全12件 (12件中 1-12件目)
1
・・・って本、一時流行りましたね。買ったはいいけど読んでません。(笑) 何に怒っているのか、他の国で起きていることに、社会制度の仕組みに理不尽な仕打ちに、家族に、別れた恋人に、自分をいじめた元クラスメイトに、では、必要なものが、違います。 ・・・というのは、見方としてはまだまだなようです。その結果、何をするようになったのか何を学習し、どう対処することにしたのか。それは自分の中でどんな経験だったのか。周囲は自分に対して、何をしていると感じているのか。今、自分は自分の人生に対して、何をしているのか。ここまで掘り下げます。初めて会って、聞いたその場でレメディーを出すことはしませんし、できません。数年、数十年単位でさいなまれてきたあなたの問題を、軽く扱うことができないからです。 ちなみに「腰痛は怒りである」という断定も、いかがなものかと思っています。怒りだけとは限らないでしょうに・・・。表向き「怒り」で表現していることの本心を、聞いたことがありますか?取り組んだことがありますか?自分が取り組もうとしていない自分の問題を、親切な誰かが数秒で解決してくれるって、本当に信じていますか? 個人セッションが、そういうものと一緒にされると、正直困ります。
2012.06.28
コメント(0)
個人的なご連絡。 Kさん今日は、お世話になりました。お元気そうで何よりです。いつもブログを読んで下さり、ありがとうございます。お勧めした煎茶道のワークショップの詳細は、こちらです。→★あなたの紅茶道の探求に、お役に立つと思います。8月は、夜のお点前・・・正しくは「旧暦の七夕の宵」をテーマにした夕方から始まる茶会があるそうですので、よかったらお運び下さい。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 時々ハーブに対する否定的な見解が出ることは、そこに何らかの意図があっても、決して悪いことばかりではないと思っています。 長く使われている薬用植物の多くは、製品化にあたり栽培されていると思いますが、天候や虫害、塩害などで年によって収穫量が少ないこともあります。こうした見解を鵜呑みにして、拒絶反応を示す人が出ることは、限りある生物資源の保護に大事な貢献であり、必然のような気がしています。 「更年期障害には、ホルモン治療でしょ。」は、世界の標準ではありません。地域によっては、ホルモン製剤が手に入らないこともあります。医療制度によっては、恐ろしく高額になる国もあるでしょう。ホルモン製剤が入手しやすい国でも、ハーブを選ぶ人がいる理由は、乳がんとの関連を気にしていたり、以前使って副作用が出たなど、理由は様々です。 選択の自由があるのは、とても恵まれた環境です。クライアントの実際に寄り添いながら、その「恵まれた環境」を大事にしたいと思います。 ちなみに前回エントリーでご紹介した「清々しい論文」では、ハーブで肝障害がないわけではないということにも、きちんと言及しています。他の植物が混入していたり、栽培の過程で使用された除草剤や殺虫剤が残留していたり・・・で、肝障害を引き起こすこともあります。 自然由来だから安全とは限らないことも、利用する際には頭に置いておく必要があります。
2012.06.27
コメント(0)
昨年から、ハーブの勉強でお世話になっている村上先生の指導のもと、グリーンフラスコのリサーチャーコースを受講しています。・・・ので、ブログの更新を怠りがちです。(言い訳) 月2回の課題提出のために、十数年ぶりに英語で論文を読んだりしてます。仕事しながらなので大変ですが、なんとかついて行っています。ホメオパシーを勉強する際には、文献は英語なのですが、それとは違った感じの内容ですので、ちょっと新鮮だったりもします。 2006年に、European Medicines Agency(EMEA)と、Committee on Herbal Medicinal Product(HMPC)が、Black cohoshで肝障害が出たと、注意喚起を行いました。 Black cohoshは、PMSや更年期障害によく用いられるハーブです。 「このハーブで肝障害が出た」と言う時、他の肝障害の原因になるような薬剤の使用がないことはもちろん、自己免疫疾患や肝炎ウイルスといった肝臓に異常を来す基礎疾患がある場合は、除外してケースを集めるのですが、どうやら一緒にしてケースを集めたようです。それは、おかしいのでは?という反論が、実に清々しい論文を読みました。 原文で読みたい方は、こちらを。→★ イタリアの医療機関です。「ウチではもう10年以上患者さんに処方しておりますので、全員に連絡をとって、可能な方には血液検査もしてもらいましたが、肝障害、いませんでしたよ。」という内容です。 臨床経験のある者なら誰でもわかる、ぐうの音も出ない感じ。こういう積み重ねを、エビデンスと呼ぶのですね。 「EMEAが」、「HPCが」、「FDAが」、「厚労省が」で、無批判に鵜呑みにするのは、相当甘いようです。いろんな意味で勉強になりました。
