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日本に帰って来ましたが、体調が最悪です。 帰国数日前からお腹の調子が悪く、なんか変だなと思っていたのですが、 帰国前日の忘年会で、酒を飲まされ、 しかも夜の12時まで付き合いをさせられたのがとどめになったようで、 翌日は下痢で、北京空港に着いた時にはトイレに駆け込んで吐きました。 それ以後、日本に帰って来てからも、ずっと下痢と吐き気で、食欲はまったくなく、 外に出て歩くことさえ億劫なので、 久し振りに「おせち料理」を作るつもりが、 明日は大晦日だというのに、何も手つかずです。 帰国前日の忘年会……やっぱり途中で帰れば良かったな。 何も食べたくないし、まして酒やビールなど、 体がまったく受け付けない状態だったから。 「酔ってないでしょう」「まだ飲めるでしょう」「もっと飲んでください」 気分が悪いから静かにしていても、 「どうして喋らないの?」「日本のことばかり考えているの?」など、 答えようのない質問ばかりされて、ずっと憂鬱だったし。 でも、賑やかな雰囲気の中で、断れないし、 断っても、通用しないし、 今から後悔しても遅いけど……。 明日は大晦日、せめて年越しそばだけは食べたいな。 4年振りの、日本での年越しだものな。 あ~あ。。。
2010年12月30日
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昨日と今日は、私の2年生の学生の誕生日。 というわけで、その学生たちと一緒に食事をしました。 せっかくの誕生日ということで、普段はあまり食べられないものを食べることにして、 選んだのが、これです。 『大盤鶏』という料理で、 唐辛子とラー油の利いたスープの中に、 ぶつ切りの鶏肉とゴロンとしたジャガイモ、そして細長いピーマン(辛くない唐辛子)が、 ゴロゴロと入っています。 この料理を初めて食べたのは3年前、開封の学生の家に遊びに行った時のことでした。 私を歓迎してくれるために、学生のお母さんが作ってくれたのです。 圧倒的なボリュームで、他の料理と一緒にマントウを食べながら味わい、 これで食べ終わったと思った時に、 残ったスープの中に麺を入れて、それを食べたのでした。 最後は動けなくなるほどお腹一杯になりました。 今回は学校の近くの食堂で食べましたが、 テーブルのほとんどを埋め尽くすほどの大皿が出てきました。 それでも女の学生二人と私との三人で、 他の料理とご飯を合わせて完食しました。 明日は1年生と食事。 午後はこの大学の外国語学院の忘年会で、 それが終われば、明後日は北京に行き、 その日の夜、関西空港に着きます。。。
2010年12月24日
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今日は冬至。 中国では餃子を食べる日です。 この大学では毎年、1年生たちの活動として餃子を作って食べます。 今年は授業の都合で、冬至の前日、昨日、餃子を作りました。 私も1年生の担当なので、学生たちと一緒にわいわいやりながら餃子を作りました。 これが餃子を包む前の状態です。 今年の餡は牛肉ですが、去年は学生の中に回族がいたので、野菜の餡でした。 回族の学生は豚肉を食べることができないからです。 学生たちはさすがに中国人で、誰もがうまく餃子を包んでいました。 私も今年が5年目なので、きれいに包めるようになりました。 普段は教室で静かな学生たちも、こういう場では賑やかになるので、 知らなかった一面を見ることができます。 餡を包み終わった後は、食堂で茹でてもらって完成です。 去年はスープに入った餃子でしたが、今年は茹で餃子です。 後は賑やかに笑いながら、熱々の餃子を食べるだけです。 去年は3年生と4年生の先生も餃子作りに参加されて、 それまで面識がない先生と一緒だったせいか、真面目に作っていた学生たちですが、 今年は他の先生たちがいらっしゃらなかったせいか、 学生たちは遠慮なくはしゃぎまわっていました。 粉を顔に付けあったり、 節分の豆まきのように、粉を撒き散らしたりしたので、 私も顔や髪、服まで真っ白になりました。 そんな状態で写真を撮られまくったのですが、 これも学生たちにとっていい思い出になったことでしょう。 餃子の味は? 勿論、美味しかったですよ。 毎日、こんな調子でたくさん食べているので、体が重くなったような気がします。 日本に帰ったらダイエットだな。。。
