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♪ ありがとう 120分 美しき魂見せてサクラぞ散りぬ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 将に死闘の120分。両者一歩も譲らず延長にもつれ込み、それでも決着がつかず。予想していた通り、ドラマはPK戦での決着という非情な展開となった。 もうその後は何も言うまい、語るまい。 ただ、涙が出るばかりだ。 本当によくやってくれました。 相撲の世界が醜態を演じ、どうしようもない体たらくを見せつけられた後だけに、気迫のこもった見事な攻防には、ただただ感動だ。モチベーションの高さと自信と根性が一体となって、精根尽くした姿は神々しいまでに輝いている。 ここまで来た事を我々も誇りに思っていいし、世界も十二分に認めるレベルの高さを見せてくれた。ワールドベースボールに優勝した時と同じぐらい、日本中が酔いしれたでしょう。 努力と精進の結果ここまで来たことの意味は、勝敗の如何に係わらず称賛に値するものです。PK戦は非情だ ありがとう、日本。ありがとう、岡田監督。 駒野 堂々と胸を張って帰ってこいよ!!「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートすることにしました。★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選
2010.06.30
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♪ 市役所へ苦情のメール打つ朝や雨は小止みてヤマモモの落つ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 駅に向かう小道に緑地帯があり、「ヤマモモ」と「梅の木」が植っている。その生い茂った木の枝が通路に伸びて、雨の日になると大きく垂れ下がり通行の邪魔をする。傘に当たってまともには通れないのだ。 狭い通路の横は草地で、水をたっぷり含んでいて普通の靴で歩く事などとても出来ない。 駅から近い旧住宅地に向かう道路の取っ掛かりの部分なので、ここを通る人は案外多い。自分も雨が降る度に、何とかならないかと思いながら通っているが、自転車、ベビーカー、お年寄りなど非常に具合が悪い。この状態でも腰をかがめないと通れない それで、この際、思い切って市役所に苦情を言うことにし、今朝、早々にメールを打った。 以前にも場所は違うが同じ様な事があり、苦情を言って歩道脇の草刈りをやってもらった事がある。伸び放題になった草が歩道を塞ぎ、とても歩道の役目を成さない状態になっているにもかかわらず、放置してある事に腹が立ってのことだった。 その時は暫くして返事が来、”管轄が県の道路なのでそちらに伝える”というものだった。大分経ってから、きれいに草刈りが行われてスッキリしたが、たまたまその時期が来たのでやったのかもしれない。 実際の事は分からないが、役所に対する信頼感が”イマイチ無い”というのが一般市民の本音でしょう。 県市民税を納めている立場ですから、都合の悪い事が有ったら文句言って改善してもらうのは当然だ。今回も返事が貰える設定を選んだので、近々返事が来るでしょう。 なんせ市役所から歩いて2~3分のところなんだから・・・・ このヤマモモの枝が切られれば、もうこんな情景はみられなくなるが・・・・。最盛期に落ちた実。まともには通れないので踏まれる事もない。「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートすることにしました。★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選
2010.06.29
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♪ 雷鳴に疲れをいやす日曜日 雨にこころの溶け出してゆき ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 最近、疲れがたまっていて、日曜日もけったるいまま過ごすことになる。そんな日曜日の雨は、心身を癒すサプリメントだ。 カミナリが好きという事もあって、雷鳴までもがやさしい子守唄の様に聞こえる。 九州、四国、中国地方では大雨で大変だった様ですね。癒しになるかと思えば、一たび狂うと大暴れする。雨は、千変万化の妖怪変化、怖いですね。 被害に合われた方々、お見舞い申し上げます。 お隣の中国も、連日の大雨で大変なことになっているようです。6月13日から、中国の広西、広東、福建、浙江、江西などの各省自治区で大雨天気が続いている。 20日の段階で、死者が132人に達し、86人が行方不明となり、80万人以上が避難している。これまでの報道では河川付近や低地に住んでいる140万人が避難を余儀なくされている。 国営テレビは住宅6万8000戸が倒壊し、50万ヘクタールを超える農地が被害を受け、被害総額は145億元(約1930億円)に上ると伝えた。 中国南部では、5月にも数多くの省と自治区は相次いで強い豪雨に襲われ、百万人以上が被害を受けました。 大分前から、極端な形で被害をもたらす天候異変が、地球規模で相次ぐようになってきています。干ばつが続いたかと思うと極端な大雨で土砂を押し流し、地形までもが変わっていくような激しい牙を向けてくる。 地球が悲鳴を上げているのか、あるいは激怒しているのか。その両方の様な気もします。 しかし、ここ数年、太陽の黒点が極端に少ないくなっている事も、地球の気象異常に関係があるとすると、そう簡単にかたずけられる話しでもなくなってくる。「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートすることにしました。★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選
2010.06.28
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♪ 濡れそぼりけやけく花のかにかくも遠ち近ちにみゆ紫陽花の花 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ この梅雨の季節に、もし紫陽花がなかったらどんなにか鬱陶しさが身に沁みることでしょう。 これほど雨の良く似合う花は他にないという気がするのは、この時期に咲いてそのあでやかさを満喫させてくれるからでしょうか。 その花の種類は豊富で、最近富みに増えたような気がします。今まで関心がなかっただけなのかもしれないが、近頃やけに紫陽花の花に眼が行きます。それだけ目立つ存在だということですね。 日本のトップクラスの紫陽花栽培の「さかもと園芸」では、数々の新品種を世に送り出しているそうです。 ピラミッドアジサイ「ミナヅキ」 ハイドランジア「ヘイズスターバースト」ハイドランジア「西安」 ピンクからグリーンに色変わりする カシワバアジサイ「ハーモニー」 ヤマアジサイ「紅」ハイランジア「渥美しぼり」 ハイランジア「ポージーブーケ(ケーシィ)」ブルー 「城ヶ崎の雨」色変わりアジサイ「フェアリーアイ・ブルー」 ハイランジア「フリルサンセット」 「ユングフラウ・ピコティ」奥さんの名前を付けたという「ミセスクミコ」 今まで見た事もないようなアジサイを時々見かける事があって、珍しい花だなぁと思って見ていた。 この「さかもと園芸」のようにアジサイも新品種を開発して、今までの紫陽花のもっているイメージが大きく変わってきているようです。 それによって、今まで紫陽花が好きでなかった人にもファンが増えつつあるようです。 鬱陶しいこの季節を楽しませてくれる貴重な存在。 我が家にも3種類が植っていますが、こんな写真を見ているとちょっと見劣りしてしまいます。「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートすることにしました。★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選
2010.06.27
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♪ 俳句とはスナップショット短歌とはポートレートと覚えべしなり‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 私の感覚では、俳句のツボは瞬間の切り取りにあり、その中に悠久を見るという感じ。 そして、短歌の場合は、心そのものを言葉に託して表現するという意味で、その作者の人となりが現れるものだと思う。 写真の手法に例えれば、俳句はスナップショット。そして、短歌はポートレートという感じ。 勿論、感覚的な例えですから、厳密な定義という訳では有りません。 蕪村や一茶と芭蕉の俳句は違いますし、万葉の歌と現代のものとは違うところも有ります。しかし、その根底にあるものは変わらないと思う。「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートすることにしました。★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選
