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仕事でラップトップPCがあてがわれている。手軽だし、どこでも仕事ができるという利点はもちろんある。この便利さをさらに活かすためにはどうすればよいか。デスクで使うときは24インチの外部モニターを使用している。これは在宅勤務でもオフィスでも(機器は違うが)利用法は変わらない。画面拡張や二画面の利用で、作業効率は2倍以上になると思う。モニターの縦横の使い方は、業務内容や個人の好みによって異なる。PowerPointやExcel、Web会議を使うなら横画面が適しているし、WordやPDF、Web検索なら縦画面が便利だ。自分は文章作成やチェック業務が多いので、縦画面をメインに使っている。デスクトップ用に選んだモニターの回転機能付きのスタンドを使い、その時々の用途に応じて使い分けている。最近、モバイルディスプレイを購入した。15インチでも値段がかなり下がり、カバー付きでも1kgを切る軽さになった。ビジネス用途では画質にこだわる必要はないが、今はロースペックを探す方が難しい。それがamazonでも楽天でも2万円以下で手に入る時代だ。カバンに入れて持ち歩き、耐久性を試した方がよさそうだ。Windows / Macともにテスト中。でもきっと問題ないと思う。もちろん多少の誤算はあった。縦型使用をメインに設計されたモバイルディスプレイは見たことがないから、基本全て横使用。だからプラグとスイッチの位置が縦にすると悪く、立てるにはスタンドが必要そうだとか。これは折り畳み式のレコード立てが手元にあったので、それを用いて解消。外出して色々試してみよう。
January 29, 2025
2005年1月26日にこのblogを始めたのだそう。今日でめでたく21年目に突入した。途中X(Twitter)に傾倒して、Blog未更新が7年以上あるが、それでも実際Blogを書き続けると、いいこともある。文章を書くことが苦にならなくなる。文章作成は勤め人の宿命みたいなものだし、オークション出品にしても年賀状にしても何にしても役に立つ。書くことが早くなる。何を書いてもタイピングが止まることは少ない。これも仕事を含めた日常生活に役立っていると思う。常にネタ探しをしているから、万事興味を持った生活ができる。そしてそれを文章に起こすことができるようになった。構成が上手くなる。この能力、プレゼン用資料や企画書にも反映できる。読み返せる。つまらんことを書いた反省も含めて、10年後に読み返すのは楽しい。結構な勢いで過去を忘れているから、健忘録になる。歳を取ったら思い出が大事で、それがここにある。(楽天のBlogサービスがなくなったらどうしよう)書いても書いても未完である。毎日の積み重ねだから完成はない。それがいい。というかこれが一番続けられる原因かも。それにこれから先は、書くことはボケ防止になるのかもしれない。Blogを始めたのは30代、それがもう50代になった。その間に二人の子供も産まれたし、家も建てたし、役職定年にもなって職場も変わったし、大病もしたし、生活は大きく変わった。その記録(の一部)がここにある。いずれにせよ今後も続けようと思う。Blogの先に明確な何かあるわけではない。報われないものに挑み続けられることが才能なのだ。
January 27, 2025

昨年夏に CAMELOT TECHNOLOGY(キャメロット・テクノロジー) TAP-6 を購入したと書いた。この30年弱前の古い電源タップ、使ってみたらとても良い。最近の8万円クラスの電源タップを借りてしばらく比べてみたが、プラグの嵌合も含めて全く引けを取らない。重さも大きさもデザインもよい。というか(TAP-6はクリーニングも消磁もしたけれど)再生音も含めてTAP-6の完勝だった。そうなると CAMELOT TECHNOLOGY の有名なもう一台、TAP-3も気になってきた。HUBBELL製のノイズ対策一体成型3Pコンセント使用(らしい)の3口のパワータップだ。1990年代末の自分にとっては、当時4万円を超える高額タップは手が出なかったし、3口では足らないのでさほど興味もわかなかったが、今の環境ならばちょうどよい。そんなTAP-6もTAP-3も数売れたのだろう、中古の値段は落ち着いていて相場はずっと2万円台。