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みかん栽培、12月のまとめみかん農家にとって、12月は待ちに待った収穫の時、猫の手も借りたくなるように、大忙しの日々だったと思います。当方は、神奈川県西部の真鶴のみかん園で、450平方メートルで、みかんの木を20本栽培しています。みかん農家からしたら、猫の額ほどの家庭菜園なんですが。それでも、大忙しでした。12月1日は、第8回目の収穫で、2コンテナ。12月5日は、第9回目で3コンテナ。12月8日は、第10回目で、6コンテナ。さらに、12月9日-3.5C、12日-6C、16日-6C、12月19日が第15回目で6コンテナの収穫。最後は、12月26日に第18回目の木からの荷下ろしで、7コンテナの収穫でした。とかく収穫というと、木からみかんをもぐことがイメージされますが、それは、収穫の一面です。1、みかん園から収穫したみかんを運び出すこと、2、後半に問題になりますが選果作業があります。3、搬送して箱詰めする作業があります。みかん園は電気がありませんから、陽が暮れると真っ暗になります。選果や箱詰めは、自ずから電燈のあるところでの夜なべ作業です。4、箱詰めしたみかんを出荷しないことには、部屋中がみかんだらけとなり、寝るスペースも無くなります。農家は貯蔵庫をもっていますが、当方はそうはいきません。出荷が片付いてから、次の収穫回転が始まりだすわけです。ようするに、収穫から収穫までの間がうまくいくかが、問題の所です。てんやわんやの12月でしたが、何とか無事にゴールとなりました。今年の収獲ですが、裏年でした。これまでの収穫で、もっとも収穫量が少なかった。2012年の収穫 早生普通20128.543.520112092.52010136220092210820082083早生のウンシュウミカンが8.5コンテナ、フツウウンシュウミカンが、43.5コンテナでした。この収穫数が何をいみしていたか、結果的に、去年に比べて半分以下となったのですが、その前の年の、裏年の収穫量をもとに、出荷約束をしていたのを、その傾向が見えてきた時点で、予定数を三分の二に減らしてもらいました。結果をみると、やはり、自前だけでは、それですら足りなくなった。11月の時点で、収穫量の落ち込みを実感するようになり、これは大変なことになると危機感をもったのですが。急きょ、早川の知り合いのみかん農家に分けてもらえるよう頼みました。「10コンテナの、SOS」でした。こんなことは、初めてのことでしたが。早川の「だんだん園」からは、自然栽培の普通温州みかんを、4コンテナ。自然のままですから、小粒で完熟していて、色も綺麗に赤く、鳥も好んで食べたくなるものでしたが。もう一軒の早川園からは、「青島」を10コンテナ。ここは、JAの模範農家といえそうな、二世代の家族が頑張ってました。みかん栽培は、世代を越えて引き継がれるものなんですね。ともに、選果が必要ですから、あわせて10コンテナでしたが、それぞれの栽培の仕方の違いにより、特徴あるみかんが得られました。11月段階のヒヤヒヤとは打って変って、「今年の出来は、いいんじゃない」なんて、声を聞くと、「そりゃぁ、早川のみかん農家の作も交じっているから」と明かしてますが。自前も、そうそう捨てたものではないとも思っているのですが。完熟の収穫をめざして、18回も往復しているのですから。どうやら、全体としては、災いが転じて福となったようです。とにかくみかん園も、12月の末には、また静かな常緑樹の林にもどりました。みかんの木々も、「やれやれ」とホッとしているかのようです。西鶴は、泰平の世をうたっています。「何を見てもよろず春めきて、町並みの門松、これぞ千歳山の山口、なほ常盤橋の朝日影、豊かに静かに万民の身に照りそひ、くもらぬ春にあへり」(『世間胸算用』のおわり)様々な年越しの苦労はあっても、終りよければすべてよし。何かの希望を持って、来年をむかえよう、せちがらい世相の中で生きる、なにか応援歌のようです。
2012年12月31日
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部屋のみかんを片づけて、選果をしに行ってきました12月30日は、小雨の天気となりました。この間、すっかり作業所となった東京・八王子の団地の部屋でしたが、今朝のうちに、そのすべてを車に積み込んで、逆搬送です。真鶴のみかん園に、そのほとんどを戻しました。 これが真鶴のみかん園です。そこも今日は、しっかり雨にぬれていました。東京を出る時も小雨が降り出してはいたのですが、天気は下り坂で、時々雨音が聞こえるくらいに、雨は降り続いていました。普通なら、こうした天気の時は、農作業はお休みなのですが、今日ばかりは、この間、作業小屋となっていた団地の部屋をかたづけました。残ったみかんやコンテナを、東京から真鶴のみかん園へと、逆搬送です。そして、それらを真鶴のみかん小屋に持ち込んだ後は、午前11時から午後1時までかかりましたが、これまでに収穫してあったみかんの選果作業です。この選果作業の結果は、A級(出荷できるもの)が、3コンテナ。B級(しばらく置いて様子を見るもの)が、2コンテナ。C級(不良で、ジュースにするもの)が、4コンテナ、となりました。みかんのA級の一部分は、今回の扱い者となってくれた人たちへ、プレゼント用となります。それは、今日、帰宅する途中で届けました。まだ、現時点で、予約が1.5コンテナ分がありますから、残りの出荷可能なものは、ほんのわずかです。従って、これにて今年の収穫作業は、終了となりました。あとは、後始末の領域です。それらは、正月を休んで、その後のこととなりますが。残ったC級のみかんをジュースに搾るなどして、すべて片づけます。しかし、それは、相手や時間に追われることはありません。おいおい進めていけばよいことです。以上は、温州ミカンについてでした。みかんには、その他にも種類がいろいろあります。当園にも、いろいろな種類を1本くらいずつ、試みに植えてあります。ポンカン、ハッサク、清見、金柑、伊予柑、日向夏、甘夏などですが。これらは、個人的な趣味趣向の領域です。これから諸々の裏方作業をしていく合間に、その勤労の報酬として、おいおい楽しみにしているものです。とにかく、これで、主要な温州みかんについては、終了です。
2012年12月30日
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今年の、当園のみかんは裏年でした12月26日が最後の収穫で、木についているウンシュウミカンを、すべて取り除きました。荷下ろしの完了です。これにより、今年のみかんの収穫量が出ました。早生のウンシュウミカンが、8.5コンテナ、すなわち170キロ。フツウウンシュウミカンが、43.5コンテナ、すなわち870キロ。従って、今年の収穫量の合計は1,040キロとなりました。これを、この数年の収穫量と比べてみました。 早生 普通20128.543.520112092.52010136220092210820082083 (数は、コンテナ数です。1コンテナに約20キログラムが入ります)これをみると、去年の収穫の半分以下なんですね。今年が裏年に当たることは、あらかじめ予想していたのですが、それで、2010年の収穫量を念頭に、今年の出荷の予定を立てていたんですが。11月には、それ以上の減少を感じて、さらにそれを三分の二に減らしてもらいました。その変更を要請したのは、結果をみると正解でした。しかし、実際に収穫が進んでいくと、それでもさらに足りなくなることが見えてきました。それで、今回、初めてのことでしたが、早川の知人にたのんで、みかんを分けてもらうようにしました。14コンテナを分けてもらったのですが、未熟果も混じってますから、実際には10コンテくらいを補充してもらったのですが。それで、なんとか窮状をしのぐことができたわけです。かっても一度、目算が外れて、供給不足をきたしたことがありました。その時は、こうした補充するすべがありまんでした。だいたい収穫というのは、一年の苦労が実るときで、喜ばしいはずの時ですが、その時は、あっちに謝り、こっちに謝り、そっちに謝り、大変な年末にりました。悪夢ですね、「無いそでは振れないんだ」と言いたかったんですが、それを言っちゃぁお終いですから、我慢して。ひたすら、謝ったのですが。そうした危険を感じさせる厳しい年だったんですが、今回は、思い切って、困ったときの神頼みしました。新たに早川のみかん農家の、旧友の人たちの支援をお願いして、10コンテナ分を補充してもらいました。おかげで、約束の不履行をきたさずにすみました。また、おかげで、早川の専業的みかん農家の栽培を見させてもらいました。栽培の仕方によって、それぞれ個性あるみかんがつくられていました。ある人は、自然農法で、しっかりとした完熟ミカンをつくっていました。またある人は、栽培カレンダーを地で行くような手入れで、綺麗で甘いみかんをつくっていました。やはり、みかん農家はそれぞれに、技と経験をもっていました。おかげて出荷は、不足をきたすこと無くすみそうです。しかも、当方のみかんを基本にしてありますが、それぞれの農家の個性あるみかんの味とも比較できるようにして、提供することができました。これから、反応があるとおもいますが、楽しみなところです。やれやれ、といったところでした。(まだ、終わってませんが)今回、早川のみかん農家がグーッと近づくようになりました。それは、新たな年の希望を予感させてくれます。きっと交流の新たな面で、始まりとなったとおもいます。ところで、みかん園の脇に、梅の木があります。梅の木にとまった鳥がおとした種から、千両でしょうか、万両でしょうか、鮮やかな真っ赤な実がつきました。濃緑色のみかん園に、それが一段とめだつ色彩を添えてくれています。梅の木をみれば、つぼみもふくらみはじめています。
2012年12月29日
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みかんの収穫を終えた後は、湯河原の温泉です12月26日(水)、真鶴のみかん園では、ウンシュウミカンの収穫を終えました。何としても、12月26日-27日で、収穫を終わらせようとしたのは、正解でした。案の定、最近の天気予報は、よくあたります。本日、12月28日の午後から関東地方は雨が降り出しました。雨にぬれては、ここ数日は収穫作業が出来なくなったものですから。とにかく、幸いにも、12月26日には、みかんの荷降ろしを終えることができました。この収穫が26日中に終わるかどうか、わからなかったので、12月26日は、隣町の湯河原温泉の湯治場に宿をとっていました。なんとしても12月27日中には終了させる、とのことで休暇をとっていました。これが、その湯河原温泉の「ままねの湯」です。 神奈川県西部の湯河原は、万葉集にも歌われた古くからの温泉場です。ままねの湯は、華美な施設ではなく、湯治場の流れの中にあります。源泉は、81度。浴槽に源泉を注ぐ湯量で、浴槽温度を調整していますが。その浴槽温度は、45度はあります。普通の温泉が42度くらいですから、なれないと熱くてたまらないのですが。なれると、この熱い温度が、疲れを取るのに、適当なんですね。加水はせずに、源泉そのもの効能です。なにしろ、立ち寄りで200円の入浴料です。宿泊の場合でも、5,820円ですから。休日農夫も、連投を必要とする集中作業がある場合には、利用させてもらっています。気温が低いためもあってか、浴槽はいつもより湯気がたちこめていました。しかし、温泉の効能を第一に、取り立てて宣伝もしていないのに、もちろん近所の常連さんも多いですが、周辺のかなり遠くから、通ってきておられる方たちにも出くわします。一日の畑仕事で疲れた体には、ここは何よりの慰労の場となっています。
