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ダービー当日や翌日には多大な幸福感に浸りつつ、完全肯定派として加われなかった自分に対する嫌悪もあったというのは後記に記したとおりですが、日が経つにつれて後者の部分が大きくなってきた。一つ目は亀田一家が要因のもの。私も彼らがしゃしゃり出てくる事は当日パドックで姿を見るまで知りませんでした。仮に事前に知っていたら、後記に書いたように勝負に対するリスペクトの欠如を考慮したりアンチテーゼを抱いたりして、フサイチが負ける事を第一に考えた馬券を組んだに違いない。当然ウオッカは対抗策として早めにピックアップした存在だったはず。勿論程度は違えどフサイチに負かされた時の馬券的対応もしたでしょう。しかしながら仮にフサイチに負かされる危惧や覚悟が大きかったとしても、ダービーの場において絶対に見たくない絵の馬券を持つ事を最優先させる事はなかったと思う。やはり情報のアンテナというのは、常時立てておくべきですね。小ネタであっても馬券的インスピレーションが働く事はあるから。二つ目はこれまでの経験が活かされなかった自分への嫌悪。ウオッカの存在・能力と関係者のチャレンジをあくまで「常識」の範疇に収まるように処理した事は、改めて悔恨の極み。オグリキャップを見て、多大なアンチテーゼを抱きつつも、好き嫌いを通り越して生涯で最も思い入れの強い馬としてアイデンティティを築いている人間がそんな事ではいかんだろう。あの馬には常識をぶち壊して活躍する存在を知った時の高揚感や、想像の範疇から大きく飛び出るものを目の当たりにした時の興奮・感動を最高レベルで与えてもらった。しかしながら最も心を打たれたのは、どんな苦境にあろうとも諦めずに己を信じて闘う姿勢の尊さや、それで望んだ結果を出した時の言葉で表せない感動だったはずだ。それを得られた経験が、今回全く活かされてないもんな(--;私はずっと基本的に消去方式による予想スタイルだけど、人馬のいいところを取り上げる方式を修練したほうがいいのかもしれない。予想能力の拡大などとは別の問題でね。
2007.05.30
ウオッカの海外遠征には個人的には賛成だし、期待も持てる。海外遠征に慣れて結果を出せる厩舎ですから。一番怖いのは遠征時に限った事ではありませんが、故障を含めた調整不良による実力不発。二番目に怖いのは安易な乗り替わり。四位と武豊どちらか上手いとか個人的な嗜好ではなく、ずっとコンビを組んでビッグタイトルを得た人馬でその場所にも行ってほしいじゃないてですか。■過去5年の安田記念の成績02年。◎ミレニアムバイオ ○以下失念◎からの馬連流しでハズレ。外伸び馬場の内をしっかり伸びたにも関わらず、2頭しかいない前の間を割ろうとしてブレーキが掛かる先生にはたまげた。03年。◎ローエングリン ○テレグノシス◎○の馬連とワイドでハズレ。04年。◎ウインラディウス ○以下失念◎の単勝などでハズレ。雨の影響があるのかないのか迷ったレース。雨の影響が無いとすればテレグノシスで自信があったのですけど。これは京王杯も含めてね。全く、改修以降の東京は雨が降った時の馬場の見極めが難しい。05年。◎サイレントウィットネス ○以下失念◎の複勝と馬連流しでハズレ。この時のサイレントのオッズを見たら、香港の競馬ファンは怒ったに違いない。06年。◎オレハマッテルゼ ○カンパニー◎○の単と、2頭の馬連が中心でハズレ。性質の軽いレースになるかと思いきや、香港勢のラフな競馬のせいか差し差しのタフなレースになりましたね。■思い出のレース90年が永遠にベストでしょう。武豊とオグリキャップのコンビ結成とスーパーパフォーマンス。前年のオールカマーといい、オグリは休み明けだと異様な瞬発力を発揮する馬でした。前年秋の連戦におけるド根性猛追が印象深くはありますが、こと斬れに関しては使い込むと鈍るタイプだったでしょう。それまでライバル関係にあったのも、ここでコンビを組んだのも、暮れに再度コンビを組んで一つの時代をにおける見事な締め括りをしたのも、全ては運命だったと思います。スーパークリーク、メジロマっクィーン、スペシャルウィーク、ディープインパクトのような強固なパートナーシップを築いた馬達とはまた違った絆の強さが、豊とオグリの間にはあった気がします。■今年の見通しお手馬であり日本の大将格であるダイワメジャーは、こと日本馬に関しては遅れを取るとしたらスズカフェニックスだけだと思う。尤も昨年秋の力を発揮すれば、スズカの斬れよりもダイワのスピードの持続力のほうが強いと思っていますが。しかしながらダイワの旬が昨秋だった可能性もあるし、ましてや遠征帰りでヤネは不調。完勝した秋天やマイルCSと比べれば、差し向きになり易く末脚の斬れを問われる感があるのでちょっと逆風があると思っています。香港勢に関してはここ2年のサイレントウィットネス、ブリッシュラッククラスがいるのかどうか。これは海外通の方の御意見をお聞きしたいもの。また近年の香港の強豪は確実に日本でも力を発揮しますから、単純な力量関係がまず第一。京王杯に集った馬達は力が足りないと思う。
2007.05.29
■購入馬券投票する時に、更にアレンジを加えて購入。追加したのはウオッカの単と、ウオッカ-サンツェッペリンの馬連。逆に削ったのはフサイチ-ヒラボクの馬連。どんなに頑張っても2着までという見立てだったヒラボクの評価を落としたなら、2着までの馬券を持つ必要はありませんからね。間違って2着候補のサン、ウオッカの上に来られた時の為の対処は小額投資で済む3連単でできているのだから。予想コンセプトと馬券はなるべくリンクしているべきだから、当然の処置。ウオッカの単を購入する決定的な要因はオッズ。私は阪神JFでウオッカの単を獲っているけど、この時に少なくない金額で購入したのは「 もう二度とウオツカの単がこれだけつく事はないだろうな 」と思ったから。しかしながらダービーでほぼ同等のオッズになった事、これがヒラボク-フサイチの馬連よりもついていた事、ウオッカの単のほうが保険として成り立つ可能性が高いという判断から、購入を決定しました。結果的に後出しになってしまったけど、これは仕方ありませんわね。最終更新から更にオッズを含めた状況が変化する事はあるのだから。ウオッカの単は元返しに近い配分で購入していたため、トータルとしては引き分け。サンツェッペリンがアサクサを交わしてくれると思い込んでいましたから、直線半ばでは頭の中で払い戻し額計算していたのですが(^^;■ウオッカ久しぶりに競馬で物凄いものを観た。自分の想像の範疇から大きく飛び出てしまったものを目の当たりにした時の興奮を、久々に味わいました。私は新馬戦を見て、その馬が重賞やG1を勝つようなイメージがすぐ出来る事は稀なのだけど、ウオッカはそれが成り立った馬。この世代の牝馬でトップになる資質があると思ったから阪神JFではある程度の自信を持って◎を打ち、勝ち切るという意図の元に馬券を買っています。あのレースを見てまさかここまで強い馬とはという驚きがありましたが、阪神JFは勿論の事チューリップ賞や桜花賞もこの馬の能力にしては序の口程度のパフォーマンスだったわけですね。まさか阪神JFの時のそれとは比較にならない程大きなパフォーマンスや色んな感情をもたらしてくれるとは思いませんでした。競馬ファンとして、忘れる事のできない馬の1頭になりそうです。馬は勿論の事、予想された様々な困難を承知でチャレンジして結果を出した関係者にも多大な敬意を表さずにはいられません。エポックメイキング的な事例が起きた時に賛否両論あるのは当然ですが、自分達の理想や信念を貫いてそれを具現化した事に対しては、事後であれどもやはり祝福や賞賛をしたいものです。肯定であれ否定であれ「何かを言う」事と「何かを為し遂げる」事の間には多大な価値の違いがあるからね。できる事なら、競馬に関わる一個人として最初から彼らの言動に賛成した上でレース後の様々な感慨にふけりたかったものです。新馬からウオッカの資質を多少なりとも見出せた事やダービーでの直前の馬券対処などで「 最終的にこの馬の才能を肯定できて良かった 」という対ウオッカという意味での自分に対する安堵感はありますが、完全肯定側に居たかった。当初否定派に回ったのは様々な要因を考慮した上での自分の判断だからそれはそれでいいですし、選択やその結果が出た後での悔恨の数や量を大きくしないで済むような競馬における経験は積んできたつもりでした。しかし昨日は、ああ、こうしておけば良かったという気持ちが先立ちました。それくらいウオッカは素晴らしかったです。物事は何でもバランスが大事だし、失敗を考慮したり恐れたりする事も必要だけど、最大の効果や喜びを得るためには失敗や危険を冒すリスクを背負って前に出るべきだという事を、ウオッカの関係者やダービーの馬券配当から勉強させて貰いました。他の馬に関しては随時更新をば。~~~~~~~~~~~~~~~~~~■アサクサキングス少し前のエントリーで適条件に替われば好走の余地ありとは書いたけど、それが2400ともダービーとも思ってませんでした(^^;私は王道レースで強味を見せるのではなく、脇のレースでやけに強い勝ち方をするタイプだと思っていましたから。距離で言うと、2000&2400ではなく1800&2200というイメージでしたし。当然次に狙うとしたら同じように時間と距離を稼いでの単騎先行というケースになるのだけど、あれだけガラっと変わるというのは精神的なスイッチが入ったり切れたりしやすい馬なのかなあ?あんまりそうは思えないんだけど。■アドマイヤオーラ中段から外を伸びて3着。よく走っているし、騎手もこの馬の最大能力を発揮させたと思う。同時にあれ以上の長い脚は使えないだろうし、前に動いていく自在性や体力もなかなか付かないと思う。勝ち負けできる条件やレースはあるんだろうけど、まだ競走馬として未完成で足りないものがたくさんあるのも事実。ダービー3着の看板で人気になり、飛ぶケースも少なからずありそう。■サンツェッペリン初めてこの馬に重い印を打ったので、これまでと比較しての出来や雰囲気をおぼろげながら感じる事も不可能だから、能力を出し切ったと言えるのかどうかは個人的に言及し辛い。最低でも健闘したというレベルでは走っていると思いますが。読んだとおりバテない資質は確かにあるけど、強い馬であればこの馬よりもタフな体力を持っている事は多いというレベルかな。マラソンでいうと2分9秒はコンスタントに出せるけど、7秒台に近づく高速決着だと能力が足りないという感じ。レース後半を速い上がりで終われるレベルでもないしね。ことG1級のレースに入ると。能力診断をすると決め手・スピードが75点、スタミナ85点という印象。G1であるならどういう性質のレースであれ90点以上のものが求められるレースになるから、このグレードだと勝ち負けするだけの基本能力が少し足りない印象。逆に言えばG1で多少負けたとしても、少しレースレベルが下がるとすぐに巻き返せる余力とタイプであるでしょう。■フサイチホウオー一言で運が無かった感。ややズブい馬だから外枠でスムーズに捌けるところを自ら押し上げていく競馬ができると思っていたら掛かってしまうし。また調教師が事後コメントで述べていたように、最高の仕上がりとレースで掛かる危険は紙一重ですし。5月以降はアンカツの騎乗も精彩を欠いていましたし。この馬の強さのMAXも見たかったので、その点については残念。次以降のレースに期待しましょう。ただしここからはレースのレベルが上がって好走の要因が多様化・高度化しますので、父同様に不器用で持っている能力と欠けている能力がはっきりしているこの馬は負ける数と割合が増していくと思う。逆にこの馬が負けてくれて良かったと思う面もある。勿論あの一家の事ね。これから万難を排して何としても勝ちたいというレースであるのに、戦前のパドックであんな事しているのは駄目でしょ。勝負や競馬への姿勢のあり方が問われても仕方ないし、調教師や騎手は勿論の事、ダービーの品格やその場に対しても失礼だ。関口氏のショーマンシップを全て否定をするつもりはないけど、あれはダメだ。やっぱりその状況や人間に対して、犯してはならない領域ってあるじゃないですか。昨年の凱旋門賞で合田氏がレース直後に武豊にインタビュー求めていたけど、あそこはまだ直接レースに関わった者たちが自分達の行動や思考を持つ事を優先しなければいけない状況で、他の人間が絶対に踏み込んではならないところですからね。インタビューは製作側の人間の指示かもしれないから、合田氏だけを非難する事はできないけど。私はディープインパクトも最近の武豊のあり方も好きではないけど、マスコミにもファンにも自分達を大事にしてくれない人たちがたくさんいるんだという事を思い知らされたという点に関しては同情しましたよ。そういう意味では、亀田一家が真っ当な競馬ファンでも高いレベルで存在しているアスリートでもない事が解るでしょ。競馬やダービーにそれなりの敬意や愛情を持つ者なら、脇役以下の存在である自分達がこれから本番を迎えようとする主役のところに邪魔になり得る行動を取りに行こうとはしない。ジャンルは違えど戦いに対して真摯であるならば、タイトルやステータスや関係者を侵害しないように努める節度が生まれてくるはず。自分達のパフォーマンスや人気取りしか頭にないイロモノですよ。
