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〔住基ネットを考える(その1)から続く〕3 住基ネット裁判の評価(1)憲法上の論点 昨年の金沢地裁判決や先月の大阪高裁判決は、端的に言えば、 ○ 憲法13条はプライバシー権を保障 ○ プライバシー権として保障する内容は自己情報コントロール権を含む ○ 拒絶する住民の情報を接続するのは同条に反する行為で違憲 ○ 従って接続した情報を削除せよ これは、憲法判断に踏み込みながらも深刻な法令違憲を避け、適用違憲の手法をとったものと解される。 そもそも憲法判断が必要かどうかに関して、憲法が保障するプライバシー権の内容がまず問題となるが(古典的な to be let alone の権利のみならず、自己情報コントロール権まで認めるのか)、ここでは踏み込まない。実のところ憲法問題ではないから(下述)。(2)不当利用の危険性 実はこの問題は憲法論議と言うよりは、問題の所在はもっと低いレベルにあるのだ。要するところ不当利用の危険性をどこまで重視するか、に尽きる。危険を重視する人が憲法を持ち出すのだ。 ではその危険はいかほどか。 個人の氏名や住所が官署に知られていること自体は、さほど問題ではないだろう。それだけでも個人の生活を萎縮させるなどという極端な人は、出生届すら出さないだろう。 問題はオンライン結合や不当利用によって、目的外の使用がされる可能性があること、しかもその危険性が高いことだ、とされている。 住基ネット反対の方々は、不当利用されるだろう、あるいは、行政にその意図がなくともオンライン結合で情報は自在に流れてしまう、というのだろう。住基ネットの4情報自体は良いとしても、結合することでよりセンシティブな(機微にわたる)情報と結合し、あるいは安易な運用ミスで流出する。しかも、それによって現実に特定個人の権利利益が侵害されないとしても、その可能性が存在するだけで、国民としては安全に日常生活を送る上で萎縮を余儀なくされる、あるいは精神的苦痛を受ける、というのだろう。 個々人の取り方という意識の問題とも言えるが、それなら同意できる人だけ住基ネットに入れればいい、というのが論者の意見だ。実際に大阪高裁は「同意」の論理で、原告を勝たせた。(3)考慮すべきこと 住基ネットは、国民の利便性と行政の効率化が目的であろう。ネットワークである以上、一部の国民の情報が入っていないのでは、十全な効果を発揮しない。理想は列島に住む全員の情報が一律に入っていることだ。 従って、最後は、不当利用の危険性をどこまで重視するか、との均衡だ。(4)判決例の批判 ただ、私は不当利用の危険性をどこまで重視するかの点で住基ネットの是非を決めるべきだと述べたが(その判断は後述)、裁判所がこれを判断することには慎重たるべきと思う。踏み込みすぎては行けないと思う。 すなわち、昨年の金沢地裁判決や先月の大阪高裁判決は、結論が誤っていると思う。 誤解を恐れずに言うが、裁判所がテンポラリーな政治勢力や大衆感情に迎合しては、ならないのである。法的安定性(保守)に徹しよ、というのではない。もちろん一定の政治勢力に味方せよというのでもなく、政治や行政レベルで解決が期待される限りは、蛮勇を差し控えるべきである。裁判所の分際を弁えた冷静な判断こそが、裁判所の信頼を得るからである。 その点で大阪高裁の判決は、少なからず衝撃的だった。直後の箕面市長の上告断念判断と相まって、何か迎合判決のように思えたからだ。 逆に言うならば、大阪高裁の裁判官は、プライバシーの侵害の危険をヒシヒシと感じ、なおかつ政治(立法)や行政では効果的な対策がもはや期待できないと信じて、裁判所の英断が必要と考えたのであろう。わからないではない。 名古屋高裁金沢支部の控訴審判決も、憲法論としては、自己情報コントロール権をプライバシー権の一環として認めている。立法が不備で、あるいは行政が安易な情報管理をすることがあるから、憲法の威光をチラつかせたのだ。 もうちょっと実態的に言うと、私見だが、立法や行政実務上は情報を収集し管理する者が過誤をおかすとは言えない建前であるし、また現実問題としてミスを隠す体質もある。だから、憲法を持ち出して、立法の不備があっても憲法でちゃんと国民の権利は守りますよ、間接的に、行政はしっかりやりなさい、と言っているのだ。 つまり、そこまで行政のミスや不当利用の可能性が疑われているのだ。この意味を行政は強く受け止めなければならない。ミスや不当利用がほとんどないのなら、名高裁支部だって憲法を持ち出すまでもないことなのだ。4 今後の展望 かくいう私も、情報漏洩の危険は十分感じる。しかし、私自身はこう思う。住所や氏名などが流れても、仕方ない。問題は、割り切れるかどうか。私は割り切る。 私はオンライン結合だって、本当は必要だと思う。効率化を徹底するならば、結合しないことが非効率だからだ。オンライン結合しません、というのは、住基ネットを導入せんがための妥協だ。本当は堂々と効率化とコストダウンによる国民のメリットを主張し、もちろん漏洩や不当利用が無いため万策を講じるべきだ。 現実にうっかりした情報漏洩や、社会保険庁の集団のぞき見のような馬鹿な事があるから、批判に拍車をかける。当然だが、行政担当者は襟を正しに正してもらわないと困る。社会保険などは、住基ネットを拡充して結合すれば、もっと事務が楽になるはずだ。人員も整理できて行政改革にもなるはず。のぞき見などしている場合ではない。 つまりこの問題は、国民総管理、とか価値観の多様化とか、あるいは「みんなバラバラでそれで良い」、などというレベルの話とは全然違う。単に行政効率化の問題だったのだ。個人情報保護のムードに乗って体制批判のマトに祭り上げて、住基ネット反対を煽った一部勢力の責任も重い。 しかしそれでも、本当は漏洩の危険性を国民も覚悟しなければならない。ネットワークとは、本質的にそういうものだ。不特定の者が見ることを、本質的に前提としている。利便性や効率性だけを享受して、自分だけは見られたくないとか、自己選択に委ねるべきだ、という主張は社会生活の観点からは、誤っている。 現代に生きる我々は、収入も預貯金も学歴も、自分に関する情報は、役所なり企業なりでデータベース化されていると考えなければならない。私の情報だって、銀行、役所、勤務先、運輸局(自動車)、法務局(不動産)、NTT(電話名義)、楽天広場(ブログ)などにしっかり入っている。 中でも、住所、氏名などの情報はもともと公開されると言っても良い。学歴、成績、賞罰、犯罪歴、趣味、家族、資産、収入、納税額、などのセンシティブ情報とは要保護性が格段に異なる。どこに誰が何して住んでいるのか誰もが知っているような、地縁バリバリの社会を良しとする訳ではないけれども、住所氏名まで隠しに隠して生きていくべき、というほど私は未来人ではない。 小学校で先生に名前呼ばれて、個人情報だからと返事しない生徒がいると言う。これこそ未来人だ。だが、笑えない。行きすぎた個人情報保護感覚が社会をおかしくしている。 昔の国民総背番号制の論議の反省もあろうが、立法者と行政には正しい議論を提起して欲しい。行政コストの低減というメリットだ。そして、情報管理については対策を説明し、現実に徹底して欲しい。さらに、オンライン拡充についても正しい議論を進めて欲しい。IT社会における個人情報と社会生活についての国民的合意を形成しながら。■関連する過去の記事 ○個人情報とプライバシー(06年06月15日)
2006.12.31
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住基ネットに関して今月(12月)重要な下級審判決が相次いでおり、首長の対応も含めて議論が盛り上がった。マスコミは概ね違憲判決の意義を重視し危険性を改めて指摘する論調だが、私の考えはちょっと違う。危険性は認識するべきだが、削除を命じる判決は勇み足に過ぎて不当だし、付随的に言えば最高裁の判断をさせない箕面市長の対応は正しくない。危険だという感覚をもって全てを断罪しようとする風潮こそ、不健全な議論であり危険である。また立法の趣旨と運用の欠陥とは冷静に分別して考えるべきだ。さらに、裁判批評の局面で言えば、憲法判断に入るのは踏み込みすぎ、もしくは踏み込んだのは許容するとしても違憲判断は間違いである。このような視点で、当ジャーナルの見解を以下に整理する。1 訴訟の動向12月7日、箕面市の藤沢市長が市議会で、住基ネット訴訟の上告断念を表明した。そして11日には、名古屋高裁金沢支部で住民側敗訴の判決が出た。 ■毎日新聞 ○箕面市長上告断念(12月7日) ○名古屋地裁金沢支部判決(12月11日) ■朝日新聞サイトの記事 ○名古屋地裁金沢支部判決(12月11日)大阪高裁の控訴審判決(11月30日)は、拒絶している住民への適用はプライバシー権を保障した憲法13条に違反するとの判断を示した。高裁レベルで初めて個人情報の削除を認めたもの。藤沢市長の表明は、04年市長選で、住基ネット参加の選択権を個人に与えると公約したことを受けたとみられる。これにより住基ネット訴訟で個人の離脱を認める判決が、全国で初めて確定する見通しとなった。