MUSIC LAND -私の庭の花たち-

MUSIC LAND -私の庭の花たち-

PR

プロフィール

friendly0205

friendly0205

日記/記事の投稿

夕食は、牛の冷しゃぶ(トマト・おくら・レタス・玉ねぎ)、椎茸のバター焼き、白菜・ねぎの卵とじ、胡瓜の糠漬け、セロリの胡麻油炒め、豚汁(大根・蒟蒻・小松菜)、沖縄の八重山島産のボゴール種パイン。
帰りがけ、郵便局にも寄りました。 定額貯金が10年満期になったので、また定額貯金にしようかと思ったら、 定期預金の方が利息がいいと言われ、5年にしました。 定額貯金が3年以上0.110%、定期貯金の5年が0.200%。倍近くですね。
吉祥寺駅からのバス停に「急告」。 これもネットニュースで見たけど、 乗務員不足・労働時間の基準改正への対応の為、土曜ダイヤが減便になるそう。 でも、平日ダイヤは同じなのですね。
吉祥寺駅のみどりの窓口に寄りました。ニュースでも言ってたけど、やはり混んでる。 ネットで予約した新幹線の切符を券売機で発行したので、それほど並ばずに済みましたが。
野村病院で、人間ドッグの後、ダイニングルームで昼食。メニューは、豚ニックの醤油麹焼き、白身魚の明太マヨ焼き、豆腐と里芋の田楽、キャベツの鰹ポン酢和え、季節野菜の炊き込みご飯、千切り野菜のお汁、さつまいものプリン。
野村病院で人間ドッグを受けました。口からの胃カメラ、今回は鎮静剤が効きすぎる?から使用しない方がいいと言われ、 使用しなかったら、嚥下反応が酷く、鼻も涙も出てしまうほど苦しかった。
グレー・赤・モスグリーン・ベージュなどの小花柄ワンピース、青のカーディガン、紺の靴下、黒・グレーのストレッチシューズ。
#WTT #フィーダーカッパドキア #田中佑汰 #大藤沙月 優勝! #佐藤瞳 準優勝 佐藤瞳/#橋本帆乃香 優勝! #篠塚大登 #橋本帆乃香 準決勝敗退