2007.05.28
私の妙な癖の一つとして、普段はだらしがないくせに自分の試合や競馬で大事なレースがあると急に身嗜みに気をつけたり、普段よりもきついトレーニングを課したり、仕事をきちんと片付けるようになるというのがあります。ある物事での結果を求める時、他の面でもしっかりしていないといい結果が出ないような観念がありましてね。ま、自意識過剰のただの馬鹿ですな(^^;【日本ダービー】◎フサイチホウオー○サンツェッペリン▲ヒラボクロイヤル△ウオッカ馬券戦略としては、○の単と◎からの馬連。何かの間違いで◎の単が3倍近くになれば、これも購入。お祭りレースだから、競馬ファンの一員として私も差し支えにならない程度に買いますか。この予想と馬券戦略に関しての説明は以下にて。ウオッカ、ヴィクトリー、アドマイヤオーラ、ヒラボクロイヤルに関してはこれまで個別のエントリーを組んであるので、その見解をベースにした扱いになっています。個人的なこのレースにおけるテーマの一つ目は、皐月賞で先行してワンツーした2頭が今回も走るか否か 。私は最初は皐月は2頭とも恵まれのレースだと思っていたし、レースレベルも高く評価していませんでした。結果的に後続との距離が大きく出来てそれが好走要因になったので、自分達をきっちりマークして走ってきて、プレッシャーや負の影響などを与える存在がいればどうなったか解らないと。馬と騎手の個性からしてダービーでもあの2頭が先行すると読めるのですが、じゃあこの2頭を潰しにこれる存在がいるかどうかというと疑問になってきたのです(^^;先行馬でも、基本スピードが足りないアサクサキングスにそれは無理でしょう。僚馬ヒラボクロイヤルの援護射撃のために玉砕する事も考慮したけど、福永は多分そういうラフな競馬をする騎手じゃないし。タスカータソルテはコントロールが難しい馬なので自分との戦いに終始する上に非皐月賞組で力が落ちる。ゴールドアグリも同様。ウオッカは掛かり癖のある牝馬での牡馬混合戦あるため、まず自己の消耗をどれだけ抑えられるかがカギ。ゴールデンダリアはヨシトミ先生だから急遽積極策は考え辛いし、やはりトライアル組で力が落ちる。トーセンマーチ、マイネルフォーグ、フィニステールは力か距離適正が足りない。ドリームジャーニーは後方強襲のマイラーなので、ここで走る事の可能性が極端に低い。ヒラボクロイヤルは上昇中だけど、前目の競馬ができる程の自在性まではまだ無いでしょう。プラテアードは力が足りない。ナムラマースは藤岡が差しの位置取りに拘り過ぎているように見える。アドマイヤオーラは岩田ならやり得るけど、多分この馬のほうが先行二騎よりも体力が無く、やったら先に失速しそう。フライングアップルは若干距離の融通が効く程度のマイラーなので、ダービーでは走らない。実力上位で皐月賞の反省込みで前目の位置取りをし得るフサイチか、マイル戦でも先行できるスピードがあるローレルゲレイロくらい。しかしフサイチが差し脚を消耗してまで前を潰しに来る気はしないし、ローレルは自己の距離適正との戦いもあるため他に構っている余裕はない可能性が高い。という事で、先行2頭のうちの最低どちらか1頭は今回も走りそうな気がしまして。自分達を走らせない影響を与えるような領域で走ってくる存在は、今回もいないのではないかと。私はヴィクトリーは2000の馬だと見ています。基本的な軽いスピードや2000までのスピード能力だったらサンツェッペリンよりもヴィクトリーが上だと思いますが、2000mの距離を超えてからバテない資質や2400を一定以上のラインでより確実に能力を発揮するという点ではサンツェッペリンのほうが上だと思っています。という事でヒラボクロイヤルを3番手まで落とした事もあり、サンツェッペリンを二番手扱いにしました。ヒラボクを3番手にするなら、やはり2番手にするべきはレベルの高い皐月賞組からピックアップするべきとも思いましたし。二つ目のテーマは、予想において勝ち馬候補を2頭授けたいという事。このレース、「普通」に考えたらフサイチホウオーですよね。ダービーはそういう「普通」の考え方が結果に直結し易かったレース。敢えて乱暴な言い方をすると、1番人気から買っておけば大レースしか買わない素人でも当たるという面があったレース。また特別な位置付けと性質を持つレースゆえに、そのレースにおいて勝ち負けできる存在が極端に絞り込まれていた面のあるレース。でも最近、何か競馬界の秩序や常識が崩壊していると思えるような事態やレースの荒れ方が多数あるじゃないですか。そういう流れの中に今年のダービーが取り込まれる危惧もあるから、勝ち馬設定をする予想ならば対処として2頭それが欲しい、というのが私の考え。フサイチホウオーの前売りオッズを見て、その感は強くなりましたね。これは個人的な観念だけど、ダービーで1倍台の人気になる馬は前哨戦である皐月賞で問答無用、これは逆らいようが無いという勝ち方をした馬でなければならないというのがあります。90年代以降で見ると、トウカイテイオー、ナリタブライアン、ディープインパクト。ミホノブルボンは距離適正の関係で少しオッズをつけたし、スペシャルウィークとジャングルポケットは皐月を負けていた事で鉄板扱いではなかった。ダンスインザダークとキングカメハメハはステップを万全の勝ち方をしてきましたが、一番レベルの高い皐月賞に出ておらずそこのメンバーとの勝負付けが済んでいない事から妥当な評価でしょう。確かに今年の皐月賞で一番内容の濃いレースをしたのはフサイチだし、血や厩舎が得意とするダービーに替わった時の上積みもあるからこの馬にたくさん票が入るのは解る。でも、個人的には逆らいようが無いというレベルでこの馬が存在しているようには感じないのですよね。そこに対する何かしらの感性や具体的対策を働かせておいたほうがいいと個人的には感じました。オーナーが大量購入して更にオッズを下げるだろうし(笑)。本来なら◎○2頭の単を購入するところだけど、さすがに1倍台での購入は難しく。好走を見込んだ馬は◎○▲の3頭のみでオッズや馬券的対策も実質ここまでで住んでいるけど、もしオッズがついて保険程度になるなら△を設定してヴィクトリーかウオッカを入れたいと思っていました。自分の予想が覆された時の対策の意味も込めて。ヴィクトリーに2400を走るスタミナ・底力の存在や気性の成長があるよりも、ウオッカがこの条件をこなしてくれた時のほうが嬉しいかな、という事でウオッカを選択。私はウオッカに関してはもし桜花賞でダイワスカーレット以下に圧勝したなら、もう牝馬戦線に敵はおらず、課題はあってもよりレベルの高いところを求めてダービーに行って欲しいという気持ちがありました。結果は2着でしたが、ウオッカにダイワスカーレットに圧勝できる能力があるかという見込みに関しては、あると思ってもいますので。_____________________________________【東京9R】カイシュウタキオン、ブレーヴハート、エイシンニーザンの人気3頭をまとめて消せると思う。カイシュウは東京実績があるけど一瞬の脚で飛んでくるタイプのマイラー。また小頭数の単調なレースで決め手の差を見せ付ける印象が強い。他頭数混戦の1800だと長い脚を使う必要がありそうで、イメージと異なる。ブレーヴハートは基本的にジリ。前走の上がりの額面は優秀だけど、どれもジリ馬でこの馬でも何とかなるレベルだったし超スロー。また東京向きの瞬発力の持続性は全くない。エイシンニーザンは広いコースのスローで単調なレースになると走る傾向がある。走った次も走った記憶が無いし、他頭数で出入りのあるレースに替わるとダメ。その辺の来る来ないのリズムはやはり悪い気性に要因するのでしょう。◎アクレイム○カフェベネチアン△ファイトクラブ一瞬の脚はなくややジリっぽいけど、確実に伸びる脚があり東京向きの脚の持続性があるというのは◎○2頭に共通する事。現状ではやや内が有利な馬場なのかなという印象から、アクレイムを上に。また器用ではなく自分で動けない性質を持つカフェがどんなラップでどこまで差し込んでこれるかを測る事で、ダービーでの差し馬の肉薄イメージも造っていこうかと思います。_____________________________________パドックを見て印の変更を余儀なくされました。入れ込んでしまったヒラボクに対し、落ち着いていて競走馬として全く違う資質を感じさせるウオッカ。論理として牝馬の消耗も考えていますが、勝負勘を大事にします。ウオッカの資質がその辺の馬と全く違うのは間違いありませんから、同じオッズならヒラボクよりもウオッカを取りたい。▲ヒラボクと△ウオッカの印を変更。フサイチからこの2頭への馬連は厚めにし、ヒラボクは押さえまで。単系の馬券はサンツェッペリンの単と、フサイチ→ヴィクトリー・ヒラボク→サン・ウオッカの3連単。
2007.05.26
人気順はどうなるんでしょうね。フサイチホウオー1番人気は確定。アドマイヤオーラが豊なら2番人気だったろうけど、乗り替わりで微妙。ウオッカは僅差の3番人気だと思っていたけど、牝馬ゆえのウィークポイントが常識化しているみたいで思いのほか評価が低そう。ヴィクトリーの方が上のよう。タスカータソルテは予測がつかない。■有力馬私見 第4回 ヒラボクロイヤル編これまでの3回で記した馬達は基本的に軽視。ウオッカかヴィクトリーのどちらかに△をつけるかもしれないという程度です。しかしヒラボクロイヤルは重い印で確定。なんだか周りの人達も軒並み高評価しているようですが、私も同様です。すまんのう(^^;当初は単勝を購入し、他の有力馬との馬連本線という意味での○を打つつもりでした。しかしちょっと評価が変わり(呪いを危惧した訳ではない^^;)、単勝は買わずに他の有力馬との厚めの馬連という評価で確定するかと思います。多分私が重い印をつけた馬達は道悪もそれなりにこなすだろうから、馬場の変化があっても印は変わらないと思いますし。その辺の印の変化も踏まえて、私見をば。ヒラボクロイヤルの青葉賞での走りはそれまでのこの馬のレースよりもずっと強く見えた事から私の査定は低くなかったけど、毎日杯でナムラマースに完敗した事から上昇した分を見込んでもナムラマースとほぼ五分だと思っていました。でもナムラはチーフベアハート産駒でG1では完全に脇の血統。対してヒラボクは王道血統の一つであるブライアンズタイム系。実力五分とすれば、G1戦線での爆発があり成長軌道に乗ったらどんどん良くなるヒラボクのほうが上として扱えるでしょう。私は最初は皐月賞で行った行ったでワンツーした2頭を評価してなかったし、差し馬でもフサイチホウオー以外の馬にも府中2400で走るような資質を感じていませんでした。強いて言えばナムラマースとココナッツパンチだけど、さすがにダービーで藤岡はないだろうし、ココナッツは除外。その時点でフサイチに次ぐ存在として、○の評価を下していました。しかし結果的に単勝を買えない存在、勝ち馬候補として扱えない存在と見なした理由が幾つかあります。一つ目は基本能力。◎○▲をつけている3頭のうちで一番後ろからレースを進めると思われるのはこの馬なのですが、全部まとめて差し切ってしまうほどの脚力があるかどうか疑問だった事。最低1頭には残られそうな気がして。二つ目は青葉賞と皐月賞のレベル差から生まれる、ヒラボクと皐月賞実績馬との能力の違い。基本的にダービートライアルは皐月賞に参加できなかった遅れた組でレベルダウンします。ある程度強い馬でも弱く見えてしまうところがある皐月賞と、強くない馬でも強い競馬をしているように見えるところがある青葉賞では、やはり繰り広げられているレースのレベルや好走馬のレベルに違いがあります。ましてや今年の青葉賞のレベルは高いとは思えないものね。1番人気がオーシャンエイプス、2番人気が詰め甘でしっかりした決め手がないのに過剰人気になるナタラージャ。また上昇時期にはあるんだろうけど速い脚がなくてモチに離されたり500万であっさり交わされたフィニスティールが際どい競馬をしているし。三つ目は近年の青葉賞馬とのスケールの比較。シンボリクリスエス、ゼンノロブロイ、ハイアーゲームの3頭は青葉賞をとても強い勝ち方をして本番に臨んだけど、本番でダービー馬として相応しいレベルの走りをしても勝ち切れなかった。このレベルの馬達が揃って勝ち切れなかったという事になると青葉賞馬がダービーを勝てないという事実に対して何かしらの共通項や真理に近いようなものがありそうだし、ダービーを勝ち切れるという手応えを得るためには先の3頭の強さよりももう一つ何かプラスアルファが欲しいですよね。さすがにヒラボクロイヤルがあの3頭を上回るパフォーマンスやスケールを示したとは思えませんからね。だからオッズがついて小額で対処できる状況だとしても、単勝はいらないかと思いました。アドマイヤメインも強かったしダービーでも走ったけど、クリスエス達ほどのインパクトがないのはダービーで乗った人のせいか(^^;私は思うところあって今回のダービーは2頭勝ち馬候補をピックアップしたいという戦略を持っていますが、その2頭にはやはり◎○の印を打つべきでありまして。先述した各要因から勝ち馬候補としてまでの扱いを出来ないとしたヒラボクロイヤルは、連勝馬券で厚く買う存在で3番手という意味での▲まで、というのが私にとっての適度な落としどころかなと思います。____________________________________土曜は多忙で1日レースも観られないよう。仕方ないね~面白いと思ったのは中京9Rのフサイチウィード。速い脚がないのでそれが求められる東京マイルだと斬れ負けするのだろうけど、小回り先行なら堅実だろうし押し切れる確率が東京よりは高まると思うので。ヤネが中舘なら、仕掛けてくる競馬スタイルもこれまでと変わらないでしょうし。ちょっと詰めの甘い馬だから単勝中心で攻めるのは少々厳しい。トップオブツヨシは基本的に凡走馬なので、7枠2頭への馬連と馬単、1-3着設定3単の仮想馬券で。
