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芝生で踏み付けられてクシャクシャになっていたネジバナを、引っ越しさせて1週間が経過しました。第1陣はプランターに移しましたが、第2陣は同じ芝生でも滅多にワタクシが近付くことがない隅っこに移植していました。この暑い時期の引っ越しでは少なからずダメージが残るかも・・・と心配していました。その分、滅多にすることがない朝夕の水遣りも殆ど欠かさず実施して来ました。 引っ越したことの効果は絶大で、僅か1週間ですがクシャクシャだった葉っぱはシャキっと蘇った様です(注:参照画像と上画像は別物です)。復活した個体の中には、既に花芽を立ち上げ始めたものもあります。裏返せば、引っ越しが1週間遅れていたら、この花芽は踏み付けられて”お陀仏”だったかもしれません。いや~、久し振りにいい仕事をした気分です(自画自賛)。
2017年05月31日
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何ということでしょう。秋の花、ダイモンジソウ(大文字草)の「瀬戸翠」が開花してしまいました。昨年秋にこの品を購入した時、花は既に終わっていたため、開花した様子は目にしていませんでした。それがこの時期に面会することになろうとは予想もしていませんでした。苗のポットに付属していたサンプル画像では、確かにこんな色でしたが、バラツキの極限品だろう・・・という程度に受け止めていました。実際は謳い文句通りの発色だった訳で、多少とも疑ったことを恥じる次第です。 ダイモンジソウの現有勢力は、この品を含めても4点だけです。他の3点はいずれも赤系統なので、この淡い緑の1点は貴重な存在で、AKB48で言えばセンターポジションを占める存在です。とは言いながら、この様に寝惚けて開花した年は、本番シーズンには作落ちすることがない訳ではありません。この秋のシーズンがちょっと心配です。
2017年05月30日
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R427を西に走っていると、遠坂峠辺りで遠くにきれいなアーチ橋が、一瞬ですが望めます。いつか近くで写真に収めたいと思っていましたが、延び延びになって数年が経過していました。橋の場所は播但連絡道路の和田山JCT直前で、最近急激に人気が上がっている”天空の城”・竹田城跡の山にくっ付く形で掛かっています。橋の名前は「虎臥城(とらふすじょう)大橋」といい、この名は竹田城跡が乗っかっている山に因んでいるとか...。遠くからは分かりませんでしたが、緩やかにカーブしています。 この時期(5/27)を選んだ理由は、アーチ橋が水田に写り込めば”眼鏡橋”になるかも・・・という、期待先行型の決定プロセスに基づいたためです。自宅を出た頃は、上空は雲一つない好天気だったのですが、北上するに連れて雲が増えてしまい、現地は画像の通りの大曇天です。ただ東の空には青空も覗いており、橋には日差しが差して白く浮き上がっていました。 ”眼鏡”の方はどうだったかというと、こちらの通りです。絶え間なく微風が吹いていて、”眼鏡”は崩れ気味で不完全なものになってしまいました。時期も少し早かったようで、「ここで撮りたい」というような大きな田圃では、本格的な水張りはまだ始まっていませんでした。時期を改めて青空を背景に再挑戦したいと思っていますが、実現は何時になることやら・・・
2017年05月29日
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サワラン(沢蘭)が開花しました。我が家では初物なので前年比較はありません。一見して”半開き”の様に見えますが、この品種は概ねこの状態で全開です。開花前には大量のアブラムシが寄生していましたが、1匹1匹をピンセットで摘まみ出した結果、現在は無垢の状態を維持しています。 開花した個体の後方に写っているのが「一茎二花」を期待していた2つ目のツボミですが、初めて気付いた頃と比べて、僅かしか成長していません。購入時点の球根(バルブ)の大きさが梅干しのタネよりいくらか大きい程度だったことから、二花とも開花サイスまで太らせるにはスタミナが足りなかったのかもしれません。この「一茎二花」はかなり稀な例らしく、この先再現するのを期待するのは難しいかと思います。残念な結果に終わってしまいました。
2017年05月28日
