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だんな様とまた平日限定のランチを食べに行った。 2008年版に続き、2009年版のミシュランガイドでも一つ星を獲得した、グランドハイアット東京の4階にある鉄板焼のお店「けやき坂」。鉄板焼きってシンプルなもんかと思うてたけど、ここは新しいスタイル。フレンチやイタリアンなども取り入れてすべて鉄板で料理しはる。先日行った「オークドア」のある6階フロアから階段を下りた、ちょっと隠れ家のような場所にある。お席は、カウンターだけみたいや。麻のエプロンとお箸と一緒に、スプーン、フォーク、ナイフもセッティングされてる。おしぼりは日本手ぬぐい。カウンターテーブルは、胡桃の板やそうや。カウンターの向こうには、つやつやした野菜がざるや木のお盆にのって焼かれるのを待ってる。和の雰囲気もただようてて、外人さんも喜びそうな演出。平日限定のステーキライスランチは、3400円(税込)。ほかにA、B、Cのランチコースがあって、それぞれ4000円、5300円、7900円(税込)。Bコースやとオーストラリア産テンダーロインステーキ、Cコースやと特選国産サーロインやテンダーロインを選ぶことができる。私は、ステーキ丼のようなステーキライスランチにした。まず、ミックスグリーンサラダ。おろし玉ねぎがベースのドレッシングもおいしい。ガーリックライスも目の前でていねいに作ってくれはる。大きさを揃えて細かく刻んだにんにくを鉄板で香ばしく炒めて、紙に取っておく。薄く小口切りにしたアスパラガスと万能ネギとご飯を切るように炒めて、最後にそのにんにくを加える。お肉は特選和牛。ステーキ丼やのにお肉の焼き加減まで注文できる。ミディアムレアでお願いした。白いボールにガーリックライスを盛り付け、まわりに鉄板で焼いた野菜(玉ねぎ、なす、パプリカ、かぼちゃ、ズッキーニ)をきれいに飾る。そのうえに、カットされたステーキをのせてソースをかける。さらに、バルサミコドレッシングであえたクレソンをのせて完成。わかめとなめこのお味噌汁とごぼう、山芋、菜っ葉のお漬物もていねいに作られてる。お肉も旨みたっぷりで、柔らかかった。だんな様は、ランチメニューA。前菜にあたるのが、帆立貝ベーコン巻きレンズ豆のサラダ仕立て。これも、材料を見せてくれて、目の前で料理してくれはる。レンズ豆とグリーンリーフのうえに帆立をのせて、角切りのトマトを飾ってある。身の厚い帆立の火の通しかたが絶妙。メインは、富士高原鶏腿肉バルサミコビネガーサラダ添えと、越後もち豚のコンフィ季節野菜ジンジャーソースから選べる。豚にした。ハーブとオイルに漬け込んだ豚肉を80度ぐらいの油でじっくりと煮込んだお料理がコンフィ。そのコンフィされた豚肉のかたまりと青梗菜、玉ねぎ、パプリカ、もやしがお皿にのって鉄板のところに置かれる。豚肉は、丸いカバーをかぶせられ、じっくりと焼く。もやしと玉ねぎをあわせて炒めたもののうえにカットした豚肉がのせられて、つけ合せの野菜と一緒に出てきた。まわりがカリッと香ばしい豚肉は、口に入れるととろけるほどに柔らかい。だんな様も大満足。お味噌汁と香の物もつく。食後は、ガラス張りの明るいテラス席に移ってゆったりと飲み物がいただける。ステーキライスランチにだけは、デザートに本日のアイスクリームもついてる。バニラビーンズたっぷりのアイスクリームもおいしかった。白いソファーと木の椅子、頭の上にはガラス越しに六本木ヒルズのタワーがそびえてる。なんともいえない、優雅でのんびりとした時間。コーヒーと紅茶から選べる飲み物はおかわりもしてくれはった。サービス料10%がプラスで、二人で8140円。土・日・祝日のランチセットは、4000円からみたいや。5000円以上のホテルの利用で、バレットパーキングが2時間まで無料になるし、ホテルのランチは贅沢な時間まで一緒に楽しむことができる。帰りに六本木ヒルズのエスティネーションで、ミラノのデザイナー、ドナテラ・ペリーニ(Donatella Pellini)のアクセサリーを見た。色使い、天然石の配置、バランスなどに魅了された。ドナテラ・ペリーニ 今日のラッキーくじは、どれもハズレやった。3月末に始めたガーデニングパーツ。また本葉が3枚になった 「やっほー!」。1日1回のクリックで、募金ができます♪ けやき坂 (鉄板焼き / 六本木、麻布十番、乃木坂)
2009年07月31日
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出かけたついでに、浅草橋のビーズ屋さんめぐりをしてきた。JR浅草橋駅の高架の周辺に小さなビーズのお店が50軒ぐらいはあるやろか。それぞれに、得意とするもんや同じようなもんでも値段が違う。私が欲しかったんは、アクセサリーに使う金具やパーツ。いくつかのお店に入ってみて、実際に買うたんは次の4か所。3か所では会員カードも作ってしもた。 Accessory ART2(アクセサリーアート2) 線路脇に建つ雑居ビルの階段をあがったとこにある。常連のおば様方も多いみたいやった。ごちゃどちゃしてるけど、小分けにしたパーツの種類が豊富でお値段も安い。私は買わんかったけど、パールや半貴石の連売りも豊富やった。店員さんも親切。浅草橋に来たら、はずせへん店かも。 Accessory ART2(アクセサリーアート2) WEST5(ウェスト5) ここも安くて、種類が豊富。今は入り口のところを、デコパージュのパーツが占拠してた。 WEST5(ウェスト5)貴和製作所(浅草橋本店) 浅草橋のなかではすごくゴージャスできれいなお店。アクセサリーに関するありとあらゆるものが揃ってるような印象。お値段は少し高めかな。よそをまわってなくても、最後にここにくれば手に入りそう。 貴和製作所プレラ 小さいお店やけど、ここが一番のお気に入り。半貴石もすごく質のええものだけを置いてはる。シルバーや14KGPのパーツも揃っててお値段も手ごろ。ハワイでいつも買うてくるようなもんも置いてあった。 プレラ浅草橋は安いと思うてたけど、楽天のお店でもほとんど変わらないお値段で出してはるとこもある。銀石[GINSHI]さんも最近のお気に入り。店長さんもとても親切で誠実な方。 銀石[GINSHI] 最近作って、プレゼントしたアクセサリーをいくつか。アンティークビーズの青いショートネックレス きれいな青のアフガニスタンのガラスビーズに、ブルー系のヴェネチアやボヘミア(チェコ)のアンティークビーズ、スリーピング・ビューティーのターコイズ、カレンシルバーなどを散りばめた。この38cmぐらいの長さのネックレスが、一番首もとがきれいに見えると思う。つけるととってもかわいくて、お気に入り。長めのローズクォーツと淡水パールのグリフィンネックレス グレーのシルクでできたグリフィン糸に、大き目のビーズを結んでいった胸もとぐらいの長さのネックレス。ローズクォーツの大きなオーバル形のパーツがポイント、マザーオブパール(真珠母貝)のオーバル形や渦巻き形、大きいのや小さいピーコックやピンク、白の淡水パールを使うてる。存在感があるネックレス。シルバー925のピアスを2種類。赤いホワイトハーツと小さなカレンシルバーを使うたのは、ゆらゆらするのでキュートな雰囲気。ムーンストーンと淡水パールを使うたんは、ちょっとエレガントかな。ヤフオクにピアスやグラスコード(めがねチェーン)を出品したら、何人か落札してくれはった。オークションでハンドメイドの品を出品してる人と物のなんと多いことか。そのなかで、目にとめて気に入ってくれはるのは、とってもうれしい。今までに、福岡、愛媛、青森、千葉、東京、北海道などに旅立っていった。そんないろんなところで、私のつくったものを身につけてくれはる人がいるとは、しあわせなことや。そろそろまた新しいのを出品しようかなあ。Yahoo! オークション My auction 楽天のオークションも使い勝手がよくなってきたので出品してみた。でも、こっちはアクセス数も少ない。まだまだ知名度がないんかなあ。楽天 オークション My auction今日のラッキーくじは、ブログくじが1ポイントアタリやった。3月末に始めたガーデニングパーツ。また本葉が出てきた 「サボテンのトゲ下は冷却機能を持ってる」。1日1回のクリックで、募金ができます♪
2009年07月30日
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レンタカーをまず返却するので、空港の横を通ってるとこ。ハワイのラジオが母の日のネタを話してる。女性の声は、カーナビの案内。今回とっても役立ってくれた。今日のラッキーくじは、ブログくじが1ポイントアタリやった。3月末に始めたガーデニングパーツ。また本葉が3枚になった 「サボテンのトゲ下は冷却機能を持ってる」。1日1回のクリックで、募金ができます♪
2009年07月29日
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H-3(州間ハワイ3号線)の続き。ハラワ渓谷からコオラウ山脈をくりぬいた約1.6kmのトンネルに入る。このトンネルの名前は、Tetsuo Harano Tunnel(テツオ・ハラノ・トンネル)という。トンネルが造られたときハワイ州運輸省高速道路課の技術管理者やったのが、 日系のテツオ・ハラノ氏で52年間も運輸省に勤めて1994年に引退してはる。その彼の名前がつけられてる。H-3は34年の年月と総工費13億ドルをかけて、1997月12月に開通した。 環境破壊や環境汚染などの問題でH‐3ができるまでには、反対も多かったらしい。2001年カエタノ知事のときに、そのトンネルの名前が「John A. Burns Tunnel」変えられた。故ジョンA.バーンズ氏は1962年から1974年に知事やった人で、H-3の提案者で貢献が大きいというのが、変更の理由やったそうや。元の名前に戻すよう反対の署名活動が起こって、2002年知事になったリンダ・リングル氏の公約で元の名前に戻された。StarBulletinの記事ただ、トンネルの入り口に「Tetsuo Harano Tunnel」とつけられたのは、2006年みたいや。HonoluluAdvertiserの記事 今日のラッキーくじは、Infoseekが1ポイントアタリやった。3月末に始めたガーデニングパーツ。また本葉が3枚になった「いつもありがとう」。1日1回のクリックで、募金ができます♪
2009年07月28日
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8時にラニカイのお宿を出てルート83(カメハメハ ハイウェイ)からH-3を通ってホノルル国際空港に向かう。10マイル(約16km)ほどのドライブ。5月のGWに行ってたハワイのこと。H-3(州間ハワイ3号線)は、海兵隊の基地のあるカネオヘとパールハーバーを結ぶ道路。動画はハラワ渓谷の上を通ってるとこ。コオラウ山脈のすぐそばで、迫力がある。ハワイウォーターの水源地はこのあたりなんかな。 今日のラッキーくじは、どれもハズレやった。3月末に始めたガーデニングパーツ。また本葉が3枚になった「さいきん何してるの?」。1日1回のクリックで、募金ができます♪
