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独特の開発方針やユーザーコミュニティ運営によって変な会社と称される「はてな」の新しい会社運営手法や経営哲学などを、急成長する次世代ウェブサービスベンチャーの秘密を明らかにします。 ”「へんな会社」のつくり方 ”(2006年2月 翔泳社刊 近藤 淳也著)を読みました。 アンダー・サーティ世代の雄、はてなの近藤社長がCNETで連載した記事にインタビューや解説を追加したものです。 近藤淳也さんは、1975年生まれ、三重県出身、京都大学理学部卒で、2000年に京都大学大学院中退後、スポーツカメラマンなどを経て、2001年7月に「人力検索はてな」を開始し、有限会社はてなを京都で設立しました。 「はてなアンテナ」や「はてなダイアリー」が好評で、2004年2月に株式会社化し、4月に東京に移転しました。 ポストヒルズ族の、アンダー・サーティ世代の技術志向型ITベンチャーの旗手として注目されています。 「はてな」は、まだ創立6年の若い会社で、ちょっと変わった会社経営の工夫がいろいろ公開されています。 立ったままで会議をする、ミーティングをポッドキャスティングする、フリーアドレス化、開発合宿、出張オフィスなどで固定化したオフィス環境を徹底して排除する、ユーザーからのバグ報告までもコンテンツとして流通させる、サービスを50%の完成度でリリースする、社員全員が自転車通勤、などなど。 サービスの独自性と経営のユニークさがとても面白いですね。
2008.04.30
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どんな人でも、自分のできる範囲で「よりよい仕事」をしたいと願っています。 けれども「よりよい仕事」の基準の多くは、他人による、そして社会による評価でもあります。 だとすれば、「よりよい仕事」をするためには、主体的な個人の確立と、広い社会へのかかわりの両方が必要なのは当然のことといえるでしょう。 ”「働く」を考える”(2003年5月 ぺりかん社刊 梅澤 正/脇坂 敦史著)を読みました。 これから職に就こうという若い人たちに、生きること、働くことに関してあれこれ考え、自分の将来に思いをめぐらせる書です。 いま、社会のしくみはものすごいスピードで変わりつつあります。 なかでも大きく変化しそうなのが、会社をはじめとする団体や組織と個人の関係、そのあり方です。 命令どおり、言われるとおり真面目に働いてさえいれば、あとはいつかその会社が十分な報酬をくれるだろうと信じられた時代がかつてありました。 しかし、雇用や賃金に関する制度が大きく変わりつつあり、それとともに個人の意識も変化が求められています。 個人として職業についてしっかりした考えをもつことは、会社が従業員を雇うさいに求める重要な要件にもなっています。 自分の職業に責任をもてない人、就職さえできれば後は何でもよいと考えている人、そういう人は必要ない、と多くの会社が考えはじめています。 どんな人生を送りたいですか、人生において何をめざしますか、どんな生き方・暮らし方を望みますか、どのくらい社会を意識していますか、仕事と余暇をどう考えますか。 これらのことに1つの回答を与えてくれます。
2008.04.23
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日本銀行は発券銀行として日本銀行券の発行および管理を行い、公定歩合を操作し、公開市場操作を行い、金融政策を実施し、通貨流通量を調整して、物価と国民経済を安定させる役割です。 日銀総裁はそのトップとして、日本経済に与える影響はきわめて大きいものがります。 役員として、総裁1人、副総裁2人、審議委員6人、監事3人以内、理事6人以内、参与若干名が置かれます。 総裁、副総裁、審議委員は、衆参両議院の同意を得て内閣が任命します。 衆参両議院の同意が必要で、1院が不同意であれば役員は決まりません。 民主党は、政府が国会に提示した日本銀行の正副総裁人事案について、武藤敏郎副総裁の昇格案は不同意として、日銀総裁のポストが空白となりました。 副総裁候補の白川方明・京大大学院教授については同意しました。 その後、政府が4月7日に提示した白川方明日銀総裁候補(日銀副総裁)と渡辺博史副総裁候補(一橋大大学院教授・前財務官)の正副総裁人事案について、民主党は、白川総裁の昇格には同意しましたが、渡辺副総裁については不同意でした。 4月8日には、白川方明総裁代行のもとで初めての金融政策決定会合が開かれました。 ただ、白川氏は参院での所信聴取後に途中から出席し、それまでの会合の議長は西村清彦副総裁が代理で務めたといいます。 日銀は政治に振り回され、変則スタイルを余儀なくされました。 一方、この間、企業の景況感は大幅に悪化しており、日銀の今後が注目されます。 はやく決着してほしいですね。
2008.04.09
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まだまだ不況の世の中で、物価が高騰しています。 お金のやりくりは、どなたも頭が痛いと思います。 それでもお金が貯まる人がいるんです。 自分でも気づかないうちに、お金が残らない習慣が身に付いてしまっているかも知れません。 ”それでもお金がたまる人やっぱりたまらない人―「たまる人の家計簿」、見てみませんか?”(2005年10月 主婦の友インフォス情報社 /主婦の友社刊 丸田 潔)は、 お金が貯まる人と貯まらない人の、ほんのちょっとした違いを紹介しています。 著者の丸田潔さんは、1952年生まれの、ファイナンシャルプランナー・AFPです。 1976年早稲田大学第一文学部卒業し、編集プロダクション勤務を経て1990年フリーに。 マネーライターとして生活情報誌、主婦向け雑誌、マネー誌などで活躍。 著者が、いままで出会った5人の凄腕「たまる人」を徹底取材しています。・第1章 手取り年収560万円。それでも結婚10年で貯蓄額が5000万円を突破・第2章 33歳で資産総額4300万円。彼こそまさに、資産運用の達人・第3章 怒濤の「繰り上げ返済」で35年の住宅ローンを5年で完済!・第4章 趣味に生きてもマンションを買ってもお金がたまる、年収540万円の「たまる人」夫婦・第5章 投資で財産を築いて50歳前に仕事をリタイア。海外で極楽生活を送る、投資の達人・第6章 「たまる人」はここが違う/第7章 だからあなたは、やっぱり「たまらない人」/たまる人の実例から学ぶ、小金持ちへの道。 それぞれのたまる秘密を家計簿や資産表とともに紹介し、たまる秘訣を分析しています。
2008.04.02
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