2012年12月28日
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今年度のみかんの収穫を完了しました12月26日(水)、第18回目のみかんの収穫に出かけました。みかん園に向かう途中の平塚で、富士山に朝日があたりだしました。今回は、みかんの木の荷下ろしが目的で、それを終わらせることが目標です。そして、12月26日、朝から始めだした荷降ろし作業でしたが、この日、陽の西に傾きだした午後4時すぎに、ついにすべてのみかんの木について、終了することが出来ました。荷を下ろしたみかんの木です。全部のウンシュウミカンの木についていた果実を、とにかく、すべての果実を降ろしました。これでみかん園は、鳥たちが騒ぎたてるお目当てが無くなって、再び、もとの静かな常緑樹の林に帰りました。天気予報では、28日の金曜日の夜から雨が降り出すとのこと。そうなると、こうした作業は出来なくなります。したがつて、土・日の休みまで待つわけにはいきませんでした。なんとしても、この26-27日中に荷下ろしを終えることが、年内に作業を終わらせるためには、決定的になっていたわけです。裏年の今年にあって、もっとも収穫を支えてくれた木の一本です。この木も、本来の常緑樹の姿にもどりました。やれやれ、もとの静かな木にもどりました。この第18回目の、最後の収穫では、7コンテナのみかんが収穫できました。もっとも、この最終盤の収穫は、木についていたすべてを取りきるわけですから、不良な果実も多分に混じっているわけなんですが。とにかく、これで、今季のみかんの収穫は、今回をもって、すべて終了することが出来ました。本日、12月27日(木)は、これの選果作業にあたりました。このみかんの選果といのは、私の場合ですが、玉石混交の収穫したみかんを、3つの種類に分けます。1つは、完熟しているもので、出荷可能なみかんです。これは、持ち帰って、箱詰めして、出荷します。2つ目は、傷があるなど、味は保障できても、外見に問題があるものです。これは、何人か、みかん愛好者へのプレゼント用です。3つ目は、青い未熟果や形が変形したもの。これは人前には出せなくて、自家処分で、みかんサワーかジュース用にします。おそらく、全体の7コンテナのうち、商品に出来るものは3割程度ではないでしょうか。第2類のキズものの処理策は、今回からつくったものですが、外見にこだわらず、みかんを愛好してくれる人たちがいるんですね。このおかげで、大量の規格落ちみかんが出来ても心配なしです。おかげで、みかんの商品の質を、しっかり維持することができます。収穫は終ってますから、あとは内部処理にぞくします。これらは、おいおいに、片付けていくこととなります。選果作業をしていたら、表にメジロが来ていました。木になっているみかんが無くなったので、地面に落ちているみかんたべていました。メジロやヒヨドリが、みかんを畑にまいておけば、中身を食べてくれます。みかんの皮はやがて土に帰りますから、肥料にもなります。これも一つの方法です。とにかく、今季の収穫作業ですが、10月下旬からはじまって、ほぼ週二回のペースで続けられてきましたが、こんかいの、12月26日をもって終了することが出来ました。やれやれ、といったところです。
2012年12月27日
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みかんの収穫も、いよいよ最終局面です 今年のみかんの収穫も、今日と明日、12月26日と27日で、終りです。10月27日から始まったみかんの収穫でしたが、いよいよ最終盤です。今回で、第18回目の収穫日となりますが、その課題は、木についているみかんをすべて取り去ることです。これが、前回・12月19日時点でのみかん園の状況です。当園の収穫の仕方は、成熟したミカンしか取りませんから、まだ、取る水準に達していないみかんが、あちこちにかなり残っています。最後は、そうしたみかんのすべてを取り去ることです。みかんの木は、大きな仕事を終えたところです。はやくみかんの木の負担をなくして、来年にむけて木を休ませるためです。ここまで来ると残されたみかんは、あちこち木の天辺のところや、木の内側やなど、とりにくいところに分散してあります。だから一つ一つが手間がかかり、作業効率は低いのですが、それでも、とにかくすべての木から荷降ろしをしてやります。はたして、この2日間ですべてが終わるか、それはわかりませんが。この最終段階での収穫は、収穫というよりも後始末というのが実際です。残っている多くは不良ミカンです。それでも、おそらく2割くらいは人前に出せるものが含まれていると思います。それは、一部は追加注文があるので、それに引当てることになりますが、ほとんどのものは、日頃のお世話になっている方々へのプレゼント用とまります。これによりかなりの不良ミカンが出ます。それをどうするか、この問題がありますが、それはまた別の問題として。とにかく目下のところは、みかんの木から荷降ろしをすることで、収穫を終えることです。これが、この二日間の、最終盤の問題です。では、行ってきます。
2012年12月25日
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出荷したみかんの、三つの種類について今回、当園で提供しているみかんですが。今年は、自前のみかんが、裏作とカミキリムシのため、不足しました。それで、小田原・早川でみかん園を営む旧友から補充するようにしました。このため、今回は、三種類のみかんが同じ箱のなかで提供されています。同じ温州みかんではありますが、それぞれ個性のある、みかんの出来となっています。2個ずつありますが、これがその3種類です。横に異なった種類がならんでいます。1、左側が、真鶴の当園でつくったもの。 普通温州みかんですが、低農薬のものです。2、中ほどが、早川産の普通温州みかんです。 ただし、完全無農薬で、みかん自身の自然の力を引き出したものです。 自然のままですから、Sサイズの小粒ですが、色が濃く樹上完熟のものです。3、右側の扁平形、平べったいのが、早川産の温州みかんの「青島」です。 これは、神奈川県西部では、大津とならんで特産品です。 農家が努力して、肥料や病害虫対策をした、ブランド品です。それぞれ、収穫した直後は、糖度はあっても、酸味がありますから、酸っぱく感じます。貯蔵して、酸味をおとして、追熟させてから出荷しているようですが。当園は、貯蔵庫がありませんから、出荷した消費者の下で、追熟してもらっています。「一週間は、風通しの良い所で、広げておいてほしい」との注意を添えて。この注意が行き届かないと、「すっぱい!」などの苦情もきたしうるのですが。それぞれのみかんの作り方には、それぞれの個性があって、手前味噌ですが、どれもまずまずのものとなっている、と思っています。
2012年12月25日
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早川のみかん園で、「青島」みかんの収穫をしました本日、12月24日(月)、昨日につづいて、不足したみかんを、知人の協力により、確保しました。早川の知人のみかん園に、連投で出かけてきました。これは、収穫したみかんを集めるケーブルカーです。大量の収穫したみかんを、広いみかん園の中で、集結地に集めるための手段です。この一点でも、みかん業の厚い経験をもつみかん園であることが、わかります。一口にみかんの栽培といっても、いろいろなポリシーがあります。昨日の「だんだん園」のみかん栽培は、どちらかといえば、農薬などは使わずに、みかんの木自体の力を引き出す、いわば、自然を生かしたみかんの栽培方法でした。それに対して、今日のみかん園は、JAのみかん栽培カレンダーに即して、病害虫の防除の散布や施肥をして栽培している農家でした。それぞれの栽培方法には、それぞれのポリシーが見てとれました。今回お世話になったみかん園からの景色です。手前はみかん畑ですが、相模湾が綺麗に見渡せます。正面が三浦半島と房総半島が重なって見えます。中央あたりには、写真を拡大するとわかりますが、江の島があります。さらに右の方を見ると、房総半島の先端が見えます。普通は一色となって見えて、三浦半島と房総半島の区別が出来ないのですが、今日は、大気がすんでいると見えて、肉眼でも二つの半島の識別が出来ました。みかんの収穫は、午前8時から正午くらいまで、「青島」みかんを4コンテナ収穫させてもらいました。これで、自前の分と、昨日の「だんだん園」の分とを合わせて、今年の、約束した量を何とか確保することが出来ました。直ちに収穫したみかんを車に積み込んで、東京へ搬送です。手前の4コンテナが自前のみかんです。運転席の背中の4コンテナが、いま収穫させてもらった「青島」です。これで何とか、必要量を確保できました。当園のみかんの収穫量の不足を補う措置をとりました。従って、今回からのみかんについては、1、当園のフツウウンシュウミカン、2、昨日の「だんだん園」作の普通温州の完熟したもの、3、そして今回の、「青島」みかんと、三種類からなるものが、提供されることになります。それぞれ個性がありますから、それぞれ味も楽しめると思います。
2012年12月24日
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早川の「だんだん園」で、4コンテナを収穫12月23日(日)は、早川の「だんだん園」のみかんを収穫させてもらいました。今年が真鶴のみかん園が裏年でした。私は、10年余みかん栽培してきましたが、今年は、これまでに経験したことのない収穫量の落ち込みとなりました。たまたま旧友の人たちが、みかん農家を専業的規模で営んでしたこともあり、旧友ひちたちに「SOS」ということになりました。そうしたことで、今日は早川のみかん園・「だんだん園」で収穫させてもらいました。全部で4コンテナ。正午くらいから、午後2時くらいまでの収穫作業でした。みかんの栽培は、その栽培者のポリシーによって、同じ様なみかん栽培でも、それぞれに独特の個性が出てきます。今回、最初に収穫させていただいたみかんの木です。この木は、フツウウンシュウミカンの木だそうです。だんだん園のみかん栽培は、自然栽培です。みかんの木自体の、自然の力を引き出そうとする栽培法です。スス病が少しくらい出ていても、薬剤散布はしていないとのこと。完熟したみかんを、ヒヨドリやメジロは見逃しません。外見は汚れていますが、味は最高のはずです。鳥たちが、それを証明してくれています。次は、二本目の木です。これもフツウウンシュウミカンの木です。だんだん園のみかんは、みな自然に完熟するのを追求しています。それは色の濃さでわかりますが、その味は最高です。当方の真鶴のみかん園の木はフツウウンシュウミカンです。昔はフツウウンシュウミカンしかなかったのですが。現在は、ウンシュウミカンを改良した青島や大津などの品種にかわっているそうです。しかし、完熟したフツウウンシュウミカンは、これはこれで最高に美味しいんですよ。このみかんの色を見れば、その完熟の美味しさは、見ただけで明らかです。率直なところ、当方のみかんもかなり美味しいのですが、ここまで樹上で完熟させているものには、かないません。病害の果実を除いても、それなりの収穫量があるから、それだけみかん園の規模が大きいから、こうした自然栽培も可能なんですね。他の人のみかん園をみると、わが身が見えてきます。ここでは鳥たちとの競争があっても、被害は大きいとおもいますが、さほど目くじらをたてないんですね。やはり大規模なみかん園は、心の広さが違いますね。とかく、収穫の少ないパイをめぐって、鳥とケンカしている・・・、鳥が食べるくらいのが、美味しいみかんであるはずなんですが、真剣に取り合いの競争している。それが当園の姿なんだと、あらためて認識させられました。
