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かつて読んでいたのですが増補版が出ていたことを知り再読したのが『発達障害だって大丈夫 』。ですが、まったく内容を覚えておりませんでした(汗)。そもそも、かつて本書を知ったのが、先輩ママからのお勧めだったから。しかも彼女が教えてくれたことが本書を手にした強い動機。それが、「『 1980アイコ十六歳』の作者は実は発達心理学の研究者でその彼女の子がASDだったの。研究者としての目線と保護者の目線がごちゃませでかなり子育てに関して参考になる」というものでした。改めて読んでも、発達のプロだからと言って、冷静でいられない部分。知識としてしっていても、それを拒絶してしまう親の部分。それでも一般の人よりも知識として持ち合わせていたからこそのトラブル回避な部分。名古屋弁の軽快な語り口でかかれてあった文章がかえってしっくりと読み込むことができました。で、ここから知った発見というのは、ASDを持ったお子さんよりも兄弟、とりわけ兄の方がより子育てが大変で、兄は弟のことで直接的な影響を受け、その後の成長にも何かしら影響を受けてしまっているということでした。本中でもそのことは描かれていたのですが、増補されたわずか数ページの中で、それが色濃く浮き彫りになっていました。当事者ケアよりも、障害を持った兄弟を持つ子どもたちのケアに関して光が当たりつつありますが、当事者、周囲かかわらず、今後も子どもたちそのものの周辺環境をより整えることが必要であると同時に、まだまだ日本はその部分が立ち遅れているなと改めて感じたのであります。にほんブログ村
2021年02月28日
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たまたまだったのですが、昨日の猫の日に『猫はあくびで未来を描く 』を読みました。これを読むまで知らなかったのですが、世の中には『ねこ新聞』なるものが存在していて、ここに寄せられた著名人の方のエッセイが1冊にまとめられたものです。しかもこれは第3弾。猫愛にあふれております。が、読んでいて何だか本を閉じたくなりました。どうしてだろう、以前なら猫系はむさぼるように楽しめたのに。恐らくなのですが、うちの息子が余りにも可愛すぎて、他の猫に興味が湧かなくなったのかもしれません。愛読書となっているいくつかのコミックエッセイを読むのはそれでもないのですが、こちらはほぼ読むことが習慣化しているからなのでしょう、と自分なりに納得させております。それでも猫の日にこれを手にしたということも何かの縁。猫好きの方には必読の1冊になることと思われます。にほんブログ村
2021年02月23日
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森博嗣様がブログを続けていたということを知らず、何らかのきっかけでそれが書籍になっていることを知った今日この頃。というわけで、『森メトリィの日々』を読んだわけです。ブログは著者の日常が記されているので(もちろん、とある事項に関する意見も書かれていますが)、ちょっと生活を垣間見れるということは読者としてわくわくドキドキ。で、いつも気になってしまうのは、著者がどこに住んでいるかということ(笑)。東海地方のN国立大学教授時代は名古屋市内にお住まいだったことは、自身の著書でも明らかにされているのですが、退職後はお引越し。そこからが謎めいておりまして(笑)。でも、著書を読む限り、読者に対して「私はどこに住んでいるでしょう」的なメッセージが盛り込まれているような気がして。で、私はこの著書を読んでいても、とにかく住んでいるところのヒントとなる文ばかりが目に入り(笑)。まぁ、本書を読んで勝手に推測するに、「国内」で「東北地方」。県や地域もあそこかなと思っておりますが、思いっきり外れていたりして(その可能性の方が高いかな)。どうも、本書でブログからの構成された著者は最後らしく(たぶん…)、今後の住まいをめぐる推理はできなくなるのかと思いますが、これからも著者の作品を読みつつ、どこかに住まいを見つけるヒントがないのか、目を皿のようにして探してしまうのだろうなと思うわけです。にほんブログ村
2021年02月22日
