでくる地元の店ってサイコーだよなぁ。なぜ我が街にないのだ~~そしてLIVEのほかに目的があった。前回一緒に飲んでくれてバーボンやパスタをシェアしてくれた女性に、今回はお返ししたいと。連絡先も教えあってないし、確信もなかったけど、やっぱり彼女も店に来て再会できた。飲んでた席のことだから前回のことは覚えてなくてもOKだったのに、彼女はすごくよく私との会話を覚えててくれて嬉しかったよ~あ、本題のLIVEはとっても楽しかった!最近はあまりぐっとこないラブソング的なものに久々に(苦笑)じーんとしたり(心がソレを求めてるのだろうか!?)数日後にはまたレッスンがあるのだが、ケンタローさんのピアノには参りますね・・・左手ベースラインをキープしたまま右手であれだけ弾くとか、更には歌っちゃうとか・・・さすが天才タイプのAB型!(そういうことか?)そう、ピアノは勿論、怒涛のハープもとてもイイ。だけど、一番感じるのは・・・性感帯(←死語?)に来るスライドギター!!こう見えても(?)私、「スライドギター」ってCD持ってるくらい(これはえらい昔の音源ばかり)スライドに感じる女なんですのよ!だいたいボトルネックを滑らせるあの感じが性感帯を撫でられてるようで!だから音もセクシーなのよね。
2010/03/07
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朝の通勤電車内で、「Voodoo Child」(「Chile」じゃない方ね)を聴きながら。しかも金曜日、久々のお天気、心が晴れますわ~、このギターの爆音(笑)…ええ、私i-Podの類、持ってないのでケータイのプレーヤーですけど!しばらく前から買おうか迷っているけど、やはり懐事情と必要度で踏み切れないでいます。ケータイは昨年11月の旅行の際に海外でも同じに使える、その時の最新機種に替えたから。一応SONYのだし音は悪くないですよ、って店でも言ってたし、通勤時間短いからそれで間に合ってる。・・・しかし何故、夕方の日比谷線はクサいのだろうw
2010/03/05
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ふた月ぶりのピアノレッスン。本日はシャッフルのバッキングです。リズム感悪いんだよなーーーー・・・単純には「三連符の真ん中抜き」と多くの人も思っているでしょうが、ちょいと違うというのを教わりました。どこにノリが来るのか、という感じでしょうか…先生であるケンタローさん が、KeyはCで基本的な形を弾いてくれますが、弾いてることは難しくなくてもすごくイイんですよ~メリハリ、でしょうか。体にそれが入ってる、ということでしょうね。こういう左手のバッキングを意識したことはあまりなかったですね、バンド時代はドラムやベースがいましたから、自分は曲のテンポを守ることだけすれば、ベースラインやリズムというのは彼らがやってくれましたものね。単純な2音を使ったバッキングですら、リズムは乱れるしノリは悪いし、繰り返すうちに手はつりそうになるし!かなりがっくりします。・・・が、自分も嫌になるほど繰り返しやったんだとケンタローさんが励まして下さいました。そうだ、こんなことでは「悪魔を憐れむ歌」も弾けないし、ブラッククロウズのようなバンドで弾くこともできない(どういう妄想だ)よ、よーーーーし!!
2010/02/09
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TVでやってたので見ちゃいました。悪役ハーヴェイ・カイテルだもの!なんだかスゴいよねwゴスペルもどきをやってた頃、練習した曲のひとつHail Holy Queen を歌う場面、あそこがやっぱり好きですね~ちょっと、涙ぐんでしまいました!あれを見ると歌いたくもなりますね、ファンキー(笑)だものね!ゴスペルのお仲間がDVD貸してくれて、何年か前に見た時は、お稽古の度に同行していた娘も一緒に見たので、娘も覚えています。ただラストがどうだったかは実は忘れてました。なるほど、法皇様まで来ちゃったのね(笑)後ろ姿で登場してましたけど。(それだけを演じた人も畏れ多かったでしょうね)どうも不景気ネタになりがちだけど(苦笑)映画中でもシスター達が教会を地域に開き、人々と接し、炊き出しをしている場面も出ていました。あれだきゃ~やっぱり敬意を表するんですよ、日本であれをやると「もの好き」か「バカ」と思われるでしょ、ええカッコしぃだとか…宗教が争いを生むのは嫌だけど、やはり大切なものも含んでいると思うんですね。前提に人間は弱いものだというのがあると思いますし。--------------------------------------------------関係ないけど、今日は授業参観のため仕事は昼でおしまい。地元でインドカレー食べました。カレーが二つついたセット。豆のカレー&じゃがいもとズッキーニのカレー。ん~まぁここいら地元の店だから…私にはよくわかりませんが。ただしちょっと塩が多いなぁ。
2010/01/22
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お好み焼きBARでBLUESですよ!ピアニスト/ケンタローさんのいるアコースティックバンド、フロミズワンダーズ (なんか他になかったんですか!って思わず言ってしまったバンド名w)のLIVEへ目黒のお好み焼きBARへ娘と行ってきました。いちいちオトナの場所に連れて行きたくないんだけど、ピアノ聞いてみたいって言うし…いやいや~行ってみてよかったです!意外にハープ/アコギ/ピアノ なんて構成は聴いたことがなかった。ブルースバンドなら、ドラムやベースの存在も大きいだろうし、ギターはチュイ~ン♪と粘っこいエレキだったりするんだろうけど、この編成は新鮮で、聴いてても気持ちよかった!アコギのスライドギター、いいですよねぇ!ライ・クーダーみたい(くらいしか思いつかない自分も情けないが)Vo兼ハープの人は腰にガンベルトのごとく(あの、なんつーの、マシンガンの弾が並んでるベルトみたいの、よく映画で肩からかけてる)何本もハープを携えています。目がトンでる感じの人で(オイ)なかなかブルーズですなぁ~~そして店にも驚き。店のご主人は元ブルースマン?だとか??小さなお店ですが、ブルース系の人はご存知みたいですね。お店は一人で切り盛りしてて忙しいのに、注文した瓶ビールを持ってきてくれる度にご主人がグラスに注いで下さる。看板メニューの明石焼き、娘も初めて食べたのだが喜んでました。カウンター席以外は「ステージ」(というか店の隅?)かぶりつきに2人やっと座れるテーブルのみ。その「特等席」で3人のステージ楽しませてもらいました。第一部の最後は怒涛のハープにギターとピアノが絡む熱い演奏!お子ちゃまがいるので1ステージで帰りましたが、これはまた見たいバンドがひとつ増えましたよ。ああ、なんかピアノのことに触れてませんでしたね(コラ)「そうそう!この感じ!!」と思いつつも「一朝一夕にして弾けるようになるわけがない…」という果てしない気持も当然生じましたね…
2010/01/20
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NHK教育「日曜美術館」でサルガドさんの写真を見た。私は直感的な人間ではないので、そういうアートとか感性に訴えるものに鈍いと自負している。しかし、この方の写真はすごい。難民などの悲惨な姿を写しているので報道写真かと思いきや、ぱっと見た時は絵画かと思ってしまった。そう、アート的、というのか。(そのことについて、ご本人は「人の評価は気にしない」と仰っていた)その意味では、やはり数を重ねてうまく撮れるというだけではない才能があるとしかいえない。その瞬間を切り取る眼、というのか…そして「イマジン」の話の繰り返しのようだが、メッセージがあればこそ難解であってはならないということをまた思った。それから「美しい」ことも必要ではないか。(イマジンは美しい曲だと思う)必要以上の説明や意味を持たせるよりも瞬間に心を捉えるもの。…ぜひ展覧会を見たいと思ったら、番組じたいも昨年11月末の再放送で、展覧会も先月で終わっていた…!ああ、だから!アンテナを張っていないと逃してしまうんだな…!
