アウトドア親爺の徒然日記

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まるのんちゃん777

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2018.04.12
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カテゴリ: 季節




日の出の時間がずいぶんと早くなりました。
5時過ぎには太陽はお顔を出します。 お正月頃と比較しますと2時間近く早くなっています。

一日が長く感じて嬉しいですね。
しかし、東京は今日も夏日を観測。  暑い1日でした


日記の中の親爺は、「風土記の丘」の中の森の中を散策しています。

この変わった形のものは、ウラシマソウのお花。
ウラシマソウは、サトイモ科テンナンショウ属の宿根性の多年草です。

ナンテンショウの仲間は総じて日影が好きですが、

乾燥状態にも弱いようですよ。





大型の仏炎苞に包まれた肉穂花序(にくすいかじょ)が、お花の本体です。
仏炎苞とはサトイモ科の植物のお花に良く見られる独特の形。

仏像の背景にある炎の形をした飾りに、
形や雰囲気が似ていることから、名付けられています。

普通のお花とは形が全く異なります。
知らないで突然出会うとビックリするかもしれません。





苞とはつぼみを包んでいた葉のことですが、
これが大型化して、花びらのようになっています。

有名どころでは、ミズバショウやカラーの白い仏炎苞ですね。
ウラシマソウのものと同じものだとはとても思えませんが・・・。






花柱には、花弁が無い多くのお花が整然と並んでいます。

雄しべのみの雄花と、雌しべのみの雌花に分かれています。





そして、この肉穂花序の先端には、種によっていろいろな特徴があるのです。
ウラシマソウの肉穂花序の先端の付属体は、釣り糸状に長く伸長しています。





これを浦島太郎の釣り竿の釣り糸に見立て、ウラシマソウとされたらしいのです。


ウラシマソウは葉の付き方も独特です。
何枚かの葉が展開しているようですが、植物学的にはこれで一枚の葉っぱなのだそうです。





さきほど書きました通り、雌雄異株です。
そして地下茎の栄養状態によって、性転換するのだそうです。

つまり、充実した地下茎のお花は雌花、
そうでないものは雄花となり、状態によって行き来するそうなのです。

たいへん合理的に進化していますね。





サトイモのお花を見たことがありますか
クリーム色のお花が咲くそうですが、関東地方で開花することはほとんどないそうです。

もともと南方系の植物ですから、こちらでは花を付けにくいのかもしれません。
やはり、仏炎苞に包まれた肉穂花序で形成されているそうです。

サトイモ農家でも、終生見ることがないかもしれないというお花。
機会があれば見ておきたいものですね。





ところで、近縁種にはマムシグサというものもあります。
ここ、「風土記の丘」の敷地内にも自生しているそうですが、
この日はやや時期が早いのか、ウラシマソウしか見当たりませんでした。

といいますか、ウラシマソウはやたらめったら咲いていましたよ。
マムシグサの方が、若干花期が遅いようなのです。

次回、訪れる時(何時)には、咲いているかもしれませんね。





ところで、この日は「桜祭」が開催されていました。

早朝訪れた時には気が付きませんでしたが、
帰る頃には交通規制までされるほどの混雑ぶりでした。

遅咲きの八重桜はちょうど見頃でした。
人が来ないような周辺部分ばかり歩いていましたので、
どのようなイベントが開催されていたのかは知りません。







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Last updated  2018.05.18 07:14:08
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