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新代田にライブハウスがあるなんて知らなかった。それも下北沢から井の頭線で1つ隣の駅です。という訳でFEVERでは初参戦です。改札を出ると、目の前に広い4車線の国道(もしくは都道?)が通っていて、繁華街でもないし商店街でもない、ごく普通の産業通り沿いという感じの環境でした。こんな所にライブハウスなんかあるの……?といった風情でした。目の前の横断歩道を渡って、右に曲がり10メートルほど歩いたら、すぐそこにライブハウスFEVERがありました。開演18時30分予定の、開場18時の予定で17時50分頃到着。まだ入場が始まっていなかったけど、ロビーには多くのお客さんが並んでいた。10分ぐらい経過して係の人から整理番号順に呼ばれ始めた。私は100番ピッタリだったけど、当日券で入場待ちの人が多かったのには、少し驚いた。フロアーは長方形で、広さは渋谷クラブクアトロより少々広い位だったかな。目障りな支柱とかは無かったのでかなり広く見えたでしょうか。ドリンクコーナーは右側です。今回のライブはクッキーシーンが全面サポートし、CAMERA OBSCURAをメインにOGRE YOU ASSHOLEとフルカワミキの3本立てでした。1番手は【OGRE YOU ASSHOLE】で4人組のインディギターバンド。演奏力があって、カチっとした歯切れの良い乗りのグルーヴで踊れた。かなりの実力者とみました。ギターサウンドの表現力が高かった。ややハードなのでファンは選ぶかもしれないけど、ポップな曲が2・3曲でも含まれていれば、ブレイクする可能性はあるんじゃないだろうか。演奏時間は40分ほど。2番手は【フルカワミキ】。元スーパーカーの紅一点。写真で見るよりずっと可愛い人でした。細身のルックスはコケティッシュで魅力的。バックの男性メンバーは何故か動物のマスクを被っていて、このメンバーでツアーをしていると言っていた。サウンドはエレクトロニクスを導入していてダンサンブル。スーパーカーと比べて大きな違いはないように聞こえました。OGRE YOU ASSHOLEと比べてお客さんの反応はやや大人しかった。……そのせいなのかは不明だけど、彼女もアゥェーの意識はあったのかもしれない。やや後半の流れは義務的だったような気がしないでもなかったかな。演奏時間は40分ほど。フルカワミキまでは、足下に鞄を置けるほどスペースに余裕があって居心地が良かったです。ちなみに前から5列目あたりのセンター位置でした。フルカワミキが終わってからトイレに行ったら、激込み。用が済んで戻ろうとしたら、混雑が物凄くて元位置に戻れなくなってしまいました。外人さん目立って多かった。CAMERA OBSCURAってこんなに人気があったの??というくらいの満員の入りでビックリでした。そのため後方観戦になってしまったのですが、ステージの低さもあって、メンバーの顔が見えなーい状態。左側の女性メンバーと右側のギターの男性メンバーがチラチラと見える程度(しかも顔だけ)。センターのヴォーカルの女性がほとんど見えない状態は辛かった。使用している楽器も見えない状態で、視覚的には面白みに欠けました。後にいた女2人組の客も盛んに“見えない見えない”と言っていてうるさかったです。演奏が始まっているのにお喋りしていたし。そんな不運もあったけど、演奏は素晴らしかった。グラスゴーのインディポップらしい暖かくて素朴なギターポップ。コーラスサウンドが心地良い。トランペッターもいたみたいけど、顔見えずでした。アンコールを含めて演奏時間は90分ほどでした。FEVERの音響システムは、ライブハウスとしては、トップクラス。バランスがよく突出した周波数帯がなく、聴きやすかった。フラットなフロアの構造も音質に関係しているのかもしれない。そんな訳で、この3本立てのショーもほぼ満足で楽しめました。4,500円は安い!(笑)クッキーシーンさん次回もよろしくお願いしますね。
2010.01.31
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さて皆さん、iPod等の携帯音楽プレイヤーは何で聴いていますか。大部分の人は付属のイヤホンで聴いているのでしょうか?付属のイヤホンは大体において、貧弱な音がするので、私なんかは買い換えますが、イヤホンもピンからキリまであって選ぶのも苦労します。専門のオーディオ雑誌やヘッドホンブックのレヴューを参考にするのも良い方法ですね。ヘッドホンとイヤホンの音質差は、大体において低音の量感の差なのですが、カナル型のイヤホンでオーディオテクニカのATH-CKS70は低音が良く出るということで評判の機種です。DJ用にも良いかなと言うことで、購入しました。評判通り凄い低音でした。ドンドコボコボコ良く鳴ります。特に低音量で聴いている時は、やたら耳に付きます。過剰なくらい。音量を上げていくと、中音と高音のバランスがとれてかなり良い感じで鳴ってくれます。オーディオテクニカらしい歯切れの良い高域も味わえるし、文句なしです。ベースやドラムスの一音一音が明確に聴き取れるので、ライブハウスの乗り(PAぽい乗り)を求める人にも向いたイヤホンですね。やや硬めの音かもしれませんが。長時間聴き続けていると、イヤホンだという感覚を忘れてしまうくらい、深みのある音。装着性も付属のイヤーピースで自分の耳に合わせて付け替えると、ピッタリきます。遮音性もなかなか。デザインは武骨ですが、丈夫そうです。肝心の値段は、価格.comで5,000円前後とお手頃です。最新のリマスター音源のロックをモニターするのにも良いと思います。インナーイヤーヘッドホンaudio-technica