2010/01/17
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ロック史も巡ってるなぁと実感…友人の息子バンドを新宿に見に行き、友人と飲んで、電車終わってて、タクシーで先ほど帰宅とりあえず寝よ…-------------------------…てのが夜中1時半過ぎ。40半ばなんですから、お肌に悪いつーのに!!21時から新宿でLIVEなんて、出不精になってる自分にはなかなか大変なことw副都心線はじめて乗りました~!新宿3丁目下車。ワイルドサイドTOKYOってライヴハウスなんだけど、ステージがちゃんと「高い」学校の体育館くらいの(笑)高さがある、こういうステージの店は久々に見たかもしれない。最近は洒落た感じの店が多い気もするけど、普通に「ロック的」なライヴハウス。かといってヤバそうな人がたむろしてる、とか今時ないのかもねw着いた時には女の子VoがGUNSの「Don't cry」歌ってて、バンドもすげー長髪でびっくりした!こんな人が今いるのかと!(爆)私もまた長髪にしたくなりました!!(爆2)でも、なんつーか足りないんですよね~。ハードな音をやってるのに、やってる人達がおとなしい、っていうのかね、ああいうハードロック系の女性Voてのもだいたい同じでつまんないし、歌のフラットかげんもちょっと気持ち悪く「自分の歌聞いて練習してる?」って感じだし。それに比べると、友人の息子はうまかった。最近ヴォーカル講師の仕事も始めたというくらいだから。ただあまりにも若い子がやるにはOld Styleで、思わず、古い!!とツッコミたい微笑ましさが随所に。あんな粘っこいギターとか今時弾くのかって?ちなみにその息子はブラックの血が半分入ってるんだけど、やってる音楽があまりにも80年代ハードロック&ジャパニーズ王道ロックな感じで、それはホントに不思議だわ(笑)確かに洋楽でも若いバンドが70年代的な曲だったり、ロックも一巡したなぁとつくづく思うけど。帰りはJR新宿まで歩いてきたけど、歌舞伎町の辺りまでは金曜夜にしては人が少ないという感じもしたなぁ。「さくらや」も閉店だなんて聞いてるからなおさらね…さて、次週も別のLIVEに行く予定です。今度はBLUES系かな。今年はちょっと音を聴く機会を増やしたいと。
2010/01/16
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正月2日に娘と入った本屋で、つい買ってしまった文庫本コミック。藤子・F・不二雄の短編集で、メインのタイトル「パラレル同窓会」 藤子・F・不二雄SF短編perfect版(6)先日、どうしても「魔太郎」を思い出せなくてね…なんでかというと山崎拓を表現したくて、「ほら!あの、藤子不二雄の、ドラえもんじゃない方の、ダークなマンガに出てくる…あーー、笑うせぇるすまん、じゃなくって、あの!」って、どうしたって魔太郎が出てこなかった(どんだけ記憶の引き出しの奥!?)で、藤子不二雄の波が来ていた(!?)わけだ。この「ドラえもん」嫌いの私に!(爆)厳密には魔太郎は藤子Aさんの作品で、この「パラレル同窓会」はFさんなのだが。誰にでもある人生の幾つもの岐路。その分かれ目ごとに別の人生を歩んでいった自分が、パラレルの世界に何通りも存在していて、一堂に会する機会があったとしたら?という筋書き。よくある立場の交換物語としては「王子と乞食」なんかが有名だけど、「正反対の人生を歩んだかもしれない自分」というだけでなく、確かに人生の分かれ目は一度ではない。成功したか落ちぶれたか、だけでない、何通りにも枝分かれした何人もの自分との「パラレル同窓会」主人公の会社社長は、そこで学生運動時代の思想を高めてテロリストになった自分や、サド趣味が過ぎて犯罪者になってしまった自分にまで出会う。これはなかなか深い。犯罪者は元からそういう人間だという考え方を断じているように思えた。ちょっとしたことなのだ。こっちの道を来れば「社長」になっているような人物なのに。社長は実は今の人生にやや不満があり、パラレルの中の一人と立場を変わって元の世界に戻る。その後は…ま、「あの時ああしていれば」と、過去の自分の選択を誰でもあれこれ悔んだりもするんだが、意外に今こうしてる自分ってのは、うまく選んでここまで来たってことじゃないかな。
2010/01/07
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ああBS見られるってイイ!BS朝日の「ジョン・レノンスーパーライブ」見ました。イマジンなんか歌ってるから…なんて前に書きましたけど、この曲は美しい曲ですよ。(だから余計、ダラダラ歌われるとがっくりきちゃうんです)松ケンの部分見られなくて残念だったけど…浅井健一(昔、ブランキー代々木に見に行きましたよ!)とか吉井和哉はまさにRockerだったし、ラブ・サイケデリコって音しか聴いたことなかったんだけど、あの女の子は可愛いじゃないですか!声からしてもう少し違う感じの子を想像してましたが、飾ったとこのない魅力的なヴォーカリストですね。Coccoも根っからシンガーという歌いっぷりだし。ビートルズやレノンの曲って有名どころしか知らないのですが、泉谷さんの歌った「Working Class Hero」という曲は日本語で歌ったせいか、まるで泉谷しげるの曲!という感じでした。やはりプロはすごい。才能と、そしてそれを生かして大きなお金を稼ぎ出せる人は、こういう活動をして、力を集めることができるのですから、照れずにすればよいと思いますねぇ。だから私は、ホリエモンだとか小室なんか自分の金儲けばかりでカッコ悪いと思うんですよ、大きなお金を動かせたんだから。昨年の経済的打撃で国家破綻かとまでいったアイスランドでは、ビョークが再建の為に動いているそうですね。日本にはそういうミュージシャンはいないですねぇ、内●裕也なんかパフォーマンス以前ではないですか。オノヨーコさん、まだまだ熱意を燃やしているだけあって、肌がとてもお若い。若い人も結構コンサートに来ていたようですが、日本もそういう若い人達が希望を持てない国に(これ以上)ならないよう、そこで皆で歌ってよかったね、で終わらないものにつながるといいのですが。
2010/01/03
