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楊夫人の夕食はビフテキ(※ビーフステーキ)ですよ。必殺橋掛人 第5話「六本木の朝顔を探ります」今度の仕事は六本木。地図を炙ると「朝顔」の文字が浮かび上がる。今回の舞台となる六本木はテレビ朝日のことを指しているとどこかで読んだ記憶がありますわ。ある日、新吉は入水自殺を図ろうとする女を見かける。本気で死のうとする女に新吉は慌てて止めると放っておけず連れて帰る。その頃、柳次ファミリーではお咲が寺子屋へ通いたいと言い出していた。お紺は賛成するが柳次は反対。そこへ新吉がやってきて女を一晩泊めてほしいと頼まれソッコーOKするがお紺は反対。柳次はおくら・松夫妻に女を預け、松はソッコーOKするがおくらは反対、新吉を紹介して結局元に戻る。翌朝、女は姿を消す。たまたま女を見かけたおくらが尾行すると女は六本木の華道・井泉流宗家の屋敷に入って行った。女は井泉流家元の娘・お菊だった。お菊は破門され住む所を失っていた。六本木には同じ看板を掲げた家元がもう一つあった。同じ流派で家元が二つある。その後、お菊は新吉を訪ね、これまでの経緯を話す。お菊は父親の弟子・聖四郎と祝言を上げることになっていたが、突然姿を消し、噂によると隅田川で水死体になっていたという。「朝顔の好きな人でした」。新吉は鳥を見ている時だけ笑顔を見せるお菊に小鳥を与える。そんなこんなで柳次から着物を借りたおくらは井泉流に弟子入りして潜入捜査。そんなこんなで六本木の宗家でお菊の姉・お蔦はお墨付きを与えていない教室を井泉流とは認めず片っ端から排除。また、家元の意思を受け継いでいたのは夫の四郎だったが、浮気性のお蔦は四郎を追い出したものの花伝書を持ち出されたため取り返そうとしていた。ややこしい。。。つうことでお菊に直接交渉、屋敷から出て行って無断で教室を開いたことを猛烈に𠮟責するが、お菊も徹底抗戦する。そこでお蔦の弟子二名(無名時代の升毅)が四郎をぶっ殺すと花伝書を奪い取る。四郎は息を引き取る前に聖四郎から預かっていた金を多助に渡すようお菊に頼む。翌朝、お菊は多助を訪ねるがそこにいたのは新吉だった。二年前に家元である父親が亡くなる間際に花伝書を高弟の四郎に渡し、井泉流を継がせることを約束してから醜い跡目争いが始まった。四郎を助けていた聖四郎は辻斬りに遭い、生け花に大切な二の腕を斬り落とされていた。聖四郎が姿を消したのはその直後だった。お菊との関わりに悩み世を儚んで死んだと噂に聞いた。しかし今回の件で決心がついた。お菊は新吉に聖四郎の金を託す。その後、お菊はお蔦の許に乗り込むが、弟子二名に殺されてしまう。新吉から頼み料を受け取った橋掛人チームは弟子二名、裏切り者の師匠、お蔦を次々と始末する。翌朝、柳次は仕事が休みだったのでお咲に付き合うと言うが、お咲はお紺と一緒に過ごすよう勧めると寺子屋へ出かける。柳次とお紺は早速エッチしようとするが、お咲がおくらからの差し入れを持ってくる。「あ、見てはいけないものを見てしまった」。ニヤニヤするお咲。お・わ・り
2023年10月22日
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楊夫人は昼から寿司を食べていると思う。必殺橋掛人 第4話「小伝馬町の怪奇牢を探ります」今度の仕事は小伝馬町。地図を炙ると「牢」の文字が浮かび上がる。ある夜、謎の男が柳次と同じ殺し技で近江屋の主人を殺害して金を奪う。しかし翌朝、謎の男は小伝馬町の牢の中にいた。春光尼によるとこのひと月の間に牢屋敷から運び出される死人の数が増えていた。表向きは病死とされているが、囚人たちが虫けらのように殺されているようである。下手をすると頼み人が消されてしまうかもしれない。新吉は近江屋の事件を聞いて柳次の仕業ではないかと疑う一方、さっさと牢に探りを入れなければならない。そこでわざと街中で派手な喧嘩をして小伝馬町送り。生ケツを板でバシバシ叩かれる中尾彬状態の新吉をガン見する謎の男こと重蔵(戸浦六宏)。その夜、新吉は重蔵の手下・辰五郎に始末されそうになり死んだふり。新吉を始末すると重蔵と辰五郎は、牢屋同心の高梨(アンチショッカー同盟の男)に取り調べと称して牢の外へ出される。次の仕事は江戸一番の呉服屋・越後屋。デカい仕事に辰五郎と高梨はビビるが、重蔵は補強メンバーの当てがあると話す。一方、新吉は囚人たちから重蔵について仕方なく言いなりになっていたこと、高梨とつるんで牢を自由に行き来していること、口封じのため役人を買収していることなど聞く。そして娑婆に戻ったら多助に会って依頼していた件を早く片付けてほしいと頼まれる。柳次はファミリーで縁日に出かけた時、重蔵を見かける。重蔵は殺し技を伝授してくれた師匠であり、柳次は重蔵配下の橋掛人だった。ある日、役人たちに追われ絶体絶命、重蔵はファミリーのいる柳次を庇って奉行所に捕まったはずだったが、金で身代わりを用意して何とか生き延びていた。柳次は重蔵からスカウトされるが、押し込み強盗まがいの外道に成り下がったかつての師匠に失望する。しかし「いい女房と娘じゃねえか。大事にしろよ」と暗に二人の命の保障はないと脅される。そんなこんなで新吉は百叩きの刑を受けて放免、おくら・松夫妻に頼み人と的を伝えるが、重蔵と柳次の関係がはっきりしない。柳次はそのことを新吉から問い詰められるが、傷薬を与えるだけで答えようとしない。「実は俺も傷だらけだ。治す薬を探してるんだ。お前の傷はこれで治らあ。だが俺のはな・・・」。そこで呉服屋の番頭(北見唯一)から借金をするとお紺とお咲を旅に出し、自分が頼み人になって橋掛人チームに重蔵殺しを依頼する。その夜、越後屋を狙う重蔵たち三人。柳次が合流しなかったことにブチ切れた重蔵は高梨にお紺とお咲を始末するよう命令する。おくらのぶん投げた瓦が夜道を急ぐ高梨の喉をブッタ斬り。柳次の長屋に向かった辰五郎を新吉が誘い出すと吹き矢の針でぶっ殺し。そして柳次と重蔵が同じ技で殺し合い、あっさり柳次の勝利。その後、柳次はお紺とお咲の宿に駆けつけるが、お咲が久しぶりにおねしょをしてしょんぼりしていた。お紺は柳次に山へ行こうと誘うが、お咲は海に行きたいと主張。言い争う二人に柳次は「山へ行って山で泳ごう!」とドッチラケなことを提案する。お・わ・り
2023年10月22日
