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木下明美氏Blog内「kimuraの読書ノート」を更新して頂きました。(3月31日の記事)今回は『人生は七転び八起き』。内海桂子師匠よりも挿画に目が行き、手にしました。桂子師匠の人となりがよく分かるエッセイでもありましたが、何よりもそれがとても生かされた挿画。挿画はカラテカの矢部太郎さん。彼のひととなりももしかしたら、『大家さんと僕』以上に出ていたかもしれません。とても安堵感の抱く挿画でした。にほんブログ村
2021年03月31日
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「月曜も夜ふかし」で一躍有名になった桐谷さん。著書を出されているとは知らなかったのですが、たまたま図書館で目に入り、借りてみました『定年後も安心! 桐谷さんの株主優待生活 』。2018年現在のお勧め銘柄がたくさん列挙してあるのですが、桐谷さんのように優待券だけでの生活はなかなか難しいということを実感しました(笑)。例えば利回りのいいとある飲食店の優待券は購入金額約8万円で年に2回食事券が3000円分なのです。1年間で6000円かーーーー。ここで毎晩ご飯を取るとすると、1回に1500円だとして、1株8万円だと1週間分の食事券にもならない。初期投資の金額がーーーーー。いやーーー、食だけでなく、衣類や娯楽まで満足させる生活となると、はい、やはり一般人には難しいです。ということがしみじみと分かった本でした(笑)。にほんブログ村
2021年03月24日
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先日『発達障害だって大丈夫』の感想を書きましたが、当事者のカイトくんが成長し、小学生になった時の出来事を綴った『発達障害の君を信じてる 』を読了。確か前作の感想として、当事者のケアも大変だけど、その兄弟のケアはより大変なのかもという類のことを書きましたが、本書を読んで、それをより深く感じたと共に、長男のマナトくんも性格的にフォローが必要な気質だったのだということを知りました。いわゆるいちばん「普通」となるのが末っ子のコトコちゃんでだからこそ、発達障害の日常を知りたいと思っている人にはコトコちゃんのエピソードは何も役に立たないし、必要のないところのため、講演会でも彼女の話をスルーすることが多いと綴られていました。カイトくんのように認定をもらったADSの子や、そうじゃないけど、ちょっとサポートしなければ難しいマナトくん、二人をどのように親として日々サポートしながら日常を送っているのか、カイトくんのよううに認定をもらっていないけど、我が子のことが気になるという方にもかなり参考になるものではないかと思います。インパクトがあったのは、著者が子ども会の会長を引き受けたエピソード。おそらく、著者の性格上、障害を持つ子どもがいなくても最終的には引き受けたのではないかと思いますが、子どもがかかわる会の役職を誰がやるのかというのは永遠のテーマのような気がします。それでも、著者が以下のように書かざる得ない状況。何だろうね、読んでいてくさくさしてしまいました。基本、「子どもには罪は無い」のですが、どうしても親御さんに何かあると、子どもにも、多少のとばっちりは行きます。「ちっとも手伝ってくれないのに、子どもだけは、毎回しっかり預けてくわけね」とか。それがオハラ(※著者の本名)家だと、「忙しいのはわかるけど、やることやってくれないんや、ああいう子が生まれるのも当然かって感じと」なっても文句は言えない、そんな風に思います。(p215、216)せめて、「ああいう子が生まれる」なんて思ってしまう風潮は消えてほしい、つくづく思いました。にほんブログ村
2021年03月22日
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まさか、というわけで「球場ラヴァーズ」が終わってしまってから25年ぶりに優勝してしまうカープ。そんな事情もあってか、なかってか、25年ぶりの優勝も盛り込んだ作品になっているのが『野球+プラス!』。こちらは全2巻。もう1巻の表紙からファンにとってはそそられます。この作品はカープファンの由右がスポーツ新聞社に入社してカープの担当になるまでを描いたもの。とざくっとだけ書いて、今回はこのシリーズのまとめに入ります。このシリーズ確かにカープファンのためにあるような作品なのですが、なぜ雑誌に長く連載することができたのかということを考えてみたときに、ただ単に、カープのことを描いたからというものではないことに行きつきます。恐らくそれだけだったら、他の漫画ファンからは反感を抱かれると思うのですね。カープのことを中心に書いてあるのは、隠れ蓑。ここにはかなり社会的な問題が隠れてあることにシリーズを通して読むとわかってきます。そもそも、第1章はカープとは縁遠い、援交の場面からスタートします。そのようなこと全く想像しなかった私にとっては、ええっ!っていう感じでした。なぜ、彼女が縁交をしなくてはならなくなったのか、その理由ももちろん描かれているわけですが、それを読者が大げさととるのか、現実ととるのかで大きく読み方も異なってきますが、私自身はそれが今の現実であろうと思っています。