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「霊魂論」神秘学17 七年期の詳細11(第十一7年期) 第十一7年期である70歳から77歳には、シュタイナーの時代には太陽系の8番目の惑星であり、物理観測的に9番目の惑星として数えられ、現在では遊星にまで落ち込んだ海王星、即ちネプチューン(Neptune/ネプトゥーン、或いはネプテューヌ、ネプテューンとも記される)はローマ神話の神であるネプトゥーヌスの英語読み由来します。其の語源は更にギリシア神話のポセイドンからも帰着されます。古代ローマの水の神ネプチューンは、其の後ギリシア神話のポセイドンと同一視され、海神と看做されるようになりますが,より古くはむしろ地上を流れる水の支配者で、アンフィトリテと同一視されたサラキアとウェニリアの二柱の女神と密接な関係におかれ、前者の表わす急流と後者の表わすより穏やかな水の流れの両方をもって大地を潤すと看做されていた海王星を、シュタイナーは体験・体感上の直覚から、霊的海王星に霊感的性状である生きる霊魂としての深い思い遣りや哀れみ及び同情という霊性を付与します。哲学・思想 ブログランキングへ
2018年03月31日
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「霊魂論」神秘学17 七年期の詳細10(第十7年期) 第十7年期である63歳から70歳には、物理学上は太陽系の中心太陽に近い方から7番目の惑星であり、其の太陽系の惑星の中では木星・土星に次ぎ3番目に大きな惑星で、18世紀後半に初めて夜空の星がグループになっていると考えたイギリスの天文学者・音楽家・望遠鏡製作者で知られるウィリアム・ハーシェル卿(Sir Frederick William Herschel)により発見され名付けられた名称のUranus。ギリシア神話における天の神ウーラノスは「星ちりばめたる」という称号を持ち、全身に銀河を鏤めた宇宙の神とされた尊き大称号であり、 宇宙の原型の始原の解析的能力持つともいえる存在とされます。シュタイナーの霊性太陽系でも第六7年期の強さがあり、大志を抱く時期から現在今までの発達の過程を、より吟味し円熟させていく霊性を持ちます。哲学・思想 ブログランキングへ
2018年03月30日
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「霊魂論」神秘学17 七年期の詳細9(第九7年期) 第九7年期である56歳から63歳は土星の霊性(Saturn Soul)時代の影響下にあります。自己の人生青年期のエネルギーが再度湧出する才能の炸裂やインスピレーション(inspiration)である「霊感」や「閃き(ひらめき)」に恵まれます。過去の人生の苦節は理性的に捉えた解決策を見い出し、自らの人生が体験、経験してきた衝突は自己分析され解決される様になります。重厚な理性を持つ者ならば、もはや、成功や権力には興味がなくす域に達した境地に恵まれる人間として大成します。順調に進んだ人生から得た自信や尊敬を楽しめる時、勿論のこと、其の逆もありますが、土星の霊性(Saturn Soul)は其れを鎮(しず)めます。深い経験、感情の成熟を基(もとい)にして生活は単純化され、より物事を注意し慎重に考え、熟考しながら、働くことが出来得る力強さを得ています。刺激のために外向的になるというより、内を見つめるための内向性は、新しい強さへの活発性、新しい生命力の蘇生。新しい献身や伴侶との関係の可能性を秘めています。哲学・思想 ブログランキングへ
2018年03月29日
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「霊魂論」神秘学17 七年期の詳細8(第八7年期) シュタイナーがいう大きな節目として18年7ヶ月ごとのムーン・ノードは太陽・月・地球の位置が生まれた時と同じになる時期、太陽・月・地球の位置が生まれた時と同じになる時期であり人間の天命に干渉します。第1回目なる18才7ヶ月からは人生の意味を「考え」させ、第2回目たる37才2ヶ月になっては人生の意味を感じさせる節目とさせ、第3回目たる55才9ヶ月になってからは人生の大きな目的を知る節目とし、第4回目たる74才4ヶ月に到っては自己の精神の深層に眠る霊魂と相まって、自らの未来の運命を創る時節だとし、7年周期説とは独立且つ関連付けています。霊性太陽系と物理太陽系の関連付けが目的なのだと解釈出来得ます。さて、其のムーン・ノードを絡めたは霊性太陽系としての第八七年期は49歳から56歳、ムーン・ノード周期にして詳細に述べれば重なってくる55歳と9ヶ月超えですが、霊性は恒星に達し得なかった程に大きな惑星、木星霊の影響下にあります。ムーン・ノード的には、此の時期に起きた問題に対しては、何事につけ、軟性とユーモアをもって対処できる余裕に恵まれます。新しい可能性や方向性に平常心で立ち向かえます。哲学・思想 ブログランキングへ
2018年03月28日
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「霊魂論」神秘学17 七年期の詳細7(第七7年期)第7七年期である42歳から49歳で克己心spirit-self第六7年期におけるような危機を、いつ経験したかによって、第7・七年期が変わってくる。危機の後の時期は、「生産的」「革新的」「想像」の強い時期となる。新しい強さと、新しい好機が現れる。しばしば、キャリアに変化が現れる。人生の中で、何が本当にやりたいかを考え始める。忍耐、温かさを発展させることができ、新しい友人関係ができたり、人生の中で新しい自信を得られる。個人生活の中でで、混乱が終わり、秩序ができる。再びバランスが得られる。7年周期とは別に大きな節目として18年7ヶ月ごとのムーン・ノードを7年周期と並列して説きますが、7年周期は敢えて言うならば物理太陽系とは別個の霊的世界の太陽系、片やのムーン・ノードは物理学上の太陽・月・地球の位置が生まれた時と同じになる時期であり、両者に共通性がないゆえに並列したものと想(おも)われます。7年周期とは別個に。シュタイナーがを大きな節目として18年7ヶ月ごとのムーン・ノードを設定したのは占星術をも取り込む必然性があったのかもしれません。哲学・思想 ブログランキングへ