2007.05.25
毎年ダービーウィークはあらかじめ土曜も休みを取って、土日共に朝から競馬を満喫するというスタイルでした。我ながらいい身分だね(^^;私は朝から熱心に馬券買うというタイプではありませんでしたが、ダービー・有馬記念という特別なレースがある時はその空気というのをなるべく感じたいという気持ちも競馬ファンとしてあるじゃないですか。しかし今年は自分が管理する仕事がどっさり土曜に入り、さすがにそれを人任せにしてしまうのは難しい状況。まあ今は馬券も一休みしている状況だし、楽しめる時間だけ楽しむとしますか。尚土曜の仕事が終わったら、食事しながらメンバーにダービーについての講義でもしようかと思っています。話のこじつけだけは上手たがら、当たらない予想を展開して洗脳状態にする可能性が大だが。そういえば最近は大レースがある時の社内レポート作ってなかったっけ。作ってもいいけど、そのレポを参考に人が儲けまくって自分はハズレという事例がいくつかあるから、今ひとつ前向きになれん(^^;■有力馬私見 第3回 アドマイヤオーラ編出来る事なら今回の鞍上トレードと結び付けたくはないけど、どうしても結び付いてしまうのでその点を踏まえて頂ければ。松田博師は好きになれない調教師の1人なのだけど、それは彼に「ビジョン」「理念」が欠けているように感じるから。この言葉をもっと解り易いように言い換えると、「我慢」になります。大抵の人間にとって、能力的・感情的に最大レベルの効果や喜びを見出せるのは自分が簡単には為せない目標を予想・設定し、努力してそれを為した時。そりゃたまには全く予期しない天から降ってきたような幸運もあるかもしれませんが、それはやはり例外でしょうし、ましてやそれに最大の効果を見出すタイプの人は圧倒的に少数派のはず。しかしながらその目標を為すには少なくない時間や労力が必要になるし、苦労や挫折も数知れないでしょう。それを克服して目標を達成した時の様々な価値の高さに関しては、説明するまでもありません。でもねえ、私はこの調教師は短期的な視野や対策に重きを置き過ぎている気がします。今回の鞍上のトレードの真相がどちらに非があるとか、騎手と調教師どちらが主導で行ったものなのかは分かりませんが、この一件やかつて有力馬の主戦として関係していた藤田やアンカツとも切れた事例を含めて考慮すると、松田師は一時の感情や目先の対処による言動に走る傾向は確かにあるなと思います。私はダービーというタイトルは、そういうタイプの競馬人に手に入れられる部類の栄光ではないと思っています。一つの高い目標を掲げてそれを確固たるものにし、それを為す過程で色んな挫折や困難があってもそれに対して小さくない辛抱を見せる、そういう性質を持つ競馬人にしかもたらされないとね。短期的な対策も効果を出すための手段の一つですから、どちらが良い悪いとは言いません。しかし物事には大抵長所と短所の両面があります。だから松田師のこれまでの騎手との関係歴や管理馬の個性、人気馬を吹いては飛ばす傾向などを考慮した結果、どういう性質の持ち主でどういうレースで長所や短所がそれぞれ露になるのかは、私なりに考えさせて貰い対処もするつもりです。馬の面で見ると、ここに来てアドマイヤオーラは斬れだけの馬という印象を強めてきたかなと。皐月賞での上がりはフサイチホウオーと同じだけど、他馬を弾き飛ばして外に膨れて猛追してきたフサイチに対し、オーラは最内をロスなく進んでのもの。それで同じ上がり時計ならパフォーマンス的価値は当然フサイチのほうが高いし、ましてや東京に替わるとなるとトニービンの血やそこからもたらされる底力と持続する決め脚を持つフサイチが当然有利。また皐月賞では意図するしないは別として完全末脚勝負のレースになったけど、多分自分で動いていけばそれによる消耗で発揮できる末脚の爆発力も落ちるタイプ。しっかりした伸びを発揮したにも関わらず前に小さくない差を付けられた皐月賞からは、一定以上のレベルのレースに入ればその末脚が競馬の大局に強い影響力を持たない事が解る。かといって、動くと体力の無さも露呈しそう。一言でいうと、競馬に対する支配力が無い。皐月賞よりも上の着順を求めるには、あれ以上の末脚か自分で前を掴まえに行って労力を余儀なくされた上で発揮される末脚が必要になるのだけど、私はそれは無いと皐月賞の映像から判断しました。良い可能性を見出すなら、岩田がキーポイントになるんじゃないかな。シンザン記念で乗って、鋭い決め手を発揮して完勝しているから、彼がアドマイヤオーラに対して非常にポジティブなイメージを持ってレースに参加できた時にはオーラが持つ弱味が軽減されると同時に強味が増幅されるかもしれないから。でも私はこの馬には岩田の影響よりも、松田師の影響のほうが強く出ると思っています。ここの馬が何処か淡白で大事なレースでプツンと切れたようなひ弱な負け方をするのも、師の個性が多少なりとも表れていると思っていますし。動物は飼い主によく似るって言うじゃないですか(笑)。アドマイヤムーンも京都記念やドバイでの競馬は確かに強かったですが、威張るなら最低でも府中マイルか2000のG1を勝ってからにしてくれという気持ちがあります。勿論パフォーマンスや勝利の意義・側面に対する一定以上の評価はしますが、日本のG1で突き抜けられなかったアグネスワールド、エイシンプレストン、ステイゴールド、デルタブルース、コスモバルクなどがボコンと勝ててしまうところがあるのも海外G1ですから。だから海外のほうが勝利の意義が高いという捉え方やそれに基づくアドマイヤムーンの評価は私は下していないし、ここの厩舎管理馬の傾向を考慮したら日本の看板G1に出たら過剰評価に基づいた人気でまた飛ぶんじゃないのかという推測のほうが先立ちます。_______________________余談。武豊の交替劇は彼偏重の競馬に対して楔を打ち込んだというポジティブな見方もしていると以前お話しましたが、同時に今までの競馬が抱えていた問題点も大きくクローズアップしたと感じます。実際に競馬に関わっている人達は、大事なレースや馬を信頼して任せられる騎手が少ないと困ってません?ファンもそういう馬やレースが存在した時に、それに相応しい役者として役割を担える騎手がいないと困ってませんか?アンカツが一線級で活躍できる時間は少ない。岩田は能力はあるんだろうけど、現状プレッシャーの小さいレースでしか活躍できない。他にも凄い馬に乗った事のある騎手が少ない。年度や時代を代表するレースを経験した事のある騎手が少ない。それは今まですぐに武豊に乗り替わる偏重した競馬を続けてきて、次の人材が育たなかったから。ある馬とある騎手に強固なパートナーシップを築かせて、そのシチュエーションだけでも超一流騎手に匹敵する能力を発揮させたり1+1の力を2以上にするという発想・その実践が少な過ぎた事の弊害でしょう。だから騎手全体のレベルはとても低くなった、というのが私の感想。それはそんな競馬を是として実践してきた現場の責任であり、それを認めてきたファン全体の責任でもあります。騎手のレベルが低いと述べましたが、技術的には昔よりもずっと上がっていると思います。持っている技術やレースで求められる能力が違い過ぎて、騎手という概念すら異なるのかもしれない。私は騎乗の経験がないので騎乗論を語る事は出来ませんので、どうしても曖昧な言い方になってしまいますが。しかしながら自分の世界を広げてくれるような凄い馬やレース、勝っても負けても騎手人生のターニングポイントになるような勝負の場に関わった事がある騎手が少ないため、騎手としてのステータスがとても低い。時代における能力的偏差値が低い。だからハイレベルの役者を揃えた大きな舞台での戦いが設定されないような気がして仕方なく、競馬に対する期待感というのがなかなか持てません。武豊が一線級として乗れるのもそう長い時間はないのですから、ここを岐路として少し違ったバランスを持った競馬の世界が確立されると良いのですけど。
2007.05.24
■思い出のレーストウカイテイオー、ミホノブルボン、ナリタブライアン、スペシャルウィーク、ジャングルポケット、キングカメハメハ、ディープイン(以下略)などの超A級馬の圧巻パフォーマンスはやはり印象的です。それと同時に、88年のサクラチヨノオーの差し返し、90年中野コール、93年柴田政人悲願達成、99年武豊連覇などもいいレースだったなあという感想はあります。これらの勝ち馬は超A級までには至らないかもしれませんが、複数の強豪馬が競り合う事でミックスアップされ、結果として次元の高いレースが展開された気がします。私はナリタトップロードも渡辺も好きではなかったけど、このダービーだけは本当に素晴らしい競馬をした(私的には勝った菊花賞よりも価値が高い)と当時も今も褒め称えています。■有力馬私見 第2回 ヴィクトリー編運動能力は皐月賞向きだけど、気性は皐月賞に向かない。これが私の皐月賞におけるこの馬の判断。特殊レースを除けば、皐月賞は小回りでごちゃつくストレスや出入りの大きいレースになりますから。神経質で煩いという、兄リンカーン同様に精神的に貧弱な面がありますから、皐月賞のレースの性質に合わないと思ったら特殊レースになっちゃった(^^;大レースに強く、一度波に乗るとなかなか凹まないブライアンズタイム産駒だから、ダービーでも基本能力とスピードの持続性によって2400を押し切られたらという怖さも若干はありますが、もう400mの壁は結構大きいような気もします。ブライアンズタイムには2000mドンピシャで激走する産駒や傾向も多数ありますし。ヴィクトリーが過去のどの馬によく似ているかというと、個人的にはノーリーズン。脚質は全く違いますけど。2400以上をこなすステイヤー資質にはちょっと足りない、本領を発揮するのは2000前後でそれ以外の部分では大きくパフォーマンスが変わるタイプと見ていますが。
2007.05.23
■過去5年の日本ダービーの成績02年。◎タニノギムレット ○テレグノシス◎○の馬連とワイドでハズレ。◎は予定調和的に来るだろうから、もう1頭の選別がこのレースの肝でした。クリスエスとどちらか迷って撃沈。03年。◎ネオユニヴァース ○サクラプレジデント ▲サイレントディール◎からの馬連でハズレ。センス無さ過ぎの馬券。04年。◎ハイアーゲーム ○キングカメハメハ △スズカマンボ他◎○の単と、2頭の馬連がメインで的中。いいレースだったしハイアーも全力を出し切ってくれたけど、出し切り過ぎてハーツクライに差されたのは金額的にちと痛い(^^;05年。購入せず。06年。◎アドマイヤムーン ○メイショウサムソン◎の単複と◎○の馬連でハズレ。あんな極端に内しか伸びずに、そこに密集する馬場で二度とやらないでくれ。真っ当なレースにならん。■有力馬私見 第1回 ウオッカ編このシリーズは、1人気が予想されるフサイチホウオーにも不安はあるけど、他の人気馬にもっと大きい不安があるから、という意図によるもの。牝馬が牡馬に対してアドバンテージとして持っている個性はスピードと一瞬の斬れ。逆にマイナスとして持っている個性は心身のスタミナ、耐久力全般だというのはヴィクトリアマイルの時にもお話した事。この特性は、短距離と長距離のチャンピオンシップ競争の成績からも明確。マイル以下のレースだとダイイチルビー、ニシノフラワー、ノースフライト、フラワーパークなど複数のそれを勝ったチャンピオンホースが少なからず輩出されるけど、長距離はそうはいかない。ヒシアマゾン、ファビラスラフィン、エアグルーヴがJCで勝ち切れず2着まで。これらの名牝が続けて2着を続けた理由を挙げると、やはり牝馬だからという事になると思う。牝馬だから最高峰のレースにおけるギリギリの攻防では牡馬とのタフさの差が出た、自分よりも根性・体力のある馬がそこにいたという結論に至るのでしょう。有馬記念でも短くない距離をしっかりした脚で好走してきたメジロラモーヌ、マックスビューティ、メジロドーベル、ファインモーションが完全に不発。その理由はやはり牡馬混合戦による心身の消耗の度合いがこれまでのレースとは比較にならないくらい大きかったからでしょう。そういう意味では、オグリキャップの追撃を凌ぎ切ったホーリックスやハーツクライ、ゼンノロブロイ、リンカーンを喰ったスイープトウショウの勝利の価値はとても高い。別に他の名牝よりも強いという意味じゃないけど。ウオッカの資質や決め脚は他のダービー有力馬に全くひけを取らないと思う。むしろ上だと判断しています。しかしながら、それを活かすためのスタミナに関しては残念ながら否定的な見解を持たざるを得ない。牝馬同士の2400なら問題なかったと思っていますが、牡馬混合の2400は苦しいかと。ちなみに単に「 2400は持つ 」という表現は、言葉が足りないか思考の量が足りない。競走馬が持つ色んな能力は状況によって発揮できる大きさが変わるという絶対的な真理があるし、その程度を推測した上で初めてレース予想が成り立つから。単に2400は持つ、という言い方は競馬の世界での文法においてタブー(笑)。ウオッカには慢性的な掛かり癖がある。現状それは競争意欲や自身の資質の高さを示しているから必ずしも悪い傾向ではないけど、この掛かり癖が牡馬混合の長距離戦におけるストレスやプレッシャーと結びついた時には、自爆や消耗による決め脚不発になり得る。私はウオッカの資質は極めて高いけど、それでもそこに対する抵抗力はないかなと見ています。母系の距離適正が短い事や掛かり癖に見受けられるスピード面への資質の偏重を考慮すると、かつての名牝たちがJCで勝ち負けした事よりもウオッカがダービーで勝ち負けする事のハードルのほうが高いかな、という印象です。逆に牝馬として極めて高い資質を持つウオッカがある程度のにラインで好走できると読む人にとっては、スタミナは勿論の事かなり高い決め脚を持つ実力馬のみがウオッカの上に行ける、馬なり1ハロン劇場的にウオッカに認められ得るという判断基準がある事で、選別が簡単になるかもしれませんね。
