MUSIC LAND -私の庭の花たち-

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プロフィール

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日記/記事の投稿

夕食は、牛の冷しゃぶ(トマト・おくら・レタス・玉ねぎ)、椎茸のバター焼き、白菜・ねぎの卵とじ、胡瓜の糠漬け、セロリの胡麻油炒め、豚汁(大根・蒟蒻・小松菜)、沖縄の八重山島産のボゴール種パイン。
帰りがけ、郵便局にも寄りました。 定額貯金が10年満期になったので、また定額貯金にしようかと思ったら、 定期預金の方が利息がいいと言われ、5年にしました。 定額貯金が3年以上0.110%、定期貯金の5年が0.200%。倍近くですね。
吉祥寺駅からのバス停に「急告」。 これもネットニュースで見たけど、 乗務員不足・労働時間の基準改正への対応の為、土曜ダイヤが減便になるそう。 でも、平日ダイヤは同じなのですね。
吉祥寺駅のみどりの窓口に寄りました。ニュースでも言ってたけど、やはり混んでる。 ネットで予約した新幹線の切符を券売機で発行したので、それほど並ばずに済みましたが。
野村病院で、人間ドッグの後、ダイニングルームで昼食。メニューは、豚ニックの醤油麹焼き、白身魚の明太マヨ焼き、豆腐と里芋の田楽、キャベツの鰹ポン酢和え、季節野菜の炊き込みご飯、千切り野菜のお汁、さつまいものプリン。
野村病院で人間ドッグを受けました。口からの胃カメラ、今回は鎮静剤が効きすぎる?から使用しない方がいいと言われ、 使用しなかったら、嚥下反応が酷く、鼻も涙も出てしまうほど苦しかった。
グレー・赤・モスグリーン・ベージュなどの小花柄ワンピース、青のカーディガン、紺の靴下、黒・グレーのストレッチシューズ。
#WTT #フィーダーカッパドキア #田中佑汰 #大藤沙月 優勝! #佐藤瞳 準優勝 佐藤瞳/#橋本帆乃香 優勝! #篠塚大登 #橋本帆乃香 準決勝敗退

