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ニンテンドーDSの『えいご漬け』が人気…。楽しそうと思い、会議の後、赤うさぎと晩御飯してその後で買いに出かけたが、なかった。入荷の見込みがたたないとのこと。くすんっ。どうせないなら、赤うさぎとのんびり、喋りまくっていればよかった。ガーリックトースト、サーモン入りサラダ、パスタ、コロッケ、デザート、コーヒーを喋りながら1時間で食べちゃうなんてせずに、のんびりと2時間くらいかけて食べればよかった~。いえ、実際は食べるスピードは習慣なので食べ終わってからの時間が短いか長いかだけなのですが。しくしくしく。『えいご漬け~』なかったら、余計欲しくなりませんか?
2006年01月31日
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え~!!ちょっとびっくりのラストでした。というか、どうして私この作品読んでいなかったの~?と思いました。タイトルは以前からよく見知っていたので、きっとひねくれて読んでいなかったのだなと思いますが。一時期(今でもそういうところがありますが)平積みにしてあるような本を読まない!と依怙地な時期があったので。もったいない。リアルタイムで読みたかったかも~。でも、こうして完結しているシリーズをゆっくり読むのもいいですね。孤島の、窓すらないハイテク研究所で、14歳から完全に隔離された生活を送っている天才工学博士・真賀田四季(まがたしき)。彼女は14歳の時に、両親を殺害したといわれ、心神耗弱を理由に無罪となっていた。その後、自分の意志でこの研究所の地下の部屋に隔離されていた。それから15年が経ち、あるとき彼女との連絡が取れなくなり、部屋を開けたところ、彼女の部屋からウエディング・ドレスをまとい、両手両足を切断された死体が現れて、こちらに進んできた。パニックになる研究所。それと時を同じくして、研究所をコントロールしているプログラムに変調が生じる。偶然、その島を訪れていた大学助教授、犀川創平と天才女子学生、西之園萌絵は、この密室殺人に挑んでいく。え~!ちょっと、いやかなりびっくりでした。でも、謎解きも勉強になりました。そんな意味があったとは…。いいですね、このシリーズ。でも、四季の心理はちょっと理解しかねますが。
2006年01月31日
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あはははっ。豪快に笑っちゃいました。『おるすばんえびちゅ』を読んだ時にちょっと似ている笑いかもしれませんね~。超絶美少女、山田15歳(処女)。学校屈指の美貌を持ちながら、あらぬ妄想に突っ走ってしまう彼女。選んだ相手は、たまたま本屋でぶつかった、これといって特徴のない小須田。思春期男子の三倍速で空回る彼女の野望とは?その行方は?一応4コマ漫画のようです。あっさりと楽しく簡潔に笑えちゃいます。登場人物もなかなか楽しいです。山田の妹は自分の(姉には劣るが)容貌を把握して、うまく男性を転がしているキャラ。笑^^姉の空回りに苦笑します。疲れているときはこういうノリっていいですよね~。笑^^
2006年01月30日
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確かドラマ化されたはずでしたよね~。はっ。しかし、これがドラマ化された時のことを鮮明に記憶していたら年齢がばれてしまうのかしら?(冗談です)トリックにこれ(これが何かは言及しませんが)が関係あるなどは覚えていたので、トリックは早々に分かりましたが、事件の理由とかラストとか、忘れていました。でも、この作品、今読んでも十分面白いですよね~。ただ、トリックに関してもきれいさっぱり忘れていたら、もっともっと面白かったでしょうね。覚えていたというよりもむしろ、一回読んだことがあると伏線に気が付いちゃうんですが。残念、しみじみ~。この作品が有名なのはデビュー作としてばかりではなく、本当に女子高校生の心のうちを表現しているからなのでしょうね。あの時期にしかなかった、正義や秩序を無視してでも大事なものがあった感覚。大人になったらそんなものと思うものでも、そのときの価値観はぜんぜん違う。そのときを過ぎたら彼女たちだってそんな感覚をなくしてしまうだろう一瞬だけの価値観ですよね。そういうものがきちんと描かれているから、この作品ってドラマ化して視聴率も高かったんですよね?(と記憶している)女子高校生の時は自分もそういう独特の価値観とかを所有していたのかしら?確かに今なら笑って済ませられることが済ませられなくて、怒りのあまり泣いたりしたこともあったかも~。ま、彼女たちの犯罪は、やはり犯罪なのでしょうが。そう言えば、現在、ネット書店では東野圭吾の作品がみんな『お取寄せ』の状態になっている。ほほ~。ちょっと前に東野圭吾に凝っている時には、こんな状態ではなく、みんな『在庫あり』だったのですが…。さすが大きな賞を取ると違うものですね~。東野圭吾の作品は、トリックだけに頼ることなく、誰かの心情をきちんと描いているからいいですよね~。そうかと思うと、『白夜行』では心情を描くシーンをほとんどなくすることで行間を読むように設定されていたりしてすごい作家さんですよね。まだまだ楽しみです。ちなみに、ドラマ化されたときのラストって小説のラストと一緒なのでしょうか?ちょっぴり気になりますが。どうも、ドラマは話題にはなっていたけど見なかったらしいのです、私。話題になりすぎて、依怙地になって見なかった何かだったと記憶していますが、もったいないことをしました。笑^^あ、朝に登録するを押し忘れて放置していたので、この時間の投稿です。
2006年01月30日
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『しゃばけ』シリーズでいちやく有名になった、畠中恵の『とっても不幸な幸運』を読みました。主人公は『酒場』という名前の酒場の店長?でしょうか?二代目店長の彼には、再婚し死別した妻の連れ子である娘がいる。その娘のり子の趣味は百均(百円均一)ショップ巡り。ある時目に付いて買ってきた『とっても不幸な幸運』なる百円の缶を開けたところ何かの気配が…。電子レンジの扉に映る自分の姿の後ろにいたのは、死んだはずの母親だった。その一件から、その『酒場』では『とっても不幸な幸運』なる缶は特別な意味を持つ。常連客しか入れないその『酒場』に出入りする個性的な面々。刑事から弁護士、ヤクザ者まで、でも、酒場の店長に認められた仲間たち。それぞれに抱えた事情により、缶を開けたときに現れるものが違うのです。医師の飯田の場合は『ベートーベン』の音楽。ウェイターをしている大学生健也は、覚えのない友達の名前。刑事の花立は爆弾で吹っ飛んだこの酒場。世界的マジシャンの天野は昔の女友達の声。(しかも、その声を聞いた途端、トイレに行ってはいてしまう、苦笑^^)集まった面々がその抽象的な現象を謎解いていく。笑^^楽しく、時にほろりとくる短編集です。これも押しですね~。
2006年01月29日
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今日は絶好のスキー日和ということで、あまり運動は好きではないですが(いえ、積極的に嫌いですが)、スキーに行ってきました。しかも丸一日。しかし、今日はなんとお客様感謝デーのようなもので、白山麓のスキー場はリフト券の一日券が大人2000円、子供1000円とのことだったようです。私の行ったところもそうでした。そのため、早めに行ったつもりだったのに、遥か離れた第五駐車場に駐車してピストン輸送されました。ぶつぶつぶつ。ま、そういうことで今日は午後3時ごろまでスキー場で過ごしました。一年ぶりなので、うろうろといった感じでしたが。いつも通り、ジーパンにジャケット。転ばないから(無茶をしないので)いいや、と思っているのですが、初心者のボーダーにスキーを踏まれて、巻き込まれて転んでしまいました。『大丈夫ですか?』と心配してくる若い女の子。『大丈夫じゃないけど、大丈夫なんでいいですよ~』(ジーパンなんで転ぶと滲みるんですが、怪我をしたわけじゃないので大丈夫の意味)と返答。あ~、久しぶりでした。きっと明日は筋肉痛です。しかし、スキーで筋肉痛になるほど運動不足な人間って…。苦笑。ジムかなんかにやはり行くべきでしょうね。笑。来週は半日コースでインストラクターの人にフォームの手直しなどしてもらおうと思っています。やはり、怪我をしないためには基本が大事と思っているうさぎでした。しかし、毎年指導してもらうのに、一冬に数回しか行かないため、全然上達しない。とほほほ。でも、今日は見事に晴れていて、気持ちよかったですよ~。