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青花ホタルブクロ(蛍袋)が開花しました。偶然ですが1番花の開花は、昨年と同じ日になってしまいました。この1品だけで判断するのはいささか乱暴ですが、4月開花の草花が最大半月遅れていたものが、この時期、この品種でやっと遅れを回復した様に見えます。 そうした背景は横に置いて、いつもながらの鮮やかな発色です。この青みの強い紫が、この花の最大の魅力と言えます。もう1点保有する白花品と比べると、花は1回り大きく見栄えもしますが、鉢植えではそうそう増えないのが難点でした。そこで昨年秋に植え替えた際、試験的に1芽分を露地に植えていました。結果はなかなか良好で、株数も幾分増えただけでなく、1枚1枚の葉もかなり大きく育っています。今年は初めて”増殖”と言える状況が実現するかもしれません。
2017年05月27日
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ちょうど1週間前にこの場で取り上げたサワラン(沢蘭)のツボミが膨らみを増してきました。現在のツボミの大きさは1.5cmほど、花茎の丈は20cmほどに伸びています。ツボミの色はすっかり開花時の花色に染まっています。1週間前の予想より、かなり早く開花することになりそうな勢いです。1週間前に1茎2花が準備中と書き込みましたが、2花目は殆ど成長していません。期待した2花揃い踏みは敢えなく潰え去ってしまいました。 一昨日取り上げた原種ユリで、蜘蛛の幼虫が多数寄生していることを紹介しましたが、このツボミにも蜘蛛の幼虫や多数のアブラムシが寄生しています。不覚にも撮影時には気が付かず、後に画像をトリミングしていて気付いた次第です。開花を控えて今日にもピンセットで駆除してしまおうと思います。
2017年05月26日
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今年作落ちしてしまったシコタンソウ(色丹草)です。原因は株の老化ではないか・・・ということで、昨年秋に試験的に行った挿し木の要領で、思い切って株の若返りを図ることにしました。この時期を選んだのは、間もなく梅雨に入り、用土の乾燥リスクが少しでも下がれば・・・という魂胆からです。 差し木の培地には、小粒赤玉土と鹿沼土に、保水力を向上させる目的で細かく刻んだミズゴケを加えています。老化株(?)の先端の、そこそこ若い茎を切り出して培地に差し込んだ様子がこちら。上手くいったかどうかは、梅雨が明ける頃には判明するかと思います。目論見が外れたら、他の方法を考えなくてはいけません。
2017年05月25日
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露地の原種ユリ(Lilium davidy)がやる気満々(?)でツボミを見せ始めました。昨年の同じ時期には、ツボミはもう少し粒だっていたのですが、今年はまだ塊のままで、密集した葉っぱの間で首をすくめた様な姿です。育ち具合は数日の遅れ・・・といったところでしょうか。 それはそれとして、ツボミの塊周りには小さな蜘蛛の幼虫が多数寄生しています。画像の範囲に7匹ほどの幼虫が、あるものは半身を隠し、またある者は堂々と全身を露出しています。なぜこんなものが集まるのか、理由は全く分かりませんが、もしかすると小さなツボミが甘い汁か香を出しているのかもしれません。いずれにしても特段の悪さ(食害など)はしていないようなので放置していますが、開花する頃には姿を消します。
2017年05月24日
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間もなくネジバナ(捩花)が花のシーズンを迎えます。そんな中で、芝生に根付いたネジバナたちが悲惨な状況に陥っていました。園芸活動上、主要な通路となる芝生に根を降ろした個体は、行きに帰りに踏み付けられてクシャクシャになってしまいました。犯人は勿論ワタクシです。 多分、こんな状況でこれらの個体が今年花を咲かせる可能性は低いと思われます。ただ、このまま放置すると、いずれは枯死、消滅の道を辿るのは間違いなさそうです。自然界でこの花を目にする機会が激減している中で、折角芽吹いた個体をみすみす消滅させるのは避けたいところです。ということでこうした危険ゾーンに根を降ろした個体を掘り上げ、適当な場所に引っ越しさせることにしました。今回対象となったのは円内の5株です。 引っ越し先は芝生の周辺部か、それともプランタにするか迷いましたが、今回はプランタへの引っ越しを選びました。理由は周辺部は芝の伸び方が顕著で、後々芝刈りの際誤って刈り払うリスクを避けたかったためです。引っ越し先の様子がこちら。上段と左のクシャクシャの個体が今回引っ越したもので、平穏無事に生活してきた個体(画像下部)との差は顕著です。8月には一旦葉っぱは消滅しますが、無事に定着していれば9月ぐらいから新しい葉を出し始め、冬の間にほぼ今の葉の枚数を回復します。引っ越し対象はこれで約半分ですが、猛暑もあって昨日はこれだけで屋外作業は打ち切ってしまいました。
