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期末の結果が出始めている。 まだ、週初めに実施したT中の一部(7名だけ)だが、 450点超えがすでに3名出ている。 90点以上も、3人ですでに10個になった。 みな中間よりも、確実に伸ばしてきている。 試験というものは、「やるか」「やらないか」がはっきりと表れるものだ。 本当に正直である。 このメンバーは、すべき時に、しっかり対象と向き合っている。 みんながサボっている時間に、自分のための行動に出ているのだ。 だから点が取れるのである。 基本に帰ろう。 今回厳しかった生徒は、原因を探り、反省しなければダメだ。 そして学年末にどう活かすか、入念に研究し、実践しなくてはダメだ。 試験は1回ずつが勝負である。 5教科で5回戦。 目標に対し、全敗ならば、早急に手を打つ必要がある。 試験が終わり、解放感に浸っている場合ではないぞ。 もう今日から、次に向けたトレーニングを黙々と始めよう。 2勝3敗、1勝4敗、2勝2敗1分、1勝3敗1分。 勝ち越せなかった生徒は、自分ですべきことを紙に書こう。 年末、年始。 遊ぶか? 膨大な時間をどう過ごすかで、数ヵ月後の表情が決まるぞ。 笑顔を目指せよ。 そのためには、「やる」しかないのだ。
2007.11.30
難問である。 普通に生活している中学生なら、みんな知らないのではないだろうか。 また、すぐ知らなければ困るというものでもない。 中学生が知って、すぐ日常生活で使える知識でもない。 地元中学の2年社会科で出題された時事問題。 確かに時事なのだが、ちょっとテーマがどうかと思った。 こんな問題だ。 3、10月から発足した「日本郵政グループ」の中にない会社はどれか。 ア・小包宅配会社 イ・郵便局会社 ウ・ゆうちょ銀行 エ・かんぽ生命保険 4、アメリカでの株価下落のきっかけの一つとなった、低所得者向け住宅融資は何か。 ア・サブプライムローン イ・住宅ヘッジファンド ウ・ホームホールディングス エ・エフエックスローン 問題は全部で5問。 他には、「守屋武昌」や高騰中の「原油」などがあったが、それらに比べ、上記の2つはニュースの頻度が極めて低い。 毎日意識してニュースを見ていても、滅多に出てこない用語だ。 しかも内容が結構古かったりする。 大人でも即答できないのではないだろうか。 まあ、出来ている者はいるのだろうが、 もう少し中学2年生として、 「知っておくべき常識問題」や、「生活に根ざしたテーマ」がないものかと思った。 私が吼えてもしょうがないのだが・・・・
2007.11.30
明後日の日曜に「北辰テスト」がある。 よって前日(明日)は、その対策ゼミが実施される。 今回は参加申し込みの「予約制」をとっている。 教室内にその告知を複数掲示しているが、昨日までに申し込んできた生徒は極端に少ない。 特に北辰デビューの中2生。 どんな問題が出るのか確認もせずに、大丈夫なのだろうか。 今日30日まで期末試験があり、勉強疲れのピークなのは分かる。 明日は部活があるであろうことも知っている。 でも対策の時間中、ほんの1時間でも、ほんの数分でも、合流することは出来ないのだろうか。 どうしても来れないのなら、過去の問題が欲しいと言えないだろうか。 夕方からしか時間が取れないのなら、その時間に補習して欲しいと言えないだろうか。 夜7時でもいい。 問題を取りに行くから、用意しておいて欲しい。 そういう、何とか1点でも取って頑張ってみたいという姿勢を、見せてはくれないだろうか。 昨日は、どうしても参加出来ないという生徒に、過去問を渡した。 2年分フルで。 別に特別扱いしているわけではない。 意欲のある、行動できる生徒には、とことん応援する。 逃げていては点は取れない。 そのことをみんなに分かってもらいたい。 勉強には「攻め」と「守り」がある。 今回は今まで学習した内容の、定着度をはかるもの。 不確実な単元がいくつもあれば、当然点は取れない。 守りを固めなさい。 基本事項を総ざらいしなさい。 そして、良く出る問題のパターンを知り、攻め込んでいく。 そのために、過去の問題の研究と、対策が必要なのだ。 偏差値が出るぞ。 順位が、志望校判定が出るぞ。 今日まで予約を受け付けている。 電話でも構わない、時間限定でも構わない。 前向きな攻めの姿勢を待っている。
2007.11.30
生徒たちの創る空気が、教室のカラーを決めていく。 生徒がみなやる気なく、中途半端にここにいれば、教室は沈滞していく。 生徒がみな意欲を持ち、前向きに取り組もうとしていれば、教室は輝いていく。 当たり前のようだが、多数の生徒がいれば、それは一律には語れない奥深いものだ。 教室には様々な生徒がいて、複雑なドラマを残していく。 数値や規律で割り切れるドライな部分もあるが、もっと泥臭い人間的な絡みもやはりある。 元気な仲間のすぐ隣に、どうでもいいやという感じの草臥れた生徒がいる。 まるで、元気が弾けているアイドルと、白けきったフォーク世代の若者が並んでいるような構図だ。 わが教室は、少人数でクラスを細分化しているので、クラスごとの顔のギャップが激しい。 こちらのクラスは、河合奈保子、榊原郁恵、森尾由美のユニット。 隣のクラスは、N.S.Pに、あがた森魚が加わったようなシチュエーション。 空気のカベが、自然と出来ている。 もっと凄いのは、同性でも、例えばリンリン・ランランと山崎ハコが一緒にやっているような、そんなクラスもあるという点だ。 意図的に編成しているわけではないが、それはそれで対極の味を刺激しあい、いい空気を創り出しているから不思議だ。 ある生徒の頑張りが、教室全体を動かしていく。 そういうことは、実際にある。 生徒たちは仲のいいグループを作るが、その中で影響力のある者が動くと、グループ全体の流れが変わる。 我々がどうのこうの言うよりも、よっぽども強い力を持っている。 教室としての仕掛けと、生徒たちの反応は、いわば駆け引きのようなものだ。 沈んだ空気のクラスには、攻撃を仕掛ける。 話しかけ、活力を生むきっかけを色々与えてあげる。 そして、自然と動き出すのを根気良く待つ。 逆に弾けすぎているクラスには、天敵をぶつける。 私自身である。 私は変幻自在。 泉谷にも、長渕にも、永ちゃんにもなれる。 相手がシュンとするキャラで、代講を引き受ける。 ぐうの音さえ言わせない、緊張した静かな授業が待っている。 教室が活気付くというのは、元気に飛び回るということではない。 みなが、すべきことを正しく捉え、有意に行動できているか。 後退せずに前を向き、自分が成長できることに、どう取り組もうとしているか。 その一つ一つの小さな実行が、 大きな空気を創っていくのだろうと思う。 性格も、育った環境も違う生徒たち。 ここでは、彼らを一律で縛ることはしない。 とにかく、まず自由に感じさせ、主張してもらう。 彼らが個性を出し、ここで泳ぎ回る。 そして、そこから出てきた課題のようなものを拾い、与えてあげる。 彼らの考えと、段階を追った工夫が、あちこちで循環を始める。 そんな繰り返しが、やがて教室を活性させていく。 気の長い作業。 だが、型に嵌めて済むほど、子供の心理は単純ではない。 悩みを持ち、何かを探しにここに来る。 その期待は、決して大それた目的なんかじゃない。 語り合う、ほんの小さな温もりにある、身近すぎるもの。 きっとみんな、そんな漠然としたものを掴みにきている。 わずかな笑顔を求めにきている。 そう思うのだ。
2007.11.30
根性だな。 しっかり頭に入れたか? それにしても、夜11時までよく頑張った。 さて、今日の試験はどうだったかな。 全部書けてることを期待しているよ。 ・・・・・昨日は全部で、9名が自習に来た。 そういえば、自習デビューもいた。 自分のために頑張ろうという意識が、浸透してきている。 そんな空気を感じる。
2007.11.29
おまえか! テストが終わり 気が抜け テンションが上がる 抑えていたものが 堰を切ったかのように 気分はもう 年末年始特番 特に明日の中1生 気をつけろよ 受験生は 毎日が決戦だ スネ夫を怒らすと怖いぞ
2007.11.29
教室に地球儀がある。 地球儀を使うと、様々な発展学習ができる。 地球儀は、ただ世界の国や地名を調べるだけのものではない。 私は理科と社会を指導しているので、何度も携行し、生徒たちに説明してきた。 理科では普通、「天体」だけにしか使わないと思われがちだが、私の場合は他の単元でもどんどん使っていく。 「重力」の意味が感覚的に分からないなら、地球儀をドンと置き、中心に向かって引き寄せる力と、地表に張り付いている無数の物体をイメージさせる。 「火山」や「地震」の単元では、世界の著名な火山や、海嶺・海溝、プレートテクトニクスの説明を立体的な視野で行う。 「植物」の単元では植生を、「磁界」では、地球の磁極がNーSが逆になっていることを、方位磁石を元に説明する。 地図でNと書く北を指す北極が、S極であることを知ると、みんな一様に驚く。 「天気」の単元では、高気圧・低気圧のメカニズムを、中緯度高圧帯の砂漠に触れ、地球規模で行う。 また、その渦巻きの回転方向は、自転を元に説明し、赤道南北で違うことをはっきりさせる。 天気の移り変わりについては、偏西風や季節風を地球儀の表面に描かせ、より立体的に捉えさせる。 「天体」では、地球儀を回しながら円を描き、まず自転と公転の向きを完璧にイメージさせる。 そして、公転する時に地軸の傾きはどうなっているのか、太陽光との角度はどう変化するかを考えさせ、四季を定義していく。 南中高度は、紙の地平線を貼り付け、計測していく。 春分・秋分の南中高度が90度になるラインが赤道であることを、 北半球から見た場合、夏至の日に90度になるラインが北回帰線であることを、 冬至の日のそれが南回帰線であることを、実際に計測しながら説明する。 自転による昼と夜の現象、また、季節によるその長さの違いを、地球儀を回転させながら理解させる。 太陽や星座の見かけの方位は、やはり地平線を貼り付け、ゆっくり回転させて説明する。 何が西に沈み、何が南中し、何が東の地平線に見えようとしているのか。 じっくり説明し、メカニズムとして捉えさせる。 社会での活用は、大半が地理になる。 