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「SSSランク・トライアル」の追試は、ほぼ全員終わった。 あとは欠席者の試験と、採点のみ。 いまだに勘違いしている者がいるので、ここで言っておく。 この試験は、点を取り合格することが最終目的じゃあない。 最終目的は、知識をどれだけ頭に残せるかということだ。 最初は3割しか知らなかったことが、追試をやり、懸命に覚えることで7割になる。 その差の4割は、一体何なのか。 そこを自覚して欲しいのである。 その40個の知識が、君の可能性に繋がっているのである。 試験をしなければ、君は3割が当たり前だった。 追試をすることで、7割、9割と高めることが出来る。 たとえほんの5個でも、10個でも、君の力を高めたい。 そしてその力は、やがて来る受験に通じていく。 文句を言いながらも、面倒くさがりながらも、追試を受ける。 それでもいいのだよ。 みんな、私の「合格作戦」に嵌っているのである。 必ず役立つ。 だからやっているのだ。 追試ほど、個人差が出るものはない。 一気に80点上げることも可能だ。 君の姿勢が、埋められた答案にすべて表れる。 さあ、君はどれだけ自分と向き合ってきたか。 じっくり見させてもらおう。
2007.10.31
全国学力・学習状況調査の結果が、県政ニュースで発表されている。 埼玉県の平均正答率は、以下の通り。 6年 国語A 82.2 国語B 64.0 算数A 82.1 算数B 63.6 中3 国語A 81.6 国語B 72.0 数学A 70.6 数学B 60.6 6年国語はABとも全国平均をやや上回った 6年算数はABとも全国平均と同率だった 中3国語はABとも全国平均と同率だった 中3数学はABとも全国平均をやや下回った まあ、この結果を見て、だからどうだと言うのだが、数学B(活用)の低さが、ちょっと気にはなる。 しかし国語など、平均で8割答えられるということは、相当易しい問題なのだろう。 満点も多数いたのではないだろうか。 以前にも平均点と順位の違いを書いたことがあるが、今回のこの平均点だと、順位の中央が90点前後であることが予想できる。 悪い生徒は徹底的に悪く、平均を下げるからである。 私は85点取れたからOKではない。 それだと、クラスでは下位の可能性があるということを、知っておくべきだろう。 県政ニュースでは、意識調査の結果も発表している。 質問に対し、「している」「どちらかといえばしている」の合計回答率で、80%に満たない質問は次の3つだった。 「家の手伝いをしている」 中3 63.0 「家で学校の宿題をしている」 中3 74.3 「授業以外に2時間以上運動している」 小6 32.8 中3 58.3 運動については気になる低さだ。 最後に県からの一行コメントが載っているが、思わず笑ってしまった。 で、政策としては一体どうするのだろうか。 記事はこちら
2007.10.31
頑張った生徒への見返り。 何かないかと、先日から考えている。 ただの「ほめ言葉」だけでは、子供たちも物足りないだろう。 テストの上位者は掲示している。 だが、得点の実数だけで評価出来ないものもある。 下位の生徒の努力にも、一定の評価を与えてあげたい。 そうすると、どれだけ上がったかという「アップ率」だろうか。 色々な角度から見てあげて、本人のやる気を引き出してあげたい。 言葉ではない、形になる見返りを添えて。 ロカビリー先生に触発されて、うちでも色々な賞を設けようと思っている。 頑張った生徒と、頑張らなかった生徒。 同列で放っておかず、前者に光を当てつつ、教室全体の士気を高めていきたい。 いつもダメだった生徒が、今回は這い上がってきた。 それに対する周囲のリアクションが、次に繋がるのだろうと思う。 家では褒められているだろうが、塾でも褒めてあげる。 ちゃんと見てるぞと、賞を与え励ましてあげる。 自分が子供だったらどう感じるか。 それが原点だろうと思う。 スタンプをためると、景品がもらえるという塾もある。 だがこのやり方は、どうもまどろっこしくて性に合わない。 と言うか、頑張った汗を、その都度リアルタイムで称えてあげたい。 明確に、次に活かしていくために。 賞は、今回の中間テストから行いたい。 どんな賞があり、景品は何が飛び出すかは、お楽しみだ。 伸びた実数など、掲示物にも手を加えていく。 掲示デビューを果たす生徒が、相当出るだろう。 それだけ、君なりに頑張った証拠だよ。
2007.10.31
私が小学生の時は、教室に 「100点グラフ」 というものがあった。 大きなグラフ用紙の下段に、出席番号順に名前が書いてあり、 テストで100点を取ると、何かスタンプのようなものを押していった。 遠目に見ると、縦に伸びていく棒グラフのようなもの。 黒板のすぐ脇の目立つ位置に、そいつがあった。 グラフは正直で、出来る者と出来ない者の差がはっきりと出ていた。 A君、B君、Cさん、それぞれの頭の良さが、一目で分かった。 当時は個人情報もクソもなかった頃。 クラス全員で共通の取り組みをするということが、絶対の時代だった。 たぶん6年の時だったと思う。 3学期の終わり頃の学活のことだ。 頑張った友達に記念品を贈ろうということになった。 「100点グラフ」 の上位から5人に、 教室の備品である文具などがプレゼントされた。 1ダースのケース入り鉛筆、束のノートなど、結構いい物だったと記憶している。 学級委員が前に出て、グラフをチェックし、1位から順に名前を読み上げる。 もう40年近く経つ古い話なので、実名で書こう。 1位、涌井君。 2位、寺島さん。 3位、菊地君。 4位、伊藤君。 そして5位が接戦だったが、女子学級委員が、小林さんを告げた。 クラスのみんなは遠目で見ているので、よく分からない。 表彰された人に拍手を送り、そのまま先生の話に移り、学活は終わった。 学活のあと、悪友が前に集まり、グラフの品評会を始めた。 私も参加し、みんなで調べたら、小林さんより岩瀬君の方が1つ多いことが分かった。 しかも小林さんと私は同点だった。 男子が学級委員に詰め寄り、やや険悪な空気になった。 女子が仲間をひいきしたと。 その後どうなったか記憶にないが、この得点順位だけは何故か今でも覚えている。 もともと6位の私は貰えないのだが、 自分と同点の者が貰っていることが、子供心にどうも釈然としなかった。 岩瀬君は、当然納得できなかったろうと思う。 こういう理不尽な納得できないことは、いつまでも記憶に残るものだ。 判定は正しく、みなが納得できるやり方で行わなくてはいけない。 こんな昔のこと、今はどうでもいいのだが、 生徒たちを管理し、得点を発表したりしている今の私の立場を考えてしまう。 自分はどうってことなくても、子供たちは何年も引きずるかも知れない。 だから、成績の扱いには気を使い、責任を持たなくてはならない。 テストの採点も、追試のあり方も。 ただ点数を見るだけでなく、 声掛けもアクションも、すべての生徒に平等に接していく必要がある。 そして、得点の管理には、細心の注意を払わなくてはならない。 自分を顧みて、そう思うのである。
2007.10.31
算数の文章題についての記事を、複数のブロガー先生が述べている。 一つ一つ拝見すると、確かにその通りで、私もそういう指導をしているなと思った。 算数でつまずくのは、四則算が混ざって使われるような問題。 一体、四則のどれを使うべきか、すぐにひらめかない場合などに多い。 「%」が出てくる濃度の問題、速さや距離の出てくる問題。 公式を見てみると、分数が絡んでいる。 公式に入れれば確かに求められるが、 その入れる値が小数だと、さらに筆算が必要になる。 そこで「比」というものを用いて処理する工夫が生きてくる。 単純に割り算で処理せず、基本となる数値をもとに足したり引いたりするやり方だ。 「120キロの距離を、時速15キロで進むと何時間かかるか」 このような問題の時、「み・は・じ」に入れれば、120÷15で答えが出る。 でも、その単純な代入には、落とし穴がある。 理論や数値感覚が分かっていないから、15÷120と、単純なミスをする生徒がいる。 中には「120×15=1800時間」として、平気な生徒もいる(実際にいる)。 先日のトライアルで、こんな問題を出した。 「時速60キロの速さで30分進むと、何キロ移動するか」 間違いが多発した。 公式に入れて解こうとしているためだ。 みな、見た目の処理ができない。 先の問題に戻ろう。 「120キロの距離を時速15キロで進むと何時間かかるか」 時速というのは、1時間でどれだけ進むのかという「能力」を数値で表したもの。 だからその「能力」を基本単位として、加算していく方法を取らせる。 1時間で15キロ、2時間で30キロ。 さあ、この後である。 「3時間だと、ええと・・・30+15だから・・・・」 などとやってはいけない。 2時間を2倍するのである。 4時間で60キロ。 60は120の半分なので、4時間を2倍して8時間となる。 こういった「基本数値をもとに加算していく」やり方は、中学理科で強い武器になる。 先月の初め、理科に筆算はいらないという記事を書いたが、「比」を用いて解く時には、この感覚がどうしても必要になる。 「筆算はいらない」というのは、筆算せずに解く感覚を身に付けようということだ。 基本数値を基準に考えるやり方は、掛け算や割り算でも同じである。 我々大人が暗算するとき、頭の中で段階を追って計算していると思う。 「90÷4はいくつか」という問いのとき、 まず90÷2=45を出し、さらに45÷2=22.5としていないだろうか。 「36×4はいくつか」ならば、 36×2=72、 72×2=144としていないだろうか。 この感覚こそ正に「比」で処理する感覚なのだろうと思う。 中学の理科では、「○○は○○に比例する」という表現があちこちで使われる。 そして1年生の2学期あたりで、「力と圧力」という計算単元が登場する。 理科が嫌いになる第一関門だ。 「面積が変わらなければ、力と圧力は比例する」 「力が変わらなければ、面積と圧力は反比例する」 こういう計算には、「比」は欠かせない。 何が倍になると、一緒に何が倍になるのか。 何が3倍になると、一緒に何が3分の1になるのか。 地震波の速度と到達時間の問題。 震源からの距離と初期微動継続時間の問題。 湿度と飽和水蒸気量の問題。 質量と密度と体積の関係を使った問題。 溶媒、溶質の量と、濃度の問題。 電流と電圧と抵抗、いわゆるオームの法則の問題。 電力や熱量の問題。 化合における、定比例の法則の問題。 記録タイマーを使った等速運動の問題。 計算が必要な理科の問題には、すべて「比」の法則が隠れている。 グラフで表せば、きれいな直線になる。 私が、理科に筆算はいらないというのは、まったくするなということではない。 しないでも済むことを知り、処理速度を速めようということである。 また、この理論が感覚的に身に付くと、検算も楽だ。 生徒の中には、 「4分の1というものは、全体の何%に当たるものか」 が、分からない者がいる。 これは是非、日ごろの練習で数値感覚として身に付けて欲しい。 「比」を用いる時に、頭で描く図に係わってくるからである。 全体を100とした時の、いくつに当たるか。 自分のテストの得点で、%と分数の書き換えを色々試してみるといい。 必ず、簡単じゃないかと思える時がくるはずだ。