ここまで追いつめられることになるいじめの問題。そして、主要登場人物の幾人かが実はLGBTとして描かれています。彼、彼女の葛藤、周囲の反応、ざっくりではありますが、それでも少し立ち止まって考えさせてくれます。また、40歳を手前にしての結婚との葛藤を描いた章もあります。それは働き方というものではなく、そもそも40歳手前にして結婚をしていいのだろうかという悩み。「結婚」そのものだけに焦点を置いた内容というのも、稀有ではないかと思います。そして、中学生が登場する章では、周囲の同級生は夢や目標があるのに、自分にはそれがないということでもがく様子。たかだか、10代前半で目標を持たなければならないという今の風潮に疑問を呈した内容でもあります。つまり、このシリーズはカープを応援している作品と言いつつも、それぞれの章ごとに裏テーマがしっかりしてあり、それが今の社会に対しての疑問や問題点を浮き彫りにしてあるのですね。恐らくこれらのことが絡み合い、更にカープという地方球団が表に出ていますので、広島という地域以外では案外しられていない、カープの背景や歴史、文化を含めて描かれた作品ということで読者に受け入れられたのではないかと思うわけです。ただただ、カープだけが物語になっている作品とうはうはして手にした私は浅はかでした。でも、カープファンでなければ、おそらく手にすることがなかったこの作品。大人買いして正解!となったわけですが、是非、そうでないかたにもこのシリーズを手に取って頂きたいと思います。うだうだとメモ程度の感想を長々とお付き合いいただきありがとうございました。とりあえず、「球場ラヴァーズ」シリーズはこれにて一件落着(笑)!にほんブログ村
2021年03月20日
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もう少し「球場ラヴァーズ」シリーズにお付き合いください。今回は第5章『【新品】球場ラヴァーズ3—2(フルカウント)』。こちらは、これまでの主人公たちが全員集合となった作品です。それぞれの課題を抱えた主人公たちがそれを乗り越え、それぞれの道を歩んでいる様子が描かれています。カープは2015年シリーズ。そう、大瀬良君が打たれて、CSに出れなかったそのシーズンが描かれているわけです。まさかその翌年から3連覇するとはだれも思わず、実は作品のシリーズもここで終了なのです。作品が終わった翌年に優勝なんてねー。ということで、新たに描かれたものが、次回お届けする作品となります。にほんブログ村
2021年03月19日
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木下明美氏Blog内「kimuraの読書ノート」を更新して頂きました。(3月16日の記事)久しぶりに児童文学を取り上げました。私の中では児童文学作家という位置づけの森絵都さんの『あしたのことば 』。一言で表すなら、「森絵都の児童文学が好き!」。一般文芸よりもしっくりときます。森絵都の一般文芸でファンになった方で児童文学をまだ未読の方、是非是非です!にほんブログ村
2021年03月16日
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第4章は全2巻の『こいコイ!〜球場ラヴァーズ』。今回は中学生の恋子が主人公。自分は積極的に「これ」というものを持っていないことに劣等感を抱いて、学校をさぼっていたところ、第2章で主役の日南子につかまって西武球場でカープを応援する羽目に。そこから、ハーフの転校生がカープファンであることを知り、次第に仲良くなり、そしてクラスで浮いた存在の男子生徒も巻き込んでカープを応援するうちに、自分というものが何なのかというのを考えていく物語。正規路線しか歩けなかった恋子が徐々にはみ出すことへの勇気だったり、自分を客観的に見つめていくその過程が上手く描かれています。もうね、カープじゃなくてもいいじゃんとさえ思うのですが、まぁカープ応援コミックですからねー。オープン戦もたけなわ。今シーズンもコロナとの戦いになりますが、無事に開幕戦を迎えて、完走してもらいたいものです。ほぼ、メモ代わりになっているので、内容のないものになっていますが、この「球場ラヴァーズ」は章ごとよりも全シリーズを通してカープとは離れたところに実はテーマがあったりするので、最後にまとめて少しはマシな感想を書く予定にしてますので、しばしお付き合いください。にほんブログ村
2021年03月14日
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第3章『 球場ラヴァーズ だって野球が好きじゃけん』は全3巻から構成されています。こちらは、「私が野球に行く理由(第1章)」の主人公、実央をカープファンにさせた首謀者(笑)の一人、勝子が主人公。彼女は会社でOLをしているアラフォーの独身。彼女の会社での立ち位置や恋愛、結婚などなどの日常を切り取りながら、そこにカープの応援を織り交ぜた内容となっています。アラフォーならではの悩みというのをコンパクトにまとめているなーと思った次第。それでも、カープというエッセンスががっつりと加わっていて、その構成に作者の上手さを実感しました。恐らくカープ応援というエッセンスなんて必要なくとも作品としてきちんと成立するものなのですが、何分にも作者がカープファンなわけで、それは絶対にというか、そこが必須的に盛り込まなくてはいけないわけで。それでも、カープという球団を知らなくても、カープのその部分を削除して読んでも、堪能できると思いました。にほんブログ村
