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花が終って暫く経った頃、一旦休眠したかに見えたテシオコザクラ(天塩小桜)が、どうしたことか8月の初めにゾロゾロと芽を出し始めました。画像はその時の様子です。過去の経験では、季節外れに芽出しして、無用なスタミナを消耗してしまい、立ち直れずに枯死してしまう例がいくつかあったことから、もしや・・・と不安がよぎったものでした。その後、寸取虫の食害に遭って丸坊主になるなど、甚だよろしくないアクシデントに見舞われて、いつの間にか姿を消していました。秋も深まり、「アイツ、今どうしてる?」のか、ふと気になって覗いてみました。 結果は、やはり・・・というか、ついに・・・というか、残念な結果になっていました。こちらが昨日の様子ですが、株元には、黒く炭化した残骸が埋まっているだけでした(アップ画像はありません)。真夏に芽を出した時点で頭に浮かんだ不安が現実になってしまいました。この品種の栽培は、色違いを含めて3度目ですが、うち2回は夏場に芽出しして、秋には臨終を確認するという結果です。時季外れの芽出しは、この品種に限らず甚だリスキーであることは承知しているつもりなのですが、それを抑制する知恵までは理解が及んでいません。まだまだ”青い”、園芸初心者から抜け切れない老人がここにいます。
2017年10月31日
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どうなることかと心配された台風22号は、遠く離れた海上を東進し、この辺りには影響もなく通り過ぎてくれました。勿論、我が家も「No Problem!!」です。 それはそれとして、画像は全個体を植え替えて18日が経過した、早咲き系リコリスの今の様子です。出遅れているものも数点ありますが、概ね出揃ったと言っても良さそうです。かなり密度は高く、”過密”のご指摘もあろうかと思いますが、推奨間隔(球根1個分空ける)は守っています。とは言いながら、分割できない状態で複数の葉を出したものも、同じ1球として扱っているので、1年後には間違いなく"超過密"に達するエリアができてしまいます。それやこれやの宿題を抱えて、リコリスは活動期に突入しました。
2017年10月30日
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サワランに続いて大輪トキソウ(朱鷺草)も撤収です。外から見て、バルブが異様なことになっていることは、春先から承知していました。リクルートした時のバルブ数は1球だけでしたが、芽出しの時点で2芽が顔を出して、まずビックリ。1個のバルブのスタミナでは、2芽を育て抜く力が不足したためか、花が咲くことはありませんでした。続いて、親バルブがスタミナを使い果たして萎びた頃、その頭頂部から新芽が出てきました。しかも2芽も・・・。ということで2度目のビックリです。その後、詳細な経緯は気付きませんでしたが、更に分球が進んだ様で、合わせて5個のバルブが回収できました。右の2点が先代の頭から芽吹いたものですが、小さいながら夏の終わりまで葉を茂らせていたものです。次の春、この小玉がどんな振舞いをするか確認の意味で回収したものです。 左の2個には、既に2芽の越冬芽が用意されています。どうやらこの家系は多産系の様です。このまま2芽とも動き始めたら、今年の春と同じ様に花は見送りになってしまいそうです。春先の定植の時点で、どちらかを芽掻きすることになりそうです。冬季中の保存は、昨日のサワランと同じ要領で、水を含ませたミズゴケに包んで、冷暗所で過ごさせます。
2017年10月29日
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気候も涼しさを通り越したことだし、そろそろサワラン(沢蘭)のバルブの越冬処理をするべ・・・ということで、バルブを掘り上げました。外見上で明らかなことですが、今年1月にリクルートした時には1個だけだったものが、この半年余りで2個に増えました。 掘り上げて汚れや必要のない付属物を除去した様子がこちら。右側の個体はリクルート当時の先代とほぼ同じサイズで、こちらは来夏の花付きは間違いなさそうです。それに対して、左側の小さい方は、もしかすると花は無理かも・・・という、かなり微妙なサイズです。来年が無理なら、再来年があるさ、ということで、向う1年はエクササイズ期間といういう理解で、静かに見守ることにします。これに同様に湿らせて固く絞ったミズゴケを被せて、越冬準備は完了です。過度に冷え込むことがない様、発砲スチロールの小箱に収容した上で、屋外の物置ロッカーで半年過ごさせることになります。
2017年10月28日
