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アルとくれば【アル・クーパー】で、スチュアートとくれば【ロッド・スチュアート】と言うぐらいで、70年代中期に【アル・スチュアート】というアーティストが出てきたときには、そんな合体技みたいな名前のアーティストがいるんだ。などと思ったくらいで、素通りしてしまった人なんですが………。先にロックの歴史に出て来ても良い、著名なアーティストがいたりすると、地味に見えてしまって気の毒な様な気もしますが。。。スコットランド出身のシンガーソングライターの通算7作目にあたるアルバムがヒット作の『YEAR OF THE CAT』です。私にもようやくアル・スチュアートを聴く環境が整ったと言うべきか、最近よく聴いています。(遅すぎ)しかし、ロック通には無視の出来ない要素の詰まったアルバムでもあります。1に可愛らしい猫のキャラクターをデザインしたアートワークはヒブノシスの手による物。第2にプロデューサーが音の魔術師(勝手に命名)【アラン・パーソンズ】だ。第3にレコーディングはアビーロードスタジオで行われているという事。それだけでも充分なのですが、このアル・スチュアートの声の質は【ジョン・レノン】に良く似ている。さらに息子の【ジュリアン・レノン】に瓜二つです。ちょっぴり甘くて、円くて包容力のある優しい声にウットリしてしまいます。曲調はスコットランド出身らしくキャッチーだけど、どことなくトラディショナル。ストリングスやシンセサイザー、スパニッシュ・ギターの導入は高品位でハイセンス。これはアラン・パーソンズの力量もあるのかもしれない。メロディーは感傷的でありながら、距離感と緊張感があり雰囲気重視で素敵です。聴きやすいところも○。やはり「YEAR OF THE CAT」がアルバムを象徴する曲であり、傑作です。ピアノソロから始まって朗々と鳴るサックスソロのエンディングまで色んな音が詰まっているのも、聴き応えあるものにしています。スパニッシュ・ギターのソロは浪漫に溢れ、ストラットキャスターのギターソロは泣きのギターですし。「ON THE BORDER」「LORD GRENVILLE」「MIDAS SHADOW」「SAND IN YOUR SHOES」も名曲。早い話全曲駄曲なしです。(笑)遅ればせながら全オリジナル盤揃えたいアーティストの1人になりました。このアルバムをチェックしてみる?Al Stewart - Year of the catを見てみる?Powered by TubeFire.com
2008.01.30
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《イアン・パートン(key、g、harp)を中心に英国で結成された男女3人ずつ、6人編成のバンド。2003年にリリースした1stシングル「ジュニア・キックスタート」が北欧のクラブ・シーンで人気を博し、04年『サンダー・ライトニング・ストライク』でアルバム・デビュー。“ソニック・ユースmeetsジャクソン・ファイヴ”と称される、ファンク、オルタナ、ソウル、ヒップホップ、モッズなどの多様な要素を含んだサウンドで話題となる。》~CDジャーナルより~日本女性を含む混成バンドで面白そうなバンドだなと思って、試聴してみたらほんとに面白い音を出しているバンドだったので、アルバム購入。そして聴いてみたら本当に面白かった。ちょっとはまり気味です。どんなノイズも変則ビートもこのバンドに掛かったら、ダンスミュージックにしてしまいそうな、強引さがあるかな。音はバダバタしているし、ベース音は被っていて、けして聴きやすくはない。粗悪な録音スタジオで制作したんじゃないかなと思えるほど歪んだ音しています。ゴチャゴチャしているんだけど、根底にあるのはダンスミュージックなんだなぁ。ほんとノーマルなファンク、オルタナ、ソウル、ヒップホップに食傷気味だったら、これ聴くしかないでしょう。それでもチャームポイントは女性ヴォーカルの可愛らしさにあるのかな。「DOING IT RIGHT」が特に楽しい。♪Do it, do it alright!♪を4回リフレインするところなぞ。。。。。バンド名の【ザ・ゴー・チーム】とは、“飛行機が墜落した時に死体を扱ったり、ブラックボックスという操縦士の声を拾った機械(ヴォイスレコーダー)を回収して原因を究明する人達のことを言うそうです。なるほど、どんな音楽のジャンルの寂れた曲達も、彼等の手によって蘇生されてしまいそうな感じです。「FLASHLIGHT FIGHT」のブレイクビートも格好いい。「PATRICIA’S MOVING PICTURE」はタイトル通りサントラを意識したメロディーが流れて良い感じですが、雑多なビートが苛つくほどやかましい。タンバリンなんか必要ないと思うんだけどなぁ。ボーナストラックの「BULL IN THE HEATHER」なんかまるでチンドン屋です。うーむ、これも馴れてしまえば、心地良くなってしまう中毒性があるぞ。きっとまた無性に聴きたくなってしまうに違いない。(笑)このアルバムをチェックしてみる?The Go! Team - Doing It Rightを見てみる?Powered by TubeFire.com
2008.01.28
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↑対象機種の一つD905i今日携帯ショップで、最新機種のチェックのため、DoCoMoのカタログを貰ってきた。何だか最新で対象の機種を買えば、バリュープランにして、従来のベーシックプランから一律で1680円も基本料金が安くなるとか。私の場合タイプSSなので、3780円がバリュープランにすることによって2100円、さらにひとりでも割引きが付いて、1050円になっちゃうわけですよ。ウヒャー、安い。久々に目から鱗が落ちるという奴を味わっちゃいました。(笑)パケットは私の場合パケットパック10で足りているので、さらに1050円+したのが私の毎月の通信料になるわけです。つまり2100円。それにしても安い。(再び笑)他の余計なサービスも付けていないし………。こうなっちゃうと、当然目から炎がメラメラと燃えてきました。機種変更しろと。で、肝心の対象機種の価格チェックはしていないので、何ヶ月で元が取れちゃうのか分からないのですが。。。でも機種変更も一括払いだけではなく分割も可のようなので安心ですね。その対象機種をカタログでチェックしてみましたが、イマイチ好みの色とデザインのがありませんでした。なので機種変更は先送りにしようと思います。それから新しいサービスのMUSIC&VIDEOチャネル良いですね。「アーティスト公式チャネル」はJポップ専門みたいなので、私は必要ないかも知れない。「レコ直♪ランキングDX」の方は洋楽の動画も楽しめるようなのでいいかもしれない。ちなみにこの二つはIモード情報量は無料でした。MUSIC&VIDEOチャネル申し込み月額使用料は315円となっていました。夏のボーナス時期には新機種も出るでしょうから、そこで真剣に機種変考えようかな。