2007.10.30
教室の連絡ボードを見ていない生徒が多すぎる。 重要な連絡を書いても、いつも100%全員に伝わらない。 「え~っ、聞いてませんよ~」 「えっ今日? 何それ、知らねぇ~っ!」 テスト等を行う時には、必ず誰かが言う。 ボードに書いて、2週間。 少なくとも4回は見る機会があっても、一向に見ようとしない。 先日も、試験対策の日を間違えて来た者がいた。 まったく見ていない証拠だ。 大事な連絡は 「GOAL通信」 として、プリントで渡している。 だが、そういう注意にルーズな生徒は、それすら見ない。 たまにテキストの忘れ物が出ると、そこに数か月前の連絡プリントが綺麗に挟まっている。 親にも見せていない。 だから親から、「今日は塾あるんですか?」 などという電話がくる。 カバンの中はきっと凄いことになっているだろう。 塾のテスト、プリント、保護者会やその他の案内、北辰等の申込書。 ぐしゃぐしゃに、擦り減っているに違いない。 奥の方には去年の物もありそうだ。 中学生にもなって、家庭との連絡の橋渡しが出来なくてどうする。 学校からのお知らせも、きっと同じ状態なのだろう。 クリアファイルを使えよ、と思う。 工夫次第で、物の管理力はいくらでも伸ばせるのだ。 教室の連絡ボードにしても、掲示物にしても、 ただ書いたり掲示したりしているわけではないぞ。 ここに集まる君たちの意識を試し、評価しているのだ。 君たちはここに何をしに来ている。 学力を磨くために、学びに来ているのではないのか。 塾と係わり、力を付けようというのなら、 そこが発信する色んな情報に、もっとアンテナを巡らさなくてはダメだ。 その意識の差が、 塾と共存しながら「成績」を伸ばすということに繋がっていくのである。 向上心のある生徒は、立ち止まりしっかり見ている。 下駄箱と机を往復するだけのお前。 友達とふざけながら、サーッと通り過ぎるだけのお前。 困るのは誰だか、もう分かるよな。 「しらね~!」 「そうか、それはオメデトウ」 自業自得だな。 まあ、あきらめろや。 何も、伏せ字やパズルで掲示しているわけではない。 目立つように、色を使い、大活字で表記している。 同じ条件で知っている者と、知らない者がいるのは何故か。 お前の問題だろ。
2007.10.30
昨日の漢検で、秋の検定はすべて終了。 結果の通知は、来月半ばになる予定だ。 来月後半以降には期末試験もあり、中高生はまだ落ち着かない。 なお一部の学校を除き、中学生の「トライアル」の追試を、今日から始める。 あれだけ予告して、まさか見直しをしていない生徒はいないよな。 きっちり点を取って、一発でクリアしてもらうぞ。 このトライアルの内容だが、早速、学校のテストや北辰にどんどん出てきている。 すべて理解が必要な重点項目である。 学年を問わず、しっかりと頭に入れて欲しい。 不合格になると、後がハードだぞ。 期末後には、次のトライアルが待っている。
2007.10.29
12月2日は、中3だけではなく、中2の北辰も実施される。 中2生はこの模試で、受験に向けて学力と位置づけを調べ、いよいよ活動を始める。 偏差値を知り、志望校内順位を知り、今後1年の指針を立てる上でも大事な試験だ。 受験はまだ先だと思っている生徒、あるいは親御さんがいるならば、 ぜひカレンダーを眺めて欲しい。 あと3日で11月。 期末試験に追われ、年末、正月の慌しい時を過ぎれば、すぐ2月になる。 上級生の受験が済めば、現中2生が実質上最上級生になる。 学校でも受験の話が増え、進路相談、志望校の報告、校内学力テストと、 成績中心の行事に追われるようになる。 学校説明会や個別相談に足を運び、来年の今頃は、もう私立の確約が出ている。 態勢を整えるのは、早いほうがいい。 北辰の結果を受け、この2年生のうちに何をすべきかを判断し、実行に移すのである。 今受けても点が取れない。 そう思っているのなら、それは大きな間違いだ。 いい点を取るためのテストではない。 目的は、実力を知ること。 実力を知り、分析し、今すべきことを少しずつ実行していく。 そして、3年の北辰に繋げていくのである。 逃げることは簡単だ。 だが、逃げてばかりいる者は、その次の時もまた同じ理由で逃げる。 全員、同時スタートのはずの受験レース。 自分を大切に思い歩み出した者との差は、開く一方だ。 どんどん自分を不利にしていることに、気づいていない。 健康診断を口実をつけてサボっている。 状況が似てないだろうか。 悪いならば、早くプロの処方箋をもらい、改善していかなくてはならない。 何故なら、受験という日は決まっているのだから。 君の状態がどうだろうが、待ってはくれないのだから。 中2生には、今日から申込書を配布する。 自分を大切にし、戦略を練ろう。 公開模試の臨場感は、君の免疫を強くし、意識を高める。 塾生全員が受験されることを望む。
2007.10.29
親の言葉が、子供を育てる。 他のどんな言葉よりも、親の言葉は絶対だ。 親の心のこもったひと言が、子供の迷いを消してくれる。 不安を笑顔に変えてゆく。 愛情がすべて。 その愛情を、虚飾なく伝えられるのが、親なのである。 子供が失敗した。 試験で悪い点を取ってしまった。 子供は答案の点数を幾重にも折り、反省している。 失敗したなと、落ち込んでいる。 そんな時、親はどう語ってあげるべきか。 「何これ、あんたがちゃんとやらないからでしょ?」 「ほれ見なさい。普段サボっている天罰ね」 「どういうこと? 今回がんばるんじゃなかったの?」 「いつになったら上がるのよ。これで、何度目?」 「こんな悪い点、初めて見たわ」 「あれだけ一緒にやってあげたのに、最低ね」 「お願いだから、少しはお兄ちゃんを見習ってよ」 「お母さんだって、こんな点取ったことないってば」 「今回は頑張るって、全然変わんないじゃないの!」 「何なの? あんた、やる気あんの?」 「もう、あんたの言うこと信じませんからね」 「最低! 罰として、小遣い半額にしますから」 「高校に行きたくないんだぁ。じゃあ、もう勉強やめれば?」 「誰が悪いの? ねえ、誰のせいなのさ。言ってみな」 「もういい加減、悲しませないでちょうだい!」 「お父さんにちゃんと説明しなさいよ。今日は寝れませんからね!」 ・・・・・・ 寂しくないだろうか・・・・ 子供を悲しませては、いけない。 問い詰めてはいけない。 こんな言葉を掛けても、子供の成績は上がりやしない。 でもこれに近い言葉は、多くの家庭で飛び交っているような気がする。 子供のゆがんだ、不信の表情が目に浮かぶ。 親はどうして、いつもマイナスイメージの言葉を語ってしまうのだろう。 その言葉のあり方が、子供の成長を左右するのに。 親は、その「力」に気づいていない。 子供にとって、親の言葉は絶対だ。 もう親の言うことなんか聞かないと言いながらも、 親に言われたセリフは、根強く子供の心に残っているものなのだ。 それを踏まえた言葉がけが出来るかどうか。 円滑な親子関係を保ちながら子供を伸ばしていくカギが、そこにある。 愛情をうまく子供に伝えていく工夫。 それは、温かい表情であり、言葉の語尾である。 語尾に肯定的なフレーズを付けてあげる。 そう意識して語ってあげると、子供は安心する。 同時に、親の愛を感じ、考える機会が与えられ、自らの行動にプラスの作用が働く。 先ほどの例。 × 「何これ、あんたがちゃんとやらないからでしょ?」 ○ 「何これ、あんたがちゃんとやらないからだね。次は頑張ろうね」 × 「あれだけ一緒にやってあげたのに、最低ね」 ○ 「あれだけ一緒にやったのに、最低になっちゃって、残念だったね」 × 「今回は頑張るって、全然変わんないじゃないの!」 ○ 「今回は頑張ったのに、全然変わんなかったね。でも次があるよ」 どうだろう。 クドクドと語っても、テストの点は変わらない。 子供は正直だ。 独り部屋に籠もり、親が見たら卒倒するような言葉をノートに書いているかも知れない。 一度下がったモチベーションは、簡単には上がらないものだ。 いくら悪い点を取ったからといい、取ろうとして取ったものではない。 過程にある、小さな努力を評価してあげる。 そしてどこか狂っている学びの歯車を、一緒に磨き、潤滑油を注してあげる。 深い親の力を、子供にプラスイメージとなるように伝えるのである。 目的は、子供を追い込むことではない。 言葉に心を込め、次に繋げる橋渡しをしてあげること。 親だからそれが出来るのである。 そう思う。
2007.10.28
個人的な内容をここで取りあげるべきかどうか、色々と意見もあるだろう。 だが、私も生徒指導をする立場上、今回の件はやはり黙認できない。 私は、毎日生徒たちの進学と学びに、親になったつもりで係わっている。 たかが一介の塾の経営者だが、 生徒とのリアルな関係と、そこから生まれる明日への働きかけに、常に誇りを持っている。 生徒たちはみな志望校に合格したい。 そのために、辛い勉強と向き合い、 定期試験のために眼をこすりながら頑張っている。 私はその健気な姿勢をサポートすべく、色々な学びのベクトルを与えてきた。 講師も一緒になり、合格に向け、まずはこの中間試験と、対策を重ねてきた。 私は、自分の私利などはどうでもいい。 生徒たちの努力が、汗が、正しく評価されるのであるならば。 それを踏まえていただき、もし先生がこのブログをご覧になっていたら、 以下の内容にコメントを頂ければと思う。 T西中の、社会科のS先生。 今回の3年生の中間試験の問題、拝見しました。 問題を見て、アレっと思い、去年の問題と照らし合わせてみました。 一つ一つ眼で追い、私は何とも言えない寂しさを感じました。 いや、残念と表現した方がいいかも知れません。 冷戦の件、その派生する幾つかの問い。 GHQに関する数問。 日本国憲法の公布の写真資料と、年月日の問題。 憲法条文として使用された何条かの活字と、記号のくくり。 そしてその細部に関する、何問かの小問。 農地改革に関する設問。 朝鮮戦争から高度経済成長に、そして石油危機にいたるグラフ。 そのグラフを用いた幾つかの問い・・・・ 去年とまったく同じじゃないですか。 一体、どういうことなのでしょう。 受験生に向けて、先生が真剣に作られたんじゃないのですか。 同一問題が28点。 順序や表現など、手を加えてはいるものの、ほとんど同一問題が16点。 この44点は、一体何なのでしょう。 先生については、去年の今頃、何度もここで取り上げました。 法の下の平等で、「ちびくろサンボ」が不適切であると書いたのは私です。 そして、その答えへの意見を書いたのも私です。 この件に関しては、様々なブロガー諸氏から意見を頂きました。 