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先生や親からほめられたり、友達から賞賛されたりした体験は、人生の励みになります。映画『金メダル男』主人公、秋田泉一(あきたせんいち)にも、過去に素敵な体験がありました(ネタバレにならないよう気をつけますね)。先週の朝日新聞「フロントランナー」では、「小学生のとき、学校にお菓子を持ってきて先生に見つかり、反抗したら、周りの友達が『すごいっ』と、認めてくれてうれしかった」と、ある男性が話していました。でも、いつまでも賞賛ばかりを求めすぎると、道を間違えることも。男性は、悪の道に進んでしまいました。泉一も苦労の連続でした。後に男性は更生し、今では非行に走った少年達を立ち直らせる仕事をしています(金メダル男は、観てのお楽しみにっ)。途中から、自分で自分をほめられるようになったのだと思います。そうすれば道を間違えず、たまには間違えても、自力で気がつき修正できます。自分で自分をほめるところがないって?人には言えないような失敗や、恥ずかしい行動に嫌な顔ひとつせず、これまでずっと付き合ってきてくれた自分自身。ここが一番のほめどころです。プロレスラー、スタン・ハンセンのウエスタンラリアート(下の写真、丸太のような左腕を相手の喉もとめがけ、助走をつけて叩きつける必殺技)に憧れて、左腕を古タイヤに全力で繰り返し叩きつけ、青あざを作ったプロレス少年もいるかもしれません。『キングオブプロレスリング第12弾スタン・ハンセン/THE LARIAT』やらないほうがよかった行動も、あまり役に立たなかった特訓も、やってみてそれが分かります。「やってみよーっ」に付き合ってくれる、ありがたい存在が自分なのです。これからも、あなたのどんな突拍子もない思いつきにも付き合ってくれます。心からほめてあげましょうっ。ワンポイント均整コーナー自分をほめることができて初めて、人のよいところを見つけ、ほめられるようになります。そのためには、頭でっかちによい悪いを判断しない、自然体が大切。先週、「背中でほわっと受け止める」と自然体でいられるとお話ししました。思い出して、活用して下さいね。施術者が、お客様の体に触れさせていただくときにも、この「背中でほわっと」は活躍します。さらに細かい部分では、手のひらよりも、手の背中にあたる「手の甲」に意識を向けると、触れた感じもほわっとやさしくなり、触診力も高まります。この手の甲への意識は、古武術稽古会「江東友の会」の斎藤豊先生に教えていただきました。何か心に「ピン!」ときたら、ぜひ訪ねてみて下さいね。斎藤先生のツイッターはこちらです。https://twitter.com/the_river_knows※輪ゴムを使った均整法の本『アレルギー性鼻炎は輪ゴム1本でよくなる』、好評発売中です。『アレルギー性鼻炎は輪ゴム1本でよくなる』(田川直樹、おかのきんや共著)※輪ゴム均整の本を共著して下さった、おかのきんやさんの最新刊。読むだけで元気になれます。『あなたがいい。超訳手塚治虫』無料イラスト「イラストわんパグ」さんより
2016年10月28日
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ある女性のお客様。お仕事は雑誌の編集です。「この土日で企画を10本考えて、週明けに提出しないといけなくてっ」など、いつも忙しそうにしています。でも楽しそう。アイデアの種を見つけるのが得意です。きっと普段からリズムを持って生活しているからだと思います。仕事に家事、子育てetc. 均整施術もリズムの一部に組み込んで下さっています。ブログの題材、体の歪み他、何でも見つけるときのコツは「リズム」です。均整師なら、決まった時間に起床して施術の準備。お客様をお迎えし、一日の終わりに、もっとできることはなかったかと反省・研究。決まった時間が来たら就寝。地道な繰り返しですが、自分のリズムを持つと、お客様を含め、周囲のリズムとも調和できます。調和がとれているほど、そこに現れたほんのちょっとした、でも大事な変化を察知できるのです。先日の身体均整師会「全国講習会」は、いつもの毎日とは違ったイベント。「身体均整法学園」フェイスブックページより日本中から集まった先輩や後輩、新しく学んだ操法などから刺激を受け、「ちょっとした」どころか、とても大きな変化をたくさん味わいます。それでも年に2回、15年参加し続けていると、だんだんと日常の一部になります。リズムの波がずっと大きくなって安定し、ほんのちょっとした変化にますます敏感になることができます。再来週(11/3)の台東区「みんなのひろばまつり」均整法体験コーナーも、毎年恒例により、すっかり自分の一部になりました(写真は去年の様子)。秋はイベントの季節。ドキドキしながら、楽しみながら参加して、自分のリズムが大きく育つといいですね。素敵な時間になりますように。ワンポイント均整コーナーイベントには人がたくさん集まり、緊張します。そんな中、自然体でいられるかどうかも貴重な体験です。一人で自分の部屋にいるときのようにリラックスできなくても、誰とでも気軽に口をきこうと頑張らなくてもいいのです。緊張しながらも、周囲と調和した振る舞いのできる人は、すでに自然体です。そのためには、背中をしなやかにしましょう。誰かと話すとき、体の前で受け止めると胸が詰まります。向かい合いながらも、背中でほわっと受け止めるようにしましょう。経絡でいえば、背中を走る膀胱経。経絡図譜のフリー素材集|鍼灸指圧自然堂背中を伸ばして膀胱経をしなやかに。秋のイベントを楽しんで下さいね。※輪ゴムを使った均整法の本『アレルギー性鼻炎は輪ゴム1本でよくなる』、好評発売中です。『アレルギー性鼻炎は輪ゴム1本でよくなる』(田川直樹、おかのきんや共著)※輪ゴム均整の本を共著して下さった、おかのきんやさんの最新刊。読むだけで元気になれます。『あなたがいい。超訳手塚治虫』無料イラスト かわいいフリー素材集 |「いらすとや」さん無料イラスト「イラストわんパグ」さんより
