全28件 (28件中 1-28件目)
1

露地のフクジュソウ(福寿草)が開花しました。前年は栽培していなかったので、早い遅いという比較はできません。当初、ツボミは4個発生していましたが、間もなく開花か・・・という段階になった頃、ナメクジの襲撃を受けました。折角のツボミに何をするかっ!!と、ついつい熱くなってしまい、特効薬の防虫剤を一吹きしてしまいましたが、これがよくなかった。薬剤のかかった2個のツボミとその茎が、翌日には枯れてしまいました。次からは必ずピンセットなどで除去した上で、噴霧します(気分は反省猿)。ということで、今生き残っているのは画像に写った2個のみとなってしまいました。
2017年02月28日
コメント(0)

雪割草の無銘№2が開花しました。カテゴリーとしては2段咲のピンクの品で、既に枯死した他の品とバンドルされていたものです。本命が昇天する一方で、露骨にいうと添え物だったこの品が生き残ったというのは皮肉ですが、お陰で無役の地位が一転して、そこそこの重要な地位を占めることになってしまいました。それも自然の摂理かもしれません。 長女(1番花)の顔立ちはやや歪であることに加え、花軸の長さは3cmそこそこしかなく、甚だしく残念な出来栄えと言わざるを得ません。ま、それは寒の時期に耐えて咲く1番花にはよくあることで、現在膨らみを増しつつある次女から四女までの後続のツボが開花する時には、きっちり改善されていることを祈ることにします。
2017年02月27日
コメント(0)

このところ寒さが緩んだかな・・・という印象が鮮明ですが、その隙を突くようにリンドウ(竜胆)が始動していました。ただ今の丈は1cmほどで、すぐ隣では丈3mmほどの弟分も後を追っています。昨年までは草丈が10cm前後に伸びるまで、この草の始動に気付くことはありませんでした。この品種はずっと露地に植えていて目が届かなかったり、他の品種や雑草に隠れていたのが理由ですが、今年はこの個体から20cmほどの位置に、福寿草を植え付けたことから、日々の観察のエリアに入ったことで、芽出し直後の姿を捉えることになってしまいました。 これまでこの品種に関して、茎の太さに逞しさが欠けていて、花の時期に自立もできないという弱点を抱えていました。この1株から3芽前後の花茎が立ち上がって来るかと思いますが、今年は1芽だけ残して後は摘心し、丈夫な花茎が実現するか実験してみようと考えています。
2017年02月26日
コメント(0)

日本サクラソウの「鹿島」が始動していました。昨年より8日ほど早い芽出しの始まりです。このところ寒さが厳しかったので、まさか始動するとは思いもせず、見回りを怠っていました。初見でこの大きさということは、実際には2日ぐらい前に頭を出していたかもしれません。因みに昨日時点では、画像の個体を含めて合計5芽が顔を出していました。 芽出しの次のイベントと言えば開花・・・ということになりますが、この品種の助走期間はかなり長めです。昨年は芽出しから開花までタップリ1ヶ月かかりました。この品より後で芽出しが始まったイカリソウが先に開花することも珍しいことではありません。ということで、今年の開花は3月末から4月早々になるかと予想しています。
2017年02月25日
コメント(0)

コシノコバイモ(越ノ小貝母)が開花しました。今年も”晒し首”スタイルから脱却できずに、この時期を迎えてしまいました。あ~~ア(溜息)。1ヶ月前に始動した頃には、過去数年と比べていい形での芽出し風景だったことから、もしかすると今年は・・・などと期待したものですが、実際に開花の時を迎えてみるとこんな有様でした。 雪割草などもそうですが、寒の時期に咲く花は花持ちが大幅に伸びる傾向があります。この品も10日ほど持ってくれれば、その間に花軸も伸びて標準的なスタイルを取り戻す可能性がない訳ではありませんが、気温の動向次第で変動するので、そうした願望の実現が約束されたものではありません。
2017年02月24日
コメント(0)

