全17件 (17件中 1-17件目)
1

バンド名はビックリ・ビックリ・ビックリではなくて【チック・チック・チック】。真意のほどは分からないけど、これ最高。買ってから1週間近くしかたっていないけど、毎日聴いております。最近ディスコ・パンクっていうやつにも、少々食傷気味だったけど、これは一味も二味も違う。ファンクというやつにも、偽物や模倣に近いものが多くあるけど、これはリズムがアフリカンアフリカンしていて、人間だけではなく象さんも麒麟さんもライオンさんもゴリラさんも踊れてしまうのではないかと思えるくらい、開放感に満ちていて部族ぽい乗りがある。さらにサイケぽいところもあるので、飽きさせない。リズムは細やかで軽いのだけど、渋みがある。高度な演奏テクニックに裏付けされた、技巧的なファンク。何でこんなに気持ち良いのだろう。音は前にグイグイと出てくるのではなく、引き気味なのがかえって、オーディエンスを引きずり込ませようとする作用をおこさせているのではないだろうか。カッティングするギターのリズムが特徴的。これが良いのだろうな。テクニカルなバンドには優等生的な感じがどうしてもあったりするのだけど、このバンドにはないですね。あくまでもアナーキーです。エロチックで退廃的な曲もあったりして。。。。《Must Be The Moon》♪階段で彼女は僕にキスをした 玄関で彼女は僕にキスをした 玄関口で鍵を探る最中にも彼女は僕にキスをした 1回2回3回4回 でも本当は誰が数えていたのやら ベッドでやって 床でもやって でも翌朝の彼女の冷たい態度に驚いた 彼女は言う その気にさせておいて、あんたがいびきを書いている間に 自分で終わらせなくちゃいけなかったじゃない♪単調な反復のリズムもラップ調ならば、退屈になることもない。運命というやつも、出会いという奴も、様々な事象も“月が出ていたから”という理由にしてしまう痛快さ、面白さ。うーむ、踊れるなぁこの音このリズム。腰が軽くなりそう。バンド名はビックリ・ビックリ・ビックリでもいいぞ。(笑)人気音楽blogランキングを見てみる?
2007.01.29
コメント(2)

職業柄オシロスコープやシンクロスコープは使った事はあるけど、カレイドスコープ(万華鏡)は子供の頃に、円筒形で出来たそのものを覗いて楽しんだ記憶があるだけ。それはどこで手に入れたのかは確かな記憶はないけど、駄菓子屋さんあたりでも売っていたんじゃないかな。小学生の僅かなお小遣いで買えたくらいだから、それほど高い物ではなかったと思う。その円筒形の筒を動かして、美しい模様がコロコロ変わる様は、摩訶不思議で子供心にもときめいたものです。60年代後期に英国にカレイドスコープというバンドが存在しました。僅か2枚しかアルバムを残していないようですが、どちらもブリティッシュサイケデリアとして重要な作品です。音はバンド名通りで、サイケデリックで幻想的で牧歌的。2005年に紙ジャケット化されリマスター化され再発されたのを聴いています。リマスター化の効果によりギターは弦がピーンと張りつめたような瑞々しい響き、ストリングスも透明で美しい。アルバムカバーもサイケ風で素晴らしい。オリジナルのアナログ盤は超レアアイテムとされているようで、手に入りにくい貴重品のようです。どこかの森林で撮影されたようなPHOTOは中世ヨーロッパ風の騎士などの衣装を纏った人々が映されている。妖精風のキャラクターもいておとぎ話風の雰囲気も醸し出している。はめ込み画像ぼい猫や鳥も写り混んでいるのも幻想的である。『FAINTLY BLOWING』は1969年にリリースされたセカンドアルバムです。表題曲の「FAINTLY BLOWING」は傑作、フィードバックギターを中心としたサイケグルーヴは聴く者を恍惚状態に導く。アシッドフォーク調の「POEM」にはヴォーカルが深々とエコーがかかり、「SNAPDRAGON」には東洋的な神秘主義を、「IF YOU SO WISH」には美しいオーケストラアレンジとバグパイプの調べが聴き取れる。フォークソングの小品「OPINION」には癒しの効果を、オーケストラを大胆に導入した「BLACK FJORD」には究極のロマンチシズムを、【ビートルズ】の「トゥモロー・ネバー・ノウズ」を意識して創られた「MUSIC」は、効果音がふんだんに導入されてヘヴィーなサイケサウンドに仕上がっている。カレイドスコープはその後70年代に入り、バンド名を【フェアフィールド・パーラー】に変えています。こちらも名盤揃いのようです。ブリティッシュサイケデリアの神秘と幻想、文学と童話的な世界も混在した『FAINTLY BLOWING』は正にブリティッシュ・ロックに永遠に語り継ぐられる、希少価値の高い作品です。【シド・バレット】在籍時のピンク・フロイドや【ヴェルヴェット・アンダーグラウンド】とも共通するカリスマ性も兼ね備えていて、これを聴かずしてロックを語るな!的な骨董品的な価値もありますね。(笑)myspaceでカレイドスコープを試聴してみる?人気音楽blogランキングを見てみる?