2008.01.26
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《ポスト・シガーロス~レディオヘッド”として既に英国プレスからは大絶賛され、NMEがそのブレイクと将来を保証する平均年齢20歳の5人組=KYTE(カイト)。「Kyteのサウンドは、氷河の様に優雅である。Sigur RosやEngineersのサウンドスケイプ、そして、よりエレクトリックでループを多用するBoard of CanadaやStereo Labにインスパイアされたような、彼らの曲は、大胆に叙事詩的で、容赦なく美しい。」》~Amazonより~けして春や夏向きの音とは思えないけど、秋口から冬にかけて、そして今頃聴くのにはとても良いのです。きめ細やかで暖かいエレクトロニックサウンドにとても癒されます。平均年齢20歳のバンドメンバー。信じられる!!しかもアイスランドなどの北欧出身ではなくイギリスのバンドです。今とても現実の世界に疲れていて、少しでもホッとしたいと思ったらカイトを聴こう。今誰かに失恋して、気分が落ち込んでいたら、カイトを聴こう。今誰かと馬が合わなくて絶望的な気分になっていたら、カイトを聴こう。今よくは分からないけど、何となく寂しいと思ったら、カイトを聴こう。今仕事で失敗して、会社に行きたくないと思ったら、カイトを聴こう。絶望や落胆していても、癒してくれる音楽はあるさ。それがカイトの音。《ghosts》♪たくさんの白い花 逃げ道はここにはない 突然降りてきたひらめきは 骨までを浄化する 何処からともなく聞こえてくる雑音 外はとても冷える 霊に笑顔を贈ろう 石のように固まらないで♪エレクトロニカと言っても、可愛らしいオルゴール系の音を出しているので、冷たさはないし、猥雑なノイズもないです。テンポもゆったりしていますが、ちっとも退屈な気分にならない。いつのまにか、浮遊感のあるエレクトロ音に身体を持ち上げられて、宇宙空間を漂っているような気分に陥ります。良いですねぇ。1人でしみじみ聴くのも良いけど、出来れば愛する人と一緒に聴ければ最高です。(笑)このアルバムをチェックしてみる?myspaceで試聴してみる?Kyte-Sunlightを見てみる?Powered by TubeFire.com
2008.01.25
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車に乗るときなどに発生する静電気イヤですね。指先がズキーンとくるし、家は機械式の車庫のため車を出すときに、キーボックスで番号を指定するのですが、その時にも静電気が発生します。対策としては、鍵を差し込む前に金属部分に触れて放電させたりします。車の場合だったら車体の下に放電用のベルトを取り付けて大地に垂らしたりしますね。真冬の乾燥時には特に注意が必要です。最近良く見ているブログにMEGWINTV 365というのがあるのですが、そこの管理人のMEGWINさんがパソコンのメモリー増設をする動画がアップされていました。メモリー増設や交換時に、静電気は大敵であると良く言われます。私は過去に5・6回メモリー増設を試みていますが、手を摩擦させないようにしたり、金属部分の差し込み口に触れないとか、静電気が発生しやすいセーターなどを着て作業をしないなどを注意したりはしていました。これでメモリーを壊したことはないです。しかし、万全を期して全裸になってメモリー増設をしている人がいるらしいです。冗談かと思ったら、結構いるみたいです。(笑)MEGWINさんも試みていましたが、正直ジーンズまで脱がなくてもいいんじゃないかな。さらに全裸になってまで………。股間の位置にテーブルの高さとパソコンがジャストフィット!!MEGWINさん最高。なかなか良い体しているなぁ。(笑)くれぐれも全裸になってメモリー増設する時は、周りに家族等人がいない時にやりましょうね。見られたら変態かと思われますので……。MAJIDE。。。。。(爆笑)
2008.01.23
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《60年代にイギリスで結成されたコミック系バンド。読み方はDoo Dah はダダともいう。ニール・イネスを中心に結成されたバンドで、大学時代に結成されたと思われる。67年にビートルズの「マジカル・ミステリー・ツアー」に出演し、ビートルズ縁のバンドの一員になるが、のちにイネスはビートルズのパロディのラトルズをやる事に。》~Wikipediaより~再結成流行りの最近のロックシーンにあって、今度はあの(どの?)【ボンゾ・ドッグ・ドゥー・ダー・バンド】が35年振りに新譜を出す(出した)らしいです。2006年に結成40周年ライブをやったというニュースは知っていましたが……。で、【ビートルズ】の「マジカル・ミステリー・ツアー」に出演していたというので、久しぶりにLD(注1)で持っている「マジカル・ミステリー・ツアー」を見てしまいましたよ。なんせ、記憶が飛んでしまい、思い出せなかったので。。。。ボンゾ・ドッグ・ドゥー・ダー・バンドの出演シーンはバスツアーの一行が小さなテントに入り込んだ所、そこは劇場でありました。ストリップダンサーの踊りをサポートするバンド役が彼等。客席の真ん前に陣取るジョン・レノンとジョージ・ハリスン。2人が目を真ん丸くしながら鑑賞していたのが面白かった。演奏していた曲は「DEATH-CAB FOR CUTIE」、邦題で「かわいこちゃんへ死の車を」でした。