薬嫌い、注射嫌いの僕としては、"インフルエンザワクチン"は避けたいものの一つであります。しかし、回避するのには周囲の圧力に抵抗する意思が必要です。
何故なら僕が勤務しているのは病院で(調理師です)、インフルエンザに罹患しようものなら、意識が低いとして叱責されそうな雰囲気だからです。
実際はそんなパワハラは受けないでしょうが、ワクチン拒否で感染した場合はちょっとまずい。
冬場は極力外に出ないようにしています。
ここに勤める前はいっさい受けていなかったし、今後も受けるつもりはありません。
なぜかというと、インフルエンザワクチンは胡散臭いからです。
以前からこの胡散臭さは感じていたのですが、それを証明してくれたのが、近藤誠医師の著『成人病の真実』です。
近藤誠医師の方を胡散臭いと批判する向きもありますが、僕はざっと12冊ほど彼の本を読んで、先生の考え方は、かなり納得できる内容だと思っています。
『患者よ、がんと闘うな』に始まる、がん治療批判は医療界を震撼させるものでした。
がんをみつけても、手術や抗がん剤治療をするなという内容ですから。
批判者との討論を読んでも、近藤先生の理論のほうにはっきり分があります。
批判側は、現在の利権を守ろうとしているかのようで、まるで原発推進派の言い分のような、丸め込もう感漂う隠蔽を感じました。
すべてのがんが"がんもどき理論"にあてはまることはなくても、無用な治療でかえって寿命を縮めている例は多くあると想像できます。
時間が経てば、手術や薬を盲信する現在の医療のありかたは、変わっていくと思われます。
さて『成人病の真実』ですが、2002年の発行(内容は2001年『文芸春秋』)ですから、現在話題となっている"新型インフルエンザ"については言及していません。
しかし、インフルエンザとワクチンの関係は同じ状況なので、判断材料としては問題ありません。
インフルエンザワクチンを疑え
「解熱剤は危険。だからワクチン」でいいのか
このところ、インフルエンザの予防接種が急増しており、1999年はワクチン品切れ騒動までおきました。
しかし思いだしてみると、かつて予防接種の対象は学童だった。それがいつの間にか、高齢者や乳幼児に打つようになってきています。どうしてでしょうか。
インフルエンザワクチンの有効性を確かめるには、くじ引き試験が必要ですが、日本にはありません。
英国でのくじ引き試験(寄宿学校在学の11歳から19歳の男子800名)を参考にすると、初年は発症を予防するのに「有効」と判定できました。
しかし、その後続けられた実験からは、累積発症率がワクチン歴に差異が見られなくなりました。
インフルエンザウイルスの遺伝子は変異しやすく、毎年のように新たな亜型が登場します。
それゆえ各年度ごとに、流行するタイプを予想してワクチンを製造するのですが、予想をはずれることも多い。
ワクチンで得られた抵抗力(免疫力)は、自然感染の場合と異なります。
自然感染であれば、インフルエンザウィルスは鼻から進入し、鼻奥の粘膜で増殖するので、「血中抗体」のほかに「粘膜抗体」もつくられる。
こうして形成された免疫力は長つづきし、一度得た免疫力が30年たっても保持され、同タイプウィルスの新たな発症を防いだことが確認されています。
これに対しワクチンでつくられた血中抗体は、なぜかどんどん目減りしてしまうので、1年もすると、かりにワクチンと同じタイプが流行しても、防止効果を期待できません。
ワクチン接種を何度も繰り返していくと、(ワクチンのタイプを変えても)累積発症率は非摂取群と変わらなくなる(つまり長期の予防効果は期待できない)。
これでは有用ではないというより、無用でしょう。
本には実験の方法や、データが詳しく出ていますが、結論としては、ワクチン接種したては効果があるが、つづけているとやってもやらなくても同じになるということです。
インフルエンザは空気感染ですから、鼻腔内に免疫がなければ感染を防げません。
ゆえにワクチンに期待するのは、体内に感染した後に仮想ウィルスによって用意した抗体でやっつけようということです。
これが型違いだった場合は、本ウィルスを分解して抗体を作るだけなので、ワクチンが当たってもはずれても同じ結果になります。
前橋市で79年に、学童の一人が予防接種をうけた日からテンカン発作をおこすようになったことをきっかけに、予防接種をとりやめ、前橋医師会が調査に乗りだしました。
調査では、近隣地域(学校で予防接種をつづけている)での流行状況と、前橋市のそれとを比較して、流行期における学童の欠席率や、地域での発症率などが(ワクチン接種の有無にかかわらず)全然異なりませんでした。
厚生省が副作用を隠そうとしたことで前橋市が怒り、結果的にワクチンの無効無用がばれてしまいました。
尚且つ、副作用の危険も世に知らしめることになったのです。
これを機にインフルエンザワクチンは「推奨接種」から、「任意接種」に法改正が行われました。
これまでのところを整理してみると、
1.かりにインフルエンザワクチンが有効としても、有用ではない。
2.欧米では高齢者に勧奨され打たれているが、有効性、有用性を示すくじ引き試験はない。
3.まして日本には、信頼に足る試験結果は全然ない。
4.副作用があるので有害といえる。
ワクチンを打つ意味があるかどうか、あらためて世代ごとに整理してみます。
まず乳幼児ですが、くじ引き試験結果がないので、有効とも無効とも断言できません。