そして、最終コメントとして、問題を提起したのも私です。 もうすでに7回も、先生のことを書いています。 私が何故、こんなに何度も先生の私的な仕事に触れるのか、お解かりいただけるでしょうか。 はっきり言いましょう。 あまりにも仕事がお粗末だからです。 それは同じ社会科を教えている立場からも、生徒を見ている立場からも、明らかにそう見えるからです。 先生は公教育の傘下で教鞭を取られているはずですね。 教師にとっての債務とは、一体何なんでしょうか。 教えるべきものを、漏らさず生徒に与え、生徒の理解を正しく捉え、評価すること。 そして何よりも、その学問の素晴らしさを伝える努力をし、 進路へ、さらに生涯学習へ繋げていく。 私はそう思うのですが、先生のされていることは、いつも何処かがズレてはいないでしょうか。 中3生は受験に追われ、毎日が闘いです。 定期試験で点を取り、内申点を1点でも上げようと必死です。 そんな命がけで頑張っている生徒に対し、去年と同じ問題を出すという神経が私には分かりません。 生徒には兄弟姉妹もいます。 大半が、どこかしらの塾に通っています。 その中で問題が漏れるということを考えないのでしょうか。 進路が絡んだ大事な時期に、これが公平な理想的な行為と言えるでしょうか。 私には、これで正当な評価が出来るとは、到底思えない。 グラフや写真も、設問も同じなのですよ。 生徒や関係者から指摘されたら、どのように対応されるのでしょう。 再試験ですか? それとも以前のように、居直るのでしょうか? 私は公教育は否定しません。 生徒のために、時間をすり減らしながら先生方が頑張ってらっしゃるのも知っています。 ならば、大事な部分で、先生の凄さを是非見せていただきたいのです。 それが、こういう形でしか表れてこないのは、何とも残念でならない。 ここに書いている私の言葉は、生徒たちを背後に抱えている者の、素直な意見と思っていただきたい。 私はいいのです。 生徒が可愛そうなのです。 日々、一緒に泣き、笑い、ゴールに向けて頑張っているだけに。 ここで私が書かずに葬ってしまっては、健気に闘っている生徒が報われない。 そう思い、届かないと知りながら、メッセージを託しています。 分かっていただきたいのです。
2007.10.27
中学生の今回のテスト結果を見てみると、準備学習の有無がはっきりと点を分けている。 試験と同時に、ワークなどの提出が必ずあるが、その課題にギリギリまで追われていた者は、総じて点が悪い。 何故直前までためてしまうのだろう。 毎年、2学期の中間と学年末は、対象期間が長いので課題のページ数も多くなる。 授業回数を考えれば分かることだが、それ以前に普段から少しずつ消化していれば何ら問題はないのだ。 それを、試験前日になってもまだ20ページあるとかで、必死になってやっている。 時間がないため、塾の対策にも出れない。 結果、ほとんど対策勉強らしきものはせず、終始、課題に追われ、寝不足のまま本番を迎えている。 これで納得のゆく好得点が出たら不思議だ。 「私は計画性のない人間です」 君の行為は、こう言っているようなものだぞ。 様子を見ていると、何故か3年生にこういう後手後手タイプが多い。 前日に、「終わんねー」などと言ってるようじゃ、お終いだ。 慌ててやれば、字も雑で、印象も悪くなる。 あげくに、未完成な頭脳で試験を受け、どれだけ点が取れるだろうか。 内申点に係わる大事な試験だというのに、未だに危機感がない。 部活に忙しい1、2年の方がしっかりやっているというのは、どういうことだろう。 今回の成績は、普段の姿勢を見事に反映していた。 次回はしっかり計画を練って欲しいと思う。
2007.10.27
現在まで判明している上位の成績である。 5教科合計得点・国数英理社の順 1位 1年 475点 88 100 95 94 98 2位 2年 474点 88 97 96 95 98 3位 2年 459点 89 90 90 94 96 4位 2年 454点 83 100 94 86 91 5位 3年 449点 85 97 89 83 95 6位 2年 441点 73 88 89 93 98 7位 2年 440点 74 84 93 94 95 8位 1年 431点 79 86 88 93 85 9位 2年 430点 76 97 80 84 93 10位 1年 427点 70 93 77 97 90 前回の期末と比較し、大きく伸ばした生徒が多かった。 学校、学年により、難度も平均点も違うが、素点で並べるとこういう順位である。 全体的に国語がブレーキを掛け、カギになっている。 この中には自己ベストが5人いる。 未返却の生徒もいるので、来週一杯で若干の変動があるだろう。 ここに並んでくる者たちは、みな共通の学習スタイルを持っている。 家でしっかりやっているということだ。 そしてもう一つ。 塾の授業に遅刻せず、しっかり来ているということだ。 成績下位の生徒とはまったく対極の姿勢である。 点を取るためにはどうすればいいか。 説明するまでもなく、彼らが証明してくれている。 失敗して落ち込んでいる者よ。 今回の結果に満足がいかないのなら、部屋で反省会をしなさい。 ひと月後の期末は、待ったなしでやって来る。 この10人はもうすでに動いているぞ。 その差なのだよ。
2007.10.27
君は、人生というものを考えたことがあるだろうか。 みなに祝福され、生を授かった15年前。 君の瞳は何を見つめていただろう。 何度も泣き、何度も笑い、母の胸で鼓動を聴いていた頃。 君は「生」に安楽と不快があることを知り、いつも訴えていた。 涙で、そして表情で、一番身近な人に寄り添い、抱きついていた。 やがて歩くようになり、言葉を覚えた君は、動くことで「生」を刻んできた。 周りには安息と、興味と、発見があり、常に刺激で満ちていた。 体を壊せば母がいた。 食卓の母はいつも笑顔で、大きかった。 そして、どんな小さな悩みも聴いてくれた。 幼稚園の発表会で失敗した時、慰めてくれたのも母だった。 君はそんな経験を重ねながら、少しずつ友達の存在を知っていく。 会話をし、物の貸し借りをし、同世代の輪に楽しみを見つけていった。 そして、仲間と遊ぶことに夢中になっていった。 小学校に入ると、そこで色々なことを学んだ。 言葉も、文字も、道具も、そして様々な設備も、 広い敷地と教室に、何でも揃っていた。 新しいランドセルにカバーをつけ、体操着袋を引きずりながら、毎日元気に登校した。 クラスで友達ができ、いつも一緒だった。 泣かされたこともあった。 先生に誉められたこともあった。 君はそんな学校生活で、数々の価値あるものを学んだ。 悩むこと、耐えること、誉めること、相手に対して気配りをすること。 共感すること、引くこと、ルールを守ること、そして意見を述べること。 君はそれらをポケットに詰め込み、次第に考えることの大切さを知っていった。 君はいま、中学を卒業しようとしている。 楽しくもあり、闘いの場でもあった義務教育。 その終わりを迎えようとしている。 この世に生まれてから15年の間、辿ってきた足跡はみな違うだろう。 だがそこには、表現しきれないほどの感謝が溢れている。 数々の人に囲まれ、恩恵を受け、救ってもらった過去。 そんな中で君は自律を学び、成長してきた。 君にとって大切なものは何だろう。 15年間で育ててきた、価値あるものとは一体何なのだろう。 君はじっくり考え、今こそ描かなければならない。 やがて君は、思春期を卒業し、大人への入り口を迎える。 そこから先は、独りで考え、判断し、歩んで行かなければならないだろう。 君が成長すればするほど、頼れる親との距離は、自然と広がっていく。 甘える対象がなくなるということは、もの凄く大変なことだ。 今までとは違い、自分の力で壁を越えていかなくてはならない。 大人になるということは、責任が伴うことなのだ。 これから先の道程には、成功もあれば失敗もある。 挫折し悩むこともあるだろう。 だが、どんな時も、君は眼を輝かせていなければならない。 少年期、少女期の夢をしっかり持ち、そして、明日からの夢をもう一度描くのである。 成功は、君のゆるぎない軸と、汗が保障してくれる。 苦しければ泣けばいい。 童心に帰り、思いっきり泣けばいい。 その代わり、嬉しさを存分に味わうことを忘れてはいけない。 大人というものは、そういう体験を幾度も重ね、 自己解決しながら精神をを育てていく世代なのである。 君はこの15年の間、様々な機会を与えられてきた。 家庭環境は違っても、学ぶ機会はいつも均等に手の届く位置にあった。 君はその中で、何を得てきただろうか。 これから先の道において、それは輝かしい武器になる。 勉強ができる、できない、だけではない。 体験を通じ、得た、精神の育みというものが、新たな価値になっていくのだ。 行動力、判断力、精神力、力というものには色々な分野がある。 それはひと言で言えば、私は「生命力」というものであろうと思う。 学びから得た知恵と、環境の中で動き得た知恵から生まれるもの。 いわば、能動的な、背後から押す力のようなもの。 大人というラインを越える時。 そういった力が、どれだけ具わっているかが問われるのである。 君の人生は、まだこれから発展し続けていく街のようだ。 変化を受け入れ、より複雑に、より細密に君が築いていけばいい。 大事にしているものを守る勇気と、向上心を持ち。 君が目指す方向をしっかりと視野に捉え、雄飛していけばいい。 だがどんな時も、決して自己を研くことを忘れてはならない。 敬虔な瞳で、夢を持ち、言葉を聴き、真摯な心であること。 そして、何よりも自分に正直であること。 君がその大切さに気づいた時、可能性は天空に向け広がっていくのである。 君はこの先、数々の人と出会っていく。 その中で、未知のことを学び、苦悩し、恋愛をし、大きくなっていく。 人間関係は複雑だとよく言われるが、 人と人との付き合いは、本来泥臭い温かみがあるものなのである。 君には、他人の痛みが分かるだろうか。 相手の立場で、心を思いやることができるだろうか。 大人になり、歩んでいくためには、 それらの価値を、品格を持って身に付けることを忘れてはならない。 いくら自分に自信があっても、君の評価は君がすべきものではない。 他者がするものなのだ。 慕われ、素敵な人と評価される人間になること。 それもまた、君の人生における大きな命題のひとつだろう。 君たちには未来がある。 今、手にしているものをしっかり握り締め、貪欲に前を進んで行けばいい。 殻を破る勇気を少し持ち、堂々と姿勢を正していけばいい。 君の未来は、家族と仲間とともに育んだ空気の中から生まれる。 君はその空気を感じ、強い生命力を持たねばならぬ。 学び、悩み、考えながら。 やがて来る、大人のラインのために。 君は今、価値ある体験を重ねているのである。
2007.10.26
次の日曜は「漢検」だ。 今回は17名が申し込んでいる。 再チャレンジの者もいるが、頑張れよ。 みんな時間を間違えないようにな。 先週実施した「英検」の風景。 紹介してなかったので、載せておこう。 写真は3級のもの。 来月の結果が楽しみだね。
