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劣化するオッサン社会の処方箋 なぜ一流は三流に牛耳られるのか (光文社新書) [ 山口周 ]価格:836円(税込、送料無料) (2022/12/29時点)楽天で購入アマゾンへ行くはじめに—本書におけるオッサンの定義□ 歳を重ねただけで人は老いない。理性を失う時に初めて老いる第1章 なぜオッサンは劣化したのか—失われた「大きなモノガタリ」□ 没落していく民族がまず最初に失うものは節度である。□ 「アート・サイエンス・クラフトのバランス」の重要性「アート」は、ステークホルダーをワクワクさせるビジョンを生み出し、組織の創造性を後押しします。「サイエンス」は、体型的な分析や評価をい通じて、「アート」が生み出したビジョンや直感に現実的な裏付けを与えます。「クラフト」は、地に足がついた経験や知識をもとに「アート」が生み出したビジョン、「サイエンス」が裏打ちした計画を現実化するための実行力を生み出します。第2章 劣化は必然□ 組織のリーダーは構造的・宿命的に経年劣化する□ 二流のリーダーが率い、三流のフォロワーが脇を固める一方で、一流と二流の人材は評価されず、従って徴用もされず、日の当たらない場所でブスブスと燻ることになります。□ よほど意識的になって天才や才人を人選に担ぎ出さなければ、その組織の人材クオリティの平均は限りなく凡人の水準に近づいていく□ 太平洋戦争の景観から80年後はいつになるのかというと、それは2025年ということになります。第3章 中堅・若手がオッサンに対抗する武器□ カギは40代以下の世代の運動□ 汎用性の高いスキルや知識などの「人的資本」と信用や評判といった「社会資本」を厚くすることで、自分の「モビリティ」を高めるしかありません。□ 今いる場所を「いつでも出ていける」ような状態にするために学び続ける。□ 美意識の欠如□ モビリティの低さ□ 「モビリティが高い」ということは、場所によって自分の正味価値が変わらないということであり、「モビリティが低い」ということは、スキルや知識の文脈依存度が高く、場所によって大きく自分の正味価値が変わってしまう。 □ 仕事を紹介してくれたり手伝ってくれたりする心強い人脈や・評判もまた、お金を生み出す元手となる「社会的資本」と考えられます。第4章 実は優しくない日本企業--人生100年時代を幸福に生きるために□ 4ステージモデル・ファーストステージの0から25歳は、基礎学力や道徳を身につける時期・セカンドステージの25歳から50歳は、いろんなことにチャレンジし、スキルいと人脈を築く・サードステージの50歳から75歳は、それまで培ってきたものをもとに自分の立ち位置を定めて世の中に対して実りを返していく時期・フォースステージの75歳から100歳は余生を過ごす時期第5章 なぜ年長者は敬われるようになったのか□ すべてのリーダーシップの礎となるのは、リーダーとフォロワーの間に形成される「トラスト(人望)」である。□ あなたは個人はどのようにして組織に貢献するのですか□ 問題解決のアプローチ・ランダム:直感によって回答を得る・ヒューリスティック:経験則によって回答を得る・オプティマル:論理によって回答を得る第6章 サーバントリーダーシップ--「支配型リーダーシップ」からの脱却□ グリーンリーフ著「サーバントリーダーシップ」。リーダーシップを本気で学ぶべき人が読むべきものはただ1冊□ 支援□ イニシアチブを取って、動き出す若手・ちゅうけんと、そのイニシアチブを背後から支援するサーバントリーダーという構図が見られます。第7章 学び続ける上で重要なのは「経験の質」□ 経験で大事なのは「」量」より「質」□ 学習とは変化することである。□ 学習によって人の脳は変化するのです。□ 個人の能力開発の70%は、実際の生活体験や職業上の経験、仕事課題と問題解決によって発生します。□ 「職場で良い経験をする」ことが、個人の成長にとって決定的に重要□ 権力は「情報の独占と支配」によって、その生命を維持するからです□ 弱体化する権力は躍起になってその支配力を強めようとする□ 私たちの時間を意味あるものに変えていく、権力と戦う武器に変えていくためには、学び続けなけえればならない。第8章 セカンドステージでの挑戦と失敗の重要性□ あまりに早い時期に脚光を浴びてしまうことは、かえってこの時期に必要な体験の量・質を悪化させかねない□ 「ストレス=緊張」です□ ストレスがかかっていない状態であれば、それはチャレンジしてではない□ 研究の継続性が大事だなんて、誰がそんなんいうたんだ。面白かったら自由にやったらええやんか□ フィールドを越境して移動しているからこそ、知識や経験の多様性が倍加し、これが、やがてユークな知的成果の創出につながら。最終章 本書のまとめ□ 「学ぶ」ということは、本質的な意味での「若さ」を保つ秘訣でもあります。✨ こちらもどうぞ私が読んできた山口周さんの本一覧