ただ英国の試験で、発症率の減少効果がみられたことから、乳幼児にも一程度有効でしょう。
しかし、毎年接種を繰り返していくと、ワクチンを打たない場合と発症率が同じになってしまうことが予想されます(つまり有用性はない)。
小学校に行くようになると、その歳までにインフルエンザに1回以上かかっているでしょうから、自然の免疫力がついていて、ワクチンの有効性は(乳幼児とくらべて)落ちます。
英国での試験結果や前橋市のデータをみると、ワクチンを打つ意味はないと判断するしかありません。
そもそも子どもは、かぜやインフルエンザを繰り返しながら、免疫力を成熟させて成長していくのです。
ワクチンで獲得した免疫力は1年しかもたないのですから、インフルエンザ感染を待って(長持ちする)免疫力を自然に獲得したほうが得でしょう(このことは乳幼児にもいえます)。
大人はどうか。ヨーロッパの専門家グループは、成人にインフルエンザワクチンは有効である、と述べています。
ただつづけて「安全性と生活の質を加味した場合には、皮下接種インフルエンザワクチンはあまりにも有効性が低く、局所反応の頻度が高いので、これらを勘案すると好ましくないものとなる」
「したがって、健康成人(14歳~60歳)において、最も費用対効果費の高い(インフルエンザ対策としての)選択とは、どんな行動もとらないことだ、という結論に達した」としています。
最後に高齢者ですが、本人や家族は、以下のことを念頭において接種・非接種を決めましょう。
1.高齢者はワクチンを打っても(子どもや成人より)免疫力がつきにくい。
2.インフルエンザは「高齢者の命のともしびを吹き消す病気」とおどかす専門家が多々いますが、そういう専門家たちも、ワクチンで延命させたというデータを提示しえない。
3.かりにワクチンの副作用で死亡しても、別の病気で亡くなったのだろうと片付けられてしまう。
4.副作用が判明したとき、(子どもの場合と同じように)家族は(損害賠償請求をするなどして)かたきを取るだろうか。
インフルエンザで死亡したとされる老人の中には、インフルエンザウィルスに感染していなかったという人も入っています。
インフルエンザが流行した施設に入所していて、たまたまその時期に亡くなった人もカウントしているのです。
無理やりインフルエンザの危険を宣伝しているように見えます。
要するにインフルエンザワクチンは、自発的に危険を承知で打つならともかく、(かかりつけ医・専門家をふくめ)他人から勧められて打つようなしろものではありません。厚生省や専門家達の「勧奨接種」対象にしようとする計画は、事実上の「義務接種」に転化しますから、法改正を許してはなりません。もしインフルエンザワクチンをひろめたいなら、日本でくじ引き試験を実施して、その結果をみてからにすべきです。
と近藤先生は結論付けます。
僕もそう思います。
厚労省のインフルエンザ対策のパンフレットには、予防接種について次のように書かれています。
•・ 予防接種は発症する可能性を減らし、もし発症しても重い症状になるのを防ぎます。
•・ ただし、ワクチンの効果が持続する期間は、一般的には5ヶ月ほどです。
•・ また、流行するウィルスの型も変わるので、毎年、接種することが望まれます。
特に嘘は書いてないようです。
ワクチンを打ってもインフルエンザにかかるし、効果は持続しません。
ただ厚労省のキャンペーンで気になるのは、
《インフルエンザはかぜじゃない》
というフレーズです。
風邪とは、ウィルス(200種以上ある)感染による、鼻腔や咽頭の炎症性の疾病のことで、頭痛、発熱、倦怠感、下痢などの症状を伴う症候群のことです。
つまり、インフルエンザも原因と症状がこの範疇に入るわけだから、風邪の部類です。
ただ、一般の風邪より高熱が出るので、危険な風邪といえます。
他の風邪のウイルスと同じく、インフルエンザウィルスを殺す薬はありません。
よく抗生剤を貰いたがる患者がいますが、抗生物質が効果を出すのは細菌が相手の時で、ウィルスは死にません。
なぜなら、ウィルスは細胞を構成していない、DNAを持ったタンパク質だからで、もともと生きているとはいえないからです。
ではどうやってウィルスをやっつけるのかと言うと、宿主の自己免疫力です。
自分の力でやっつけるしかないのです。
熱が出たり、鼻水が出たり、咳が出たりするのは、免疫がウイルスと戦っているためです。
その症状を、薬でむりに抑えるのは、免疫力を阻害することになるので、ウイルスに味方するのと同じで、治りを悪くします。
辛いけど、安静にして休んでいるしかないのです。
特に解熱剤は、"インフルエンザ脳症"を引き起こす危険があるので、絶対に飲んではいけません。
タミフルという薬がありますが、これにしてもインフルエンザウィルスの分裂を遅らせる効果があるというだけで、ウィルスを倒すわけではありません。
副作用のことも考えれば、自分の免疫力を信じておとなしくしているのが最上の方策です。
僕の子供のころは、インフルエンザといえども、風邪でした。
すったリンゴなど食べて、三日ほど寝てれば治りました。
それがいつの間にか、インフルエンザと風邪は別物になっていきます。
発祥の地はアメリカです。
アメリカの製薬会社が仕掛けたものだと考えれば、なんとなく仕組みがわかってくるでしょう。
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