2010.01.28
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《2009年にもっとも輝いたアーティストと言っても過言ではない、アメリカはサンフランシスコ出身の男性二人組、ガールズ(GIRLS)。幼少期をカルト教団で過ごしたというヴォーカル、クリストファー・オウエンスの屈託のない夢見心地なメロディが、ビーチ・ボーイズ『ペット・サウンズ』を引き合いに語られるなど、高い評価を獲得。世界的に大きな話題を集めた。》~CDジャーナルより~あーあ、自分はやっぱ会社勤め向いていないなぁ。疲れがピークで頭痛が痛い。そんな私が戦場に居るときの唯一の楽しみといったら、ランチと通勤電車内の女性のファッションチェックくらいかな。。。最近の流行といったら、ロングブーツと黒のストッキングなのかな?高そうだけど温かそうなブーツ履いている女性多いですね。自分も身につけてみたいけど、無理だなぁ。どうみても容姿男だし………。(笑)……と一発ボヤいたところで本題。ガールズとかボーイズとか、在り来たりというか、何処にでもありそうなバンド名だとスルーしがちだし、実際スルーしてしまいましたが、恒例の年間ベストアルバムで上位に入っている雑誌が多かったので聴く気になった【ガールズ】でした。これがですね、意外と良かったでありますよ。60年代70年代風のポップソングが満開で少々鈍っていてベールが被っている、ウォール・オブ・サウンドが心地良いこと。ヴォーカルのクリストファー・オウエンスの、何とも言えない頼りなさ気で駄目男風の色気ヴォイスも好きです。《HELLHOLE RATRACE》♪いつもただ夢見るだけで、実現することなんてない 僕は独りぼっちなんだ 考え込むことしかできない 孤独な僕の側にあるのは、心の痛みと形だけの善意のみ 食べて、飲んで、眠るため 生きるためだけに働いているけど見返りなんてない 僕の暖かいハートの中には悲しい歌が一曲 僕が心から必要なのはいくらかの愛と注目なんだ でも死にたくなんかないんだ 一歩も動かないまま 死んだりするものか、僕は踊ってみたいんだ だからお願い、頼むから、僕と踊ってくれないか♪あーあ、何だか共感してしまう詩だな。純粋で傷つきやすい人なんだろうな、クリストファー・オウエンスって。甘くてドリーミィな曲調にグッと来てしまいました。【サディスティック・ミカ・バンド】風のロックンロールナンバー「BIG BAD MEAN MOTHER○○CKER」はご機嫌。レトロなテープの速回しテクニックを駆使しているのも60年代70年代風の味です。人気曲「LAURA」。メリハリ感のあるビートに、切ないヴォーカルがたまらない。そして中盤以降の浮遊感たっぷりの音場にまったりしてしまいます。日本盤のボーナストラックで、「END OF THE WORLD」(この世の果てまで)をカバーするなんてのも涙ものです。シンセの響きが浸みるなぁ。意外どころか、かなり壺にはまってしまった、ガールズ。大好きだー。ちなみに私、お笑いの“アンガールズ”も大好きです。こやつらも優男で頼りなさ気で駄目男風ですね。(笑)Girls / AlbumHELLHOLE RATRACEPowered by TubeFire.com
2010.01.26
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《1995年に英国グラスゴーにて結成されたトリオ・バンド。99年、シングル「Iname」でデビュー。ライヴ活動を重ね、00年、ベガーズ・バンケットと契約し、翌01年に1stアルバム『Blackend Sky』を発表。FUGAZIやブラック・フラッグなど、USハードコアからの影響を感じさせるソリッドなサウンドで高い評価を得た。04年(本国発売は03年)、1日でレコーディングを終えたという『ヴァーティゴ・オブ・ブリス』で日本デビュー。07年には『パズル』を発表、ハードで疾走感あふれるロックを展開した。》~CDジャーナルより~あれぇ、【ビッフィ・クライロ】ってこんなに良いバンドだったっけ!?新作を初めて聴いたときの印象はこれでした。これまで毎度、新譜チェックしていたはずなのだけど、琴線に振れなかった……。しかし、今作は違いました。緊迫感みなぎるオーケストレーションや、エモーショナルで厚いギターサウンドは興奮ものです。グラスゴーらしい繊細さよりも、豪快で骨太な曲調で押し切っているロックアルバムなのですが。。。。