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楊夫人は朝からラーメンを食べる。必殺橋掛人 第3話「神田のゆうれい坂を探ります」今度の仕事は通称「ゆうれい坂」と呼ばれる神田春日坂。地図を炙ると「り」の文字が浮かび上がる。帰り道、松は「ゆうれい坂」で地蔵に手を合わせる女を見て幽霊だとパニック。「あーん!怖いの~おくら~一人にしないで!」。十年前に神田春日坂で小間物問屋を営んでいた若松屋の女房が主人を殺害する事件が起きていた。女房は無実だと訴えたが死罪になる。幽霊の正体は成仏できない女房だともっぱらの噂。そんな中、悪徳金貸し・般若の喜平次が殺される。顔を滅多斬りにされて人相は分からないが、背中の般若の彫り物が証拠だとして早々に葬られる。その後、喜平次に会いたいと言う女が奉行所に駆け込んでくる。埋葬されたと聞くと深夜、墓を掘り返すが「違う・・・彫り物が違う」。翌日、柳次は鰻屋で女と知り合う。ギャンブル好きの柳次は矢場に立ち寄ると女と再会、女はおりんという矢場の主人だった。おりんはやたら片肌を脱ぐよう勧めるが拒否され、的に五本当たったらエッチを約束する。「お前さんが見たかったのはこの背中なんだろ?」。柳次の背中には何も彫られていなかった。「おりんさん、もっと自分を大切にしなよ」。そこへ岡っ引きの三五郎(不知火太郎)が現れ、おりんを北町奉行所の与力・佐久間(コム長官)の屋敷へ連行する。佐久間はおりんが墓を暴いた理由を突き止めようとしていた。おりんは屋敷から抜け出すと「ゆうれい坂」の地蔵に多助に合わせてほしいとすがりつく。そして多助の代理人と名乗る柳次の声に若松屋を殺したのは喜平次だと語り始める。事件を担当していた佐久間は若松屋の女房を下手人と断定、般若の刺青をした男の仕業だと主張する若松屋の娘の証言を無視して死罪を言い渡す。おりんは若松屋の娘だった。世間では喜平治が殺されたとされているが本物はまだ生きている。柳次は両親の恨みを晴らしてほしいとおりんが置いた頼み料を受け取り、橋掛人チームに報告する。頼み人はおりん、あとは本物の喜平次を探すのみ。実は偽物の喜平次を滅多斬りにしたのは三五郎だった。三五郎は佐久間からおりんの口を封じるように言われ、江戸を出ようとしていたおりんを捕まえる。おりんは連行された屋敷で佐久間と再会、無実だった母親を殺した諜報人だと泣き叫ぶ。佐久間は墓を暴いたのが若松屋の娘・おりんだと知り、おりんは佐久間こそ本物の般若の喜平次だと知る。佐久間の背中には般若の刺青が彫られていた。佐久間は自分の正体を明かすとおりんを始末する。松は地蔵に向かって「いつもお世話になってます」と言って恐る恐る動かし、地蔵に向かっておくらの投げた瓦がおりんの亡骸を運ぶ下っ端の首を斬り裂く。一緒にいた三五郎は慌てて逃げ出すが、新吉の吹屋に仕留められる。そして柳次は屋敷で金を勘定していた佐久間こと般若の喜平次を反物に仕込んだ針金で絞め殺す。翌朝、お咲はお紺をいびるが、お紺に逆襲されシクシク泣き出す。心配する柳次とお紺。しかしウソ泣きでにっこり。お・わ・り
2023年10月20日
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楊夫人の一日を想像する。必殺橋掛人 第2話「佃島のおとめ魚を探ります」多助が残した江戸地図をロウソクで焙ると「浅」という文字が浮かび上がる。おそらく依頼人の名前。場所は佃島。「あそこの佃煮はすんごく美味いんですヨ」とサラッとコメントする松こと斎藤清六のナチュラルアクトが光る。佃島の鯛は「おとめ魚」と呼ばれ、初物はまず将軍が口にし、その後いろいろ経て最後に庶民が口にすることができる高貴な食べ物だった。そのため佃島では無断で鯛を獲ることが禁止されていた。密漁をする者は理由を問わず問答無用でブッた斬り。柳次ファミリーのショートコント(お咲とお紺が崖っぷちに立っている。どちらかを突き落とさなければならない。柳次はお咲もお紺も突き落として自分も飛び降りると答える。呆れるお咲とお紺)を挟んで、まず新吉が佃島に潜入して調査を開始。直次郎ソックリの漁師・浅吉(本田博太郎)と知り合う。浅吉は年老いた母親に鯛を食べさせただけの理由で漁師友だちが役人に斬り殺されたことに憤っていた。漁の解禁は二ヶ月後。それまで待てなかったのだ。しかし漁の期間はたったの二ヶ月間、加えて今年は今回の事件が原因で解禁はお預けとなったことに漁師仲間は激怒。その頃、柳次は単独行動、料亭のオーナー・清兵衛と板前・佐太郎(白影)がどうも胡散臭い。そこで清兵衛と接触し、反物の注文を受ける。一方、佐太郎は浅吉に船を貸したことや借金十両を帳消しにする代わり、鯛の密猟を依頼する。悩む浅吉&嫁のおきみ(イトウチーフのフィアンセ)に八つ当たり。柳次ファミリーのショートコント(饅頭を巡るお咲の壮絶な嫌味)、おくら・松夫妻の珍やり取り(メシの食い過ぎを注意された松が「あんたなんかバイナラ!」)を挟んだ後、おきみは清兵衛に借金は返済するので密漁だけは止めさせてほしいと直談判するが監禁されてしまう。おきみを人質に取られ、去年まで密漁していたことも握られたため、新吉の制止を振り切って泣く泣く出港、翌朝清兵衛に鯛を届ける。これで佃島にはいられない。浅吉はおきみを連れて佃島から出て行こうとする。そして新吉に多助を探し出して金を渡してほしいと預ける。清兵衛は漁師を強請っては鯛を密漁させてぼろ儲けし、口封じのため漁師たちを殺していた。つうことで清兵衛は金持ちたちを集めて初物パーティーを開催、たった十五両で将軍よりも先に鯛を食えちゃう。その頃、浅吉とおきみは佃島から逃げ出すところを見つかり、清兵衛子飼いの岡っ引きの殺されてしまう。新吉に託された浅吉の頼み料を受け取る橋掛人たち。祭りで賑わう中、新吉が吹き矢で岡っ引きを仕留め、溺れている松を助け出そうとした佐太郎の喉めがけておくらが瓦をぶん投げ、反物を届けに来たと適当なことを言って柳次が清兵衛を始末する。翌朝、柳次ファミリーでは味噌汁の味を巡って貧しい言い争いが繰り広げられる。お・わ・り
2023年10月20日