2009年07月27日
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ハワイでいろいろお買い物したもんを書いた。GWに行ったハワイ。8日目の5月3日最終日。名残惜しくて、日の出前からビーチに出た。1時間ぐらいお散歩。8時にはお宿を出発せなあかん。朝ごはんも早くしてもろた。大きなイチゴの朝ごはん。オーナーさんMarsueからのメッセージも置いてあった。ほんまに名残惜しいなあ。毎日のようにコーヒーを買うてお世話になったカラパワイ・マーケットこことも1年間お別れ。ラニカイ・ジュースでマンゴーのスムージーMANGO SUNRISE3.93$を買うた。カイルアの街ともお別れ。H3を通って空港に向かうた。ハワイのこと、あと少し続きます。今日のラッキーくじは、楽天が1ポイントアタリやった。3月末に始めたガーデニングパーツ。また本葉が出てきた 「さいきん…サボってるよね」。1日1回のクリックで、募金ができます♪
2009年07月26日
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先週行った国士舘大学の学食に、また行ってきた。銀座スエヒロのサーロインステーキ定食を食べたかったんやけど、午後からイベントがあるようで早仕舞いしてた。 世田谷校舎 8号館地下1階のアンブランで「もやし炒め定食」350円を注文。それに60円の鶏の唐揚げも追加。おばちゃんがその場でチャチャチャと炒めて作ってくれる。もやしだけやなくて、少しだけひき肉とにんじんも入ってて、濃いめの塩、胡椒の味付け。ごはんが進む。だんな様は、餃子の王将の野菜炒めと同じ味やとうれしそう。お味噌汁には、わかめともやし。唐揚げも熱々でジューシーでなかなかおいしい。おふくろの味みたいで、学生さんはうれしいやろうなあ。卵丼300円、カルビ丼350円など、さすが学食。学内のモスバーガーにも行ってみた。今月から発売になった低価格バーガーを注文。それがハンバーガー160円のはずやのに学食のモスでは180円。チーズバーガーは190円が200円してる。でも、フレンチフライポテトのSとドリンクがセットになると270円のプラス。ハンバーガーとセットで430円。モスバーガーで食べるときは、だいたいロースカツバーガーやのでハンバーガーは初めて。今はパテに合挽き肉を使うてるそうや。行った時間が悪かったんか、モスならではの作りたてやなくて、バンズがベタってしてる。一口食べて、私はパスさせてもろた。だんな様も、コンビニで売ってるバーガーみたいって言うてはった。メニューによっては通常のお店より安いもんが多い。カッコ内が通常店の価格。大学店オリジナルメニュー 期間限定 帆立コロッケバーガー220円 (320円) 和風チキンバーガー(岩手県南部どり使用) 300円 (300円) モスライスバーガー 五目きんぴら 230円 (280円)モスバーガー 270円 (320円)モスチーズバーガー 290円 (350円)ライスバーガー海鮮からあげ 250円 (300円)ハンバーガー 180円 (160円)チーズバーガー 200円 (190円)テリヤキバーガー 270円 (320円)ポテトセット +270 ポテトSとドリンクorスープ (+320円)ミニサラダセット +270 ミニサラダとドリンクorスープ モスチキン 200円 (240円)フレンチフライポテトL 200 (270円)ミニサラダ 170円 (210円)フランクフルト 130円 (190円)アップルパイ 120円 (190円)アイスコーヒー 150円 (210円)フローズンケーキバー 100円 (190円)アメリカンコーヒー 100円 (ブレンド220円) ホットティー120円 (210円)コーンスープ 130円 (240円)量や質が同じかどうかはわからんけど、ものによってずいぶん差がある。モスバーガー好きやったから、バーガー類を食べるなら普通の店のほうがええなあ。デザート食べてお茶するには学食もええけど。今日のラッキーくじは、どれもハズレやった。3月末に始めたガーデニングパーツ。3月末に始めたガーデニングパーツ。また本葉が出てきた 「ひあがっちゃうよ」。1日1回のクリックで、募金ができます♪
2009年07月25日
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ハワイのおみやげは、ほとんどスーパーで買う生活用品や食品など。衣料品はだんな様のもんばっかり。アウトレットでポロのワイシャツやブルックスブラザーズのネクタイとソックス。クラークスのスリッポンは、とっても履き心地がええそうや。スライド式ジッパーがついた冷蔵保存用。日本でも買えるんやけど、どれも税別で1.79$と安い。ジップロック は日本では旭化成が販売しているけど、アメリカではSCジョンソン社が製造販売してる。ストレイジ ガロン(大)は17枚、フリーザー クウォター(中)は18枚入ってる。Hefty社のもいろんな種類がある。Hefty オーガニックのドライフルーツも必ず買うもの。無添加のドライフルーツは、甘みが自然でおいしさが凝縮されててとってもおいしい。量り売りで、好きな量だけ買えるものもうれしい。洋梨柿マンゴーバナナドライトマトもオーガニック。 ナッツとドライフルーツのミックス、トレイルミックスもいろんな種類がある。レーズンやカボチャやヒマワリの種、アーモンド、カシューナッツ、ナツメヤシ、チョコレートが入ってるデラックス版も。「KEOPU COFFEE」の コナコーヒー、ハワイ特有のをママキのティーバッグなど。ヘアやボディケア用品も。ヤギミルクを配合したシャンプーCANUS Li'l Goat's Milk Shampoo & Body Washが476g9.49$。コンディショナーは、ビオチン、ソーパルメッ(ノコギリヤシ)ト、小麦タンパクが入ったAvalon Biotin B-Complex Conditioner 400ml7.39$。 アバロン アルティメットファーミングボディローションが15.79$。ハワイから帰ってそろそろ3か月。食料品はほとんどなくなってしもた。ハワイのこと、あと少し続きます。今日のラッキーくじは、どれもハズレやった。3月末に始めたガーデニングパーツ。また本葉が出てきた 「ぐんぐん成長するよ!」。1日1回のクリックで、募金ができます♪
2009年07月24日
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久しぶりに映画の試写会。生誕125周年という「ココ・シャネル」。上映前にトークイベントがあって、知花くららさんが登場。彼女もシャネルのファンなのかな。膝丈のシンプルな「リトルブラックドレス」にコスチューム・パール・ネックレスとイヤリング(ピアス?)、黒のパンプスといういでたち。顔の小ささ、スタイルのよさが圧倒的。さすが、ミス・ユニバース第2位。映画『ココ・シャネル』知花くららさんスペシャルトークイベント美容やファッションのレベルやない、この骨格は生まれついてのもんやからなあ。映画では、71歳からのシャネルを、ご本人も大ファンやという75歳のシャーリー・マクレーンが演じてはる。シャネルはすごいヘビースモーカーやったみたいで、お針仕事のときまでくわえタバコをしてはった。11歳で母親が他界、父に捨てられ、孤児院や修道院で育ったシャネルが、お針子になって、のちに成功し、最愛の恋人アーサー・カペルとの別れ、シャネル初の香水「No.5」を発表するあたりまでのシャネルは、バルボラ・ボブローヴァが演じてはる。パリの帽子専門店から始まり、第一次世界大戦のころ富裕階級のリゾート地であった、フランスノルマンディ地方のドーヴィルにブティックを構える。戦争中、女性一人でも着られ、楽だけど美しい「ジャージー・ドレス」を生み出して成功していく。第二次世界大戦中のことはまったく触れられず、1954年にファッション界にカムバックするところからシャーリー・マクレーンが登場。数々のシャネル・ファッションにはうっとりしたけど、映画自体はエピソードの継ぎ接ぎのようで期待してたほどやなかった。シャネルの人生を138分で描くのは無理なんかもしれん。 ココ・シャネル9月にロードショーになる、アメリのオドレイ・トトゥ主演の「ココ・アヴァン・シャネル」のほうがおもしろいかなあ。ココ・アヴァン・シャネル今日のラッキーくじは、ブログくじが1ポイントアタリやった。3月末に始めたガーデニングパーツ。また本葉が出てきた 「こっからが勝負!」。1日1回のクリックで、募金ができます♪
2009年07月23日
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ラニカイ天上のハイキングコースを夕暮れ時にお散歩して、晩ごはんを食べにカイルアに出た。GWに行ったハワイ、7日目の5月2日。最後のディナーぐらい豪華にレストランで食べたらよかってんけど、なんとなく手ごろなもんになってしもた。ドン・キホーテの外側にある韓国系のお弁当屋さん、YUM YUM EXPRESS。牛の焼肉に玄米、キムチ、マカロニサラダのプレートが7.32$。おかずは数種類から選べる。地元の人に人気がある店で、いつも何人か並んではる。これは持って帰るとにおいが気になるので、外のテーブルで食べた。安心できる味。私たちのハワイ最後のディナーにはふさわしいかも。それとドン・キホーテでお買い物。ポケが食べたくて、アヒ醤油のポケ(マグロの漬け)1.44$、サーモンいくら丼が30%のお値引きで3.44$。ココナッツミルク味の求肥のようなハウピア・チチダンゴ3.89$。お宿に帰って、晩ごはんの続き。丼は作って時間がたってるからか、ごはんも具もパサパサしてた。日本から持っていった修善寺の本わさびをすりおろして、ポケに入れた。これも、最後に残ってたのを全部入れてもろたのやったから、もひとつやったなあ。今回なかなかお目にかかれなかった、ハウピア味のチチダンゴはおいしい。食べることができてよかった。夜空には、FIRST QUARTER 上弦の月がくきれいに浮かんでた。ハワイのこと、あと少し続きます。今日のラッキーくじは、どれもハズレやった。3月末に始めたガーデニングパーツ。また本葉が出てきた「ぐんぐん成長するよ!」。1日1回のクリックで、募金ができます♪
2009年07月22日
