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少し暖かになってきたと思った途端、寒い冬に逆戻り。
寒い日々は、ちょっと飽き飽きしていたところ。久しぶりに暖かさを感じる朝。
朝もや煙る 田んぼの風景に朝日がのぼる。
遠くの山々が 霞んで ちよっとした幻想的な雰囲気漂う景色。
「昭和の町」豊後高田市では、 深堀隆介氏個展
「春マチ金魚」
が今日から開催。
枡の中で樹脂の上に金魚を少しずつ描いていき、更にその上から樹脂を流し込む、
その繰り返しの作業を続けて出来上がった作品は、まるで泳いでいるかのような
本物そっくりの金魚が現れる。手法を説明されても とてもマネのできるものはない。
そんな深堀氏の芸術作品を
「昭和の町」
昭和の町展示館
にて見る事が出来る。
「 金魚酒」シリーズ 一合升の中に描かれた金魚は代表作。

この作品が、透明樹脂とアクリル絵の具で作られたものとは、到底思えない。
本物の金魚を 剥製にでもしたかような作品の リアルさに驚嘆させられる。
深堀氏は、大学卒業後 一度はサラリーマン人生を送っていたが、
再度、プロの美術作家を目指して活動を始めたが 鳴かず飛ばず。
技術もない、作風も決まらない、もう芸術はあきらめようと思っていた。
そんな時に、子供の頃から親しんで飼っていた自宅の年老いた金魚を改めて
じっくりと眺めると その金魚の美しさに気づく。
その美しさを いかに表現するには・・・・・。
たまたま造形屋さんでアルバイトしたときに扱い経験のある樹脂を・・・と
思いついたそうです。
最初は、自分の描いた絵をプリントして流し込んだが、芸術作品には今一つ。
プリントではなく、直接描けばいい・・・と思いついき 現在の技法へたどり着く。
深堀さんの人生の転機となった「金魚」は、『金魚救い』 救いの神だった。
平面に描くのではなく、立体的に描く独特の技法は、見る人を魅了していった。
今や一合升だけに留まらず、器というか 透明樹脂が流し込めるような
凹形状があれば いろんなものに金魚が描かれている。
そんな作品が 今回、展示作品中にも・・・・・。
この作品は、銭湯ではお馴染みの風呂桶が使われている。
赤い金魚の中に 黒の出目金が描かれているが、描かれている
金魚の数だけでも驚かされるのに よくよく見ると
なんと 「金魚のフン」
まで描かれているのは、更に驚き。
究極のリアルさの追求か。
金魚の絵も展示されているが、これが絵とは思えない位。
題して "雪守" 絵のサイズ襖一枚位の大きな作品も展示されている。
展示期間は、
3月末迄
ですので この機会にぜひご覧ください。
☆好評につき、3/末 ⇒ 4/15まで 延長されました。
通常開館時間 10時~15時 土・日(19日~31日)は 17時まで開館
※開館時間には ご注意下さい。

更に 「春待ち金魚」展示会
にちなんで 昭和の町中にも
深堀氏手書きの金魚絵が貼られていますので散策しながら楽しんで下さい。
全24ケ所です。
お店毎、そのお店の商品に ちなんだ絵となっています。いくつか 紹介します。

伯剌西爾(ブラジル)珈琲舎店
に貼られている金魚絵です。
金魚が 仲良くドリンクを飲んでいる姿がコミカルでほのぼのします。
こんな 必死になってリヤカーで運んでいる金魚の絵も 町中にありますよ。
お茶屋さん
の 金魚絵は、お茶をたてている姿が・・・・。
リアル金魚だけでなく コミカルで面白い金魚絵は ぜひ現地で。
春待ち遠しいこの頃となりましたが、ここ国東半島では 梅の花
が咲いています。
あと一か月もしないで桜の季節がやってきます。
春の訪れと共に、半島全体で花々が咲き誇り 自然の賑わいを見せてくれる事でしょう。
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