「BUBBLES」などは同胞の【アイドルワイルド】似、(特にヴォーカル)の雰囲気もあったりします。ハードでソリッドな従来のサウンドと新たにしなやかさ見たいなものが加わって一皮剥けたなという印象。クラシカルなピアノの旋律と打音に、ギターサウンドとヴォーカルが疾走する「MOUNTAINS」。出したり引っ込めたりする、振幅の変化に興奮を覚えずにはいられない。アルバム中最大のハイライト、美しいバラード「MANY OF HORROR」の魅力と言ったら……。感動ものです。ストリングスの調べが性急感をもたらしていて切ないです。基本の演奏力は物凄く高いバンドだと思う。特にドラムスのパワーと厚みはヘヴィでラウド。轟音ギターにも負けない音量感は特筆もの。ジャケットアートワークにストーム・ソーガソン(ヒプノシス)を採用したのも、やる気売る気になった証でしょうか。従来の豪快で奔放なロックに、デヴィッド・キャンベルによるストリングスアレンジによって、幅が拡がってより輝きが増した作品と言えましょうか。UKでは既に安定した人気があるようですが、日本でもそろそろブレイクしそうじゃないですか。要注目です。Biffy Clyro/Only Revolutions Biffy Clyro - Many of HorrorPowered by TubeFire.com
2010.01.23
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2010年の初ライブ参戦はfountains of wayneでした。1日以上経ちましたが、ジンワリ余韻に浸っている状態です。改めて素晴らしいライブだったなぁと思います。当日は日中から、極度のまったり状態の低血圧気味で、どうなることやらと思っていたのですが、そんな心配は不要でした。"ACOUSTIC ROCK TOUR“という事で、一昨年の年末に見たブレット・アンダーソンのアコースティックセット(チェロとアコギ又はピアノ)のイメージが頭にこびり付いてしまって、不安になってしまった。もしかしてクリスとアダムだけの来日かなんて。なので、mixiコミュで先に終えていた大阪公演の様子を質問してしまった。メンバーはいつもの4人だと知って安心しました。楽器編成はアコースティックギター×2、ベース、ドラムスが基本で、アダムがピアノを弾く時はジョディがアコギからベースに持ち替えるという具合でした。ベースは正確にはエレキベースでしたが、ドラムスも原音でドラムマシーンなどは一切使ってないようでした。基本的なドラムの音が聞こえてきて、かなり生々しい音でしたよ。考えてみれば60年代中期頃まではこれが通常で、ロック(ポップ)音楽の基本的な楽しみもこれだったはずなのに、現代の機械ノイズまみれの汚い音に慣れてしまった音楽ファンに対する新鮮な刺激、もしくはアンチテーゼになったのかもしれないです。ある意味。まぁ、そんな堅苦しい事は考えなくても、fountains of wayneのメロディーメイカー振り、ポップセンスは古今東西全世代に通用するものだという証明にもなったという意味に置いてアコースティックロックの意義はあったと思います。セットリスト01. Please Don't Rock Me Tonight 02. Little Red Light 03. Someone To Love 04. The Summer Place 05. It Must Be Summer 06. Cold Comfort Flowers 07. Hey Julie 08. A Road Song 09. Red Dragon Tattoo 10. Valley Winter Song 11. I-95 12. Fire In The Canyon 13. Leave The Biker 14. Bright Future In Sales 15. Radiation Vibe -Encore- 16. Cemetery Guns 17. Denise 18. Stacy's Mom 19. Survival Carステージの流れは淡々としていたけどフレンドリーなもので、軽いジョーク(スペシャルゲストにスティービー・ワンダーが出てきたり、ジョン・エントウィッスルが出てきたり)にお客さん達は適切に反応していました。ああ、シーラEも登場したっけ。(笑)アンコール前の「Radiation Vibe」ではポップお宅振りを遺憾なく発揮してカバー曲のオンパレード。ピンク・フロイドの「Another Brick in the Wall」は最高に楽しかったです。他にはLed ZeppelinやSteve Miller Band、ZZ TopにU2の曲も飛び出したみたい。(私が明確に聴き取れたのはピンク・フロイドのみ)その都度3人(アダムとクリスとジョディー)で曲の打ち合わせをしている様子が微笑ましかったです。新曲も数曲演奏したけど、良かったです。ニューアルバムは期待出来そうですね。それからジョディー・ポーターは4人の中では異色のキャラだった。天然なのか薬物中毒なのか、微妙だったけど、目がうつろというか据わっていましたね。お客さん3人をステージに上げて、パーカッション(タンバリンとマラカス)で演奏参加させるという演出もありましたね。3人ともリズムが合っていたし、乗り良かったですね。流石、熱心なファンらしく聞き込んでいるなという印象でした。次回の来日は今年の夏、フジロックという報告もありました。次はエレクトリックでパワーポップなfountains of wayneで楽しませてもらえるのでしょう。もう私、既にワクワクです。(笑)
