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イワカワシジミ♀(石垣島) posted by (C)ドクターT日本産の蝶類の中で、裏面が緑色をしているのはこの蝶だけです。緑色でもゼフィルスのようなメタリックな緑色ではなく、しっとりと落ち着いた若草色です。私の好きな色で、さながら和装の麗人というところですね。この蝶は宮古島へトライアスロンで行った時に、総合体育館の裏山で初めて出会い、次は久米島へマグロ釣りに行った時に出会いました。今回が3回目です。いずれも近くに食草のクチナシの木がありました。蝶のプロファイリング、それは蝶の食草、発生時期、発生回数、習性などとドクターTの観察経験に基づいて、何時どんなところで、見られやすいかを検討する方法論です。
2012年07月31日
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7月後半の怒涛のアウェー3連戦が終わり、勝ち点8を挙げました。ミヤマシロチョウ♂(八ヶ岳) posted by (C)ドクターT岳沢を飛ぶオオイチモンジ posted by (C)ドクターTウラミスジシジミ♀(シグナータ型、小樽市) posted by (C)ドクターTウスイロオナガシジミ(銭函天狗山) posted by (C)ドクターTカシワ林を飛ぶカシワアカシジミ posted by (C)ドクターTクロテンシロチョウ(石垣島) posted by (C)ドクターTトガリチャバネセセリ(石垣島) posted by (C)ドクターTイワサキタテハモドキ(石垣島) posted by (C)ドクターTこれで、撮影した蝶は213種類になりました。残り40ちょっとでしょうか
2012年07月31日
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バンナ公園では何回か目撃はしていましたが、ようやく撮れました。リュウキュウアカショウビン(石垣島) posted by (C)ドクターTカワセミに比べると嘴が太くて、何か滑稽な顔ですが、・・・。10mまで近づいても逃げませんでした。
2012年07月31日
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イワサキタテハモドキ(石垣島) posted by (C)ドクターT石垣島のバンナ公園北口には昆虫館があり、公園内にはいろいろな蝶の食草が植えてあって、多くの蝶を見ることが出来ます。(ここでは採集禁止になっています)イワサキタテハモドキも元来は迷蝶と言われていますが、ここでは定着して発生を繰り返しています。台風の中で、土砂降りでは流石に出てきませんが少しの晴れ間があれば、この通り出てきて翅を拡げてくれます。シソモドキ(石垣島) posted by (C)ドクターT食草はシソモドキで公園内の遊歩道沿いのあちらこちらに生えていました。蝶のプロファイリング、それは蝶の食草、発生時期、発生回数、習性などとドクターTの観察経験に基づいて、何時どんなところで、見られやすいかを検討する方法論です。
2012年07月31日
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クロテンシロチョウ(石垣島) posted by (C)ドクターTヒメシロチョウ、エゾヒメシロチョウを見て、八重山に棲むというクロテンシロチョウを見たくて、台風9号の来ている石垣島へ来ています。西表島で2年前に飛んでいるところを目撃していたのですが、台風で西表島には渡れそうにありません。石垣島でシロオビヒカゲを探しに入った裏於茂登のジャングルの中でチラチラと飛ぶこの蝶を見ました。他の2種に比べて随分小さく、最初は何か白いシジミチョウがいるなあと思ったくらいでした。クロテンシロチョウ(石垣島) posted by (C)ドクターTシロオビヒカゲには会えませんでしたが、クロテンシロチョウは3頭ほど飛んでいました。蝶のプロファイリング、それは蝶の食草、発生時期、発生回数、習性などとドクターTの観察経験に基づいて、何時どんなところで、見られやすいかを検討する方法論です。
2012年07月30日
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DSC_6960 posted by (C)ドクターTDSC_6958 posted by (C)ドクターT昨日は半日、北海道で何処へ行こうか考えて、銭函天狗山へ登ることにしました。青春時代の忘れ物を取りに、・・・。1970年、私がまだ二十歳、京大の2回生の夏に一人でテントを担いで北海道に採集旅行に行きました。まだ東北新幹線も青函トンネルもない時代に、青森から連絡船で函館に渡り、札幌へ向かう途中八雲で降りて、立石というところで1泊し、次の日に銭函に移動、夏休みの銭函小学校の校庭に勝手にテントを張って泊まり、次の日に天狗山へ登ろうとしました。麓の辺りで、オナガシジミやウスイロオナガシジミを採って、登ろうかどうしようか迷っていたら、地元の蝶屋さんが来て、上で採ってきたというムモンアカシジミを1頭分けてくれました。時間があまりなかったので、それで登るのをやめて引き返しました。それから、ずっと天狗山へ登れなかったことを気にかけていました。5年ほど前に日本警察医会が札幌であったときに、もう一度登ろうとしましたが、その時には女房を連れていましたので、5合目付近で女房がギブアップしてまた目的を果たすことが出来ませんでした。今回ようやく目的を42年振りに達成しました。頂上付近はゼフィルスがテリ張りする宝庫でした。オナガシジミ(銭函天狗山) posted by (C)ドクターTエゾミドリシジミ♂(銭函天狗山) posted by (C)ドクターTオオミドリシジミ♂(銭函天狗山) posted by (C)ドクターTウラゴマダラシジミ(銭函天狗山) posted by (C)ドクターTミズイロオナガシジミ(銭函天狗山) posted by (C)ドクターTウスイロオナガシジミ(銭函天狗山) posted by (C)ドクターTここで見たゼフィルスはエゾミドリシジミ、オオミドリシジミ、オナガシジミ、ミズイロオナガシジミ、ウスイロオナガシジミ、ウラゴマダラシジミの6種類です。キリンソウ(銭函天狗山) posted by (C)ドクターT頂上付近の岩場にはキリンソウが生えており、よい時期にくればジョウザンシジミもいそうです。DSC_6971 posted by (C)ドクターT登山道入り口付近にあった、銭函山岳会の建てた銭函山荘にはこのような銘がかけてありました。登山道の入り口がちょっと判りにくいのですが、銭函ICを降りて、大倉山学院の横を登って行くと、10台くらいおける駐車場があります。
2012年07月29日