2012年12月23日
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今年の冬至に、ユズの小木は昨日、12月21日は冬至でした。日中の時間がもっとも短いそうですが、みかん園のある神奈川県では、横浜の日の出は、午前6時47分。 日の入りは、16時33分とのことです。冬至といえば、ユズですが。当方のみかん園にも、ユズの小木が1本あります。今年は、黄色の色づきがたいへん綺麗です。こうして黄色が鮮明になると、みかん園はこの時期には常緑にもどりましたから、ユズの黄色は、たいへんよく引き立ちます。どうやら、こうしてみると、9個くらいはなっていそうです。この木は、2004年2月に植えたものですが。毎年、数個の果実をつけるようになりました。今年の特徴は、果実の黄色が、これだけ鮮明になったのは初めてです。これまでは、年末になっても黄緑色のままでした。どうして黄色くならないのか、いろいろ気をもんでいたのですが、ようやく、今回はユズらしく黄色になりました。みかんの収穫が山場を越すと、サトイモの状況とか、ユズとか、まわりの様子が視野に入るようになります。ところで、ユズの木には、強力な棘があります。樹勢がそれだけ強いんですね。だから、果実を取ろうとするときには、皮の手袋でもしないと、「チクリ、チクリ」と刺されてしまいます。あたかも、木が実を守っているかのようです。風が吹くと、その棘で、果皮の表面を傷つけやすいんですね。さて、この貴重な数個の実ですが、それをどのように使うか、それが問題のところです。
2012年12月22日
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冬至の日、みかんの出荷は、今が半ばです12月21日、今日は冬至、みかんの収穫もいよいよ大詰めです。みかんの上もぎを、そして通常の収穫作業を、ついに全体を終えました。これから、少し時を置いて、みかんの木の「荷下ろし」の段階に入ります。みかんの木の樹勢を維持するために、木についているみかんを、すべて取り除きます。おそらく、半分以上は不良果ですが、選果によりますが、その3割くらいはいけるとおもいます。それが、年内最後の仕事となります。 みかんの収穫ですが、一口に収穫といっても、その実は、みかんを収穫してから-選果-搬送-箱詰め-届け、これが行程です。収穫は、あくまでこと初めで、それから消費者に届けるまでが、収穫です。これまでに、これを15回転させたことになります。みかんの選果ですが、みかんは、当初の収穫では、木からもぐ時、ハサミを入れる時に選果していますが、この最終盤の時期となると、玉石混交の収穫した後での選果が重要になります。この写真のような段階では、9割がたはいけます。その選果・箱詰め作業ですが、これまでは、みかん園の現地でしてきましたが、なにせ現地には、電気がありませんから、太陽がある限り、日没ぎりぎりまでは収穫作業となりますから、これからは、選果は現地でするとしても、箱詰め作業は、おもに東京に搬送してからの作業となります。従って、みかんの選果と箱詰め作業は、収穫を終えて帰ってからの、その後の夜なべ作業となります。やったぞ!箱詰め。この後は、届けです。今晩は、昨夜のうちに箱詰めしておいた10箱を、帰宅してから窓口の人に届けました。それが終わってから、今度は明日朝に届けるために、次の箱詰め作業を行いました。それは、夜9時から10時の作業です。箱詰めしたみかん箱を、車に積み込むところまでして、本日の仕事が終了しました。こけで、ようやく部屋の中は、ほぼ空になりました。明日の朝に、みかんを出荷・届ける目花がたちました。明日、12月22日(土)は、雨の予報ですが、朝からみかんの届け予定です。いよいよ、みかんの収穫に当たれるのは、残りは12月23日、24日、26日。あと三日間。これが、今年のみかんの収穫の、最後の段階となります。さぁ、もうあとひと頑張りです。
2012年12月21日
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サトイモの最後の2株を収穫しました12月19日、このところみかんの収穫に追われて大忙しでしたから、サトイモのことはすっかりわすれていたのですが、この日のみかんの収穫作業を終えて、後片付けをしていたら、ふと、葉の枯れこんだサトイモに気がつきました。葉がすっかり枯れこんでいます。「サトイモは、葉が枯れこんだ時が収穫のタイミングだ」と、聞きおぼえがありましたから。目についたのが百年目です、掘り起こすことにしました。前回収穫した時は、12月5日でした。まだ葉の形がある程度残っていたのですが、ごく小さな小芋が、1株につき3つ、4つついていました。http://plaza.rakuten.co.jp/sagamimikan/diary/201212050000/それに対して、今回の残った2株は、葉がしっかり枯れこんでいます。先の理論からしたら、前回以上の子芋の収穫が出来るはずなんです。そこでスコップで掘り起こしてみました。大当たりでした。子芋がしっかりとついていました。やはり今回のが、しっかりした子芋がたくさんついています。さっそく土を洗い落としてみたのですが。これが2株からの収穫ですから、かなりの充実した収穫となりました。これなら八百屋さんに出ているものと比べても、そん色なしです。「サトイモは、とれたての小芋がおいしい」とのことですから。持ち帰って、さっそく料理してみました。「料理」といっても、ただ茹でるだけのことですが。30分間、沸々と茹でました。これが、その結果です。「うまい!」大方を食べちゃってから、「しまった、これも紹介しておかなければ」とひらめきました。やっぱりそうでした、とれたてのサトイモは、といも柔らかくてみずみずしい。つるっとぬめりがあって、これが最高に美味しいんです。これは、やめられませんね。サトイモは、ほとんど放ったらかしで、たいして手入れもしていないのに、こうして立派な作物を収穫をさせてくれます。おまけに、それがたいへんに美味しいときたら、やめられません。今回も親イモは、収穫で掘った穴に埋め戻しておきました。それだけで、来年になると新たな芽を出してくれるのですから、最高です。みかん園の片隅に、すっかり定番になっているサトイモ栽培です。
2012年12月20日
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みかん園全体の上もぎを終了しました10月27日に始まったみかんの収穫でしたが、本日、12月19日(水)で第15回目の収穫となりましたが、今回で、みかん園の全体にたいして上もぎを終了しました。全部で6コンテナでした。これで、基本的な収穫は終了です。このあとは、1週間の間をおいて、木についている果実を、すべて採り除く作業に入ります。みかん園は、大分静かになりました。ヒヨドリもメジロも、時々やっては来るのですが、以前ほど、けたたましく鳴き騒ぐことはありません。「あれ!、さっきまであったみかんが無い」と言っているはずです。そして、仕方なく、どこかほかのみかん園に移動していきます。収穫の最終盤には、毎年いつも問題をきたします。生産と消費の、供給と需要のバランスの問題です。今年の現時点はどうか。みかんは、前回に収穫したものを、本日搬送してきました。これが8コンテナ。みかん園には、今日収穫した6コンテナが置いてあります。あとは、いま木についているものですが、残りははたしてどのくらいが収穫できるか。推測ですが、玉石混交で8コンテナくらいでしょうか。そのうち、人前に出せそうなのは4コンテナくらいでしょうか。従って、合計で、18コンテナくらいがあります。5キロ箱で72箱です。それに対して、出荷を受け入れしている予約数は、残りあと89箱必要です。従って、17箱足りない、あと4コンテナ分が足りないことになります。もちろん、分かっている分でこれですから、実際はその倍のかい離があります。こうした事態になると、例年だと、あちこち、謝って、誤って、謝りぬくしか仕方がなかったのですが。だからいつもだと、12月半ばになると、どのように需給の帳尻を合わせるか、もし、足りなかったらどうしよう・・・と、モヤモヤしながら収穫作業をしていたのですが。今回は、いつもと少し違います。近くの早川で旧友の人たちが、本格的なみかん園をやっていました。今回、再認識したんですが、たいへん立派なみかんをつくっていました。そこで、「今回、助けてほしい」と、無理を言って頼み込んだんです。そして、このみかんの不足分を提供していただけることになりました。まったくもって、「やれ、やれ」といったところです。この補いのすべがなかったら、今年の12月は大変なことになっていました。今年の、裏年の収穫減と、カミキリムシにより木が無くなっていたので、収穫量が減ることは、予想していたのですが。11月には、当初設定していた予約量を、去年の三分の二に減らしてもらってはいたのですが。もっと、大きな収穫の落ち込みになっていたわけです。自然を相手にした生産は、残業して生産を増やすなんてことは出来ませんから。木についている数以上には、収穫できませんから。単年度内では、計画的に生産量を増やすなんてことは出来ませんから。ここが、その幅をよんで対応しているベテラン農夫と、とくに収穫期の後半になるとドタバタしている休日農夫との違いです。さぁ、年内にうまくゴールにたどりつくために、あと、10日間、もうひと頑張りです。
2012年12月19日
