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鍼の先生からお借りした本の第2弾『うちの猫と25年いっしょに暮らせる本』。東洋医学を家庭でも用いて猫が穏やかに暮らせるようにサポートする本といえばいいでしょうか。東洋医学にはその人の体質(証)をまず見極めなければなりません。その方法から書かれています。そして、その証別にどんな風に家庭でサポートすればいいかということが説明されています。食べ物などはすでに疾患のある猫には難しいですが、灸は参考になるかもしれません。灸を直接やるというよりは、灸を置くところのツボの位置を優しくマッサージ。それだけでも十分だと思います。鍼の先生のところの猫さんも、うちのところも現在闘病中。少しでも穏やかな生活ができればいいなと読みながら改めて思うのでした。にほんブログ村
2021年05月30日
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近所の本屋さんでここ半月、群ようこさんの『かるい生活 』、『ゆるい生活 』、『ぬるい生活』の三組が平積みで並んで配架されておりました。ということで気になって今この3作品を読んでいるところ。で、まず最初に読んだのが『かるい生活 』。「漢方」と「猫」の話でドツボでした。とりわけ漢方の話はなかなか興味深く。というのも、自分自身長い間漢方のお世話になっておりますが、なかなか漢方を随時服用している人の話というのは聞くことがありません。彼女と私とでは服用の仕方が異なりますが、それでもそれがなければ日々の生活が乗り切れないところは一緒。とまぁ、かなりうなずきながら読んでいたのですが、後半は家族のことや子育て論のことなどにも話が及び、またまたふむふむと読んだわけですが、子育て論を押し付けるのではなく、彼女の場合、自分の中にある思いを逆に口に出さなくてよかった!という内容。私もおばあさんの世代に足を踏み入れるところにきていますから、その辺りもそうよねーーーとふむふむしたわけでした。実は彼女の小説はいくつか読んだことはあるのですが、エッセイははじめてで、なんで今まで読んでなかったんだろうと????と自問自答なのです。にほんブログ村
2021年05月26日
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私が月に1回通っている鍼灸院の先生は保護猫活動も行っています。しかもこの先生はただ保護活動をするだけでなく、ご自身で猫についての勉強を現在進行形でされています。例えば猫の病気について、猫専門の動物病院が提供しているオンライン授業を行ったり、動物に対する東洋医学についてなどなど。で、以前から気になっておりました先生の本棚。今回思い切ってお借りできるか尋ねたところ、快く貸していただきました。で、その1冊が『ねこ活はじめました』。私自身保護猫についてはアバウトに知っていますが、エッセイコミックの超入門編と思しきこの作品からもまだまだ知らないことがてんこ盛りでした。また、この作品では自身が保護猫と出会って家族になるまでだけでなく、他の飼い主さんの状況なども取材して描いており、飼い主さん、当事者の猫様のそれぞれの様子が分かるようになっています。でもね、何よりも保護猫さんに注目が集まる現在ですが、作中に作者さんはこのように書いてくれています。じゃあペットショップの猫たちは安泰なのかというとそうとも限らない。良心的なショップもあれば中にはひどいことをする所もあるらしい。ショップで猫を迎えること自体悪いとは言いたいわけではないし、それも一つの選択だと思う。だけど、私のように無知ゆえに「保護猫」という選択を見落とす人が一人でも減ったら、とも思う(p13)もうね、まさにそうでして、繰り返し、しつこいくらい書くのですが、保護猫を迎え入れることが素晴らしいじゃないんですよ。ペットショップから迎い入れたうちの息子のような事例もありますし。ただ猫を家族として迎え入れる時の選択肢の一つが「保護猫」であってほしいと私も思うわけであります。作者さんのこの文章にはかなり救われる思いがありました。その選択肢として「保護猫」を…と思った方は、是非読んでみてください。とは言え、保護猫じゃなくペットショップからだとしても、同じように「覚悟」が必要なわけで、その点もしっかりと書かれているので、猫を迎え入れようと思っている方は是非!なのかもしれません。にほんブログ村
2021年05月23日
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木下明美氏blog内「KIMURAの読書ノート」を更新して頂きました。(5月17日の記事)今回は久々に海外の物語『はじまりの24時間書店』を取り上げました。文中でも触れているのですが、アメリカの教科書には掲載されないような小さな歴史が満載で、アメリカという国の新たな一端を見せてもらった気がします。そして私自身稀覯本にとても興味があるので、それがこの作品のツールにもなっているので、ワクワクしながら読むことができました。にほんブログ村