2017年05月23日
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ユキノシタ(雪ノ下)が最盛期を迎えています。こうなると一つ一つの花を取り立てて注視することはなくなります。で、今回は敢えて1輪にスポットを当ててみることにしました。 ざっと見回して、1番の美女(美男?)がコレ!!などと言ってしまうとかなり語弊がありますが、形や顔立ち(赤い斑点模様)を総合的に見て上位にあることは間違いありません。どうです? この流れるような長い脚線の美しさ。
2017年05月22日
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長い間作落ちが続いたシャコバサボテンが、4年ぶりに花を咲かせそうな雰囲気が漂い始めました。この品種で最後に花を見たのは2013年でした。花が咲かないのは株の老化が原因かも・・・と、然したる根拠もなく想像していたのですが、今のツボミが付いたのは、こともあろうに1番か2番目に古い部位でした。早い話、花を付けなかったのは日常の面倒見の悪さに起因していることがバレる結果になってしまいました。いやはや、お恥ずかしい限りで・・・・ それはそれとして、4年前の花が開花したのは5/8でした。画像のツボミのサイズ(2cm)から推測して、1週間やそこらでは開花しそうにありません。年間通して屋内に置いていて、春先の寒の戻りも無縁だったにも関わらず、です。面倒見に関する手抜きは、作落ちするだけでなく、開花時期、つまり草花の生活のリズムまでも狂わせてしまうようです(反省)。
2017年05月21日
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一昨日の赤花テシオコザクラ(天塩小桜)に続いて、同時にリクルートしていたユキワリコザクラ(雪割小桜)の植え替えです。7cm径の塩ビポット内は株別れした小さな新芽で溢れそうな勢いです。掘り上げてみると大きく2つに分けられそうで、少し力を加えただけで分割することができました。各々が10株前後の小株を擁していますが、流石にこれを分割することはできません。ということで今回はこのまま新居に移して、秋の手入れで本格的な分割と最終形への植付けを行うことにしました。 新居として用意したのは4号の陶鉢です。本来なら先の2分割苗を各々別のポットに植え付けるべきところですが、空き家が足りないのが泣き所で、秋までは少々窮屈ですがこの1間で辛抱して貰うことにしました。作業を終えた様子がこちら。テシオコザクラの時と同じ要領で、根と用土が馴染むまで、強い日差しを避けられる様、他の品種の陰で養生させることにしました。
2017年05月20日
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先般山口県に出掛けている間に、サワラン(沢蘭)に花芽が立ち上がっていました。その後もぐんぐん花芽は伸びて、ツボミがそれと判る大きさになってきました。現在のツボミの大きさは、左の大きい方で米粒程度・・・といったところです。開花時の花弁の長さは2~2.5cmということなので、米粒大というのは人間に例えれば幼稚園児相当といったところでしょうか。尾瀬近辺の湿原では8月頃が花期のようですが、我が家でこの個体が開花するのは梅雨のさ中になってしまいそうです。 ところでこの花に関する解説サイトによると、一茎一花が基本で、稀に二花が見られるそうです。画像にはツボミらしきものが2個確認でき、双方ともこのまま順調に生育すれば、その”稀”なケースということになります。この先何が起こるか分からないので、軽々しく喧伝する訳にはいきませんが、暫くはこの花茎の先端に大注目です。
2017年05月19日