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5月にアポイ岳へヒメチャマダラセセリを撮りに来た帰りに、小樽の海岸で、延々と続くカシワ林を見つけて、これはゼフィルスの時期に来なければと思っていました。あまりにも広過ぎて、しかも中へ入る道がないので、ポイントを絞るのに苦労しましたが、・・・。何処でも叩けば何か飛び出すという感じでした。全部で8種類のゼフィルスが確認出来ました。そして予定通り、未撮影の3種類を撮って来ました。取りあえず、その3種類を載せます。ウラミスジシジミ♀(シグナータ型、小樽市) posted by (C)ドクターTカシワアカシジミ(小樽市) posted by (C)ドクターTウスイロオナガシジミ(小樽市) posted by (C)ドクターTこれで、残すゼフィルスはヒロオビミドリシジミ、メスアカミドリシジミ、ウラキンシジミの3種類になりました。ヒロオビは今年はもう難しいですね。今から夜の札幌で一人で祝杯をあげます。
2012年07月28日
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フウラン posted by (C)ドクターT今年もフウランが咲きました。よい香りが漂っています。このフウランは3年前に安楽寺のフウランをブログに載せたら、患者さんが持ってきてくれたもので、家の裏の柿の木にぶら下げておいたら、根が伸びて、柿の木に着いたので、鉢を外したものです。
2012年07月28日
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CIMG0589 posted by (C)ドクターTDSCN1393 posted by (C)ドクターT3日干し、1日目 posted by (C)ドクターT今年の梅仕事 posted by (C)ドクターT昨日で今年の梅仕事が終わりました。今年は家の小梅がほとんど生らなかったので、カワイ外科の庭でもらってきた梅だけです。梅とゆかりと赤梅酢です。紫蘇は干してゆかりにするのですが、あまり出来ません。来年は紫蘇をもう少したくさん入れてゆかりもたくさん作ろうかな。
2012年07月27日
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今日はカワイ外科の外来の後、7月第二例会があり、家に戻る途中、美浜町へ寄ってみました。流石にミドリシジミはほとんどいなくなりました。ミドリシジミ♀(美浜町) posted by (C)ドクターTやっと1頭だけイソノキに停まっているのを見つけました。地元のゼフィルスの季節は、鈴鹿のキリシマミドリシジミを除いて終わったようです。でも北海道ではまだゼフィルス真っ盛りだと思います。明日は北海道のゼフィルスを尋ねてみます。日本産ゼフィルス25種類のうち未撮影種はあと6種類です。3種類くらい増えそうな予感がします。
2012年07月27日
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IMG_1016 posted by (C)ドクターTさあ、今度は気合を入れて、・・・。IMG_1047 posted by (C)ドクターTコロリン。IMG_1019 posted by (C)ドクターTこの夫婦は今年3度目の挑戦です。IMG_0998 posted by (C)ドクターTうまく行くといいですね。
2012年07月27日
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昨日は午後乳腺外来の日でした。細胞診の結果、3人も陽性に出ていましたので、手術を3件予約しました。8月の中旬までに4件の乳がん手術が入ってしまいました。そのうち一人は両側乳がんです。あまり仕事を増やしたくないのですが、近いところで手術を受けたいという人たちばかりでしたので、やむを得ません。午前中は河口のカワセミを観察に行きました。1.IMG_0923 posted by (C)ドクターT2.IMG_0929 posted by (C)ドクターT3.IMG_0940 posted by (C)ドクターT4.IMG_0946 posted by (C)ドクターT撮った順番に載せました。この後、カワセミは山(あじさいの里)の方へ向かって飛び去りました。さてこの4枚の写真から何が読み取れるかですが、・・・。ただカワセミの♂が魚を獲ったというだけでは失格です。まず、1枚目と2枚目を見ますと、上の嘴に魚のウロコがついていて、さかんに狩りをしていることが判ります。下嘴が少し欠けていること、1枚目で羽が汚れていることからこの♂は巣穴掘りをしたあるいはしているということが判ります。3枚目で魚をゲットしましたが、4枚目を見ると頭が先になるように咥え直しています。自分で食べる場合には頭から飲み込みますので逆さまです。そして食べずに飛び去ったということは♀に求愛給餌に行ったものだと判断されます。従って、飛び去った方向の何処かに♀が待っているということになります。これだけの情報を読み取らなければいけません。もちろんこの後私はあじさいの里に向かいました。残念ながら♀を見つけることは出来ませんでした。
2012年07月26日
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今日は仕事の帰りに、ちょっと西尾いきものふれあいの里へ寄って、デジスコで昆虫写真を撮る練習をしてきました。ジャノメチョウ♀(西尾市) posted by (C)ドクターTツマグロヒョウモン♂(西尾市) posted by (C)ドクターTコジャノメ♂(西尾市) posted by (C)ドクターTコミスジ(西尾市) posted by (C)ドクターTキタテハ(西尾市) posted by (C)ドクターTキアゲハ夏型♂(西尾市) posted by (C)ドクターTダイミョウセセリ(西尾市) posted by (C)ドクターTタマムシ(西尾市) posted by (C)ドクターTウチワヤンマ(西尾市) posted by (C)ドクターTツノトンボ(西尾市) posted by (C)ドクターTデジスコは焦点距離に換算すると1000mm~3000mmくらいの望遠効果がありますので、離れた位置から大きく写すにはよいですが、10m以上の距離がないと逆にピントが合わせられません。また視野に捉えてピントを合わせるのに最低30秒はかかりますので、それ以上じっとしているものでないと難しいです。うまく撮れると結構焦点深度があって、シャープな写真が撮れます。スジグロシロチョウ夏型♂(西尾市) posted by (C)ドクターT飛んでいる蝶も狙ってみましたが、やはりピントが合わせ切れません。
2012年07月25日
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今朝は仕事の前にまずワラビを採りに行って、河口付近のカワセミを見に行きました。IMG_0709 posted by (C)ドクターTIMG_0737 posted by (C)ドクターTIMG_0695 posted by (C)ドクターT久し振りにカワセミ♂に出会いました。
2012年07月25日
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昨日は、午前中鈴鹿へ行ってました。朝6時ころに現地へ着きましたが、もう熱心なネットマンが2人、大阪と神戸から来ていました。ネットマンの場所取り posted by (C)ドクターTポイント posted by (C)ドクターT私も峠から4番目のポイントに陣取ることが出来ました。キリシマミドリシジミ♂(三重県いなべ市) posted by (C)ドクターT6時半くらいから9時ごろまでいましたが、5~6回♂が飛ぶのを見ましたが、高い梢の上で飛んでいて降りて来ませんでした。証拠写真だけです。