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「それなのに僕ら人間は…一番になりたがる?」審査員 勝間さんに感想聴いてほしかったですね~~(オイ)…戻りますが、永ちゃん出た!!ズルいだろーそれは!2曲も歌ったぞ!(爆)更に戻りますが、平原綾香のバックにRollyときた!かっくよかったもっと戻りますが、アリス!!冷凍保存か、あれは!(爆)歌っちゃったじゃないか。それから布施さん、いい顔でした。今後を楽しみにしています。絢香さん、やっぱりステキです。ただ、もしかしたら体調が良くないのかと少し気になりましたが…力を出し切りましたね、この一年。また戻ってきて下さい。紅組トリはドリカムか。吉田美和、顔が好みじゃない。脚も美しくないけど。でも美しかった。そういうことってあるんだよね。綺麗になった。壮絶なものを突き抜けたからこそ、なのかも…ほんとに私の好みのシンガーではないんだけど、あの人はやはり天性かもしれないと思った。歌っている時の、何かが憑いてる?何かが降りてきてる?という感じがより強くなったんじゃないでしょうか。全て通しては見ていませんでしたが、早い時間に若向きを、という構成でなく、全般に色々と散らしていたように思います。東方神起や氷川きよしなどは若いけれど、オバサマファンも多そうだし。若いシンガーにちゃんと実力のある人がいるなぁと思いましたね。布施さんの「後進に道を譲る」というのも正しいかもしれません。----------------------------------------------------------よし、近くの神社でお囃子が始まった!娘も頑張ってるし行ってみるか!
2009/12/31
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第九終わりました、涙じわーですね!なんといっても、指揮のクルト・マズア氏、82歳。今年はベルリンの壁崩壊から20年とあって、あちこちで関連の話題を見かけますが、マズア氏の紹介が番組の冒頭にありました。大統領候補にも挙げられるほど(下記参照)でありながら、自分は音楽の分野で伝えていきたいと仰ったという…『ベルリンの壁崩壊につながったとされる1989年10月9日のライプツィヒの『月曜デモ』においては民主化を要求するデモ参加者が7万人にも達し、秘密警察の銃口が、そして軍隊の戦車の銃口が”市民”に向けられ、発砲寸前の中、その4ヶ月前の6月4日中国天安門事件の二の舞になることを恐れたマズアは、東ドイツ当局に対して”市民”への武力行使を避け、平和的解決を要望するメッセージを出し、国際的に音楽外の分野からも注目を集めて統一ドイツの大統領候補にも挙げられた。』(ウィキペディアより)ことクラシック音楽家は40代から?50代から?が本領だというんでしたか。82歳のマズア氏は神々しくも見え、また楽章の合間の穏やかな表情から演奏の始まる瞬間への表情の変わり方、最後に演奏者達へキスを贈る柔和な顔。指揮者というのは本当に、人間的にもオーケストラ全員の信頼を得なくてはならないのだと思いましたね。そして「第九」の力です。今日は娘と二人で見ていましたが、娘も口ずさむくらい有名な曲です。ポピュラーであるとはこういうことだと思いますね。ビートルズも通じるかもしれません、私はビートルズをよく知りませんが。難解でなく、親しみやすく、共感を得るメッセージがある。「歓喜」という言葉も良い言葉です。前に書いた岡本太郎さんの本の中に、幸せという言葉はエゴだ、代わりに『歓喜』という言葉を使う、というようなことが書かれていました。「歓喜」素晴らしい言葉です。苦労人ベートーヴェン、歓喜をありがとう。
2009/12/31
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日経おとなのバンド大賞20091時間番組でハイライトシーンを放映していたので見た。以前の同僚でテクニカル系ギタリスト(今は3児の父)に「親父バンドの番組やってるけど見てるか」とメールしたら「大人のバンドだろ」と返された。・・・いや、親父だろう!wなんていうんだろう、40代以上ってどうしてああなんだろう(苦笑)何が「ああ」かはあえて申しませんが…やはり見ていて「ぐっと」こない(オイ)多分、全部のグループをよーく見たら、味わい深い人達がきらりと見えるんだろうし、これこそ最高の楽しみと突き詰めている人達だからテクニックもなかなかのようだ。楽しんでいる様子も素敵だろう。そして、「究極の趣味、楽しみ」でやっている人と、相当に活動している人は絶対に雰囲気が違うだろう。ま、私個人としては実際に見たいと思うものはなかった。あ、これは単なる好みですよ、出演されてる皆さんが「おとな」過ぎたかもしれない(笑)私、もっとバカっぽいのとかエロっぽいのがいいんで。(放映されてないグループの中にいたかもしれない?)ああ、なんとなくわかりました、やっぱり20代と40代の20年(それ以上)あまりの年月は、人に「染みつかせてしまう」ものがあるんだなと。ネクタイをはずし、どんなに「バンド用の服装」をしても、ティーンの心で演奏しても、20年が形成した「おとな」の顔は垣間見える。仕方ない、「おとな」だからね・・・それと日経の企画だからか、それなりの企業にお勤めの人や事業主さんのバンドが多いようだ。見ていて何かそれこそ20年くらい前、「イカ天」の時代に戻ったようだった。今の時期、当然この人たちの会社も大変だろうが、それでも「まともな」職があり、収入があり、「いい楽器」を買い、家庭もあるだろう40代以上の人達の姿は、こんな社会においては「豊か」な層に見えた。「イカ天」の頃もまだそうだったろう、20年はやはり大きい。
2009/12/30
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私のエレピには何種類かの音色があり、Church Organてのもあるのです。それで覚えのある讃美歌を何曲か讃美歌本を見ながら弾いてみました。98番(これ、メンデルスゾーンの曲らしい。ゴスペルアレンジになってるのも聴いた)、103番、106番、108番、109番(きよしこの夜)111番、112番(もろびとこぞりて)おお、一人で結構盛り上がりますね(笑)
2009/12/24
