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老齢株の若返り目的で挿し芽をしていたシコタンソウ(色丹草)が40日目を迎えました。順調ならそろそろ変化が起きていてもいい頃、ということで、様子を見ることにしました。上の画像が昨日現在の様子ですが、一部は挿し芽実施時と比べて、葉の量が増えているのが確認できます。その一方で雑草も発芽して、元気一杯成長を遂げようとしています。まずはこれらの雑草の駆除からスタートします。 続いて葉っぱの増えた個体の一つを掘り上げて、根の様子を確認します。上の画像で、9時の位置に挿した芽は葉も枯れてしまい、残念ながら定着できなかった様です。それに対して、こちらが8芽ほど挿した内の、ポジティブな変化を遂げた個体の様子ですが、新たな枝葉に加え、白いヒゲ根も発生しています。少なくともこの個体は新株として成長を始めていることが確認できました。この個体は元に戻すのも芸がない話なので、新居に引っ越させ、独立した生計(!?)を営ませることにしました。こちらが新居の様子で、ポットのサイズは3号です。秋の手入れの頃を目途に、再度6.5号程度のポットに植え替え、来春の花期にはかって見られたような豪快な花見の再現を目指します。
2017年06月30日
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アポイギキョウ(アポイ桔梗)が咲き始めました。昨年と比べて6日遅れの開花です。例年通り、1番花は白花でした。この画像は昼頃に撮影したもので、花弁は半開き状態ですが、夕方見に行った時にはフルオープン状態になっていました。残念ながら、その頃には薄暗くなっていて撮り直しという訳にはいきませんでした。 この花の茎が伸び盛りの頃、正体不明の賊により先端の成長点や柔らかい葉っぱを食い荒らされてしまいました。普通なら食っている現場や満腹で休んでいるところを目撃するのですが、今回この品種の食害に関しては全く見かけることがありませんでした。そんな訳で未だに賊の正体は分からないままですが、もしかするともう羽化して現場を離脱したのかもしれません。口惜しや ....。
2017年06月29日
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原種ユリ(Lilium davidii )が佳境に入りました。1番花が開花したのは1週間前のことでしたが、既に3輪が散って残骸化してしまいました。未開花のツボミも残っていますが、これからは新規に開花する数より散る数が次第に優勢になります。ということで、今の状態が花のボリュームとしてはピークに近く、この週末ぐらいから終幕に向かうことになりそうです。 入れ替わる様に出番を待っているのが、後方に写り込んでいるオウゴンオニユリ(黄金鬼百合)で、まだツボミは固く、外見に花色も現れていませんが、来週中には出番を迎えるのではないかと思います。こちらは増え過ぎて手を焼いている”規制品種”で、その元凶であるムカゴを一度は全摘したのですが、同じ部位に2番手が発生し始めて、管理人を慌てさせています。2番手、3番手に泡を喰らうのなら、花が終わった時点で地上部をバッサリ刈り払ってしまおうか・・・などと、かなり乱暴なことも考えています。因みに原種ユリにはこうした元凶、ムカゴは一切発生しません。
2017年06月28日
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アムールナデシコ(?)が開花しました。昨年と比べて10日早い開花です。この品種が、今年4月以降で初めて前年実績より早く開花した記念すべき品種になりました。いや~、実に・・・とまでは言いませんが、そこそこの安堵感があります。 ところで”アムールナデシコ”という呼び方は、今回初めて使いました。通販カタログ上は「ダイアンサス・アムーレンシス」と表記されており、更に「シベリアンブルー」という銘も付されていました。但し、この「ブルー」を含む銘には、入手から10年近く経った今も納得していません。雄シベの花粉塊以外、どこを眺めても”青”を感じさせる要素が認められません。アジサイのように、培地の酸性・アルカリ性で色が変化するならそれも試す価値はあるかと思いますが、今のところナデシコ科の草花でその様な情報には遭遇できていません。
2017年06月27日
