リカーの海にちょっと漬かってくる

リカーの海にちょっと漬かってくる

2014年12月23日
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カテゴリ: 焼酎類感想
最近は何かを買ったりいじったりと言うネタばかりだったが、開栓中焼酎置き場に余裕ができた時には当然のごとく次を開けます。

つーことで、本日は先日開栓したばかりの相良酒造の芋焼酎「相良仲右衛門」について。

「相良仲右衛門」は黒麹仕込みでできたもろみを常圧蒸留して作られるオーソドックスなタイプの焼酎で、 メーカーのページ によると「芋焼酎の旨みが幅広く味わえるアルコール度数」ということで30度のアルコール度数に調整されて売られているようだ。

最寄り(?)のデパートでやっていた「九州のうまいもの展」という物産展の出店で900ml瓶を消費税が5%の時代に税込み1302円で購入した。

開栓初日にはいつものようにロックで試した。

グラスから漂う香りは典型な芋焼酎らしい甘い香りで、普通に期待できる感じのそれ。

口に含むととろりとした口当たりで、第一印象では非常に甘い。含み香には香ばしい感覚があり、微かなほろ苦さもあり、飲み込む瞬間にはアルコール度数の強さから来る焼けるような感覚も若干喉に感じるが、それら全てを感じてもなお飲み込んだ後味としてやはり甘みが印象に残る。アルコール度数の強さは若干喉で感じた熱い感覚のみであり、残念な意味での「アルコールっぽさ」は皆無。旨い。

次は6:4のお湯割で一杯。



口に含むとロックの時と同じで、第一印象はとろりとした口当たりとそれに見合うように非常に甘く感じる。が、ロックの時に比べて舌でアルコールの辛さ(?)を強めに感じるようだ。体が暖まる感じで、この寒い季節にピッタリだ。口当たりが甘い印象の割に後味はあっさりとしていて、すっと引く感じ。この甘くてさっぱりという感覚は中々良い。

最後に前日の内に6:4で割水しておいたものをレンチンして……。

お湯割の時よりもマイルドな口当たりに感じる。アルコールの辛い印象も控え目。微妙な濃度の差や温度の違いがこの差を作り出しているような感じで、作り方が決定的な差とは感じられない。ちなみにこの日は寒かったせいかやや温めに出来上がった。前回のお湯割よりも薄めに感じたが6:4になるよう計量して割水したものなので、多分お湯割が濃いめにできていただけだろう。ちなみにレンチンしたものの方が、ほろ苦さと香ばしさがバランス良く感じられるように思う。

総じて甘い印象でマイルドな感じに落ち着いていて、アルコール度数の高さが思い出されるような類いの刺激はあまり無い。以前試した同メーカーの白麹仕込みの芋焼酎 「相良」 の時の第一印象では、その甘みが微妙に疎ましく感じられたものだが、今回は合わせた食事が米の飯ではなかったせいか、好ましいままに推移した。旨い。






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最終更新日  2014年12月23日 20時10分57秒
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