キーワードサーチ

▼キーワード検索

フリーページ

金子みすゝ゛の詩に作曲


歌「私と小鳥と鈴と」


歌「星とたんぽぽ」


歌「みんなをすきに」


歌「明るいほうへ」


歌「つゆ」


歌「こだまでしょうか」


歌「まゆと はか」


歌「つもった雪」


歌「わたしの かみの」


歌「鯨法会」


歌「お魚」


歌「大漁」


歌「ぬかるみ」


歌「たもと」


歌「木」


歌「わらい」


歌「みこし」


歌「こころ」


歌「美しい町」


歌「口真似」


歌「失くなったもの」


歌「おとむらいの日」


相田みつをの詩に作曲


歌「巖冬」


歌「あなたのこころが」


歌「だれにだって」


曲「ただいるだけで」


歌「いのちの根」


歌「いのち」


歌「自分の番」


作詞作曲した曲


歌「鏡の向こうの私」


歌「淋しいとき」


歌「癒し」


歌「流れる雲」


歌「プライド」


歌「許し」


歌「強さと優しさ」


歌「そよかぜ」


歌「争い」


歌「あの青さの中に」


歌「私は信じています」


歌「それで幸せ」


歌「渦巻く想い」


曲「人間」


曲「もう一度あなたと」


曲「あなたと私の道」


曲「秋風」


曲「あなたの瞳」


曲「雪の二人」


曲「あなただけ」


歌「愛しいあなた」2006.4.24


歌「月光」2006.4.25


歌「自分を好きになりたい」2008.8.16


曲「おやすみなさい」


歌「遥かなるあなたへ」2009.2.3


回覧板さんの詩に作曲


歌「さくらのうた」


曲「旅立ちの歌」


歌「おもかげ」


歌「鳥のうた」


歌「みなもに名を書きし者」


歌「思い出すこと」


歌「リラの門」


歌「愛」


歌「願い」


曲「神様のハンカチーフ」


歌「海の匂い」


歌「鎮魂歌」


歌「別離」


yosiさんの詩に作曲


歌「かすみ草」


歌「驟雨」


歌「あなただけではありません・・・」


他の方の詩に作曲


歌「山姥」 影絵「山姥の鏡」より


歌「自分の皮」 影絵「山姥の鏡」より


歌「スキヤキ組の歌」愛先生と子ども達


曲「ダンスナンバー」


歌「ありがとう」作詩ミンミ


歌「ありがとう、君へ」作詩 mappun


曲「素直な想い」作詩すぴすさん


曲「安らぎ」


曲「虹のムコウへ」作詞 すぴすさん


歌「憧れて秋」作詞 美憂ひかりさん


曲「空」作詩まりあーじゅさん


曲「クリスマスソング」


歌「紫苑」作詞美憂ひかりさん


歌「新月の円舞踏」作詞アリスMOONさん


曲「果てのない道」作詞すぴすさん


曲「花は咲いているかい?」作詞アリスさん


曲「いのちのうた」作詞愚信さん


曲「1年1組のうた」作詩1年1組のみんな


曲「束の間の幻」作詩アリスMOONさん


曲「鎮魂歌」BGM


歌「5年2組の歌」作詞5-2の子供達2007.4


歌「虫歯かな?」作詞:保健委員会2007


歌「まちこの恋は白い雪の中」神風スズキ


歌「神様お願い」作詞CHOCO2010.9.14


歌「暗い部屋」作詞CHOCO2010.9.22


手作りアルバム(絵本)


ビーズ小物


タグ説明


マウスで変わる画像


固定壁紙


便箋風日記のタグ


音楽の載せ方


音楽ファイルの作り方


工事中


テスト


思案中


「Climb every mountain」


動画と詩


紅葉


夜桜


Welcome


雪降る日


眠れぬ夜


湖底の想い


星落つる時


月明かり


人魚姫


白い世界


雪解け水


華やいだ紅葉


2001年ハロウィン


小説


「見果てぬ夢」NO.1(1.2)


「見果てぬ夢」NO.2(3.4.5)


「見果てぬ夢」NO.3(6.7)


「見果てぬ夢」NO.4(8,9)


「見果てぬ夢」NO.5(10,11)


「私を呼ぶ声」1


「私を呼ぶ声」2


「嵐のように」1


「嵐のように」2(最終回)


「十三夜の面影」1


「十三夜の面影」2


「十三夜の面影」3


「十三夜の面影」4


「十三夜の面影」5


「十三夜の面影」6


「十三夜の面影」7


「十三夜の面影」8


「十三夜の面影」9


「十三夜の面影」10


「十三夜の面影」11


「十三夜の面影」12


「十三夜の面影」13


「十三夜の面影」14


「十三夜の面影」15


「十三夜の面影」16


「十三夜の面影」17


「十三夜の面影」18


「十三夜の面影」19


「十三夜の面影」20


「十三夜の面影」21


「十三夜の面影」22


「十三夜の面影」23


「十三夜の面影」24


「十三夜の面影」25


「十三夜の面影」26


「十三夜の面影」27


「十三夜の面影」28


「十三夜の面影」29


「十三夜の面影」30


「心の声」1


「心の声」2


「心の声」3


「心の声」4


「心の声」5


「心の声」6


「心の声」7、8


「心の声」9


「白蛇の道」1


「白蛇の道」2


「白蛇の道」3


「白蛇の道」4


「白蛇の道」5


「白蛇の道」6


「白蛇の道」7


「白蛇の道」8


「白蛇の道」9


「白蛇の道」10


「白蛇の道」11


「地獄への道連れ」1


「地獄への道連れ」2(最終回)


「メビウスの輪」1


「メビウスの輪」2


「メビウスの輪」3


「メビウスの輪」4


「メビウスの輪」5


「メビウスの輪」6


「メビウスの輪」7


「メビウスの輪」8


「メビウスの輪」9


「メビウスの輪」10


「メビウスの輪」11


「メビウスの輪」12


「メビウスの輪」13


「メビウスの輪」14


「メビウスの輪」15


「メビウスの輪」16


「メビウスの輪」17


「メビウスの輪」18


「メビウスの輪」19


「メビウスの輪」20


「メビウスの輪」21


「メビウスの輪」22


短編「木霊に導かれて」


童話「ベラのペンダント」1・2


童話「ベラのペンダント」3


童話「ベラのペンダント」4


童話「ベラのペンダント」5


童話「ベラのペンダント」6


童話「ベラのペンダント」7


童話「ベラのペンダント」8


童話「ベラのペンダント」9


童話「ベラのペンダント」10


童話「ベラのペンダント」11


童話「ベラのペンダント」12


童話「ベラのペンダント」13


童話「ベラのペンダント」14


童話「ベラのペンダント」15


童話「ベラのペンダント」16


童話「ベラのペンダント」17


童話「ベラのペンダント」18


童話「ベラのペンダント」19


童話「ベラのペンダント」20、21


童話「ベラのペンダント」22,23(完)


