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先日行き付けの低料金理容店へ行ったら、おやじさんに一か月ぶりですね、と言われた。ほんとにちょうど一か月目だったのだ。彼は別に来店日を覚えていたわけではなく、髪の伸び具合でわかったのだ。話好きなおやじさんは手を動かしながら雑談をしかけてくる。私が、昔はカミソリをベルトで研いでいたのに最近はそれを見なくなったね、と聞くと、あぁゾーリンゲンのカミソリを革砥で研いでいたものだが、あれは研いでいたのではなく付着した脂分を落とし磨きをいれていたものので、研ぐのはちゃんと砥石でやっていたのだが、今はカミソリは替え刃となり研ぐことがなくなったよ、と言う話だ。何でもエイズの伝染を防ぐためにほとんど替え刃となったらしく、ゾーリンゲンでも西洋剃刀は作らなくなったそうだ。そう言えば、ゾーリンゲンのカミソリ,って最近聞かなくなったな。日本では岐阜県関市が刃物の町として有名だが、ドイツではゾーリンゲンが刃物の町として世界的に有名だった。日本はこのゾーリンゲンから刃物技術を学んだのだ。そして日本独自に進化させていったのだろう。 ホテルの壁画を見る姉弟
2019年03月28日
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手術から14日目、医者に呼び出され、何事かと心配しながら行ったら、手術後の経過の説明だった。切除片の検査では今のところ転移も認められず、深達度も深くないのでステージは1と判定した。術後の経過はいいが下痢が止まらないので退院は少し延ばしているが、それも近日中には退院となるだろう、とのことだった。その3日後退院が決まり、支払いと迎えに行ってきた。本人はいたって元気であり、下痢はまだ完治してないが次第に治まるだろうとのことだった。入院の間、私に老人会の方、近くの方から食べ物の差し入れが多々あった。不慣れな家事の中でも料理は一番応える。今日はどうしょうかと悩んでいる時、差し入れされた料理はほんとうに助かる。しかも老体に野菜中心の心尽くしだ。生協とスーパーから冷凍品やインスタント物を仕入れておいたが、なぜかこれらをあまり食べたいと思わない。食い物が途絶えたらスーパーに行き、出来合いのサラダとか煮物を物色してくる。そして味噌汁に野菜をたっぷり入れ、安易に肉食にならないように注意している。が、病院からの帰り道に「いきなりステーキ」が目に入ったので栄養補給をした。夫婦ともども大腸癌に冒され、親や兄弟にも、そして長男も大腸癌手術をしているので、どうも遺伝要素が強いのではないかと疑われる。これからのために「大腸がん・大腸ポリープ再発予防のおいしいレシピ」を楽天ブックスから取り寄せた。 用水路に映る鉄塔
2019年03月23日
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葬儀は家族葬の形を取り、香典も受け取らなかった。しかし親戚だけで30人弱が集まり、血縁者でないのは私だけだった。この歳になると関係者とも縁が薄くなり、親族だけで送るのもいいことだろう。晩年は老人ホームに居て、最長老ながら一番元気がよく、施設の職員にも人気があり、達筆を買われホームの手伝いもしていたと言う。ホームの方々はお通夜の時後からお参りに来て思い出話をしてくれた。葬儀会場のある寺院に近い地下鉄終点に近いホテルを楽天から予約した。ビジネスホテル並みの料金ながら、その施設のコンセプトには惹きつけられた。両翼に低層客室が連なり、その間の中庭の空間がなかなかいい。ホールやレストランにはエイジアンテイストを反映させている。元名古屋市の施設だったものを買い取りホテルにしたそうだが、名古屋駅から地下鉄で30分かかる終点近くにあり、ずいぶん外れたところにあるなと思ったら、東名の名古屋インターから7分という利便地だった。四十九日の納骨の時には再びこのホテルに泊りたく、連休が始まる混雑期ゆえすぐに予約を取ろうとしたら既に満室の状況だった。早朝の出発は老体に応えるのでとにかくホテルを探し出さなければならない。 SUNPLAZA SEASONS
2019年03月20日
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稲毛で11時半に総武快速に乗った。乗った場所は優先席のある位置だ。三人掛けの席の真ん中に座っていた方、白髪の前期高齢者と思しき方、がさっと立って席を譲ってくくれた。右隣は体格のいいお兄ちゃんが盛んにゲームをしている。左隣は中年の女性が居眠りしている。わざと大きな声での私のありがとうに両方とも聞こえたはずだが、全然素知らぬ顔だ。亡き姉の夫が97歳の天寿を全うして亡くなったので、通夜と告別式と初七日の葬儀に名古屋まで行ってきた。翌日は名古屋発午後3時半の新幹線指定席を確保しておいたが、最後までいたら結局40分間に合わず、新たに特急券を買う羽目になった。折から日曜日で、新幹線は混んでいたが何とか指定席を取れた。知らなかったが、乗り損なった座席指定特急券は、当日であれば自由席でならその特急券を使えるという。それで自由席にしようと思たが、日曜日の夕方で混んでおり、座れるかどうかわからないと言われ、安全を期して新しく座席指定特急券を購入した。亡くなった義兄には、いろいろとお世話になり、恩義のある人だった。葬儀場に着いて、棺の中に眠る顔を見たとき、思わず涙がこぼれてきた。参列していた知り合いに声をかけられても、まだ胸に迫ってよく話ができなかった。涙もろくなった。 飾ってあった私の知らなかった写真
2019年03月18日
