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中国人が日本人には絶対言わない日本旅行の意外な本音(ダイヤモンド・オンライン)を頷きながら読んだ話のつづき。↑クリックで記事が見られます「いまだに現金で買い物 ファクスを使用する奇特な国、日本」これは日本旅行に行った全ての中国人が感じているに違いありません。中国はキャッシュレス化が進んでおり、大手スーパーや百貨店は当然のこと(たぶん普及率100%近いです)、近所の市場の八百屋のおばちゃんとこで買い物するのも、IMG_4874 posted by (C)つばめ(柱や壁のQRコードをスマホでスキャンして支払い完了)IMG_4310 posted by (C)つばめリヤカーの自転車修理屋さんでも、スマホスキャンで瞬時に支払いが済みます。IMG_5842 posted by (C)つばめ(リヤカーの扉にQRコード)IMG_5834 posted by (C)つばめその辺の道端の露天商はもちろん、乞食すら、小銭入れるカンカンの代わりに自分のQRコードを貼り付けて、スキャンして恵んでくれという人もいるとか。そんなふうなので、スマホさえあればほとんど現金を触らなくても事が済むのが今の中国です。(もちろん、銀行口座にお金が入っていないといけませんが。。笑)そんな中国から日本に来てみたら、「あれ?日本は先進国のはずなのに、どうして?」という疑問やとまどい、さもありなんでしょう。またペーパーレス化が進んだ中国から来ると、何でもかんでもまだ紙の日本に「えっ?」というのも感覚的によく分かります。「なんでも中国より安~い!」、これはもう、ずいぶん前からのつばめの日本帰省の実感そのもの。今の中国、世界のブランド品をはじめ、質のいい商品はたいがい手に入り、多くの人々が結構なお金を惜しげもなくはたいて、そういう質の高い商品を結構日常的に使っています。だから、今さら日本製品の質に驚くということはないのですが、中国価格に慣れた中国人にとって、日本での価格はまさに「ええーっ、こんな値段でいいの?」という感じですね。一時期の爆買いもやや落ち着きを見せているようですが、日本の物価の安さは魅力に違いありません。さすが作家の谷崎光さん、切り取る事象のひとつひとつが、そうそう、と頷きたくなるものばかり。最後に、中国の桃源郷と呼ばれる昔栄えた村、安徽省の西逓・宏村に日本をたとえて結ばれていましたが、そこだけは、完全にうなずくことはできませんでした。日本はやはり底力のある国ですよ、これからも他のどこの国も真似のできない独自の魅力を世界に発信し続けていくことができるはず、そうつばめは信じたいです。。↓どこでもQRコードのスマホスキャンで支払いが済む中国。 特に小銭の支払いが瞬時にできるのが便利ですね。 つばめも最初は日常の小額決済で使い始めましたが、 最近は高額の買い物にもスマホ決済を使うように。 今回日本帰省のチケットを旅行社のネットで購入しましたが、 パソコン画面に示されたORコードをスキャンするだけで、 一瞬で支払い完了したのには感動。IMG_E7060[1] posted by (C)つばめキャッシュカードだと、色んな情報打ち込んだりしないといけないのが、全く何もなしで早い!一度決済APPに情報を打ち込んでおけば、決済のたびに打ち込んだり、確認したりする必要なく、とてもスピーディーで快適に支払いを済ませられます。(中国の決済は基本的にデビット形式で、 今銀行にある現金を即時で引き落とす形なので、 キャッシュカードのように、カード会社が利用者にお金を貸す 信用取引ではないためでしょうかね)今はもうテレビ番組の契約金支払いから道端で中華クレープを買い食いする時まで、スマホスキャンが手放せません。指定の銀行口座への振り込みもスマホで簡単にできます。↓レストランも、グルメナビAPPなどで検索して、 ワンクリックで先にランチ割引セットのチケットを購入。(チケットを使わなければ返金もワンクリックでOK) レストランでは購入時のパスコードを告げるだけで決済完了。 日本でもそういうのはあるのかもしれませんが、 中国は普及率がすごいです。IMG_7062 posted by (C)つばめ228元のセットが159元、さらに時間限定で129元に!事前に調べてチケットを購入しておくと、ずいぶんお得。中国のスマホ普及率も日本よりずっと高く、若者からじーちゃんばーちゃんまで、露天商からレストラン、高級ブティックまで、どこでも、だれでも、スマホ決済を使っています。この他、中国版LINEとも呼ばれるWechatでは利用者どうしが電子マネーを簡単にやり取りできます。