まず、経線を表す「子午線」の「子午」は、十二支の「子と午」であり、時計の縦の線、すなわち南北を結んだ線であることを、地球儀で説明していく。 そして1回の自転=24時間=360度回転から、1時間=15度を説明する。 実際に地球儀の2点を定め、時差の計算へと発展していく。 よく分からない生徒には、北極点から見た時に何度ずれているかを測れとアドバイスする。 また、地球を縦に割ったものをイメージし、中心から見て、赤道との間にできる角度が緯度なのだということを説明する。 自然、地形、国家なども、地図ではなく地球儀で捉えていく。 造山帯や大陸の位置、山脈や河川、気候帯などを、平面ではなくより立体的に見ていく。 このように、地球儀には幅広い使い方がある。 面白いもので、何度もやっていると、生徒たちにもある習慣が身に付いてくる。 地球儀を回す方向が、イメージされてくるのである。 自転や公転の方向が分かり、昼と夜の、そして季節のメカニズムが理解されていく。 これは、今後出会う様々な試験や社会生活に必ず役立つと思っている。 地球儀は、デスクに置いて、国を調べるだけではもったいない。 自由にくるくる回させるだけでなく、我々が住んでいる天体として、様々な知恵と命を吹き込んであげたい。 発見と驚きを得た時の子供たちの反応は、いつも素敵だ。 地球というものの奥深さを、みなが理解できた時。 地球儀が本物の地球のように生きて感じる時がある。 その時の地球儀は、もうただの模型ではない。 土が、海が、生物が、そして気流のような動きまでもが、 立ち込める匂いとともに、そこにしっかりある。
2007.11.28
王国伝承 『ちんすこう』 中1のI君の沖縄土産だ。 羨ましいことに、連休で行ってきたらしい。 中国と日本の菓子製法が合わさった、独特な食感と風味。 私はてっきり「黍」が原料だと思っていたが、小麦なんですね。 砂糖、ラード、小麦粉を混ぜ、木型で型抜きし、焼き上げたと書いてありました。 みんなで分けましたよ。 I君、ありがとうな。
2007.11.28
其の一 『前の教科の答えの確認など、絶対にするなよ』 答え合わせはもちろん、 「ねえ、ねえ、ここ何にした?」などと友達に聞いてもいけない。 聞いたところでどうなるか、よく考えてみなさい。 友達と同じだったら、気分が良くなり、次の試験が乗れるって? じゃあ訊くが、お互いに違っていたらどうするのだ。 しかも、「それって、ウでしょ。この前のプリントにもあったじゃん」などと言われ、自分は「ア」にしてたらどうする。 こういう気になる曖昧な問いは、往々として外れてるものなのだ。 だからテキストで調べるなんて、間違ってもしてはいけない。 漢字の間違いを見つけて終わりである。 友達に聞く場合、聞かれる方の身にもなってみよう。 わずかな休憩時間に、何かしたいことがあるかも知れない。 聞かれる方も迷惑なのだ。 回収された答案よりも、次の教科に目を向けよう。 其の二 『問題を出し合うのは、愚の骨頂そのものだ』 せっかく次の教科のチェックに取り組んでも、独りでやらなければ意味がない。 友達と問題を出し合い、互いに知らない点を確認するのは、もっと前に行うべきもの。 直前の休憩時間は、自己の弱点の最終点検をする時間だ。 当然、それは各人違う。 それを、「○○したのは、だ~れだ?」などとやっていて、効率がいいだろうか。 互いに自滅しかねない、最悪の点検方法である。 しかも試験は筆記であることを忘れてはいけない。 言えるだけでは役に立たないこともあるのだということを、認識しよう。 最終点検は、自分のノートや暗記用の紙切れで十分。 欲張る必要はないのだ。 そして、ギリギリまで粘っている者もいるが、少しは目や頭を休める時間も必要だ。 数分間は目を閉じ、瞑想したい。 往生際の悪い生徒は、休む時間を設けないから、結局頭がオーバーヒートし、いつも非効率な試験を繰り返している。 サッとチェックし、後は大きく構える余裕を、一度試してみなさい。
2007.11.28
授業の後、質問補習を受けていく生徒がいる。 昨日も中1生の「Iさん」と「Yさん」が遅くまで残り、頑張っていた。 担任のS先生、ありがとう。 きっと、期末も近く、納得のいかない仕上がりなのだろう。 出来るだけ頑張りたいという二人の気持ちが、よく伝わってきた。 Iさんはこういう風景をよく見掛ける。 いいことである。 その甲斐があって、苦手教科が少しずつ改善されてきた。 終了のチャイムが鳴ると同時に帰る準備を始める生徒たち。 君らも少しは彼女を見習いなさい。 塾の目的は、ただ座席を埋めて教えてもらうことではない。 その日その日が、実戦であり、記録なのだ。 大事なのは、君の理解が納得できるラインまで届いたのかということ。 未達ならば、訊きなさい。 不安ならば、強化プリントを求めなさい。 成績というものは、受け身でいては伸びない。 自分の「伸ばそう」という意識が必要なのだ。 体調が悪く、医者に診てもらう。 ただ問診を受けただけで、自然と治るだろうか。 自分で治すための努力や工夫を、必ずするだろう。 塾ではそのための、守るべき「処方箋」を毎日出している。 指示を受け、注意を守りながら改善していくのは、君自身なのだ。 授業の前や後に、自分のために自分から動く。 弱点を埋めていく「守り」でも、目標点を目指す「攻め」でも構わない。 たった一つでも、改善できればいい。 たった一つでも、解明できればいいではないか。 伸びるという原点は、そういう小さな発見にあるのだから。 君は、先生の出す処方箋を大事にしているかい。 なくなったなら、授業の後でもらいなさい。 どんな症状なのかを、詳しく説明してね。
2007.11.28
わが教室では、毎月「学習記録」を作成し、生徒宅へ送っている。 それは、塾での生徒の様子を伝えるということ以外にも、 各家庭との大切なコミュニケーションとして、開塾以来ずっと行っている。 授業の内容とその理解度、そしてテストの点や受講の姿勢、さらには所見などを直接書き込んでいく。 書くのは、生徒たちと接している担当講師たちだ。 本来はフォーマットがあるのだが、わが教室ではあえてフリーにしている。 講師なりの書きやすい方法で、まとめ上げてもらっている。 生徒に月初めに目標を立てさせ、記入する欄がある。 「期末で80点取る!」 「とにかく、チョ~頑張る」 「宿題もチコクも、もうしない」 「絶対、じこベストー!!」 生徒の言葉を講師が代筆するか、生徒に直接書かせている。 講師のコメントは、ご家庭宛と、生徒宛に二分されている。 みな色々頭をひねり、自分の生徒のことをしたためていく。 「よく頑張ったね、その調子だぞ」 「こら~、宿題やってこいよー」 「これからも、いっしょに頑張っていこうね」 「今が一番大事なとき。○○ちゃんなら絶対出来るよ」 生徒宛のコメントには、講師の気持ちが溢れている。 私はそれを受け取り、目を通していく。 生徒がいて、講師がいて、 この1か月間のやりとりが、そこに集約されている。 どんな会話があり、どんな空気を感じ合っていたか。 一枚の紙に、様々な映像が記されている。 毎月作られるその個人記録は、教室の宝だ。 私は200枚近くあるその紙の余白に、メッセージを書き込んでいく。 赤ペンで、一つずつ。 毎月ではないが、書くべきときはかなりの長文を書く。 気になる生徒、受験生、試験前などは、どうしても字数も頻度も増える。 読んでくれるかどうかは、分からない。 でも、伝えたいことがあるから。 心を込めてメッセージを添えている。 今回、そのメッセージに、少し厳しい言葉を使った。 褒め言葉や激励の他に、気になる点を所見として書き込んだ。 この教室で一緒に学び、得てきた素晴らしいもの。 それはしっかりと持っていて欲しい。 でも一方で、みなそれぞれ、気づかない課題、失ってはいけないものがある。 成長していく上で、感じて欲しい大切なこと。 人として、あるいは今実行すべき部分に対して、 少しずつでも生徒たちに分かって欲しいこと。 そんな思いを、言葉にしたかった。 今回、厳し目の言葉が添えられていても、決して誤解しないでいただきたい。 みんな教室では頑張っている、いい子たちだ。 それだけは親御さんたちに、伝えておきたい。 そして私の素直な感想や、経験から必要と感じたアドバイスを、 意図するかたちで受け止めていただけたらと思う。
2007.11.28
今年もそろそろこういうのが増えつつある。 目玉は何だろう。 新ネタをちょっと開拓したい。 そう言えば去年は、受験後に「ください」と、持ち帰った生徒がいたな。 元気にしてるかな。 今年も『合格祈願コーナー』が完成したら、画像アップします。 卒生も何か見つけたら、たまには持って来いよ。
2007.11.27
先日予告した次回「トライアル」の日程。 期末後すぐに実施するとしていたが、「1月の最初の授業に実施」へと変更することにした。 理由は、塾内模試日程が早まったことと、生徒たちに疲弊(試験疲れ)が見えるためだ。 その代わり範囲を明確にし、冬休みの取り組みを課題とする。 範囲についても、多少見直しをしたい。 いずれにしても、詳細を今週中に発表する予定でいる。 さて、先日のテスト対策だが、結局中3生の参加率が一番低かった。 北辰対策、公民補習、理社SOS、英検対策、漢検対策。 最も前向きに取り組むべき中3の反応が、どれを取っても鈍い。 ひどく心配である。 自主性に任せれば、足を運ばない。 文書で知らせ、強制させれば来るのだろうが、少なくとも入試まであと3か月を切った受験生である。 自分のことは自分で判断し、行動して欲しい。 来る価値がないのなら、それ以上の価値のあることをして過ごしたのだろうな。 日々の中で、何が主役で何が脇役なのか。 しっかりと見極めていくべき時期なのだよ。 ごまかし、楽をしていれば、3か月後にその顛末が待っている。 カレンダーに、これから毎日、自己評価を書き込んでみるといい。 自分で納得し、曖昧にしていてはダメだ。 しっかり記録に残る達成を目指していこう。 週末は北辰対策がある。 中2生と二手に分かれて行う。 どちらが、より多く参加するか。 どちらが、より活気付くか。 どちらが、より真剣に向き合えるか。 先輩なりの、受験生としての意地を見せて欲しい。
2007.11.27
