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今私が住んでいる京都は非常事態宣言真っただ中。いつもお世話になっている図書館はこの期間中は書棚は開架されず、ネットなどで予約した本のみ借りることができるという制度。前回の非常事態宣言ではその直前に多量に本を借りていたので引きこもり生活もつつがなく過ごせたのですが、今回はうっかりしておりまして、すでに持ち手の本が枯渇。てなことを友人にぼやいたところ、本を貸してあげようとありがたいお言葉を頂きました。ちょうど、私がはまっている『弧狼の血』(映画版)の監督が櫛木理宇の『死刑にいたる病 』の映画化の監督をするという情報を仕入れたため、彼女に何気なく「持ってる?」と聞いたら、「ある!」とのこと。他にも櫛木理宇作品を幾つかあるというので丸ごと借りることになりました。本好きとしてはこれだけでもありがたいのですが、彼女がいくつか持っていると言った時に、私が『「犬」と「村」は読んだ』と伝えると、彼女はそれは持っていない、まだ未読と返答。私自身、この2作品、図書館でまさに借りて読んだので、彼女に貸してあげることができない訳ですが、「犬」と「村」だけで話が通じるというこの感触。とても嬉しかったーーーーー!コロナ禍じゃなければ、もっと彼女とも膝を突き合わせてゆっくりできるのにーーー。ちなみに彼女が本日貸してくれた本はで、「犬」と「村」というのがこちら。ご興味ある方は是非是非。ということで、本日は本にまつわる話でした。にほんブログ村
2021年08月28日
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絵本作家ヨシタケシンスケさんが自身のことを描いた『ものは言いよう』を読みました。彼の作品は様々な角度から物事を探るという点において、自分では持ち合わせてない部分であり、いつも新鮮さを与えてくれるため好きな絵本作家さんの一人であります。が、気が付けば出版される作品の多いこと。新作ごとに速攻で手を出すことができないペースになっていますので、この本もファンにとっては今更感かもしれません。それでも、遅ればせながらも彼の作品をゆっくりと手にすることは決して悪くはないです。この本はただ字面で構成されているだけでなく、自分自身を語るためにイラストを用いたり、絵本仕立てにしたり、コミック風になってたりと盛りだくさんです。絵本のラフも掲載されていますが、実寸大そのもので掲載されているため、目が不自由になりつつある私にとってはとても見えづらかったのが難点。本書の中で惹かれたのは、書棚ですねーー。写真で公開されていましたが、私の書棚とはラインナップが全然違う。洋書が多いんですよ。つい、洋書を持っている人はその言語が読めちゃうんだろうなーとそれだけで尊敬。そうそう、ヨシタケさんは「本はもっているだけでうれしい」と語っていらっしゃいます。(p80)これには激しく共感。作家として好きだと前述しましたが、このような感覚をお持ちということを知り、作家というだけじゃなくて、本好きということで親近感が湧きました。これを知っただけで、嬉しい♪読んだかいがありました。にほんブログ村
2021年08月27日
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低迷中のカープです。またまた最下位に転落。それでも、ファンをやめることはできません。最下位がなんのその。今は野球を応援できるというだけでもありがたい。地元に住んでいる妹がサイン本を入手したということで、貸してくれたのがうーたんこと、昨年までカープの捕手でした石原慶幸さんの『野球人生を変えたたった1つの勇気』。カープに身を捧げた19年間を手記にしたものです。ファンとしたただただありがたいというだけのもので、恐らくファンでなければ面白いとか読み応えあるとかという感想は持てないと思います(笑)。ただ、うーたんが引退した時に関連の記事やインタビュー記事を読んでいたので、ほぼ内容は変わらないかも。それでもやはりファンにはたまらない1冊です。それにしても8月後半は私にしては多めに更新しているわーーー。にほんブログ村
2021年08月24日
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まだまだ、松坂桃李と鈴木亮平熱が冷めないのですが、時間にゆとりがあるときに、読んだ本のメモメモということで…。『シャーロック・ホームズの不均衡』の続編『シャーロック・ホームズの十字架』ももちろん読んでいます。ただ、このシリーズに関しては私の中では満足かなーーー。自分たちと同じ性質の人を見つけ出すために、誰よりも早く事件を解かなければならないという設定なのですが、一つの事件をじっくりではなく、短編のように事件を次々と解決させていく手法というのが物語の流れ的に私自身が消化不良になるみたい。ただ、主人公二人の兄弟の親が殺された謎が全く触れられていないので、おそらくシリーズが続く中で伏線が張られていて、いよいよ最終巻ということにその謎もはっきりしていくのかとも思いますが、そこに至るまでの先が長そうです。このシリーズが完結した時にまとめて読めばいいのかしら?それよりもシリーズ化され、まだまだ続きが出るということなのにストップしている「戦力外捜査官」の方の続きを刊行して欲しいわーーー。同じ作者ですが、こちらの方が好み♪にほんブログ村にほんブログ村
2021年08月23日