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今回をもって最後にしようと思っている免許更新を行なってきた。75歳以上の免許更新は2018年3月より試験方法が変わり、まず最初に認知機能検査が行われ、その後高齢者講習を受けてから免許更新の申請となる。認知機能検査の結果は3段階に分けられ、76点以上は問題なしと講習が2時間で済み、49点以上76点未満は程度が少し低いと3時間講習となる。そして49点以下は認知機能が低いと判断され、医者の検査を受けなけなればならない。私は総合点が80点でまあまあの線だったが、本人としては記憶力テストで全て覚えられなかったことが悔しい。16のうち11しか書き出せず、減点の20点はその分となる。1か月後の高齢者講習では、運転能力は心配してなかったし事実問題なかったと言いたいが車庫入れでちょっと引っかかった。最近家の車庫入れでもまっすぐ入らないことが多い。そして動体視力検査で年齢としてやや劣っていると判定されたのが気になる点だ。翌々日、合格証を持って免許センターへ行ったが、10時に10分遅れで午前の受付に間に合わなかった。時間を持て余し、近くの幕張日本庭園を散歩し、ヤマダ電機でマウスを物色し店内のカフェでイタ飯を食い、再び免許センターへ行く。障害者の駐車場に停め、障害者は別室で検査があり、20分で免許証を取得した。これから3年間、無事故無被煽り運転で終わらせ、次は免許証返還とする。 浜を歩く人
2019年03月13日
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今まであまり大きな病気に罹ったこともなく、元気に暮らしていたのに、検診での便の潜血検査2回のうちの1回分が陽性と出て、精密検査となった。聞くところによると前年度はこの検査の提出をさぼっていたとのことだ。内視鏡による検査の結果、大腸癌が見つかり手術する羽目となった。家からもっとも近い病院で検査し、どこで手術するかと聞かれここで手術すると応えた。18年前私もここで大腸癌の手術をしている。手術説明書によると上行結腸癌となっていた。担当医から癌及び手術について懇切丁寧な説明があり、若しかしたらという一般的ないろいろ怖い話もあったが、若しもの場合の家族の覚悟を持たせたものか、医療過誤時の説明不足と言われないようにか。癌というと進行のステージが心配だが、医者はステージについて詳しく説明してくれて、現状ではステージ1だが、大腸の切除片を詳しく調べてから最終的にステージは決まると言われた。入院三日目、5時間に及ぶ腹腔鏡手術が無事終わったが、上行結腸を約40センチと周囲のリンパ節を切除したようだ。医者が切除した塊を見せて、この部分が癌組織ですが思ったより小さかったとの説明だが、素人が見た目ではよくわからない。手術室から出てきた患者はまだ麻酔が覚め切ってなく、まだ点滴と酸素吸入中であり、こちらの呼びかけに薄く片眼を開け何とか誰だかわかったようだ。明日また来ると言うと、毎日来なくてもいいとぼそぼそと言っていた。翌日行ってみると患者はもう歩いていて、待合室で見舞い客と話もできる状態に驚かされる。療法士の指導の下もうリハビリが始まった。 この川の少し上流側にこの病院がある
2019年03月07日
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今年で6回目を迎えた老人会主催の音楽会が好評裡に終わった。ふだんなかなか聞けない生のコンサートを街の住民に堪能してもらおうと老人会で企画しているものだ。今までに弦楽四重奏を2回と、マンドリン5重奏を2回、そしてジャズコーラス、南米フォルクローレを1回づつ催した。来年はゴスペルを聞こうかと考えている。街の集会所で開くのだが、近隣からも集まり、だいたいいつも80人前後が集まる。このうち男性が20名弱で、集まりが悪いのはいつものことだ。老人会の役員にピアノの先生がおり会のコンサートを導き、また役員には音楽好きが多く、コンサートに行ったりカラオケに行ったりしている。私はパソコンと写真を買われ、ポスターやプログラムの作成と記録写真の係だ。今老人会はどこでも役員のなり手が少なくて困っている。当老人会は今のところ必要な役員が揃っていて会はうまく回っているが、だんだん老化が進み、病人も多くなり、近いうちに若手の導入を急がないと行き詰ってしまうかもしれない、と危惧している。 ラーラマンドリンクラブ花
2019年03月05日
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待ちに待っていた「騎士団長殺し」の文庫本第一部上下が出たので、さっそく楽天ブックスに発注した。たまたま2月末で消滅するポイントが700ぐらいあったのでそれを利用しての購入だった。長々編小説を文庫版では4冊に別けての出版とし、第二部上下は今予約受付中だが、第一部を読んだ後にしょう。私は別にハルキストでもないが、前回読んだ「IQ84」が面白かったのと、そろそろ村上春樹はノーベル賞をもらうだろうと思っていることもある。騎士団と言えば欧州そして十字軍である。しかし物語は日本の話で、何ゆえ騎士団登場なのか、これからのお楽しみだ。現在、塩野七生の「十字軍物語」を読んでいるところで、こちらも文庫版で4分冊あり忙しくなってきた。 ネムルート山頂の王廟 紀元前一世紀に興された東部トルコのコマガネ王国アンティオカス一世エピファネスの王廟 2千100米の山頂にあるこの遺跡はカラクシュ・ツムルス(黒い鳥の墓所)と呼ばれている
2019年03月02日
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