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第3回ヘーゲル『哲学入門』(岩波文庫)を読む今回から中身にはいります。岩波文庫の『哲学入門』(武市健人訳)で読んでいます。最初の第一課程の「緒論」と「緒論の説明」を読んでいますが。前回に紹介しましたが、この本のもとが、1809年ころ、ヘーゲルはニュールンベルグのギムナジウム(大学進学をめざす中・高の一貫教育)で校長兼哲学教師を務めていた時のものです。当時は、1806年に『精神現象学』を刊行したあとで、『大論理学』をまとめつつあったころとのことです。一、ヘーゲルの著作というのは、一般に難解な印象をうけますが、この講義は若い学生たちに理解してもらおうと、いろいろ配慮していることがうかがえます。「緒論」と「緒論の説明」という形にもそれがうかがえます。おそらく「緒論」は、講義の前に要点をレジメにして配布されたのではないでしょうか。それを基にして、実際に口頭で講義したものが「緒論の説明」だったのではないでしょうか。それは推測ですが。 また内容からも配慮が伝わってきます。ヘーゲルは、主題を述べていく間に、ところどころに基礎的な考え方についても説明してくれています。第一項では、1、「具体的対象の諸規定を捨象していくと抽象的客体が残る」、抽象と具体との関係です。2、「具体的対象は直観によるが、それを分析していくと、媒介された一般的な抽象的表象が得られる。」など。 それらは、必ずしも主題ではないのですが、ヘーゲルは若い生徒に基礎的な事柄を理解してもらえるよう配慮していたのではないでしょうか。二、第一課程の緒論のテーマですが。ヘーゲルは冒頭で言ってます。「本論の対象は、人間の意志」(P14)についてと。個々人の特殊的な意志は、一般的な意志にどのように関係していくのか。さらに後の方ですが、「自由意志」の問題についても対象にしているようです。三、最初にヘーゲルは人間の認識について述べています。第一項で感覚的知覚からの認識、第二項では経験的な知覚からの認識について、それらの特徴を述べています。さらに概念による認識の重要性を説いています。第三項では、意識の対象に対する関係について述べています。このなかで注目した点ですが。1、第一項の感覚的知覚のところでは、「感性的知覚には内的な知覚と外的な知覚があるが、外的知覚によって我々は、空間的及び時間的に我々の外にあり、従って同時に我々から区別されるところの諸物を知覚する」(P22)と述べています。 これだけ聞くと、ヘーゲルは唯物論者というか、素朴な常識を述べています。2、また、第二項の経験のところでは、「我々は真らしいところのものを他人の権威に基づいて信ずる。我々は事実真らしくないものを、しばしば真らしいものと考える。しかし、真らしくないものこそが、しばしば真なるものである。- 特にある出来事は、我々がそれらについて自分で経験したいろいろの事情の帰結から、またそれらの事情の多様な関連を通して証明される。だから、何かを物語る人々は信ずるにたるだけのものをもたなければならない。すなわち事柄についての知識を持ちうるような事情にあったことが必要である」(P24)と説いています。 自分自身の経験からくる確かさが大事だし、事情の多様な関連についてしっかりした知識をもたなければならないと、若い人たちに対して、ものごとの真実を認識するための基本姿勢を説いているんですね。3、経験のところからもう一つ。単なる心情の経験に、すなわち主観的な私自身だけに閉じこもるのではなく、真に客観的に、一般的にどうあるかが大事なんだと強調しています。認識を主観的なものから客観的なものに高めることが大事であり、その客観的な性格をもつのが概念なんだ、とヘーゲルは説いています。(P26) 概念とは何かは問題なところですが、問題を私なりの感想にとどまるのではなく、一般的・客観的なものに高める必要があるとの指摘は、重要だと思います。以上は、ヘーゲルの積極面と感じられた論点を取り上げてみました。四、しかしヘーゲルが言ってるのはそれだけではありません。一つの特徴として、独特の観念論の考え方を語っています。1、感性的知覚について、こんなことを言ってます。「感性界の一方の面は(外的な知覚は)、このようないろいろな対象やそれらの諸規定に関係をもつものである。感性的なものがそれらの根底にあるのであって、その意味でそれらは精神的な形式をすでにもっている」(P22)と。2、同じようなことを第三項の「意識の対象に対する関係」でも言っています。「意識は本質的にはこれらの諸物の中に存在する自我である」(P27)。 ようするに、諸物の根底には精神がある、ということではないでしょうか。3、さらにその続きです。「一般に我々はただ何かの対象を表象するかぎり、一つの意識を、それも対象についての意識をもつ。我々が意志を表象するかぎり、我々は意識を意識している。すなわち、我々は意識の意識をもつ」(P27)と。 人が対象についての意識をもつ、この単純なことをヘーゲルも認めているのですが、それに独特の解釈を加えています。我々が対象にしている事物のなかに自我(精神)があると考えているようです。だから、「我々が意志を表象するかぎり、我々は意識の意識をもつ」と言っているようです。その「我々は意識の意識をもつ」とは、我々が意志を表象するというのは、〔対象の中にある〕意識を〔我々の意識は〕意識すると。要するにヘーゲルは、ものごとの根底には、自我が、意識が、精神がある、と言っているようです。そこにヘーゲル独特の観念論の考え方が確かにあります。そうした考え方に惑わされないように気をつければ、前段の三で見たように、事柄の内容としては素晴らしいことを語っています。この先でもそれが確認できると思います。今回は「緒論の説明」の第三項まで学習しました。その続きは次回にします。
2012年12月18日
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出荷したみかんを、美味しく食べるために12月16日(日)、選挙の投票日も、期日前投票をすませて、終日、みかんの収穫に追われました。今年は、当園のみかんの大勢は裏年です。みかんの収穫量が少ない。みかんの木を見ても、やけに葉ばかりが目立って、木についているみかんが少ないことが分かります。全体の収穫量は少なくても、夏から冬への季節の変化が急速だったことは、みかんの成熟のテンポにも影響してきます。12月16日は、第14回目の収穫日だったのですが、あえて収穫をしたのは、その前後が雨が降ることが分かったことと、今の時点で、みかんの急速な成熟がすすみだしていることによります。雨上がりの16日は、「木の乾くのを待って様子を見よう…」と思っていたのですが。実際には、とんでもない。そんな悠長なものではありませんでした。あっちの木も成熟し出している、いやこっちの木も始まっている、と。あっちに、こっちに、そっちもと、全体的な成熟で、きりきり舞いをさせられました。午前11時から収穫を始めて、午後3時40分の陽が西に傾きだすまで、収穫作業は、昼食もそこそこに、まったくのフル活動でした。このうち、今回の収穫は6コンテナでした。これでも、例年の収穫よりも少ないんです。このままの状況では、今年の出荷予約数を収穫することが出来ません。そこで、窮鼠猫をかむではありませんが、今回は、早川の知人に、頼み込みました。みかんを少し分けてもらえるように、と。それが、12月14日の早川での収穫だったわけです。早川は、神奈川県西部のみかんの産地の中心的地域です。知人のみかん園は、同じウンシュウミカンでも、すべてが「青島」という種類を栽培していました。こちらのが品種改良した優良品種なのですが。これが、不足しかねないみかん量を補う、ウルトラCの特別策です。従って、今回の出荷分から、一つの箱に二種類のみかんが入ることになりました。一つは、従来どうり、当園の「昔ながらの」フツウウンシュウミカンです。どちらかといえば、丸い感じの、酸っぱいみかんです。もう一つは、早川産の「青島」みかんです。こちらは扁平な形をしていて、甘いみかんです。どっらも、収穫したばかりですから、少し酸っぱいかと思います。「予措」と言ってますが、農家は収穫したみかんを、しばらくねかしてから出荷するようにして、それから出荷しています。少し置いた方が、酸味が減ってあまくおいしくなり、赤っぽく綺麗になります。貯蔵設備のない当園としては、みかんを寝かしておくことができず、部屋の中、みかんが氾濫してしまいかねませんから、収穫してから4日か7日で、右から左へと出荷せざるをえないのが状況です。したがって、当園のみかん箱が到着したら、みかんを箱から出して、風通しのあるところ置いておくようにしてほしいのですが。みかん同士の重さなどから痛んだものも出てくるかもしれません。そのままにしておくと、腐敗果がひろがりかねませんから、除いてほしいのです。そうすれば、果皮の水分が減って、果皮がかたくなり、日持ちがするようになります。又、全体は柔らかくなり、甘くなるし、赤みがさして綺麗なみかんになっていくと思います。そうすれば、きっとみかんを美味しくして召し上がっていただけるかと思います。
2012年12月17日
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富士山が、朝日に照らされて、現れました12月16日、富士山に朝日が当たって、その姿が見えだしました。場所は、小田原厚木道路の小田原サービスエリアからです。この日の、日の出は、東京や横浜では、午前6時44分とのこと。しかし、今朝は前日の雨の雲が、水平線に残っていました。その雲のために、太陽が顔を出すのは、少し遅れました。1、午前6時49分の富士山です。小田原SAに着いた時は、まだ日の出の光は、当たっていませんでした。まだ、富士山は紺色の冷たく、暗いものでした。2、午前6時52分くらいでしょうか。いつもなら、雲が無ければ、光のあたりはもっと早いはずですが。ほどなく、光があたりだすことは分かっていましたが、旅を急がずに、待つこと2,3分で、新たな変化がでてきました。山頂がわずかですが、赤く映えだしたんです。3、午前6時54分くらいです。始まりだすと、刻々と光が広がりだします。4、午前6時56分くらいです。5、午前6時57分の富士山です。ピンボケになってしまいましたが、光が富士山の全体に当たりだしていること、その当たり具合については、これでも分かるかと思います。要するに、12月16日の朝、小田原から富士山に日の出が当たるのが見えたこと。その時間は、午前6時49分から始まって、午前6時57分くらいには光に包まれたこと。日の出の直前から、山全体が光に包まれるまでは、約8分間くらいだったこと。その間に富士山は、暗闇から光の中へと、これだけの姿を変えたということです。
2012年12月16日