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夜や寝てるときに咳が止まらなくなるのが続いたので、7月7日に呼吸器科のクリニックに行ってきた。お医者さんは咳とゼーゼーヒューヒューいう喘鳴を聞いて、気管支ぜんそくやないかといいはる。スパイロメトリーという機械を使うた呼吸機能検査でも換気障害がみられて、ぜんそくという診断。治療と予防のために、薬を使うことになった。採血もしてアレルギー反応も調べることに。3割負担でその医療費が3900円。調剤薬局で薬をもらう。吸入をするキット アドエア250ディスカス 28回分。朝と夜に。テオドール錠100mgとムコダイン錠500mgをそれぞれ28錠。朝夕食後に1錠ずつ。この薬代が1900円。両方で5800円もする。歌舞伎2回分の値段よりも高い。私の住んでる東京都世田谷区では、中学校3年生修了前まで保険診療(通院等も含む)の自己負担分および入院時の食事標準負担額(食事代)を助成してくれて、所得制限もない。「乳幼児医療証」や「子ども医療証」を申請して、それを提示すれば、窓口で自己負担分を支払わずに受診できるそうや。さらに、ぜんそくなどの慢性疾患の場合は、18歳未満まで助成されるそうや。子育て中の人にはありがたい制度やなあ。もっともこのぜんそく、子どもが罹るもんやと思うてたら、大人になって、それも40歳代、50歳代で発症する人も少なくないらしい。お医者さんや薬はきらいで、できるだけ避けたいんやけど、ちゃんと2週間吸入と服薬を続けた。咳は、薬を使い始めて2日ほどで治まってきた。でも薬の副作用のせいか、薬にコントロールされているという思いのせいか、なんとなく憂鬱な気分やった。吸入キットのアドエア250は、グラクソ・スミスクラインの薬で、ドライパウダーが入った吸入器。 1吸入あたり気管支拡張剤であるサルメテロール50μgとステロイドのフルチカゾン250μgが一緒に出てくる。1回分ずつ薬剤が出てくるようになってておもしろい。容器を回転させるとカウンターの数字が下がっていく。副作用としてあるしわがれ声になったり口腔カンジダを予防するために、吸入後にはうがいをせなあかん。2週間後、再度クリニックに行ってきた。咳が出なくなったので、今度は少し弱い吸入の薬だけ1か月続けることに。血液検査の結果が出てた。アレルゲンが何かを調べる特異IgE値を計るRAST法では、ハウスダストの値が50.70 UA/ml 、コナヒョウダニが62.40 UA/ml でそれぞれ4+の陽性になってた。花粉や食べ物にはないみたいやった。血清総IgEを計測するRIST法では、1405 IU/mlと基準値の100ぐらいを大きく超えてた。今回は自己負担の医療費が710円。吸入をするキット フルタイド200ディスカス 60回分だけ。朝と夜に吸入。この薬代が1200円。1吸入あたりステロイドのフルチカゾン200μgだけが出てくる。ぜんそくの発作が起こると苦しいし、体力を消耗する。薬はいややけど、おとなしく1か月続けてみよう。今日のラッキーくじは、どれもハズレやった。3月末に始めたガーデニングパーツ。3月末に始めたガーデニングパーツ。また本葉が出てきた 「こっからが勝負!」。1日1回のクリックで、募金ができます♪
2009年07月21日
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久しぶりにハワイのこと。ラニカイでボストン・ノースエンド・ピザを食べて、ミリアム・ハスケルのコスチューム・ジュエリーを買うたとこまで書いた。GWに行ったハワイ、7日目の5月2日。クレジットカードをお店に忘れてきてしもて、その使用停止の手続きなどをしてるうちに夕方になった。最後のハワイでのイベントは、夕暮れ時のトレッキング。4月27日に歩いた、天上のハイキングコースThe Pillbox Hiking Trailを再度お散歩。6時ごろ車で出発。ゴルフ場ミッドパシフィックカントリークラブの横に駐車。ラニカイでは、道の舗装してないところに駐車すれば、違反にならないらしい。上りはやっぱりきついけど、10分でほど稜線に出られる。昼のエメラルドグリーンにきらめく海もええけど、夕暮れ時の深い海の色もすてき。「Pillbox」バンカー(掩蔽壕えんぺいごう トーチカ)の上は、恋人たちのカップルシートになってたので、上がるのを遠慮しといた。北から西のカネオヘとコウラウ山脈を蔽う雲も茜色になってる。静かな時間が流れてた。ハワイでのお気に入りがまた1つ増えた。1時間ほどトレッキングを楽しんで、晩ごはんを食べにでかけた。ハワイのこと、もう少し続きます。今日のラッキーくじは、ブログくじが1ポイントアタリやった。3月末に始めたガーデニングパーツ。また本葉が出てきた 「大きくなりたいな」。1日1回のクリックで、募金ができます♪
2009年07月20日
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Bunkamura シアターコクーンでコクーン歌舞伎を観てきた。コクーン歌舞伎は初めて。15年前の1994年から始まって今年は10作目になるそうや。四世鶴屋南北の「桜姫東文章」を串田和美さんが演出してはる。主な配役は、清玄:勘三郎 釣鐘権助:橋之助白菊丸/桜姫:七之助入間悪五郎:亀蔵 残月:弥十郎局長浦:扇雀見世物師因果勘六:笹野高史こじんまりとした劇場で、私の席は2階右袖の一番前。上に破風がつるされてるお能のようなシンプルな舞台の四方を取り囲むように、座席が配置されてる。舞台そばのベンチシートの通路も使われるので、芝居小屋の雰囲気がたっぷり。橋之助さん演じる権助の「濡れ場」の色っぽいというか、イヤラシイこと。桜姫がその体に惚れぬくのもようわかる。原作と違うて、最後に桜姫は我が子を殺さない。それは、子どもかわいさというより、輪廻のためかなあと思うた。天上に上っていく兄と弟も、地獄に堕ちるというより、昇天していくように見えた。それも双子のように。最後の場面に流れていたのは、マスネの歌劇「ウェルテル」のアリア「春風よ、なぜ私をめざめさせるのか」 。ゲーテの「若きウェルテルの悩み」をオペラにしたもんで、ウェルテルがロッテに朗読するオシアンの歌。ここで試聴できる。 なぜに我を目覚ますや、おお春風よ。 わが額に君の愛撫を覚えつつ、 なお嵐と嘆きの時は身に迫る。 なぜに我を目覚ますや、おお春風よ。 明日、わがかつての栄光をしのびつつ 谷間を旅人は訪れん。 その瞳は、わが光輝を求めて空し。 ただ悲嘆と苦悩を見いだすのみ! ああ! なぜに我を目覚ますや、おお春の息吹よ。 (日本フォノグラム発売のCD「ウェルテル」添付の対訳より引用) 鹿児島国際大学短期大学部音楽科 音楽研究室の西洋歌舞伎風俗評判記よりいくつもの時代と人生の「業」と「因縁」と「輪廻転生」のなかで再生する桜姫。殺さなかったわが子には、どんな人生が待ち受けているんやろう。とっても深い内容を含んでいる桜姫を堪能させてもろた。でも、コクーン歌舞伎の特徴なんかもしれんけど、本水を使う必要があったんやろか。カーテンコールも3度ほど。舞台まで廻ってくれてた。今日のラッキーくじは、Infoseekとブログくじが1ポイントずつアタリやった。3月末に始めたガーデニングパーツ。また本葉が出てきた「サボテンのトゲ下は冷却機能を持ってる」。1日1回のクリックで、募金ができます♪
2009年07月19日
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家から歩いていけるとこに、国士舘大学がある。そこの学食に行ってみた。梅ヶ丘校舎 高層棟10階にあるスカイラウンジへ。客員教授でもある山本寛斎氏がデザイン監修したそうや。土曜の閉店間際やったので、日替カレー400円とパスタB400円しかなかったので、それを注文。カレーは最後やからとたっぷり入れてくれはった。お肉も野菜もたっぷりで、懐かしい食堂の味でなかなかおいしい。キャベツとトマトとベーコンのパスタは、もひとつやったなあ。チョコバナナクレープなどもやってる。曇り空やったけど、全面ガラス張りの窓から新宿の高層ビルが見える。富士山が見える日もあるそうや。運営はエームサービスほかの食堂も見にいった。そうそう、書店、文房具店もあって、文房具は学生でなくてもちょっと安くてうれしい。世田谷校舎 8号館地下1階には、ニコラス精養堂 とアンブランがあって、ここは昔ながらの学食の雰囲気。「もやし炒め定食」は、目玉焼きとご飯とお味噌汁がついて350円。今度はこれもええなあ。入り口に近いガラス張りのお店は、モスバーガー。お値段も一般のお店より少し安いのかも。デザートにフローズンケーキバー100円を食べたけど、普通は190円するみたいや。地下には、「銀座スエヒロ」 まである。サーロインステーキ 600円、スエヒロB 460円、スエヒロC 450円、国士舘ランチ 430円、キャンパスランチ 410円、サーフランチ 390円、カレーライス 270円、ラーメン 270円など。カレーもこっちのほうがずっと安い。サーロインステーキも一度食べてみたいなあ。どの学食も12時から1時の混雑する時間をはずせば、一般の人でも利用できるみたいやった。ところで、スエヒロといえば、高級なビフテキやしゃぶしゃぶのイメージがあるので、この「銀座スエヒロ」ってどこの店のことかと思うて調べてみた。スエヒロは来年100周年を迎えるそうや。明治43年(1909年)3月10日、大阪市北区堂島上二丁目に上島歳末(うえしま としまつ)氏が「弘得社」(こうとくしゃ)という洋食屋を開業した。上島氏は昭和5年(1930年)、同じ地・堂島に「ビフテキのスエヒロ」を開業し、これが全国に広がるスエヒロの始まりになるそうや。創業者上島歳末氏と縁りのあるスエヒロを営む人たちの集まり、(全国)スエヒロ会があって、そこのサイトを参考にさせてもろた。スエヒロ会開業時のお店は間口が狭く、奥行きがあって、奥に行くほど広くなってたのと、将来の家業の発展を掛けてスエヒロという名前にしたんやそうや。(全国)スエヒロ会のオフィシャルメンバーとして挙げられているのは、次の8つ。■株式会社平野町スエヒロ大阪淀屋橋にある店 平野町スエヒロ■株式会社京都スエヒロ京都駅南口アバンティB1Fにある石焼専門店 ビフテキのスエヒロ アバンティ店■ 株式会社淀屋橋スエヒロ西梅田の近鉄堂島ビルB1Fにある店 桜橋スエヒロ■株式会社永楽町スエヒロ本店大阪の曽根崎新地にあるしゃぶしゃぶ発祥の店。昭和27年に店主三宅忠一氏が考案しはったそうや。 永楽町スエヒロ本店■株式会社スエヒロここは、銀座スエヒロカフェテリアグループのひとつで、学食をやっているのもここの系列みたいや。株式会社スエヒロのスエヒロとしての店舗は4つ。虎ノ門三菱東京UFJ銀行ビルB1にある スエヒロ虎ノ門店 池袋東武スパイス13Fにある スエヒロ池袋店 3月~11月の季節営業 スエヒロ軽井沢店横浜スカイビル28FにあるLIVING:BARとドッキングした スエヒロ横浜スカイビル店■スエヒロ商事株式会社銀座4丁目スエヒロというブランドを使うてはるとこ。