昨日のコマクサに続いて福寿草2点の処理です。処理と言っても、既に開花に向けて大きく踏み込んだものを、正規の方法に則って植替える訳にはいかず、さりとて画像のような黒い塩ビポットでは風情に欠けてしまいます。で、両者の妥協点として、正規のポットに塩ビポットごと埋めてしまうことにしました。つまり化粧用の仮植えです。 塩ビポットを用土の表面ギリギリまでカットし、一回り大きな陶鉢に収容します。周辺の隙間に適当な用土を詰め、花芽が適切な高さになるまでレベルを揃えて作業は終了です。beforeに対してafterの方が一層見栄えが良くなったのではないでしょうか。同様にもう1点の「秩父真紅」も陶鉢に”収納”して作業は終了です。これだと、花苗の根回りの用土には何のストレスも加わっていないので、成長中のツボミは何が起こったかも分からないままだろうと思います。 この2点とも、花が終わった後もう一度掘り起こして、露地に定植することになります。時期は概ね3月上旬頃、その頃暖かくなっていればいいのですが・・・
2017年02月23日
コメント(0)

「春一番」明けの昨日はよく冷える1日でした。最高気温は7℃まで届いたかどうか・・・・。そんな厳しい日でものんびりできないのが、リクルート後の花苗の始末の辛いところです。四季咲きコマクサの「茜」は既に芽は動き始めており(円内)、急いで植え替えなくてはいけません。塩ビポットから掘り出してみると、根は5~7cmのところできれいに切り揃えられており、用土と馴染んだ様子は見られません。どうやら直前に圃場で掘り上げて、所定の塩ビポットに収まる様に切り詰められた様子です。これなら今植え替えることによるストレスは、殆ど気にしなくていいレベルかもしれません。 用意したポットは4号陶鉢です。販売ポットの用土に倣って、いつもよりかなり鹿沼土の比率を上げた用土に、適量の化成肥料を混ぜて植え付けた様子がこちら。向う1週間程度は寒さが続くようなので、当面は屋内に避難させることにします。何とか無事に定着してくれればいいのですが・・・
2017年02月22日
コメント(0)

昨日は途中で説明を端折ってしまいましたが、上の画像が調達してきた新顔花苗3点の顔ぶれです。品種は左から四季咲きコマクサ「茜」、福寿草「秩父真紅」、同じく福寿草「紅撫子」です。右端の個体は既に開花してしますが、ツボミはもう1個存在するので、そちらに期待して購入を決めました。因みに福寿草2点は、同社のネットショップ上では完売となっていましたが、実店舗には在庫が残っていました。この他にも何点か候補をリストアップして行ったのですが、一部は山中の圃場に植わったまま、先般の雪で掘り上げができないとかで、諦めざるを得ませんでした。 さて、この子たちのこれからの身の振り方です。コマクサはポット植えにしますが、福寿草2点は露地に植え付けようと考えています。理由はこれまでに福寿草類には何度もトライして来ましたが、夏越しできずに姿を消してしまいがちです。乾燥もいけないし、水を遣り過ぎても根腐れを起こしている様です。その点露地なら自然の雨任せで好成績が得られる様なので、今回から取り入れることにしました。初冬に掘り上げてポットで花の時期まで過ごさせ、花後再び露地に戻すという周期的転居を繰り返すつもりです。
2017年02月21日
コメント(0)

法事で故郷に帰ったついでに、久し振りに宇和島市・三浦半島の段々畑を見に行ってみました。20何年かぶりの再訪でした。前回は正月直後ぐらいで、作物のジャガイモの葉も密度の薄い時期でした。今回は狭い畑一杯に葉を茂らせていて、時期としては絶好の時期でしたが、結果は生憎なことに分厚い雲に日差しが閉ざされて、コントラストの薄い平板な出来栄えになってしまいました。画像の奥方向は青空が写っていますが、背後の太陽の方角は大曇天です。この頃には雲の動きは希望とは逆の動きだったため、諦めて岐路に就きました。 1時間弱経過して宇和島市街に着いた頃には、上空には真っ青な青空が広がっていました。もしかするともう少し我慢していれば、絶好の撮影条件が実現したかもしれませんが後の祭りです。今回は段々畑は諦め、伊予市の行きつけ(と言う程ではありませんが・・・)の園芸店に立ち寄り、山野草の苗3点を仕入れて戻って来ました。そちらは後日改めて報告します。
2017年02月20日
コメント(0)

