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>サラウンド/SB(サラウンドバック)/FH(フロントハイ)スピーカー >ライティングレールで使える、FHスピーカー用のブラケットあるいは天吊金具>白いスピーカーケーブル>ケーブルを目立たせないための白いコーナーモールスピーカーの ELAC BS302の音の感想は少し書いた。そしてさらに1週間ほどSONY TA-DA5600ESで鳴らしてみた。我が家で使う上で、大きな欠点は見当たらなかった。大きさからくる低域再現性に触れたレビューが多いと思うし、それはその通りだが、基本的なクオリティが高い。ELACというブランド力も強い。ある程度高みを目指すならサブウーハー使用前提の設計とはいえ、例えそれがなくとも成立するバランスは立派だ。もっともH121×W91×D122mmという小ささで、ハイグロス・ブラック仕上げ、1台45,000円を超える定価のスピーカーを欲する人は、もっと購入目的が明確だと思う。ブラケットは前回記した通り。もっといいものはあるのかもしれない。荷重が一点にかかる1/4インチ→6mm変換は、計算上は破断しないが、長期使用では気になる。スピーカーケーブル Oyaide EXPLORER 0.75 V2についても書いた(そして発注品がようやっと着いた)。そこに取り付けるバナナプラグは audio-technica AT6301a にした。対応導体集合径 φ2.0mmまで。非常にノーマルなストレートタイプのねじ止め式バナナプラグだ。ただBS302のターミナル角度からして、ガンタイプ形状の方が刺しやすい。モールカバーは未来工業の1号モールを、壁紙の色に合わせて買った。これを切って使うことにする。ついでにELAC BS302を3台買い足した。意外にメルカリだけでどうにかなるものだ。これで、フロント:Acoustic Energy AE2 Signatureサラウンド/センター/FH(フロントハイ):ELAC BS302SB(サラウンドバック):自作箱 PHL audioユニットにできた。SBはELAC BS302、あるいは 置き場所はあるので同社別製品や話題の製品を導入してもよいが、しばらく様子見しよう。SBが一番設置に自由度があって、何かと対策が簡単だから。パワードでも面白いかもしれない。多分自作箱 PHL audioユニットが高能率で、ちょっと浮くと思う。これでようやっと新しいAVアンプ Denon AVR-X3800H の出番となる。
June 30, 2025
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>まだライティングレールにELAC BS302をセットし、Denon AVR-X3800H に接続することはない>注文したスピーカーケーブルが届かなかったのだ。何せ金属価格が上がっている。銅も例外ではない。当然電線価格も上昇し、オーディオケーブル値上げのいい理由になっている印象だ。あとTwitter / Xには書いたが、ここ20年ばかりスピーカーケーブルをあまり買ったことがない。最大の理由はメインで使っている Pass Laboratories Rushmore がパワードだから。Acoustic Energy AE2 Signatureでもケーブル遊びは止めてしまった。その AE2 Signature 使用時のサラウンドリアchには Mogami Neglex 2534 を使っている。マイクケーブルである4芯シールドケーブルをスピーカーケーブルに転用したのは、当時は何か理由があったのかもしれない。ただこれは長尺なので、単純にメーカーと値段と線径で決めたように思う。両端にはAmazonブランドのバナナ端子を使うが、これは安かろう悪かろうであまり精度がよくない。さて今回はどうするか。ケーブルにはモールカバーを被せるし、スピーカー ELAC ES302がブラックなので関係ないとも思ったが、外皮が白いケーブルを選んだ。FH(フロントハイ)だから、ケーブルそのものの重量がスピーカーにかかる可能性もある。Mogamiも音的に問題はないので、0.75SQのオーディオブランド品でよいのではないか。なぜオーディオブランド品なのか。これ単純に取り替える機会がたぶんないから。それにamazonブランドとかノーブランド品は一時は良いのだが、最後は廃棄の道を辿ってきた。不用となっても、捨てずに売りたいではないか(笑細い2芯ケーブルでよいと考え、OYAIDE EXPLORER 0.75 V2を選んだ。税込594円/mという値段と2芯だけで、見も聴きもせずにネット注文してしまったが、柔らかく曲がりやすい方がよかったので、そこは店頭確認すべきだった。そして自分が注文した時はどの店も「メーカーお取り寄せ・入荷次第発送」だった。人気があるのだな。前回書いた通り、全然届かない。これは失敗した。OYAIDE EXPLORER 0.75 V2(1m) スピーカーケーブル(1m単位で切り売り可能です) オヤイデ 精密導体 “102 SSC” 【2芯】価格:594円(税込、送料別) (2025/6/13時点)