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14年振りに大台ヶ原を歩いてきました。もちろん弾丸ツアーです。最大の目標は大蛇嵓(だいじゃぐら)と呼ばれる岩峰を赤く染める紅葉だったのですが、これは見事な空振りで、色付きは全くありませんでした。単にシーズンを過ぎただけではなく、どうやら先般の台風21号の影響で紅葉した樹木が揉みクチャになって、葉がむしり取られたのが真相の様です。ここの紅葉の撮影に何度も足を運んでいるという人の話では、今年の紅葉は、記憶している限りでは最悪だそうです。そんな不作の年に行動を起こしたワタシって何なんでしょう。 という訳で紅葉狩り登山を、急遽”正統”山歩きに切り替えて一巡してきました。14年前には主要ポイントであるビジターセンター、日出ヶ岳(1695m)、正木ヶ原、大蛇嵓を巡る周遊コースを時計回りに歩いたのですが、今回は反時計回りに歩くことになりました。累積高度差は300m前後で疲労を感じるほどでもありません。この日出会った登山者は、殆どが1斗缶程度のザックを背負った高齢者でした。一見して重量は3~4Kg前後と推察されます。ワタクシは・・・というと、フルサイズ一眼レフを含め、全天候型装備で負荷を掛けていたため、9kgに達していました。ま、これもエクササイズの一環なら致し方ありません。この日最も綺麗に感じた風景は、コースの両脇を覆う短い丈のササでした。草丈は20cm前後で、登山靴なら踏み込んでも気持ちよく歩けそうなサイズですが、生憎コース離脱は厳禁です。
2017年10月27日
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今年も作落ちしたサギソウ「銀河」を、そろそろ撤収しようか・・・ということで、球根(バルブ)を収容することにしました。この品種はここ何年か作落ちが続いており、今年も茎が茂るばかりで、結果は出せずに終わってしまいました。淡路島に住んでいた頃には、豊作続きだったことを思うと、この地の栽培環境、中でも気温はこの野草の生存には不向きなのかもしれません。 という風なボヤキは脇に置いて、球根を掘り上げてみると、春に植え付けた時より全て小さくなっているではありませんか。大きいもので大豆粒、小さいものは小豆粒止まりです。花がダメなら、せめて球根だけでも太っていてくれれば、などという期待は大外れです。今回収容した球根は、来年の花は期待できないサイズですが、取り敢えず湿らせたミズゴケに包んで、ポリエチレンの容器に詰め、春まで気温が下がり過ぎない冷暗所で過ごさせることにしました。来年は培地の全面的な見直しなど、栽培方法の大転換が必要な様です。
2017年10月26日
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露地のリンドウ(竜胆)が咲き始めました。形式上は昨年と比べて3日早い開花ということになりますが、昨年の記録は2泊3日の旅行から戻ったら咲いていた・・・というのが記録に反映しているので、実際には殆ど差はないのかもしれません。葉っぱが賊どもに食われてボロボロになっていますが、少し油断するとこんなことになってしまいます。何とかしたいのは山々ですが、24時間見張る訳にもいかんしな~~.... 株は年毎に充実していますが、草丈(50~60cm)に対して、茎の太さが根元付近でも2mmほどにしかならないため、自分自身をも支え切れず、ツボミが膨らむこの時期になるとほぼ寝たきり状態です。この子たちのルーツは高知県中西部ですが、荒地に自生しているにも関わらず、ちゃんと自立していました。どこかで育て方を間違ったかと振り返ってはみますが、未だに回答には行き着いていません。
2017年10月25日
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原種ネリネの花芽が動き始めました。昨年と比べてちょうど1週間早い始動です。台風21号が来なければ、もう1日早く気付いた筈なのですが、ま、その程度の差異は無視することにします。昨日現在、画像程度の大きさのものが4芽、頭の先っぽだけを出した状態のものが6~7芽確認できました。赤花(Rosea)とピンク花(無銘)の2品種ありますが、花芽の数は双方同程度で足並みを揃えています。今年は植え替えを行って、長期間続いた過密状態を解消したことから、作況は昨年を上回るかも・・・などと、捕らぬタヌキは太り続けます。 開花は、この状態から概ね1ヶ月後になるので、今年は来月20日から25日の間になるかと思います。開花時期が寒さが厳しくなる時期になるため、花の寿命は驚異的に長持ちします。正月過ぎまでは満開状態が続き、完全に花がなくなるのは1月末頃です。そうしたご長寿と、枯野原と化す小庭に彩を添えてくれる貴重な存在ではあります。
