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おおみそかの26日から始まった春節の連休も今日で終わり、夫も明日から出勤です。さて、春節期間にうれしかったチビの変化が2つあります。1.チビちゃんがごきげんでいる時間が増えた春節に満3ヶ月を迎えたチビちゃん、ごきげんでいる時間が増え、親子3人で床に寝転がってテレビを見たりできるようになりました。それまではだいたい、ぐずって泣くのをあやしているか、寝てもベッドに置くと目を覚まして泣くのでずーっとだっこしていることが多かったのですが、起きている時間もご機嫌でいてくれ、眠いときも、あまりぐずることなく寝てくれるようになり、育児も随分楽になってきました。それに最近、ますます愛嬌がよくなって、誰があやしてもすごくうれしそうに笑います。一人遊びをして、何かおもしろいものを見つけて一人で笑っていることもあり、そういうチビちゃんを見ているとこちらもうれしくなります。2.チビちゃんが首を持ち上げられるようになった春節休みのお父さんが、チビちゃんを自分のおなかの上で仰向けに寝かせてみると、チビ、首をもたげて左右を見渡しました。しばらくすると力尽きて、バタンと倒れ込みましたが、またがんばって首を起こそうとします。思わず、「チビちゃん、えらい!」と言ってしまいました。それまで、だっこしていると首を後ろに反り返らせて抱きにくかったのですが、どうやらああやって首の筋肉を鍛えていた模様。だてに暴れていたわけではなさそうです(笑)。今年の春節休みは、どこにも出かけられなかったけど、チビちゃんの成長が感じられてうれしい春節でした。↓お父さんにあやされて笑うチビちゃん 生後92日
2009/01/31
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↓お父さんを見上げるチビちゃん。 表情にも、ちょっぴり子供らしさが出てきました。
2009/01/31
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夫の勤める会社では、毎年、年末(春節前)にその年の優秀管理職を選定して海外旅行などの褒章を与えることになっている。去年は夫の上司Zさんや同僚Lさんが表彰され、5泊6日の日本旅行に出かけたそうだ。さて、その旅行、1人1万元(約15万円)の豪華ツアーだったそうなのだが、実際日本に着いてみると、別の旅行社から来ている中国人団体客と一緒に案内され、ホテルも食事もいまいちだったらしい。疑問に思って別の旅行社から来た人たちにツアーの値段を聞いてみると、なんと5000~6000元だという。自分たちの半額に近い値段ではないか。怒ったZさん一行は、ツアーに組み込まれた食事を食べずに街に繰り出し、神戸牛やふぐ鍋などをたらふく食べたそう。それを聞いて、なんて贅沢な、と思ったが、中国内で贅沢に慣れている彼らは、物価が高い日本に行っても、同じような消費行動を取る。いやむしろ、たまにしか行けない海外旅行ということで、より消費に歯車がかかると言っていい。昔は中国人というと貧しいイメージがあったが、今、海外旅行でもしようかという中国人は、平均的な日本人より、よっぽどリッチが身についている。たとえ所得が日本人の平均所得の数分の一だったとしても、中国は物価が安いので、生活必需品にかかるお金はたかが知れている。自然、給料のかなりの部分が自由に使えるお金となり、彼らのように大手企業の管理職だと、外車を乗り回し、不動産の2つや3つは普通に持っていたりする。そういう彼らが、日本に旅行に来て、いかにも節約しました、というような、辛気臭いホテルや、いまいち料理に納得するわけがない。これは別に日本側旅行社の手配が悪いというわけではなく、中国側の腹黒い旅行社が間でたっぷりマージンを抜いた結果だと思うが、そんなことで日本のイメージが悪くなってしまうのはとても残念。せっかく日本に遊びに来た中国人観光客には日本の心地よいサービスとおいしい料理を味わって帰ってもらいたい。日本の旅行社も、信頼できる中国の旅行社と組んで、ちょっと値段は高くてもいいからお客さんがまた日本に遊びに来たいなあ、とと思ってくれるような素敵なツアーを企画してほしいと切に思うつばめなのであった。
2009/01/30
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おとといの新聞の一面に、「今年の不動産市場の価格は値崩れしない」というような記事が載っていた。中国政府のシンクタンクである「中国科学院」の報告によると、「世界的な金融危機がどのぐらい中国の不動産市場に影響を与えるかは不透明な要素もあるが、需給バランスから考えても、わが国の不動産価格は大きくは崩れないし、大幅な調整はないだろう」とのこと。また、「政府も不動産価格の維持安定に務め、財政等の手段を通じて値崩れを防ぐ構えである」そうである。中国の新聞は、政府の意思表明みたいなところもあるから、金融危機の影響を受け、中国市場が失速することを恐れる政府が様々な手段を使って不動産市場の安定を図ろうとしているのは明らかだ。さて実際はどうなるか。中国政府は「やるといったらどんな手段を使ってもそれを実現させる」という頼もしい!?