2018年03月27日
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「霊魂論」神秘学17 七年期の詳細6(第六7年期) 第六7年期である35歳から42歳は意識霊の(Consciousness soul)の時代です。シュタイナーは7年周期とは別に大きな節目として18年7ヶ月ごとのムーン・ノードを唱(とな)えます。此れは物理学上の太陽の道・黄道と月の道・白道が交点、結節交差する点のことで、常に同じ場所であるわけではなく少しずつずれて元の位置関係に戻るのには約18年7ヶ月かかり、其の位置に戻ってくる時期に、個々の人間にある影響を与えるというシュタイナーの「月霊(Moon Soul)」の影響を重きを置く思論です。1回目18才7ヶ月であり人生の意味を考える始める時期、2回目は37才2ヶ月人生の意味を感じる時期、3回目55才9ヶ月で人生の大きな目的を知る時期、4回目74才4ヶ月で未来の自己の運命を創る時、或いは「機会」だとします。仏教的には「厄年」と同様に捉えていいのかも知れません。ムーン・ノード37歳の2ヶ月では精神面に強さがあり、大志を抱く時期ではあるが、反面、空虚感、孤独感を抱く傾向があり。感情を通して得られる喜びによっては、もはや満足出来得ない年齢だとも云えます。今まで知識で得ていた「世界原因」や「形而上哲学」や「宗教学」では自己には不足である思考が擡(もた)げます。つまりは、以前は重要だったものも批判的に傾向を帯びます。以降は、自己の能力の開発と自己内精神のコントロールを如何に巧みに扱うか悟性の真価が発揮されるのが、第六7年期である35歳から42歳は意識霊の(Consciousness soul)の時代です。哲学・思想 ブログランキングへ
2018年03月26日
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「霊魂論」神秘学17 七年期の詳細5(第五7年期) 第五7年期である28歳から35歳は悟性霊(Heart-Mind-Soul)の時代です。悟性魂の誕生と言い替えることも出来ます。精神的な思考が自我の成長を促し、霊性に結び付き深く魂活動を活発にさせます。現実をより思考を通して目覚めさせます。周囲のものを統べて時には自己への利否を判断しながら、冷静に決断しようとする傾向が見られるのも此の時期です。社会生活に在っては冷徹な判断が、ときには独善的だ批判に晒されるのも此の時期の特徴です。自己の精神は一向に独善的だとは思わないのに周囲が観相するのです。其の結果、自己の不満を解消するために沈思思考が頻繁に見られるようになります。哲学・思想 ブログランキングへ
2018年03月25日
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「霊魂論」神秘学17 七年期の詳細4(第四7年期) 第四7年期である21歳から28歳では感情霊(Sentient Soul)の時代です。偉大なる太陽霊の影響下で感情魂が誕生します。21歳では自我の誕生や感情生活、衝動的感情、興奮、社会性、性、冒険の時期が体験を待ちます。衝動や感情を安定させるため、自我が、其れ等を掴み取り入れようとする時期なのです。キャリアの準備や経験を積む時期でもあり、社会的成功は此の時期に一重(ひとえ)に掛かります。然し乍ら、此の時期の年齢では精神的安定を得た魂の円熟期ではありません。有資産家に誕生したものの真実の母親を知らない人間が発する言葉「母親は金で買える」の発言が往々にして時代々に繰り返されています。対応を誤ると社会全体が「おとな」として認識するために精神の崩壊及び魂が混迷し肉体を制御不能にします。霊性太陽系に行く前の処理、業による起因する魂魄の魄(はく)は劫火により棄却・滅却・抹消され、魄(はく)と呼ばれた人生で獲得した意識霊魂は全てが泡沫と化し、再生は有り得ません。将に御陀仏、抹消の定めに出会います。哲学・思想 ブログランキングへ
2018年03月24日
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「霊魂論」神秘学17 七年期の詳細3(第三7年期) シュタイナーの啓示を解析するにつけ、不充分な説明として太陽系霊体に飲み込まれた精錬精製された霊が、如何なる働き掛けで人間に霊性の「魂魄(こんぱく)」を整合化させることに成るのかは大なる課題であることは疑いを挟めません。此処に、シュタイナーの東西神秘学の博識が浮上します。インド哲学、なかでもシュタイナーに影響を与えたのは仏教哲学の魂魄の語彙ですが、古代中国史の解釈では,人間を形成する陰陽二気の陽気の霊を魂といい、陰気の霊を魄という。魂は精神、魄は肉体を司(つかさど)る神霊と定義しますが、仏教哲学では霊的精神を司るのが魂であり、魄は生命の滅びとともによって精神ともに土に化す人間の肉体を指しています。人が死ぬと、魂は神界或いは仏界に到って霊体となり,魄は地上に止まって汚れた精神である身体の滅びをもって鬼即ち屍(しかばね)となるが、天寿を全うせずに横死した者の鬼は強いエネルギーを持ち続け人間にたたる悪鬼になるとして恐れられたとする仏教説話も見られます。人間の死後間もなく、屋上から死者の魂を呼びもどす招魂や鎮魂の習俗儀礼は,こうした観念から生まれたものでしょう。 然し乍ら、本源的な「魂・魄」とは、仏教哲学では「魂(こん)」は不生不滅であり「魄」は土に帰すとして人間生前の罪業の滅却を問います。シュタイナーは第三7年期である14歳からの性的成熟 「自分自身の判断」「周囲と自分自身の関係」を感情生活が混乱状態になり、感情のアップダウンが激しくなる。「思考」が働き出す時期。思考が概念的で抽象的になる時期として、全てに対して批判的になり、疑問を投げかける、将又世界に失望し拒否する傾向を指摘します。高い「理想」美しい「人生の希望」「人生の期待の可否が人生を決定付けます。哲学・思想 ブログランキングへ