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青花ホタルブクロ(蛍袋)が佳境に入りました。花の数は昨年と比べて倍増に迫る勢いがあります。昨年まで一回り小さなポット(6号)に押し込めていたものが、秋の手入れで全面的な植替えを実施し、半数を7号ポットに、残る半分の若齢株を露地に植え替えていました。この植え替えで過密感が軽減したことが、出来高のアップに繋がったものと考えられます。 という様な、いいことばかりではありません。今年の花の顕著な傾向として、円内の画像の様に口を開けないものが実に多く見られました。5月末に1番花の開花を紹介しましたが、その時も花弁の半分は癒着したまま開かず、やむなく開いている側から撮影したものです。こうした不完全開花が7~8割を占めるという惨憺たる成績でした。ここに来てそうした障害から解き放された様に、5弁が完全に開くものが多くなって来ましたが、何が原因でこうした障害が起きたかは不明のままです。美麗な品種だけに、できることなら全点完全な姿で開花して貰いたいものなのですが、打つ手が見つからないのが現実です。
2017年06月26日
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半月前、クジャクサボテンを挿し芽目的で切り出し、屋内で陰干ししていました。サボテンの状態がどの様になればOKか・・・という明確な基準を承知している訳ではありませんが、ごくアバウトに「この辺で良かろう」ということで、植え付けることにしました。 用意したポットは6号プラ鉢です。サボテン用には専用の用土も売られていますが、我が家では普通の園芸用土を配合して使います。それがサボテンにいいか悪いかは、余り考えていません。ということで中粒、小粒の鹿沼土と赤玉土を、ほぼ同量配合した用土で植え付けたのが上の画像です。過去の経験では、適度に潅水していれば100%定着します。定着すれば、この幹(葉?)のトゲの位置から新芽が出てきます。1品種で2鉢は要らないので、元気な枝ぶりの個体を選抜することになります。花が咲くようになるのは早くても2年後になるかと思います。今回はジャングル化を回避するために、花付きに関係のない芽は除去してしまおうと思っています。
2017年06月25日
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機能発揮まであと50cmに迫ったグリーンカーテンです。植えているのは「シルクロード」というメロンです。この場所には昨年まで山芋を植えていたのですが、大量に実るムカゴで小さな菜園は原生林のような有様になっていました。これにギブアップして、昨年秋からこの春先までに、手の及ぶ限りの元凶(地中の芋やこぼれたムカゴ)を取り除きました。今も毎週数本の芋の蔓が芽を出していますが、草取り工具が届く範囲の芋を抜き上げ、それも届かないような深いものは最低でも蔓は切り取っています。地中に残った種芋も、蔓や葉がなければエネルギーは補給できず、長期的には衰退して消えてしまうだろうという魂胆です。 話が横に反れてしまいました。メロンは合計3本植え付けていますが、画像はそのうちの2本分の範囲を写し込んだものです。このカーテンでできる日陰には、高温に弱い高山系の草花を避難させる予定です。日陰を提供する以外、つまり本業の方では全体で5~10個の実が取れれば・・・などと思っているのですが、さて思惑通りコトが進むかどうか。二兎追う者は・・・とはいいますが、ワタクシとしては大まじめに二兎を追っています。
2017年06月24日
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3月初めにリクルートしたまま、定植できずに放置していた雪割草も、梅雨の本番を迎えて急ピッチで植え替えを進めた結果、これが最後の1鉢・・・というところまで漕ぎ着けました。画像は”青花・白シベ二段”の個体で、これも早くも来春に向けて大豆粒サイズの花芽を2個擁していました(円内)。この先の夏越しに当たって、大きな失策さえなければ、今年を上回る作柄で花が見られるのは間違いなさそうです。 既に固まってしまった葉柄を傷めない様、慎重に苗用ポットから抜き上げます。枯れ残った昨年の葉っぱを葉柄の付け根で切り取り、この春芽吹いた新葉のみ残します。下ごしらえを済ませた株を、用意していた4号陶鉢にいつも通りの配合比の用土で植え付けた様子がこちら。根が用土に馴染むまで、暫くは屋内に保管しますが、月が変わる頃には屋外の直射日光が避けられる環境に戻します。因みにこのポットを含めて最近植え替えた雪割草に関しては、余程のことがない限り、この秋の手入れはパスするつもりです。
2017年06月23日
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原種ユリ(Lilium davidii )の1番花が開花しました。前年と比べて6日遅れの開花です。梅雨入り宣言以来雨なしの天気が続いていましたが、待望の雨と同伴出勤のような形になってしまいました。という風な天気との相性はほとんど関係ないようで、この花も、今準備中のツボミも地中の球根がバッファの役割を担うので、短期的には雨も乾燥も影響はないだろうと思います。 一時は1株だけ、というジリ貧に陥ったこともありましたが、今年はその株数も4株まで戻しました。老齢株、若齢株合わせて、花の数は我が家史上最高の豊作になりそうな勢いがあります。それはそれとして、”全滅”の危機から逃れたことはメデタシ!メデタシ!!です。理想的には今の個体数で留まって貰うことですが、その辺は思惑通りに運ばないのが世の常の様で、いずれは鬼の様な仕打ちが必要になるかもしれません。