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昨日、小田原・早川のみかん園で収穫をしてきました最初に、やはり富士山です。午前7時、小田原から見た富士山です。昨日紹介した平塚からの富士山からしたら、十数分の差でしかないのですが、だいぶ赤い色が大分薄くなっています。本日は、昨日のみかんの収穫労働での奮闘の裏返しで、休憩です。昨日と今日、天候の読みが、ズバリ当たっていました。今日・12月15日は、それほど強くはないにしても、雨がちの天気です。あえて、みかんの収穫を、土曜日から金曜日に前倒ししたのは、正解でした。今回、はじめての早川のみかん園での、みかんの収穫体験でしたが。当方のみかん栽培も、神奈川県西部の真鶴で、10年間の経験を重ねてはいたのですが。相撲でも、出げいこが修行になるように、みかん栽培も、今回の早川でのみかんの収穫は、いろいろと得ることが大きかったです。第一に、みかん園の規模が違うこと。当方は、たかだか20本の、450平米のみかん園ですが、今回の早川のみかん園は、ゆうに10数倍もあるみかん畑でした。北限のみかんの産地としては、早川・根府川は、中心的な地域でした。そもそも、みかん園の景観が違います。第二に、当方が、日ごろ持っていた謎が、今回一つ解決しました。一言にみかんといっても、それはウンシュウミカンのことですが。当方のみかん園は、亡くなった父がつくってきたものであり、当方は、10年前に引き継ぎまで、みかん栽培について、まったくの門外漢でした。父の死後、そのみかん園の一部を引き継ぐようになって、みかん栽培について、いろいろ手探りを始め出したのですが。その後にわかったことは、父の手掛けていたみかん園の木は、ウンシュウミカンであり、それには普通温州と早生みかんの、二種類の木があることがわかりました。初めの数年は、まった区別が出来なかったんですが、成熟の時期や、果皮の暑さなどに、違いがあったんですすね。黄色くなったことを喜んで、酸っぱいみかんを、送りつけた時もありました。しかし、そうした中で、一本だけ、特異な若木があることに気がつきました。父は無くなる2年前くらいに、新たな苗木を1本植えて、試そうとしていたんですね。引き継いで2年目くらいで、その木に実がつきました。他の木とは違って、果実の形が扁平で、甘く美味しい実がなる木だったんです。それが何で違っているのか、ずーっと謎だったんですが。今回の早川のみかん園を体験して、それが「青島」という種類であることがわかりました。早川のみかん栽培の大ベテランがアドバイスしてくれたことには、1、早川では、40年も前に、みかんの木全体を「青島」に変えていたこと。2、青島は完全着色で収穫するが、貯蔵することで追熟させて出荷していること。3、収穫後に、選果することで、成熟度に応じて出荷時期を判断していること。4、早川でも、鳥害に加えて、イノシシの被害が大きくなってきていること。みかん園のベテラン主人は、それなりに年配なんですが、ほとんど歳をとりません。みかん栽培の自然を相手にしていると、姿勢もまったくシャキッとしていて、バリバリの健康で、生涯現役の気風・気骨なんですね。わたしなども、かくありたいものです。それでも、みかん栽培というのは、みかん畑のどかな景色とは裏腹に、かなり厳しいものがあります。みかんの畑のあるのは山の斜面で、山肌はかなり急な斜面です。搬送するみかんのコンテナは、みかんを入れると、1つ20キロ、いや24キロくらいはあります。みかんは、1個1個手もぎですから、成熟期は集中していますから、収穫作業はかなり大変です。それに、収穫したみかんを畑から運び出すには、広いみかん園の中を、人力で小屋まで運び込まなければなりません。それはそれだけでも相当大変な作業です。今回、みかん園には、広い畑に背骨のように走る荷物用のケーブルカーがありました。これが畑の中の幹線道路です。これは必需品ですが、それがなかった時代もあったわけです。いまでも、すべてにあるわけではありません。これで、みかん小屋まで、収穫したみかんを運び集めるというのですが。このレールのある位置まで、みかんを集めることは、やはり人力なんですが。それでも、ケーブルカーがあることで、作業を大きく助けることは、斜面にあるみかん畑からして、容易に想像できます。今回の、早川のみかん園での収穫体験は、当方のみかん栽培の道楽作業とはちがって、北方のみかん産地の農家が、どんな苦労をしているのか、その一端を、見聞し、体験することが出来ました。先人の農家の積み重ねというのは、貴重な宝です。その基盤をつくるには、おろそかにできない、大変な苦労があったと想像されます。実情もうとい政治家の目先の打算で、勝手な都合により自由化するなど、もってのほかです。比較的に社会的に余裕のない農家の人たちに、多大な苦難をしわ寄せを強いるのは、とんでもない。国民生活は、食料や特産物の自給が大切です。地域の特産品栽培の苦労に身を寄せて、それに学び発展させることが大切です。その基本姿勢が大切です。それが、しいては日本の生活文化の豊かさの継続に、つながっていると感じました。
2012年12月15日
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雨の降る前にみかんを収穫しました天気予報は、明日・土曜日には雨が降るというので、その前に、今日(12月14日)のうちに、なんとか、みかんの収穫をしておこうと出かけました。今日も、一昨日につづいて、朝焼けの富士山が、とても綺麗でした。これし、朝、6時46分に平塚から見た富士山です。朝日を受けて、赤く朝焼けをの富士山です。見ての通り、今日の天気は良いのですが、下り坂とのこと。明日になると前線が通過するため雨マークがでています。木が濡れていては、みかんの収穫は出来ません。ところで、今日のみかんの収穫で出かけた先は、いつもの真鶴のみかん園ではありません。今回は、はじめてなんですが、小田原・早川にあるみかん園でした。このみかん園は、旧友のご家族が栽培しています。これが、そのみかん園のあたりから見た景色です。今日の作業が終りかけた頃のもので、すでに西日がさしだしています。手前がみかん園で、中には鳥よけのネットをかぶせた木もみえます。遠方にひろがる町が小田原市です。その先は三浦半島で、この海は相模湾です。今日の収穫は、午前8時くらいから午後3時45分まででした。昼食もそこそこに、目いっぱいの作業で、全部で6コンテナを収穫しました。当方のみかん園が裏作のため、自前では足りなくなるのが見えてきたので、ここで収穫したみかんを分けていただけるように、無理を承知で頼み込んだ次第です。それにしても、早川のみかん園は広い。広大なみかん園で、まる一日作業してみると、いろいろと学ぶことが、たくさんありました。よそのみかん園を見せていただくことで、自分の栽培の特徴や問題が見えてきます。みかん栽培について、日頃感じていた疑問を、みかん農家の人たちに、質問できるよい機会ともなりました。また、ここでも、鳥やイノシシによる被害の様子も分かりました。次の木は、今日の収穫の対象となった木ですが。一見すると、まだみかんが沢山ついているように見えます。ところが、近づいて、みかんをよくみると、その多くが、すでに一足先に、ヒヨドリやメジロが突っつかれてました。こちらが、美味しそうなのを見つけて、喜んでハサミを入れようとすると、すでに、反対側の面には穴があけられている、といった場合がたくさんありました。本当によく鳥たちは、美味しいみかんを知っています。緑が残るみかんにたいしては、口を出していません。鳥たちの食べ残しを、人がおすそ分けされる状態です。人がいないときは、みかん園は鳥たちの天国です。いや、たとえ人がいたとしても、ちょっと離れたところでは、「キーッ、キィーッ」と、にぎやかに饗宴をして、飛び交っています。それに加えて、当地では、イノシシによる加害が多いそうです。これがイノシシがみかんを食べた痕だそうです。白いのが食べあとで、へたのまわりの皮だけが残されているだけ。加害は、地面から1メーター位までの間です。イノシシの口が届く範囲なんでしょう。イノシシも、垂れ下がった美味しいところを知ってます。丸ごとガブリとむしり取っていました。さて、12月も半ばとなると、みかんの収穫は最終盤にはいっていきます。この時期、人の収穫が遅れるならば、みかんの美味しい所は、必ずと言ってよいほど、鳥たちに食べられてしまいます。鳥たちは、みかん園の周辺に、しっかり張りついて飛び回っていますから。実際収穫していると、鳥たちと競争していることが、よくわかります。美味しく成熟したみかんを、どちらが先に取るか、今の時期は、さかんにとりあっている状態です。ところで、みかんの提供ですが、今日、早川のみかん園で収穫させていただけたおかげで、当方の今年は、裏作とカミキリムシにより枯らされたことから、みかんの収穫量が絶対的にすくない。大きく不足するのではないか・・・と心配をかかえながら来ていましたが、このおかげで、何とか、大きな不足を、「不渡り手形」は、ださずに済みそうです。まだ、もう少し進まないと、確かなことは分からないのですが。あと、半月間です。希望者に対して、供給がどこまでできるか、いよいよ大詰めです。
2012年12月14日
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今夜は、みかんの配達でした12月8日に収穫し、12日に搬入してきたみかんですが、昨日の夜のうちに、それをみかん箱に箱詰めしておきました。午後8時から10時まで、22箱に箱詰めしておきました。それを、今日、本業の仕事から帰った後に、その21箱を車に積んで、隣町の二か所に、各10箱づづを届けてきました。これで、収穫作業は、一つの循環を完了できました。収穫-搬送-箱詰め-配達、これで、この収穫の循環は完了するわけです。しかし、まだ全体として発送は始まったばかりです。残された木についているみかんの量を、予測しながら、需要と供給のバランスを、そのギャップについて、対策を検討しなければなりません。真鶴の小屋には、収穫されたみかんがコンテナにあります。そして、残りは少なくなったとはいえ、次の収穫が待っています。少なくとも今夜は、家の中に搬入されていたみかんが、需要家に届けられて、一つの循環が完了しました。そしてこのおかげで、まだ循環の途中にあるところの小屋にあるみかんについては、これで小屋から自宅へのの搬入が可能になります。そして、搬送により小屋のスペースが空けば、次の収穫が取り組めるようになり、新たな循環の始まりが可能になるわけでます。みかんの収穫は、そうした需要と供給の関係で問題とされるだけでなく、みかん自体の成熟の進展してい度合いに合わせなければなりません。このサイクルを、この12月の時期は、一週間に2回収穫し、回転させる様にしています。今週末については、天気予報が明後日の土曜日に雨マークがついてますので、土曜・日曜に予定していた、13回目の収穫は、明日の金曜日に行うように変更をしました。従って、明日もまた、収穫作業のために早起きしなければならない事態です。
2012年12月13日