市議会で、藤沢市長は「住基ネットには情報漏えいなどの危険があり、判決を支持する」と述べた。同じく敗訴した同府吹田、守口両市は「今回の判決は法に基づく行政事務執行の原則を揺るがし、容認できない」として上告を決めている。高裁金沢支部の判決(11日)は、全国で初めて個人離脱を認めた第1審(金沢地裁)判決を取り消して、請求を棄却した。この訴えは、住基ネットに同意なく登録されたのはプライバシー権を侵害し違憲だとして、石川県の住民28人が県と地方自治情報センターを相手に個人情報削除を求めたもの。昨年5月の1審判決は、憲法13条違反として原告個人情報の削除を命じ、県側が控訴していた。一審で国に対する損害賠償請求は棄却されたため、控訴審では個人情報削除のみが争われた。判決では、住基ネットで扱う氏名、住所、生年月日、性別などの本人確認情報の利用について「公権力が私生活情報を広範囲に収集し、個人を把握・監視することが可能となり、市民運動への参加など国民の言動を萎縮(いしゅく)させるおそれがある」と指摘。同情報が不当に利用された場合は、プライバシー権の一つで自己のプライバシー情報の取り扱いについて自己決定する権利「自己情報コントロール権」に基づき行政側に個人情報の提供禁止を求めることができると判断。その上で、行政側が住基ネットで同情報を利用する妥当性を検討。住基ネットの目的は住民サービス向上と行政事務の効率化という「公共の福祉」に沿っており、目的以外の利用は住民基本台帳法で禁じられていると指摘し、プライバシー権を侵害しないと判断。さらに、一部住民が住基ネットから離脱することは、全住民の情報がシステム上で利用できるという住基ネットの前提が崩れ、行政による事務処理の効率性が損なわれるなどの重大な支障をもたらすとも指摘。情報漏洩(ろうえい)へのセキュリティー対策については「技術、運用面の対策が講じられており、漏洩の危険は認められない」とした。本人確認情報と行政が持つ他のデータベースとを突き合わせる「データマッチング」や、住民票コードを使って個人情報を集める「名寄せ」の危険性があるとした原告側の主張に対しては、「行政側が法律を守る限り実現しない」と退けた。原告側弁護団によると、住民が国を相手取った同様の訴訟は全国13地裁で提訴され、金沢地裁判決以降、住民側の敗訴が10件続いてきた。これ以外に自治体のみを相手取った訴訟で、大阪高裁は先月、大阪府の3市に住民票コードの削除を命じた。守口、吹田両市は上告したが、箕面市は上告を断念した。2 箕面市長の対応について 住基ネットの是非の前に、箕面市長の対応は誤っていると思う。いかに公約であったとしても、そして、市民の過半が住基ネットに反対だとしても、法律上も事実上も全国レベルのネットワークが問題となっているのだから、判断は最高裁に求めるべきだった。 少々口を悪くして言えば、地元で違憲判断が出たことを政治的成果として欲しくないのだ。将来にわたって箕面市民だけが取り残される恐れすらある。 もっとも憲法裁判所がなく具体的訴訟を前提とした違憲審査で、なおかつ行政訴訟は処分権主義に服するという現行の法制上からは、しかたのない結果とも言える。一過性の政治演出を許す結果となる。憲法を別として行政訴訟の根本的問題でもあるが、特に今回は全国のネットワークが問題となる場合だけに、その問題を顕在化させた。 また、国と地方の関係も実は問題だ。建前は地方の事務とされているから(例えば本来的に国の事務であるパスポートの情報ネットワークなら事情が異なるだろう)だ。表面だけの地方分権が図らずも露呈された。〔住基ネットを考える(その2)へ続く〕
2006.12.31
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「自分の住んでいる県が好き」の度合いが最も高いのはどこか。TBS系の「決定!47都道府県超ランキングバトル!!県民性発表SP3」を見た。今回は宮城代表が山寺宏一さん。塩釜出身ですね。かいけつゾロリに、カツどんマンに、チーズの声の人だよ、と子ども達に教える。今回も面白かったが、ソウルフードのコーナーで、函館のやきとり弁当は実は豚肉だというのが不思議だった。金沢のハントンライス(ハンガリー風でトン=マグロ肉)、東北では山形の芋煮が堂々と登場。いいぞ。ところで静岡県の紹介で「自分の住んでいる県が好き」ランキング全国3位、というのがあった。出典はNHK全国県民意識調査だという。では全国上位はどこで、東北各県はどうか。NHK放送文化研究所の調査だが、1996年と古いのでHPに出ていない。断片的な情報を拾い集めて探ってみた。1北海道 2宮崎 3静岡 4群馬 5神奈川 6石川 7福岡 8長崎 9長野 10福島・新潟全国平均が81.4%、北海道は90.9%で、最下位は埼玉県(62.1%)だ。幕府の影響が強く独自の藩風が作り出せず、また県内に吸引力や独自の魅力ある都市もない。住民にはベッドタウン定住が多いからだろう。埼玉は「言葉が好き」「住みよい」「人情が好き」「政治に満足」「信頼できる人が多い」などで47位か46位。じゃあなんで住んでいるの? スミマセン。ということで、ここまでのところ福島以外東北各県の順位がわからなかったが、時間がかかってしまったので筆を置きます。
2006.12.30
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こんなタイトルで勝手に仙台のあちこちの風景を撮って来ましたが、ついに空中散歩をしました。ひょんなことから、飛行機に乗せてもらうことになり、霞の目飛行場から大空へ。上の画像は、仙台市内。朝は晴れていたのに、泉ヶ岳が雪雲に隠れ、徐々にスカイスクレーパー達も霞んできています。このタイミングで飛べたのがラッキーだった、とのお話でした。自宅の上まで行くよ、とのお話でまずは自宅方面へ一直線。ほんの数分でした。速度は200キロくらい、高度は300メートルくらいだそうですが、我が家が本当によく見える。あたりをグルッと回って戻る、全体で15分くらいでしょうか。ありがとうございます。大変お世話になりました。下の画像は、仙台港。みぞれ模様の合間を縫っての、大空の散歩でした。■仙台百景画像散歩 以前の記事です。 ○仙台百景画像散歩(その14 光のページェント)(06年12月13日) ○仙台百景画像散歩(その13 東京スター銀行)(06年11月30日) ○仙台百景画像散歩(その12 建設ラッシュ再来?)(06年11月10日) ○仙台百景画像散歩(その11 E721系電車)(06年7月25日) ○仙台百景画像散歩(その10 ワンコイン端末)(06年7月7日) ○仙台百景画像散歩(その9 ヤギさんの看板)(06年6月19日) ○仙台百景画像散歩(その8 キック治療?)(06年6月18日) ○仙台百景画像散歩(その7 ホテルモントレ)(06年6月4日) ○仙台百景画像散歩(その6 佐々重ビル)(06年5月24日) ○仙台百景画像散歩(その5 車止めポール)(06年4月29日) ○仙台百景画像散歩(その4 オロナミンC)(06年4月4日) ○仙台百景画像散歩(その3 東仙台案内踏切)(06年3月22日) ○仙台百景画像散歩(その2 はんだや)(06年3月18日) ○仙台ミステリー?風景(06年3月4日)
2006.12.29
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年末の各県地方紙の10大ニュースを見ながら、当ジャーナルでも東北この1年の10大ニュースを考えていたら、河北新報に先を越されました。今朝(29日)の朝刊です。河北新報は、読者が選ぶ方式ではありません。読者に選ばせる企画はそれで良いのですが、10大ニュースを責任を持って選定し解説し、その年を総括しようとするのならば、はやり新聞社が自身の力でやるべきだと私は思います。(読者選定企画を否定する趣旨ではありません。念のため。)さて、その河北さんの東北10大ニュース1 福島県佐藤前知事逮捕2 秋田県の連続児童殺害事件3 トリノで荒川選手金メダル4 平成の大合併5 仙台市の病院赤ちゃん誘拐事件6 女川湾のサンマ漁船遭難7 六ヶ所村使用済み核燃料再処理工場試運転8 殺人事件相次ぐ9 女川原発の混迷10 楽天がドラフトで田中投手獲得トップの3つは、この順序づけも含めて、至当だと思う。政治、社会、スポーツの各分野の衝撃的出来事だ。福島の談合・汚職は、本当に残念だった。社会の旧弊を見事にさらけ出した形で、多選批判加速もだが、地方分権に冷や水となった。秋田の児童殺傷事件は、まさに万死に値する事件。度重なる地域の映像の放送に接するたび、怒りと悔しさを感じた。荒川さんの金メダルは嬉しかった。仙台のパレードの歓喜は、歴史に残る出来事だった。私は河北新報の回し者ではないが、この10大ニュースは、東北をみている新聞社の「目」を感じる。暗い話題の多い1年だったが、最後に田中投手獲得を入れたのは、来年に向けての光明を示す配慮に違いない。■関連する過去の日記 ○東北の10大ニュースを考える 青森(06年12月26日) ○東北今年の10大ニュース 岩手(06年12月26日) ○2006年秋田の10大ニュース(06年12月25日)