ところがあるから、本当に言ったとおりになるかどうか、お手並み拝見というところ。政府は中国株式市場のほうも下支えしようとしているとみえ、春節休みに入ってから、連日、市場救済の新政策が出たり、今年の株式市場の明るい見通しが新聞の見出しを飾っており、何とか上昇ムードを作って、世界金融恐慌に巻き込まれずに自力発展していきたいという強い意志が見え隠れする。実はつばめ、春節前に中国株を買おうかどうか迷ったのですが、今後どうなるか分からないし、、、と戸惑っているうちに春節休みに入ってしまったのですが、毎日、中国の新聞を読んでいると、なんだか休み明けは、株式市場も上がり調子になっていく気がしてきました。これも中国メディアに洗脳されているのかもしれないけど(笑)。。。さて2009年、中国市場は、世界金融危機の影響を吹き飛ばす勢いで、独立した歩みになっていくのか。楽しみに見守りたいと思います。↓1月27日の「北京青年報」の一面記事。
2009/01/29
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春節2日目の昨日、夫とともに5環外に購入したマンションの部屋を見に行きました。このマンション、昨年5月に購入の際には住宅として低金利のローンが組めるとのことでしたが、それができなくなり、そのままになっていました。すでにマンション価格の半額を払い込んでいたので、引くに引けず、どうなるのかと販売会社からの連絡を待つしかない状態が続きました。このマンションは、前の開発会社が倒産か何かして、何度も開発会社が変わっているとのことで、私たちも、もう払い込んだお金は戻ってこないかもしれない、部屋の引渡しもちゃんとしてもらえないかもしれないと覚悟していたところ、つばめが臨月に入った10月に連絡があり、マンションが商業ビルとしての登録となるので、その金利でローンを組んでくださいと言われました。イヤだと言ってももうどうしようもないので、相手の言うままに、以前より高い金利で銀行ローン契約を交わしました。また引渡しも元は10月と言っていたのに、「オリンピックのせいで、納期が遅れます」とのこと、結局年末の引渡しとなり、夫が鍵をもらいにいきました。そんなあれこれの問題があった物件でしたが、実際に新しくてきれいな部屋を見ると、やっぱり心が弾みます。今はまだ、マンションの周りは空き地だらけですが、2010年にはマンションの目の前に地下鉄5号線の駅ができるとのこと。マンションの1-4階までがショッピングモールになるようなので、これからが楽しみです。
2009/01/28
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春節の日に生後90日を迎えたチビちゃん、今日、お父さんに車を買ってもらいました。3ヶ月ではや車デビューです。さっそくうちの中で新車に乗ってごきげんのチビちゃん。私たちもベッドに寝かせていると、様子が見られなくて不便だったのですが、これに乗せておけば、リビングでチビちゃんを見られるので、安心です。これに乗って、公園デビューできる日ももうすぐかな。今日の北京の気温は、3~-6度。早く暖かくな~あれ。↓コンビのベビーカーに乗るチビちゃん。 「楽友」というベビー用品店で買いました。 このお店の商品は、カタログやネットで見て注文すると、 翌日に無料で家まで届けてくれるので便利。 ほとんどの赤ちゃん用品がここで揃います。
2009/01/27
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今日1月26日は、旧暦の1月1日春節、新しい年の始まりです。皆様に謹んで新年のお喜びを申し上げます。きのうの大晦日は、チビちゃんを床に転がしておいていつもは手の回らない窓の拭き掃除やカーテンの洗濯など、一日忙しく大掃除。夜は家族みんなで食卓を囲んで「春節晩会」という日本でいうと紅白のような番組を見ながら、無事、新しい年を迎えました。今年、ちょっと心配だったのが、中国のお正月欠かせない爆竹。あのすさまじい音に、チビちゃんはどう反応するのか。さて夜12時になり、爆竹の音が鳴り響く中、チビちゃんは・・・。つばめの腕の中で、ぐっすり眠っていました。ちょっとやそっとの爆竹の音にはびくともせずに眠るわが子に、ほっとするやら、おかしいやら。「爆竹を鳴らさないと、新年を迎えた気がしない」と、新年を迎えるとすぐに、外に爆竹を鳴らしに出た夫、「来年は歩けるようになった息子を連れて、一緒に爆竹を鳴らすんだ」と張り切っています。おおみそかと、今日、春節の2日間は24時間爆竹を鳴らしてよいことになっていて、今もあちこちでバンバン、ドーンと大音響が響いています。うちの子のように、すやすや眠ってくれる子だといいけれど、敏感な赤ちゃんを持つ親御さんたちは、どうやって寝かしつけるのでしょうね。明日以降も、時間制限はあるものの旧暦の正月15日までは爆竹OKなので、しばらくにぎやかな日々が続きそうです。今年は牛年。我が家にとっても縁深い年です。今年もよき一年になりますように。↓チビちゃんが手を合わせて 皆様に新年のご挨拶を申し上げます。
2009/01/26