2006年01月29日
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宝塚歌劇+さいとうちほということらしい。宝塚歌劇団で講演されたものを漫画化しているということなんでしょうね。友人の赤うさぎ(づかファン)に訊いたら分かるでしょう。そのせいなのでしょうが、4編作品があるのですが、同じ作家さんが描いたという雰囲気がありません。ラストの雰囲気とかも違いますね~。楽しめると言えば楽しめるし、面白い趣向ですね。どちらかと言うと、これが舞台だったらこういう感じかな?などと想像しながら読んでいます。ちょっと宝塚歌劇団を一回は見てみたくなりますね~。(実は一度もないんですよ、笑^^)
2006年01月28日
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匠千暁(たくみちあき、タック)や高瀬千穂(タカチ)ら、安槻大学の学生たちが登場し、現在目の前にある謎解きをしたり、過去の謎を解いたりします。彼ら大学生探偵登場の連作ミステリーの1つの長編です。今回のテーマはタイトル通り『依存』です。今回は、1つは現在の謎解きですが、もう1つの謎解きは重要な登場人物であるタックの過去から現在にわたる、ある事件の謎解きです。安槻大学に通う匠千暁(たくみちあき、通称タック)たち7人は、タックの指導教授である白井教授宅に招かれる。そこで初めて、教授が最近になり、長年連れ添ってきた糟糠の妻と別れ、若い女性と再婚したことを知らされる。彼らが到着した時には不在だった妻が、顔を出す。新妻はまだ30代で、妖艶な魅力を持つ女性だったが、彼女を見て、タックが青ざめる。そして、明け方、今回の語り手であるうさこ(羽迫由紀子)が、目を覚まし、タックと高瀬千穂(タカチ)がいないことに気付き、二人を見つけると二人はその新妻とタックに関して話し込んでいた。『あの人は、僕の実の母なんだ。彼女は僕の双子の兄、千治を殺したんだ』衝撃の告白シーンが先にあり、教授宅に招かれるまでを、ほかの事件を絡めながら物語が進行していく。さて…。面白いですよ~。他の作品を読んでいなくても十分楽しめます。
2006年01月28日
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上司の外来の机の上に紙カバーのかかった文庫本があったので、見たら『博士の愛した数式』だった。帰りに、喋った時に、それを手にしていたので『博士の愛した数式、読み終わったんですか?』と訊いたら、『あ、見たの?』と。そう、ちなみに、上司は外来の私の教科書を借りていって事後報告するので、お互いそういうことに関してのプライバシーはない。『バッテリー』の4巻かと思いました。『バッテリーの4巻は、とっくに読み終わったけど、これは、読み終わってない』とのこと。『この話の設定、医学的に変だよね?』と言われたので『多分辺縁系が壊れているので、短期記憶の蓄積が多少できても長期記憶に置き換えることができないという病気なんですね』と返答。(医者って、ロマンがないですね)『読んだの?』『ハイ、読みました』上司、読む本に関してたいてい私が読んでしまっているので、ラストに『読む本の趣味似てるね』と機嫌よく帰っていった。しかし。目の前で否定はしなかったが、違うのだ、上司よ。わたしが読む本の一部分をたまたま、先生が読んでいただけなんだよ~。わたしが読む本には、少年漫画、少女漫画、小説、それもいろいろなジャンルがあるんだよ~。活字中毒に近いんだよ~。しかし、まさか、ホラー漫画まで読んでいるような女医を部下ににているなんて信じたくないだろうし、何もコメントしなかった。そんな上司が今週末に読む予定なのは、このミステリーがすごい!で勧められた、医療物だそうだ。どうも心臓の代替治療をしている病院で続けて事故が起きて、それを神経内科の先生が調べるというやつらしい。いえ、上司とは小説の話をしたのはこれで5~6回目程度ですよ。普段はちゃんと勉強とか仕事の話ですよ。笑^^でも話の通じない上司よりいいですけどね。ちなみに、映画の話はあまり通じません。何故ならば、上司はワイン片手にレンタル物を見るために、内容を覚えていないからです。映画好きの私とはその点は話が合いません。苦笑^^
2006年01月27日
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何がきっかけで読むことになったのか、『エルフェンリート』です。読者サービスなのか、本編に関係ないのに、女の子の裸が時々出てきます。少年誌に掲載されていたんでしょうね。何でここで女の子が女の子の胸を揉むの~?と脈絡のない展開に時々頭を悩ませながら読み進みました。アニメ化もされているので内容は知っている人のほうが多いのでしょうね。(どっちが先なのだろう)頭に角のある子供たちが生まれ始め、3歳くらいから人間を攻撃するようになる。どうやら、進化の過程で旧人類を滅ぼすためらしい。そして、その一般の角がある子供たち以外に、新人類としての一人目の人間がいるはずと。新しい人類には、目に見えない腕が何本もあり、それで攻撃をするので普通の人間ではなかなか太刀打ちできない。しかも、旧人類に新人類が持ち込んだウィルスが感染し、生まれてくる子供たちはみんな角を持ってくる。しかも馬鹿な勘違い野郎が、その新しいイブのパートナーになり、自分が新人類の父親となろうと画策する。う~ん。はっきり言って、独創的で面白かったです。途中で話がむちゃくちゃになってラストがきちんとしなかったアニメを見て育った人間としては、賞賛したいです。やはり、きちんとしたコンセプトがなかったらこういう独創的な話を作っちゃいけませんよね?いくら最初が衝撃的で面白くても、ラストで収集が付かなくてごまかすようなのは駄目ですよね?その点、この漫画はよかったです。
2006年01月27日
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30年前、ある治験(薬物を開発中に人間に対して実験するもの、動物実験などで安全性が確立してから行われる)に参加した女性、珠貴は、その実験のため年を取るのが極端に遅くなる。周りとともに生きていくことができなくなり、唯一のみうちである妹とも連絡を絶ち、恋人とも別れ、一箇所に長く勤めないようにして暮らしている。そんな珠貴が知り合った文也。珠貴は念のため、他の名前で彼と付き合っていたが、あるとき、紹介された彼の父親は、分かれた恋人だった…。かなり期待していたので、ちょっと残念だったかなぁ…。せっかく分かれた恋人俊一は医者なんだから、何らかの手を打つべく努力するとか、画期的な副作用に対する研究成果が現れて…とか、もう少し何とかなってもよかったような…。ちょっと寂しい話だったなぁ。せっかく、そういう治験で、どうも、正規のものでなかったとなれば、いっそ怪しい組織が出てくるとか…。(大沢在昌チックでしょうか?)う~ん、う~ん。
2006年01月27日
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読み終えたばかりの『夢告げ』とは打って変わって現代物です。しかも内容は政治家を引退した親父(と呼んでいる)の事務所に勤める大学生兼事務員が、その事務所に持ち込まれるいろいろな事件を解決するという内容。主人公の青年は、親が離婚した後、叔父に育てられ、おきまりコースでぐれたあと知り合った保護司のコネで、この事務所に仕事を持つんですが、その頃にはぐれた自分が恥ずかしくなるという、ませたツッパリです。そして高校を卒業した彼に、その元議員の親父は、大学に行くように勧め、両立しながら人生を何とか軌道修正。行儀よく育ったお坊ちゃまでないだけに、なかなか、楽しい一面もあり。笑^^そして、笑えるのが、自分だけならともかく、離婚して自分を放置していた親から、年の離れた弟を押し付けられてしまったので、それを今度は養育する義務が生じてしまったのである。笑^^登場人物がいい味出しています。どの登場人物も、いいです~。ちなみに、短編集なので読みやすいです。
2006年01月26日