期末が終われば、いよいよお前らの出番だ。 今までは中途半端な使われ方をしてきたが、 これからは、押さえのエースの本領発揮の時だ。 いいかお前ら。 毎日登板し、ボロボロになっても、泣きごと言うなよ。 先輩たちもみんな、汚れながら耐えてきた。 何度もコピー機に伏され、 最後は、自然体で開いていられるようになった。 特に、「公立」 のお前。 相当厳しいから覚悟しておけ。 春になり任務が終わっても、 先輩たちのように、そっと棚に残してあげるから。 その傷んだ姿は、生徒たちの汗と頑張り。 お前らの頑張りは、生徒たちの頑張りなのだ。 最高の結末へ向け、一気にこの冬は勝負にいく。 いいな、限界までいくぞ。 表紙が取れても、落書きされても、 泣きごと言うなよ。
2007.11.27
遠足で山登りに行く。 先生たちに引率され、橋を、山道を抜けていく。 様々な草や木々が生い茂る中に、仲間たちの笑い声が溶けていく。 日差しの中、汗をかき、もうくたくただ。 急な斜面を登ると、その先は高台。 広い原っぱから、裾野の街が見下ろせた。 先生がここで昼の休憩にしますと言った。 注意事項もよく聞かずに、友達と一番いい場所を陣取る。 木陰で、景色がいいところ。 そんな最高の場所で、弁当を広げる。 うまい。 本当にうまい。 塩むすび、ウィンナー、玉子焼き、から揚げ。 何度も食べたありふれたものが、魔法にかかったかのように。 最高にうまかった。 汚れた手で掴み、夢中で食べた。 指先にご飯粒が張りつき、パリパリになっていた。 そよ風と、日差しと、友の笑い声が混ざり合った、 そんな少年の頃の記憶。 何故あんなにうまかったのだろう。 今になって思う。 運動をして、腹が減っていたから。 いや、それだけだろうか。 山を登るという行為に、何か答えがあるような気がする。 高台から見下ろす景色。 それはここまで登ってきたという、自分の足跡でもある。 平坦な地形を長距離歩いた時と違う、達成感のようなもの。 そんな高揚感の中で、一緒に頑張った友と握り飯をほおばる。 たどり着けたという、自分へのご褒美。 だから、あんなにうまかったのだろう。 今になって、そう感じる。 汗をかき、努力した先に待っているもの。 それが何だかは分からないが、 登っていけば、着実に足跡を残せる。 苦しくなったら、あの弁当の味を思い出せばいい。 小さな頑張りから、大きな頑張りへ。 その一歩一歩の数だけ、達成感が蓄積されていく。 今を信じ、前をしっかり見据えている人には、 やがてきっと、大きな自信に繋がるときが来る。 そんな気がする。
2007.11.27
キャンバスに描いてみないか 君が学んできた 数々の生き様を 洗いざらい 飾ることなく 素直に線を描き 着色していこう 人と出会い 喜怒哀楽を学び 感情の味を少しだけ知った 15歳 今 ここにある君は どんな表情だろう 勉強なんて興味のなかった 小さい時 拾った石ころさえ 宝物になれた そんな澄んだ瞳も いつの間にか遠い記憶に 勉強に興味を持ち 夢中になれた 12歳 勉強の難しさを知り まどろんでいた 13歳 勉強に挫折しかけ 汗まみれで歯を食いしばっていた 14歳 そんな君が15歳で感じること きっとかけがえの無い 素晴らしいこと 素敵な線描で 細密にここに復元してみよう 温かいね 言葉って 悩み 涙を流した時 いつもそばに 言葉があった 君が聴いた数々の言葉は 今も温もりを残し 心にある 生きるためにすべきことを 忘れてはいけない 大切なものを 叱られながら学んでいた あの頃 何かにしがみ付いて 安定を求めていた あの 小さかった日々 どんな試練が来ても 言葉が君をかばってくれた 15歳 悩み 成長していく過程で 君は 視野に自由と束縛を重ね 狂おしいまでに 叫びを抑えている 努力なんてと 疑いの瞳を携え いつも道標のない迷路を歩いている でもな 言葉はあるぞ すぐそこに 君の周りに ここまでしっかり掴んできた 君らしさ うんと 誇らしく 語ってみよう 君が今感じること ここまで歩み 集めてきた価値あるものを 言葉を辿りながら そっと描いてみよう 君という人間の 生き様を記録するように 強弱をつけ リズムをまとい エンドレスでペンを運んでみよう きっとそこには 温かい空気が宿る 光を放つ 宝石のような 勇気ある 尊い匂いがきっとある 15歳 じっと目を閉じると 思い出の中に 未熟と新鮮があり 光があふれてくる 素敵な世代
2007.11.27
期末直前のため、中3女子が2名居残り自習。 夕方には男子も自習に来ていた。 まあ、頑張った分、得点に繋がることだろう。 今、社会の範囲を聞いて驚いた。 範囲表では、「選挙~地方自治の終わりまで」だったが、 結局範囲まで授業が進まず、短くなったらしい。 範囲は、「選挙~裁判所まで」。 何と「三権分立」も、終わるかどうか微妙らしい。 何をしてるんだか。 実質146ページの公民の教科書の、60ページを進行中。 入試までにすべてが終わらない状況が、とうとう確定したようだ。 他の中学は120ページ消化しているというのに。 自己防衛しろよ。 12月は自分との闘いの月だな。 応援するからな。
2007.11.26
地元中学は、今日から期末試験週間。 すべての中学が、週末金曜までに終了する。 今日から始まる生徒には、一部もう間に合わないものもあるが、 再三言ってきた重点の理解度を試したい。 速攻で埋められなければ、勝機はないと思いなさい。 いざ。 問 空欄を適語で埋めなさい。 試験対策の基本は、( 1 )であり、( 1 )を何度も読むことである。 ( 2 )の指定箇所にはラインを引き、入念にチェックを重ねなくてはならない。 ( 3 )は丁寧に作成し、決められた日に必ず提出しなければならない。 暗記物は即答できるように、何度も( 4 )練習し、必ず( 5 )を期す。 試験前日は、うだうだいつまでもやってないで、早く( 6 )こと。 試験ごとの休み時間は、軽い暗記内容のチェックにとどめ、最低5分は目を閉じ、( 7 )を休めること。 答案を作成する時は、まず初めに( 8 )を書く。 問題を読む時は必ず( 9 )や印を付けながら確認していく。 用語の漢字筆記は、書けて当然だが、もし曖昧な時は( 10 )で記しておく。 答案は先生に採点してもらうもの。よって、文字は常に( 11 )であることが基本だ。 試験は( 12 )問題から解き、試験時間が終わりに近づいたら、欲張らずに( 13 )の時間を必ず設けること。 分からなくても、最後まで( 14 )こと。 試験初日が終わったら、すぐ頭を( 15 )の教科に切り替えること。 試験後は( 16 )をすぐ塾に持ってくること。 さあ16問、すべて即答できたかな。 全部、基本だよ。 半分も埋まらなかったら、反省しなくちゃな。 模範解答 1・教科書 2・範囲表 3・提出物 4・反復 5・完璧 6・寝る 7・頭 8・名前 9・線(下線、ライン) 10・ひらがな 11・丁寧 12・分かる(できる) 13・見直し 14・あきらめない 15・明日(翌日) 16・問題用紙
2007.11.26
これはショックだ。どう見ても違う。本当にトリックではないのだろうか。(画像の文字が見づらい時は、拡大してください)
2007.11.26
努力すれば、少しずつ結果が見えてくる。 だが、それには個人差があるものだ。 一気に花開く者がいれば、一方で、長いこと足踏みを続ける者もいる。 要は、辛抱なのだろう。 どこまで我慢できるか。 どこまで自分をコントロールできるか。 精神的な資質が、大きな要素を占めている。 我慢できない者は、すぐあきらめる。 せっかく軌道に乗っても、長続きしない。 期待が大きすぎるのだ。 10やって10の見返りを望んでいては、停滞して当然だ。 10やって1の見返りでも良しとできる者は、長期戦で成功に近付ける。 小さな収穫といえど、それは次の武器になっていく。 力を付けるということは、そういう小さな収穫を大切にし、次に活かしていくことだ。 10の実力が11になり、12になる。 その増えた分、効率は確実に上がっている。 何が身に付き、どう伸びているのか、じっくり検証していく姿勢を忘れてはいけない。 学び方には色々あるが、これがいいということはない。 自分に合った方法を探せばいいのである。 そのためには、様々な方法を試してみる必要がある。 自分の経験の中に、どれだけたくさんの切り口があるか。 どれだけ貪欲にそれらを試してきたか。 その数は、必ず数値としての実績に繋がっていく。 継続は力なり。 確かにそうだが、工夫も必要だ。 工夫というか、変化とでも言おうか。 自分に合ったメニューを見つけ、計画に溶かし込んでいく。 マッチしたものが見つかれば、こだわってみればいい。 同じ方法をいつまでも続けていると、やがて疲弊してくる。 そこを脱皮し、成長していくには、頭の転換も大切なこと。 色々なことにトライし、手応えをしっかり分析したい。 今、苦しんで伸び悩んでいるなら。 学び方を破壊してみよう。 そしてもう一度、必要なパーツを拾い上げてみよう。 傷んでいないだろうか。 使っていないものはないだろうか。 その一つ一つを、しっかり見届けてみよう。 模型を作るように、 あらゆる解説書を広げ、 もう一度必要な部分から、丁寧に組み立ててみよう。 勉強は正攻法が「善」ではない。 時として、 邪道に活路が見えることもあるのだ。
2007.11.25