2017年10月24日
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昨日は台風21号の序章で、終日強い雨が続きカメラを持って外にでることもできませんでした。そうした中で、朝早い内に衆院の他、神戸市長選、市議補選の投票に出掛けましたが、500mほどの投票所まで往復しただけで、大きな傘を持ち出したにも拘らず、ひざから下はびしょ濡れになってしまいました。 ということで屋内に材料を求めた結果、今回のターゲットは最後に何らかの手を加えて半年が経過したスナゴケです。植え付けた時の株はすっかり萎びて、枯れ木同然の様相を呈しています(中央後方の塊)。枯れた群体の丈は一見抜きん出ているようにも見えますが、これで5mmか6mmといったところです。その周辺に散らばる様に青い星状の葉が確認できますが、これが植え付けた時の親株から株別れしたか、飛散した胞子から芽生えた新規発生株です。全体を隈なく見回しても、初期に植え付けた個体で青みを留めているものは確認できず、全て第2世代に移行したようです。今の状態は植付け当初よりいくらか個体数は増えた様ですが、賑わいは半歩も向上している様には見えません。この先、厳冬の間も屋内に留めて、何とか今より緑が濃くなる様、後押ししてみるつもりです。
2017年10月23日
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昨日紹介した「鹿島」と一緒に手入れを済ませた日本サクラソウの「巨峰」です。このポットは昨年春採取した種子を蒔いていたものが発芽し、1年半でこうなったものです。最盛時には葉はもっと繁茂していたものですが、流石に10月ともなると休眠の準備に入り、葉は寂しさを漂わせ始めました。来春には花を咲かせると思うのですが、用土の表面は苔の幼生で真っ黒になってしまいました。このままでは花が咲いても、甚だ見苦しい眺めになりそうなことや、5号ポットの約半分の範囲に偏って根を降ろしてしまったのを改善するために、この際植え替えることにしたものです。 株を掘り上げてみると、全部で5点の塊根が出てきました。一つの塊根に多いものでは3個の越冬芽が準備されており、この一群で8~10本の花茎が期待できます。初花としてはかなりの豊作の気配が漂います。これらを元の5号陶鉢に、バランスを取りつつ植え戻して作業を締めくくりました。春が来るのが楽しみです。
2017年10月22日
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束の間の雨の止み間を利用して、日本サクラソウ「鹿島」の植え替えです。このポットは昨年今頃植え替えを行っているので、もう1年我慢したいところですが、春先の繁茂期に6号ポットでは少々窮屈な様子だったことから、一回り大きなポットに住み替えることにしたものです。 用土を排出して塊根を掘り上げてみると、ザクっと切り分けて13点に分割できました。1点に2芽、3芽の越冬芽が顔を見せているものもあって、来年の混雑を考えると更に細かく分割したいところですが、結合が強固でこれ以上の切り分けは諦めました。さて、これだけの塊根を大き目とは言っても7号ポット1個には収容しきれません。急遽5号ポットを追加して2鉢に分けて植え付けることにしました。 これをいつもの比率で配合した用土で植え付けた様子がこちら。主に大型の塊根を7号ポットに、小型を5号ポットにそれぞれ植え付けたので、目論見通りに生育すれば、5号ポットが1年後に過密に陥ることはないかと思いますが、思惑は外れるものではあります。7号ポットは何かのアクシデントで全滅などという最悪の事態がなければ、1年後の植え替えは避けられません。
2017年10月21日
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昨日紹介した小庭でのリコリス植替えに続いて、余剰球根を野辺で咲かせる試みです。自宅からさほど遠くない市道脇の草地に、密かに植え付けることにしました。ご覧の通り、雑草が繁茂する路肩ですが、鎌持参でまず雑草を1平米ほど刈り払いました。その後、球根が埋まるだけの範囲をスコップで掘り返し、小石を除去します。砂混じりの土壌ですが、後々肥料の補充を怠らなければ成長の支障にはならないだろうと思います。 という様なプロセスを踏んで、都合6球を植え付けた様子がこちら。品種は「真夏のクリスマス」、純白の早咲き品です。生命力に於いては文句の付け様がない、頑健な品種であること、秋雨のさ中で乾燥の恐れもないこと、などから、まず間違いなく定着することだろうと思います。1年後、前の年まで何もなかった路肩の草地に、純白のヒガンバナの様なものを見つけた通りがかりの人々に、ちょっとだけ驚きを感じて貰えれば嬉しいのですが ....
