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つばめは、中国人と日本人の間に生まれてきたわが子に、両方の言葉ができるバイリンガルになってほしいと思ってきました。しかし最近、それは単なる親のエゴなのかな、と考える時もあります。両方の、というより、自分自身の持つ言葉(日本語)や文化を子供にも身につけさせたいというつばめの親としての思いは、ほとんど本能的なものじゃないかと感じています。ここで白状しますが、はっきり言って、中国語は、理性では子供の第一の言語として身に着けさせるべきだとは思っていますが、気持ち的にはわが子には中国語ではなく日本語を話してほしい、子供が日本語を話すとうれしく、中国語を話すとなんだか面白くない気分になったりするのは、本能的に子供を自分と同じように育てたいという思いを持っているからだと思っています。中国語を話すわが子は、なんだかわが子ではないような一抹の寂しさや、自分とは違うのだという違和感を感じるのです。つばめは、実は自分のそんな本能を満たすために子供に一生懸命、日本語を身につけさせようとしてきたのかもしれません。もちろん、両方の言葉ができれば、子供の将来に大きくプラスに働くだろうという思いも同時にあるわけですが、最近はそれもどうなんだろうと思うつばめです。昨今は人工知能(AI)なども日進月歩の勢いで発展していますし、わが子が大人になる頃にはきっと、高精度な翻訳・通訳ツールが人々の生活にごく当たり前のように普及し、生身の人間の翻訳、通訳に頼る割合は大きく減少していることが考えられます。そのようなツールによって言葉の壁が取り払われた後に残るのは、やはりその人の人間力そのものでしょう。両方の言葉ができるというのは、確かにプラスではありますが、ものすごく決定的なメリットというわけでもなく、その人の様々な面の一部を占めるにすぎないということは忘れてはいけないな、と思います。つばめの周りにバイリンガルの人も何人かいますが、別にバイリンガルだからといって、ものすごく特別な生活をしているわけでもありません。また、バイリンガルとまでいかなくても、2か国語を割合自由に操る人なんてゴマンといます。というわけで、冷静に考えれば、子供に読み書きまで含む高いレベルで両言語を身に着けさせることにそれほどまでにこだわる必要はあるのか、もっと人としての力というのか、そういうものを伸ばしていくことを心掛けることが子供にとってより必要なことなのではないか、とうすうす感じつつ、ふと気付くと、つい子供に日本語を身につけさせようとあれこれ画策している自分を発見し、苦笑いする毎日です。いくら理性であれこれ考えても、結局、実際のつばめの行動を決めるのは「感情」のようで、理性がほとんど役に立っていない本能任せのつばめの子育てなのでした。↓ふたり目ちゃん、ダンスクラスで。IMG_6982 posted by (C)つばめ
2017/11/28
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海外で子供の日本語力、特に会話力を育てるために、我が家で工夫してきたことについての続きです。4.日本語のテレビやDVDを見せる親の私が子供に日本語で話しかけるほか、しまじろうなど日本語のDVDを子供に見せていました。上の子が5歳、下の子が3歳になったとき、家に日本語のテレビを入れました。とはいえ、テレビやDVDに子守りをさせる時間があまり長くならないように、できるだけ親がリアルな世界で日本語のやり取りをするよう心掛けました。小さい頃は、親がつけた日本語DVDやテレビを見るだけでしたが、少し大きくなると、子供は自分でテレビ番組を選んだり、中国語のテレビを見たりするようになります。そういう風になってきた時に、中国語のテレビを禁止したり、子供が中国語で話すこと自体を禁じるという手もありましたが、我が家は結局、誘導程度(子供が起床時に日本語のテレビをつけておく等)で、それでも子供が自ら中国語のテレビを見たがるときはそのまま中国語の番組を見させています。