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「銀座の若大将」 1962年2月公開
「日本一の若大将」 1962年7月公開
「ハワイの若大将」 1963年8月公開
「海の若大将」 1965年8月公開
「エレキの若大将」 1965年12月公開
「アルプスの若大将」 1966年5月公開
(このあと、「レッツゴー!若大将」1967年1月公開。以降シリーズ続く)
若大将こと田沼雄一(加山雄三)が京南大学のスポーツ部に属して大活躍する青春コメディ映画です。
私がリアルタイムで見たのは「海の若大将」からで、といっても公開時から半年、1年遅れの小中学校の春・夏休みの恒例行事「映画教室」です。
「海の若大将」、「エレキの若大将」、「アルプスの若大将」の3本は加山雄三さん人気の絶頂期にあたるもので、シリーズの代表的作品。
1965年(昭和40年)ベンチャーズが来日し、また英国の人気グループ「ザ・ビートルズ」の影響からか、日本でもエレキブームが巻き起こりました。
このエレキブームのすぐあとに「グループサウンズ」ブームが続くのですが、私の頭の中ではエレキブームとグループサウンズは一緒くたになっているようです。
この「若大将シリーズ」の3作品は、この時期のもので、私の多感だった中学生の時で、良い時に良い映画にめぐりあったものだと思っています。
中学同級の友人が加山雄三さんの大ファンで、「若大将」の映画を見たのも、加山さんが歌う「恋は紅いバラ」や「夜空の星」、「君といつまでも」などのヒット曲になじんだのも、この友人に付き合わされたのがきっかけになっています。
「エレキの若大将」(1965)をDVDで鑑賞。
見ものは、田沼雄一と青大将が交通事故の弁償金を工面するためにテレビのエレキ合戦に出場するくだり。10組勝ち抜いて優勝すると賞金10万円もらえるというので、雄一が仲間とエレキバンドを結成して出場する。 このメンバーに黒沢年男さんと、「ザ・ワイルドワンズ」の加瀬邦彦さんがいます。
それと女性4人のバンド「アイビーシスターズ」のメンバーに松本めぐみさんがいる。
青大将の自己中的コメディリリーフなキャラと、若大将のマドンナである澄子(星由里子さん)の焼き餅焼きと早とちり。ストーリー展開はワンパターンだけれど、おもしろく、見て飽きない不思議なシリーズです。
連合艦隊司令長官 山本五十六 2022年06月13日