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随分前から、中国中央テレビ経済チャンネルでジャッキ-チェンなどの有名人が若者に奮起を促すような人生の成功の軌跡などを語る「創業英雄会」のCMをたびたび目にしていたが、一体何のコマーシャルなのかよく分からなかった。それが今日、たまたまテレビをつけてみると、「創業英雄会―青年創業中国強―」という番組をやっていて、今までのCMは、この番組の宣伝であったことが分かった。番組では、成功した青年企業家たちを招いてその軌跡を紹介し、アリババなど上場企業の創業者がこれら若き企業家に対してコメント。18~35歳までの青年企業家に資金を提供したり、アドバイザーをつけたりして支援するYBCという組織も紹介され、若者に起業を促すような内容だった。青年がどんどん起業することで社会に勢いと活力、そして雇用をももたらすことになる。それを見越して、中国は国を挙げて、番組の宣伝までして、青年に起業を促しているのだな。もちろん、全ての人に起業を勧めるのではなく、起業のリスクも知った上で能力のある人はがんばってほしいということだと思うけど。。。番組で紹介されるような青年企業家がどんどん出てくるチャンスにあふれているのが今の中国なのだろうな。そんなことを思いながら大晦日の掃除に明け暮れる今日のつばめなのでした。
2009/01/25
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チビちゃんが生まれてから、セールス電話が頻繁にかかってくる。チビが退院してまもなく、「病院の者ですが、赤ちゃんとの生活は慣れましたか。何か問題はありませんか。」という電話があり、いろいろ子供の様子を話したりした後、最後に、「お子さんの記念写真を撮りませんか」と言われてやっとセールスの電話だと判明。それを皮切りに、チビの胎毛で筆を作らないかとか、いろんなセールス電話を受けるようになった。昨日も電話を取ったら、「お子さんの100日記念写真いかがですか」というセールスだった。それにしても。どこでつばめ家に子供が生まれたことが分かったのだろうか。考えると、出産した病院から出産情報のデータが漏れているとしか思えない。結構ちゃんとした病院だと思っていたが、それでも内部の人間が情報屋にデータを売ったりするものなのか。日本もどこからうちの情報を手に入れたのだろうというようなセールス電話を受けることがあるが、中国も負けず劣らずだなあ、とありがた迷惑な今日この頃のつばめである。
2009/01/23
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日本では産後1ヶ月検診があると思いますが、こちら中国では産後42日前後に検診を受けることになっている模様。つばめも産後42日(1ヶ月半)に検診を受けました。ちなみに検診費用は無料。つばめが出産した北京五洲女子医院では「出産予定日の1ヶ月前までに出産費用の2万元(約30万円)を払い込むと、産後の検診カードを無料プレゼント!」というキャンペーンをやっていて、つばめもそれで事前に出産費用を払い込み、無料でカードをもらいました。さて、予約して産後42日目に病院に行ってみると、病院の「健康管理センター」に案内された。人間ドッグみたいな感じで、つばめのもらったカードも、健康診断一式を検査してくれる1000元だか2000元だかの結構な値段のセットだったよう。まずは血液採取。入り口近くの小部屋で2つの試験管に血液を採取。その後隣の部屋で心電図と骨密度を測り、内科、婦人科、乳腺科、カラー超音波室を回り、最後に尿検査と身長、体重、基礎代謝率と脂肪率を測って終了。さすが私立病院、公立病院と違うのは、人が圧倒的に少ないこと。科ごとにひとつの部屋を割り当てられていて、医師が暇そうに待機している。だから、どこの科もつばめが行くと待ち時間ゼロですぐ見てくれた。これだけの検査を全部回っても1時間ちょっとで済んだのもそのおかげだ。医師も、公立病院で長く活躍した腕のいい医師を高給で引き抜いてきているよう。ただ、検査している途中に、何も説明してくれないのは公立病院と変わらない。日本だと、検査しながら、「あー、○○にちょっと影が見えるね」とか、「どこも問題ありませんよ~」とか、その場で分かることは教えてくれたりすることが多いと思うが、中国ではそれがない。無言で検査して、結果は後で渡す検査結果の紙に全部書いてあるから、それを見てくれという感じなのだ。(中国の病院はどこも患者であふれているから、ひとりひとり相手にしていられないのだと思うけれども)五洲は私立病院なので、さすがにお客(患者)に対する当たりもソフトで、検査しながらつばめが「異常ないですか」などと聞くと簡単に答えたりしてくれたが、なんとなく物足りない感じ。公立病院だと、質問しても無視されたり、全く質問できる雰囲気でなかったりするので、それよりはずっといいが、でももっといろいろ説明してほしいのになぁ、と思いながら病院を後にした。2週間後、夫が病院につばめの検査結果を取りに行ってくれた。血液検査の詳細や各科の検査の結果と注意事項が報告書の中にそれぞれ書かれている。でもねぇ。つばめのほしいのは、こんな報告書よりも、お医者さんと面と向かってのコミュニケーション。こんな詳しい報告書なんてなくても、面と向かって「大丈夫ですよ」と一言言ってもらえるだけで、紙に「異常なし」と書かれているよりずっと安心できるのになぁ。病院の機械などの設備は、日本の大病院に負けず劣らずの立派なものだったけど、患者に十分な説明をしたり、安心感を与えるというようなソフト面ではまだまだ患者本位にはなっていない気がした42日検診でした。