とはいっても、銀座近鉄ビル7F・8Fにあった銀座4丁目店は、平成16年(2004)12月31日で閉店、今はグッチ銀座店になってる。スエヒロは2店舗。新宿NOWAビル2Fにある 銀座4丁目 スエヒロ 新宿店 新橋にある 航空会館スエヒロ 楽天にも物販で出店してはる。■ スエヒロ食品株式会社ここが、東京地区最初のお店みたいや。松坂屋の裏に立派なビルで店を構えてはったけど、今は東京電力の「TEPCO銀座館」となってしもて、地下2Fで営業してはる。ぎんざスエヒロ銀座店銀座6丁目にもあるみたいや ぎんざスエヒロ寿店 ■ スエヒロフーズ株式会社ぎんざスエヒロの流れをくむ店のようや。スエヒロ 三芳店 水戸店 新宿NSビルの29階にもある ぎんざスエヒロ 新宿NSビル店オフィシャルメンバーに入ってないとこもある。■ スエヒロレストランシステム流れはくんでるみたいやけど、ファミリーレストランや居酒屋、焼肉店などをやってはる。スエヒロレストランシステムファミリーレストラン「SUEHIRO」」(以前のステーキレストラン「スエヒロ5」かな)、は、千葉の小倉台店、神奈川の座間店・川崎店・東林間店、東京の大井店の5店舗。銀座コリドー街にある 牛しゃぶ スエヒロ 銀座コリドー店もここの経営。■ 株式会社一六堂 M&Aで株式会社スエヒロ芳隆の株式を譲渡された、「天地旬鮮 八吉」などの居酒屋を経営する会社。銀座スエヒロ 諏訪店大阪北浜の、今はパティスリー「五感」 が入ってる新井ビル(旧報徳銀行大阪支店)に、「弘得社スエヒロ」が入ってたそうや。2003年から2005年まではDining&Bar「KO’s」やったらしい。ここは、どこがやってはったんやろう。大阪のスエヒロでも食べみたい。今日のラッキーくじは、どれもハズレやった。3月末に始めたガーデニングパーツ。また本葉が出てきた 「るんるん♪」。1日1回のクリックで、募金ができます♪
2009年07月18日
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歌舞伎座さよなら公演 七月大歌舞伎 昼の部の外題は、一、五重塔(ごじゅうのとう) 大工十兵衛:勘太郎 お浪:春 猿 お吉:吉 弥 用人為右衛門:寿 猿 大工清吉:巳之助 朗円上人:市 蔵 大工源太:獅 童二、海神別荘(かいじんべっそう) 美女:玉三郎 博士:門之助 女房:笑三郎 沖の僧都:猿 弥 公子:海老蔵6日から病気で休演してはった猿弥さんが、復帰してはった。12日から出てはるみたいで、お元気そうでよかった。幸田 露伴の「五重塔」。上人は最後に「十兵衛之を造り、川越源太郎之を成す」と書いた立て札を双方に読ませる。こんなにこだわって、こだわって立派に五重塔を造りあげた十兵衛さん。この後どんな人生を送るんやろう。途中でムービングライトがグイーンと動き出したのにはぴっくり。このお芝居で使うとはなあ。最後に散華もしてはった。「海神別荘」は泉鏡花。玉三郎さんは身長が173cm、海老蔵さんは176cmやそうや。玉三郎さんとの身長差を出すためか、海老蔵さんは高下駄のようなすごく厚底のブーツを履いてはった。この竜宮の乙姫様の弟である公子役が、海老蔵さんにぴったり。天真爛漫なような、無邪気なような、少年のようで、品があって、わがままで、強くって、怒ると魅力的で。天野喜孝さん担当という黒と金のスリムな衣装もよう似合うてはる。歌舞伎座がそのまま海の底に沈んだような琅かん殿(ろうかんでん かんは、王へんに干)の舞台。琅かんは高品質なヒスイのこと。「真鯛(まだい)大小八千枚。鰤(ぶり)、鮪(まぐろ)、ともに二万疋(びき)。鰹(かつお)、真那鰹(まながつお)、各一万本。大比目魚(おおひらめ)五千枚。鱚(きす)、魴(ほうぼう)、鯒(こち)、身魚(あいなめ)、目張魚(めばる)、藻魚(もうお)、合わせて七百籠。若布(わかめ)のその幅六丈、長さ十五尋(ひろ)のもの、百枚一巻九千連。鮟鱇(あんこう)五十袋。虎河豚(とらふぐ)一頭。大の蛸一番(たこひとつがい)。さて、別にまた、月の灘の桃色の枝珊瑚一株、丈八尺」と引き換えに人柱として海に捧げられた美女。玉三郎さんの美女は白い振袖ではなく、ドレスに身を包み、白い竜馬に乗って登場する。海の中をゆらゆら揺れながら来はるので、こっちまで酔いそうになった。美女の登場が「女子(おなご)を馬に乗せ、槍を立てて引廻した」刑罰と同じで忌まわしいのではという僧都の心配に、博士と公子が、書物で調べ物をするのがおもしろい。その書物は、「それぞれの予備の知識がありませんでは、自然のその色彩ある活字は、ペエジの上には写り兼ねるので」、公子には白紙にしか見えない。「恥入るね。」と公子。博士は、「好色五人女」の「おさん茂兵衛」と「八百屋お七」を見つける。お七を「私は大すきな女なんです」と公子はいう。公子は江戸より京都に至る五十三次の「東海道往来」を書物で探して、歌いながら双六をして美女を待つけど、まだるっこしくてだんだん飽きてくる。そこへ、黒鮫が三百ばかり現れ、侍女を襲う。公子は鎧に身を包んで、臨戦態勢へ。黒鮫たちはその姿に恐れをなして逃げていく。そこに、美女が到着。最初は公子の姿におびえるが、公子の包容力と宮殿の豪華さにご満悦。硝子(ビイドロ)の数珠と擬(まが)い珠の指環を、金剛石(ダイヤモンド)の襟飾(えりかざり)、宝玉(ルビー?)の指環、に取り替えてもらったし。美女は、「だって、貴方、人に知られないで活きているのは、活きているのじゃないんですもの。」とそのきらびやかな姿を父に見せたいと願う。「誰も知らない命は生命ではありません。この宝玉も、この指環も、人が見ないでは、ちっとも価値(ねうち)がないのです。」と。公子は、「それは不可(いか)ん。 貴方は栄燿(えよう)が見せびらかしたいんだな。そりゃ不可ん。人は自己、時分で満足をせねばならん。人に価値(ねうち)をつけさせて、それに従うべきものじゃない。人は自分で活きれば可(い)い、生命(いのち)を保てば可い。しかも愛するものとともに活きれば、少しも不足はなかろうと思う。宝玉とてもその通り、手箱にこれを蔵すれば、宝玉そのものだけの価値を保つ。人に与うる時、十倍の光を放つ。ただ、人に見せびらかす時、その艶は黒くなり、その質は醜くなる。」「貴女に、その驕(おごり)と、虚飾(みえ)の心さえなかったら、一生聞かなくとも済む、また聞かせたくない事だった。貴女、これ。 ここに来た、貴女はもう人間ではない。蛇身になった、美しい蛇になったんだ。」と告げる。美女は、故郷に行ってみたものの、公子の言うとおりだったことを知って嘆き悲しむ。悲しみが嫌いな公子は、美女を殺させようとする。公子の手にかかって殺されることを望んだ美女は、「ああ、貴方。私を斬る、私を殺す、その、顔のお綺麗さ、気高さ、美しさ、目の清(すず)しさ、眉の勇ましさ。はじめて見ました、位の高さ、品の可(よ)さ。もう、故郷も何も忘れました。早く殺して。ああ、嬉しい。」とここで、初めて公子に心底惚れる。 血の契りを交わし、終生の愛を誓う二人。すると、故郷に二人の血の俤(おもかげ)の竜胆(りんどう)と撫子(なでしこ)の花が咲く。公子に抱かれ「ここは極楽でございますか」という美女に、公子は「ははは、そんな処と一所にされて堪(たま)るものか。おい、女の行(ゆ)く極楽に男は居らんぞ。」「男の行く極楽に女は居ない。」と。華・成田屋 海神別荘 鏡花のこんな独特の優美で純粋な世界を演じられるのは、今の海老蔵さんしかいないやないやろか。私の席、上手からは見つめあう玉三郎さんのお顔はよう見えるものの、海老蔵さんのお顔が見えにくいのが残念やった。この舞台でもカーテンコールがあった。帰りにまた、メゾンエルメス8階のフォーラムに、名和晃平展「L_B_S」を観にいった。係りの人に聞くと、BEADSで大きなヘラジカの剥製にびっしりと使われてるのは、ガラスとクリスタルと水晶の玉やそうや。ビー玉のようなソーダガラスと、透明度の高い酸化鉛の含有量が24%以上のクリスタルガラス、ロッククリスタルの水晶のことやと思う。この違いを比べてみるのもおもしろそうや。今日のラッキーくじは、どれもハズレやった。3月末に始めたガーデニングパーツ。また本葉が出てきた「いつもありがとう」。1日1回のクリックで、募金ができます♪
2009年07月17日
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上野の森美術館でネオテニー・ジャパンを観てふらふらになりながら、東京国立博物館で開催中の特別展「染付-藍が彩るアジアの器」にも行って来た。昨日の日記に写真だけ載せてた。実は染付展のことも続けて書いててんけど、字数オーバーになって削ってしもた。こちらは、涼やかな展覧会。一番気に入ったんは、元時代14世紀の青花蓮池魚藻文壺(せいかれんちぎょそうもんつぼ)。ポスターにも使われてる。これでもかってぎょうさん描き込まれてる景徳鎮のより、朝鮮の「秋草手」と呼ばれる余白を活かしたさっぱりしたもののが好みや。最後の部屋に伊万里染付大皿―平野耕輔コレクション が55枚展示されてるもの見事やった。昭和18年(1943)に元商工省陶磁器試験所長の平野耕輔氏から寄贈されたものやそうや。絵柄も、日本地図、東海道五十三次、蜃気楼、追羽根、唐子雪遊、洗象、大根鼠とユニークなのもあった。8人ほどが大きな象の背中の乗ってブラシをかけたりしてる「洗象」の図は、昔の中国の行事やったみたいや。「大根と鼠」は「大根喰うねずみ」→「だいこんくうねずみ」→「大黒 鼠」にかけたもんらしい。おもしろいのは、テーブルセッティングして展示されてるもんがあったこと。シダとユキノシタの葉をあらわした染付羊歯文大皿には松茸(の食品サンプル)、網目文大皿にはサザエや鮑、伊勢海老などの海の幸(の食品サンプル)がどんと盛られてる。朝ごはんの食卓がよかったな。青花亀甲文碗、瑠璃地詩文茶碗、青花釉裏紅麦わら文碗、青花網目文醤油差し。こんなので朝ごはん食べてみたい。ほかに、お茶とお酒のおもてなしと月見の茶会の場面もあった。やっぱり、器は使うてこそやもんな。特別展「染付-藍が彩るアジアの器」なんとか元気を取り戻して、アメ横にも行った。ここでは輸入食品も安く買える。化粧水は、もう何年も手作りの「美肌水」を使うてる。最近、薄めるときに使うのを水やのうてローズウォターに変えた。バラの香りでうっとりするし、美肌効果も高まるかもしれん。イラン産のローズウォーターが330ccで750円。ブルガリア産のほうが高いけど、同じダマスクローズを使うてるみたいやし、ダマスクローズはシリアのダマスカスやイランのカーシャンが発祥の地というわれてるそうや。ドライフルーツを置いてる店もいくつかある。最近評判のエリカさんの本「世界一の美女になるダイエット」に、アーモンドがおやつにええと書いてあるそうや。ダイエットが必要なだんな様の会社でのおやつ用に、アーモンドとレーズンを小分けにしたもんを毎日渡してる。まとめて渡すと、いっぺんにようけ食べてしまいはる。アーモンドは油でローストしてない素焼きで塩味もついてへんの。このほうが、アーモンド本来の甘みや旨みが味わえておいしい。 楽天に出店してるお店がアメ横にあるので、そこで素焼きアーモンドを1kg買うた。オイルを使うてないグリーンレーズンも500g。実店舗のほうがもっと安くて、両方あわせて1680円。持って帰るの、重たかったけど。無印良品でも「素のままアーモンド」を売ってる。魚屋のお兄さんの掛け声に負けて、インド洋のマグロのサクを買うた。3000円のが1000円。ほんまに安いのかどうかわからんけど。3000円で買う人はおらんやろなあ。お味はまあまあかなあ。今日のラッキーくじは、どれもハズレやった。3月末に始めたガーデニングパーツ。また本葉が出てきた 「青いバラはない!」。1日1回のクリックで、募金ができます♪