おやこ劇場


どんぐりっ子


子どもの人権講座


人形作り


おはなし広場、布芝居


パネルシアター


ハロウィン


夏祭り


おやこキャンプ


春祭り(ハリーポッター)


ケーキ作り


リンゴ狩り、ローラー滑り台


短歌


短歌2


短歌3


喘息発作の短歌


短歌4


俳句


俳句2


俳句3


喘息発作の俳句


俳句4


連句


連句(織姫さんと)


連句(花調べの巻)


付け句、返歌


付け句、返歌1


好きな詩人、作家


永瀬 清子


マーガレット・F・パワーズの「あしあと」


中原中也「汚れつちまつた悲しみに」


「落葉」上田敏ヴェルレーヌ「秋の歌」訳詩


フランス旅行 2013.8.4~11


ドイツ・スイス旅行 2015.8.1~8


次女の結婚式の写真(2015.6.28)


2009年02月12日
XML
カテゴリ: 小説
またまたまた?久しぶりになってしまいました・・・

自分でもまた、前のを読み返しながら書いてます

良かったら、最初から読んでみてくださいね。

「ベラのペンダント」1・2 です。

フリーページの最後の「続き」をクリックしていただくと続きが読めます。

また、挿入歌として 「遥かなるあなたへ」 を作詞作曲してみました。

上の題名をクリックして聴いてくださいね。



少女ベラは、おかみの手紙を受け取ると



そこへおかみが声をかけた。

「そんなに急がなくても

まだ日は暮れないよ。

朝ご飯ぐらい食べておゆき。」

ユリウスは、すかさず

「ありがとうございます!

喜んでご馳走になります!」

と相変わらず調子がいい。

ベラはちょっと困ったような顔をしながらも、

「ありがとうございます・・・」

と頭を下げた。



と、おかみもユリウスと顔を見合わせる。

質素だが、おかみの心のこもった朝食をいただき、

二人は昨日から夕べから何も食べてなかったことを思い出した。

ベラはサロの作ってくれたお握りを昼に食べたきりだったし、

ユリウスも出がけにうちにあるものを



掻きこむように食べる二人を見て、

おかみは呆れながら言った。

「そんなにお腹が空いてるんなら、

もっと早く言えばいいのに!」

その声も耳に入らないほど、

二人はお腹に詰め込んでいた。

おかみは、残ったご飯で

塩むすびを作って持たせてくれた。

二人には何よりのご馳走だった。

「ありがとうございました!

羊小屋に泊めて頂いた上、

お役人への手紙と食べ物まで下さって!」

ユリウスが大声でお礼を言うと、

後ろでベラもぼそぼそと

「本当にありがとうございました」

とつぶやいた。

「ん、なんだい?聞こえないよ。」

おかみが耳に手を当てて尋ねると、

「ありがとうございました!」

とベラが叫んだ。

「言えるじゃないか。

恥ずかしがってたら生きてけないよ!」

と、おかみがベラの肩を叩いた。

また羽織っていたおくるみの布がずれて、

胸元のペンダントが光って見えた。

「そのペンダントはどうしたんだい?」

「これは祖母の形見なんです。

父母の手がかりになるそうなんですが・・・」

「そうなんだ。

綺麗なペンダントだね。

ちょっと見せておくれ。」

首にかけたまま、

おかみはペンダントヘッドを手に取った。

碧く光る石は、高価なものだろうと思われる。

この娘は一体何者なんだろう。

空恐ろしくなってきた・・・

「私には分からないけど、

高そうな石だね。

大事にするんだよ。」

おかみは手を離し、それしか言えなかった。

ベラは少し拍子抜けしたが、

「そうします。」と言って、

ユリウスとおかみの家を後にした。

「さようなら!

