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すごい勢いで森博嗣さんのエッセイが出版されているので読むのが追い付かないのですが、とりあえず『アンチ整理術 』読了。冒頭にこのようなことが書いてありました。僕にはその方面(整理をするという意)の「整理術」というものはない。はっきりいってしむと、必要がなかったのだ。整理する時間があったら、研究や創作や工作を少しでも前進させたい、と思っていた。無駄なことに時間を使うなんて馬鹿げている。すなわち、これが、僕の「整理術」である。(p10)つまり、個室で当事者しか使わない場所だったら、物がとっちらかってようと、誰にも迷惑はかからないので、一般論としての整理という必要はなく、とっちらかってても、本人は何がどこにあるのか把握している時点で当人にとっては「整理されている」ということ。逆に集団で使用する場所は全員がそのものの場所を把握しないといけないので、一般論としての整理は必要であるということが書かれてあり、腑に落ちたというか。いや、実家を出るまでの私の部屋はとっちらけで、親からよく「片付けろ」と言われていたわけですが、何分にも私自身は何がどこにあるか分かっていたわけで、逆に親が掃除してくれると、どこに何があるか分からなくなっておりました。が、結婚してからは「捨て魔」にはなるし、とにかくあちこち片付けるのが好きになり、なぜだ?と思っていたわけですよ。他にも自分の脳みその中の整理の仕方とかなどなどありましたが、結局のところ正解なんてなくて、その人その人によって、その方法は異なってくるということなのでしょう。とまぁ、森博嗣さんの論考はこんなところに落ち着くわけなのですが、他者比較をしすぎるのはよくないということを彼の著書からは常に学んでしまいます。にほんブログ村
2021年04月25日
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木下明美氏Blog内「kimuraの読書ノート」を更新して頂きました。(4月12日の記事)今回は『時代を語る特別版 矢口高雄編「マンガ万歳ー画業50年への軌跡」 』と『釣りキチ三平の夢 矢口高雄外伝』の2本です。 矢口高雄さんと言えば、『釣りキチ三平』をはじめとする自然をモチーフとした作品を多く手掛けていますが、本当に私は本書を読むまで、そのことしか知りませんでした。しかし、彼の残した功績はそれだけでは全くなかったということを知ることとなりました。と同時に戦前、戦後すぐの地方の困窮ぶりというのも本書では教えてくれます。NHKの「おしん」がまさにそうだったように、それと匹敵するほどの当時の様子というのがしみじみと伝わってきます。にほんブログ村
2021年04月12日
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杉本彩さんが動物福祉の活動をしていることは知っていましたが、それに関する著書を上梓していることを知ったのはつい最近。ということで、手にしてみました、『動物たちの悲鳴が聞こえる - 続・それでも命を買いますか? 』。息子が我が家に来て以来、自分自身もそれなりに動物のとりまく環境について知識を得たつもりでしたが、本書を読む限りまだまだでした。そもそも「黒ムツ」という動物虐待をメインとした掲示板が存在するということ自体も本書で知ることとなったのですが、著者がそこに書かれている文書をあえて掲載しており、それがもう辛い。なぜそのようなことができるのか。それをなぜ賛美する人がいるのか。もう正直、最初のこの項目だけ、本を塞ぎたくなりました。それだけでなく、あくまでも動物は商品としてしか考えが及ばないブリーダーがしていることなど、本書では負の現実を思いっきり突き付けてきます。更には現在保護犬や保護猫に関して注目されていますが、それすら商品にする団体の話。ここまで人は地に落ちているのかということをまざまざと見せつけられ、ただただ胸が痛いです。ペットのことだけでなく、畜産や動物園の動物、実験動物まで話の範囲は広く、これだけ闇の部分を焦点化しているというのは、著者も相当の覚悟があったはず。読後感もかなりもやもやしたものがあり、更には本書の内容や著者の思いに関しては賛否両論、まっぷたつに割れるだろうなとも思いますが、動物福祉に関しての知識の一つとして目に通しておいておいた方がいい著書かと思いました。にほんブログ村
2021年04月11日
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作者の言葉を借りるなら、娘のいろはに何やら不思議な力があることに気がついたのは6歳のとき。その力が消えた(?)7歳までの役1年間の思い出をマンガにしました。実話です。という『うちのスピ娘のパワーがちょっとすごくって・・・ 』。子どものこの手の話は共感できます。なぜなら、まさにうちの娘も3歳になるまでお友達が夕方になるとやってきて、娘と一緒にご飯を食べたり、お風呂に入ったりしているのを親として体験しているので(親は見えないので、手探りで付き合っておりました)。まぁ、しかしながら、ここのいろはちゃんはうちの娘なんて比較にもならない位、素晴らしい能力をお持ちでした。そこを焦点化して読んでも楽しいのですが、いろはちゃんを通して神社参拝やそこに付随する小物の使い方、扱い方、神様との接し方というものを学べます。作法と言いましょうか。例えば、「お供え物はすぐに片付ける」とか「お願いは1回でよい」とか。いろはちゃんはそれを神様と交信して教えてもらって、親に伝えているのですが、きちんと神様は理由もいろはちゃんに教えているようで、そこまで描かれています。そこを読んでいると、やはり子どもが創作して親に話しているような内容ではないんですよね。今も子どもと接する仕事をしていますが、天井を指さしておしゃべりする乳児さんはやはりお友達が見えているんだねーとしみじみと思うわけです。にほんブログ村
2021年04月03日
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