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マダム・ヤンを漢字で書くと楊夫人。必殺橋掛人 第1話「江戸絵図の謎を探ります」ご存じ必殺シリーズ第24弾。とんでもない悪役ゲストで散々殺されまくっていた津川雅彦が主役。テレビドラマでは初の主役とは意外。ゆるゆるの作風から原点回帰を狙ったそうですが、脚本が弱く中途半端だった記憶あり。「十月十日に生を受け/七五三なら祝い事/揉め事 泣き言 勝負事/さらに加えて弔い事/裏切り 騙され 棄てられる/疲れ果てたらおいでなせえ/この世とあの世の橋掛けに/そーっと送って差し上げやしょう」(ナレーション:中村梅之助)。柳次(津川雅彦)は凄腕の橋掛人だったが、現在は担ぎ呉服(要するにセールスマン)を生業にしながら19歳の再婚相手・お紺(高部知子)、一人娘のお咲(安孫子里香!)と三人暮らし。ある日、柳次一家は長屋にお引っ越し。隣には瓦職人のおくら(萬田久子)と松(斎藤清六!)の夫婦が住んでいる。実は二人共現役の橋掛人。その夜、墓守をしている橋掛人の元締・暗闇の多助が何者かに殺される。多助は死ぬ間際に娘で寺の住職をしている春光尼(西崎みどり)に十三ヶ所の印が書かれた地図を託す。春光尼は生前付き合いのあったおくら・松夫妻を訪ね、地図の印が何を示しているのか、多助が何をしていたのか聞こうとするが知らんふり。しかし奉行所へ相談すると言う春光尼を引き止め、多助が死んだ時、若い鳥刺しがいたと証言する。鳥刺しは以前から多助と接触していた。その頃、鳥刺しの新吉(売れ出した頃の宅麻伸)はお咲と知り合い、お咲が継母にいじめられていると聞いてしんみり。長屋までお咲を送り届けるが、お咲は柳次とお紺のエッチタイムに気を利かせていた。「帰って来るの早かったー?」。そんなこんなでおくら・松夫妻は新吉に接触、多助を殺したのではないかと疑うが、新吉によると多助は十三件の仕事を最後に足を洗おうとしていたという。春光尼が持っている地図と一致する。十三ヶ所のどれかに多助を殺した奴もいるに違いない。つうことでおくら・松夫妻と新吉は手を組むことになる。多助を殺したのは吉原で女郎屋を営む奈良屋甚内(八名信夫)だった。奈良屋は手下に多助を始末させたが、誰が自分の殺しを多助に依頼したのか?そこで春光尼を連れ去り、依頼人を吐かせようとするが春光尼は本当に何も知らない。ある日、柳次は反物のセールスで訪れた吉原で最高位の太夫だった尾上(本阿弥周子)と再会する。顔に大やけどの跡を負った尾上は柳次にどうしても会いたい人がいると言って足抜けを依頼する。奈良屋殺しを依頼したのは尾上だった。尾上は女郎の待遇改善を求めたが、見せしめに焼きごてて顔を焼かれ、下っ端女郎に扱われてしまう。話を聞いたおくらは必ず多助配下の橋掛人を探す約束をする。尾上は思い残すことはないと言っておくらに二十両を渡すが、尾上が依頼人だと気づいた奈良屋の手下に殺されてしまう。その死に際に遭遇していた柳次をおくらが目撃する。その後、おくらは新吉と共に柳次を襲撃、身のこなしから同業と見破るとチームの一員にスカウトするが「今更戻る気は無え。五年前、娘のために辞めたんだ。分かってくれ」。しかし依頼人が尾上と聞いて復帰を決意する。新吉に救出された春光尼もおくらから話を聞いて父親の跡を継いで橋掛人の元締となる。江戸地図の一ヶ所は吉原、やはり尾上の依頼だったことを確認すると仕事料の二十両をそれぞれ受け取る。おくらは唯一素人の春光尼に「金を受け取らないと唯の人殺しですよ」と言って仕事料を受け取らせる。つうことで下っ端二人を新吉が吹き矢の針を首筋に刺してぶっ殺し、おくらは鋭く説いた瓦を投げつけて喉元ぶった斬り(松は釣り竿で標的をセッティング)。そして柳次は反物に仕込んだ針金で奈良屋を絞殺する。ある日、お咲はお紺をいびり倒す。「お前また何か言ったな」「言ってないよー」「二人で私のことをバカにして。どうせ邪魔なんでしょー!」と号泣するお紺。柳次やれやれ。お・わ・り
2023年10月17日
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冷麺は楊夫人。暗闇仕留人 第27話「別れにて候」黒船が横浜沖に再来航。威嚇の空砲ぶちまくりで江戸は大騒ぎ。貢は何かを思い立ち大切にしていたオランダ語の辞書・グラマチカを手放そうとしていた。主水は貢にこれからどう生きて行けばいいか訊ねる。世の中の動きは自分たちが思っている以上に早い。その早さについていけないのだ。幕府の大方は攘夷派が占めているが、黒船を追い返すほどの技術や国力もない。その頃、江戸城では開国か攘夷か激論が交わされていた。中でも良識派の若年寄・松平玄蕃頭(戸浦六宏)はアヘン戦争に敗北した清国を例に出して開国を強く主張していた。貢は玄蕃頭の娘(西崎みどり)に絵を教えていた。また玄蕃頭の考えを支持していた。ところが玄蕃頭は女とアヘンが大好きッ子という別の顔があり、根岸屋(山崎加代の父親)と結託し、高台にある妾の屋敷からまっすぐに海を眺めたいという理由だけで、高台から海の間にある貧乏長屋をぶっ潰す計画を企んでいた。早速根岸屋チームが取り壊しを開始。飾り職の鶴吉(浜村純)と娘のおはつだけが立ち退きに応じようとしなかった。そこで根岸屋チームは長屋に火を着けて全焼させるが鶴吉は抵抗を続ける。ある夜、貢が居候している出会い茶屋に三人組の男客が現れる。ホモ?一人は何だか泥酔しているのか抱えられている。ところが川へ転落、貢が助け出すが既に死亡。男は鶴吉で大量のアヘンを投与されていた。主水と大吉は貢から話を聞くが、主水によると根岸屋と玄蕃頭は繋がっているため、奉行所が動いたとしても揉み消される。「よくそんなことで十手持ちが務まるな?」と不満を口にする大吉に対して「務まらねえからお前えたちと組んでるんじゃねえか。銭でも貰って恨みを晴らしてほしいと言われてるなら話は別だぜ。鶴吉のことは忘れるんだ」。しかし貢は銭を貰ったとしても今回の仕事は断ると言う。「近頃何もかも嫌になってきた。もう少し考えてみたい。俺たち何のために生きているのか。何のために今まで人殺しをしてきたのか」。主水は貢の話を聞く。「前から考えていたことなんだ。なあ八丁堀、俺たちは今まで何をしてきたんだい?世の中動いている。この川だってオランダやアメリカやイギリスの都ロンドンのテームズ川にだって繋がってるんだぜ」「なるほどなあ・・・だからどうだってんだ」「だから俺たちは何をしたかって言ってるんだ。少しでも世の中よくなったか?俺たちにやられた奴らにだって妻や子がいたかもしれないし、好きな奴があったかもしれないんだ」。一方、人情派の大吉とおきんはおはつに父親の鶴吉から何か託されていなかったか聞き出すが「別に何も」。しかしその夜、おはつは書き置きと鶴吉から預かった四両を残して根岸屋へ向かっていた。鶴吉は自分に何かがあれば仕留人に恨みを晴らしてもらうよう託し、しかも本当の悪は根岸屋ではなく松平玄蕃頭だと伝えていた。