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見ましたとも、『白夜行』第三回。帰ってきた笹垣が、二人の周りをうろつき始め、亮の方は動揺してしっぽを出しそうになる。雪穂は、上手にしらを切ろうと画策。この二人の対決は怖いです。しかし、そこで、松浦が中心になりしている売春(男子高校生を人妻に対して斡旋するのもしている)で、やくざ物の女房が腹上死(腹下死になるの?)してしまう。個人的に連絡を取らないように言ってあったのに個人的に逢引していたのだ。どうも心臓が悪かったらしく、死んでしまう。その高校生は亮の友人で、亮は自分が何とかするので、と彼を帰す。そして、そこに現れた雪穂は、その男子高校生をかばうためには、他の人と逢っていたことにすればいいと、亮に死姦するように…。亮は、まとめて自首しようと言い出し、二人はもめる。雪穂は最終的には自首に納得し、最後に自分が育った施設に行きたいと。そこで亮が見たのは『神様も誰も助けてくれなかった!』と泣き狂う雪穂だった。そして、亮は強くなって、雪穂を守っていく決心をする。てうるうる。原作より、雪穂も亮も人間くさいですが、心情的には分かります。原作の二人って、人間性を押し隠すようにして冷静に計画的に物事を進めていたけど、裏ではこんなふうに葛藤していたのかも…という感じですね。母親と亮の別れも原作でもちょっと行間を読むという感じで、語られていましたが、ドラマの方の別れもいいですね。本当は分かっていたというのも、ありですね。ちょっと涙してしまいました。亮は、死亡診断書を作り、自分を戸籍から抹消しちゃうんですね。(いいのか?自分としては生きていけないぞ?いいのか、他人の戸籍で生きていても…?)そして、雪穂を守れる人間になるべく努力するということらしい。さて、原作でもドラマでも、読み手から見たら悪党にしか見えない笹垣、今回もかなりプレッシャーをあちこちにかけます。しかし、やり過ぎたため、上に目をつけられて謹慎です。やった~!しかし、これで引っ込むような笹垣じゃあないんですよね。なんたってラストシーンにも登場していましたからねぇ。来週は雪穂が大学に入りますね~。
2006年01月26日
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今日は、待ちに待った『白夜行』の日です。いつもならネットや小説にしがみついている時間ですが、今からさっさとお風呂に入ってテレビタイムであります。また後ほど~。笑^^わくわくわく。普段は、決まったドラマを見たりしないので、とてもわくわくしています。(日曜日の朝の特撮は見ていましたけどね…)
2006年01月26日
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前回、秋に東京で学会に行ったときに、ホテルの中にCD(もちろん、キャッシュディスペンサーのことである、この場合)がなく、非常にぶつぶつ呪詛の言葉を吐いていたのは記憶に新しいことと思いますが、その時にその余波で買えなかった教科書たちがありました。そのうち…となっていたのですが、今回必要になり、bk-1で買いました。笑^^便利な時代になったものです。以前は、独占販売に近いような医学書店なるもので買ったり、医学書出版社から定期購読などの形で買うしかなかったのですが、…。もちろん独占販売に近いような形態ということは、書店主さんや店員さんたちの態度も強いもので…。医学書を買いに行っているというよりは、医学書を売っていただきに行っているという感じでした。なけなしのお金を持って買い物に行くのに、それは…と今なら思いますが、その頃はそれが普通だったんですよね~。ぶつぶつぶつ。ま~医学生とか、卒業したての卵なんて、そういう扱いにもなるのかもしれませんが。それを思うと、今のネット書店は便利ですね。医学書出版からも取り寄せできるし、医学書を扱っているネット書店からも購入できる。小説などと一緒に買ったりできるので嬉しいです。しかし、一緒に入っていたコンビニ用の支払い用紙がなくて部屋の中を探索しています。とほほほ。なにはともあれ、一応、今日も頑張って仕事です。夜には『白夜行』です♪
2006年01月26日
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ちょっと懐具合の寂しい清鏡神社の神官、弓月は、夢に入って過去や未来を見る『夢告』(むこく、ゆめつげ)が得意である。とは言っても、その能力が役に立つかと言うとやや、怪しい。行方知れずになった猫の捜索を頼むと、何年も前にいなくなった猫の骸を探し出してしまったり…。さて、ペリー来訪から数年後の江戸で、そんな彼に迷子探しの依頼が舞い込んだ。屋根の雨漏りが気になっていることから、ついつい引き受けてしまったのだが…、どうも様子がおかしい。弟信行と一緒に、依頼されて出かけたのはいいが、往路でさっそく辻斬りに切られそうになったり、迷子探しの真相は、きな臭かったり。『しゃばけ』シリーズで不思議ほのぼの系を執筆中の畠中恵の江戸物です。ただ、江戸の末期のお話ですが。ちょっと歴史的な背景なども描かれていて、勉強にもなります。(と、自分の逃避行動の言い訳にしている?)主人公は、非常にほのぼの、弟信行はしっかり者。他の登場人物も、一癖あったりしますが、退屈せずに読めますね~。
2006年01月25日
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ここ数日、ちょこちょこしていたのですが、明日のために本腰入れて、一時間頑張ります。笑^^30~40分ほどネットの中で逃避していました。小説も途中で気になるのですが、一時間集中して頑張ります。では、のちほど。
2006年01月25日
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ドラゴンボールを完全版で読んでいます。昨日、6巻を読みました。11巻までゲットしているのですが、正確には途中の巻が本屋になかったためネットで取り寄せ書店で受け取りになったままになっていたり。つまり本屋さんを未読本の置き場所としているのですね。そのうち本屋さんのブラックリストに載るやも知れません。現在、『ドラゴンボール完全版』の7巻、8巻、9巻が本屋さんに到着してから10日以上待っているはずです。それ以外に漫画が12冊。小説が4、5冊。ちょっと冷や汗。というわけで、本屋さんに行かないとなりません。6巻にあられちゃんやがっちゃんやせんべいさんの子供が出ていて、『こんな話、あったっけ~?』とびっくりしました。連載の時には、近所のガキから見せてもらっていて時々読んでいただけなので、記憶から抜けているのがたくさんあります。ほとんど初めて読むようなのが時々あります。楽しめていいんですが…。笑^^でも、『あ、このインディアンの親子は見たことある~』とその一方で思い出したりもしているので、まるきり記憶力がないわけでもなさそうです。笑。^^ほっ。完全版、全部読むのにはかなりの時間がかかりそうなので、のんびりといきます。ちなみに、10巻と11巻がすでに家にあるので、しばらくはのんびりと読みつづけられそうです。そうそう、先日、たまたま、DVDを借りたついでにドラゴンボールの映画版(?)のビデオがあったので借りてみました。本で言うと1、2巻の内容で、真新しいことはなかったのですが、オープニングとかエンディングとかが懐かしくて思わず、歌っちゃいましたね。
2006年01月25日
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先日、『砂漠』を読んでなかなかだったので、今回は『死神の精度』を読んでいます。タイトルどおり、死神のお仕事の話です。情報部から、担当する人間の情報をもらい、その人物が『可』かどうかを一週間以内に報告するのが仕事。たいていは、特に問題もないため『可』と報告するのが普通なのだが、これに対して、ほとんど実質の調査なしでその報告をする死神もいるのに対し、主人公は生真面目なタイプの死神である。その調査で、千葉と名乗っている彼は、対象人物と接触しながら人間に関して、造詣を深くしていくのであった。面白い設定なのが、死神たちは、音楽が大好きなのである。ジャンルを問わず人間が作り出したものの中で、何よりも音楽に執着しており、作中でも、CDショップに行き同業者に会うシーンなどがあったり、それが伏線になっている話しもある。なんでも、同様に天使に会いたければ、図書館に行け、なんだそうだ。笑^^こういうちょっと人間に興味を持った、そしてちょっと生真面目な、そして音楽好きの死神が、短い期間ながら触れ合った人間たちと作り上げた物語を楽しんでいます。ちょっとほのぼの系ですね~。寒さに震えながら読んでいます。(エアコンはつけているし、足元のパネルヒーターもつけているのですが、今夜も冷え込んでいます。今夜が怖いのではなく、明日の朝の凍結が怖いのでした)