2010.01.21
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おおう、3月25日にパイレーツ・ロックのDVDが出るようです。後2か月ちょっとの辛抱。映画館では見ていない(予定もなし)ので、早く見たいです。ロック好きとしては、60年代を彩る名曲が計54曲も入っているなんて無視出来ない訳ですよ。当時のメディアにおける英国のロックの状況を知る上でも興味深いです。各DJのキャラも面白そうですね。¥ 2,953は安いですね。アマゾンで予約しようかな。パイレーツ・ロック
2010.01.19
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小林繁さんの訃報のニュースは、ショックだった。まだ57才若すぎるよ。70年代から80年代に掛けて、巨人や阪神でエースとして活躍していた、小林さん。V9後のジャイアンツのエースだった小林投手が、江川問題で阪神にトレードされた時の衝撃も忘れない。ドロドロしたプロ野球の汚い世界を見せつけられた時の、爽やかで毅然とした小林さんの対応や態度に、救われた思いでした。個人的に小林さんの活躍は、当時大ファンだったデヴィッド・ボウイと被ります。小林さんの細面で細腕から繰り出される投球の格好良さに、個人的に“プロ野球界のデヴィッド・ボウイ”と命名していたくらいです。元祖草食系プロ野球選手と言っていいかもしれない。容姿とは裏腹に投球はグイグイとボールのキレとスピードで勝負する投手で、サイドスローなのに、けして軟投派ではなかった。気持ちの込められたボールは鬼気迫るものがあったなぁ。スポーツキャスターを務めていた頃の小林さんもダンディでカッコ良かった。やはり小林さんは永遠にデヴィッド・ボウイだったのだ。今年は日本ハムの1軍コーチとして、テレビでお目にかかれると思っていたのに、本当に残念。そして、何時か巨人は小林さんを首脳陣として受け入れて欲しかった。
2010.01.18
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《スーパーグラスのメンバー二人に、プロデューサーのナイジェル・ゴッドリッチが加わったカヴァー・バンドのアルバム。彼らの好きな楽曲をやりたい放題にカヴァーした、そんなノリが伝わってくる痛快な一枚だ。》~CDジャーナルより~【スーパーグラス】も好きだったりするので、勿論【ザ・ホットラッツ】もチェック済みですよ。(笑)大体カバーアルバムというのはハズレがないので(大当たりもないけど)、何の迷いもなく購入しました。『TURN ONS』も気持ち良さそうに、楽しそうに演奏している様子が伝わってきてなかなか良いです。音がやや軽めなのも時代を再現したのかと思えなくもないが、もう少し重量感のあるロックンロールに徹しても良かったのではと思ったりもしますが……。ビートは軽快だけどドラムが弱いかな。もっとズシーン、ドスーンときて欲しい気が。。。間(ため)よりもスピード感が目立ってしまうのは、現代のロックバンドだなという気が。主に60年代70年代の名曲のカバー集だけど、全12曲中3曲ばかり知らない曲がありました。「I CAN’T STAND IT」「PAMP IT UP」「THE LOVECATS」がそう。【ドアーズ】の「THE CRYSTAL SHIP」や【ロキシー・ミュージック】の「LOVE IS THE DRUG」、【ピンク・フロイド】の「BIKE」を取り上げているのはチョット意外でした。ボーナストラックの【ペット・ショップ・ポーイズ】のカバー「WEST END GIRLS」はちょっと間抜けなアレンジじゃないか!?やはり大部分はオリジナル曲の方が良いなぁと正直思ったけど、若いロックファンはこれを聴いて、興味を持ったらオリジナルを聴いてみようか、という聴き方になるのかな?活気や熱気みたいなものをカバーアルバムに求めてはいけない。と言うことを頭に入ってさえいれば、こんなのも楽しいです。新年早々来日してライブもやったみたいですが、どうだったのでしょうか。ターン・オンズ
2010.01.17