大人数での会食などでは、みんなワンクリックで幹事に会費を送金するので、幹事はお釣りの準備の手間や、いちいち現金を数える手間がなくなりました。つばめは、セキュリティの不安もあり、だいぶん遅くまで現金を利用していましたが、さすがに会食のたびに自分だけ現金を出して幹事を手間取らせるのが恥ずかしくなり、今は電子マネーを使うようになりました。一度使い始めたら、あまりに便利で、もう現金生活には戻れませんね。今では電子マネーを一日たりとも使わない日はありません。お年玉を送るのも、タクシーも、講座参加費の事前支払いもスキャンで瞬時に完了、グループチャットでマネーを送り合ったり、ゲーム感覚でみんなで奪い合ったりなど、電子マネーのやり取りはすでに中国で暮らす人々の生活の中に当たり前のように根付いているのです。
2017/12/30
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12月のある日、携帯でニュースを見ていたら、こんな記事が目に入りました。中国人が日本人には絶対言わない日本旅行の意外な本音(ダイヤモンド・オンライン)↑クリックすると記事が開きますその翌日に北京在住の日本人の友人たち数人と食事をする機会があり、この記事が話題になりました。記事に書いてあることは、中国に在住するつばめたちから見ても「そうそう!」と思うことばかりで、うなずくことしきり。「現在の中国人にとって今の日本は、 たくさんある旅行先の一つにすぎない」、確かに、中国の民営企業に勤めるわが夫の同僚たちも、ヨーロッパめぐりや、南国の島のホテルステイなど、行き先は本当に多種多彩です。日本は近くて安い庶民の旅行先のひとつですね。そして、日本人の前では「日本は素晴らしい国ですね」と耳障りのいいことを言ってくれるが、実際はいろいろ思っているという事実。「空港バスの荷物係が“老人”でビックリ 小柄な高齢者だらけの国、日本」なんて、つばめが数年前から日本帰省のたびに感じている印象そのもの。日本人のつばめでもそう感じるのだから、外国人ならより奇特な光景に映っているのは間違いありません。急速に高齢化が進んだ日本の姿に驚いたり、こんな老人になっても働かなければならないのか、老人が大切にされない国だ、と哀れに思ったりするようです。(見る側の勝手な感想で、ご老人自身は仕事に生きがいを 感じているのかもしれませんが、中国人の目にはそう映るということ。 中国は老人や子供にやさしくするのが当然という道徳観念が 広く普及している国です。)「街が小さくて古い インフラが更新されていない国」これも、中国から日本に戻ると、実感しますね。日本の建物は全般的に古く、数十年前から変わっていないイメージ。昭和のノスタルジーなんです。変化の激しい中国から日本に帰ってみれば、まるで時が止まっているようです。あるいは、自分の子供時代にタイムスリップしたかのよう。「日本の一戸建てはとても安い、使用期限のない私有財産なのに。」これも非常に実感ありますね~。うちの夫は、つばめの実家の近所の古い庭付き日本家屋がほしいとほざいております。その他、中国のスケールの大きい観光地に慣れた中国人から見て、日本のご当地自慢の観光地がちゃちく見える、割り勘があまりにも細かすぎる、オンとオフで豹変するビジネスマンにドン引き、男尊女卑がすごい国に見える、コンビニのエロ雑誌はあれ一体何?など、分かる分かると言いたくなる内容。「中国人と見た途端、態度が豹変」これは昨年、空港でつばめ自身も実際に体験しました。空港で働くバイトの老人に、子供の中国パスポートを見せた途端、態度が豹変してものすごくぞんざいな扱いをされ、非常に不愉快な思いをしました。おいおい、こっちは犯罪者じゃないんだからって(笑)。中国人は多かれ少なかれ感じているでしょう。つづく。↓王府井の歩行者天国。 高級デパートや専門店が軒を並べます。 ちょっとシャンゼリゼ通りみたいでしょ(なわけないか)? クリスマスから春節のこの季節、 夕暮れから夜にかけてライトアップがキラキラ輝き、 とてもロマンチックです。IMG_7298 posted by (C)つばめ
2017/12/29