2012年07月25日
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上高地へ一昨年から何回か通いましたが、ようやくオオイチモンジを撮ることが出来ました。時期が問題だったようで、豊橋の松井先生が「蝶・旅の友」で7月16日に小梨平で撮ったことを紹介していましたので、その丁度1週間後に行ってみました。キャンプ場周辺で2頭見ることが出来ました。オオイチモンジ(上高地) posted by (C)ドクターTオオイチモンジ(上高地) posted by (C)ドクターT飛翔写真も広角レンズ+1.4倍テレコンを使って撮って来ましたが、背景があまりよくありませんので、変えてみることにしました。岳沢 posted by (C)ドクターTバイカモ posted by (C)ドクターT背景として使ったのは岳沢から見上げた風景と小梨平のバイカモの生える清流です。岳沢を飛ぶオオイチモンジ posted by (C)ドクターT渓流を飛ぶオオイチモンジ posted by (C)ドクターTphotoshop を使って、蝶の飛翔写真の蝶の部分を切り抜いて、背景の上にコピーして、合成します。出来上がりはこの2枚です。合成写真については異論がある方も見えると思いますが、芸術作品として鑑賞してください。2枚目はありうる絵ですが、1枚目はオオイチモンジは岳沢を飛ぶことはないのであり得ない画像です。
2012年07月24日
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22日は MIYAKOUTA さんと一緒にミヤマシロチョウの写真を撮った後、霧ヶ峰によりました。昨年撮ったコヒョウモンモドキとウラジャノメが時期が遅くてだいぶん傷んだ個体しか撮れなかったので、撮り直しました。ヒメシジミ♂(霧ヶ峰) posted by (C)ドクターTMIYAKOUTA さんがこの高原にはヒメシジミがたくさんいるというので、ちょっと車山に向かって花畑の中の道を歩いてみました。標高1600mくらいの高原です。確かにヒメシジミはいました。アサマシジミ♂(霧ヶ峰) posted by (C)ドクターT少し大きめのものもいますが、表だけでは区別できません。高地産のアサマシジミとヒメシジミは大きさも表の色もよく似て来ます。アサマシジミ♂(霧ヶ峰) posted by (C)ドクターTアサマシジミ♂(霧ヶ峰) posted by (C)ドクターT鑑別には前翅裏面の上から5番目の黒点の形を見る必要があります。最初の写真のは円形ですが、上のふたつの写真では長楕円形をしています。ナンテンハギ(霧ヶ峰) posted by (C)ドクターTヒメシジミはキセルアザミ、オオヨモギ、オオイタドリ、クサフジなどの他ヤナギ科、バラ科、カバノキ科など幅広い植物を食草としていますが、アサマシジミはナンテンハギ、クサフジなどいくつかのマメ科だけに限られています。少し探したら、花畑にナンテンハギがあるのを見つけました。ざっと見たところ、ヒメシジミよりアサマシジミの方が多いと思いました。
2012年07月24日
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花に集まる蝶がいると思えば、汗に集まる蝶たちもいました。林間の山道を歩いていますと、クロヒカゲがまとわりついて来ます。うるさいので、追い払って写真には撮りません。コヒョウモンモドキ♀(霧ヶ峰) posted by (C)ドクターT今回の目的のひとつ、コヒョウモンモドキもいきなりカメラを持っている右手に停まりました。幸い広角レンズをつけていましたので、カメラをそっと左手に持ち替えて左手で撮ったものです。コヒョウモンモドキ♀(霧ヶ峰) posted by (C)ドクターTほら口吻を伸ばして汗を吸っていますヤマキマダラヒカゲ(上高地) posted by (C)ドクターT岳沢を登っていたら、ヤマキマダラヒカゲがまたカメラを持っている手に停まりました。今回は広角レンズではありませんので、右手でポケットからコンデジを出して撮りました。ヤマキマダラヒカゲ(上高地) posted by (C)ドクターT指乗りショットです。こんな指先にも汗をかくのかなコムラサキ(上高地) posted by (C)ドクターTこれは私ではありませんが、コムラサキもよく洋服や帽子に停まります。
2012年07月23日
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7月後半の遠征計画第1弾、信州遠征はいろいろな収穫がありましたが、撮った写真も多く、整理に時間がかかり、また例によって、夜は飲んだくれていましたので、ブログにまでアップ出来ませんでした。ゆっくりと載せて行きたいと思います。まず信州の高原、八ヶ岳→霧ケ峰→高ボッチ(ここまで1日目)→上高地(2日目)にはいろいろな花が咲いていましたが、花に集まる蝶たちを載せましょう。ミヤマシロチョウ♂(八ヶ岳) posted by (C)ドクターTまずは今回の目的の蝶でしたミヤマシロチョウから。アザミの花はいろいろな蝶が集まります。ギンボシヒョウモン(八ヶ岳) posted by (C)ドクターTギンボシヒョウモンもたくさん来ていました。ウラギンヒョウモンとは時期的に棲み分けをしているのでしょうか全部ギンンボシヒョウモンでした。ギンボシヒョウモン(八ヶ岳) posted by (C)ドクターTダブルで、・・・。ミヤマシロチョウ♂とギンボシヒョウモン(八ヶ岳) posted by (C)ドクターTダブルがあればトリプルもあります。こんなトリプルも撮れました。イブキジャコウソウで吸蜜するギンボシヒョウモン posted by (C)ドクターTイブキジャコウソウも背の低い花ですが、蝶が好きな花です。イブキジャコウソウで吸蜜するヤマトスジグロシロチョウ posted by (C)ドクターTこれはヤマトの方ですよね。ウツボグサで吸蜜するヒメキマダラセセリ♂(八ヶ岳) posted by (C)ドクターT路傍に咲く花にも時々セセリの仲間が来ます。ヒメキマダラヒカゲ(八ヶ岳) posted by (C)ドクターTヒカゲチョウの仲間はあまり花には来ないものが多いのですが、こいつは例外的に花に来ます。コキマダラセセリ♂(霧ヶ峰) posted by (C)ドクターT霧ケ峰にはいろいろな高山植物が咲いていて、それを見に来る人も多かったです。ちょっと珍しいセセリがいました。クサボタンで吸蜜するコチャバネセセリ(上高地) posted by (C)ドクターT2日目は上高地に入りましたが、クサボタンにはセセリが主に来ていました。ヒメシジミ♂(上高地) posted by (C)ドクターTクガイソウにもセセリやヒメシジミなどが来てました。アサギマダラ(高ボッチ) posted by (C)ドクターTさて蝶の好きな花の代表と言えば、ヒヨドリバナですが、これは高ボッチ高原から降りて来る途中で撮ったものです。ヒメシジミ(上高地) posted by (C)ドクターT最後は、これですヒメシジミの花とでも表現するのでしょうかこれがアサマシジミだと嬉しいのですが、全部ヒメでした。