2010年12月22日
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今学期の授業が全部、終わったことで、授業の準備に追われることはなくなったが、 それでも暇というわけではなく、学生との約束は朝から夜までぎっしり。 なんせ1年生と2年生の担当をしていると、 3年生も4年生も、全員、過去2年間にわたって一緒に頑張ってきた仲間になるからだ。 今では授業で顔を会わせなくなったそういう上級生から連絡があることは、 正直言って、嬉しい。 それでもやはり基本は1、2年生とたくさん交流をすること。 そして会話の練習をしながら、基本と応用をしっかり教えて、 日本語に対する興味を深め、会話の楽しさを実感させることが仕事だと肝に銘じている。 だから何事でも1、2年生との約束が優先になる。 実は、そういう1年生たちの活動が多い。 もう昨日になったが、夜、1年生たちの『元旦晩会』があった。 これまで毎年、招待されて見に行っているが、 今年はいつものイベント・ホールではなく、 外国語学院楼の小ホールで行なわれた。 小さいホールだから、音響設備や客席はなく、床に新聞を敷いて見るという、 あっさりしたものになったが、 それでもその分、ステージと客席が身近に感じられたアットホームな雰囲気になった。 司会者たちも化粧をしたり着飾ったりせずに、普段着のままで登場。 手話を交えた歌の披露。 これは寮のルームメートたちが毎日、授業の合間を縫って練習したもの。 寸劇の場面。 場内を爆笑させていたが、残念ながら私の中国語力では内容は聞き取れなかった。 これも寸劇の一場面。 歌を交えての劇で、これも学生たちの評判は良かった。 彼女らは日本のアイドル・グループ嵐の歌を日本語で歌っていた。 中国では日本の歌に人気がある。 男の学生たちの熱唱。 毎年、男は少ないが、今年は日本語学部の1年生70人の中で男はこの5人だけ。 こういう舞台では、普段、教室の中で見せる顔とは別の素顔が見えて、 我々、日本人教師にとっても今後の交流の参考になる。 さて、明日(もう「今日」だが)の昼は1年生たちと一緒に餃子作りの予定が入っている。 餃子の形が耳に似ていることから、冬至に熱い餃子を食べて、 寒さで耳が落ちないようにするという意味で、 冬至に餃子を作るのだそうだ。 毎年、この時期、学生と一緒に餃子を作っているので、 私も餃子を作ることができるようになりました。。。
2010年12月20日
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今学期も終わりに近づいて、学生たちと一緒に食事をする機会が多くなりました。 1年生や2年生たちは、会話の練習を兼ねて、 3年生たちは、去年まで私の学生だったので、私との旧交を温めたくて、 そして4年生たちは今や切っても切れない関係になっているので、 まあ、そんな感じで、学生たちによく食事に誘われます。 私の学生たちは既に成績を付け終わっているので、 賄賂という意味はありません(きっと)。 最近、食べたのはこんなメニューです。 インゲンを甘辛く炒めた料理で、素朴ですが、ご飯が進みます。 8元ですから日本円で100円ぐらいの安い料理です。 この三品は、油麦菜という青菜をにんにくで炒めたもの。 歯応えがよく、しかも軽い塩味で食欲がそそられます。 向こう側は、私の奥さんは中国に来た時に気に入って、 日本に帰ってからも何度か自分で作ったという『酸辣白菜』です。 酢と砂糖、塩、唐辛子で炒めた料理です。 中国で『酸辣』という名前がついた料理にはずれはありません。 