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今年のクリスマスイブは日曜日。宿題を終わらせた子供たちを連れて夕方から外出。↓ちょっと外で遊んだ後、カフェで腹ごしらえ。IMG_7332 posted by (C)つばめIMG_7338 posted by (C)つばめIMG_7340 posted by (C)つばめ↓近くのデパートへ。IMG_7356 posted by (C)つばめIMG_7345 posted by (C)つばめIMG_7349 posted by (C)つばめIMG_7350 posted by (C)つばめIMG_7354 posted by (C)つばめ↓王府井の教会へ。IMG_7361 posted by (C)つばめIMG_7369 posted by (C)つばめIMG_7326 posted by (C)つばめIMG_7329 posted by (C)つばめ↓願い事を書いてIMG_7370 posted by (C)つばめ教会にも行き、街のクリスマスイルミネーションも楽しめて、素敵なクリスマスイブになりました。もちろん、おうちでもクリスマスケーキを食べ、子供たちはサンタさんが来るのを楽しみに、早く寝ましたよ♪
2017/12/28
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日中の笑いの文化の違いは、社会の複雑さの程度に関係があるのではないかと勝手に推測しているつばめ。そこから、中国人と日本人の違いについて、さらに思いをめぐらせました。中国人夫の人間関係を垣間見て思うのは、中国人の人間関係は、一般的な日本人のそれよりずっと複雑そうだということ。その人の言動には常に裏の意味がある可能性を考えに入れて動かなければならず、言っていることと思っていることが違うなんて当たり前。常に相手の持っている人間関係に注意を払っていないと、思わぬ落とし穴にはまる可能性があり、自己の言動にも常に注意を払う必要があるともいえるかもしれません。(中国人の人間関係の全てがそうだというわけではありませんが、 日本人よりそのような複雑な人間関係を より多く持っているようにみえます。)日本でも大手企業のトップや政治家など地位が上になればなるほど、そういうことはあるのかもしれませんが、一般大衆の人間関係でいえば、やはり、中国のほうが日本よりずっと利害や人間関係によって物事が動くことが多く、複雑性はずっと高いように見えます。日本人からしたら、ずる賢そうとか、裏があるなんて感じが悪いという感想を持つかもしれませんが、ボーっとしていたら裏をかかれるような環境で生きていかねばならないのだから仕方ありません。日本人が素直に正直に生きることをよしとすることができるのは、ボーっとしていてもだまされたりする心配の少ない平和と安心が保障されている社会環境だからです。そう言うと、日本人が平和ボケしているようにも思えますが、単純には単純のよさがあります。うちの夫など、日本人女性のつばめの、あまりにも裏のない単純さにひかれて結婚した部分もあったのではないかと思われてなりません(苦笑)。裏のない単純な人間関係ほど、安心で、疲れず、癒されるものはありませんよね(と自分を励ます、笑)。考えてみれば、日本という国は、単純で、善良で、家事能力抜群の奥さんのようなものかもしれません。ロジックで動かず、感情で動き、単純だけど、可愛くて、能力もすごい、そういう女性に男性は魅力を感じるところはあるのでは?(ロジックや大局から物事を見る視点には欠けるが、 細かいお裁縫も得意で、オムライスも天ぷらも 完璧に作ってくれるからそれで良い!)ぜんじろうさんは、講演で「日本は平安貴族になるべきだ」とおっしゃいました。平安貴族と同じく、みやびに、他にはないものを極限まで極めれば、日本はそれで世界と渡り合っていけるのではないかと思います。食べ物も安全で、レストランのレベルも高く、服もファッションも可愛さを極め、人々の文化レベルは高く、お行儀よく教養に満ちている。。。日本には、自身が気づいていない素晴らしいところがたくさんあります。そのような自身の持つ魅力に気づき、世界があこがれ、称賛するレベルまで、自己の優位性を極めるべきだというぜんじろうさんのご意見に非常に納得しました。日本人として、中国であこがれられる存在かというと、全くもって自信はありませんが、そうあろうと誇りを持って一人一人が努力することが必要なのかもしれませんね。私は、他国にはなかなか見られない日本の特長といえば、生真面目さ、几帳面さ、細かなところまで徹底的にこだわり、たゆまず研究・改善を続ける職人気質だと思っています。また、アニメや女性のカワイイ仕草、ファッション、メイク、おもちゃなど、日本は新しいものを生み出す独自のソフトパワーもいっぱい持っています。そのような自己独自の特長をはっきりと意識し、磨き、日本にはこれからも世界をリードする最先端の国であり続けてほしい、自分だけのオンリーワンの輝きを保ち続けてほしい、と心から願うつばめなのでした。(日本は世界から取り残されるのでは、という危機感からの願いです笑。 ぜんじろうさんの「平安貴族」という言葉には、「世の中の政治のことはよく分からない」という皮肉も 込められていたのでしょうか。)