本日のテスト対策(中1生と中3生)も終わり、自宅にて息子たちと談義。 地理の話になり、様々な用語が飛び交った。 今日は特別編として、その会話で飛び出た用語を列記したい。 息子たちは、浪人生と高校3年生。 互いに知ってる知識を駆使し、そうとうマニアックな質問合戦となった。 こういう用語が自然と交わせることは、私としては幸せだ。 と言うか、こんなことを言い合い盛り上がっている家庭は、 全国でも、おそらく我が家だけだろう。 用語のみ一気に羅列するので、興味のある方だけご覧いただきたい。 赤道 赤道ギニア エクアドル 本初子午線 ニューヨーク西経75度 カイロ東経30度 ケッペンの気候区分 ホイットルセイの農業区分 春小麦 Cfbの気候区分 地中海性気候 sは夏乾燥 wは冬乾燥 ステップ気候 サヘル地区 コートジボワール、ヤムスクロ カカオ豆 プランテーション ファゼンダ アシェンダ カンポ グランチャコ セルバ リャノ オリノコ川 マラカイボ湖 油田 原油輸入先1位、サウジアラビア 鉄鉱石輸入先1位、オーストラリア 石炭輸入先1位、オーストラリア イタビラ鉄山 メサビ キルナ、エリバレ ルレオ港、ナルビク港 ボスニア湾冬季凍結 北大西洋海流 ジブラルタル海峡 ボスポラス海峡 ダーダネルス海峡 マルマラ海 ケスタ地形、パリ盆地 ウバーレ ドリーネ カール ソグネフィヨルド カルスト地形、秋吉台 砂洲 砂嘴 陸繋島、江ノ島 トンボロ 陸繋砂洲 エスチュアリー ラプラタ川 チェルノーゼム、小麦 テラロッサ テラローシャ 縮小しているアラル海 アム川、シル川、綿花 サマルカンド ニコポリのマンガン ザール炭田 クズネツク ドネツ カトーウィツェ ユーロポート ポルダー EEC加盟国 ベネルクス3国 ユーラトム マーストリヒト条約 国際連盟常任理事国 ザンベジ川 サンメンシャダム アスワンハイダム TGV ボルタ川総合開発 バム鉄道 オビ、レナ、エニセイ マラッカ海峡 ロンボク海峡 バリ島 ブルネイダルサラーム バンダリスリブガワン メスチゾ サンボ ムラート ヒスパニック ポトシ、オルロ、スズの産地 コトパクシ エルテニエンテ チュキカマタ カラジャス フンボルト海流 アルバータ州 サスカチュワン州 マニトバ州 グレートプレーンズ コロマンデル海岸 ジョグプール インダス文明とインダス川 今のパキスタン ハラッパの遺跡 大地溝帯 ゴンドワナ大陸 TOマップ ウィリーウィリー シロッコ ボラ ハルマッタン ミストラル フランスの植民地マップ ナミブ砂漠 タンザン鉄道 全部思い出せないが、こんなことを言い合っていた。 二人とも地理専攻ではないのに、よく知っている。 うーん、妙な家族だと思う。
2007.11.24
生徒に理科の指導をしている時、納得のいかない指摘を受けた。 中2の生物分野の 「反射」 を教えている時だ。 「梅干を見ていたら唾液が出てきた。これは反射か?」 私の問いに、生徒が元気よく答える。 「反射~!」 「ああ、これね、反射って言わないんだよ」 「えー? でも学校の先生、反射だって言ってましたよ」 「本当か?」 「はい」 こんなやりとりだ。 これはいわゆる 「条件反射」 であり、学校で習う 「反射」 とは違う。 学校で習う 「反射」 は 「脊髄反射」 であり、言い換えれば、「無条件反射」 である。 無条件反射とは、脳が働かない、脊髄で信号を処理する反射だ。 熱いヤカンに触れ、思わず手を引っ込めた。 転びそうになり、とっさに手を差し伸べた。 目の前で手を叩くと、自然とまばたきする。 ボールが急に視野に入ったので、首をすくめてよけた。 学校で習う 「反射」 は、こういう身の安全を守るということを主眼に、脊髄による反射として学んでいる。 また広い意味で、生理的な反射の例も習う。 食べ物を噛んでいたら、唾液が出てきた。 食べ物が胃に流れると、胃液が分泌される。 鼻をこよりで刺激すると、くしゃみが出る。 目にごみが入ると、涙が出てくる。 暑さで体温が上がると、汗が出てくる。 これらも、広義の反射として問題はないだろう。 だが、先ほどの 「条件反射」 は、ちょっと状況が違う。 生物として持っている先天的な反射ではなく、後天的な条件付けだからだ。 私も 「パブロフの犬」 ぐらい知っているが、知っているからこそ、これは君らが学んでいる反射とは違うと言い切った。 条件付けされた 「脳の判断」 が働いている。 脳が習慣化された記憶を判断し、信号を出しているのである。 身を守るための、瞬時の動作でもない。 思い出し、ジワーっと出てくる反応である。 止めようと脳を働かせれば、制御可能なものだろう。 これでは、 「悲しい映画を見ていたら、自然と涙が出てきた」 「車の騒音を聞くと、いつもイライラする」 というのと大差ない。 「梅干を口に入れたら、唾液が出てきた」 と、 「梅干を見ていたら、唾液が出てきた」 とでは、180度違う。 前者ならば、味覚による刺激を受け、制御できないものなので、反射だ。 学校の先生がどういうつもりで後者を反射としたのか、非常に不可解である。 だが週明けのテストを考えると、先生の教えに従うのが得策。 まあ、先生がそう言うのならと、私も強く言うのをためらった。 学校の反射の単元に 「条件反射」 を持ち込み、それを脊髄反射と同系列で扱うことに、私は疑問を持つ。 以前、ある入試問題でも、これは反射ではないとされていた記憶がある。 一体どうなのか、識者にお尋ねしたい。
2007.11.24
ただ今、テスト対策の真っ最中。 今日は朝の9時半から開始し、夕方前まで、中2生を対象としている。 男女2名ずつが欠席しているが、参加している生徒たちは真剣に頑張っている。 今回は、ご家庭に日程のお知らせを配布していない。 今いるメンバーは、自分から 「対策に参加する」 という意思を持ち、自分から親に言って集まってきた仲間たち。 それだけあって、テストに対する意欲が、いい感じで出ている。 今日は夕方から平常授業も行う。 夜9時半まで、居続けになる者もいるかと思うが、集中を切らさずに乗り切ろう。 さあ、また私の対策も始まる。 本年最後の電流の対策講義だ。 この直前に、分かりませんは許さんぞ。
2007.11.23
自分を大切にする人間は 素敵だ 自分を知っている人間は 強い 自分を飾らない人間は いつも温かい 自分を省みれる人間は 大きく伸びる 自分を素直に語れる人間は 進歩していく 自分に厳しい人間は 明日の可能性を高めていく 自分の弱点を知っている人間は 決して驕らない 自分を犠牲にできる人間には 人が集まる 自分に自信を持てる人間には 澄んだ空気が宿る 自分のために行動できる人間は いつも夢を描いている 君にとっての自分 どんな立派なものでも 勝てやしない 人工の匂いのしない そんな君らしさ 意識してみよう
2007.11.23
私立高校単願組の中に、進学先をすでに決めた生徒が出てきた。 埼玉では推薦A、あるいはスポーツなどの特別推薦枠をいう。 確約といわれるもので、年明けに試験はあるものの、ほぼ合格は間違いない。 今まだ2名だが、ここ1か月でもう少し増えるだろう。 受験が完了したわけではないが、進路先の決定に、まずはおめでとうと言いたい。 二人とも終盤よく頑張っていたことを、私は知っていた。 安堵と嬉しさの混ざった報告の時の表情は、とても爽やかだった。 まだ学校の試験もあり、入試の筆記テストも残っている。 気を抜かず、高校入学後も考え、この年末は精進して欲しい。 でも、よかったな。 理社も疎かにするなよ。 公立受験組は、後期試験までいよいよ3か月。 私立併願推薦の確約は、あくまで通過点。 毎日の達成を、常に意識しよう。 これから先。 信じられないほど伸びる仲間がいる。 魔法なんてないぞ。 コツコツと築いていくのは、君だ。 あと何回、目をこするか。 あと何回、涙をこぼせるか。 頑張れるのはあと3か月。 結果はその先に待っている。
2007.11.22
目標の設定をする。 前回の試験は65点だったので、今回は頑張って70点以上を取る。 よく聞く数値目標だ。 みんなそれなりに真剣だと思う。 でも、本当にそれでいのか? 試験前なので、塾生にひとつ苦言を呈したい。 真剣に聴いて欲しい。 65点だったから、次は70点以上を取る。 そう言っている時点で、君はもう70点を取れない。 きっと前よりも悪い点で終わるだろう。 65点だった前回の記録。 これと次の試験と、どんな関係があるのだろう。 次の試験は君が準備し、トライしていくべきもの。 次の結果を想定する時に、前の成績を基準にする必要など毛頭ない。 100点を取りにいけばいいだろう。 次の試験は、ゼロからの積み上げで点数が決まっていくのだ。 100点を目標に置くから、90台や80台が出るのだ。 きみがどうするかで、結果が決まるのだ。 発想が違うのである。 「今の力だと、せいぜい70点ぐらいだろう。なんとか頑張って70点は取りたい」 「今の力だと、せいぜい70点ぐらいだろう。じゃあ、100点取るにはどうしたらいいんだろう」 後者の発想がない限り、永久に満足いく結果は得られないだろう。 試験はひとつの戦略で決まる。 どう戦い、どう戦果を残していくか。 その限界を目指す姿勢が、数字を引き上げるのである。 80点取る者は、決して80点を目標にしてはいない。 90点取る者は、決して90点を目標にしてはいない。 だから、70点取れればいいやと思えば、到底70には届かない。 70点取る者は、決して70点を目標にしてはいないからだ。 前回65点だった。 だったら、今回は100点を取る。 いや、取りに行くのである。 それが前提で、学習の組み立てが始まるのである。 取るためには、どれとどれを、どれだけやらなくてはならないのか。 何が足りないのか、どう攻めればいいのか。 研究するのである。 また、そういう姿勢で取り組むから、未達であっても90台が出るのだ。 みんなちょうど数値目標を立てる頃だが、しっかりと戦略を意識して欲しい。 「前回、5教科で275点だったから、何とか300点台にする」 同じだ。 前向きに向上心を持って取り組んでいると評価するか。 そういう師や親御さんもいるだろうが、私は評価しない。 これでは失敗するからだ。 そういう生徒を何人も見てきたからだ。 いいか、275点という過去の数字を捨てなさい。 リセットしなさい。 そして自分が満足できる数字を目標に置いてみるのだ。 何点だ。 450点か。 ならばその点を取りにいけばいい。 取るためにどうしなくてはならないか、綿密に計画し、忠実に実践するのだ。 その雲の上のような点数をイメージし、攻めて攻めて攻めまくるのだ。 心の置き方ひとつで、数字なんて簡単に化けるのである。 すべて蓄積なのである。 活路は自らの行動から生まれる。 「無理にきまってる」 そう思う君は、何度も同じ点で苦笑いするだろう。 可能性なんて、ゴロゴロ転がっている。 掴むか否かは、君の向上心次第なのだ。 100点を目標に置いてみなさい。 すべきことが見えてくる。
2007.11.22
今年もこういうものが活躍するときが来た。 縁起をかつぎ、意識を高める。 今年は何らかの形で、中2生にも渡したいと思っている。 今年もあと40日。
2007.11.21