2006年01月24日
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起きたら、意外に雪が積もっていました。暖気だけで済ませる時間に起きていたため、車と周りの除雪をしたら普段よりも当然遅くなり、しかも、いつも利用しているバイパスは踏まれた雪が板状になっていていわゆる『アイスバーン』でした。一様にアイスバーンならまだしも、部分的にえぐれて普通の道路が露出しているのでハンドルを取られながら運転。みんなのろのろ状態でした。そんな中、オフロードタイプの車が二車線になった途端、ブーンと飛び出していって、うさぎは、思った。『次回は絶対オフロードにしてやる』ちなみに、そろそろ走行距離が10万キロに近くなってきているので、ただの呪詛ではありません。現在8万キロとどれだけか。一年に2万キロちょっと切るくらい走るので、そろそろ本気で選ばねばなりません。一番狙っているのがX-trailです。なぜなら、駐車場の関係であまり前後幅がある車が入らないからです。苦笑。X-trailはその点、意外と小ぶり。買い物といえば、昨日洗濯機を買ってきました。乾燥機能付きの『ななめドラム』なる話題の製品を買ってやると言ったのですが、母親は乗り気でないため、普通にふんわり乾燥とやらの機能がついたやつになりました。なんでも、脱水したあと軽く乾燥するというものらしい。家電はよく分からない。笑。今現在、脱水しても何となく重い洗濯物を、母親が苦労して干している。新しい洗濯機が家に届く2月3日まで何とか頑張ってもらおう。
2006年01月24日
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今回はハードボイルドです。笑。日本のどこかにある娼婦たちの島、通称『地獄島』。そこで客を取る女たちはどこかからそれぞれの事情で売られてきて、そこで生涯を終える。島抜けは許されない。しかし、実は、主人公はその地獄島を抜けたただ一人の女性であった。そして死ぬよりも辛い境遇を越えてきた彼女に、怖いものはなかった。そして地獄島で得た男を見抜く能力を使いコンサルタントとして上り詰めた彼女だったが、ある事件をきっかけに、地獄島に現在の所在がしれてしまう。彼女は、地獄島の呪縛から逃れることができるのか?笑^^強い女性、大好きです。地獄島を抜けた後、ハードにタフに生きてきたであろう、主人公の一挙一動が、いいです。強くて格好いい~。まさに女性ハードボイルドです。そういえば、『天使の牙』シリーズもこの作家さんでしたね。あのシリーズも好きです。あちらは惚れた男がいるだけに、可愛い部分がありましたね。
2006年01月23日
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ガンガンに寒いけど、間もなく春。異動のシーズンです。この前の春は、外科スタッフを減員されたため、非常に辛い状態でした。しかも、手術は多かったし~。涙。しかし、上司が院長職になるため、再び一人増員にしてもらうことになったらしい。嬉^^。ただし、自分よりも上の学年の人が来るため、机や診察室は明け渡さねばならず、身分的にはちょっと悲しい。自分の机、自分の診察室…たった一年間の夢でした。が、しかし、自分に異動がないかどうかは実はまだ不明。今いるところもそろそろ丸三年経過したので、異動を言い渡されても不思議はないのですよね。春は落ち着かないですね~。
2006年01月23日
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とうとう、第三弾まで読みました。と、昨日の夜に頑張って書いていたのですが、IEの不具合で作業を中断となり、せっかく書いた文章もなくなったので悲しくなってやめてしまい、本を抱えて布団に入りました。勉強の本の方はほどなく中断して、珍しく大沢有昌の新刊に没頭していました。『海馬が耳から駆けてゆく』の菅野彰さんは既にエッセイストとしての知名度の方が高いのでは?と思っていますが、本業は小説家ですよね?ちょっと、書いていて心配かも~。ただ、もともとの小説はBLなので、読んだことがない人や、エッセイで読んでみて小説も読もうと思った人には危険かもしれないですね。笑。最近では『不健全な精神も健康な肉体に宿りたいのだ』とかいう感じのタイトルのエッセイが出ていましたね。しかも、売上も悪くなかったと記憶しています。同じく、エッセイと小説と両方が売れている作家さんとしては三浦しをんさんを思い出しますが、彼女の場合はエッセイの中でも小説があるジャンルに偏っていることが分かるので、エッセイを読む人も理解のある人たちに限られてくるし、さらにそれを読んで小説を読もうという人も、びっくりすることはないでしょう。が、実は逆に、偏った内容がない小説も書いているので、…。笑。で、『海馬が耳から』の第三弾の中ですが。かなり旅行記が入っていましたね。よくもまぁ、あんな無謀な海外旅行の仕方で無事なものだと感心してしまいます。真似をする人が出ないことを祈ります。機内食やら現地の食べ物のことやら、楽しく読めました。そう言えば、ウズラの肉に関する記載がありましたが、菅野彰さんの誤解があるようで…。日本でもウズラの肉を食する機会はあります。ただし、どうも、ウズラ肉はアレルギー反応が普通の鶏肉より強いようです。何故知っているかというと、授業で習ったわけではなく、身を持って知ってしまったからです。蕁麻疹!あれは、大学病院に勤務していた頃、後輩の医学部学生を連れてフルコースを食べに行ったあと、蕁麻疹が出た。痒いは腫れるは大変で、大学病院の救急外来に行き同期の人間にカルテを作らせて、あとは自分で対処した。(自分の診察は自分でしてはいけないという法律があるらしいので)しかし、看護婦さんは親切にも、何を食べたかなど詳しいことを聞いてくれたがった。『外食したけど、思い当たりません』と返答したが、実は嘘である。忙しい救急外来で、大学病院勤務の貧乏な身分で、フランス料理のフルコースを食べに行ったのが後ろめたかったのであった。食べたもので思い当たるのがフォアグラとウズラ肉のソテーでは、言いようがなかった。しかもフォアグラは以前に食べたことがあるけれどこういう事にならなかったからには、初めて食べたウズラ肉に間違いなかった。しかし、ウズラ肉を食べたなどといえば、どう考えてもまずいと思い、黙っていた。それ以降、二度とウズラ肉は食べていないが、卵だろうが生の魚だろうが、何を食べても蕁麻疹が出ない私に蕁麻疹を出させるとは恐ろしいウズラ肉であった。きっと日本人にはウズラ肉は合わないのではないかと私は推測している。てへっ笑^^などと考えながら、読んでいました。
2006年01月23日
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金曜日、一週間お疲れ様で、お気に入りの店でケーキを買って帰った。ちなみに、家から5分くらいのところにある。これは以前は家から25分だったのが、こちらの引越しとケーキ屋さんの引越しで、異様に近所になったのだった。隣の隣町かな?当然、母もたまにそこによって買ってくるのだが…、今までぶつかったことがなかったのが不思議だったのか。今回は見事にぶつかりました。笑。母親が買ってきたケーキが5個、私が買ってきたケーキが5個、スポンジケーキのおやつが5個。笑。金曜日からみんなでケーキを食べまくり、ただ今、誰もがケーキを食べたくない状態です。きっと来週は誰もケーキを食べたいとは思わないでしょう。もちろん、全部は食べきれないので、スポンジケーキのおやつは今日、職場に差し入れしてきました。賞味期限も今日までで安心だったので、今朝夜勤明けの看護婦さんたちに差し入れしました。とても感謝してくれたのでちょっぴり胸が痛みましたが。食べ物に罪も毒もないので、食べてね。当然、このような生活をしているからには体重計には乗れないでしょう。もちろんです。ケーキを食べるとてきめんなのが体脂肪率。どうしてあんなに正直なんでしょう?赤うさぎと夕食にパスタを食べて帰ったりすると、そりゃもう…。しくしくしく。というわけでこの週末は、読書とケーキで過ごしました。来週はどんな週でしょう?