2021年05月17日
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もう1つ富安陽子作品、『天と地の方程式』。栗栖の丘学園に転校したアレイは言葉を操る猿より自身が天ツ神による世界の守り神のカンナギであると言われる。そして、学園にはアレイを含めカンナギが7名おり、彼らと共に黄泉ツ神を黄泉へ送り返さねばならないと言われる。この物語は古事記がモチーフになっているのですが、カンナギの一人、Qと言われるアレイの同級生が数学の天才ということで、様々な場面で数学にまつわる事柄が出てきます。そして、ラストシーンは古事記だけでなく、世界古代文明と数字の関わりから黄泉ツ神を送り返すヒントを得ていきます。古事記から派生して数学と古代文明を融合させながら一つの物語を紡いでいっても違和感なく作品を楽しめ、わくわくしながら最後まで読むことができました。これも児童書扱いでいいのか?と思ってしまうのでした。にほんブログ村
2021年05月16日
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表紙の酒井駒子さんの挿画に惹かれてに手にした『ふたつの月の物語 』。いやー、ドツボでした。児童養護施設で育った美月と育ての親を亡くした月明は津田節子という富豪の別荘に養子縁組候補として招待されます。二人は初めて出会ったにも関わらず、同じ匂いを感じ取り、仲良くなっていきます。そして、二人はなぜ見ず知らずの自分たちを津田が養子にしようとするのか探ることになります。謎を追いかけるうちに14年前別荘の側にあるダムに沈んだ村に秘密があることが分かってきます。なんですが、ミステリー要素というよりは、民俗学をベースにした物語で私にとってはわくわくでした。で、エンディングも禁忌を犯した津田がとった行動というのが、とてもしっくりと納得できる終わり方になっていて、おそらくこの作品は、荻原規子さんなどの作品と同じく児童書という枠をあっさり超えて、文庫化した暁には一般文芸扱いになるのではないかと密かに睨んでおります。にほんブログ村
2021年05月12日
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木下明美氏Blog内「kimuraの読書ノート」を更新して頂きました。(5月3日の記事)今回は『津波の霊たち 3・11 死と生の物語 』です。一口で語るなら、外国人から見た「東日本大震災」となります。「読書ノート」で書ききれなかったことをここに書くと、亡くなった方の遺体状況が日本人が書いたものよりもかなり克明で、オブラートには包まないということがより震災の被害状況が明確に分かったような気がします。また本中(読書ノート)で触れている大川小学校の事故に関して、著者が裁判の行方まで追いかけています。そこでは、なぜそのタイミングでの裁判だったのか、そのことに関しても詳細に記述されており、亡くなった児童の保護者の憤りと想いがよく分かった内容でした。かなり東日本大震災関連の著書を読んだつもりでしたが、本書で新たに知る事実がたくさんあり、この震災はまだまだ終わっていないということも実感した著書でした。にほんブログ村
2021年05月03日
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いつもですが、GWはより引きこもり状態。ようやく読書モードな態勢かも。というわけでまたまた森博嗣さんのエッセイ『なにものにもこだわらない 』を読みました。タイトルとは関係なく、本中に著者が小説を書くことからエッセイを書くことにシフトしているという内容のものがあり、だからエッセイの方が出版数がここ何年か増えているのかと納得した次第。で、本編ですが、著者自身あまりこだわりを持たないので、あっさり大学の教官をやめることができたという話から、「こだわる」ことのマイナス点などなど、保守的な私にとっては新鮮でかつ耳が痛い話でもありました。しかし、少し立ち止まって考えてみると、著者は様々なことに「こだわらない」ということが終始語っていたわけですが、もしや「こだわらない」ということに「こだわっていないのか」という疑問にぶち当たってしまったわけです。それは考えすぎなのでしょうか。それとも、結局人という生き物は「こだわる」ことから抜け出せないということなのでしょうか。そんなところをぐるぐると回ったわけです。にほんブログ村
2021年05月02日
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