June 28, 2025
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> ELAC BS302 だ。メルカリ残高を使おうと考えたから購入先に縛りがあるだけで、ネットで検索すれば、BS302の中古品はいくつも出てきた。現行品だから中古でも値段はやや高め。でも、即2本購入。BS302のハイグロス・ブラックの仕上げはとてもよい。指紋がつかないように注意したいくらいだ。H121×W91×D122mmというサイズは、手に持つとずっしりと感じる。実際は1.3kgだから重いわけではなく、見た目/大きさと、アルミ押し出し成型キャビネットの、感覚的な格差があるのだと思う。ぽん置きで、もちろん音は聴いてみた。なるほど現行機らしいきめ細やかさだ。AE2 Signatureほどの余力も味もないが、Tidalの配信はもちろん、GQuuuuuuXとか、そこそこの音量で楽しく見聞きすることができた。空間表現に優れるとか定位がいいとかは、この大きさの現代機だと当たり前だと思う。自作の木工で、作りも含めてこれはできない。早々に諦めて正解だった。ライティングレール/ダクトレールに取り付けるためのブラケットには、モノセレクトのプロジェクター天吊金具 ダブルロックを選んだ。角度360°、高さ2段階の調整ができる。以下に楽天のリンクを貼るが、amazonの方が安いと思う。ダクトレール ライティングレール用プロジェクター天吊金具 ダブルロック ホワイト耐荷重3Kg プラグ付き 1/4インチネジ 自宅/オフィス/ 角度調節360° 高さ2段階調整 モノセレクト価格:11,240円(税込、送料別) (2025/6/10時点)ブラケットは1/4インチネジなので、BS302に合うように、ネジ変換アダプター M6(オス)- 1/4-20(メス)も合わせて購入した。レールには、アダプターを介したBS302をしっかり取り付けることができた。数日テストしてみたが、レールが重さに負けることはなく、大丈夫そう。角度調整も緩むことはなかった。ただ、これは年単位の検証が必要だ。でもまだライティングレールにELAC BS302をセットし、Denon AVR-X3800H に接続することはない注文したスピーカーケーブルが届かなかったのだ。先に頼めばよかった。
June 26, 2025
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>市販品に、1) 本体にネジ穴が切ってあり、2) 2kg以下のスピーカー があるのだろうか。>しかも3) 質感が高ければ尚よい。条件は他にも、4) 現行品、5) 国内取扱品、6) 色はホワイトが好ましい。そんなスピーカーが、あった。そしてそれは生成AIが教えてくれた。ELAC BS302 だ。BS302はブラックしか取り扱いがなかったが、他は要件に合う。新品定価が想定の倍なのは、中古を探せという暗示か。メルカリ残高だけでは足らないかもしれない。ELACを取り扱うYukimuのHPによると、BS302のスペックは以下の通り。 型番 BS302 形式 同軸2ウェイ・密閉型 ユニット 20mmシルクドーム×1、78mm×108mm AS OVAL×1 能率 86dB インピーダンス 4Ω 周波数特性 80-35,000Hz クロスオーバー周波数 80Hz / 2,390Hz 最大入力 75W サイズ H121×W91×D122mm(グリル装着時) 重量 1.3kg(台) 仕上げ ハイグロス・ブラック 備考 リア部 / 底面にそれぞれ6mmのインサート・ナット小さく、2kg以下。これはスペック的に言うことなし。リア部 / 底面にそれぞれのネジ穴あるというのは、おそらく今後役立つだろう。音はELACブランドを信用することにする。同機をフェアや店頭で聴いたことはあるのかもしれないが、全然記憶にない。ただ、スペックは良くても、いきなり5本6本買うのは勇気がいる。使い勝手とスペックは別物だからだ。長期で考えて2本ずつ買うか。というか、この家のFH(フロントハイ)に向くのか、ライティングレールにつけられるか試すのが先だ。ELAC BS302 エラック スピーカーシステム ペア [国内正規代理店品]価格:91,630円(税込、送料無料) (2025/6/10時点)
June 24, 2025