2009年07月16日
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梅雨も明けた東京。上野の美術館へ行ってきた。すごく観たかったネオテニー・ジャパンの最終日に滑り込み。neoteny(ネオテニー)とは幼形成熟のことで、幼い形態を残しつつ成体となるという意味やそうや。この展覧会の作品は、すべて高橋龍太郎さんが買い集めたもの。高橋さんは、1946年生まれの精神科医。1990年からメンタルクリニックを開業し、現在は5か所のクリニックをかかえる医療法人こころの会の理事長。医療法人社団 こころの会コレクションを始めたのは、1997年に草間彌生さんの油彩の絵画を購入したことがきっかけやったそうや。それから、10年間で1000点以上を集めはった。すごく安くみて1点10万円としても1億円。精神疾患の患者さんから集まったお金が、現代アートの支援にまかってるというのもユニーク。展覧会主催の産経新聞の記事によると、現在、生活費以外はすべて作品購入にあててはるらしい。「あと5年は作品を買って、それから5年で美術館を作って…。うーん、いつになるか」ということやそうや。購入するお金もかかるけど、しまっとく場所も大変そうや。今年4月から来年年末まで、「高橋コレクション日比谷」も開設されてる。高橋コレクション日比谷産経新聞の記事今回の展覧会は1000点以上のコレクションのなかから、33人の作品約97点を紹介。写真は入り口にあったパネルや外から見られるもんを撮った。観ていった順に、1階から。鴻池朋子:鏡を全身にまとった6本足の狼がお出迎え。DVDの作品「minimo-Odyssey」は、床を池に見立ててそこに投影されてる。鴻池さんの個展が東京オペラシティアートギャラリーで開催される。 鴻池朋子展「インタートラベラー 神話と遊ぶ人」名和晃平:今、メゾンエルメスで名和晃平展「L_B_S」をやってる人。ガラスビーズで覆われてるのは、靴とガゼルの剥製、トランペット。展示も名和さんがしはったそうや。奈良美智:大きな作品も含め4点もある。 小沢剛:牛乳箱を使うた「なすび画廊」が3点と写真3点。画廊だけなら買える。村上隆:「Mr. DOB」の大きなバルーンやルイ・ヴィトンのお花畑という六曲の屏風仕立の作品よりも、白塗りされたタミヤのアメリカ兵を使うた90年代初めの作品「ポリリズム」がおもしろい。村上さん、最初はこんなのつくってはってんなあ。会田誠:「紐育空爆之図」と「大山椒魚」は全然違う作風。岡本一太郎・三太郎:これも実は小沢剛さん。尾形光琳「紅白梅図」の醤油画。この裏に隠れてる作品も発見。山口晃:「今様遊楽圖」は、今様やまと絵。スーパー銭湯で寛いで卓球をするおじさんたちは、補陀洛に向かうのやろうか。「今様遊楽圖下絵」は、ほんまは下絵やのうて後から描いたものやそうや。天明屋尚:「ネオ千手観音」町田久美:「淫蕩学校」の挿絵の原画もあった。墨で描いた線が表情豊か。池田学:この人の作品が今回一番おもしろかった。「興亡史」は200cm×200cmの大きな作品。制作日数が1年6か月、1日8時間描いても10cm四方しか描けないそうや。下書きもなく左下からZEBURAの丸ペンにアクリル顔料インクをつけながら描いていくらしい。お城を舞台に興り、亡びる歴史の繰り返しが膨らみ増殖していく。よく見ると、サーフィンしてる人なんかもいる。全体としてのスケールの大きさと、細部までこだわったどこかファンタジックな描写に圧倒される。池田さんは、「学」のサインを作品のどこかに隠してはる。「領域」のはすぐわかったんやけど、「興亡史」はなかなかわからんかった。係りの人にヒントをもらうて、ちょっと崩した字体の「学」がわかったときはうれしかった。サイン探しもあって、池田さんの絵の前に20分ぐらいおって、エネルギーを使い果たしてしまい、後の人のはさっと観るだけになってしもた。池田 学さんの作品(ミヅマアートギャラリー)佐伯洋江:うーん、すみません。思い出せない。小川信治:あんまり好みやない。秋山さやか:旅や生活をテーマに、その場所で出会ったことを作品にしてはる。これは2006年6月のベルリン。和紙にその土地で手に入ったものを貼り付けたり刺繍した地図のような作品が16点。日本語とドイツ語で日記のようなものも書かれてる。階段を上がって2階へ。加藤美佳:「パンジーズ」。最初に少女の人形をつくって、それを写真に撮って、キャンバスに描いていきはるそうや。人形の制作から作品の完成までに1年ぐらいかかるらしい。少女の濡れたような瞳は一度見たら忘れられない。池田光弘:オンネトーの森の風景とルーマニアの家を描いた絵画。千葉正也:この人の「平和な村」の思い出せない。村瀬恭子:この人のも思い出せへん。工藤麻紀子:「もうすぐ衣替え」もほとんど記憶にない。。小林孝亘:「Dog」と「Sunbather8」。静かだけど不思議な質感を持った絵やった。伊藤存:この人の作品もカンヴァスに刺繍してあっておもしろい。「よだれのきらめき」は人の頭の上に、よだれをたらす犬が乗ってて、その上に川や山の景色がある。「空地(コウモリ)」は、凧みたいに天井から下がってた。青山悟:この人のも刺繍やけど、工業用ミシンを使うた繊細作品。照屋勇賢:シャネルとゴディバの紙袋の表面に切り込みを入れ、袋の内側に木を生み出す作品。2005年の「横浜トリエンナーレ」に出品してた、ファーストフードの紙袋のほうが好きや。須田悦弘:「泰山木-実」は、花、実、根のうちの一部やそうや。もうひとつの「雑草」のほうが好き。村山留里子:ビスチェやボディにビーズやスパンコール、造花、羽根、アクセサリーなどいろんなものがつけられてる。さわひらき:モノクロビデオの作品が2本。おもしろそうやったけど、映像をじっと見てる元気は残ってなかった。スロープを下って、中2階へ。小谷元彦: ポスターに登場している双頭の狼の作品。本物の狼の毛皮を使うてて、ドレスになってる。フランスの歌手に着てもらいたかったそうや。よっほど細い人やないと着られそうにない。できやよい:この人のは細かいけど大胆。手の指に絵の具を塗りスタンプしていくそうや。ポスターの狼のバックになってる。束芋:個室にドローイングと「にっぽんのちっちゃい台所」という映像作品。西尾康之:テラコッタの「巨大女為正義」加藤泉:宇宙人のような原始人のような不思議な絵や彫刻。階段を下りてギャラリーへ。再び秋山さやかさんの作品が3点。この展覧会、「鹿児島県霧島アートの森」「札幌芸術の森美術館」で開催されてきた。その鹿児島、札幌とこの上野で出あったことを作品にしてはる。高嶺格:15枚の鏡が貼られた小部屋。鏡にはサンドブラスト。万華鏡のなかにいるみたいやった。「Korean Studies」はかっこええオブジェみたい。三宅信太郎:「夢工場の逆襲への新たなる挑戦」は等身大の人形4点と大きなドローイング。ようわからんかった。西尾康之:「素粒の鎧」はギャラリーの外からも見える作品。陰刻鋳型を使うてはるそうでちょっとグロテスク。Mr.:アニメおたく的のような美少女キャラクターの「ブラジリアン柔術クリスマス」と「ドイツ人かもしれない」。こちらでもいくつか作品が見られる。この展覧会、さらに巡回する。秋山さやかさんの作品はまだ増えるんやな。2009年7月21日-9月10日 新潟県立近代美術館 2009年9月19日-11月29日 秋田県立近代美術館2009年12月13日-2010年2月11日 米子市美術館 楽天でも、カタログを売ってた。今日のラッキーくじは、どれもハズレやった。3月末に始めたガーデニングパーツ。また双葉になった「ひあがっちゃうよ」。1日1回のクリックで、募金ができます♪
2009年07月15日
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最近読んだ本のこと。グロ-バリズム出づる処の殺人者より アラヴィンド・アディガ 著 世界的に権威のある文学賞の一つ「ブッカー賞」2008年度の受賞作。作者は1974年、マドラス(現チェンナイ)生まれ。シドニーで高校生活を送り、コロンビア大学で英文学を学んだのち、経済ジャーナリストになる。デビュー作でブッカー賞を受賞し、現在はムンバイに在住。原題は「The White Tiger」。「ホワイトタイガー」は、一世代に一頭しか現れないといわれる白い虎。主人公バルラムの3つめの名前でもある。世界のテクノロジーとアウトソーシングの中心、インド南部の都市バンガロールで起業するバルラム。彼が、近々バンガロールを訪問するらしい中国の首相に、インド起業家の成功物語として自分の人生を手紙に綴る(語る)という体裁をとっている。お釈迦様が悟りをひらいたといわれるブッダガヤの近くにあるラクスマンガールという村の下位カーストに生まれたバルラムは、炭鉱都市ダンバードに逃げ出しお抱え運転手になる。主人について首都ニューデリーに出てきたバルラムは、いろいろあるなかで主人を殺して大金を奪い、バンガロールに逃走してそのお金で起業家になる。インドが共和国になった1950年に制定された憲法では、カースト差別を禁止している。でも、実際には今もカースト制が絶対的な効力を持つインド社会の実態。「闇」と表現されているでインド最下層の生活、資産家と政治家や警察との馴れあい、支配階級層の腐敗などが、ブラックユーモアを含んで活き活きと描かれている。インドにはいつか行ってみたいし経済状況にも興味があるから、おもしろく読めた。文藝春秋の立ち読みコーナー2006年度に女性作家としてブッカー賞最年少受賞した,キラン・デサイの「喪失の響き」も読んでみたい。今日のラッキーくじは、どれもハズレやった。3月末に始めたガーデニングパーツ。また双葉になった「ひあがっちゃうよ」。1日1回のクリックで、募金ができます♪
2009年07月14日