「デス・キャブ・フォー・キューティ」?どこかで聴いたことがある名前、そう同名でUSにエモ・バンドがいますねぇ。この曲からバンド名付けたのかしらん。ともかく、このボンゾ・ドッグ・ドゥー・ダー・バンドの出演シーンは重要な位置を占めていて、ここから「YOUR MOTHER SHOULD KNOW」そしてラストの「MAGICAL MYSTERY TOUR」と一気に盛り上がるのです。《DEATH-CAB FOR CUTIE》♪その夜、可愛い娘ちゃんはタクシーを呼んだ (ベイビー、いけないよ) イースト・サイドにある退屈な部屋を抜け出して (ベイビー、いけないよ) たったひとりで町に出る 恋人がいい顔をしないのを知っていながら (可愛い娘ちゃんに死のタクシー) (可愛い娘ちゃんに死のタクシー) きっと誰かが乗車賃を払うことになるのさ タクシーは夜を猛スピードで駆けぬける (ベイビー、いけないよ) フロントミラーに映った彼の両目は 可愛い娘ちゃんをとらえて離さない (ベイビー、いけないよ) 可愛い娘ちゃんを一目見た時から彼はゾクゾクしていたんだ ベイビー、わからないのかい? タクシーは殺しの凶器になるんだよ♪おおー、ブラックな歌詞なのに音はレトロなジャズ。可愛い娘ちゃんの運命は如何に。タクシーの運転手に、ヒッチコックのサイコにも共通する狂気を感じてしまいます。この『GORILLA』というアルバムにこの曲が入っています。音はロックバンドというよりはジャズを基調としてフォーキーでコミカル、アヴァンギャルドの要素を加えたものです。サーカスやチャップリンの無声映画で流れても違和感のない音楽かなぁ。主要メンバーのニール・イネスはモンティ・パイソンのサブメンバーでもあったらしいし、エリック・アイドルとの【ラトルズ】もパロディセンス抜群です。そうそう、『空飛ぶモンティ パイソン』の日本語吹替版が2月20日にDVDで出るようです。私はこの番組見ていなかったので、是非とも手に入れたいです。ボンゾ・ドッグ・ドゥー・ダー・バンドのライブも楽しそう。このアルバムも最高に面白い。奥が深いですねぇ。新譜も楽しみ。(笑)(注1)私が持っているパイオニア製のレーザーディスクプレイヤーはもう買ってから25年近くになるかなぁ。故障しらずの驚異のAV機器です。LPレコードと同じ大きさのディスクで画質はSVHS並。DVDが登場する前の高画質メディアでした。このアルバムをチェックしてみる?Death Cab For Cutieを見てみる?Powered by TubeFire.com
2008.01.22
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ここ数日、東京地方も冬本番、寒いですね。去年は暖冬だったし、今年もずっと暖かかったから余計に寒さが身体に心に凍みます。(笑)こんな寒い日でも、風呂上がりの一杯には、やはりビール(発泡酒)だ。私は麒麟党(注1)なのですが、今まで発泡酒の「のどごし生」を愛飲していましたが、最近発売された新製品「Sparkling Hop」(スパーリング・ホップ)を試しに飲んでみたら、これがまた旨いんですよ。何せ味が既存の発泡酒とは違っていました。およそビールっぽくないフルーティな香りと味わいで、いっぺんに気に入ってしまいました。発泡酒でこんな味が出せるんだって、驚きと同時に感心してしまいました。飲み方はグラスに注いだら、グラスを軽く回してホップの香りをかいで楽しみます。そして嗜んでみると、ポップがこんなにフルーティ!!です。試してみそ。(笑)1本120円前後で、こんな高級感が味わえるなんて凄いな。今週は徹夜が二日あり寝不足気味。昨日も夜9時に風呂入って、風呂上がりにコタツに足つっこんでスパーリング・ホップ飲んで、ヘッドホーンでCD聴いていたら、気持ちよくなって、いつのまにか爆睡。気が付いたら深夜3時を回っていました。(笑)(注1)キリンビールが旨いのは、苦みとコクと味わいのバランスの良さに尽きる。アサヒスーパードライは辛すぎるし、サントリーも過去に色々と試しに飲んでみたけど、苦みが自分の嗜好に合わなかった。サッポロも今ひとつ。
2008.01.19
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昨年の12月25日にチラッっと書いた【フージアーズ】ですが、それから数日後に寄った行きつけのHMVに『THE TRICK TO LIFE』が置いてあって、早速購入。年内に聴くことができました。今出回っているのは、黄色の配色のジャケだけみたいですが………。いやー、ともかく期待通り(期待以上)の作品でした。ポップ度、メロディーセンス、捻くれ具合も絶妙。70年代風の高品位ポップは【10cc】や【クイーン】【ELO】と肩を並べるほどです。【キュアー】ぽい所もあるかなぁ。リード・ヴォーカルの音域の広さ、表現力が素晴らしいです。コーラスワークも最上です。では曲ごとの印象記などを1.「Worried About Ray」 1曲目に相応しい、泣きのギターが切ない曲調に寄与。ピアノがビートを刻んでいます。2.「Worst Case Scenario」 隙間無く、2曲目に突入。アップテンポ。裏声ヴォーカルが魅力的。3.「Run Rabbit Run」 さらに裏声ヴォーカルが全快。アコースティック・ギターが主体。4.「Goodbye Mr A」 シングルカットされ、本国イギリスで大ヒットを記録。縦乗り全快でキャッチー、ヒットが 納得の出来。リード・ヴォーカルとコーラスとのアンサンブルが絶妙。5.「Sadness Runs Through Him」 切々としたヴォーカルが魅力。ピアノとヴォーカルがメインでクラシカルな曲調。6.「Clinging On For Life」 フォーク調。ドラム音がない。言葉を聴かせる曲だが、飽きさせないメロディーラインがある。7. 「Cops And Robbers」 変拍子で異色な曲。トランペットも使用しているようだ。中盤からの激しいギターリフでテンションが上がって興奮度大な曲です。8. 「Everything Goes Dark」 しっとりと落ち着いた曲。アコースティック・ギターのアルペジオが中心。ストリングスも入っていて充分に美しい。9.「Killer」 タイトルのイメージ通り、メタリックなギター音にドライブ。