2007.10.25

みんな初めの一歩があった。 あの頃はみんな元気に、目を輝かせていた。 笑顔で、姿勢よく教科書を持ち、 大きな声で読んでいた。 今は難しいことをやっていても、 みんな、初めての純粋な時があった。 あの頃を思い出してみよう。 きっと何かみつかる。 すべてはそこから始まったのだから。 各写真、いずれも『こくご1上・かざぐるま』(光村版)より転載。 上段が平成4年~7年に採択、今の大学生たちが使用したもの。 下段が平成8年~11年に採択、今の高3~中3が使用したもの。 中3受験生たち、覚えてるかな。
2007.10.25
生徒から相談を受けた。 どうしても、ある高校に入りたいのだと言う。 部活の関係で、勉強する時間が十分に取れない。 でも部活は続けたい。 そして高校でも、続けてやっていきたい・・・・ まだ中学2年生。 ほとんどが、受験など意識にない学年。 周りはみな、部活に、好きなことに夢中になっている。 そんな環境の中で、自分の進路を大切に考え、悩んでいる君は、 素敵だと思う。 どうすればいいか。 自分の息子や、多くの生徒たちの受験に立ち会ってきたこと。 そこで感じたことを、得てきた経験を、 幾つか君に語ってあげた。 君にやる気があるのなら、いつでも相手になる。 そんなことも伝えた。 君の目指す高校は、素晴らしい高校だ。 素晴らしいだけに、難関だ。 でも1年間、計画を元にきっちり学べば、合格できる可能性はあるだろう。 焦り、リズムを狂わせてはいけない。 何よりも、強い目標をしっかり持ち続けることだ。 志望校は逃げやしない。 見えなくなり、手が届かなくなる時があるなら、 それは、君の方から遠ざかり、逃げる時。 毎日時間が取れないのなら、密度を上げよう。 量を蓄積しよう。 武器を確実に装備しよう。 君がそれらの行為を価値あるものと思えたとき、 夢が現実とリンクしていく。 一日10の蓄えが、受験までに4600もの力になる。 自分を信じ、その数字の塗り絵を続けるのだ。 しっかりと足場を固め、前を見ながら。 頑張ろう。 迷ったら、いつでも相談に来なさい。 志望校は1年後も、逃げてやしない。 君のために、そこにある。
2007.10.25
全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の、正式な結果集計が出たようだ。 記述問題の採点基準でもめ、当初より遅れての発表となった。 実施が4月24日だから、ちょうど半年である。 結果データについては、恐らく朝刊で大きく取り上げられるだろう。 朝日などは一面に活字が躍っているに違いない。 「全国学力テスト、応用力に課題」 「表現力、思考力の不足顕著」 「222万人の結果検証とデータ活用が急務」 「43年ぶり、77億の予算投じ」 「文科省、基礎力に一応の評価」 「学力低下、歯止めか」 「県別格差、地方自治体の政策に期待」 またいつもと同じ、こんな活字のオンパレード。 社会面か特集面では、教育評論家 (尾木氏あたり) が詰まらないことを述べているだろう。 「学校現場の実情を把握し、結果を有効に生かしていくことが、今後の課題だろう」 きっと、こんな陳腐なことを偉い方が3人くらい語っているに違いない。 こんなの、私でも言える。 結果については朝刊を見ていただければ分かるので、ここでは触れない。 ただ一点、基礎力をはかるA問題の結果が高く、応用力をはかるB問題の結果が低いということは、真剣に受け止める必要性を感じる。 AとBの差を見ると、 小6国語-19、小学算数-18、中3国語-10、中3数学ー8となっている。 中3数学Bの平均点実数は、61点だ。 国は学力低下に歯止めとか言ってるが、全然歯止めになんかなっていない。 そもそもこの得点データ。 いかにも学校教育の実績を調べ、成果を検証しているようだが、 実際の生徒たちがどれだけ塾に通っていると思っているのか。 学校教育の不足を塾で補って、この数字なのだ。 それを一切加味せず、A問題で8割いけば、「基礎教育は評価に値する」などと言う。 片腹痛いとはこのことだろう。 しかもその結果を踏まえた対応を、学校だけでどうしようかと頭を捻る。 地方も国も一緒に頭を捻る。 こんな片手落ちで、根本的な解決の糸口など見つかると、本気で思っているのだろうか。 77億円である。 しかも来年もすでに予算組みしており、実施する予定だという。 今回のデータには、私立・国立は加わっていない。 その格差はどう調べ、説明するのか。 子供たちの日常を正しく把握し、塾を、メディアを、複雑多岐な教材を、すべて包括し、抜本的な制度改革を実行しない限り、学力幻想は永遠に続くだろう。 調査が出て、関係者が集まり、案を作成し、審議し、決議し・・・・ 動きが出るのは果たして何年後なのだろうか。 昭和の化石のような識者が出てきて、また思いつきの酒場談義を始めるのだろうか。 国の未来云々などと大げさなことを語る前に、 今を生きている子供たちに改革の手を差し伸べよと言いたい。 生徒が言う。 学校の先生の授業が分かりづらいと。 よく分からない上、進度が遅すぎると。 塾とともに生きる子供たちにとって、学校というものは一体何なのか。 食事がどうの、テレビの時間がどうのなどというアンケートをとる前に、 学校に対する子供たちの本音や意見を、ストレートに吸い上げるべきではないのか。 改革の発露はそこにある。 私はそう思うのだが。
2007.10.25
次回日曜の「北辰対策」への申し込みが、今のところない。 対策は出ておいた方がいいぞ。 「やったところが出るわけじゃない」というのなら、その考えは改めた方がいい。 対策は予想大会ではない。 北辰のパターンを演習し、知識の確認をし、最終的に偏差値を上げることが目的だ。 だから前回の対策内容が、今回出題されるかも知れない。 前前回のものが、次回に出題されるかも知れない。 1年間で、巡り巡って何かしら絡んでくるものなのだ。 だから、当たる当たらないという捉え方は、的外れな考え方。 入試へのレベルアップのためには、極力参加することを勧める。 まあ、君の判断だが。 定期試験のテスト対策でも、質問が来る。 「先生、それ出ますか?」 「かなり高い確率で狙われるぞ」 「じゃあ、出るんですね」 「ああ、多分な」 「絶対ですね!」 て、言うか、私は出題する先生ではない。 挙句に、「もし、出なかったらどうしますか?」とまで言われれば、 「知るか!」という感じだ。 すでに何度か怒鳴ったこともある。 そんなことウダウダ言ってる間に、覚えてしまえばいいだろう。 こだわる部分をもっと他に見つけろよと思う。 コツコツと、与えられた一つずつの知恵を大切にする生徒は伸びる。 対策を予想と勘違いしている生徒は、伸び悩む生徒。 そんな気がする。 今、まだ自習している生徒がいる。 定期試験が終わり、受験生もいよいよ追い込みだ。 力を落とすことなく、突き進もう。 家でテレビを見ている仲間との間。 今、進行形で、確実に開いているぞ。
2007.10.24
これまで3回に渡り、暗記の方法について書いてきた。 ちょっと間が空いたが、前回に予告した続編を書いてみたい。 過去の記事は、最下段の 「一覧」 から入り、当月3~5日を参照されたし。 今回は四番目、「印象化」 についてだ。 あることを覚える時に、どう印象づけるか。 その印象の強弱が、記憶の持続力に繋がっていく。 意味のない数列を暗記しても、数日もすれば忘れてしまう。 でもそれを、ゴロ合わせで覚えていれば、暫くは忘れない。 何故だろうかと、深く考えることもない。 印象づけに成功したからであろう。 年号にしても電話番号にしてもゴロ合わせをよく使うが、他にも様々な手法がある。 五感、特に 「見る」 というものに重きを置いて述べてみたい。 学習上の暗記を考えた時、「視覚」 の活用はとても大きな意味を持つ。 自分の部屋を見回してみよう。 何が貼ってあるだろうか。 カレンダー、時間割、賞状、ポスター、見慣れたものばかりだろう。 暗記しようと思い、何かを書いて貼ってあるだろうか。 でもそれは、いつ書いたかも分からないまま、焼けて傷んでないだろうか。 掲示物で印象化を施すには、そこが進行形でなくてはいけない。 貼り替え、新しい情報をどんどん吹き込んでいく。 具体的な方法を幾つか挙げてみよう。 壁の一角に、掲示スペースを設ける。 入り口に近い、目立つ場所がいい。 幅は1メートルもあればいいだろう。 天井の淵から布 (カーテンでもよい) を垂らす。 そこに暗記すべき重点を書いた紙を、どんどん貼り付けていく。 何故、布を使うのかと言えば、壁を傷めないためと、コーナーを明確にするためである。 貼り付ける時に、月別の色を決め、必ず紙にその色の印を付けておく。 毎日の生活の中で、繰り返し眺めてみる。 あまり覚えようと意識しなくていい。 月間数百回の往復のたびに、チラチラ、あるいは立ち止まって見るだけだ。 何度も眺めていると、だんだんとコーナーの映像が描けるようになってくる。 右下の英単語、中央の文学史、最上段の植物分類図・・・・ 定期的に記憶の確認をし、もう覚えたというものから外していく。 数か月たつと色が混在してくるが、古い色ほどマスターすべき対象であることが分かる。 それだけ時間の経っている、手ごわい相手だ。 それでも覚えきれないものは、別の特設コーナーに貼り替える。 覚えたと思って外した紙は、必ずとっておく。 後日、再度確認するためである。 ここには、色分けにヒントがある。 手間取っているものが何なのか、色分けによりターゲットを明確にすることが出来る。 また、生活動線に掲示することで、反復効果を最も効率よく引き出せる。 これを、部屋の隅や、勉強ものだから机回りにと、短絡的に考えるから失敗する。 毎日何十回も行き来する位置がベストなのである。 そしてもうひとつ。 覚えようとする掲示物は、必ず手書きにすることだ。 印刷物やコピー、もらったプリントなどは、うまくまとまっている。 でも貼るのならば、そこから必要なものをチョイスして自分でまとめることが大切だ。 プリントの活字のうち、押さえる部分は、各自違う。 また、「書く」 という行為を通じ、記憶定着に数段の効果が期待できるのである。 「印象化」 の方法は、まだまだいっぱいある。 すべて書ききれなかったので、 次の記事で続きをまた書きたい。
2007.10.24