それでも仕事を引き受けようとしない貢と主水、大吉がディスカッションを交わす。「前にも言ったろ。この仕事はやめだ」「相手が松平玄蕃頭だからか?娘に絵を教えたからか?なあ糸井、人にはそれぞれ生き方がある。そりゃまあそれでいいだろ。だがなお前えがこの稼業に足を突っ込んだ時にどんな腹の括り方をした?俺たちは人間のカスだ。しかしカスはカスなりに生き方がある。それがこの稼業だとお前えそう腹に決めなかったのかい。糸井、この銭は受け取ってもらうぜ。今日まで無事に生きてこられたのはこの銭のおかげなんだ。お前えの身体の骨の髄までこの銭の匂いが染みついてることを忘れんなよ。お前え一人が格好つけようとしたってな傍から見りゃそりゃお笑い種だぜ」「そりゃそうかもしれん。しかしな今度やろうという相手、松平玄蕃頭その身辺は確かに清廉潔白であるとは言い切れんものがあるかもしれん。しかしな彼の幕閣における見識、国を開こうとする勇気は今の幕府にとっちゃなくてはならんもんなんだ。その人の一面だけを捉えて糾弾するのは間違ってるとは思わんか?」「何言ってやがんだこの野郎!その松平や根岸屋に殺された鶴吉や犬みたいに追い立てられた連中の恨みはどう思ってんだお前えは!いつからそんな腰抜けになりやがったんだよ!」。翌日、貢は仕事を引き受ける。但し「八丁堀に伝えてくれ。これで最後だ。最後にさせてもらうってな」。その夜、おはつは根岸屋を通じて玄蕃頭に差し出される。主水は屋敷の見張り役をぶっ殺し、大吉は根岸屋の心臓を捻り潰す(※レントゲン撮影&心電図)。そして貢が玄蕃頭を仕留めようとするが玄蕃頭の一言に手が止まる。「分からんのか!わしを殺せば日本の夜明けが遅れるぞ!」。その瞬間、玄蕃頭に斬られ、玄蕃頭は駆け込んだ主水と大吉にダブル仕置される。主水は大吉に貢を生き返らせるよう指示。大吉が貢の心臓をマッサージ(※レントゲン撮影)、心臓が動き出し貢は眼を開くが「すまなかった・・・」とだけ言うと絶命する。「俺たちもここで別れようぜ。今が潮時なのかもしれん。糸井がそれを教えてくれたんだ。さあ糸井を送ってやろうぜ」。主水は布に包まれた貢の胸元にグラマチカを入れる。「糸井はなこれと一緒に海の向こうへ行きたかったんだ。行って来いよ、海の向こうへな・・・」。主水たちは貢の亡骸を海に流す。その後、主水は日米会談の警護役に抜擢される。降り始めた雪を見ながら物憂げな表情を浮かべる主水、妙心尼に別れを告げて旅に出る大吉、おきんはおはつに見送られながら江戸を発つ。その時、巡礼の旅に出る玄蕃頭の娘とすれ違ったことに気づかないまま。大海原の沖へ流れていく貢の亡骸。お・わ・り
2023年10月16日
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冷麺はマダム・ヤン。暗闇仕留人 第26話「拐されて候」『仕留人』はここまで凡作なし。すげーよ。おきんが怪しげな商売をしている横で浪人の筧弾正(荒谷二中の教員)がガマの油を売ってますよ。見事な啖呵売におきんも惚れ惚れするねえ。弾正は娘のおさき(アプラサール)と貧しいながらもほのぼの二人暮らし。ある日、目明しの屑伝(正直屋店長)が借金の取り立てにやって来る。屑伝のボスで金貸しの松五郎(ミッキー蛇川)は身も心もピュアなおさきに「ホ」の字ダネ。人の良い弾正は松五郎から妻の薬代・五両を借りていたが、利子が膨れ上がり百両になっていた。そこで借金を棒引きする代わりにおさきを寄こせ。もちろん抵抗。明日こそおさきを迎えに来るぜと言われた翌日、おさきは何者かに拐されて行方不明となる。ほんまかいな?屑伝は調べを担当する主水に弾正の自作自演ではないかと伝える。おさきを拐かしたのはおきんだった。おきんはおさきに役者に変装させて江戸から逃がすつもりだった。それを聞いて主水、大吉だけでなく貢まで余計なおせっかいだと注意する。そんなこんなでおさきを探す屑伝を主水が呼び止める。屑伝は見回りから外れているはずの主水がいたことを不審に思う。翌日、主水は与力の名島(甲賀幻妖斉)からおさき誘拐事件が一向に解決しないことを理由に十日間の謹慎を言い渡す。主水の存在を疑った屑伝と松五郎が名島を通じて手を打ったのだ。つうことで一気に公開捜査、あちこちにおさきの人相書きが出回り、借金を返済していない弾正を屑伝がつけ回る。誘拐犯は複数名。ある日、おきんの家で葬式が行われ、妙心尼が読経する中、貢と大吉が棺桶を運び出す。何か怪しいなー。尾行する屑伝の子分を貢が手拭いで絞殺。そんなこんなで妙心尼の寺に到着する。主水は貢が屑伝の子分を始末したと聞いて、ややビビる。そのうち屑伝はしつこく追い込んでくる。屑伝には松五郎がついている。さらに松五郎は北町の鬼与力・名島と繋がっている。おきんは責任を感じ、自分一人で肩をつけようとするが主水に止められビンタ。今更じたばたしてもどうにもならない。貢に「俺たちは初めから一蓮托生なんだ。火の粉は皆で消さないといけないはずだぜ」と諭され号泣するおきんを主水が「泣くなっ!」と激怒一喝。その頃、弾正は何があっても手放すまいと思っていた伊達政宗拝領の刀を売り、四両を受け取っていた。そこへ屑伝襲撃、弾正はおきんに四両を渡し、おさきに秋田へ逃げるよう伝言を頼むと「わしはもう疲れました・・・」と言って屑伝に降参、奉行所へ連行される。その夜、おきんはおさきに秋田まで一緒に行こうかと話すが、おさきは父親と一緒でなければ行かないと言う。秋田は亡き母親の故郷であり、祖父が横手で居酒屋をやっているという。翌朝、ゴミ捨て場に遺棄された弾正の遺体が見つかる。弾正は屑伝と松五郎から拷問を受けたが、おさきの行方は絶対に告げなかった。その知らせを聞いて名島激昂、弾正が死ねば主水の企ての手掛かりを失ってしまう。そんなこんなでおさきは書き置きと四両を残して松五郎の許へ向かってしまう。おさきを助け出そうと焦るおきんに主水は「お前えに命がけで頼みてえことがあるんだ」と言う。おきんは名島に接触、松五郎が老中を通じて名島を甲府勤番にしようとしていると耳打ちする。怒り心頭で松五郎の屋敷に向かう名島に主水が接触。「何か事件ですか?」「何でもない!」と答える名島を背後からブッ刺し、しれっと撤退。その頃、大吉と貢は松五郎の屋敷に潜入。松五郎はおさきを前にしてもう辛抱たまらん。表では大吉が用心棒と屑伝の心臓を捻り潰す(※レントゲン撮影&心電図)。そして人の気配を感じた松五郎は部屋の明かりを消すが、障子から突き出た針にビビりまくり。黒ずくめの貢が姿を現すと松五郎に覆いかぶさり、耳の穴に針をずぶずぶブッ刺し。おきんはおさきを手招きすると夜道を必死に走っていく。その後ろ姿を見届けると主水は走る二人を背にして歩く。お・わ・り次回感動の最終回。