マイナーなメロディが良い味。10.「Trick To Life」 静かな立ち上がりから入るが、ギターカッティングと乗りが最もギターロックしている曲。11. 「Money To Be Made」 生ヴァイオリンぽい音が聞こえてくる、バラード。静寂でのどか。歌メロを聴かせウットリ 聴き惚れてしまうのは、ヴォーカルの表現力のたまもの。独善場である。12.「Feeling You Get When」 フルートとストリングスが美しい。 このバンドは、そのうち日本でもブレイクすると思われます。CMにでも使われれば間違いないでしょう。ポップセンスは昨年ヒットした【ミーカ】と同等。さらにクラシカルで聴かせる曲と乗らせる曲との使い分けが素晴らしく、かなりの才能の持ち主とみた。マイナー感はなく、張りがあり艶があるメジャー系の音をしている。個人的にも、今年上半期愛聴しまくりそうなアルバムです。The Hoosiers - Worried About Rayを見てみる?Powered by TubeFire.com
2008.01.18
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《1996年に結成された、英国リバプール、ホイレイクを拠点とする6人編成のロック・グループ。2001年にデビューするとメディアやリスナーから絶賛を受け、02年11月アルバム『ザ・コーラル』を発表、全英で40万枚以上の売り上げを記録するヒットとなる。03年7月には2ndアルバム『マジック&メディスン』を発表。60年代的な音に独自の持ち味を加えたサウンドで人気を集め、全英チャート1位を飾った。》~CDジャーナルより~コーラルと言われても、かつて私なんかのオーディオマニアにとってはスピーカーユニットメイカーのブランド名が出てきてしまって、ロックバンドがいっとう最初に出てこないのですが………。25歳ごろに作った、コーラルのスピーカーユニットを使った自作のスピーカーシステムは実に音が良かったなぁ。余談ですが。。。。コーラルのアルバムを購入したのは『マジック&メディスン』以来2枚目です。『ROOTS&ECHOES』で4作目とは、若手バンドにしては随分と早いリリースペースだなぁと思う。ロックバンドで6人組とは最近珍しい大所帯。ギターリスト2人、ベーシスト1人、ドラマー1人、キーボーディスト1人いたとしても5人だろうから。などと思っていたら最近になってギターリストのビル・ライダー・ジョーンズが抜けて5人組になったらしいです。『マジック&メディスン』はサイケぽい作品だと思ったけど、今作も60年代回帰は変わらないが、音は【バーズ】直系のフォークロックでした。全曲味わい深いですが、特に「JAQUELINE」がポップで良かった。アコースティックギターのアルペジオが美しく、かつ郷愁と悲哀を誘うメロディーライン、親近感がわきます。「NOT SO LONELY」にしても、生真面目で誠実な青年像という感じで良いです。《NOT SO LONELY》♪今日、愛が静かに立ち去り 心の中に描いたのは 海岸に立つ君の姿 おれの悲しみすべて すっかり消えてしまうんだ もうそんなに寂しくないよ 明日、すごく遠くに感じながら 昔のことを思い出すんだ こぼれる涙すべて、砂に変わっていく その頃には寂しさも薄れるはず 光が導きつづける 昔の思い出へと あの場所で君を抱きしめたときの 海岸で君を抱きしめたときの記憶 もうそんなに寂しくないよ じゃあまた、もうそろそろ行く時間みたいだ でも戻ってくるから♪昔の出会いをロマンチックに語りたがるのは男の特権か。これも崇高な自己愛みたいなものかもしれない。酔えるなぁ。(笑)「SHE’S GO’T A REASON」も好き。小気味の良いギターカッティングと哀愁ギターの絡みが、ゾクっときてしまいくらいカッコイイです。アルバムタイトルにもあるように、音響的にエコー感(反響音)が素晴らしい作品でもあります。これに関してはあのバーズよりも上を行っているなぁと思います。ルーツ&エコーズをチェックしてみる?The Coral - Jacquelineを見てみる?Powered by TubeFire.com
2008.01.16
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“USインディシーンってさっぱり分かんねぇ”とぼやいていたら、タイミング良く書店で《レーベルで紐解く米インディーの構図》という本が置いてあったので買って参りました。1月17日の初版発行で、何だか私に読んでもらうために出たみたいです。(そんな訳ねぇ!?)笑各レーベルのコンセプトやレーベルのカタログ、所属アーティストといったデータが豊富に紹介されていて、とても参考になります。インディーレーベルも地域によって個性があるようで、興味深いです。その中で【アーケイド・ファイア】や【スプーン】と同じMerge Records所属のTHE MAGNETIC FIELDS(ザ・マグネチック・フィールズ)というバンドが気になったので、HMVの試聴機とmyspaceで試聴してみたら、激良かった。ちょっぴりコケティッシュな女性ヴォーカルと、気だるい男性ヴォーカル、そしてフォーキーでドリーミーポップな曲調がマストでした。もう10年選手みたいですが、アメリカでは人気があるらしいです。こんな音を出すバンドがアメリカにいるとは驚きと同時に、こちらに情報が届いてこない苛立ちを覚えてしまいますね。あと、パンク/エモ・レーベルのFueled by Ramen Records所属のPARAMORE(パラモア)も良いですね。クッキー・シーンだったか雑誌で見たことがあって紅一点シンガーのヘイリー・ウィリアムズが可愛い人だなぁとは思っていたけど。。。。およそインディ出には見えない派手なバンドキャラだけど、こういったものも出発点はインディからという土壌が出来ているのでしょうね。他にも、面白そうなバンドがありそうです。また、じっくり読んでから探索したいと思います。とりあえず、MAGNETIC FIELDSは早くアルバムをCDで入手したいです。この本(レーベルで紐解く米インディーの構図)をチェックしてみる?myspaceでMAGNETIC FIELDSを試聴してみる?myspaceでPARAMOREを試聴してみる?