鍋は『筍と鶏鍋』で、唐辛子の利いたコクのあるスープの中に、 筍や白菜、豆腐、そしてぶつ切りの鶏肉がたっぷり入っています。 中に鶏の頭がそのままの形で入っていて、 さすがにそれは食べられませんでした。 煮えるとこうなります。 これは『糖醋魚』という魚料理で、 大きな魚に甘酢がかかって、ゴマが散らしてあります。 けっこう食べ応えがあって、12元(150円)ぐらいです。 いつもこんなにたくさん食べるわけではなくて、 時々はこんな料理も食べます。 ご飯の上にチンジャオロースを載せたもので、 日本で言えば、『チンジャオロース丼』です。 6元ですから日本円で80円ぐらいです。 この他にもまだ数え切れないほどの料理があります。 さすが、中国と、食堂のメニューを見るたびに感心してしまいます。。
2010年12月20日
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以前、この日記で取り上げた学生の話の続編です。 彼女は2年生の時点で既に『日本語1級試験』に合格しているだけあって、 日本語のレベルはかなり高いのですが、 会話能力にコンプレックスを持っていました。 自分から話題を作れない、私の質問に対する返事が短く、会話が続かない。 せっかく覚えた単語と文法を使えず、いつも簡単な日本語しか使えない。 これが彼女の悩みでした。 そんな彼女が、私に相談を持ちかけてきたのが1か月前でした。 それから毎週3回、昼の12時半から1時間ほど、 彼女と1対1で、会話の練習を続けてきました。 ある時は私が悩みを言って、彼女に解決方法を尋ねたり、 私といろいろな話題でディベートをしたり、 私が単語や文法を言って、彼女に例文を作らせたりなど、 そんな練習を、かれこれ10回以上やってきました。 そして昨日、彼女に会った時、彼女はこう言いました。 「自分でも進歩が実感できるようになりました」 個人レッスンを始める前から私の部屋に来て、何度かお喋りをしていたのですが、 その頃とは打って変わって、今では話題が途切れることなく、ずっと会話が続き、 更に大きな進歩は、 私だけでなく、他の先生の部屋に言っても、 会話を楽しめるようになったことです。 今学期の初め、他の先生の部屋に行った時は、 口数も少なく、何も話さないままだったこともあったので、 私以外の教師の部屋には行かないと言っていた彼女が、 先日は他の先生の部屋で2時間、笑いながらおしゃべりができた、 と喜んでいました。 勿論、私の影響もあるでしょうが、 彼女自身が自分を変えたいという気持ちが強かったのが、 この変化の理由でしょう。 「進歩を実感できます」 と言った彼女の笑顔を見て、私も嬉しくなりました。
2010年12月18日
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1年生の「発音」の試験が終わりました。 10月に「あいうえお」から日本語の勉強を始めた彼女たちは、 1か月の発音練習の後で、今では自己紹介ができるようになり、 今週の試験では日本語での1分間スピーチにチャレンジして、 全員が楽々とクリアーしました。 今年の1年生は、私の学生が24人だけと少ないこともあって、 一人一人と交流する時間を多く取ることができました。 授業以外にも毎週、私の部屋で少人数ずつ発音の矯正と会話の練習を続けてきました。 今では日本人と話す時に緊張もせず、親しみを感じてくれています。 去年までと違うのは、積極的な学生が多いということです。 そして日本語を話すことが楽しいという気持ちがよく伝わってきます。 試験で1分間スピーチをしていた時も、 お互いに励まし合ったり、誉め合ったり、謙遜し合ったりで、 緊張よりも、笑いと賑やかさに溢れた試験になりました。 今学期、最後の授業が終わった時、 学生たちが集まってきて、私と一緒に写真を撮りたがって、 さながらスターになったような気分でした。 こういう物怖じしない性格は、これから日本語を学んでいく中で、 上達のために大きなエネルギーになるでしょう。 1年生の皆さん、今学期、お疲れ様でした。 長い冬休みの間に、日本語を忘れるなよ!
