リカーの海にちょっと漬かってくる

リカーの海にちょっと漬かってくる

2014年11月12日
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カテゴリ: 焼酎類感想
本日は休養日な上に開栓中焼酎置き場が非常に寂しくなっている。

「焼酎だな」
「ああ間違いない。開栓だ」

つーことで、今日は本坊酒造の「復刻・手造りおはら」を開栓。復刻と銘打って何時のものを復刻したのか……とラベルを見ると、昭和50年代のものとある。何と私が生まれたよりも後の話じゃないか。販売していたのが数年だけだったというのが。特徴は手造り、黒麹、かめ壷仕込みであるということ。ウェブを調べて初めて知ったことだが、黒麹仕込みなんだね。時代的には既に白麹が普通だったのではないだろうか?

この一本は、以前赤霧島を通販で買った時に、送料無料サービスを受けるための調整用に適当に買ったもので、消費税が5%の時代に900ml瓶が税込みで1260円だった。

初日の今日は何時ものようにロックで一杯。

グラスを口に近づけた時に感じる香りは、ややねっとり系の雰囲気のある甘い芋焼酎の香り。これは中々期待できる。

口に含んだ第一印象は甘み。これはハッキリ甘く、ほろ苦い。そしてじんわり旨い感じ。所謂キレはない。が、こってり濃厚な印象。先日開けた同じく本坊酒造の「黒こうじ 屋久の島」のあっさりした印象とは随分と違う。これは凄い。

氷がやや融けてくるとネットリ感とほろ苦さが軽減され、甘さが軽くなり非常に飲みやすくなる。これも旨い。本坊酒造のウェブページによるとオススメの飲み方はストレートかお湯割となっているのだが、ロックも結構良い感じだ。



追記) 6:4のお湯割を試してみた。(2014-11-18)

グラスを口に近づけた時に感じる香りは単純に甘い感じ。ただ控え目なので悪い印象ではない。
口に含むと柔らかで、じわっとした旨味を感じる甘い口当たり。やや香ばしい感じの含み香もある。そして、後味には軽いがハッキリとした旨味が余韻として残る感じ。飲み込むと案外あっさりとした印象なのに、思いの外余韻が続くなーという不思議な感覚だが、くどい印象ではないので芋焼酎を飲んでいる喜びだけが感じられる。良い。

追記) 前日の内に6:4で割水しておいたものをレンチンして試してみた。(2014-11-20)

香りはお湯割の時よりも更に控え目だが、やはり純粋に甘いという印象。

口に含むと、お湯割の時よりもほろ苦く香ばしい印象があるが、やはり旨味のある甘い口当たりで、芋焼酎らしい味わい。

お湯割の時に比べると余韻が引くのが早いように思う。

お湯割の方がじわりと旨味が残る一方で、レンチンしたものはそれに比べるとあっさりとした感覚になる。この印象には口当たりの時点で感じるほろ苦さや香ばしさの強弱も影響していそうだが、お湯割の方が素朴な旨さ、レンチンしたものはやや上品な旨さというイメージで甲乙付け難い。

ロック、お湯割、前割してレンチンと三通りの飲み方を試してみたが、いずれの飲み方でも十分な満足感が得られる。最安値を争う類いの値段設定ではないが、プレミア的な高価な値段設定でもないので、日常酒として気まぐれに選ぶ選択肢に入れておいても良いだろう。

もっとも、私の行動範囲では店頭で手にとって購入……とはいかないので、縁は遠い。






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最終更新日  2014年11月20日 19時06分04秒
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