2007.05.22
■苦悶馬券を買う買わないに関わらず、レースが読めない事や全く的外れの見解を持っていた事に対する不快感みたいなものはありますね。競馬ファンの性か(^^;オークスもレース終わってみて、結局レースの性質や勝ち負けにおける重要な要因が何だったのか、さっぱり分からない。ザレマは結果的に距離の壁があったとしても、ローブデコルテもコジーン×シーキングザゴールドだし。ある程度の自信持って重い印を打つのは簡単ではないよね。それを出来た人は、嫌味じゃなく凄いなと思う。確かにザレマには、府中で求められ易い速い瞬発力を長く長くという個性は無かった感はありますが。そこは当方の反省材料。私は兄マルカシェンクもマイル性質の強い馬だとは思ってないし、母系の距離適正も父ダンスインザダークの重過ぎてレースや仕上がり面での調子が宜しくないという性質を考慮したら、むしろバランスが上手く取れていると思っちゃいますよ(^^;■処方のリンクトーセンテンショウに関して、その予想に関連した事を。そのレースにおいて、求められる能力や適正を満たさない馬達を外していくというのは基本戦術の一つなのだけど、そこに該当する馬についてはこの作業以外に続けて考慮していく部分が出てくる。本来自分が得意でないカテゴリーを走らされた馬は大抵負ける。どういう風に負けるかというと、必要以上に負ける。そして負け方が大きいため、その次に必要以上に評価を落とす。本来ならあるラインでの負けで済んでいたのに、不向きな条件である為にその度合いが大きくなり、その増した度合いを含めた敗北の結果や着順がオッズに反映される事が多いから。しかしながら自分にとって不向きな条件を走るという事は馬にとって良い効果をもたらす事もある。厳しい条件を経験した事により、次に適正のある条件を走った時に楽に感じる事。能力そのものを出せないため、消耗の度合いが小さい肩慣らし程度の運動になる場合がある事。そこの要素と不当に上がったオッズとの兼ね合いで妙味のある馬券を獲れるケースはあるから、あるレースで条件不向きだと感じて軽視した馬のパフォーマンスラインやその次への出走はなるべくチェックしています。最近で分かり易かったのは、2週間前の土曜京都最終で走ったサウスティーダ。マイルを平均的なスピードで押し切りに行けばバテずにそこそこ走れる馬だけど、阪神牝馬特別はレベルの違う強豪相手とのオーバーペースの競り合いでダウン。1秒半以上離された負け方が悪い印象を与えたのか、単勝10倍前後まで人気を下げた。でもここで厳しいラップを経験した事で、自己条件でのラップが生ぬるい程度のものとして処理できた面はあると思う。どうしてこのレースを書かなかったかというと、京王杯のほうが自信があった(つもり)だったから(^^;まあ最近は1000万は知識がついていかないところがあるから、他の面子のアトサキが分からなかったというのもあるけど。ただ生命力やバイオリズムを持つ生物は不向きな条件を経験させられる事によって壊れていってしまう事もあるから、その辺はケースバイケースでどちらに転ぶのか自分なりに考えるしかないですよね。アサクサキングスは自分の土俵に行けばガラリと変わりそう。オーシャンエイプスは暫くは適正条件でも走れなくなった。ニュービギニングは変われるけど、不向きな条件を過剰人気で飛ぶ方が遥かに多い(笑)。個人的に思うところのあるサンプルを挙げるとこんな感じ。_______________________明日からはダービーに関連した駄文を毎日書き殴っていきます。有力馬に関しては結構思うところがあるので。
2007.05.21
アドマイヤスバルは順当に勝利。苦しい状況でもある程度自分の力を出した馬というのは、やはり強さの信頼性というのが高いよね。継続して実力を発揮したり、一つのレースの中でバタっと競争が途切れないだろうという安心感があるから。最初の1ハロンをビュッと出るタイプではないので、マイル以下である以上は外枠のほうがいいのかも。細かいフットワークとスピードの増減が出来るタイプではないだろうから、ダイワメジャーじゃないけれど自分のペースで進出していけるところがいいのでしょう。ニルヴァーナは次に府中に出て来たら、かなり自信を持って消して勝負できると見た。【オークス】王と金銀を抜いたようなもんか。重賞勝ちが2頭しかいないG1なんていままであったか?(^^;何処でも言われている事だけど、ベッラレイアにとってはダイワスカーレットがいてくれた方が良かったですよね。ダイワがいれば確実にダイワが流れを作るし、それに引っ張られる流れに乗っていけば良かったから。今度はみんなが自分に抵抗してくる流れができるから、それを自力で跳ね返すスタイルになるので。秋山がG1の一番人気で自分との戦いに強いタイプとはとても思えないし、またサッカーボーイの系統の差し馬は逆風が吹いた時の不発も多いので。ザレマは、自身のバイオリズムや能力というのは確実に上向き。スタミナはあるけどジリっぽった馬が、復帰後使う毎に動きや末脚の鋭さを増してきているし、調教での時計をやる毎に詰めている。物事においては複数の要素を取り入れる事によるバランスの取り方というのは凄く大事。競馬で言えば、鋭い脚はあるけどそれが持続せず失速していた馬が耐久力を身につけたり、確実に伸びるけど鋭さが足りずに伸び負けしていた馬のそれが増してきたら、確実に成績やパフォーマンスは上向きになるんですよ。特にその傾向が見え出した上昇時期というのは、まだ世間にそれを知られ切ってない意味もあって結構な旨味を見出せる。鞍上の乗り方一つで結果はガラリと変わるでしょうね。とにかく体力はあって、それはここでも恐らくトップだろうから、広いコースの外枠からペースが遅ければ自分で競馬を引っ張るくらいの乗り方をすれば、かなり高い確率で勝ち負けすると思う。後ろにいる馬達は鋭い脚はあるけど長距離ですれを発揮できるかどうか疑問、消耗したらまず斬れないという連中だから。自力で動けばベッラレイアの動きを誘発する危険はあるけど、自分の力をより確実に出す、全体に対し先んじるという意味ではやはりこれがベストだと、能力判断も含めて思う。逆にスローに付き合ってヨーイドンだと、いかに鋭さを身につけて来たと言っても瞬間的な加速がより上手い馬達に置いてけぼりを喰らうと思う。武豊もその辺の馬の特性を分かってはいるだろうし、何かしらの屈辱を受けた時やチャレンジ的な立場で競馬を挑む時には彼は超攻撃的な姿勢で怨念的なものも見せるから、一捲くりで突き放すくらいの強気の競馬をしてくるのではと推測しています。世間がバカ荒れの流れを意識している逆を行く意味もあって、ザレマ◎で。豊のダービーの乗り替わりがなければ、印を落としていたと思いますが。他のレースは鋭意検討中。。。_____________________【東京10R・フリーウェイS】府中1400って単調なスピードでは乗り切れない、一脚しか伸びない脚では失速するというかなりタフで勝ち負けに求められる要因が高く多いと思うんだけど、このレースではそれを満たす馬が本当に少ない印象。それを前提にして。グランプリオーロラ。牝馬の軽量は怖いけど、元々ダートで人気の立場で順当に勝っていた個性を考えると、芝の人気薄でドカンをやる感はない。ダートの時も1000万での打ち止め感みたいな頼り無さもあった。ソウゴン。終わっている高齢馬の休み明け。ゴッドスマイルユー。大事に乗って一瞬の脚を使う馬。瞬発力はあるけど、それを持続するような体力・たくましさが無い。今ひとつ伸び切れない典型的コマンダー産駒の母の個性をかなり忠実に受け継いだ印象。また自分で動いていくと消耗して本来の斬れを出せないタイプでしょう。こういう強さを出すための型がかなり限定されているのに、人気になってそれを自ら壊すリスクのある馬は典型的危険人気馬の一つ。キョウワロアリング。真性1200の差し馬なので、マイル性質に近い府中1400は向かない。メイショウディオ、プレミアムボックスも同様。カシマフラワーは3歳春で終わった。東京の高速向き瞬発力も無い。スターオブ二ルスはダート馬。ソヴィエトスターはヨーロッパの超一流マイラーだったけど、日本の産駒は芝では全く斬れない。タイキシルバーはブラックタイアフェアー産駒。ジリっぽく、決め手勝負には向かない血統。準OP以上なら尚更。シンボリロッキーは終わった。アンティークコイン。夏に走る、小倉で走る、1200で走る、重いと走らない、時に平坦で激走する、走る時と走らない時のパフォーマンスや着順の差が激しいというキーワードを並べると、走れる条件がごく狭いタイプの馬だろうという推測が成り立つ。府中1400は違うでしょう。という事で、生き残ったのは多くてもウィンディグニティ、ドラゴンウェルズ、アンブロワーズ、レオハスラー、メイショウトキムネ、トーセンテンショウまで。◎トーセンテンショウ△他の5頭トーセンテンショウの54kgってのは舐められ過ぎでしょ。元々はトールハンマーの2着に入り、NSTオープンや準OPではハイレベルの昨年の白秋Sでそこそこの着順にいるのに。これだけレースのレベルが低くなったのに、54kgなら。1400資質の高い馬、マイルだと掛かっていい脚が使えなくなる馬。折り合いや馬場などの条件で、弾ける時と弾けない時の差が激しい馬。その個性を踏まえた上で、ここ5走の解説を。白秋S。まあ自己パフォーマンスも着順も、この面子にほぼ則したもの。自分の脚は使っているけど他も強かったし、同時に上がりの速い競馬になってしまっていい脚を使っても差を詰め切れないところはあった。瞬発力のみの査定は低くする必要なし。緩い馬場は全くダメなので、良馬場発表でも相当にぬかるんでいた奥多摩Sはノーカウント。この時はダートもかなりの雨で脚抜きが良くなり、メインの霜月Sがミスプロ系のスピード馬による上位独占があった事( 同時にパワー馬トウショウギアは失速 )から、雨の量と影響が強い事が分かる。スピカSは同じく道悪。距離も完全に不向きで能力の出し様がない。卯月Sはマイルとはいえ、ある程度折り合ったのは後方から長い脚を使って僅差4着。これでまだ瞬発力がある事は分かる。あまりに不人気だったのは道悪でのドカ負け連発の影響が大きかった事と、ベストではない中山マイルが考慮された分か。前走は掛かり易いマイルの距離で、終始掛かって伸び切れず。小牧が終始馬の後ろに入れ続け、腕に力が入っていた映像を見ると掛かり方が強かったよう。しかし折り合い易いベストの1400で、この馬の差し脚には随分軽い部類に入る54kgの斤量、この条件で伸び切れない個性を持った低レベルの面子、残った馬達も休み明けとか、前走で15人気で激走した牝馬とか、高齢セン馬とかならね。更に言えば、この馬はベストの府中1400に替わった時に確実にパフォーマンスを上げるという特性と実績がある。ここ2走である程度の決め手を掲示し、掛かって弾け切れなかった前走でも1秒しか負けてないなら、ベストの条件で低レベルのレースなら勝ち負けのラインまで走るだろうという想像がつく。仮想馬券は単複と馬連・馬単。今回は人気も無い事から、推奨馬という扱いにしておきます。あ、もしターゲット等のツールをお持ちの方で、気が向かれたは多頭数の府中1400の8枠の成績を教えて頂けないでしょうか。この点は前から内と外の差があるのかと思っていたので。____________________________________トーセンテンショウは言い訳の余地なし。完敗。ザレマの落ち着いた周回を見ていて、スーパークリークとイメージが被った。同じ乗り方してくれないかな。クリークも府中のG1を大外枠で勝ったし。
2007.05.20