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先日書いたが、女性専用車一両全部に勝間和代氏の新刊の中吊りで、めちゃ脅かされた私・・・(弱)そのコピーが「香山リカさんの『しがみつかない生き方』を読み、正直、迷ってしまっているあなたに読んでほしい、という気持ちでこの本を書きました ・・・以下略」そしたら、たまたま職場のお姉さまが「しがみつかない生き方」を読んだと、持ってきてくれて。・・・で、こりゃ「迷ってしまう」かもなぁ(笑)勝間氏の本は読んだことないけど、おそらく香山氏の本よりよほど実践的で面白いんだと思う。私自身のメンタリティは香山リカ寄り だと自負してるけど!なんか、書いてあることが漠然というか、拡散というか・・・私の苦手な高橋尚子氏の名も出ていたくらい、なるほど私はやはり香山氏寄り の人間なんだろう。しがみつかない、という意味では、私のテンションの低さは、このような本を読まずとも既に実践されているとさえ思えた!(オイ)しがみつかないから、私はスピリチュアルにも宗教にもハマらないだろう。恋愛しなきゃとか子供を持たないと、なんて、どうしてそんなに思うのかもわからない。(勿論、自分が既婚子持ちだからなのか?)しかし困ったことに「しがみつかないから、私はこんな程度なのだ」という強迫観念はやはりある(ショボーン)そこへ持ってきて勝間氏の新刊は「やればできる」と来た!!どんだけ挑戦的!?私がなぜ、「やればできる」というタイトルの本を書こうかと思ったかと言うと、日本全体の景気が悪くなり、何となく、「努力しても無駄だから、緩やかに生きよう」というような風潮が、日本を覆っていることを懸念したからです。ここは惹かれる一文ですね。香山リカ氏は書き方が悪いんじゃないかなぁ、大事なことは書いてると思うんだけど。なんていうか、この二人は身を置いてる世界が正反対なんでしょうね、ま、香山氏だって実はバラエティ情報番組にも出てるのだから、別にそんな負け組でもなんでもないと思うけど。上を見て頑張ってきた勝間氏に対して、香山氏は「病んで」しまった人を相手にしてきたわけだし、視点がそれぞれ別に注がれるのは仕方ないのでしょう。
2009/12/17
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マカオ日記は滞っておりますが・・・もうひと月経ってしまいます!早い!!写真を含めての日記を書こうには、今ひとつ集中できないという感じで…(そういや、オーストラリアのだって最後まで書かなかったんじゃ!)まぁ、追々書いていきますので(たかが一日分だってのに)友人が貸してくれたティム・オブライエンの「本当の戦争の話をしよう」を通勤中に、のろのろと読んでいます。何故か私はベトナム戦争関係では「ライカでグッドバイ」(カメラマン沢田教一の話)と、「ベトナム戦争」(亀山旭著)の2冊を持っています。「ライカ…」は友人がくれたのですが、20年近く前に年上の人達とバンドをやっていたこともあり、この戦争のことはその年代の人達にロック的な意味でも(?)避けて通れないものとして話題に上ることがしばしば、私も何かを知りたいと思って読んでみたのでした。何かがわかったかというと何もわからない、という気がします。酷いことだという以外…そして誰がそんな場所に行って人を殺したいものか、いったい誰にそこへ行けという権利があるのか、ということくらいしか。
2009/12/09
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林真理子の「RURIKO」の中で、先日亡くなった水の江滝子氏が「ヌーヴェルヴァーグ」映画としてルリ子に提案したというようなエピソードがあった。Nouvelle Vague:(「新しい波」の意)は1950年代末に始まったフランスにおける映画運動。若い監督たちによるロケ、同時録音中心の手法で造られた作品を指す …なんかカッコよさそうじゃない!?今風で…「ロードムービー」というのにも心惹かれる。恋人同士である人気タレント大作とその美人マネジャー典子(てんこ)。新鮮な関係を続けるためにキスもしない、勿論男女の関係も持たないというルールを決めて2年。だけど、健康な若い男女にそんなことムリでしょ!鮮度を保つためのルールが次第に二人をおかしくしていく。一線を越えるチャンスを生かせず男は女から飛び出そうとする。ああ~男はやっぱりああいうところで傷つくんだね~(笑)マネジャーとして彼の最も近くにいて管理し、手の中にあると思っていた男が飛び出していくのを認められない女。中古ジープを九州に運ぶ経緯はここでは省略するが、スケジュールを投げ出し、自分をも振り切って旅立つ大作をジャガーで追う典子。それをエサにしようと群がるTVクルーや記者達。45年以上前の日本の地方都市、道中の風景も、現在の目で見るとそれこそ外国のようで興味深い。いがみあい、意識し合い、埃まみれ汗まみれの道中の果てに…裕ちゃんは目がいいなぁ。「RURIKO」にもあったし、一般の認識もそうかもしれないが、石原裕次郎というのは美男子ではない。私は初めて彼の映画を見たわけだけれど、なるほど目が綺麗だ。そして浅岡ルリ子の魅力は唇かな。濃いメイクの印象しかなかった(それって石坂浩二の奥さんとしての彼女のイメージかも)けど、この映画では本当に若く瑞々しい、お肌も艶やか。ヘアスタイルも似合っていて、まったく時代を感じさせない見栄えだ。映画から半世紀近く経って、今との差を感じた点は・・・「男」の描き方かな。芸能マネジャーという職を持つ現代的な女性の典子には、女の可愛いところもイヤなところも「あるある」と思える面があり、時代感はあまりないかもしれないが、裕ちゃん演じる男役は今見ると結構「荒っぽい」すがる彼女を突き飛ばすのや髪をつかんでぐいと女の顔を上に向けるしぐさも一度でなかったが、かなり力強くて、昔はそんな男の荒っぽさすら「きゃぁ~」だったんでしょうね。今のTVや映画の男役がとってもソフトに思える。逆に戦国武将に憧れる若い女性も多いというから、意外に現代に支持されるか?とにかく、若い時は一瞬だ、妙なガマンをしないことだ。会いたいなら会いたいと、ヤリたいならヤリたいと伝えるのだっ!(←どういう主張?)そして・・・長門裕之の若い頃は本当に桑田圭祐にそっくりだ!!