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前作を観ていること、私にとってはご当地作品、そしてこの作品で松坂桃李を好きになり、近頃気になっている鈴木亮平が出演ということになれば、もちろん観ることとなります『孤狼の血』。本日鑑賞してきました。いや、前作もえぐいかったですが、そんなの甘ちゃんであることをつくづく思い知りました。前作はそれでも目を閉じることなく鑑賞したのですが、今回は幾つかの場面で目を閉じてしまいました。どこまで、突っ走っていくのかこの作品。というのも、鈴木亮平演じる上林が何分にも極道ではない!猟奇的殺人者そのもの。極道というカテゴリーを簡単に突き抜けてしまいました。でも、上林がなぜこのような猟奇的な人物となってしまったのか、その背景がこの作品では盛り込まれています。それは広島の戦中、戦後の裏の歴史でもあり、やはりそこは目をそらせてはいけない史実があります。それは上林だけでなく、他の構成員たちにも関係のあることで、きちんとそこは押さえられていました。ある意味これは平和学習に使ってもいい作品ともいえます。この部分を描き出した作品って少ないかも。ただ、何分にも猟奇的殺人であり、えぐいさ半端なくて、教育的配慮どころか、鑑賞者配慮も全くありませんので、地上波どころか、今後BS、CSにもお目見えすることがないかもしれません。映画館だけでそこの部分を押さえることができます。この上林の言動と背景を知って、すぐに頭によぎったのが、浦沢直樹の『MONSTER』。映画を観に行けない方はこちらをどうぞ。前回では、映画そのものは役所広司や江口洋介がひっぱっていた感がありますが、役所広司は殺され、江口洋介はお勤め中ということで、どうなるのかなと思いましたが、完全に松坂桃李が作品を引っ張っていました。成長したなーーーー。ますます期待大。この作品は時系列的に言うと原作の『孤狼の血』と次作『凶犬の眼 』の間になるエピソードです。原作ファンの方にも観る価値ある作品でもあります。まぁ、とにかく観るだけでかなりの消費カロリーを必要とする作品でした。とりあえず、本日夜9:00優しい鈴木亮平に癒されることにします。にほんブログ村
2021年08月22日
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絵本作家せなけいこさんのエッセイ『ねないこはわたし 』を読みました。せなけいこさんの絵本は我が子が幼かった頃たくさんお世話になりました。余り意識をしていなかったのですが、いまだに小さな子ども達に読まれている『ねないこ だれだ』は1969年の作品なんですねー。私が生まれる前だ(笑)!なのに、当時私自身が小さかった頃はこの作品に出合った記憶がないんです。振り返ってみると、自分でも記憶にある作品って福音館から出版されている「こどものとも」シリーズばかり(笑)。決して悪いなんて言わないですし、これらの作品は今でも思い出深いものが多く、そして未だにロングセラーとなっている良質な作品も多いので。ただ、こうして振り返ると、福音館の販売戦略って素晴らしいとしか言いようがありません。とまぁ、話を戻しますと、本書はせなけいこさんの初期の作品を振り返るものでした。どのようにして作品が誕生したかとか、そこに対する思いなど。ただ、思ったよりは思いが軽くてくすっと笑ってしまいました。深くどうにかしようと思うよりは案外動機が単純でできた作品の方が世間的にははまるのかもしれませんね。それと同時に、せなけいこさんが1931年生まれということに初めて気が付いたかも。巨匠とは思っておりましたが、まだ70歳くらいなのかと大きな思い込み。御年90歳!昨年は作家50周年を記念して原画展が全国のいくつかの会場で展開されたようです。知らなかったーーー。もう、コロナ禍で世間の出来事から乖離しております。もう少し情報のアンテナをあげなければならないかしら。本書は最初で最後の自叙伝だそうですが、幼い頃のことを綴ったものを読みたい!出版してくれないかなーーー。にほんブログ村
2021年08月19日
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木下明美氏Blog内「kimuraの読書ノート」を更新して頂きました。(8月17日の記事)今回は那須正幹さんの『少年たちの戦場』。気づかれている方も多いかと思いますが、毎年この時期は戦争をテーマとした作品を紹介しています。その中で今回那須さんの作品を取り上げたのは、先月那須さんが急逝されたことが大きかったです。那須さんは『ズッコケ三人組』のイメージが強く、コミカルな作品を描く方という印象をもっている方もいらっしゃると思いますが、彼自身広島出身で被爆したこともあり、多くの戦争にかかわる作品も手掛けています。そして、この作品は第二次世界大戦だけにとどまらず、国内の内戦(いくさ)についても作品として描き表していることは注目に値する作品だと思います。諸外国を相手に戦うことだけが戦争ではなく、国内で起こったことも戦争で、それはやはりやっていはいけないことと、問題提起をされているのではないかと感じました。児童書としてカテゴライズされていますが、よっぽど日本史好きな子どもでないと恐らく読みこなすことは難しい作品だと私は感じました。きっと、子どもの頃、この作品を一度手にして、「訳わからない」とページを閉じたとしても、ふと大人になった時「分からない作品だったよなーーー」と思い出して、再読してくれるようにあえて仕向けたのではないかと勝手に思っています。子どもに勧めるのではなく、是非大人が手にして欲しい作品です。那須正幹さんのご冥福を謹んでお祈りいたします。にほんブログ村