2012年07月22日
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サツマシジミ(葦毛湿原) posted by (C)ドクターT最初に2008年7月1日に豊橋の葦毛湿原でイヌツゲに停まっているこの蝶を見た時にやけに綺麗なルリシジミだな~という印象でした。ルリシジミなどにある亜外縁の弦月状斑紋列がないことがすっきりした印象を与えます。前翅の表側の白い部分が透見出来るのも特徴です。この蝶はその名のように南の方の蝶で、少し前までは三重県南部が北限と言われていました。しかし、愛知県でも葦毛湿原や知多半島で記録されるようになり、今は静岡県でも記録があるようです。サツマシジミ♀(大谷湿地) posted by (C)ドクターT私も2010年7月24日に大谷湿地入り口で写真を撮りましたし、2~3回、これはルリシジミと違うぞというものを目撃しています。しかし愛知県ではまだまだ記録があるという程度の出現率です。サツマシジミ♀(和歌山県古座川町) posted by (C)ドクターTサツマシジミ♂(和歌山県古座川町) posted by (C)ドクターT確実に見ようと思うならば、和歌山県まで行くと11月くらいまで見ることが出来ます。下の2枚はルーミスを見に行った時にルーミスがいる渓流沿いを飛んでいたものです。蝶のプロファイリング、それは蝶の食草、発生時期、発生回数、習性などとドクターTの観察経験に基づいて、何時どんなところで、見られやすいかを検討する方法論です。
2012年07月21日
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私の自然観察の原点は知多市岡田にあった『禿山』というところにありました。保育園の遠足で行ったのが最初の出会いでした。そこはふたつ池という溜め池を造った時に出た粘土質の土を積み上げて出来た小さな山でその周りは湿地になっていました。トウカイコモウセンゴケやイシモチソウやミミカキグサなどの食虫植物があり、珍しい昆虫がたくさんいました。知多では珍しいオオウラギンスジヒョウモンを採集したのもここでした。中学時代まで時々通っていましたが、受験勉強で忙しくなり、自然と足が遠のいていきました。ふたたび戻ったのは大学で行き詰まって、医学部への転向を考え始めた時です。何と、『禿山』は上池の埋め立てて無くなっていました。当然湿地も消失してしまい、私は帰る場所を失い途方に暮れましたが、それで医学部へ変わる決心がつきました。知多半島には愛知用水が引かれるまでは、溜め池があちらこちらにあって、農業用水をまかなっており、溜め池の周りには湿地のようなところが付随していました。しかし、愛知用水の完成と、農業そのものの衰退によって、溜め池はどんどん埋め立てられて、それに付随する湿地も少なくなりました。ふたたび自然観察をするようになって、知多半島の湿地を探すようになったのは当然の流れなのです。武豊の壱町田湿地、阿久比の板山湿地などよく知られた湿地もありますが、今日は常滑の隠れ湿地“大谷湿地”へ行ってきました。2年ほど場所が判らなくて、探しましたが、最終的に知多の湿地研究をしてみえる濱島先生から教わってようやく行きつくことが出来た湿地です。大谷湿地入り口 posted by (C)ドクターTまさかここが大谷湿地の入り口だと言っても誰も信じないでしょうね大谷湿地へ続く道 posted by (C)ドクターT大谷湿地へ続く道 posted by (C)ドクターTこんな道を200mほど進み、・・・。大谷湿地へ続く道 posted by (C)ドクターT最後にこのシダの生い茂るところを抜けないと行きつくことは出来ません。ハッチョウトンボの飛ぶ大谷湿地 posted by (C)ドクターT苦労したものだけが味わうことが出来る別天地なのです。ハッチョウトンボ♂(大谷湿地)-002 posted by (C)ドクターTツノトンボ(大谷湿地) posted by (C)ドクターTオオアオイトトンボ♀(大谷湿地) posted by (C)ドクターTヒメアカネ♂未熟個体(大谷湿地) posted by (C)ドクターTハッチョウトンボの他、ツノトンボ、オオアオイトトンボ、ヒメアカネなど珍しいトンボがいます。今日はいませんでしたが、入口のところでサツマシジミを見たこともあります。大谷湿地(常滑市) posted by (C)ドクターT50×70mくらいの痩せた粘土質の土地に何処からか水が湧いていて、低いところに貯まっています。ミカヅキソウの他、モウセンゴケ、トウカイコモウセンゴケ、ミミカキグサ、ホザキノミミカキグサなどの食虫植物が咲いていて、夏の終わりには、シラタマホシクサやミズギク、イワショウブなども咲きます。最後にこの歌をどうぞ
2012年07月21日
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さて7月後半に3本の遠征計画を立てました。いずれも1泊2日です。目的とする蝶は次の通りです。1.7月22日~23日:信州;○ミヤマシロチョウ、ミヤマモンキチョウ、○クモマベニヒカゲ、○タカネヒカゲ、○タカネキマダラセセリ、○オオイチモンジ、○メスアカミドリシジミ、アイノミドリシジミ、ムモンアカシジミ、コヒョウモンモドキ2.7月28日~29日:北海道;○ウラミスジシジミ、○ウスイロオナガシジミ、○カシワアカシジミ、○ウラキンシジミ、アイノミドリシジミ、○メスアカミドリシジミ、○カバイロシジミ、○ジョウザンシジミ、○アマカダラ夏型、エゾヒメシロチョウ、オナガシジミ、アカシジミ、オオミドリシジミ、ハヤシミドリシジミ、エゾミドリシジミ、ジョウザンミドリシジミ3.7月30日~31日:石垣島・西表島;○クロテンシロチョウ、○ヒメウラボシシジミ、○シロオビヒカゲ、○シロミスジ、○テツイロビロウドセセリ、○タイワンアオバセセリ、○ウラベニヒョウモン、○タイワンキマダラ、○ウスコモンマダラ、○ミナミコモンマダラ、○マルバネルリマダラ、○シロオビマダラ、○イワサキコノハ、○シロウラナミシジミ、○ウスアオオナガウラナミシジミ、○タイワンシロチョウ、○カワカミシロチョウ、○タイワンモンシロチョウ○印のついているのが、未撮影種です。何種類ゲットできるでしょうか本当は北海道からついでに沖縄へ飛びたかったのですが、29日の夜は蒲郡の花火大会見物が予約してありますので、一度戻って来ます。
2012年07月20日
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今日は、午前中カワイ外科で午後競艇場の仕事、昼少しだけ西田川を散歩しました。カワセミが飛んでいるのを久し振りに見ましたが、写真には撮れませんでした。今日はジャコウアゲハの調査です。5月に1化が出たのですが、今は全然飛んでいません。ウマノスズクサを見て回りました。ウマノスズクサ(蒲郡市)-001 posted by (C)ドクターTウマノスズクサはあちらこちらに生えていますが、あまり食痕がなく、いつもなら花が咲く前に幼虫に食べられて丸坊主になっていることが多いのですが、花もしっかり咲いていました。ジャコウアゲハ幼虫(蒲郡市) posted by (C)ドクターTそれでも何とか7匹ほど見つけて、家の庭にお持ち帰りすることにしました。さて、この7人の侍は家の庭で繁殖してくれるでしょうか