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金子みすゝ゛の詩に作曲


歌「私と小鳥と鈴と」


歌「星とたんぽぽ」


歌「みんなをすきに」


歌「明るいほうへ」


歌「つゆ」


歌「こだまでしょうか」


歌「まゆと はか」


歌「つもった雪」


歌「わたしの かみの」


歌「鯨法会」


歌「お魚」


歌「大漁」


歌「ぬかるみ」


歌「たもと」


歌「木」


歌「わらい」


歌「みこし」


歌「こころ」


歌「美しい町」


歌「口真似」


歌「失くなったもの」


歌「おとむらいの日」


相田みつをの詩に作曲


歌「巖冬」


歌「あなたのこころが」


歌「だれにだって」


曲「ただいるだけで」


歌「いのちの根」


歌「いのち」


歌「自分の番」


作詞作曲した曲


歌「鏡の向こうの私」


歌「淋しいとき」


歌「癒し」


歌「流れる雲」


歌「プライド」


歌「許し」


歌「強さと優しさ」


歌「そよかぜ」


歌「争い」


歌「あの青さの中に」


歌「私は信じています」


歌「それで幸せ」


歌「渦巻く想い」


曲「人間」


曲「もう一度あなたと」


曲「あなたと私の道」


曲「秋風」


曲「あなたの瞳」


曲「雪の二人」


曲「あなただけ」


歌「愛しいあなた」2006.4.24


歌「月光」2006.4.25


歌「自分を好きになりたい」2008.8.16


曲「おやすみなさい」


歌「遥かなるあなたへ」2009.2.3


回覧板さんの詩に作曲


歌「さくらのうた」


曲「旅立ちの歌」


歌「おもかげ」


歌「鳥のうた」


歌「みなもに名を書きし者」


歌「思い出すこと」


歌「リラの門」


歌「愛」


歌「願い」


曲「神様のハンカチーフ」


歌「海の匂い」


歌「鎮魂歌」


歌「別離」


yosiさんの詩に作曲


歌「かすみ草」


歌「驟雨」


歌「あなただけではありません・・・」


他の方の詩に作曲


歌「山姥」 影絵「山姥の鏡」より


歌「自分の皮」 影絵「山姥の鏡」より


歌「スキヤキ組の歌」愛先生と子ども達


曲「ダンスナンバー」


歌「ありがとう」作詩ミンミ


歌「ありがとう、君へ」作詩 mappun


曲「素直な想い」作詩すぴすさん


曲「安らぎ」


曲「虹のムコウへ」作詞 すぴすさん


歌「憧れて秋」作詞 美憂ひかりさん


曲「空」作詩まりあーじゅさん


曲「クリスマスソング」


歌「紫苑」作詞美憂ひかりさん


歌「新月の円舞踏」作詞アリスMOONさん


曲「果てのない道」作詞すぴすさん


曲「花は咲いているかい?」作詞アリスさん


曲「いのちのうた」作詞愚信さん


曲「1年1組のうた」作詩1年1組のみんな


曲「束の間の幻」作詩アリスMOONさん


曲「鎮魂歌」BGM


歌「5年2組の歌」作詞5-2の子供達2007.4


歌「虫歯かな?」作詞:保健委員会2007


歌「まちこの恋は白い雪の中」神風スズキ


歌「神様お願い」作詞CHOCO2010.9.14


歌「暗い部屋」作詞CHOCO2010.9.22


手作りアルバム(絵本)


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小説


「見果てぬ夢」NO.1(1.2)


「見果てぬ夢」NO.2(3.4.5)


「見果てぬ夢」NO.3(6.7)


「見果てぬ夢」NO.4(8,9)


「見果てぬ夢」NO.5(10,11)


「私を呼ぶ声」1


「私を呼ぶ声」2


「嵐のように」1


「嵐のように」2(最終回)


「十三夜の面影」1


「十三夜の面影」2


「十三夜の面影」3


「十三夜の面影」4


「十三夜の面影」5


「十三夜の面影」6


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「十三夜の面影」9


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「十三夜の面影」28


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「十三夜の面影」30


「心の声」1


「心の声」2


「心の声」3


「心の声」4


「心の声」5


「心の声」6


「心の声」7、8


「心の声」9


「白蛇の道」1


「白蛇の道」2


「白蛇の道」3


「白蛇の道」4


「白蛇の道」5


「白蛇の道」6


「白蛇の道」7


「白蛇の道」8


「白蛇の道」9


「白蛇の道」10


「白蛇の道」11


「地獄への道連れ」1


「地獄への道連れ」2(最終回)


「メビウスの輪」1


「メビウスの輪」2


「メビウスの輪」3


「メビウスの輪」4


「メビウスの輪」5


「メビウスの輪」6


「メビウスの輪」7


「メビウスの輪」8


「メビウスの輪」9


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「メビウスの輪」13


「メビウスの輪」14


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「メビウスの輪」18


「メビウスの輪」19


「メビウスの輪」20


「メビウスの輪」21


「メビウスの輪」22


短編「木霊に導かれて」


童話「ベラのペンダント」1・2


童話「ベラのペンダント」3


童話「ベラのペンダント」4


童話「ベラのペンダント」5


童話「ベラのペンダント」6


童話「ベラのペンダント」7


童話「ベラのペンダント」8


童話「ベラのペンダント」9


童話「ベラのペンダント」10


童話「ベラのペンダント」11


童話「ベラのペンダント」12


童話「ベラのペンダント」13


童話「ベラのペンダント」14


童話「ベラのペンダント」15


童話「ベラのペンダント」16


童話「ベラのペンダント」17


童話「ベラのペンダント」18


童話「ベラのペンダント」19


童話「ベラのペンダント」20、21


童話「ベラのペンダント」22,23(完)


おやこ劇場


どんぐりっ子


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人形作り


おはなし広場、布芝居


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短歌2


短歌3


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俳句


俳句2


俳句3


喘息発作の俳句


俳句4


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連句(織姫さんと)


連句(花調べの巻)


付け句、返歌


付け句、返歌1


好きな詩人、作家


永瀬 清子


マーガレット・F・パワーズの「あしあと」


中原中也「汚れつちまつた悲しみに」


「落葉」上田敏ヴェルレーヌ「秋の歌」訳詩


フランス旅行 2013.8.4~11


ドイツ・スイス旅行 2015.8.1~8


次女の結婚式の写真(2015.6.28)