2008.01.14
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《パンダ・ベア(ds)とエイヴィー・テア(g、vo)の2人を中心に、2000年、ニューヨークのブルックリンで結成。同年、ファースト・アルバム『スピリット・ゼイアー・ゴーン…』、2003年には自ら主宰するレーベル、Paw Tracksより『Here Comes The Indian』を発表。2005年には『フィールズ』でフリー・フォーク・シーンの代表バンドとなったほか、ヴァシュティ・バニヤン復活の一翼を担った。現在はディーケン(g、vo)とジオロジスト(エレクトロニクス)を加えた4人で活動している。》~CDジャーナルより~幼児の頃に初めて見た動物園の動物、あるいは渋谷で見たプラネタリウムの天体の星の数、あるいは初めて遊園地で乗った回転木馬。あるいは初めて行った祭りの踊りの楽しさと、出店で食べた綿飴の味。初めて見て味わった体験は、この世にこんな不思議な世界があったのかという好奇心と冒険心に満ちていた。そんな幼児の頃に経験した不思議体験を、音楽で表現出来るとすれば、どんなに素敵で素晴らしいだろう。《アニマル・コレクティヴの音楽を聴いているときの感覚は、図鑑を開いて眺めている時の、なんだか好奇心をくすぐられる、あのワクワクするような感覚に似ている。》~クッキーシーンより~【アニマル・コレクティヴ】のこのアルバムのサウンドは、ギターレスで作られているらしい。エレクトロニクスの反復音は現代音楽のミニマル・ミュージックといったところか。まるで水族館で泳いでいる熱帯魚の群れみたいに、変わらない水の流れで、一定したルートを一日中泳ぐ。そしてそれを眺めている幼児の自分がいて、さらにその外側にそれらを見つめている、今現在の自分がいる。つまり、このアルバムの楽しみ方といったら、そういった事だ。それは誰にも入り込めない自分だけの世界。時間がプレイバックし、限りない幸福感に満ちていて………。子供の頃、母親に言われて近所のパン屋さんにお昼を買いに行った。その場でコッペパンにマーガリンやチョコレートを塗ってもらいお金を払って、家に帰ってから食べた。それが初めてのお買い物体験。ストロベリー・ジャムを初めて食べたのはコッペパンではなく、家のトースターで焼いた食パンに、瓶詰め入りのストロベリー・ジャムをスプーンですくって塗って食べたのが最初だと思う。不思議と贅沢な気分になれ、アメリカぽいものを感じたのもこれが初めてだったかもしれない。水が滴る音や吹雪が舞う音、鳥がさえずっているような音が聞こえてくる。そして少年の心を忘れない主人公。《WINTER WONDER LAND》♪僕らの家は真っ白 湖に踊りに出掛けよう 今夜はソリに乗って 雪の欠けらを体に感じよう 気流に乗って空高く 虹の帽子に沿って急降下 涙も凍ってダイアモンドになる だから泣いたら笑顔になる♪子供体験してみない!?『STRAWBERRY JAM』聴いて、子供に帰るのも良いですよ。このアルバムをチェックしてみる?Animal Collective - Fireworksを見てみる?Powered by TubeFire.com
2008.01.12
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りぐさん情報で知った、《MyMiniCity》を自分のブログに貼り付けてみました。私はとりあえず、日本に自分の家を置いてみましたが、国によって地形が変わったりするのでしょうか?ゲーム感覚で、自分のブログを開く楽しみが増えます。こういうのは楽しいですね。自分が訪問してもカウントされないようで町も変化しません。よってこれを読んでいる皆さんの訪問(クリック)が町の発展の鍵を握っています。あなたもブログに《MyMiniCity》を設置して、お互いの町を発展させませんか?相互訪問契約OKです。(笑)では、しつこいようですが、カレン♪08♪の《MyMiniCity》への訪問よろしくお願いします。(笑)(TOPページ、ロックの部屋の日記の上、“一日30回スーハーすれば痩せられるの?そんなアホな!?(^^;)”の下に常時リンクを張っておきます。)
2008.01.11
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《1978年12月2日、カナダのヴィクトリア生まれ。女性シンガー・ソングライター。幼少より自身の家系的なルーツであるポルトガルの音楽に影響を受け、音楽的素養を身に付ける。10代から作曲を行ない、ロック、R&B、ヒップホップなどあらゆる音楽を吸収。その才能が認められ2000年に『ネリー・ファータド!』でCDデビューを飾る。ラップからワールド・ミュージックまでを消化した比類なき音楽性が多方面から賞賛を集めている。》~CDジャーナルより~昨年、女性ヴォーカルもので一番愛聴していたのがこの『LOOSE』です。リリースは一昨年だと思うのですが、それ以来気になっていたシンガーでした。アルバムを購入するふん切りがついたのは「SAY IT RIGHT」のビデオが素晴らしかったから。やはり楽曲にヒップホップ調の曲があるのが、2000年代のシンガーぽく魅力になっています。ポルトガルの音楽の影響というやつが混じり合っていて、十二分にエキセントリックでインド系のオリエンタルさもあるような。