近年の名馬たちが種牡馬としても活躍してくれるのは、引退後もその存在を感じたり、同じ血を持つ馬が走る事で記憶や物語の継続があり得るから嬉しい面はあります。しかしながら、彼らの能力が傑出しているために、それを超えるようなスケールを持つ存在がなかなか輩出されないのではないかという危惧もあります。強さの完成の度合いが高過ぎると、もうそれ以上の伸びシロがなくなってしまうような印象ってありません?他の血統の注入も含めて、色んな手段を講じても能力がプラスになっていかない手詰まりのような感じが。最近の超A級の名馬たち、即ちリーディング上位にいる馬たちって、時間に対して劇的に、急激に強くなり過ぎた感があります。現在の競馬において、これが限界だという強さに近いものを持っている気がする。だからそう簡単には自分を超えるような、時代において突出した強豪馬を輩出しにくいという面もあると思う。また生産活動は、自分の遺伝子の縮小・分割提供という面もありますからね。以上の要因から下位グループや全体のレベルが底上げされると同時に、時代や競走馬全般に対してとび抜けた力を持つ存在が現れにくい状況にあるのではないかと私は思います。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~また日本の競馬史において、超実力馬から明らかに父のスケールを超えた存在って思い浮かばないところもあります。ミホシンザンはルドルフに完敗したのはまだしも、その後に3着4連発をやってる。前哨戦は落としても大事なレースはきっちり勝ったシンザンにやはり劣る感。ミスターシービーは能力以外のファクターにはとても恵まれてスターとしての地位を築いたけど、能力・素質的に特別なものを持っていると感じるのはトウショウボーイのほうだと思う。シンボリルドルフには、トウカイテイオーにあったどこか弱弱しいところや脆さは存在しなかった。負け様がないやという鉄のような強固な強さを持ってた。チャンピオンとしての地位を確立してるからサクラバクシンオーの存在感は大きいけど、サクラユタカオーの毎日王冠や秋天も半端ではないし、条件不向きのJCや有馬ではなく安田記念やマイルCSに出ていたらどういう印象を与えたか分からない。シーザリオやウオッカは牝馬という事を考慮すれば相当に大きい器だけど、スペシャルウィークの一つ一つの経験や勝ち負けを経てどんどんスケールアップしていく奥の深さはやはり娘には感じないし、能力の成長余地や停滞もある時期だからウオッカの評価も先を見たい。サッカーボーイのところは血統の性質があまりに異端なので、判断不可。個人的にはトップロードもヒシミラクルも超A級の評価ではありません。私にとってのそれは、年度代表馬級の馬という認識だから。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~力の差が大きい状況では、勝負においては力量差が何よりも大きい。逆転がむずかしい差が存在する事によって、ある結果が出る確率が高くなる。勝負の方法や過程も簡略化され、決まり手やパターンが単純になってくる。しかし上位と下位のレベルが縮まると、実力差よりも運不運やその時々における風向き・性質などが結果に対して強い影響を及ぼすようになる。一つの勝負手段が簡単に通用しにくくなるし、結果はやる度に変わるような混迷さが出てくる。私はこれまでG1は何より力がモノを言うと思っていたし、血統的なアプローチで予想をしても「 チャンピオンになれる血統は限られている 」というスタンスでした。またかつて金満という馬券術でも、「 力が第一のG1に金満は向かない、能力差が小さいカテゴリーで性質や適正の差によってレースが決着する状況に利用し易い 」という旨が語られた事があります。しかしながらG1における上位と下位の大きく縮まり、性質・適正が結果に強い影響を及ぼす状況ができたり風向き一つで実力差が埋まり逆転が可能になる設定だと、ベストパフォーマンスの把握やそれの比較による順位付けよりも、金満的な各馬の特色や性質を見出して求められる条件に適合する馬をピックアップするという予想手段が有効になるやもしれません。全体のレベルが上がると、とにかく一つの強さや存在がその存在感を示しにくくなるんですよ。プロ野球を例にとってお話ししましょうか。昔と比較すれば、何百勝を挙げるような投手、何年も続けて多大な勝ち星を挙げる投手が少なくなっています。これはひとえにレベルアップによるものだと思う。一試合投げてから長く期間を開けて登板するのは、野球の進化によって一試合で投げる事による消耗が大きくなったから。何年も続けて傑出した勝ち星を挙げられないのは、一シーズンを乗り切る事による消耗と負担が昔と比べて大きくなったから。また技術・戦略・情報収集能力の進歩により、一つの傑出した能力や存在に対して抵抗する力が大きくなったから。そもそも学ぶサンプルや教材の少なかった時代のスポーツが、近代よりもレベルが高かったわけが無いんですよ。人間が持つ学習や経験の能力を考えた時には。一子相伝的な特殊技能なら、また話は違ってくるのかもしれませんが。だからといって、昔の選手や野球の価値が低いという事はないんですけどね。その時代で傑出していた事は当然極めて高く評価されるべき事だし、彼らの存在や技術の伝達によって今の野球があるのだから。私はスポーツの世界では、10年では状況が停滞してあまり進歩しない事も珍しくない、しかし20年あるとドラスティックな変化がもたらされると思っています。アドマイヤオーラやフサイチホウオーは父のスケールダウン版として何度も語りましたが、彼らのダービーでの結果はともかく、プチ○○と感じるような存在が有力馬として出てくる状況が続けば、強さの上限という意味ではなかなか進歩はないかもしれませんね。ここ10年くらいの競馬でチャンピオンと言える血統だったサンデー、ブライアンズタイム、オペラハウスなどの「オリジナル」の仔は、現役を続けている間はやはり結構な優位性を持っているのかもしれません。ディープインパクトはどうなるんでしょうね。どうしても悪態になるから、書くのはやめとく(笑)。________________________________________________【中京9R】弱い相手には強く、それに勝った後に不要なまでに人気になって、ちょっと骨のある相手と当たるとあっさりコケる池江厩舎のサンデー系×ヌレイエフ配合のニルヴァーナ。当然ここはその警戒をすべきところ。本当はここも勝って貰って準OPで人気になってくれたほうが、消すためのビションがより鮮明になるとは思うけど、単勝1倍ちょいならここでも抵抗の価値はある。全く、なんでこんな根性が無くて、脚の使い方が難しくて厳しい条件に当たると伸びを欠くシーンが多い馬達を人気にするんだろう。ケンブリッジレーザ、ロードアルファードの単と、念の為ニルヴァーナを含めた馬連3頭ボックスが仮想馬券。最近の山内厩舎は緒戦から仕上げるケースが少なくないし、シンコウラブリィの一族もフレッシュな状態で走り、連戦して疲労すると人気で飛ぶ。フレアリングベストは一瞬の脚が持ち味だから小回りは向くけど、1800ベストで2000はまれにしか走らない。【東京メイン・立夏S】エイシンロンバードは3回に2回はスタートで安目を打つ馬。またどちらかというと時計が掛かる条件や性質のレースで、ジリジリ伸びるタイプじゃありませんでしたっけ?確かに前走の勝ち方や時計はレベルが高かったとは思いますが、本質的な適正まで変わっているかどうか疑問。こちらが一番人気なら、競り合うハイラップでも粘る意欲、持続するスピードと体力があるアドマイヤスパルのほうが信頼性が高いと思う。距離短縮で体力補完ができるし、エイシンラージヒルが叩いてから走るように中尾厩舎は叩き良化型。仮想馬券はアドマイヤスバルの単複がメイン。ややジリっぽく斬れは無いので、馬場やレースの性質がブレイバーに向いてしまったらコイツには差されるかも。アドマイヤキラメキは強くない相手にスピードで勝つ、短い距離を内から一瞬の脚で抜け出すタイプなので、自分よりも実力と体力があって、スピードを持続させるのが持ち味のスバルを差すイメージはない。ダイワメジャーとダンスインザムードみたいなもんか。
2007.05.18
まずアドマイヤオーラの乗り替わりに関して。乗り役は基本的に騎乗機会を供給される側だから、騎乗内容に不満を持たれて替えられるというのは誰しもあり得ますわね。誰にだって騎乗ミスや満足いかない結果はあるのだから。その意味で武豊といえどもアンタッチャブルではない、という事を示すという意味では好感を持つのだけど、素質馬を吹いては飛ばし、大事なレースを満足な調整過程で迎える事が出来ずに負けてしまう事が多い傾向を持つ厩舎側にも、人の事が言えるのかと嘲笑してしまうところはあるのです(笑)。武豊至上主義や予定調和的な彼の活躍が目立つ現在の競馬にはうんざりしているから、この件はトータルで考えればそこに楔を打ち込んだエポックメイキング的な出来事として個人的にはプラスに受け止めているし、それをより大きくするためには岩田@アドマイヤオーラには頑張ってほしいという気持ちもあります。まあ苦しいと思いますけどね。今回は岩田の個性とは別の部分で。岩田がダービーを勝つのは時期尚早という印象や、個人的な彼への感情の面で正直勝たれたくないというところもあるけれど、今の武豊に対する過保護的な競馬を観ているほうがもっと嫌。今の武豊は第一人者・超一流騎手ではあるかもしれないけど、断じてスターではありませんよ。状況が停滞し、活力を失った世界にスターなど存在しない。彼がもう一度スターとしての役割を担うのは、まだ彼が踏み込んでいない領域に突入するだけの活躍を見せるか、彼の地位や能力を脅かす存在が現れてそれに対して負けないくらいの強力な抵抗力を示した時のどちらか。特例でニュービギニングでダービーに出たら盛り上がるのに、とつまらない競馬や思考の足りないファンへの皮肉を付け加えておこう。さて、ウォームアップ代りに軽く毒づいたところで、昨日の話の続きを。なぜG1が荒れるようになったか、その傾向が継続されるんじゃないかと私が推測しているか。それは馬全体の資質がレベルアップし、上位馬と下位馬の相対的な差が小さくなったから。下位グループの底上げにより、傑出した存在が出現しにくくなったから、というのが私の答え。ではどうしてこの答えを導き出したのか。それは主に時計と血統の面から判断した上で。まず時計面。今年の天皇賞・春でもヴィクトリアマイルでも、全体レベルや上位入線馬にレベルの高さを感じた方はそんなにたくさんいないと思います。低くない、という見方はできるかもしれませんが、ハイレベルというものではないでしょう。でも天皇賞で史上2位の時計が出て、ヴィクトリアマイルでも1.32.5の決着。人気薄同士で決まった皐月賞でもそう何度もあったわけではない2分を切る時計が掲示された。馬場的には一定以上の高速馬場の部類に入るかもしれない。でも今まで不可思議な時計が出たケースと違って、ツルツルカチカチの異常馬場ではない。そういう状況で、今までは超A級の馬やレースでしか掲示できなかったレベルの時計が、トップクラスとは言えない馬達にも出せた実績が複数存在するという事が、時計面から全体レベルが上がっていると私が判断したポイント。次に血統面の話。今のリーディングサイアー上位の面々は内国産がかなり多く、これらは時期的に言えばサンデー出現の90年代半ば以降に活躍した馬達。この頃から日本の競走馬のレベルはトップクラスもそれ以外も飛躍的に上がった印象があります。特にトップホースについては、超A級やスーパーホースと言えるレベルの馬が出現する確率や出現した数が飛躍的に上がったと思う。ジャパンマネーや流通経路の整備によって、能力の高い種牡馬や競走馬を購入できた結果なのでしょう。これらの名馬たちのサイアーとしての活躍における要因や結果に関しては、幾つか思うところがある。まず一つ目はやはり自己の基本能力が高いから、一定以上の能力を持つ馬を一定以上輩出する事ができて、だからこそ上位に存在するのだろうという事。なぜこれらの繁殖能力が高いと思うかというと、外国から導入された種牡馬の活躍が以前と比較して格段に落ちたと思うから。日本にある血統というのは元々は発展途上もいいところで、欧米に対して大きな遅れを取っていたわけですよ。導入された種牡馬の仔は高い確率で走って血統界の構図を塗り替えたし、逆に内国産競走馬が種牡馬として成功する確率は80年代以前は本当に低かった。特にスピード面におけるアメリカとの差は顕著で、ミスプロ系をたくさん導入したらすぐに広まった。サンデーは言わずもがな。スピード先進国のアメリカで驚異的な勝ち上がり率を示したエンド産駒を日本に導入したら、やっぱり同等かそれ以上の勝ち上がり率を示した。でも今は導入されてすぐにトップの繁殖能力を示してしまうような血統や馬はない。諸事情で購入意欲や購入ルートが小さくなっているというのもあるかもしれないけど、やはりこちら側の全体的な底上げによる抵抗力の大きさが第一要因だと思う。アメリカでも流行と言える血統を持ち、完成度やスピードの高さを持つフレンチデピュティはちょっと前なら強烈な存在感を示したんじゃないかな。(以下続く)
2007.05.17