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4月初めにリクルートしてきた、赤花テシオコザクラ(天塩小桜)が、花も終わったし、その後の種子が実った様子もなかったことから、そろそろ植え替えてしまおうということになりました。販売時に添付されていたラベルには、植え替え適期は”春”と記されていますが、既に初夏に差し掛かった今実施するのはどうか、という懸念はありますが、このまま夏を迎えることのリスクの方がより大きそうという判断から踏み切ったものです。 苗を掘り上げてみると、ザクっと数えて3芽が確認できましたが、まだいずれも固い根茎で繋がっていました。強引に引き剥がしてダメージを与えるのは避けたいという判断で、今回は繋がったまま植え付けることにしました。用意した新居は4号陶鉢です。販売用ポットの用土は小粒鹿沼土100%で植付けされていたことから、いつもよりかなり鹿沼土の配合比率を上げた用土で植え付けることにしました。作業を終了した様子がこちら。暫くは強い日差しを避ける目的で、他の草花の葉陰になる場所に置いて、根が用土に馴染むのを待つことにします。
2017年05月18日
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昨日紹介した東後畑棚田へのツアーには、もう一つおまけが付いていました。棚田の現場から西に28kmほどの所に、角島大橋という全長2kmほどの橋が架かっています。この橋と青い海のコントラストが実に美しいというウワサを聞き、棚田見物のついでにこれも組み込んでしまえ、ということでセットのツアーとなった次第です。 実は棚田より先にこの橋に行きました。何分にも夕日の棚田は夕方なので、その前にこちらの橋を先に見ておけば、1日で案件2つが片付く・・・という魂胆です。現地に着いたのは朝5:30頃でした。こちらも早朝は厚い雲に覆われていましたが、ダメ元で3時間ほど仮眠を取っている間に上空は晴れて来ました。画像はこの頃撮影したものですが、太陽光が薄い雲に散乱されて柔らかくなり、影にドギツさがなくなったのはラッキーでした。いつもの要領で画像をクリックすれば、一回り大きなサイズでご覧戴けます。
2017年05月17日
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表題の3点揃い踏みの絶景が見られるという評判を聞いて、山口県の長門市まで出掛けてみました。Webで画像検索すると、実に美しい写真が多数ヒットし、見ていて飽きることがありません。ワタクシもあんな風景に浸ってみたい…ということで、いざ出動…と相成った次第ですが、そこは自然が相手、何時でも万事うまく運ぶことは殆どありません。 まず夕焼けは?というと、朝、上空は厚い雲に覆われていて、どうなることかと気を揉みましたが、夕方までにこうした雲も取れて、高層の薄い雲が残るだけになっていました。この高層の雲が適度に夕日の赤みを反射して、なかなかの出来栄えでした。100点満点で70~80点、合格点です。 次の棚田は?というと、出掛けたタイミングが少し早かったことと、耕作放棄と思しき田圃が散見され、出来栄えは50~60点、「もう少し頑張りましょう」といったところです。 3つ目の漁火は、今年イカが不漁ということで、漁師さんたちが出漁を放棄してしまい、画像の視野内に漁火は皆無です。ということで、ここは0点です。 ということで、総合評価は40~50点といった所で、合格には届きがたい成果でした。出先での処理のため、画像はJPG画像をちょっといじったたけなので、帰宅後RAF画像を編集して、もう少しシャキッとしたものにしたいと思っています。
2017年05月16日
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ホウチャクソウ(宝鐸草)の「肩紅花」が開花しました。前年と比べて22日遅れの開花です。このところ季節の進行とともに開花日の遅延日数は縮まる傾向を示していましたが、隠れていた問題が破裂するように噴き出た感じです。とは言っても、遅くなっても花を咲かせる意思を貫いたのは立派な方で、季節感に敏感なものの中には、これほど遅れると開花を放棄するものもあります。 ところでこの個体は、花のお尻(距)の部分がほんのり赤く染まるタイプです。昨年はかなり濃く染まったのですが、今年は全くその気配が見られません。これでは「肩紅花」という銘なのかプロパティなのか定かではありませんが、名に恥じる惨状と言わざるを得ません。山野に自生する在来種と見誤りそうな出来栄えです。 その在来型のホウチャクソウは?というと、今年は完全作落ちしそうです。未だに株が姿を見せておらず、単純な作落ちに留まらず、もしかすると全滅か・・・というレベルの深刻さです(半べそ顔)。