2006.12.29
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知らなかった。妻とその母がそれぞれ情報を聞きつけて、運転手させられた。吉岡の第一パンの工場入り口にある、アウトレットの店if(イフ)です。昼の12時のちょっと前の画像です。私は傍観者でしたので、のんびり撮影などしていましたが、そのうちに列は50人ほどになっていました。朝10時に開店し、一旦閉めて12時に再開するというシステムのようです。12時に店が開くと、この列がズワーッと吸い込まれ、すごいすごい。外のガラス窓から傍観していますと、作業着のオジサンが、手慣れた手つきで菓子パンを40個くらいすくい集めてカゴに入れて、一直線にレジへ。多分この人は、工務店の現場責任者かなにかの人で、工事の人たちにオヤツのパンを配るのじゃないだろうか、と勝手に想像。そのような業務系の人たち、近所の人たち、仙台市内から物見遊山的に来たような人たち、など様々。我が家の者のような人は、あれこれ選んでいるから、結局遅くなる。業務系や近所の人は、もう早いです。ガーッと買い込んでサッサと店を出て帰っていく。ゴッソリ買って、安い安いと浮かれている我が家の自称賢い消費者2人。カゴに2つ分買っても千円。確かに安いです。でも、私は言った。これで浮いたと思って他にオカズなど買ったりするのでは、節約にならんですよ。これから3日間毎食パンにする気概で行かないとダメでしょう。ガソリン代、つぶした時間のことも考えよ。と。賢い消費者2人の非難をあびたのは言うまでもありません。私の鋭い?指摘のように、節約感覚を楽しむのと話題性(知人に体験談をする)がメーンなのです。私は、どうしても貧乏学生根性が抜けないので、節約するならトコトン真剣になってしまうのです。やっぱり感覚が違うな、と実感したのでした。
2006.12.29
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週末に今シーズンの初滑りをしました。オニコウベは小柴ゲレンデだけ滑れます。山からみた鬼首地域の画像です。子ども達、特に6歳の妹は今季もスピード主義でビュンビュン。怖いもの知らずほど恐いものはない。私は、体調不良もあって体がきつかった。午後は早く降りたくて、上の娘と先に降りて、レストハウス・カムロで高いコーヒーを飲んでいた。実は下りのリフトに乗るのは初めてだった。子ども達のことを心配したが、怖くはなかったようだ。
2006.12.29
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気のせいかも知れないが朝に明るくなるのが早まってきた。今年もあとわずかだが、着実に夜明けは早まっている。春に向かっていると思えば、気持ちも和らぐ。おだずまジャーナルで取りかかって果たしていないテーマ。1 住基ネットを考える2 東北近代の新聞興亡史3 教育委員会制度批判を考える特に住基ネットは半分まで整理したのだが、仕切れていない部分が残っている。これらは、年内にやり切りたい。予告です。
2006.12.28
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新聞の世界は、業法や監督官庁が存在しない分野だ。憲法論議で言えば、表現の自由は精神的自由の中核ともいうべき価値があり、また民主政治の健全な発達の前提でもあるから、新聞に対する規制には極めて慎重でなければならない、ということになろう。限りある電波を使用することから規制が容認ないし要請される放送業界と異なる。そんなわけだから、公的な免許や登録などのシステムはそもそもない。特定の業界やグループのための新聞もあれば、学校や家庭の新聞もある。極端な意見もあっていいし、その自由こそが新聞の本領だ。ただ、巨大な社会的存在となった現在の大新聞には、街角の瓦版と違って、表現の自由を担う識見が求められることもまた当然。そこで、新聞倫理綱領(自由と責任、正確と公正、品格と節度、など)を掲げる日本新聞協会に加盟していることが、一応現在の大新聞の要件と言って良いように思う。さて、東北では日本新聞協会に14社が加盟している。同協会掲載の順に、------------1 東奥日報社 青森市 共同 明治21年、26万部2 陸奥新報社 弘前市3 デーリー東北新聞社 八戸市 共同 昭和20年、11万部4 岩手日報社 盛岡市 共同 明治9年5 岩手日日新聞社 一関市 大正12年6 河北新報社 仙台市 共同 明治30年、50万部7 秋田魁新聞社 秋田市 共同 明治7年、27万部8 北羽新報社 能代市 明治28年9 山形新聞社 山形市 共同 明治9年、21万部10 荘内日報社 鶴岡市 昭和21年、2万部11 米沢新聞社 米沢市 明治12年、1万部12 福島民報社 福島市 共同 明治25年、30万部程度か13 福島民友新聞社 福島市 共同 明治28年、21万部14 いわき民報社 いわき市 昭和21年、2万部------------なお「共同」の表示は、社団法人共同通信社に加盟の8紙。その後は、創立年と自称発行部数(各紙HPから。わからないものは省略)。面白いのは、例えば青森には津軽をエリアとする陸奥新聞と八戸(旧南部藩)を中心として岩手県北部までをエリアとするデーリー東北があるなど、決して県域エリアの枠にはまらない新聞が健在であること。ところで、発行部数1万台の新聞なら、宮城県内でも、石巻日日新聞(石巻市、大正元年)、大崎タイムス(大崎市、昭和22年)などがある。新聞協会に加盟していないのは、朝刊であることや毎日刊行であることなどの資格要件があるのだろうか。こういう地域紙(県域よりも狭い地域紙)は各都市に結構あるはずだ。津軽新報(黒石市)、盛岡タイムス(盛岡市)、胆江日日新聞(奥州市)、北鹿新聞(大館市)、などなど。さて、東北で最もユニークなのは、県域レベルの地方紙2紙が拮抗している福島県だろう。福島の経済人に尋ねたら、どうしても2紙を購読してしまうのだという。地方紙は河北1紙で済む仙台が羨ましい、と。毎日系の民報が、読売系の民友を部数の点では上回るようだが、情報収集の上では2紙がある以上、双方とも必要なのだろう。都市構造、公立高校、新聞も銀行も...何でもモノカルチャーの仙台・宮城に住む私たちには、わからない感覚か。
2006.12.27
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仙台は昨日からの雨。珍しくこの時間(1時半)まで継続して起きている。9時に寝てこの時間に起きるのなら、割合と普通なのだが。雨は11時頃から強くなったようで、明日いや今日(27日)は季節はずれの大雨になるそうだ。気温が高い(最低で8度とか)こともあるが、冬という気がしない。今は12月だから荒井由実の「12月の雨」を連想する。「冷たい雨」と混同しそうになりながら思い出すのだけど、あれはデビュー間もない時期のはずだが、単純なのに温かい包容力と理知性をもったメロディー(変な表現)はやっぱり天才少女だったんだな。でも、東北の冬に雨は似合わないから、そうだ、NSPだね。冬だから、雨は似合わない... そう「雨は似合わない」ですね。気になって確認したら、NSPのこの名曲も、「12月の雨」も同じ1974年だそうだ。何か私の記憶の目盛り(ダジャレではないですよ)には、同じあたりに乗っかっていたから。頭の中をグルグルと~、色んな事が駆け回る~... 確かこんな歌詞でしたね。天野さん、去年亡くなったけど、小洒落た目新しさやリズムでごまかすメロディーライティングではなく、端正な音楽で真面目に心情を歌った正統派のフォーク(という表現で良いのかな)は、時代が移ろっても通用していくような気がする。岩手の一関から全国に飛び出しましたね。そういえば、天野さんが、石川ひとみに曲を提供したことがあった。ひとみお姉さんファンだった私は、仙台駅前のエンドーの屋上に行きましたよ。TBCの番組に出演した石川ひとみを見に。ああ懐かしい。その頃だと思うのですが、天野さんの作った曲が「ひとりじめ」。間違いなく天野滋のメロディーで、ひとみお姉さんが一所懸命しっとりと歌うのだけど、やっぱり違う。編曲で何とか聴かせる工夫をしているようにしか思えなかった。やっぱり天野さんの歌は、NSPが泥臭く歌うのが、一番だと思った。ちなみに、石川ひとみは、荒井由実の曲(まちぶせ)も唱いましたね。私は、「夢番地一丁目」が好きですが。エンドーでも聞きましたね。「雨は似合わない」を聞いたのは小学生の時だけど、何曲か耳に残るヒット曲を覚えているが、当時は地元のラジオで聞いていたから、全国でヒットしているのかどうか感覚はわからなかった。そのうちNSPのことも忘れていた。小学校の時聴いた、と書いたが、よく考えればまだ低学年でラジオにかじりついたハズはないから、兄の影響で、自分もラジオで聞いたようなつもりになって記憶の目盛り(またダジャレ)に残っただけだろう。小学生の頃は、この時期は根雪があったはず。それが東北でガス。冬の大雨、しかも冬らしくない正統派の雨だ。夜中にまで雨が降るなんてのは、本当に東北には似合わない。