2009/01/22
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こちら中国はまもなく春節、新しい年を迎えます。旧暦の12月8日には8種の穀物や豆の入った「八宝粥」を食べ、23日には、麦芽飴を食べて台所に住んでいるコンロの神様が天国に帰って家族の報告をする際に、甘い言葉を言ってくるようにお願いし、2日前から爆竹の販売が解禁されました。テレビも「年夜飯(年越し料理)」の料理番組が流れ、日一日と、新しい年を迎えるムードも盛り上がってきました。夫もこのところ毎日、あちらこちらの「年会(忘年会)」に出かけ、お酒を飲んで、午前様。会社も年の締めくくりの会などを行って年越しモードに入っている模様。つばめも家の中を少しずつお掃除。チビが寝ている隙などに、ちょこちょことあっちを拭いたり、こっちを片付けたり、という感じなので、掃除も本格的にはできませんが、それでもなんだか年越し気分になってきました。今年の春節(旧暦1月1日)はいつもよりちょっと早く、1月26日です。春節まであと5日。カウントダウンの毎日です。↓カメラ目線のチビちゃん(生後59日)。 思わずおでこにしわが寄っちゃいました。
2009/01/21
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出産後、情緒不安定になり、しょっちゅう涙を流していたつばめ、産後3週間を過ぎる頃から、少しずつ情緒が安定してきてだんだん涙を流さなくなってきました。中国の習慣で、産後1ヶ月になるまで、ほとんど屋外に出たことがなかったつばめも満1ヶ月経って、たまには外に出られるようになり、随分気分も落ち着いてきました。その頃から、チビちゃんが夜、少し長く寝てくれるようになったのも情緒安定に関係しているかもしれません。それまではチビをかわいいと思う心の余裕もなく、とにかく泣いたら抱き上げておっぱいをやるという繰り返しで必死でしたが、1ヶ月を過ぎ、時々はチビをしげしげと眺める余裕が出てきました。またチビが泣いても、それほど取り乱さなくなりました。ちょっと慣れてきたっとことでしょうね。完全に情緒不安定を脱したと思ったのは、産後42日健診が過ぎて、アパート1階の義父母の家から6階の自分たちの家に戻ってきてから。本当に、つきものが落ちたようにすっきりした気分になりました。思えば、自分の家ではなく、義父母の家で過ごしていたことも、ストレスになっていたところもあったのかもしれません。1階の家では、至れり尽くせりで、つばめはなーんにもせずに全てやってもらっていたのですが、チビを泣かして迷惑をかけてはいけないというプレッシャーもあり、やっぱり自分の家に戻ったときは、すごく自由な感じがしました。新聞を読んだり、テレビを見たりする余裕もできて、少しずつ普通の生活に近づいてきた気がします。今もチビちゃんを外に出してはいけないと言われるので、つばめだけ、週に1回、チビを預けて外に買い物に出ていますが、授乳もあるし、チビが泣いて義母を困らせてないかと気になって、1時間も外に出られません。早く春になって、チビちゃんを連れてお出かけできるようになればいいな。
2009/01/21
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おとといの新聞に、幼稚園についての記事が載っていた。これから新しく造る住宅地区には必ず幼稚園を設置することになったそうだ。聞くところによると、中国も需要に対して幼稚園の数が少なく、入学する半年も一年も前からコネを探したり、高い寄付金を払ったりと大変らしい。幼稚園を探すのも、父母ではなく祖父母が探すことが多いようで、子供のおじいさんが幼稚園を探して東奔西走する記事が紹介されていた。就学前の教育制度について、今まで政府の介入が少なかったので、幼稚園の費用もまちまちで、需要が多いため、相当高い費用を払わないと入園できないようなところが多かったみたいだが、今回、政府が介入して、幼稚園の園費などの基準も示していくらしい。そういえば、夫の友人夫婦は子供を民間の幼稚園に預けて、月4000元(6万円)かかっていると聞いた。一人っ子だから、費用が高くてもやっぱり設備が整ったしっかりした幼稚園に預けたいという親心。その幼稚園は、室内にカメラが設置されていて、両親はインターネットでいつでも子供の様子を見られるようになっているとのこと。すごいなあ、と思うとともに、幼稚園のことを基本的に信用してないんだな、と思った。それにしても。月4000元かぁ。安くない費用だ。ちょっとやそっと働くぐらいじゃ、チビちゃんの幼稚園費用をまかなえないな。チビちゃんが幼稚園に入る頃には、政府が幼稚園費用をコントロールしてくれて、ちょっとは負担が少なくなっているといいな。↓チビちゃん生後62日。幼稚園まであといくつ?