> 購入したのは Denon AVR-X3800H。さて AVアンプが届いても、7.1ch再生するためには、全く機材が足らないのだ。思い描いたセッティングには、少なくとも以下のものがない。サラウンド/SB(サラウンドバック)/FH(フロントハイ)スピーカー (センタースピーカーはなくてもよい):ライティングレールで使える、FHスピーカー用のブラケットあるいは天吊金具白いスピーカーケーブルケーブルを目立たせないための白いコーナーモールセッティングの最大の問題が FH(フロントハイ)スピーカーという認識はあった。流石に3.5mの天井にスピーカーを設置するのは(自分でやるのは)難しいし、設置の自由度は高い方がよかろう。そういう場合は天井反射を利用するイネーブルド・スピーカーが一般的だろうが、見た目から、それは使いたくない。 壁に穴を開けてもよいのだが、地上高3mにライティングレール/ダクトレールはあるから、まずはそれを活用したい。18年前施工の壁面ライティングレールが何キロの荷重に耐えられるか、正確にはわからなかったが、それこそ生成AIに相談すると、よほどの特殊設計でない限りは5kgは全く問題ないとのこと。ただこれは吊り下げの場合。壁面だとテコの原理となるので、ブラケットは短く、そしてそれを含めて重量3kg、いやスピーカーは2kg以下が安心できる。スピーカーにブラケットを取り付けるには、スピーカー自体にネジ穴が切ってある方がよい。そして筐体は小さければ小さい方が目立たずに好ましい。あと値段もメルカリ残高から逆算して1台25,000円以下がいい。8cmコーンを使った自作も考えた。が、自作、特に木工は、小さく軽く作るのは難しいのだ。頭を捻ってみたものの、いくらAVアンプ側で補正をかけるとはいえ、不確実性が高すぎて断念。あと自作はどうも綺麗な AE2 Signature とは質感が揃わない。市販品に、1) 本体にネジ穴が切ってあり、2) 2kg以下のスピーカー があるのだろうか。しかも3) 質感が高ければ尚よい。A&V専門店のサイトを色々見て回るも、人気がありそうな、B&W、DALI、Polk audio、Eclipse、JBLでは見つけられなかった。どれも意外に大きく、そして重い。昔々のBOSE 501zのキューブスピーカー部分のような、そんな現行品はないのか。あのキューブは1.3kgだった。今のBOSEも似た形はあるが、全てBluetooth接続なのだ。そこでまたまた生成AIに頼った。条件に当てはまる機種はないのか。これは1回や2回の調査で望んだ結果が出なくとも、めげてはいけない。生成AIは毎回違った答えを出すし、少し言い回しを変えただけで回答を変えるものだ。
June 22, 2025

我が家から群馬にあるBrise Audio(ブリス・オーディオ)の最寄り駅までは、在来線でおよそ2時間半。遠いといえば遠いが、路線を何度か乗り換えるだけで、2010年代に片道2時間20分の通勤を3年間続けていた自分には、手慣れた移動時間でもある。6月のある日、Brise Audioを訪れた。訪問は今回で2回目。その初回の記録がBlog内に見当たらない(検索できない)のは、おそらくBlogを休止していた2016〜2018年の間のことだったのだろう。Brise Audioは2015年の設立なので、その直後にうかがったのかもしれない。それにしても、この10年の成長ぶりには驚くばかりだ。Brise Audioの試聴室や開発室、ご自宅など、いくつかの場所を案内いただき、さまざまな音を聴いた。名スピーカーであるAvalon Isisは久しぶりだったな。ただ、今回は音の感想には触れない。というのも、この日の試聴環境(部屋を含む)は間もなく無くなり、新しくなる予定だからだ。公式サイトにも試聴環境や開発環境が掲載されているが、これも近いうちに更新されるかもしれない。社長であるQ2さんの新築の家も訪問。何せ家財がほとんどない、まだ住んでいないガチの"新しいお宅"だ。しかも平家。そしてそこには平屋だからこそ実現できた、天井の高い立派な石井式オーディオルームがあった。しかも窓がない。機材はあったが、ほぼ素組みだったし、ここの機材も間も無く入れ替わる。少し聴いただけでも、高天井が正義なのはどこも同じだ。4m以上の高天井は、我が家のような二階建てでも理屈上は可能だ。ただし天井に石井式の吸音開口部を作るには、平屋にするか、2階に部屋を作らないかしかないと思う。我が家はそのどちらでもなかったので、吸音開口部は設けられなかった(正確にいえば開口・吸音よりも高さを優先した)。ちなみに、窓のない部屋は住居では「納戸」として扱われる。納戸といえども換気は必須で、空調の設置が求められる。驚いたのは、この空調機が非常に小型だったことだ。我が家を建てた20年前には、もっと大きく目立つ空調機だった。それを天井に仕方なく取り付けた。なにせLED電球すらなかった時代だ。機器の進歩を実感する。会社としても開発環境はきちんとある上で、どの場所もどの機器も進行中だった。その過程を見せていただけたことには感謝したい。次に訪れる頃は、また違う音が聴けるし、オーディオは頭と手を動かしているときが楽しいものだ。さて最後に。なぜ急にBrise Audioを訪問したのか。実はめちゃめちゃ高額な機器を昨年からお借りしていたからだ。が、訳あって試聴が全く進まなかった。モノは小さいが、宅急便では補償額が合わずとても送れない。それならば申し訳ないのでお持ちする、になったわけ。滅多にない機会だったのに、もったいないことをした。けど、巡り合わせが悪かったのは致し方ない。