2021年08月18日
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引きこもりで読書生活をしており、読みたい本はまだまだたくさん。それでも、時々手を出してしまうのがブックガイド系の本。今回『中高生のための本の読み方 』を手にしました。こちらブックトーク形式で本を紹介しており、この構成自身新鮮でした。中・高校生向けですので、生き方の指南書や教科的なものがテーマとなりますが、このような本は常にアップデートされていますので、私の知らなかった本も多々。そして、何よりも積極的に漫画も取り上げています。とりわけ、私はこれに慧眼。もうね、読了後速攻でポチッとしてしまいました。それが、『四月は君の嘘(全11巻)』。中学生のピアニストとヴァイオリニストの話。音楽系の内容は好きです。約10年前に発表された作品で、アニメ化、映画化もされていたのに、私のアンテナからは見事に外されていました。そして、図書館で全巻まとめて借りれる状態だったので、図書館の予約画面にポチッとしたのが、『暴れん坊少納言 全7巻』。清少納言の半生を脚色しながら描いたものです。作品内には「枕草子」の意訳もちりばめられながら、かなりぶっ飛んだ描き方になっております。かつて、「枕草子」は橋本治さんが描いた「桃尻語訳枕草子で読んだことあるのですが、これ以上にぶっ飛んだ清少納言です。が、この二つを読む限り清少納言はお転婆な女の子だったのだなと今更気づいた感じ。紫式部の方がまだ穏やかな性格のようです(まだ、というだけでこちらもほどよくぶっ飛んでいます)。紫式部の源氏物語の『あさきゆめみし 全7巻』は有名で、高校生から大人までそれなりに多くの人に読まれていますが、おそらくこちらはそこまでには至ってないと思います。が、これは必読。かなり清少納言や枕草子の背景がわかるのではないかと思います。てなことで、日々アップデートされるブックガイドは私にとっては必読書の一つですねーーー。にほんブログ村
2021年08月17日
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川瀬七緒さんの新刊『うらんぼんの夜』読了。古くからの言い伝えや習わしがテーマにはなっているのですが、これまでの作品とは異なってかなり不気味感に包まれる作品でした。東北のまさに田舎に住んでいる奈緒の住む集落に東京から亜矢子一家が越してきます。しかし、集落の人たちは外から来た人は災いをもたらすと言い、彼女一家にゆるく嫌がらせをします。そして奈緒にも彼女に近づかないようにと命令します。それでも、奈緒と亜矢子は親しくなっていくのですが、二人の周囲で様々な不穏な動きがまとってきます。集落の長老たちの異様な程の信仰も気持ち悪いし、それが布石となっている戦前のエピソードもかなり不気味だし、それでもこの気持ち悪さをどう畳んでいくのかということが気になりながらページをめくることになります。で、ラスト!これまでの長老たちの不気味さがぶっ飛ぶほどの気持ち悪さ!ラストの場面だけを切り取れば、ミステリーだったのか!とも思わせる作品。長老たちはやはり大切にせねばならないのか?(おばあちゃんの知恵袋的な話)いやいや、別問題だよな~~。とそんなところをぐるぐる回ってしまうホラーなのでした。やっぱり好きだわ、この作家さんの作品♪にほんブログ村
2021年08月16日
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以前読んだシリーズで興味が沸いた作家さんの別の作品を図書館で目にしたので借りてみました『シャーロック・ホームズの不均衡 似鳥 鶏』。両親を殺人事件で亡くして施設で生活していた直人・七海の兄妹が養父となる人に呼ばれて、長野県のペンションを訪ねます。そこで、二人は殺人事件に巻き込まれ、更には直人はある組織から狙われることになります。二人を助けたのはその組織と対峙する御子柴グループの辰巳。二人は辰巳の側で生活しながら御子柴家の片腕となります。と書けば固い内容に思えますが、まぁ天才系の推理小説です。二人が狙われたのも自身が知らなかっただけで特殊能力を持ってたことによるもので、その能力を生かして、あちこちで起こる殺人事件を解いていくというものです。(ざっくり過ぎるけど)1冊で物語が完結するようにはなっているのですが、殺人事件がこの作品の中では4回起こり、それぞれ解決しては次の殺人事件へという流れになっているので、実質短編を読んでいるような感じでもあります。なので、短編よりは長編が好きな私としては、少々ひっかかりがあります。まぁ、天才系なので、非現実的なトリック満載でエンターテイメントとして楽しみました。第2作も借りているので、もちろん引きこもり対策として読みます(笑)。にほんブログ村
2021年08月05日
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木下明美氏Blog内「kimuraの読書ノート」」を更新して頂きました。(8月2日の記事)今回は『臨床の砦 』作者が臨床医として体験した第3波を脚色して小説にしたもの。地方のコロナ基幹病院が第3波でこのような状態ってことは、第5波の現在、病院内はどうなっているのか…と不安しかありません。もう、読んで!ただそれだけですにほんブログ村
2021年08月02日
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