2007.01.27
コメント(2)
管理画面をちょくちょく変えるのはいいのだけど、何がしたいのか全然分からない。今日も変わっていたけど、さえないぼやけた配色だし、新着の折りたたみ機能が付けられて、目障りなトラックバックや掲示板の新着が隠せて良いかなと思ったけど、自分のページへ行って、管理画面に戻ってくると、また表示されちゃうじゃない。保持されてないよ。意味のない機能は付けないでください。それと左右の空白も無駄。このスペースのおかげで文字が小さくなってしまい、見にくいことこの上ありません。もっと有効にスペースを使って文字を大きくして見やすくして欲しいです。
2007.01.25
コメント(4)

月曜日の朝食はトースト1/2枚とインスタントのコーヒーだった。火曜日の朝食もトースト1/2枚とインスタントのコーヒーだった。水曜日の朝食もトースト1/2枚とインスタントのコーヒーだった。木曜日の朝食もトースト1/2枚とインスタントのコーヒーだろう。金曜日の朝食も絶対トースト1/2枚とインスタントのコーヒーだろう。土曜日の朝食もたぶんトースト1/2枚とインスタントのコーヒーだろう。日曜日の朝食は肉まん一個とドリップ式コーヒーかもしれない。いや別に私の家が貧乏だから、毎日こんな朝食だというのではありません。もう30年近く私の朝食のメニューはこれなのです。おかげで納豆なんか食わなくたって、体重55キロは30年間キープだわい。(苦笑)ただ単に、朝食に時間を使うくらいだったら、1分でも長く寝ていたいというだけなのですが………これだったらオーブントースターにパンをセットして焼き上がるまでに着替えが出来るのです。パンは1枚も食べられなくて、1/2枚が限度。(包丁で半分に切ってあります)コーヒーもインスタントなら30秒以内に用意出来ます。(パンにはチューブ式のマーガリンを塗るだけ)朝6時25分に目覚ましで起きて、会社に行くために家を出る時間が6時46分。この間たったの21分。まさに秒単位で行動する無駄のないモーニングタイムです。(笑)これでも5分ぐらいは余裕があってそんなに忙しくはありません。でも催してウンチとかするとギリギリですが。(笑)元【ヘアカット100】のニック・ヘイワードのソロアルバムで4作目のアルバム『FROM MONDAY TO SUNDAY』。ジャケットを見たとき、ああこれが有名な(?)イングリッシュ・ブレックファーストなのかなと思った。イギリス人は毎日朝食で、ベーコンやウインナ、目玉焼きに、煮豆(かな)焼いたトマト(?)なんか食べているのだろうかなどと思った。そういえば、子供の頃、欧米人の主食はどの国もパン食なのかなと思っていたのだけど、どうやら国によって違うらしいという事を知りました。ドイツの主食はジャガイモで、イタリアはパスタ、フランスはフランスパンでアメリカは肉、イギリスは豆という事を何かで知ったような。。。(本当にそうなのかは定かではありませんが)日本だったら、朝食の定番は主食にご飯とみそ汁、納豆に生卵、焼き海苔に漬け物が標準だったかもしれない。子供の頃はこれに近かったような気はするけど、最近じゃこんな朝食旅行に行ったときの、バイキングぐらいですね。これが凄く美味い。(笑)ネットで各国の食事事情を調べたりすると、ドイツやイギリスなどは意外と質素らしい。それは気候、土壌に恵まれていないため、とれる作物が限られるというハンディーがあるからなのだそうだ。それに対して、南のフランスやイタリア、スペインは気候も良く、緑黄野菜や果物がたくさん採れて、地中海の幸にも恵まれているので魚料理も豊富という事らしいです。まあ、中華だろうがフランス料理だろうが、ハンバーガーだろうが、朝鮮料理だろうが何でもあって何でも食っちゃう日本人が、滅茶苦茶で奇人変人なのかもしれないけど……(笑)さて『FROM MONDAY TO SUNDAY』ですが、いわゆるファンカラティーナと呼ばれていた、ヘアカット100でのラテンのリズムやファンク色は影を潜め、正当派なナチュラルポップ満載の楽曲が並びます。親しみやすいやすいメロディーと、ニック・ヘイワードの優しくて素直な声質にうっとりとさせられます。アダルトな雰囲気もあり歌唱力もルックスも極上とあれば何も言うことがありません。ギターが中心のサウンドですがクラリネット等の管楽器もさりげなく鳴っていて、アコースティックで実に爽やかです。歌われているテーマは恋や愛についてのようで、詩が分かればより作品の深さが分かるのかもしれません。ソロでデヴュー作の『NORTH OF A MIRACLE』と共に評価の高い作品のようですね。「HE DOESN’T LOVE YOU LIKE I DO」「ORDINARY PEOPLE」「ALL I WANT TO KNOW」「EVERYTIME」という曲が私は好きかな。日曜日に肉まんとドリップ式コーヒーにグレードアップするのは、ただ仕事が休みで時間に余裕が出来るからそうなるだけ。それに毎日トーストでは飽きてしまうし………。肉まんがあんまんに変わることもありますが。いやぁ、あんまんは粒あんよりもこしあんが旨いっス。(笑)私にはメタボリックシンドロームなんか無縁、このままウエスト73cmキープでいきますから。わっはっはっは。(^_^;)人気音楽blogランキングを見てみる?