2017年06月22日
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メロン苗を植え付けて1ヶ月半が経過しました。ここに来て蔓の伸び方にも弾みが付いた様で、脇芽を含めて急速に賑わいを見せ始めました。梅雨入り宣言後、すっと晴れ間が続いていましたが、今日辺りやっと雨が降りそうなお告げが出ました。この雨で蔓の伸びも一段と加速するのではないかと思います。 概況はさておいて、これまで雄花ばかりだった花の中に、初めて雌花が混ざり始めました。産毛に包まれた実の部分の大きさは、ぎりぎりグリーンピース大といったところです。初見の日、雌花は2個見つかりました。昆虫類の媒介で既に受粉は済んでいたかもしれませんが、念のため手近かな雄花を採取して、人工授粉も実施してしまいました。数日様子を見て、この毛むくじゃらのグリンピースが大きくなる様なら、無事に受粉したことになるし、立枯れる様ならまた次の機会に・・・ということになります。雨の中になりますが、暫く見回りは欠かせません。
2017年06月21日
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カキラン(柿蘭)がはぼ満開の域に入りました。今年は花茎の数は勿論、花の密度も含めて我が家史上最高の出来高です。いや~メデタシ!メデタシ!! ・・・という風に浮かれている一方で残念な点もあります。花茎の丈がバラバラで、統一感が全くないことです。全体像を1枚の画像に収めようとしても、縦方向が長くなって左右に空き地、じゃなくて無用の景色が映り込んでしまいます。個体ごとの成長ペースの違いが、こうした不具合を生み出しているのですが、何とかしたいものです。 余談ですが、左に映り込んでいるピンクの塊はシモツケソウ(下野草)ですが、開花から3週間が経過し、そろそろ幕を降ろす時期を迎えます。また右側の枯れ草を敷き詰めたような場所はリコリス(彼岸花)のエリアで、先月末頃から葉が黄変し始め、とうとう完全な枯野状態になってしまいました。早いもの(「真夏のクリスマス」=白花)は8月下旬には咲き始めます。あと2ヶ月と少しですが、個体数は今年もかなり増えていそうな気がします。
2017年06月20日
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露地のアポイギキョウ(アポイ桔梗)の準備が進行中です。と言っても、この時点で前年と比べて10日ほど遅れの推移ということになります。このツボミの膨らみ具合から開花までは、概ね2週間といったところで、今年は8月にずれ込むことになりそうです。 成長の遅れもさることながら、今年は正体不明の賊の食害に遭って、花茎の先端の柔らかいところ、つまりツボミやツボミを含む生長点が食い荒らされてしまいました。この食害も開花見込みの遅れの一因です。生長点の食害は、脇芽の発生でいくらかはカバーされるかと思いますが、それでも花の総量は相当抑えられるのは避けられそうにありません。出来高の低下は、変り咲き(1茎に白花、紫花、白に紫の絞り咲きが同時開花)の確率の低下に直結する訳で、シーズン開幕前からモチベーションは下がるばかりです。
2017年06月19日
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我が家のニワゼキショウ(庭石菖)が咲き始めて1ヶ月半経過しました。普通の草花ならとっくにエネルギーを使い果たして、花期を終えている筈ですが、この品種は今なお日々5輪から15輪の花を咲かせ続けています。因みに現存の株数は2株です。 こうして次から次へとツボミを供給し続けているのが、花の下にドーンと構えている袋です。まるでドラえもんの四次元ポケットのように、次々とツボミを出し続けています。何回かこの場で説明しましたが、花後放置するとほぼ100%種子を生成し、爆発的に増殖してしまいます。この増殖にブレーキを掛ける目的で、花が萎れたら直ちに摘花しているのですが、その痕跡が袋から伸びているヒゲの様なものです。このヒゲは花柄の一部ですが、摘花の際根元から抜けてしまうものもあるため、痕跡として残ったのは概ね半数ぐらいかと思います。際限ないかのような開花エネルギーの秘密は、この四次元ポケットにありそうですが、一度この袋を解剖してどんな構造になっているか確認してみたいものです。