2012年07月20日
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ルリシジミ♀(幡豆町) posted by (C)ドクターTこの蝶は平地から山地まで広い範囲に分布していますが、ヤマトシジミのように市街地の路傍を飛ぶことは少なく、大きくて色白なので、見つけるとちょっと嬉しい蝶です。ゼフィルスのように山の上でテリ張りをすることもあり、うっかりするとゼフィルスと間違うこともあります。4月の初めに1化が出て、7月に2化が出ます。渓谷沿いではスギタニルリシジミと混棲することもあり、また平地ではヤクシマルリシジミと混棲することもありますので、鑑別点に気をつける必要があります。ルリシジミ♂(蒲郡市) posted by (C)ドクターT今日、蒲郡のマスミ池周辺で2化の♂を見ました。本当はヤクシマルリシジミでもいないかと思って行ったのですが、やはり今年はヤクシマルリシジミがいません。ルリシジミ♂(五井山) (2) posted by (C)ドクターTルリシジミ♂(蒲郡市) posted by (C)ドクターTルリシジミ♂(豊橋市) posted by (C)ドクターTルリシジミのもうひとつの顔とは、♂が地面で吸水することがあるのですが、地面に落ちている獣糞とか鳥の糞とか煙草の吸殻とかに寄ってくる性質があるのです。蝶のプロファイリング、それは蝶の食草、発生時期、発生回数、習性などとドクターTの観察経験に基づいて、何時どんなところで、見られやすいかを検討する方法論です。
2012年07月20日
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この前の「ダーウィンが来た」でアフリカウシガエルをやっていた。土の中で何年も大雨が降るのを待っているとか、体重が1.5kgもあるとか、♂同士が激しいバトルを繰り返して縄張りを守るとかいう話をしていた。ウシガエル(蒲郡市) posted by (C)ドクターTカイツブリの池にもウシガエルがたくさん浮かんでいました。よく大きな声で「ボウー、ボウー」と鳴いているカエルです。ヘビやクモは苦手だと言う人は多いですが、カエルもたまにいますね。ウシガエル(蒲郡市) posted by (C)ドクターTウシガエル(蒲郡市) posted by (C)ドクターT水面から顔だけ出してじっと浮かんでいるので、撮影対象として面白いと思います。またじっくり撮りに来ましょう。
2012年07月20日
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宇治金時ミルク(350円、知多市岡田) posted by (C)ドクターT梅雨明けと同時に蒸し暑い日が続きます。こんな日は地元のかき氷を食べに行きます。ここの氷は途中で何度も蜜をかけるので、最初から最後まで蜜が沁みています。しかも本当のお抹茶の粉を使っているので、美味しい。蒲郡にも饅頭屋のやっているかき氷がありますが、それよりも安い。最後までこぼさずに食べるにはテクニックが要ります。岡田の駄菓子屋さん posted by (C)ドクターT小さな駄菓子屋さんで子供たちが、駄菓子を買いに来ます。カウンターが4席くらいあって、おばさんが一人でやってます。あまり人が来て欲しくないので、場所は秘密です。
2012年07月19日
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ギンイチモンジセセリ夏型♂(蒲郡市) posted by (C)ドクターT準絶滅危惧種(VU)で、どの図鑑を見ても、愛知県は分布図から外れていますが、蒲郡にもいます。 昨年7月に見つけて、それから調査していますが、年2化のようです。4月中旬~5月初旬に1化の春型が出て、7月中旬~8月初旬に2化の夏型が出ます。昨年9月に3化が出ないかと思って何度か足を運びましたが、見つかりませんでした。活動時間中はススキの原を縫うように飛んでいてなかなか停まってくれません。写真に撮るには広角レンズでパンフォーカスにしておいて、シャッター速度1/3000秒以上で追いかけながら連写します。今日は14頭飛んでました。蝶のプロファイリング、それは蝶の食草、発生時期、発生回数、習性などとドクターTの観察経験に基づいて、何時どんなところで、見られやすいかを検討する方法論です。
2012年07月19日
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瑞光 posted by (C)ドクターT7月18日 posted by (C)ドクターT朝、三ヶ根のやまももの里でやまももを収穫して、・・・。7月18日 posted by (C)ドクターTいつものワラビ畑に寄って、ワラビを収穫して下りてくると、・・・。コジュケイ posted by (C)ドクターT道をコジュケイの子供が歩いてました。車の中から慌てて撮ったので、あまりよい写真ではありませんが、・・・。
2012年07月18日
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今日は欧陽菲菲の「ラヴ・イズ・オーヴァー 」を聴きながら読んでください。IMG_0448 posted by (C)ドクターT今朝、カイツブリの池に行ったら、巣の上には卵が1個だけありますが、抱いていません。雛もいません。夫婦で何か相談しています。IMG_0544 posted by (C)ドクターT♀が巣に上がって、・・・。IMG_0547 posted by (C)ドクターT少し、卵をつっついた後、・・・。IMG_0557 posted by (C)ドクターT卵を咥えて、巣から運び出しました。IMG_0558 posted by (C)ドクターT意を決したように捨ててしまいました。IMG_0565 posted by (C)ドクターT卵は水に浮かんでいます。IMG_0563 posted by (C)ドクターTもぬけの空となった巣です。2週間ほど♀が抱卵していましたが、もう孵らないことが判ったのでしょう。恐らく無精卵であったのでしょうこの夫婦はその前にも台風で卵を流されて失敗していますし、2度目の失敗です。私ども夫婦も結婚して3年子供ができませんでした。不妊外来へ行って検査の予約をしてきたら、長男が出来、続けて4人の子宝に恵まれました。諦めずに頑張って欲しいと思います。
2012年07月18日
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今日は、1日こまごました家の仕事をして、女房のご機嫌をとりました。3日干し、1日目 posted by (C)ドクターTムカデを殺した後、梅を干して、・・・・。一色おさかな広場のうな丼(¥1950円) posted by (C)ドクターT女房とお祖母さんを連れて、一色までうなぎ丼を食べに行きました。2年前は1350円だったのが、1950円になっていました。星名池(大府市) posted by (C)ドクターT午後は大府の星名池に行ってきました。IMG_0414 posted by (C)ドクターT蓮は見頃でした。チョウトンボ(大府市) posted by (C)ドクターTこの池にはカワセミがいることがあるらしいのですが、今日はいませんでしたので、替わりにトンボを撮ってきました。家に帰ってすだれを西の窓につけました。