2006.12.27
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各県各紙の10大ニュースが続々公表されています。青森県の読者が選んだ結果が公表されました(東奥日報)。県政関係では、県立美術館開館、平成の大合併一段落、医師不足、高校未履修問題。自然災害関係では、記録的大雪、クマ出没。Xバンドレーダーの車力配備、海上自衛隊大湊基地での機関砲誤射、の2件は基地のある青森県ならではの話題。トリノ冬季五輪での県勢活躍は、一番の明るい話題。盛り上がりましたね。■関連する過去の日記 ○東北今年の10大ニュース 岩手(06年12月26日) ○2006年秋田の10大ニュース(06年12月25日)
2006.12.26
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昨日の秋田に続き、岩手県です(岩手日報特集)。岩手競馬、市町村合併、増田知事不出馬表明、と1から3位には県政の話題。岩手日報も読者が選ぶ企画ですが、真面目で正直な岩手県の県民性でしょうか。ところで、北上市と花巻市では、市が市政10大ニュースを選んでいるとのこと(岩手日日新聞による)。北上のトップ3は、交流センター開館、北上さくら債(市民参加型市場公募債)、専大北上高校の甲子園。花巻は、市政ハイライトとして11のニュースが選ばれている。新花巻市誕生、新市長、など。
2006.12.26
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毎年年末になると10大ニュースが発表される。地域の新聞によっては読者から募集するものもあります。読者の選んだ今年の秋田の10大ニュースがさきがけ新聞から公表された。1位は藤里町の児童連続殺人事件。2位は豪雪、3位はTDK優勝だが、4位には大仙市の児童殺人事件。6位には死者を出した乳頭温泉の雪崩事故。ということで、暗い事件が多かった。
2006.12.25
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東の松島、西の象潟。芭蕉と曽良の旅は現在の秋田県にちょっとだけ入っている。九十九島、八十八潟の絶景と讃えられた象潟だ。太古のこの地域は鳥海山の火山活動により海にせり出した半島だった。嘉祥3年(850年)の出羽国一帯を襲った大地震によって海岸線が大きく陥没、さらに、火山灰が海水に浸食され、火山岩からなる島々だけが残った。これが名勝象潟の風景である。大小百いくつかの島々を浮かべ、水面には南にそびえる鳥海山が島の間を縫うようにその姿を映し出していた。その絶景は今はない。芭蕉紀行から115年後の文化元年(1804年)の象潟大地震で一帯が隆起して陸地となってしまった。地震前は水深約2メートルの湾で、アサリなどが豊富だったが、現在は水田の中に浮かぶように島が点在する。(百聞は一見にしかず。にかほ市HPの空撮写真です。)私は昨夏に酒田から鳥海山北麓をめぐった。象潟(現にかほ市)は、酒田から鳥海ブルーラインに入り秋田県側に出て、元滝を見た後に北麓の高原に向かったので、象潟には足をのばさなかった。松島町とは「夫婦町」の仲だそうだ。松島こうれんせんべいで知られる紅蓮尼が象潟出身であることから、昭和62年、芭蕉が訪れた8月1日に調印式を行った。
2006.12.24
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我が家のパソコン部屋に小さなコルク掲示板があります。そこにこんな掲示が出ました。いつの頃からか、我が家には○○家生活委員会というのがあって、子ども達が委員です。この掲示板は100円ショップで買ったのですが、いつの間にか生活委員会の掲示版になりました。パソコンは1人30分まで、とか、鉛筆やノリは借りたら返そう、とか言った標語などが委員さん達によって掲示されています。タマに○○家新聞が発行されたり、中古品売買の告知なども出ます。何でもお気軽に生活委員会(子ども部屋)までお越し下さい、とのことです。さて、今回の掲示は、ストップ長電話。私は用事があっても電話したくない方なので、もちろん対象は妻です。町内会、子供会はもちろんですが、母(妻の実母)との電話の長いこと。ほぼ毎日会っているのに、何を思い出すのか、ダラダラ話しています。私のモンクが通じたのか、生活委員会の委員長サンが掲示してくれたもののようです。
2006.12.23
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岩手県の藤沢町は良いところだ。実はあまり行ったことはない。国道346号(西郡街道)、284号(気仙沼街道)の東西幹線の狭間にあり、また北上川沿いの342号(一関街道)は花泉を通から、やっぱりはずれている。そんなわけで、用事がないと行かないところだ。一度だけ、館ヶ森アーク牧場を訪れ、卵拾いや動物と遊んで子どもたちが大喜びした思い出がある。藤沢町は両磐地区の合併(一関市)に乗り遅れ、東磐井郡で唯一の町として残った。当の藤沢町は合併を望んでいたが、現在でも一関市は藤沢町の合併に慎重姿勢だ。理由は国営農地開発事業の償還費など、同町の財政事情とされている。県の支援を求める一関市と、合併をさせたいが支援も困難で市町村間の水平協議になるべく委ねたい岩手県と、3者の立場を反映した困難な問題だ。合併協議の過程で、政治的思惑や財源の独占などの事情で、枠組みに入らなかった、或いは途中で離脱したなどの、いわば主体的選択による独自路線は結構ある。宮城県だと、色麻町、女川町、涌谷町、などだろう。一関市に関しても、平泉町がそうだ。いったんは「平泉市」に決めた新市名問題に関する疑惑が表面化して破談した。しかし、他に相手にされずに残された、という事例はあまりないのではないか。そもそも、先細る財政事情の救済が、平成の大合併の実質的な理由だ。だから、相手にされないのは本当に哀れというべき事態なのだ。藤沢町では来月までの任期の町長が19日に辞職。政治的タイミングも逸してしまった形で、合併実現までの漂流に海図は見えない状況だ。岩手県は町に一層の歳出削減を求めると言うが、建前的にも行政実務的にも、それは当然のことだろう。他地域との均衡もある。しかし、それで済まないから漂流している。3者の様子見状況を打開できた者こそ、真の政治家であり、有能な行政実務者、と呼べるのだが。
2006.12.22
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夜中の窓のカーテンをめくると、紫紺の南空に、オリオン座がどっかりすわっている。冬だな。朝は氷点下になるだろうか。目が覚めた私は、あることを考えていた。菅井さんと須貝さんは、聞くと同じ音なのに、漢字は異なる。しかも字が違うだけでなく、「2音節+1音節」と「1+2」という違い。つまりは、シンコペーションです。地名でも、宮城県には「色麻」と「四釜」がある。役場の所在地は、宮城県加美郡色麻町四釜字... だから面白い。夜中に何を考えていたかというと、発音上は同じだが、表記が「2+2」と「1+2+1」に異なるというパターンを発見できるか。「1+2+1」の名前や地名なら、例えば小岩井、佐倉井、小山田、湯河原、伊福部などか。これに対応する「2+2」は、なさそうだ。などと考えた末に、やっと1つ。苦しいけれど、見つけました。加倉井さんと角頼さん。農政ジャーナリストで元NHK解説委員の加倉井弘さんがおられる。TVやラジオで聞くと、独特のアクセントの人だなといつも思う。角頼(かくらい)さんというお名前もある。1時間考えてやっと出ました。ほかにも相当あるのだとは思うが、いざ考えると意外に出ないものだ。オリオン座も西に傾いた。コーヒーでも飲むか。
2006.12.22
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政府のインターネット広報費が5年間で25億円、それも大半が随意契約だという(共同記事)。タウンミーティングでも似たような問題が出たが、目新しいことを実践している、ということだけが先行して、あとは丸投げする。そんな体質をよく表している。よくあるのが、国の役所の「調査」ものだ。シンクタンクやOB団体に丸投げして、せいぜい御用学者を立てて、綺麗事をまとめて終わり。中には自分たちの新規事業のネタを探す場合も有ろうが、いずれにしても「予算消化」的意味合いが強い。こういう予算消化マシンなる組織と体質を改めないでおいて、財政再建や消費税増税など言わないで欲しい。こういうと、情緒的な議論で、数字を伴った財政論議にならない、とも言われる。それなら、だ。そんな無駄な国の体質を数字で表現してみようか。いちど全国知事会で取り組みそうになった、とも聞くが、やっぱり大人の世界だから止めたのだろう。憤懣やる方なし。
2006.12.21