子供が中国語を話すのを禁じていないので、うちは、兄妹間の会話は中国語の時もあれば、日本語になる時もあります。(つばめが会話に入っていると日本語になり、 兄妹2人になると中国語になることが多い。)子供の口から出る言語によって、今子供の頭の中はこっちの言語が優勢なんだな、などと思いながら見ています。中国語自体を家庭から締め出すと、日本語力を育てるにはいいのかもしれませんが、つばめは、子供がその場面で中国語を話すほうが楽なら、それを禁じることはしたくないし、中国語のテレビも、中国人の友達と付き合ううえである程度は必要なんじゃないかと思っています。むしろ、中国語を第一の言語として伸ばしていかないといけないという気持ちもあるので、中国語を厳しく締め出すことは我が家ではしないほうがいいだろうな、中国語に対しても親が好意的な態度を見せるのがいいのだろうな、と思っています。というわけで、我が家は家庭内言語については、つばめとの会話は日本語という以外は割合自然にあるがままで、という感じです。これは家庭の方針によるものであり、どれが絶対正解というものはないと思います。(ただ、子供の日本語力があまりに弱いと、 子供の自由にさせた途端、口から出る言葉は全て中国語、 見るテレビは全て中国語になってしまうことも あるかもしれません。そのバランスは難しいですね。)5.日本の幼稚園・小学校に体験入学させるチビちゃんが5歳の時、日本帰省時に子供を日本の地元公立幼稚園に2週間体験入学させました。子供はご機嫌で通って、もう中国に帰りたくないというほど。6歳時にも同じ幼稚園に2週間通わせてもらい、その次の年には、春節休みに日本に帰省し、日本の地元小学校に4週間通いました。2年生以降は毎年1回、2週間、小学校に体験入学させています。日本にも友達ができ、また日本の小学校の授業の進め方や、給食当番、休憩時間の遊び方などにも文化が大きく反映しているので、日本語の上達ばかりでなく、内から日本を知るよい体験になっていると思います。6.日本語の口日記を言わせるチビちゃんが1年生に上がった当初、チビちゃんが帰宅時につばめは家にいないので、毎日置き手紙をしていました。そして、子供に毎日、学校であったことなどを母への手紙として書かせました。これはしばらく続きましたが、結構大変で、いつしか自然消滅。ふたり目ちゃんは、幼稚園の時から時々「口日記」をさせています。口で幼稚園であったことなどを言わせ、つばめが日記帳に子供が言ったことを書いていくというものです。時には口日記の場面を表した絵なども書かせ、子供はまるで自作の絵本のように時々母に「日記を読んで!」とねだっては何度も自分の口日記を読み返して楽しんでいます。(これも毎日はできず、何かあった時に書いたりする 程度になっていますが。)以上、海外で子供の日本語力を育てるためにつばめが家庭でしてきた工夫について、1. 子供にできるだけ多く日本語で話しかける2. 日本語でできるだけ多く子供の遊び相手になってやる3. 日本語で話しかけることを徹底する4. 日本語のテレビやDVDを見せる5. 日本の幼稚園・小学校に体験入学させる6. 日本語の口日記を言わせるの6点にまとめて、余すことなく(笑)ご紹介しました。これだけ努力しても、うちの子たちは、日本で育つ子供と同等の日本語を身に着けているわけではありませんが、少なくとも、子供は私と日本語で話し、日本に行って祖父母と会話したり、日本の小学校に入って、先生やクラスメイトとそう問題なく交流できるぐらいの日本語力は身に着けています。(現時点では聞く、話す、読むはほぼ大丈夫。 ただ書くのは苦手。)こちらも、読書力を育てるための工夫と同様、はっきりした論的根拠があるものではなく、つばめ自身のフィーリングで実践してきたことですが、もしこれから海外で小さいお子さんを育てるママにとって、少しでもご参考になればうれしく思います。皆様のご家庭での実践もぜひ教えてください!