2017年06月18日
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厳寒の1月に手が凍えるのを我慢しながら植え替えを実施した原種ネリネ(Nerine undulata )でしたが、その際分球して大量に発生していた小玉の球根は、”一時的”ということで用土配合に使っていたボールに仮植えしていました。その”一時的”措置がずるずると伸びて半年近くも経ってしまいました。いやはや面目ないことで・・・・ そろそろ定植しないと成長の阻害だけに留まらず、条件によっては枯死してしまいかねません。ということで予め用意していたプランタを取り出しましたが、40cm径の大型とあって用土が足りません。慌ててHCに買いにいくことに・・・。絵に描いたような泥縄になりましたが、調達した用土を常用の比率で配合し、化成肥料も少し多めに配合して植付けを済ませた様子がこちら。分球間もない球根で、その大きさはやや大きめのラッキョウ・・・といったサイズばかりです。花を咲かせるのは2年後くらいになろうかと思いますが、お気に入りのピンク花品でもあり、この半年の手抜きのことは棚に上げて、肥培に努めることにします(いと白々し)。
2017年06月17日
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今頃何という暴挙・・・とお叱りを頂戴するかもしれませんが、3月にリクルートしてそのままになっていた雪割草を植え替えることにしました。この品は特段の銘はありませんが、青い花弁に白いシベが映える美麗な品種です。植え替え実行がこの時期までずれ込んだのは、適期に入院というアクシデントに見舞われたことが最大の理由です。ずるずると梅雨のこの時期まで伸びたのは、植え替え後、新しい環境に馴染むまでの期間、高温や乾燥といったストレスがいくらか軽減するだろうという期待もあります。 株は既に来年の春に向けて花芽の準備に取り掛かっていました。今の大きさは大豆粒大といったところで、2個が育っていました(円内)。用意した新居は4号陶鉢です。これを雪割草専用土を真似た自家配合用土で植え付けます。根回りに用土の隙間が生じない様、慎重に充填して作業は終了です。期待していた雨はどこかで迷子になっている模様なので、それがやって来るまでは屋内の刺激の少ない環境で新居に馴染むのを待つことにします。
2017年06月16日
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ネジバナ(捩花)が咲き始めました。昨年と比べると6日遅れの開花です。最初に開花する一番下の花が茶色く変色しているところから、この個体は実際には外出していた一昨日の内に開花していたのかもしれません。 先頭を切って開花したのは白花でした。この個体は芝生で踏み付けられてクシャクシャになって、その後救済策で余り人が通らない芝生の隅に引っ越しさせた個体でした。今年初めての開花なので、赤花、白花、どちらが咲くか注目していたのですが、ご覧の通り白花でした。ついでに言うと、昨日開花に気付いた(!)ネジバナはもう一つありましたが、そちらも白花でした。実は我が家で発生するネジバナの新株は8~9割は白花です。但し3~4年は白花を咲かせますが、それを超えて長生きし、”古株”と呼ばれる様な存在になる頃には赤花に変わってしまうという奇妙な振舞いが見られます。
2017年06月15日
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これまで三重県の丸山千枚田には何度か遠征しましたが、日中、それもかなり日が高い時間帯が多かった様に思います。夕焼けの時間に合わせて行ったこともありましたが、その時は全く空が焼けなくて空振りに終わってしまいました。何とか夕焼けに染まる棚田の情景をカメラに収めたいと思い続けていましたが、棚田の水面が表に出る期間が極めて短いことや、その時期が梅雨入りの時期と重なるため、夕焼けの確率も低い・・・といった事情でこれまで実現できずにいました。 今回の遠征ではこうした諸々の不確定要素が全て上手く転がったことや、天候の幸運な巡り合わせがあって、やっと念願の画像をゲットすることができました。最大の幸運は梅雨前線が南の海上に後退して、束の間の晴れ間が現れたことですが、これだけでは十分な夕焼けは実現しません。この前線の雲に代わって列島上空に忍び寄ったのが高層の雲でした。薄い雲を透かして青空が見られるような空模様でしたが、この高層の雲が実にいい仕事をしてくれました。 現地の日没時刻(19:09)になっても、西の空は部分的に赤くなるものの広がりがなく、棚田の水面は白けたままでした。日没から5分ほど経過した頃、高層の薄い雲が赤く染まり始め、その範囲は仰角45度付近まで広がりました。この赤みが田圃に反射したことで、長年の思いがやっと叶いました。この時点の明るさは風景撮影には甚だ不向きな”暗さ”でした。この点は増感現像で明るさを実態以上に明るく補正しています。尚、画像をクリックすれば一回り大きいサイズでご覧戴けます。