June 20, 2025

昨年は十数個が結実し、放置したら鳥に喰われて2個しか残らなかったブルーベリー。今年はその反省を生かし、毎日観察するとともに、早めに収穫した。>低木なので樹高は50cmくらいしかない。>木には大きい10号鉢に、ハイブッシュ系3種を植えた。1年でこれが大木になったわけではないし、樹木は時間がかかるもの。それでも土には気を使い、肥料も与えた。その結果、今年の結実は昨年の倍程度だった。一品種、微妙に花の時期がずれているのは気になる。早めの収穫を心がけたので、昨年のように2個を分割したようなことはなく、一人ずつコンスタントに食べることができた。そして種類によって味が明確に違うこともよくわかった。2026は、これが手のひらいっぱい取れるくらいになるだろうか。ブルーベリー、今年はさらに挿木をして増やしてみたい。昨年は3本挿木したが、根付かせることができなかったから。
June 18, 2025
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我が家には多分500体くらいのウルトラマン系のソフビがあって、うち常時100体くらいが、2階と、1階のオーディオルームに Audio Barn に飾られている。これは自分と息子が集めたもので、二人の持分の単純な見分けかたは、ウルトラ500シリーズやもっと小さいものは息子、大きいものや古いものは自分だ。自分はソフビは大きさが正義だから、昨今のシリーズはあまり好まない。ただ、ポーズが変形したソフビは、起立させた時の安定性が必ずしも高いとは言えない。こういうフィギュアが倒れないようにするテープや専用の粘着剤があるくらいだ。クリアミュージアムジェル・10g入り価格:946円(税込、送料無料) (2025/6/8時点)安定性が悪いのは、例えば写真のパワードバルタン星人。重心が上にあって、このW型のフォルムは前後の揺れに非常に弱い。足先も反り返っている。また最近のソフビは、デフォルメがなく割とリアルな体型でできている。そうすると足の裏の面積がどうしても小さい(それで立つヒトはよくできているな)。こんなバランスの悪いソフビが数多あって、崩してしまうとドミノのようになる。触れるたびに倒れ、地震のたびに倒れ、結構面倒くさい。が、それでも粘着剤は使っていない。場所をよく入れ替えるからだ。
June 16, 2025
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> AVアンプ、心の穴を埋めるのにいいのでは?Sony TA-DA5600ESは、大変優秀なAVアンプだと思う。操作性も機能もよい。2010年当時 273,000円の音的な価値は、2025年になっても見劣りすることはない。うちに来て12年以上になったが、不具合のない丈夫さも魅力だ。Sonyの重量級アンプはいい。以前プリメインアンプのTA~F555ESXIIも使っていて、これも大変よいアンプだった。今は手元にないが、中古店やネットオークションで見つけると見入ってしまう。一点、規格だけ。進歩の早い「規格」は、どうやっても新機種には敵わない。映像にこだわりはないからフルHDでも4Kでも8Kでもいいのだが、オーディオ部はそうもいかぬ。USBとネットワーク経由によるDSDとFLACファイルの再生、あるいはBluetoothくらいなら外付けDACで賄えるものの、Auro-3DやDolby Atmosをある程度きちんと聴くなら、対応したデコーダーを積んだAVアンプを買うしかない。そこに先日書いたサラウンドLOVEが結びついた。遅まきながらイマーシブオーディオ(Immersive Audio)に挑みたいと思った。今の機器と環境を可能な限り生かすため、機能/スペックのこだわりは、以下。9.1ch以上のアンプを積むメインゾーン用に最大9チャンネルのスピーカーを接続することができること。8チャンネル以上のスピーカーを接続した場合は、入力信号やサウンドモードに応じて出力するスピーカーが自動的に切り替わることフロントスピーカー(FL/FR)はバイアンプができる現在もAE2 Signatureはバイアンプ駆動だから。サラウンドと言っても結局はフロント2chが90%音を決めると思っている。それに用いる Pass Laboratorie Aleph3 もとてもよいアンプだが、視聴距離が近いこともあって、A級アンプ2台は夏場暑い。7ch以上のプリアウトを持つ。使わないときはOFFにできる現在もプリアウトを利用しているからDolby Atmos搭載映像も音楽もDolby Atmosは配信ソフトがとにかく多い。2010年代との最大の違いは、このソフト側の多さかもしれないAVアンプの予算は25万円以下にした。