2018年03月23日
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「霊魂論」神秘学17 七年期の詳細2(第二7年期) シュタイナーの啓示である七年期周期の秘蹟の第二の7年期である7歳から14歳では水星霊(Mercury Soul)の影響でエーテル体(etheric body)の誕生します。エーテル体が基(もとい)となる霊性体験が待ち構えます。7歳では乳歯から永久歯への生え変わりを特徴とする基本的な人間肉体の組成が出来上がり、加えて自己を取り巻く近縁の権威を認識します。9歳に達する折には、肉体は成体に向かって発達しつづけ、意識が以前よりより目覚めます。寝ている状態から、夢を見ているような状態へと移行すると喩えても遠からず近からずとしても間違いではないでしょう。内なる魂の働きの強靭化が、初期には、創造的に形成する力が肉体を形成発達させ、次には、自己内霊魂が肉体として外界に誕生した時の霊界の受肉霊と伴に生きることが定められます。所謂、自分は何がしかの生まれ変わりを感じる人生の霊感性が人間霊感の感受性に応じてダイナミックに訪れます。初期には、創造的に形成する力が肉体を形成し、次には、外界に誕生した時の霊霊魂が想像力、思考の力なるように働きかけます。この時期の子どもの思考は、強い感情や個人の体験に影響を受けています。即ち、良心・道徳・行動力などの特性を獲得するために、身体器官を成長させているとしたシュタイナーの教育学でも重要且つ基本的な要素を占めます。12歳に達する頃には、想像イメージ的思考から、分析的テキスト的原因・結果の思考へと移行、何故に何の様(どのよう)に物事が起きるのかを理解しようとしている段階に立ち位置を求めています。、興味深いのは、シュタイナーが自己の精神体が重さや重力を感じ始め、地球に引っ張られる感覚を受けるとしていることです。林檎の木の下でなくとも重力は認識できますが引力を認識するには物理科学に堪能な知恵が求められるのは意の当然であることは言わずもがなの問題ではあります。哲学・思想 ブログランキングへ
2018年03月22日
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「霊魂論」神秘学17 七年期の詳細1(第一7年期) シュタイナーの啓示である七年期周期の秘蹟は七年期周期説ですが、具体的年齢に応じての霊性をとことん突き詰めれば、第一7年期では肉体の誕生の0+アルファの時点或いは胎盤着床時若しくは肉体が外気に初めて晒されたから瞬間からの精神体(physical body)の経緯です。此処で注意しなければならないのはシュタイナーは霊性の太陽系惑星を想定した霊体系の神秘学であることです。人間の霊魂・霊性の循環(サイクル)を基(もとい)に置くシュタイナーは太陽系霊体からの受肉を想定しています。其の受体時期がいつなのかは太陽系霊体の個々の霊体の判断に任されます。何れにしても受胎し、胎盤に着床の時期ではないのは確かです。おそらくは、シュタイナーの神秘学では霊魂の受肉は肉体の誕生の時期に初めて太陽系霊体夫々の選別によって生じるとしています。肉体の誕生の0歳時には精神霊体を太陽系霊体から受肉受霊します。身体中が、偉大な感覚器官そのものになり。外界の全てのものから感じとる。次に模倣の行動へと移行する。周りの人を真似ることによって、二足歩行を覚える。3歳頃、彼ら自身が「わたし」としての存在を体験し始め、記憶が発達し始めますが、いまだ成熟しておらず成人の精神体の睡眠状態のようなものだと捉えられています。外的感覚が内的に体験され、後に作られる意識的な考えの基礎が作られる。この時期の子どもは、意思と行動によって世界に入っていく。彼らは、いつも何かをしている。このような行動は、次の段階で彼らが感じることの基礎を作るとも云えます。シュタイナー理論における神秘学が情惑で魅惑的な月の霊(Moon Soul)を太陽に次ぐ影響下に配置したのかの読解は非常に重要です。シュタイナーの啓示である七年期周期の以降の秘蹟を分析すれば、此の時期は模倣と模範がキーポイントとなり、自分を「私」と呼ぶ自我の芽生えが際立ちます。哲学・思想 ブログランキングへ
2018年03月21日
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「霊魂論」神秘学16-10から12 シュタイナーによれば、{第10七年期}である63歳から70歳では、天王星の霊性(Uranus-Universaality)の影響の傘下に入りますが、此の時期には「第一の七年期」から「第9七年期」、特に「第6七年期」である35歳から42歳に達する頃には、意識魂の誕生(Consciousness Soul)が月の霊の影響をば引き摺ってはいますが、多分に悪に誘惑する霊の影響が及ぼした自我が、思考に関わりながら魂の活動に深く入りはじめ、自己の築き上げた思考を通した生活に霊的浸透力をもって人間人生に干渉されたものを平衡化(バランス化)し、成熟した霊性の能力と蓄えた理性と知識を以って解決を図ります。七年周期による教育では、シュタイナーは人間は7年毎に自らの或る時点までの肉体と精神体を完成させてゆき、63歳で成長の頂点を迎えるとしています。其れ以降も「第11七年期」で海王星の霊性の影響下にある僅か74歳の中での4ヶ月、「第12七年期」77歳から84歳の冥王星の霊性の影響を述べますが、教育者としてのシュタイナーは7歳までを肉体、14歳までをエーテル体の熟成、21歳までをアストラル体の完成とし、それ以降は自我が独立して発達するとしています。それ以前の期間を教育が必要な時期と解釈しているのです。哲学・思想 ブログランキングへ