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朝焼けの富士山です12月12日(水)は、第12回目のみかんの収穫に行ってきました。午前6時45分に、小田原厚木道路の小田原SAからみた富士山です。降り積もった雪に、朝日があたって朝焼けに染まっています。手前の丹沢は、実際はもっと明るく、景色もある程度は見えるのですが、やはり大きなコントラストを見せてくれています。天気は、ようやく秋晴れらしくなってきました。しかし、朝の冷え込みは厳しくなり、みかん園にも霜が降りていました。本日は、第12回目の収獲でした。例によって、まず朝一番に、前回の12月8日(土)に収穫した5コンテナを、車に積み込みました。そして、本日のみかんの収穫でした。みかんの収穫の全体は、大体半ばを過ぎて、残りは三分の一くらいでしょうか。まだ、あと3,4か所のかたまった部分がのこっています。この木も、そのかたまりの一本ですが、今日は、この木の収穫を予定していたのですが、実際にハサミを入れ様とすると、まだかなりの部分が収穫するのは早すぎました。相変わらず、ヒヨドリとメジロが、時々やっては来るのですが、そして、にぎやかなことはにぎやかなのですが、幾分静なんですね。みかんの残りが少なくなってきたことと、完熟した部分を当方が先取りしたためかと思います。鳥といえば、隣人の方が教えてくれました。「この間は、カラスまでも来ていた。二羽できていた。カラスもみかんを食べるようだ」とのことでした。本日の収穫ですが、これが午前中の成果です。午後2時15分まで収穫しましたが、本日の収穫は、全部で6コンテナでした。ただしこの時期になると、木によっては、付いている実を全ておろす木もありますから、収穫したもの全体が人前に出せるものではなくなってきます。収穫した量の何割かは、不良な人前に出せない果実がまじってきます。そして、前回収穫した分を、80キロメートルを搬送して、家に持ち込みました。これから、そのみかんを箱詰めしなければなりません。明日の夜には、それを届ける予定・約束があるからです。また、そうして家から出荷してしまわないいと、次の分、すでに小屋にある分が、動かせないからです。それがなくならないと、収穫したとしても、その置き場がないわけです。すべては、今夜のうちの箱詰め作業にかかっているわけです。そんなことで、これにて失礼します。
2012年12月12日
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冬の寒さの到来のなか、 梅に新たな芽吹きが出ています当方は、みかんの栽培が主題なのですが、神奈川県西部の真鶴に、そのみかん園はあるのですが、そのみかん園の片隅には、梅の木を植えてあります。なんたって、そこは梅の産地、小田原のすぐ近くですから、それぞれの家庭には、多くの家にの庭先に梅の木が植えられています。梅の年間サイクルからしたら、春先に梅の花が咲き、6月は梅の実の収穫です。その梅の実は、梅酒・梅干しにするのが定番ですが。今の時期は、梅酒が6カ月間の仕込みの時期が明けて、楽しみにしていた、その梅酒の解禁の時です。その梅酒をつくると、その副産物として、漬けた梅が出来てきます。当方は、その梅を使って、梅ジャムをつくっておきました。これがパンにつけて、またいけます。今食している梅ジャムは、去年の梅酒の副産物ですから、梅酒を飲んだ残りの梅でつくったものです。従って、これは去年の3-5月につくったものです。新たな梅酒を仕込む6月ためには、その瓶を空にしておかなければならないからです。ところで、この時期の梅はどうなっているか、というと・・・、これが、当方の梅の木です。みかん園の入口に、この梅の木は、鎮座しているのですが。この一本で、個人の需要は十二分にまかなえます。みかん園に通うには、毎度この木の下を通っているのですが。今回、みかんの収穫でこの木の下を通った時に、ハッと気付かされました。世間は、これから冬の寒さに向かおうとして、縮こまっているときに、この梅の木は、すでに春の、新たな芽吹きを、しっかりと準備していました。昔の人は、季節に敏感でした。『万葉集』にも、巻五、818に出てきます。春されば まず咲く宿の梅の花 独り見つつや 春日くらさむこれは山上憶良の歌だそうです。これはまた、別の木のですが。万花に先駆けて咲く梅の花、といわれますが、これらは、先日、12月8日時点での梅の木のつぼみです。早いものは、1つ2つの花は、12月末には咲きだします。人間の世の中は、今は、いろいろな波乱を含みながら、都知事選挙や総選挙の真最中にあります。確かな明日な向けて、人は模索の最中にありますが。自然の四季の歩みというのは、着実にすすみつつあります。この真冬の寒さに向かう季節の最中にあっても、それでも梅は、新春の準備を着実に、花のつぼみをふくらませつつあります。
2012年12月11日
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今日の帰りは、危うく電車を2度乗り過ごすところでした休日農夫のみかんの収穫も、12月半ば、今が佳境の時となりました。とにかくこの時期は忙しい。こんがらかりそうなサイクルをすすめます。一、みかんを収穫して、それを現地の小屋にねかす。理想的には、一週間以上ねかしたいのですが、そうもしていられません。小屋にはそのスペースがないからです。次の収穫をしなければならないからです。従って、みかん園についた時、まずしなければならないことは、前回、収穫したみかんを車に積みこむことです。そうして、小屋にスペースをつくってから、みかんの収穫に入れるわけです。二、車に積み込んだみかんは、家に搬送します。みかんの収穫に行く日の前日までに、前回運び込んであったみかんを、箱詰めした置かなければなりません。収穫から帰って、持ち込んでくるミカンの置き場所を確保するためであり、同時に、みかんを家に持ち込んだら、すぐに箱詰めされたみかんを車に積み込む。三、ただちに、その日の夜に、そのミカンを、どけ先に届けなければなりません。だから、この時期は、畑仕事が終わると、すぐにとんぼ返りです。これがうまく回転しないと、予定の出荷が出来なくなり、あちこちに、謝るはめになります。おまけに、家の中はみかんだらけになってしまいます。このなかに、いろいろな事情が入ってきます。雨が降って、みかんが収穫できなかったとか、裏年で、予定した収穫量が確保できず、予定量が出荷できないとか、ねかしておく期間が短かすぎて、酸っぱいみかんを届けてしまったとか、帰りの交通渋滞で、帰りが遅くなり、みかんを届ける時間がなくなってしまったとか、などなど。とにかく、これらの循環が、うまく回転することで、美味しいみかんが、希望者の手に届けられるわけです。こうしためまぐるしい期間が、これから12月の末までつづいていくわけですが。職場からの帰りに、電車をあやうく乗り過ごしかけたのも、こうした回転の最中のひとコマです。さて、これから本日の作業に入ります。昨日持ち帰ったみかんを箱詰めする作業に入ります。それは、明日の夜にその箱詰めされたみかんを出荷するためで、それが、今夜のうちに出来ていないと、出荷できなくなる。そうなると、明後日の収穫が出来なくなる、というのは、収穫したみかんを置いておく場所が無くなるからです。そのためには、前回収穫してある、小屋に置いてある分を、家へ搬入できるように、スペースをつくっておかなければならないからです。どの部分が欠けても、泥縄で混乱をきたしてしまいます。とにかく、これから60キロの、12箱の詰め作業です。
2012年12月10日
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小田原・早川のみかん畑をみてきました今日、12月9日は、午前中に真鶴でみかんの収穫をしました。昨日に続いて、午前6時発の連投です。そして、午後から、小田原・早川に移動して、知人のみかん畑を見させてもらいました。今朝、平塚から見た富士山です。富士山には、今日も雲がかかっていました。富士山も荒れていると思いますが、下界でも、昨日と同様に、今日も風が強く吹いていました。雨でもないのに、雨合羽でも着こんで作業しないと、寒くてたまりません。風邪でもひかないようにと、防寒具の代わりにしました。それだけ風が強かったんです。今日は、相模湾の綺麗な景色をプレゼントします。小田原・早川で、みかん畑からみた相模湾の景色です。天気は快晴ですが、相模湾の海には、風が強いため、白波が立ったいました。手前はみかん畑ですが、みかん畑は、いまは、みかんの収穫の真っ最中です。「うわもぎ」がすんだ木が、半ばを越えたところ。まだ、みかんの黄色が目立つ木もあります。みかんの収穫が、最高の佳境の時です。かつて、この時期は、みかんの収穫は、「もぎ子」さん(出稼ぎの人たち)の力も借りていたと思いますが、いまは、みかんの収穫から日当を払うほどのもうけはありません。だから、おそらく今は、家族の働き手によって、あたっています。家族の結束した力が求められる時です。のどかな相模湾の景色とは裏腹に、みかんの収穫作業は、みかんの成熟のタイミングに合わせて、かなりの集中した作業となります。ヒヨドリやイノシシ、それに猿やカラスたちも、みかんを狙っていますから、のんびりしていたら、美味しい所を食い荒らされちゃうそうです。みかんの木は、12月中には、木についたすべてのみかんを降ろすそうです。木を休ませて、来年に向けての力を維持していくために、そうしているそうです。だいたい、当方もそうしていましたが、規模は違っても、同様でした。みかん農家にとって、12月というのは、実にたいへんな集中作業の時です。収穫は、タイミングですから、その時には、ネコの手も借りたいくらい、寸暇を惜しんでの作業です。一年間のすべての努力は、この時の活動にかかっている、と実感させられました。小田原は、早川・根府川は、みかんの北限の産地としては、中心的な土地柄ですから、畑を見聞させてもらうと、いろいろな勉強になります。当方の道楽的なみかん栽培と違って、みかん農家が、今日の社会の中で、たいへんな重荷を背負って、農作業をしていることを、少しは感じることが出来ました。早川のみかん園からの景色は最高です。しかし、収穫で忙しい農家の人たちには、この収穫が終わらないうちは、きけいな景色なども、まったく目に入らないだろうな、とも思いました。そうだとしても、やはり相模湾の景色は綺麗です、まさに絶景でした。
2012年12月09日
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12月8日、第10回みかんの収穫でした本日、12月8日は、強い風が吹きつけていました。いつもより、出発が遅れましたが、朝10時すぎの富士山です。やはり風が強そうです。雪が舞っているんでしょうか、全体がボヤっとかすんで見えます。さて、みかんの収穫は、今回で10回目です。本来なら今ごろが収穫の最盛期のはずなんですが。今日、収穫を予定していた木です。やはりこの木が、今回の収穫対象となりました。木の中をメジロがあちこち飛び回っていました。しかし、この木のみかんですが、いざ収穫しようとすると、確かに成熟したものもあるんですが、それは、まだ少数です。半分くらいは早く手、あと少し待った方がよいようです。午前11時から午後1時まで、この木を収穫しました。しかし、今日は、もう一つおまけがあったんです。みかん園に、朝到着したときですが、ヒヨドリたちが、いつもの場所とは違ったところで、にぎやかに鳴きさわいでいました。見えてはいるのですが、カメラを持って近づくと、すぐにどこかへ飛び去ってしまいます。あらためて、その箇所がどうなっているか、見回してみたのですが。これが原因でした、ここでヒヨドリたちは饗宴をしていたんです。そのあたりのみかんは、熟して美味しいと見えて、食べあとがあちこちありました。ヒヨドリは、どの辺を収穫すべきか、教えてくれていたんですね。全体的には裏年であっても、ここには1,2本はこうした木があります。当初、今日は、まえの予定していた木を収穫した後は、隣町のJAからみかんの2箱を発送して、それで帰る予定だったんですが。このヒヨドリのおかげで、予定を変更することにしました。発送した後、再度、ヒヨドリが教えてくれた木を収獲すべく、再びみかん畑にもどって、もうひと働きをすることとなりました。全体として、収穫が低調な中で、ホッとする番狂わせでした。結局、本日は、午前9時から午後4時までの収穫作業となり、最初の木と、ヒヨドリの木から、それぞれ3コンテナ。合計で、6コンテナの120キロの収穫でした。2本目木については、半ばまで来たら、すでに夕日が西に傾いていました。時刻は、すでに午後4時。秋の陽はつるべ落としです。急ぎ道具を片付けて、帰途に着きました。この続きは、明日ということです。