それはメルカリ残高に合わせた。別途 サラウンド/SB(サラウンドバック)/FH(フロントハイ)スピーカーの新規導入も考えている。現状のPHL audioユニットを用いた自作ボックスでは、SB/FHには大きい。総額は25万円以上かかると予測した。スピーカーケーブルも、FH用のアダプターもない。価格.com等を利用して、機能/スペック/予算で絞り込んでいくと、実は数機種しか残らなかった。これは低価格帯のAVアンプは7.1chが多いことと、プリアウトがない機種が多いから。Dolby Atmosをまず試したいので、AVアンプは安くてもいいのだけれど。網を張ること2ヶ月。5月下旬に急に値を下げた人気機種があった。定価は181,500円(税込)だが、それが10万円前半になった。これは2022年秋発売だから、近々新製品が出るのかもしれない。でもそれでもよい。今のTA-DA5600ESは15年前の製品だから、こだわりどころはそこではない。だからすぐに飛びついた。乗らない気分を打破するには、こういう思い切った一歩が大事なのだ。久々に買ってから考えよう。購入したのは Denon AVR-X3800H。MCカートリッジ DL-103 / 103R以外でDenon製品を買うのは初めてだ。AVR-X3800Hは多機能だし、スピーカー側も揃えるにはもう少し時間がかかるが、今後色々遊びたいと思う。心の穴が埋まるだろうか。デノン Denon AVR-X3800H 9.4ch AVサラウンドレシーバー 8K Ultra HD、HDR10+、IMAX Enhanced、Auro-3D、11.4chプロセッシング対応 /ブラック AVR-X3800HK価格:144,300円(税込、送料別) (2025/6/4時点)
June 14, 2025
コロナ禍の3年間、自分はわけあってメルカリ(mercari)に精を出していた。オークションとは違う即売即決だったし、余計なやり取りがないことも魅力だった。使わないオーディオ関連商品やCDを売りまくった。その売却回数380回あまり。売り上げ金額にして約20万円になった。CDの一枚あたりの儲けが十数円から数百円でも、積もり積もれば結構な額になるのだ。今思えば、オーディオ関連はメルカリではなく、Yahoo!オークションの方が高値が付いたと思う。ただ当時は「毎日歩く目的を作る」を優先したし、それはそれで間違っていなかった。売れれば、それを宅配会社なりコンビニなりに持ち込まざるを得ないから、散歩に強制力が生じる。加えてメルカリは、2024年からビットコインの運用も始めていた。毎月積み立てたら、そこそこの運用益を産んだ。それがずっとメルカリの中に残高としてチャージされていたのだ。もちろん買い物に使うことができる。ところがだ。人はお金があると買い物できる、しかし「お金があるから買う」かというと、そうでもない。「気分の方がずっと大事」なのだ。気分が乗らないと、勢いもつかない。今年大きく購買意欲を削いだのは、父親の入院であることは疑いようがない。手術費や、大卒新入社員の初任給並みの毎月の入院費に立ちくらみがする。それに母親の施設費が加わって、年金収入よりもはるかに高額が実家の資産から定期的に支払われていく。厳しい現実を前に、使うのが怖くなった。それに仮に経費が0でも、弱りきった、そしてすっかり変わってしまった両親を前に、日々の気分が上がる方がどうかしていだろう。香港旅行には行ったが、これは家族の思い出という強いエンジンがあったからだ。電動アシスト自転車も必要性があった。(お金の話ばかりだが、4人分の旅行代より、母親の1か月の施設費+医療費の方が高い)自分一人のための買い物となると、気分はもう低迷どころか、沈没している。前向きなことは少なく、ネットで空き時間に物色することはあっても、数万円あたりで強いリミッターがかかる。最後の「購入ボタン」が押せない。ふーむ。いっそ買ってしまった方が、この精神的な停滞から抜け出すきっかけになるのでは? まずは行動では?と思わないこともない。強い抑制がかかると、逆に考える時間も増える。冷静になる。欲しいものの優先順位が、入れ替わっていく。年始はMCカートリッジが欲しかった。機種もかなり絞り込んでいた。これは強い必要性があったわけではなく、単純な所有欲だけ。だから、父の件をきっかけに、気持ちはしゅるしゅると萎んでしまった。カートリッジも、すでに2つ持っている。3番手のポジションに、そう頻繁に出番があるとは思えなくなった。現状、自分がこのオーディオルームで一番長くしていることは何だろう? 実はそれは Pass Laboratories Rushmoreでレコードを聴くことではなく、ストリーミング再生することでもない。Acoustic Energy AE2 Signature + Sony TA-DA5600ES で、Amazon PrimeやHuluを見ることなのだ。音楽のみだと色々考えてしまうのかもな。AVアンプ、心の穴を埋めるのにいいのでは?