2009/01/17
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今日は久しぶりに中国家庭料理を紹介。最近食卓に上って、とてもおいしいと思った一品です。《セロリと燻製豆腐の中華和え》1.セロリを削ぎ切りにして、サッとゆでます。2.燻製豆腐を薄切りにします。3.中華鍋に油を多めに入れ、乾燥赤唐辛子を1つ入れます。4.小口切りした長ネギと、薄切りしたにんにくを入れます。5.燻製豆腐を入れ、塩をふります。6.セロリを入れ、軽くひと混ぜして、火を止めます。7.黒酢とごま油を回し入れて出来上がり。作り方を見ると炒め物のようですが、冷菜です。油に唐辛子、長ネギ、にんにく、燻製豆腐で味を出し、ドレッシングを作ったと思えばいいかも。日本にも燻製にした豆腐って、あるのかな?料理に深みが出ておいしいですよ。↓百合根を軽くゆでて入れてもおいしいです。
2009/01/15
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夫には1ヶ月もの間、チビちゃんのミルクやりや洗濯、買い物等、雑務から精神的サポートまで、かなり支えてもらっていたつばめですが、もうひとつ、すごくうれしかったサポートがあります。つばめとチビちゃんの42日健診(←日本は1ヶ月健診ですよね)も終わり、1階の義父母の家から6階の自宅へ戻った時、夫が「夜は前半はボクが居間でチビちゃんを見るから、つばめは寝室でゆっくり寝て」とチビちゃんを預かってくれたことです。つばめは、チビちゃんが横にいるだけでチビの息の音やちょっとした変化が気になるし、寝返りも自由に打てない感じで、ぐっすり寝られなかったので、この夫の申し出には本当に助かりました。それから毎日、夜1階でご飯を食べて、21時頃、6階に戻り、つばめがおっぱいをやって寝る準備をした23時以降は夫の出番。「チビが泣いても、つばめは気にせず休んで」と言って、泣いたらミルクをやったりあやしたりして、夜中の2時ぐらいまでチビちゃんをひとりで見ていてくれたのです。確かに、母乳をやる以外は、男の人でもできることなのですが、昼間仕事をして帰ってきてなお、夜もチビの面倒を見てくれたことには感激しました。夜中の2時か3時にチビちゃんが泣いたら、夫がチビをつばめの元へ連れてきて、夫の仕事は終わり。それから朝まではつばめがチビの面倒を見ます。夜2時以降、どれだけチビが泣いて騒いで寝られなくても、前半に3時間寝ていたら、つばめの身体はなんとかもちます。それまでは3時間なんてまとめて寝たことがなかったので、6階に戻った初日、夫にチビを預けてぐっすり寝たときは本当に気持ちがよかったです。ところが最近、チビちゃんはつばめのにおいを覚えたのか、夫がいくらあやしても泣きやまないのに、つばめが抱き上げた瞬間、泣きやむということが何回かあり、それ以来、夫は「やっぱりきみじゃなければだめみたい」とチビを預かるのを渋りはじめました。チビが泣いたらすぐ、つばめのところに連れてきます。あきらめずにあやしたら泣きやむと思うのですが・・・(笑)。それでも週末などは、夫が「今日はボクが預かるよ」と見てくれたりするので、うれしいです。いつも24時間チビと向き合っているので、ちょっとの時間でも、安心してチビちゃんから離れられると、息抜きになってほっとします。歌が下手で、外では絶対カラオケなんて歌わない夫が、チビちゃんをあやしながら子守歌など歌っているのを聞いたりすると、「この人と結婚して、この人の子供を産んでよかったな」という気持ちになります。チビちゃんのお世話はまだまだ大変ですが、夫や義父母のサポートを全面的に受けて子育てできるつばめはとても幸せだと思います。
2009/01/13
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強がっていても結構こわがりの夫、立会い出産なんてできるのかなぁ、という感じでしたが、つばめのお産の進行が早かったおかげで、「思ってたより怖くなかった」そうで、チビちゃんのへその緒も夫が切りました。陣痛や出産の際には、そばにいるだけしかできなかった夫ですが、出産後の働きには、目を見張るものがありました。まず入院中の3日間。会社に産休届を出した夫、病院に泊まり込んで24時間体制でつばめとチビちゃんのお世話をしてくれました。退院後は有給休暇を1週間ほど取ってくれ、昼間だけでなく、夜も起きてチビちゃんのミルクやりを担当。そのせいでつばめは出産後ずいぶん長く、チビちゃんにミルクをやったことがなかったぐらいです。