2010年12月15日
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12月25日に予定されている、我が校の外国語学院の忘年会で、 ミニ・ドラマをすることが不可能になったので、 急遽、別の出し物を考えなければならなくなりました。 中国人の教師たちが日本語の歌を歌うというので、 私たち4人の日本人教師たちは、中国語の歌を歌うことにしました。 そして選んだのはテレサ・テンの『時の流れに身をまかせ』です。 これを中国語で歌うのですが、 前半部は4人ごぞれぞれソロを受け持ち、 最後に全員で合唱するということに決まりました。 来週の土曜日は、その練習をします。 その時はケーキとワインを用意して、 ミニ・クリスマス会も兼ねてやろうと思っています。 こんなこと去年と一昨年は考えれないことでした。 今年の4人の日本人教師のチームワークはいい感じです。。
2010年12月13日
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今日は土曜日。 毎週、土曜日の夜は、1年生たちとの会話の練習をしています。 去年までは、私が担当していた1年生たちが100~80人いたので、 全員を部屋に呼んでの会話の練習は10人×10回にもなって、 2週間やったあたりで、私の方が音を挙げてしまったのですが、 今年は担当している学生が24人なので、 今まで4週間、続けてきました。 発音を直したり、新しい単語を文法を教えて、 それを使いながら交流したりしていますが、 学生たちも喜んでくれているようです。 日本人に対する緊張感も、今ではすっかりなくなって、 賑やかにお喋りしています。 今夜の会話の練習を控えて、 今日の昼ご飯は、日本人教師4人で、ミニ忘年会をしました。 外に出て食べるのではなく、自分たちで作ったり、持ち寄ったりした 寿司、マーボー茄子、豚汁、焼酎、ビールなどを囲んで、 わいわいと賑やかに年末の昼の午後を過ごしました。 こういうものを食べると、やはり里心がつきそうになります。 あと2週間で、日本へ。 短いような、長いような……。。。
2010年12月11日
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先日、ここで書いた、我が校の忘年会の件です。 中国人の先生方と我々、日本人教師たちでミニ・ドラマを演じるという話は、 結局、ボツになりました。 会場のホテルに広いステージがなく、 しかも小道具やマイクの調達が難しいというのが理由だそうです。 なんか、安心しました。 私が書いた『騙し、騙され』という詐欺師のミニ・ドラマは、 今度は30分ぐらいの長さに書き直して、 来年の5月頃、恒例の『日本語ドラマ発表会』で学生たちに演じてもらうことにします。。
2010年12月09日
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学生たちからいろいろな悩みを相談されます。 失恋したと言って、夜の11時頃にビールを持ってきた男の学生がいました。 彼氏と喧嘩して、どうすればいいか、と泣きながら電話をしてきた女の学生もいました。 他にも、ストレスが溜まって厭世観に悩んでいた学生、 勉強する意欲が薄れてきたことに危機感を感じていた学生、 寮で友達と喧嘩したという学生、 将来の進路を決めかねている学生など、 それぞれの学生にそれぞれの悩みがあります。 気が楽なのは、何も用事がないけど、私と話をしたいという学生です。 或いは勉強に疲れたので、私と話して気分転換をしたいとか、 会話が上手になりたいから、厳しく指導してくださいという学生なども、 気楽に話ができます。 もっと楽なのは、 「先生、美味しい店を見つけましたから、一緒に食べに行きましょう」という誘いです。 血液型判断によると、美味しい店を見つけた時に、 誰かに教えたくなるというのはA型に多い傾向だそうです。 先週、今週と、そういう誘いが重なりました。 以前、食堂にカメラを忘れたことがあったので、 最近は食事をする時にカメラを持ち歩かないようにしているのですが、 昨日は写真を撮ったので、紹介します。 この時は男の学生3人と一緒に食べました。 食べたのは鍋料理です。 中国の鍋料理は火鍋が有名ですが、それ以外にも様々な種類の鍋料理があります。 これは比較的あっさりしていますが、コクのあるスープの中に、 野菜や肉、豆腐などが入っていて、日本人にも親しみやすい味でした。 煮えるとこうなります。 男が4人でしたから、鍋の中の食材はすぐに食べ尽くしてしまいましたが、 その後は、残ったスープの中に麺を入れて、また一煮立ちさせます。 中の麺は日本のきしめんに似ていますが、もっと無骨な感じです。 この麺は小麦粉を細く長く伸ばして作る河南省独特の『会麺』と言います。 小麦粉のもっちりとした感じが美味しさを更に増してくれます。 これ以外にも5品の料理がありましたが、 美味しさに引かれて食べているうちに、写真に撮ることを忘れてしまいました。 小さくて見栄えの良くない食堂でしたが、 味は文句のないものでした。 一応、断わっておきますが、彼らは私のクラスの学生ではなく、 私が彼らの成績をつけることはありません。 決して賄賂や接待ということではありませんから、念のため。。。
2010年12月04日
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