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久々に斎藤節を味わいました、『忖度しません』。彼女は自分自身の意見を持ちながらも、正反対の内容の本と近しい内容の本を読み、更に自分の意見をぶち込んでいくスタイルの著書が多く、それもその一つです。もうね、本好きとしては彼女がどのような本を読んでいるのかということだけでもわくわくするのですが、それに加えて、今の世相をばっさりと斬っていくわけですよ。少なからず私にとってはそれは心地いい。しかも誰もが思っていても口にしないことをずばーーーと記すわけですよ。しかも政府批判とかそんな形ではない部分で。今回、私も実はこっそり思っていたけど、さすがにこれは口に出してはいけないだろうと思っていたことが前半に書かれていて、もう驚かされてしまいました。その章立ては「呪われた東京五輪はアンコントローラブル」。で、しかもこの内容を書いたのは2016年の10月の時点。その時にすでに著者は「東京五輪は呪われている」と言っているのです。で、このような状況で五輪を開催する意味があるのかということで3冊の本を読み、彼女なりに論考しているわけですが、本書を上梓するに辺り、その時点での彼女の「付記」が加筆されています。 呪われた東京五輪のトラブルはその後も続いた。19年には7月~8月の東京の猛暑が問題となり、マラソンと競歩の開催地が札幌に変更された。さらに20年3月には、新型コロナウイルス感染症の拡大により、一年の延期が決定した。いまのところ東京五輪は21年7月~8月に開催の予定だが、開催は不可能だ、中止にすべきだとの声もあり、先行きは不透明である。(p36)いや、本当にどうなるのでしょうね、東京五輪。ほかにも「安部ヨイショ本」とか、「困ったもんだよ、夫婦のトリセツ」などなど。少なからず私にはどれもにんまりしながら堪能させて頂きました。にほんブログ村
2021年02月21日
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木下明美氏Blog内「kimuraの読書ノート」を更新していただきました。(2月15日の記事)今回は私の好きな児童文学作家である富安陽子さんのエッセイ『童話作家のおかしな毎日 』。富安陽子さんが紡ぐ作品の根底の部分がちらりとわかります。そして、何と言ってもこのエッセイの醍醐味は彼女自身が自分のルーツ探しを軸にしているところ。わずか100年前の身内の出来事が案外はっきりしないということをこれを通して知りました。そして自分のルーツはどうなっているのだろうと脳裏を横切ったり。重い内容もあるのにからりと綴る彼女の文章は普段の作品と変わりなく、ほっこりもしました。にほんブログ村
2021年02月15日
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『コータリン&サイバラの 介護の絵本』を手にするまであの神足裕司さんが7年前に倒れて以来、不自由な生活を送っていたということを全く知らなかった。それだけで衝撃的である。しかもくも膜下出血!私が長年お世話になっていたかかりつけのクリニックのドクターも半年前に診察中にまさにそれで急逝されただけに、決してこの病気が私にとって遠いものではない。(そのため、それ以来新たにかかりつけ医を探すのに右往左往)神足さんにはよくぞ生きていてくれた!ただそれだけである。倒れて以降の生活を日記として時系列に綴られている。その合間に西原理恵子さんのちゃちゃを入れたイラストで本書は構成されています。車いす生活を余儀なくされている神足さんの生活は半端でなく、意識はしっかりしているのに、言葉が出ない、体が動かないということはどれだけ当人にとって不自由を強いられるのかということが、彼の軽いタッチの文章からでもしみじみと湧き出されていて、ぐっときます。それでも、これまでだったら縁遠かったであろう、国際福祉機器展などの話はとても興味深くて、文明の利器のありがたさをわずか数ページの内容からでも伝わってきます。それからハワイ旅行。ここの話を読んでいるだけでまだまだ日本は福祉に関して、人の意識そのものも遅れているなということをつくづく。でも、やはり神足さんが病気をしていたということがいちばんの衝撃となった本でした。にほんブログ村
2021年02月14日
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『育てられない母親たち 』を読了。これ、決して母親批判をしているルポではありません。虐待をする親にはどのような背景があるのかという事例を取材して書き起こしているものです。その事例数24。この事例を読んでいると、子どもへの虐待を予防したり、サポートしたりするのは行政だけでは手が足りないということをしみじみ感じました。子どもが虐待によって亡くなるケースでよく児相がやり玉にあがりますが、もちろん、その中には間違いなく児相側に問題があるケースもあるでしょうが、もうそのような批判は方向が間違っていると感じました。筆者の言葉を引用するのがいちばん分かりやすいかもしれません。一つの事例が一つのリスク要因から起きているわけではなく、一つの事例に複数のリスク要因が混じっていることだろう。本省の冒頭で、たくさんの事例を示すのは、一つの事象にどれだけ多くの要因がからみ合っているかを浮き彫りにするためだと述べた。目を向けなければならないのはまさにその点であり、何か一つのリスクを指摘して問題を単純化するのではなく、複雑な問題をどう社会全体で解決していくかということなのである。(p302)認めなければならないのは、これは国や民間団体だけの買うt道では限界があるということだs。彼らが目指しているのは、地域住民を含めての取組みであり、それは私たち一人ひとりに期待されていることでもある。(p303)どのように私たちがサポートしていくのかというのは正直分からないが、この虐待の要因の複雑さをまずは本書を読んで知ることかなと思った。にほんブログ村