君は、紙いっぱいに自分を描くことが出来るだろうか。 目の前に、一枚の紙とペンがある。 ルールや条件は何もない。 真っ白なその紙に、君が自信を持って描けるものって何だろう。 自慢できること、苦手なこと、そして数々の経験。 嬉しいことも、悲しいことも、日ごろ思っていることも。 夢だっていい。 時を越えてもいい。 君がここにいるということを、 生きているという熱いものを、素直に語ってみよう。 批評など、いらない。 だから君は、紙面いっぱいに描けばいい。 はみ出てこぼれるくらいのエネルギーを、思いっきり見せればいい。 どんな人間にも弱い部分がある。 どんな人間にも誇れるものがある。 君は今、成長しながら、その色々な味を確認している。 でも、君以外に、君を語れる者がいるだろうか。 大切なのは、自分を知り、君自身で語れるということ。 違うかな。 君が紙面一杯に描いたものからは、笑顔が見えてくる。 マイナスのことも、悩みも、すべてそこに描き込めばいい。 それが「生きている」という姿。 人間らしく、頑張っている姿。 家族がいて、 友がいて、 発見があり、 感動があり、 そんな中で君は成長していく。 いっぱい描いてごらん。 素敵な君だけの記録。 大切にしまっておくもの。 明日からすべき、価値あること。 きっと見えてくるよ。
2007.11.21
「平均点」というものは、都合よく使われる。 自分の点が悪ければ、「平均点が低かった」と言い、 自分の点が高ければ、あえて平均点を語ろうとしない。 テストで20点とかを取ったら、もう大変だ。 「クラス平均21点だよ」 「あのサキちゃんだって24点なんだから」 「隣の山田なんか3点だし(笑)」 「問5できた人、学年で2人しかいないんだって」 「習ってない問題出るしさ、もうみんなブーイング」 訊いてもいないのに、ポンポン飛び出る。 自分の評価を上げようと、それはもう必死。 山田君の点数など、親にとってはどうでもいいことだ。 肝心なのは、それでお前は見直しをしたのかという点。 残りの80点がどこまで出来るようになったのか。 そこをしっかり押さえようよ。 ついでにたまにはこんな格好いいことも言ってみよう。 「90点取ったけど、クラス平均85点だからさ、まだまだよ。もっと頑張らなくちゃ」 お母さんの評価が上がること、間違いなし。 まあ、90点取れる力を付けるのが先だが。
2007.11.20
受験生の中には、塾に通えない仲間もいる。 経済的理由で、通っても週1回しか来れない。 志望校も私立は受けられない。 そんな仲間もたくさんいる。 君はどうだろう。 自分の置かれた境遇を、素直に見つめてみよう。 勉強部屋があり、道具があり、自由に満ちあふれていないだろうか。 兄弟が多く、自分の机すらない受験生。 全国には、CDも携帯も、参考書さえもない中で、 目をこすり、健気に頑張っている仲間がいる。 君の周りがもし満ち足りた環境であるなら、 何よりも、勉強できることに感謝しなくてはならない。 受験とは、そういった 「心」 の置き方で、中身が作られていくもの。 受けるのは君であっても、周囲の理解があって初めて軌道に乗れるもの。 だから、感謝の気持ちを常に持っていたい。 君は長いこと、目標に向かい頑張ってきたと思う。 目標はもう手の届くところにある。 塾で学んできたのなら、塾の風景を思い出そう。 辛かったこと、泣いたこと、心から笑ったこと。 夏の暑い日に、汗を拭きながらテキストに向かったこと。 先生に叱られ、居残りで頑張ったこと。 先輩たちが通り抜けてきた道を、今、君は重ねようとしている。 塾の椅子に付いた大きなキズ、机の傷み。 それは、先輩たちの闘いの跡だ。 辛くなったら、みんなのそんな過去を受け止めてみよう。 辛いのは君だけじゃない。 君にはそんな素晴らしい仲間が、過去も今もいるのだから。 受験はもうじきやって来るだろう。 自分が誇れるものをしっかり持ち、最後まで走り抜けてみよう。 両手にあふれるくらい知恵を持ち、カバンに希望を詰めて、 悔いることなく、堂々と戦うのだ。 桜のつぼみが色づき始める合格発表の日。 歓喜の瞬間が待っている。 それは、君の人生で一番かっこいい瞬間。 そのカードを引き寄せるのは、君自身。 今の君なのだ。
2007.11.19
受験勉強は、一冊の小説に似ている。 タイトルは、志望校。 目次は、これから展開していく計画のようなもの。 君は、期待を感じながら、1ページ目から順に読んでいく。 ゆっくりとページをめくり、流れをつかんでいく。 今日はここまでと思ったら、栞を挟んでおけばいい。 そして乗り始めたら、続きを読まずにはいられなくなるだろう。 展開が分からなくなれば、また戻ればいい。 ただし、何日もサボって開かずにいると、 また初めから読まなければならなくなるだろう。 今日何ページ読んだ。 そんな積み重ねが、やがて読み終えるという行為に繋がっていく。 受験勉強には、小説のような意外な展開が何度かある。 かったるい流れもあれば、ワクワクするシーンもある。 君はその展開を味わい、楽しみ、最後まで走り抜ければいい。 目の前の活字を追って。 辛いと思えることは、素晴らしいこと。 何故なら、それは快方に向かい楽になれるというサインだから。 思うようにいかなければ、今かいている汗を感じてみよう。 こんなにも頑張っている。 こんなにも夢中になれている。 君のそんな姿は、明日への道をしっかり築いている。 受験が終わる時、君は小説を閉じればいい。 そして走り抜けてきた記録を、そっと語ろう。 数々の感謝を添えて。 君のゴールはもうそこにある。 あと50ページ。 時間は、今日も君に、可能性を与えてくれる。 この記事は、毎月19日を塾の日とする、受験生を励ますイベントの一環として協力したものです。 来月の19日も是非、御覧下さい。 以下の先生方もこのイベントに協力されてます。 どうぞ御覧下さい。 樋口先生 野田先生 ハル先生 ヒカリ先生 島先生 二重まる先生 あるみ先生 うっちい先生 本田先生 ※受験生応援ソング(CD)もご覧ください。 しんた先生 empty先生 海風007先生 タカティーン先生 nagachan先生 どやえもん先生 りんご先生 みかみ先生 NERO先生 ムメイ先生 ロカビリー先生 ※このイベントにご協力くださる、塾の先生をお待ちしております。 君はひとりではない。 こんなにも素敵な仲間が全国にいる。 君は今、何を見つめているだろう。 自分を信じること。 それは、尊いことだよ。
2007.11.19
今の6年生たち。 ランドセルを背負い、元気に飛び回っている6年生たち。 君たちはまだ、中学の生活というものを知らない。 冬が過ぎ、やがて桜咲くころ、 君たちは新品の制服に袖を通す。 新しい友と出会い、師と出会い、希望に満ちた日々が待っている。 楽しみだな。 今まで温めてきた「君らしさ」を、そこで咲かせてみよう。 中学のフィールドは自由だ。 想いも考えも存分に発散できる空間が、 君たちのために無限大に用意されている。 そこで君は成長していく。 悩み、苦しみ、歓喜し、心の窓を開いていく。 幾多の人と出会い、語り合い、 少年、少女から大人への一歩を刻み始める。 3年間は早い。 しっかりと自分を定め、大きくなっていけよ。 半年後には中間試験を受けている。 あんな小さかった君たちも、もうそんな時期になったのだ。 眼の輝きを失うなよ。 君たちの希望は、心地よく、そして素敵な香りがする。 今できること。 その一つ一つを作り上げ、大切にしまっておこう。 いつか使う時のために。 君の学んだ記録を、しっかり残しておこう。 役立つよ。 きっと役立つから。 半年後の君たち。 楽しみだな。
2007.11.18
勉強はひとりでするものだ。 自習にしても対策にしても、常に友達と一緒の生徒がいる。 そういう生徒は、学びの効率面でかなり損をしている。 定期試験も入学試験も、相談して行うグループ対決ではない。 自分の頭脳を頼りに、自力で答えを導き出し、答案を埋めていくものだ。 どこまで「ひとり」というスタンスにこだわれるか。 その意識差が、微妙な差を生んでいく。 対策授業の答え合わせの時、不明な漢字に出くわす。 あるいは遅れをとり、正解を聞き漏らす。 仲間がいれば、その場で教え合い処理することも可能だ。 だがこれには大きな落とし穴がある。 互いに頼ってしまい、自らの力で切り抜けようとする姿勢がブレてくる。 ひとりならば、聞き漏らせば空欄のままだ。 漢字が分からなければ、自分で対処しなくてはならない。 だから終了後、質問が生まれる。 だから家で、確認作業が生まれる。 そしてそうしないために、常に集中し、自然と五官を研ぎ澄ますようになる。 友達と参加し教え合っている者は、その場で解決した気になっているが、 実は重大なミスを侵しているのである。 そういう者は、家で見直しをしない。 家で確認し、自分のものとする行為とは対極だ。 対策の目的は、その場で寸分違わぬ「解答編」を作ることではない。 自分の「できた」「できなかった」を判定し、 できないならば解決への行為を起こし、能動的に知識として収納していくことにある。 その基本は、ひとりなのである。 試験会場で味方になれるのは友ではない。 親でも、教師でもない。 トロッコが動き出したら、君はもう独り。 頼れるのは、君自身の頭だけだ。 だからその時に使えるものを、今から自分で確認しつつ作っていくのである。 自分のクセを知り、切り抜ける術を学ぶのである。 トロッコは一人乗り。 友は観戦できても、一緒には乗れない。 仲間と共に、一心同体のような君。 テニスでいつもダブルスの練習をし、助け合っている。 本番はシングルス。 君は戦えるかな。
2007.11.18