2006年01月22日
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映像化されている作品は、先に原作を読むほうが面白いと思っているのですが、今回も本の方を読みました。これはHOMERUさんのお勧めです。笑。過失致死により、もめていた若者を死なせてしまった三上純一という若者が主人公です。2年の刑期を終えて出てきた彼は、死刑確定がした男の冤罪を証明してほしいという依頼を受ける。それは彼が刑を受けていた刑務官が、彼を見込んで手伝って欲しいと言い出したことだったが…。二人は無実の男の命を救うことができるのだろうか?ときて、実はその男の冤罪を証明して欲しいという依頼自体にも、依頼人の思惑が絡んでおり…ラストの方はなかなかすごいです。(半分は伏線を読めたけど、残り半分は読めなかった、笑)これは、読んでみないと面白さは分かりません!是非是非お勧めです。どう面白いか書いちゃうと、読むときに面白くなくなっちゃうので詳細は省きますが、いい作品です。しかも、ただのエンターテイメントではなく、日本の死刑制度の問題点や、いろいろなことも述べられています。いろいろ考えさせられる一冊です。一度に2度も3度も美味しいこの作品、是非、読んでみてください。
2006年01月22日
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今読んでいる書物の中で作家の菅野彰さんが『赤毛のアンを10代までのうちに読んでいないと女性としての情緒が確立しない』と聞いて焦ったとあった。その時菅野彰さんは19だったそうだが、その書物を買うとは電車に置き忘れたりして10代のうちには読めなかったらしい。苦笑。しかし、人のうっかりを笑っている場合ではないのである。私はいわゆる名作シリーズよりも『アルセーヌ・ルパン』だの『シャーロック・ホームズ』だの『明智小五郎』だの、そこらへんが大好きだったのだ。他には『シートン動物記』『ファーブル昆虫記』とかね。男の幼なじみに囲まれて育った私に情緒が足りないことに母が気がついたのは10歳くらいの時。誕生日プレゼントに『若草物語』を買ってくれた。が、まず思ったのが、『推理もなければ事件もない…!しかも女だけの姉妹だと?』だった。もらってからかなり放置していたことを覚えている。が、読んでみると名作というだけあって、ぐいぐい引き込まれて面白かった。ジョーが好きだったなぁ…。がしかし。そこからいきなり女の子モードに入るわけもなく、これ一作だけにして、再びSFだの推理小説だのに戻っていった。当然、名作と呼ばれるものには縁がなかった。つまり、菅野彰さんと同じく、『赤毛のアン』って読んだことありません~!きっぱり。しかも、『ナルニア国物語』も『指輪物語』も読んだことありません。(映画で見ただけ)今回、菅野彰さんのエッセイ集の中で『赤毛のアンを10代のうちに読まねば、女性としての…』のくだりを読んで、自分に情緒なるものが欠けている理由が分かったような気がした。そうか~。そのせいなんだ~。努力しても、もう、女性としての情緒なるものは手に入らないのねっ!あ~、すっきりした~。こうして、読書はいろいろな知識を教えてくれる。その知識で自己防衛にでるのである。笑。
2006年01月21日
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ムウみんさんお勧めのエッセイ集です。知る人ぞ知る作家さんなので…笑。あ、この人の小説読んだことあるけど、エッセイも書いていたんだねと思ったのですが、よく考えたら、読書傾向が広いにもほどがあるものまで読んでいることがばれちゃいますね。1と2を読んだのですが、なかなか、おかしい。『今までの人生でした一番悪いこと』ってなんですか?とあちこちに聞いたはなしとかね。『まだ時効になっていないから言えない』とかいう冷や汗な返事もいいですね。ちなみに、私も『人には言えない』です。『墓の中まで持って行きますとも』という返事ですね。時効になっているので言える範囲では、マッチの使い方を覚えた小学生の頃に、秋に広い原っぱでススキに火をつけたら、広大な原っぱが全焼したことかな(その近くの山の上から見ていて焦ったが、家が近くになかったのでよしとした。その時の相棒は口が堅くてよかった)。よその車のタイヤの下に爆竹を仕込んだり、排気口に同じく爆竹を仕込んだりは、男友達(幼なじみは男の子が圧倒的に多かった)が日常にしていて、手伝った。青森の父親の実家でうっかりとトラックを動かしたら動いてしまい、田んぼに突っ込んでトラックが変形したのも、従兄と私の仕業だ。親が蒸発しちゃった友達のアパートで、集団で集まり、残った衣類を山ほど着込んで野球拳ごっこをしていて『家出』で補導されたこともあった。なにしろ帰って来るべき親がそこにはいないので夜中まで小学生が帰ってこないという事態になっていた。が、しかし、そのことでそこの子供の親が蒸発していることが発覚し保護されたので結果オーライだろう。(新聞沙汰になったとも)もっといっぱいいろいろ披露できるが、こんな悪態は日常だった私でも、一番の悪いことは書けないんだから一体何をしでかしたんだか…、苦笑。お墓の中に持って行きますとも。と本筋からは離れましたが、なかなかそういうのを読んでいると楽しいです。それから面白かったのが、PC初心者から始まって使うようになるまでの葛藤が描かれているのが楽しかった~。私もそれほど、PC使い初めから時間がたっていないので、懐かしい感じで読めました。うんうん。PC歴、ようやく6年くらいになりましたが。と言うわけで自分の日常を思い出しながら読めちゃう、エッセイ集です。しかし、正直な人だなぁ…と思わずにはいられません。笑。
2006年01月21日
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いえ、今日読んだというわけではありません。ドラマが始まる前に読破しちゃっていたので。ドラマを見たときはラストシーンから始まってびっくりしちゃったけど…。ラストが変わるといいなぁと思っていたのでちょっと残念。笑。で、ですね、ドラマが始まってしばらくしたら、東野圭吾の『容疑者Xの献身』が直木賞を取ったとか。正直言って『ふ~ん』と思っていました。前の日記にも書いたと思うけど、これだけいろいろな作品が映画やドラマなど映像化されているのでてっきりそういう賞はあれこれ取っているのだとばかり思っていたのです。が、六度目で受賞ということで待望の直木賞だとか。意外だけど、本人が喜んでいるんだからいいことなんだよね、とちょっと不思議に思いながら納得。しかし、同様に考えている人がいるのをラジオで発見!みんな同じようなこと、思っていたんですね~。仕事の帰りにFMを聞いていたらパーソナリティの男性の方が東野圭吾ファンで『直木賞取ったと聞いて嬉しかったけれど、何だかすっきりしない。あの作品で今回取れるのならば、何年か前に白夜行で取れてもよかったのでは?』と言っていた。そうそう!その通り!私も思ったんですよ。『容疑者Xの献身』いい作品だけど、奥行きとか行間の微妙さとかは『白夜行』には及ばないと思います。あ~、ラジオで私と同じ思いの人がこれだけアピールしてくれるとすごく嬉しいのでした♪今回の『容疑者X』で東野圭吾を読んだ人に是非、お勧めなのは、『白夜行』の原作です。いいですよ~。
2006年01月20日
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ちょっぴり毛色の変わったのを読んでみました。設定が好きです。食べるのに困った親に山の中に置き去りにされた少女。その少女に悪魔が契約を持ちかける。普段はその魂かな?と思っていたのですが、この話では悪魔な心を持つ邪悪な魂を求めているのでした。もちろん、その少女は契約したのだから、そういう魂を持つ人間を狩る運命になります。やがて、少女は成長し、契約どおり狩りを続けている…。そんな話です。彼女は悪魔と契約して何をもらったのか…。ホロリと来ますよ~。
2006年01月20日
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リンクして画像を貼ろうと思ったのに、画像がありませんでした。残念。笑。一条ゆかりの『天使のツラノカワ』です。単行本では5巻で完結です。1巻と2巻は在庫が少なく取り寄せということは、近いうちに文庫化する可能性があるんでしょうね。タイミング的にもそういう感じでしょうね。文庫化は待たずに、単行本で読みました。牧師の子供として敬虔なクリスチャンとして育った実花だが、幼少時から将来を誓った恋人に裏切られ、転んで怪我をして、おまけにアパートの部屋には泥棒が入り通帳のお金は残高ほとんどなしとなっていた。神様を信じているだけでは駄目!と動き出した彼女の前に現れた、二人の男性。小説家で今は何でもマルチにしている坊主の息子、龍世。ポリシーのある遊び人でバイトの達人、紫生。天然クリスチャンの実花の生活は華々しく激変する!すごく楽しい漫画でした。そして、登場人物にポリシーがあって、他の人の行動に学んだりする様子がよかったです。笑。かなり楽しく読めた漫画です。