歌は上手いし、色気はあるし、ダンスも魅力的、楽曲が多彩で飽きさせない。黒人シンガーとの相性もぴったりで言うことなしです。《SAY IT RIGHT》♪ああ あなたは私には何の意味もない存在よ いいえ あなたは私には何の意味もないの 私を自由にするのに必要なものをあなたは持っているの? ああ あなたは私の全てだったかも知れないのに 自分が迷ってないとか当惑してないなんて言う気はないわ 光も闇も好きじゃないなんて言うつもりはないわ 自分が生きているかどうかも分からないなんて言う気はないわ そうして私の感じる何もかもを 教えてあげる 今夜あなたに 今夜あなたに 私の手から あなたにあげたいの 私が作った何かを 私の口から あなたに歌ってあげる 新しく積んだレンガひとつ分 私の身体で 神様の知っている場所を教えてあげる 分かるでしょう それは神聖な空間なのよ 本当に行ってみたいと思ってる?♪女の口から、男に語りかけるラブソングというやつも、ベタベタした馴れ馴れしいのだったりすると、気持ちが悪くて、逃げ出したい気分になるけど、この曲のように一定の距離感があって、それでも献身的な愛が感じ取れるものは、真実味があって深い愛って感じはします。「DO IT」も素晴らしい。ソウル色の強いビートを基調とコーラスにエレクトロニクスが絡んだりDJスタイルのスキラッチをさり気なく導入したりと、とても洗練されていてハイセンスです。「IN GOD’S HANDS」も大好き。しっとり聴かせるバラードも歌いこなせる、ネリー素敵です。ダンス系の曲にしても、整合感というか大人の落ちつきがあって、安心できるな。まだまだ聴き続けますよ、『LOOSE』。このアルバムをチェックしてみる?Nelly Furtado Say it Rightを見てみる?Powered by TubeFire.com
2008.01.10
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《1986年、広島で結成された5人組ロック・バンド。87年、アルバム『BOOM』でデビュー。89年に発表したシングル「大迷惑」の大ヒットでバンド・ブームの頂点に立つ。この頃より奥田民生をはじめとした5人のメンバーの独自性を活かした自由な作風が話題を呼びはじめ、90年のアルバム『ケダモノの嵐』が大絶賛を受ける。そのひねくれたペーソスあふれる歌詞とマニアをも唸らせるサウンドで大活躍するが、93年に惜しまれながら解散。》~CDジャーナルより~日本で一番慕われているロックンローラーは誰か。(矢沢永吉なんて言わないでくださいよ)たぶん、奥田民生なんじゃないですかね。昨年【ユニコーン】のデビューから20年を記念したトリヴュートアルバムと奥田民生のトリヴュートアルバムに参加したミュージシャンを見て、その感はいっそう強くしました。そこには【東京スカパラダイスオーケストラ】、【井上陽水】、【木村カエラ】、【GLAY】、【スピッツ】、【チャットモンチー】などの蒼々たる現役ミュージシャンの名前がありました。そういう私もユニコーン自体は、現役時代は知らなくて、今、後追いで聴いているような状況です。奥田民生という名前も【PUFFY】への楽曲提供で、知ったくらいで……。日本語をロックのリズムに乗せるのって、70年代から様々なバンドが挑戦してきたと思いますが、ユニコーンの後期の曲によって、ようやく完成を見たと言うか、違和感が無くなったように思えてくるのです。例えば「ヒゲとボイン」「与える男」「すばらしい日々」といった曲に。《すばらしい日々》♪僕は離ればなれ たまに会っても話題がない いっしょにいたいけれど とにかく時間がたりない 人がいないとこに行こう 休みがとれたら いつの間にか僕らも 若いつもりが年をとった 暗い話にばかり やたらくわしくなったもんだ それぞれ二人忙しく 汗かいて すばらしい日々だ 力あふれ すべてを捨てて僕は生きてる 君は僕を忘れるから その頃にはすぐに君に会いに行ける なつかしい歌も笑い顔も すべてを捨てて僕は生きてる それでも君を思い出せば そんな時は何もせずに眠る眠る 朝も夜も歌いながら 時々はぼんやり考える 君は僕を忘れるから そうすればもうすぐに君に会いに行ける♪【サザンオールスターズ】の“英語なまりの日本語のロック”には馴染めなかった。しかし、ユニコーンの日本語ロックには字余りがない。それはとても滑らかで、日本語の美しさを保ちながら、人間臭さを感じるロック。ヘヴィーなギターサウンドも、本場(UK、US)のロックを聞きこまないと(分かっていないと)、出せない音だと思う。「すばらしい日々」はそういった意味でも、日本のロックの頂点に位置する名曲です。THE VERY BEST OF UNICORNをチェックしてみる?すばらしい日々を見てみる?Powered by TubeFire.com
2008.01.08