2017/11/23
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ここ数回、「海外で子供の日本語読書力を育てるには」というテーマで日記を書きましたが、読書力以外のところで、子供の日本語力、特に会話力を育てるために、我が家で工夫してきたことについて書いてみたいと思います。1.子供にできるだけ多く日本語で話しかけるこれは海外に暮らす日本人の親の多くが実践していることではないかと思いますが、とにかく、子供にたくさん日本語で話しかけるように心掛けました。我が家の家庭環境は、夫が日本語を話せないので夫婦間の会話は中国語、義父母も中国語で子供に話しかけるなか、子供が生で日本語を耳にする機会は母親のつばめの口から発せられる日本語のみという状況でしたので、普通のママの2倍も3倍も話しかける気持ちで、「今日はいい天気だね、空が青いね」というような、別に言わなくてもよいことまで口に出して子供に日本語で話しかけました。2.日本語でできるだけ多く子供の遊び相手になってやる1は日本語に触れる量を多くするということですが、それに加え、触れる日本語の質にも注意しました。実際の場面体験やインパクトを伴った生きた日本語に触れることが大切だと考えたのです。ですので、単に日本語で話しかけるというよりも、遊びのやり取りの中で体験としての日本語が子供の中に染み込んでいってほしいと願って、できるだけ多く子供の遊び相手になってやることを心掛けました。例えば、ママとの人形遊びとか、ままごと、戦いごっこや、トランプ、ゲームなどを通じて、子供はたくさんの生きた日本語を学んでいったと思います。3.日本語で話しかけることを徹底する子供には、夫や義父母の前であろうと、外であろうと、日本語で話しかけることを徹底しました。赤ちゃんは、耳から入る言葉が日本語なのか中国語なのかを最初から識別できるわけではありません。一人の人が2種類の言葉を話すと、子供は混乱するのではないか、少なくとも母親が話す言葉が日本語なのだ、と子供が理解しやすいように、と思って、子供には日本語で話しかけることを徹底しました。中には、家庭では子供に日本語で話しかけるが、外では恥ずかしいので中国語で話すという方もいらっしゃり、そのようにしても子供が日本語を身に着けられないわけではないと思いますが、私自身は外で自分の変な中国語を子供やほかの人に聞かせるほうが抵抗があったし、私は日本人なのだから、日本人だということを隠さず、日本語で話すのが自然だという気持ちがあったので、外でも中でも子供には統一して日本語で話しかけ、子供も私には日本語で話すようになっています。(日中関係が悪化した際には、公の場で日本語を話すのがはばかられる雰囲気の時もありましたが。)とはいえ、日本語で話すことを心掛けていても、時々口が滑って、単語が中国語になったり、日本にはない食べ物など中国語で言ったりすることもあります。ある友人ママは、家庭である単語をいつも中国語で言っていたところ、子供が日本に帰省したときにその中国語単語を堂々と口に出すのを見て、「あちゃーっ☆×※*」と思ったそうです。お子さんには、この言葉が中国でしか通じないという認識自体がなく、日本語だと思っていたようです。そういうこともあるので、子供にはできるだけ日本人が聞いてわかる言い方で話すほうがいいのだろうな、とは思っています。つづく。↓チビちゃん、空手の昇級試験に参加。 無事合格しました。IMG_6877 posted by (C)つばめIMG_6882 posted by (C)つばめ
2017/11/21
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中国現地校に通って3年目になるチビちゃん。ハーフの子は、片親と日本語で話していることやその他の家庭環境などの影響で、国語(中国語)、特に作文が弱くなるというのは先輩ママから聞いていましたが、うちの息子も例に漏れず、作文が苦手なようです。もともと書くのも何をするのも遅く、先生から目をつけられているチビちゃんですが、ある日、担任の先生が連絡帳に長い文章を書いてきました。