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メンテナンスに取り組み中のT510(4313-PD2)、 動作確認も済ませたので、組み上げたのだが、「ピッ、ピッ」と短いビープ音が2度鳴り、起動する気配がない状態になってしまった…。 いったい原因は…?※ファンは回るものの「ピッ、ピッ」とビープ音が鳴り起動する気配のないT510。 まさか、クリーニング中にシスボが液晶が逝かれた? 接触不良って可能性もあるぞ…。 ということであれこれ試してみるのが…。※液晶ユニットの動作確認。別のT510で表示されるので問題なさそう。※別の上半身(液晶ユニット)で試しても、起動する気配がない…。 あれこれ調べてみたが原因が特定できない。 T510保守マニュアルには、ビープ音のエラーの意味が次のようにまとめられている。※「T510保守マニュアル」より やはり、シスボが絡むエラーのようだが、いったい…。 ふと、このT510がGPU搭載機であることを思い出した。 もしかして、起動できない原因が「GPUトラブル」って可能性もあるのでは?※CPUソケットの左側に、GPU「NVIDIA NVS 3100M」が…。 「GPUトラブル」とは、T60/61などの時代に多発した、GPU(Graphics Processing Unit)に絡むトラブル。シスボに直付けされたGPUの部分的な発熱・冷却のにより、BGA(Ball Grid Array)接点にクラックが生じ、トラブルに至るケースだ。 パッケージの熱膨張率と基板の熱膨張率が異なることから、通電中に発熱する素子の場合、電源投入と電源断を反復することによって熱膨張と収縮が繰り返され基板またはパッケージが歪み、はんだ付けされた接点にクラック(ひび割れ)を生じて断線状態となる故障が発生する可能性が高い。「BGA」Wikipediaより T60/61時代は、GPUのコア部分をヒートガンで炙ってやることで復活させることもできたが…。(100%ではないですが…。) まあ、ダメもとで試してみる価値はあるだろう。 ということで、早速、準備。 まずは、GPUコアのまわりをアルミホイルでマスキングして、ヒートガンの熱風が当たらないようにする。 ヒートガンでGPUコアを炙って…。 後は、アルミホイルを取り外して、組み上げて、動作確認するだけ。※GPUのリフロー。ヒートガンで40秒ほどGPUコアを炙る。 結果、起動しました。 LEDバックライト液晶なのに赤みがかっていたのも、GPUトラブルの前兆だったのだろうか…。中古ノートパソコンLenovo ThinkPad T510 4313-A11 【中古】 Lenovo ThinkPad T510 中古ノートパソコンCore i7 Win7 Pro Lenovo ThinkPad T510 中古ノートパソコンCore i7 Win7 Pro中古ノートパソコンLenovo ThinkPad T510 4313-A11 【中古】 Lenovo ThinkPad T510 中古ノートパソコンCore i7 Win7 Pro Lenovo ThinkPad T510 中古ノートパソコンCore i7 Win7 Pro
Jun 4, 2022
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