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《1994年、ブリット・ダニエル(vo,g)とジム・イーノ(ds)を中心に米国テキサス州オースティンで結成されたロック・バンド。96年にMatadorから1stアルバム『Telephono』をリリース、以降、ElektraやMergeなど、レーベルを渡り歩きながらも作品を発表し続け、CMJチャートでは毎回上位に顔を出す存在になった。ウィーザーやヨ・ラ・テンゴなどと相通じる、わかりやすいメロディを持ったギター・ロックを聴かせ、常に高い評価を得ている。》~CDジャーナルより~USインディの底力。これまた2007年USのアルバムチャートで【シンズ】や【モデスト・マウス】に続いてトップ10に食い込んできたアルバムです。ここ日本にいる限り、USインディのロックシーンの状況なんて分からないのだけど、UKと比較したとしてもバンド結成から10年以上経って、確固たるバンドの位置があるだけでも奇跡に近いのではないか。それほどアメリカの音楽マーケットは巨大で、需要がありインディバンドでも充分に飯が食える状況にあるのだろうか?それが事実だとしたら、この先のロックの未来はUSインディが握っているといっても過言ではないのかもしれない。初めて聴いたスプーンのアルバムだったけど、これほど素直に“カッコイイ!!”と言いたくなったバンドは、記憶にはない。なんなんだろうな、このシンプルな乾いた音色のギターカッティングとオルガンの干からびたような音色は。。。、そして妙にダークでクールな佇まいは。「THE GHOST OF YOU LINGERS」のピアノの打音にしても、単純なコードの繰り返しで、子供にでも弾けそうな単純なリズムの反復。でもディレイがかかったヴォーカルは格好良すぎるし………。「DON’T YOU EVAH」はとてもキャッチー。ギターを含むベース、ドラムスがリズム楽器として一体となったダンスグルーヴ。自然と足と首がリズムを捉えようとしてしまう乗りの良さ。これがリズム&ソウルって奴なのかもしれない。《RHTHM&SOUL》♪さあ くつろいで くよくよしないで さあ リズムをずっとカウントしよう 冬は寒くなるんだってことを思い出して すぐ忘れてしまうみたいに 思い出して ほら リズム&ソウルが 君の両手を後ろポケットから出させてくれる さあさあ カザンで会った男がやってくるよ 奴はちょっとコートを整えている リズム&ソウル♪日本盤ボーナストラックの「YOU GOT YR. CHERRY BOMB」も激カッコイイのですが。。。エンディングのトランペットの音色が郷愁を誘い、戦前のイタリアあたりのモノクロ映画をイメージさせます。「MY LITTLE JAPANESE CIGARETTE CASE」では、骨格の明確なリズムに支えられて、フラメンコギターや琴なども聞こえてくる。およそ近代的なスタジオで録音されたというよりも、どこかの古ぼけたガラクタだらけのガレージで生録りされたような音をイメージさせるけれど、これも緻密に計算されたものでしょうね。リズム&ソウルにガレージロック&ソウル。何と呼んでも良いけど、極めてクールで近代的なロックンロールの誕生です。スプーン最高!!Spoon's The Ghost of You Lingersを見てみる?Powered by TubeFire.com
2008.01.06
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あらすじ《一世を風靡した80年代は遠く去り、いまや、往年の“ギャル”たち相手にしょぼくれたイベントを賑わせるしかない元ポップスターのアレックス。20年以上たった今も、彼の肩書きは、“解散した人気バンドPoPの元ボーカル、アレックス”のまま、変化も進歩もいっさいなし。そんな時代に取り残された彼に、ついに返り咲きのチャンスが訪れた!当代きってのスーパースターで、若者に絶大な人気を誇るカリスマ歌姫コーラから、新曲を提供してほしいという依頼が舞い込んだのだ。とはいえ、彼の作曲の才能は長いあいだ放ったらかしにされたまま。しかも、作詞は大の苦手。そんなとき彼のアパートにたまたま鉢植えの水やりに来ていたアルバイトのソフィーが口ずさんだフレーズが、アレックスのハートを直撃。彼女こそ、復活の救世主となるパートナー!?ラブソングなど書く気はないというソフィーの拒絶をよそに、80年代以降、止まったままだったアレックスのメロディーが再び動き出した!》~CDジャーナルより~お正月休みを利用して、昨年から見たかった『ラブソングができるまで』をようやくDVDで鑑賞しました。80年代の栄光のポップバンド【PoP】みたいなバンドも実際居そうで、物語の設定はとても興味深かった。【デュラン・デュラン】を参考にしたらしいのですが、【ワム】っぽいところもありましたね。栄光のバンドも今や、往年のファン(おばさん達が主)の前での“遊園地での営業”や“同窓会での余興”に落ちぶれている。リードヴォーカルのアレックス役のヒュー・グラントは少し老けた【ロビー・ウィリアムス】といった感じだったけど、なかなかダンスもエロ格好良かった。(腰の振り具合とか)作詞家のソフィー役のドリュー・バリモアもなかなかの美人で良かったです。クライマックスのカリスマ歌姫コーラのステージで、アレックスがピアノソロでラブバラードを熱唱するシーンでは、思わずグッと来ちゃいました。歌詞は物語りを反映したもので“家具の位置をずらした”シーンや“植物を枯らす”と言ったシーンが盛り込まれていました。《アレックスのソロ曲》(タイトル分からず)♪ずっと苦手だった メロディーに合う言葉を探すのは でもこの詩は僕の心の言葉 変な歌詞でも許して欲しい 君と出会って人生が変わった 家具の位置だけじゃない 過去に生きてた僕を君が連れ戻した こんな気分は“リラックス”以降初めて 確かに過去の遍歴を見れば 遊び人に見えるかもしれない でもお願いだ また“ダメ男”と決めつけないで♪1曲はさんで、コーラとアレックスのデュエット曲でソフィー作詞の「愛に戻る道」が披露されました。