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だんな様と義妹と3人でル・シズィエム・サンス・ドゥ・オエノンのカフェ・コースでランチを食べたとこまで書いた土曜日のこと。その前に出光美術館の「やまと絵の譜」展にも行ってる。また別の展覧会に行った。熊本県物産館、くまもとプラザで、からしれんこんや馬刺し、ご飯の友などを眺めただけ。野菜も果物も新鮮そうで安かった。銀座熊本館 くまもとプラザ隣の日動画廊にも入ってみた。画家によるガラス・アート展をやってはった。日本の画家が下絵を描いて、それをヴェニス、ムラノのガラス工房でガラス・アートとして制作したものやそうや。田村能里子さんのラクダが存在感があった。お値段がついてて、50万円から150万円ぐらい。画家によるガラス・アート展 ― ヴェネチア・ムラノ島より ―最後は、エルメス銀座店 メゾンエルメスへ。イタリア人建築家、レンゾ・ピアノが設計した全面ガラスブロックの11階建てのビル。レンゾ・ピアノは関西国際空港のターミナルも手がけてはる。45cm×45cmのスペイン製ガラスブロックが約1万3000枚使われてるそうや。このガラス、昼は外から中へ、夜は中から外へ光を放つそうで、4つ分でスカーフと同じ大きさになる。このビルはランタンを表現してるらしい。入り口のドアを開けてもろて店内に入るとまっすぐ奥のエレベーターへ向かう。ここの8階にフォーラムというギャラリーがあって、今は名和晃平展「L_B_S」をやってる。「L_B_S」っていうのは、LIQUID、BEADS、SCUMのことみたいや。まずBEADS。大きなヘラジカの剥製にびっしりといろんな大きさの透明なガラスのビーズが貼り付けられてる。離れて見ると鹿がシャボン玉に包みこまれたようやし、近づいてビーズのなかを見ると鹿の毛並みまでのぞける。そのビーズにメゾンエルメスのガラスブロックとそこからの光が映りこんで、見とれてしまう。SCUMもおもしろい。インターネットで集めたモチーフに特殊なポリウレタン樹脂を噴き付けた作品。一番奥には十一面観音様までいはって、お釈迦様の花まつりの行列のようや。ひとつひとつをよく見ると、たたんだ車椅子やったり、ミッキーの人形やアヒルのおもちゃ、大きなスニーカーやないかと元の形が浮かんでくる。これも見飽きへん。最後に、LIQUID。シリコーンオイルを発光させ、グリッド状に泡を発生させたもの。水槽の上に規則的にならんだ大きなあぶくが、次々に生まれては消えていく。リーフレットに「見ている者に対し麻酔のように作用する」ってあったけど、ほんまにそうや。ずっと、何度でも見たくなる。夜に見たらまた違って見えるんやろうなあ。銀座に行くたびに通ってしまいそうや。6月19日から9月23日までやってる。月~土曜 11:00~20:00(入場は19:30まで)日曜 11:00~19:00(入場は18:30まで) 会期中無休(但し7/15、9/16を除く) 入場無料いま世界が注目するアーティスト、名和晃平「L_B_S」展現代アート作家・名和晃平氏にインタビュー BEAMSエルメスに来たから、ついでに5階の「アルバム」にも行ってみた。ヒルトン・マコニコがプロデュースしたエルメスのミュージアム。ほんまは予約せなあかんのかもしれんけど、このときはほかにお客さんがおらんかったからかすぐに入れてくれはった。まずミュージアムの白い世界にあわせて、白衣を着せてもらう。これがまたかっこええ。スタンドカラーの白衣で背中のところに白で大きくエルメスのブランドマーク四輪馬車が刺繍されてる。譲ってもらえないか聞いたけど、やっぱりあかんかったなあ。音声ガイドを借りると1時間半ほどかかるそうやので、さっと見るだけにさせてもろた。エルメスのマークが入った扉が開かれ中に入ると、ガラスの洞窟のような雰囲気。ビル本体に合わせ、ガラスブロックでできた回廊をめぐるようになってる。そのブロックの中に110点のエルメスの歴史を象徴する展示品が埋め込まれてる。馬具や18世紀のラブレター・ケースなどのコレクションから始まり、古い時代のエルメスの革手袋やバッグ、ケリーやバーキンなどのミニチュアなど、見ていて楽しい。今度は、音声ガイドを借りてちゃんと解説を聞いてみたい。10階には、ル・ステュディオがあって、毎週土曜日に映画(DVD)の上映会が開かれるそうや。40席のプライベートシネマで無料やけど一人1回のみの完全予約制。7月4日から9月19日までは「北北西に進路を取れ」。上映は11時と3時の2回。これも行ってみたいなあ。4階から1階まで、上品で素敵やけどええお値段のお品を眺めさせてもろて、メゾンエルメスを後にした。ここも、大人の遊園地や。今日のラッキーくじは、どれもハズレやった。3月末に始めたガーデニングパーツ。また双葉になった 「よーし!」。1日1回のクリックで、募金ができます♪
2009年07月13日
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出光美術館の「やまと絵の譜」展でお江戸にタイムスリップとこまで書いた土曜日の続き。ここからはだんな様も合流して、一緒にお昼ごはん。泰明小学校の近く、コリドー街にあるフレンチレストラン 「ル・シズィエム・サンス・ドゥ・オエノン」 のカフェ・バーに行った。テーブル席は二人用だけみたいやったけど、カウンターが空いててちょうど3人座れた。この長いフランス語の店名は、日本語でいうと「オエノンの第六感」。オエノンホールディングは、紫蘇焼酎「鍛高譚」などを作ってる合同酒精や福徳長酒類、富久娘酒造、秋田県醗酵工業などの企業グループの持ち株会社。ここは、その本社の1階にある。「オエノ」は、酒神バッカスの弟子で、全てのものをワイン(酒)に変える力を備えたというギリシャ・ローマ神話の女神のことやそうや。酒に変える能力、つまりバイオ技術をベースに、さらなる事業の展開(オン)を目指すということでつくられた造語がオエノン。奥のレストランは、ミシュランガイド東京2009で一つ星をとってる。カフェでは、前菜・メイン・デザート・パン・食後の飲み物が付いて1500円のコースがある。500円追加でグラスワイン、1000円追加でグラスワインとチーズの盛り合わせがつく。この日の前菜は、牛タンとジャガイモのサラダ 粒マスタード添え。牛タンがごろごろ入ってて、野菜もたっぷり。切り立てのフランスパンも出てくる。メインは、本日のお魚のポワレ 海老風味のブイヨンスープ仕立。魚はイサキかなあ。バジルと海苔と米粒のようなパスタが入ったスープもおいしい。デザートも、マンゴーののった3層のケーキとプラリネのアイスクリームと豪華版。紅茶かコーヒーもちゃんとしたのが出てくる。これはとってもお得。そのうえこのコース、ランチタイムだけやなくて夜の9時までずっと注文できる。グラスワインとチーズをつけても2500円。銀座でこの内容でこのお値段は信じられへんぐらいや。ル・シズィエム・サンス・ドゥ・オエノン この後、また別の展覧会に行った。続きます。今日のラッキーくじは、ラッキーサーチが5ポイントアタリやった。3月末に始めたガーデニングパーツ。また双葉になった 「ぐんぐん成長するよ!」。1日1回のクリックで、募金ができます♪
2009年07月12日
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だんな様の妹が京都から東京に来てはったので、一緒に美術展を観てランチをすることになった。最初に行ったのは、出光美術館。今、日本の美・発見II 「やまと絵の譜」をやってる。「やまと絵」は、漢字やと「大和絵」や「日本絵」とも書くそうや。中国から入ってきた「唐絵」(からえ)に対して、平安時代から始まった日本の風景や風俗を日本独自の風合いで描いた絵画のことのようや。展示は3構成に分かれてた。第一章「うつつ」をうつす-「やまと絵」と浮世絵第二章「物語」をうつす-「やまと絵」絵巻の諸相第三章「自然」をうつす-「やまと絵」屏風とその展開最初に、菱川師宣の「立姿美人図」や岩佐又兵衛の「野々宮図」「在原業平図」など華やかな作品が並んでる。英一蝶の「四季日待図鑑」は、三宅島に島流しになっているときに描かれた絵やそうや。日の出を拝むため、集まって夜を明かす行事が「日待」で、お料理をしてる場面もおもしろい。なんで英一蝶が島流しになったんか調べてみたら、町人の分際で釣りをしたことが、生類憐みの令違反とされたそうや。ほかにもいろいろあったんかもしれんけど。三宅島に行ったら、釣りがし放題やったやろうなあ。筆者不詳の「江戸名所図屏風」も好きや。上野、浅草から吉原、日本橋、歌舞伎、品川の増上寺のあたりまでの様子が細かく描かれてる。2000人以上の人がこのなかに居るそうや。みんな楽しそうで、こっちまでお江戸にタイムスリップした気分。第二章では、奈良時代の「絵因果経」の色鮮やかなことに驚いた。「小柴垣草紙絵巻」は、建礼門院が16歳で高倉天皇に入内するときに持たされたものみたいや。これが不自然な巻物の展示の仕方。巻いてあるところには、春画がぎょうさん描かれているらしい。性教育のお手本なんかな。第三章では、豪華な屏風がずらり。筆者不詳の「日月四季花鳥図屏風」が、大胆なデザインで印象に残ってる。作者不詳の「宇治橋柴舟図屏風」は、当時の宇治橋のあたりはこんなに渦巻く水やったんやろかなどと話しながら楽しんだ。これのすべての作品が、出光美術館の所蔵というねんからびっくり。休憩コーナーで無料のお茶を飲みながら皇居の緑を眺め、陶片室、ルオーとムンクの作品も楽しんだ。ここは、大人の遊園地のようなとこや。「やまと絵の譜」は7月20日まで。やまと絵の譜長くなったので、続きのランチは次の日記で。今日のラッキーくじは、ラッキーサーチが5ポイント、ブログくじが1ポイントアタリやった。3月末に始めたガーデニングパーツ。また双葉になった 「この調子だね!」。1日1回のクリックで、募金ができます♪
2009年07月11日