2017年05月15日
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八重咲ユキノシタ(雪ノ下)が咲き始めました。昨年と比べて7日遅れの開花です。本家(?)と比べると若干遅れ幅は広がりましたが、それはちょっと大きめの誤差ということにしておきます。細かな比較は横に置いて、この八重咲品は花弁の配置や枚数を司る遺伝子構造に欠陥でもあるのか、花弁の構成や配置に同じものを見出すのは困難な有様です。加えて、本家ユキノシタと同様、上位の花弁に散らした赤い斑点模様は花毎に違いがあって、眺めていて飽きることはありません。こんな特技(?)を武器に、本家と共に梅雨に入る頃まで小庭の一隅を地味さ(!)で満たしてくれます。但し、それも我が家に置いては最後になるかもしれません。
2017年05月14日
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3日前にこの場で紹介したメロン・「シルクロード」の苗が、弱ってヘロヘロになる前に植え付けてしまえ・・・ということで、プチ菜園の一角を手入れをした上で実行してしまいました。この菜園は何度か紹介した通り、大量の腐葉土や醗酵牛糞を梳き込んでいて肥料分は豊富なのですが、基本的に土壌が粘土質であるため、乾燥が進むとカチンカチンに固まってしまいます。この欠点を克服する目的で、劣化した園芸用土(主成分は赤玉土と鹿沼土)や針葉樹の樹皮を粉砕したものの他、卵の殻を粉砕したものを梳き込みました。作業が終了した状態では土壌はフカフカですが、今日の雨が上がった後どうなるかが注目点です。 画像の下半分が植え付けた場所の全景、上半分が各々の苗の植付けた状態です。今日の雨で苗の定着はかなり後押しされるのではないかと期待しています。気になるのは、添付されていた栽培マニュアルによると、雨に当たらないところ、つまりビニールハウスがベスト!!なんだそうですが、我が家でそれは実行不可能です。もしかすると、この点が命取りになるかも・・・という気がしないでもありませんが、「当たって砕けろ」で進むしかありません。
2017年05月13日
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芝生のニワゼキショウ(庭石菖)が咲き始めました。前年に比べて7日遅れの開花です。ここでも前年比遅れ幅は、一時の半分まで縮まって来ました。やっと平年並みのペースに近付いてきた様です。花の大きさは直径2cmほどで、画像の白花の他に、濃い紫花の個体も存在します。どちらも見た目には実に可憐ですが、その裏に恐ろしい特性を備えています。 4坪あるかないかという小さな芝生ですが、ここに一時は数10株ものニワゼキショウが根付いたことがありました。何の手も打たずに放置すれば、そう遠くない時期に芝生はこの草に蹂躙されてしまいそうな勢いでした。慌てて1株1株を手抜きに掛かり、昨年には2株を残してほぼ駆除してしまいました。残った2個体も花が萎れたら直ちに摘果し、決して種子を実らせない様にして増殖を押さえ付けているのが実状です。画像の花も開花2日目の今日には萎れてしまいます。この先1ヶ月ほどは、咲く→萎れる→斬首という、考え様によっては残酷なルーティンワークが繰り返されます。
2017年05月12日
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今年、作落ちした大輪トキソウ(朱鷺草)でしたが、現在は親バルブの養分を利用して自身の肥培にまっしぐら・・・といったところです。その増殖に暗い影を投げかける様な事態が起きています。 画像の様に1個のバルブから3個の新芽が出てしまったのです。新芽が1個だけなら親バルブの養分で子株のバルブを自立可能なサイズまで太らせることも可能なのですが、古株が3個ともなると養分の絶対量は圧倒的に不足します。下手をすると親の支援では、どれも自立可能なサイズまで育たないかもしれません。運よく自立できたとしても、秋までに開花可能なサイズまで大きくなるのは難しそうです。このままでは来年も作落ちが避けられそうにありません。 余談ですが、そのトキソウバルブの前方中央に小さな緑が控えています(小円内)。これは1点だけ生き残ったサギソウ「青葉」なのですが、芽出しを始めた途端に葉先を盗賊に食われてしまいました。負傷(?)しながらも2枚目、3枚目の葉を出そうとしており、へこたれる様子はありません(大円内)。この子には「増えろ」などという大きなノルマを課す気はありませんが、せめて花を咲かせられる様、奮起願いたいものです。