2017年10月20日
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昨日は久し振りに晴れ間も見られました。それも午前中だけで、午後にはどんよりと雲に覆われてしまいました。こうした束の間の晴れ間を味方につけて、雨続きで作業が延び延びになっていた、在来型リコリスの植え替えを済ませてしまおう、ということで作業にかかりました。長雨でたっぷり水分を含んだ土壌は、スコップにベタベタとくっ付いて、作業にはかなり骨が折れましたが、晴れ間が見えるうちに作業を終えることができました。 今年、花が咲いたのは画像の左半分、花軸が立ち上がっている一群だけでした。右半分は作落ちしたグループですが、原因は球根の過度の分球で、小球ばかりになって開花能力を失ったためだった様です。雨が止むのを待っている間に、こんなに葉っぱが伸びてしまいました。これらを全て掘り上げてみると、球根レベルではまだ1体なのに、新芽としては別の株として成長を始めていました。分離できるものはかなり強引に引き剥がし、それもできないものは取り敢えず今年はそのまま植え付けるしかありません。 こちらが植え替えを済ませた状態です。分離できなかった多芯の球根は手前に集めています。これらは、1年後には再度堀り上げ、植え替える必要があります。その時には、再び用地不足が問題になりそうです。
2017年10月19日
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仲間内では「そろそろ寝ようか」などという声かけがありそうな季節ですが、こともあろうに青花ホタルブクロが花を咲かせてしまいました。ただ、その姿は実に異様です。普通なら20~40cmほどに伸びた花茎に花を付けるのですが、この個体は花茎はありません。つまり花柄は地面から直接伸びています。花柄はせいぜい1cmか2cmしかないので花は地面に投げ出したような格好で咲いてしまいました。頑張って咲いた花にこんなことを言うのも気が引けますが、甚だ不格好です。とは言え、こうまでして花を咲かせ、子孫を残そうとする執念には感服です。 このポットは昨年植え替えたばかりで用土の疲労も軽微なので、今年は手入れを見送っても問題はありません。昨年秋、このポットに植わっていた個体をほぼ半々に分け、半分をこのポットに植え戻し、残りは露地に移植していました。1年経って両者を比較すると、露地の方が葉っぱの大きさでは3-4倍はあろうか、というほどの健康優良児ぶりです。そこでこの秋には、露地の個体とこのポットの個体を入れ替えて、弱弱しい画像の個体を露地でリハビリさせようと考えています。この入れ替えが上手くいけば、他の品種でもポット品と露地品を入れ替えながら、健康状態のいいものをポットに迎え入れて、写真映えの向上を図りたい、などと甘いことを目論んでいます。
2017年10月18日
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新顔のコケをご紹介。現時点で品種の同定ができている訳ではなく、調査途上のかなりあやふやなデータですが、シッポゴケではないかと見当を付けています。仮根を除く茎の部分が5cmほどあり、かなり長身ではありますが、葉に相当する青い部分は1~1.5cmしかなく、残りは全て枯葉状態です。 その青い部分を1cmほど切り取って、極小粒の赤玉土の培地に置いた状態が上の画像です。ポイっと投げ出す状態でもよい、という説も見られましたが、上手く仮根が伸びて定着した場合の見栄えを考えて、用土の隙間に差し込みました。今は乾燥すれば葉をチリチリと巻き込み、水をかけるとごく短時間で画像の状態に戻る、というサイクルを繰り返していますが今月中には定着したかどうか判明するのではないかと思います。
2017年10月17日
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昨日取り上げた乱筆の「梅光」に対して、こちらはきっちり”大”の字になっている「瀬戸翠」です。特にこの個体は、弁数だけでなく、形やバランスも極めて秀逸です。「瀬戸翠」については基本弁数が5枚で、今確認できている範囲では、多くても6枚で、バラツキは非常に少ないと言えます。 個々の花の出来栄えは”優”なり”秀”を付けられるとしても、惜しまれるのは、今年は花茎の丈が短く、スレンダーな美形とまでは言えない点です。昨年リクルートした時点では、花殻の草丈は15cmほどあったことを思い起こすと、この1年の面倒見に問題があったことは否めません。肥料の種類や与え方に、もっと工夫が必要な様です。
2017年10月16日