「すっごくいい! 私、絶対あそこ入る」 「楽しくてさ、ほんと、分かり易いんだよ」 入塾手続きの時に、親御さんから体験授業の感想を聴く。 決まってこのような答えが返ってくる。 女の子の場合、特に顕著だ。 「帰ってくるなり嬉しそうで、どうだったと訊くと、絶対入るって言ってきかないんですよ」 「すごく分かり易かったらしく、勉強のコツが少し分かったようです」 「本当に目を輝かせて、授業の様子を説明するんです。あの子のあんな表情、久し振りに見ました」 お母さん方のこういう言葉を頂く度に、有難い気持ちでいっぱいになる。 子どもは素直だ。 分かりづらければ、分かりづらいと言う。 雰囲気が合わなければ、入りたいとは言わない。 そんな中、体験後にすぐ入りたいと思うのは、きっと、期待や予想を超える発見があったからだろう。 勉強のリズムが掴めない者は、ここでリズムを模索していく。 ある単元に苦手を持っている者は、その解法を知り、希望にしていく。 短い時間の中で、未経験の 「知る」 という悦びが、あちこちで交錯する。 今の塾生たちは、みなその体験を経てここにいる。 私は入塾手続きの時に、お母さんに告げる。 「成績は、本人次第ですよ」 お母さんも、それは理解している。 どんなにいい塾で、理想的な指導を受けても、本人がやらなければ伸びない。 でも、お母さんは言う。 「娘がここでやりたいと言っている」 と。 そして、さらに言う。 「あの子のあんなに明るい表情は見たことがない」 と。 親としての期待の結論が、手続きの空気を染めていく。 私は思う。 子どもはみな無邪気で、成長の期待に満ち溢れていると。 それは磨く前の原石のような、重く雑な存在。 この教室で仲間を知り、みな笑顔が自然になっていく。 ぎこちないものをそぎ落とし、少しずつ知恵を身に付けていく。 教室の風景。 授業中の子どもたちの目の輝き。 頑張った結果の成績の掲示。 お母さんたちの期待の 「未来形」 がそこにある。 だから、 我々は子どもと向き合い、エネルギーを添える。 利用するのは子どもたち。 でも、教室の姿は、生徒の姿を創っていく。 教室の流れに順応するように、 やがて本人が、「やる」 という姿勢を描き始める。 今の仲間がそうであるように。 「すっごく良かった!」 そうか、でも・・・・ もっといいことがあるよ。 君だけの最高の出来事が、きっとある。 手続きをしながら、いつも同席していない君に語っている。 君は今、学校で数学の授業中かな。 そんなことを思いながら。
2007.11.17
必勝スーパーカイロ。 カイロ本体にも、「必勝」の文字が印刷されている。 受験生にとっての縁起物だが、 今回は中間試験の褒賞用の景品として配っている。 これから活躍する優れものだ。
2007.11.17
ちょうど1年前に子供たちに贈ったこの言葉を、今年も贈りたい。 この1年の間に加わった新しい仲間たちには、手紙に添えるつもりだ。 前途ある君たち。 聡明な瞳で、未来を語ろう。 「夢」 は心地よい風を湛えながら、 温かいメッセージをまとい、 手の届く、すぐそこにある。 大きく、 そして強くなれよ。
2007.11.17
白い絵の具がある。 適当に他の色を混ぜていく。 ほんの少し加えただけで、段々とどす黒い色に変わっていく。 あまり見たくない不快な色だ。 この代物を、もとの純粋な白に戻すとなると大変だ。 少しぐらい白を加えても、いっこうに白くならない。 恐らく、元の100倍くらいの白い絵の具が必要だろう。 似たようなことが、君の身近にもある。 学びのリズムだ。 学ぶことを習慣化し、軌道に乗っていれば問題ない。 君の知恵のリズムは、 ちょうど白い絵の具のように、綺麗に輝きを湛えているだろう。 問題なのは、一つまた一つと、リズムが狂い始めた時。 君は気づいていなくても、侵食は確実に進んでいる。 白はやがて灰色になり、形容不能な色になっていく。 さあ、修復しよう。 君は元の何倍ものエネルギーを注ぎ、リカバリーしようとする。 元々、白い輝きがの量が少なければ、なおさら大変である。 君はどんどん「白」を加え、汗だくだ。 やっと、ほぼ復元したら、また別の部分が変色している。 一つの修復に夢中になり、周りを見ていなかったからだ。 君はまたその修復に向かい、何度も同じことを繰り返していく。 まるで堂々巡りを続ける、螺旋のように。 ここには、 学びを習慣化し、知恵を築いていく時のヒントがある。 中途半端ではなく、しっかりと築くこと。 不純なものに侵食されても、ビクともしない、磐石な知恵。 それがどこまで追求できるかで、君の安定性が決まる。 少しぐらい黒が混ざっても、どうってことない。 それくらい確実な大きさまで、知恵を磨き、育て上げるのだ。 あれこれ手を出し、ただ集めただけの知恵。 時とともに風化してはいないだろうか。 修復には時間が掛かる。 ものにしたと思っている知恵を、一度点検してみよう。 その大半が、いかに弱く曖昧なものであるかに、気づくだろう。 くすんだ色の知恵が何であるかは、 君にしか分からない。
2007.11.16
変な店がある。 看板には 『知識屋』 と書いてある。 どうやら、知識を売っている店らしい。 街の外れにある小さな店。 中を覗くと、いつも妙なじいさんが独りで座っている。 今日、A君は思い切って中に入ってみた。 店内には客が四、五人いた。 注意書が貼ってあった。 「このカセットを聴くと、あなたはの頭には100%その知識が復元されます。ただし、販売は現金で。お一人様一日一本とさせていただきます」 (へぇーっ、本当かよ・・・・でも今どきカセットとはな・・・・) A君は棚を見回してみた。 ラベルの貼ったカセットケースが、隙間なくびっしりと並んでいる。 まるでレンタルビデオ店のようだ。 (一体、いくらなんだ?) A君は目の前の「化学反応式」というケースを取って、調べてみた。 3500円。 (意外と安いじゃん。これで分かるようになるんなら・・・) ケースの裏に「効能・用法」として、注意が書いてあった。 「カセットの使用は24時間に1本として下さい。24時間以内に、他のカセットとの併用は危険ですので、お止めください。用法・用量を守れば、効果は3年間保証します」 (・・・・) A君は気になる苦手な「中学数学」の棚を覗いてみた。 「連立方程式・文章題編」3900円。 「一次関数と直線グラフ」3300円。 「平方根・式の計算編」3600円。 どれも欲しいものばかりだ・・・。 親子連れの客が、何やらもめている。 「ヒロ君、英語はいいの? あんた文法苦手でしょ? ほら、比較とか現在完了とか、あるよ」 「いいよ、時間もないし」 「一日30分ぐらい作れるでしょ。毎日テレビ見てるんだから」 「それだけで一ヶ月かかるし、また来ればいいじゃん」 「セールは今日で終わっちゃうのよ」 母親のカゴには、どう見てもすでに30本は入っている。 (1本3500円として・・・・・えっ! 10万・・・・) 奥の方にいる高校生も、10本ほど抱えていた。 「セールは本日まで。セール期間のみ、お一人様何本でもお買い上げいただけます。明日からすべての商品を大幅に値上げします」 壁に大きく書いてあった。 A君は店を出て、まっすぐ家に向かった。 家に着くと、母は台所で調理をしていた。 「母さん、10万円貸してくれない?」 「えっ、何よ? とうとう頭おかしくなった?」 「勉強で必要なんだ。一生のお願いだよ」 「何に使うか分からないで、出せるわけないでしょ。お父さんが帰ってきたら、聞いてみなさい」 「それじゃ、間に合わないんだ!」 (じいさんの独り言) 今日もまた色んな客が来た。 普段からしっかり勉強していれば済むものを。 みんな一度は学校でやったはずなのに、その時サボるからこうなる。 君は何本欲しい。 200本か。 1本1日。 買うのはいいが、時間が掛かるぞ。 親に迷惑掛けるなよ。 勉強というものは、コツコツやるのが似合っている。 楽して身につくのなら、誰も苦労しないのだよ。 さあ、次は何を並べようか・・・・。
2007.11.16
12月の 「北辰テスト」 の申し込み数。 火曜に締め切ったが、とうとう中2生が中3生を上回った。 こんなことは、開塾以来初めてのことだ。 中2生の申し込みは、学年の8割。 5人に4人が、受験を意識し動き始めている。 初めての受験という生徒もかなりいる。 まだ点が取れない。 期末の直後で勉強する時間がない。 それを踏まえながらも、彼らは受けることの意義に気付き始めている。 今回は大事だぞ。 何回も言ってきた。 ボードに書き、督促してきた。 季節はもうじき寒い冬。 不安ながらも、あと1年というカウントダウンが聞こえてくる。 先輩たちの頑張り、そして 「合格」 という言葉の響き。 そんな空気を感じながら、彼らは自分に回帰しようとしている。 いい流れだ。 自分を信じ、攻めていこうじゃないか。 前を見て、誇らしく、大きな期待を掴みにいこう。 君の明日は、実力を知ることから始まる。 目の前にある、10基のハードル。 その後半をスムーズにクリアするために、 今、ここで感触を知っておくことが大切なのだ。 実力は君のもの。 数字は、変えられない素直なもの。 でもそれは、云わば成長できる可能性の物差し。 進行形であればいい。 君が変えていくのだ。 あと1年。 速いぞ。 時がどんどん逃げるぞ。 今までの生活を、そして学び得たものを、 どの程度のレベルと精度で掴みきれているか。 もう一度巡り、そっと紐解いてみよう。 課題は、君が知るもの。 課題は、君の中にあるもの。 課題は、君が歩んできた足跡に眠っているもの。 そして課題は、君が汗をかきながら、必死に変えていくもの。 新しい受験生たち。 しっかりと、軸を定めよ。 嬉しい瞬間は、道の果てに用意されている。 君たち全員のために。
2007.11.16
生徒の解法に 「切れ味」 を感じた。 中2の理科、単元は電流である。 月末の期末に向け、そろそろ仕上げに入る時。 何度も解いてきた 「回路」 の問題の定着を調べるため、 目の前の問題8題に、タイムトライアルさせた。 計算により求める解答項目は、全部で約30。 普通のペースで解けば、理解度の高い生徒でも5分位かかる問題だ。 私はそれを踏まえた上で、あえて彼に告げた。 「制限時間は2分だ」 「え~っ! 2分っすか!?」 「お前なら出来るだろ」 そして、実際にやらせてみて、驚いたのは私の方だった。 解答欄が見る見る埋まっていく。 頭の中で、次々と法則と照合している様子が、まるで戦いのようだった。 「終わりました!」 何と彼は、1分30秒ほどで解き終えたのだ。 解答をチェックしたが、ノーミスだった。 1題を約12秒、1問につき約3.5秒での処理。 『オリテキ』の、多角的に攻めてくる、こなれた問題である。 この短時間の完答は、驚異という他にない。 彼の潜在的な 「資質」 と 「切れ」 を感じた。 彼の強みは、教えを守り、忠実に次の武器にしていく点だ。 語り、解説を施してあげる度に、どんどん力をつけていく。 やや高度な課題を与え、解説に時間を割いても、 2時間の授業ならば、プリントを7枚解いてしまう。 昨日の授業後、ほぼ完璧に近付いたなと思った。 あとすべきことは、入試問題のチョイスと、教科書の欄外やコラムの確認、漢字筆記の練習ぐらいであろう。 生徒の中には、ある分野で突出した 「才」 を見せる者がいる。 中学という年齢は、ちょうど得手不得手が明確になり、 長けた部分が能力として表出し始める頃。 本人は気づいていないが、指導側から見ると、生徒ごとにもの凄い可能性を感じる時がある。 それをただ指摘するのではなく、 さらに鍛え、導いてあげる。 誉めることなど誰でも出来る。 敢えて語らず、より厳しく、磨きを掛けていく。 だから私は、彼の場合でも、誉め言葉をあげたことはない。 次は制限時間を1分20秒にしようか。 そう考え、彼に対峙してあげることが、私の役割なのだろうと思うのだ。 まだまだ伸びるだろう。 いや、確実に伸ばさなくてはいけない。 その到達点の一部は、私の裁量にかかっている。