June 12, 2025

去年はじゃがいもを5月に収穫していたらしい。自分でもそれでは早い自覚はあったようで「メイクイーンの試し掘りをし、まだまだ時期が早いな早いなと思いつつ」と書いていた。昨年はメイクイーン、今年はキタアカリという品種の差はあるけれども、収穫しないと何より夏野菜を植える場所がないのだ。ただ今年は目安となる下葉も枯れてきたし、6月上旬は収穫時期としてはよいのではないかと思う。ただ今年の5月は雨が多くて気温も上がらなかった。それでも、逆に夏野菜を植えるには遅いから、伸ばせるギリギリの時期かと思う。イモが小さい印象はあった。下写真で全体の1/3量くらい。正確に量ったわけではないが、種イモ1kgに対して収穫量8kgは普通くらいか。それに昨年は9kgと書いていたから、やはり収量は落ちていた。でも品種が違うし、種イモをかびさせてしまっていたり、掘り込んで植えたり、原因の判断が難しいところ。ただ、掘り込み植えは管理は楽だった。(2011年には1kg→16kgと書いていた。さすがに計り間違えでは?と思う)ところどころメークイーンが混じっているのは野良じゃがだ。じゃがいもはどうしても取り残しがあるから、勝手に芽が出てくる。じゃがいもの味自体は悪くなかった。じゃがいもは品種によって味も食感も大きく違う。昨年のメイクイーンと今年のキタアカリも、もちろん違う。メイクイーンはしっとり系。煮崩れしにくく、口当たりはなめらか。煮汁やだしの旨味をよく吸って、料理全体に深みを出す。形がきれいに残るので、煮物やカレーに最適。見た目も崩れない。一方のキタアカリはホクホクで甘みが強い。黄色味がかった中身は火を入れると独特の風味をまとい、ふかし芋やポテトサラダ、コロッケなどに向いている。使い分けが理想だが、園芸店では種イモは1kg単位でしか売っていないので、家庭菜園の広さからして2種類以上育てるのは難しい。
June 10, 2025
5/31、6/1に秋葉原の損保会館でアナログオーディオフェアが開催された。この手のショウ・フェアに積極的に参加するかというと全然そんなことはない。最近は新しいオーディオに触れたい聴きたいよりも、面倒が勝るからだ。が、今回は都内で仕事があったため、その帰りに立ち寄ることにした。いつもと違うのは、背広に革カバンというビジネススタイルだったこと。背広......いい大人の集まるフェアだけど、その格好をした人はメーカーにも演者にも参加者にもいなかった。日曜日だったから、というわけでもあるまい。趣味の集いだから、悪目立ちしたかもしれぬ。今回のフェアは、ちょっと変わった料金体系だった。30歳以下は無料で、それを超えると500円。自分は、有料のオーディオ・フェアがもっと増えてもよいと思っている。少額であっても「お金を払う」という行為には、参加の動機を明確にし、不安定な層への抑止力として働く面がある。それに会場費や運営費の足しにもなる。お金を払うと期待値が上がるから、熱気も違うだろう。それでも今回は、会場のキャパに対して参加者は多かった印象だ。一方で、30歳以下無料という設定には、少しでも若い層を呼び込みたいという主催側の意図が読み取れる。実際 自作派のMJオーディオフェスティバルを除けば、昨今最も年齢層の高かったショウ・フェアではないか。そこに参加して平均年齢を上げた自分がいうことでもないが。ちなみに、今年のMJオーディオフェスティバルの入場料は2,000円である。10分以内の短時間試聴を各ブースで繰り返した。多くのブースの音が緩く感じられたのは、ガレージ/インディペンデント系メーカーのアナログ機器の作り手も、相手となる聴き手も高齢化しているのと無関係ではないと思う(スピーカーセレクション含む)。音量も小さめだ。デモンストレーションも話が長いブースが多かった。喋り慣れていないのは相変わらず。少なくとも自分は、気を引かれた製品はなかった。ネットで拝見する参加者のご感想はそうでもなさそうだから、巡り合わせが悪かったのだろう。残念。自分は長岡鉄男派なのでFostexの講演はよかった、かもしれない。ただここも音量がな。長岡信者は多いから会場は広かったし、開演前に並んで前方席を確保するほどの根性はなかった。自分が悪かったということで。
June 8, 2025