2006年12月11日
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カテゴリ: 小説

「メビウスの輪」1 から読んでくださると嬉しいです。

ページの最後の「続き」をクリックすれば、次のページが読めます。

良かったら、感想・アドバイスなど、
コメントやBBSに書き込んでいただけたら嬉しいです。
よろしくお願いいたします。

崖の上の寺院から
崖の上の寺院から posted by (C) mamiさんの写真

怯えてる幸恵を目の前にして

自分までどうしていいか分からない。

でもそれでは二人ともこのまま立ち止まってしまう。

自分が動くしかないのだ。

「中に入れてくれないかな。」

強いて穏やかに言うと、

「どうぞ」と素直に従った。

先日来たときとは、別な家のように

乱雑に物が床の上にも置かれていた。

まるで幸恵の精神状態のようだ。

「ごめんなさい。片付けられないの。」

うつむく幸恵の肩を撫でながら

「いいんだよ。無理しなくて。」と

慰めるように言った。

足の踏み場もない床を、

つまづかないようにまたぎながら

幸恵の後を歩いていった。

どこへ行こうというのか。

階段を上り、部屋に招かれると

そこにはベッドがあった。

幸恵の寝室か?

どういうつもりだろう。

幸恵が振り返り、俺を見つめた。

「恋人なんでしょう?」

潤んだ瞳で言われても困る。

「まだそういう関係じゃないんだ。」

言い訳がましいな。

「そう。それでもいいわ。」

と上着を脱ごうとする。

「やめろ」

思わず声を荒げてしまった。

幸恵はハッとして固くなった。

「ごめん。でも、記憶の無い幸恵は抱けないよ。」

「そうよね。こんな私は抱けないわよね。」

自暴自棄になった幸恵は、

ベッドに倒れこんで泣いている。

震える肩に手を差し伸べようとしたが、

触れられなかった。

なんと声をかけていいかも分からない。

ただ黙って、そばに座り込み

幸恵を見つめていた。

ふいに幸恵が立ち上がった。

まるで夢遊病者のように

俺の顔も目に入らない様子で

部屋を出ると階段を下りていく。

そのまま物を踏みつけながら歩くのだ。

つまづいて転びそうになった幸恵を

支えたが、振り払われてしまった。

「私に構わないで。」

氷のように冷たい顔と声だ。

裸足のままドアを出ると

駆け出していった。

俺は慌てて靴を履き、

追いかけていく。

幸恵は崖のほうへ向かっていった。

なかなか追いつかない。

急に止まって振り返ると

俺に向かって、

昔のような優しい笑顔を見せた。

そしてまた走り出した。

崖から飛び降りると思った瞬間、

俺は幸恵に手を伸ばした。

腕をつかみ、引き戻そうとして、

俺もバランスを崩し、倒れこんだ。

幸恵を抱えながら、崖っぷちに重なっている。

「ここでお別れしよう。」

幸恵が俺を見ながらつぶやく。

「嫌だ。置いていくなよ。」

「信吾は独りでも大丈夫だよ。」

「ダメなんだ。幸恵が居なくちゃ生きていけない。」

泣き声になってしまう。

「私一人で逝くよ」

「一人では死なせない。」

「私は一人じゃないから。」

幸恵は正気に戻ったのか?

「元は一人だろ。」

「そうじゃなくて、信吾が居るってこと」

マリアのような微笑みだ。

「だったら、死ななくてもいいじゃないか。」

「信吾を苦しませたくないの。」

「死んだら、もっと苦しむよ。」

プライドも捨てて、すがってしまう。

「でも、忘れられるでしょ。」

「忘れられない。」

押し問答だ。

幸恵を無理やり起き上がらせて、

きつく抱きしめた。

「死ぬな。」

「ありがとう。」

固い体が溶けたように、

幸恵が崩れた。

気を失ったようだ。

抱き上げて、別荘に運ぶ。

気が付いたら、また別人になってるのだろうか。

それでもいい。

俺はなんと言われようと幸恵のそばに居る。

目を離して死なれたら、

俺が生きてはいけない。

どんな幸恵でも受け入れよう。

そう心に誓った。(完)





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最終更新日  2008年09月08日 00時26分59秒


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