2007.11.15
手のひらを じっと見つめてみよう 君はその手で 今まで何を掴んできたか そっと振り返ってみよう 幼児のころ 母を握った手 子どものころ 大切に飴玉を掴んでいた手 とうに風化した記憶の奥 何十万もの感触が 物語のように君の手のひらにある 手のひらを じっと見つめてみよう 君はその手でペンを持ち 字を書き 絵を描いてきた 懸命に 何かを握り締め 記録を刻んできた手 友と握手をし 時には叩いたこともあった 暑い日には汗をぬぐい 寒い日は何度もこすり合わせた 砂場で穴を掘った あの冷たくザラザラした感触 知らぬ間に思い出になり 過去になっていく でも 何故か懐かしい温もりが いつも手のひらには 染み込んでいる 大人になるとき その温もりは 言葉に替わる 大切にしまってきた 小さなもの ずっと引きずってきた 意識のようなもの その一つ一つが 言葉の似合う「かたち」になり 君の手のひら中で 脈打ち始める 掴むということ それは物語であり 常に未来形だ 過去に体験した感触をまとい そこから 新しい生命を探しにいくような そんな地味な行為を通じて やがてみんな 言葉を紡いでいく 大人になるということは 感触のないものを 掴みにいくこと 君が今 夢を持ち 何かのゴールを目指すのなら そいつを 思いっきり掴みに行けばいい そのための訓練を 君は今まで 手のひらに重ねてきたのだ 頼れるものは何なのか じっと見つめてみよう 温もりを感じてみよう 人生で探し触れてきた 価値あるもの そんな 君だけに分かる言葉が きっとある
2007.11.14
心の中で、どんな動きがあったのだろう。 先日、中2の女子二人組みと面談した。 片方のお母さんが付き添い、勉強や生活、そして塾のことを色々と語り合った。 二人は同じ部活の仲良し。 まだ、勉強に対する危機感はあまり無い。 でも、お母さんと一緒に来た子の方には、少し成績を意識し始めている感じはあった。 もう一人の友達の方は、塾は中3になったら考えたいと言う。 緊張していたのか、二人ともなかなか硬い表情が消えなかった。 受験のことや、家での過ごし方に触れ、何度も質問した。 最後に教室を見学し、体験授業のスケジュールを組んだ。 当初、友達の方は参加しない予定だった。 でも色々考えたのか、二人一緒に体験したいという申し入れを受けた。 昨日、その体験授業を実施した。 面談の時以上に緊張した二人を、講師まで案内し、私は別の生徒の授業に移った。 終わったあと、二人で挨拶に来た。 「ありがとうございました」 何とも、素敵な笑顔だった。 「どうだった? 少しは勉強になったかな」 「はい」 笑顔の奥に、来て良かったという空気が漂っていた。 テスト対策の日程を告げると、参加してもいいのですかと聞いてきた。 もちろん、大歓迎である。 「ねえ、一緒に参加しよう?」 音頭を取っていたのは、当初渋っていた友達の方だった。 たった2時間の間に、彼女たちの中で何が変わったのか。 心がどう動いたのか。 初体験は何でも勇気がいるもの。 でも、飛び込んでみると、自分の知らない 「素晴らしさ」 と出会えることがある。 いつにない、爽やかな君たちの表情。 ひとつ課題を乗り越えた時のような、安堵と楽しさに満ちた表情。 君たちの心の中の細かい様子は、私には分からない。 でも、2時間の間に何かを知り、発見し、何かが動いたのだろう。 その笑顔、すごくいいぞ。 大切にしろよ。 素直にそう思った。
2007.11.13
中学生たちは期末が近いが、以下のことに注意しよう。 『期末なので実技教科もある』 体育、技術家庭は必ず実施される。ここまでで7教科。 音楽、美術は学校によるが、テストがあるのなら最大9教科になることを踏まえよう。 これらの実技教科は、ペーパーテストの点が、通知表の評定に微妙な影響を与える。 2か3か、3か4か、4か5か。 その決め手となるのが、理解度を示すテストの得点だ。 受験の時に使う調査書では、9教科の合計が内申点として見られる。 受験に限って言えば、英語の5も技術家庭の5も、同じウェイトなのである。 そのことを踏まえ、しっかり準備時間を確保しよう。 『提出物の仕上げを早める』 提出物の指定は毎回必ずある。 直前で慌てることなく、いまから少しずつ手掛けておくことだ。 もう何度か定期テストを受けていて、何か課題になるか予測も付くだろう。 前回の中間の範囲以降が、今回のターゲットである。 ワークなどの提出物は、慌ててやると字が雑になり、評価を落とす。 丁寧に、意欲的に取り組んだのだという部分を、PRする工夫をしたい。 提出日前に完成させ、先生のところに持っていってみよう。 受け取ってくれなくても、率先して頑張ったのだという点をパフォーマンスできる。 試験の1週間前に、必ず完成させることだ。 そして試験直前は、点を取るための弱点補強に力を注ぐこと。 『学習道具は毎日持ち帰る』 普段、学校に教科書を置いて帰る者は、テスト期間は必ず持ち帰ることだ。 いざ家でやろうと思っても、道具がない。 教科書も、ワークも、プリントファイルも学校で、何が出来るか。 先の提出課題もそうだが、すべき時に手元になくては、計画など進まない。 試験の点数が悪い生徒ほど、こういう杜撰な管理が多いものだ。 重いなどと言ってないで、毎回引きずってでも持ち帰ろう。 特に土日、手元にないと大きなロスになるぞ。 注意しなさい。 中間が良かった者は、ここで踏ん張り、評定をものにしよう。 中間が芳しくなかった者は、今回が鬼門だ。 範囲表をよくチェックし、完璧を期すように。 国語の漢字は満点を取れよ。 出るものが決まっていて取れないというのは、怠慢以外の何物でもない。 残された日数はあと13~16日。 それを、科目数で割ってみな。 どうすればいいか、もう分かるよな。
2007.11.12
年末年始は、1年で最も慌しい。 11月も半ばに入り、いよいよその計画を細かく確定する時期になった。 期末テスト対策・北辰対策・トライアル・模試・冬期講習・年末特訓。 大きな流れだけでも、かなり過密スケジュールだ。 さらに補習や面談、トライアルの追試などが絡んでくる。 今週中に詳細を決め、各ご家庭へ郵送したい。 年内は、今日を入れてちょうど50日。 ギアを入れ替えるタイミングである。 ダラダラと過ごし、反省の正月を迎えることのないよう、学びの密度を上げよう。 計画を立て、毎日の達成を意識してみよう。 年末の踏ん張りは、年明けの基礎を作る。 逃避するための口実は、君をどんどん小さくする。 時間がない、くたびれた。 それは理由ではない。 前提だ。 歯を食いしばってついて来いよ。
2007.11.12
先日、猫ギター先生が「実戦問題集」について書かれていた。 この教材、実は私も何度か使ったことがある。 確かに演習を重ね、定着を図るには、秀逸なテキストだ。 オームの法則など、これでもかというくらいに計算演習が続く。 要点も書き込みながら押さえられるので、定期テストを睨んで進めるには持って来いである。 わが教室にも色々なテキストがあるが、実際普段使用しているものとなると限られてくる。 私が普段、特によく使っている教材に、次の5つがある。 1 シリウス(学年版)《育伸社》 2 マイクリア《教育開発》 3 サミングアップ《エデュケーショナル・ネットワーク》 4 ファイナルクリア《教育開発》 5 高校入試問題理科の完成・よく出る標準問題《教学出版社》 「シリウス」は理科だけでなく、社会もよくできている。 「シリウス」の良い所は、こなれた問題が適量収まっている点だ。 章ごとのまとめのページも、しっかりしている。 これと「マイクリア」を抱き合わせて進めると、問題も多角的に攻められていい。 そもそも2番以降の4点は受験生用の教材なのだが、私は在校生たちにも使っている。 「サミングアップ」は無駄のない優れものである。 単元ごとにマスターしていく上でも、的確なまとめと演習で構成されているので、問題を選ぶ必要がない。 全部解かせる価値がある。 私の目から見てもそう思う、しっかりした作りを感じる。 最後の分野別まとめも、実戦的でなかなかいい。 「ファイナルクリア」は、薄い入試用の仕上げテキストだが、私は毎年受験生にはこれで徹底的に攻め込んでいる。 「マイクリア」の後半の入試用チェックを発展させたようなもので、 この1冊をマスターすれば入試に勝てると言えるほど、うまく仕上がっている。 冬期仕上げ用の教材として、これ以上のものを見たことがない。 私の場合は、在校生にも重点暗記のチェックに使用している。 「よく出る標準問題」は、書店で売られている教材だ。 入試の過去問をチョイスしたものだが、単元ごとに編集されており、使いやすい。 内容も必要かつ十分であり、良く出るベタ問題がうまく収録されていている。 応用力をつけるパターン演習の積み上げに持って来いである。 また、ページを縦の罫線で二分割しているので、空白の無駄がない。 もちろん、在校生の定期テスト対策としても使える。 「サミングアップ」は、社会もなかなか良い。 このシリーズは、理社に限り、来年から中3の採択教材にしようかと、ちょっと考えているところだ。 各社の教材にはそれぞれ良い所がある。 そのおいしい部分だけ集めてファイルしていけば、無敵の教材ができる。 コツコツとそんな作業も進めている。
2007.11.11