2010.06.26
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♪ にわかファンも眠い目こすり万感の歓喜の中に夜は明けにけり ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ やった~~~!! ワールドカップ・サッカー。3:1でデンマークに快勝。決勝トーナメント進出決定だ。 最高の試合運び。最高のパフォーマンス。最高のフリーキック2発。 それにしても、日本は強くなった。かつての様にスター選手に依存することなく、全体のチームワークとディフェンス力、ここぞと言ったところでの決定力が格段に上昇した。 これが自信というものか。 監督が指示したことが出来るようになるというのは、ある程度のレベルが有ってのこと。で、そのレベルを超えると、そこから急カーブを描いて強くなっていく。 実戦で自信を付け、チームが一体となることでさらにその力が倍加する。 全員が臆することなく外国の選手と渡り合えるまでになった。 海外経験のある選手のモチベーションの高さが、選手たちの士気を高め、実力以上の力を発揮させているとも言える。 それにしても、本田は落ち着いている、クールそのものだ。インタビューでも冷静なまま応じ、凄い選手が現れたという感じを観ている皆が持った事でしょう。 この本田のクールさがチーム全体を引き締め、集中力を生んでいるのかも知れない。 キーパー・川島永嗣も毎試合ファインセーブを重ねて、将に陰のヒーローだ。 にわかサッカーファンのカミサンは、夜中に起きて全中継を見たけれど、私は後半終了間際に観たにすぎない。それでも、何度もリプレイを見せてくれるので、全部観たような気がしている。 それまでの試合はすべて見ているので、今大会の日本チームのレベルが確かに高くなっているという実感を持っている。 練習の交流試合に一勝もできなかったので、どうなる事かと日本中が気をもんでいた事でしょう。でもここまで来ると、岡田監督の言う様にベスト4進出が夢ではないような気がして来たのも事実。 この大風呂敷を広げた効果が、実力と相まって、良い結果を出しているとも言えるかも知れない。 次の、決勝トーナメントの対戦相手は「南アメリカ中央南部のパラグアイ」だ。 宮里藍のゴルフ・世界ランキング1位の快挙もそうだけど、日本の陥っている閉塞感を吹き飛ばしてくれるスポーツの力って凄いね。「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートすることにしました。★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選
2010.06.25
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♪ 手を出せばイヤ~と鳴きぬ梅雨晴れの憂き日に猫の鈴は鳴らまじ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ある家の前に、三毛猫がちょこんと座っているのを見かけることがある。近付いても逃げないので、寄って背中を撫でようとする”イヤ~”と鳴いた。 まだ若いその猫は首に鈴をつけていて、多分メスだ。猫は、概してメスの方が気が強い。触ろうとしてひどく怒るのは大抵メス猫だ。 三毛猫のオスは珍しく貴重なので、大概はメスと相場が決まっている。 普通のオスはXY、X染色体とY染色体を1本ずつしかもっていないが、オスの三毛猫はY染色体1本とX染色体を2本もっている。 クラインフェルター症候群というX染色体を2本もつXXYのオスが生まれることがあり、このXXYオス猫がO優性遺伝子とo劣性遺伝子がもったとき、三毛猫として生まれてくるのだという。 その可能性は3万匹に1匹という非常に低い確率のため、三毛猫のオスはほとんど見られないというわけ。 染色体異常の場合は通常繁殖能力を持たない。 オスの三毛猫に値段を付けるとしたら100万円、繁殖能力のあるオスの三毛猫は1000万円とも言われる。しかし、オスの三毛猫が希少であることを例えているだけで、この金額にはあまり意味がないらしい。 繁殖能力のあるオスの三毛猫が交配しても、オスの三毛猫の子猫が生まれる確率は変わらず、その可能性は非常に小さいという。 三味線の皮は、一般に猫の腹を使用していた。 現在は、生産量の減少により稽古用など全体の7割程度が犬の皮を使用しているとか。津軽三味線は例外を除いて犬皮を使用するらしい。「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートすることにしました。★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選
2010.06.24
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♪ 多からず少なからずやかるがもの五羽の子連れて夕餉にせわし ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ カルガモの親子が水路に棲みついているようで、場所は少しずつ違うが、毎年見かけるようになった。親鳥の真似をして数センチの深さの水底にくちばしを当てながら、左右に動かして餌を漁っている。 コンクリートに固められた水路ながらかなり古いものなので、水草や水苔が繁っている。その苔を食べているのだろうか。 いつもここで見るヒナの数は決まって五羽だ。この数は絶妙な数で、四羽では少ないし、六羽では多すぎる感じがする。しかし、通常は10個以上の卵を産むらしいので、生活環境としてはちょっと厳しいのかもしれない。 実際どこに巣を造るのか、そんな場所があるようにも思えないので、生きられる限界の所で生活しているのかもしれない。 ここには色んな鳥がやってくる。 コサギやセグロセキレイなどは時々見かけるが、昨日は珍しくヒヨドリが来て、何やらしていた様子。 近づくと覆いかぶさるように伸びた木の枝から、二羽のヒヨドリが、水路の上をスーイスーイと飛び去った。水中の餌を食べる事は考えられないので、多分水浴びに来たのだろう。 コンクリートの深さが2mほどあり、人が危害を加える恐れもないので鳥にとっては安全な場所なのだろう。♪ 深からぬ水路に鳥の姿あり水は命を育みゆきぬ ずっと歩いてきて、水の無い調整池に葦が生い茂っていた処が、ブルドーザで均されている処へ出た。ここにはシギが棲みついて毎年鳴き声を響かせていたのに、とうとう彼らの棲みかが無くなっ。 この近辺は造成が盛んで自然がどんどん無くなっている地域で、周囲には新興住宅地が日々拡大している。 減速経済になっても、人が増えて自然が無くなるという日本列島改造が留まる様子は無い。 久しぶりに歩いて、蒸し暑さのために汗びっしょりとなった。8キロほどなのに疲れてしまって、体力が落ちているのを実感。 もう少しマメに歩くようにしないと・・・・。「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートすることにしました。★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選
2010.06.23