2009/12/05
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私のピアノの先生になっていただける予定のケンタローさんがサポートしているシンガーが、川崎駅近くでストリートライブをやるというので娘を連れて行ってみた。・・・タダだし。(オイ)感想…先生になるからのひいき目じゃなく、ピアノが高級すぎた(苦笑)徳之島出身という、その女の子の歌で一番良かったのはカバーである「涙そうそう」というのも皮肉だけど、楽曲の良さというものも実感したし、もしかしたら、そういう曲は声を張るのに良い加減に出来ているからこそ、良く聞こえるのかもしれないとも思ったのだった。…ま、私の意見など素人の感想なんで気にされても困るけど、なんていうか歌のレベルは「これくらいの人は世に幾らでもいる」という感じなのが残念。下手ではないけど、まだまだ出きっていない音域もあったし弱くも感じた。まだまだ練習してほしい感じ。それに対するピアノ演奏は、やはり「場慣れ」具合が違うというのか(笑)濃さを抑えて(笑2)まだ濃い、というような…(微笑)「あなたに伴奏をお願いしたい」と言われる人に私もなりたいです。(これってソロで前面に出たいプレイヤーにはわからない感覚だろうね)-----------------------------今週催される某ライヴハウスの「Queen&DeepPurple Night」が気になる!!で、「オペラ座の夜」とか「華麗なるレース」を聞いてたら、もぉ!!…涙。それに追悼コンサートの映像で、ジョン・ディーコンは「お辞儀」をしてるぞ、オバマさんがお辞儀をしたからなんだというんだ!「お辞儀をしたい気持ち」って、世界共通なんじゃないのか?「Somebody to Love」は自分には特別な曲で、追悼コンサートのジョージ・マイケルヴァージョンでも本当に神聖な気持ちになってしまう。----------------------------------------------高円寺での火事、4人もの死者が出たというのもショックでしたが、その「石狩亭」という店には、昔高円寺の住人だった夫と一緒に行ったこともあり、夕方帰宅した夫にその話をしました。ニュースは知っていたようでしたが、その店とは彼も驚いていました。(報道でもあるように、店の階下はライブハウス、バンドマンの間では有名な「高円寺20000V」だったようです)爆発でもない限り、逃げる術はあるようにも思ってしまいますが、実際はそうでもないという現実かもしれません。
2009/11/22
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週明けからの「学年閉鎖」「お迎え呼び出し」で、かなり気分的にガタガタ・・・ときた今週も明日は金曜。亭主のおかげで私の欠勤は今日一日だけで済んだ。娘もいたって元気で「軟禁状態」にさすがに嫌になっている。明晩からの予定もあり、結局今週ゆっくり見ることができなかったが、「Shine a Light」をレンタルしていたので、ささ~と見た。もう一度、しっかり見たいと思う内容だったな。「ヘソを出していい60代の男」ってミック・ジャガーしかいないんじゃないの?(笑もぉ、みんな、皺深すぎ!!みたいな顔になっちゃってんだけど、身体が若いね。よその雑誌でミック・テイラーの最近の写真を見たけど、すっかり太ってて・・・あの40年前(じゃ無理ないか)の、美少年姿がウソのようだった。それに比べて現Stones達は奇跡だ・・・あ、いや、だから顔はゾンビっぽいけど・・・私はやっぱりRonnyが好き~お茶目で。一緒にいたら絶対元気になりそうだから。彼らに比べて、それこそ大御所のバディ・ガイ(なんであんなに長時間カメラ見つめるのだ!)は顔若いな。黒人と白人の違いだろうか。・・・って見た目の話ばかりだが・・・片手間でしか見られなかったのでホントに申し訳ない。ジャック白縞も出てきましたねwバンドはもう皆ファミリーで見ていて嬉しくなる。ボビー・キーズの紹介の時なんていつも拍手がすごい。アギレラさまが出てきたのにも驚き、しかも曲は「Live with me」これって意外とやってるみたいだけど、古い曲の中でも好きなのかしら。ラストシーンなんてどうやって撮るんだろう(素人の疑問)映画監督の作品だから「作り過ぎ」という意見も見かけたが、「映画」だから。ある意味ロックスターなんて偶像だし、その華やかなウソ臭さを生きて実践してるStonesの「現実」を作品にした、っていうのかな・・・
2009/11/12
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今夜は西荻ヘヴンズドアのフリーセッションDayをのぞきに行ってきました。…ええ、一家で(笑)ホントは一人で行って堪能したかったんだけど、娘ももう父親との留守番が嫌なのか、「バンドだから音うるさいよ」と言ったのに「見に行きたい」と。それに、ホストバンドが上野のコンサートでも知り合いのスエプリオ君、らんでぃ君のいるバンドだということもあり、亭主も誘ってみました。このお店は主にクラシックロックをセッションさせてくれたりするそうで、本日はビートルズ、ジミヘン、クラプトンをメインに。最初店に入った時はトリオバンド対うちら(要は客とバンドが同数)という状態でしたが、そのうちてんでバラバラな(オイ)個性のお客さんが3人入り、セッションタイムに。「Purple Haze」を「空耳」で歌うマルチプレイヤーないかにもロックなおっさん、ビートルズ大好きのご婦人、クラプトンをキーボード弾き歌いで驚かせた寡黙そうな男性…そして、私も思いがけず「Get back」「Back in the U.S.S.R」「Let it be」と鍵盤で参加させていただきました!「Get back」は昔ロッド・スチュアートが歌った頃に知った曲で、好きな曲ですね。ビートルズ・ヴァージョンのエレピソロ部分は派手じゃないけどカッコイイですものね~「Let it be」は、ポピュラーピアノをやれば一度は練習したことのある、ってやつでw「Back in the U.S.S.R」は実は高校時代の女子バンドでレパートリーでした。但し、当時私は鍵盤でなくサイドギターで、コード進行はなんとなく覚えているものの、鍵盤の弾き方は適当ですwこの曲もノリがよいし、単純ロケンローが好きな私にはハマります。いやいや~汗たらたらでしたが、そこにドラムがいる、ベースがいる、ギターとヴォーカルは暴れてる、って雰囲気はイイものです22時近くになってしまい、娘を連れて一足先に帰りましたが、私が聴いた最後の曲が「ヘルター・スケルター」!これの替え歌を昔、上野のステージでバンドで出た時にやったんでしたよ…いつ聴いても暴れたくなるなぁw (チャールズ・マンソンもそうだったのか?)ホストバンドさん、参加したお客様、ありがとうございました、とても楽しい夜になりました。
2009/11/06