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ダイモンジソウ(大文字草)の「梅光」が開花しました。我が家にやって来て初めての開花になるため、いつも紹介している前年比較はできません。第一印象は、ピンクのグラデーションは中々綺麗ですが、八重咲品か?と言いたくなるほど花弁の数が多いのには少々失望しました。これではお世辞にも、”大”の字とはいえません。 先頭走者として最初に咲く個体には、何かと不具合が出がちですが、この品種の花弁の数に関しては、そうした初期不具合では済みそうにありません。”大”の字と言えないなら、いっそのこと”光”なり”米”なりを含む新しい仮名称(ニックネーム)を探し当てて、長く付き合って行こうと思います。
2017年10月15日
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こちらシノブ(忍)も我が家にやって来て14ヶ月が経ちました。昨日取り上げたイワヒバと同時に、実家から連れ帰ったものです。その頃の茎は4-5cmといったところで、大部分が土の中に埋まっています。この1年余りの成長は、画像の垂直に立ち上がっている部分の半分から先、つまり毛むくじゃらの部分の2cmほどだけです。この品も、昨日のイワヒバほどではありませんが、成長は超鈍足です。 イワヒバと同じポットに植えていて、この1年余りを屋内で過ごして来ました。現在2本の葉が成長中ですが、これまでの出葉の経過をまとめておくと、昨年末に1本、今年春に1本が顔を出しました。水切れなどのストレスは一度も加えたことはありませんが、それぞれ3ヶ月ほどで枯れ落ちてしまい、今回の様に2本が顔を合わせることはありませんでした。鈍足とはいえ、成長している証と考えてよさそうです。これまでの葉は、SDカードほどの広がりしかありませんでしたが、この先、葉の本数が増えたり、1本の葉の広がりが大きくなれば、単独のポットに転居させる必要があるかと思います。但し、まだ半年やそこらは今のままで済みそうです。
2017年10月14日
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実家から連れ帰ったイワヒバ(岩檜葉)が、14ヶ月経ってまだこんな姿です。栽培指南サイトによると、成長は”激おそ”との記載があり、一応覚悟はしていましたが、これほどとは .... そもそもこの品種と同居を始めたきっかけは、昨年の盆に帰省した際、4cm足らずの茎の切れ端を持ち帰ったのが始まりでした。洗面所の照明の直下に置いて様子を見て来ましたが、年末に1本だけニョロっと葉を伸ばし始めました。屋内だけに真冬でも葉が休眠することもなく、その1ニョロが青葉のまま春を迎えました。暖かくなってからは2-3ヶ月毎に1ニョロ、また1ニョロと新芽を出し、一部は枝分かれもしましたが、ボリューム感はご覧の通りで、100円硬貨1枚でスッポリ全身が隠れるサイズです。これが子供の”グー”サイズまで育つには一体どれほどの年月がかかるんでしょうか。あ~ア(溜息)
2017年10月13日
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石鎚登山のお土産(祟りかも?)、足の筋肉痛もやっと取れて、普通に歩けるようになりました。ここ数年は、初歩きでもこれほどきつい筋肉痛を来たすことはなかったので、夏場の怠慢を恥じるとともに、少し落ち込んでいます。 それはそれとして、小庭では仮称・「ジャイアント・イエロー」が開花しました。昨年、この品は作落ちしたので、更に1年遡って一昨年と比較すると、10日遅れの開花ということになります。「そんなに早くはない筈」・・・という印象が強いことから、2010年まで遡ってみると、6年間で3回作落ちし、開花した年の開花日は、10/14、10/12、10/1という実績になっていました。今年のこの成績でも平均的な開花と言えなくもありません。それにしても、年単位で半分が作落ちというのは、怠け癖が甚だしい品種・・・と言われかねない実績です。
2017年10月12日