自生地の雪割草(オオミスミソウなど)も間もなく動き始めるだろうと思いますが、我が家の雪割草はこれまで何度かこの場で取り上げてきた通り、一足お先に咲き始めています。画像の個体は雪割草の4番手として出番を待つ、無銘品です。二段咲きのピンク花だったように記憶していますが、正確な記録も記憶も残っていません。我が子の顔を忘れるなど、親にあるまじき失態ですが、せめてもの罪滅ぼしに今年の花の時期が終わった頃を見計らって、現在のシェアハウス住まい(混栽)から戸建てに転居させることにします。こんな太っ腹風な措置が取れるのは、実は昨年夏の間に多数が枯死してしまい、空き家が出たためです。一山ナンボの廉価品も、1年後にはVIP待遇・・・そう、山野草の世界にも激しい下剋上があるのです。
2017年02月19日
コメント(0)

この2日間、地方によっては春一番の強い風も吹いたようですが、関西は概ね穏やかで温かみが感じられる陽気でした。厳しかった寒の時期も、ようやく遠ざかろうとしています。 その厳寒期を、夏草でありながら葉っぱを伸ばしたまま過ごした強者がいます。画像のオキナグサ(翁草)もその一つです。1月末の最も気温が下がる時期には、凍死の憂き目を見るだろうと予想していたのですが、この予想はどうやら外れそうです。全身”茹でダコ”カラーに染まってはいますが、これは豊富な日差しを浴びさえすれば、本来の青みを取り戻します。因みにオキナグサの仲間は、我が家では4種、20株ほど保有しているのですが、この1株(2芽)の外は露地もポットも殆どが姿を消して、深い眠りの中にあります。この寝つきのよい普通の子たちが眠りから覚めるのは、2~3週間後になろうかと思います。
2017年02月18日
コメント(0)

寒さは節目を超えたようで、昨日は屋外でもコートなしで活動できるような暖かさでした。そんな天候を待ちわびた様に、雪割草が出番を待っています。画像は一昨日も取り上げた「透翠」ですが、1株に12個ものツボミがひしめき合うように膨らみを増しています。そうした中でも、画像で上方に伸びた2芽は最も先行しているもので、来週ぐらいには開花するのでは・・・と予想しています。 この土・日は気温はやや低めのようですが、それでも10日前と比べれば冷え込み方はかなり緩やかです。ここを乗り切れば、長く土の中で身を潜めてきた草花も一斉に目覚めるに違いありません。山野草ファンにとって、心躍る季節がやって来ようとしています。
2017年02月17日
コメント(0)

本格的な冷え込みに伴い寝たふり(死んだふり?)モードで休んでいた白花タンポポが目を覚ました様です。今年に入ってから最近まではポツリポツリといったペース、数字で表すと1ヶ月半の開花数は片手で数えられる程度の咲き方でした。それが昨日は一気に4輪咲いていました。早朝は寒かったものの、久し振りに日中の気温が2桁近くまで上昇したことが後押ししたものと思います。 今日から最高気温は2桁乗せが予報されています。3月の足音が聞こえそうな時期でもあり、この花の開花数も激増しそうです。花後確実に生成する綿帽子・・・つまり種子の発生を抑え込むには、花が萎れた後1-2日以内に摘果する必要があります。梅雨の時期までの3ヶ月余り、この摘果がワタクシの必須業務になってしまいます。
2017年02月16日
コメント(0)

雪割草2番手の「透翠」が10日前に開花した時には、変異弁は球状の塊でしたが、ここに来てやっと全開に近い状態に漕ぎ着けました。強い寒気がブレーキになって、こんなに日数がかかってしまったものと思います。この品は昨年3月に調達したものですが、その時は新潟市で寒の時期を過ごしたこともあって、同じ状態に漕ぎ着けたのは3/12でした。今年は全開時期が大幅に早まった訳ですが、もしかするとこの傾向は定着するかもしれません。 もう一つ、花の様子に顕著な変化が認められます。昨年は花弁に緑が滲んでいたのですが、今年の1番花ではその特徴が完全に消えてしまい、純白に化けてしまいました。この点はちょっと残念な変化で、大量(2桁乗せの見込み)に用意された後続のツボミでは、何とか昨年の仕様を思い出す個体が現れて貰いたいものです。
2017年02月15日
コメント(0)