2017年05月11日
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これまでに何度か菜園生活にトライして来ましたが、その都度盗賊ども(主にナメクジとダンゴムシ)の襲撃に遭い、ギブアップしてしまうという道を辿ってしまいました。例えばイチゴを栽培した時は、赤く熟し始めて、明日辺り収穫できそうと目星を付けて、当日行ってみると半身を食われたイチゴが残されていた・・・とか、プチトマトでは穴を開けられた実に、ダンゴムシが住み込みで食い散らかしていた、という風な悲しい事例に事欠きません。 ということで、菜園生活はこの5-6年放棄していたのですが、約1坪の畑エリアが雑草どもの繁殖地と化しているのを見るのも辛いものがあって、もう一度有効活用してみようという気になりました。そこで選んだのが表皮の固いメロンです。品種名は「シルクロード」といい、糖度は16~17度にもなるそうな。目論見通り賊どもの襲撃をかわせるかどうかは分かりませんが、3ヶ月間戦ってみることにします。乞う.ご期待。
2017年05月10日
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ユキノシタ(雪ノ下)が咲き始めました。昨年と比べて4日遅れの開花です。横並びの開花遅れも、何とかここまで追い付いて来ました。ここまで縮まると、誤差の範囲に少しゴミが付いた程度で、”平年並み”とか”前年同程度”も視野に入り始めました。春の底冷えの影響を2ヶ月近く引きずったことになる訳ですが、それも間もなく縁が切れそうです。 この草花も一時はポットで栽培したものですが、現在は全て露地でです。言わば放し飼いの様なものですが、そろそろそれも廃止・・・つまり駆除を考え始めています。何しろ繁殖力が旺盛で、油断すると手に負えなくなることもしばしばです。一部を公園脇の林床など何ヶ所かに移植するなどして、会いたくなれば会いに行ける措置を講じた上で、我が家の個体は「0化」しようと考えています。
2017年05月09日
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「ぜんいんしゅーごー(全員集合)」「せいれーつ(整列)」・・・・ 反応なし「ばんごー(番号)」 「1」、「2」、「3」、「4」・・・・「9」、 ・・・ 「全員揃いました」サギソウ(鷺草)の「銀河」が芽出ししました。整列状態は甚だ不出来ではありますが、リクルートし、植え付けた9球全員が芽出ししました。不良球、植付けの不手際などはなかった・・・ということで、取り敢えず一安心です。 問題はこれから先で、花の時期である7月まで、どの様にしてセキュリティを確保するかです。培地のミズゴケは盗賊ども(ナメクジ、ダンゴムシ)の絶好の隠れ場所で、ヤツ等は住み込みで新芽を喰らい尽くそうと虎視眈々とチャンスが訪れるのを待っています。対抗策としてポットの周りに濠を巡らせるのが、かなり有効であることが以前の実験で確認済です。ということで今年も深めの水受け皿に水を張り、その中心にポットを置くことで、賊どもを撃退しようと考えています。今から2ヶ月半が勝負どころです。
2017年05月08日
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今年もシモツケソウ(下野草)がやる気満々です。とは言っても、始動は「右に倣え」で遅れており、昨年の場合と比べると10日以上、2週間以内の遅れがあります。今回に限り遅れに幅を持たせたのは、ツボミの状態(成長の度合い)が客観的に比較できないためです。 昨年は5/23に咲き始めたのですが、今年は6月にずれ込んでしまうかもしれません。作柄予想は?というと、まだ花芽の大半は葉っぱ群の中に隠れており、カウントもできません。あと1週間もすれば、頭一つ抜け出てカウントも可能になるかと思います。その頃改めて作柄予想が紹介できれば・・・と思っています。こちらが昨年の満開時の様子ですが、この状態からいくらかでも賑わいが増していれば「成長の跡あり!」ということになるのですが、さてさてどうなることか ....