それによると、「秋の日」という作文の時間について、授業で1時間説明を行い、クラスで1時間、秋の日についての話し合いをした後、書く時間を1時間与えたが、チビちゃんはその1時間の間、1文字も書かず、ずっと遊んでいたらしいです。チビちゃんに、本当に先生が書いている通りなのかと聞くと、「遊んでたなんて全然違うやろ!」とやや憤慨した様子。「作文を書こうとしたけど、全く何も思いつかないので、 教科書の他のところに何かヒントになるものが あるかもしれないと思って、見ていたけど、 何もなくて。。。」というチビちゃんの話を聞き、つばめはややしんみりしてしまいました。「この子が中国語の作文が書けないのは、 家庭が二か国語環境にあることが原因の一つではないか」と思ったのです。つばめが家庭で一生懸命日本語環境を作っているせいで、子供の中国語能力が伸びず、作文を書こうとしても全然言葉が思い浮かばず苦しんでいるのだとしたら、そんな境遇に子供を追い込んでいるのは自分ではないのかと思い、なんだかもの悲しい気持ちになりました。(もちろん、子供の前では自分がそんな風に思ったことは 表に出しませんでしたが。)ま、そんなたいそうな話ではなく、ただチビちゃんが怠けただけかもしれませんけどね。前回、前々回と、子供の日本語読書力を育てるために我が家でしている工夫についてご紹介しましたが、現地校に通う子供の親が、家庭で子供のために一生懸命日本語環境を整えることが、果たして子供にとっていいのかどうかということについて、つばめの中ではっきりした答えは出ていません。親が家庭で日本語を伸ばすことに力を入れれば入れるほど、子供の中国語の伸びに影響するのではないか、という気持ちもぬぐえません。子供は、中国の現地小学校で丸1年ほど勉強すると、ごく簡単な中国語の本を読めるようになってきます。2年経つと、少し長い文章の中国語も読めるようになってきます。そのような時期に、子供が興味を持つような中国語の本を身近に揃えてやれば、子供は親しみをもって中国語の本を手に取り、読み始めるかもしれないところを、家庭で親がそれに抵抗するかのように、一生懸命日本語の楽しい本を揃えることで、そちらに興味が向いてしまい、せっかく現地の学校教育によって育ちつつある中国語読書力の芽を伸ばせずにいるのかもしれません。そういう思いもあるのですが、だからといって、つばめはやっぱり、日本語の本を揃えることや日本語の読み聞かせをやめるつもりはありません。やめたところで、中国語の読み聞かせができるわけでもなく、中国語の楽しい本を揃える気力があるわけでもないので、日本語の本読みをやめても、読書力を育てる子供への栄養が半分絶たれるだけで、日本語の読書力も育たず、中国語のほうもたいして伸びないと思うからです。親は、自分の持っているものしか与えられません。つばめにできることは、子供の日本語読書力・語学力を育てたり、日本的文化や考え方を伝えたりすることだと思うので、自分が子供にしてやれることを精一杯やるだけです。日本語の本を読むことで、中国語の本を読む時間や機会が少なくなるというマイナス点はあるかもしれませんが、日本語で学んだ知識を中国語のほうに転化させることができるならば、そして、読書という習慣が、言語を超えて働くものであるならば、日本語での読書はが中国語力の育成にプラスに働く部分も一部はあると考えます。わが子の中国語は純中国人家庭の子供のようにはいかないだろうし、日本語のほうも、純日本語環境で育つ子供とは比べようもないと思いますが、両方の言語ができるメリットも大きいですし、両方の言語を合わせれば、モノリンガルの1.5倍ぐらいもある太い言語の幹を育てていける可能性は大いにある、と、そういう環境に生まれたことをプラスに捉え、自分の強みを生かして社会に貢献できる人間に育ってほしいと、つばめは願っています。↓おうちでお料理♪IMG_6645 posted by (C)つばめIMG_6648 posted by (C)つばめIMG_6660 posted by (C)つばめ↓別の日、チビちゃんは味噌汁作りにチャレンジ。IMG_6690 posted by (C)つばめIMG_6693 posted by (C)つばめIMG_6695 posted by (C)つばめ↓小学校のイベント。ふたり目ちゃんもすっかり学校に慣れ、 友達もできて、楽しくやっているようです。HHTD5463 posted by (C)つばめPWHF8700 posted by (C)つばめCHGV1322 posted by (C)つばめICDV1301 posted by (C)つばめ