2018年03月20日
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「霊魂論」神秘学16-9 シュタイナーによれば、「第9七年期」である56歳から63歳では、人間は「第3七年期」である14歳から21歳ではオーラとして、肉体の数cmから1m近くの厚みで身体を取り巻く光の雲、宗教面では聖人の背光や物質としての人体を包む霊的肉体、科学面では主として生物体からの放電現象を写したキルリアン写真やライヒのオルゴン・エネルギーが安定器を迎え、人間は再度の青年期のエネルギーの炸裂・ひらめき・霊感・啓示・インスピレーションが湧くとします。今までにあった衝突は解決される。もはや、成功や権力には興味を示さない。今こそ、人生から得た自信や尊敬を楽しめる時期なのです。自己の味わった深い経験、感情の成熟をもとにして目的的に生きていく。生活は単純化されるが、 より注意深く考え、熟考しながら、働くことができる。刺激のために外向的になるというより、自己内精神を見つめるため内向的に見えます、新しい強さが活発になり、新しい生命力が生まれる。新しい、献身や伴侶の関係が与えられる。肉体面では衰えは見えるものの精神活動はエネルギーに満たされます。哲学・思想 ブログランキングへ
2018年03月19日
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「霊魂論」神秘学16-8 シュタイナーによれば、{第8七年期}である49歳から56歳に達する時期は、木星の霊の影響から、多分に悪に誘惑的霊の月の霊の影響が及ぼした自我を、今迄よりも一層、大人びて柔軟性と機智をもって対処できるようになる。知恵と光を見付けることが可能となり、新しい可能性、方向性、もしくは転職などの新しい挑戦を可能とします。何をしようと志すにしても、心は平静な状態で平常心を保持出来得る安定的な木星(Jupiter)の穏やかな霊性に包まれ霊魂は温かみに包まれ感情の起伏からの影響から比較的には平常心が保たれています。哲学・思想 ブログランキングへ
2018年03月18日
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「霊魂論」神秘学16-7 シュタイナーによれば、「第7七年期」である42歳から49歳に達する時期は、火星(Mars)の霊の支配下にあります。「第6七年期」である35歳から42歳に多分に悪に誘惑的霊の月の霊の影響が及ぼした自己の自我に及ぼした危機を、いつなんどきに経験したのかによって第7七年期の状況は人間各々・其れ其れの自己の霊魂(spirit-self)に違いが生じます。「第6七年期」である火星の霊性の影響から「生産的」「革新的」「想像」の強い時期となり、屡々、一生にわたる一連の職業上の活動や行為に変化を及ぼします。自己が生きる環境の中で、真実何が本当にやりたいか、何を目標にするのかを思考するのは此の時期です。忍耐、温かさを発展させ、新しい友人関係ができたり、人生の中で新しい自信を得られるのも此の時期の特徴です。個人生活の中でで、混乱が終わり、秩序ができる不惑の時期だと云えましょう。哲学・思想 ブログランキングへ
2018年03月17日
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「霊魂論」神秘学16-6 シュタイナーによれば、「第6七年期」である35歳から42歳に達する頃には、意識魂の誕生(Consciousness Soul)即ちムーン・ノードと云われる月の霊(多分に悪に誘惑的霊)の影響が及ぼした自我が、思考に関わりながら魂の活動に深く入りはじめ、自己の築き上げた思考を通した生活に霊的浸透力をもって人間人生に干渉します。第5七年期は現実生活に目覚めており、人生を以前より客観的に見つめられるようになります。精神には強さがあり、自らの霊魂より生まれた大志を抱く時期でもあるのですが、逆に、空虚感に襲われ、孤独感を抱く危機が纏います。感情を通して得られる喜びによっては、もはや満足できない時期です。理知的及び以前には原因・哲学・宗教など、以前は重要だったものに対しては不活性化され、より重要なのは30歳以降では、自己が何を成し遂げるかは、自分がどれだけ自分の能力を造り上げるのか、どのように自己の思考に眠り宿る深層の自我をどううまく扱っていくかに成否がかかっています。哲学・思想 ブログランキングへ
2018年03月16日
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「霊魂論」神秘学16-5 シュタイナーによれば、「第5七年期」である28歳から35歳では「悟性魂(Hert Mind Soul)」の誕生により、自我が、自己の思考に関わりながら、魂の活動に深く入りはじめる。思考を通して生活する現実生活に目覚めていく七年期です。魂の活動は沈着冷静化し、自己を取り巻く周囲のものである現実世界を全て判断しながら、批判的に、より冷静に現実的で社会に対して時には冷たく独善的な行動の傾向を帯びます。此の傾向により多々不満が生じますが、自らの精神思考によって、問題を解決できると感じるようになるのが此の第5七年期の特徴でしょう。或る意味では受肉した霊との合従連衡を模索している段階にあるとも想定され得ます。哲学・思想 ブログランキングへ
2018年03月15日