出品数も多い。自分もすぐに見つけることができた。TAP-3は大きさが W70 × H60 × D300mm、公称1kgと3口にしてはがっしりとしている。1kgあれば、重かったり硬かったりするACケーブルでもひっくり返ることもあるまい。CAMELOTの言うノイズ対策が何かは知らないが、例によって端子クリーニングと消磁をして、セットした。CH Precision C1 DACコントローラーには背面にアースコネクターがあり、デジタル/アナログ/共通と、アースの落とし方を選べる。この設定によって、音が微妙に変わる。それでもC1+X1の接地アースを取りたくて、実際にそのようなセッティングをしていた時期もあった。我が家は建築時にコンセントにこだわり、室内配線を贅沢し、アース棒を打ち込んで接地も行っているから。建築金額の高さに、10万円単位の出費が誤差感覚になったからこそできたのだな。久しぶりに我が家の最高額商品群C1+X1に対して、最大限の配慮をしたくなった。現在はその地位をプリアンプAyre K-1Xeがその座を占めていて、それは中心だし間違ってもいないのだが、K-1Xeはアースが浮いているため電源ケーブルは2Pでもいいのだ。そのセッティングに戻すには、ACケーブルの長さを考慮し、電源タップ TAP-3を介した方が無理がない。Soulnote X-3の2Pプラグを含め、一つのタップから給電する方法を試してみたい。実は結果はすでによかったのだが、C1+X1のACケーブルが2mとちょっと長い。短い方が収まりがいいので、市場に少ない1mものを探そうかと思う。
January 25, 2025

Pass Laboratories Rushmore はできが悪いと、オーナーとして何度も書いているのだが、謙遜だと思われる方が多く、あまり信じてもらえない。「できが悪い」とは、2005年時点で7,500,000万円ペア税別という超高額品にも関わらず、作りが雑だからだ。安っぽい。デコレーションの御影石も目が荒い。もちろん購入時に納得の上、の箇所はあるものの、半分くらいは買ってから気づいた。細かいことは気にしていない、実にアメリカンな作り。2005年といえば、米ドル対円相場は104~120円くらい。今の750万円のスピーカーはもっとピカピカだぞ。いくつかある「できが悪い」と思う理由の一つが、突板の質感がバラバラなことだ。RushmoreはW458×H1270×D698mmという大型スピーカーで、サイドの面積が大きいからわかりやすい。ステレオサウンド誌148号の製品情報資料によると表面の木材はチェリーらしい。突板の木目が合っていないのは全然許す。ただ、触った質感が四枚(左右スピーカーの右左面)とも違うのはどういうことだ。ツルツルだったりザラザラだったりしっとりしていたり。塗装の仕方、polish処理の違いなのだろう。Rushmore購入10年も過ぎた頃、目の細かいやすりをかけて整えようかとも考えたが、さすがに万が一の失敗が怖くなり思いとどまった。だから今は静かに蜜ろうがけをするのみ。ちなみに長年やっていたら、蜜ろうがけが上手くなった。下の写真は蜜ろうがけ途中だが、ずいぶん綺麗に見えるはず。もっともこれは撮影マジックで、実物よりはるかに木目が美しい。Rushmore 手がかかってむちゃかわいい。
January 23, 2025

先月の予定の通り、中学生の息子にはiPad(第10世代)をあてがい、入学時に与えたMacBookを回収した。iPadはApple Storeの初売りで買う予定だったが、ポイント還元も考えれば量販店の年始の福袋の方が数百円分安かった。結局色も選べて三が日に手に入る地元店で購入することになるとは想定外。事前に購入済みだったAppleギフト50,000円分はApple Pencilや周辺製品に当てた。息子はiPad購入当日のうちに一人で設定し終えた。これからは学業で使っているiPad(第9世代)と併用するのだそうだ。ケータイはiPhone SE3だし、既にちょっとしたAppleユーザーではないか。年齢的に機能制限は一部残したが、もうPCやケータイを強く制限する必要はないと思う。というかガシガシに使いこなせる方がこの先よいのではないか。実際ネット検索能力や情報収集力は私より高い。そのMacBook(M1, 2020)を自分用に初期化。