中1生の、試験前補習を行った。 歴史の範囲は、教科書の初めから摂関政治まで。 範囲表に、「人名・地名を含む、難しい用語の読みを出題する」となっている。 さっそくボードに用語を書き、読みの確認を行った。 この生徒、社会が苦手なのだが、 それにしても余りにもひどいので、私も思わず唸ってしまった。 こんな感じだ。 「なかだいあにおうじ」(中大兄皇子) 「ひゃくさい」(百済) 「ぼうじん」(防人) 「しろそんえのたたかい」(白村江の戦い) まあ、これはよくある愛嬌としても、 「じゃまたいこく」(邪馬台国) 「せいくらいん」(正倉院) 「こうぶでん」(口分田) 「かに」(蝦夷) 「そうえん」(荘園) 「ふうどき」(風土記) 「たかくれい」(高句麗) 「はんだしゅうほう」(班田収授法) 「かんしん」(鑑真) 「ちゅうしんかまあし」(中臣鎌足) は、ないだろう。 みんな基本だぞ。 音読みと訓読みを混ぜるな! 何が、「たかくれい」 だ。 「セイクライン」 「ハンダシュウホウ」。 まるで馬の名前じゃないか。 お前、こんなんでテスト大丈夫なのか? 読みも出来なきゃ、用語の書き取りなんか出来ないだろう。 「壬申の乱」や「蘇我馬子」に至っては、 最初が読めないから、変読すら出来ない。 宿題にした教科書の精読と、読みの練習、しっかりやってこいよ。 次は問題と、理科のチェックを手がける。 木曜はテストだ。 でもお前って、本当に楽しくていいヤツだな。 間違えても堂々と言うところ、塾長大好きだ。 きっと、伸びるぞ。
2007.10.24
試験が終わると、気を抜く生徒がいる。 それも、「頑張ったご褒美に、ちょっとだけ休む」 という程度ものではない。 完全にダレて、腑抜けになってしまうのだ。 試験期間中は、《頭脳》 も 《日々の習慣》 も10まであったレベル。 それが1週間で一気に逆戻りし、グングン底辺まで落ちていく。 マンガ、テレビ、ゲーム、友達との時間に溺れ、ダラダラした生活が日常になっていく。 もうレベルは、ほとんど0だ。 やがて、忘れた頃に次の試験がやって来る。 また奮起し頑張ろうとするが、一度リセットされたリズムは、取り戻すのが大変だ。 誘惑を断ち切り、いやいや向き合おうとする。 0からやり直し、コツコツと積み上げていく作業。 膨大な時間とエネルギーが費やされる。 苦労してやっと試験を乗り越えれば、その反動でまた解放感を求めたがる。 「あーあ、やっと終わった~」 苦労した分、その反動は大きい。 そしてまた、当然のように自分からリセットしてしまう。 どの生徒も、毎回、毎回、同じことを繰り返している。 いつまで続けるのだろう。 もの凄く損をしていることに、誰もが気づいていない。 頭では解っているが、どうしても甘えてしまうというのか? いや、君は解っていないのだよ。 解っていれば、自分が得た力や武器を棄てたりはしない。 過程で注いだエネルギーを、もっと大切にする。 そして、レベル7程度で不安になり、動き始めるだろう。 そうしない君は、自分が置かれた世界の流れに気づいていないのだ。 計画とか手順とか、以前の問題だ。 戦略に負けているのである。 「勉強がかったるい」とか、「つまらない」という理由。 何故そう思うのか、毎日の自分の生活を調査してみるといい。 積み上げる行為は確かに地味でつまらない。 だが、一度積み上げたものは君の財産だ。 君はその財産に、どれだけ誇りを持っている。 どれだけ、大切に守ろうとしている。 どれだけ、次の展開に活かそうとしている。 金魚掬いで、せっかく集めた金魚がみんな逃げていく。 また一から掬い直さなくてはならない。 手に持つ掬い網も、ボロボロだ。 似た状況が、君の 「軸」 のどこかに巣食っていないか。 勉強というものは、得た知恵をどう加工し保存していくかが大切なのだ。 時間をかけ、苦労して得た金魚は、しっかり持ち帰らなくてはならないのだ。 試験というハードルも同じ。 試験を終えたのなら、その過程を振り返り、次に繋がる知恵をファイルするのである。 また使うのだよ。 君の越えたハードルも助走も、バーチャルではない。 苦労を、汗を、費やした時間分だけ正しく記録していく。 試験直前の学力を、高揚を、保ち続ける努力をするのだ。 レベルは一度落ちると、取り戻すのに膨大なエネルギーが必要になる。 ちょうど、ダイエットのリバウンドのように。 自分が辛くなり、時間も無駄だ。 今回早速、悪循環を改善してみなさい。 くつろぐ間もなく、一か月後には期末がやって来る。 再び0から築く行為は、 一見頑張っているように見えて、実は何にも誉められない。 懲りずに何度もやっている姿は、正直、見苦しいぞ。 頭を使おう。
2007.10.23
先日紹介した、私が直接担当する中2生。 Oさん、N君、W君。 3人の中間結果が上がってきた。 国語 数学 英語 理科 社会 3科 理社 5科 平均 平均 合計 Oさん 73 88 89 93 98 83.3 95.5 441 N君 88 97 96 95 98 93.7 96.5 474 W君 89 90 90 94 96 89.7 95.0 459 凄まじい結果である。 90台が3人で10教科。 しかも、うち6つが90台後半だ。 N君は、合計で前回の自己ベストを 40点以上上回った。 Oさんも、1年の1学期中間を13点上回る自己ベスト。 やはり前回より、40点以上上回っている。 理科・社会は、視点を明確にし、徹底してしごいた。 その甲斐があり、揃って好結果が残せた。 何よりも私を信じ、喰らいついてきてくれたのが嬉しい。 W君は、全体的につまらないミスが多かったようだ。 実力と完成度からして、あと20点は取れていただろう。 N君も数学と理科でケアレスをした。 数学は単純な計算ミス、理科は漢字のミスと記号の見間違え。 悔いの残る結果だったろう。 Oさんは、素晴らしいのひと言だ。 苦手だった理社が、ともに初めての90台。 しかも最も苦手な社会は、学年3位。 何をどう攻めれば結果が残せるか。 自信というか、何かきっかけを掴んだのではないだろうか。 試験前の完成度を見て、事前に理社の得点のノルマを与えたが、 3人とも見事に達成している。 頑張ったな。 きっと家で懸命に向き合ったのだろう。 踏み込めば踏み込むほど、応えてくる。 今後の展開が楽しみな生徒たちだ。 今日、他の中学でも試験があった。 今週末に試験という中学もあり、全体の集計は来週後半に出るだろう。 どんなドラマが待っているか、結果が待ち遠しい。
2007.10.22

二日に渡る試験対策が終了した。 今日は中1、中2の有志が集まったが、そのほとんどが明日試験を迎える。 準備が出来ている者、出来ていない者。 一人ずつ見ていくと、相変わらず歴然とした差を感じる。 鎌倉・室町時代が試験範囲で、「元寇」を、「惣」を、「書院造」を知らない。 「執権」も、「承久の乱」も、「徳政令」も、「御成敗式目」も、「雪舟」も、「足利義満」も、「勘合貿易」もその仲間だ。 限りなく100%出そうなキーワードを、試験の一日前になっても知らない。 断言しよう。 この10のワードを避けて問題を作る方が難しい。 社会科の専門なら、範囲と照らし合わせ、真っ先に浮かぶキーワード。 ということは、このうち幾つかは、明日のテストに間違いなく出るということ。 それなのに、大半がしっかりマスターしていない。 もっと危機感を持って欲しい。 ここが出るぞと指示は与えられるが、前日では遅すぎる。 もっと前に、自分で教科書を読み込み、頭に叩き込まなくてはダメだ。 社会科の勉強は理論ではない。 感性でもない。 ことに歴史は、事実の羅列。 何を重視すればいいか。 教科書に太字になっているではないか。 学校の先生も、その太字を意識し、強調しているはずなのだ。 こんな点の取りやすい、視点の明確な科目で、知らないというのは怠慢のほか何物でもない。 どうやったら点が取れるか分からないだと? だったら「元寇」や「勘合貿易」を、きっちり覚えろよ。 先の10の用語を書けるように、必死に向き合えよ。 点というものは、そういう行為の密度に比例して得られるものなのだ。 理科の対策指導はほとんど私が行ったが、やはり曖昧な点がかなり見られた。 今回の範囲は、1年が 「光とレンズ~力と圧力」、2年が 「電流と磁界」。 もろ物理の分野で、苦手が多発し、平均点が下がる回だ。 3年の 「運動とエネルギー」 も同じ物理分野だ。 出来るヤツはすいすい解くが、出来ないヤツはまったくペンが動かない。 法則が分かっていない。 そして切り口が、解いていく手順が分からない。 電流では、公式を知っていても、それをどう使えばいいのか突破口が見つからない。 ひと言で、「解く」 という練習の不足である。 オームの法則など、たった10題解いて分かった気になっている生徒がゴロゴロいる。 それで本番で成功すれば、誰も苦労しない。 応用題に対応できる免疫が具わるまで、何題も解きまくるのだ。 そういう努力をしている生徒は、基本問題の処理速度が違う。 彼らにとっては、こんな問題はクソなのだろう。 ある生徒が頭を抱えている間に、スイスイ10題解いてしまう。 違いは何なのか。 練習量もそうだが、マスターしてやろうという気合が根本から違うのである。 試験の前日に、「オームの法則」 や 「フレミング左手の法則」 を、一所懸命ノートに取っているようでは遅いのだ。 とっくにものにして、完成度を高めるためにここに《修練》に来るという姿勢でなくてはダメなのだ。 基本からひと通り教えたが、今後は早期にマスターしていく努力を忘れないで欲しい。 明日の試験は、今日得たものを思い出し、一問ごとに丁寧に解いてみよう。 平均が低いだけに、勝算はある。 全体として、みな前向きな姿勢は感じられた。 だが、ひとつ忠告しておくが、不明な点はギリギリまで引きずるなよ。 「何でこんな状態まで放っておいたんですか」 医者ではないが、それに近い深刻な生徒が多すぎる。 早めに質問に来なさい。 補習も、いくらだってやる。 私はみんなに点を取ってもらい、笑顔を見せてもらいたいのだ。 塾人として、手遅れで送り出す苦渋を分かって欲しい。 それだけは分かって欲しい。 分からない点があるからだろうか。 点を取ろうという意欲の表れだろうか。 生徒の集まりは、まずまずだった。 もの凄く集中している仲間もいた。 その仲間に触発され、いつになく真剣な表情の生徒もいた。 頑張れば結果が出る。 これはウソではない。 今日ここに足を運んでくれたみんなの成果を、私は願う。 何かを求めに来てくれた。 そんな君たちの思いに、応えられたかな。 階下の自転車の数だけ、今日の頑張りがある。 対策とは別に、朝早く一番乗りで自習に来た中3生たち。 朝9時から夕方6時まで、黙々と闘っていた君たち。 頑張ったな。 明日の試験、心から応援したい。 下駄箱には、そんな君たちと、在校生の想いが一緒になって溢れている。 下に溢れた靴まで、写真に収まりきれなかった。 素敵な光景。
2007.10.21
ハードな一日が終わった。 本当は寝なくてはいけないのだが、 やはり一日の終わりは、ブログと向き合わないと落ち着かない。 昨日は新しい発見があった。 朝の授業で、思うように頭が回転しないのだ。 それなりに語ることは出来たものの、 やはり頭脳は、しっかりリフレッシュして臨むべきだと痛感した。 一方、午後の授業は快調だった。 時間帯による、リズムや体調の問題なのかも知れない。 総合的に分析し、対生徒で使うエネルギーを、もう一度基礎から鍛えたい。 そんなことを思った。 今日も朝から対策授業が入っている。 従って、6時には起きなくてはならない。 今、睡魔と闘いながらPCの前にいるが、教えるという立場であることを再認識してみよう。 大丈夫、大丈夫と言いながら、自分で納得のいく授業が出来なくてはどうにもならない。 生徒あっての身体。 それがまた、今日問われる。