2023年10月15日
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今夜は冷麺よ。冷麺はマダム・ヤン。暗闇仕留人 第25話「晒されて候」ハートウォームな大吉はあやが亡くなってから何だかしょんぼりの貢を励まそうと博打に誘う。優しいのね。貢は乗り気ではなかったが、ビギナーズラックで五十両ぼろ儲け。ところが途中から参加した女将風の女・お陽(勝新太郎夫人)に儲けを全部持って行かれてしまう。翌朝、心中した男女が見つかる。男は死んでおり、片割れの女はお陽だった。駆けつけた主水はびっくり。お陽は心中などしていないと言って縋り付いてきたが、御乗法に従って市中引き回しの上、三日間晒されることになる。お陽は越後屋の後妻だが、夫と一緒に店を繫栄させ、夫が亡くなった後も店を守り続けてきた。主水はお陽に心中する理由が見当たらないことから再吟味を願い出るが却下。その頃、大吉と貢は五十両の大損を喰らったことにぶつぶつ文句言いまくり。あの時やめていればよかった。今頃あんこう鍋を食っていたか、芸者遊びしまくっていたか。そこへ主水がやって来てお陽のことについて話す。大吉と貢が賭場で会った女将風の女だ。総額で百両はゲットしている。お陽には先代の娘・お道(フジ・アキコ隊員)がいたが、二代目母親のお陽に反発していた。お陽は後添えになって五年になるが、その間母親らしいことをしてやれず申し訳なく思っていた。その後、金貸しの大島屋からお道に貸した百両の返済を迫られる。返せない時はお道を訴え、米の仲買人の株二千両分の権利書をもらうと突きつけられる。そこでお陽は百両を工面するため博打に打って出たつう話し。しかし指定された出会い茶屋に大島屋は現れず。代わりに謎の男たちに拉致され、気がつくと見知らぬ男と心中したように仕立てられていたつう話し。お陽から事の次第を聞いた主水はお陽救出に動き出す。まず晒されているお陽を二晩だけおきんにすり替え。夜なので下だけ向いてりゃいい。「何言ってんだい!ばかばかしい」とおきんは拒否するが、小判をちらつかせられ「やらせていただきます」。そして大吉にお陽と二晩だけ一緒に町を歩いてお陽を拉致した船頭を探してほしいと依頼する。顔はお陽が知っている。そんなこんなで夜が明けてきた。おきんとお陽が入れ替わる。成果なし。あと一晩でタイムリミット、無宿人として江戸を所払いになってしまう。昼間、晒されているお陽をお道が見つめている。傍には彼氏が寄り添っている。そんなこんなで大島屋がお道に百両の返済に迫るが、お道はおばかギャルなので越後屋の商売を継ぐのは無理、そこでしばらく後見人になると提案する。その夜、主水はお陽の代わりに晒されているおきんに蕎麦を差し入れ。おきんは主水にお陽との関係を尋ねる。主水が養子に行く前の話、道場仲間に誘われ初めて行った根津権現裏の岡場所で知り合った。「それからしばらく通い詰めてな」。主水は相思相愛だと思っていたが、半年後にお陽はいなくなり米屋の手代と一緒になったと聞いた。今から考えると相思相愛と思わされていたのかもしれないが、主水にとって良い思い出だった。そしていよいよタイムリミット、今夜は貢がお陽に付き添って船頭探し。無闇に歩き回るより越後屋の店の前にいたほうが手がかりが掴めるかもしれない。その頃、お道はお陽のことを思い出していた。お陽はいつも自分のことを心配してくれていた。涙ぽろり。実は越後屋の番頭・荘助、大島屋、お道の彼氏はグルだった。荘助は大島屋のスパイであり、店に住み込んで主人に信用されるとがっぽり乗っ取るはずだったが、お陽がしっかりしていたため失敗。そこでお陽をさらって心中したように見せかけたが、生き返ったため失敗。しかし今夜を過ぎれば江戸所払い、あとは店を食い尽くすだけだぜ。その話をお道が立ち聞きしていたのでぶっ刺し、またまた心中に見せかけるため船頭に心中相手を探させる。つうことで越後屋の店先から船頭が出てきたところをお陽と貢が目撃、そんなこんなで『ウルトラQ』のナレーターこと貢が江戸川由利子ことお道を助け出すが既に虫の息。連中が全員グルであり「あたしが悪かったわ・・・長い間ごめんなさい・・・お母さん」と告げると息を引き取る。翌朝、お陽は江戸所払いとなる。主水はお陽が品川の女郎屋に身を売って作った金で大吉、貢、おきんに殺しを依頼する。その夜、大島屋、荘助、お道の彼氏はお道殺しがバレないうちにトンズラしようと越後屋からありったけの金をかき集めていた。そこへ貢が品川からお陽の使いでやってきたと告げて姿を見せると「御命頂戴に参りました」。荘助ブッ刺し。逃げるお道の彼氏の心臓を大吉が捻り潰す(※レントゲン撮影&心電図)。逃げ回る大島屋の目の前にお陽が晒されている。お陽に見えた女はおきんだったが、恨みたっぷりで睨みつけられ恐怖でもうあかん。テンパりまくりの大島屋を主水がブッ殺し。その後、品川で女郎になったお陽は気怠そうに客引き。主水は誰もいない深夜の奉行所で大福をむしゃむしゃ食べ続ける。お・わ・り
2023年10月15日
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今夜はお鍋よ。暗闇仕留人 第24話「嘘つきにて候」倉田準二監督二本目にして最後の登板。かなり良い仕事してますが京都映画(松竹)とは合わなかったみたいです。しじみ売りの少年・佐助(青影!)はスーパーピュアボーイ。火事で焼け出された人たちに無償で食事を提供する米問屋・備前屋の奉仕精神に感激。「一生懸命働けばお天道様は見ていてくれる。必ず報われる」「人間の本当の勇気は人のために何かができることだ」。素晴らしい。ある日、佐助は貢が描いている忠臣蔵の芝居の看板を目にする。吉良上野介は本当は良い殿様で、赤穂の殿様はケチだと難癖をつける。貢は本当はそうだったかもしれないが、芝居は芝居だとやんわり解説。大吉も飯食いながら「固いこと言うんじゃねー」と下品に解説。そこにやくざに追われた女性が逃げ込んでくるが誰も助けようとしない。その時、佐助の頭の中に備前屋の名言がピキーンと響いて正義感爆発。女性を助けようとするがぼこぼこの半殺し、野次馬だけでなく貢や大吉も見てみぬふり。