《 幸せのひろいかた 》  フェルトアート・カントリー木工 by WOODYPAPA

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2014年08月12日
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カテゴリ: 心の歌



1985年(昭和60年)8月12日、18時56分に日本航空123便が群馬県御巣鷹山に墜落しました。

あの事故から、29年が経ちました。

あの日のことはよく覚えています。

初めて「東京ディズニーランド」に行っていたのです。

しかも、あの時刻、日本航空のアトラクション「スタージェット」に乗っていたかもしれません。

事故の報を聞き、ずいぶん落ち込みました。

僕が遊び呆けていたあの時に、大勢の方が悲劇に見舞われていたのです。

バブル景気がうごめきだす、日本経済も、日本航空も、僕の人生も有頂天の浮ついた時期でした。

本当は、あの時、脚を止めて、じっくりいろいろなことを検証する必要があったのです。

だけど、世の中の大きなうねりに身を任せ、深い考えも智慧もないまま、何か実体のない夢を追い求めて焦っていた、そんな時代でした。

『心の瞳』は、合唱の曲として知っていました。

http://youtu.be/em_zyIQRe40  )

子どもの合唱祭を通じて、僕は合唱好きです。

子どもたちに知っていて欲しい、同時に自らを省みる心の歌が多く、澄んだ気持ちになるからです。

これが、坂本九の歌であったと知ったのはずいぶん後になってからでした。

坂本九の最後のリリース曲で、この年に発売される予定でしたが、ファンの前で歌われることはありませんでした。

心の瞳


作詞:荒木とよひさ
作曲:三木たかし

心の瞳で 君を見つめれば
愛すること それが
どんなことだかわかりかけてきた
言葉で言えない 胸の暖かさ
遠まわりをしてた 人生だけど
君だけが いまでは
愛のすべて 時の歩み
いつも そばで わかち合える
たとえ あしたが
少しずつ 見えてきても
それは 生きてきた
足あとが あるからさ
いつか 若さを
失くしても 心だけは
決して 変らない
絆で 結ばれてる

夢のまた夢を 人は見てるけど
愛することだけは
いつの時代も永遠のものだから

長い年月を 歩き疲れたら
微笑なげかけて 手をさしのべて
いたわり合えたら
愛の深さ 時の重さ
何も言わず わかり合える
たとえ 過去を
懐しみ ふり向いても
それは 歩いてた
人生が あるだけさ
いつか 若さを
失くしても 心だけは
決して 変らない
絆で 結ばれてる

愛すること それが
どんなことだかわかりかけてきた
愛のすべて 時の歩み
いつも そばで わかち合える

心の瞳で 君を見つめれば……

 この時、坂本九は43歳。

柏木由紀子という、美人女優と結婚、二人の子供を授かり、理想の家族を築いていました。

まさにその家族に向けての愛の歌です。

人生を振り返り、正直にこの歌が歌えるとしたら、どんなに幸せでしょう。

『上を向いて歩こう』『見上げてごらん夜の星を』『明日があるさ』等々、ヒット曲を次々とばし、坂本九は1960年代の大スターでした。

全世界1500万枚の売り上げを持つ大歌手となり、柏木由紀子も手に入れ、これ以上ない成功を収めたわけですが、だからこの歌につながったというわけではないと思います。

もし、人の巡り合いに恵まれず、不遇のバンドマンで終わる人生だったとしても、彼の明るさはきっと違う”幸せ”を導いたのではないか。

柏木由紀子には遭えなくても、彼にふさわしい女性が現れて、違う形の幸せな家族が生まれ、人生を振り返ることができたと想像します。

九ちゃんには、そんな魅力がありました。

どんな境遇にも、めげずひるまず、手の中の幸せを大切にする。

感謝の心を忘れない。

この歌は、そういう人に歌って欲しいのです。






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最終更新日  2016年09月08日 20時11分03秒
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