結構久しぶりにMacBookユーザーになれた。今使っている時代遅れのWindows 10機は即引退。といいたいところだが、なんというか一部機能(例えば年賀状とか万が一のバックアップ)のために取ってはおくつもりだ。色々な機器設定の例示がWindowsメインなことは今も多い。それにしてもWindowsからMacへのデータ移行が簡単になって隔世の感あり。ChromBookはそこら辺の部が悪い。NASにもアクセスしにくい。売り払おうかとも思ったが、勤め先に持って行ってテザリングして使うことにした。MacBookのMac macOS 15 Sequoiaは新しすぎて、正直よくわかっていない。これは追々。ただしMacBookが快適すぎるのはよくわかる。
January 21, 2025
一応薬剤師である。昔は一生食べるに困らない免許として薬剤師免許は人気だったが、今はどうなのうだろうか。何せ薬学部は(再編統合しても)増え、免許取得ができる大学は2024年で 国公立で32校、私立は74校はあるはず。地域差は大きいとして、人数的な不足感はないのではとも思う。一応薬剤師の”一応”とは、免許をほぼ使ったことがないから、調剤実務をしたことがないから、だ。調剤未経験の50代のおじさんが食べられるほど甘くはないだろうし、そもそも薬も覚えられない。ミスのリスクを考えれば、そんなチャレンジは止めた方がよい。それでも2年に1回、ちょうど1月のこの時期に「薬剤師届出票」という書類の提出が、地元もしくは勤務先の保健所に一応必要だ(オンラインも可)。自分も出すのだが、毎回6桁の登録番号を忘れてしまう。今回も忘れ、免許証(書状)を探す羽目になった。免許証をなくすことはないから大丈夫なのだが、どうせ使わないし、登録番号をメモしておくのも危ないかと思って(根拠はない)もはや探すことが定例行事のようになっている。しかし薬学部の学費は今も昔も安くない。その出資をしてくれた両親には感謝するしかない。そのくせなぜ薬学部だったかというと動機は強くなく、冒頭に書いた通り、(昔は)一生食べるに困らない免許の代名詞だったこと → でも結果的には免許を使う職業には就かなかった1980年代末は薬学や農学がブームだったこと。 → 時代背景の学部選択は大事だが、世の中ブームの収束は早い数学が苦手だった → 当時は受験教科に微分積分を必ずしも必要としない薬学部が多かったステイタスが高い → これは歳をとった今の方が感じる。一族に医歯薬看護系がいると重宝されるくらいなものだ。文系教科の方が得意だったのに、「一生食いっぱぐれのない免許」に惹かれてしまった。それに薬剤師のステイタスが高かったからこそ、学費がかかっても進路として親の反対もなかったのだろう。田舎は特にそうだ。その程度で人生が決まっていくのだな。ちょうどうちのJKが教科の選択に入った。進路を考えていると思う。薬剤師免許更新とともに、自分の道の選び方は雑だったなと思った次第。
January 19, 2025

6C33C-Bステレオ・ヘッドホンアンプには、iPhone 15 Pro Maxからamazonで購入した安価な中華製Bluetoothレシーバーを経由してライン接続した。アンプの音量はフルボリュームにし、iPhone側で調整したほうが使い勝手が良い。スピーカー接続は疑似モノラル。モノラルからステレオに変換する人はいるだろうが、その逆はあまりいないのではないか。フランスPHL社の1060を用いたバックロードホーンの音は想像の通り、高能率のスピーカーは開放的でいい。聴きに行かずにスピーカー側から耳に流れ込む。頭を空っぽにできる。不思議なもので、夜間に小音量で音の海に沈むには、サラウンドかモノラルかどちらかが心地よいらしい。スペックを追い求めるばかりがオーディオではなくTPOに合わせたニーズがあるし、興味(今回はバックロードホーン:BH方式)に勝るものもなかろう。再生はTIDALで探すモノラル音源が一番よく、やはり古いJAZZが似合う。ラジオ Radikoもいける。心配していた音量は、BGMとして十分だった。イコライジングなしでも十分実用になっていた。皮肉なことに、ヘッドホンやイヤホン用に作られた、昨今の全く録音のイケてないポップスも、モノラルBHだと聴ける。AE2 SignatureやRushmoreでは再生が苦しくなる曲でも気にならない。