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先日、読んだら感想を…なんて書いてて書けてない岡本太郎さんの「自分の中に毒を持て」ですが、先ほど妹のブログをのぞいてたら「冒険できない大人になっちゃった」みたいなことが書かれていて、私から見たら妹なんてはるかに冒険してると思えるんだけど、そこは人それぞれ自分自身では何か「(年齢のせいで)落ちてきた…?」っていうものを、誰しも感じることがあるものですよね。私も、もうここ何年もそうです。そうすると、つい「何か特別なことをしよう」あるいは「探さなくては」と思いこみ、また他人に対しても「何か特別なことをしていないアナタってダメなんじゃ?」などという傲慢な見方までしがちです。岡本太郎さんみたいなアーティストなんて、まさに生涯自分の感性との闘いで、さぞかし「日常的」なことを嫌い「どんどん冒険しなさい」とでも言いそうだと思ってました。この本の中でも「冒険」というものについて触れている箇所がありますが、それは私の思っていた岡本太郎像とは全く違いました。「日常の空しさから逃げ、はみ出し、とっぴょうしもないことをやる、そんな特殊な行動や出来事などをいうのではない」(「自分の中に毒を持て」より)太郎さんのいう「冒険」とは一生を通しての闘い、日常の瞬間瞬間の生き方という。片方で妥協や惰性の安全な生活を崩さないでおいて、一時的なスリルとしての「冒険」を「甘え」だとまで言ってます!勿論、自らも遊び心旺盛な太郎さんは、「無目的、無償の「遊び」は嬉々としてやればよい」ともおっしゃってますけどね。「非日常」なんてものを時々求める自分にも耳が痛い。私も「非日常」をちょっと冒険的に考えていた面があるけど、結局、「息抜き」か一種の逃避でしょうね。「冒険」というキーワードがあって、ついハンパに感想書いてしまいましたが、太郎さんの視線はとても優しい、救われる内容でしたよ。「特殊なアーティスト」ではなく、とってもまともで人間愛のある人だと思いました。もう一回書かないとダメだな…足りないや(笑)※足りない→ 「冒険しなくていいんだ!」って自分に都合よくだけ解釈してるふうに読めるので足りないんです。
2009/10/25
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いいタイトルじゃないですか!岡本太郎さんの本。図書館で借りてきて読んでいる途中です。サブタイトル「あなたは‘常識人間’を捨てられるか」何かこういうタイトルに惹かれて借りてしまう心境が自分にあったってことですかねぇ(苦笑)ああ、岡本太郎さんの本じゃ…ってちょっと思いますね。あれだけ前衛的なゲージツカに「常識人間を捨てられるか」って、私達凡人に言われても、どうせできもしないようなこと書いてるのかもなぁ、難解な表現でもしているのかなぁ…とも思いながら読み始めましたが。「特別な人間」が「人生何か特別なことをしなさいよ」と言っている本ではないようです。感じられるのは、岡本太郎さんは人間が好きなのだなぁというもの。私などにも、ちょっとヒントになり励みになるようなことが書かれています。読み切ったらまた感想を書ければと思います。
2009/10/12
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いい天気ですね~頼まれてもないのに(苦笑)知り合いのLIVE告知を。本日は上野不忍池水上ステージ での第101回フォークジャングルへ。第100回に参加させてもらって3か月、前回はスペシャルな回だったので大人数、長時間だったけど、今日はこじんまりと、しかし、新しい出演者もいてなかなか楽しみです。13時~ 2時間ちょっとだと思いますが、無料ですので散歩がてらいかがでしょう。そして第100回にも出演した水野さんが、なんと浅草橋にライブハウスをOPEN!その初日が昨日でしたが、本日、明日とオープニングイベントが続きます。BUNGAJAN明日は、このところ他人のように暮らしている(爆)うちの亭主も出るそうです。ライブハウス未開の地、浅草橋をターゲットにしての開店とのこと、借金を背負った水野さん(爆)を応援したいところです、皆さんよろしくお願いします。で、同じ日なんですが、こちらは東京ローカルホンクが出演の京浜ロックフェスティバルこれはお好きな人にはたまらんラインナップではないでしょうか!昼間から夜までやっています。(と言いながら自分はどちらにも行かないのですが・・・)
2009/10/11
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昨日の日記に追記ですが、ローカル・ホンクの前に出演したのがこのzydeco kicksというバンド。今年5月の六角橋での模様が こちらこういうのは初めて見ました。ブラックミュージックのひとつなのか、アフリカとかキューバの音楽なのか、それともチンドン的日本のものとのクロスオーバーなのか、色々考えていましたが、ザディコという音楽があるんですね。結構衝撃です。特に女性二人が身につけている金属洗濯板みたいなパーカッション(?)
2009/09/20
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昔、「机をステージに」ってマンガがあったな~横浜、六角橋ヤミ市での東京ローカル・ホンク のLIVE、ほんとに路上というか商店街の空きスペース(笑六角橋のレトロな商店街、噂には聞いたことがあったけど初めて行った。ふれあい通りと呼ばれる人がすれ違うくらいの幅しかないアーケード(!)月一回このヤミ市は開催されているようだけど、驚いたのは路上の何カ所かで同時多発でLIVEが行われていたこと!(私はどこかに一か所ステージをしつらえて入れ替わりに出演するのかと思っていた)ジャズバンドも弾き語りも、それにお店の人だろうか、店先で歌っている人も。夜8時から10時まであれだけ音を出せるという、この商店街の懐の深さを感じた。中でもローカル・ホンクはフジロックならメインステージ(笑)で、さすがにお客も多かった。日常の空間に、音楽が散りばめられている、素敵な空間だった。
2009/09/19
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なかなか集中して聴く時間を作れていないのですが・・・i-podの類を持っていない私はauケータイのミュージックプレイヤーで、通勤中に聴いてます。これで事足りるw黒鴉ズ、前作よりぜんぜんイイ!! (前作が渋すぎた)少人数を招いてのライヴ録音ということだが、音綺麗だな~~このアルバム中心のライヴで踊りたいっ!と思わせる出来!まるで「I'm sexy」か「Lovin'you Baby」てな、ディスコ調(っていまどき言う?)の曲には驚いた。こういうのは彼らの曲では初めてじゃないか?そして白縞ズ、今聴いてる最中…「Stop Breaking Down」つながりで知ったので、この曲の入ってる去年再販されたというデビューアルバム(1999年)にした。WolfMotherを思い出したが(どうした、彼らは?)なんかこういう流れが一部にあったのだろうか。Zeppelin的というのか…一人で(いや二人で)どうしたらこのテンションなのか!?