そこへ通りかかった備前屋に助けを求めるが素通りされてしまう。その後、佐助ぶち切れ。貢が描いた忠臣蔵の看板に絵の具をぶっかけ「大人なんて嘘つきだ!嘘つきだ!」。備前屋には先代の妻・よねがいたが、きちがい扱いにして座敷牢に閉じ込めていた。目明しの虎松(地獄大使!)に袖の下を握らせ手なずけていたが、虎松は日頃から十手を使っては金を巻き上げる小悪党だった。その頃、主水は備前屋の先代殺しの一件を調べ直していた。下手人の夜烏の三次はその後、島抜けをしていたが、こっそり備前屋で人足として働いていた。三次は虎松に接触、自分の人相書きを描いてほしいと謎の儲け話を持ち掛ける。そして絵描きの代わりに貢が描くことになる。そんなこんなで怒りの収まらない佐助は備前屋に乗り込んでしじみを投げつけまくり。備前屋だけでなく座敷牢のよねにまで投げつけ。「ざまみろ!」。子どものやることですな。ウザいけど。そこへ虎松が現れて佐助を追い返すが、三次の人相書きを手にしていた。先代殺しの真犯人は備前屋であり、三次と虎松はそのことをネタに備前屋を強請ろうとしていた。そんなこんなで佐助はよねを人質に取って籠城。返してほしければ頭を下げて詫びろ!とスパークする。よねは佐助に逃げ出したりしないと話しかける。よねはきちがいではなく正気だった。益々大人は信用できねー。しかし大人には大人の事情があるのだよ。今の備前屋は真面目だったが、よねにラブのあまり先代をぶっ殺したのだ。よねはこんな風にさせてしまったのは自分のせいかもしれないと語る。それにしてもぶっ飛びすぎですがね。そして「逃げられるなら逃げて。幸せになって下さい」と言って懐に隠し持っていた小判を佐助に渡す。「女将さんっ!」。しかし貢ほか野次馬がやんやんやする中、佐助逃走、よねが遺体で見つかる。その後、佐助は大吉の家に潜伏、ぶらりやってきた貢&帰ってきた大吉はびっくり。二人から話を聞いた佐助もびっくり、自分がよねを殺したことになっていたが、よねは逃げるよう勧め金まで渡している。「しかし備前屋と岡っ引きが踏み込んだ時、女将さんもう死んでたぞ」「おいらがやったんじゃない!おいらじゃないんだよ!」。貢はよねが殺されるところは見ていなかった。そもそも佐助は何で今回のようなことをしでかしたのか?それは備前屋が立派なことを言っておきながら助けを求めても素通りしたから。ここで貢の名セリフ「人間なんて大体が嘘つきなんだよ」。そんなこんなで佐助の無実を証明するのは難しい。佐助は自分がどうなってもいいが、よねを巻き沿いにしたことだけ申し訳なく思い「謝くなくっちや」と言って、よねから貰った四両を置いて遺体が安置されている番屋へ向かう。あとを追って主水も番屋へ向かうが、そこには佐助の遺体があった。虎松によると抵抗したので十手で一発ぶん殴ったと言う。その後、虎松と三次がグルだったこと、備前屋がよねを殺した理由が分かる。佐助はやっていない。佐助が遺した小判を受け取る大吉、貢、主水、おきん。その夜、女中を通じて三次の人相書きを手渡された備前屋は指定された米蔵へ向かう。一方、虎松も三次から呼び出されて合流。蔵に入った三人は何の用事だと確認し合うが何か変だ。そんなことより三次と虎松は備前屋に金よこせと請求。おめーの代わりに島送りになってやったし、口封じによねも殺してやった。その時、俵から米がこぼれ出す音が聞こえる。三人がそれぞれ探し始め、貢が三次を掴むと竹筒を手にしていた備前屋に突き飛ばし、三次は竹筒にブッ刺さり。恐怖に震え上がる備前屋の心臓を大吉が捻り潰す(※レントゲン撮影&心電図)。そして貢が矢立の仕込み針でビビりまくりの虎松の目を潰すと主水が背中&正面からダブルブッタ斬り。数日後、大吉は妙心尼に鐘を突きたいと申し出る。エロい妙心尼はエロいことを想像するが「そうじゃねーよ」。芝居小屋の看板を描いている貢に鐘の音が聞こえる。佐助を供養するため大吉は妙心尼と鐘を鳴らす。お・わ・り
2023年10月12日
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今夜はシチューよ。暗闇仕留人 第23話「晴らして候」貢役の石坂浩二が猛烈に忙しかったのか大吉エピソードが連発。いきなりレントゲン撮影と心電図でスタート。ある夜、大吉は深川で女衒の和助を仕留めた帰りに一人の男とすれ違う。男は呉服屋の手代・佐吉(小坂一也)。翌朝、佐吉は南町奉行所の筆頭与力・原一家皆殺しの疑いで捕まり、与力・間宮(中村りつの元夫)と目明し・勘助から拷問を受ける。実は原一家を殺したのは間宮と勘助だった。その夜、間宮は湊屋郷右衛門と密談、湊屋はさっさと責め殺したほうが良いと言うが、間宮は噓の自白をさせようとしていた。そんなこんなで佐吉の妹・おその(大谷直子)だけ無実を信じていた。佐吉は犯行時刻に大吉と遭遇したと証言、深川で芸者をしているおそのはその話を聞いて大吉を訪ねる。大吉が証言すれば佐吉の潔白が証明される。佐吉は行きつけの呑み屋でいつもばか飲みしている大吉の顔を知っていたため、犯行時刻にすれ違った男が大吉だと覚えていた。しかし大吉が証言すれば裏の仕事がバレてしまうため証言拒否。その後、大吉はしかじかの件を貢に相談「それで?おそのさんには何て言ったんだ?」「もちろん人違いだと突っぱねたよ」。ところが蕎麦屋のオヤジ・伊三次も佐吉を見ていたことに気がつく。つうことで伊三次を探し回るが、富くじが当たり今は蕎麦屋を廃業して金貸しをしているとか。おそのも伊三次に協力を求めていたが、伊三次は証言の見返りにおそのに関係を強要する。大吉は兄の佐吉を助けたい一念で身体を売ったおそのに同情&激昂、奉行所に名乗り出ると言い出すが、呆れた貢がナイスコメント。「それで伊三次という男が証人になるって言うんならそれでいいじゃないか。お前さんがそれ以上何をやることがあるんだい」。それでもグズグズ言う大吉にもう済んだことだと珍しくぶち切れ。「かー冷てえ男だな、お前えも」「ああ冷てえさ。冷たくなきゃこんな稼業できやしねえんだよ!」と矢立の針を向ける。「お前だって分かってるはずだぜ。俺たちにはな、人助けなんてできやしねえんだよ。そんなことを考えるのはな、それこそ身の程知らずだってやつだい」「ぬ、抜かしやがって!」「ああ何とでも抜かしやがってやるぞ。お前さんが分かるまではな」。その夜、伊三次が首を吊った状態で見つかる。明日おそのと奉行所へ行くことになっていたが、口封じのため何者かに殺されたに違いない。佐吉を下手人に仕立てることで誰かが得をする。