2007.10.21
何だかんだで、徹夜になってしまった。 2日前も徹夜。 この1週間、調べてみたら、23時間しか寝ていないではないか。 もうほとんど、超人か、化け物の気分だ。 タカティーン先生には、先ほど仙人と呼ばれた。 でも、体調は大丈夫だ。 1時間後には、受験生の試験対策が始まる。 最初は、私の理科。 平均の速さは、区間の距離÷掛かった時間。 1秒間に50打点記録する記録タイマーのを5打点ずつ切り、その3枚分は0.3秒。 よし、大丈夫だ。 さっそく、教場のセッティングを始めようか。 みんなの真剣な表情、期待しているぞ。
2007.10.20
あと1問 解いてみよう もう終わりにしたい もう疲れるほど 十分やった そう感じた時に もう1問解いてみないか マラソンのように 次の目標を定め どこまで行けるか 終わりの判断は 君がするのだ 楽になりたい 自由になりたい そう感じた時に ペンを握る手に力を入れてみよう 震えるくらいに 力を入れてみよう 向き合っている課題を 睨みつけてみよう たった1問の 小さな貯金が やがて100問 200問の 形ある 大きな財産になっていく どんなシナリオも いきなり完成はしない 君の一歩があるから 描かれ 記録され 輝いていくのだ 自分に向けての投資 熱いエネルギーのようなもの そいつに こだわれるかどうか 君は あと1問をどうする そこにあるぞ さあ どうする 逃げるか 喰らい付くか
2007.10.20
明日、明後日と試験対策が組まれている。 明日は中3生。明後日は中1・中2生。 毎度伝えているが、手ぶらで来るなよ。 私の言う「手ぶら」とは、荷物や勉強道具のことじゃない。 知識のことだ。 試験対策とは、試験の傾向を知り、穴を埋め、仕上げを図る場所。 ここで基礎から教えてもらえると思ってはいけない。 一通り自分でトライし、知識を築き、その出来上がったものを持ってきなさい。 粗末なものでもいい。 向き合ってきたのなら、それをしっかり持ってきなさい。 ただ、努力をせずにここで「ご馳走」が貰えると思うなよ。 ヒントを頼りに、自分で再構築しなくてはならない物は、山のようにある。 努力が足りない者は、それが習慣化している。 だからどんな貴重な物を貰っても、結局使いこなせない。 そんなものなのだ。 結果はそのことを、正直に物語っている。 姿勢を正し、参加して欲しい。 定時より早く来て、最前列に座りなさい。 君がどこに座るかで、もう結果の何割かは決まっているのだよ。 後ろに座る者は、試験対策を楽しい交流の場と勘違いしている者。 監視から距離を置き、友達と話すことで、肝心な要点をいつも聞き漏らしている。 だから名指しの質問を投げると、答えられない。 いつも一番後ろに座っている君。 どうだ、違うかな? 真剣に点を取りたいと思うのなら、工夫してみなさい。 10点、20点。 君しだいで、いくらでも操作できるのだから。 明日は、9時半から始まる。 さあ、遅刻は何人いるか。 まさか受験生で遅刻はないよな。 手ぶらもいないよな。 最初の担当は私なので、泣きたくなければ心して来るように。
2007.10.19

すでに40時間起きているが、すこぶる軽快である。 何だか自分でも怖いくらいだ。 前も書いたが、睡眠は4時間と決めれば、別にどうっていうことはない。 実際に私は、平均でそれくらいしか寝ていない。 「8時間は寝ないとバカになっちゃう~」 とか言って、夜11時に寝床に就いている君。 そんなことしてるから、バカになるのだ。 毎日の昼夜の流れの中に、どれだけ自分のための時間を作れるか。 一日の生活の決算として、夜というものがある。 今日の行為を反省し、収穫をまとめ、決められた計画をこなしていく。 そして納得の上で、寝床に就く。 そういう完結形の日々を過ごすか、その日の気分で自由にダラダラと過ごすか。 長期戦になると、その差は想像以上のものになる。 寝ることは悪いことではない。 だが、睡眠を操作できるようになれば、君はきっと今以上の可能性を手に出来るだろう。 一日の時間は限られている。 眠い目をこすりながら勉強するのは、本来健康的とは言えない。 でもそれにより、成長できるのなら。 それにより、目指すものに近づけるのなら。 価値ある行為だと、私は思う。 すべき時期、そしてタイミングを外さずに、しぶとく向き合ってみよう。 やがて、今ここで寝てしまうのが惜しいと思える時が来るだろう。 理性というものは、結構強いものなのだ。 数時間前まで教室に残り、懸命に自分と闘っている仲間がいた。 いつも真剣な、女子の受験生たち。 夜11時を過ぎたころ、元気に帰っていったが、 こういう頑張る姿勢は、すがすがしい。 君たちが自分を大切にし、必死になれるなら、塾長はいつでも付き合う。 寝ていようが、いまいが、関係ない。 君たちの「今」が、何よりも尊いから。 励まし、見守っていたい。 何故だろうな。 そんなことが、やけに嬉しいのだ。 ↑ いつも元気な、エミリと、ユリノ ↑ 底抜け明るい、モモちゃんと、樹里 頑張れよ・・・・
2007.10.19
中3受験生たちの、10月の北辰結果が届いた。 私立の個別相談会に使うだけに、結果が大事だ。 前回の9月と比較してみると、塾生全体の偏差値平均は上がっていた。 その前の7月からの偏差値推移を見てみると、 3教科 →+2.1→+1.0 計+3.1 5教科 →+1.4→+1.4 計+2.8 という結果だ。 夏休みを挟み、3か月弱の間でこの上昇。 果たしていいのか悪いのか。 秋になり、県内の受験生がみな奮起してきた中で、この結果は健闘していると思う。 塾生全員のアベレージが、この短い間にこの数値の分上がったということ。 今回も4人中3人が伸ばしている。 夏からコツコツ頑張ってきた成果が、寒い季節になって少しずつ出てくる。 決して焦らずに目標を捉え続けて欲しい。 11月も頑張れ。
2007.10.18
この穴倉の奥で 作業してます しかし 夜に強いのが 今になって役立つとは 試験まであと4日の仲間 みんな何時まで頑張ったかな さあ あとひと踏ん張り 夜明けの前に
2007.10.18
中学の期末試験終了後、すぐに、『トライアル』を実施する。 対象は、高校生を除く、小中学生全員だ。 12月の第1週になるだろう。 内容は以下の通り。 これは確定なので、各自、今から準備を進めておこう。 中3 理社一問一答・100題 英単語・50題 + 漢字50題 英単語は中2終了までの筆記。漢字は中1終了まで+文学史、ことばの問題。 中2 英単語・50題 + 漢字50題 英単語は中1終了までの筆記。漢字は小6終了まで。 中1 英単語・50題 + 漢字50題 英単語は中1前半までの筆記。漢字は小6終了まで。 小6 漢字・50題 + アルファベットの表記 漢字は前学年まで。 小5以下 漢字・50題 各学年とも前学年まで。 中3の文学史、ことばの問題では、 文学史上の人名・作品・慣用句・四字熟語・故事成語などから書き取りを出す。 中3の合否は、理社と分け、100点ずつで行う。 小6のアルファベットは、A~Zを4線に大文字小文字ですべて書く。 学年ごとの合格点は検討中だが、7~9割程度で決まると思う。 個人成績結果は掲示、発表する。 不合格者は追試あり。 以上。
2007.10.17
過去問、模擬試験、予想模試などの専用ノート。 今月中に受験生に用意させる予定だ。 これは、先日の保護者会でも伝えた。 これから入試までに解いていく問題を正しくファイルしていくために、徹底させたい。 ちょうど1年前の記事、「解答用紙をファイルする」でも触れている。 ノートは、教科ごとにまとめられるルーズリーフが良さそうだ。 どう使うか、後日、具体的なフォーマットを配布する。 今後解いていく過去問や予想模試は、得点が問題なのではない。 何が出来、何が出来なかったのかを見極め、知識武装を強化していくことが目的だ。 紙切れやプリントの裏に記号を羅列し、ただ○付けしていて、果たして自身の弱点確認が出来るだろうか。 解き、正解と照合し、重点を再確認していく。 そして何よりも、それを筆記し記録していくことが大切だろう。 間違いを見直すことが大切だとよく言う。 だが今後4か月間の作業では、 間違いと同時に、曖昧なものや必出事項を総点検していかなくてはならない。 ノートにそれを集約していく。 詳細については、また書く。
2007.10.17
あと475日。 現中2生の、前期入試までの日数。 君はこれを長いと思うか。 それとも短いと思うか。 週に直せば、68週。 まだこんなにあるじゃないか。 余裕だよ。 きっとそう思うだろう。 さあ、どうだろう。 ついこの間の、暑い夏休み。 その夏休みの初めから、どれくらいの 「時」 が消えていったか。 そっとカレンダーを見てみよう。 13週、90もの日々が過去になっていないか。 時はどんどん過ぎていく。 それは誰にも止められない。 だが、時は平等だ。 その90日は誰にも差別なく、同じ条件で与えられてきた。 違うだろうか。 君はその90日を生かしたか。 自分の成長に役立てたか。 何を考え、何を模索し、どんな収穫が今手元にある。 475日とは、その5倍強の時間。 5教科を割り振れば、1教科をその90日で完成させなくてはならない。 それなりにとか、頑張るとかではない。 完成させなくてはならないのだ。 あと475日。 地球が475回回転する時間。 君たちの先輩はみな、これを長いと思ってきた。 そして今、後悔と闘いながら、奮闘している。 「もっと早くやっておけば良かった」 何年も何年も繰り返される、受験生の言葉。 先輩たちには、あと110日しかない。 200日、300日欲しいと言っても、不可能なのだ。 君たちにはまだ475もの宝がある。 学校行事、定期テストの勉強、課題提出にかける時間。 それらを引いたとき、純粋な受験勉強が何日残るか考えてみよう。 時間を大切にする者は、必ず成功する。 君が幸福になる確率は、日々の行程が高めていくもの。 来週でもない、明日からでもない。 今から動けるかどうかが、来季の君を約束する。 計画を立てよう。 志望校という図面に、工程を刻んでいこう。 君だけの、力強いもの。 憧れや、目標や、捨てきれない価値あるものを。 夢を。 執念を。 そこにいっぱい描いてみよう。 君は達成するために泣き、笑い、強くなっていく。 自分のために汗をかき、どんどん悩めばいい。 中2の今だからできること。 君の周りには、 抱えきれないほど、 こんなにも溢れている。
2007.10.17