2007.01.24
コメント(2)

前作『ブラスバウンド』は気に入っていたアルバムだったけど、似たコンセプトの音はもう聴きたくはなかった。『HOW TO GET EVERYTHING YOU EVER WANTED IN TEN EASY STEPS』が同じ傾向の音だったなら、しばらくはオーディナリー・ボーイズとは縁が切れていたかもしれない。あれはあれで、十二分に完成されていたから。80年代2トーン・スカの焼き直しとしては充分楽しめたのだし……。次へのステップへの音を期待するのは、オーディナリー・ボーイズが私にとって、他の若手バンドの中では、より親近感を持っているからに他ならない。さて音の方は、スカビートは控えめに聞こえるようになり、時に陳腐な80年代エレクトロニックポップの軽やかなリズムが目立つようになって実に心地よいこと。ポップ度はさらに増したような感じです。楽曲のダイナミズムみたいなものはやや後退したかな。「I LUV U」のようなラブリーなメロディのポップソングが歌えるようになったのも、バンドが大人になった証拠ではないでしょうか。一見女の子にもてそうだけど、実は内気でコンプレックスが人一番強い。そんな人格が見えてくる。「I LUV U」に出てくる歌詞に“君に会えて凄く嬉しいのにどうやって伝えて良いか分からない。言いたいことが見つかっても、息が詰まって言葉が出てこない。”というフレーズが出てきます。こういうラブソングの方が現実的で共感はしますね。ボーナストラックの「On One Hand」にもナイーブだけど、不器用な男の実態が見られる。“君と逢うと顔が赤くなってしまい心臓がドキドキしてしまい言葉にならない”とか“友達は片手で数えるくらいしかいない”とか。。。何だかね、とても人ごとには思えない詩です。(笑)アルバムタイトルは長ったらしいですが、邦題の「欲しいものを手にいれるための10ヶ条」は、異訳ではなく忠実に訳しているみたいですね。けして戦略的な恋愛術を指しているのではなくて、自分の駄目さ加減を告白しているみたいなテーマにも思えてくる。そして、けしてその事を否定しているのではないという事。メンバーのプレストン自身もこのアルバムコンセプトを《努力して手に入れようとしたものが、必ずしも自分の人生を幸せにしてくれるものだとは限らない》と言っているようですし。論理は堂々巡りみたいな所もあるようだけど、言えることは彼らオーディナリー・ボーイズはどんな状況下に置かれても、満足せず真剣に生きる意味を考えているという事。そういうのがビンビン伝わってくるアルバムですよ。要するに彼らって、凄く生真面目なんです。やっぱり、オーディナリー・ボーイズって良いバンドだなぁ。ますます親近感持ってしまいました。女性ヴォーカル入りのラップ調の「NINE2FIVE」は良い曲、ヒップホップとの相性もバッチリです。この先、この方向性も面白そう。まだまだやってくれそうだな。《30歳になったら音楽をやめる》と宣言したというプレストンですが、燃え尽きずに楽しませて欲しいな。このアルバムをチェックしてみる?人気音楽blogランキングを見てみる?
2007.01.23
コメント(0)

最近のイギリスのバンドにしては、肩まで伸びた髪の毛の長さからいっても、髭の濃さからいっても、時代錯誤的なバンドだなぁと思っていたマジック・ナンバーズ。タイムマシーンで1965年前後のカリフォルニアからタイムスリップしてきたんじゃないのと皮肉の1つも言いたくなってしまった。でも音楽は素朴で、暖かくギターポップポップしていたのです。ディスコグラフィーを読んでみて分かったことは、彼ら(彼女)4人はトリニタード出身で10年近く前にロンドンに移住してきたとの事でした。昨年たしかワールドカップサッカーにも出場していたトリニタードトバコという国?それだったら中南米の人達だという事ですか。ジャマイカやキューバに近い国でしょ?それならちょっとむさ苦しく見える、ルックスも納得かなぁ。(笑)どうみてもルックスはアメリカのヒッピーバンドかサザンロックです。(笑)ロメオとミシェルのストッダート兄妹とショーンとアンジェラのギャノン兄妹の4人。こういう兄妹の組み合わせも珍しいですね。とにもかくにもファーストアルバムはUKで大ヒットしました。セカンドの『THOSE THE BROKES』の出来はどうでしょう。うーむ、地味だけどしっとりと落ち着く優しいメロディー、暖かくアコースティックで実直なサウンド。いいですねぇ、こういうのも。これこそ待ち望まれていた癒し系のロックンロールなのかもしれない。例によって刺激を求めたがる日本のオーディエンスには受けないだろうけど……。何よりも熱い男女混声の掛け合いがエモーションに満ちあふれてる、「take a chance」のようなライブ感のある楽曲にも好感度。「boy」のストリングスにも、母親から聴かされる子守歌のようで安堵してしまう。《let somebody in》♪きみは愛したいと言ったけど 愛し方を知らない 感じてみたいと言うけど それは許されない 泣いてみたいのに どうしてだか分からない 与えたいのに そういうタイプの人間じゃない いくつになったら心を開くつもり 少しだけ傷つくかもしれないけど いつになったら心を開くの きみは愛したいのに 愛し方を知らない 感じてみたいのに それは許されない♪マジック・ナンバーズのマジカルポップは2000年代の現代でこそマジカル。それは始まったばかりで、今ここに存在します。このアルバムをチェックしてみる?人気音楽blogランキングを見てみる?