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「霊魂論」神秘学16-4 シュタイナーによれば、「第4七年期」である21歳から28歳では、太陽とはいっても、シュタイナーの霊理論としては恒星である物質としての太陽ではなく、あくまで霊的世界の太陽系の中心とした太陽霊(Sun spirits)の影響を受け「感情魂(sentient sou)」が第4七年期には誕生します。肉体に霊界の海から受胎した霊魂と自らの精神が自我の成長や内面的な感情生活及び衝動的感情、衝動的感情や興奮、更には社会的対応を高め、性的意識は本能段階から理知的段階へと進み、冒険をも恐れない精神の向上心が湧き上がります。第4七年期までに築き上げた衝動や感情を安定させるために自我が其れ等を纏め上げ積み重ねた霊界の実地の経験と霊性に磨きをかける身体及び精神や自己の至高の霊に気付く是非ともない機会(チャンス)霊性の成長にさせるのに絶好の此れ以上にない時期となります。哲学・思想 ブログランキングへ
2018年03月14日
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「霊魂論」神秘学16-3 シュタイナーによれば、「第3七年期」である14歳から21歳ではオーラとして、肉体の数cmから1m近くの厚みで身体を取り巻く光の雲、宗教面では聖人の背光や物質としての人体を包む霊的肉体、科学面では主として生物体からの放電現象を写したキルリアン写真やライヒのオルゴン・エネルギー、オルゴン(Orgone) は、精神医学者ヴィルヘルム・ライヒが発見したとする自然界に遍在・充満するエネルギーのこと。 オルガスムス(性的絶頂)からオルゴンと名づけられ、オルゴンは性エネルギー、生命エネルギーであるとされ、病気治療に有効であると考えられ、日本では東洋の所謂、気のエネルギーと同様と捉えられるものですが、此の時期の精神と身体は「金星」、但し「物質としての金星」ではなく、霊性を抱く「金星精霊」影響下にあります。「金星精霊」は人間の性的成熟 に差し掛かった人間に「自分自身の判断」や「周囲と自分自身の関係」に影響を及ぼし、感情生活を混乱状態に陥らせ、感情のアップダウンが激しくさせ、ときには自殺などの行動へと走らせます。感情生活が混乱状態になり、感情のアップダウンが激しくなる時期です。自らの「思考」が働き出す時期でもあり、。思考が、概念的・抽象的になります。自己の至高の理想、麗(うるわ)しい「人生の希望」や「人生の期待が齎す」全てに対して批判的になり、疑問を投げかける。世界に失望し拒否することも屡々です。人生の意味を体験から判別し、「人生で何をやりたいのか」や「何故、ここにいるのか」に束の間であれ目覚めます。このことが、青年期の理想主義に現れ、失望したことについて抗議します。この体験は、無意識に起こります。時には夢の中で、世界へ何かを訴えたいと、青年の意思に働きかけます。哲学・思想 ブログランキングへ
2018年03月13日
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「霊魂論」神秘学16-2 シュタイナーによれば、「第一の七年期」では、受胎そして其の後の「霊性の海」からの「霊魂の受体」が特徴でに人生が終末するときに一際(ひときわ)重要な要素となります。此れは人生合理主義の思考から総てを自己の利を思考する人間には恐怖思考と成り得ます。「霊性の海」からの「霊魂の受体」は意味深長であり、肉体の死と連動します。「第一の七年期」続く「第二の七年期」7歳から14歳では、身体的には歯の乳歯から永久歯への生え変わり、基本的な成体への準備が出来た段階を示します。肉体は発達し意識がより覚醒へと目覚めます。「第一の七年期」の朦朧とした意識の状態から、自己を夢を見ているような状態へと移行させます。つまりは、内なる魂の働きが積極的に働き、創造的に形成する力が肉体を形づくり、次に、魂が想像力や思考の力なるものを働きかけるようになります。この時期の子どもの思考は、強い感情や個人の体験に影響を受け人生に影響を与えます。0-7歳までの、両親の模倣から、未知の模倣へと移行した当時の肉体が重さや重力を感じ始め、地球に引っ張られる感覚を受ける段階は終え、両親との隔離や世界を客観的に体験し始めています。此の時点で顕れるのが「反抗期(Rebellious)」現象です。「第二の七年期」7歳から14歳ではエーテル体の誕生、身体的には歯の乳歯から永久歯への生え変わり、基本的な成体への準備が出来た段階を示します。肉体は発達し意識がより覚醒へと目覚めます。「第一の七年期」の朦朧とした意識の状態から、自己を夢を見ているような状態へと移行させます。つまりは、内なる魂の働きが積極的に働き、創造的に形成する力が肉体を形づくり、次に、魂が想像力や思考の力なるものを働きかけるようになります。この時期の子どもの思考は、強い感情や個人の体験に影響を受け人生に影響を与えます。0-7歳までの、両親の模倣から、未知の模倣へと移行した当時の肉体が重さや重力を感じ始め、地球に引っ張られる感覚を受ける段階は終え、両親との隔離や世界を客観的に体験し始めています。此の時点で顕れるのが「反抗期」です。即ち、心や道徳及び行動力などの特性を獲得するため、身体器官を成長させる段階に入ります。自分を取り巻く周りの人びとの9歳の危機である両親との隔離を感じる。世界を客観的に体験し始める世界に思考は飛び、12歳頃には図的若しくは幾何学的思考から、原因・結果の思考へと移行します。哲学・思想 ブログランキングへ
2018年03月12日