昨日、自習について書いたが、さあ現状はどうだろうか。 K南高校に通う卒生たちが5人集まっていた。 彼らは現在2年生。 みなここで、高校受験を一緒に戦ってきた仲間だ。 そろそろ大学に向けて意識し始める時期なので、成績について訊いてみた。 学年2位、3位、5位・・・・ 景気のいい話が飛び出る。 おまえら、本当か? じゃあ、今回も相当期待が持てるな。 何でも、中間考査が今日あたりから始まるらしい。 巡回し、自習の内容を見てみる。 地理、英語、日本史、地学と、一応みな自分の課題をやっているようだ。 昨日も夜10時まで、真剣に向き合っていた。 でも悪友が集まると、唯一弱点があった。 時おり、勉強と休憩が一体化してしまい、 気がつくと、 こうなる。 ↓
2007.10.16
伸びない生徒 それは 目の前の疑問を 言葉にできない生徒 学習の起点と終点が 曖昧な生徒 大切な知恵を 記録しない生徒 いつも前を見ずに 姿勢の悪い生徒 自ら 攻め込む行動をしない生徒 後ろの結果を 常に気にしているだけの生徒 基本となる道具を 肝心な時に持っていない生徒 他者との位置関係が いつも前提にある生徒 自分の弱点ファイルを 持たない生徒 時間の価値を 知らない生徒 学びの強弱を 表現できない生徒 斬り込んでいく瞬発力を 持ち合わせていない生徒 学ぶことの楽しさを 体感せずに知らない生徒 自分が成長していると 実感できない生徒 伸びる生徒 それは 目の前の疑問を 言葉にできる生徒 学習の起点と終点が 明確な生徒 大切な知恵を 記録する生徒 いつも前を見て 姿勢のいい生徒 自ら 攻め込む行動を起こす生徒 後ろの結果を 常に上手く活用できる生徒 基本となる道具を 肝心な時に持っている生徒 他者との位置関係を 上手く操作できる生徒 自分の弱点ファイルを 持っている生徒 時間の価値を 知っている生徒 学びの強弱を 表現できる生徒 斬り込んでいく瞬発力を 持ち合わせている生徒 学ぶことの楽しさを 体感し知っている生徒 自分が成長していると 実感できる生徒 純粋な 少年の瞳で 優しい 少女の表情で 素直な心を持ち そして ひたむきに歩いていくこと 君は気づいているだろうか 学びの原点は 何ともシンプルで 温かいものだよ
2007.10.16
今日から、さ来週一杯は、休みなしの強行スケジュールである。 定期試験と検定が重なり、毎年そうなる。 検定が4月と8月なら、生徒も塾も負担がなくてベストなのだが、なかなかうまくはいかない。 塾生も両方の準備をこなしながら、ヒーヒー言っている。 ここにきて、自習の生徒が増えてきた。 今も、5人の生徒が頑張っている。 この後、さらに4人ほど集まって来るだろう。 課題は、仲間とグループを組むと、ロスが出ること。 お互いに教え合えると言うが、私はそれは詭弁だと思っている。 自分のすべきことに集中し、しっかり時間を過ごすこと。 自習のスタイルは、飽くまでもそれだ。 テストの直前の休み時間に、二人で問題を出し合っている生徒もいるが、 邪道である。 直前にチェックすべきものは、みな違う。 準備期間に何をし、何が弱点として出てきたのか。 最終の取り組みとして、何を再加工しなければならないのか。 その、すべきものを、個人で用意しなくてはならない。 そして、直前こそ、黙々とそれに時間を費やすのである。 自習にも同じことが言える。 自分の課題をしっかり見極め、効率の良い取り組みを心掛けて欲しい。 ただ時間を浪費するのではなく、目的は中身であり、ものにできた量であろう。 どこまでハイレベルな自習ができているか。 どーれ、ひとつ審査に行ってみよう。 私の基準は厳しいぞ。 5段階で4以上なら合格だ。 (トラブルはまだ完全復旧していません)
2007.10.15
原因不明です。 PC2台とも同じ現象で、書き込みが出来ません。 急にこうなったので、楽天のシステム上のトラブルと思われます。 これは、裏技で書いたものです。 現在復旧に向けて奮闘中です。 ご迷惑をお掛けいたします。 ご訪問、閲覧は出来ますので、定期的に覗いてみてください。 最悪、書けない時は、上部のコメントを更新したいと思います。
2007.10.14
今、中3生が一人残り、自習している。 もう6時間ぐらいになるだろうか。 中間試験まで、あと8日。 自分を大切にし、自分のために頑張っている君を、塾長は応援したい。 今回は随分と足しげく塾に来て、黙々と頑張っている。 今までのハンディが、ちょっと大きくなりすぎたな。 自分がどこまで到達できるか、ギリギリまで向き合ってみればいい。 ここまでと思えば、そこまで。 まだ行けると思えば、その先は君のためにちゃんと用意されている。 何かを見つけてみよう。 やっただけの、何かを。 時間は無駄ではない。 「10」こなし、仮に「4」しか物にならず、 そのうち「1」しか試験に出なかったとしても。 その「1」を得るための残りの「9」が、君を研いてくれる。 そう思ってみよう。 今日の中3の授業では、相変わらず基本を覚えていない。 何度反復すればいいのか。 何故、100%出るであろうものを、制覇しようとしないのか。 私は君たちの脳内ドクターなのか。 すべきものを見極め、自力で喰らい付いて欲しい。 スケートも自転車も、自分でやってみなければいつまでも上達しない。 そんな当然なこと。 分かっているのなら、動こう。 行動に最大の価値を見出せるのは、成績の決まる今しかないのだから。 今も、一人で、自分と向き合っている君。 みんなが野球やお笑いを見ている時、 たった一人で教室に、紙をめくる音を響かせている君。 塾長は、 君が納得して帰ろうと思うまで、 付き合うつもりだ。
2007.10.13
Oさんが取ってきた。 昨日記事にも書いた、私の指導している生徒だ。 しかも、やや不安を感じていた社会の方だった。 「やったな、よく頑張ったぞ」 Oさんは嬉しそうでもあり、照れているようでもあった。 何よりも本人の努力が生んだ、結果である。 何を、どれだけ、どうすればいいのか。 点を取るコツを少し掴めただろうか。 間違えたのは、時事問題だけ。 教科書の内容については、ノーミスであった。 情報によると、社会はN君も同点だったそうだ。 しかも歴史は彼がもっとも苦手とする科目。 さすが本番では、しっかり決めてくるな。 だが二人とも、自己ベストに酔ってはいけない。 次をクリアして初めて、流れを引き寄せたと言えるのだ。 すべきことを、しっかりこなしていけば、成果は必ず出る。 まあ、そのための仕掛けをどんどん出していくが。 テストの集計に留まらず、 今後の展開が大いに楽しみな塾生たちだ。
2007.10.13
何故かエラーになり、日記の書き込みが出来ません。 100回ぐらい繰り返したでしょうか。 原因を調べてみたが、不明。 PC2台で同じ現象が起きており、楽天側のトラブルと思われます。 今、たまたまエラーにならずに記入画面の表示になったので、テスト投稿します。 追記 投稿は一応出来ているようですね。 でも投稿した瞬間にPCが止まり、デスクトップからやり直しになります。 何なのか、もう少し調べてみよう。
2007.10.13
また試験範囲表を忘れてきた。 もう、対策も出来んな。 君らは対策の日までに持ってくればいいと思ってるんだろうが、 範囲によって段取りを組み、先生を決め、 時間や教科スケジュールを決めていくのはこっちだ。 今度来るのが、火曜日。 「火曜日、絶対持ってきまーす」 「当たり前だろ、忘れたら切腹だ!」 しっかり頼むぞ。
2007.10.12
昨晩、卒生の女子グループが訪ねてきた。 この春、高校へ進学した、仲良し3人組。 みなそれぞれ違う高校で、元気に頑張っているようだ。 通り掛かったので寄ったと言うが、これがまた授業開始2分前という間の悪さ。 結局、1分足らずの立ち話しか出来なかった。 「試験、近いんだろ? 自習に来な」 「いいんですか、じゃあ来ま~す」 巣立ってまだ7か月、みんなほとんど変わっていない。 スーさんも元気そうだな。 でも、疎遠にならずに足を運んでくれるということは、嬉しいこと。 この教室の思い出を忘れずに、気軽に遊びにおいで。 そういえば今頃、進路相談してたな。 一年前の言葉のやり取りや、表情を、 今の受験生たちに重ねながら、思い出していた。
2007.10.12
私は今、中2生を3人指導している。 授業はすべて、理科と社会。 3人とも同じ中学の仲間で、志望校も決まっている前向きな子たちだ。 一人が、2日前に記事にしたOさん。 伸び盛りの楽しみな子だ。 そしてもう一人が、切れのあるN君。 高い能力を感じさせる、面白いやつ。 最後が、そのN君の記事にも登場する、W君。 前回の中間では、学年トップを取ったつわものであり、N君のライバルである。 この3人はみな、別々で個別の体制をとっている。 私がメニューを決め、授業では徹底してしごいている。 彼らは昨日が期末試験だった。 Oさんについては先日書いたが、あとの2人の達成度はどうだっただろうか。 理科は、前回の期末と範囲が重複しているため、平均点が高いだろう。 社会は歴史(開国~帝国議会)で、得手不得手が出やすい範囲である。 それを見越して、授業では発展学習までカバーしてきた。 あらゆるパターンの問題、ベタ問題、短文記述の反復練習。 漢字筆記と、怒涛の即答訓練。 図表と注釈、グラフ、数値類の分析。 何度も何度も、繰り返し叩き込んできた。 テスト前に2人の理解度をそれぞれ見たが、申し分ない状態であった。 口頭では、私の問いの途中で、すでに正解が出てくる。 N君の社会にやや不安があったが、それでも完璧に近い状態であった。 ほぼ互角。 私は抑え気味に2人にノルマを課し、2科合計で190点とした。 漢字のミスがなければ、十分取れると思った。 結果はまだ出ていないが、私の経験上、恐らく達成してくるのではないかと思う。 今回に関しては、Oさんの仕上がりも非常にいい。 2人に肉薄した結果を期待している。 攻めれば、それに応えてくる。 有望な生徒たちである。 だが、95点を100点にしていくには、更なる努力が必要。 その5点には魔物が潜んでいる。 壁に向かい、期末も挑んでいこう。 さらにハードになるぞ。 ギアはまだトップじゃない。
2007.10.12
赤虎先生が述べてらっしゃるこの記事。 まさにそうだと思う。 私も何度か、学校のテストに対する意見を書いたことがある。 よく出来たテストもあれば、生徒の努力が評価されないテストもある。 私が一番問題にしたいのは、不公平なテストだ。 クラス間で授業進度が違っていても、範囲に沿って出題される。 遅れているクラスの試験前最後の授業は、超特急で帳尻あわせをするそうだ。 深く学ぶ時間がなければ、理解度も低いだろうに。 また、問題を作る先生が、自分の教科担当でないケースも多い。 今回は、1、2組を見ている先生が作る、というようなものだ。 1、2組と、他のクラスのどちらが有利だろう。 授業での注意点や力の入れ方が、どちらの先生も同じとは思えない。 だが成績はクラスではなく、学年全体で判定する。 不公平をなくし、正当な評価を下すためには、 問題作成を、学年の教科担当が共同で行うことだろう。 今日の赤虎先生とある意味対極的な話だが、以前に「期末コピー試験」という記事を書いた。 去年の2学期期末のものだが、こんなことも事実行われているのである。 そんなのなら、いっそ試験などしなければいいと思うのは、私だけだろうか。 今回の中間テストはまだ上がってきていないが、問題はまたじっくり見てみたいと思う。 学校の試験は一回完結ではない。 次に繋がる、学びのメッセージの場なのである。 生徒たちの努力を、正しく判定できる問題。 そして、生徒たちの力が、正しく反映された評価。 望む心はいつも同じだ。