2012年07月17日
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ゴマダラチョウ(蒲郡市) posted by (C)ドクターTエノキを食草とする蝶にはゴマダラチョウ、オオムラサキ、テングチョウ、アカボシゴマダラなどがいますが、身近で見るのはゴマダラチョウです。この蝶は花に吸蜜に訪れることはなく、樹液や腐った果物などに来るくらいで、通常は食樹のエノキの周りをまるで番でもするように飛び回っています。あまり人目につくところに現れないために、私ですら知多市岡田にいることを知ったのはまだ10年くらい前のことです。エノキの周りを飛ぶゴマダラチョウ(知多市岡田) posted by (C)ドクターT今日東海地方も梅雨明け宣言が出されましたが、岡田で今年初見のゴマダラチョウが飛びました。蝶のプロファイリング、それは蝶の食草、発生時期、発生回数、習性などとドクターTの観察経験に基づいて、何時どんなところで、見られやすいかを検討する方法論です。
2012年07月17日
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イソノキに停まるミドリシジミ posted by (C)ドクターT今日の美浜町ではまだイソノキにミドリシジミがたくさん停まっています。見えるだけで8頭ほどいます。このイソノキをゆすると20頭くらいが飛び出します。ミドリシジミ♀O型(美浜町) posted by (C)ドクターT殆どは♀でだいぶん傷んできています。6月初めに♂が出て、1~2週間遅れで♀が出て、もう次の世代は残したと思いますが、♀は長生きです。蜘蛛に捕まったミドリシジミ posted by (C)ドクターTたまに事故に遭うミドリシジミもいますが、いつごろまで見られるのか時々調査に来たいと思います。
2012年07月17日
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ナガサキアゲハ♀(美浜町) posted by (C)ドクターT子供のころにはこの辺りには決していなかった蝶です。今では関東北部辺りまで進出しているようです。知多も蒲郡もみかんの産地で、食草となる柑橘類はたくさんあります。♂は尻尾のないクロアゲハのようですが、♀は後翅に大きな白い紋があって綺麗です。写真に撮るには吸蜜に来たところを撮ります。これはコオニユリの花ですが、ノウゼンカズラやクサギなどの花にも来ます。蝶のプロファイリング、それは蝶の食草、発生時期、発生回数、習性などとドクターTの観察経験に基づいて、何時どんなところで、見られやすいかを検討する方法論です。
2012年07月17日
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DSC_4366 posted by (C)ドクターT玄関のところに大きなムカデが出ました。ムカデジタバタ posted by (C)ドクターTひっくり返してやると、ジタバタしていて、自力では起きられないようです。私は毒虫でも殺生はしないのですが、女房は蜂とムカデは目の敵にしています。つい先日も女房はムカデに咬まれたところです。「殺しなさい」と女房の命令ですので、逆らえません。どんな殺し方にするかちょっと考えましたが、今日は水責めにしました。水没したムカデ posted by (C)ドクターT車庫の樋の下に大きなポリバケツが置いてあります。その中へそっと入れました。ムカデは水に沈みます。30秒ほどバケツの底でピクピクしていましたが、溺水による窒息死で亡くなりました。(はて、ムカデは肺呼吸をしているのでしょうか)
2012年07月17日
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ジョウザンミドリシジミ♂(岩木山) posted by (C)ドクターTゼフィルスはブナ科コナラ属を食草とするものが多いのですが、その中でもミズナラだけを好む種類がいます。前に登場したエゾミドリシジミとこのジョウザンミドリシジミです。エゾもジョウザンも北海道的な名前ですが、分布範囲は本州まで広がっています。先日は石川県の医王山でも見ましたが、青森県の岩木山にもいました。ミズナラ林の周辺のクズの葉などの上でテリ張りをしていて、別の♂が入ってくるとすぐにスクランブル発進をして空中戦が始まります。ジョウザンミドリシジミ♂卍巴 (5) posted by (C)ドクターTジョウザンミドリシジミ♂卍巴 (6) posted by (C)ドクターTだいたいは先にいた♂の方が勝って後から来た♂を追い出すようです。蝶のプロファイリング、それは蝶の食草、発生時期、発生回数、習性などとドクターTの観察経験に基づいて、何時どんなところで、見られやすいかを検討する方法論です。
2012年07月17日
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オナガシジミ(岩木山) posted by (C)ドクターTオナガシジミは中部以北に分布の広いゼフィルスでその名の通り尾が長い。発生は他のゼフィルスと同じく、年1回ですが、他のゼフィルスよりも発生時期は遅く、7月中旬くらいからです。活動時間は16:30くらいからと遅く、大体昼間探しに行くと、飛んでいませんので、叩いて探します。オニグルミ(岩木山) posted by (C)ドクターT食樹はオニグルミですが、あまりオニグルミを叩いて出てきたという経験は少なく、その周りの下草などに停まっています。発生時期には、丁度クルミの実が大きくなっていますので、すぐに木は判ります。蝶のプロファイリング、それは蝶の食草、発生時期、発生回数、習性などとドクターTの観察経験に基づいて、何時どんなところで、見られやすいかを検討する方法論です。
2012年07月17日
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山形丸万特製草刈り鎌ほか posted by (C)ドクターT8年前の学会に同行した時、青森駅前の市場隣に小さな金物屋がありました。何気なく買った鎌が私の庭仕事になくてはならないトンコ(草引き鎌)になりました。地中の根っこを引っこ抜くのにも根元から刈るのにもとても使いやすいのです。刃がやさしくカーブしているのがみそです。刃を研げばいつまでも使えますが。研ぐのは苦手です。(研ぐのは男の仕事だと思うのですが・・うちの旦那さんはやりません。)こちらのホームセンターや金物屋で探してもどこにも見つかりません。いつかまた青森に行ったら絶対また行ってみようと思っていました。大と中2つ買ったのでもうこれで私の人生最後まで大丈夫!上から3本目はのこぎり鎌です。(ドクターT女房談)
2012年07月16日