2012年12月08日
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未来を見据えているかのような、モズの姿です神奈川県西部のみかん園でのこと。12月5日のことですが、モズが柿の木にとまっていました。昨日は、足元の虫などをさがす姿を紹介しましたが、今回は、遠く明日を、未来を見つめるようなモズの姿です。なかなか凛々しいものを感じます。ところで、人間界は、いま、国政と都政の選挙の最中です。前総理は、深刻な原発事故の体験から、「脱原発」を言うようになっていますが。これは、本当なら大事な前進なんですが。その後任の総理は、「将来は原発ゼロをめざす」と言ってますが、やってることは「原発、再稼働」です。(おいおい、どっちが本当なんだ?)やはり「めざす」という言葉が、ずるいもので、謎解きなんですね。それに対して、相手の元総理ですが、「自分たちがやってきた原発政策は安全神話にとらわれていた。反省する。」とはいうけれど、そうでないようにして原発は、ほとぼりを冷ましつつ、すすめる、と言ってます。(『反省』という言葉が白々しい。それまですすめてきた責任をどう考えているのか)今回の原発事故から、この政治家たちは何を学んだのか。痛恨の国民の苦難体験の現実を、この人たちは、いったいどう受け止めているか。ここにある意識のずれは、恐るべきものです。福島にもモズなどの生物が生息しているはずです。それらは、その後どうなっているのか。未来を見つめる姿は、伝えられてません。もし彼らに選挙権があったとしたら、どうしているでしょうか。選挙は、明るく希望ある未来を拓く、大事な機会のはずですが・・・。目下の事態を見る限り、その場の利害にどっぷりとつかりきって、政治的打算や都合主義、嘘も方便ということが交錯しています。国民の見識が問われています。本当に未来を見つめ、見抜く力を持てるようになるなら、冷静にしっかりした気持ちを持って、一歩を踏み出すべきでしょう。まぁ、この二人の「指導者」は、どっちもどっち逆行です。それぞれの千両役者ぶりは大したものだけれど、裸の王様ぶりが、見え見えになってきています。こうしたやりとりの枠から、抜け出したいものです。そうでないと、現状はかわりません。「鳥のような羽があれば、どこかの国に飛びたてるのですが・・・」、なんて歌が、昔のどこかにありましたが。いまを見つめ、いまを本当に変える力を、つくりたいものです。
2012年12月07日
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今年のみかんの収穫は、ままなりません12月5日、第9回目のみかんの収穫に行ってきました。天気は、前日までの雨模様から一転して晴れ。富士山も、朝焼けが残っていて、鮮明な姿でした。みかんの収穫は、第9回目。みかんは、スローモーションのように、徐々に色づいていきますから、どのくらい実が木についているか、全体が徐々に見えてきます。早生みかんについては、今回で収穫をすべて終了しました。木の負担を解消するために、木についていたすべての果実を取り去りました。最後の収穫は、ほとんど人前に出すことのできないものなのですが。収穫といったことではなく、「後始末」といったところでした。例年では、今ごろはフツウウンシュウミカンの収穫が盛んなはずなんですが。今年は、紹介したように裏年で、実があまりついておらず、収穫作業は、朝から日暮れまでがんばる、といったことはありません。全体的には、葉ばかりが目立っている状況ですが、そんな中で、一本だけがんばっている普通温州の木があります。この木です。当方も、鳥たちも、今やこの木に期待して、注目しています。まだ、あとほんの少しですが、収穫するには早いので、今回は見送ったのですが。この木に比べると、まわりの木は、葉ばかりが目につくような状況です。はたして収穫量は、低く抑えた予定量を生産できるかどうか。今回、全体を見て回ったのですが、なかなかきびしい。最小限の量は取れると思うのですが、どうも、取れた果実の中に、例年以上に不良な果実が出てきて、実際に人前に出せれるようなみかんの量は、かなり目減りしそうです。今回の収穫は、3コンテナの60キロでした。はたして、出荷予定量を確保できるかどうか。あちこちに、「約束手形」出しちゃってあるんですが。木々の様子を見ては胸算用もしつつ、予定数に足りるのかどうか、モヤモヤとした不安もわいてくるのですが。しかし、「エイ!ままよ」です。それと今年は、みかんの生産量とともに、質の面でも気がかりです。この秋の天気が、秋晴れの日が少ないんですね。これが、マイナス影響をきたす原因になっていると感じています。みかんの色もいまいちで、赤く成熟してくるはずが、淡い色なんですね。それは甘さの出方でも、幾分弱いように感じています。みかんの綺麗さが関係してくるわけです。あと残りの収穫対象は、あと半分くらいです。全体的に状況が好転してくれるとよいのですが。胸を張って、年末には、ゴールに着きたいところですが。ところで、今回、収穫していたら、ニューフェースが現れました。みかんの木の間では、相変わらずメジロとヒヨドリの動きが活発なんですが、もう一種類、新手の鳥が、柿の木にとまって、下界を見まわしていました。「モズが、枯れ木で鳴いている・・」のモズです。ヒヨドリと違って、堂々と木にとまって、まわりの様子をうかがっていました。おそらくモズは、みかんの果実ではなく、小動物を捜しているのでしょう。さぁ、あと4週間です、みかんの収穫は、これからが肝心なところです。
2012年12月06日
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収穫したサトイモを、全部食べちゃいました12月5日は、第9回目のみかんの収穫でしたが。今日のみかん仕事が終わった後は、おまけは、サトイモの収穫でした。御覧のように、気づいてみれば、サトイモの葉が枯れ始めていたんです。みかんの今日の作業が一段落した後では、これを見過ごす手はありません。スコップをつかって、このサトイモ四株を掘り起こしてみました。一つの種イモに、5個くらいでしょうか、小芋がついていました。ほとんど小芋がついていないものもありましたが。そうなると、もう一つ掘り起こして、どうなっているか調べたくなります。結局、ここにあった4株を、すべて掘り起こしてしまいました。そのサトイモ4株の成果です。4株にしては、収穫が少ないかもしれませんが。とにかく、小芋がついていたことが、何よりです。さっそく、持ち帰って茹でてみたのですが。当方は、あまり料理は知りませんが。シンプル・イズ・ベストで、サトイモは、茹でて食べるのが、もっぱらです。これは、大きめのサトイモで、最後にゆで上がったものですが。こうして、茹でて食べるのが、一番おいしい。そして、これが先に茹で上がった小芋の方です。うまい!つやつやしていて、とてもきれいですが、味の方は、もう最高です。絶品です。なんと、本日に収穫した4株分は、帰ってからすぐに、すべてを食べちゃいました。サトイモについてですが、1、サトイモは、栽培期間が長いのですが、放ったらかしでもよく育ちます。春分の日の頃に種イモを植えて、収穫は葉が枯れはじめた12月になってからです。2、種イモですが、捨てるのはもったいない。翌年もまた使えますから。今回もそれは大事にあつめて、埋めてとってあります。来年も、また種イモとして使うためですが。原発と違ってサトイモは完全に再生し循環してくれます。危険な廃棄物はまったくなし。3、種イモ1個から、5個くらいの小芋がとれます。それは当方の場合です。プロはもっとたくさんとれているかと思います。4、小芋は貴重です。小芋の方がぬめりがあって、つるっとむけて、美味しいんですね。5、茹で時間は、中くらいのイモまでは、30分を目安にしています。どうやらサトイモ栽培は、当方にとって、このところ定番になっています。みかん畑にわずかなすき間を見つけては、いや無理してもすき間をつくって、毎年毎年、恒例の栽培となっています。そして、期待にたがわず、今年も美味しい小芋が収穫できました。
2012年12月05日
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みかんの味は、どうでしょうか?当方のみかん園は、神奈川県西部にあります。みかんの北限の産地として、また素人の栽培として、「味が酸っぱい!」との感想が出るのを覚悟しているのですが。とうほうは、みかんを出荷する際には、なるべく何日に収穫したかを添えるようにしています。それには、わけがあります。当方のみかん栽培はもよりのJAによるアドバイスがあるんです。湯河原のJAは、「JAのたより」という、みかん栽培のアドバイスニュースを、毎月出してくれています。最新号の平成24年12月号には、みかんの「予措」について、アドバイスしてくれています。「コンテナに8分目ほどいれて、通気の良い場所に置き、10日から15日間外気にさらします。総量の5%程度の減量が目安です。(果皮がややしなびて弾力を持つ程度)」と。ようするに、一般的には、みかん農家は、みかんを収穫したあとで、しばらくねかして置いているということです。それが10日から15日間だということです。収穫したてのみかんは、酸味が強いんですね。こうしてねかしておくことで、酸味が和らぎます。みかんが甘くおいしくなるんですね。ところが、当方は生産設備が乏しいですから、みかん倉庫のスペースが無いんですね。しかたなく収穫したみかんを、4日ないし7日おくだけで、出荷せざるを得なくなります。収穫したみかんの置き場がなくて、すぐにあちこち氾濫してしまうんですね。だから、苦肉の策で、みかん便りとして収穫した日を紹介して、「ぞれぞれのお宅で、もう少しおいてほしい」、ということなんです。ことしのみかんについて、受け取った方から、感想が寄せられています。A「秋の味覚に堪能しました」B「今年のは、いつもより酸っぱい」C「小さいのがおいしい。それに対し、大きいのは酸っぱい」D「酸っぱいというけど、なかなか美味しいよ」などが、目下のところ、寄せられた感想です。また、12月号の「たより」には、鳥害対策についてもアドバイスしてくれてます。中晩柑については、「防寒・鳥害対策のため、袋がけやネット被覆を実施しましょう。園地により差がありますが、1月中旬ぐらいまでには終了するようにしましょう」と。これから、いよいよ年内の4週間、ここが温州みかんの勝負です。一年の諸々の苦労は、この4週間にかかっています。当地のみかん農家は、いまが一番忙しい時です。
2012年12月04日