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♪ 自治体と市民を結ぶ共通の言語としての自転車のあり ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 「アヴィレ」という愛称で、富山市で3月20日(土)から自転車市民共同利用システムが始まった。 歩道に置かれた24時間稼働の無人ステーションに並ぶ自転車は1台ずつスタンドに固定されている。会員カードをかざすと前輪の電磁ロックが外れ、すぐに街に乗り出せる。 富山市役所から半径1キロメートル内に15カ所。約300メートル間隔で設置されている。路面電車やバスと組み合わせて使えるよう、その駅や停留所の付近が多い。 自転車計150台が用意され、月々500円の基本料金を払えば1回30分以内なら何度乗っても無料だ。1回30分を超える利用は、利用時間に合わせて料金が加算される。 自転車には使いやすさと安全性が考慮されている。 快適性 * サドル調整が簡単 * 3段変速 * 大きな前カゴ * 大きな泥除け 安全性 * 昼夜に限らず自動的に点灯する前後のライト * 前後のブレーキは車軸内に搭載 * 安定性のあるハンドルとフレーム * 組込型のワイヤーロック 観光地によくある貸自転車との違いは、拠点から拠点へ自由に走れて元の貸出場所に戻る必要がないという使い勝手の良さだ。 従来のバイクシェアリングとの違いは、 1.貸し出しステーションが多い 2.24時間利用可能 3.端末機の自動操作による自動(無人)の貸し出し、返却 4.好きなステーションで借りて、好きなステーションへ返却できる 5.運営事業費の一部を駐輪設備等に添付する広告の収入により賄う 「アヴィレ」という愛称は、“みつばち”が花から花へと自由に飛ぶように、街の中をステーションからステーションへと活発に利用されるバイクシェアリングをイメージして、『アベイユ(abeille)(日本語で”ミツバチ”)』と『ヴィル(ville)(日本語で”まち”)』を意味する言葉を重ね合わせてネーミングされた。 富山市は環境モデル都市として、「公共交通を軸としたコンパクトなまちづくり」によるCO2排出量の大幅な削減を目指している。特に過度な自動車利用の見直しが大きな焦点となっていた。 この事業で、中心市街地にIT技術を駆使した自転車を導入し、交通網としての利便性を高め、近距離の自動車利用を減らす。同時に二酸化炭素の排出量も削減し、中心市街地の活性化や回遊性の強化を図ることを目的としている。 自転車購入費など初期投資にかかった約1億3500万円は全額、環境省からの補助金で賄われている。自転車を共通言語として、エコとクリーンとアメニティーを市と市民とが一体となって纏まっていくというのは、将に、未来社会の理想の姿だ。 運営を委託されているのはシクロシティ(本社・東京都千代田区)。 フランスの親会社は欧州64都市で同様の事業を展開しており、パリでは1450カ所の拠点間を約2万台の自転車が走るという。 北九州市でも、駐輪場や観光貸自転車を運営してきたNPO法人のタウンモービルネットワーク北九州が、小倉駅を中心に拠点10カ所を置き、3月27日から事業を始めたらしい。 もっともっと、日本中に広がるといい。 あの無法な駐輪や放置自転車、自転車泥棒が無くなればいいと思う。 「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートすることにしました。★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選
2010.06.22
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♪ 伝統に凭れて断てぬ柵(しがらみ)を抱えて生きむ王国の衆 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 次から次へ表沙汰になる角界の悪弊・不祥事の数々。 自分が勝負の世界にいる事も忘れて、野球賭博で捕まるとは余りにもお粗末すぎる。朝青竜の暴行事件。その前は麻薬汚染。またその前は弟子への暴行致死事件等など、以前から続いていたものがたまたま表に出てきたにすぎないものばかり。 暴力団とのつながりは、興業という部分で切っても切れない、それこそ伝統的な間柄。それを知っていて黙認してきた。 国技だからという理由で、古い体質をそのまま伝統だと言わんばかりに容認してきた事が、こういう結果となっているのは明白なこと。 国技と言いながら、横綱および三役力士が外国人に独占されそうな状況は、およそ国技とは程遠いのに形式だけを守り続けている。 伝統は決して守るものではない事ぐらい世間ではちゃんと理解している事。 「方丈記」にもあるように「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。世の中にある人とすみかと、またかくのごとし。」と、世の中は常ならぬものと知っています。 伝統というもは、そこに留まっていては腐っていくばかりであって、常に新しいものを取り入れてってこそそれを維持していけるというもの。錦絵 外国人を受け入れるという新奇な方向に大きく舵を切った相撲界が、その後、体質を変えることなく伝統様式だけを守って来た。 そこに、業界の守りの姿勢がうかがえる。 既得権を手放すことを恐れ、外部の意見を取り入れることなく、内部だけですべてを処理・運営する事で、それらを守ろうとして来た。 その風通しの悪さから様々な病原菌がはびこり、自然治癒力すら押さえつけてきた結果、自浄作用も働かない重い病に冒される。将に、悪化した生活習慣病みたいなものだ。 塀の内側にいるというのは、慣れてしまえば却って居心地がいいもの。外界を遮断し、内側だけの法律で生きていくのはぬるま湯につかっているのと変わらない。♪ どっぷりと泥にまみれたぬるま湯にカエルは出るに出られぬ王国 「ゆで蛙」の様に、じわじわと蝕まれていくことにだ~れも気づかない。 問題が起きても、それが如何に重大な事かを理解できない。それほど不感症の体質になっている。 角界は治外法権的相撲王国だ。相撲しか知らない人間が、相撲という壁の中で、相撲という法律に基づいて江戸時代そのままの価値観で生きている。♪ 伝統を守り続けて死に体のままに生きゆく角界の怪 この際、名古屋場所は取りやめて謹慎するのが筋だろう。 新しい角界を構築するためには国が指導力を発揮して、組織改革から始めないと何にも変わらない。治外法権的な扱いを止めて、国家の財産として国が責任を持つような組織にすべきだね。「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートすることにしました。★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選
2010.06.21
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♪ 池の辺のベンチに一人寝ころべばかくくさぐさの音聞こえけり ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 夕方の日が落ちるまではまだ少しある時間、夕涼みを兼ねて車で6キロほど先の人造湖に行ってみた。その公園になっている湖畔には、コンクリートのベンチが幾つも設置してある。 西日が木陰で遮られているベンチを選んで、仰向けに寝転んでみた。遮るものは何もなく、視界の中は全天の空だ。 梅雨の晴れ間の空には形の定まらない雲が、右から左へゆっくりと姿を変えながら流れてゆく。♪ 梅雨晴れの空は饒舌つぎつぎと姿を変えて雲流れけり その雲の流れる空の一点を見つめていると、広い宇宙に吸い込まれるような、浮遊していくような感じがしてくる。 六〇〇〇〇〇〇〇〇〇キロを旅して帰って来た「はやぶさ」が脳裏に浮かび、宇宙飛行士の地球を巡っている時の心持を想像したり・・・・・。♪ 全天の空眺むれば3億キロ彼方にこころ放たれてゆき 目をつむって寝ころんでいると、様々な音が聞こえてくる。 遠く東の方角からは鶯の声。南西には離陸したらしいジェット機の、低くくぐもった音。後ろの少し高い位置にある遊歩道からは、散歩中らしい夫婦連れの声。 ベンチのすぐ横には、散歩中の人が色んな音を響かせて通り過ぎていく。足音、犬の鼻息、鼻歌。ここを通る人は犬同伴か一人らしく、話声は聞こえない。 それにしてもこの時間帯(5時半ごろ)にウォーキングしている人が存外多い。次つぎ通る足音を聞きながら、ウォーキングはヨーロッパ並みに定着したなあと感心している。それも6時ごろになると、さすがに歩く人もいなくなった。 初め聞こえていた波の音も止んで、風の音だけが聞こえてくる。 鳥たちが、そろそろ帰ろうかと話し合っているような気の抜けた声が、遠くのやまからぽつぽつと聞こえてくる。 耳は眼よりも先に発達した器官のため、眼からの情報よりも格段に多くの情報を得られる。見えないものを音で知るには想像も働かせながら、全身の感覚を総動員している。 肌で感じ、嗅覚を使い、記憶をたどり、想像を働け施て情報を分析する。実際には観る事の出来ない、視界の向う側にあるものまでを知ることが出来る。♪ 目を閉じて湖畔にい寝る夕暮れは音ちくちくと消えてゆきたり ここに寝そべる事の楽しさを知って、時々来たいと思った。 もう少しすると夕日が沈む。その夕日が沈んだ直後の「マジックアワー」を楽しんでもみたい。 真夏の夜の夕涼みに天の川を眺めるのも良い。タイミングを調べれば「宇宙ステーション(ISS)」だって見られる。 秋の夕暮れも良いだろう。 空と湖と里山には、詩情そのものが溢れている。「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートすることにしました。★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選