つばめ達は普段アパートの6階に住んでいますが、出産後、つばめとチビちゃんは同じアパートの1階にある義父母の家に居候していました。さて、夫は夜は6階に戻って寝るのかと思いきや、6階にちょっと上がって用事を済ませたらすぐ1階に戻ってきて一緒に夜の授乳のサポートをしてくれました。6階だったら、チビの泣き声に邪魔されずにぐっすり寝られるのに、わざわざ1階で一緒にチビの世話をしてくれたのには、精神的に本当に助かりました。つばめは毎日の授乳やおしっこ・うんちの時間などをノートに記録しているのですが、夫はちょっと出かけて戻ってきたら、そのノートをチェックして、チビちゃんとつばめの状態を把握してくれるのも、うれしかったです。当時のつばめは逐一チビちゃんの状態を話すのを聞いてくれる人がいるだけで、心の中の不安が軽くなる気がしたものです。普段家事をほとんどしない夫が、1ヶ月半もの間、毎日チビちゃんの汚れ物を洗濯してくれたのにも驚きました。うんちのついた洗濯物なんて、きっと触れもしないだろうと思っていたのだけど。。。産後、精神的に不安定だったつばめ、チビが泣きやまない時、どこか痛いんじゃないかと急に不安になって、6階で洗濯物をしている夫を1階に呼びつけたことまでありました。精神的に相当夫に依存していましたよ。夫がちょっと買い物に出るだけで、いつ帰ってくるかと待ち遠しかったです。それにしても、これほど夫が当事者感覚で育児に参加してくれるとは思いませんでした。聞くところによると、うちの夫だけが特別というよりも、中国人の男性は、夜の授乳を手伝ったり、家事を引き受けたりするのは結構当たり前という感覚のようです。産前は出張もキャンセルし、産後は休みを取りまくった夫、仕事のほうは大丈夫なのかとちょっと心配ですが、こういうときこそ人間関係がものをいう時。同僚や上司に相当助けてもらっていたようです。こういう融通が利くのも、中国ならではかもしれませんね。夫に感謝、おおらかな中国の会社に感謝の毎日です。
2009/01/12
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生後1ヶ月過ぎから、なんとなく人間らしさが出てきたチビちゃん、笑顔が見られるようになってまもなく、機嫌がいい時に「ギー」「グー」というようなのどを鳴らす声を出すようになった。「ゴー」と聞こえることもある。チビが「ギー」と言った時、こちらが「ギー」と返してやると、またチビが「ギー」と言ってくる。なにやら話をする練習をしているみたい。それにしても。「アー、アー」「ウー、ウー」という「あいうえお」系(←動物的)の泣き声の後は、「かきくけこ」じゃなくて、「ガギグゲコ」系(←ちょっと人間的?)の発音練習をするんだね。日本語教師のつばめとしては、チビちゃんの言葉の獲得順番に結構興味を持っています。↓フードをかぶるチビ、生後62日。 ちなみに、つばめには「ギー」と聞こえるチビちゃんの声は、義父母には「ジー(ji)」とか「チー(qi)」と聞こえるようです。さて、チビちゃんは日本語と中国語、どっちの発音練習をしているのでしょうか。
2009/01/11
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人というのは、この世に生まれて最初の表情は「泣き顔」である。いや、これは表情とは言えないかもしれない。生まれた時は動物的な本能に任せて泣いているというのが本当だろう。人間は泣きながら生まれてきて、泣きながらこの人生を生きていく。これが人の根本の姿なのかもしれない。さて、「泣き顔」が人間のベースの顔だとしたら、「笑顔」は生後、学習して覚えるものである。新生児が寝入る間際ににこーっと笑うのは生理的微笑といって、意識的なものではないそうだが、その後、人がそばに来たり、あやしたりすると、うれしくて笑うようになる。笑顔というのは泣き顔と違って、人との関係の中で学ぶものであって、社会性の第一歩と言える。チビちゃんも生後1ヶ月ごろ、「チビちゃ~ん」と名前を呼びながら顔を近づけてチューすると、うれしそうに笑うようになった。この世に泣きながら生を受けて、それでも人は、人との関係の中に喜びやうれしさなど、いろんな感情を学びながらこの人生を生きていく。チビちゃんの表情の変化の中に、そんな人間の原型を見るような気がするこのごろである。↓あやされて笑うチビちゃん。 手足をばたつかせて全身で喜びを表現するので こっちもつられてほほえんでしまいます。
2009/01/09