2017/12/21
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北京学術交流会でぜんじろうさんの日中欧米の笑いの比較論を聞き、また帰宅して夫に中国の笑いについて聞いたつばめ、なぜ日本と中国の笑いは違うのだろうかということについて想像をめぐらせはじめました。中国は広大な国土を持ち、周辺諸国とも陸続きで、また56もの民族が混在する中で生きてきた人々を取り巻く環境は、日本と比べてずっと複雑なものであっただろうと想像します。諸外国に侵攻し、また諸外国に侵略された歴史もあり、内戦もありました。日本は、周りを海に囲まれた小さな島国で、民族も比較的単一であり、そこで暮らす人々の環境の複雑さの程度は中国と比べると低かったのではないかと思われます。さらに、日本は武士道の影響か、「まっすぐがいさぎよい」とされ、正々堂々と勝負し、いざとなれば切腹するのが美しい生き方とされるような美学があるような気がしますが、中国のような国情で、正面からぶつかってダメだったらいちいち切腹していたら、命がいくつあっても足りません。それゆえに、人々は複雑な社会を生き抜くために、正面からぶつかる前に必死で頭をひねり、あらゆる策略を練る必要があったのではないでしょうか。さらに、共産党一党独裁が続き、言論の自由が制限される中で、なんとか知恵をしぼって、自己に矛先が向かない形で、笑いに持って行きつつ言いたいことを表現するというような状況があったのではないかと想像しています。また、笑いにでもしないとやってられないほど、人々はシビアな環境に置かれていたのではないかとも思います。振り返って考えると、ハゲをハゲと言って笑うというのも日々のストレス解消には必要なのかもしれませんが、それはとても単純で、直接的、感覚的な笑いといえるかもしれません。言いたい主張があって、それを裏返して言うとか、場を和ませてビジネス交渉をスムーズに持っていこうというような、何らかの目的がある笑いではありません。(もちろん芸人さんは、笑いに持って行くための 流れ、リズム、演技などを真剣に考えているはずですが、 受け手のほうとしては皮肉やひねりのない素直な笑いということ)日本の笑いが比較的単純であるのだとすれば、それは、日本社会が長期にわたって比較的平和で、そこまで過酷な社会環境にはなかったということと関係があるのではないかと私は思っています。暖かで食べ物もいっぱいある南国の平和な島の笑いは、割と単純なのでは?皮肉めいたひねりの入った笑いというのは社会の複雑性を表しているように私には思えてなりません。つづく。ぜんじろうさんの講演は、予定を1時間以上オーバーする大盛況。夫が電話で、子供たちはつばめが帰るまで寝ないと言っているというので、大急ぎで帰ってみると、ふたり目ちゃんはママのパジャマを抱いて泣きながら眠ってました。小学校になっても、まだまだママが必要なんだな~、と思い知らされた次第。ごめんね。IMG_6906 posted by (C)つばめ
2017/12/20
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去る11月19日、北京学術交流会で吉本興業所属のお笑い芸人、ぜんじろうさんの講演を聞きに行きました。ぜんじろうさんは、日本からアメリカに渡り、その後、ヨーロッパやアジア各国でお笑い活動を展開してきたグローバルなお笑い芸人さんで、北京でもスタンダップコメディを広めようと活動されています。そのぜんじろうさんによると、今の日本は、ハゲた人に向かって、「ハ~ゲ!」と言って笑うような単純な笑いが幅をきかせているけれども、世界的には、上流階級の人になればなるほど、「あなたのヘアスタイルはとっても経済的ですね、シャンプーいらなくて!」というような、ひとひねり入ったようなウィットのきいたジョークを言うことが多く、ビジネスの初対面でもそういったジョークを交わすことからはじまったりするらしいです。ぜんじろうさんは、「笑いにはロジックが必要」と考えているそうですが、日本のインテリでそういう類の面白いことを言う人は見かけないとのこと。どうも、ジョークという笑いに関する文化が日本にはないようで(小話はあるが、ジョークはない)、世界を見渡すと、日本と韓国は皮肉というジョークが通じない国らしいです。へーーーー、不思議ですね。