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仙台市の小学校の忘年会を中止しなければ子供を殺す、との脅迫状が県教委に届けられ、仙台市教委では早速市内小中学校に通知したという(20日朝の河北新報記事)。馬鹿げた脅迫だが、昨年も同様の脅迫状があったそうだ。速やかに公表し、関係者に通知することは、正しい措置だと思う。無視してもいいのだが、教育や学校に関する何らかの情報には、現場に思い当たるフシがあることもあろう。また、特定の個人の身体などに危害を予告しているのではないが(脅迫罪にならない)、警察署にも通報したと明言することで、抑止効果もある程度期待できる。ところで、梅原市長は、昨今話題の仙台市のネットいじめ事件に関連して、教委や先生の気合いが必要、先生方も評論家ではないから現場に入れ、などと発言したという(昨日の記者会見)。ネット掲示板での中傷記事には、IT社会の負の遺産で、子供が携帯やパソコンを自由に使うことには批判的で、もっと大事なことがある、親が軽んじたことに根本原因がある、などと梅原節を披露したようだ。この方が、よっぽど「評論家」にふさわしいと思うのだけど。
2006.12.20
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明治初年の東北開発というと、安積疎水、野蒜築港、三島道路などが代表と思うが、中でも安積疎水がパイロット的意義を持つと思う。大久保利通はじめ政府が推進したプロジェクトには違いないが、地元の熱意によって推進された事業でもある。安積平野は水利が悪く水田も少ない上に干害が多かった。猪苗代湖の水を引けば干害が防げると考え、地元有志が湖まで実地に調査した上で、県に建議。県典事であった中条政恒が郡内有志を糾合し、開成社なる結社を興して開墾に着手した。原野に道路を作り、池を掘り水田を開く(桑野村開墾)。この安積開墾は全国の注目を受け、地元はさらに安積疎水開削の猛運動を起こした。ところで、明治の東北開発は明治9年の天皇巡幸が契機だという。巡幸は賊軍に下った人心の収拾の意味もあろうが、実は東北の産業開発が狙いだったのだ。東北地方の開墾適地を調査していた内務卿大久保利通は、天皇巡幸に先立って訪れた福島で、中条ら地元の熱意と体制整備に感心している。当時は、国内の資源開発と殖産に加えて、西南の役の直後で旧士族の不平と生活苦に対処する必要があり、東北開発が重視された側面もある。大久保の建議書(一般殖産及び華士族授産方法。明治11年3月)の第一等に、適地開墾と華士族の移住奨励が記されている。さらに、同年の大久保の建議書(原野開墾の儀)では、三本木原野(青森県)などをしりぞけて、安積疎水を国策の第一とすべきと明言している。推進者の大久保は凶刃に倒れるが(明治11年5月)、内務省はファン・ドールンを派遣し調査にあたらせる。伊藤博文や松方正義も大久保の考えを受け継いだ。ドールンは、従来から湖の水利を得た農民(戸の口、布藤、日橋川下流)の権益を害さないで、しかも湖水の自然水位に変更を来さずに、安積方面に導水できるかに苦心し、詳細は設計書を作成。この定水位18.8メートルの計算は、今日でも一点の狂いもないという。ドールンの設計に更に山田寅吉の検討を経て、疎水工事は明治12年10月に挙行。明治15年10月に大事業が完成し、開成山で通水式が行われた。山潟水門が開かれ、湖水が延々52.5キロの水路を流れて阿武隈川に落下。列席者は、この壮観に涙したという。小学校か中学校の教科書に、野蒜はなかったが安積疎水は載っていた。明治初年の東北開発の嚆矢であるだけでなく、新政府の目を向けさせ、文字通り故郷を潤した地元の熱意が根底にあったと思う。なるほど教科書にあったわけだ。もちろん開発の評価についてはさまざまな意見があろう。士族が定着せずに大地主と小作の関係を生んだとか、不効率な土地改良事業を継続する土壌になるとか。しかし、今日の商業都市郡山を支える1つの基礎が疎水にあることは事実だし、何より、干害を防ぎ安定した収穫を得ようとする地道な発想を実現したことを、そのまま評価すべきだとおもう。失礼な言い方かも知れないが、単純で実利的で、地上の視点で切実で等身大の利益を考えることにこそ、真の開発の視点があるのではないか。美辞麗句や高邁な理念を掲げて、一方で計画が先なのか予算が先に立っているのか良くわからないような、マクロな計画論が跋扈する今日に、考えさせるものがある。■参考 岡田益吉『東北開発夜話』金港堂出版、1977年
2006.12.19
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日曜の朝日が報じて、今朝は各社が報道している。真実ならば、監査法人を欺く手口など、極めて悪質である。朝日報道の時点では、ミサワ九州では、カネボウのような偽装ほど悪質ではない、とか会社ぐるみではないと弁明しているようだが、かえって怪しく感じてしまう。本当に再生する気があるのなら、事態を率直に説明することだ。今日(18日)の記者会見を注目したい。
2006.12.18
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我が国で初めて金を産したのは、ご存じ涌谷である。東大寺の大仏造営に献上されたのは有名。ところで3百年以上も前に、芭蕉がみちのくの歌枕をめざして宮城を訪れた際には、牡鹿半島の先の金華山が産金地だ、とされていたようだ。芭蕉は松島の後、一関に出る経路として、緒絶の橋や姉歯の松を見るか(吉岡から奥州街道に戻る)、それとも金華山を見るか(石巻街道+一関街道)、迷った。しかし、万葉の世界のあこがれが勝り、一路石巻を目ざした。------------石の巻といふ湊に出。「こがね花咲」とよみて奉たる金花山、海上に見わたし、数百の廻船入江につどひ、人家地をあらそひて、竃の煙立つゞけたり。(「おくのほそ道」)------------松島の後の行き先については、「おくのほそ道」に「十二日、平和泉と心ざし、あねはの松・緒だえの橋など聞伝て、人跡稀に雉兎蒭蕘の往かふ道そこともわかず、終に路ふみたがえて、石の巻といふ湊に出。」とあることから、芭蕉は松島から吉岡経由で古川を目ざしたのだが、途中に道に迷った挙げ句に、思いがけずに石巻に出た、と読む見解もあった。しかし、曽良の随行日記から、道を迷うことなく石巻街道を歩いたものと解されている。人の跡の稀な猟師や木こりの歩く道を心細く歩いた、とは心情描写ということになる。たしかに、当初構想したのは、義経の下ったルートでもある奥州街道だったようだが、仙台滞在中に、仙台藩の歌枕整備に努めた大淀三千風の門下生の北野屋加右衛門から名所案内を受けて、方針を変更したのではないか、とも考えられている。ともかくも、石巻を目ざした芭蕉と曽良は、日和山からの眺めを堪能した。歌枕である、袖のわたり(住吉公園)、おぶち(尾駮)の牧山、真野の萱原なども目にした。肝心の金華山が本当に見えたかどうかは、争いがあり定かではない。話を戻すが、金華山は金を産しないのに、産金地と誤信されたのは、大伴家持の歌を金華山に結びつけたからである。佐久間洞巌も新井白石もそうだった。芭蕉もその伝説を受け継いだのだ。これは、大伴家持の影響だ。「すめろき(天皇)の 御代栄えむと 東(あづま)なる 陸奥(みちのく)山に 金(くがね)花咲く」万葉集の巻18大伴家持「陸奥国に金を出だす詔を賀く歌」は、大伴家持が産金を祝し朝廷に奉った長歌で、それに付された反歌(上記)を踏まえ、芭蕉は「『こがね花咲』とよみて奉たる金花山」と「おくのほそ道」に記した。しかし、大伴家持によって「金花咲く」と詠まれた「東なる」地は、金華山ではなく実は涌谷の里だったのだ。■参考 ○河北新報社編集局『おくのほそ道三百年 曽良の旅日記』1988年、河北新報社 ○おくのほそ道総合データベース 芭蕉と石巻
2006.12.17