2009/09/17
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行方不明になった息子が発見された・・・だが、それは別人だった・・・という謎と、アンジェリーナ・ジョリー主演というのだけが気になって見たいと思っていた映画。正直言って、アンジーの華やかな風貌が1920年代という時代背景にマッチしないのでは、と思っていたし、ストーリーも単なるミステリーかホラーの類だと思っていた。ところがこれは実話だった。ホラーより遙かに恐ろしい実話・・・ストーリーそのもののネタバレになるべくならないように、またこの映画に対する感想の多くが「母親の強さ、愛情の深さ」等であるのとは、ちょっと別の角度から書いてみようと思う。前日に見た「戦場のメロディ」に続き、この映画でも「絞首刑」を見る羽目になったのはちょっとしたショックだった。娘を妊娠中初期に「ダンサー・イン・ザ・ダーク」を一人で映画館に観に行き「絞首刑」シーンがあって、かなりショックを受けた以来の衝撃かもしれない・・・ちなみに「ダンサー・・・」も「チェンジリング」も処刑の場に関係者が立ち会っていた。時代背景は違うもののどちらもアメリカ(「ダンサー・・・」はフィクションだが)の話で、処刑には関係者が立ち会っていたのが、更にショックだった。立会は現在でも許可される場合があるらしい、ひっそりと刑が執行される日本と大違いのようである。なお、現在も日本での死刑の方法は絞首刑だそうだ。(参考:日本における死刑気の弱い人は読まない方がよいと思う)アンジー扮するクリスティンはこの場面に立ち会うのだが、目をそらすことなく淡々と見ている。そして、この死刑に至るまでに当然裁判があって、陪審員たちが遺棄された死体の写真などを見るシーンが短いが出てくる。これも日本で始まった裁判員制度を思い起こした。日頃、私自身も殺人者を害虫呼ばわりで「駆除しろ(死刑にしろ)」などと言っているが感情で言うは易し、実際に人を裁く側になるということはどれほど荷の重いことかと思ってしまう。また、クリスティンが有無を言わさず異常者扱いされ、精神病院に入れられてしまう恐ろしさは、最近もあった冤罪事件を思い起こす。あるいは「戦場のメロディ」で処刑された日本兵の姿…何を言っても信じてもらえず、一市民が大きな力によって抹殺されてしまう恐ろしさ。しかしまた、それを訴え戦おうとする力もあった。腐敗した権力を訴えるラジオ演説をしている牧師(ジョン・マルコビッチだったのか!)の存在。「戦場のメロディ」では僧侶・加賀尾氏の存在が重要であった。宗教、信仰の力というものも考えた。実際の陰惨な事件、腐敗した権力、気持を暗くする犯罪が続くが、あくまでも淡々としている。アンジーは美しいが華やかさは一切物語の邪魔をしていなかった。「権力と闘う母親」なんていうとハリウッド的、アメリカ人の好きな英雄モノ、と思いがちだが、あの鼻につく盛り上がりもない。そして見終わって「いい映画を見た」とじわっときた。監督は誰かと思ったら・・・クリント・イーストウッド!彼はやはり素晴らしい。知らずに見てよかったと思う。
2009/09/14
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これを見ずして飲みに誘われて出かけた夫はアホだ。しかし、冒頭から不細工な泣き顔の私を見なかったのはよかったかもしれぬ。ロックで世界を変える…とかぬかしてたのは「20世紀少年」のケンジだっけか。ロックで、歌で、音楽で世界を変える…ムリだろ、それ。世界を変えるのは政治とか、そういうものだろ、と私は思っていた。この渡辺はま子さんのドラマは、歌が世界を変えたものだった。(ジョン・レノンじゃダメだ)戦争の加害者である、あるいは被害者である日本、については今は書かない。渡辺はま子さんの行動力もさることながら、加賀尾さんもすごい(陳腐な表現しかできない私を許して下さい)この方のキリノ大統領への対応がなければ実現しなかった釈放かもしれない。そしてまた、家族を日本軍に殺害されたキリノ比大統領自身も苦しみの中にいたのだろう。(それではキリノ大統領の命により処刑された日本兵の遺族は彼を憎み恨み続けているだろうか、憎しみの連鎖を断つ、ということも考えさせられた)それにしても、歌というものの力を改めて思った。私は歌が下手な為に日頃歌を歌うことも滅多にない。だからなおさら歌に世界を変える力があると思わないのかもしれないが、戦場で、収容所で、歌が心をつなぎ、力を与えるものであることに驚くとともに、人が歌を求める、人に求められる歌、というものもしばし考えたドラマ。*ちなみに「蘇州夜曲」は李香蘭の歌と思っていたが、こちらがオリジナルなのですね。お恥ずかしい…*気になったのが、アコーディオン奏者の人。最初、はま子さんがモンテンルパで歌うとなった時、演奏はどうするのかと思ったのですが、ドラマではアコーディオン奏者の方がいらした。あれはどなたなのでしょう(役者さんじゃなくて)
2009/09/12
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Black Crowesの新作Before the Frost とThe White Stripes 注文しちゃいました~!Hill Country Revue も気になったのだが、ユウツベで見たらアメリカのイナカもん、だったので(酷)ちょっと保留この人達の元々のバンドにいる人(←よくわかってない人ってことw)が現在クロウズとやってるんだとか。そういう意味ではCrowesはオッサン的サザンロックにならず、イイ線を維持してるのかもなぁ。私自身はブルーズやサザンロックは味わいは好きだが、ハマりはしないという感じだから。あくまでも「ロックバンド」であることが大切。
2009/09/07
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今日、何故かこの曲が久々に頭に浮かんだ。私がこの曲を知ったのはStonesヴァージョンであるが、勿論、Robert Johnsonも聴いた。恥ずかしながら現在「メインストリートのならず者」は持っていないので、あのカッコイイStonesヴァージョンが即聴けないのだが、You Tube検索してみた。驚いたことに上位に出てくるのが The White Stripes なのである。ええ???TVの洋楽番組でちらと見たことがある男女だが、そのテの曲をやる人達だったか?POPじゃないんか?The White Stripes-Stop Breaking Downこっちはオルガンか!(驚)Stop Breaking Down - The White Stripes @ Deer Lake Parkかなりツボにはまる…恐るべき2人だ…こんな人が今時いるとは(オイ)CDレンタルしてこないと!(買わないのか!)---------------------それより…驚いた、Crowesの新作が出るのか!?情報に疎くて…たまたまAmazonのぞいたら… HPにもそう書いてある。JETもよさそうだな。気持がやや落ち気味なので、何か買うかな。