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実施日: 2017/10/09(月)行先: 石鎚山(1982m)登山形態: 単独行・日帰り 北海道・東北方面で初冠雪、積雪というニュースが飛び交い始めた中で、ワタクシとしては今年初めての山歩きになってしまいました。思い立ったきっかけは、山頂部の天狗岳岩壁の紅葉が絶品、という情報です。とは言っても、春の入院騒ぎ以来、全くトレーニングを行っていなかった、というのはかなりのハンディです。最悪、途中で計画放棄という事態も想定しての遠征です。 今回の登山コースは、西条市側から登山ロープウェーを利用するコースです。上画像がそのコースの断面です。7:45に山頂成就駅を出発、30分ほど未舗装の林道を歩くと、成就社に着きます。ここで初めて山頂部が見られるようになります(下画像▲)。 成就社を過ぎると、一旦100mほど下ります。周囲はブナなど広葉樹の大木が生い茂る森で、視界は閉ざされます。この部分は退化した足腰でも何ということもなく歩けました。問題は下降から登りに変わるところからで、弱り切った筋肉は思うように働かず、歩行ピッチは一向に上がりません。休み休みの歩行を繰り返しつつ、夜明峠の直前辺りまで進むと森は途切れて、再び石鎚山の雄姿が目に飛び込んできます(下画像)。山腹の紅葉は、色付いてはいましたが、ピークはまだ先・・・という印象でした。この時点で、本日の登りを概ね半分消化したことになります。 夜明峠を過ぎると、いよいよ石鎚本体に取り付くことになり、勾配はさらにきつくなります。加えて、よく整備されたコースには鉄製の丈夫な階段が多く敷設されていて、これが軟弱化した筋肉に疲労も重なって、ピッチは更に低下してしまいました。弥山山頂の神社に到着したのは、12:50になっていました。ここから天狗岳を見た紅葉の様子が下の画像です。既にピークは過ぎた様で、ロープウェー売店で売られている写真や、Webで紹介されている作品群と比べると、紅葉の濃度というか密度はかなり見劣りが否めません。もし次に来る機会があれば、もう1日か2日早く来ることにします。 残るは主峰・天狗岳へのご挨拶だけです。多勢の登山者が作る行列に加わり、馬の背のような狭い尾根を辿ります。10年ほど前に来た時には、この場所ではもっと恐怖感があったのですが、あっちこっちの危険ポイントを巡礼している内に、次第にこうした場所に慣れてしまった様です。150mほどの岩尾根を進んで天狗岳ピークに到着。近くにいた山ガールにシャッターをお願いして記録も残して、本日の全目標を達成(下画像)。 下山は登りと同じコースを逆に辿って戻って来ました。一時、”足攣った”症状を起こして動けなくなる場面もありましたが、ナトリウムイオン補給(食塩舐め舐め)と腱圧迫法(呼び方はワタクシ流です)による応急処置で痛みを収め、無事に17:15には駐車場に戻りました。蛇足ですが、ただ今猛烈なふくらはぎの痛みに襲われています。
2017年10月11日
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石鎚山の紅葉が凄いらしい・・・というウワサを聞いて、行ってみました。とは言え、「言うは易し。行うは難し」を絵に描いたような結果になってしまいました。詳しくは後日報告するとして、まずは撮影した画像の1つを紹介します。切り立った岩峰の南西側の様子ですが、少しピークを過ぎたかな?、という印象でした。赤く色付いているのはドウダンツツジの様です。赤を通り越して茶色になってしまったものも多数見受けられ、2日ほど早ければベストだったかもしれません。尚、画像のピークが天狗岳ですが、馬の背中の様な狭い岩尾根を渡って、現場まで行って来ました。 駆けつけ登山から下山後速攻帰宅という弾丸ツアーになってしまい、足腰はヘロヘロです。午前中はもう一眠りします。
2017年10月10日
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リコリスの花もほぼ一巡して、残すは画像の背景にボンヤリ写っている白花数本と赤花1本、それに後1週間ほどで開花する最晩生の黄花品だけになりました。ということで、時期はやや不当ですが、開花時のエリア内での偏在解消や開花時期に応じて植え付けエリアを再配置する目的で、一旦全ての球根を掘り上げることにしました。今回の作業の対象範囲は、画像中央部の幅約0.3m、奥行き2.2mの範囲に植え付けた4品種です。 いざ、全てを掘り上げてみると、花芽が空白だったエリアにも、小さな球根が多数存在していました。花芽が立ち上がらなかったのは、1球が5球、6球に分裂し、玉が小さくなって開花能力を失ったためだった様です。これらを大小に分類し、来季有望なものから所定のエリア内に仮配置したのがこちらです。これらは正式に埋め戻す前の配置案の状態で、23個を0.3m×0.9mの範囲に植え付けます。この後、ほぼこの通りの位置に植え付けを済ませましたが、植付け完了したのは「真夏のクリスマス」のみで、残る3品種までは手が回りませんでした。 尚、「真夏のクリスマス」については、既にほぼ同数を里子として出してしまいましたが、その上でこの場所からあぶれたものが10球ほど残りました。これらは、密かに近在の草地などに植えて、シーズンが来れば近くを通る人をビックリさせてみよう・・・などと、良からぬことを企んでいます。