理科教材について書いてみたい。 理科という教科は、本来、理論や体系から入っていく学問だ。 ある単元を学ぶ時、その世界やメカニズムに興味を膨らませ、次第に細部に踏み入っていく。 教科書の展開はその手順を意識しているが、どうも導入が貧弱だ。 流れを捉え興味や発想を引き出す前に、次々と知識が迫ってくる。 10ページもやれば、結局、覚えることばかりだ。 子どもたちの理科離れは、こういった一元的な展開に深く根付いている。 では、子どもたちの興味を引き出し、ワクワクさせるような教材があるのだろうか。 図鑑のような、図版や写真が豊富な、それでいて幅広い知識が盛り込まれているもの。 一つあるではないか。 理科資料集である。 私は正進社の資料集を使っているが、子どもたちの興味を引き出すのにかなり有効だ。 学校でも資料集は配られるが、ほとんど使用されていない。 私はむしろ、「資料集」を教科書にして授業を進めたら素敵だろうと思っている。 現状では解説が貧弱なので、もっと説明文を加える。 教科書のイラストや観察・実験なども、コンパクトに組み入れる。 さらに、マンガなどの要素も加え、より身近なものに編集し直す。 空欄を設け、サブノート的な展開や、一問一答なども可能だ。 ただし、今の発展的な資料内容は、そのまま活かすというのが前提だ。 そして、4分冊などせず、「スーパー図鑑」として1冊にしてしまう。 そんな教材があったら最強だろう。 まあ、今のままでも、教科書よりは資料集の方が「理科学習」には向いていると思う。 課題は教える側の技量であろう。 学校の授業で新しい単元に入る時、先生方はどういう導入をされているのだろう。 いきなり教科書の読書から入ったりしてないだろうか。 理科には無駄話が必要だ。 子どもたちの知らないことを語り、引き込ませる、奈落のようなミステリアスな空気が必要だ。 教科書の解説者で終わっていて、果たして子どもは夢中になるだろうか。 「へ~っ」という言葉をどれだけ言わせるかで、学びの密度が変わる。 理科という教科は、中学までは、そういうものだと思っている。 おやおや、肝心な教材について書いていない。 後ほど書く。
2007.11.11
子どもたちは毎日 この教室にやって来る どんな悩みを持ち どんな日常を背負い ここに何を求めに来るのだろう 数々の苦しみを肌に受け 歓びを分かち合い 日増しに大きくなっていく 子どもたち 仲間と出会い はじけ散る笑顔は宝石のようだ 君は今までの人生で どんな発見をしてきただろう 素敵なことも 悔しいことも みんな君の 誇らしげな表情の中にある ひっそりと君の中心で 雄大なリズムを刻んでいる 君たちはここに学びに来ている 数学が 英語が 大切なものと知っているから でも君の求めているものは もっと違うものにある 私は それを知っている 君の創る空気を みんなが感じている 君の心を みんなが感じている ここにいるみんなが それぞれの立場で役割を演じている 元気という流れ その中で君は 自分を見つめ直し 課題を消しゴムで消していく もやもやしたものを 一つずつ 大きな 次のステージを探すように 教室のドアはいつも開いている 君はカバンを持ち ここに集まればいい そして いっぱい知恵と勇気を集めて帰ろう 重くなって引きずるくらいに どんな期待にも いつか終わりが来る でも君にとって大切なのは 今演じられる躍動感 ここでの終わりは 君たちの手の中にある 君が来て ここで自由を見つけようとする時 知恵を探し 悩み 苦しみ 感動を受ける時 ここにはいつも 優しい言葉がある 探してみな この教室で 重い足を引きずりながら 君が掴もうとしているものを あいつも あいつも みんな笑顔で君を待っている 不安があるなら すべてここで消してしまえばいい 道具はあるぞ いっぱい消しゴムのかすを残してみな そしてまた 思いっきり描いてみればいいのだ 自由に そして知恵を吹き込み 夢の奥にある 君だけに用意された 本物の光を感じてみよう 君が夢を語れるように 椅子はいつも ここにある
2007.11.10
北辰テストの受け付けは、週明け火曜まで。 今回の対象は中3受験生と、中2生だ。 現在までの申し込み状況を見て、驚いた。 人数で、中2が中3を上回るという現象が起きている。 塾生数はほぼ一緒。 中2生の意識の高まりが、いつになく伝わってくる。 中間テストの主役も中2生だった。 今回大きく伸ばしたメンバーのうち、3人に2人は中2の君たちだった。 この教室で自分と向き合い、闘ってきた結果が、少しずつ出始めている。 そんな流れの中で、自分の力を試してみたいという意欲が、次々と伝播している。 率先して引っ張る仲間がいて、受験が当たり前という空気を創っていく。 いいことだ。 受験準備のスタートライン。 まさに今回の北辰は、それだ。 何度も言うが、好成績を取るための模試ではない。 自分の力を調べ、県における位置づけを知る。 そしてその結果を、今後の1年間の学習計画に組み込んでいく。 いよいよ受験を前提とした、戦略が始まるのである。 「今受けても点が取れないから」 「まだ受験生じゃないし」 「どうせひどい結果だから」 こういう台詞が許せるのは、中1までだ。 何を考えている。 自己分析をせずに、どうやって広い戦場に踏み込むというのか。 敵を知り、己を知る。 これから先、戦いは独りだぞ。 友達に教えてもらい、相談しながら門はくぐれない。 相手はどういうものなのか、それに自分は喰らい付いていけるのか。 北辰会場に、その判定を受けに行くのだ。 もう少し勉強してから受けるというお前。 そういう理屈で逃げる者は、次もまた同じことを言うだろう。 家庭で、親御さんがどう意識しているか。 その差が、北辰受験だけでなく、成績全般に繋がっていく。 「あんた、北辰どうすんの?」 「えー? 今やっても全然点とれないよ」 「でもみんな受けるんじゃないの?」 「まだいいよ。3年になったら受けるよ」 こんな会話をしてないだろうか。 部活で見直している暇がないとか、理屈をこねてないだろうか。 親御さんがどう出るかで、子供の軌道が決まっていく。 主導権は誰が持てばいいか。 逃げようとする者に持たせていいものか。 よく考えてみて欲しい。 大事な回が始まる。 仲間は次々と、オーディション会場の切符を手に入れている。 まだ申し込んでいない7名。 君は観戦するのか。 12月2日の日曜、駅は様々な中学の制服で溢れる。 その日、君は何をして過ごすのか。 意義をもう一度、再確認してみよう。 受験まであと1年と2か月。 そのころ君は、受験会場に座っているのだ。
2007.11.10
改正や仕組みの変更に伴い、呼び方が改称されることがある。 制度の改正、法律の適用などでも、いつの間にか新しい呼び名が登場する。 一度覚えたものをリセットし、上書きしなければならない。 でも、一体何が変わったのか分からない。 新聞など見ても、一目で分かる一覧などない。 世の中で一番動くのは人だが、人物名は日々注意していないと、どんどん変わっていく。 例えば、サミットのメンバーなど、10年前と今では全とっかえである。 国連の事務総長を「アナン」などと言っていては、世界情勢についていけない。 世界の国名や首都も随分変わっている。 コートジボワールの首都は、私の学生の頃は「アビジャン」だったが、今は内陸の「ヤムスクロ」に移転している。 ミャンマーも「ラングーン」から「ヤンゴン」に改称された。 ユーゴスラビアなどは、国家すら存在しない。 国内でも市町村合併などで、古い都市名が次々と消えている。 データや情報に敏感でないと、ついていけない感じだ。 知識の豊富な子ほど、こういう古い呼び名を知っている。 なまじそれを知っているから、答案に書いて×になることがある。 今回のトライアルでこんな問題を出した。 「首都圏の玄関ともいえる千葉にある空港は、○○国際空港である」 白紙空欄もかなりあったが、「成田空港」という固有名詞を知っていた者は、素直に成田と書き○になっている。 だが3人ほど、「新東京」と書いた者がいた。 3年前の春の民営化で、「成田国際空港」と改称されたことを知らなかったのだろう。 このメンバーは恐らく小学生の頃、「成田空港ではなく、正式には新東京国際空港」ということをどこかで学んでいたのだと思う。 知っていることがかえってアダになったようだ。 逆に何も知らずに「成田」から入った子が答えられるというのも、皮肉である。 地方自治の「助役」などの呼び名も、今年から変更になっている。 こういう時事問題は、受験に係わる部分だけに見逃せない。 一度、色々な改正点をまとめて配布しようかと思う。 しかし、どんどん情報が変化していく世の中だ。 追いつくのも大変だと思うが、ニュースの定点チェックは極力自分でしてみよう。 家族の協力があると、もっといいが。
2007.11.09
昨晩はまた作業で教室に泊まりだった。 そんなわけで、40時間の活動の締めとして、また画面と向き合っている。 40時間起きていると、色々なことがある。 活動時間が16、7時間という、普通の生活では味わえない、 強い空気の流れを感じることがある。 普段では気づかない、裏の世界。 独りで探りながら、じっくり考える。 日常の型を繰り返していても得られない、不思議な感覚。 もう何度もやっていると、それさえも生活の一部になったようだ。 と、言いながらも、思考が減退している。 やはり2日目は早く寝るべきだろう。 受験生は遅くまで頑張っていると思う。 教室にも眠そうな者がたまにいるが、 私に言わせれば、「屁でもないわい」という感じだな。 メリハリと計画をもって学べば、徹夜なんてどうってことない。 眠気が寄り付かないほどの集中。 ぜひ、若いうちに体験して欲しい。 時間はみな平等。 でもその時間の作り方を、自分で操作できるとしたら。 殻を破ってみる価値はあると、私は思う。 真剣な眼差しには、必ず大きな発見がある。 受験生よ。 部屋の時計を外してみなさい。 そして自分の納得できる地点まで、一気に走ってみなさい。 疲れたら、体が言うことを効かなくなったら、休めばいい。 走れるとき。 発見が続く、熱い瞬間。 そこに制限時間は必要ない。 君のすべきことは、時間を区切ることではなく、 時間を空気に溶かしていくこと。 今しかできない貴重な記録を。 しっかりと、フィルムに収めよう。 現像は、 桜咲く、春でいいのだ。
2007.11.09
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