2016年10月21日
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購読させていただいている中に、「月曜日が楽しくなる」とタイトルに入っているメルマガがあります。休日が終わり、「さあ、また1週間がんばるか!」という方々へのエールが込められているのでしょう。もちろん毎週月曜日配信です。快風院の2つのブログは最初、発行日が不定期でした。がんばってきた1週間、少しなごんだ後に土日を迎えてもらえたらと、2009年から当ブログを毎週金曜日発行に。もうひとつの施術例ブログは週末にゆっくり、自分の体に目を向けるきっかけになればと、土曜日発行にしました。「なぜその日なのか?」、配信日や発行日の意味を決めると、月曜日が楽しくなる、金曜日になごめる出来事集めに、普段から目が向くようになります。いくらへこむ出来事の多い1週間でも、楽しみテーマ、なごみテーマを無意識に探し続け、最後には見つかります。「月曜が楽しくなる快風院ブログ」「火曜日がハッピーになる快風院ブログ」「水曜日が余裕になる快風院ブログ」……って毎日書いたら、すごいことが起きるかも!?書いてばかりで、施術の仕事をしている時間がなくなるかもしれませんが。皆さんもぜひ、無理のない範囲で試してみて下さいね。ワンポイント均整コーナー手技療法のコツは、からだ全体がガチガチなら、その中に力の抜けたヘニャッとした一点(虚)を見つけ出すこと。逆に、ヘトヘトでヘニャヘニャすぎるなら、その中にガチガチの一点(実)を見つけ出すこと。見つけ出せればしめたもの。虚と実を調和させるよう整えれば、全体が一気に変わります。同じように、どんなにへこむ出来事にも、全体をプラスに転じる突破口は必ずあります。ブログやメルマガでなくても、いろいろ応用が効きます。たとえば自分の目標に「これだ!」と思えるタイトルをつけ、締切日を決めてみませんか? この週末にぜひ。※輪ゴムを使った均整法の本『アレルギー性鼻炎は輪ゴム1本でよくなる』、好評発売中です。『アレルギー性鼻炎は輪ゴム1本でよくなる』(田川直樹、おかのきんや共著)※輪ゴム均整の本を共著して下さった、おかのきんやさんの最新刊。読むだけで元気になれます。『あなたがいい。超訳手塚治虫』無料イラスト かわいいフリー素材集 |「いらすとや」さん無料イラスト「イラストわんパグ」さんより
2016年10月14日
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均整法では、お客様の「姿勢」を改善します。均整法学園での授業中、均整師自身の施術姿勢についても、よくお話しします。自分の体を守り、長く均整師生活を続けていく上で、とても大切だからです。不自然な施術姿勢を続けると、体を痛めます。開業前は、まだまだ実感がわかないかもしれません。開業しても、最初のうちはお客様が日に1、2名、またはゼロ。体力面では全然問題ありません。疲れることもなく、あまり姿勢のことを考えなくても余裕です。「あそこでやっている均整法って、何だかすごいよ」と口コミが広まるなど、ちょっとしたきっかけから、急に朝から晩まで、休む間もなく施術が続く毎日に変わります。ベッド上のお客様を、前かがみ姿勢で一日中施術することになった当時、それまで体験したことのない背中のコリと痛みが現れ始めました。このまま何年も続けていたら、確実に体を壊すと感じ、体の使い方を工夫しました。体の声を聴き、背中で体重を支えていた分をもっとお腹に回したり、手先だけでなく、腕から肩甲骨まで全体を使ったり。おかげさまで、15年経った今も元気に、毎日朝から晩まで施術させていただいています。体のどこかが辛いのは、自分の進むべき方向の、どこかが間違っているサイン。たとえば将来へ向けての日々の取り組みにとっても、体の声はサインになります。サインをとらえて、先手先手の方向修正。姿勢の心地よさが増すにつれ、あなたが目指す世界へ近づく準備が整います。「本当は気が進まない」「義務だから」と思いながらも動くときの、なにかモヤモヤした「心の声」を聴くのも大事。心の声を聴いて先手を打てる人も、体の声は無視しがちだったりします。ぜひ今日からは心と体、両方の声に耳をすませてみて下さいね。ワンポイント均整コーナー心と体の声に耳をすませるようになるために、「股関節」を意識してみましょう。歩くとき、ただ両脚を交互にせかせか動かすだけでは、脚の中で何が起こっているか分かりません。両脚のつけ根の奥で、股関節が気持ちよくコロコロと転がるのを感じましょう。両方の股関節は同じように転がっていますか? 多くの人は左右差を感じるはず。差がなくなるように、歩き方や立ち方を工夫してみて下さい。同じ感じになる頃には、心と体の声、どちらも聞き上手になっていますよ。※輪ゴムを使った均整法の本『アレルギー性鼻炎は輪ゴム1本でよくなる』、好評発売中です。『アレルギー性鼻炎は輪ゴム1本でよくなる』(田川直樹、おかのきんや共著)※輪ゴム均整の本を共著して下さった、おかのきんやさんの最新刊。読むだけで元気になれます。『あなたがいい。超訳手塚治虫』無料イラスト かわいいフリー素材集 |「いらすとや」さん無料イラスト「イラストわんパグ」さんより
2016年10月07日
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