2017年10月09日
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ダイモンジソウ(大文字草)の「瀬戸翠」が咲き始めました。発色はほぼ期待通りなのですが、「大」の字の方はイマイチとしかいえません。しかも花の位置は表土から3cmそこそこしかなく、少し開花を早まったにじゃない?、と問い質したいところです。とは言っても、1番花に出来損ないが多いのはいつものことで、咲き進むのと並行して花茎も伸びて、本来のスマートなプロポーションを取り戻すはずです。 昨年の秋、この品をリクルートした時点で、時期を過ぎた膨大な量の花殻が残っていました。その時のボリューム感と比較すると、今年の作柄はかなり見劣りする印象です。夏の盛りに賊どもの食害に遭って、葉っぱを食い荒らされたことも尾を引いているかもしれません。実行犯を特定できている訳でもなく、可能性のある賊に対する備え(駆除薬)を充実すると共に、甚だ原始的ではありますが、人海戦術で巡視を頻繁に行うぐらいしか手段は浮かびません。
2017年10月08日
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今回紹介するのは、日本シュンラン「天紅香」の天寿を全うした部位の切除と、用土更新目的の植え替えです。このポットでは細々とではありますが、新子も生成し世代交代の準備は進んでいました。それでも老化したバルブは如何ともし難く、葉も根も失った枯死バルブが目障りになってしまいました。で、こうした古参株の撤収と用土の更新を兼ねた植え替えを行うことにしました。 全体を掘り上げた様子がこちら。左半分弱の黒く変色した部分が枯死した部位ですが、1ヶ所に集中しているので、さほど労力もかからずに劣化部位は除去できました。右半分の生存部分でも劣化した根は切除した上で、植付けに取り掛かります。ポット底部に中粒の用土を、上部に小粒用土を用いて植え付けた様子がこちら。ポット内は枯死株3株もなくなり、随分スッキリしました。但し、残念ながらこのポットには花芽の兆しはなく、来春も作落ちが続きます。
2017年10月07日
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この春、露地植えの1点を除けば、鉢植分では1輪も花を付けなかったコシノカンアオイ(越ノ寒葵)でしたが、来春はかなり希望が持てそうです。画像の様に早々とツボミの準備に取り掛かっているのが確認できました。このサイズのツボミの元が、2鉢で7~8個確認できます。花の時期は3月に入ってからですが、今の柿の種サイズから殻付きピーナッツの殻のサイズまで太らせるには、それなりに時間は必要なのでしょう。 今年の作落ちの原因は、昨年の春先の寒の戻り、それも鉢の用土が氷結する様な強烈な冷え込みで、開花し始めていたツボミが全滅したのが尾を引いたものです。ツボミだけに留まらず、株そのものにもダメージが及んでしまい、人間でいえば危篤状態が続いていました。そうした重篤な症状も、1年半がかりでやっと回復に漕ぎ着けた様で、こうして花の準備ができるだけの地力が戻りました。三途の川に片足踏み込んだ様な状態から、すんでの所で引き返して来られたことは、何にも増して”メデタシ!!”としておきます。
2017年10月06日
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差し芽で増やしたクジャクサボテンの発根認定から4週間余り経ちました。どうやら増殖の加速期に入った様で、新芽も日々目に見えて成長し始めました。後続の新芽の準備も順調で、元株の頂点付近には2番手(円内)が姿を見せている他に、3番手、4番手の兆しも見られます。この様子なら、この秋の内にかなりまとまった株に仕上がるかもしれません。暫くは伸びたい放題で株の充実を図りますが、暖かくなる頃には摘芯などの抑制処置を考えなくてはいけないかも・・・などと、捕らぬタヌキは太る一方です。 挿し芽は2鉢準備していましたが、もう一方はまだハッキリした新芽は確認できていません。今はトゲの根元が膨らんだのを確認できる程度で、かなり出遅れてしまいました。暫くは双方を残留させますが、半年後にはどちらか一方はリタイアすることになります。
2017年10月05日