厳しい寒波で多くの草花が動きを止めて、”フリーズ”モードに落ち込んでいる中で、微速ながら密かに動き続けているものもあります。画像はイカリソウ(錨草)の「楊貴妃」ですが、寒さをさほど苦にする様子も見せず、着実に茹でダコ色の新芽を伸ばし続けています。 11月末にこのポットの植え替えを行った時には、既に越冬芽は用意されていました。その頃には新芽の色は白からピンクの淡色系でした。植え戻した際には、その新芽が1cmぐらいの深さになる様に用土を被せていたのですが、寒中にここまで這い出してしまいました。寒さが緩み始めると一気に走り始めそうな雰囲気で、少々心配な面もあります。
2017年02月14日
コメント(0)

最上級の冷え込みのさ中ですが、露地のフクジュソウ(福寿草)はマイペースで膨らみを増しつつあります。前回取り上げた時には、苞葉の隙間から葉っぱやツボミの一部がちょっとだけ覗いている様な状態でしたが、昨日現在完全に弾けたように苞葉から溢れ出して来ました。ツボミの大きさは、大豆粒からグリーンピース大まで膨らんでいます。流石は高山系・寒冷地仕様(?)の野草です。 とは言いながら、実は透明プラスチックケースで覆って、夜間の寒気や季節風の影響を和らげているので、手放しで褒められたものではありません。それはそれとして、次の関心事はいつ頃開花しそうか・・・という点に絞られます。現在の寒波も週半ば辺りから撤収し、その後暫くは暖かそうなので、成長はかなり加速すると思います。来週ぐらいには何とかならないか、などと期待は膨らみます。
2017年02月13日
コメント(0)

3週間前に地上に頭を出したコシノコバイモ(越ノ小貝母)でしたが、以来寒気が勢いを増したこともあって、すっかり動きを止めた感があります。図体(茎)の成長の跡は全く見られず、身の丈は当時のままです。これに対して、ツボミの方は極めてゆっくりではありますが膨らみを増しつつあり、葉っぱの隙間から白い花弁が覗くようになりました。という風に説明すると、何となくめでたい兆しの様に受け止める向きもあろうかと思いますが、実はこれが困りものなのです。 この個体をリクルートして以来、開花時の草丈は1cmほどにしか伸びず、一見すると花を地面に投げ出したような、別の言い方をすると晒し首の様な咲き方を繰り返してきました。3週間前に姿を見せた時にはツボミの気配はなかったので、もしかすると今年は正常な形での開花が実現するかも・・・などと期待したものですが、結局昨年までと同じコースを辿ることになるかもしれません。あ~ア(溜息)
2017年02月12日
コメント(0)

これまでは多年草中心に園芸を楽しんできました。それに対して上の画像は見ての通りコケです。品種は多分スナゴケ(砂苔)だろうと思うのですが、確信はありません。小庭の芝の中に生えていたものを、米粒ほど摘み取って、昨日取り上げたシノブのポットの一角に据え付けた(根がないので”植付け”はできない)ものです。真冬でも青みを失うことのない耐寒性に優れた品種で、それが屋内のそこそこ暖かい環境に移って、機嫌よく過ごしているように見えます。 これまでにもコケ類には手をだしたことがない訳ではありません。ただ、ついつい乾燥させてしまい、長持ちさせることができませんでした。昨年八経ヶ岳に登った際、コケの大群落の美しさに魅了され、初歩の初歩ということで、手近なこの品種でリトライすることにしたものです。置き場所が洗面所ということで、1日に何度も目配りする機会があり、今のところ水切れは起こしていません。現在のこの塊の大きさは、幅1cm、奥行5mmほどですが、夏までに10円玉ぐらいにならないか、などと期待しています。
2017年02月11日
コメント(0)