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岩手でチョウセンアカシジミを見た翌日は青森に移動して、日本警察医会に出ました。DSC_4129 posted by (C)ドクターT早速、発表の最後にチョウセンアカシジミの写真を使いました。DSCN1700 posted by (C)ドクターT夜は意見交換会でくしゃくしゃ飲んで、3次会まで行きました。オナガシジミ(岩木山) (2) posted by (C)ドクターTジョウザンミドリシジミ♂卍巴 (6) posted by (C)ドクターT16日はレンタカーを借りて、終日雨でしたが、岩木山へ行って、一応少しゼフィルスを探してみました。
2012年07月16日
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ゴイシツバメシジミ(市房山) posted by (C)ドクターTこの蝶は1973年に熊本県市房山で発見された、日本で最後に新種として発見された蝶で1975年には国の天然記念物に指定され、採集禁止となりました。その後、宮崎県、奈良県でも発見されましたが、奈良県ではもう10年以上見られておらず、すでに絶滅したと言われています。シシンラン posted by (C)ドクターT食草がシシンランというツクバネガシなどの古木に着く着生ランの花蕾で、このランそのものが珍しい植物で、山野草マニアの間で盗掘の対象になっていたために、食草とともに消えてしまったのではないかと言われています。蝶の保全には蝶だけを天然記念物に指定して保護するだけでは駄目で、食草の生える環境そのものを保全しなければ駄目だというよい例で、現在確実に見られるのは熊本県の市房山です。ここは九州大学の三枝名誉教授の指導で地元の方たちの熱心な保護活動で毎年見ることが出来ます。年に2回、7月と8月に発生しますが、年によって多少ピークは異なりますので、市房観光ホテルの西さんに発生状況を確認してから行った方がよいと思います。蝶のプロファイリング、それは蝶の食草、発生時期、発生回数、習性などとドクターTの観察経験に基づいて、何時どんなところで、見られやすいかを検討する方法論です。
2012年07月16日
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チョウセンアカシジミ(宮古市) posted by (C)ドクターT朝鮮半島に広い分布域を持つこの蝶は、1952年宮古高校の山本先生が生徒の夏休みの宿題の中にこの蝶の標本があるのを見つけたことがきっかけで発見され、その年の日本昆虫学会で報告され、一大センセーションを巻き起こしました。その後岩手県と山形県の一部に棲息しており、食樹はデワノトネリコであることが判りました。宮古市では天然記念物に指定して、何か所かでデワノトネリコを植えて保護活動に取り組んでいます。観察するには、そういう保護地域で6月末から7月初めに行われる観察会に参加するのがよいと思います。蝶のプロファイリング、それは蝶の食草、発生時期、発生回数、習性などとドクターTの観察経験に基づいて、何時どんなところで、見られやすいかを検討する方法論です。
2012年07月15日
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今日、青森で日本警察医会の発表があるので、昨日は一日早く岩手に来て、まだ見ぬゼフィルス、チョウセンアカシジミを探すことにしました。場所は宮古市の亀岳小・中学校付近です。この学校は山の中の小さな学校ですが、チョウセンアカシジミの保護活動に取り組んでいます。ネットで調べたら今年は6月30日に観察会があったようです。観察会が行われるのはだいたい発生のピークでしょうから、それから2週間経っており、ちょっと遅いかなと思いましたが、・・・。デワノトネリコの植えてある川の土手 posted by (C)ドクターTデワノトネリコの植栽 posted by (C)ドクターTその付近にはチョウセンアカシジミの食樹であるデワノトネリコが川沿いにたくさん植栽されていましたが、叩いても叩いても何も出て来ません。チョウセンアカシジミ(宮古市) posted by (C)ドクターTようやく自生するデワノトネリコを叩いた時に2頭出て来ましたが、よい位置に停まってくれず、こんな写真しか撮れませんでした。案内をしてくれたTさんと地元の保護活動をしているMさん posted by (C)ドクターTそこで一日付き合って運転してくれたTさんが、地元の保護活動をしているMさんを探してくれて、Mさんの案内で、ポイントへ連れて行ってもらいました。チョウセンアカシジミ(宮古市) posted by (C)ドクターT何と、小さな木でしたが、1本の木に10頭ほど停まっていました。デワノトネリコの根元付近に産み付けられたチョウセンアカシジミの卵 posted by (C)ドクターT根元には卵もたくさん産み付けられていました。DSCN1673 posted by (C)ドクターT何とか間に合って、1種類ライフリストに加えることが出来ました。Tさん、Mさんありがとうございました。
2012年07月14日
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ミドリシジミ(美浜町) posted by (C)ドクターTほとんど♀ばかりになりましたが、まだ美浜町ではイソノキに停まるミドリシジミの集団が見られます。何時ごろまで見られるのか調べてみたいと思います。昨日は叩くと20頭くらいが飛び出しました。さて、今日から2泊3日で東北へ行って来ます。15日青森で日本警察医会の発表「人の掘った穴の危険性について」をするのですが、それにかこつけて、東北の蝶を撮って来ます。
2012年07月13日
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瑞光(やまももの里) posted by (C)ドクターT今年は例年より遅かったですが、ようやくやまももの里の瑞光(大実山桃)が色んできました。瑞光(やまももの里) posted by (C)ドクターT最初の収穫は美楽へ持って行きました。
2012年07月13日
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ヒメチャマダラセセリ posted by (C)ドクターT北海道大学の昆虫同好会の学生がアポイ岳で発見した蝶で発見されてすぐ1975年に国の天然記念物に指定されました。アポイ岳はちょっと植生も変わった山で、海岸近くにあり、大雪山ほど高くはないのですが、氷河時代に取り残された山と言われていて、ここだけの植物もたくさんあります。アポイアズマギクに停まっていますが、食草はその付近に生えているキジムシロであるのはチャマダラセセリと同じです。5月下旬に7合目の馬の背というところに行けば、天気がよければ見られます。愛知県から行って日帰りで見られないこともありません。 蝶のプロファイリング、それは蝶の食草、発生時期、発生回数、習性などとドクターTの観察経験に基づいて、何時どんなところで、見られやすいかを検討する方法論です。
2012年07月13日