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昨夜NHKの週刊こどもニュースを見ていたら、何と黒田恭一さんが出ていた。子供向けにクラシック音楽の解説をしておられた。日曜の朝は、最近どういうわけか仕事で車を運転することが多い。子供が同乗しないので、ラジオをかけ流す。そんな訳で、たまたま「音楽の泉」を聴くことが多い。日曜討論の前の時間だ。この番組は皆川達夫さんが解説を続けている。今日は、途中から聴いたが、シューベルトのピアノ曲「楽興の時」の第3番ヘ短調と第5番ヘ短調を流していた。イモジェン・クーパーの演奏。第3番はこの番組のテーマ曲でもあるが、皆川さんも言っているように、演奏者によってだいぶ雰囲気が違う。クーパーの音は、私は好きになった。表情が豊かで。ちょっと好き嫌いが分かれそうな感じだけど。車の運転というのは、ほとんど小脳の世界なので、私の大脳は、ピアノという楽器の特性について考えていた。ピアノは改良に改良を重ねて現在に至っている。高校の音楽の先生は、ピアノと自転車はもう改良の余地はない、と断言していた。しかし、弦をハンマーで打つのがピアノの原理だから、強弱や機動性の改良が進んだとしても、基本的には音は点で提示するしか能がない。あとは余韻をどの時点で切るか、だけだ。弦楽器や管楽器、あるいは肉声のように、1個の音を発音しながら強弱やビブラートを示すことができない。そして、提示できる音も、鍵盤で事前に限定されている。ポルタメントや、トロンボーンのスラーのような芸当、あるいは細川たかしの楽譜上の音程を数度上に上げる自由な歌い方などは、とても及ばない。つまり、ピアノとはこのように制約された楽器なのだ。出せる音はオクターブに12音だけで微妙な上下はできない。音の強弱はできるが、一旦発音したら最後、あとはいつ切るかだけ。考えてみれば、大変な制約だ。自由がきかない、そもそも不自由な楽器だともいえる。だから、弦楽器がアルペジオ奏法を開発したように、ピアノもこの制約を克服して表現力を発揮するために、いろんな奏法が考えられてきた。細かいパッセージを多用するのも、このことと関係するだろう。弦楽器(例えばサンサーンスの白鳥)や管楽器(例えば新世界のコーラングレ)のように、ゆったりとメロディーを鳴らす名曲は、ピアノには本質的にありえない。しかし、和声を表現でき、離れた音も自由に飛べる、個々の音をつなげて全体で「音」をどう構成するかで勝負できる。豊かな表情と細やかな感性の見せ所を作れる。何より、弦楽器や管楽器のように、重奏や伴奏が不要だから、音楽家1人の世界を表現できる。そんなわけで、やっぱり主流になりえたのだろう。もっとも、点描画のようにしか描けないという基本的制約はあるから、ピアノで全体の「音」を出すためには、相当な熟達が必要だ。管楽器のように、コツを得ればいい、というわけには行かない。別な角度から、電子オルガンとの比較で考えてみる。音を自由に操れるし、コードも音色も自由自在。こんな楽器(装置)があれば、あらゆる点でピアノが劣るはずだ。でも、ピアノの主流たる地位は揺らがない。つまり、こうだ。もともと人間は制約されている。腕と指の数が典型だ。脳の働きだって無制限ではない。電子楽器でオーケストラを疑似表現できることに比べて、なんと物足りない事よ。しかし、音楽は人間の表現だ。制約を超えたコンピュータの実演会ではない。制約のある中で、点描をしっかりと「音」にできる技能を前提に、いかに感情や思いを表現するか、なのだ。等身大の人間表現の中に、何を伝えるか、の世界なのだろう。そんなことを考えているうちに、9時からは日曜討論が始まった。私も家に着いた。■関連する過去の記事 ○舘野泉さんの演奏会を楽しみに(06年1月29日) ○羽田健太郎&高嶋ちさ子さん演奏会を聴く(06年4月23日)
2006.12.17
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昨日(12月15日)は来年の年賀状の受付を開始する日だそうで、各地で多くの人が郵便局を訪れて投函したという。東北各地はどうだったか。NHKの各地放送局のサイトからまとめてみた。○盛岡盛岡中央郵便局では午前9時に年賀状の受け付けが始まるのを前に記念の式典が開かれました。式では地元の幼稚園の子どもたちがクリスマスの歌などを合唱し集まった人たちに「年賀状は早めに出してくださいね」と呼びかけました。○仙台仙台中央郵便局では午前9時の年賀状の受け付け開始を前に、市内の愛隣幼稚園と愛隣こども園の園児35人が参加して記念のセレモニーが行われました。セレモニーでは園児たちが「お正月」の歌を合唱したあと、さっそく遠くに住むおじいちゃんやおばあちゃんなどにあてた年賀状を専用のポストに投かんしました。○青森青森中央郵便局では、受け付け開始に先立ってセレモニーが行われ、久保田民昭局長が「年賀状を確実にお届けできるように職員一同頑張ります」とあいさつしました。そして市内の幼稚園児たちが鍵盤ハーモニカの演奏を披露しました。○秋田午前9時の受付開始を前に秋田中央郵便局で開かれたセレモニーでは近くの山王幼稚園の園児たちがクリスマスの歌を披露しました。続いて秋田が産んだヒーロー・超神ネイガーや国体のマスコット・スギッチが登場し、年賀状の早めの投かんをアピールしました。○山形山形中央郵便局でも、午前9時の受け付け開始を前に30人あまりが列を作り、郵便局の近くにある幼稚園の園児33人がハンドベルを演奏して、寒さの中、郵便局を訪れた人たちを出迎えました。そして、くす玉を割って年賀状の受け付けを祝うとともに、訪れた人たちが輪ゴムで止めた年賀状を郵便ポストに次々に投かんしていました。どこでも幼稚園ですね。実は、幼稚園以外のイベントがないかと思って探したのだが、みんな判で押して幼稚園。福島だけは報道がない。ニュースの優先度の関係か。さて、その幼稚園だが、仙台は愛隣幼稚園、秋田は山王幼稚園、と出ている。愛隣幼稚園は、五橋教会のところですね。なるほど、中央郵便局の近くだ。毎年お願いしているのだろう。しかし他県は幼稚園の名称が出ていない。名称を出す出さないに、大した意味はないのだろうが、やっぱり気になる。そこで、各地新聞社のHPなどで調べてみると、○盛岡(岩手日報) 合唱してくれたのは、聖光保育園。あれ、幼稚園じゃないですね。○青森(東奥日報) 鍵盤ハーモニカの演奏をしてくれたのは、東奥幼稚園です。○山形(山形新聞) ハンドベル演奏してくれたのは、さゆり幼稚園でした。
2006.12.16
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と言っても、選挙に出馬したのではありません。キャンペーンに応募して当選、昨夜宅配で商品が送られてきました。白謙の笹かまぼこ、これは美味しいんですよ。私も宮城県の笹かまで一番だと思っとります。楽天イーグルスのチケット半券を使って応募する方式の宮城県のキャンペーンです。念のため、県の観光課さんのサイトをみると、次のように出ています。------------「楽天イーグルスの郷みやぎ 温泉&ホテルキャンペーン」につきましては,たくさんの方々に御応募いただき,ありがとうございました。 応募総数 504名(うち有効 430名)の中から厳正な抽選の結果,当選者が決定しました。当選された方には平成18年12月中にプレゼントを送付いたします。 今後も引き続き,東北楽天イーグルス,そしてみやぎの観光振興への御理解と御支援をよろしくお願いいたします。------------うむ、なるほど。500名の中から選ばれたのですね。意外と応募が少なかったように思います。でも、キャンペーンのパンフに載ったプレゼントは、のべ65名のハズなので、とにかく当たった私はラッキー、でしょう。笹かまぼこは15名だそうです。嬉しいです。関係者の皆さんありがとうございました。引き続きみやぎの観光振興への理解と支援、ということですが、プレゼントも頂いたことだし、これからも一層頑張ります。何を? おだずまジャーナルの編集に、です。ハイ。NTT東日本に次いで大当たり。波乱の一年でしたが、年末に運が向いているようです。■関連する過去の日記 ○大当たり!(06年12月01日) ○イーグルスと宮城の温泉・ホテルでプレゼント!(06年09月08日)
2006.12.16
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人生において時々ありますね。思い出そうにも思い出せなくて、そのうち忘れかけていた物事が、何かで突如として見聞して、「アッこれだ~!」と叫ぶことが。それが最近私にありました。90年代のこと。まだ20代だった。ああ懐かしい。学究肌の?大学院生だった私は、比較憲法論の実地調査のため(ウソ。単なる旅行で)、タイから留学していた友人たちとともに、タイを訪れたのでした。私は初めての海外、実は何を隠そう、飛行機に乗るのも初めてなのでした。2週間近く滞在して、友人達と楽しく過ごした良い思い出ですが、道中、タイ北部のチェンマイからチェンライに入り、さらにミャンマー国境の村まで行ったことがあります。タイ高官の息子である友人が手配して、運転手付きのバンを出してくれた。チェンマイの宿から日帰りで行ったのですが、チェンライの先の地名を思い出せなかった。なぜか台湾兵の残党が残っているとかいう説明だった...「アッこれだ~!」は3日ほど前のこと。毎日少しずつ読んでいた下記の本の最後の方、その名も「飛び地もどきの怪しい地帯」というワクワクするチャプターに入っていた。 ○ 吉田一郎『世界飛び地大全 不思議な国境線の舞台裏』社会評論社、2006年ドイ・メーサロンだ。人民解放軍に追われた国民政府の兵士がタイ国境を越えて住み着いたのだ。そして、ビルマ、ラオスとの3国の境界線地帯が黄金の三角地帯として悪名を馳せた。もちろん私が訪問したときは、すでに武装解除され、途中の経路沿いにタイ北部の少数民族の村をみながら、お茶や花の公園のような、平和な行楽地だったように記憶している。あの時に多数撮ったはずの写真も、探してみても我が家には既に無い。東京にいるうちに、あるいは仙台に引っ越して、何度も転居しているうちに、なくしたのだろう。チェンライ郊外の道路、アジアの原風景という感じだったな。懐かしい。あの時のタイの友人も、今や政府のホームページに写真が出るほどの重要なポストだ。タイ首相になって日本に来るときは、TVの「昔の親友に会いたい」的コーナーに僕を使ってくれ、と約束していた。冗談が本当になるかも知れません。■関連する過去の記事 ○飛び地を考える(06年12月8日)