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チビちゃん、生後2ヶ月を過ぎる頃から、おっぱいを飲んだ後、つばめの胸に顔をすり寄せてくるようになった。今までそんなことなかったのに。親の胸に顔をうずめて寝ようとするのがやけに人間らしくてかわいい。人間はやっぱり、人のぬくもりを求める生き物なんだな。↓床に寝転がるチビ。つばめが動くと、 こんなふうに顔を動かしてずっと目で追ってきます。
2009/01/09
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育児のもう一つの楽しみ。チビちゃんのかわいいお手手やあんよを触って遊ぶこと。本当ははだかんぼにして遊んで楽しみたいのですが、義母が「赤ちゃんが風邪を引く」と止めるので、残念ながらチビちゃんの裸を見る機会は少ないです。↓チビちゃんのあんよ。 すべてのパーツがちっちゃくてかわいいです。
2009/01/08
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やってみて初めて、育児の大変さというのを実感しているつばめだが、チビを育ててて楽しいことも結構ある。1.おっぱい前後のチビの表情おっぱいやミルクを飲むときの飢えたような目、「なんでわてがこんな目に遭わなあかんねん」って感じの憂いを含んだ涙目で宙を見つめながら、乳首が近づくと、首を左右に震わせてパクッとくらいつくのが何度見てもおもしろい。最近は、おっぱいに近づくとにおいか何かで分かるようで、大泣きをやめて、口を開けて「アッ、アッ」という短い声を出しながら乳首を探す。おっぱいに吸い付いて飲み始める時の超真剣な表情が笑える。おっぱいを飲み終えて乳首をペッと吐き出し、プハーッと息を吐いて上向いた顔が、目を閉じてまるで湯上がりみたいな気持ちよさそうな表情で、「世は満足じゃ」とでも言っているみたい。今日はおっぱい後、眉根をしかめてウインクした。チビの表情七変化を見ていると飽きない。2.電池切れ泣き叫ぶチビを抱き上げたとたんにピタリと泣きやみ、しばらくすると、電池が切れたように動かなくなった。眠りに落ちたらしい。数分後、また急に目覚めて大泣きを始めたので皆で大笑い。3.うんちブリブリおっぱいを飲みながら、ブリブリッとうんちしたチビちゃん。まるで「ボクは全然関係ありません」というようなそ知らぬ顔でおっぱいを飲みつづけるのがおかしい。おならもブーッとやって、そ知らぬ顔。4.寝入り際長いことあやして、やっと目を閉じたので、さあベッドに下ろそうとした瞬間、パチッと目を開けるチビちゃん。「ワテを下ろそうとしたやろ。そうはさせへんで」と言わんばかり。思わず笑ってしまう(まだ心に余裕があるときのみ)。5.人呼び声生後まもなくは、おなかがすいた時の「キーーーッ」という黄色い声と、「アー、アー」という泣き声の2種類しかなかったのが、今は色んな声を出すようになった。不満そうに抑揚をつけて泣くこともあるし、ひとりで遊んでいて眠くなったときには「アーイ!」と人を呼ぶのでおもしろい。6.チビの笑顔やっぱり極めつけはチビの笑顔。寝入り際ににっこりする他に人が来ると笑顔を見せることも。どのぐらいわかって笑っているのかは不明ですが、まさに天使のほほえみ。にこ~っと笑ってくれるとほんとにかわいいです。7.チビの寝顔笑顔もかわいいですが、無垢な寝顔を見てるとほんとに自分がこの子を産んだのだろうか、この子は私のものではなくて、天からあずかった命なのかも、なんて真摯な気持ちになります。・・・なーんてね。ほんとは寝てくれてる時だけがこっちの自由時間なので、寝顔を見るとほっとするんですよね!子供がいない人にとっては、これの何が楽しいの?って感じでしょうか。でもこれが今のつばめの生活の中のささやかな楽しみです。
2009/01/07