2017/11/10
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前回、中国で生まれ育つ日中ハーフのわが子の日本語読書力を育てるためにつばめがしてきた工夫について、5つのポイントにまとめてご紹介しました。1.家庭に日本語の本を買い揃える2.時間の許す限り子供に絵本を読んでやる3.家のあちこちに本コーナーを作る4.通信教育を利用する5.本読みの発表体験で自信をつけさせるこうして数年が過ぎ、5-6歳ごろになると、子供は文字に興味を持ち始めました。6歳近くになると、親が読んでやる本の文字を目で追うようになってきますので、つばめも、さりげなく文字を指さしながら読み聞かせたりしました。そのうち、子供のほうが、「ママ、書いてあるのと違うこと言った!」などと言うようになり、かなり文字を追えるようになってきたのが分かります。6歳を過ぎる頃になると、読んでいるのか、眺めているだけなのかは不明ですが、自分で本を手に取って静かに見るようになりました。声に出して読ませてみると、6歳前後では、文字一字一字に音を当ててたどたどしく読み上げるけれども意味はよく分かっていないという風だったのが、6歳半になる頃には、かなり流ちょうに文の切れ目や意味をくみ取ってフレーズ単位で読めるようになってきました。この頃の子供は、半年でぐっと成長するものなんですね。そうはいっても、1年生のふたり目ちゃんは、まだ長い文章を読むのは難しく、親に読んでもらいたがることが多いですが、3年生になる兄のチビちゃんは、もう親に読んでもらうよりも、自分で好きな本を自由に読むほうがいいというふうになりつつあります。(日本語の本を手に取ることが多いですが、 中国語の本を夢中で読んでいるときも。)勉強の合間に本を読んで休憩するほど本好きで、チビちゃんにとって読書は大好きな娯楽のひとつになっているようです。読書の習慣はその子の一生に益する宝物だと思うので、チビちゃんが本好きな子供に育っているようなのを見てうれしく思っています。妹のほうは、年齢もありますが、兄ほどには手をかけてやらなかったので、兄ほどには本好きにならないかもなぁ、と少し心配していますが、まぁまだこれからだと思うので、根気よく、あきらめず、子供の日本語力、読書力を育てていってやりたいなぁと思っています。語学力と一口にいっても、子供が言語を身に着けるのには順序があり、だいたい、聞く→話す→読む→書くの順に発達していくんじゃないかと私は思っています。海外で育つ子供の第二言語(学校教育を受けない言語)が聞く、話すだけでなく、読むところまで到達するには、一定の読み聞かせ量が必要だと感じています。さらに、自分で高度な文章を書けるようになるには、練習が必要なのはもちろんですが、一定量の文章を読み込んで、書き言葉の表現を蓄積することが必要なんじゃないかと、私は勝手に思っています。子供に「読んで」と読み聞かせをせがまれるのもあと少しかな、と思う今日この頃ですが、自分で読めるようになっても、「読んで」と言われれば快く読んでやりたいと思っているつばめなのでした。ここに書いたことは、理論的な裏付けがあるものでもなんでもなく、あくまでつばめが自身の思いと勘でやってきたことですが、これから海外で小さな子供を育てるお母さん方に少しでもご参考になれば幸いです。↓「こどもちゃれんじ」は、本冊以外に、 様々な月刊オプション絵本などがあります。 どれも子供が夢中になるよう年齢に合った楽しい内容で、 大活躍してくれました。IMG_6789 posted by (C)つばめ↑こどもちゃれんじオプション絵本「こどもちゃれんじえほんばこ 1・2歳」↓「こどもちゃれんじえほんばこ 2・3歳」IMG_6790 posted by (C)つばめ↓こどもちゃれんじオプション絵本 4・5歳用 「もっとふしぎはっけんえほん」IMG_6786 posted by (C)つばめ↓こどもちゃれんじオプション絵本 5・6歳用 「もっとかんがえてはっけんえほん」IMG_6787 posted by (C)つばめ↓こどもちゃれんじ付録雑誌「はてなはっけんブック」1・2年生IMG_6755 posted by (C)つばめ↓こどもちゃれんじオプション雑誌「かがく組」2年生用IMG_6754 posted by (C)つばめ