冒頭に記した通り、6C33C-Bは発熱が凄いため使用期間は限られる。2025年の冬は寒い日が多く、部屋にこもる時間も長いため、6C33C-Bステレオ・ヘッドホンアンプは大活躍だ。モノラルスピーカーの再生音もそうだが、球に入った灯は焚き火を見ると気持ちが落ち着く感覚に似ている。(肝心のヘッドホンアンプとして、最近は使っていない。有線ヘッドホンがないという本末転倒な状況もある。愛用していた SONY MDR-1000X は息子が使用中。)これらの話、以前もどこかで書いた。X(Twitter)かもしれないし、Blogで二重に書いているかもしれないが、お許しいただきたい。
January 17, 2025

>取り外されたPHLユニット4本は、今はAE2 Signatureのリア>スピーカーとして活躍中で、全く無駄になっていない。ん4本? フランスPHL社からの輸入は6本だから2本余っている。いや実はうち1本は私の不注意で、ドライバーでコーンに穴を開けてしまった(自作派あるあるか)。ペーパーコーンだから修理は可能だが、休ませることにした。残り1本のPHL 1060の使い方について、実は以前からモノラル再生が面白そうだと考えていた。このオーディオルーム Audio Barnでは、大型スピーカー Rushmoreでステレオ再生、小型スピーカー AE2 Signatureでステレオ再生とサラウンド(4.1ch)ができる。そうなると、次の興味はモノラル再生だった。それに子どもたちが大きくなれば夜に音を出す機会も減る。静かにモノラル再生を楽しむのは趣味としてよさそうだ。サラウンド再生時、自分の背後に配置しているサブウーハーは、オーディオ・フィジック(Audio Physic)のLunaだ。これも気づけば15年近く我が家にある。このLunaは、今でもアコースティックな音楽再生において抜群の性能を発揮する。元々、小型スピーカーで有名なBrilon 1.0と組み合わせる設計だから、その実力は折り紙付きだ。ただし映画の重低音や打ち込み音楽にはバタついてしまい、今の重低音が再生できるサブウーハーではない。しかし佇まいが良く、目立たないデザインが気に入っているので、自分のシステムにはよく馴染んでいる。そんな幅260mmのLunaに合わせ、そして高さ625mmのLunaをそのままスタンド代わりに使い、バックロードホーン(BH)形式のスピーカーを仕立てたくなった。なにせ6C33C-Bアンプの出力が0.7Wでは高能率スピーカーが必須だから、ペーパーコーンの高能率ユニットを合わせるとちょうど良いのではないか。長岡派でスーパースワンが今でも実家にある自分としては、BH形式のスピーカーはこの家でも使ってみたかった。BHは製作が大変だが、モノラル用なら1本で済むので手間も半分だ。とはいえ、PHL 1060は強力なマグネットを持つわけではなく、BH向きのユニットとは言い難い。だが、ホーンロード設計次第で音は出る。以前作ったPHL 1060を使った共鳴管式も設計は適当だったが、きちんと音が出た。今回も、ソースをiPhone経由のサブスク音源にする想定なので、イコライジングで調整すれば対応可能だろう。コロナ禍に図面を引き、エンクロージャーにはホーンロードを稼ぐためにやや薄めの15mmシナ合板を採用した。切断や穴あけは近所のDIY店に依頼し、製作と塗装は庭で行った。組み立て後のサイズは260×330×430mm。開口は40 → 50 → 65 → 80 → 105mmと広くしたが、ホーンロード長は1.5mも確保できなかったから低音は伸びないだろう。同様に高域も伸びないとは思うが、ツイーターも付けずにシングル一発で行きたい。小音量再生が大前提だから双方とも問題はない。それに上記の通り我慢できなければ、イコライザーでいいのだ。出来上がりは写真の通り。久々の工作にしてはよくできたと思う。
January 15, 2025
ステレオサウンド誌233号、冬号恒例の「ステレオサウンドグランプリ」で一番興味を引いたのは、UESUGI(上杉)のモノラル・パワーアンプ U・Bros 333 OTL。自分の大好きな真空管 6C33C-B を使ったOTL(アウトプット・トランス・レス)方式、そしてUESUGIらしいコンパクト・デザインに萌えた。製品情報はぜひこちらのPDFを見てほしい。UESUGIアンプならば、動作安定性は真空管アンプとして信頼できる。ペア2,000,000円という値段は決してかわいくないが、昨今の輸入アンプの高騰を考えると、むしろ割安に感じる。発熱の凄さは容易に想像できるものの、(予定はないにせよ)次のアンプはこれに決まりだな。我が家にも6C33C-Bアンプはある。これはステレオ・ヘッドホンアンプだが、0.7W程度の出力があるためスピーカーを鳴らすこともできる。ただし、この出力では普通のスピーカーで十分な音量を得るのは難しい。そのため、高能率ユニットや軽いコーンを持つスピーカーを用い、小音量再生と割り切った使い方が求められる。例えはPHL社のユニットを使ったシステム。メインに使っている Pass Laboratories Rushmore があまりによかったため、これをサラウンドで楽しみたいと考え、Rushmoreに使われているフランスPHL社のユニット1060を直輸入したのは、もう15年以上前のことだ。当時のブログには4本購入と記していたが、手元には6本あるため、後から追加したのかもしれない。その後、長岡鉄男式リアカノンのような共鳴管式エンクロージャーを自作し、リアスピーカーとして使用していた。また、現在AE2 Signatureを駆動しているPass Laboratories Aleph 3は、元々このリアスピーカー用に使っていたパワーアンプだったのだ。なぜそのリアスピーカーを止めたかと言えば、共鳴管式の特性上、管長を確保するため高さが250cmと非常に高く、設置の安定性に欠けていたからだ。そのため、2011年の東日本大震災の際にあっけなく倒れてしまった。現在でもAleph 3の天板には、倒れ込んだ共鳴管の傷が残っている。傷は残念だが、あの地震ではこの程度で済んでよかったとも言える。地震後は危険性を考慮せざるを得ず、この共鳴管式スピーカーは解体・廃棄となった。もっとも取り外されたPHLユニット4本は、今はAE2 Signatureのリアスピーカーとして活躍中で、全く無駄になっていない。こちらのエンクロージャーは市販の密閉箱だ。
January 13, 2025
自分はひねくれているので、オーディオもあまり王道を歩きたくない。話題の機器をあえて選ばない傾向もある。ざっくり言えば、スピーカーならJBLやB&WやYGを、アンプならAccuphaseとかMcIntoshを、アナログならLinnやOrtofonという有名ブランド/話題作を避ける趣味道を歩んできた。そうでなければ Pass Laboratories Rushmore という酔狂な超高額アクティブスピーカーをメインにはしないだろう。こうした“我が道オーディオ”は個性を出しやすい一方で、代理店が扱うメインブランドではないことが多いため、撤退の憂き目にあうリスクも高い。現在使っている機器でいえば、Acoustic Energy(スピーカー AE2 Siganture)とか、Einstein(フォノイコライザー Turn Table's Choice mono/XLR)とかは国内代理店がない。もちろんこれらは旧製品で保証期間外だが、代理店が存在するか否かで安心感やメンテナンス時の手間は大きく変わる。とはいえ、そもそもブランドそのものがなくなってしまう可能性もあるため、代理店がない程度ならまだ許容範囲かもしれないが。昨年あたりから、雑誌での露出が減り、ショウの展示も途絶えた製品かあった。さらに店頭品処分が始まったのを見て、嫌な予感はしていた。案の定、代理店のHPに紹介があった。Naspec(ナスペック)がRoksanのアナログ製品を販売終了にするとのことだ。あぁRoksan。今回ブランドの取扱い撤退ではないようなのでそこは若干の救いとして、Roksanの代名詞ともいえるアナログなしとは。過去にも代理店がなくなったことが少なくとも2回はあって今回はどうかと思っていたが、すごく残念だ。Roksanもそこそこ歴史あるブランドだが、マニアが食いつくメジャーさは2020年代にはない。家には Roksan Xerxes 20 と 20 plus の2台のターンテーブルがある。特に Xerxes 20 は購入してから20年以上経つベテランだが、自分で定期的にメンテナンスしているおかげか、不具合はない。信頼性の高い機器ではあるものの、回転系の製品はやはり代理店が存在していてほしいと思う。昨今、アナログ製品は全般的に高騰している。そんな中だとデザインも大きさも中庸な Xerxes 20 は価格的に分が悪いとは思っていた。実際、昔を知る人からすると値段が上がりすぎと感じるだろう。RoksanもLinnのように超高級ブランドへと舵を切り、その有名プレーヤーであるLP-12のような価格帯で展開していれば、一定の評価を得られたかもしれない。だが それはRoksan/Xerxesの持つ本質には似合わない。それにRoksanの創設メンバーだったTouraj Moghaddamが立ち上げた Vertere の方が新鮮さがあり、高額に振れ、ユーザーに受けが良かったのも皮肉な話だ。デザインキャラもダぶる。マスコミの扱いも全然違う。結果として、RoksanがVertereに追い出されたように見える構図になってしまった。自分は Xerxes 20 がアナログプレーヤーとして最も完成されたデザインだと考えているので、今後も使い続ける。というかこれ以上Xerxes 20が叩き売られたら救済しようかと思っているくらいだ。
January 11, 2025
昨年末、「柔軟剤をわずかに染み込ませたクイックルワイパーで壁を拭く」や「水拭きする」という静電気除去して壁のほこりを取り除くことが、再生音に影響を与えると書いた。お掃除バンザイ。自分はオーディオルームの掃除推奨派であり、そもそも掃除がしづらいセッティング自体に否定的だ。例えば、ケーブル・インシュレーターのような掃除を妨げるセッティングは音が良くても好まない。それでも実は使ってはいる。ただしケーブルのたわみやプラグ抜けを避けるために用いているだけだ。このクイックルワイパーによる除電は、エセ石井式オーディオルーム開口部にも実施する。2023年、自身の記録のために「エセ石井式オーディオルーム開口部の話」を7回にわたり書いた。本来の石井式リスニングルームについては、ダイワハウスがわかりやすいかもしれない。その中で紹介した開口部の青いクロスは実は金属と接している。なぜそうしたかというと、白い壁はほこりが目立たないが、青いクロスにはほこりが目立つ。それを防ぎたかったからだ。仮想アースのようなものとはちょっと違い、目的はあくまでほこり除けと除電であるし、壁内の対策としてはこれで十分だと思う。多少のほこりはコロコロでもちろんなんとかなる。それでなくとも掃除機のかけにくいオーディオルームにコロコロは必須だと思う。6箇所ある開口部については、それぞれ異なる方法で静電気予防を試した。ほこりが付かなかったもの勝ち。具体的には次の通り:無対策:1箇所アルミ箔(30×60cm、4つ折り):1箇所アルミテープ+10cmアルミ棒✕2:2箇所銅テープ+10cm真鍮棒✕2:2箇所クロスを止めるタッカー針程度では、針数十本あっても静電気防止効果は期待できないと当時は考えた。そこでどの方法が最も効果的かを比較するために、わざと異なる手法を用いたのだ。ロングランの結果、無対策以外の方法では効果はほぼ同等、というか顕著な差はなかった。開口部とは言っても3m近くあるので、点の対策だと効果は見えにくいのだな。逆に言えば、金属箔でも板でも棒でも仕込めば、ほこりには一定の効果が得られる。後からの対策で一番簡単なのはアルミ箔なので、無対策にはアルミ箔を仕込んだ。そうそう。開口部の定点観測を行うのだった。2023年末に問題なしと記していたが、2024年末でも外れることも痛むこともない。施工2年以上経っても大丈夫とは安心できる。
January 9, 2025

人間気づかないことはある。月に何回もJR本八幡駅を利用しているのに、JR総武線と東京メトロ新宿線の間の地下通路の一角に小さなレコード屋があることに全く気付かなかった。しかも通路の奥とかわかりずらい場所にあったのではない。通路のほんの右(左)に視線を向ければその店はあったのだ。目的地に向かって歩くので気づかなかったのか。携帯を見ながら歩きしていたのか。それにしても....。昨年末の12/27に店を見つけて、自分自身が驚いたくらいだ。たたずまいからして、新しい店ではないと思う。店の名は「ワークス」。https://maps.app.goo.gl/96jjnhYxbXu29dK97調べたら、気づかなかった一端はわかった。14時00分~19時00分という出勤には遅く帰宅には早い絶妙な開店時間だ。路面店のCDレコード屋は少なくはないが、横に広いのは見やすい。そして通勤途中に寄るにはちょうどよい広さ。10畳くらいなのかな。昨年書いた北千住のFandango records(ファンダンゴ・レコード)もそうだが、品数が多すぎないのというのは結構ポイント高いと思う。壁一面のディスプレイは趣味の良さ(というか自分の好みと重なるレコード)が際立つ。レコード店ならレア盤等を飾りたくもなろうが、Donald Fagen / The Nightfly とか Bill Evans Trio / Waltz For Debby とか(別にオリジナル盤等ではない)ド直球すぎて惚れた。ジャンルはJazz。Pops、Rockが大半で、値段も安いと思った。レコードの並びもあいおうえお順の店は珍しいと思う。盤の趣味もいい。というか自分の好みが多かった。これは買わないと、という気にさせるし、上記の通り好みが多かったから、次行くためにあえて欲しい数枚を置いてきたくらいだ。なんか今後もジャケ買いしそう。通勤途中の、この地下通路にあるのは色々な意味ではまずいな。わざわざ遠くの店に行くのは尊いが、"目の前にある"には敵うまい。神店か。今回求めたのは 山下達郎 / Come Along II。コンピレーション・アルバムでアルバム内の曲は他で聴けないわけではないが、これは曲を小林克也のDJでつないだ変則盤。Come Along はあるので、この機会に揃えたくなった。手元のCome Along は限定生産ピクチャー・ディスクだから、厳密に言えば揃っていないが、そこらへんは気にしない。それよりも鈴木英人によるイラストがとても素敵だ。盤質もよかったし、ジャケットもそこそこきれい。飾る用になりそうでも 3,000円台はいい買い物だったのではなかろうか。
January 7, 2025

自分は大学時代、体育会バスケットボール部に所属していた。それも部長を務めていた。社会人になってからも会社有志のバスケットボール活動に数年間は参加していた。当時は体が動いたが、今では見る影もなく、走ると子供達から「奇行種みたいだから止めて」と言われる始末。奇行種とは、「進撃の巨人」に出てくるアレのことだ。そんなわけでバスケと全く縁がないわけではない。ただ、バスケを題材にしたエンタメにはなぜかハマらなかった。スラムダンクの原作もアニメも当時大流行していたのに一切手を出さなかったし、2022公開で大ヒットした映画も見ていない。プロバスケットボールリーグが発足した際も、ニュースとしては認識していたが、積極的に観戦に行こうとは思わなかった。地元つくばに「つくばロボッツ」があった頃は、地元の祭りでも選手と触れ合う機会があり、少し興味を持ったこともあった。しかし、経営が変わり本拠地が水戸に移動して茨城ロボッツとなってからは、すっかり興味を失ってしまった。この一年、バスケットボールの試合を観たのはパリオリンピックくらいだろうか。そんな折、12月中旬に会社で「今日の代々木第一体育館のBリーグのチケットが余った」と突然誘われた。代々木第一体育館といえば原宿だが、もう10年以上足を運んでいない。ただならば、プロバスケットボールリーグ=Bリーグの観戦も悪くない。即お誘いに応じることにした。試合は アルバルク東京 vs. 三遠ネオフェニックス。ランキング的には好カードらしいが、正直、両チームとも知らない。しかも席はベンチ裏。かなりの高額チケットらしい。代々木第一体育館はそこそこの収容人数だと思っていたが、驚いたことにこの試合には9,400人もの観客が集まっていた。人気チームだからかもしれないが、これが今のバスケットボールか。これは千葉ロッテマリーンズの平日ホームゲームの観客数より多いのではないか。生で見る試合はとてもエキサイティングで面白かった。これは完全にプロの仕事だ。しかも会場演出が派手だった。バスケットボールは屋内競技なので気温の心配がいらないし、コートが狭いぶん選手が近い(これはバレーや大相撲にも通じる)。展開がスピーディーで点の取り合いになる。さらに時間制なので終了時間が読める上、ハーフタイムショーなどの演出も充実している。観戦向きの工夫が随所にあると感じた。試合はネット中継していたが、ベンチ裏の席だから映らないだろうと思っていた。しかし野球のバックネット裏と同じで、タイムのたびに観客が映るそうだ。そもそも会場が屋外球技より狭いので、カメラに捉えられる機会も多いらしい。出社したら「すごい何度も映ってました」と言われた。非常に楽しい経験だった。実は息子も今、バスケ部に所属している。一度、彼を連れてB League観戦させてあげたいと思った。