2010.06.20
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♪ 降りつのる雨はいずこの水ならむ今日はこの地に巡り来たりぬ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 昨夜はかなり激しく降った雨も、6時ごろには小康状態となた。引き続き梅雨前線が南の海上に停滞するので、ぐずついた状態が続く模様。 地球上の水の総量は不変のままに、姿を変えて循環している。昨夜降った大雨は何処からやって来た水なのだろうか。 雨が降っているのはどんな時でも地球のわずか3%に過ぎないというデータがあるらしい。地球表面の50%は常に雲に覆われているが、そのうち雨雲はたった3%にすぎないという。 地球は表面の3分の2が水に覆われていますが、人が直接使用できる水は、全体のたったの0.0001%に過ぎない。 海水を真水に換える海水淡水化プラントは日本のササクラ、三菱重工業、IHI、日立造船等が海外へ輸出していて、石油産出国などで活躍している。 コストが高くつくため、広く一般的なものとしては普及できないものらしい。 多段フラッシュ方式は、海水を熱して蒸発(フラッシュ)させ、再び冷やして真水にする、つまり海水を蒸留して淡水を作り出す。大量の淡水を作り出すことができ、海水の品質を問わないが、熱効率が大変悪く、多量のエネルギーを投入する必要がある。 逆浸透法は、海水を圧力をかけて逆浸透膜に通し、海水の塩分を濃縮して捨て、淡水を漉し出す方式で、整備にコストがかかることなどの難点があるが、日量1万トンを超える大型プラントが稼働している。 東レは、アラビア湾(ペルシア湾)沿岸の4箇所の海水淡水化プラント向けに、相次いでRO膜の受注をした。合計造水量は33.2万m3/ 日で、いずれも本年度以降の稼働開始予定だそうです。 20億年前につくられた水が、無限な循環を繰り返して、地球全体を巡り続けています。 地球上に溢れている命の元である水が、総量不変のまま存在し続けるということは、何という幸運なんでしょう。「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートすることにしました。★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選
2010.06.19
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♪ 啼く鳥のかまびすしきや東雲(しののめ)の ゆめとうつつを分かちたりけり ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ここのところ毎日、早朝からヒヨドリが普段とは違う鳴き方で盛んに鳴き声を張り上げている。 喧しいったらない。 何を言っているのか、カラスの方がよっぽどましだと思う程だから、そのうるささは想像がつくでしょう?繁殖期のせいだという人もいるので、もうしばらくの辛抱か。 もっとのどかな、ゆったりとした鳥の声で目覚めたいものだと思う。 飼い猫は飼い猫で、毎朝4時ごろになると餌をねだって家人を起こしにかかる。毎朝の事なので、これにも閉口する。 目覚まし時計の鳴るはるか前に起こされるんだから、たまったもんじゃないね。「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートすることにしました。★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選
2010.06.18
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♪ 番組は置いてけぼりの待ちぼうけ先行く機器の恨めしきかな ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ハードの開発競争がし烈な中、高品質のTVが次つぎと登場してくる。 7月中にはシャープがクアトロンという新しい機種をリリースする。発売前からもうすでにネット上では価格競争が始まっている。これは、今までのR(red)G(green)B(blue)に加えてY(yellow)の四つの基本色で映像を現すもの。「クアトロン」は、イタリア語の“4”を表す“クアトロ”と、“電子(エレクトロン)”を組み合せた造語。 3原色による従来の色表示では、表現が難しい中間色が多くあったが、黄色をプラスしたことでリアルな金色や自然で深い黄色、シアン(明るい青)などいままで再現できなかった色も鮮やかに表現できるようになった、とメーカーの説明。 ハード面は益々高性能・高機能になっていくというのに、実際のTV番組は旧態依然のチャラチャラしたものが多い。 どのチャンネルを回しても同じ様な番組ばかりで、景気を反映してか製作費の掛らないクイズ番組、お笑いタレントの出る番組とか、安直に視聴率を稼げるのか似たようなものばかり。 ハイビジョンの高画質とクオリティーをおよそ必要としないようなものが多く、全くアンバランスで宝の持ち腐れという状況だ。 ハイビジョンと言ったらNHKのBSが独自の番組を制作・放映しているぐらいで、民放はそれだけの資金も技術もない。 メーカーがスポンサーの番組ぐらいはハイビジョンに適ったものを放映したらどうかと思うが、そこまでは考えていないらしい。スポンサーとTV局がタイアップして番組を制作するというような、前向きな姿勢は無いのだろうか。 我が家もとうとう、来年の「地デジ」完全移行を前にしてアナログしか観られないTVとおさらばすることとなった。 液晶の品薄状況から値下がりが頭打ちとなり、次の新製品の発売前という事もあり今が買い得と読んだ。先週の土・日のイベント中に安くなるという情報も得て、「こじま」でブルーレイの再生専用機と合わせて買う事に。シャープのLED AQUOS LC-46SE1の価格推移 どうもサッカー需要で上がったばかりだった様だねぇ。もう2週間早いか、サッカーが終わった直後が一番の買い時のようだ。 昨日、配達してもらい早速にワールドカップ・サッカー観戦だ。画面が大きい分迫力はあるし、横長のためスタジアムの広がりと全体の動きがとてもよく分かる。 スポーツやライブ中継などのスケール感のあるものを観るには、さすがに大画面はいい。何せ、46インチだ。大きさに目が慣れるのに少し時間はかかったが、直に慣れた。 観るべきものがない状況では、自然の成り行きとしてスポーツか、借りてきたDVDの映画が中心という事になる。 スピーカーは今まで通り30cmの外部スピーカーに繋いで、大画面に大迫力の音を合わせればこれはもうミニシアターだ。 映画を観る機会が増えそうだが、実際、そんな時間がかかるものをそうそう観る事は出来ないんだけどねぇ。「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートすることにしました。★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選
2010.06.17
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♪ 中国の簡体文字をやうやうとネットに載せむ読めざりしもの ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 依頼されて制作中のホームページに中国語の画歴を載せてほしいということなので、メールで送ってもらえれば簡単に出来ると思って、二つ返事で引き受けた。 しかし、これがそう簡単に出来る話ではなく、かなり手こずることとなった。 「簡体文字」といって、簡略化させた現代の漢字はそのままでは日本のPCに表記出来ないことが判明。コピペしてみてももその簡体文字の部分が「?」で表されていまいまともな文にならない。 Windowsが対応している中国語に切り替えて見ても、その結果は同じだった。 ハタと困った。沈思黙考、五里霧中。 む、そうだ! ひらめいたゾ。ワードのテキスト保存で、HTML形式を使えばいいのでは? そう、これが上手くいった。ちゃんと原文のまま表示されたぞ!! そのままでは形として整わないので、これにHTMLのタグを書き加えて望むべき形にしてみた。うん、上手くいった。首尾よく望みどおりのページとなり、アップロードして完成だ。 このワードのテキストソースを見てみると、簡体文字の部分に特殊文字用のコードが使われていて、「簡体文字」が世界標準に対応されている事が分かる。 漢字は、中国およびシンガポールなどで使用されている「簡体字」と、台湾や香港で使われている「繁体字」の体系になる。 世界ではさまざまな文字が生まれたが、今日まで連綿として使われ続けているのは漢字のみで、漢字はまさに中国文明の象徴である。漢字が歴史の大河の中で淘汰されなかった大きな要因は、その時代にあった漢字の現代化がなされてきたから。 簡体字の出現もそのような歴史の長い流れの中で見直すと、必ずしも唐突なものではないということらしい。 それにしても、あまりに簡略されてしまった文字は本来のものから離れ過ぎて、殆ど読めない。中国でも問題視する意見が出ているようです。 これなんかを考えると、日本人が漢字からカタカナ、ひらがなを発明し、日本独特の文字として上手に使い分けていることの凄さに、今更ながら感心する。「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートすることにしました。★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選