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だんな様がまた平日に休んでくれはったので、平日限定のランチを食べに行った。グランドハイアット東京の6階にあるステーキハウス「オーク ドア」。一人では開けられないぐらい大きくて重い木のドアの向こうには、天井が高く明るい空間が広がってる。入ってすぐの右手にはバー。奥には、炎がのぞいているオーブンとキッチン。左手の窓際はカジュアルなテーブル席。中央に白いクロスのかかったテーブル。天気のええ日には、テラスも使えるようや。外国の人も何組も来てはった。スタッフのガンクラブ・チェック?のベストやジャケットもなかなか素敵。平日限定のエクスプレス ランチは1800円。これは日替わりか週替わりなんかな。前菜は、ガスパチョ。スパイシーで夏にぴったりの冷たいスープ。メインは牛頬肉のブレゼ リゾット添え。ブレゼはオーブンで時間をかけて蒸し煮にするお料理。煮込みやけどオーブン料理でもあるんやな。銅のキャセロールに入って出てきたブレゼにはドレッシングのかかった紫キャベツも添えられてた。温められた大きな白いお皿に取っていただく。これだけって最初は思うたけど、案外ボリュームがあった。このランチは、2品だけで飲み物は別になる。だんな様は、3400円のランチコース。前菜は同じくガスパチョ。メインはカリフォルニア・バーガー、オークドアバーガー、ステーキサンドイッチ、クラブシェルサンドなど数種類から選べる。迷ったすえ、アボカドとチェダーチーズを使うたカリフォルニア・バーガーに。オークドアバーガーはベーコンとブルーチーズ。付け合せは、フライドポテトとグリーンサラダから選べる。フライドポテトをチョイス。お肉の焼き具合はミディアムレアで。マスタードが粒マスタードと練マスタードの2種運ばれてきて、好きなほうをお皿に取ってくれる。これは食べ甲斐がある。パテはほんまに、中が生なミディアムレア。フライドポテトもオニオンリングもおいしい。デザートは、いちじくのタルトといちじくのジェラート。これもボリュームがあっておいしい。ドリンクは、コーヒーと紅茶から選ぶ。お水の入ったグラスも、コーヒーカップもどれもアメリカンサイズでゆったりとしてる。店内も広くて、ゆったりと過ごすにはぴったりやな。サービス料10%がかかって、二人で5720円。グランド ハイアット東京 オーク ドア 5000円以上のホテルの利用で、バレットパーキングが2時間まで無料になる。六本木ヒルズはバーゲンセールをやってたけど、欲しいもんは特になかったなあ。グランドハイアットロビーフロアのフィオレンティーナ ペストリーブティックでマンゴープリンを買うてもろて帰ってきた。今日のラッキーくじは、ブログくじが1ポイントアタリやった。1日1回のクリックで、募金ができます♪ オーク ドア (ステーキ / 六本木、麻布十番、乃木坂)★★★☆☆ 3.5
2009年07月10日
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歌舞伎座さよなら公演 七月大歌舞伎。夜の部の外題は、一、夏祭浪花鑑(なつまつりなにわかがみ) 序幕 住吉鳥居前の場より 大詰 長町裏の場まで 団七九郎兵衛:海老蔵 お辰:勘太郎 釣舟三婦:市 蔵(猿弥 急病につき) 玉島磯之丞:笑 也 お梶:笑三郎 琴浦:春 猿 下剃三吉:巳之助 三河屋義平次:市 蔵 おつぎ:右之助 一寸徳兵衛:獅 童二、天守物語(てんしゅものがたり) 天守夫人富姫:玉三郎 姫川図書之助:海老蔵 亀姫:勘太郎 薄:吉 弥 小田原修理:市 蔵(猿弥 急病につき) 舌長姥:門之助 朱の盤坊:獅 童 近江之丞桃六:我 當歌舞伎座に入ると、市川猿弥さん急病の案内が貼ってあった。 お詫び市川猿弥 急病の為、左記の配役にて相勤めます。 記昼の部「海神別荘」 沖の僧都 市川猿三郎夜の部「夏祭浪花鑑」 釣舟三婦 片岡市蔵 「天守物語」 小田原修理 片岡市蔵何卒悪しからず御諒承下さいますようお願い申し上げます。 歌舞伎座6日から猿弥さん、休演してはるみたいや。猿弥さん好きで、楽しみにしてたのに残念。早くお元気になってほしい。いつもの3階東袖の席につくと、先端のところにムービングライトのようなのが設置されてた。天守物語で使うたようや。「夏祭浪花鑑」は、大坂が舞台で、住吉大社や、高津神社の夏祭りが出てくる。海老蔵さんの大阪弁はちょっと変なとこもあったけど、喧嘩っ早いチンピラの雰囲気が出ててかっこよかった。中村勘三郎さん直伝の団七九郎兵衛やそうや。市蔵さん、急遽三婦(さぶ)と三河屋義平次、両方の役を演じはるんは大変やろうな。勘太郎さんのお辰も気風がええ。「こちの人の好くのはここ(顔)やない。ここでござんす」と、ぽんと胸をたたくのも似合うてはった。団七が舅を殺してしまう「泥場」では、ほんまの泥を使うて、舅役の市蔵さんが泥だらけになる。海老蔵さんの団七の目がだんだん殺気立ってくるのが迫力があった。我に帰った団七は「悪い人でも舅は親」と後悔して、震えながら井戸の水で泥と血を洗い流して祭りの人々にまじってその場を逃げる。私は、海老蔵さんには甘いんかもしれんなあ。幕間が45分もあった。「天守物語」は姫路の白鷺城の天守閣が舞台。打って変わって、図書之助(ずしょのすけ)役の海老蔵さんは二十ばかりの清廉で凛々しい鷹匠。玉三郎さんの妖艶な富姫とともに、鏡花の妖しい世界を堪能させてくれはった。後半で玉三郎さんが羽織ってはる龍が描かれた打掛にもうっとり。最後にカーテンコールがあった。最初に獅子頭、続いて海老蔵さん、そして玉三郎さん、最後に我當さん。今日のラッキーくじは、ブログくじが1ポイントアタリやった。3月末に始めたガーデニングパーツ。また双葉になった 「さいきん何してるの?」。1日1回のクリックで、募金ができます♪
2009年07月09日
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ラニカイ・クラフト・フェアでお買い物したとこまで書いた。GWに行ったハワイ、7日目の5月2日。旅先出まで洗濯せんでもええんやけど、帰ってから楽やし、なんや楽しいので洗剤を持ってコインランドリーへ。洗剤は、昨年の残りをお宿に置いといたのがまだあった。小さいめの洗濯機が1回分2$から2.5$。洗ってる間に、お昼ごはん。近くに、ボストン・ノースエンド・ピザ(Boston’s North End Pizza)のカイルア店があったので、ここへ。ハワイで一番大きいピザやそうや。19インチ(48.26cm)もある。それを4分の1のピースでも売ってくれる。焼いてあったのを、もう一度釜に入れて熱々のを出してくれた。BOSTON’S SPECIAL は、マッシュルームとブラックオリーブ、グリーンペッパー、ぺペロニ、オニオンで丸ごとやと28.45$。もうひとつは、ほうれん草とにんにくとトマトでこっちは丸ごとやと26.95$。4分の1のピースを2つで14.35$やった。粉チーズやタバスコ、ガーリック、オレガノ、チリなどスパイスもいろいろ揃うてた。お水は無料で飲めるし、ジュースも1$からと安い。大きくて薄くてパリパリしてる私好みのピザで、おいしかった。ロゴもデリバリーの車もかわいい 洗濯もちょうど終わってたので、乾燥機にかける。これは4分で25セント。30分ぐらいかかるので、その間にアンティークショップに頼んでおいたものを見にいった。Antiques & Treasuresは、カイルアにいくるかあるアンティークショップの一つで、委託でドレス、靴、アクセサリー、陶器などを置いてはるみたいや。今回、MIRIAM HASKELL (ミリアムハスケル) のコスチュームジュエリーが欲しくて、聞いてまわったところ、ここだけ取り寄せてくれるっていうてくれはった。3月に、日本橋三越本店でコスチュームジュエリー展で観てからずっとミリアム・ハスケルが気になってた。1899年7月2日インディアナ州ニューアルバニーで生まれたミリアム・ハスケルは、1924年にニューヨークシティ 57番街に小さなショップを持つとたちまちのうちに成功し5番街へと進出。コスチュームジュエリーの第一人者といわれ、ハリウッドの女優たちに 支持され「ファッション界のファーストレディ」としての絶大な人気を誇っていたそうや。1981年7月4日82歳で亡くなりはったそうやけど、ていねいな細工と、華やかで独創的なデザインは今も人気がある。MIRIAM HASKELL ハワイで見つけたのは、深い赤のネックレスとイヤリングのセット。ひと目で気に入って、少し安くしてもろて買ってしもた。でも、このお店でクレジットカードを置き忘れてきたようやった。お宿に戻って気がついて、お店に電話したけどもう閉店してる。翌日お店に寄ってたら、日本に帰る飛行機に間にあわへん。あわててカード会社に電話をかけたカードを止めてもろた。ハワイのこと、続きます。楽天でも、いくつかミリアム・ハスケルのコスチュームジュエリーを扱うてはるけど、どれもええお値段やなあ。 今日のラッキーくじは、ラッキーサーチが5ポイントアタリやった。3月末に始めたガーデニングパーツ。また双葉になった 「やっほー!」。1日1回のクリックで、募金ができます♪
2009年07月08日
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最近読んだ本のこと。八番筋カウンシル 津村 記久子著 この間読んだ「ポトスライムの舟」がおもしろかったので、津村記久子さんの芥川賞受賞後最新作も借りてきた。今回も主人公は、30歳を目前にした男性二人と女性一人。がむしゃらに働いてきたけど過労で入院、新人賞を受賞した小説だけを書いていこうと会社を辞めたタケヤス。実家に戻って、家業の文房具店を継ごうと考えはじめるヨシズミ。家族との折り合いが悪く、家を買って独立したいと考えるホカリ。幼なじみの3人ともが、それぞれの事情で母子家庭で、八番筋商店街にある祖父母の家に身を寄せていた。そこに、近くに巨大モールに建設される計画が持ち上がる。今はずいぶんさびれてる八番筋商店街の評議会(カウンシル)のメンバーである店主たちが、その計画の賛否で3人を巻き込んでいく。いろんな年代のいろんな人たちが登場しておもしろい。女性も多様なタイプが描かれる。また、お年寄りが重要な役割を果たしてる。狭い世間のなかのご都合主義の見本のような、商店街の人たち。タケヤスが小学生、中学生、高校生、大学生のころのできごとが、現在のことと交互に語られていく。最後に意外な展開があって、3人の主人公たちがそれぞれの人生を見つめなおし、やっと大人になったと自覚し、自分らしく生きていこうとする物語。とっても、おもしろかった。本の表紙に使われてる、佐藤信太郎氏の「非常階段東京」の写真も不思議できれい。2005年荒川区南千住の景色みたいや。7年間も非常階段から東京を見つめてきた撮ったこの写真集で、佐藤さんは今年の日本写真協会新人賞を受賞しはった。今日のラッキーくじは、どれもハズレやった。3月末に始めたガーデニングパーツ。また芽が出てきた「そろそろかな・・・」。1日1回のクリックで、募金ができます♪
2009年07月07日