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《British Sea Powerのイーモン・ハミルトンが、Electric Soft Paradeのホワイト兄弟と組んだバンド、ブレイクス、待望のサード・アルバム登場!プロデューサーにポール・サヴェージ(exザ・デルガドス)を迎え、モグワイのレコーディングでも知られるChem 19 Studiosにてレコーディング。UKロック好きにはたまらない、ハード・ドライビン・ギター・サウンド満載!》~HMVより~BRAKESはBRAKESであってTHE BRAKESではない。。。。のっけから訳の分からない書き方していますが……。いや実は元ブリティッシュ・シー・パワーとエレクトリック・ソフト・パレードのメンバーが結成したバンドという事で、ずっと気になっていたバンドですが(両バンドとも大好きなので)、マイスペースでチェックしたところ、全然イメージの違う音を出すバンドTHE BRAKESしか検索に引っかからなかった。実はこれフィラデルフィアの同名の別バンドでした。目当てのBRAKESは改名して(THE BRAKESから訴えられたらしい)BRAKES BRAKES BRAKESにしたそうですが、アルバムはまだBRAKESのままですね。(笑)まぁ、間違えずにアルバムも買えたので、どっちでも良いのですが……。期待通りの出来。捨て曲無しのギターアルバムに久々出会った感じです。インディ感はそれほどありません。1曲目の「TWO SHOCKS」を聴けば分かるけど、コーラスワークが並のギターバンドのそれではない。そしてメリハリ感たっぷりのうねるギターサウンドと明瞭なベースラインも最高。ダイナミックで振幅の激しい曲調、ドライブ感は興奮ものです。UKよりも一昔前のアメリカンロック的要素もあります。【ブルー・オイスター・カルト】とか好きな人にもお勧めしておこうかな。(笑)ヴォーカルの声の質において、ギターポップにも違和感は無し。「WARRY ABOUT IT LATER」で堪能出来ます。牧歌的なフォークチューンの「ETERNAL RETURN」は70年代ウエストコースト的な味わい。【ファウンテインズ・オブ・ウェイン】を想起させる楽しさ満開のパワーポップチューンの「ANCIENT MYSTERIES」も最高。日本盤はボーナストラックが15曲(うち、ライヴトラックが13曲)もあります。買うなら絶対日本盤ですね。案外王道ロックンロール路線なのは、曲の良さがあってこそ。ライヴが見てみたいバンドがまた1つ増えました。Brakes / TouchdownAll Night Disco Party - BrakesPowered by TubeFire.com
2010.01.14
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《1995年、青森県の楽器屋に貼られたメンバー募集のチラシをきっかけに、中村弘二、いしわたり淳治、フルカワミキ、田沢公大の4人で結成。デビュー時はUSオルタナティヴ勢やUKロックからの影響を感じさせるギター・サウンドが特徴であったが、作品を発表する毎にエレクトロな方向へとシフト・チェンジ。日本を代表するバンドとして人気・実力とも抜き出た存在へと成長したが、2005年2月のライヴ終了をもって解散することを表明。》~CDジャーナルより~洋楽ロックには詳しくても、日本のロックには疎い自分。こんなバンドも聞き逃していました。1月29日新代田にてライヴ参戦予定の、スコットランドのギターポップバンド【CAMERA OBSCURA】。同じ日にゲストで出演する【フルカワミキ】をチェックしていたら、【スーパーカー】というバンドに在籍していたというのを初めて知りました。早速チェック開始。そうしてHMVを見てみたら、レヴューの多さに唖然。相当に評価が高く、【レディオヘッド】と比較されるほどでした。これは無視出来ないぞという訳で試聴してみたら、本当に良かった。。。のでCDも即行で買ってきましたよ。アルバムカバーのイラスト(単にインクを落としただけのようだけど、蝶々のようにも見える)の配色が可愛らしく目に付いた『Futurama』を……。うーむ、良い。良すぎて言葉が出ない。しかも音がクリアー。1曲目の「Changes」はギターバンドの面影がありますが、エレクトロを大幅に導入。弾むビートはダンスミュージックとしても充分に楽しめる感じです。宇宙空間に拡散していくような、繊細なエレクトロニックサウンドの「PLAYSTAR VISTA」。リズム隊はとてもタイトで引き締まっていて、無駄な贅肉がない。曲調はスマートでストレートで浪漫に満ちている。ともかくカッコイイのだ。楽器間の位置取り(定位)が絶妙で、グラデーションが巧みに掛けられているような色彩感に溢れています。青森県のイメージったら圧倒的にねぶた祭りだったり、三沢高校の太田投手だったり(古―っ)、演歌だったんですけどね。これは自分の中の常識が覆りました。衝撃的且つ新鮮な驚きです。ちょっと【パッション・ピット】ぽい所もありますね。「SHIBUYA Morning」とか歌のないインストゥルメンタルでも、サウンドカラーがコケティッシュで温かい。これがまた魅力。粘りのギターリフと浮遊するエレクトロニクスとのハーモニックスが聴き所の「Easy Way Out」も最高。高速(光速)ツインカムエンジン全快で突き抜ける「ReSTARTER」は、音の軌跡がジェット雲に乗り変わったよう。全て濃厚な16曲、圧倒的な完成度と構成力。いやはや凄いバンドがいたものだ。リードヴォーカルは主に中村弘二で、フルカワミキはバックヴォーカルが多いようですね。彼女のソロ作も1月29日までには聴いておきたい。いやしかし、ライヴが楽しみになってきました。スーパーカー/Futuramaスーパーカー WHITE SURF style 5Powered by TubeFire.com