香港旅行の際、パスポートの有効期限が半年を切っていて焦った。予約した飛行機会社から届いた、そして数週間気づかなかったメールに「6ヶ月間の有効期間があることを必ず確認しろ」と赤字下線付きで書いてあったからだ。残3ヶ月間あればいいと思い込んでいた。2020年7月1日に中国政府は香港国家安全維持法を施行した。特別行政区だとは知りながらも、久々の香港だったから、こういう報告とか期限とかに敏感になっていた。随分調べて、飛行機会社にも問い合わせてしまった。結果的には行きも帰りも問題なし。パスポートの有効期限はやはり3ヶ月以上あればよかったらしい。でもパスポートは個人の証明書にもなる。失効もできないから、早々に手続きしたほうが良い。更新なんて久しぶりで、やり方をすっかり忘れてしまっていた。役所に行って、写真を撮って、戸籍謄本を入手し、10年更新の書類を書いて、2週間待って役所に取りに行って、印紙代26,300円払えばいいのだな。(オンラインでも申請できるらしい)2025年3月以降の申請から、顔写真ページにプラスチック基材を用いたパスポートの発給が開始された。更新した自分のものこれになった。外観は同じだが、中身は結構違う。プラスチック基材には個人情報がレーザーで印字・印画されている。偽造や変造がより困難な仕様だそう。顔写真も3箇所にある。これは変な感じだ。中の査証ページは北斎の絵で、かっこいい。出入国の記録を示すスタンプも押して欲しくなるもの。これで10年間の渡航は担保できた。
June 7, 2025

毎年書こうと思っているジューンベリーの件。定期的に実をつけるし写真を撮りやすいので、ちょうどいい話なのだ。かつ 果実というのは野菜よりも微妙にテンションが上がる。剪定しかしない(肥料もあげない)から、手間は野菜の方がはるかにかかるのに。昨年から変わったことはない。5月下旬から熟す実が出始めた。特に甘くもなく酸っぱくもなく、かつ小さな種がある。しかも実が柔らかいので、傷みやすい。これは店頭には並ばないだろう。そんなところが鳥には大人気。朝から夕までずっとさえずりや鳴き声が聞こえる。鳥には詳しくないが、結構な種類が集まっている気がする。ぱっと見、スズメが多そうのはなんかいい感じがする。>ここ何年かで木そのものが大きく成長した。>1mくらいだった苗は全高4mを超える巨木になった。昨年こう書いたが、これは間違っていた。購入時の2012年8月のBlogが見つかった。ホームセンターで売っていた値段は3,000円で、地上高2mのひょろひょろとしたジューンベリーだったようだ。木を植える場所はよく考えないと後々困る(と今になってよくわかってきた)。10年以上経って、上記リンク先のような狭い土地に植えてはいけなかったくらいの大木になってしまった。結果的に主幹仕立て(1本立ち)ではなく、株立ちさせたのもよくなかったのかもしれない。全高4m以上は、当然実を取るレベルではない。下枝は切っていくから、年々実の位置は高くなっていく。実は鳥のものになっていく。ジューンベリーは生育旺盛で、切っても切っても生えてくる。が、高い場所の選定はもう限定に近い。隣地にも枝が伸びるし、この時期はそこに実も落ちる。そろそろプロの手を入れたほうがいいかもしれない。
June 5, 2025
東日本大震災でリアスピーカーは倒れ、サラウンドシステムはバラさざるを得なくなった。壊れてはいなかったものの、心情的に片付けたのは、今考えてもやむを得ない。理由は簡単で、2種のリアスピーカーは低面積が小さく、背が高く、重心が上にあったからだ。サラウンドスピーカーが壁付け天井吊りだったら、その後のオーディオスタイルも変わっていたかもしれない。今はPass Laboratories Rushioreはステレオ再生のみだ。そしてソフトによってサラウンド感が出るように、というかそれを優先項目にして調整している。では今は SACDやDVD audio、あるいは配信のmulti ch(マルチ・チャンネル)をスピーカー再生ではどうしているのか。それはAcoustic Energy AE2 Signature + Sony TA-DA5600ES (+フロント用 Pass Laboratories Aleph 3)+ Oppo BDP-105 + α で 4.1chを組んでいるのだ。それについてBlog内を検索しても記載が見つけれれないのは、Blog休止中にシステムを組んだからかもしれない。AE2Signatureが復活するということに書いたくらいか。リアはPass Labs Rushmore用に取り寄せたPHL audio製ペーパーコーンのユニットをそのまま用い、既製品BOXに入れて使っている。