2021年03月12日
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第2章『球場ラヴァーズ〜私を野球につれてって〜』は全3巻。こちらは東京ドームでビールを売るバイトをしている大学生の日南子が主人公。しかしながら、第1章で主人公であった実央やほかの主要メンバーも登場します。彼女は両親が離婚しているのですが、その理由が両親の推し球団が異なり毎日そのことで喧嘩をしていた末の結果と日南子自身は思い込んでおり、野球を毛嫌いしています。それでも、かつて幼い頃球場で知り合った、手に星形の痕をつけた男の子が前田智徳選手が好きだったことから前田選手のことを知り、そして同じバイトをしていた実央とも知り合うことで野球を通して、自分自身の過去を振り返ることで将来も見据えることができるという物語。孤高の天才打者、前田選手のことが描かれているとは、と私は感無量。カープ中心とは言っても、主人公やその周辺人物のこともしっかり描かれていて、私としてはカープを除いてもこの作品に好感を持ちました。それについて、もう少し掘り下げようとは思うのですが、それについては、この作品の感想を書き終える最後に引き伸ばします。にほんブログ村
2021年03月10日
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ここ2年程、私は2月になるとカープの日南キャンプに行っておりましたが、今年はコロナの影響によりキャンプ観戦は出来ず。そうなるとかなり寂しいストーブリーグでありまして、ついに禁断の書、『球場ラヴァーズ』全シリーズを大人買いしてしまいました。『球場ラヴァーズ』はカープ応援漫画。しかしながら、ずっと月刊誌に連載されていたのですから、需要があったのですねーー、と感慨ぶ会です。このシリーズは全部で6章から成り立っております。本日はその最初の第1章(と言っても全6巻)『球場ラヴァーズ 私が野球に行く理由 』の感想を。主人公の高校生の松田実央は学校でいじめられ、お金を搾取されます。そして、いじめる側からは援交まで強いられます。そこで、彼女をぎりぎりのところで救ったのが、カープの野球帽を持っていた男性。しかしながら、彼女は彼の持っていたお金や野球のチケットを盗んでしまいます。その後、彼女は自分の行為を謝罪するため、彼を探すためチケットを手掛かりに東京ドームに向かいます。そこで知り合ったのが、カープファンの女子2人。ここから、全く野球を知らなかった実央がカープファンになり、応援するということはどういうことなのか、自分のこれまでの行いなどを振り返りながら成長していく物語です。いやーーー、応援の視点からの成長物語というのはとても新鮮でした。そして、きちんとその時のカープの出来事、過去の歴史もきちんと描かれていて、確かにカープファンには涎が出てくる作品。この1章は2010年から2012年の時点で連載されているのですが、この時作品内に黒田選手がメジャーに行ったことが描かれています。その時のファンのセリフが願わくばカープで優勝して胴上げされる黒田を見たかった。ってあるんです。思わず、9年後にカープに戻って優勝して、胴上げされてるよーとつぶやいてしまいました。この作品は予言の書?作者さんも25年ぶりの優勝は別の意味で感慨深かっただろうなと思います。カープの軌跡にも思いを馳せながら堪能したのであります。にほんブログ村
2021年03月09日
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木下明美氏Blog内「kimuraの読書ノート」を更新して頂きました。(3月3日の記事)今回は『ほんとうのリーダーのみつけかた』。とにかく衝撃的でした。思いっきり、私の勝手に持っていた「梨木果歩」という作家のイメージを覆されました。秘めた思いを内に煮えたぎさせている作家さんだということに初めて知りました。本書は同調圧力からどう回避するかとか、「群れる」というのは本来どういうものなのかということが軸とはなっているのですが、更に丁寧に行間を読んでいくと、今の教育というものに対しての憂慮を感じているということがふつふつと湧いて出ているように思えました。ご存じの方も多いかとは思いますが、著者はシュタイナー教育を指導できる資格をお持ちの方。それは日本の教師という枠を超えて「教育」とはということを広くとらえており、だからこそ余計に日本の教育について危機感を持っていると思うのです。読書ノートを書いた後に知ったこととが一つ。本書は緊急出版という形で世に送り出したそうです。それ位著者からしたら、今の若い人たちが取り巻く環境が危うくなっていると感じ取られているとひしひしと感じた1冊でした。にほんブログ村
2021年03月03日
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