2010.01.11
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《オアシスのノエル・ギャラガーが個人的にUKツアーのオープニング・アクトのオファー!ブルックリンを拠点に活動する正真正銘の5ピース・ロックンロール・バンド。新人であるにも関わらずオアシス、ザ・バンド、ニール・ヤング、キングス・オブ・レオン、ザ・ラカンターズ等超ビッグネームとツアーを回るなど常に注目を集める彼ら!今作はテキサスでレコーディングされアンディ・ウォレスの右腕として偉才を放つジョン・オマホニー(コールドプレイ、カサビアン)によってミックスされた骨太で生粋のロックンロール・アルバム!!》~HMVより~さて、12月頃からヘヴィローテーションで聴いているお気に入りのアルバムです。ヴォーカルがスウェーデン人で、ベーシストがロンドン出身。その2人を中心にして米ブルックリンで5人組として結成、デヴューしたバンドです。日本盤は発売延期になってしまったようで、残念ながら輸入盤でしか手に入らないようですが、早く皆に聴いて貰いたいなと思います。ヴォーカルが北欧らしくハイトーンヴォイスなのが魅力です。そう【ミュー】なんかが好きな人は多分ストライクじゃないでしょうか。テンション高めでドラマチックな展開は、ミューにも近いし。ギターサウンドは結構轟音に近く、シューゲイザー的要素もあります。「TAKING CONTROL」あたりが特徴的。奏法的にはクラシックスタイルの伸びやキレ、リフもあるので、ハードロックやプログレ好きにも支持されそうな気もする。ビブラートが掛かり透明度の高いヴォーカルもたまらないです。正に鳥肌ものです。北欧ギターロックやUKギターロックが基本にありながら、カントリーロックからの影響が感じられる。「OLD MAN CHICAGO」辺りを先に聴いてしまうと、USの南部のバンドだと勘違いしてしまうくらい。【ザ・バンド】【ニール・ヤング】に支持される理由が分かるというものです。ブルックリンを拠点に活動すると言うことは、このままカントリー味を含むギターロック路線で行くのでしょうね。そうかと思うと、曲調は多分に神秘的でダークで深遠。パターン化されていないため、飽きないです。この辺りはプロデューサージョン・オマホニーの色があるかもしれない。「RISE FROM THE SHADOWS」とか。正に音楽通好みのギターロックだなぁと思う。流石ノエル・ギャラガー、お目が高い!(笑)メンバーのルックスも見事にバラバラ(カントリー風ありのハードロック風ありのエモ風ありの)で、国籍不明ぽいです。外観上の分かりにくさで、スルーしてしまったら勿体ない、そんなバンド、アルバータ・クロスを聴きませう。Alberta Cross / Broken Side Of Time Alberta Cross 'ATX'Powered by TubeFire.com
2010.01.08
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やはり、これを書いとかないと先に進みにくいので一応。昨年も交流のあった、何人かのブロガーさんが辞めてしまったり、更新しなくなったりがありました。益々孤立化が深まっているなぁと思う。9割り方は寂しい気持ちだけれど、1割り方は“勝った”という気持ちもないではないかな。(自分が続いている事に関して)かと言って人の日記自体に興味はなくなりつつあるので、新規に友達はほとんど出来ません。どうしても、人が何を聴いているかよりも、自分が何を聴いているかなんだな。重要なのは。申し訳ないけど。自分は、まだまだ書き足りていないので、書き続けるだけ。楽しいわけでもないし、つまらない訳でもない。誰かが見ているかもしれないけど、誰も見ていないかもしれない。実態のないものに一喜一憂する必要はないです。満足感は得られないけど、書かないとスッキリしない。唯それだけ。まぁ、2日に1回更新出来れば充分ですね。ブログはそんな感じだけど、SNS(mixi)は?当然こちらでは日記は書いていないけど、コミュニティはそれぞれが平等だから、居心地は良い。ブログは管理人に気を使わなくちゃいけないから、正直疲れます。ウェブ交流は引き続きコミュニティが中心になると思います。Twitterはどうかな。大した機能じゃないと思うけど、“ふーん、そうなの”という感じで読むけど、コメントするほどでもない。お気軽に書き捨てられるし、元々大した日記書いていない人は、これで充分かもしれないですね。(笑)ライヴ参戦は、今年は20公演も行ければ良いかな。昨年よりは少なめにするかもしれない。そのかわりクラブイベントの参加を増やしたいなと思っています。これもライヴ参戦と比べて自由度が高いのが良いです。好きなだけ酒を飲んで、好きなときにお喋りして、好きな時に踊って、疲れたら適当に休んで、好きな時に帰るという。ライヴは密集した空間に入りこんでしまうと、苦痛も伴うし……。DJとクラブかな、今一番興味があるのは。ブログもだらだらと続けると思います。では今年1年もよろしくお願いします。