これは密閉箱なのだが、端子パネルを外して半バスレフ(?)にしている。「リアに低音はいらない」は少し正しいと思うが、6.5inch口径にしては箱が小さすぎて、あまりにて音が出なかったためだ。リアの駆動はTA-DA5600ESで。そんなものがAE2 Signatureと音的につながるのかというと、なんとかなる。少なからず違和感はなく聴ける。そもそもAVアンプには自動音場調整機能が備わっているから、そこまでシビアになる必要はないのだろう。それにLR別スピーカーで聴く人はいないからスピーカーを揃えたくなるわけだが、所詮フロント2chの能力(うちの場合はAE2 Signature)に90%支配されると言うのが自分の今までの経験からくる結論だ。もっとも、本当に何とかなっているかは、リアもAcoustic Energyにしてみるしかない(が、今は国内代理店はない)。オフ会の時は別だが、普段はステレオでもモノラルでも何でも「擬似サラウンド化/バーチャル・サラウンド化」が心地よい。これAVアンプならではの機能だが、もっと評価されていいと思う。当然だがリアからも音は出て、それで小音量でも満たされるから、夜間むけ、集合住宅向け、対家族向けだ。2010年発売で新しいとは言えないTA-DA5600ESですら、心地よい。声高にAVアンプとステレオ音源の擬似サラウンド化を薦めるのは、逸品館しか知らない(例えばYoutubeはこちら)。意見に同調するところだ。
June 3, 2025
オーディオ部屋 Audio Barnをオーディオ的にタブーとされる正方形に近く設計したのは、ITU-Rセッティングのサラウンド構想があったから。それくらい自分はサラウンドが好きだ。このBlog 20年間の間にも何度も書いているはず。でもオーディオ系ではサラウンドを口にする人にはあまりお目にかからない。簡易検索で出てきた昔の記事は、例えば以下。2007/9/27〜 リアチャンネルを試す(1/3)3回にわたって、Goldmund Mimesis22Me / Ayre V1Xe / Willson Audio System 5 のリアチャンネル化を試す2007/10/17〜 クレーン(1/3)、クレーン(2/3)Willson Audio System 5 の流れを受けて、長岡鉄男式スーパースワンの対となるサラウンドスピーカー「F-111 クレーン」を試す2008/11/8 SONY TA-F555ESXII SONYの名プリメインアンプ TA-F555ESXIIをリアチェンネル用にしようとする2008/9/26 センタースピーカーのイメージリビングからEclipse TD510を持ち込んで、センタースピーカーにしてみる話2009/2/25〜 黄昏サラウンド(その1)3回にわたって、Pass Laboratories Rushmoreをフロントスピーカーにした場合、リアをどうするか悶々とする話2009/4/14 Aleph 0sか、Aleph 3か、それ以外かRushmore以外のアンプを考える2009/5/11 PHL audio 1120をどう調理するかPass labs Rushmoreに使われている(かもしれない)PHL audio 1120 ユニットのエンクロージュアを考える2009/9/30 PHL audio 1060届くPass labs Rushmoreに使われている(らしい)PHL audio ミッドレンジユニット 1060を購入する話2009/11/9 音展に行く(SONY)SACDマルチチャンネル再生の話自分用メモとして多く引用してしまった。これもBlog内検索に引っかからないだけで(キーワードを意識して書いていない)、実際の行動はこれよりもはるかに多かったと思う。PHL audioのユニットを用いて共鳴管方式の巨大エンクロージュアを自作したり、既製のバスレフエンクロージュアを購入したり、リア用アンプとしてPass Laboratories Alepe3を購入したり、追加購入したり、Ayre K-1Xeをフロントに使いながらリアのヴォリュームを変えられるようシステムを考えたり、色々しているのだから。そしてこの後、急速にサラウンド指向が萎むのは「東日本大震災」のせいだ。あれが Rushmoreを中心としたサラウンド構想/システムをバラさざるを得なくした。
June 1, 2025
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