2010.06.16
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♪ 羽音のみ響かせて蚊の襲い来る風呂場はもはや悲しき独房 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ さあ今日の疲れを癒そうと風呂入るは、一日最後の締めくくり。裸になって寛いでいるところへ、あの嫌な羽音が聞こえてきた日にゃあたまらない。 やっつけてやろうにも、こちとら近眼でメガネを外しているから蚊の姿が見えやしない。 もう、頭にくる。 イライラして音のする辺りを、濡れた手で払ってみたり握りつぶそうとしてみたりするが、どうしても掴まらない。 鬱陶しくて、憎らしくて、血圧は急上昇だ。ほうほうの体で浴槽へ逃げ込むことになる。 大分違うが、夜を選んで襲い来るB29を思い浮かべたりする。飛行高度が高いのと夜なのでその姿が見えず、音ばかりが恐怖をあおったあの忌まわしい夜。 空襲の経験などないからこんな悠長なことが言ってられるが、おぞましさは同じだ。 目にも見えない、たった一匹の蚊のために一日の最後の楽しみが台無しだ。 独房にかしこまる囚人のような心持ちでバスタブに身を沈めながら、一日が終ったのだった。「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートすることにしました。★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選
2010.06.15
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♪ 身の丈に合いし偉業の誉れなり行く道示しはやぶさ翔びぬ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 昨夜の「はやぶさ」の帰還は、インターネット中継を見ながら大勢の人が偉業を讃え合いました。この偉業については昨日(13日)のブログに詳しく書いた。 無事に帰って来るその瞬間を、今か今かとワクワク、ドキドキしながら待ちました。大気圏に突入した瞬間、夜空に光の軌跡を描くと歓声が上がりました。多くの日本人が共に喜び合った瞬間でした。 予算の無い小国にできる最大最高の力を如何なく発揮して、見事世界初の偉業を成し遂げました。これを成功させた日本の技術と英知は世界に大いに誇れるものです。 海外では、今回のプロジェクトをかなり無謀なチャレンジとして馬鹿にしていて、成功率はかなり低いと予測していました。 多くのトラブルを乗り越えて、これを無事成し遂げた事は、計り知れないほど沢山のものを今後の日本にもたらすことになるでしょう。 金がなければ知恵を使う。イノベーションとリノベーション、それにチャレンジを掛けてチームワークの括弧で括る、これが日本の得意技だ。モチベーションの高さがアイデアを生み、積み重ねた実績が信念となり、やがて確信へと繋がっていく。 今回のプロジェクトの成功は、日本の未来に光を当て、様々な分野に勇気と希望を与え、困難があってもやればできるということを証明して見せた。挑戦することの意味と、その意欲と勇気をもたらしたとでしょう。 明確な目標さえあれば、必ず道は開けるもの。 日本の宇宙開発は、糸川英夫氏のペンシルロケットが礎になって、独自の理論と技術で大国とは全く違う方法で築きあげてきたもの。氏の「逆転の発想」シリーズは、今読んでも通用するほど先見性の溢れた本です。 優秀な日本人よ、自信を持て! そして独自の道をつき進め!「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートすることにしました。★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選
2010.06.14
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♪ 七年の孤独に耐えて今ここに日本の誇り帰り来むらん ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 2003(平成15)年5月9日に打ち上げられ、小惑星「いとかわ」探査に出かけていた「はやぶさ」が7年振りに、今夜地球に帰って来る。 日本ではじめて科学誌「サイエンス」に特集され、重力や表面の様子など、小惑星についての数多くの新たな知見が明らかになった。 小惑星は太陽系の形成過程で残った“破片”といわれ,その砂や岩は月や9つの惑星とは違い、約46億年前にできた当初からほとんど変化していないと考えられている。このため近距離から観測したり,砂や岩の化学組成などを分析すれば,地球を含めた太陽系惑星の起源解明に大いに役立つ。 サンプルリターンで得られる試料は微量ではあるが、持ち帰った試料を地上の最新鋭の機器を使って調べるため、分析精度を上げて詳細に解析できるという利点がある。いとかわ 延べ3回の接地と1回の着陸を行い、最終離陸後に燃料漏れのトラブルに見舞われ、音信不通となり地球に帰還させる計画は3年間延期された。 通信は回復したものの化学エンジンは再起動できず、通常の姿勢制御ができない。小惑星の公転周期と地球の公転周期の最小公倍数である(会合周期)3年間、飛行時間を延長して2010年6月に地球帰還する計画に切り替えた。S 太陽、E 地球、M 火星、I いとかわ 幸いにも飛行に使うイオンエンジン駆動用のキセノンガスは残量が十分あり、このガスをたよりに探査機の姿勢を保つという裏技を使って飛行を続けてきた。 「はやぶさ」は小惑星までイオンエンジンを使った飛行を行い、自律的に小惑星に近づき、その表面から、物質のサンプルを持ち帰る(サンプル・リターン)ことを目的にしています。 「イオンエンジン」は、マイクロ波によって駆動材のキセノンをイオンにし、このイオンを強力な電場で加速して高速で噴射し、その反動によって推進力を得るもの。一般的な化学エンジン(燃料を酸化剤で燃焼させて推力を得る)が燃焼量を増やして推力を高めるのに対し、イオンエンジンではイオンの噴射速度を速めて速度増加量を大きくする。 化学エンジンの燃焼量を増やすには多くの燃料が必要で、燃料の増加は探査機を重くする。小惑星など遠方の惑星へ飛行するには、燃費効率を上げるのが必須条件。このため機体の軽量化につながる高推力イオンエンジンの開発に、世界中の技術者がしのぎを削ってきた。 これまでは耐久性が課題とされていたため、メインエンジンに採用されることはなかったが、日本の技術がこれを可能にし、その能力を世界に実証して見せた。 こちらから指令を出しても30分程掛ってしまう。そのため、咄嗟の手当てが出来ない。それをカバーするため、「はやぶさ」自身が判断できるようなシステムにしてあるんだそうです。はやぶさ 遠く離れた小惑星に、探査機が自ら判断して近づく「自律航法」を実証。カメラやレーザ高度計のデータをもとに、小惑星との距離を測りながら近づく。 サンプル採取以外に、さまざまな科学観測機器と手段により、小惑星を調べた。そのためのカメラ、レーザ高度計、X線計測装置、赤外線観測装置による科学観測も行い、さらに小型のホッピング・ロボットを用いて、表面上を移動しながら探査。 また再突入カプセルが、地球の大気圏に突入し戻ってくる技術も、宇宙工学の実験として大切な課題の一つ。 先端産業を支えるプラズマ反応炉や、視覚をもつロボット技術、耐熱材料の開発、省電力化など、随所に応用が期待されていて、「はやぶさ」はまさにハイテク宇宙船ということがでる。 滞在期間中に行われた科学観測成果には数々に世界初の発見があり、工学成果のみならず、理学観測面でも高く評価されています。 6月3日12時00分(日本時間)より開始、イオンエンジン噴射加速を約50時間行い、6月5日14時ころに軌道変更を終了し、「それまでの地球に落下しない軌道から、目標点を地球へ、それもオーストラリアのWPA(ウーメラ空軍管理区域)内に入れるという、運用上もっとも重要なもの」である帰還が13日の夜(日本時間 pm10:51)になることが確実となっている。 