2010.01.07
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「究極のミックステープ byサーストン・ムーア(ソニック・ユース)」と賞されるオルタナティヴ・ミュージックの祭典“オール・トゥモローズ・パーティーズ(ATP)”。1999年にイギリスの最南端の町、ライから車で15分ほどの海岸沿いにあるホリディ・キャンプ場でベル&セヴァスチャンが開催したイベント“ボウリー・ウィークエンダー”に端を発し、以後“オール・トゥモローズ・パーティーズ”と命名され約10年に渡り開催されてきた。毎回1アーティスト/グループがキュレーターとしてラインナップを選出するというユニークなスタイル、また田舎町の宿舎付施設を使用し、スポンサー等大手企業の介入をシャットアウトした既存のフェスティバルと一線を画すシステムは、上記のサーストン・ムーアのコメントを引き合いに出すまでもなく、オーディエンスは元より数多くのアーティストから高い賞賛と信頼を得ている。~HMVより~明日から仕事です。年末年始の休みは、好きな音楽を大きな音で誰にも邪魔されずに一杯聴けて満足。良い休みだったと思います。でもまだ足りない気がする。際限がないなぁ。(笑)そしてDVDも1本だけ見ました。やはり音楽物でオルタナティヴ・ミュージックの祭典“オール・トゥモローズ・パーティーズ“です。先月購入して、ようやく見ました。スポンサーが付いていない、シンプルなフェスティバルで、余計な飾り物や装飾もないし、特別なイベントもない、当然企業名のロゴなども何処にも見あたらない、純粋に音楽(ロック)好きが音楽を楽しむためだけのフェスだった。会場内の宿舎施設はプレハブ小家のような簡素なもので、そこにオーディエンスもアーティストも宿泊しているようです。キャンプと言うよりは合宿所みたいな雰囲気。テントは映像の中では見かけなかった。ライヴ会場はインドアでアウトドアの映像は無かった。けれど、近くの浜辺や宿舎施設の前でギター片手に歌っているアーティストを囲んで、オーディエンスが一緒に盛り上がっている(交流している)映像が見られた。出演しているアーティストはオルタナ系でインディ系。演奏も余計な装飾のない、シンプルでダイレクト、生々しくて、硬いサウンドを出すバンドが多かった。編集はされているのだろうけど、見た限りは人々の表情は淡々としていて、自由で自然な雰囲気。脚色はされていないと思う。主催者は出演していないし主張もしていないのが良い。フジロックのヒストリーものでさえ、作り笑いやら過剰な盛り上がりやら、与えられた箱の中で偽善ぽくボランティアしているように写されていて嫌みだなと感じたりもするんだけど、そういうのは見あたらなかった。所詮、冠に大手企業が付いていると胡散臭くなるのは、避けられないのですよ。そういう意味ではALL TOMORROW'S PARTIESのような、フェスが根付いているのは本当に羨ましい。フジロックやサマーソニックが最高だと思っている人は、絶対見るべきです。フェスへの見方が少しは変わるかもしれないです。All Tomorrow's Parties【DVD】
2010.01.04
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パイオニアのCDJ-400Kを購入したことで、ようやくDJシステムが完成しました。先に購入していたCDJ-200と揃えるのが基本だろうけど、同じパイオニア製で音質も近いだろうし機能も似ているので問題はないんじゃないかなと。それとCDJ-400KはUSBメモリーにも対応しているから、より幅広いプレイが出来そうなのでこれに決めました。あと限定のブラックカラーのカッコ良さが決めてです。2台のCDJを接続して自動交互演奏が可能なのがとても便利。曲の流れを確認するときは良いですね。CDJ-400Kは逆再生機能も出来るけど、こんなの使う機会あるかな。上位機種にもないスクラッチジョグエフェクトなんていう機能もあります。これを使いこなすのはだいぶ、先の話ですね。操作は折りたたみ椅子を持ってきてやるような感じで。。。(笑)アンプはサンスイの小型で高音質なインテーグレイテッドアンプでA-α7。ヘッドホーンはオーディオテクニカのATH-PRO500。造りはがっしりしていて、ヘッドバンドの締め付けがきつく長時間使用していると耳が痛くなるけど、音は濃密でダイナミック。如何にもDJ用という感じ。出来れば頭の振れるカナル型で、DJ仕様のモンスターのイヤホンに変えたいかな。DJミキサーはBEHRINGER、DJX750。価格の安さの割には高機能。3Dサラウンドはなかなか使えます。スピーカーはJBLのコントロールでフルレンジ。スピーカーから音を出すことはあまり無いと思うのでこのサイズで充分かな。少し慣れたらMIXCDでも作ってみようかなと思います。