2017年06月14日
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4年ぶりのシャコバサボテンの花でしたが、2番花も萎れたのを機に、個体の更新を図ることにしました。画像は6/10の様子ですが、この株から挿し芽の元となる葉なのか幹なのか定かではありませんが、素材を採取します。このタイミング(花の終り)を待っていたのは、この株の骨格のような大き目の部位を切り取るためでした。 そうして採取した素材がこちら。この状態で1週間から2週間ほど屋内で陰干しさせた後、培地に挿して発根を待ちます。殆ど失敗することはないと思いますが、順調に進んでも花を咲かせる地力が備わるまで2年はかかるかと思います。発根が確認でき次第、現行の古株は廃棄するつもりなので、来年は作落ちが避けられません。新株が開花能力を持つまで、古株を残すとい選択肢もあるのですが、保管場所の制約があって二兎は追えません。
2017年06月13日
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ホタルブクロ(蛍袋)が咲き始めました。昨年と比べて2週間遅れの開花です。3日前のカキランでは4日遅れまで詰めていたのですが、この品で最大値付近まで押し戻されてしまった形です。但し、この遅れは単に春の寒の戻りだけが原因ではなさそうです。 一昨年、昨年と2年続けて異様な繁茂状態が生じて、凡そ40cm四方のエリアで花茎数で50本に及ぶ過密ぶりとなっていました。これが災いして、昨年のオフシーズン中の世代更新が滞ったようで、この春の芽出しは10株そこそこしか確認できませんでした。この少数の個体が5月に大発生した盗賊ども(名称不明)の襲撃を受けて、甚だしい被害を被ってしまいました。今年の出来高は、花の数で10輪前後に留まりそうで、前年比99%減といった散々な成績です。普通なら”全滅”の2文字が頭を過る状況ですが、この品は生命力は甚だしく強い方なので、来年は殆ど元の水準を回復しているに違いありません。
2017年06月12日
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期待を込めて見守っていたサワランの”一茎二花”の夢がとうとう挫折してしまいました。第1花(上画像右下の残骸)が萎れた後、遅れていたツボミの成長を急ピッチで取り戻そうとした様子が見られましたが、ツボミの期間が長過ぎたらしく、開花する前に画像の様に花弁が腐敗し始めてしまいました。いや~~、実に残念です。 この例のような”一茎二花”はかなりレアなようで、この先再現することは宝くじに当たるようなものかもしれません。低確率なこの様な事例の再現を願うより、現実的な「来年も花を咲かせる」ことに集中する方が先決です。ということで、ひたすらバルブ(球根)を太らせること、あわよくばバルブの分球も期待しつつ、施肥と酷暑からのガードに当たることにします。
2017年06月11日
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期待を込めて見守っていたサワランの”一茎二花”の夢がとうとう挫折してしまいました。第1花(上画像右下の残骸)が萎れた後、遅れていたツボミの成長を急ピッチで取り戻そうとした様子が見られましたが、ツボミの期間が長過ぎたらしく、開花する前に画像の様に花弁が腐敗し始めてしまいました。いや~~、実に残念です。 この例のような”一茎二花”はかなりレアなようで、この先再現することは宝くじに当たるようなものかもしれません。低確率なこの様な事例の再現を願うより、現実的な「来年も花を咲かせる」ことに集中する方が先決です。ということで、ひたすらバルブ(球根)を太らせること、あわよくばバルブの分球も期待しつつ、施肥と酷暑からのガードに当たることにします。
2017年06月11日
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カキラン(柿蘭)が咲き始めました。昨年と比べて4日遅れの開花です。この日数差を”誤差の範囲”と言ってしまうのは流石に気が引けますが、春の冷え込みの影響が次第に軽減されてきたのは間違いなさそうです。これからは平年並みのタイミングで花が楽しめるぞ・・・と言いたいところですが、品揃えの都合で、今から先に花期を迎える品種はガクンと減ってしまいます。 個体(株)数は昨年と比べて若干増えている程度ですが、昨年は手ぶらの個体比率が約半数に及んだのに対して、今年は9割以上の個体がツボミを擁しています。そんな背景もあって、今年のこの品種は、我が家史上最高の出来高になりそうな勢いです。昨日、白花シランを引っ越しさせる旨紹介しましたが、その跡地の一部はこの品種のエリアに化ける予定です。