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「霊魂論」神秘学16-1 シュタイナーによれば、「第一の七年期」では、受胎・其の後の霊性の海からの「霊魂の受体」・肉体の誕生・「模倣」・「模範」がキーポイントです。母親の胎盤を離れて外世界に初めて接触した嬰児は、身体中が偉大な感覚器官そのものです。外界の全てのものを自らから感じ受け止めます。其の後の行動は近接環境の模倣の行動へと移行します。周囲の人間を真似ることによって、「直立二足歩」人間が日本足で歩く動物である由縁、まっすぐ立って歩くことを覚えます。誤解されるのは一時的な二足歩行を行う動物にイヌやクマ、サル(特に類人猿)などがあるが、いずれも骨盤と大腿骨の構造上、大腿骨を脊椎に対して垂直に立てることはできず、無理にやれば脱臼します、直立二足歩行とは言えなません。その他、常時二足歩行を行う動物に見える鳥類やカンガルは一時的な二足歩行を行うサル、特に類人猿などがありますが、いずれも骨盤と大腿骨の構造上、大腿骨を脊椎に対して垂直に立てることはできず、無理矢理にやれば脱臼します、直立二足歩行とは人間を定義する程の基本的な基底です。其の人間が」3歳に成る頃には自身の存在を体験し始め、記憶が発達し始めています。一般的には睡眠状態の夢のようなものですが、外的感覚が内的に体験され、後に作られる意識的な考えの基礎が作られています。此の時期に到った幼児は、意思と行動によって世界に入っていく準備が備わっています。彼らは、常時、何かしらの行動をしている。このような行動は、次の段階で彼らが感じることの基礎を作ります第1の肉体の誕生から0~7歳の物体としての肉体は胎盤での肉体の誕生から経過して、近親者からの模倣及び模範を中心とします。外界の全てのものから感じとるスポンジ段階なのです。次には幼児行動を見れば微笑むこともある模倣の行動へと移行して行きます。周りの人を真似ることによって、外的感覚が内的に体験され、後に作られる意識的な考えの基礎が形成されます。此の時期の子供は、意思と行動によって初めて世界に入っていく段階です。彼ら子供は何時も常に何かしらをしている。此のことが次の段階で彼らが感じる自我をを形成するのです。哲学・思想 ブログランキングへ
2018年03月11日
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「霊魂論」神秘学15 シュタイナーによれば、物質世界における人間の「誕生」は「母親の物質的な殻から脱皮すること」である。即ち胎盤(placenta)からの別離です。そして、只管(ひたすら)に物質体の成長に集中するのが「第一の七年期」。それからは、七歳期の頃、エーテル体が殻から脱皮し、更に其処其の時期「第二の七年期」に入って、今度はエーテル体の成長が中心的な課題となると説きます。此処でシュタイナーは神秘体験者しか知り得ない観想を述べます。此処から先は、哲学や物理科学にも堪能な人間にも捉え切れない世界が待ち構えています。思春期である凡(おお)よそ12から16歳の頃には、今度はアストラル体が殻から脱皮し、「第三の七年期」の時期、アストラル体の成長が中心になり、年齢が20歳過ぎを過ぎてやっと「自我」が七年間の蝉の土中生活からの蛹からの羽化のように脱皮するとしています。シュタイナーは此の基礎プログラムを、全てに此の七年周期を基礎にして人間の生存法則を見通しています。この発達の法則を見損なっては、いかなる彼の本分の教育的働きかけも成功しないという訳です。哲学・思想 ブログランキングへ
2018年03月10日
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「霊魂論」神秘学14 アリストテレスが曰く{霊魂」とは、人間精神の奥底に在って人間を突き動かす、自己が普段は意識しないにしても人間の精神行動は何らかの影響下にあり、人間精神の持ち前の差異に応じて、事の大小は変わりますが、其れが人間特有の理性、将又、純粋の自我だと想定しています。此の「霊魂」を観想するとベルグソンの人間精神の「神の様体の延長」が見えて来ます。其れをシュタイナーの精神的人間観は、肉体の滅びとは俎上の異なった「生まれ変わり」の人間を観相して描いてみせます。彼の「生まれ変わり」の人間観は、シュタイナーが熟知していた仏教における「輪廻転生」とも少々相違します。シュタイナーの人間観は「生まれ変わり」の人間観である。人生を生前と死後との連続の中で見ないと、その本質が見えてこないといいます。シュタイナーは人間の生命、取り分け「霊魂」の循環の経緯に重点を置き其の精神生命の霊魂循環(Soul circulation)を述べています。其の真相をシュタイナーは、「物質体」「エーテル体」「アストラル体」「自我(私)」の四つを指し示して解き明かすことを自身では納得する形姿で解き明かしてみ出ますが、初見の方であれば驚くことは請け合います。哲学・思想 ブログランキングへ
2018年03月09日
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「霊魂論」神秘学13 シュタイナーの人間観は「人間霊魂の循環転生」です。釈迦が解くところとして否定した循環的な人間霊性の循環、即ち、人間が死ねば、再度此の世に生誕することはなく、浄土の世界に人間は死後迎えられるのが釈尊の説法なのですが、シュタイナーの問う其の世界が物理的世界の霊性即ち生命の太陽を中心とする惑星系の霊性或いは其の空間が霊に満たさた霊魂の海のであるのかは、常識的にはいっかな釈然とは出来得ず哲学観を超えた宗教の範疇に入ると看做す読者も多々あるでしょう。釈尊の言(げん)を宗教として捉える上座仏教(大乗から観れば小乗仏教)は釈尊の説法を一語一句解釈しようとしますが、大乗はシッダルタ其のものを正祖として哲学的に解釈し「輪廻転生」と決別した異相の世界を創出します。つまりは、輪廻を離れた「仏土」の世界、仏が在住しまたは教化する国土。仏国土とも云い三輪宗の吉蔵は不浄・不浄浄・浄不浄・雑・浄の五土を立てて、これに凡聖同居土,大小同居土,独菩薩土,諸仏独居土の四位があるとした大乗の代表的な天台宗では、凡聖同居土・方便有余土・実報無礙土・常寂等々です。此の神秘哲学的な思想が仏教にも熟知堪能なシュタイナーが見逃す筈もありません。彼はおそらく此れから直覚したのかも知れません。哲学・思想 ブログランキングへ