2017/11/07
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わが子が生まれた時、日本人の親として、「日本語の本を読めるようになってほしい」「本好きの子供に育ってほしい」という思いを持っていました。そして今、上の子が9歳、下の子が6歳半、どちらも自ら日本語の本を手に取り、好んで読むようになっています。子供が小さい時には、私以外に日本語を話す人が周りにいない環境の中で本当に日本語の本を読めるまでに子供の日本語を育てていってやれるかどうか、心配していましたが、案外早く子供たちが自分で本を手に取るようになり、うれしく思っています。まだ9歳と6歳ですので、これから日本語がどのように上達していくのか、はてまた退化していくのかは分かりませんが、これから海外で小さな子供を育てる後輩ママに少しでも参考になるように、これまでどのように子供の日本語の読書力を育ててきたのかについて少し書き留めておきたいと思います。《つばめの戦略》1.家庭に日本語の本を買い揃える生まれて数か月から、子供のために絵本を準備しました。絵本数冊からはじまって、こどもちゃれんじbaby・プチシリーズを友人にもらったり、ネットでおすすめ本を色々購入したりしてだんだん数が増え、1歳頃には数十冊の絵本がありました。その後も、月刊教材のこどもちゃれんじを中心に、「こどものとも」「かがくのとも」シリーズなど、本はどんどん増え続け、今では、数えてみると、延べ500冊近くの本がある状態です(実際に今見ているのはこのうちの一部ですが)。数は多ければ多いほどいいというものではありませんが、ある程度の冊数は必要だと思います。子供の興味や年齢に合った本が、常時数十冊ぐらいはあってよいのでは?つばめは、子供が興味を持ちそうな本をたくさん揃えるために、古本屋やネットで安く購入していました。(購入のポイントは、つばめが子供の頃に読んだ思い出の絵本、 ネットなどで調べたその年齢に合ったおすすめ絵本など。)(今思えば、もっと図書館を利用すれば、 そんなにたくさん本を買わなくてもよかったかな、 とも思いますが、子供が小さいうちは 図書館に行くのもままなりませんし、 いつでも家にあった本はそれこそ覚えるほどに読まされて、 親子ともに心に染み込んでいる思い出になっています。)2.時間の許す限り子供に絵本を読んでやる少しでも時間があったら、親のほうから「本読んであげようか」と声をかけ、本を読み聞かせてやるようにしました。子供に「読んで」とせがまれたら、できるだけ他のことは置いておいて、まず子供に本を読んでやり、次々に「読んで」と本を持ってこられても、「後で」とか「もうこんなに読んだからいいでしょ」とか言ったり、嫌な顔をしたりせずにできるだけ読んであげます。12冊の月刊絵本を次々と「読んで」と持ってこられてそれを毎日のように全部読んでいた時期もありました。2歳ぐらいでも、12冊の絵本の読み聞かせを聞き続けられる子供の集中力って、すごいものですね。逆に、読み聞かせの途中で飽きてしまった場合には、無理やり聞かせることはしないようにしていました。「本を読む時間は楽しい」という思いを育てることが一番大切だと思っていましたので、「子供が読んでほしがるならどんどん読んであげる、 嫌がった場合には決して強制しない」という方針で、読み聞かせをしてあげていました。3.家のあちこちに本コーナーを作るリビングの入り口、リビング奥、書斎、寝室、1階のおじいちゃん家と、それぞれに本コーナーを作り、いつでも本が子供の目に止まるようにしました。本は、時々目立つ場所にある本を入れ替えたりして、常に子供に目新しさを感じさせる工夫をしました。寝室に本を置くと、寝る前に絵本を読み、朝の起き抜けから、また「読んで」とせがまれたりしますが、できる限り子供の希望通りに読んであげるようにしました。