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在来種のヒガンバナが幕を降ろし始めた横で、遅咲きリコリスがジワリと伸び上がってきました。昨日時点で3本の花芽が確認できていますが、これ以上遅れて顔を出すことはなかろうということで、今年の作柄は3本だけに留まりそうです。合わせて7株が姿を見せている中で、花芽3本というのは、ワタクシにしてみればかなり不満ではあります。 この黄花品と、先頭切って8/20に開花した早咲きピンク花と共に、50cm×30cmほどのエリアを割いているのですが、いずれもごく狭い範囲に偏ってしまいました。この黄花品に至っては20cm×15cmほどの範囲に密集しています。こうした用地の無駄遣いを改善する目的で、花が終った時点で、一旦全て掘り上げ、分球しかかっている球根は少々荒業になっても分割し、分散させて植え付けることにしました。この2品は葉っぱが出てくるのは早くて年末、遅い時は年が明けてからになるので急ぐことはないのですが、寒くなると結局見送ることになりかねないので、今月中には片付けることにします。
2017年10月04日
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2日間、ダイモンジソウの始動風景を紹介しましたが、3点目(実はこれが元祖なんですが・・・)は残念ながら作落ちが確定した模様です。その理由を説明すると長くなりますが、端折って言うと、この夏絶滅しそうな悲惨な状況から何とか盛り返して今の状態まで盛り返したため、体力的に開花は無理、というところです。 昨年の今頃には、このポットの中央部に大きな株が1株、ドーンと構えていました。原因は分かっていませんが、その大株が消滅して、その周辺に本葉2~3枚の未成熟株が多数(7芽)芽を出して現在に至りました。正直にいうと、こうして多数に分裂した個体を、いくつかに分けて植え替えて、不意のリスクの分散を図りたいところですが、過去に植え替えでダイモンジソウをいくつか枯死させた実績がトラウマになっていて、実行に踏み切れずにいます。ということで、植え替えるのは、これらの小株がもう少し体力を付けてから、ということにして先送りした次第です。この品種は常緑性で、冬も葉を残したまま過ごすので、何とかテコ入れして冬の間もリハビリできる環境を提供してやろうと思っています。
2017年10月03日
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緑花のダイモンジソウ(大文字草)・「瀬戸翠」も始動していました。こちらのツボミはかなり膨らみを増しており、開花は一足早いかもしれません。花弁は既に萼弁からはみ出しており、花の持ち味の緑がかった色調を見せ始めています。 この品も、昨日紹介した「梅光」と一緒に、花が終る時期にリクルートしたもので、前年比較はできません。昨日の「梅光」と同じ理由で、葉っぱの構成は甚だ貧相ですが、そこはどうかお目こぼしを ....。昨年リクルート翌日に定植した時には、大株が1株だけでしたが、1年経って現在は小株3株に分裂しています。管理者が気付かないところで、何か大きな”事件”かストレスにつながる何事かがあったのかもしれませんが、全く気が付いていませんでした。この秋以降は、もう少し真剣に見守る様、”喝”を入れていきます。
2017年10月02日
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リコリスが本番を迎えて、このところ意識がそっちに行きっ放しになっていましたが、少し遅れて本番を迎えるダイモンジソウ(大文字草)も、目立たないところで静かに準備を進めていました。画像は「梅光」という銘を持つ品種ですが、「これでもかっ!!」と言わんばかりに大量のツボミを準備して登場しました。 昨年秋、ホームセンターの園芸コーナーで売れ残った数点を、お得感満載のディスカウント販売していたものです。リクルート時点で既に大半の花は終わっていましたが、その時点でも花の数は半端じゃないボリュームでした。1年後(つまり今年!)花が見られればいい・・・という基準で連れ帰ってその時期が来た訳ですが、自慢どころではない失敗もありました。夏の盛りに何者かの食害に遭い、葉っぱが丸坊主に近い状態まで陥っていました。幸いこの1ヶ月余りで一部は回復しましたが、葉っぱのボリューム感という点では、やはり物足りなさが否めません。来年は何とかしたいのは山々なのですが、実行犯の特定もできていない状態で打つ手も浮かばず、お手上げに近い有様です。
2017年10月01日
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