JAXAの「川口淳一郎」プロジェクトマネージャーは、さまざまなトラブルに見舞われながらも、ようやくここまで来たことに対し、印象に残っていることが4つあると言う。 「1つ目はイトカワに着陸したとき。惑星探査はその惑星にたどり着かないと意味がない。イトカワまでたどり着けたということだ大きな意味を持つ。 2つ目はイトカワへの着陸。 3つ目が音信不通になった時、そして4つ目がイオンエンジンに異常が生じた時」と振り返る。 「3つ目と4つ目ははやぶさ自身に助けられた。はやぶさには地上から指令を送るが、その指令以上の反応を自らの力で見せてくれたと感じている。 通常の指示だけ受ける機械という存在ではなく、例えば通信のロストでは、復帰するための一連の指示がはやぶさに届かなければ復帰できない。そうした意味ではある意味神がかり的な、我々の思うところ以上の対応をはやぶさ自身がしてくれた。 確かに我々ははやぶさに手を差し伸べたが、向こうからも積極的に応えてくれた。イオンエンジンの時も、単に回路を変更したという話ではなく、機体自身の電位を下げなければエンジンとして使用できない。 理屈では接続を切り替えてエンジンを復活させられるが、実際にそれを行うためには、はやぶさが自ら電位を下げなければいけない。そうしたことも含めると、はやぶさが何かアクションをしてくれるから、こうしたことができている」と6月5日に感慨深く語った。 今までの経過をまとめたものが動画で観られます。 今夜はネット中継が有りますね。 和歌山大(pm10:30~11:00) ニコニコ動画(pm10:00~) NASA(pm10:45~10:55) 相模原の管制室の様子(pm6:00~12:00)「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートすることにしました。★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選
2010.06.13
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♪ 行きつけばはや酩酊の人ありて追いかけし吾闇に沈みぬ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ いつもの一品持ち寄りの宴。 この日も大分遅れて行った。開始からかなり時間が経過している事もあり、すでに酔っ払っている人、ソファーで寝てる人あり。 吾もということで、残っていた肴をつまみながら缶ビールを3本立て続けに飲んだ。空腹を満たす余裕もないままに、今度は冷酒をグイグイとやった。 お陰ですぐにアルコールは回り、皆に追いついた気分で楽しく談笑の輪へ。 そこまでは良かったが、帰る段になって急速に冷酒が悪魔と化して体内を巡り、家へ帰った直後に猛烈な吐き気。 親の小言と冷酒は・・・・ また、やってしまった。空腹に酒で、軽い急性アルコール中毒だ。 先に酔った人の後を追うという状況は、酒飲む環境としてはあまり良いとは言えないねぇ。また、強くもないのに酒が好きだというのがいかんのだ。 昨夜ぜ~んぶ戻してしまったので、今朝はアルコールが残るという事もなくスッキリと目覚めた。しかし、当然腹ペコだ。さあ、何か食べよっと。「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートすることにしました。★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選
2010.06.13
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♪ 年齢が基準とならず11歳じゅういちに負たる棋士の積み残しもの ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 11歳の史上最年少プロ棋士・藤沢里菜初段(11)が、デビュー2戦目で破った相手が最高段位・神田英九段(48)だというから驚いた。 最低段位者が最高段位を破ったのだから、囲碁の世界は分からない。この平等のルールの中で行われる、こんな残酷な勝負は他にないでしょう。 勝負の世界とはいえ、下剋上もここまで行くとただただ唖然とするばかり。 「1回戦から九段と打つことになったのでびっくりしたけれど、意識しないようにしました」と笑顔で藤沢里菜初段。 「終盤は私のほうが形勢がよくなっていたと思うが、そのまま終わらずに踏み込んでくるあたりはさすが。強くて、決断力もある。実力で負けたような気がします」と敗れた神田九段。 定石を叩きこみ、その上に構築していくライブ・バトルは、一期一会のぶっつけ本番。 棋士が対戦後に棋譜を全部覚えていて再現できるのは、定石に基づいているからだそうです。相手がプロだからこそ通用するものが、アマチュアが相手だとそうはいかないらしい。 この11歳はれっきとしたプロではあるが、定石に囚われない手を打って来たのか。ここから新しい定石が生まれるということなのかも知れない。何度か対戦するうちに手の内を読めるようになって来るとは言うものの、負けた九段の心境や如何に。 ビギナーズ・ラックだと思えば、そう落胆する事でもないのかなぁ。「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートすることにしました。★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選
2010.06.12
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♪ 後ろから読み始めゆき一面の記事知らざりて立ち葵咲く ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 新聞は後ろから読み始めるという人は結構多いのでしょうか。先ずチラシのチェックをし、TV番組表から読み始めるというのが主婦の習慣? わが愛妻もご多分にもれず、後ろから読み始めるのが癖だ。TV番組をチェックし、めくって三面記事へ。身近な話題が中心なのでそこそこ時間をかける。そして地方版を経て家庭欄へ。それからやっとスポーツ欄だ。 これでもまだ全体の半分ぐらいだ。ここまで来るとちょっと記事に飽きてくるころだ。 活字は決して嫌いではなく、図書館で借りて読む本は毎月3冊前後あり暇を見つけては読んでいる。そんな彼女も、だんだんお硬くなっていく紙面にモチベーションが下がってくる。 経済面は素通りしても国際面が控えている。ここまで来るとちんぷんかんぷんと言ったところか。多分大あくびが2~3発出て、新聞への興味がほぼ薄れている。政治面になるころはもう頭の中には記事とは関係ない事が浮かび始めている。 そうなるともう先へは進まない。新聞のことなどすっかり忘れて席を立つことになる。 かくして、一面トップに何が書いてあったかを知らないということになる。 新聞を読むのも結構時間がかかるし、根気もいる作業だ。後ろから読み始めたら、大概の人は一面まで辿り着かないでしょう。 新聞は一面トップから読むもの。そのため、各社は一面の見出しに工夫を凝らし構成に心血を注いでいるんだから。勿論、売店での見栄えを考えてのことでもあるが。 私はというと、朝日新聞の「天声人語」が新聞を通して社会との交わる一日の始まりだ。 ここには様々な情報や要素が圧縮されていて、若干600字余りの文章ながら読み応えが有る。色んなヒントや知恵を受けられるこの記事だけは、絶対、最初に読まないと一日が始まらないのです。「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートすることにしました。★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選
2010.06.11
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♪ この家を守り続けて守宮やもりさま二つの卵みごもりており ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ この季節になると、ヤモリがひょうきんな姿を見せるようになる。 昨夜、爬虫類好きの女房が「ねえねえ、守宮がたまご持ってる」と世紀の大発見をした様な声を上げた。玄関のガラス戸にへばりついて虫を狙っている守宮の腹に、身体の割には大きなたまごが二個あるのが見える。ちょっと分かりにくいが、斜めに二個のたまごが見える 我が家では出没する場所が二か所ある。居間のガラス戸の内側で虫を待っていたりするので、それじゃあ虫は捕れないとから捕まえて外に出してやったりする。 ”ぎこちなさ”と”すばしっこさ”が同居していて、爬虫類独特のひょうきんな姿は観ていても飽きないね。まだ子供に守宮「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートすることにしました。★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選