2017年05月07日
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白花シラン(紫蘭)が咲き始めました。昨年と比べて7日遅れの開花です。これまでに開花した他の草花では12日から15日遅れのものが多かったことを思うと、遅れの幅は少し縮まったと言えそうです。昨年は盗賊(害虫)の大発生で、開花早々から花の命、顔を食われるものが続出しました。今年も同じ種類の賊が一足早く大発生し、ドイツスズランの葉っぱが大きな被害を被りましたが、特効薬・キ○チョ-ルを早々と取り出して駆除に当たった結果、今のところこの品種での被害はごく軽微です。 この品種の花期は長く、6月に入るまでは咲き続けます。その花が一巡した頃を見計らって、現在の場所から、もう少し日当たりのいい(つまり乾燥し易い!!)場所に、個体数圧縮を伴う大移動を行う予定です。一部は新たな嫁ぎ先を探すつもりですが、あぶれるものも出るかもしれません。
2017年05月06日
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久し振りに・・・正確にいうと3年振りにハマナス(浜梨)が開花しました。開花時期の比較データは2014年と少々古くなりますが、日付は1日差でこれは誤差の範囲内としていいでしょう。一般的にこの花の花期は5月から8月と言われていますが、我が家では5月に咲いた後、10月から11月に思い出したように咲きます。北方系のこの花としては、我が家の7月、8月のクソ暑い(失礼)時期に花を咲かせるなど冗談じゃない・・・ということかもしれません。 ところで3年もの間作落ちした理由ですが、実にお粗末なものでした。樹高が私の背丈ほどまで大型化した3年前、大ナタを振るって20cmほどまで切り詰めてしまいました。当時の思惑としては、残った切り株から新芽が出て、翌年の春には花が見られる筈(あくまで期待ベース)でした。ところが期待に反してその切り株は枯れてしまい、大ピンチを招いてしまいました。その後、1年ほど経った頃地下に残った根から芽吹いた新芽が姿を見せ、2年がかりで開花能力を備えるところまで回復した次第です。樹高は再び1.5mを超えようとしていますが、剪定にはかなり臆病になっています。
2017年05月05日
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先般のスナゴケに続いて、コケをもう1点育ててみたい、という願望に駆られて実行に移してしまいました。選んだのはカモジゴケ(髢文字苔)です。名称については100%の確信がある訳ではありませんが、沢沿いや尾根でも多湿なところで、ふかふかと分厚く繁茂しているのをよく見かけます。 コケ栽培の指南サイトによると、コケには根がある訳ではないので、”植え付け”というのは間違いだそうです。これに変わる適当な単語を思い付かないので、この場では間違ったまま使いましたが、悪しからず・・・。コケは茎と呼ぶのか、あるいは胴と呼ぶのかよく分かりませんが、完全に枯死していなければ、黄変して乾燥していても培地に蒔いておけば再生するものだそうです。今は息を吹きかければコロコロ転がって移動するような存在ですが、やがてこれから仮根が伸びて培地を掴むようになり、更には新たな葉も伸び始めるそうです。指南書通りコトが運ぶかどうか、取り敢えず時間が経過するのを待つことにします。
2017年05月04日
