リカーの海にちょっと漬かってくる

リカーの海にちょっと漬かってくる

2015年03月01日
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カテゴリ: 焼酎類感想
今日は雨の一日。

そして良い感じに開栓中焼酎置き場に余裕がある。

これは!

つーことで、今日はまた一本新しく焼酎を開けることにする。

本日の一本は霧島酒造の「白霧島」。黄金千貫を白麹で醸し、常圧蒸留で造られるオーソドックスな芋焼酎だ。ラベルによると「平成宮崎酵母」という酵母を用いていることが特徴らしい。随分前に取り上げた同酒造の「 黒霧島 」や「 赤霧島 」と同じブランドの「白麹」版という位置づけ商品だが、以前は「白霧島」でなく単なる「霧島」だったように思うが、買ったのは「白霧島」と「白」が明記されていた。

最近のお散歩部活動でこれまで余り訪れる機会の無かった方面の酒屋に行く機会があり、そこでこれまで見掛けたことのなかった「25度の霧島」を見つけたので、すかさず購入した。900ml瓶が8%の消費税込みで874円だった。黒霧島や赤霧島を試した当時からシリーズ制覇したいなーと思っていたのだが、如何せん白麹仕込みの「霧島」だけは20度の物がどこでも買えるのに25度の物はこれまで店頭で発見できなかったのだ。製品ラインナップに25度の「霧島」があるのは知っていたので、どうせならできるだけ条件を揃えて他の物と比較したかった。

開栓して感じるのは単純に甘い香り。



ロックグラスを口に近づけると、瓶から直接感じられるものよりは、若干弱まっていながらもやはり甘い香りで、そこにホックリとおだやかな、芋の香りから炭水化物的イメージ分を取り出したような雰囲気(笑)が重なる感じ。

口に含むと、第一印象として口当たりは単純に甘い。その甘いだけの物か? と思ったが、口に馴染むにつれてやはり芋焼酎らしいまろやかさがあることに気付く。ほろ苦さや香ばしさなどは感じられるにしても相当控え目であり、全般的には甘い印象が勝つが、くどさはないし直ぐに飲み飽きてしまうような単純な味わいでもないようだ。悪くない。

お湯割などの感想は後日つーことで。

追記) 6:4のお湯割を試してみた。(2015-03-02)

グラスを口に近づけた時に感じるのは芋焼酎らしい甘い香りで、お湯割にしては香りがはっきりとしている印象。悪くない。

口に含むと、トロリとした口当たりながらロックの時に比べると甘い印象が弱まり、若干のほろ苦さが感じられる。後味に感じる芋焼酎っぽい旨味もロックの時よりも目立っている感じだが、全体的な印象としては旨い「芋焼酎のお湯割」とはややずれている感じ。悪くはないのだが良くもないという平凡な印象であり、量産型だなーと心底思う。

追記) 前日の内に6:4で割水しておいたものをレンチンしてみた。

お湯割と比べると口当たりでのトロリとした感触は完全に消えている。お湯割の時と同様にほろ苦さが感じられ、後味に芋焼酎らしい旨味もある。そして、お湯割に比べると色々と馴染んで全体の調和が取れている感じで、「すごくイイ焼酎だ!」とは決して言わないが、「俺はこれでイイわ。安いし、他探すの面倒臭いし」ってな判断を下す人がいてもおかしくないとは思う。

全般的な感想としては、量産型芋焼酎ってのはこうあるべきって所に収まっている感じだ。安いし。






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最終更新日  2015年03月04日 19時20分23秒
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