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ヘリグロチャバネセセリ♀(白山市) posted by (C)ドクターTヘリグロチャバネセセリ♀(白山市) posted by (C)ドクターTこの前載せたスジグロチャバネセセリと鑑別の難しい蝶で、棲息場所もよく似ています。縁毛が白っぽいのと、前翅中室の外側の濃色斑が下の室に入り込まないことで鑑別します。草原の蝶でオカトラノオなどの花に来ます。スジグロより少ないですね。蝶のプロファイリング、それは蝶の食草、発生時期、発生回数、習性などとドクターTの観察経験に基づいて、何時どんなところで、見られやすいかを検討する方法論です。
2012年07月13日
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カイツブリ♀ posted by (C)ドクターTカイツブリ♀ posted by (C)ドクターTカイツブリをドアップで撮ってみました。デジスコでノートリです。瞳の大きさが微妙に変化しているのが判りますか
2012年07月13日
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クジャクチョウ(上高地) posted by (C)ドクターTこの蝶は孔雀の羽のような模様があり、蝶の採集を始めたころの憧れの蝶でした。何故か幼馴染の克君と共著で49年前に出した「岡田の蝶」に取り上げられているのは謎ですが、知多半島には絶対にいない蝶です。中部では高原のお花畑で見ることが出来ます。一番最初に見たのは北海道に行った時で、北海道では平地にいます。今は出たばかりで新品ですが、成虫で越冬しますので、春先に山菜採りに山の方へ行くと傷んだ越冬あけの個体を見ることがあります。蝶のプロファイリング、それは蝶の食草、発生時期、発生回数、習性などとドクターTの観察経験に基づいて、何時どんなところで、見られやすいかを検討する方法論です。
2012年07月13日
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IMG_0255 posted by (C)ドクターT昨日も雨の中、お母さんは卵を抱いています。IMG_0267 posted by (C)ドクターTIMG_0279 posted by (C)ドクターTお父さんは何をしているかと言うと、巣の材料を時々運んだり、周りを警戒しています。えらいお父さんですね。見習わなければ、・・・。
2012年07月13日
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【はじめに】ムラサキツバメは温暖化と食樹(マテバシイ)の臨海公園への植栽によって、棲息域を北へ拡げている蝶のひとつとして注目されています。蒲郡においても2009年8月19日に初めて成虫1頭が観察され、その後幼虫や成虫の発生状況を注意して見ていますが、2012年になって、いまだ1頭の幼虫も成虫も確認できない状況が続いています。そこで、蒲郡緑地公園でのムラサキツバメの発生状況と気象庁のホームページより過去の蒲郡での気温の変化との間に何らかの関連があるのではと思い調べてみました。【蒲郡緑地での食樹の状況】蒲郡緑地公園は蒲郡港の港湾開発整備の進む中、港湾で働く人々の休息と安全を確保するために昭和48年12月から愛知県によって環境整備事業の一環として整備され、昭和53年3月に完成しました。浜町緑地公園の常緑ブナ科 posted by (C)ドクターTこれは以前調査したものですが、蒲郡緑地には36本のマテバシイがあります。【蒲郡緑地でのムラサキツバメの発生状況】ムラサキツバメは蒲郡では年に1回の発生であり、成虫は8月~9月に発生し、成虫で越冬します。蒲郡緑地での初認ムラサキツバメ posted by (C)ドクターTこれは2009年8月19日に初めて蒲郡緑地で見たムラサキツバメです。ムラサキツバメ♂(蒲郡緑地) posted by (C)ドクターTムラサキツバメ♀(蒲郡緑地) posted by (C)ドクターT2010年は発生数が多く、1日に10頭近い成虫を確認出来たこともあります。ムラサキツバメ幼虫(蒲郡緑地) posted by (C)ドクターTムラサキツバメの幼虫はマテバシイの若い葉を食べて、葉を少し裏側へ巻いて中に潜み、蟻が蜜を舐めに来ていますので、成虫よりも比較的見つけやすい。2009年:成虫1頭のみの観察2010年:成虫多数、幼虫多数2011年:成虫2頭、幼虫も2~3頭2012年:成虫0、幼虫0(2012年7月10日まで)現在までのところ蒲郡緑地での越冬集団形成は観察されていません。【最低気温の変動】気象庁のホームページから過去の蒲郡での日ごとの最高、最低、平均気温を調べることが出来ます。そこで、2008年から、月ごとに0℃以下の最低気温の日が何日あったかを調べてみました。 年月2008年2009年2010年2011年2012年1月6771482月9362123月001524月000005月000006月000007月00008月00009月000010月000011月000012月2112最低気温0℃以下の日数は2009年(2008年12月~2009年3月)が12日間、2010年が15日間、2011年が22日間、2012年が24日間でした。【考察】2009年からの観察ですので、その前の発生状況は判りませんが、発生の多かった2010年の冬は0℃以下の日数は15日間であったのに対して、発生の少なかった2011年は22日間と多く、発生が確認されていない2012年は2年連続で24日間もの低温日があり、不作であった2011年の翌年も低温日が長く、ここではムラサキツバメが越冬出来なかったのではないかと思われます。【まとめ】蒲郡におけるムラサキツバメは温暖化とマテバシイの植栽により進出してきた種であり、気候の変動により、まだ安定して発生を続けられる状況ではないと思われます。
2012年07月12日
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サカハチチョウ夏型(白山市) posted by (C)ドクターTサカハチチョウ春型(白山市) posted by (C)ドクターTこの2枚は同じ日にほぼ同じところで撮った同じ種類の蝶です。年に2回発生する蝶は春型と夏型あるいは夏型と秋型と言って、多少色や模様が変わります。これは同じ遺伝子を持つ蝶が発生時期の温度差によって色が変わるということです。しかしこれほど違いがはっきりするのは、前に載せたトラフシジミとこのサカハチチョウとまだ見ていませんが北海道に棲むアカマダラくらいです。これを撮ったのは7月9日ですから、夏型が出てもおかしくない時期ですが、まだ春型が生き残っているということで、それは翅の痛み具合を見れば判ります。昔は少し山の方へ入って渓流沿いなどのイラクサ科の食草が生えている辺りにはたくさん飛んでいましたが、最近は数も減ったようです。蝶のプロファイリング、それは蝶の食草、発生時期、発生回数、習性などとドクターTの観察経験に基づいて、何時どんなところで、見られやすいかを検討する方法論です。
2012年07月11日
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