この欄でシノブ(忍)を何度か取り上げましたが、全て葉っぱの様子についての内容でした。それに対して今回は胴体(茎?・蔓?)がテーマです。 この2ヶ月、洗面所の20W蛍光灯に顔をくっ付ける様に設置して、光量を確保しながら様子を見守ってきました。気温が10℃を切ることがない環境で、1ヶ月前の葉っぱに続いて胴体も動き始めた様です。と言っても今の大きさは、右に伸びた大きい方で5mmほど、中央付近の小さい方は2mmほどの小ささです。常用のニコ1のオートフォーカスでは合焦もままならないので、久し振りにD810+マクロレンズの登場という大掛かりな作業になってしまいました。 さて、この微小な新芽がこの先どんな風に大きくなって行くのか・・・が興味の的なのですが、何分にもこれを育てるのは初めてのことです。この先どんな振舞いを見せながら大きくなっていくのか見当もつきません。ということで、節目ごとにこの場で取り上げて紹介して行きます。どうかご期待ください。
2017年02月10日
コメント(0)

厳寒の時期にも休眠に入ることを忘れたかのように、青葉を残したままの白花オキナグサ(翁草)です。前回(12/31)取り上げてから、40日近く経過しました。1月末の厳寒期には凍死するだろう・・・ぐらいに軽く見ていたのですが、反復してやって来た寒波にもめげず、今も4個体が生き延びています。 またまた今日辺りから寒波がやって来ようとしていますが、これを凌げるかどうかが、この子たちの運命を左右することになるかもしれません。寒冷時にこうして眠らずに過ごすことは、大変なスタミナを消耗しているようで、今の時点で挫折してしまった場合、暖かくなっても芽出しできない事例を多数見て来ました。今回の寒気は長居しそうな予報が出されています。ここがこの子たちにとって勝負どころかもせれません。
2017年02月09日
コメント(0)

セリバオウレン(芹葉黄連)の雄花が開花しました。この品種には雄花と雌花、それに両性花(円内)が、株ごとに咲き分ける特性をもっています。1/10に開花した1番花以来、これまで取り上げたものは全て両性花でした。この個体が、今年初めて出現した雄花ということになります。因みに我が家には10数株のセリバオウレンが存在しますが、雌シベしかない雌花は一度も現れたことがありません。開花能力を持って4~5年経過していることを考え合わせると雌株は存在しないのかもしれません。 画像は五芒の星型の萼片と2回り小さな花弁10枚余りが全開したばかりで、雄シベはまだこじんまりと固まっています。この雄シベが半球形の放射状に広がった時が、この雄花の一番きれいな時になります。残念ながらこの時期に開花する花には、シベや萼片が縮んだ状態で終わってしまうことが多く、3月に入ってからが本番と言ってもよさそうです。
2017年02月08日
コメント(0)

雪割草の「桃環」で本年最上の美形が出ました。画像の中央部で顔をこちらに向けているのがそれです。花弁の枚数やバランス、弁化した雄シベの環状のバランスなど、これといって難癖をつけられるような欠点がありません。とは言いながら、この評価基準は雪割草初心者のワタクシの個人的な好みに基づくものなので、この道の達人がこの記事を目にしたら吹き出してしまうかもしれませんが・・・ 10日ほど前に三女(3番花)が開花したことを取り上げましたが、その個体が右上の個体です。以降、四女(右下)、五女(左上)に続き、今回の六女まで咲き進みました。今年のこの品は豊作傾向で、この1株だけで2桁乗せはほぼ間違いありません。後続にも今回の様な美形が出れば嬉しいのですが、さてどうなることか・・・
2017年02月07日
コメント(0)

露地のフクジュソウ(福寿草)の花芽が、パンパンに膨らんできました。苞葉を押し分けるようにして、隙間からツボミや葉っぱの一部が覗き始めました。寒さの中とは言いながら、店開きの時期は着実に近付いているようです。然らばそれは何時ごろか、という点については、ちょっと見当がつきません。この先、気温は徐々に上昇するはずなので、これまでの雪割草のように、3週間、4週間ということはなかろうと思うのですが、焦らず、急かさずで成り行きを見守ることにします。春の山野草のシーズンの幕開けも間もなくです。
2017年02月06日
コメント(0)