2006.12.15
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今朝の河北Weeklyの特集のテーマ名です。読むと意外と面白いですよ。最後の「某編集部員」クリーン作戦断行の片づけ前後の写真が良い。この片づけ前の風景、よくありがち。この人は土曜に出社して一日がかりで綺麗にしたそうだ。記事にしたのだから、仕事みたいなもんだろうけど。楽天球団の職員の方の机は綺麗ですね。会社の規則があるのも、ナルホド。先端企業はさすがですね。当ジャーナル編集局も早速規則を制定しましょう。まずは、編集長の机から。それと、気になっている6歳の子の机。日曜日にでも一緒に片づけようか。
2006.12.14
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今日は家族総出で、定禅寺通りのページェントを楽しみました。何度見ても、良いですね。仙台人の冬の風物詩にすっかり定着。娘たちもサンタさんに手を振るなど、ご満悦でした。夜の8時の再点灯を眺めてから、帰宅しました。■仙台百景画像散歩 以前の記事です。 ○仙台百景画像散歩(その13 東京スター銀行)(06年11月30日) ○仙台百景画像散歩(その12 建設ラッシュ再来?)(06年11月10日) ○仙台百景画像散歩(その11 E721系電車)(06年7月25日) ○仙台百景画像散歩(その10 ワンコイン端末)(06年7月7日) ○仙台百景画像散歩(その9 ヤギさんの看板)(06年6月19日) ○仙台百景画像散歩(その8 キック治療?)(06年6月18日) ○仙台百景画像散歩(その7 ホテルモントレ)(06年6月4日) ○仙台百景画像散歩(その6 佐々重ビル)(06年5月24日) ○仙台百景画像散歩(その5 車止めポール)(06年4月29日) ○仙台百景画像散歩(その4 オロナミンC)(06年4月4日) ○仙台百景画像散歩(その3 東仙台案内踏切)(06年3月22日) ○仙台百景画像散歩(その2 はんだや)(06年3月18日) ○仙台ミステリー?風景(06年3月4日)
2006.12.13
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秋田経済法科大が名称変更するという(大学HPの発表。さきがけ記事)。国際化に対応した必要な措置で、大学と法人の名称は「ノースアジア大学」、付属高校は「明桜高校」、幼稚園と保育園は「ノースアジア大学付属のびのび幼稚園(保育園)」だそうだ。秋田看護福祉大、秋田栄養短大は名称変更しない。深く事情はわからないが、経済や法律という印象を一新するのだろう。大学独自の自主的な判断を評論したくはないが、一言でいって、ノースアジア大学なる名称は、キテレツに思う。昔、秋田にはミネソタ州立大学があった(平成15年閉校)。秋田空港に近い雄和町(現秋田市)にあり、町が全面支援。教職員が米国から移住。地域にとっても、居ながらにアメリカを体感でき、おもしろい取組だった。関係はないのだが、名称からこれを思い出した。それにしても、「ノースアジア大学」で本当に行くのか。
2006.12.13
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いよいよですね。仕事で定禅寺通りにいて、帰ろうとしたら、アレそうか、今日は点灯しているんだな、と気付いた。見物人で結構混んでいる。ループルに乗って見たいとも一瞬思ったけれど、路線バスで仙台駅前まで来てから、青葉通の光景を撮りました。どうしても定禅寺の華やかさには負けるけど、私は青葉通のシンプルな輝きも良いと思います。
2006.12.12
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ドーハのアジア大会で日本勢が健闘しているが、福島県と岩手県の出身の選手が活躍しています。岩手日報を見ると、出身選手の紹介サイトがあります。さすがに人情厚い県民性です。お母さんが岩手県出身、という選手までちゃんと紹介。活躍の結果も伝えています。自社の記者を派遣しているからです。記者の顔写真と使命まで載せています。オラホの選手、熱い国で頑張っているゾ、ちゃんと記者も行って伝えるからヨ~、という感じですね。では福島県。ここは二大紙ですが、福島民報も福島民友新聞も、「県勢」の特集サイトはないようです。いずれも共同通信のコーナーを引用するだけ。池田久美子の金メダルは、すごいと思うのですけどね。岩手と福島の県民性の差、でしょうか。さて、わが宮城ならどうか。
2006.12.12
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初めて知った。仙台駅のインフォメーションコーナーで手にした。南東北エリアの観光情報誌「くるサーチ」です。企画編集は株式会社タスさん。山形の会社のようです。一瞬何か快哉を叫びたくなってしまう。そうだ、仙台と山形は一体なのね。山形の企画会社のフリーペーパーがあっていいじゃないか。日頃よどんだ仙台の経済界を憂い、山形資本の進出で活性化すべきだ、ついでに学区制も2県一学区にして山形東高に通学させよ、などと暴論を吐いてきた編集長です。ともかく、このフリーペーパー、初めて見るから当然ですが、新鮮です。最終ページのプレゼント、早速応募しよう。■関連する過去の記事 ○山交ビルに仙台のマブチが進出(06年09月20日)
2006.12.11
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水滴が朝日にきらめく小枝に留まるヒヨドリ君。今朝の画像です。毎朝のことですが、2羽で飛んできては、留まっています。朝のお散歩コースに、わが庭を選んでくれたようです。前回の記事で、ツグミかなとも思って、御教示をお願いしたところ、早速丁寧に教えて頂きました。大感謝です。ヒヨドリ君、よかったね。(庭の主こそちゃんと勉強しろ!、とヒヨドリ君の声)
2006.12.10
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ここ2、3日のこと、夜明けの庭に2羽で飛んできます。茶色いのでツグミかなと思ったのですが、ヒヨドリのようにも思えます。どなたか教えて下さい。
2006.12.09
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最近読んだ大変面白い本に、世界じゅうの「飛び地」に光をあてて、歴史や実態を解説してくれる本があります。○ 吉田一郎『世界飛び地大全 不思議な国境線の舞台裏』社会評論社、2006年本当に面白いです。地図上の面白さだけではなく、民族や宗教の対立など、考えさせられる点も多い。よくTVに出るオランダとベルギーの国境が複雑に混在するバールレ。長い紛争の歴史を抱えた、イスラエルとバレスチナ。またバルカン半島。シリアとエジプトが一緒だった時代もありましたね、ナセルやバース党、ああ懐かしい(!?)。チベットを旅した河口慧海なども登場する。などと、歴史や国際情勢の勉強にもなる。この著者の方の、おそらくは地図好きなのだろうが、さらにその地域をとことん知ろうとする姿勢が素晴らしいと思う。まさに「大全」の名にふさわしい力作だと思う。古今東西、こんなにも飛び地があったんだね。■関連する過去の記事 ○ぼけた頭で考えるチベットと仙台(06年1月22日) ○伊藤滋さんの地図好き(05年10月21日)
2006.12.08
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帰りに仙台駅前でもらったチラシ。auのチラシだ。何でも11月度純増NO.1だそうで、裏には「日本中から届くau支持の声」として、全国のau愛好者の声が顔写真付きで載せられている。どういうわけか、各県ごとに1人のほか、ブロック代表の有名人が載っている。東北はマギー審司となっています。他のブロックは 北海道 美香(モデル) 北陸 柳沢敦 中部 GTP 関西 陣内智則 九州 はなわなど、という具合。このブロックの区切り方がちょっと気になりますが。そして、東北の中では、 秋田 若松亜紀さん 青森 袴田直美さん 山形 熊谷正和さん 岩手 黒沼亮介さん 宮城 五十嵐リエさん 福島 吉田佳子さんが各県代表(?)です。わが宮城の五十嵐さんは(公式サイト)、トータルフィットネスコーディネーターと紹介されています。気付いたこととしては、失礼ながら、東北で五十嵐さんだけが年齢が表示されていないですね。
2006.12.07
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朝6時30分頃の東の空です。なんか変な朝焼け雲。私のシックス・センスでは、地震か何か、いや地震雲とも違います。それなら政界の激震か。安倍内閣の支持率も急落したとか。それとも、身の回りの災難か。ああ、今日もいくつか難題を抱えて、いざ出勤!!