2006年01月19日
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東野圭吾原作『白夜行』第二話、見ました。中途半端な時間に入浴すると、最初の部分を見逃してしまいそうだったので、始まるまで待って、見終わってからお風呂に入りました。笑。第一話で、意図的ではないにしても自分の父親を殺してしまった亮と、その罪を隠すために自分の母親を殺してしまった雪穂。二人は殺人を隠すため、知らない人間としてこの先生きていくことになる。そして7年が過ぎたところから今回の事件が始まる…。ちょうどその時、雪穂は彼女の美貌を妬む同級生から、嫌がらせをされていた。ちょうどその時、亮は事件の前に父親と殺人事件のあったビルに一緒に入る雪穂の写真を友人から見せられて強請られていた。そして、追い詰められた二人が再会する…。原作にあった話と原作になかった設定がうまく混じっていますね。その違いを楽しむのも一興です。しかし、陶酔してみている分にはいいですが、今日の再会のシーンですが、7年の歳月を越えて再会した恋人たちというと聞こえはいいのですよ。でも、冷静に見ているとその場所は駅の公衆トイレのしかも男子便所…。ロマンも吹き飛びますよね。笑。思わず突っ込みたくなりました。静かに耐えながら15年を待とうとする彼らに降りかかる出来事たち。う~ん。
2006年01月19日
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『白夜行』を読んですっかり、雪穂と亮に感情移入している私は、10年以上ぶりにドラマを見ることに…。(って初回の二時間枠のしか見ていないけど)そして、雪穂と亮だけは互いを理解し合っているのよね…と思ってたが、どうも原作の雪穂とかなり違うという声が…。私が違うと思ったのは、ドラマに変更するために犯行の詳細が変わっていることだったのですが、雪穂の性格はあんなに甘くないというご指摘が…。???と思っていたのですが、謎が判明。なぜならば『幻夜』を読んだから。『幻夜』を読むと、『白夜行』での雪穂の行動の中で唯一純粋だと信じていたものが、ちょっと違って見えてきちゃいます。う~ん。『白夜行』で仕事の後輩に漏らした一言は雪穂の本当の気持ちと、思っていたのですが…それすらも彼女の計算のうちで私も騙されたのかしら?『幻夜』、怖いですね~。でも、彼女の幸せってどこにあるのかなぁ…?あ、そうそう、『容疑者Xの献身』直木賞とりましたね~。おめでとうございます。
2006年01月18日
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昨日の夜、寝る前にこの正月に賀状がきた人たちの住所録を手直しして、さて、保存というときに事件は起こった。変更した分を上書き保存して、いつも住所録を保存しているCDにデータを書き込んだ。念のため、と残った方の住所録を見ると、真っ白…。嫌な感じがしてCDのほうを見たけど、こちらも真っ白。ハイ、頭の中が真っ白という状態ですね。上書き保存の近くにデータを消すような項目がないことから、やはり、CDに移す時みたいです、原因。ただ、そのCDにもともとの住所録があったことから、以前の住所録も連動して真っ白。つまり、全ての住所録が真っ白。ハイ、真っ白です。私の画面も真っ白でした。焦ったけど、確か復元という手があったはず。と夜の11時から頑張りました。しかし、PCの操作を始めた時点に戻っても、その前日に戻っても、住所録は戻りませんでした。しくしくしく。CDにデータを移すという操作が絡んでいるからかもしれません。かなりショック大きいです。しかも、もとの住所録も消えてしまった。とほほほ…。1時間くらい粘ったのち、復旧が無理であることを悟りましたが、かなり哀しい。しくしくしく。きちんと住所変更のある人のデータとかも手直しして後は保存するだけだったので…。くすんくすん。やはり、紙に限るな、と実感した夜でした。今年の年末は住所録を作りながらの賀状作成だ。大変だなぁ…。
2006年01月18日
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『白夜行』で雪穂の性格の悪さと、悪事に対する計画性の高さを評価していたら、痛い目に遭いました。恐るべし、雪穂。『幻夜』を鞄に入れていたところ、郵便局で他のものを取り出す時にチクッと中指の爪の付け根近くに鋭い痛みが。どの紙が犯人?と思って鞄の中をみると『幻夜』の帯の紙が犯人でした。恐るべし、雪穂。性格の悪さや、計画的犯行の緻密さをミーハーに褒めているような私にも魔の手が…。ちなみに、よく紙で切ります。犯人はダンボールだったり、書類だったり、いろいろですが。最近の紙はよく切れますね~。でも、今回はいつもよりたくさん出血しました。なめて血の味がはっきり分かるほど紙で出血したのは初めてです。痛たた…。しばらく上司が出張で手術がなくてよかったです。ということで懲りずに『幻夜』を読む予定です♪
2006年01月17日
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映像化されるのが多い東野圭吾の作品ですが、これも映画化されましたよね。薬師丸ひろ子が出てましたね~。『セーラー服と機関銃』とか『Wの悲劇』とか大好きでした、彼女。レイクサイドで子供たちの勉強合宿をするために別荘で集まった4家族と塾講師。そこに、主人公の職場に勤務する愛人が現れる。しかし、この愛人、主人公の意図するように動いてくれず勝手な行動をしている。何か意図があるらしいが、あっという間に退場。というのは、妻が彼女を殺してしまったというからである。一緒に合宿をしている他の家族たちは妻をかばい、死体を隠滅するように計画を始める。それに流されてともに行動する主人公だが、どうしても腑に落ちない。『ここまで連帯感があるということ自体、異常ではないか?』そこから始まった疑惑はどんどん、主人公にいろいろな事を気付かせていく。ちなみに、主人公と妻の息子は、実は妻の連れ子という設定です。また、これに関しても、いい伏線があるんですよね。ラストの数ページがよかったです。冒頭の肩凝りから、お話は始まっています。いい作品でした。映画の予告編とは印象が違う作品でした。評価は○!でした。
2006年01月17日
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さて、私がここでブログを開始してからもうすぐ一年になります。あっという間の一年でした。万博に夢中になっている間の時間経過がはっきりしないからかも…笑。ちょっと嬉しいですね~、一年。まだまだ、のんびりマイペースで頑張ります。仕事も楽しいですが、仕事の息抜きに本を読んだり、感想をアップしたりするのも、すごく楽しいです。他の人のブログを読んだりするのも、なかなか、楽しいですし~♪ということでこれからもよろしくです。
2006年01月17日
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週末から母親が目の違和感を訴えていたが、今日になって見難いと言い出した。ぶつぶつぶつ。一旦仕事に出かけた後、どうしてもしなくちゃいけない仕事だけ片付けて、上司にお願いして有給休暇を一日使うことに。が、しかし、電話をしてみたら家にいない。『まさか…』と思い、家の近くの総合病院に行ったら、母親の車が…!目の検査にいくのに、見難いという人が、運転していくか?二重の非常識さに、頭くらくら。眼科で検査が予想される時は、散瞳といって目薬で瞳孔を開くため、数時間運転が出来なくなります。できれば公共の乗り物か家人の車で病院を受診しましょう。まさか、自分の母親が、そんなことをしでかすとは思っていなかった。しかも、見難いという訴えの最中に…。さて、診察も検査も終わった母親『大丈夫、見えにくいことないから~』と嬉しげに院外に出たが、その瞬間、『本当だ、まぶしい』と。疑っとんたいかい?自分の娘を…。『ほらね』と家まで送り届けましたが。その後、昼食を食べた後、有給がもったいないので、自動車免許の更新に行ってきました。住所変更の手続きを取っていなかったので、以前の住所地の警察署です。金沢に行くよりは近かったけど。ふっふっふっ。これで次回の更新は5年後だ。(警察署に行くのに迷子になったけど)何だか、貧乏くさい有給休暇の使い方だったかも…。しゅ~ん。
2006年01月16日
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読みたいと思っていたけど、7巻が出るのを待っていました♪『妖しのセレス』前半の3割くらいは知っていたのですが、後半の7割は知らないのです。多分、少女コミックを読んでいて読むのをやめたのがその時期なのでしょう。苦笑。日本全国各地にある天女伝説は実在し、天女の血を引く人間がいるというお話でした。その天女が一族に生まれ変わり、自分を天に帰さなかった一族に復讐するという話から、天女は宇宙から来たという話になり、さらにその能力の謎を解明するという話にまで発展します。なかなか、話が二転三転して、予想よりもずっと楽しめました。