2012.06.26
コメント(0)
3日連続で往診の予定が入っていたりで、バタバタしています。 が、合間に自分の予定も入れます。昨日は「ナチュラルコスメの成分を読む」セミナーに参加してきました。 何と言うか・・・イメージに騙されちゃダメです。 それがナチュラルを前面に出していても、ドクターコスメとうたっていてもです。油断しちゃダメです。 「気になるものがあったら持参して」という事で持参した某社のボディーバター、パラベンはいろいろ入っているわ、合成着色料は、イギリスで2008年に規制対象になっているもので、最悪でした。自然派が売りの会社です。イメージ戦略に、まんまと乗せられていたようです。 ・・・知らないって怖い。
2012.06.23
コメント(0)
暑いとビールがうまいのは、人として避けて通ることができません。(大袈裟) ビールに含まれるプリン体が、痛風の原因になるとよく言われております。このプリン体の代謝産物が尿酸で、体内で尿酸が増えすぎてしまうことで、関節の痛みが引き起こされると、風が吹いても痛む関節炎と言うことで、痛風という病名になったと聞いています。 今年の4月に発表されたこちらの記事は、これからの痛風治療にどんな影響を与えるのか楽しみです。 2012年4月4日 産経新聞http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/topics/554552/ 激しい関節痛を起こす痛風の発症は、原因物質の尿酸を尿から出す機能だけでなく、腸から排出する機能が低下することも一因との新見解を、東京薬科大や防衛医大などのチームが3日付の英科学誌ネイチャーコミュニケーションズに発表した。痛風は、尿酸が体内でつくられすぎたり、体外にうまく排出されなくなったりして、血液中の尿酸の濃度が高くなる「高尿酸血症」が続くと発症する。これまで排出は腎臓だけが調整していると考えられてきた。チームの市田公美東京薬科大教授は「腸からの排出も重要だと判明したことで、腸からの排出を促す生活習慣の検討や、原因遺伝子を対象にする新しい治療法の開発につながる可能性がある」と話している。チームは、尿酸を排出するポンプの役割をするタンパク質「ABCG2」は腎臓や小腸、大腸で働いており、高尿酸血症の患者644人の約8割で、このタンパク質をつくる遺伝子の変異により働きが低下していることを確認した。またマウスの実験で、ABCG2の機能が低下すると、腸管への排出が減る一方、別の仕組みが働き、腎臓から尿中に出る尿酸の量は増えることが分かった。このようなケースはこれまで尿酸が体内で過剰につくられることで病気になったと考えられていた。しかしチームによるとABCG2の機能低下と、それに伴う腸での排出減少が主要な原因だった可能性が高い。尿酸は3分の2が腎臓から、3分の1が腸から排出されるとみられるという。尿酸を上昇させるのは、精神的ストレスも重要という説もあります。と、なると腸内細菌の関与はどうなの?と考えてしまうのですが、どうでしょう。
2012.06.20
コメント(0)
インカ帝国展でのコチニール色素の説明文には、続きがあります。 生きたままのカイガラムシを潰し、レモンと混ぜると、キスしても24時間落ちない口紅になる。 ・・・のだそうです。まあ、素敵♪色素は、メスだけが持っているのだそうです。きっとオスを誘引するような物質も含まれているに違いありません。ついでに催淫作用もあるのではと、想像を膨らませています。 つい先ほど、友人が興味深い記事をシェアしてくれました。→★ 乾燥コチニールの生産量は、年間1150トン。乾燥させる前に熱湯につけて殺すのだそうです。で、その後、天日干しにします。 カイガラムシ側としては、すり潰すのは可でも、熱湯につけるというひと手間で、人体にとって何かよからぬ物質を増やしてしまうという可能性も、あると思います。水やエタノールで抽出するプロセスで、こうした「何かよからぬ物質」も抽出して、アレルギーの原因になっているのではと想像しています。
2012.06.16
コメント(0)
昨日は、インカ帝国展 に行ってきました。足を運ぶことのいい点は、ネットで得ることのできない情報が得られることです。 コチニール色素、インカ帝国の時代から使われていたのですね。今年の5月に「アレルギーの恐れがある」と、注意勧告の出たコチニール色素です。 当時も赤い色を染めるのに使われましたが、口紅にも使用されました。現在も化粧品や食品の着色に、使われています。 今、アレルギーの原因と取りざたされている色素を、口紅にするだなんて・・・と思うかもしれませんが、当時と今とでは製法がだいぶ違います。 インカ帝国 生きたままのカイガラムシをすり潰して、 レモンと混ぜる 現在 カイガラムシを乾燥させて、水またはアルコールで 色素を抽出。 これでは材料が同じでも、抽出されているものが異なります。