2010.06.10
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♪ けふといふ佳日を如何にすごさむか朝のしじまを椋鳥むく響とよめけり ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ むく鳥の集団が、早朝からかまびすしく何やら言い合っている。声からすると言い争っているようにも聞こえるが・・・。 朝早くから話し合う事と言ったら、今日一日の行動についてみんなで相談しているに違いない。先ずは、朝飯をどこで摂るかというあたりで、意見が分かれているのか? 今日という初めてやって来る唯一無二の一日を、どう過ごすかに躍起になっているなんて、なかなか分かっているじゃないか。 今日は昨日とは違う。昨日と同じ行動をとっているつもりでも、実際は初めて体験する事なのだ。惰性と慣れと習慣が、毎日同じ日が連続していると勘違いさせる。 今日起こる事、今日体験する事、すべては空前の未知の領域。 何が起こるか分からない。分からないから生きていられる。昨日と同じだったら何と退屈なことだろう。何と辛い事だろう。 喜びも束の間、悲しみも一瞬。時間がすべてを押し流して、新しい風を運んでくる。 今日という新しい風を正面に受けて、さあ、未知の体験に出かけようか。「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートすることにしました。★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選
2010.06.09
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♪ 進みゆく価格破壊の価値破壊クラフトおそうゆゆしき連鎖 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 先日、所属しているクラフトマン集団・クラフトデザイナー中部(CDC)による作品の展示・即売会が、名古屋の「ノリタケの森ギャラリー」であった。 来場者が少なく作品もあまり売れなかった。 PRが不足している事もあるし、参加メンバーの消極性も原因ではあるが、ノリタケ側の腰の引けた態度にも大きな要因がある。 とは言え、クラフトが売れないという状況は、バブル崩壊後もずっと続いている事も事実だ。 「いいものは売れる」というのは、(ブランドものは別にして)もう神話となりつつある。クラフトについて言えば、高いという固定概念が出来上がっていて、「クラフト」という言葉を聞いただけで気持ちは引いてしまうというのが実情でしょう。 クラフト=良品 -(手作り+高い) 消費者不買の公式だ。 アーツ&クラフツという、アートとクラフトが並列で扱われていた時代が、今では遠い夢物語だ。このアートに入れるかクラフトの範疇に入るのか分からないような、グレードの高いものをずっと創り続けてきたことが、消費者とのかい離を生んだとも言えるでしょう。 民芸とは一線を画して、お高くとまっていたという側面があったのも事実。使う側に沿った発想と、買う側の視点に立った販売方法に問題が有ったのも確かだ。 いいもの、クオリティーの高いものを創るには、それだけの「素材と手間と時間」がかかる。そうして創ったものを、そう簡単に安い値段で売る訳にはいかない、というのが創る側の本音だ。その発想がそもそも間違っているのではないか。 では、どうしたらいいのか? 先ずは、固定概念からの脱却を図って「クラフト」という言葉を使うのを止める。新しいアプローチで既成の枠を外したコンセプトを提示していくしかない。 モノ離れした消費者の心は何を求めているのか。我々は何を求められているのか。現在の生活スタイルに合う、”新しい概念によるもの創り”を模索して行くしかない。 高くても売れるもの、高いけど欲しくなるもの。無くても困らないが有ったら嬉しいもの、無理してでも買いたくなるもの。 なかなか難しい課題だ。「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートすることにしました。★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選
2010.06.08
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♪ ゆくりなく菅かんは荒れ野に立ち出でて 茅ちがやを揺らす風となれるや ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 菅はスゲとも読み茅(チガヤ)の一種であり、茅は茅花(つばな)という真っ白い穂をつけるイネ科の植物。 今、里では「つばな」が銀色に輝きながら、初夏の風を受けて美しくそよいでいます。群生して揺れてるその姿は、風に揺らされる事を喜んでいるようにも見えます。 鳩山総理の突然の辞任を受けて、早々に菅内閣が発足しました。 国民は、正しい政治であれば多少の痛みは我慢して、風にそよぐ茅の穂のように快く揺れたいと思っています。そう思わせるのが政治の力であり、また、指導者の手腕でもあります。 菅・新総理が国民という茅の穂を、銀色に輝かせて揺らせる事が出来るか。 厳しい情勢である事は認識しているはずの国民は、上手に揺らされさえすればその風を甘んじて受けようと思っているはずです。 日本人は悲観論が好きだと言うことを差し引いても、今の社会情勢・国の財政が厳しいことに異論をはさむ余地はないでしょう。ただただ、増税反対と喚めいていても仕方がないのです。 ♪ 銀色に輝き放ち初夏の風に揺れいる茅花とならむ 将来のビジョンと確かな方向性を具体的な言葉で示し、リーダーシップを発揮し、潔く国民のために粉骨砕身で燃え尽きて欲しい。 その過程で起こる風なら、受けてやろうじゃないか。 四国遍路の経験を持つ人です。「菅大臣神社」にでも御参りして、心清く柵に囚われることなく頑張ってほしい。「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートすることにしました。★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選
2010.06.07
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♪ 選びきて親子で遊ぶ二色染めふれあい講座に歓声あげり ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 毎年この時期に、常滑市の岩滑小学校で恒例の「親子ふれあい講座」がある。 板締め絞りの「ハンカチ二色染め」は、大変人気で、来年は定員を増やしたいとのこと。23種類もの講座が設定されている中からこちらを希望する親子が多く、定員オーバーとなっているらしい。 40名ほどの親子が初めて板締め絞りをするのですが、年によってその様子が少しづつ違う。今年の親子は慎重なのか思慮深いのか、何だか少しもたついていた感じ。 初めの色は「ブルー」で染め、二度目の色を、今回は「イエロー」と「ピンク」の二色を用意した。二色が染め終わり板を外すまで、どんな模様になっているのか分からないところが絞り染めのいいところ。 板をはずして広げる時がクライマックス(ちょっとオーバー)だ。 意外な模様が出てきて、驚きの歓声が上がる。それこそみんな違うので他の人のも気になる。本当は全員が染め終わったところで「一斉にオープン」と行きたいところだが、人数が多く待ち時間が長くなるので拙い。 今回も、何時ものように少し早めに終了。最後は恒例の、テーブルごとに前に出てのお披露目だ。 みんな違う模様で、それぞれ個性的。いつもながら面白いものが出来た。 二色目の色が少し薄かったかな。人数が多いのでこの辺りの調整が難しい。「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートすることにしました。★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選
2010.06.06