詩はありきたりのラブソングで、平凡だと思ったけどメロディーは素晴らしかったです。やはりアレンジャーの力量で、名曲は生まれるのだなぁと改めて認識しました。ソフィーが発言していた言葉で強く記憶に残っているのが“メロディーは第一印象よ、肉体的魅力やセックス、でも相手の本当の姿を知ることが歌詞よ”て言っていたシーン。コーラ役のヘイリー・ベネットは初演の新人女優みたいですが、可愛い人でした。コーラのモデルになったのは【アヴリル・ラヴィーン】でしょうか?この映画の音楽を担当していたのがあの【ファウンテインズ・オブ・ウェイン】のアダム・シュレシンジャーで、「愛に戻る道」もPoPのヒット曲も彼が作詞・作曲・編曲を担当しているようです。ヒュー・グラント、ドリュー・バリモアの好演が光るとはいえ、アダム・シュレシンジャーの才能の凄さを認めなくちゃいけない作品なのです。80年代ポップもOKなのかねぇ。いゃあ、アダム・シュレシンジャーってどえらいミュージシャンだ。ロックシーンでは一部ファンでは人気絶大なファウンテインズ・オブ・ウェインですが、一般の音楽ファンの認知度はまだまだですけどね。「愛に戻る道」で自分のパートを歌い終わって、ステージ袖にいたソフィーに駆けつけ、熱いキッスを交わすあのシーンは頂けません。残されたコーラの身にもなってください。ラブストーリーにしてはありきたりで、出来すぎです。いや、妬み200パーセント、憧れ1000パーセントなのですが……(笑)ラブソングができるまで 特別版をチェックしてみる?
2008.01.04
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「ロックの部屋」ももうすぐ満5年、6年目に入ろうとしていますが、これに先立ち、だいぶ前から考えていたニックネームの変更をします。理由は、自分が言いやすい名前にしたいというのが一番の理由です。“ちゃん”付けはもういいです。それから綺麗なニックネームが良いというのもあって。。。。(笑)あくまで、自分用なので、今までどおり“パーマンちゃん” “パーマンさん”でも有効です。しかし、新しいニックネームを登録しようとすると“すでに他の人が使われています”で拒否ばっかりです。ブログ検索しても出てこないし、使っている様子は無いのにおかしい。仕方がないので後ろに余計な番号をつけていますが………。ではまたー。(笑)
2008.01.03
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念願かなってマイギター購入しました。色はキャンディ・アップル・レッド。実際の色は、写真よりも赤いです。フェンダージャパンのテレキャスターで一番安価なTL-50(それでも4万円)ですが、作りは以外としっかりしているし、音も良いです。年末に届いてから、弾き始めているのですが(いじるといった方が良いか)つい夢中になってしまい、2・3時間はすぐ経ってしまいます。スピーカーから音を出すと苦情殺到は明らかなので、ヘッドホンも必需です。エレキギターって、案外重くって、弾きこなせないうちは立っているのは辛くて、もっぱら椅子に座って弾いています。マルチエフェクターは必需。1つの音ばかりだと飽きてしまうので、エフェクターでドライブかけたりディレイかけたりして楽しんでいます。ギターアンプにはMP3や外部入力の端子が付いているので、CDや携帯音楽プレイヤーを再生しながら一緒にジャムったりも可能みたいです。とりあえず今の目標はコードを少しずつ覚えて、好きなアルバムとジャムるようになれる事かな。後欲しいのは、コードブックや楽譜を見る、譜面台が欲しいかな。(目線を下に落とさなくても良いように)エレキギターにも色んな種類がありますが、一番オーソドックスな音をしているのがテレキャスター。ハードでキレが良く、ロックの原点の音と思わせます。70年代にはストラットキャスターやレスポールに押されていたような気もするけど、近年では使っているギターリストが多いですね。サマソニ07では、テレキャスター使用率が高かったので少しビックリもしました。多分近代ロックはギターで音を変えるよりも、エフェクターで変化させるのが主流だからではないでしょうか?逆にレスポールなどは、=ハードロック、ヘヴィメタル見たいなイメージ(実際パワフルでヘヴィーな音)が付いてしまい人気は落ち気味みたいです。いゃあ、演奏者側からの視点で見るロックも実に面白い。このアルバムのギター音は、どうやって(どういうエフェクターの組み合わせで)作っているのだろうかなどと、想像するのもたまらんです。(笑)Fender Japan TL-50をチェックしてみる?
2008.01.02
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皆様、新年どのようにお過ごしですか。面白いサイト見つけました。意味不明だけど、こんなの出来ちゃいました。(笑)ついでに私の脳みそはどうなってる。私の脳はHと休むことしか考えてないのか?ぴったしカンカン。。。(笑)あなたの脳も脳内メーカーで調べてみては?
2008.01.01
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