日本語環境にいる子供なら、そこまでしなくても自然に日本語を身につけますが、海外で、一日の大半を日本語以外の言語環境で過ごす子供にそれなりの日本語を身につけさせるには、親との日本語での会話以外に日本語の本の存在が大きな部分を占めると考えたため、親が多少無理をしてでも、本を読み聞かせてやるようにしていました。4.通信教育を利用する3歳から「こどもちゃれんじ」の通信教育教材を活用。(0~2歳向けのこどもちゃれんじは友人の子のお古を活用。)本やDVDも子供の年齢に合わせてうまくできていますし、海外で子供の日本語力を育てるのにとても有用だと感じています。毎月海外に届けてもらうと送料等もかかり高くつきますので、つばめは子供の年齢より1年上の教材を頼んで日本の実家にためておいてもらい、日本に帰省した際に1年分をまとめて中国に持って帰り、1か月分ずつ出して使っていました。ひらがな・カタカナも、こどもちゃれんじのおまけでついてきたひらがなマシーンやカルタなどで自然に覚えていきました。5.本読み発表体験で自信をつけさせる4-5歳ぐらいになると、日中ハーフの子供が集う会などで、みんなの前で絵本を読む体験をさせました。同じフレーズを繰り返すだけで読める絵本や、家で何十回も読み聞かせてもらってほとんど暗記している絵本などを読ませ、「日本語の本が読める!」という自信を育てました。本当に字を読んでいるかどうかは大切ではなく、読めるという自信を持たせたり、本を読む雰囲気を楽しむということが大切だと思います。つづく。↓リビング入り口の本コーナー。 つばめが子供の頃に母に読み聞かせてもらった思い出の本たちなど。 今でも本を開くと母の声が脳裏に蘇ります。 子供は、読み聞かせをしてもらった時のうれしさや 親の声のぬくもりを、一生覚えているものです。PUOB8501 posted by (C)つばめ↓こちらもリビング入口。 幼稚園児向け「こどものとも」「かがくのとも」シリーズは、 薄くてよい本が多いので、古本屋で出会うと迷わず購入。 中国語版が出版されているものは 中国語版の絵本を購入して日本語を書き込み、 両方の言語で読めるようにしてあります。TGET7664 posted by (C)つばめ↓リビング奥、テレビ横の本棚はこんな感じ。 (中国語の本も一段だけ置いてます。)IMG_6785 posted by (C)つばめ↓書斎。こちら、すでにあまり読み聞かせしなくなった本を 置いてあります。しかし、最近自分で文字を読めるようになった ふたり目ちゃんが、このあたりの本をまとめて引っ張り出して 読んでいることも。IMG_6788 posted by (C)つばめ↓寝室にも。寝る前に読み聞かせます。 時々、寝室とリビングの本を一部入れ替えます。IMG_6791 posted by (C)つばめIMG_6792 posted by (C)つばめ↓寝室にある中国語の本。IMG_6793 posted by (C)つばめ中国語の本は、親戚に買ってもらったり、夫が購入したりですが、子供のレベルや興味を考えずにいきなりセットで購入したりするので、結構長い間、積んだままでした。せっかく買っても、置いとくだけじゃ、子供が自分で読むことはありません。が、子供が小学校に入り、中国語の本読みが宿題に出るようになってから、夜、夫が寝かしつけに中国語の本を読み聞かせるようになり、中国語の本もやっと日の目を見ることになりました。やっぱり、最初は読み聞かせてやらないと、子供は自分で本を読もうという意欲も沸いてきませんよね。小3の息子は、最近中国語の本も手に取って読むようになりました。(漫画中心ですけど苦笑!)↓アパート1階の義父の家の3段ボックス棚。 毎晩、義父の家で夕食を食べてから6階の自宅に上がるので、 ご飯前などに自分たちで読めるように本を置いています。MGWO0442 posted by (C)つばめTNWN4635 posted by (C)つばめMTJV4277 posted by (C)つばめ↓そういえば、トイレにも、 中国語版のしまじろう(幼児用)を置いています。 そのせいで、子供たち、なかなかトイレから出てこない。。(苦笑)IMG_6826 posted by (C)つばめ
2017/11/07
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