2021年02月08日
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先月末に7巻、8巻が同時発売の『はぴはぴ くるねこ』、速攻で購入しました!毎度書いていますが、うちの息子さんは現在闘病中で私も介護な日々。丁度これが発売された週は毎日ネブライザー治療で毎日通院をしておりました。そうしたらですね、くるねこ家の一人もネブライザー治療が必要で、何と自宅でそれをしているではありませんか!ネブライザーの機械さえあれば、自宅で行ってもいいんだとここで知るわけです。実は我が家にはネブライザーの機械がありまして、さっそく息子のかかりつけ医に打診。今回はネブライザー治療の打ち切りのため、自宅での治療とはなりませんでしたが、次回から必要ならば薬を処方するので自宅で行ってもよいとのこと。院長センセーもまさか一般家庭にネブライザーの機械があるとは思っていなかった様子。うちの娘は喘息児だったので、ネブライザーの機械はあったんですねー。しかも不要になっても処理することなく、自宅に眠らせておいたのです。いやーーー、息子がそれを使うかもしれないとはねーーー。と、この作品は看護や介護の参考になることが巻を増すごとにたくさん出てくるので、新作が待ち遠しい。もちろん、そのような話題が多くなるということは、お別れの話題も増えるわけで、それはかなり悲しいことでもあります。それでも、心の在り方というものを教えてもらえるわけでして、ほぼバイブルになっております。にほんブログ村
2021年02月07日
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木下明美氏blog内「KIMURAの読書ノート」を更新して頂きました。(2月3日の記事)今回は『ツベルクリンムーチョ The cream of the notes 9』です。森博嗣さんのエッセイを取り上げない書評家さんたちがそこそこ取り上げていて、私も珍しく慌てて購入した次第。いつもの通り、一般人の私には持っていない視点であれやこれやと語っていたのですが、何といってもコロナに関して、大手メディアだと絶対に口にしないようなことも書かれてまして(笑)。それ言ったらお終いよ、と思いつつも、忖度なしというのは、こういうことでもあるんだよなーーと納得したのでした。にほんブログ村
2021年02月04日
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ヨシタケシンスケの『思わず考えちゃう』。天才だからなのか、ただの気になるタイプなのか…、それでもいつものごとく、少なからず私は考えたことがなかったことを疑問に思って口にしているヨシタケさん。今回も思わずへーーーーでした。風景の写真とかを撮ることを「盗み撮り」じゃないのか?と考えたり、お店のトイレの手が触れる部分でいちばん汚いのはどこなのか?とか。あとは我が子の姿を見て、ふと気になったことを絵にしてみたとか。なんだろうなーーー、彼の作品を読むとへーーーと思考を転換させてもらうんだけど、肩の力は抜けているというか。とまぁ、今回もそんな感じでゆるゆると読んでしまったのでした。にほんブログ村
2021年02月03日
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おそらく今年は昨年以上に引きこもり生活になると確信を得たため、新年早々『赤ちゃんと僕』を全巻購入。今は文庫や愛蔵版で発売されていますが、私が購入したのは最初の白泉社コミックスなので全18巻。1巻の初版年を見ると、私がかなり若かりし頃。だけど、懐かしさとかなくて今おばちゃんとなっても内容は普遍的ですっと胸に響くエピソードばかり。絶対的な兄の立場なのに、母親的な側面を多く併せ持つ拓也には共感することばかり。実くんと年が離れているというのが大きいのかもしれませんね。ここ最近子育て終了した身となって振り返ることは、やはり子育てはひとりでは決してできないというところ。父親の春美、拓也、実は周囲の人に支えられて日々を過ごしていること、これが最大の軸なんだろうなとしみじみと感じました。そうそう時代的なものを感じたのが、登場人物の一部がぷかぷかとタバコをふかしているシーンが多かったこと(笑)。今はなかなかこのようなシーンってないよなーーー。とそのあたりに懐かしさを感じたのでした(が、私はタバコはとても苦手です)。にほんブログ村
2021年02月01日
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