2017年06月10日
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5/5に咲き始めて1ヶ月余り、ある時はドドーンと、またある時はポツリポツリと咲き続けて来た白花シラン(紫蘭)も、とうとう幕引きの時がやって来ました。露地で、ポットで、繁茂しているシランですが、今年はこの1輪で幕を降ろします。最後の1輪の画像が、少々ブレてしまった点はどうかお見逃しを・・・・ 1番花開花の際紹介した通り、この夏の内に個体数圧縮を伴う引っ越しを予定しています。今の湿潤な場所から、若干乾燥し易い場所=日当たりがいいことを意味します=への引っ越しです。他所のお庭や公園での植付けを見ると、かなり乾燥した場所でも苦にする様子もなく繁茂しています。ということで、現在の場所はひ弱な高山系草花に譲って貰うのが狙いです。早ければ梅雨の休みを狙って、今月中にも決行しようと思っています。
2017年06月09日
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この地方も梅雨に入りました。こんな頃合いを待っていたように、ジャガイモに花が咲き始めました。品種は「メークイン」です。ジャガイモの場合、「花=収穫の頃合い」という風なことを聞いたか、Web情報で見たことがあります。適当な晴れ間を見計らって、さっさと収穫してしまおうと思います。 このジャガイモは特に植え付けたりしたものではなく、冷蔵庫で長期間放置していて芽が出たり、萎びて食べられなくなったものを、この場所に廃棄したものが原点になっています。既に3年か4年が経過しています。ジャガイモやトマトなど、ナス科の作物には連作障害があるらしいのですが、そうした問題には無頓着で過ごさせてきました。今年もそれを繰り返すと、そろそろ何かが起こりそうな気がしないでもありません。今年は全面的に掘り上げて、全てを腹に入れてしまうことにします。その後は粘土質の土壌改質が終わるまで、何も作付けせずに過ごさせることにします。
2017年06月08日
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芝生のネジバナ(捩花)の花芽が、それと分かる形まで大きくなりました。この個体は2週間前まで、芝生の真ん中辺りで踏み付けられてクシャクシャになっていたのですが、安全地帯に引っ越して僅かの間にここまで立ち直りました。油断するといつの間にか全滅して姿を消すこともある一方で、こんな復元力を持ち合わせているのを見せられると、生命の不思議さを感じさせられます。 昨年、我が家のネジバナはプランタに植えたものが先行し、6/23に1番花が開花しました。今年は露地(芝生)の方が幾分先行しており、中でもこの個体が先頭を切って走っています。今年も同程度の時期に開花するとすれば、あと半月ほど・・・ということになりますが、今年は個体数がほぼ倍増しているので、ちょっぴり賑やかな景観が実現するかと期待しています。
2017年06月07日
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昨日取り上げたクジャクサボテンの花は、昨日の昼にはグタッ~と萎れていました。僅か1日の儚い命でした。という風な話は関係ありませんが・・・・ 1週間前に取り上げた眼鏡橋、播但連絡道路の虎臥城大橋にもう一度、ということで出掛けました。一昨日(日曜)のことです。この日も自宅を出る頃は雲は探しても見当たらないような好天でした。2時間少々車を駆って現地に到着した頃には、この日もいくらか雲が出ていました。内陸部ゆえ雲が出易いのか、はたまた2時間の経時変化で雲が広がったのかはっきりしませんが、撮影に支障が出るような曇天ではありません。 前回、この田圃で撮りたい!!と思っていた田圃はきれいに掻き均されて、水も張られていました。惜しむらくは水位が低く、ところどころ泥が露出していました。それでも何とかベターな位置を探して撮影した結果が上の画像です。やはり眼鏡には青空が似合う(!?)ようです。ということで、今年は間もなく梅雨に入り晴れ間も望み難いということで、今年の眼鏡橋探訪は今回で幕とします。
2017年06月06日