なんだかバカ荒れが続くG1戦線。人気・実力馬の突出度というのが相対的に低いものであるというのも大きな要因でしょう。私の中で強い馬として認められる個性というのは幾つかあるけれど、その中に「 相手を必要以上に消耗させ負けさせる力の発揮 」というのがあります。世代チャンプとして自分に挑んできたミホシンザンを失速させて3着に落とすところだったシンボリルドルフ。駄騎乗や歴戦の消耗もあったとはいえ、オグリキャップを競り潰して複勝圏内からも飛ばしたスーパークリーク。強い相手や瞬間的な激走には弱かったけど、後続を揃ってバテバテにさせたメジロマックイーンの長距離でのロングスパート。他の馬を3コーナーで実質戦闘不能にさせたグラスワンダーとスペシャルウィーク。まだ軽快に逃げているうちからローエングリンを捲くってしまって馬群に飲み込ませたタップダンスシチー。中距離で堅実に勝ち負けしてきたマイネルボウノットを立ち直りが難しいところまで疲労させたアジュディミツオーとカネヒキリ。あのレースにナイキアディライトが出ていたら、3コーナーあたりで息をお引取りになっていたかもしれん。などなど。そもそもG1というのは特殊条件の一つ。強豪馬が揃って全力で勝ちに行くからレースが激しくなって、その激しさによる消耗で必要以上に負ける馬が珍しくないというケースが多々あります。G2以下では堅実に走って、時にはG1馬に先着する実力馬(例:バランスオブゲーム、ローエングリン)が2ケタ負けの大惨敗を喫する。G1なんか興味ないや的な発言や意識を持った事もあるけれど、よりレベルが高い馬達が集まるレースを観るのはやはり嬉しいものだし、心の何処かでチャンピオン決定戦に対する敬意やこれまでの観戦歴から生まれるステータスの確立というのもあるんだと思う。特に馬券的思考が絡めば、先のG1における性質を踏まえた上で、人気・実力馬のレベル、それらと人気薄との相対的なレベル差、激しいレースや強豪馬による影響で強くない馬達を襲う激しい消耗を考慮した上で、自分の中で一定以上の実力を満たすと判断てぎた馬がいればどうしても人気馬中心の予想になってしまう感はあります。でもG1でそういう厳しくて実力下位の馬が潰れるレースや、他の馬を潰してしまうような強豪馬はとても少なくなっている気はします。逆に自分がベストラインでのパフォーマンスを発揮できずに勝手に飛んでしまって、下位の馬の台頭を許すシーンが多くなっている。この傾向やその原因に関しては、色々と思うところがあります。(以下続く)
2007.05.16
■過去5年のオークスの成績02年。◎マイネミモーゼ ○ユウキャラット◎○の馬連・ワイドでハズレ。03年。◎アドマイヤグルーヴ ○トニービン産駒(名前失念)◎○の馬連・ワイドでハズレ。04年。◎ダンスインザムード ○メイショウオスカル◎○の馬連・ワイドでハズレ。05年。◎シーザリオ ○エアメサイア◎○の馬単を保険にしての1-3着固定3単で一応的中。06年。◎以下失念、馬券も失念。■思い出のレースダービーが勝ち馬の名前やエピソードがすらすらと出てくるのに、オークスはそれが難しいレース。特に80年代後半は。コスモドリーム、ライトカラー、エイシンサニーなど微妙な馬が多いもの。シャダイカグラやアグネスフローラが2着に負かされたという形では覚えているんですけど。強いオークス馬として印象深いのはマックスビューティ、エアグルーヴ、シーザリオでしょうか。敢えてベストを挙げると、やはり絶望を挽回した事によって普通ではないところを見せたシーザリオかな。馬券的にナイスというのはキョウエイマーチを消してドーベルから薄目に行った97年。アイタタタというのは1-2着馬に一世一代の激走をされた02年かな。どうして掛かりまくるスマイルトゥモローが2400で弾けるねん。■今年の見通しウオッカとダイワスカーレットが揃えばベッラレイアは軽視という方向だったけど、ウオッカの別路線行きによって計画頓挫。桜花賞で3強を形成した以外の馬は、御世辞にも強いとは言えない面々ですから。やはりベッラレイアの扱いが誰にとってもキーポイントだと思う。ダイワスカーレットは真面目で自分の力をほぼ毎回出す馬だから、明らかに格下の馬に負けにくい馬。多少は行きたがる個性もあるし、ヤネも今は不調だけど、それに巻き込まれて自爆するタイプには思えない。負かされるならベッラレイアだけだろうから、そこのアトサキの判断如何で連軸として固いのか、勝ち馬候補として固いのかの認識や馬券的対処も変わるでしょう。
2007.05.15
■コイウタ内から緑の勝負服で栗毛の馬が抜け出してきた時には岩田@ディアデラノビアに勝たれたと思って馬券も買ってないのに真っ青になりました(^^;マイルCとここで、続けて岩田は人気で飛ぶと言っていたから。この馬の今回のパフォーマンスがこれまでと比べて高かったのかどうかは私にはちょっと分かりかねるけど( 時計ほどレベルの高いレースではないという確信はありますが )、高いとしたら松岡の力というのが大きいのかなあ。名騎手というのは時としてテン乗りした馬のパフォーマンス自体を上げてしまう事があります。若手なら昨年の初夏の頃の川田がそういうシーンをしばしば見せていたけれど、松岡にもそういう個性はあるのかな。こう人気薄での激走を連発されると、さすがに一介の若手騎手という認識だけで済ます訳にはいかなくなるのかもしれない。私は松岡を強烈に認識した事がないので、彼の長所や短所について自分なりに認識されておられる方は御意見お聞かせください。■アサヒライジング基本的に真面目で堅実な馬だと思っていたから、ステップを二つドカ負けした後にここ一番で巻き返してきたというのは少々驚き。ましてや鞍上が元に戻った感があったし。復活とも健闘とも言えるのかもしれないけど、オークスや秋華賞のほうがもっと高いレベルで走っていたように見える。それもこのレースのレベルを時計に比例した形では評価しない理由。■デアリングハート馬券自粛中で良かったなと(^^;桜花賞、マイルCに続く三つ目の痛恨をかまされるところだった。この馬で稼いだレースも幾つかあるけど、精神的によくないので。G1というレースのグレードだけ考えればよく走っていると見えそうだけど、パフォーマンスレベルで言えば昨年のクイーンSと府中牝馬Sのほうが高い印象。苦手の外枠だったとはいえ、このペースならもっと速い上がりを駆使して抜け出しても良かったと個人的には査定。癇性が強いせいか一叩きすれば確実に良化する馬ではあるけれど、昨年に叩き4~5走目でMAXのパフォーマンスを披露した事を考慮すると、次以降のほうが勝ち負けの可能性は高いのかも。安田記念とかじゃなければ。基本的に人気にならない馬だから妙味は高いのだけど、他の有力牝馬がだらしがない上に3回もG1で馬券になった実績が出来てしまったら一定以上の人気を得る看板みたいなものもできてしまうのかも(^^;■スイープトウショウ上がりや時計云々ではなく、中段追走から他の馬を直線で殆ど抜けていないというのは明らかにおかしい。馬場・展開・レース性質などの脇の材料で負けたものではなく、明らかに能力そのものを出してない。マイラーズCだって高速決着・高速上がりだし、マイネルスケルツィやエイシンドーバーがいた事を考慮するとこっちのほうがレースレベルが高いくらいだし。マイラーズCで低くはないと言えるレベルで走った事を考慮すると、完全に衰えて出がらし状態になってしまったとも考え辛いんですよね。推測に過ぎないけど、関東に輸送すると消耗や集中力の低下が以前よりまして起こり易くなった、2回続けて走るだけの活力は無いという事なのか。■カワカミプリンセス単純に万全でない調整過程でG1というのは苦しいという話。距離や騎手は二の次以下。昨年と比較すれば体重は変わりなくとも、体の幅やボリュームがとても薄くなってしまったように見えた。リファール系は筋肉が発達した馬が多いのに。牝馬にしてはかなりタフな性質を持っているとは思うけど、一発のショックや勤続疲労による急激な能力低下が起こるのが当たり前なのが牝馬だから。牡馬相手で精神的な疲労度が大きくなる宝塚記念で一発で復活するかどうか。
2007.05.14
全くもって酷い出来だったけど、役者のキャラや演技がどうのよりも実写という手段では動かない人物と世界という事なんだよね。改めて原作が素晴らしい事が分かったのが収穫か(^^;私があの作品を大好きであり続けるのは、一個人として好感を持てる登場人物がたくさん出て来たという事もあるけれど、人間にとって一番大切なのは特異な才能や世界ではなく、誰しもが持ち得る平凡な日常やそこに存在する大事な人・場所だという事を痛感させてくれたから。あくまでネタとして見る事もできるけれど、この作品名を使うならやはりそこをしっかり描いてほしいという要望はありますね。【ヴィクトリアマイル】当初魅力を感じていたのはデアリングハート。人気2頭が揃って来るかというと怪しいところがあるし、その2頭に続くのが詰め甘のディアデラノビアとG1で貧弱になるアドマイヤキッス。少なくともディアデラノビアより強い事は昨年の府中牝馬Sで証明しているし、人気の無さからして馬券圏内に入れば何でもお金にできると思ったから。でも外枠に入ってしまった事で厳しくなった感はあります。前に壁を作れない外枠だと掛かったり追走に後手を踏んだりして、競馬に対する集中力が低くなる傾向が強いですから。内枠だとしっかりタメが効くんですけど。掛かり易い馬を前に前に動かして競馬するのも難しいでしょうし。◎スイープトウショウ以下の事はあるレースにおいてとても大切な要因で、その際にお話するつもりでしたが、ここでも関連し得るものでありプレビューの意味も込めて。牝馬が牡馬と比較して長所として持っているのはスピードと一瞬の斬れ。逆に短所として持っているのは心身のスタミナ。色んな意味でのタフさ。短距離路線ではダイイチルビー、ニシノフラワー、ノースフライト、フラワーパークのようなチャンピオンホースを輩出しますが、長距離では確固たるそれは出ておらず、チャンピオンシップG1では2着までという傾向から明確な事です。また衰えが見えてきた時にそれが露になるのは、心身のタフさを大きく失って競争モチベーションを失ったり大きな消耗を余儀なくされて大敗を喫するというケースが最も多いものです。私は昨年の秋にこのエントリーやこのエントリーを書いた時にスイープの消耗を考慮していたけど、今度は一転して評価するほうに出ようと思いました。その理由は、今度はマイル戦だから。2000m以上の距離なら消耗していい時のような爆発力は発揮できないかもしれない。しかしマイルならまだ走れる気がする。昨年の京都大賞典で突き抜けたのは超スローで短距離的な決め手を問われるレースになったから。秋天やエリ女で爆発力を発揮てぎなかったのは距離やハイペース、牡馬混合戦のための消耗があったから。マイラーズCでそこそこ走れたのも、体力的な消耗が小さく集中力を長く維持させないマイル戦だから、とすれば、ここ半年のスイープのレース毎のパフォーマンスの違いに説明がつくし、次へのイメージも出てくる。マイル戦なら京都大賞典やマイラーズCレベルのパフォーマンスを発揮できるとすれば、今回は1着を争うと思う。アドマイヤキッスにはマイラーズCで大差先着。ディアデラノビアは詰め甘。カワカミプリンセスにもマイル戦での決め脚比べならスイープの鋭さに分があると思う。カワカミもスイープと同じリファールの個性を持っているし、リファールはスピード性質の強い血統ではあるけれど、ハイペースでも持続する末脚や自ら前に動いてしっかり伸びるところを見ると結構スタミナ色の強い馬なのでは。それはカワカミの長所でもあるけど、ハイレベルの鋭さ比べになった時に斬れ負けし得る短所でもある。エンドスウィープが入っている分スイープのほうが鋭さがあるし、エンドは鋭さ比べでサンデーに勝てる唯一の血統。逆にスイープには消耗による末脚不発、展開において物理的に差し込み不可能な位置に嵌って泣かされるケース、脚を使い切って若干止まるという危うさもあるんですけどね。ただ鋭さの最大パフォーマンスはこちらが上。カワカミの休み明けでぶっつけ東京マイルG1というほうが信用できない。この条件で勝った馬なんてオグリキャップしか知らない。そういえばオグリの安田記念は武豊への乗り替わりだったっけ。オグリと豊はここでスーパーパフォーマンスを示したけど( オグリが実は休み明け大好きというのもありますが )、弟にはそういう天運がありますかね。カワカミが走らなかった時の代わりとして面白いと思うのはキストゥへヴン。ディアデラやアドマイヤに意外性のある一発をかます個性はないし、アサヒライジングはここ2走が悪過ぎる。______________________________________スイープは馬場入場などでゴネるとレースでの集中力も落ちる時があるけれど、こればかりはパドック以降を観察してみないと分からないでしょうね。トップクラスがカワカミとスイープ。セカンドクラスがアドマイヤとディアデラ。サードクラス以下がその他という構図。セカンドクラスの2頭が頼りなく、もしトップクラスの片方が欠けた時にそこに突っ込む迫力を感じない。下の連中から自分のポジションを守るだけで精一杯だと思う。となると、もし人気2頭のどちらかが欠けた時には馬券に絡むのはサードクラスの人気薄で、妙味のある馬券が浮かんでくる、というのが私のイメージ。人気2頭で決着するなら、性質の違いでスイープが上に来るのでは。【京都10R・洛陽S】もし私が馬券買う身なら、今日の勝負馬券はスイ-プの単とキストゥへヴンへの馬連、このレースがプチ勝負。◎エネルマオー○トウショウカレッジ京都1400は1200に近いスピード性質を持つけど、ボストンハーバー産駒でタメが効かず一本調子のコマノルカンには苦しい距離。エイシンチャンドラは高速上がりになる中央は走らない。コレデイイノダは詰めが甘く決め手がないバブル産駒。京都の広く軽い馬場で決め手比べでは分が悪い。ピクシーダストは加藤征厩舎所属。ここの馬はスピードはあっても決め手は甘い馬が多い(シャドウゲイト、ブレーヴハートetc)。京都での決め手比べは苦しい。トーセンハピネスは道悪が上手過ぎる事ので、一番性質の軽い京都での決め脚比べにおける適正はない。フィレンツェは上がりの掛かる阪神内回り向き。フラワーパークやエリモシックにサンデーをつけてジリジリ感の強い馬が出るのは少し不思議。シルクアヴァロンは得意条件と不得意条件が結構明確に出るグラスワンダー産駒。京都に替わればエネルマオーに先着されそう。エネルマオーはいつでも何処でも真面目に堅実に走る馬だから昇級してもしっかり戦えそう。レベルの高い面子ではないし、ジリジリ感の強い馬達が多いから、前走で繰り出した速い脚をもう1回使えれば。スピードで押し切る馬がいないからペースは緩みそうだし、距離延長による消耗はないでしょう。仮想馬券は○の単を保険にして、◎の単と◎○の馬連ですかね。