2007.10.11
教科書を何度も読み返しなさい。 どこに何が書いてあるかイメージ出来るまで、読み続けなさい。 磨り減り、ボロボロになるまで、徹底して使いこなしなさい。 こんなことを何度も語ってきた。 君たちは、この教えをどこまで守っているだろうか。 私がなぜ教科書にこだわるのかと言えば、それが学校教育の基本だからだ。 学校の先生が指導する上でも、教科書はその軸になる。 表現を変えれば、教科書の内容に縛られた学びを、君たちは受けていること。 だからこそ、教科書に則した知識を正しく身につけ、向き合っていかなくてはならない。 対策授業などで、君たちの教科書を見ることがある。 表紙も束の部分も、傷み方にもの凄い個人差がある。 表紙のシワや磨り減り方を見れば、開かずとも使いこなしているかどうかなど分かる。 教科書の傷みは、自力で何度も向き合った証拠。 そして傷んでいる生徒ほど、成績がいい。 学校で共通で使うのなら、その傷み方の差はどこで出るのだろう。 よく考えてみよう。 定期テストが近いが、君はどこまで教科書を開く予定か。 何回開き、何度読み返すつもりか。 得点力はその回数に比例して付いてくるだろう。 いつも学校に置いてくるのなら、その姿勢を矯正しなくてはだめだ。 どんなに重くても、汗をかき持ち帰る。 それが君の仕事なのだ。 家に帰ったなら、カバンから出し、机のブックスタンドに並べよう。 教科書のねぐらは、君の部屋の決められた場所。 学校の机の中ではない。 学ぶとき、いつも手元に教科書がある。 その環境は、君自身が創っていくものだ。 きみの商売道具は、ペンであり、ノートであり、 そして教科書なのだよ。
2007.10.11
私は、以下の知識は、中学生ならば知っているべき常識だと思っています。 ところが塾内のテストでは、信じられない結果が出ました。 常識の欠落を通り越し、極めて深刻な状態です。 ぜひ家庭におかれ、ご子息ご令嬢に知識を与えてあげてください。 大切なのだと、教えてあげてください。 受験に向け、中学の知恵を築いていく上で、基本となる外せないものばかりです。 何卒、よろしくお願い申し上げます。 記 現在の日本の憲法が、「日本国憲法」 であること。 現在の内閣総理大臣が、「福田康夫」 であること。 国民の選挙権の年齢の下限が、「満20歳」 であること。 原爆を落とされた二つの都市が、「広島」 と 「長崎」 であること。 日本一長い川が、「信濃川」 であること。 わが国が属する世界の州は、「アジア」 であること。 水の沸騰する温度が、「100度」 であること。 太陽が動くわけは、地球の 「自転」 であること。 そしてその1回転が、「24時間」 であること。 食べた物が食道の次に通るのは、「胃」 であること。 北を向いた時の左手は、「西」 であること。 平安時代の紫式部の代表作が、「源氏物語」 であること。 憲法で平和主義をうたっているのは、「第9条」 であること。 わが国の義務教育の最後は、「中学校」 であること。 時代区分で昭和の前が、「大正」 であること。 1972年にアメリカから返還されたのが、「沖縄」 であること。 ベルリンの壁崩壊が起きた国が、「ドイツ」 であること。 戦後世界平和のために組織された国際機関が、「国際連合」 であること。 千葉にある国際空港が、「成田空港」 であること。 現在発行の一万円札に描かれている肖像が、「福沢諭吉」 であること。 緯度0度の緯線が、「赤道」 であること。 1時間の秒数が、「3600秒」 であること。 1平方メートルが、「10000平方センチメートル」 であること。 台風が、「低気圧」 であること。 地球のただひとつの衛星が、「月」 であること。 一年で昼の一番長い日が、「夏至」 であること。 来るの謙譲語が、「参る」 であること。 空気中の成分で最も多いのは、「窒素」 であること。 日本が北方領土で争っている国が、「ロシア」 であること。 ペンギンが、「鳥類」 であること。 カエルが、「両生類」 であること。 時速60キロで30分間進んだ距離が、「30キロ」 であること。 江戸幕府を開いた人物が、「徳川家康」 であること。 世界で最も広い海が、「太平洋」 であること。 追記 いずれも、今回「SSSランク・トライアル」で取り上げた問題です。 この中には、中学生全体で正解が一人という問題も、二つあります。 時事や社会、理科が苦手という範疇ではありません。 平素から触れていない、聞かされていない状況が、そのまま結果になって出ているのです。 塾でも教えていきますが、こういう知恵の形成は、家庭での喚起力にかかっています。 昔の話や知恵を含め、親御さんの持つ大人の常識を、子供たちにいっぱい浴びせてあげていただきたい。 豊かな知識は、自信につながります。 そして自信は、自分で道を切り拓いていくエネルギーになります。 子供たち一人一人に、社会で困らない、対応できる知力を育ませてあげたい。 僭越ながら、私はそう思っています。
2007.10.11
昨日授業が終わると、Y君が来て、追試を受けたいと言う。 先日の「SSSランク・トライアル」である。 追試は中間テストの後に実施する予定だったが、 ぜひ今日やりたいという本人の意欲を買い、許可した。 彼は中3生。 前回の英単語の時も、高得点で追試をクリアしている。 授業の姿勢も良く、常に意欲的で、他の生徒の模範的な存在だ。 100問を20分ほどで終え、提出し、帰っていった。 「見直しはいいのか? まだ時間あるぞ」 「大丈夫です」 「家で覚えたのか?」 「必死でやりました」 そんな会話を思い出しながら、答案に眼をやる。 追試の合格点は、中3の場合、90点。 彼の1回目は30点。 今回合格するにはあと60点の上乗せが必要だ。 採点していて、私の顔が思わずほころんだ。 漢字の部首名と、地図記号の絵を間違えただけ。 98点だった。 地図記号は工場を書かせる問題だったが、腕が1本足りなかった。 しかし、この得点差は何だろう。 ちょっと頑張るだけで、こんなにも結果が変わってくる。 3年にもいる、無気力な生徒たち。 「分か~んな~い」 「ぜったーい、ムリ」 とか言ってる暇があったら、頭のシワを一本増やしなさい。 本当に中身がフニャフニャになるぞ。 この程度に限界などないのだ。 クリア云々は、本人の意思と気合で決まるのである。 終了後に教室を点検すると、忘れ物が出てきた。 Y君のノートだった。 そっと中を見ると、終わりの方に、用語がいっぱい書かれていた。 このテストのために、何度も書きながら覚え、 向き合った跡だった。 彼はきっと受験に成功するだろう。 そして、彼がこの教室の仲間であることを、 私は誇りに思っている。
2007.10.10
「ウシ」が来た。 ある時期になると乱入してくる、威勢のいい「ウシ」だ。 と言っても、本物のウシが教室を訪問するほど山奥ではない。 私が勝手に呼んでいる、卒生のグループである。 イニシャルが 「U・S・I」。 高2になる悪友3人組だ。 中間考査まで1週間となり、いつものように試験勉強の自習に来た。 部活のサッカーに夢中になりすぎて、今回はかなり厳しいらしい。 まあ、赤点取らないよう、せいぜい頑張れや。 4時間ほど自習し、夜の中学の授業の最中に帰っていった。 帰りぎわ、私が授業をしていると、ボード越しに覗いてきた。 「じゃあ、塾長、また」 「おう。また来るんだろ」 「はーい。来まーす」 帰る時に、しっかり挨拶していく姿勢はいい。 そこそこの進学校なので、ついていくには努力も必要だろう。 でも彼らは人としての姿勢がしっかり出来ている。 何だか知らないが、爽やかなのだ。 試験に対する切り替えも、うまく出来ているようだ。 まあ、勉強で挫折することのないよう、今は頑張れ。 どんどん使っていいぞ。 今度来たら、差し入れを検討しておこうか。
2007.10.10
中2のOさん。 私が直接見ている中で、唯一の女子生徒だ。 2か月前から、苦手だという理科に比重を置き、社会も見ている。 中間試験前ということもあり、ここ1か月は随分社会も指導してきた。 文句や屁理屈がたまに出る、今どきの中2生だ。 そういう感覚には私も慣れているので、あしらいながら、厳しく接してきた。 その彼女の空気が、ここに来て変わりつつある。 成績のために、聞こうという姿勢が芽生えたのか。 それとも私のペースに、いよいよ観念したのか。 言葉も反応も、しっかり聞き、学ぼうという空気に溢れている。 文句も出なくなった。 彼女のいいところは、授業の説明を記録すること。 そして、宿題をしっかりこなしてくることだ。 家で頑張っているのだろうという感触が、日増しに大きくなっている。 私の仕掛けに、対応できる力も付いてきた。 伸びるだろうという資質を感じる。 そして昨夜が、試験前最後の授業だった。 プリントのチェックをし、範囲の総ざらいをした。 狙われる部分の解説と、お前の死角はここだという注意を与えた。 質問はと訊くと、彼女は特にないと答えた。 それが面倒で言っているものなのか、本当にないのか。 私にも分かった。 私の手応えを正直に言えば、理科が95%、社会が90%の出来だろう。 もちろん、その点を取れる達成度ということだ。 彼女には2教科で180点のノルマを与えた。 漢字のミスさえ注意できれば、恐らく達成した答案を持ってくるだろう。 理科や社会の先生が出すであろう問いは、ひと通り押さえた。 60台、70台でくすぶっていた3か月前。 理科も社会も嫌いと言っていたお前が、今は点を取ろうと私の前に座っている。 頑張り、汗をかくことで、点を奪い取っていく悦び。 もうじき分かるだろう。 そしてそのステップを、受験に向けて、大きな自信にして欲しい。 志望校も決まっている。 あとはそのバーを跳び越える力を付けること。 どうすればいいか。 どうしなければいけないか。 お前がよければ、塾長はとことん付き合うつもりだ。 その代わり厳しいぞ。 泣きながら、自律しながら、とにかく付いて来い。 ラストの笑顔のために、私は鬼になろう。 お前にはそれに耐えうる力と、未知の才がある。 そう感じる。
2007.10.10
デザインを、以前のものに戻しました。 同時に、機能面の見直しや、リンクやサイト紹介など、 色々とテコ入れをしたいと思います。 デザインを含め、日々画面の雰囲気が変わるかも知れませんが、 ご了解ください。 卒生や現役の子どもたちの声も紹介したいですね。 うちらしいカラーを出せたらと思っています。 ご意見や、記事のご要望などもお待ちしております。
2007.10.09
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