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原発事故から見た、都知事選挙と総選挙休日農夫は、東京都民の一人でもあり、今や選挙の最中に入っています。11月29日に東京都知事選が告示され、明日、12月4日には、総選挙が公示され、ともに、12月16日が投票日となるのは、ご存じのとおりです。ブログのテーマに、選挙とはなじみがないとは思いますが。去年の2011年3月11日の東日本大震災と、福島第一原発事故は、今の政治の在り方に、あえて注文せざるをえないと思います。この間に出された新聞や書籍を、私なりにもカバーしてきましたが、その中で、見逃せないと感じた原発事故の問題からです。『原発報道-東京新聞はこう伝えた』(東京新聞編集局 2012年11月27日)これは、「東京新聞」の記事を、テーマに即して、この本にまとめらたものですが。その中で、これは、とくに私などが注目した点です。2011年9月6日の菅前首相に対するインタビューのやり取りです。(問い)15日に東電本社に乗り込むのは、第一原発から退避するという話が一番の原因か。(答え)「(2011年3月)15日の午前3時ごろ、海江田万里経産相(当時)から『東電が撤退したいという意向を示している』と。(第二原発と合わせ)十基の原発と十一個の(核燃料)プールを放置したら、何時間か何十時間の間に原子炉やプールの水は空になり、どんどんメルトダウン(炉心溶融)し、大量の放射性物質が放出される。清水(正孝)社長は(当時)を呼んで聞いたら、はっきりそうしたことを言わない。それで本店に対策統合本部をつくった」「撤退なんてあり得ない。撤退したら今ごろ、東京も人っ子一人いなくなっていたかもしれない。まさに日本が国家として、成り立つかどうかの瀬戸際だった。(旧ソ連)チェリノブイリ事故の何倍、何十倍の放射性物質がでていたかもしれないんだから」・・・(問い)一番危機感を持った時期は?(答え)「最初の一週間だ。東京に人っ子一人いなくなる情景が頭に浮かんで、本当に背筋が寒くなる思いだった」これには、インタビューに当たった人でしょうか、宮尾氏という方のコメントが付いています。〈菅氏は2011年9月2日に官邸を去っている。9月5日に、総括デスク、カメラマンとの3人で議員会館にむかった。取材は1時間の予定を30分近くオーバーした。翌日、朝日、読売両紙にも菅氏のインタビュー記事が載った。だが、首都圏壊滅の危機感を持ったという、リーダーの極限の認識を引きだしたのは本紙だけだ。記事は、複数の海外メディアに引用され、世界を駆けめぐった。〉私なども、当時新聞は何紙か目にしていたが、このスクープは見逃していました。こうした認識を最初に知ったのは、『東電福島原発事故 総理大臣として考えたこと』(菅直人著 幻冬新書 2012年10月25日刊)においてでした。この中では、緊迫した日々を、さらに前提状況もふくめて、自身の証言を語っています。この事態が直面した危機的な問題は、今日、過ぎ去った夢・幻でしょうか。私は、この認識が、今現在も問われ続けていているし、注視すべき問題だと思います。緊迫した局面は、ある程度回避できているかもしれません。しかし、現実の被害は、まだほとんど解決していないのです。当方の場合も、関連しています。当方も、みかん畑の周りにあったお茶の木を、今年の6月に、放射能が高いからというので、中切りをしました。300,400キロメートル離れた神奈川県の西部、真鶴でのことです。しかし、それは問題の深刻さのレベルが違います。今でも、故郷を失った16万人の福島県民の避難が続いています。生産活動も、住まいの基本も、故郷へ帰ることも、出来ずにいます。それをしり目に、原発を再稼働することは、それは、捨て場のない放射性廃棄物を、危険をさらに山積みさせようとすることです。「トイレがない」事態を、勝手に後世につけ回しようとしている。稼働を止めても、冷温停止にまで何十年も冷却措置を取り続けなければならないこと。この地震大国の日本でですよ。この選挙の様相をみると、「原発をなくせ」との国民世論は、たしかに政治家の人たちの意識にも働いています。何十年後になくす・・・とかの話も出てきます。しかし、政治家の多くは、国民意識に合わせるようにしているだけ。やはり、根本精神のない、付焼き刃な「政策」的なものです。いかにももっともそうな口約束で、選挙で国民の支持をかすめ取ろうとしています。ここを、ごまかされずに、しっかりした見極める力を国民がもつこと、そのことが問われています。どうしたら、本当に原発に頼らないで、安心してつかえるエネルギー社会をつくっていけるか。そのためには、どの様な私たち自身も新たな努力が必要なのか、これも問われています。やはり、この原発事故が多くの犠牲を持って提起していること、それが、この選挙で問われている大事な点の一つだと思います。
2012年12月03日
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12月1日、みかんの収穫は突然の雨に・・・12月1日(土)は、第8回目のみかんの収獲のはずでした。天気予報は、「この土・日は雨の心配はない」とのことでしたが・・・。午前8時過ぎから、午前11時ころまで、本日一番の作業の、みかんの箱詰めをしました。11月25日に収穫したみかんですが、全部で19箱の箱詰めをしました。午前11時過ぎ、18箱の箱を車に積み終わろうとしたとき、ポッ、ポッと何やら水滴を感じたんですが、小屋に戻った途端に、「ザーッ」と雨音がするようになりました。おまけに、雷もなりだす始末となりました。本日分のみかんの収穫は、まだしてないのに、みかんの木は、すっかり雨にぬれてしまいました。1時間くらいが過ぎて、12時45分くらいには、雨はあがったのですが、すでにみかんの木は、すっかり濡れてしまいました。こう濡れてしまっては、本日はみかんの収穫は出来ません。みかんの木が濡れてしまっては、みかんに近づけなくなります。ちょっと木に触れただけで、ドッサリと雨滴が落ちきて、全身ビッショリになってしまい、収穫どころでなくなります。やむなく、箱詰めしたみかんを出荷するだけで、帰途につくしか仕方なしでした。午後1時に、JA湯河原と宅配業者のそれぞれの事務所で、それぞれ発送の手続きをしました。今回の分は、職場の人たちへ向けて、発送を予定していたものでした。そして、発送作業を終えて、湯河原の温泉で休憩して、帰途に就いたのですが、真鶴あたりを走っていた時に、風が少しですが、出てきました。それまでは、風がほとんど無かったのですが、風がふけば、水滴を飛ばしてくれて、木々は乾くようになりますから。みかんの収穫は、もしも今日の収穫がだめだったとしたら、明日また出かけてくるかというと、それほどの元気はありません。休日農夫は、少しは休まないと、本業に支障が出ますから。成熟したみかんは、鳥たちに食い荒らされるし、あと4週間しかないのに、出荷計画が狂ってきます。となれば、多少は濡れても、今日の収穫の可能性を探るべし、とのことになりました。もし今日のうちに、少しでも収穫ができたら、成熟したみかんへの鳥の被害も、多少はかわすことができます。いろいろ考えると、なるべくやっておくべしから、是非やるべし、にかわりました。それで、すでにみかん園あたりは通り過ぎていたのですが、真鶴町の境の、岩でUターンすることとなりました。そうしたことで、わずかな可能性でも、収穫できたらやるべし、ということです。さいわいにも、出荷に出た時よりも、木は幾分雨水が減っていました。それで、午後2時半から、午後4時15分まで、多分に濡れたの中ではありましたが、みかんの収穫をしました。軍手はすぐにビッショリになり、衣類はぬれ鼠になるのですが、乾いた手袋に次々に取り変えて、収穫作業をおこないました。日暮れとの競争です。結局、この2時間弱で、2コンテナの80キロが収穫できました。鳥が狙っている、もっとも成熟した部分は、収穫できました。これで、この日曜日が、ようやく少しは、安心して休めるようになったわけです。今年は、裏年のみかんの少なさに加えて、鳥などによる被害もたいへんなんですが、さらに加えて、天候でも、秋の天気が、晴れ間が続かず、時々雨がちなことも、みかんの収穫にとって、やりにくくしている問題の一つです。(芥川龍之介に「トロッコ」という小品がありますが、最近、紹介されて読んだのですが。この岩村が出てきます。みかんが出てきます。夕暮れとの競争も出てきます。みかんの収穫をしていると、遠い日々の気持ちとも重なってくる作品です。)
2012年12月02日
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みかん栽培、11月のまとめ11月は、いよいよみかんの収穫の始まりです。第一回、今年の初収穫は10月27日、早生みかんの小木の5キロにはじまりました。第2回収穫は、11月3日に、やはり早生みかんの小木からで6キロの収穫でした。今年は、当みかん園は、全体としては裏年です。みかんの成熟するころになると、木になっているみかんが少ないことで、それがはっきりしてきます。みかんの木は、果実が一般にそうなように、表年と裏年を交互に繰り返す、「隔年結果」をしめします。今年が裏年だということは、ある程度は覚悟していたのですが、しかし、一般的な裏年と違って、特別に今年はみかんの収穫量が少ないようです。第3回目の収穫は、11月11日で、早生の成木も採れ出して、20キロの収穫。第4回目が、11月14日で、やはり20キロ。 この頃になると、今年はヒヨドリとメジロの鳥害が激しいことを感じてきました。 柿の実も裏年で、鳥たちの餌が無くて、早生みかんに集中するようになっています。例年だとみかんの完熟したのを選んで食べていたのが、今年の場合は、完全に成熟する前でも、食べちらかしています。第5回目の収穫は、11月21日で70キロ。このへんから、いよいよ忙しい時期にはいっていく、本来ならてんてこ舞いのはずなんですが。この21日には、11月14日に収穫した分を5箱出荷しました。11月25日(日)の第6回収穫は、4コンテナの80キロの収獲でした。11月28日の第7回収穫は、6.5コンテナの140キロの収獲です。 この日は、11月21日収穫分の70キロを、5キロ箱の11個を出荷しました。11月は、早生みかんの収穫に始まって、11月の末ころになると普通温州みかんへと、収穫の重点が移行しています。青く晴れわたった空に、みかんが赤く映えだします。みかんは、完全に熟すと、赤みがかってくるんですね。こうした果実をみると、自然の芸術性を感じさせられます。みかんの手入れは、素人の手入れで、かなりつたないのですが、それでも、こうした素晴らしいものも、なかには出来てきます。美味しいみかんをつくり、提供するために、2月の土壌づくりに始まって、肥料の施肥、草取り、病害虫対策の散布、等。なんやかんやの1年間の苦労が、この11月、12月の果実の収穫となってかえってきます。12月、師走の月にはいりました。、あと4週間、収穫して、箱詰めし、消費者に届ける。いよいよみかんの収穫も大詰めです、これから佳境に入っていきます。
2012年12月01日
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