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クジャクサボテンが開花しました。ここ3年ほど作落ちが続いていたので前年比は出せませんが、最後の開花となった2013年と比べると、3週間遅れということになります。常時屋内に収容していて寒気に晒されることはない点を考慮すると、今年の成績はかなりの怠慢(!?)ぶりが伺えます。 という様な背景は横に置いて、何とも豪快な花です。全開時の花の直径は軽く20cmを超えます。例えていうと、かなりガッシリした大人の掌、思いっきり開いたパーといい勝負です。これで適当な”実”が生れば言うことなしなのですが、その気配は見せていません。純粋な非結実なのか、或いは近縁種の別品種の花粉が必要なのか、その辺は分かっていません。 ところで”葉”なのか”幹”なのかはっきりしませんが、画像の通り複雑に枝分かれして、一見してジャングルのような構成になってしまいました。花付きとは無縁の”枝”が大半で、随分無駄な構成になっています。今年は新規に差し芽を行って、こうした無駄のない株を仕立てたいと思っています。
2017年06月05日
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日本シュンラン(春蘭)の新子が顔を見せ始めました。画像はオレンジ花の「天紅香」という品種ですが、このポットではドーンと大盤振る舞いで3芽が顔を出しました。このポットで見つけたのを機に、他のポットも点検してみましたが、他には1ポットで1芽が見つかっただけでした。新子は遅い時は8月に顔を出すこともあり、本番はこれから・・・ということであり、新子の数はまだまだ増える可能性もあります(ウハウハ)。 余談になりますが、4月中旬に顔を出した、露地植え在来種の新子の方は・・・というと、今は身長(草丈)は6cmほどに伸びました。葉の枚数は4枚まで増えて、梅雨が明ける頃には大人と見まがう大きさになろうかと思います。但し、この個体は自然界に戻す候補の1番手で、梅雨が明ける前に実施に移すつもりです。
2017年06月04日
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原種ユリ(Lilium davidii )が急ピッチでツボミを膨らませています。10日前に取り上げた時は、花茎の先端で密集した葉っぱに首を竦めて隠れる様な格好でしたが、今は枝もしっかり伸びて随分スマートになってきました。ツボミにはまだ色は乗っていませんが、それも来週末ぐらいには変化が起きようかと思います。開花は月半ばくらいでしょうか .... この品種は一時は1株のみという状態まで追い込まれて、”全滅"が頭をよぎったこともありました。現在は若干勢力を回復して4株まで戻しています。増え過ぎるのも頭痛のタネになりますが”全滅”はもっと痛みが強い訳で、今程度の勢力を維持してくれるのが最良なのですが、何事も思い通りにはならないのが常の様です。
2017年06月03日
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1週間前に開花したサワラン(沢蘭)もとうとう萎れ始めてしまいました。その花芽が立ち上がった頃、先端にツボミが2個付いているのを見て、”レアケース”ということで狂喜したものですが、片方が先行して開花した頃にはもう一方は動きを止めてしまい、一時はこのまま立ち枯れか・・・と、少なからずガッカリしたものでした。 ところが長女(1番花)が萎れ始めると、そちらに振り向けていた養分が次女(2番花)に回せるようになったのか、少し膨らみを増した上に、ツボミが赤みを帯び始めました。一時は諦めていた一茎二花が、時間差は付いてしまいましたが、もしかすると実現するかも・・・と、僅かな希望が出て来ました。とは言うものの、次女の方はツボミのサイズといい、茎の太さといい、比べようもないほど貧相です。開花できたとしても、自分の頭(花)を支えられるかどうか、かなり怪しい雰囲気です。ひたすら「がんば!!」と声援を送るばかりです。
2017年06月02日
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シモツケソウ(下野草)が咲き始めました。我が家では個体数が最も多い最大派閥のシーズン幕開けです。昨年と比べて7日遅れの開幕になります。今開花しているのは花序の最下層ですが、徐々に花序の先端に向かって咲き進み、1週間ほどでピーク期を迎えます。 1個1個の花は4~5mmのごく小さな存在ですが、群れて咲くことで存在感は際立ちます。1つの花序の大きさは、ソフトボールより若干大きいぐらいです。昨年はそんな花序が60個を超えましたが、今年はやや作柄は低下して40個をいくらか上回る程度に留まりそうです。分布の範囲は前年と変わっていないので、かなりまばらな咲き方になるかもしれません。往年の賑わいを取り戻すためにも、株の地力の強化を図らなくてはならない訳ですが、さ~て、どんな手を打ったものやら ....
2017年06月01日
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