おそのによると佐吉は原の娘に気に入られ、しょっちゅう反物を手に屋敷を出入りしていたという。小さい頃から虫も殺せなかった佐吉が人殺しなどできるはずがない。両親を亡くした二人は下総から江戸へ出て呉服問屋に奉公、必死になって働いたが却ってそのことが仇となり店から追い出され、おそのは芸者になったのだ。大吉は主水を通じて間宮らをリサーチ。間宮は南町の切れ者、一方原はここ数年の間に急成長した海産問屋の湊屋が抜け荷をしているとの噂を聞きつけ調査中だった。間宮と湊屋はグル&原を殺害、その罪を佐吉に擦り付けようとしているのではないか。早速大吉は行動を開始しようとするが、巻き添えを喰らいたくない主水に監視される。妙心尼とのエッチも主水に見られているような・・・。そんなこんなでおそのに佐吉の無実を晴らすためには真犯人を探し出すしかないと提案するが「もういいんです」。何と新たな証人・貸本屋の直次郎登場。「正しい者が負けるはずないじゃありませんかッ」。有力な証言におその感激、互いに見つめ合いしっかり抱擁。大吉の立場無し。しかし翌朝、直次郎はお白州で証言を覆す。「申し訳ございません!全部出鱈目でございます」。そしておそのに誘惑&脅されていたと激白する。つうことでおそのと直次郎は連行されるが、直次郎と間宮は悪のアイコンタクトを交わす。その夜、間宮は佐吉に殺しを認めればおそのを釈放すると迫る。「さー楽になれ」。翌日、雨の中、佐吉が処刑される。主水によると突然許可が下りて、こっそり&電撃的に行われたという。しかも直次郎はとっくに解き放しになっていた。主水は大吉をマークしていた勘助を雨戸越しにぶっ殺すが、表におそのがいた。「あなたたちはもしかしたら・・・」。おそのは大吉に四両を差し出し「これで兄さんの仇を・・・頼みます、頼みます」と殺しを依頼する。その夜、貢は湊屋に紹介され雇ってほしいと直次郎を訪問、矢立を取り出して絵を描き始める。「なかなかよく描けてるねー」。貢が描いた女はおそのに似ていた。驚く直次郎の額に仕込み針を突き刺す。その頃、間宮と湊屋は一件落着でにぎにぎ。そこへ貢が現れ、おそのに似た絵を見せる。驚いた間宮を貢が仕留め、大吉が湊屋の心臓を握り潰す(※レントゲン撮影&心電図)。その後、おそのは酔っぱらった客と出会い茶屋へ。貢が通りかかるが、すぐに目を伏せる。おそのも貢に気づいていたが後姿を追うだけ。さらに大吉が歩いてくる。おそのと大吉は見つめ合い、大吉は僅かに頷く。おそのは酔っ払い客に呼ばれると「はいはい」と笑いながらついて行く。貢に続いて大吉も暗い夜道に姿を消していく。お・わ・り
2023年10月10日
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いない。暗闇仕留人 第22話「怖れて候」大吉が大八車を引きまくって笑顔で爆走。秩父まで石の買い付けに訪れたが、材木問屋の檜屋に助けを求められる。檜屋は二年前にこの付近でさらわれた娘・ちよ(ゆきおんな)を探しに来ていた。その頃、見た目ワイルドすぎる極悪人・熊蔵(山谷初男)の許からちよ脱出、通りかかった人足たちに助けられ檜屋と再会を果たす。つうことでちよは大吉の大八車で運ばれ、人足たちはちよをかどわかした犯人を捕まえるため山狩りに出かけるが全員斧でぶっ殺される。そのため檜屋は大吉をちよのボディガードにスカウト、江戸まで送ってほしいと頼む。報酬は三両。一方、熊蔵もちよを追って江戸に向かう。つうことで大吉たちは無事に到着。叔父で番頭の儀助(ハンターチャンス)に温かく迎えられて大吉の役目は終了。しかし熊蔵が取り戻しに来るかもしれない。檜屋は奉行所に訴えるがけんもほろろ。暇そうな主水が話を聞くことになるが、ちよは何も話そうとしない。そこで檜屋が解説。二年前の秋に婿養子を迎え、二人で仕事のため秩父へ出かけたが、熊蔵軍団に襲われ婿養子はぶっ殺され、ちよは拉致&熊蔵の女にされてしまう。そして熊蔵との間に子供ができるが、熊蔵は三吉と名付けられた子供がうっとおしくなる。そこでちよは三吉を連れて脱げ出してきたのだ。なるほどね。山奥に潜んでいるぐらいなのでやましいことがあるはず。そんな連中が江戸にノコノコやって来るとは考えられないが、主水は奉行所とは内緒で個人的に張り込んでもイイよと提案する。つうことで主水は張り込みに備え、大吉、貢と鍋をつつく。一文にもならないとボヤく一方、大吉は檜屋から三両は貰いすぎたと話す。結局、その夜は何事も起こらず。しかし怯えるちよのために檜屋は店の金を持ち出して用心棒を雇おうとする。儀助も心配するが皆で助け合っていこうと声を掛け全員じーん。つうことで腕の立つ侍を雇うが、夜の闇の中から次々と投げつけられる斧に翻弄され、適当なことを言って用心棒役を辞退する。そして怯えるちよに熊蔵が恐怖のアナウンス。「ワシからは逃げられねーんだ」。これ以上手を掛けさせるとガキも親父も叩き殺してやる。大人しく江戸を離れろ。「いつでもお前を見張っているからな」。声はすれども姿は見えず。しかし極悪フェイスをチラ見せ。檜屋激昂、熊蔵に怒りまくるが心労でぶっ倒れてしまう。そこで儀助が医者を呼びに出るが、熊蔵が接触してくる。「ヨォしばらくだな」「約束が違うじゃないか!」。儀助は檜屋を乗っ取るため、人を殺して逃走中の熊蔵を見逃す代わりにちよと婿養子をぶっ殺すよう依頼したが、ちよを殺さずにそのままゲット。おかげでややこしいことになったつう話。儀助は店を、熊蔵はちよをそれぞれゲットしてウィンウィン。熊蔵はちよを連れ戻して二度と顔を見せないと言う。そんなこんなでちよは三吉を連れて母親が眠っている妙心尼の寺で無理心中を図ろうとするが、声を掛けてきた妙心尼の前で泣き崩れる。その様子を見ていた大吉は檜屋を寺へ連れて来るが、檜屋は何もしてやれない自分がちよに会うことはできないと立ち止まる。「ちよを、私たちをこんな目に遭わせた奴が憎い。何故こんな目に遭わなきゃならないんだ。何を私たちが悪いことをしたと言うんでしょう」。大吉の手を握りしめて誰でもいいから恨みを晴らしてほしい、ちよを苦しめる奴を殺してほしいと頼む。「たとえ五十両、百両と掛かろうと自分も商人です。金で恨みを晴らさせてもらいます。お願いです。私に力を貸して下さる方をお探し下さい」と言って大吉になけなしの二両を渡す。一方、ちよは熊蔵の許に戻ると決心する。熊蔵から逃れることはできない。思わずもらい泣きした妙心尼は大吉に詰め寄る。「こちの人、何をお考えですか?