2007.01.20
コメント(0)
あれは8・9年前、今頃の季節だったか、家から車で10分ぐらい離れた所の交差点で小学生が交通事故に遭い、死亡するという事故がありました。あの時も、朝横断歩道を通学途中に青信号で渡ってきた小学生を、交差点を右折しようとしたトラックがはねてしまったという事故だった。運転手も20代の若い男だったという話を聞きました。あれから小学校では、交通事故防止のために、主要な交差点に児童の父兄を立たせようという対策がなされました。(旗振り当番、て言ってたかな)順番制だったので、家にも月1回ぐらい回ってきたでしょうか。昔は緑のオバサンとか用務員のオジサンとかがいた小学校も、今はいなくなり、こういった事も父兄がやらなければならないんですね。タレントの風見しんごさんの長女が交通事故に遭い亡くなったというニュースを知って、あの時と全く同じ状況だなと思いました。その交差点は、私も買い物とかで車で良く通る所ですが、毎年事故が起きた季節になると交差点の片隅に花束が添えられていました。その時には亡くなられた小学生の両親の心の悲しみがあらためて伝わってくるようで辛くもなります。あの時事故に遭わなければ今は高校生かななんて……でもここ1・2年は花束を見ることがなくなりました。引っ越しをされたのか、それとも心の痛みが癒えたのかは分かりません。家から一番近い交差点は、交通量も多く坂道なので、トラックなどはアクセルをふかし気味で横断歩道を進入してくるような所で、大人でもちょっと怖い所。青信号でも安心は出来ないのだ。しかし、一番可愛い時期に、何の罪もない子供を事故で亡くすというのは、本当に辛い事です。
2007.01.19
コメント(2)

昨年の年末に書こうと思って、つい書きそびれていたけど、実はノートパソコン買い替えました。ウインドウズVISTAへの無料アップグレード付きだったので。。。。OSはとりあえずXPだけど、既に申し込んだので2月には新OSのVISTAホームプレミアムが届くと思う。ウインドウズエアロを体験出来るのももうすぐ。楽しみだ。(笑)その前にメインメモリーをプラス500M増やさないと快適に動作しないようだけど……。そのためのメモリー買い増しに10000円も投資しなければならないです。(苦笑)で、買ったパソコンのメーカーがGateway(ゲートウェイ)と言います。このメーカーはアメリカの会社で、アメリカ国内ではデルやコンパックに継ぐ第三のメーカーではなかったかな。ブランドのロゴが牛模様で有名です。この牛模様のロゴを見るたびに思いだしてしまうのがピンク・フロイドのアルバム『ATOM HEART MOTHER』で、創業者はもしかしてピンク・フロイドのファンではないかと勝手に思い込んでいました。(そんなわけねぇやろ)会社情報を読んでみたりすると、《米国の中西部の農家で 1985 年に設立された》と記述してあるくらいで、ピンク・フロイドは関係ないみたいですね。農場に牛がいたというだけか?なーんだ。(笑)と言うわけでピンク・フロイドです。(笑)『ATOM HEART MOTHER』のジャケットはヒプノシスの手によるものですが、アルバムコンセプトとは何の関連がない意味がないカバーらしくないカバーにしたかったという意図のようです。結果的にサイケデリック期のいかにもそれっぽいアルバムカバーへのアンチテーゼとなって、異様に目立つ存在感と重量感のあるアルバムカバーになったのである。さりげなく遠近方を用い、牛の生命力とパワーを感じさせているところも凄いと思う。レコード盤の溝が擦り切れるほど聞き込んだ『THE DARK SIDE OF THE MOON』(狂気)と比べると、『原子心母』はそれほど聞き込んでいなかったのか記憶に残っているメロディーもリフもほとんどありません。(そのため今聴いても物凄く新鮮なのですが……)ピンク・フロイドのアルバムの中では、かなり敷居の高いアルバムなんじゃないだろうか。それはクラシック界の大指揮者【レーナード・バーンスタイン】からも高く評価されていると言うことにも現れているでしょう。つまり彼らのアルバムの中ではクラシックの交響楽の要素が強い組曲であるという事です。ロックとクラシックとの共演と言えば、【ムーディ・ブルース】や【ディープ・パープル】も行っていましたが、完成度の高さと違和感の無さでは「ATOM HEART MOTHER」が断トツの出来でしょう。クラシックの混声合唱団と管楽器演奏で雄大に盛り上がり、ピンク・フロイド(リック・ライト)のオルガン、デイブ・ギルモアのギターサウンドへの引き継ぎが見事だ。サウンドエフェクトの導入も楽曲を神秘的なものにしている。とらえ所のないサウンド絵巻なのだけど、自然の雄大さと重厚さが感じ取れて圧倒される。LP盤ではASIDEを「ATOM HEART MOTHER」1曲の組曲を、そしてBSIDEではメンバー各自の手による3曲と1曲の組曲という構成になっていました。BSIDEの3曲「If」「Summer’68」「Fat Old Sun」は優し過ぎて、弱々しいような気はするなぁ。それはヴォーカルの弱さにも起因しているのかもしれない。これに関してはこの時期シド・バレット脱退後のバンドとして、乗り越えていなかった壁だったのかも。そこがこのアルバムの特色にもなっているような。ラストの「Alan’s Psychedelic Breakfast」は日常的な朝食風景を模写した、どうという事もない組曲だけど、つかの間の癒しにはなるかもしれない。結論牛と言えば、吉野屋の牛丼、Gatewayのパソコン、ピンク・フロイドの『ATOM HEART MOTHER』が3大ブランドという事にしておきましょう。私的には。。。(笑)Gatewayのパソコンを確認してみる?このアルバムをチェックしてみる?人気音楽blogランキングを見てみる?
2007.01.17
コメント(0)

13日に“今季の東京地方は、暖かい。”なんて書いたら、今朝は寒かったなぁ。まぁこれから遅めの冬本番なのかもしれません。と言うわけで(どうゆうわけで?)、あえて冬らしいアルバムはないかなぁなんて捜していたら、ありました。ブリリアント・グリーンの『THE WINTER ALBUM』です。(そのまんまじゃん)笑。ブリリアント・グリーンは日本のバンドでは5本の指に入るくらい好きなバンドです。女性のリード・ヴォーカルがメインのバンドにいつも興味がいってしまうのは、自分が男だからだろうか。特に日本のバンドに顕著です。多分男性ヴォーカリストに色気のあるシンガー(バイセクシュアルぽい)が少ないというのにも理由があるんじゃないだろうか。川瀬智子も私好みのヴォーカリストです。女性らしい繊細さと芯の強さが感じられるから。初期の頃と比べて日本語詩が多くなったようだけど、英語詩とのバランスはむしろ洗練されてきたと思う。安心して聴けます。しかし、これだけ2つの言語を混合させても、違和感がなく自然に流暢にメロディーが流れるのも驚きとしか言いようがありません。《Flowers》♪長い夜の闇に寄り添い、今夜も溜息は満ちた 外は雨 迫る愛しさも絶え間ない 幾度となく迷えば 無難な答えくらい 分かってる だけどまた迷って 結局、立ち止まってばかり 臆病な運命に 自分を閉じ込めていた 心に咲く孤独の花を 積み上げて いつかは霧も晴れて 例えば満たされても となりにいるのがあなたじゃなきゃ 何の意味もないわ だから 在るはずのしあわせを自分で遠ざけていた 心に咲く孤独の花を 摘み取って 遠回りしたけれど 思うように歩いてゆける 昇る太陽は眩しいけど 瞳を開けて 心に咲く孤独の花を 摘み取るわ♪日本語詩の「Flowers」好きです。“例えば満たされてもとなりにいるのがあなたじゃなきゃ何の意味もないわ”このフレーズが大好き。全曲、歌詞の中に“冬”という言葉は出てこないけど、“夜”“闇”“霧”“夜空”“月夜”“満月”“星”“花”“孤独”といった言葉をキーにして冬を模写していくような感じです。「Forever to me」~終わりなき悲しみ~ も60年代風の重厚なオルガンサウンドが楽曲に深みをもたらしていて魅惑的。ブリリアント・グリーンって、ブリティッシュや北欧のギターポップの雰囲気もあるから良いのです。『THE WINTER ALBUM』は冬に聴いても、とても暖かくなるアルバムです。人気音楽blogランキングを見てみる?
2007.01.15
コメント(2)

今季の東京地方は、暖かい。この冬、18リットル缶の灯油は一度しか買いに入っていないし、(家はいつも車でスタンドに買いに入っています)、布団も毛布と掛け布団で十分だ。例年はこれに綿毛布かけて、足下にはアンカを置いて、寝てるんですけど。おほほ。(寒がりの私には助かるのだけど)外に出るにしても、厚手のコートは一度も着てないなぁ。いやぁ、冬に暖かいというのも地球の温暖化の現象かもしれないから、喜べないなぁ。なは。と言うわけで(どうゆうわけで?)、ビーズワックスです。(笑)寒い国の北欧のノルウェーのギターバンドのロックを聴いています。哀愁メロディーと激しいギターサウンドとの対比が素晴らしい。それは寒さに打ち勝とうとする想いが、音に表れるためなのか。激しくても濁りのないピュアな響きは言うまでもない。爽やかなヴォーカルといいコーラスといい、若々しくて清々しい。このビーズワックスというバンド、何回か来日していて、日本にも熱狂的なファンもいるようだ。人気が一般的にならないのは、インディーズからアルバムをリリースしていて、十分な広報がなされないためだろう。彼らも日本が気に入っていて、「Shinjuku Park」(新宿公園)なんていう曲まで作ってしまった。この曲は、【Winnie】というバンドのioriという女の子のことを歌っているとか。メンバーのケネスが来日ツアーで知り合った彼女の事が大好きになってしまい、遠く離れたノルウェーから想いを寄せている。そんな内容の曲です。調べたところ『First Class Speed Of Light』というミニアルバムを出しているみたいですね。試聴してみたところ良かったです。ビーズワックスと似た傾向のギターバンドでした。バンドのギターリストokujiさんがブログを出していました。このバンド応援したいですね。ジャケの彼女がioriさん?では今日はビーズワックス聴きながら寝ることにします。人気音楽blogランキングを見てみる?
2007.01.13
コメント(0)

漫画家でコラムニストの【辛酸なめ子】さんが、“無人島に持っていきたいレコード”として取り上げていた、シャルロット・ゲンズブールのアルバムが気になったので、試聴してみたら良かったので購入しました。何でも『5:55』は前作『魅少女・シャルロット』から20年ぶりのアルバムだとか。全曲英語で歌われている今作は、歌唱力も向上し大人の女としての成長が感じられる作品に仕上がっていました。そしてバックを固めるミュージシャンが強力。フランスのエレクトロニック・バンドの【エール】が全面的に協力し、作詞面ではあの【パルプ】のジャーヴィス・コッカーや【ディヴァイン・コメディ】のニール・ハノンも参加していました。プロデューサーには【レディオ・ヘッド】でお馴染みのナイジェル・ゴドリッチがあたりました。元々レディオ・ヘッドのファンだったシャルロットは2003年頃彼らのコンサート会場でエールとナイジェル・ゴドリッチと出会い、そこからこのアルバムのプロジェクトがスタートしたのだそうだ。ジャーヴィス・コッカーやニール・ハノンはシャルロットの父である【セルジュ・ゲンズブール】の大ファンでもあった。二人ともUKのロッカーでは伊達男だからねぇ、父の魅力で引き寄せられた縁ですかね。シャルロットのウイスパー・ボイスとエールのエレクトロニクスサウンドとの相性がバッチリです。ピアノも美しいです。浮遊感漂う音響空間に、シャルロットの可愛らしくも官能的なヴォイスが被さって夢心地になってしまいます。英語の歌唱にも、フランス語風のニュアンスがあって不思議な感覚があります。左シャルロット、右母親のジェーン・パーキン。似てます。。。。ね父のセルジュ・ゲンズブールについては、私は詳しくはありません。【フランソワーズ・アルディ】のヒット曲「Comment te dire adieu」(さよならを教えて)や【フランス・ギャル】の「夢見るシャンソン人形」の作者であるとかそんな程度です。バイオグラフィーとか読んでみると、【ジュリエット・グレコ】も【シルヴィー・バルタン】も彼の曲を歌っているんですね。凄い人ですね。まさしくフランス音楽界の大巨匠ですね。70年代にはレゲエのアルバムを出していたり、80年代には【デヴィッド・ボウイ】の「レッツ・ダンス」に触発された「Love On The Beat」というダンスチューンをリリースしたりしている。(ちなみにこの曲が入っているアルバム『Love On The Beat』はニューウェーヴぽくて凄く良い)この人の音楽史も奥が深く、興味深くて追究しがいがありそうです。シャルロットの母親【ジェーン・パーキン】についてはほとんど知りませんが、シャルロットのウイスパー・ヴォイスは母親譲りか?ベスト盤欲しい!!いゃあ、参った参った。また宿題が増えてしまいました。(笑)人気音楽blogランキングを見てみる?
2007.01.11
コメント(0)

レッド・ツェッペリンのアルバムにはどれも深い思い入れがあるのだけど、一番好きなアルバムでもあり、一番聴いた(今でもマメに聴いています)のがこの4作目です。それはハードロックの様式美でもあり、構成美でもあるから。何度聴いても無駄のない音と音の繋がり、そして重厚で密度の濃い音場、ロバート・プラントのヴォーカルの崇高さといい欠点の見あたらないアルバムです。アナログ盤で言うところのAサイドの「BLACK DOG」「ROCK AND ROLL」のダイナミズムとトラッド色の濃い「THE BATTLE OF EVERMORE」「STAIRWAY TO HEAVEN」との対比も素晴らしい。「BLACK DOG」はロバート・プラントのヴォーカルが先導する形で、ジミー・ペイジのギターがそれに応えるように反応していく。「ROCK AND ROLL」は恐らく、ギターがヴォーカルと初めて互角にやりあったロックンロールナンバーとは言えないか。それまでのロックンロールと言ったら、ギターはヴォーカリストの脇役ではなかったか。元フェアポート・コンベェンションの【サンディー・デニー】がヴォーカルで参加した「THE BATTLE OF EVERMORE」はジミー・ペイジのトラッド趣味を改めて気づかされた曲だった。「STAIRWAY TO HEAVEN」は上りつめる構成力の高揚感もさることながら、メロトロンの大胆な導入が印象に強く残る。明らかにプログレ系のバンドとは違う使い方は新鮮であり驚きでありました。メロトロンってフルートそっくりな音も出せるんだなぁとね。「MISTY MOUNTAIN HOP」は単調なリズムの繰り返しだが、ロバート・プラントのヴォーカル(声)が感情の動物化としており、変幻自在であって飽きさせない。「FOUR STICKS」はリズムが異様だけど面白い。ギターはヘヴィーそのもの。ヘヴィー・ロックが大音量とは限らない事の証明。テンションのジョン・ボール・ジョーンズのさりげないシンセサイザーの絡みがミステリアス。「GOING TO CALIFORNIA」は美しいアコースティック・ギターが好き。ヴォーカルには軽いリバーブがかかっていて、サビの箇所になるとプラントの声も裏返って音像が引っ込む感じ。この立体感が素晴らしい。「WHEN THE LEVEE BREAKS」はブルース調のナンバーですが、ジョン・ボーナムのドラムスが生々しくて最高。明らかに主役の楽器になっている。それから従来のブルースロックにおいてのハーモニカ(?)はリード楽器的な使われ方をしていると思いますが、この曲は違いますね。後ろの方から鳴っているのですよ。これが革新犯的です。ヴォーカルも含めて、各音源の定位の巧みさが見事。アナログ盤のジャケットを開くと、壁に立てかけられた絵画は廃墟と化した建築物の一部分であることが分かる。合成写真かもしれないが、至近距離から絵画に焦点が合わせられていて、立体感が生々しい。中ジャケットは「STAIRWAY TO HEAVEN」を中世ヨーロッパ風にモチーフにしたものです。このジャケットの芸術的価値がこの作品の評価をさらに高めているのは間違いないと思います。ツェッペリンは永久に不滅です!(笑)このアルバムに限っては、CD化も必要がないかなぁなんて思ったりもする。アナログらしい中低域の密度の濃さ、厚みはたぶんデジタルリマスターでは再現不可能なんではないか。事実私が持っている『REMASTERS』よりもこちらの方が迫力があります。このアルバムをチェックしてみる?人気音楽blogランキングを見てみる?
2007.01.08
コメント(8)
ロックの部屋も今日で5年目に突入してしまいました。ここまで続けてこられたのも、毎日刺激的な音楽と出会い、それらを鏡にして自分を語りたい。それに尽きると思います。楽天は規制が多すぎるとか、画像容量が少ないとか(使ってないけど)、どうでもいいウザイ機能がありすぎて、うっとうしいとか色々あるけど、他のブログに引っ越して移植するなんてえのも今更面倒くさいので、このままここで続ける事にしました。毎日のアクセス数も250~350はあるけど、コメントとかで常時交流しているのは4・5人と限られている。皆でワイワイガヤガヤ盛り上がるタイプではないので、こんなものでしょう。音楽関連で最近興味があるのは、60年代中期から70年代にかけてのサイケデリックからアートロック。ソフトロックやブルースロックもこのあたりは微妙に絡んできているので面白いです。60年代のブリティッシュ・ビート(DAVE CLARK FIVEやPETER&GORDON等)もまだ聴いていないのがたくさんあるので、これも順次聴いていきたい。80年代のネオアコやギターポップも欲しいのがたくさんあります。廃盤も多く手に入れるのは大変だけど、これも注意して情報をチェックしていかなければならないかな。最新のロックも気にしていないと、今後のロックの動向も見逃してしまうので、無関心ではいられない。70年代はアナログレコードのCD化(紙ジャケット化)が待っている。デヴィッド・ボウイやブラック・サバスを始めプログレ関連も興味が尽きない。BBTVの貴重なライブ映像のチェックもしなければ。そんなわけでして、今年も音楽に関しては、暇になることはありません。(笑)ギターも始めてみようかなと、たいそれた事も考えてるし……終わりが見えないうちは《ロックの部屋》も続くという事で。。。。(笑)人気音楽blogランキングを見てみる?
2007.01.07
コメント(6)

本国スウェーデンでは既に昨年2006年4月にリリースされていたデヴュー・アルバムが、昨年末日本でも待望の発売です。ル・スポートはスウェーデンのエレクトロニック・ポップなロックを演奏するポップ・デュオです。二人組のエレクトロニック・ポップ・デュオと言ったら【ペット・ショップ・ボーイズ】が思い出させるところですが、音も似ています。それもそのはず、本人達も影響を受けたと言っているし、アルバムの中にも「If Neil Tennant Was My Lover」(ニール・テナントが恋人だったら)なんていう曲がありました。昨年ペット・ショップ・ボーイズも新譜を出したけど、これも良かったんだけど、新鮮さではル・スポートだなぁ、やっぱ。エレクトロニック・ポップだけど、細やかで乗りが軽くキュートでストレートです。後ヴォーカルも爽やかで、艶があります。さらに「Show Me Your Penis」なんていう曲もあります。何ですか、これは。訳すと“あんたの、チ○コ見せてくれ”ですか。(笑)いいんでしょうか、こんな詞を歌っても。日本盤には対訳が付いていなかったので、どう訳したか確認出来なかったのが残念です。(笑)《Show Me Your Penis》♪COME ON NOW SHOW ME YOUR PENIS (今ここで、君のチ○コ見せてくれないか) COME ON NOW SHOW ME YOUR PENIS (君のチ○コが見たいんだよ) COME ON NOW SHOW ME YOUR DICKS (君のDICKSが見たいんだよ) COME ON (ちっともかまわないから) I WANT YOU TAKE ME HIGHER♪ (興奮してきたよ、君が欲しいんだよ)こんな訳でどうでしょうか?英語ならちっとも恥ずかしくありませんが、日本語では歌えないな。ああでも【オナニーマシーン】なら歌えるかもしれないな。きっと歌える。(笑)DICKSって何ですか?翻訳かけても訳してくれません。(苦笑)俗語でこれもペニスですかね。ちなみに曲調は淡々としたエレクトロポップで嫌らしさの微塵もありません。途中ペチャペチャしたノイズぽい音が入っていますが……充分卑猥?新年早々、下ネタですみません。でもエロサイトのトラックバックとかは嫌だけど、こういうのは可愛くないですか??12曲珠玉のエレクトロニック・ポップ、哀愁ポップが楽しめる『EURO DELUXE DANCE PARTY』正にダンスフロアーで踊れる胸キュン抒情ソングが満載です。今月の推薦盤からYou Tubeのビデオが楽しめるのでそちらもご覧になってくださいね。それから残念な事に、既にバンドは解散してしまったらしいですね。考え直してくれよぉ、お願いだから。(笑)人気音楽blogランキングを見てみる?
2007.01.06
コメント(0)
![]()
4日の夜に見たフジTV系列のドラマ『佐賀のがばいばあちゃん』が面白かった。タレントで漫才のB&Bの【島田洋七】が、幼少時代に一緒に暮らした祖母との日々をつづったベストセラー本のドラマ化でした。配役は、ばあちゃん役に【泉ピン子】、幼少時代の子役の二人も実直な好演で素晴らしかったです。時代的には1960年代の田舎の暮らしだったと思うけど、想像を絶する貧乏ぶりだった。毎日の夕食のおかずは、家の裏にある川で、上流から流れてきた野菜の屑だったり、運動会の弁当は梅干し(日の丸弁当)に大根の漬け物が2・3きれあるだけの粗末な物。そんな貧しい暮らしぶりにも、ばあちゃんの人間味あふれる言葉に、確かな人生哲学とユーモアを感じました。心温まるものがありましたね。ばあちゃん語録○ 嫌われているということは、目立っているということや。→出る杭は打たれると同意かな。○ 人に気づかれないのが本当の優しさ、本当の親切→帰ってくる物を期待してしまう優しさは欺瞞ですかね。○ 「暑い」「寒い」と、うるさく言うな。夏は冬に感謝し、冬は夏に感謝しんしゃい。→四季があることの有り難みと楽しさに感謝しなくちゃいけないですね。例えば真冬の豪雪は真夏の水不足の解消になるように。または四季折々のファッションの楽しみにも。○ 世の中には、病気で死にたくない人がいっぱいおるのに、自殺なんて贅沢だ。→そうですね。死にたくなってしまう時に、この大切な事を忘れてしまう。命の尊さを忘れてしまう人間が多すぎます。○今のうちに貧乏しておけ!金持ちになったら、旅行へ行ったり、寿司食ったり、着物を仕立てたり、忙しか。→物は考えよう。貧乏もノンビリしていて快適なのかもしれません。ドラマは野球の実力により、推薦で広島の名門高への入学が決定した主人公(島田洋七)、がばあちゃんと別れ、広島行きの列車に乗るために駅に向かうところで終わりました。気になるのは、その後の高校野球での挫折(?)や漫才の道に進む顛末、母親とのその後の関係などで、続編を期待したくなるほどの出来でした。しかし漫才ブームの絶頂時は、一日億単位で稼いでいたという話も聞いたことがあるし、その金はブームが去った後には、すでに使い切ってしまったなんていう話も聞いたことがあるような。漫才の方も確かコンビを変えて再出発したんじゃなかったかな。でも売れなかったみたい。ところがこのベストセラー自伝でまたまたブレイク。波のある人生してますなぁ。(笑)有望な高校球児だったというのも、人は見かけによらないですね。漫才やっている姿からはそんなの想像できなかったし。ちなみに私は漫才ブームの時に好きだったのは、【ツービート】と【ゆーとぴあ】でした。あのゴム伸ばして顔面直撃する芸(?)には笑った。B&Bは好きじゃなかったと言うよりどこが面白いんだか理解出来ませんでした。(笑)
2007.01.05
コメント(4)

この年末年始でBBTVの音楽番組をたっぷりと楽しんでしまいました。大晦日に見た2003年のグラストンベリーフェスティバル。二日には【ジェスロ・タル】、【ムーヴ】、【スーパートランプ】のライブと。特に収穫はグラストンベリーフェスティバルで【POLYPHONIC SPREE】が見られた事かな。このバンド、後で調べてみたら1・2年前にHMVの試聴機で聴いて気に入っていたものの、肝心のバンド名を忘れてしまい、それっきりになってしまったバンドだった。近々絶対アルバム買おう。ムーヴのライブ映像も見られるとは思わなかった。しっかり録画しました。そして今日3日は【LEVEL 42】のライブを見ました。このLEVEL 42バンド名は聴いたことはあるものの、まともに聴いたことはありませんでした。イギリスではカルト的な人気があるという話ですが、日本ではそれほど人気はないようだ。日本盤も売ってないみたいです。しかし歴史は古く、ブリット・ファンクと称され1981年にアルバムデヴュー。初めはインストゥルメンタル曲を演奏していたようですが、よりコマーシャルな要素が必要と判断してヴォーカルを導入したようです。ちなみに「Lessons In Love」という曲は全英No.1になったようですが、この頃はエレクトロニックポップの要素もあって面白いですね。ヴォーカルが無ければ単なるフュージョンバンドで終わってしまったかもしれないでしょうが、リズムが強調されたグルーヴが堪能できます。日本の【カシオペア】あたりに思っていた欲求不満が、一気に解消された感じです。特にスラッピングベースと言われるベーステクニックがカッコイイ。ギターは緩やかで軽やかなのが余計グルーヴを邪魔していない感じです。キーボードもさりげなくハイテクニックでギザカッコイイ。『PHYSICAL PRESENCE』はCDでは持っていないのですが、昨年HMVで5000円以上買ったときに3曲無料ダウンロードのサービスカードを貰ったので、それで早速ダウンロードしました。後は今日録画したライブ映像を楽しんでいます。80年代の英国のブリット・ファンクなんて、ノーマークだったな。数的には少ないようで、多くは成熟せず、ニューウェイウ゛ムーヴメントに飲み込まれてしまったそうな。LEVEL 42こりゃ新年から、良いのに出会ったな。はまってます。(笑)my spaceでLEVEL 42を試聴してみる?ついでにYou Tubeで視聴してみる?人気音楽blogランキングを見てみる?
2007.01.03
コメント(10)
皆様、地図ソフトは何を使っていますか。今までは仕事などで知らない場所へ行くときにはYahoo地図情報などで調べていたりしていたものです。(ナビを車に搭載していないので)Google Earthが9月に日本語化されて、世界のあらゆる場所が検索できるようになりました。この年末にPCにダウンロードして見ています。試しに自宅や実家などを見てみましたが、これが明瞭に見えてしまうのだから驚きでした。機械式駐車場のおんぼろマーチ(上段なので見える)もぼやけていましたがそれらしいのが写っていました。これって通信衛星からの画像なのでしょうか。北朝鮮のミサイル基地なんかも見えてしまうようで凄いですね。更新はどのくらいの期間で行われるのか、気になるところではありますが、こんなのがリアルタイムで見られるようになったら凄いなというか、恐ろしいと思います。将来は世界の各地の新年もTVニュースよりも先に見れてしまうなんて事になるのでしょうか。海外旅行へ行く前に、予備知識として見てみるなんて使い方も良いかもしれません。世界の名所巡りでグランドキャニオンなどを見て楽しんでいます。いゃー凄い凄い。(笑)
2007.01.02
コメント(2)
全17件 (17件中 1-17件目)
1
![]()