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チビちゃんのお世話をしていて、「育児ってほんと、修行みたいだな」と思うことが多い。特にチビちゃんを寝かしつける時。例えば夜中、授乳で30分同じ姿勢を保った後、チビがぐっすり寝入るのを待って、チビを腕に抱いたまま、また30分。チビが完全に眠りに入ったのを見計らって、そーっとベッドに下ろそうとした瞬間、ベッドが「ミシッ」ときしむ音でパチッと目を覚ますチビちゃん。1時間の苦労が水の泡。もう一度あやすところからやり直しです。泣き叫ぶチビちゃんを抱いてあやして、冬なのに汗まで出てきて、やっと泣きやんで寝付いたと思ってベッドに下ろして、布団の端をちょっと直したとたん、また目を覚まして泣き始めた時のショックといったら、言葉では言い表せない。まるで、賽の河原で積み上げた石がガラガラと一瞬で崩れるようである。この間は、夜中3時半に泣いたので、おっぱいをやると、片方だけ飲んでつばめの腕の中で30分ウトウト。そのまま寝てくれるかと思ったら、また泣き出し、もう片方のおっぱいをやったが泣きやまず、泣き叫ぶチビをベッドに置いて、ミルクを作りに走る。この時点ですでに4時半。戻ってきて抱き上げ、ミルクをやるがこれが飲まない。哺乳瓶を口に入れると二倍の声で泣き叫ぶ。どうやら眠くて泣いているようなので、あやして寝かして、ベッドに置いた瞬間に目を覚まして泣く、ということを何回も繰り返しているうちに、気がついたら空も白んできた。つばめはもう、眠いし、チビを抱っこし続けて腕も腰も痛いし、なんとかチビをベッドに寝かしつけて自分も休みたいと思うのだが、そう思えば思うほど、チビは寝てくれない。とうとう朝7時、つばめはチビをベッドに置くことをあきらめた。つばめの腕の中では寝るのだから、抱っこしたまま寝たいだけ寝させてあげよう。ベッドの端に枕を2つ置いて、それにもたれかかって座り、チビちゃんを抱くこと2時間。夫が起きてきて(夫はどれだけチビが泣いても寝られるのです)、「もう完全に寝てるから、ベッドに置いても大丈夫だよ」というので試してみたら、チビ、また目を覚まして大泣き。あやしている途中に泣き声が小さくなったところで、おっぱいを含ませてみたら、飲み始めたのでほっとした。それまで眠くて目をつぶって泣き叫び、おっぱいを飲める状態ではなかったのです。チビを抱きながら思ったこと。育児は人生修行である。「私は眠い」「私は腕が痛い」「私は休みたい」と、自分のことを考えれば考えるほど、焦りが出て、チビちゃんをベッドに置くことができない。そう考えると、己の欲を捨てる練習をしている気になる。育児は忍耐の連続。泣く子をあやすのも、じーっと何時間も抱いて寝かしつけるのも、忍耐力の訓練にほかなりません。自分でこれがしたい、あれをしようと思っていても、全く自分の思うとおりにできず、チビに振り回される毎日。思えばこんな体験、他ではなかなかできません。この世に、こんな世界があったとは、って感じです。人生、どこでどういう修行をするかは、神様がそれぞれの人の人生にプログラムしているのだと思います。子供を持たなくても、人生いろんなところに修行の場が待ち構えています。でももし、子供を持つかどうか悩んでいる人がいたら、「子を持ってみると、まさかこんな世界があったとは、という経験ができるよ」と言いたいです(笑)。
2009/01/06
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皆様、あけましておめでとうございます。2009年のお正月をどのように過ごしていらっしゃいますか。中国は1月1~3日がお正月連休でしたが、祝日は元旦のみ。1月2日(金)が休みになった分、今日4日(日)から仕事初めとなります。夫も今日から出勤です。つばめは今年、夫と結婚してはじめて、中国で元旦を過ごしましたが、中国で一番の祝日は春節(旧暦の1月1日→今年は1月26日)。日本のような年越しの感じはあまりありません。つばめもチビちゃんにかこつけて大掃除もせず、おせちもなしなので、なんとなく雰囲気が出ないですね。やっぱり、季節や祝日ごとに、そのときならではの食事をしたり、行事をしたり、ちょっと特別に片づけをしたりすることが、心の整理や区切りになるのだなあ、と思います。それでも元旦の晩には、義妹夫婦がやってきて、一緒に餃子を包んで食べました。これがこっち流の祝日の過ごし方ですね。つばめにとって2008年はオリンピック観戦にチビちゃんの誕生と、忙しくも充実した1年でした。日本での子育ても経験がないのに、いきなり中国で子育て、どうしたらいいのかオロオロしながらも、チビちゃんもはや2ヶ月、あやすと笑ったりするようになってかわいいです。最近、チビちゃんは「ぐずる」ことを覚えて、まとめて寝てくれないので、なかなかゆっくりブログを書く時間が取れないのですが、今年も日常生活の中で感じる「中国」を皆さんにお届けしていきたいと思います。本年もどうぞよろしくお願いいたします。↓生後45日目のチビちゃん
2009/01/04
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