2018年03月08日
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「霊魂論」神秘学12 「自我」は肉体を持たない。その「自我(独語: das Ich または Ich)」とは何か。シュタイナーは、それは物質体・エーテル体・アストラル体に対して働きかける位置にあるとして、もはや「体」を超脱している。「超感覚的な実体」であり、霊的実体であると言い切ります。シュタイナーは、人間の体験する生理的現象を、この「物質体・エーテル体・アストラル体に対して働きかける位置にあるとしての「自我」の組み合わせから、人間の睡眠の意味・人間の生死を解き明かします。ベッドに横たわって眠っている人間は、深睡眠であれば、物質体とエーテル体は含有しているが、アストラル体と自我(私)とは含んでいないとします。アストラル体(Astral body)とは、神智学の体系では、精神活動における感情を主に司る、身体の精妙なる部分である。主に情緒体、または感情体、感覚体、星辰体などとも称されますがエーテル体・アストラル体に関しての詳細は後記しますが、更に「人間の死」とは、物質体から、エーテル体十アストラル体十自我(私)が分離別れてれてしまう現象である。「臨死体験」といわれる現象は、いわぱ、一時的にこの状態を体験したものであると説くのです。哲学・思想 ブログランキングへ
2018年03月07日
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「霊魂論」神秘学11 シュタイナーの著作には「エ―テル体」「アストラル体」といった言葉が多く登場しますが、此れ等は皆「物質的な肉体」とは別次元の「体」なのであり、「物質的な肉体」とは別次元の「体」なのです。シュタイナーの言う「人間本性の超感覚的構成要素」は四つである。「物質体」「エーテル体」「アストラル体」「自我(私)」であり、「物質体」は個物其のものであり、「エーテル体」とは有機体を一纏(ひとまと)まりに保つ生命の力。彼に言わせれば「全ての命」、此処で注目スべきは太陽のみならず太陽系惑星をも「全ての命」に含有されることでしょう。其の夫々がそれ独自のエーテル体を持つと言います。だが、エーテル体は意識を持つことがないとも説いています。「アストラル体」とは何かといえば、意識を持つ力。植物にはアストラル体がないが、動物にはあると言います。更には、動物はアストラル体を持っていても「自我」は持たない。その「自我」とは何か。それは、物質体・エーテル体・アストラル体に対して働きかける位置にある。それは、もはや「体」ではなく超感覚的な実体。霊的実体であると自我を昇華させます。シュタイナーは人間の生死や睡眠の意義を此の「物質体」「エーテル体」「アストラル体」「自我(私)」の四つの組み合わせで解決してみせます。哲学・思想 ブログランキングへ
2018年03月06日
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「霊魂論」神秘学10 シュタイナーの代表が著作、自己の基本思考を顕したと見做される著作「神秘学概論」を始めとして多くの文献に「エ―テル体」や「アストラル体」といった言葉を意味する彼の名付けた単語が多用されています。エ―テル体は別名「活力体、生気体 (vital body)」とも呼称されますが、1913年に、神智学協会から分離独立して、独自の人智学協会を設立する「人智学」即ち、ギリシア語のanthropos(人間)とsophia(叡智)の合成語でありヨーロッパ思想史の底流にある秘教的esotericな立場を表す用語として16世紀の頃から使われ始め「エイレナエウス・フィラレテス」、パラケルススの思想に共鳴し、錬金術の目的を精神の向上と純化に置く考え方を示した彼は、当時のイギリスに上陸した薔薇(ばら)十字団(独語ではRosenkreuzer/ローゼンクロイツァー、英語ではRosicrucian)に参加しします。薔薇十字団とは17世紀初頭にドイツに興った精神運動です。「匿名作者」による四つの基本文書公刊を機に姿を現した秘密結社で、架空の始祖ローゼンクロイツChristian Rosenkreuzの名に因(ちな)みメンバーは〈薔薇十字の人/Kreuz Rosen〉を自称した。1652年には団の趣意書「友愛団の名声と告白」をEugenius Philalethesの筆名で出版したが、類似の筆名を用いていたケンブリッジのプラトン主義者H・モアとの間に諍いを生じさせています。はては水銀を用いた錬金術実験中に有毒ガスを吸って事故死。其のE・フィラレテスの著書「アントロポソフィア・テオマギカ」や19世紀には人類学者トロクスラー(Ignaz Paul Vital Troxler/1780-1866)やヘルバルト派の哲学者ツィンマーマン(Robert von Zimmermann(18241898)は一般の学術用語としても用いるようになったものを人智学の創始者として知られるシュタイナーが其の単語に彼特有の語彙を持たせ、「エ―テル体」に生命体 (Lebensleib)、生命力体 (Lebenskraftleib)、形成力体 とも呼んでおり、其の基底に流れるものこそが人間の生死を解き明かす鍵(キー)だとします。此のことは「物質的な肉体」とは別次元の「体(たい)」を意味します。シュタイナーが問う「人間本性の超感覚的構成要素」は「物質体」「エーテル体」「アストラル体」「自我(私)」の四つを指し示し、人間霊魂のシュタイナー独自の輪廻転生説をダイナミックに描いてみせています。哲学・思想 ブログランキングへ
2018年03月05日