2007.05.13
分かっていた事だが。。。ダメだ、これは(--;あと1時間半も観なきゃいかんのか。。。
2007.05.12
待ちに待ったドラマ版めぞんは今晩放映。いや、必ずしも楽しみという訳ではないんだが。基本的には批判的な体勢でいるのだけど、批判する以上は一度観ないとそれすらもできないしね。それでもリアルタイムで原作を読んでいて、それに対して未だに多大な思い入れを持っている身としては何かしらの話題になったりスピリッツ表紙で「お帰りなさい、響子さん」の見出しを見たりするとやっぱり多少なりとも心が動くわけですよ。伊東美咲は違うと相変わらず思っているけれど、もし上戸彩だっりしたらとか(本当にネタにしかならん)、昔は映画で石原真理子が演ったとか(ゲジ眉ヘビ女が管理人さんかよ)、TVアニメの主題歌を玉置が謳っていたとか(本人の性質と作品の性質が違い過ぎます)に比べれば、まだまだポジティブに受け入れられる可能性はあるわね(^^;【京王杯SC】予想のイメージとしては、阪神Cや宮記念路線の上位馬でここでも人気するであろうマイネルスケルツィ、プリサイスマシーン、フサイチリシャールの3頭よりも速い脚・長い脚を使える馬を選別したいというもの。この3頭は基本的にジリで詰め甘だと思うし、ましてや府中。何かに決め手負けする可能性が高そう。マイネルは基本的に追い比べに弱いので、速い決め手を長く使う必要がある東京は苦しい。揉まれ弱く被されるたくないので内枠も良くない。マイルCSの健闘は外枠の上に道悪で馬群がバラけたからだし、金杯の勝利も出入りの少ない展開を主導できた上に位置取りと道悪適正の差で馬体が合うシーンがなかったら。プリサイスは1400の実績馬だけど、「1200に近い性質を持つ1400を得意とする馬」と見ています。私は府中1400は「マイルに近い性質を持つ1400」だと思っているし、プリサイスは06年以降はマイル戦で鋭い伸びを見せるシーンはないですから。よって消し。◎オレハマッテルゼ○ピカレスクコート△ブラックパースピン、フジサイレンスオレハマッテルゼに阪神Cで◎を打ったのは、先の人気馬たちよりも高いスピード能力を持っていると思ったから。東京の直線を速い脚で上がった事は何度もあるし、それは彼らにはない個性ですから。阪神Cでバタっと止まったのは精神的な貧弱さが出たものだろうし、外から掛かり気味に先行すると失速する事はままあるので不安もあるけれど、精神的な影響が競争力に強く影響を与える馬だけにチークピーシズの効果も高いのではないかと。先行力があって、尚且つ速い上がりを使える馬に後藤を乗せたら信頼度は抜群に高いし(サンライズペガサス、デアリングハート、サイレントプライドetc)。宮記念でのプリサイスとの差は約1馬身。顕著な外伸びレースだった事を考慮すればパフォーマンスの差は無いに等しいし、東京1400への適正とチークピーシズの効果を踏まえると逆転の可能性は十分。ピカレスクコートはこのエントリーを書いた時、真っ先にイメージした条件は府中の1400&1600でした。ダービー卿で◎を打たなかったのは、あのレースの特性が出入りが激しい展開になり易く、また馬場の内側が荒れていたため。ピカレスクは確かにしっかりした伸びを見せるようになったけど、外よりは内、後ろよりは前という競馬の個性を持ってると思っていましたから。でもあの伸び脚なら、広いコースの外差しでも問題ないでしょうね。むしろ揉まれずに脚を使える確率が高まったと思う。57kgになるけど、速い脚を長く使えるという個性は他の人気馬にはなかなかないもの。ブラックパースビンは府中1400の適正の高さと休み明け得意の手塚厩舎という事で、◎○のどちらかの印を打とうと思ったけど、重賞キャラではなくOP特別キャラかなという印象があったので△まで。フジサイレンスはまだまだ本調子にないと思うけど、◎○の単を持とうという仮想馬券戦略を邪魔され得る可能性を僅かでも持つと思ったから。嵌った時にジリじゃない人気薄というのは怖い存在ですから。この馬は叩き3走目では本調子にならないし、ましてや冬馬。ベスト条件は短縮て直線の長くない1400で、内~真ん中の枠に入る事。掛かるところがあるから外枠は消耗があり得るし、馬群を割るほうが集中力が出て伸びが鋭くなる。フジサイレンスが本調子なら前走でキンシャサノキセキと並ぶところまで行っているだろうけど、ジリジリ感の強い末脚からしてまだエンジン全開とはいかないと見てます。エイシンドーバーは半年休養明けの休み明けを一発でクリアしたけど、あれは冬への適正が高過ぎる事の表れのような気がして。暖かくなってきたし、前走で伸びを欠いたレースで売り切れの感。インセンティブガイは昨年短縮ショックで府中で唯一○以上を打ったけど、それは気難しいけど能力はあるからショックが効いて走ると思ったから。昨年突き放したキングストレイルに今年の東風Sで喰われた事からして能力が落ちていると思うので、今度は無印。仮想馬券は◎○の単と、印をつけた4頭の馬連ボックス。まあこのレース、結構コンセプトが重要になりそうですよね。先週の外伸び馬場が継続されるかどうかも当然だけど、他頭数混戦の京王杯はテンが34秒前後のハイペースになり、その上でしっかり末脚を発揮できなければ勝ち負けできないから。馬場に関しては正直見てみないと分からない事で、私は内伸びでも外伸びでも府中1400をクリアできない馬、力的な問題や旬の問題で走れないと思う馬を優先的に消してみました。
2007.05.12
マイルCで地方騎手に負かされて2着に敗れた事で、藤田の機嫌は相当悪いと思っていたから普通にレース後のコメントを発していたのはむしろ意外でした。穏便に事が済んでいるのかと思ったら、また一悶着あったようですね。成長せんやっちゃ。私個人は藤田のコメントにあんまり刺激を受けた事がないし、発言の内容やパターンが田原やノリの二番煎じのように感じられて全く面白くないと思った事も多々あったから、彼に関しては拒否されても別に痛手でも何でもない。そういえば最近豊のコメントも面白くないぞ。飛ぶだ飛ばないだ、抽象的で簡易的な表現が多くなってきた。藤田の態度の悪さを修正・糾弾する存在や勢力はあった方がいいんだろうけど、ただマスコミには関係者の公式コメントやトレセンの噂話を収集したりそこを頼りに予想に結びつけるよりも、もっと自分で見聞きした物を材料にして自分自身の見解をしっかり打ち出して欲しいという希望もある。現状では談話の収集や公表に重きを置き過ぎていて、読んでいて多様性や意外性に欠ける気がする。勿論直接馬に関わる者たちが真摯に味わいのあるコメントを出してくれれば、それは興味を惹かれると共に予想の大事なファクターになり得るから、その面が活きればそれはそれで有益ではあるのだけど。結局のところ、最終消費者であるファンを満足させる余地や方法というのはまだたくさん良化の余地があるという事なのだろうね。ファンに至るまでのサービスの実態や精神が、関係者もマスコミも不足しているもの。まだまだ競馬界は未成熟らしい。
2007.05.11
どのコースにもそれぞれ特性というのはあるけれど、府中1400というのはそれがかなり強烈に出ていて、しかもレース決着において特に強く影響を及ぼす条件の一つだという感があります。痛感するのは、とにかく距離短縮馬が強い、距離延長馬は苦しいという事。これはネットでの馬券仲間の方々が昔から訴えたこられた事で、私は当時それほど意識してなかったのだけど、実際にこの条件の馬券をよく買うようになってからそれがニュアンスとしてとてもよく分かるようになった。個人的には京王杯は噛み合わせ一つで大儲けを逃したという感が強くあるけれど、過去6年連続で◎が複勝圏内に入っているから、予想のコンセプトとしてはそんなに外れたものを持っていないんでしょう。スカイアンドリュウ◎でスティンガー消しってのは我ながら痛いと思うけど(^^;トータルのデータを取る気はないけれど、過去10年の京王杯の連対馬で距離延長馬は3頭。タイキシャトル、ブラックホーク、オレハマッテルゼ。これらはスプリントG1の実績馬たち。この3頭という数字が多いのかどうかは一概には言えないと思うけど、ブラックホーク、ビリーヴ、プレシャスカフェ、シンボリグランなど宮記念から参戦した距離延長の人気馬が飛んだ実績の印象の強さを合わせて考えると、やはり短縮馬優位かなという気はする。今年も宮記念組は難しいかもしれないね。宮記念が最大目標であそこで仕上げた事で反動や消耗があるというのもこれまでの人気馬が飛んだ要因の一つだろうし、先週末のような外伸びバイアスが継続されれば、やはり体力的にタフな条件を踏んできた馬のほうに分がありそう。府中1400がどうして短縮馬に大きな分があるかというと、1400の距離でも短距離資質だけでこなすのが難しいタフな性質を持っているのに、短距離資質の強い馬がたくさん出てくるからじゃないかと個人的には感じています。東京開催に1200はないし、あくまで同じ1400という短距離に部類される条件なら、あくまで短距離的なイメージを持ったり短距離資質の強い管理馬をこなす事を期待・イメージして出走させてみたくなるのかもしれませんね。
2007.05.10
一応各馬券はそれぞれの性格を認識しつつ、自分自身の傾向や馬の個性に合わせて使用しているつもりだけど、2強対決の様相で一番多く使用するのは馬連。この際には2強のどちらかではなく、3番手以下の存在に◎を見出して2強にぶつけるというパターンが多い気がします。理由としては、まず人気馬同士の馬券をなるべく買いたくないというのがある。可能なら、より高いオッズを持つ馬券のほうがいいですから。勿論それを買う事を納得したりオッズ不問で買いたくなる人気馬達の馬券もあるんですけど。別の理由としては、人気2頭の最低どちらかは絡んでくる事が多いから、2点という少なく且つはっきりとしたビジョンが浮かび易い事、勝ち切るのは人気・実力馬である事が多いから、3番手以下の馬の単勝はなかなか使い辛いというものがあります。週末のヴィクトリアマイルは古馬暫定チャンプのカワカミプリンセスと元チャンプのスイープトウショウの2強ムード。離れた3番手がディアデラノビア、それに前哨戦を勝ったジョリーダンス以下が続くという形でしょうか。ただ2強に関してはそれぞれ不安点がある。カワカミプリンセスは昨年の勤続の影響で放牧前後でガレていたという情報があるし、スイ-プは昨秋にお世辞にも高いといえるパフォーマンスを示していない。どちらかは来るんだろうけど、両方は来ないんじゃないかと現時点では見ていますが。
2007.05.09
■過去1年の成績06年。◎ダンスインザムード ○ラインクラフト ▲エアメサイア◎○の馬連を保険にして、◎の単と◎からの馬単で的中(勝負レース)。■思い出のレースまあ昨年しかないんだが(^^;ダンスの天才性や牡馬と戦ってきた実績というのは牝馬限定戦に入ればかなりの優位性を持つと思っていました。少なくともエアメサイアやディアデラノビアよりは一枚も二枚も上だろうから、参戦決定を聞いた瞬間に◎は決定。ラインクラフトは消し切れなかったけど、レースのレベルが上がったり古馬と戦うと1200~1400資質を強く出すと思っていましたのでね。それが本命を打たず、◎○の馬連をメインの馬券にもしなかった理由です。■今年の見通し基本的には昨年のエリザベス女王杯の延長ですよね。私はあのレースをしっかり読み切って当てる事ができたから、何とか予想できるかなという感覚はあります。私の◎には内枠と内伸び馬場が欲しいかな。引き続きAコースだと、それはちょっと望み辛いか(^^;
2007.05.08