January 5, 2025

年末年始やGW、お盆シーズンなど、まとまった時間があるときはBlogを好きなだけ更新できる。ただ、これらの時期に皆ネットを見ているかというとそういうわけではないらしい。実際に例年この時期アクセス数は伸びない。2024年末もクリスマス以降はアクセス数は半減。記事をアップするなら、休み明け前が最適だと思う。誰も読まないのでBlog自体の話を書いておく。(このBlogは自分用だから)Blog記事というのは、その日ごとのアクセスランキングが出るのだが、何がどうなっているのかさっぱりわからない。下記は昨年末の12/30のもの。直近の記事や季節ネタはいいとして、2005年とか2011年とか、どこで検索されて引っかかるとこうなるものやら。これはなにも特別な一日を切り取ったわけではない。毎日変動するし、自分で読み返して内容も感想も足らないものも数多い。特に以前は文章が短く稚拙で、自分でも好きではないのだ。上のRGPC 400PROとか、Quiet Lineとか、オーディオ関係のどこで話題になっているのだろうか。いやカバディってなんだよ。毎日こんな感じだから、Blogは非常に不可思議なのだ。話変わり、十数年ぶりにBlogの背景を白系にしてみた。デザインは以前の黒系の方が好きなのだが、楽天Blogのサービスはとにかく広告がうるさい。だから少しでも広告を消しやすいように(✕を押しやすいように)変えたのだ。有料で広告掲載を止める、そういうサービスは残念ながら楽天にはない。本文文字も大きくしたが、これは読みやすい反面 縦スクロールが必要になるので、様子見したい。この年末年始はずいぶんとBlogが書き進んだ。普段から予約投稿なのだが、1月分はもう書かなくていいくらい。ここまでストックがあると数か月間は更新が楽かもしれない。
January 3, 2025

昨年2024.1.1の日記、令和6年能登半島地震には触れなかったのだな。 我々何となく正月に自然災害は起きないものと思い込んでいるところがあるから、大地震を知って本当に信じられなかった。改めて、不幸や災害は予測も準備もできない時に突然訪れるものだと知らされた。日々の生活の安定がいかに儚いものかも痛感した。日本に住んでいる限り、10年に一回は大地震に遭うと思う。遭う場所は偶然に過ぎない。あれから1年。穏やかな年末年始を迎えられたことに心から感謝したい。2023の大みそかは、自分が田舎暮らしなのをすっかり忘れて18時過ぎに外出したら飲食店はどこも開いておらず、あわや夕食難民になりかけた。2024は反省して隣県の韓国料理屋を予約した。11月に一度訪れておいしかったから。大みそかは家族でつつける料理方がいい。コロナ禍の3年間で正月の過ごし方はすっかり変わった。今年は母も会議付き有料老人ホームだから、もう帰省という習慣はない。それに帰省から解放されて気が楽になった人は、きっと日本中に多いだろう。いまや帰省強要はハラスメントという風潮にもなってきた。在宅勤務もそうだけど、コロナは本当に日本の古い習慣を丸ごと変えてしまった。そうなると正月は自分の家で過ごす。おせち料理は買ってくるのではなくメイン料理は妻が作るのだが、毎度のことながらそれはそれは見事だった。何枚も写真を上げたいくらいに。子どもたちにはお年玉を渡した。好きなものを買うとよい。これこそ帰省して多くの親族と合わないと金額は増えないが、それはそれだ。自分が子どもの頃も、田舎に帰省して多くのお年玉をもらえるのは良かったが、それ以外の時間、特に大人たちと過ごした正月は退屈で楽しい記憶は多くない。初詣先は毎年決めていない。今年2025は昨年と同じ千葉県の櫻木神社を参拝した。街中のきれいな神社で、自分は好きだ。写真の通りの晴天だった。昨年は初詣の帰り道に家電量販店の初売りに立ち寄ったら、そこで店内中の地震警報が一斉に鳴って…それが能登半島地震だったのだ。
January 1, 2025
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