無銘ですが雪割草の3番手が開花しました。この個体も、ツボミの花弁部分が露出してから開花するまで、20日以上かかってしまいました。現在の様子は、花の直径が1.5cmほどに対して花柄が2cmほどしかなく、まるで地面に投げ出された”晒し首”のような格好です。毎度言っていることですが、この時期に咲く雪割草は花持ちが極めていいので、この花の容姿が崩れるまでに花柄も伸びて、標準的な体形に辿り着くかと思います。 足元には2番花、3番花のツボミが待機中で、この子たちは標準体形で開花してくれることを願っています。但し、その開花時期は気温の動向にもよりますが、月末までずれ込むかもしれません。
2017年02月05日
コメント(0)

雪割草の2番手、「透翠」が開花しました。実に難産(?)でした。ツボミが萼片の庇護から解き放されたのが1/9でした。そこから起算して、”開花”と呼べる状態まで、実に25日もかかったことになります。3月ごろ、つまり暖かくなって開花するものは、このプロセスを3~4日で駆け抜けてしまいますが、この個体はその6~8倍の時間を費やしたことになります。寒さのピーク時期に咲くことの大変さを示すエピソードと言ってもいいかもしれません。取り敢えず花弁の様子から”開花宣言”してしまいましたが、二段咲きの弁化シベはまだ完全には開いていません。この二段目まで完全に開くのは1週間から10日かかるかもしれません。 この品には10輪を超えるツボミが用意されていますが、2番花以降は白い花弁は見えるものの、まだ萼片の中で首をすくめた様な状態です。これらが開花するのは早くて今月中旬、遅ければ下旬になるかもしれません。
2017年02月04日
コメント(0)

ここにも凍死の瀬戸際で、ぎりぎり踏ん張っている寝惚け者がいました。濃色シコクカッコソウ(四国鞨鼓草)です。一足早く芽吹いて、ちょっとだけ大きく育ってしまった葉っぱは、寒さに耐えられず凍死してしまいました。画像の周辺部で茶色く変色したものがそれです。当初は中心の暗紫色の物体はツボミか・・・と思っていましたが、そうではなさそうです。 数点保有するサクラソウの仲間の中で、この寒さの中で動き始めてしまったのは、この個体だけです。動意付いた様子に気付いて、すぐに屋根のある場所に移動させたのですが、庇い切れなかった・・・というのが実情です。今のところ成長には完全にブレーキがかかり、フリーズ状態に陥っています。かなり土俵際まで追い詰められているのは否めません。あと半月粘り切れば生き延びる上での光も見えるのですが、体力が持つかどうか ....
2017年02月03日
コメント(0)

一時は新芽が凍傷を負ってしまい、危険な状態に陥っていた大花エンレイソウ(延齢草)が、何とか危機を脱出した様です。昨年11月に調達して定植した後、屋外に置いていたのですが、販売店の温室に保管中に、既に新芽が動き始めていました。夏草の新芽は12月から1月上旬の屋外は辛かったようで、1.5cmほど頭を出していた新芽は凍傷で全身茶色く変色してしまいました。慌てて屋内に収容して3週間余りが経過しました。 幸いダメージを受けたのは最外周の薄皮(?)1枚だけだった様で、気温が10~15℃上昇したことで、中心部の新芽本体は成長を再開しました。ただ、新芽のうち左半分は少し深手を負っていた様で、葉っぱの素材らしい緑が露出しているように見えます。本格的に伸び上がった時には、何らかの障害が出ることを覚悟しておく必要がありそうです。何はともあれ、凍死の危機を乗り切ったのは不幸中の幸いでした。
2017年02月02日
コメント(0)

1月中には凍死の憂き目を見るだろう・・・と軽く見ていた白花イカリソウが、意外や意外、寒の底(平年値)を乗り切ってしまいそうです。年末から年始にかけて、寝惚けて(?)芽を出してしまったものですが、先般の大寒波にも耐え抜いてここまで生き延びて来ました。 昨年夏に繁茂していた茎や葉っぱは、12月に入ると全て枯れてしまいました。イカリソウの中には常緑性の品種もあるようですが、この品種は冬はきっちり休眠するタイプのようです。そうした中での新芽の顔出しで、とても耐えられないだろうと思っていたのですが、思わぬ展開となってしまいました。これまでは外野から醒めた目で見ていましたが、こうなった以上は無事に春を迎えられる様、サポーターの視線で見守っていくことにします。
2017年02月01日
コメント(0)
全28件 (28件中 1-28件目)
1


