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相田みつをの詩 「いのちの根」
に付けた曲が聴けます。
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しりとり連句(花調べの巻)
に参加させてもらってます。
私は、最後の「こ」から始まる五七五を詠むのです。
両極の 迫間に居て 答えなし (櫻花)
尻に帆かけて 逃げるひょっとこ (戸々露)
「ここは、名残のウラですので、軽く・あまり凝らないで(無季)受けましょう。
「序破急」の「急」どころです。」(jiqさんより)
ことさらに振り向く蟻のなきやふな
この橋で気持ち切り替えまた歩む
恋人と仲直りして行く浜辺
堪えても溢るる想い流しつつ
ことのはの闇に光をくれるひと
懲りもせず便り届ける我が心
校舎にて指示を待ちたる盲導犬
転んでも起きる気力のなかりせば
こおろぎの音に思い出し耳ふさぐ
こそばゆく耳をくすぐる君の言
恋しくて想う気持ちが雨になり
凝らしても見えぬ気持ちよ我もまた
腰低く保ち頭は上げるなり
請うてまで許しを得まじ辛くとも
孤独なり人の多きに入ればこそ
香を焚き身に沁みたるや不如帰
拒んでも揺るぎもせずに居ます神
焦がれ死にするほどの想い止められず
漕ぎ出でて波に揉まれし月夜かな
心ばえ優しくあれと子に願う
心待ちしつつも帰り信じれず
心待ち鶯共に連れて来ん
細やかな気遣いさえも耐えがたし
凍りつく時間も月も樹も我も
込み上げる想いも底に留めおく
香水の名を当てし人何ゆえに
言づけの深い意味まで探るなり
こわれかけ脆くなりても立ちゐたる
今宵こそ晴れて月夜の梅匂う
幸運の四葉を子らと探したり
ことさらにマ二キュアの色紅くして
言葉数少なき人の言重し
こんもりとして囀りの森のなか
こみあげるものを拭わずペダル踏む
コートより梅一輪の出てきたる
香水をさりげなく変え横にいる
小鳥来て恋の使いであるような
ここかしこからここかかと蛙鳴く
振り返るとき夜桜と眼が合いぬ
コッカスパニエルその男のみ嫌うな
こんこんと湧きて泉にいのちあり
ここからは坂東太郎春の水
こうでなしああでもなしとひなたぼこ
子育ての終わらぬままに友の増え
怖がっている犬を引く滝のそば
こだわりの枝垂桜をみてゐたる
恋といふ十画の闇不如帰
交配の薔薇にも棘のつきゐたる
小遣いを母に渡して紫木蓮
高僧の犬を撫でてはひなたぼこ
子等みんな去りてぶらんこ揺れてを
この山に水神さまの御座すらし
校庭の転校生が手を振りて
こわごわと恋猫のそばに忍び寄る
こまごまと家事かたつけて電話待つ
この先を右に曲がれば薔薇の家
小指またそっとからめて浜千鳥
ことごとく闇に消えゆく花吹雪
香水の変わりしことをそれとなく
捌き手のjiqさんより。
「名残の裏ですから、ここは「大人しく」いきますので「恋」を避け、
35句の花の定座と挙句に「春」が控えてますので、
「季節」をはずさせていただきます。
そして、前句とこれまでのニュアンスなどを思い切って!はずさせていただき、
結果「マニキュア・・」をいただきます。
多分に個人的な「好み」で申しわけございませんが・・・。
「ひょっとこ」と「マニキュア」の付き具合が、
なんとも俳句的かなと考えました。」
ということで、
ことさらにマ二キュァの色紅くして
になりました!
俳句です。
春時雨萎れた花もしゃんとなり
月明かりぽっと白梅浮かびたり
流れでる血から咲きたる紅福寿
切られても記念の木蓮芽吹きたり
かすかなる色に染まりて桜草
物干しに並ぶ水滴春時雨