2022/12/29
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60歳からの教科書 お金・家族・死のルール (朝日新書840) [ 藤原和博 ]価格:935円(税込、送料無料) (2022/12/17時点)楽天で購入アマゾンへ行くはじめに□ 人生は掛け算だ第1章 希少性ー自分を「レア化」する□ 時給を知る□ 「希少性」を上げる□ 「みんな一緒」から「それぞれ一人一人」へ□ 情報編集力□ 頭の柔らかさ□ 決めては「!」すなわち「サプライズ」があること第2章 お金ー自分の「物語」を豊かにする道具□ 信用とは、他者から与えられた信任の総量である□ 4つの報酬マトリクスA「力」を武器に生きるB「技」を武器に生きるC「つながり」を武器に生きるD「好き」を武器に生きる第3章 家族ー無限の「ベクトル」合わせ□ 人材こそが、一番大きなレバレッジを生む□ 直接自己申告票・今の仕事に満足していますか・上司はあなたの話を聞いてくれますか・今後取り組みたい仕事はありますか→ あなたは、今やっている仕事をこの先も続けたいですか□ 言わない・早く!と言わない・ちゃんと!と言わない・いい子にしなさい!と言わない第4章 死ー死に方を決める「連邦型エネルギーカーブ」□ 自分の人生を取り戻す冒険□ 変わり者になれ□ 「死に方」とは実は「生き方」第5章 自立貢献ー貢献せよ、さらば自立せん□ 学校を核として、失われつつあった地域社会を再生□ まずは、実行すること□ 修正に修正、そしてまた修正と、あくなき修正を積み重ねるおわりに□ 美意識と哲学はとても大切です。美しさに対する意識と、人生に対する洞察がないところに人は集まりません。
2022/12/17
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株価暴落 (文春文庫) [ 池井戸 潤 ]価格:737円(税込、送料無料) (2022/12/11時点)楽天で購入アマゾンへ行く□ 企業テロに見せかけた声明文だが、動機は私怨だ。□ 結論ありきの検討では意味がありません。□ 与信所管部としての判断材料は、とどのつまり、「この金をこの会社に貸した場合、利息を付けて返してくれるかどうか」しかないわけですよ。□ 心配だったら担保を取って貸せばいい。だが、担保がないのなら、業績の見極めしかない。銀行の赤字が増えるから潰さないよう支援するというのは、与信判断ではなく経営判断です。□ 俺たち銀行員が本当に守らなきゃならないのは、取引先じゃない。この銀行なんだ。□ 金には入と出があるのと同じように、人生にも入りと出があるということに滝田は気づいたのだった。□ 融資の要諦は回収にあり✨ こちらもどうぞ個人的な池井戸潤さんの書籍一覧
2022/12/11
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政界汚染 警視庁公安部・青山望 (文春文庫) [ 濱嘉之 ]価格:847円(税込、送料無料) (2022/12/10時点)楽天で購入アマゾンへ行く□ 先、先を読んだ指示を出して常にタイムリーな情報を提出出来る体制をとっておくことができるかどうかで、指揮官としての能力が評価されるのでだ。□ 沈黙は回りが勝手な想像をするが、誰も何も言えない時間です。□ 春には久しぶりの所轄だな。どんな署長がいることやら・・・楽しみでもあり憂鬱でもある。□ 世界の中で一番優秀なのは日本なんだよ。これはどの国の政財界トップも認めている。日本の円が高水準で維持されている原因も同じだ。□ 警察を見ればその国のレベルがわかるんだ。□ 「大田原社長というのは電話魔ですね。」「気が小さいんだな。案外そのあたりに狙い目がありそうだ。」□ 僕にとってはその都民の安心安全が世のため人のためだと思っている。□ 情報を共有して組織のデータとして、財産として残すんだ。その結果がこれだよ。✨こちらもどうぞ完全黙秘/濱嘉之
2022/12/11
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