人が殺され、死ぬほどの苦しみを受けているのに助けてやることができない、そんなことが許されていいんですか!?」。自分が男だったら生かしておけないとシャウトする妙心尼に大吉タジタジ、話を聞いた主水もびっくり。「仏に仕える身としては少々乱暴な言葉だったな」。つうことで大吉から仕留料を受け取る主水と貢。貢は居候先(出会い茶屋)で儀助と愛人が一緒にいたところを目撃、熊蔵と繋がっていたことを掴んでいた。翌朝ちよは江戸を発つ。ちよをぶっ殺そうと斧を掴んだ儀助があとをつける。しかし先回りしていた貢が儀助の額に仕込み針をブッ込む。続いて大吉がちよのあとを追う。通りかかった小屋で熊蔵の子分とバトル、心臓ブッ潰して一丁あがり。そこにジェイソンばりに斧を振り回して熊蔵乱入、すかさず左胸に腕を突っ込むが、あるはずの心臓がない(※レントゲン撮影)。「ひょっとすると奴の心臓は右に?」。暴れる熊蔵。小屋が傾く。大吉の首に紐を巻きつけて絞め殺そうと熊蔵が跨った瞬間、右胸に腕を突っ込んで心臓を捻り潰す(※レントゲン撮影&心電図)。大吉は石の買い付けに向かう。お・わ・り
2023年10月09日
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あなたは。暗闇仕留人 第21話「仏に代わりて候」妙心尼が境内の景色を眺めてうっとりしていると大吉出現。エッチを迫られなりませぬ~と抵抗していると赤ん坊の泣き声が聞こえてきましたよ。捨て子だ。一緒に置かれていた母親の手紙によると母親は既に死んでいる様子。しれっと挟まれていた姿絵の女・おしげが母親ではないか?大吉の推理は的中。その夜、変態エロイラストレーターの歌川秋水(藤岡重慶)は首を吊ったおしげを描いていた。それだけでは飽き足らずおっぱいポロリ。でも何だか乗ってこねーなー。エロ出版社の雅泉堂(イマケン)は面倒なことにならないよう手下の志賀勝におしげの遺体を池にポイ捨てさせる。その様子を夜鷹のおらんが目撃していた。その後、茶店で働いているおそでという女がモデルになり人気爆発。茶店もおそで目当てで男たちが殺到して商売繁盛。しかしおそでは丹下段平の声ソックリの秋水にメロメロ、秋水の子どもを身籠っていた。しかし秋水にご禁制の薬を使って堕ろそうとされぶち切れで拒否。そこで雅泉堂はおそでの勤める茶店に行き、おなみをスカウトする。おなみは島帰りの兄・留吉の面倒を見ていた。留吉は腕のいい大工だったが、すっかり仕事からあぶれていた。あなたの働きたいを応援したい。つうことで雅泉堂は離れの修理を留吉に依頼する。ある日、留吉は屋根裏で修理をしているとおそでが雅泉堂の下っ端に殺されるところを目撃する。雅泉堂は主水に自分が席を外している間に殺されていた、凶器のノミは留吉の物であり「人に情けを掛けたのが却って仇でございました・・・」と証言する。留吉は速攻で帰宅するとおなみに冤罪だと訴え、おなみも何者かの罠だと考えるが、島帰りの言うことなど誰も信用しないだろう。そんなこんなで主水は留吉を奉行所に連行、取り調べをするが違和感を感じるぜ。そこで雅泉堂も調べようとするが、雅泉堂は北町奉行・井戸対馬守と付き合いがあるという。下手すると対馬守の怒りを買うことになる。歴代北町奉行は悪人揃いだ。しかも既に対馬守から留吉を白状させ一両日中に獄門にせよとのお達しが出ていた。つうことで秋水、雅泉堂、対馬守の三人はエロともだち、雅泉堂は対馬守に留吉の処刑を急ぐようリクエスト&秋水の描いたエロイラストにほのぼの。以上、役人としての主水の限界。泣き崩れるおなみに暗に仕留人の存在を示唆するが「兄がお仕置きになってからじゃ恨みを晴らしてもらったってもう遅いんです!私は兄を返してもらいたいんです!」と言われる。以上、仕留人としての主水の限界。その夜ミーティング。大吉によると赤ん坊に添えられていた姿絵は秋水の作品であり、赤ん坊の母親も秋水に殺されたのではないかと推理。留吉を助けるには殺しの証拠を掴まなければならないが、留吉は明日処刑される。珍しく主水がボヤく。「あんな奉行の下で安い扶持を得て働いてるのが本当に嫌になった」。どうにかして留吉を逃がしてやりたいが、拷問を受け続け既に虫の息の状態。「俺ももう十年若かったらなあ・・・」。そんな主水を大吉と貢が熱くたしなめる。「俺たちは仕留人じゃねえか。相応の仕事をしてりゃそれでいいんだ。なまじ粋がって世直し大名人みたいな面するなってんだ!」「そうだ大吉の言うとおりだ」「俺は明日、小塚原に行くぜ。かわいそうな留吉の死にざまをとっぷり拝んで、いずれ必ず赤鬼共に地獄の子守唄を唄ってやるんだ」。翌朝、大吉やおなみ、雅泉堂たちが見守る中留吉は処刑される。そんな中、雅泉堂におらんが近づきポイ捨ての口止め料を請求する。しかも今回で二度目。雅泉堂は四両を渡すが、志賀勝に殺すよう命令する。おらんは自分をつけている男に気づき、意気投合したふりをして大吉に接触、大吉も用心棒に雇わないかと吹っ掛ける。「悪くないねー」つうことで昼から酒飲みまくり。しかしおしっこに行った隙を狙われ志賀勝にブッ刺される。おらんは大吉に雅泉堂と志賀勝が昔友だちだったおしげを殺して池にポイ捨てしたことを告げ、おしげや他の女たちの恨みを晴らしてほしいと雅泉堂から強請り取った四両を渡して息を引き取る。翌朝、池からおしげの遺体を引き上げると主水、貢におらんから受け取った仕留料を渡す。恨みを晴らすのはおしげ、おらんだけではない。おなみもだ。ただし昨日から行方が分かっていない。主水によると今夜、対馬守と雅泉堂がエロ宴を予定している。主水は対馬守をぶっ殺すつもりだ。「八丁堀おめえま、まさか奉行を・・・」「雅泉堂と秋水だけじゃ留吉も女たちも浮かばれねえだろ」。その夜、雅泉堂のスタジオには拉致されたおなみが猿轡をかまされ、秋水の責め絵のモデルにされていた。しかしいつまで経っても対馬守が来ないためライブペインティングスタート。その頃、主水は護衛役と偽って対馬守を人気のないところに案内するとバッサリぶった斬り&池に落下。一方、大吉はスタジオから表に出てきた雅泉堂の心臓を捻り潰す(※レントゲン撮影&心電図)。貢は男優役の志賀勝に蹴りブッ込み&矢立てで心臓を一刺し、逃げる秋水に馬乗りになり矢立を突き立てる。泣きじゃくるおなみを大吉が助け出し、主水、貢と共に闇に姿を消す。お・わ・り
2023年10月08日
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