《 幸せのひろいかた 》  フェルトアート・カントリー木工 by WOODYPAPA

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2013年05月11日
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テーマ: 健康と栄養(3)
カテゴリ: 栄養とはなんだ!

8周年と10万アクセス達成を迎え、このコラムも原点回帰し、健康と栄養について考えてみようと思います。

まずは健康診断で指摘されがちな「コレステロール」について。

コレステロールとはなんだ!

コレステロールは栄養です。

世の中ではコレステロールは悪いものだと認定されています。

健康診断でコレステロール値が高いと、病人扱いになります。

コレステロールの含有が多い卵とか肉とかを遠ざけるように指導されます。

さらにコレステロール値が高くなると、薬を飲まされます。

それで数値が下がればよかったね、と言うことなのですが、それは数値を下げているだけの問題で、健康かどうかを測っているものではありません。

コレステロール値とクスリの関係は、クスリを売るために基準値を下げ続けている高血圧の関係と同じです。

http://plaza.rakuten.co.jp/sontiti/diary/201106110000/

コレステロール値を下げる薬は5000億円の市場と言われています。

多くの製薬会社がマスコミのスポンサーになり、世を挙げて反コレステロール運動を繰り広げています。

それで確かな証拠もなく、コレステロールを悪人視する風潮が生まれてしまいました。

(日本で一番処方されているクスリがコレステロール低下薬です。1997年に日本動脈硬化学会のガイドラインが設定され、その後爆発的に売れたスタンチン剤を称し「スタンチンバブル」という言葉も生まれました。)

これに限らずあらゆるクスリが、毒にも薬にもならないものならいいのですが、薬になる時もあれば、毒にもなってしまう場合も多いのです。

いくら治験済みと言っても体質によっては、あるていどの胃腸障害、神経障害、肝臓障害は覚悟したほうがいいようです。

しかも一度飲み始めると抜け出せなくなる、依存症に陥ることも多くあります。

まずコレステロールが何故人間の体の中に存在するのかと言うと、これは生命を維持するために必要な物質だからです。

何に使われるかと言うと、細胞膜や性ホルモン・副腎皮質ホルモン、胆汁酸(脂肪の消化吸収を助ける)、ビタミンDの原料となります。

また、血管の内側をコーティングして、血管を保護する役割もあります。

細胞は体中に存在しますから、コレステロールは体中にいきわたらせる必要があります。

コレステロールが不足すると、細胞膜が弱くなりますから、まず細菌やウィルスの侵入を許してしまい、感染病に対し脆弱な体質になります。

さらに、ガンに対するデータとしては、コレステロール値が低いほどガン死亡者は多く、総コレステロール(正常値120~220ミリ)が180ミリ未満の人は280ミリ以上の人の5倍以上の死亡率でした(J-LIT・日本脂質介入試験)。

この調査によると、コレステロール値が高くても低くても死亡のリスクは高くなり、むしろ低いほうがそのリスクはより大きくなっています。

総死亡のリスクが小さいのは、200~280ミリで、この範囲内の数値であればリスクは変わらないということが判明しました。

それなのに220ミリ以上は高コレステロール血症とされ、240ミリ以上になると薬物治療を施されます。

他にも、コレステロールが40ミリ上がると脳卒中の可能性が3分の2になるというデータもあります。

コレステロールは細胞膜を強くし、血管も保護する役割を担うものなのですから、脳に限らずコレステロール不足になると出血し易い身体になってしまいます。

さらにホルモンを作る原料ですので、不足すると気分障害やうつ病を引き起こします。

55~60歳の更年期障害が出る時期の男性の、駅から飛び降り自殺をした人のほぼ100%がコレステロールを下げるクスリを飲んでいました。

コレステロールには気分を安定させる効果もあり、それを抑制されたため自殺の衝動に走ったという調査解析があります。

では何故コレステロールがこのようなあらぬ冤罪をこうむるようになったのかと言うと、100年ほど前の、ロシアの研究(アニスコフの報告)で「コレステロールが動脈硬化の原因になる」と発表されたからです。

ウサギにコレステロールを含む餌を与えたところ、コレステロール値が急上昇し、アテローム(脂肪が沈着し粥のようにドロドロになった状態)が生まれ、動脈硬化(動脈の血管壁が様々な原因で弾力がなくなったり狭くなったりして、血液が通りにくくなる症状)を引き起こしたという実験結果でした。

それで動脈硬化の原因はコレステロールだと決定付けられてしまったわけですが、この実験には間違いがありました。

ウサギは草食動物なので肉は食べないので、餌からコレステロールを補給するシステムは備わっていません。

人間や肉食獣は肉を食べますが、食べた肉のコレステロールをすべて吸収するわけではありません。

コレステロールは主に肝臓で生成される物で、不足分を食事から補っているだけなのです。

つまり、人間や肉食獣はコレステロールの吸収を調整する機能が備わっているのですが、草食動物にはそれが無く、ウサギは通常ありえないほどのコレステロールを無防備に体内に取り入れて、血管に支障をきたしてしまったのです。

同様の実験を犬で行った場合、血管壁に傷を付けない限り、アテロームは出来ませんでした。

国立栄養研究所で、人が一日に卵を10個食べるとどうなるかという実験をしましたが、コレステロール値は上昇せず、アテロームも出来ませんでした。

現代の日本人の死因のトップはガンで、かつては脳卒中でした。

ところが欧米はもともと心疾患が多く、心疾患を起こす原因は動脈硬化でした。

これだけ見ると肉を多く食べる欧米人が動脈硬化になるなら、コレステロールが犯人と疑われても仕方ありません。

確かに動脈硬化を起こした患者はほぼコレステロール値が高く、血管内はコレステロールが粥状(お粥のようなどろどろ状態)にへばりついています。

しかし、コレステロール値が高い人すべてが動脈硬化を起こすかと言うとそうではありません。

つまり発想が逆で、何かの理由で動脈硬化をおこす要因を持っている人の血管はコレステロールがまとわりつきやすい、と考えるのが妥当なのではないでしょうか。

動脈硬化を起こして堅くなった血管は、動きづらく血液をスムーズに送れなくなります。

流れが悪くなった部分の血管壁に、コレステロールが澱んでしまうのです。

動脈硬化は加齢に比例します。

老化の原因は、"酸化"と"糖化"です。

欧米人の食事は、そもそも血管を酸化と糖化を促進させる傾向があったと考えるのが正しいと思います。

動脈硬化対策として考えなければならないのは、血液の"酸化対策"と"糖化対策"なのです。

その上での高コレステロールを考えなければならないのです。

酸化の原因になる"活性酸素"、糖化の原因になる"糖質過多"こそ是正しなければならないターゲットなのです。

ちなみに僕の去年の健康診断の結果と評価がなぜか最近渡されたのですが、LDL-コレステロール値が131.00(基準範囲120未満)ということで、赤字で印刷されていました。

以前からここの健康診断は、LDL-コレステロールが高いと指摘されて感じ悪いのですが、こんなものでも気にする人は気にしてしまうので、健康診断が健康な人を不健康に導いてしまう危険を秘めているということを、冷静に認識しなければなりません。






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最終更新日  2014年09月20日 07時33分06秒コメント(0) | コメントを書く
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