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ドイツスズラン(鈴蘭)が開花しました。この品種は昨年完全作落ち(開花見送り)したため、前年比較はできません。で、2年前の実績と比較してみると8日遅れでした。芽出しが始まった頃にもこの品を取り上げました。その際、今年は個体数が激増している旨書き込みました。その当時は、直感的に今年は花は大豊作か・・・などど期待したものですが、実際に開花時期を迎えてみると花芽を擁した個体は意外なほど質素なものでした。今確認できる花芽は僅かに3芽で、これは単純に落胆すべきか、あるいは”0"からのリカバリーの途上として一定の評価をすべきか、判断に迷っています。 それはそれとして、この品種も個体数の激増ぶりは、他の草花の生存に脅威をもたらそうとしています。現に隣接して植え付けていたカキラン(柿蘭)やホウチャクソウ(宝鐸草)が、この時期になっても姿を見せていません。考えたくはない結論ですが、もしかすると生存競争に負けて絶滅したのかもしれません。こうした弊害への対応として、一部をプランタ暮らしに戻し、貧栄養下の生活環境に置き、増勢にブレーキを掛けることも考え始めています。
2017年05月03日
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白花ミヤマオダマキ(深山苧環)が開花しました。昨年と比べて12日遅れの開花で、ほぼ今年の傾向に準じていると考えて良さそうです。ただ、この遅延日数は半月(or2週間)→13日→12日と、暦が進むと共に短くなる傾向が見られ、初夏の花に移行する頃にはズレはなくなるのでは?と思われます。紫花のミヤマオダマキを紹介した時、草丈が伸びず、横に広がる傾向が見られる旨書き込みましたが、この白花品もほぼ同じ傾向を堅持しており、丈は最大でも25cm止まりです。 2年ほど前には、この品種は僅かに1株まで減ってしまい、種の維持は大丈夫か?などと心配もしたものですが、現在この個体の周辺に数株が根付いて、花を咲かせ始めました。取り敢えず種の断絶の危機は回避できたことになります。こうなると次の問題は、増え過ぎ→総量規制→規制の過剰→絶滅危機のサイクルに陥らない様、常時適切な監視が必要なのですが、これがなかなか難しい作業であることも事実です。
2017年05月02日
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自称・ハクサンコザクラ(白山小桜)が開花しました。昨年と比べてほぼ2週間(実数=13日)遅れての開花です。この品も、今年のトレンドにほぼ完全に同調しています。花の数は昨年と同じ3輪・・・ということは、この1年は何の成長もなかったと言われかねない成績です(反省)。今年は肥料の種類を変えてみて、どうなるか様子を見ようということで、新しいものを調達しました。 ところで冒頭で”自称”などと意味不明な単語を付加してしまいましたが、正確にいうと種苗会社は「ハクサンコザクラ」と宣言していますが、花の容姿から判断してワタクシには「違う!!」という回答しかできません。理由は、(1)ハクサンコザクラの花弁に白い縁取り(覆輪)は入らない、(2)ハクサンコザクラの花弁の切れ込みはもっと深く、”V”の字に近い、(3)ハクサンコザクラの花弁中心部は白く、更にその中心部は鮮やかな黄色である・・・などの理由に基づくものです。これだけ形状や配色の違うもが販売されたのは、種苗会社で何らかの取り違えがあったのではないか、などと思っていますが、だったらこれは何者か・・・という疑問は解決していません。この疑問が解消するまでは、頭に”自称”という冠を付け続けることにします。・・・という様な騒ぎを別にすれば、花はきれいでしょ?
2017年05月01日
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