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♪ 腹立ちの一歩手前で柊は柳の陰でおし黙ってる 柊のようにとんがって生きている。 どうしたって柳の様には生きられない。 腹の立つ事も多い毎日の中で、齢を重ねてきたおかげでその一歩手前で踏みとどまっている。チャイニーズホリー チャイニーズホリーはモチノキ科で、ヒイラギはモクセイ科の植物。 クリスマスのリースに使うのはこの西洋柊のチャイニーズホリーであって、日本にある柊ではないんですね。 それにしても、「チャイニーズホリー」は個性的だ。見れば見るほど葉っぱは面白い形をしている。何ゆえにこんな形をしているのか、興味が湧いてきます。 最近、ちょいと失語症気味で、黙然として刺にもあまり生彩がない。そんな自分を励ますように・・・・ 雌雄異株で雌株にしか果実はならないが、単為結果(雌木が受精しなくても結実する)なので、雄木がなくても実がつくという。 おまえ、偉いじゃないか。「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートすることにしました。★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選
2010.06.05
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♪ ゆくりなくまとわりつきし黒猫は人恋しさに夜を待つらむ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 夜の9時すぎのウォーキング。 街灯が点いていて明るいところへ差しかかると、突然、黒猫が後ろから足の間に割り込んできた。夜道に黒猫。何だかドラマチックだ。 やけに馴れ馴れしく、足にまとわりついて来て離れようとしない。 一体何の用だぃ? 腰のあたりを揉んでやると、寝転がって喜んでいる。かなり人慣れしているのを見ると、飼い猫に違いない。 腹を空かしているのか、飼っている猫が餌が欲しい時だけにする態度そのもののまとわりつき方だ。かと言ってニャーニャーと鳴きわめくでもない。 飼われていた家主が引っ越ししてしまい、置いてけぼりを喰らったのか。”犬は人に付き、猫は家に付く”という様に、猫は犬と違って引っ越しが苦手だ。車に乗せようとして逃げ出したのか、或いは、持て余して置いていかれたのか・・・・。 暫く付き合っていたが、何時までもそうしている訳にも行かず、先へ行こうと歩きだす。しかし離れようとせ、ずっとついてくる。 それも困る。 抱き上げて芝生の上に軽く放り投げて、走って逃げた。ちょっと追って来たが直に諦めたようで、暗がりに姿が見えなくなった。 すれ違った人がいたが、その人にも同じようにまとわりついたのだろうか・・・。 我が家の若猫アンリ、ゆうべ一晩帰らず、ついさっき戻って来た。どこをほっつき歩いていたのか。生まれた処の家にでも上がり込んでいたのか。 勝手気ままな猫の行動は、どうも読めないところがある。「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートすることにしました。★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選
2010.06.04
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♪ 宇宙人にわかに去りし同じ日に遠き宇宙(そら)より人戻リ来む ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 163日という日本人最長の長い任務を終えて、野口聡一宇宙飛行士が地球に帰還した。ソユーズTMA-17宇宙船(21S)の着陸 5カ月ぶりの地球の重力に、1人で立つことはできなかった。 奇しくも同じ日に、自ら宇宙人を標榜する鳩山総理が引責辞任すると発表した。こちらは1年持たずの任務放棄だ。 こちらも一人で立っていられない事を悟ったのでしょう。”総理は孤独だ”と弱音を吐いていたらしい。 どちらも命をかけてやったにしても、完遂したのと挫折したのとでは大違いだ。 これで夏の参院選挙が却って難しくなった。吾々は一体誰に、どの党に投票したらいいのか、さっぱり分からなくなった。 どの党も信頼性に欠ける。 選挙対策見え見えの首相退陣劇をどう見るか、歯抜けの自民党の再生には期待できず、かと言って乱立した新党は信頼するに足りず・・・・。 嗚呼、憂国の日々。今日は暑い一日になりそうだ。「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートすることにしました。★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選
2010.06.03
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♪ ふるさとの山ありがたき諸人の心支えて今日も存りたり ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 山のあるふる里を持つことは、その後の人生に少なからず影響を与えているように思えてならない。 遊びのさ中、通学の途中、四季折々に見上げる山は、いつしか心の奥底に棲みついて、”心根を支える”存在になっているのではないでしょうか。 辛い時や悲しい時に眺め、或いは登ることで癒されたり慰められたりすることが一度や二度ではなかったんじゃないか。 逃げたくなるような心境の時も、世間を恨んで自暴自棄になった時も、山は決して裏切らず、ただ黙って受け入れてくれたことでしょう。鳥海山 (風の記憶)より こんな美しい山懐に育った人は幸せだと思う。 山には、心を和ませる安心感と、包み込んでくれるような信頼感がある。 懐に入り込めば、木々は生い茂り、谷川のせせらぎが流れ、小鳥の鳴き声も絶える事がない。”人という生物”の本来の姿を取り戻せる、自己再生の力を持っているような気がします。 ふる里を離れていて、心が折れそうになっている時にこのふる里の山を思い浮かべる事で、元気を貰えるんじゃないでしょうか。心根に、自己治癒の根源としてあり続ける・・・・・。 私は、山が好きだからこそ山に憧れるのか、内向的な性格が山へと心を向かわせるのか知らないが、昔から山が好きだ。かつて登った山の情景を、今でも鮮明に思い浮かべる事が出来る。 富士山も好きで二度登ったが、富士はやっぱり遠くから眺める方がいい。 今でも、たまにライブカメラで富士山のご機嫌を窺ったりしている。 特に、三峠山のライブカメラの映像が好きで、カメラの設置してある三峠山も登った事がある。それはそれはいい眺めでした。「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートすることにしました。★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選
2010.06.02
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♪ 咲くを待つ花芽の消えし美食家の 餌食となりて立ちつくしをり ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 二年目となって漸く花をつけ始めたと思っていたのに、気がつくと花芽が全部何者かに食われていた。丸坊主だ。 すわ、夜盗虫かと思って根元を探しても見当たらない。 虫の糞が落ちているので、間違いなく犯人はいるはずなのだ。よくよく見ると、いたいた、小さないも虫が一匹、茎の上の方にしがみついている。 この憎たらしい芋虫め、成敗してくれるわ! ぶちゅ! この小さな虫の餌食となった、ペンステモン・サンバーストルビーという花。赤い小さな花を付けるアメリカ原産のゴマノハグサ科の多年草だ。 このかわいい花の小さな蕾を選んで食べるところを見ると、こいつは美食の系列にある虫かも知れぬ。 耐寒性が強く、耐暑性も強いので素人でも育てやすいと思って植えて見たが、やはり虫には弱かった。園芸品種はすべからく虫に弱い。 カミサンは動かないものにはあまり興味を示さない(蛇みたいだ)ので、植わっているものに虫が付こうが水枯れしようが知らんぷりだ。 めだかは小さいけど可愛いと思うのか、せっせと餌をやったり産卵した卵を移動したりと、よく面倒をみてるというのに植物には無頓着だなぁ。 以前よりはましになって、水やりぐらいは気をつけてくれるようにはなった。 でも、元来、虫が嫌いなので花芽が食われていようが、そこに虫がいるという発想すら浮かばないらしい・・・。「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートすることにしました。★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選
2010.06.01
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