2010.01.03
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カレンダー目当てでrockin’on2月号買ってしまった。何年振りだろう。25年振りぐらいじゃない。ロッキングオン買ったの。しかし、相変わらずというか、これも伝統なのだろうけど、渋谷陽一風論理的な書き方をする執筆者が多いですね。それと、何時からなんだろう。ロックの総合雑誌みたいになってしまったのは。昔はそうじゃ無かったんだけどな。一番面白いのは渋松対談というのも変わらないかな。新譜情報だったら、クロスビートの方がシンプルで読みやすいし、分かりやすい。マニア心をくすぐるのはストレンジ・デイズやレコード・コレクターズだし、的確なインディ情報だったらクッキーシーンの方が豊富で優れている。ポピュラー音楽全般の流れを知るのだったらミュージックマガジン。やっぱりコンセプトがハッキリしない。でもビートルズのトリビア200は面白かったかな。知っている話がほとんどだったけど、箇条書きで書かれていて読みやすい。永久保存版でこの部分だけ切り取ってもいいかもしれない。知らなかった裏話では“アンソロジー1の売り上げで元ドラマーのピート・ベストに100万ポンド以上の収入をもたらした”とか“『リボルバー』のタイトル候補に『Abracadabra』『Beatles On Safari』”があったとか、へぇーと思いました。ビートルズクラスになると、再発やら新しい企画がされるたびに色んな人が潤うのでしょうね。リボルバーのタイトル候補も信じられないくらい間抜けなタイトルですね。やっぱり『リボルバー』が一番決まっています。(184番の記事間違ってないかな?ポールがエリナー・リグビーでジョンがイン・マイ・ライフだと思うのですが……。)新規企画されているJAPAN JAMは興味深い。せっかく多くのアーティストが一同に交いするのだから、セッションというのは見てみたい気になります。邦楽アーティストだけなのでしょうか?8月にフェスが集中しているから、5月というのは良いかもしれないですね。年間ベストアルバムは話し合いで決めているようです。(上位に無難なのが多く、没個性なのはそのせい?)rockin’onの音楽情報サイト“RO69”はたまに見ていますが、もう雑誌の方は買うことはないかもしれない。付録が無い限りは……。
2010.01.02
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あらためまして、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。さてフジロックとサマーソニックの開催日が発表されましたね。FUJI ROCK’107月30日(金)~8月1日(日)SUMMER SONIC’108月7日(土)、8月8日(日)両フェスのオフィシャルサイトも更新されていますね。フジはすっと表示されるから良いのですが、サマソニの雲間からモアっと出てくるあれ、イライラしますね。自分のパソコンのスペックが劣っているからと思ってしまうじゃない。(本当に遅いのかな?)開催日については、書かれている通り調整が付かなかったのだから、これはこれで仕方がないと思います。ロック・イン・ジャパンは行く予定もないので、サマソニと被っても個人的には影響がないですけどね。日本のロックやJポップのファンと洋楽のファンとは、それほど被らないだろうから、返って混乱せずに良いかもしれない。それよりも気になったのは、クリエイティブマン代表の清水さんのコメントですね。書かれている内容から、当初は3日間の開催を考えていたという事。’09の3日間開催の成功で自信を深めて今年も3日間を考えていたんだという事実。ちょっとビックリでした。大阪会場参戦のファンの人達からは不評だったからどうなのかなと思っていたのですが……。それとアメリカやドイツのフェスと日程が重なるという危惧を抱いているようですが、サマソニの評価(待遇や力関係?)が分かるという点では興味深いかな。主催者の苦労はあるでしょうが。フジの開催日に関しては、梅雨時が外れそうで良さそう。それよりもフジぼけ(疲れ)が解消しないうちに、すぐサマソニ参戦というのが深刻じゃない??フジのライブリポート書き終わらないうちに、サマソニ行くなんて……。(そんな心配必要ないか)笑。一応私の休暇予定はこれで行くか。はやっ。(笑)7月30日午後休(準備)7月31日公休8月1日公休8月2日年休(お疲れ休み)8月6日午後休(準備)8月7日公休8月8日公休8月9日年休(お疲れ休み)仕事は遅いが、休みの計画は早いです。(^^;)今年の夏は暑そう。
2010.01.01
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