2006.12.07
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リクツ抜きで良い発想。まさに卓見。しかも継続して交流していることが、何より素晴らしい。白石市と黒石市。両市市民による市民文化交流囲碁大会が、11月25日、白石市のスパッシュランドしろいしで開かれた(毎日記事、朝日記事)。対局の結果、黒石市が勝利し、通算成績を13勝2敗としたそうだ。毎日の記事にあるように、いずれも54年に市制施行され人口約4万人産業構造も共通点が多い。そもそもは、白石で開催する全日本こけしコンクールに対する出品勧誘に黒石市を訪問したのを機に、市職員同士で囲碁の交流が始まった。やがて東北電力の八島社長が川井白石市長に提案する形で、両市の市民レベルの囲碁交流がスタート。毎年交互に訪問して、白石と黒石をパチン、という交流が続いてきた。是非末永く続いて欲しい。ところで、東北で地名の縁で交流をするとすれば、どんな組み合わせがあるだろうか。考えた。○ 東根市(山形県)と西根町(岩手県) ただし西根町は八幡平市になりました。○ 鶴岡市(山形県)と亀岡市(京都府)○ 湯沢市(秋田県)と水沢市(岩手県) ただし水沢市は奥州市になりました。という訳で、難しい。さすがに、白石と黒石のようにピタッとはまるものは、なかなか見つからない。
2006.12.06
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ちょっと大げさだろうか。事業統合に関するプレスリリース(12月4日)。デンコードーといえば、わが宮城県の誇る家電量販店で114店舗を抱える。ギガケーズデンキ(241店舗)の完全子会社になる。統合(株式交換)後のケーズデンキは、ケーズホールディングスと改称し、当面「ケーズ・デンコードーグループ」として、従来の店舗名は存続させる、という。河北新報記事によると、デンコードーは業界9位(連結売上高)で、業界6位のケーズデンキとの統合により、コジマやビックカメラを抜いて業界4位に躍進。ちなみに上位は、ヤマダ、エディオン、ヨドバシ。いわば仙台が水戸に飲まれた形。仙台人としては、ちょっぴり衝撃。でも、ヤマダ(群馬)、コジマ(栃木)、ケーズ(茨城)の北関東のビッグ3の一角が、雄飛を懸けて東北のデンコードーを相手に選んだ、と考えて良いのかも知れない。頂点のヤマダをめざして。と、業界事情はよくわからないが、「デンコードースタジアム泉」の名前は変わらないのでしょうね。当然ながら、イーグルスの公式サイトには何も出ていませんでした。■関連する過去の記事 ○デンコードーは強い(2006年3月15日)
2006.12.05
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フルタプランニングの「月刊住まいの情報」が通算409号の今月号で廃刊になるという。私は住宅展示場でよく手にした。家を建ててからも、地域経済の実感を持つために、というと格好が良いが、実際は自分の買った際と比較した地価の動向を確かめたり、どこで分譲が多いのか、など話の種にする程度だが。古田義弘社長は仙台圏の住宅需給にかけては第一人者だ。TVでよくお見受けするが、数年前に1度お話しする機会もあった。「住まいの情報」は34年の歴史を持つと言うが、昭和46年に第1号。フルタプランニングは昭和44年の設立だ。ちょうど団地分譲が本格化した頃にスタートして、市民の視点で解説やセミナーなどに精力的に携わって来られた。
2006.12.04
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我が家のセキュリティ対策は、昨日からニフティの常時安全セキュリティ24にいたしました。実は、ニフティの設定時の無料出張サービスで来た方に勧められていたのです。昨年冬に購入したS社のウィルス対策ソフトの期限が3日で切れるので、昨日ネットで申し込んだ、というわけです。私はPCについて詳しくなく、ましてやセキュリティ対策など知識は皆無。何たって2月までダイヤルアップしていたのですから。しかし、いや、だからこそ、専門家の勧める方法にしようと思うわけです、ハイ。月420円。現在考えていることが2つあります。1つは宅内無線LAN。実はまだ開梱していないノートPCが1台座敷に鎮座しています。NTTのルータが無線にも対応するようなので、ノートPCでネットも使えるようにして、1階や子供部屋でも楽しめるようにしたいのですが、何を用意すべきか調べるのが億劫で。もう1つは、データのバックアップ。デジカメの画像もズッシリ増えてしまった。やっぱりハードディスクを買うのがいいのだろうか。私の小遣いの範囲内で何とかしたいのですが、当編集局の課題です。今年中になんとか。■関連する過去の記事 ○現代文明のまばゆさ!(06年2月5日)
2006.12.03
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6歳のわが娘。最近漢字などの文字にすごく興味を持っているようです。昨日もドライブ中に、看板などを読みながら...「洋服の青山」などはお手のもの。泉中央のある歯医者さんの壁に書いている文字を読ませてみたら、「はいしゃ、おとなはいしゃ、こどもはいしゃ」と読み上げました。正解は「歯科・矯正歯科・小児歯科」と書いていたのですが、おそらく、「小児」は子供のことだと察しをつけて、それならば2番目は大人の歯医者という意味だろうと、知恵を巡らしたようです。自分が子供の頃のことを思い出してもそうだけれど、知識や勉強というのは、単に無味乾燥に1バイトの情報をおぼえることではない。試験の前夜にひたすら記憶しようとすることはあるが、頭に入るものではない。電車やバスの中では、最近の高校生は、教科書のキーワードにマーカーを塗っては半透明フィルムを載せて、用語のチェックをしている。勉強法としては一法である。しかし、単なる1バイトの情報の記憶合戦で終わらないで欲しい。文脈を読んで、なぜこういう用語なのか、守護大名と戦国大名はどう違うのか、なぜ資本主義は発達したのか、なぜカルバンやマックスウェーバーが重視されるのか、などなど考えることの楽しみを知って欲しい。偉そうに言うが、私も、その楽しみを知ったのは最近だけど。娘の話に戻ります。「宮城野区」は「みやぎのちく」、マンションに張り出している「入居募集」は、「にゅうふるぼしゅう」と読んだ。「幸の屋」さんという看板は、最初「からのや」と読んで、そのあと「さいわいのや」と言い直した。頭の中がわかるようで、おもしろい。あたった、惜しい、などとクイズのように盛り上げて、そのあと正解を説明して、漢字の異同を教える。そして、なぜこんな看板出したのか理由を話してやる。なるほど、マンションは入居する人を募集するものなのか、とわかってくれただろうか。我が家は上の娘とも、看板読みごっこをして遊びました。車中の退屈しのぎに始めたのですが、意外と奥が深い?かも... と突然に先生気取りのオヤジでした。
2006.12.03
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我が家ではクリーニング屋さんは、ホワイト急便を利用している。週に1回、だいたいは土曜日だが、洗濯物を抱えてお邪魔する。レジでアメやガムをもらえるので、子供たちが必ず一緒に付いてきたのだが、最近は誘っても乗ってこなくなった。ところで、クリーニング業界とはどういう世界なのだろうか。昔なら受付と洗浄まで一貫して行う独立店舗が典型だったろうが、今では取次のチェーン店スタイルが主流に思える。日本クリーニング新聞(ニックリ)に、東京攻略を目論む地方業者に関する記事がある。要約すると、次の通り。------------業界では静かにM&Aが進むが、資産リストラや資産価値を高める一般的な企業間の場合とは違い、メリットが薄いのが現状のようである。 それでも、旺盛に市場拡大を目指す元気企業があり、特に人口ダウンに苦しむ地方の有力業者が東京の優良商圏を虎視眈々と狙っている。東京は五輪以来の建設ラッシュによる高層ビル街の出現で商圏が変化し、各地域で空きスペースが生まれ、地方から入り込む状況ができている。 練馬に橋頭堡を築いたきょくとうは横浜に至る環七環八沿いでさらなる拡大を目指し、札幌のエンパイア-や仙台のオートランドリータカノも活発に続く。リネンで念願の東京進出を果たした渡辺ドライ(新潟)も次の手に着手、山形のロイヤルネットワークも東京の縁を掴んだ。02年から進出した秋田のキカワも業績を上げ、静岡からはサンヨー、さらには名古屋まできた北陸のヤングドライももうひと伸びを試みている。 これまで首都圏を取り囲む業者の進出はあったが、かなり遠い地方からの業者のチャレンジが06年はどこまで広がるか。それが市場再生・活性化に繋がるのなら、大いに歓迎すべきである。 ------------と、東北関係の業者が随分挙げられている。出店状況を調べると、次の通り。 ○ オートランドリータカノ(仙台) 仙台中心に110店余。東京に20店舗 ○ ロイヤルネットワーク(山形、うさちゃんクリーニング) 539店。東京3、茨城84、栃木16など ○ キカワ(秋田、クリーニングぴゅあ・ふらんせ) 秋田に17店、東京に7店。随分首都圏に進出している。我が家がお世話になっている「ホワイト急便」(株式会社アルト)は、札幌市内と仙台中心の宮城県内に展開している。営業店舗は508店もあるそうだ。
2006.12.02
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坊ちゃん石鹸と色麻町のエゴマ油です。NTTの宮城県内のフレッツのキャンペーンで応募していたものです。既にフレッツwith光にしているのですが、プレゼントの応募は誰でも自由のようなので、娘と2人でハガキを書いたのです。9月だったでしょうか。確か娘は、自由感想欄に、楽しく使っています、などと書いていた。見事、2人とも大当たり!昨夜帰宅したら届いていました。石鹸は20個です。当分は買わなくて済みます。いつも坊ちゃん石鹸を使っているので、ちょうど助かります。エゴマ油も、数年前にTVでその効用をみて、興味を持っていました。総額5千円は超えているでしょう。ああ、ラッキ~。NTTさん、ありがとう。
2006.12.01
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