さて、中国のアッパークラスの人たちは皮肉やジョークと使うとぜんじろうさんがおっしゃるので、帰宅して、中国人の夫に聞いてみました。夫によると、ハゲをハゲと言うような笑いは中国にもあるが、それは最もレベルの低い知性の感じられない笑いであり、文化人になればなるほど、ひとひねりもふたひねりもある、皮肉めいたことを言って笑いを取ったりするそうです。中国には5000年の歴史があり、深い教養のある人ほど、そのような含みのあるジョークを言ったりするとのこと。(それが通じる相手かどうかは見極めて言うそうですが。)ただ、欧米のウィットやジョークのようなものと中国のそれとはタイプが異なる、と夫。タイプが違うにせよ、ひねりが入ったことを言うという点は欧米と同じで、それが教養と見なされる点も同じだと思いました。日本はそういう感覚自体がないような気がします。そこから、なぜ中国と日本の笑いの感覚はこんなに違うのだろうかということについて、つばめは思いをめぐらせはじめました。つづく。↓ぜんじろうさんが講演する学術交流会に参加。生の芸人さんを間近に見て、思わずパチリ。お話も楽しかったですが、場を盛り上げようというプロの気遣いやサービス精神をすごく感じました。IMG_6904 posted by (C)つばめ
2017/12/19
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前回の日記で、子供をバイリンガルに育てたいというつばめの思いは、単なる親のエゴなのかも、と思う時があるという気持ちを書いたところ、それを読んだある方が、「親の生身の感情から溢れる~させたい、してほしい、は きっと愛情として伝わっているはず」という温かいコメントをくださり、思わず涙が出そうになりました。確かに、うちの子供たちにとって日本語環境は自然な生活の一部になっているかもしれませんが、それは、親のつばめが、朝から日本語テレビに誘導し、日本語の本を揃え、チャンレンジタッチをさりげなくテーブルに出しておくなど、計算ずくの導きを行ってはじめて実現している環境です(苦笑)。子供はそんな親の計算ずくに気づかず、今日もドラえもんの漫画を見て笑っています。自然な環境(中国語)に逆らって、そこまであれこれ画策する自分って何なんだろう、そこまでして子供を自分と同じように育てたいのか、とそんな自分を嘲笑う目で見るもうひとりの自分がいるのも事実です。つばめの中には理性と感情というふたりの自己がいて、いつも違った意見をぶつけ合っています。子供にあれをさせて、これも身につけさせて、将来はこうさせたい、と一生懸命レールを敷く親は、たぶん、自分がそうやって育ってきたから、そうするのがよいという価値観を持っていて、子供も自分と同じように育てたいと思っているんじゃないかと思いますが、つばめも同様に、自分の育ってきた環境とできる限り同じ環境を子供にも準備し、子供に日本語を身につけさせ、日本的な価値観を植え付けたいと思っているのかもしれません。親は自分がよい、正しいと思う価値観を基準に子育てをするものであり、その価値観がなければどうやって子供を育てていったらいいのか、全く方針が立ちません。ただ、海外にいると、その自分の価値観や思いは絶対に正しいのだろうか、という声が時折り自分の心の中から聞こえてくることもあります。それでもやっぱり、自分の価値観や思い、気持ちに沿って子育てするしかないのでしょうね。ただ、子供は親と同じではない、親がよかれと思うことや、親の望みが子供のそれと重ならない場合もあるかもしれないということは、親はどこかで心に留めておく必要はあるのかもしれないですね。(そうしないと、愛情が押し付けに。。。)エゴなのか愛情なのかは自分でも判別がつきませんが、親が子の幸せを心から願う気持ち自体は本物です。私は悩みながらも頑張って子育てしている親の全てにエールを送りたいと思います。↓ふたり目ちゃんを連れて、北京民族楽団の音楽会へ。IMG_7002 posted by (C)つばめ↓初めて入った北京中山音楽堂。本格的なホールで、 本格的な民族楽器の演奏を楽しみました。IMG_7010 posted by (C)つばめ小学校の無料招待でこんな音楽が聞けるのは、国から補助でも出ているのでしょうか。小学生の頃から民族楽器に親しませることで民族楽器を振興する方針なのかもしれませんね。↓音楽会の後。デパート前のクリスマスオブジェの前でパチリ。IMG_7016 posted by (C)つばめ
2017/12/05
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