2009/08/22
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「銀河鉄道の夜」を初めて読んだ。「注文の多い料理店」他の載っている文庫本は持っているものの、一般的にもっとも有名な「銀河鉄道の夜」も読んだことがなかった。「童話」というイメージが強くて、きっと作者も純朴な人なんだろう(「雨にも負ケズ」のような質素な)それは私の好みからかなり遠い部類のものだったので。それが、先月の仙台行きの新幹線内で読んだ冊子で、宮澤賢治が大変、鉱物好きであったことや、農学部出で農業指導に力を入れていたことなどを知り興味深く思った。そして(松ケンの広告に惹かれ)文庫本の「銀河鉄道の夜」を買ったのだった。シュールな話だと思った。登場人物たちの会話もなんとも不思議な感じだし。ああ、一種の「アタマのおかしい人」だったのかと思った、要は「脳がどこか違う人」ってこと。それくらい「どこかにいっちゃってる」物語だと。ただあまり気に留めなかったことが、姉弟と家庭教師が乗ってきたあたりから「もしやジョバンニとカムパネルラは死んでるんじゃないか」というもやもやが生じてきた。その結果は…「・・・そうきたか!」という納得と、やはり驚き。そして讃美歌の本を取り出し(昔教会に行っていたから持っている)「320番」を弾いてみた。タイタニック沈没とわかる記述がこの物語にも出てくるが、この曲だったのか…それは知らなかった(あの、沈没しつつある船上での演奏は本当に泣けた)
2009/08/20
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NHKのドラマで見て、本も読みました。で、どうしてもドラマの配役の方が原作に合ってると思えるなぁ~堤真一は声とかセリフが芝居っぽ過ぎるというか、もうドラマの佐藤浩市が良すぎたというか。それと「等々力」役はやっぱり岸部一徳の怪演がこれまたハマってたし。山崎努はもはや大物すぎて大物の役(社長役)が浮いてしまう気がします。「おくりびと」みたいな味のある役ならいいんですがねぇ。庶務の「千鶴子」が玉置になってたのは驚きでしたがwそれでも事故の第一報の瞬間から、何度も気持が高ぶる場面は原作と変わらないですね。堺雅人に似てる知人がいるんですよ~ ああいう笑みをたたえてて実はしたたかで鬼気迫る時もある、みたいなねwそれにしても入り組んだストーリー、人間関係は原作読まないとわからないかと思いますね。ところで私自身はこの物語で「記事になる命に差がある」ことの議論が重かったんですが、そこはどう描かれるのか… 原作に出てくるエピソードが冒頭になかった気がしますが…ちょっと見るのが疲れてきました(オイ)-----------------------------あ、あれ!?NZ行っておしまいかよ!!なるほどぉ… ドラマとはまったく別のテーマなのね。あの「命には大きい命と小さい命があるのか」という問いかけはとても重い部分だと思うんだけど、一切映画には出なかったわけね・・・
2009/08/08
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先ほど、8時からの教育TV(!)で`82年放送の「若い広場」でオフコース特集を観た。「若い広場」ってタイトルもすごいが、当時はNHKラジオでも「若いこだま」って番組があって、渋谷陽一なんかがDJやってましたがw 懐かし過ぎ…そういや、昔「田園コロシアム」ってのが田園調布にあって、あそこでコンサートやったんじゃなかったけかな。で、その27年前のオフコース、小田和正の若白髪…じゃなくって、知的で生意気そうな目つきが印象的。当時は自分も中学生で深く考えて聞いてなかったけれど、今聴いたら当時のフォーク、ニューミュージックなんて枠は何なのかと思うくらい、垢抜けていて「洋風」なサウンド。イントロだけ聴いたらアメリカ西海岸、てなサウンドだったんだなー!驚き。ギターソロなんかもすごくロックしてるし、小田さんがあれほどキーボーディストだったのも知らなかった。確か中二の頃、友達がはまっていて聴いてみたんだけど、綺麗なハーモニーや歌声に対して歌詞は綺麗ごとじゃなく、けして優しいだけではない冷たさも持っていて新鮮だった。今も小田さんは第一線のミュージシャンだけれど、当時からあれだけ自分達のスタイルを貫き、追求し、30年も40年もプロやってる人はやっぱりすごいや。
2009/08/04
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使い古しの死んだスポンジみたいなオバハンの肌を見るのが嫌だ。若い時の肌は瑞々しいとはよく言ったもので、あのオバハンの肌には吸水力なんてないんじゃないかと思える。自分もどんどんそうなってく、いや、既にそうなってるのだ。肌がずいぶんたるんだ、消えない皺ができてる。皺が誇りだとか絶対思えない。ただ醜い。年を重ねても美しい稀有な人を除いては、皆、年老いていくと醜いと私は思っている。化学変化だか分解能力の衰えだかで、老臭を放つようになるのだ。内面から滲み出る人間性が云々とかそういうことを今語ってるのではない、モノとしての衰えにただ嫌悪するという話だ。だから内面がバカでも若い時の肌はやっぱり綺麗だ。(時折醜いヤツもいるが若いうちから醜いとはお終いだ)できれば毛穴とか見えない方がいい。陶器のような肌がいい。生きてると匂いもするし、分泌やら排泄やら色々カラダから出てくるのが嫌だ。毛穴の無い、皮膚で呼吸しないモノがいい、と思ったら、美しい人形しか認められないような気になってくる。皺や毛穴が見えるから人物の写真が嫌いだ。植物や果実の方がいいけど、この小説の中ではそれも「有機体」だからダメだ。おかしいのだろうか、私がおかしいのだろうか。生きてるモノが嫌だってことなんだろうか、と時折思うことがある。--------------------------------------------------------「完璧な病室」にいるというのは特殊な状況なのだろう、それはある意味「向こう側」に近い神経の昂りかもしれない。そういう中ではある感覚が突出してくることもあるのかもしれない。-----------------------------------------------------------図書館で借りた本書、タイトル作ともう一編収録、一日で読んだ。私にしては珍しい。
2009/08/03
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