2006年01月16日
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決して、ドラマチックではないけど、いい話でした。ちょっと寝不足だったので、途中まででやめて寝ちゃおうと思って読み始めた昨夜でしたが、結局、1時過ぎに読み終わりました。苦笑。もちろん今朝は寝坊しました。たいして劇的な部分があるわけでもないけど、でも、読んでいるうちに、段々引き込まれていきます。主人公も博士も主人公の息子も、みんな一生懸命考えるタイプの人たちでいい人ですね。数式も、覚えのあるものから、まるきり知らない定義までいろいろでした。数学って、人によっては魅力的なのですね。嫌いではなかった、むしろ好きでしたが、受験のための教科として以上にみたことがなかったので、新鮮でした。こんなふうに数学を愛している人もいるのだなぁと。話は、交通事故により、脳の一部分を(多分海馬?)損傷した数学博士の元に、日常生活をサポートするために主人公が家政婦として派遣されるところから始まります。博士は事故に遭ったときから、短期記憶が80分しか維持できない状態となっています。そして、短期記憶から長期記憶への変換がされないためその80分は失われてしまいます。つまり、記憶が残らないのです。そのため、ちぐはぐで理解されにくいのですが、とてもとてもいい人です。たくさんのメモに囲まれている彼は『僕の記憶は80分しか持たない』と書いたメモを常に持っている。そして、新しく来た家政婦の私になじむと、『新しい家政婦さん』と似顔絵つきのメモを新しく作る。80分すると忘れるから、当然翌日に会うと、私のことを忘れてしまう。だが、優しいのだ。うっかり10歳の息子のことを語ったときに『10歳の子供を一人にしてここで夕のご飯を作っているのはよくない』と、私の似顔絵のメモに10歳の息子、と書き加え、小学校が終わった息子は博士の離れに戻って来るようになり、晩御飯を一緒に囲むようになる。もちろん記憶が80分という条件の中で…。読んで損はしない作品かな?笑。映画もいいでしょうね。
2006年01月15日
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ようやくTSUTAYAで借りて見ました。予告編を映画館で見たとき、すごく怖そうだったのに、怖いというよりも気持ち悪いって感じでしたね~。途中で、もしかして…と思ったのでラストはそれほど意外ではありませんでした。でも、『結末は他の人に話さないでください』と張り紙がしてあるのが笑えました。
2006年01月14日
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小学校の低学年、2年生の時の女子グループ、男子グループというあたりから、話が始まる。そして、ラストはそれから26年後で終わる。小さな田舎町の小学校を舞台に物語は始まり、そのままみんな同じ中学校に進学。大きな事件は、中学校で起こる。臨時に採用された23歳の男性教員と主人公の中学生準子(じゅんこ)が、関係を結んでしまうのであった。しかも、その関係に終止符を打つどころか二人は加速していく。自分たちではどうにもならないところまで…。そして、狭い環境でのことなので、当然、問題は外に漏れそれが真実か否かはともかく、強制的に終わりが訪れる。そして、時間が流れる。ラストがいいですね~。細々と、堂々と出来る年齢になるまで付き合い続けるカップルも世の中にはたくさんいるのでしょうが、この二人はきっぱり終わります。が、しかし、運命の悪戯か再開します。そして、20年前の二人の関係に対して言葉を与えるのです。いいなぁ~。でも、一旦終止符を打ったからこそ、二人の関係に冷静に名前を与えることができたんでしょうね。笑。ちょっと途中はえげつない表現も多かったですね。苦笑。びっくりしました。
2006年01月14日
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う~ん。映画化もされた作品ですね。映画の宣伝文を読んで思っていたのとちょっと違いました。仕事上で、自分のプランにケチをつけた取引先の会社の副社長。その副社長を父に持つ娘と知り合った主人公は、二人でその副社長からお金を引き出すべく狂言の誘拐を企むが…。この副社長も一筋縄ではいかない人物のようである。映画に関してはこの副社長と、二人の攻防なのかと思っていましたが、小説の方を読んでいると、かなり途中の伏線が見えていて、やっぱり~というラストでした。このラストでは、あとから映画を見ても楽しくないかも~。ちょっと残念。先に映画を見ておけばよかったです。笑。小説の中の伏線、かなり伏線だよ~って自己主張されていて、これじゃあ伏線じゃないって、という感じでした。そう思った人も多いのでは?
2006年01月13日
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見ました、見ました。ギリギリまで悩んだけど、『白夜行』をリアルタイムで見ることにしました。う~ん。おや、いきなりラストシーンからですか?クリスマスにサンタ服の亮くんがお腹にハサミを刺して瀕死の重症。近くにいた雪ちゃんと目が合うが、亮くんは道を指差す。それは『行って』の二人の間のメッセージ。お互いに、駆け寄って抱き合うことを望まずに…。原作とは、微妙に違いますね~。まず、最初の事件が起こった時代から違うので無理もありませんが。それに原作では、二人の接点を具体的に描いているシーンはありませんでした。それがまた原作で夢を膨らませることができる要因でもあります。原作では、図書館の史書さんが二人がどちらもよく図書館に来ていて知己の中だったことを証言しているというのがあるだけでした。具体的に二人が言葉を交わしたり、見詰め合ったりとかはありませんでした。ドラマでは、その文章として描かれていない部分が映像として描かれています。賛否両論でしょうね。小道具の使い方も違いますしね。かなりせつない系になりますね~。今日だけでもかなりうるうるでした。ただ、CMを間に挟みながら二時間はきつかったです。とほほ。普段はドラマとか見ることがないので…。来週からは普通の放映になるのですね。ほっ。原作と大筋は一緒なので安心して見られます。笑。でもやはり、うるうるになっちゃうんですよね~。
2006年01月12日
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年末年始から三連休は、寒気のことを除けばそれなりにのんびり暮らしてきていました。が、今週から、異様な忙しさ!ぎゃ~!!という感じです。風邪の流行している時期でもあり、さすがに軽く風邪気味です。ぶつぶつ。本当に胃に穴が開きそうに忙しいですが、しゃれにならないんですよ~。というのは、昨日、忙しくてバタバタになっているのを美しく計画的に立て直そうと電子カルテと格闘している時、上司がやって来て言った。『忙しそうだね…内科から腹膜炎の患者さんがいるって言うんだけど、悪いけど…』と。『そーだよ、忙しいよ。見て分かるでしょが!分かったら自分で見て来い!』と言いたいのを心の中で百回唱えて、動き出す。ぶつぶつぶつ。私の胃に穴が開いたら覚えておけよ、などとのろいの言葉をつぶやく。救急室で内科の先生とともにいる患者さんを診察して、腹部CTをみると確かに、お腹の中でどこかが穿孔している。十二指腸の付近が怪しいので、胃か十二指腸だね、ということで緊急手術の運びになる。そして、忙しく麻酔の先生の手配をして、予定していた小さい手術を済ませ、急患の手術となった。と書くとと~っても忙しそうですが、実際は私は椅子に座っているのが大半なんですよね。もちろん、手術に必要な検査を抜け落ちなく指示したり、家族に説明して同意書をもらったりはありますが。これが意外とストレスフルなんだ…。そして、麻酔をかけてもらって、お腹を開けたらば…!なんと!開けた瞬間に『穴!!!』としかいいようのない穴がぽっかりと真下にあった!普通、胃や十二指腸に穴と言っても5mmとかそんなものが普通ですが、見事に15mmくらいの直径の穴がど~ん!とあった。初めは穴とは思わずに『?お腹の中に見慣れない黒いものがある…!』と思いまじまじ見たら胃に開いた大きな穴だった。う~ん。胃に穴が開くってのは文字通り本当だったのね。(いや、もちろんたまにあることだし、経験したことがないわけじゃありませんが、こんな見事に穴!という感じの穴は初めてでした)しかし、スタッフ不足の現在、こういう事態がしょっちゅうだとこっちの胃に穴が開きそう。苦笑。その後、急性虫垂炎の手術があり、仕事が終わったら外は真っ暗でした。ちゃんちゃん。今日もその患者さんが鼻から入れたチューブを自分で抜いてしまったと看護婦さんから電話がかかってきています。しくしくしく。だ~か~ら~、気をつけるようにって言ってあったのに…。こっちの胃に穴が開きそう。