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朝の砂浜お散歩で、真っ赤なウミウシのようなものをみつけたとこまで書いた。GWに行ったハワイ、7日目の5月2日。朝ごはんのフルーツのかわりにPOGジュースが出た。POGはハワイで人気のあるトロピカルミックスジュースで、P:パッションフルーツ O:オレンジ G:グァバ。マウイのハレアカラ・デイリーのコンサルタントMary Soonさんが1971年に生み出しはったそうや。紙パックに入ってるジュースも、こんなふうに素敵なピッチャーとカットグラスに入れると、雰囲気がでてくる。クランベリーとくるみのサワーブレッドと自分で焼いたソーセージとスクランブルエッグで朝ごはん。この日の朝のお散歩では、カツオノエボシが15匹も打ち上げられてたんやけど、最後の機会やからシュノーケリングを楽しんだ。色とりどりの魚たちが珊瑚の間を泳いでて、最高に気持ちよかった。シャワーを浴びて、12時に出発。すぐ近くのラニカイ・パークでやってるラニカイ・クラフト・フェア〈LANIKAI SPRING CRAFT FAIR〉に向かうた。年2回、5月(SPRING)と12月(CHRISTMAS)に開催されて、昨年も行ってる。小学生の男の子が、じょうずに駐車場係をやってた。アルバイトかな。アクセサリーや布製品、陶器、木工芸、ガラス工芸、洋服、バッグなど100近い出店がある。B&Bのオーナーの娘さんホリーもHOLLY WILD WAREというブランドでジュエリーを出品してる。ホリーは私のアクセサリー作りのお師匠さん。勝手に私がそう思うてるだけやねんけど。今回はアンティークのトレード・ビーズを使うたネックレスを買うた。シェブロンなどのヴェネチアンビーズは、私も今関心があるものやのでびっくりした。奥のほうでは、地元の奥様手作りのピーナッツクッキーやバナナブレッド、サワーレモンケーキも買うた。これもおいしい。この後、恒例のコインランドリーでのお洗濯とお昼ごはんや。ハワイのこと、続きます。今日のラッキーくじは、ブログくじが1ポイントアタリやった。3月末に始めたガーデニングパーツ。また芽が出てきた 「ぐんぐん成長するよ!」。1日1回のクリックで、募金ができます♪
2009年07月06日
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ありがたいことに、だんな様の実家から年に数回、食料品が入った荷物が届く。そのなかに、「総長カレー」が入ってた。「総長」とはなんでやろうと思うて箱を見ると、「京都大学第24代総長 尾池和夫氏監修のもと完成した、京大名物の本格派ビーフカレー」と書いてある。「入学式や卒業式などの節目にしか接点のない総長をもっと身近に感じたい!」そんな学生達の声から生まれたカレーやそうや。香味野菜と9種類の香辛料(ローリエ、クローブ、カルダモン、シナモン、コリアンダー、ターメリック、クミン、唐辛子、マスタード)とトマトで仕上げたスパイシーなソースに、りんご・バナナで甘みを、ココナッツミルクでコクを加えた、風味豊かな本格的ビーフカレーで、カレールーに小麦粉を使用してへんそうや。1食分に牛肉125グラムも使うてて、お値段は税込み630円。京大生協カフェレストラン「カンフォーラ」とKBS京都(テレビ局とラジオ局を運営する京都放送)のコラボレーションで実現したレトルトカレーらしい。食べてみると、お肉がゴロゴロ入ってて、ルーはしゃぶしゃぶのタイプ。スパイシーでおいしいけど、レトルトカレーで630円はなあ。2007年9月にレトルト化、今年の6月までの1年10か月で10万食を突破したそうや。尾池和夫氏は地震学者で2008年9月30日京都大学を退職し、現在は国際高等研究所の所長。今の京大総長は宇宙物理学者の松本 紘氏。京都生活 総長カレーところで総長って学長と同じもんなんやろうか。国立大学法人では北海道大学、東北大学、東京大学、名古屋大学、京都大学、大阪大学、九州大学、私立では立教、拓殖、東洋、早稲田、日本、法政などの大学が総長というみたいや。今日のラッキーくじは、ブログくじが1ポイントアタリやった。3月末に始めたガーデニングパーツ。また芽が出てきた 「大きくなりたいな」。1日1回のクリックで、募金ができます♪
2009年07月05日
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定額給付金にあわせて、東京都世田谷区で発売される10%プレミア付き世田谷区内共通商品券。今日は2回目の発売日やった。だんな様が買いに行ってくれたんやけど、発売が10時で40分間で売り切れたそうで、今回は買えなかった。土曜日やったからなあ。また、発売してくれるとうれしいんやけど。GWに行ったハワイのこと。ニーマン・マーカスで買い物して、東仙閣で中華料理の晩ごはんを食べたとこまで書いた。その翌日、7日目の5月2日。3日の午前中の便で日本に帰るので、ハワイにおられるのも残り少なくなってきた。朝5時半に起きて、ずっとラニカイの海を眺めてた。Morning Star、明けの明星もきらめいてた。7時40分から朝のお散歩。空の色も、海の色もどんどん明るく変わっていく。4月27日に歩いた、天上のハイキングコースThe Pillbox Hiking Trailもきれいに見えてる。帰るまでにもう一度このコースに行ってみたいと、夕暮れ時に挑戦することにした。砂浜に、初めて見る真っ赤な生き物がおった。ウミウシの一種やろうか?だんな様が海に帰してあげると、ヒラヒラと沈んでいった。ハワイのこと、続きます。歌舞伎座六月大歌舞伎のテレビ放映が決まったようや。仁左衛門さん一世一代の「女殺油地獄」は必見。7月31日(金)22:30~翌0:45 NHK教育 芸術劇場 「双蝶々曲輪日記 角力場」「門出祝寿連獅子」8月29日(土)23:00 ~ 翌 03:00 BSハイビジョンシアター 「女殺油地獄」「極付幡随長兵衛」 今日のラッキーくじは、どれもハズレやった。3月末に始めたガーデニングパーツ。また芽が出てきた「成長のみなもとは…」。1日1回のクリックで、募金ができます♪
2009年07月04日
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新宿の損保ジャパン東郷青児美術館に「没後80年 岸田劉生 肖像画をこえて」を観にいってきた。金曜日は夜8時まで開館してるので、6時すぎに行ったんやけど、お客さんがいっぱいやった。岸田劉生の作品のなかから、今回は肖像画ばっかり約80点が展示されてる。3つのコーナーに分かれてて、1:自画像、2:友人・知人、3:家族・親族。自画像だけでも14点。その変遷を観るのも興味深い。劉生は、多い日には一日に二人の肖像画を描いていたそうや。モデルにされる友人、知人からは、「岸田の首狩り」「千人斬り」と恐れられていたらしい。家族・親族のコーナーには、村娘之図として近所の女の子「於松」ちゃんを描いた作品も3枚あった。これは、かわいらしい顔立ち。チラシに使われてる「麗子五歳之像」は、劉生が初めて娘の麗子を描いた油絵やそうや。これも、子どもらしくてかわいらしい。デューラーの絵に影響を受けたものらしい。これから16歳になるまで「麗子像」は描かれるんやけど、レオナルド・ダ・ビンチの「モナ・リザ」風や、「寒山拾得図」の不気味な笑い顔風など変幻自在になっていく。自分の娘やからこんなけ自由に描けたんかもしれん。「十六歳」のは、普通に描いてあげてるようやった。劉生は1929(昭和4)年12月20日、山口県徳山で38歳で病没してはる。この作品は亡くなる年の6月に描かれた最晩年の作品。私が一番気に入ったんは「麗子弾弦図」。岩佐又兵衛の「彦根屏風」を頭において描いたとされる作品やそうや。麗子が三味線のお稽古をしてる場面で、譜面にも背景にも長唄の「黒髪」の歌詞が描かれてる。劉生は長唄や歌舞伎見物に凝ってた時期もあるそうや。もっと長生きしてはったら、どんな絵を描いてはったんやろうなあ。7月5日までの開催。没後80年 岸田劉生 肖像画をこえて今日のラッキーくじは、ブログくじがどれもハズレやった。3月末に始めたガーデニングパーツ。また芽が出てきた 「いつもありがとう」。1日1回のクリックで、募金ができます♪
2009年07月03日
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ワイキキトロリーでえらい時間をかけてアラモアナ・センターに戻ってきたとこまで書いた。GWに行ったハワイの6日目、5月1日。ニーマン・マーカスで少しだけお買い物。仕事を離れてから化粧品があんまり減らへんので、買うもんがなくなってしもた。ニーマン・マーカスの紙袋は、シンボルになってる蝶の柄のデザインが毎年変わるので、それが楽しみ。それと、さすが高級デパート。化粧室も広々としてとってもきれい。晩ごはんは、電話で予約しておいた東仙閣へ。お気に入りの中華料理屋さんで、毎年行ってる。人気があるので、予約しておいたほうがええ。ここのご主人、英語、中国語、韓国語、日本語などがペラペラなので、日本語で通じるのもうれしい。裏には駐車場もある。注文するお料理も、いつもだいたい同じ。最初にサービスのキムチが出てくる。酸棘湯10.95$は、お豆腐や海老、お肉もたっぷり。焼き餃子 6.95$は、皮から作る名物。春巻 6.95$は初めて食べた。豚肉ともやし、ニラを炒めたのが入ってる。次の料理と似てしもた。もやし、ニラ炒め 11.95$も野菜がたっぷり食べられる。キムチと食べるご飯 1.5$も注文。チップも入れて、46$。おいしくて、おなかいっぱいになった。ハワイのこと、続きます。今日のラッキーくじは、ブログくじが1ポイントアタリやった。3月末に始めたガーデニングパーツ。また芽が出てきた 「植物を毎日なでていると背が低くなるらしい」。1日1回のクリックで、募金ができます♪
2009年07月02日
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Lmagazine(エルマガジン)が昨年12月25日発売の2009年2月号を最後に休刊になったそうや。「エルマガジン(エルマガ)」は関西のカルチャー情報誌で、1977年の創刊。大学時代はようお世話になった。「プガジャ」っていわれてた「プレイガイドジャーナル」や「ぴあ」もあったけど、「エルマガ」が親しみやすくて、おもしろかった。ページ欄外のは「いえるいえる」やったかなあ。あれ読むのも好きやった。今は、京阪神エリアマガジンの Meets Regional (ミーツ リージョナル) OLのライフマガジン SAVVY (サビィ) 大人の女性のためのライフマガジン Richer (リシェ) を出してはるみたいや。月刊誌とは別に、えるまがMOOK ミーツ・リージョナル別冊というもの出てる。それも、関西だけやなく関東編も。最近読んだのが、手みやげを買いに 東京編 わざわざ、が楽しい東京の手みやげ。北千住 かどやの槍かけだんご、泉岳寺 松島屋の豆大福、学芸大学 マッターホーンのクッキー、麻布十番 スーパーナニワヤの自家製ローストビーフ、表参道 まめのわらびもちなど、なかなか渋いお店が載ってる。ほとんどのお店が、そこに足を運ばな買えないとこ。関西編もある。横浜の本もおもしろそう。京阪神エルマガジン社 今日のラッキーくじは、どれもハズレやった。3月末に始めたガーデニングパーツ。雲だけで、なんにもなくなってしもた。1日1回のクリックで、募金ができます♪
2009年07月01日
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