多分別のモノと言ってもいいぐらい、違っているのではないでしょうか。 自然にある原材料を使って何かをする時、よくあることです。以前、サリチル酸でこんなことを書きました。植物や動物の成分を、一つ知ったとか抽出できたからと言って、鬼の首でも取ったかのようにはしゃいでいると、こうやって足元をすくわれるのでしょう。大量生産が可能になったからと言って、進歩ではないようです。健康被害が出るようなら、むしろ後退していると言ってもいいかもしれません。 同じものではないのに、「長く使用されている色素なので安全。」と言うのは、おかしいと思います。同じものではないことを知らずに、危険なものという決めつけもどうかと思います。 歴史には、学ばないといけませんね。
2012.06.15
コメント(0)
「自分の家族だと思って・・・。」以上に大事にしていることは、実際のご家族との関係性です。 お会いする方の怒りや寂しさや過去に遭った辛さが和らいだら、家族がもっと仲良く暮らせる様になるのかしらとか・・・。もちろんいろいろなケースがありますので、一概には言えませんが・・・。 お会いする方の周囲の方のことも、考えます。この方が元気でイキイキすることで、喜ぶ人がいることを考えます。
2012.06.12
コメント(0)
もしも目の前にいる人が家族だったらという姿勢で接しなさいと教わりながら、育てて頂きました。 医学部にいた頃も、今もその気持ちに変わりはありません。 治癒に携わる方は、誰でも皆そうだと思いますが・・・。
2012.06.10
コメント(0)
昨夜、母と電話で話しました。腰痛がずいぶんいいので、来月は上京したいとのことでした。 ちなみに、これまでの経過は →こちら 腰痛の解消と共に、兄嫁のことは一つも出てきませんでした。話した内容は、自分自身の健康の事と、上京するにあたってやりたいことだけでした。 ここで、母に使ったレメディーが何かは書きません。あなたの痛みとは別の問題に対して処方しましたので、お役にたてない可能性が大です。 腰痛にはこのレメディーとか、ズラズラと並べることもしません。レメディーって、何を使うか以上に大事なのは、どう使うかですので、効果が感じられないのに、長々使わせるわけにはいきませんし、リストに挙げたものをまとめて飲んで頂くわけにもいきません。 実は、ホメオパシーに携わるようになって、人が治るってどういうことなんだろうかと、あれこれ考えています。その場しのぎの瞬間芸ではなく、長く続く治癒を目指しています。
2012.06.08
コメント(0)
煎茶道のお稽古に、参加してきました。立礼と言って、椅子に座って行うお点前ですので楽ですし、先生がとても気楽な方で、しわになる程笑って帰って来ました。 「不加減でございます。」という口上を、なぜか皆が思い出せず、「不具合でございます。でしたっけ?」「不都合でございます?」「不出来でございます。」などとふざけていると、「そのうち先生、不機嫌でございますになるわね。」先生、笑って見守っていました。仏教茶道だからでしょうか。優しい先生です。 でも、ちゃんとお点前は、練習します。先生は26年のキャリアがあるそうで、そこはきちんと教えて下さいます。お点前の最中は、張りつめた空気が漂うのですが、合間に前述のような感じになりますので、本当に気楽なお教室で、ここにしてよかったなと思いました。 私は稽古初日で、初めてのお点前だったのですが、「左手」、落ち着きがないそうです。膝の上に置いておくのが身についていなくて、うろうろと宙をさまよう「左手」が、慌てているように見えるそうです。普段、「左手」のことを意識せずに暮らしていますので、新鮮な発見でした。自分の体の一部なのに、どれだけないがしろにしてきたことか・・・。お稽古は月に1回ですので、次回まで「左手」を意識して生活してみます。
2012.06.06
コメント(0)
6月になりました。イギリスから先生が来ます。 http://schoolofhomeopathy.com/index.php?option=com_content&view=article&id=80&Itemid=832003年に、イギリスのバースで行われたセミナーに参加しました。 セミナーの会場となったマナーハウスは、広大な庭があって、オーナーが馬(!)でウロウロするようなところでしたので、宿泊先のYMCAの粗末さとのギャップが、なんとも楽しい2週間でした。 そのYMCAの近くに、今回来日するJanet先生のクリニックがありました。こじんまりとしてかわいらしい外観で、あこがれのまなざしでながめていたことが、昨日の事のように思いだされます。当時から、バースで一番のホメオパスと呼ばれていましたが、今でもそうらしいです。 そんな先生の経験に学ぶ貴重な機会です。出身校や流派は問わず参加できるそうですので、ご興味がありましたら、ぜひご参加ください。
2012.06.02
コメント(0)
全12件 (12件中 1-12件目)
1
![]()
![]()