2006年01月12日
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畠中恵の『しゃばけ』シリーズ第四弾、『おまけのこ』です!江戸有数の廻船問屋長崎屋の若だんなである一太郎が虚弱体質の主人公である小説です。虚弱体質のヒロインは現代物ではよくありますが、…。さて、この一太郎、虚弱体質で、風に当たって熱を出して寝込んだりと、頼りないですが、頭脳の方は頼りになります。また、頼りになる妖怪の類に情報を集めてもらい、人間だけでは解決できなかった出来事を解決していきます。一太郎は、妖を見たりすることができるのです。それは他ならぬ一太郎自身が妖の血を引き継いでいるからなのですが…。という話ですが、誰もが聞いたことのあるような妖が、若だんなに懐いている様といい、若だんなの優しさといい、若だんなの周囲のものが若だんなに甘い様子といい、ほのぼの系です。本当にお勧めのシリーズです。第四弾も、調子よく突っ走っています。涙あり、笑いあり、若だんなの周りで起こる出来事を、ほのぼのと描いた短編集です。文庫化はまだのようなので、是非、文庫になっている第一弾と第二弾を書店でゲットして、第三弾、第四弾を図書館で借りてきてみてください。笑。
2006年01月11日
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知る人ぞ知る、恩田陸の常野物語の第三弾である『エンド・ゲーム』である。これを手に入れるのには、本編とは別に悲しい物語がある。当初、1月上旬に発売と聞いていた本書が、12月下旬にオンライン予約できるようになったのが問題だった。喜んだ私は、12月27日にネットで予約。が、しかし、年末年始に商品が動かないため、在庫があるにも関わらず、本屋への到着は1月7日と…。はいぃ?そして、年末にそれまでに届いている本を取りに行った私が店頭で見たものは…、山積みになっている『エンド・ゲーム』たちだった。涙。もういっそ、ここでこの本に手を伸ばしてレジに持って行ってしまいたい、いや、そうしちゃおう、と苦悶。(本屋の店頭でそんなに苦悩するな~!)はっきり言って、本当に一瞬手を伸ばしかけちゃいましたよ~。そこをぐっと我慢して、年末年始は、在庫の未読本たちと戯れていましたが…。本当に辛い選択でした。(辛そうに聞こえないのは何故?)そして、とうとうゲットした『エンド・ゲーム』我慢したからにはちびちびとお酒をたしなむように(言ってみただけ、実は下戸です)楽しまねば…。ということで読破しちゃいました。あれ~?再読するからいいのですが…。あれれ?常野物語の第二弾の『蒲公英草子』が、あまり明るいラストとはいい難かったので心配でしたが、うんうん。ちょっと緩いかな?というくらいのラストでした。笑。たまにはこういうのもいいかな?話は、『やつら』が見えて、『やつら』を裏がえす能力のある一族の話です。かれらは『やつら』を裏返すことができるが、逆に裏返される可能性もある。裏返す能力を持つ一族は減ってしまい、今は母親一人と能力にめざめた娘だけ。父親は裏返されたのか、失踪してしまっている。そんな折、母親がめざめない眠りの状態で発見され、娘は一人になってしまう。母親は裏返されたのか?では、『やつら』に見つかっているのか?自分が裏返されたらどうすればいい?という感じで、話は始まります。第一弾の話からは遠く離れているラストですが、こういうのもありかな?と思いました。ラストもすっきりしていますしね。
2006年01月10日
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今日読んだ漫画たち。しかし、アフィリエイトで画像を出そうにもみんな画像がなかった…寂しい。『摩耶の葬列』は、一条ゆかりのかなり前の作品集。最近のファンの人にはちょっと…となるかも?絵柄もストーリーもかなり違いますし。あ~、そうそう、そうだったよね、と私などは思いますが…。『山の音』は、不思議系の話。ちょっと少年漫画っぽくてイメージと違う作品でした。『ヘブン…』は、子供に忘れられちゃったおもちゃたちのお話。これがなかなか、実は可愛い。忘れられちゃった同士で世界ができているんですよね~。実際にはありえない世界ですが、なんだか、ほのぼのしちゃいました。と、こんな感じでしょうか。こうして、新しい話が書けるというのは、寒気が一段落して本屋さんに行けたからです。明日からは仕事です。寒気が去って、何とか通勤には支障を出さずに住みそうです。ほっ。
2006年01月09日
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うさぎは実はドラマをほとんど見ません。半年ごとに、赤うさぎが楽しそうに、ドラマの話を振ってくれるのですが、『ふ~ん』の一言。(なんて最低な私…)当直したり、緊急の仕事をしたりしていると、突然予定外に見られなくなることがありますよね。それが気になるくらいなら、見ないほうがいいや、と今よりも忙しい生活をしている時に思い、そのままなんです。が、しかし、東野圭吾原作の『白夜行』がドラマになるので、見ようと決心。しかし、対抗馬が松本清張の『けものみち』ときたもんだ。うわぁ。なんてある意味似たようなのを持ってくるの~?どっちも好きかも~。ということで、ただ今うさぎは悩んでいます。木曜日は目前。皆さんはどうします?
2006年01月09日
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…。うわぁ…。正直、この本を買う人には思い当たる行動がたくさん…。苦笑。面白いけど、面白すぎるけど、初号機暴走~って感じでしょうか?もう何とコメントしていいやら。オタクとオタクな嫁が結婚するとこんな感じってやつですね。が、しかし。これを特殊と思わない環境を知っていたりします。友人で漫画家のK南というのがいます。彼女も、彼女の夫となった人も、オタクでした。実は結婚式に出席したのですが…、自主制作映画が(ゲームをしているという設定だったかな?)式の最中に披露されていたっけ…。しかし、私はこの夫婦は正直だと思いました。ハイ。はっ。で、この本のなかで紹介される物真似とかのオリジナルをほとんど知っているんですよ~。この中で歌われているアニソン、ほとんど知っていて歌えちゃうんですよ~。うわぁ…と思いつつも、明日職場で興奮してしゃべっても、誰も返事してくれないでしょうね…。一人日記に書くしかないですね~。笑。
2006年01月09日
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強い寒気のため、雪が降るだけでなく低温になってしまった。道路の状態が悪いため、出不精になった私は、年末に仕入れてきた本たちを少しずつ読破していく…。というところで、恩田陸の『ねじの回転』に取り掛かっています。これはタイムマシンで、歴史を改善しようとしたところ、その影響で未来に道の伝染病が蔓延してしまい、歴史を元通りにするべく更に干渉を加えようとする、という話です。ところが、そう簡単にはいきません。そういう口上を利用して、他のことを企む人が出現。具体的には、日本の敗戦を終戦締結という形ではなく、植民地化される形で行われるようにしようともくろんでいる人がいるらしい…。しかも、そのさなか、未来で蔓延している伝染病が、昭和初期の日本にうっかり流出してしまう。…。とここまでが上巻の内容でした。わくわくわく。しかし、ここで私は似たような話があったのを思い出している。それは『ゴジラvsキングギドラ』である。未来から来た未来人たちが、ゴジラのせいで日本の未来はひどいことになると予言。そのために過去に行き、ゴジラを消滅させようというのである。それに同意した現代人と未来人たちが過去のゴジラ(まだ恐竜の姿)の元に行き、ゴジラをその場から移動させ、放射能の影響を受けないようにする。そして、未来人たちはこっそり他の生き物をその場に残してくる。そして、現代に戻った彼らが見たのは…。その生物が放射能の影響を受けて出現したキングギドラなのだった。実は未来人たちは、日本の影響力が巨大になりすぎた未来から、日本の国力を制限するために来たのだったが、実際に来た未来人はエスカレートして日本を立ち直れないくらいに痛めつけようとする。が、しかし、そこで現れたのが…。ゴジラ~!!移動された先で、ちゃんと放射能の影響を受け、何故だか、日本目指して戻ってきちゃうんである。そして、見ず知らずのキングギドラをやっつけるのだ。どれだけ頑張っても歴史は修正されるのね。というのを思い出していました。恩田陸の小説を読みながらゴジラを思い出した人がどれほどいるかは分かりませんが、きっと他にもいると思います。笑。というわけで、どこまでいっても、脳味噌の中身が怪しいうさぎでありました。早く寒気が緩んでくれるといいなぁ。
2006年01月08日
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