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「霊魂論」神秘学9 ルドルフ・シュタイナー20代後半の青年期、この時期の彼のもうひとつ重要な活動領域が「ゲーテ研究」でした。それはドイツ国民文学叢書(そうしょ)、本のシリーズである「ゲーテ自然科学論文集」の校訂と、その序文の執筆という、本格的なものです。ゲーテ文章を校訂をするということは、意義素類語間違いを取り替えるために改善を提供する行為改削することであり、ドイツ語文化圏においての、知識人としての資格を証明されたことにに等しいことになります。その仕事を、弱冠20歳すぎの若者に任せるという、異例の抜擢であったわけです。シュタイナーは其の期待に答えようと1987年までに、全五巻を刊行し、その間に、最初の著作「ゲーテ的世界観の認識論要綱」を発表しています。但し、彼の本分である「霊的集中」は、こうした仕事と並行して続けられています。彼の「霊的集中」とは、少年の頃から体験していた「目に見えない世界・超感覚的世界・精神的(霊的)世界」についての集中的な観察です。神秘家とは十中八九「目に見えない世界」を体験しています。然し乍ら、彼ら神秘家の多くはそれを理性によって捉えることは出来得ない世界だと言い張ります。。それに対して、シュタイナーは理性によって認識することこそが大切だと言い切ります。其の思考から、超感覚的世界を自然科学の方法で認識することが出来得ると断言しています。哲学・思想 ブログランキングへ
2018年03月04日
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「霊魂論」神秘学8 彼ルドルフ・シュタイナーが他の多くの者の神秘体験から主張する説と、異質で秀でて特異なのは「超感覚世界を自然科学の方法」で認識したことでしょう。彼は近代神智学の創始者ヘレナ・P・ブラヴァツキーのような純粋な霊媒ではなく、見霊能力者(透視能力者)であると同時に、「自然科学者の目と哲学者の論理的思考能力、それに芸術家の文章構築構築力」を備えており、神秘学を学問として成立させようとします。そのためには神智学協会の「偉大なる魂の指導者」のような、教祖にしか把握できず、教祖を介さなければ接触できないような神秘的存在を遠ざけるとともに、霊媒や降霊術等々の理性的な思考から離れて感情に没入する「神秘主義」については、科学的でなく、まちがった道であると警鐘を鳴らしています。亦、彼は学業を終えた後の20代後半の青年期には、ウィーンの財閥シュペヒト家で、四人の男の子の家庭教師を務めています。この仕事を六年間続けて夏には一緒に休暇に出かけるほど、家族のなかに溶け込んでおり、その収入は馬鹿にはならず其れでで生計を立てていた程です。此処で特筆すべきはシュペヒト家の末息子、10歳になるオットーで脳水症の持病を抱え読み書き計算も覚束無い(おぼつかない)、両親はその子の教育を諦めかけていたのを、シュタイナーは其の子に霊験を観たのでしょうか、その教育を任されると、それこそ独学で、30分の授業のために二時間の準備をするほどの努力を続け、少年から全面的に信頼されるようになる努力をしています。此の体験がシュタイナーをして「教育と授業が、真の人間認識に基づくひとつの芸術になるべきことを悟った」という。これは、後年のシュタイナー教育者としてのの出発点となります。哲学・思想 ブログランキングへ
2018年03月03日
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「霊魂論」神秘学7 ルドルフ・シュタイナーが影響を受けたのは、J・F・ヘルバルト以外にもドイツ文学のカール・ユリウス・シュレーアー、ヘルバルト哲学を講じたロベルト・ツィンマーマン。そして、高名なオーストリアの哲学者であり心理学者。その哲学思想は、エドムント・フッサールの現象学やアレクシウス・マイノングの対象論などに多大な影響を与えたフランツ・ブレンターノ(Franz Clemens Honoratus Hermann Brentano/、1838年-1917年)ブレンターノはドイツ観念論のような思弁による概念構成の哲学を退け、経験的立場からの哲学を主張した。さらに、現象を心的現象と物的現象とに分け、この心的現象の根本的な特徴として「志向性」(あるいは指向性/Intentionalit?t)という概念を導入して、「対象への関係」への意識の働きに注目した。この意識の志向性の概念はルドルフ・シュタイナーにの多くの示唆を与えたと目されます。哲学・思想 ブログランキングへ
2018年03月02日
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「霊魂論」神秘学6 ルドルフ・シュタイナーは、幼少の折より「霊的(geistig)なる次元」に対して、かなり敏感だったらしい様子は彼の著書を深読みすれば鑑みられます。彼は自分の見ている世界が、他人の見ている世界と違うことに気付いていたらしいことは検証により確認されています。シュタイナー自身が見ている世界が、他人の見ている世界と違うことに気付いたことは事実です。シュタイナーが15歳の折には、カントの『純粋理性批判』を工面して手に入れ、「節ごとに分けて教科書の中に隠し、授業中に読み続け、徹底的に読み抜いたといわれています。彼は所謂、学歴尊重主義者では無かったので才気を鼓舞しませんでしたが、本気になって勉強すれば、専門的な訓練を受けていなくても、自分には必ず解かるようになるというと思考していたことが推測され、且つ自負としての自信のようなものがあった筈です。シュタイナーは18歳で、現在のウィーン工科大学、当時は実業学校に入学します。将来は実業学校の教師になると決めており、生物学・化学・数学などをも専攻しています。それでも、彼の関心の中心は哲学・文学であり、奨学金をもらうために専門の勉強も取り敢えずはしたようですが、ウィーン大学での聴講のほうが、余程、興味を覚えたといいます。哲学・思想 ブログランキングへ
2018年03月01日
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