馬場もペースも読めたのに全く予想と違う結果になったのだけど、これも勝負や流れというもんですわね。負けた負けたとあっさり割り切っておきましょうか。ただあまりにレースが壊れてしまったので、感想や次へのイメージを全く繋げられないというのは少々不快。私は普段馬券買ってないけど、レース観戦やそこから次へのイメージの派生という点の楽しみに関してはそんなに変わってないので。しかしいい加減このG1の存在意義というのもしっかり考えなきゃいかんでしょうなあ。ローレルにしろアサクサにしろダイレクトにしろ、G3で何とか勝ち負けしている馬が人気になるような状態でG1やっても施行や勝利の意義が無いでしょうに。
2007.05.06
私の自信度はあくまで良馬場設定に基づくものだったから、大雨の確率が高いときちゃあね(^^;全く、昨日架空的中しまくった上に望んでいたレース設定にならないという事は、競馬の神様が禁を破るなと言ってるんでしょう。という事で金額を下げて、良馬場設定のままで買おうかと思います。雨設定で考え直して当てるよりも、雨が降っても設定が変わらないほうに賭けるほうが可能性が高そうだし(←滅茶弱気)。【NHKマイルC】◎ダイレクトキャッチは多分読まれているかと思いますが(^^;、単純に府中ならここでは実力上位だろうから、という理由。父同様のストライド走法で長い時間と直線を使えばしっかりスピードに乗る末脚で、その適正が東京にあり過ぎるタイプだと思われ( その過度の高さゆえに、他のコースでは危ない )。共同通信杯でフサイチホウオーをあわや差すかという脚をそのまま信用していいと思います。私はここにフライングアップルがいればかなり有力だったと思っていますが、府中に関してはダイレクトはフライングよりも一枚上だと思ってますので。まあフライングアップルはあんまり根幹距離向きという馬ではなさそうですけど。ちなみに共同通信杯の印と予想はこちら。ダイレクトの適正は読んでいたので頭まで狙いましたが、そこはフサイチの粘りに屈服。共同通信杯以来の出走に関してはあんまり心配ないでしょう。あそこを勝った後に中山不向きと東京への適正を見越して、ダービーまで含めた東京開催でしっかり実力を発揮させる事を見越しての休養だし、放牧に出していたわけでもないから。ぶっちゃけて言えば、本当にこの雨だけが残念。滑ったり差し難い馬場になったりしたら、それはどうにもならないから。スペシャルウィーク産駒は道悪上手が少なからずいるけれど、個体差はあるでしょうしね。ダイレクトが勝ち負けできるという自信を持てるためには、同時に他の馬の評価を下げられる必要があるので以下はその点を。アサクサキングス。時間と距離を使って自分に風が吹くのを待つタイプの馬でしょう。距離短縮で体力補完が出来るから上向き、というタイプのスピード馬ではない。マイルという他の馬との道中の発揮スピードの差がつかない距離では苦しい。追ってから伸びる脚はないから、馬群から抜け出だせるタイプでもない。マイネルレーニア。G3でも1400ベストでマイルは1ハロン長い。低レベルとはいえ、G1で府中のマイルは苦しい。オースミダイドウ。サラブレッドの成長期に骨折で数ヶ月完全休養は痛い。元々完成度の高さで連勝を続け、朝日杯でその優位性がなくなった事を証明していた。そこに怪我・休養や全身麻酔の影響を加えた上で、苦しい状況の中根性だけで走るというのはキャラじゃない。マイネルフォーグ。マイネル軍団の中では一番格下。マイネルシーガル。物差し馬フライングアップルに完全にねじ伏せられた事で個性と能力の上限が見えたかな。イクスキューズ。ボストンハーバーにとってはG2の2000を勝つよりもマイルのG1を勝つほうが厳しい。体力はあると思うので、道悪の度合いが強まれば相対的に優位性は出てくるかも。キングスデライト。前走のパフォーマンスが能力的に限界だし、基本的に追って伸びない。スローの単騎先行という特殊条件が嵌った前走が一杯一杯なのだから次はない。トーホウレーサー。チーフベアハートは血統的に異端・隙間レースの覇者という位置付けの感が強い。バカ荒れ、前残りのNZRトロフィーはその結果からその性質を示しているんだけど、ここでやってしまったからこそ次に異端レースを生み出す可能性は低い。他の馬は全てダイレクトよりも能力的に落ちると思ってますので。それでも敢えて負かされるなら、という危惧を感じる馬を挙げるとローレルゲレイロとシャドウストライプ。とにかく直線で鋭い伸びを見せる馬が少ない、というのがこのメンバーを見た時の感だったし、それ故のダイレクトキャッチの優位性を感じた次第。そういう意味ではローレルは叩き合いで負け続けてきた弱味があるとはいえ、まだこの面子では上。朝日杯ではとてもいい反応を示して抜け出すのが早くなったくらいだし、キングへイロー産駒は短縮効果が出易い血統。また一つのショックに対して反応が大きく出る血統でもあるから、400mの距離短縮で一時的な覚醒状態をもたらすかもしれない。シャドウストライプは所詮バクシンオーだろ、と思っていましたが、NZRトロフィーを見直したら絶望的な位置から飛んでくる脚の速さにちょっと驚いた。追って伸びるタイプが揃った故に早めに位置取る・抜け出す事をそれぞれが考慮して全体のペースが上がるレースになると思っていますが、その差しバイアスに嵌ったらダイレクト同様にかなり高い信頼度で勝ち負けに差し込んでくるんじゃないかと。ヤネもとことん追える人ですから。馬券はダイレクトの単系馬券と、シャドウ、ローレルとの馬連。_________________________________府中の芝は適度に外が伸びる模様。シメシメ(笑)。少なくとも現状では、例の如く突如内伸びにシフトしたとか、馬場が悪過ぎてノメるという事はなさそう。これなら前向きに検討できるので、勝負レース認定をするつもり。勿論この後の様子は観察していきますけれど。内伸びならマイネルシーガルが少し怖かったけど、外から速い脚を使う馬がしっかり持ち味を活かせる馬場だと思うので安心して放置できます。◎ダイレクトキャッチ○シャドウストライプ△ローレルゲレイロ基本的に印に変わりはありませんが、ダイレクトの脚の確実性が上がったと同時にシャドウのそれも上がった。その分○と△の差が生じた。ローレルゲレイロは追うと頭が高くなって伸び負ける個性を持っているので、短縮効果があったとしても長い長い府中の直線での追い比べの要素を加えるとイーブン。しっかり伸びるシャドウよりも評価が下がる。馬券は単複・馬単にドカンドカンとやっておいて、負かされて単勝を邪魔され得ると判断した○△への2頭の馬連にもある程度。東京10Rで食指が動いたのは5枠2頭とエンド産駒ジュレップ。東京のダートは軽く雨が降った時に一気にスピードバイアスの馬場にシフトするのだけど、今がその状況に思えます。ミスプロでも距離適正が疑問のオフィサーとミリオンは無視。
2007.05.06
今年のGWは意外に所用が多く、長期連休という感は個人的には無く。月曜以降がなかなかハードなスケジュールなので、ボケる事なくそこに望めるのはいいのかもしれませんが(^^;とはいえ遊び呆けられないというのも辛いので、今週はマイルCだけ馬券買おうかとも思っています。勿論自分なりの勝算があるというのも、禁を破って購入を決めた要因ですが。馬場設定や個体分析まで、結構掴んでいるつもりなので、そこはレースまでに書き殴ろうかと思います。【新潟大賞典】フォルテベリーニは綺麗な馬場の長い直線だと鋭さ負けする。昨秋の京都の戦績に顕著。ダンスインザモアは一瞬の脚が持ち味のマイラーなので、距離延長で長い直線に替わるのは好ましくない。この馬の特徴を掴んだ上でより上手く一瞬の脚を活かすという意味では、蛯名>松岡のはず。エアセレソンは多分能力的な旬を過ぎてる。トップハンデは苦しい。ヴィータローザはどちらかというと小回り向き。シルクネクサスも小回り向きのよう。◎サイレントプライド。やはり馬場の外目が良く長い直線では外に馬群がシフトする形で叩き合う事になると思うけど、「 馬場の外目・好位置から速い脚を長く使う馬 」のコンセプトに一番合うかなと。差し馬では平坦高速に替わってトウショウボーイの血の瞬発力が活きそうなトウショウパワーズと平坦なら斬れるブライトトゥモローに食指が動くけど、ロスなく外に持っていけるかどうかという疑問もあるし、内を突いた時の伸び負けの懸念もあるので。距離に対するリスクはあっても距離延長でより前目の位置取りができて、尚且つしっかり伸びる個性は持っているサイレントのほうを選択したいです。仮想馬券は単とトウショウ、ブライトとの馬連。後藤なら前を残す事はないでしょうから。_______________________________新潟の芝は外がいいという事はないみたいですね。内でも全然伸び負けしないみたい。速い脚を長く使えないニュービギニングと高速上がりに対応できそうにないタスカータソルテは相変わらず危ない人気馬だと思いますが、買うべき馬に関してはピンと来ません。
2007.05.04
観戦という意味では今年も楽しみですね。昨年はアジュディミツオーが勝つのが見え見えだったけど、アジュディの力がやや落ちているし、同時に適正の高さでそれを補完でき得る状況でもあるから。今年勝つと内田は3連覇になるのか。一昨年の激走は見事だけど痛かったぞ(^^;【かしわ記念】◎アジュディミツオー○ブルーコンコルド△サンライズバッカスはい、G1馬3頭による普通の印(笑)。この中で敢えて肝の部分を挙げると、「 一番勝ちに近いのはアジュディミツオーじゃないか 」という事と、「 今度はブルーコンコルドがサンライズバッカスに先着するのでは 」という事の2点。説明は以下になりますが。アジュディにとっての好材料は以下のとおり。1.叩き良化型であり、東京大賞典から叩き4走目の今回は走り頃。2.得意とする地方のパワーダートへの変更。3.ホームグラウンドに替わった事によるモチベーションアップ4.ハイレベル混戦のフェブラリーSからメンバーのレベル差がはっきりしたレースに変わった事が、自分の競馬スタイルを取る事や自分の能力を発揮する可能性を上げるように作用してくれる。こんなところでしょうか。要は全てが上手く自分に風が吹いてくれるんじゃないかと。仮に04年のJBCや東京大賞典、06年帝王賞ほどには走らなくても、ある程度の力を出せばアジュディがブルーコンコルドやサンライズバッカスよりもずっと上なのは明確ですからね。ここはそれを期待できる状況だし、混戦気味と思わせる設定からオッズもつくから勝負も可能。逆に言えば、ここで失望させるような負け方をすれば一番適正のある東京大賞典でも苦しいでしょう。地方のパワーダートになればサンライズバッカスよりもブルーコンコルドが上だと思います。ブルコンはフェブラリーSでモタれたのが懸念材料ではあるけれど、あれは左回りそのものよりも府中に対する拒否反応だと思う。仮想馬券はアジュディからの馬単2点のみ。他の馬は喰えても3強の1頭までで2頭までを扱う馬券には関わってこないと見ています。どうして3強が荒れないかというと、格下の馬は力量的に喰えても1頭だけという状況に陥り易いからというのもあります。
2007.05.02
天皇賞の結果は御存知のとおり。スローではない3200mにおける適正的な優位性はトウショウナイトやアイポッパーのほうが勝っていたと思いますが、足りない部分を努力や工夫によって補う事の大切さ、それを為した上で結果を出す事の清々しさを感じさせてくれたいいレースでした。それに関して、今日はこの方の文章を紹介させて頂きます。瀬戸口元調教師は私にとって特別な調教師の1人でしたが、石橋も福永もそれに密接に関わって、馬作りを教わっています。引退してもその影響が大きく残っているというのは、嬉しい限り。■過去5年のマイルCの成績02年。◎タニノギムレット ○以下失念03年。◎ウィンクリューガー 単複で的中したと思います。小額でしょうけど。04年。◎タイキバカラ ○キングカメハメハ◎の単複と◎○の馬連でハズレ。98年のエルコンドルパサーとキンカメと、どっちが強かったんでしょう?05年。◎アイルラヴァゲイン ○ラインクラフト △?◎○の単と、◎○からの馬単フォーメーションで保険のみ的中。06年。◎フサイチリシャール ○以下失念◎からの馬連流しでハズレ。■思い出のレースかつては外国産の主役級によるハイレベルなレースが展開されていましたが、どんどんレベルダウンしてますね。シーキング、エルコンドル、クロフネ、キンカメあたりの勝ち方は結構痺れたものです。ちなみに痛恨のレースは05年。桜花賞の印が◎デアリング ○ラインクラフト ▲シーザリオの3頭のみ、○▲の単を保険にして、◎の単と◎からの馬連2点にドカン。単はともかく、縦目で馬連50倍ずつを逃したのは痛かったし、これまた50以上あった3複は買っていなかったので利益は無し。そのデアリングにここで本線に割って入られるとは。トホホ。■今年の見通しこのメンバーでG1やっちゃいかんでしょ、という感想はさておき、皐月賞組が主役候補になりそうだけど結構怪しいんじゃないかと思っています。馬の個性は全く違うけれど、皐月賞を脇のキャラで6着に健闘(?)してマイルカップで人気で飛んだペールギュントと似た感覚。確かに皐月賞はレベルが高い路線だけど、ここの脇役が別の路線に入ってきてもなかなか主役にはなり辛いものです。人気が無ければ、また話が違ってくるんでしょうけど。
2007.05.01
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