お元気で!」

とユリウスは振り向きながら手を振った。

ベラは後ろを向いたら、

もう進めないとでも言わんばかりに

前だけ向いて歩いていった。

そして昼過ぎにようやく国境の関所に着いた。

「通行手形を出してもらおうか。」

と居丈高に怒鳴る役人に、

ユリウスはおかみの手紙を差し出した。

「これは、ローラの筆跡ではないか・・・」

役人は驚いて、おしいだくように

上役に持って行った。

ユリウスがベラに駆け寄り、

「あのおかみさん、ローラっていうんだ。

結構凄い人なのかも・・・」

と耳元で囁いた。

ベラも意外だったが、

ユリウスには何食わぬ顔をして、

「そうらしいわね。」と澄まして言った。

帰ってきた役人と上役は、

「なぜ、お前達がこれを持ってるのだ?」

と咎めるように言う。

「昨日、ローラさんに泊めて貰い、

通行手形を持ってないことを言ったら、

この手紙を書いてくれたのです。」

ユリウスが慌てて言った。

「うーん、そうか・・・

ローラがお前達をなあ・・・」

胡散臭そうに眺めながらも、

「ローラが信用したなら仕方ない。

ここを通ってもよいぞ。」

と関所を通してくれた。

「ローラさんって、どんな人なんですか?」

ユリウスが明るく尋ねた。

こんな時、何でも聞けるユリウスが

羨ましいとベラは思った。

「ローラは昔、巫女でなあ。

結婚して妖力は失ったものの、

人の心を見抜く力はまだ残ってるから、

みんな畏れておるのだ。」

秘密を打ち明けるような口振りだ。

「そうなんですか。」

その秘密を何気なく聞き流すユリウス。

「お前達が怪しい人間なら、

ローラは家から出さなかっただろうよ。」

と脅されたが、

ユリウスは笑い飛ばしていた。

頼もしいのか、頼りないのか?

でも、ローラがそんな力を持っているのなら、

おくるみやペンダントから何か分からなかったのだろうか?

それともやはりもう妖力は失ってしまったのか・・・

何かわかっていれば教えてくれるはずだと

ベラは思い直した。

気のいい田舎のおばさんにしか見えなかったけど、

本当にそうなってしまったのかもしれない。

一人で考え込んでいると、

ユリウスが心配そうに顔を覗き込んできた。

「どうしたんだい?

大丈夫?」

「大丈夫よ!」

ついユリウスには邪険にしてしまう。

「それならいいけど。」

能天気そうな顔を見ていると、

なぜか無性に腹立たしく思える時がある。

悩みはないのだろうか?

「そういえば、ユリウス、

お父さんやお母さんが心配してるんじゃない?」

「今更なんだい?

俺には親なんて居ないよ。」

事も無げに言われてしまった。

「ユリウスも親居なかったの?

ごめんなさい・・・」

急に悪いことを言ってしまったと思った。

「いいよ、別に。

もう気にしてないから。

でも、ベラの両親みたいに

どこかに生きてたらいいなと

思ったりはするけどね。」

ベラは、恐る恐る尋ねた。

「もしかしたら死んじゃったの?」

「俺の小さい頃に火事で

二人とも死んじゃったんだって。

だから、俺には何も思い出は残ってないんだ。」

あっけらかんと話すユリウスは、

かえって淋しそうに思えた。

「写真とかもみんな無いの?」

「みんな燃えちゃったから、

写真もおくるみもないんだ。」

悩みなんて無さそうに見えたのに、

私よりも不幸だったなんて・・・

「ひきとってくれた叔父さん夫婦にも

面倒かけたし、このへんで家出ないとな。」

「じゃあ、私の為に家出したんじゃないの?」

ちょっとがっかりした・・・

「それもあるよ。こういうことでもないと

なかなか家出る勇気出ないもんな。」

遠くを見つめるユリウスが少し大人っぽく見えた。

「それより、お腹空いたよな。

早くおかみさん、いやローラさんにもらった

塩結び食べようぜ!」

思い立ったように、包みを開け、

塩結びにかぶりついた。

ベラも負けずにかじったが、

塩が沁みたのか、

思わず涙が出そうになってしまった。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2009年02月12日 18時27分40秒


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: