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私:先週、静岡方面に用事で行ってきて、自動車部品製造業が底をうって、上向きになっていることを実感したが、怖いのはもう一度、底が来るかだね。 A氏:今朝の新聞では、経済通産省のデータとして5月の鉱工業生産指数が3ヶ月連続で前月を上回ったという。 君の実感を裏付けているね。 しかし、これは一時的な回復で、再び生産がマイナスになる「二番底」を予測するエコノミストもあるというね。私:景気のいいときには生産工程中の在庫が多い。 だから、一挙に景気が悪くなると、在庫消化で、生産も一挙にゼロ近くまで落ちる。 しかし、在庫消化後はまた、回復する。 問題は、末端需要だね。 自動車は、依然として売れていないで、昨年の半分だね。 こういうパターンのときは、「二番底」が来ることが多い。A氏:売れているのは、ハイブリッド車くらいだね。私:夏のボーナスは減少、失業率も5パーセント超。 末端需要は上向きということはあまり期待できないね。 生産を上げ出した会社も、今まで、残業ゼロ、自宅待機などをやってきているから、生産を上げても、平常の勤務に戻すだけで、雇用の上向きにはならないだろうね。 ところで、昨日、図書館に行く途中、近くのガソリンスタンドを見たら、レギュラーガソリンが122円とあった。 先週は確か、110円台だった。 ジリジリ値上がりしているね。 ガソリンはそんなに売れておらず、製油所の稼働率は低調だというのにね。 変な現象だね。
2009.06.30
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私:昨日、日曜日の横須賀市長選で、33歳の吉田雄人市議が当選したね。 新聞の神奈川版で報じていた。A氏:こないだの千葉市長選で31歳の熊谷俊人氏が市長になったが、同様にまた、若い市長の登場だね。私:基地の街、横須賀市は、今まで、3代36年にわたり、官僚出身者が市長を務めてきた。 しかも、小泉元首相のおひざ元。 競り合った現職の蒲谷氏は64歳。 無所属ながら、自民、民主、公明のバックアップがあった。 小泉元首相も、蒲谷氏の応援に5月から4回にわたり地元入り。 14日には01年の首相就任以来一度もなかった市内での街頭演説もしたという。A氏:その小泉人気も影響しなかったということか。私:投票率も前回の40パーセントから45パーセントに増加しているね。 民主党は、「相乗り」で失敗だね。 次は今週の7月5日(日)の静岡県知事選だね。 これは与野党対立だね。 県民はどのように民意を示すかだね。A氏:その次の日曜日、7月12日は都議選だ。 地方選挙続きだね。私:麻生首相は、地方選の結果は、国政選挙の衆議院議員選挙とは関係ないと言っているが、国民は都道府県民であり、市町村民でもあることを分かっていないようだね。 俺も君も日本国民であるとともに、神奈川県民であり、横浜市民だね。 同じ人間で二重人格者ではないね。 その意味で、解散なしでもすでに衆議院議員選挙ははじまっていると言えるね。 今月は目が離せないね。
2009.06.29
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私:俺の孫は金曜日は、学校が終わると、幼稚園時代からやっていた美術教室に行く。 これは親が行かせたのでなく、孫が工作が好きなんで、それをのばしてやろうと選んだ。 孫はこの教室が楽しみで熱中している。 終わるのが午後5時頃だね。 週末なんで帰りに俺の家によることが多い。 ところが、先週末はたまたま、俺は夕方遅く静岡から帰ってきた。 最寄の駅まで、家族が車で迎えに来てくれたが、孫が「溶連菌感染症」になったという。A氏:「溶連菌感染症」? あまり聞いたことがないね。私:俺もあまり聞いたことがない。 美術教室にいっているときに、顔が真っ赤になり、発疹が全身に出たそうだ。 アレルギーみたいだね。 熱はないが、だるそうだという先生の連絡で、医者に連れて行ったら、「溶連菌」を検出したそうだね。 飛沫感染で、放置しておくと、腎臓をやられるらしい。 幸い、抗生物質がよく効くそうだ。 俺が家に着いたら、孫が来ていて、もう、正常にもどり、元気に遊んでいた。A氏:家族に伝染しないのかね。私:大体、小学校低学年に多く、それも冬に多いそうだね。 しかし、親が小児科に行ったら最近、患者が多いと言われたそうだ。 これから「じじ、ばば」の家に行くんで大丈夫ですかと、医者に聞いたら問題ないと言われたので、いつもの通り、俺の家に寄ったとのことだ。 ただし、これは学校法では、感染した児童は登校してはならない病気だ。 幸い、金曜の夕方に発見したので、土日は学校は休みだ。 医者は、抗生物質をのんで、土日症状が出なければ、月曜日の登校は問題ないということだった。A氏:タイミングがよかったね。私:発病も金曜日の夕方なんで、医者にもすぐに行けた。 この病気のこわいのは、手当てが遅れると急性腎炎などの合併症を起すことだそうだ。 潜伏期間が2、3日だということだから、いつ感染したか疑問だね。 俺の孫は、俺の行っているスポーツクラブの水泳教室にも行っているが、これが発病した前日の木曜日だ。 そのときに、誤ってプールの水を飲んでしまい、下痢をしたとか言っていた。 そのせいかね。 とにかく、新型インフルエンザにしろ目が離せないね。
2009.06.28
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私:今日、午前中、なんとなくテレビのチャンネルを回していたら、石原裕次郎がインタビューに答えているシーンにぶつかった。 興味を引かれたので見ていたら、コメンテーターが、なかにし礼だね。 この人はテレビのコメンテーターとしても出ているが、俺はこの人のコメントは同意することが多いね。 だから、番組の途中からだったが、終わりまで見たね。A氏:昭和の象徴として、俳優では石原裕次郎、歌では美空ひばりかね。私:裕次郎は歌でもヒット曲を出しているね。 500曲以上あるという 映画の主題歌を主役が歌うという画期的なことをしているね。 意外なことに、なかにし礼は、偶然の出会いから、裕次郎のすすめで作詞家になったんだね。 だから、裕次郎の最後の歌である「我が人生に悔いなし」は、裕次郎から頼まれた曲であるという。 なかにし礼は、今でも全国のカラオケで裕次郎の歌は歌われていると言っていたね。A氏:裕次郎は今も生きているというわけか。私:一昨日、浜松に泊まったとき、知人2人とカラオケスナックに行ったよ。 ここは、広いスナックで1数人くらい座れるカウンターのほかに4人かけのボックスも2つある。 すこし広いスペースがあり、ここで歌を歌う。 正面に50インチくらいの大画面がある。 音響効果もいい。A氏:カラオケを歌う人は、そのステージに行き、大画面に向かって立って歌うわけだね。私:夜の8時には夕食がてら、そのスナックに入ったら、カウンター席はほぼ満員。 中高年の男女が中心で若い人はゼロだった。 だから、歌は自然に演歌や昭和の歌謡曲だね。 皆、常連らしく、順番で切れ目なく歌っていたね。 皆、うまいね。 俺たちは、9時ぐらいまで、それらの人々の歌を聞きながら、ボックス席で食事した。A氏:裕次郎の歌は歌われていたかね。私:意外に歌われていなかったね。 歌ったのは、俺だけだった。 俺は「港町、涙町、別れ町」を歌ったね。 この歌は、カラオケでも最も短い曲ではないかね。 2コーラスで終わりだし、1コーラスも短い。A氏:石原裕次郎は、団塊の世代よりは、古い世代だから、どちらかというと「昭和人」だね。私:なかにし礼も「昭和人」になるのかね。A氏:「我が人生に悔いなし」は「昭和人」の歌だね。 「平成人」は「悔いあり」かもね。私:結局、そのカラオケスナックを出たのが、夜の11時過ぎだったね。 最後に俺がトリだということで、こないだほめられた「ガキの頃のように」を歌った。 歌い終わったら、カウンターにいたある年配の女性が「すばらしい」と立ち上がって拍手した。A氏:?私:われわれが帰ろうとすると、その女性は「今、来たばかりなんで、もっと聞きたい」と言っていたね。A氏:?私:われわれは「また、このスナックで会うこともあるでしょう」と言って、知人の車でそのスナックを後にした。 俺はホテルの前で降ろしてもらった。 もう夜中の12時だったね。A氏:なんで、石原裕次郎から、君のカラオケの自慢話に転化したんだい?私:
2009.06.27
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私:今、静岡県方面から用事で帰ってきたとこだ。 昨夜は浜松泊まりだった。 この地方は、自動車部品を作っている中小企業が多いが、実際のいろいろ現場の話を聞くと、昨年、10月くらいから、ちょっとおかしくなり出し、11月から注文が減り、12月、1月は1、2割に落ち込んだという。A氏:1割ということは9割生産が減ったということか。 すざましいね。 まさに、百年に一度だね。私:当然、1月、2月と低迷し、赤字は累積。 やはり5月くらいから上向き出し、今月は7割くらいにもどりそうだという。 それで、はじめて赤字を脱却できるかもしれないという。 しかし、10割に復活するかどうか、見通しは明るくないようだ。 俺の知っているいくつかの会社は、皆、なんとか踏ん張っていたね。A氏:やはり、底はうったということかね。私:今のところはね。 しかし、このような急激な受注の上下がある時は、注意しないと、また、下がることがあるからね。 もっとも、昨年12月の9割減ということはないだろうがね。 今年一杯は、我慢できるかだろうね。
2009.06.26
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A氏:西川義文氏の続投は、29日の株主総会で正式承認される見通しだね。 しかし、今朝の新聞で報じている「業務改善報告」では、西川体制が大幅に変更されるね。私:西川氏の上に会長を設置するという。 これは、民間出身となるだろうね。A氏:西川氏が三井住友銀行から引き連れてきた4人の「西川チーム」は、銀行にもどる。 今回の問題の発端になった、「かんぽの宿」は、売却をやめ、経営改善をして、08年度は経常赤字54億円を11年度には8億円の黒字にするという。私:「かんぽの宿」の経営は、放漫経営だね。 大幅赤字は当然だね。 これは国会で、民主党の前原氏が指摘して、当時の総務相の鳩山氏も「珍しく民主党と同意見だ」だと答弁していたね。 民営化しても放漫経営のままにしておいて、赤字だからといって叩き売りするのは矛盾だね。A氏:赤字はお役所的な放漫経営の結果だね。 それを民営化で追求しないで、赤字だから叩き売るという。 何のための民営化かね。私:俺がわからないのは、その根拠だね。 郵政は民営化すれば、効率があがり、利益も大いに出るという宣伝だね。 それなら、「かんぽの宿」なんか、黒字化できれば、民営化の効果が出る。 なんで、売却するのかね。A氏:郵政公社が民営化したのだから、民営化した効果をあげるために、「かんぽの宿」の経営合理化をして黒字化すれば、「さすが民営化」ということになるはずだがね。 「かんぽの宿」の雇用維持制約は関係ないね。私:経営努力をしないで、赤字部門を売却するのでは、「民営化」の意味がないね。 民間のオリックスが引き取って、経常収支を黒字化できたら、日本郵政自体の「民営化能力」のメンツは丸つぶれではないの? そんな経営能力で竹中平蔵氏が言っていた、アメリカより2倍高い郵便料金は、いつ下がるのかね。 「かんぽの宿」の黒字化、郵便料金の値下げなどで、はじめて「郵政民営化」は成功したといえるだろうね。 民間経営は、結果がすべてだからね。 しかし、規制緩和の結果でタクシー料金は、見事に値上がりしたね。 この反省は誰がしているんだろうね。 人のやることだから、判断ミスはある。 重要なのは、明確な責任ある反省だね。
2009.06.25
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A氏:昨日の新聞をよく読んだんだが、コンビニの「デイリー品」のような食品廃棄量は主要10社で、1店舗平均1日11キロから12キロのところが多く、年17万トンになると報じているね。私:コンビニだけの量だけだが、その他、外食産業のものもあるね。 計算によっていろいろ違うが、家庭も含め、日本では食べられるものの2、3割が捨てているようだね。 年間1650トンくらいだという。 それでも、メタボで肥満が増加しているようだね。A氏:体の過剰な脂肪は、一種の廃棄食品が形を変えたものだね。 体内への廃棄だね。 1650トンに、この日本人が体内に蓄積している過剰脂肪の量も含めるべきだね。私:ブッシュ政権の頃、アメリカで肥満税が話題になったことがあったね。 肥満による病気が増加して、保険財政が苦しくなるので、予防に重点を置き、同時に、税金で肥満によって起きた病気の治療支援を強化するというわけだね。A氏:日本の健保によるメタボ検診と似ているね。私:アメリカでは、肥満は自己責任ということでその法案は流れたようだね。 食い物は、きちんとした量を食えば、エネルギーで消える。 こないだ、転居で古い書類を整理していたら、40歳台の頃の俺の健康データが出てきたね。 驚いたね。 体重が80kgだ。 俺の身長からして、超肥満だね。 血圧も高い。 血糖値も高く、今で言う、境界型糖尿病だね。 少年期を飢餓状態で過ごしたので、その反動で、太りやすいらしい。 当時のパスポートの写真を見ると別人のように丸顔だね。 当時、人間ドックで、医者が「あなたは血圧が高く、血糖値も高い。 それに心臓の負荷テストのときの心電計では異常値がある。 だから、血管の中はドロドロだ。 駅で電車に急いで走りこもうとすると倒れるぞ。 親父さんの年までは生きられないな」 と言われた。A氏:しかし、今はほっそりしているね。 親父さんがなくなった歳も越えたしね。私:俺は子どもの頃は、虚弱児で18歳以上は生きないだろうと医者に言われたという。 だから、悔しいから健康になろうという意志は強かったね。 それが、高度成長の物余りの時代の変化に対応できなかった。 しまったと思ったね。 早速、戦いが始まる。 今はウオーキングだが、当時は、毎日、20分のジョギング。 出張のときも、ジョギングセットをかばんに詰めて、ホテル近くを朝走る。 電車は一駅前で降りて歩く。 食事を減らす。 5分程度の簡易ヨガを毎朝やる。 出張先のホテルの狭い部屋でもやる。A氏:体重は減ったのかね?私:半年くらいで70キロ前後になり、さらに2,3年で俺の標準体重の60キロ前後になったね。 それから、リバウンドなしで現在まで変化なしだね。 「血管はドロドロだ」というから別の病院ですぐにカテーテル検査もしたが、血管はきれいだった。 半年後に、人間ドックにもう1回行ったら、心臓の異常値は消えていた。 医者は驚いて「奇跡だ」と言った。 奇跡ではなく、原因は極端な運動不足だったんだね。 俺は「貴方の誤診だ」と言って喧嘩になったがね。 しかし、この肥満からの脱出がなかったら、今は、あの世にいっていただろうね。 幸か、不幸か、百年に一度の経済危機を見なかったかもしれないがね。 それから、今度の転居では「本の肥満」からも脱却したがね。
2009.06.24
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私:セブンーイレブンの値引き問題がニュースになっているね。 考えてみれば、俺が商店街から、離れた住宅地に転居してから30余年だね。 最初は、コンビニなんかない時代だ。 いつからかね。 歩いて5分くらいのところに、角地にセブンーイレブンができた。A氏:最初は、文字通り、営業は朝7時から夜11時までだったと思うね。私:そんなに利用はしなかったが、確かに、ちょっと、小物を買うときには便利だったね。 値段は割高だけれどもね。 それは、便利コストと理解していたね。 それに大量で仕入れるわけでないしね。 そういうビジネスもデルなわけだ。 田舎の不便な場所にまで、できるようになった。A氏:それが成功したわけだね。 そのうちに、24時間営業になる。私:オムスビや惣菜のような生食品をやりだしたのは、いつ頃かね。 これを「デイリー品」というらしい。 今回のコンビニモデルが問題になったのは、「デイリー品」を扱うようになってからではないかね。 売れ残り品は、すぐに捨てないといけない。 リサイクルしても廃棄よりもカネがかかる。A氏:今回、クローズアップしたのは、本部と加盟店との関係だね。 加盟店は、売れ残りは仕入れ値段で引き取る仕組みだから、本部は痛くない。 この仕組みの背景には、加盟店長の自己責任という考えがあるね。私:昨日の朝日新聞のトップ記事の「返本減らしへ、出版社自衛策」とあった出版業界と逆だね。 書店は売れなかった本を出版社に仕入れ価格と同額で出版社に引き取ってもらえる。 それを今度は、出版社は、書店の取り分を増やす代わりに返本価格を半値以下にしようというものだね。 書店の「責任販売制」だね。 書店の自己責任強化だね。 大手・中堅の出版社10社が乗り出したという。A氏:セブンーイレブン型だね。私:セブンーイレブンでは、本部は売上があがれば、利益はふところに入る。 「売れ残り」は関係ない。 だから、本部がこわいのは「品切れ」だ。 だから、仕入を増やそうとする。 しかし、仕入を増やすと売れ残りが増える恐れもある。 その矛盾が「デイリー品」という寿命の短い性格の違う商品を扱い出してから鮮明にクローズアップしたということかね。 加盟店の自己責任を基本とするなら、「デイリー品」の値下げも店長の判断で行うしかないだろうね。A氏:背景に、「もったない」食べ残しの問題もあるしね。私:本のほうも、書店の「責任販売制」にしたら、書店の店長判断で新刊本の割引販売が出るかもね。 なにせ、書籍の返品率は、昨年は40パーセントだというからね。 これもリサイクルするにしても、大きなムダなコストだね。 食べ物のほうは、コンビニの廃棄量が問題になっているが、家庭からの廃棄量のほうが多いというから、「食糧自給率」からすると、毎日の食事を「もったない」から見直さないとね。 ところで、数年前に、俺の近くのセブンーイレブンが、改装してローソンになったね。 どうも店長と本部でもめごとがあったらしいね。 競争も激しいね。
2009.06.23
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A氏:君が昨日の朝日新聞の読書欄についてふれていたんで、読んだんだが、「売れている本」というコーナーでは、村上龍の「無趣味のすすめ」をとりあげていたね。 村上龍は、政治経済もテーマにした小説やエッセイが多いが、この「無趣味のすすめ」というのは、雇用問題を中心としたエッセイらしいね。 新聞では「箴言集」とあったね。 箴言とは聞きなれない言葉だが、辞書によると「いましめとなる短い句。格言」とある。 私:図書館に予約しようと思ったら、図書館では各地区合わせると20冊くらいあるようだが、200くらいの予約殺到だね。 予約はやめた。 それは、以前、大きな新聞広告で、この本のエキスがかなり長く書かれていたので、大体の内容は分かったからだね。 趣味の集まりは、激しい人とのかかわりがないということらしいね。 仲良しクラブでは何も生まれないというわけだね。 だから、趣味より仕事が重要だという意味だね。 俺は、仕事に影響するような趣味なんてもっていないから、興味はないがね。A氏:新聞の書評では「他人のアドバイスに依存する人は、路頭に迷うかも知れない」という箴言を最後に引用していたね。 村上龍は、弱肉強食の社会で基本的には弱者を支援しようとしているのだが、甘やかしは避けているという。私:「男(オス)と女(メス)の怪」養老孟司・阿川佐和子対談で、養老氏が一般的な講演をすると、「では、どうしたらいいんですか?」という質問が必ず出る。 養老氏が話したのは「思想」だから、「こうしなさい」というと思想でなく現実に変わる。 だから、そういう質問に対しては、養老氏の姿勢は「いい大人が人生の生き方を訊くんじゃないよ。 てめえで考えろ」 となる。 これと似ているね。A氏:結局、情報過多で、マニュアルがあって常に誰かのガイドがあるように思っているのではないかね。 マニュアル主義の弊害かね。私:ちょっと話は違うが、こないだ小学校1年生の孫が来たので、算数の問題を出した。「電線にトリが3羽とまっている。 1羽、撃ち落とした。 残りは何羽か?」 と聞いたら、2羽と答えたので、鉄砲の音で後は飛んで逃げたので正解はゼロだと言っていたら、笑っていて、次に親に向かって同じ質問をしていたよ。A氏:俺たちの子供の頃、よくやった質問だね。私:そうしたら、算数のドリルをちょっと見たら、ケーキが7個あり、これをA、B、Cの3人の子どもで分ける問題が出ていた。 質問は、一番多くもらったのは何個で、2位は何個で、一番少ないのは何個だ、という質問だね。 差をつけてケーキを配分するという変わったドリルだね。A氏:小学校一年生にとっては難しいのではないの?私:このドリルはガイドがついているんだね。 まず、「最低数は1個ですね」からはじまる。 すると残りは6個だから、3と3に分けると、差がつかないので、4と2しかない。 正解は、一義的に4.2,1となる。 これは孫はすぐに解いたね。 しかし、俺はこの問題を見て、とっさにおかしいなと思ったね。 何故なら、現実は、最低分配数は「全然、ケーキをもらえない」というゼロだ。 最高は、7個全部独り占めだね。 ところが、2位の個数を要求している。A氏:最低個数がゼロなら、残り7個を2人で差をつけるとなると、正解は6と1、5と2、4と3、と3つの選択肢があるね。 この算数の問題の意図は何かね。私:よくわからないが、さっきの「撃ち落した鳥」の質問と同じように、現実は違うことは確かだね。 現実の正解は、いろいろある。 こんな簡単な問題だって、自分で現実を考えて選択しなくてはならないわけだね。 こじつけかね。
2009.06.22
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この胸に深々と突き刺さる矢を抜け(下)私:上巻を読んだのが、俺のブログによると4月21日だね。 先週、予約の順番が来て下巻を図書館から借りることが出来た。 約2ヶ月、間が空いたことになるね。A氏:その間、この本が今年度の山本周五郎賞を受賞するニュースがあったね。私:例によって、経済学者の説明の長い引用が入ったり、月面着陸をした宇宙飛行士が、宗教的な体験をする話を長く引用したりするなど、小説としては異例のテクニックだね。 著者の人生の不可思議を自問自答しているようなエッセイ的な部分が多い。 それは主人公がガン宣告を受けて、手術を受け、その後、再発の恐れがあるので、抗がん剤を服用し、働き盛りで差し迫った」死を意識せざるを得ないというのが背景にあると思うね。 それに子どもの死が深く「心に突き刺さっている」んだね。A氏:それが題名と関係あるのかね。私:それは分からない。 しかし、主人公はときどき、死んだ息子の声が聞こえるような気がすることがある。 この小説の最後では、ガン再発とともに、会社をやめ、北海道に転居するところで終わるが、その最後の行が、その死んだわが子の言葉で終わっているのが象徴的だね。 従来の小説のスタイルを破ったという点で、山本周五郎賞をもらったんだろうが、人との関係はアメリカのハードボイル的な感じで、濃密な人間関係はないように感じたね。 主人公と精神分析医との会話が入るのも、アメリカ的だね。A氏:日本的なら禅宗の和尚が登場だがね。私:たまたま、昨日の夕刊の週刊テレビ番組欄で、俳優の橋爪功氏のインタビューがあったね。 昭和16年の二桁生まれ。 昭和一桁の後に生まれ、ちょっとはざまだったという。 一桁生まれの先輩にほっとかれることが多かったという。 しかし、外国映画だとか、芝居とかで、いろんな人間像の違いを吸収した時代だったという。 ところが、現代はドラマが面白くない。 対立がないからだという。 隣にいる人がまったく理解できないという面白さがなくなってきているという。 若い俳優たちを見ていると人間に対する興味が薄いという。 この「この胸に深々と突き刺さる矢を抜け」の小説にも、深刻な対立がないような気がしたね。A氏:養老孟司氏の言う脳化、都市化、情報化による同一化のせいかね。 現実の多様性に対する関心の喪失かね。私:そういう点で小説とは、多様な人間関係を追求していくんだろうが、この小説は、もう一歩、そこを突っ込んで欲しかったね。 ところで、今日の朝刊は、日曜なので、読書欄がある。 最近、あまり読みたい本が出てこないが、今週は、人間が生きることに対して、生々しいテーマの本が2冊出ていた。 一つは、若者の無差別殺人の原因の多様性を徹底的に追及した「無差別殺人の精神分析」。 もう、一つは自殺大国の日本の自殺者3万人超の多様な実相に迫った「強いられる死」。A氏:こういう人たちを現実の多様性を見失い、評論家的に浅く概念的にとらえ、「深く」理解していないかもね。私:早速、図書館に予約したよ。 小説もこのような「現実の人間関係の胸に深々と突き刺さる矢」にメスを入れたものがほしいね。
2009.06.21
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プルーストとイカ 私:この本は、すでに俺のブログの「麻生首相、誤読の背景」養老孟司氏の「プルーストとイカ」書評でふれているね。 図書館に予約したのが、1月だから、もう5ヶ月間待ったことになるね。 しかし、読み出したら、かなり専門的な本なことが分かったね。 400頁近い大著だね。 書評を見て、図書館に予約して借りる本は、予め本を見ないで申し込むので、こういうミスマッチがある。 まぁ、「読む」という知的な活動と脳のいろいろな分野との関係が説明されている。A氏:日本語は、象形文字と表音文字の組合せの読書だから、脳の使い方が違うとマンガに関係して「マンガをもっと読みなさい」養老孟司・対談・牧野圭一で養老孟司氏が言っていたね。私:人類の歴史を考えると、文字は脳を進化させてきたという。 この本はそれについても触れていて、文字が違う「英語脳」「中国語脳」「日本語脳」の3つのタイプを紹介しているね。 「中国語脳」は右脳も使っているのが特徴だね。 もっとも「日本語脳」については、マンガがあるので養老孟司氏の説明と違うようだがね。A氏:文字によって脳の活動が違うとすると、思考パターンも違うのではないの?私:表意文字はアジア的な相互依存型、アルファベットは個性型、論理型様式と結びついているという。 あえて言えば、表意文字は農業民族型、アルファベットは騎馬民族型かね。 また、幼児が「世話をしてくれる人のひざに座って言葉を読み聞かせられる」ことが、「その後の人生を左右するほど大切な経験」なのだという。 逆に、そういう機会が少ない子は差がついていくという。 格差の原点かね。 「機会の平等」などをいう人は、お題目だけだね。 幻想だね。A氏:幼い頃に英語を教えるというのはどうかね。私:言語によって脳が働く分野が異なるのだから、脳の機能からみれば、早くから脳を鍛えたほうがいいんだろう。 しかし、読書については、5歳から7歳までは、脳の細胞が準備期間なので、早すぎても逆効果だという。 母国語の「ひざ」さえ満たされずに育った子どもに、さらに外国語を学ばせても子どもが押しつぶされるだけだという。A氏:やはり、母国語が基本になるということかね。私:この本は、文字が読めない「識字障害」も扱っているが、その障害があっても、偉大な仕事をしているエジソン、アインシュタイン、ダビンチをあげているね。A氏:最近、大きな話題になった全盲のピアニスト、辻井伸行さんも音符なしで育ったようだから、一種の「識字障害」と言えないこともないね。私:俺が興味をもったのは、ギリシャの偉大な哲学者であるソクラテスが文字文化を嫌ったことだね。 文字が出るまでは、声で伝承する文化だった。 声による言葉こそが「生きている」のであって、文字は「死んだ言葉」だという。A氏:養老孟司氏の「情報は死だ」という論理と似ているね。 インターネットの情報は死だね。私:著者は、インターネットで読書習慣が変わり、それが人の脳にどのような影響を与えるかの不安も持ってこの本を書いているようだね。 そして、伝統的な読書による大きな知的資産や能力を急速に失わないように、多様な知的選択肢を残すべき、としているね。 その意味で、日本語や漢文のことももっと日本人は目を向けるべきだね。 だから、日本の顔である麻生首相には、恥ずかしい漢字の読み間違いは絶対してもらいたくないね。
2009.06.20
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私:今朝の新聞によると、昨年12月に30ドルまで下がった原油が、それ以降、ジリジリ値上げが始まり、最近では70ドルだという。 夏には100ドルを超えるだろうという。A氏:世界的な不況の中で、中国やインドの経済成長があるからではないの?私:ところがOPECが減産しても、消費国の在庫はぱんぱんだという。 いまだに、昨年の需要まで回復していない。 原因は、各国政府の財政出動や低金利で資金がだぶつき、資金が原油取引に流れこんでいるからだという。A氏:政府は、株価が一時、1万円を超えたのを見て、景気は底を打ったと言っていたようだが、これも金融資本の回復だね。私:市場のことは市場に任せればいい、規制はできるだけないほうがいいことが反省され、金融資本に規制をかけようと、御本家のアメリカも動き出している。 ところが、その金融資本のほうが、実物経済よりも早目に底を脱して、先行して回復しているようだね。A氏:金融資本規制がモタモタしている間に、原油や農産物の相場にまた、息を吹き返した金融資本が流れ出すかもしれないね。私:世界はグローバル化していて、こないだの新型インフルエンザのように、人の移動であっという間に世界中に広がる。 金融資本のほうは、IT化で、もっと速く瞬時にして、世界をかけまわる。A氏:一次産品価格の高騰、工業製品価格の低下という基本的な流れは変わらないのだろうね。私:その予測にそって、余ったカネはまた流れるのだろうかね。 そして、その変化は、金持ちのお遊びでなく、われわれの日常生活をダイレクトに直撃する。 ガソリン価格のようにね。 「底を打った」などと呑気なことをいっていないで、早く、カネの動きの規制をしてもらいたいね。
2009.06.19
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私:学校もプールのシーズンになったね。 俺の孫の小学校も来週あたり、プールで泳ぐらしい。 それで先日、生徒でプール掃除となった。 学校から、掃除をするとヤゴがたくさん見つかるから、児童は自由に家に持ち帰っていいという連絡が来た。A氏:俺たちの小学校時代は、プールがある学校なんてあまりなかったね。 だから、ヤゴをたくさん見るという子供のときの経験はないね。私:俺もそうだね。 プールで泳ぐには市営プールまでいかなくてはならなかったから、プール掃除などしたことはないし、ヤゴなど気にしたこともなかったね。 飛んでいるトンボはたくさん見たがね。A氏:しかし、君のお孫さんは虫好きだから、喜んだだろうね。私:いや、虫好きといってもクモは大嫌いだがね。 孫はプール掃除の当日、20匹くらいヤゴを持ち帰ったようだ。 ところが団地に住んでいるので、同じ1年生でも家庭によって、好まない親もいる。 俺の孫はそのヤゴまで引き取りに行ったらしい。A氏:ヤゴの餌は何なのかね。私:赤虫だね。 しかし、あまり数が多いと「共食い」するらしい。 孫が困ったとこぼしていたよ。 そうかといって、1匹づつ分けて飼うのも、団地はせまくて大変だしね。 メダカを飼っていた水槽に入れたら、食われたそうだ。A氏:自然は弱肉強食だね。私:先日、孫が来たので聞いたら、赤虫をやったんだが、共食いで半分くらいになってしまったという。 でも、そろそろ、色が変わってきて、羽化しそうだという。A氏:水槽でトンボになったら壮観だね。私:成虫のトンボになったら自然に返すしかないだろうね。 そういえば、こないだ近くを散歩していたら、珍しく、住宅地の草むらに大きなトンボが一匹、飛んでいた。 久しぶりに、目の前にトンボを見たね。 小学校時代には、トンボが多く、よく捕まえたがね。 話はとぶが、今朝の新聞で、今までの駆除剤に耐性を持った南京虫が広がっていて、世界的に大変なことになっているらしいね。 虫も生きるのに必死だね。
2009.06.18
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ナチが愛した二重スパイ 私:どこかの書評で知り、図書館で予約して借りた。 400頁ほどの長編だが、実話だね。 本命のスパイ活動よりは、独英の関係者の生い立ちや経歴など、詳細だね。 第2次大戦のスパイの物語なので、国家機密的なことが多い。 だから、長い間、事実の全体が公表されなかった。 ようやく全体の公文書も公開されるようになり、本書が生まれたというわけだね。 原書は2007年の発行だね。 A氏:二重スパイというのは、ドイツとイギリスの二重ということかね。私:主人公はイギリス人のエドワード・チャップマンだが、腕の立つ犯罪者だね。 1914年生まれ、第2次大戦で青春を送ったわけだ。 83歳で死亡。 1940年頃、イギリスのジャージー島の刑務所に入るが、この島がドイツに占領される。 そこで、彼はドイツのスパイになることを志望する。 ナチは、彼をスパイとして訓練し、イギリス本土に送り込む。 当時は、スパイは夜間に飛行機でイギリスに飛び、パラシュートで降りるんだね。A氏:何の目的で行くのかね。私:このときのチャップマンに指示された仕事は、航空機工場の爆破だね。 当時、イギリスの木製爆撃機がドイツに損害を与えていたので、その工場の破壊工作だね。 ところが、チャップマンは、自らすぐに捕まり、イギリスのスパイを志望する。A氏:ナチスをだますわけか。私:愉快なのは、当時のイギリスのスパイ本部は、ナチのスパイ本部の暗号を解読しており、チャップマンがイギリスに侵入することは事前に知っていた。 この暗号解読の事実は、最後までチャップマンには知らせなかった。A氏:航空機工場の爆破はどうなるんだね。私:ドイツスパイとして活躍していることを示すには、まず、航空機工場の一部が爆破されたデマをナチに流すことから始まるね。 イギリスの新聞も協力する。 ナチスも信ずる。 チャップマンは、後にヒットラーの名誉ある鉄十字章までもらっている。 一旦、帰った彼にスパイとしてナチが欲しかった情報が2つあった。 1つは、一時活躍していたUボートが、よく沈められるようになり、イギリスは新探査機を開発したのでないかというので、その情報収集が必要となる。 もう一つは、V1号ロケットだね。 Uボートのほうは、原因は簡単で、イギリスはドイツ軍の暗号を解読していたんだね。 それをナチは知らなかった。A氏:V1号は今で言うミサイルだね。私:ナチはロンドンに向けて発射するのだが、着弾位置と効果はどうだったかを正確に知りたい。 それによって、効果的な発射角度や距離に修正できる。 イギリスに飛んだ二重スパイチャップマンやイギリス当局にとっては、ポイントはいかにドイツに気付かれないように、着弾場所をごまかすかにあった。 チャップマンのニセ情報によって、かなり、ロケットの効果が減ったという評価もあるらしい。A氏:二重スパイの成功でチャップマンはイギリスからも勲章をもらったのかね。私:彼のイギリスでの過去の犯罪歴が影響して、第2次大戦終了間際に解雇される。 しかし、犯罪については特赦される。 戦後、彼は、その二重スパイの手記を書こうとするが、政府に押さえられる。 彼の二重スパイの詳細が明らかになるには、戦後、60余年の年月の経過が必要だったのだね。 すでに、彼がなくなった後になるがね。 この本を読むと、ドイツは暗号を解読されても、それに気がつかずにやられている。 太平洋戦争の日本と似ている。A:日本もドイツも情報戦に弱かったということかね。私:ファッシズムの特徴かね。 この本の物語は、トム・ハンクスがプロジューサーでスパイ映画になるそうだね。 面白い映画になるだろうね。
2009.06.17
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私:こないだ家に遊びに来た孫が、俺の部屋の電灯が点けっぱなしになっているのを見て、「じじ、エコをしていないよ」と言ったね。 A氏:君のお孫さんは小学校一年生だね。 学校でそんなことを教えているのかね。私:そうかもしれないね。 俺の孫はマンションに住んでいるので、学校から同じマンションの同級生の子と帰ってくる。 エレベーターに乗る。 このマンションは大きいので、エレベーターが4基ある。 通常は、その同級生の子は、部屋が離れているので、今までは別なエレベーターに乗っていた。 それが、最近は、「エコだから、同じエレベーターに乗る」と言って、一緒に同じエレベーターに乗るそうだ。 そういえば、孫は幼稚園時代でも、給食を食べ残ししないと「おみごと」と先生がほめていたね。A氏:子どもだから、大人よりもマメだね。私:しかし、この「エコ」という言葉が問題だね。 子どもに「エコ」という中途半端な英語を教えるくらいなら、日本語には伝統的に「もったいない」という立派な言葉があるのだから、それを使わせるべきだね。 もっとも、マスコミでも「エコ」だらけだから、学校のせいだけでないかもしれないがね。 政府自体も「エコ」だらけだ。 一方で「愛国教育」を掲げながらね。 大矛盾だね。 商品の宣伝でも、目先を変えて「もったいない商品」と名付けて宣伝する、気の利いた「愛国心」あるメーカーが出ないかね。 そのほうが売れるのではないのかね。A氏:もっとも政治がカタカナ語を使うときは何か裏があることが多いがね。私:鳩山総務相は辞任のとき、西郷隆盛を引き出して「義」が登場したがね。 これは日本語だが、裏があるかもね。
2009.06.16
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雇用の常識「本当に見えるウソ」 私:日経ビジネスの本の紹介記事に「著者に聞く」というインタビュー欄がある。 今週6月15日号にこの「雇用の常識・本当に見えるウソ」の著者である海老原嗣生氏のインタビュー記事が載っていた。 本は市立図書館の検索にはかからなかった。 まぁ、そこでインタビュー記事から、何が「ウソ」なのか推定することにしたよ。 書評による書評だね。 海老原嗣生氏は人事・雇用の専門家だという。A氏:雇用の「ウソ」というのは何だろう?私:まず、「引きこもりの平均年齢の上昇」が懸念されていることだという。 これは、少子化で、「引きこもり」の「新規参入」の若者が少ないからだという。A:当然だね。 だから、「引きこもりの平均年齢の上昇」は「ウソ」ではないね。私:高年齢の「引きこもり」数が多いのが問題なのも「ウソ」でないね。 それに「引きこもり」の増加には社会的背景があるという。 いわゆる自営業などの家にいる「引きこもり」だね。 一応、税金逃れで、従業員扱いにしているんだろうね。 ところが、自営業がこの30年くらいの間に、半減して、その「引きこもり」がクローズアップした。 シャッター街だね。 それが、数字に現れたのだという。A氏:それは「引きこもり」の増加の説明であって、「引きこもり」増加が「ウソ」であるということにはならないのではないの?私:家族で八百屋をやっていても、「引きこもり」は店には出ないから、「引きこもり」には変わりはないだろうね。 それと非正社員の増加もとりあげている。 1984年に正社員が3333万人いたが、2007年には3441万人と増加しているという。 非正社員も2007年は1984年より1128万人多く、産業界全体で雇用が増加しているという。A氏:これは京都議定書ではないが、基準年のトリックではないの? 非正規雇用問題は、ここ約10年で急速に変化しているから、基準年は20年前でなく、10年前位くらいに設定すべきだね。 派遣労働の製造業への適用拡大の法改正が2004年だからね。私:総務省のデータによると、1996年を基準にとれば、そのとき、3800万人だった正規雇用が、2006年には3340万人と約500万人減少している。 一方、非正規雇用は、1996年には1043万人だったのが、2006年には1663万人と約600万人増加している。 この本のほうが「ウソ」っぽいね。A氏:確かに、この当時は、アメリカや中国経済がよかったので、その海外需要に依存して雇用全体では増加している。 大企業は労務費の節減で大きな利益をあげた。 雇用は増大しているのに、この約10年間で起きた雇用問題の大きな変化は、非正規雇用の異常な増大と非正規雇用の減少だね。私:ところで、著者は、働く側が職場を「選り好み」している場合が多いという。 ある人によい条件の企業を紹介したら、職場に行く地下鉄の駅が深すぎて嫌だと内定を断ってきたという。A氏:しかし、一方では、派遣で長い間に慣れた仕事を一方的に切られる「派遣切り」の人は、「選り好み」なんてしておれないのではないの?私:個別にはいろいろなケースはあるだろうが、最悪の場合、簡単にホームレスにならざるを得ないという人がいることも「ウソ」ではないね。 ネットカフェ難民の存在も「ウソ」ではないね。 職場に行く地下鉄の駅が深すぎて嫌だと内定を断ってきた人がいるからといって、雇用について社会的なセーフティネット強化は不要だということにはつながらないと思うがね。
2009.06.15
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私:昨日、文藝春秋七月号の「西川×鳩山『日本郵政』最終決戦」を図書館で読んだが、ついでに、ジャーナリスト東谷暁氏の「エコノミストは役に立つのか」を読んだ。 これはエコノミストの「退職金引き出し」問題からの知的興味からだね。A氏:経済の予測を間違えたエコノミストはどう責任をとるかということかね。 考えてみれば、エコノミストというのは因果な商売だね。 予測や説明の正しさは、その後の現実の世界から正解が出るからね。 その結果、言い訳や開き直りにエコノミストの性格が出るね。私:東谷氏は、経済の大きな変動があると、それを予測できたエコノミストとそうでないエコノミストをあげて、点数をつけてきているね。 今回は、昨年来のサブプライムローン問題にからんだ経済変動に対して、エコノミストがどのように予測し、説明したかを、事実と比較して評価し、点数をつけているね。 対象となっているのは、25人のエコノミストだね。A氏:アメリカ金融資本の崩壊など、事実が出ているから、評価もやりやすいね。私:評価は4つの分野の総合点だね。 第1の分野は、アメリカの崩壊を予測できたか。 第2の分野は、急激な日本経済の没落を予測できたか。 第3の分野は、インフレ目標に関するものだね。 第4の分野は、財政出動の問題だね。 全体として、トップクラスの評価を得ているなかで、俺が知っているのは、金子勝氏と榊原英資氏で、早くからアメリカ金融資本の危機を指摘していた。 野口悠紀雄氏は、アメリカの金融工学を高く評価していたので、歯切れが悪く、今回の金融危機は、日本にも大きな責任があると問題を転嫁しているという。 この人は第2の分野では、正解をしていると思うね。 だから、点数も中間くらいだね。A氏:竹中平蔵氏はどうかね。私:最低ランクだね。 森本卓郎氏、懺悔した中谷巌氏も同じく最低ランク。 他に、田中直毅氏も最低ランクだね。 竹中氏は、第2の分野で、日本経済の落ち込みが激しいのは、構造改革が不十分だと例の調子で言い訳を言っているので点数も低い。 昨年5月にテレビで、「アメリカでは日本と違い、銀行の貸し渋りはない」と発言していたが、まさにそのときに、事実はアメリカで貸し渋りが拡大していた。A氏:中谷氏は、懺悔したんだから評価をよくすべきではないの?私:東谷氏はきびしいね。 前から、中谷氏は変節が多いとして、1990年に、彼が「日本経済はまだ強い」と本に書いたが、その本が書店に並んだ頃、日本経済はどん底に落ち込んでいったという。 さらに、7年後に不況が長期化すると、「日本の社会風土を変えるべきだ」と言いだし、新自由主義を宣伝し出す。A氏:そして、今度、その新自由主義が崩壊すると、江戸からの日本の社会風土はすばらしいと言い出すね。私:きちんと「退職金問題」を解決している人もいるが、過去は忘れ、また、新しく経済予測を言うエコノミストもいる。 一貫している人もいるが、それがこれから当るとも限らない。A氏:エコノミストの商売は、易者に似ているね。私:「当るも八卦、当らぬも八卦」ということかね。
2009.06.14
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私:昨日、昼頃、ブログをアップした直後、テレビを見たら、鳩山総務相辞任というテロップが出ていた。 今朝の新聞は、一面トップで辞任が報じられているね。 もっとも、夕刊ではもう扱わなくなったがね。A氏:これで、「かんぽの宿」とオリックス問題の真相はあいまいなまま終わるのかね。私:鳩山氏は同時に、麻生首相との親密な関係も切れたようだね。 こういう結末を誰が予想していたかね。A氏:今月の文藝春秋では、経済ジャーナリストの町田徹氏が「西川×鳩山『日本郵政』最終決戦」というタイトルで書いているが、鳩山敗退という予測はあったのかね。私:最近、オピニオン月刊誌がバタバタと休刊になったが、「文藝春秋」は健闘だね。 しかし、俺は最近、「文藝春秋」を買わなくなってきたね。 前は毎月買っていたがね。 やはり、あまり、パッとひきつける記事が減ってきたね。 だから、この「西川×鳩山『日本郵政』最終決戦」も図書館で見たよ。 西川社長の再任を推すのは、当然、小泉、竹中、菅義偉氏らだね。 郵政民営化を推進した「上げ潮」派だという。 これに財界の奥田氏、丹羽氏などのバックアップもあるようだね。A氏:今度の鳩山氏の反乱で、麻生首相は郵政民営化の「踏み絵」を踏まされた感じだね。私:麻生首相は、郵政民営化にあまり積極的でなかったせいかね。 ところで、経済ジャーナリストの町田徹氏によると、郵政民営化の制度設計で最も深刻な欠陥の一つが四分社化だという。 そして、公社時代に比較すると、情報開示が極端に減少したという。A氏:麻生首相が、「俺は三分社化だった」と言って問題になったね。私:これで、とりあえず、西川氏の続投になりそうだが、前途多難だね。
2009.06.13
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A氏:君のブログで鳩山総務相が「かんぽの宿」へのオリックスへの売却が出来レースだと反対している問題を取り上げたのが、3月頃だね。 それ以来、「どう見た『かんぽの宿』」朝日新聞・3月15日耕論欄、とあったが、そのうちに、5月頃から西川社長の再任問題がからんできたね。私:肝心の「かんぽの宿」の売却が出来レースであったと言ってから、調査をして、どういう事実があったのか、全然、分からない。 マスコミも話題が西川問題に移ってしまい、俺の「かんぽの宿」知的街道も、プツンと切れてしまったね。A氏:西川氏の再任問題で、西川氏が辞任をしないと言い、鳩山総務相は認めないと言う。 西川氏は郵政民営化の象徴的な存在だから、西川氏の再任拒否は、郵政の民営化で、活動した自民党内部の人も穏やかでないね。 麻生首相がモタモタしているのをマスコミがあおるので、政局がらみになってきた。私:以前、竹中平蔵氏は、テレビ朝日で、西川氏退陣要求は、お役人が喜んでいると言っていたね。 それは、西川氏の後任になる適切な民間人がいないから、郵政官僚が後釜に座るようになるからだという。 自動的に郵政官僚になると決まっていないのだがね。 もっとも、最近、郵政民営化に反対して自民党を去った議員で、郵政民営化賛成の誓約書を書かないで復党した人がいるそうだから、郵政民営化は後退気味だね。 それは別として、もう一つ、すっきりしないのが、逆に、民主党の小沢氏の秘書逮捕をめぐる第三者委員会の報告だね。 俺は読んでいないが、新聞などの報道だと、カネのことがすっきり説明されていないようだね。 法に触れることはしていないとだけの説明だが、国民が欲しいのは、「なんで、建設業界の一企業の献金を長い間、受けている姿勢に対する説明」だと思うね。 知っていたはずだがね。A氏:以前は、選挙だというと地方では、選挙の手伝いに、自民党候補には大勢のゼネコン社員が参加していたのをよく見たね。私:そういう自民党的な体質を、民主党は持っていないという説明がほしかったがね。 政権交代の意味があるのにね。 第三者委員会の報告では、小沢氏から国民が納得できる説明があったというが、どういう説明が、いつあったのかね。 俺は知らないね。
2009.06.12
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私:日経BPネットで「カーシェアリング」でオリックスが市場を伸ばしているとあったので、何か新しい金融商品が出たのかと思ったよ。 ところが、これがエコと関係するのだね。 要するに、「ワークシェアリング」と同じような意味で、1台の車を多くの人が使うことだね。A氏:俺も君に言われて、ECO BPnetを見たが、駐車場が決まっていて、何台かの車が駐車している。 それをインターネットで確認して、予約しておき、駐車場にいって、会員のカードを挿入すれば、キーが開き、車が使えるというわけだね。私:自分で車を持たないで、必要なときだけ使えるということで、使うほうも費用が年間で数十万円くらいの節約になる。 しかも、当然、エコによい。 しかし、新車の販売台数は減るかもね。A氏:自宅近くや電車ですぐの駅近くにあれば、便利だね。 レンタカーと同じで、移動の中心は電車、バスの交通機関だね。 レンタカーと違うのは、煩雑な手続きが不要なことだね。私:東京などの都会の中心地では有利だね。 すでに山手線の何箇所かでは稼動しているんだね。 しかし、これは俺のところのような住宅街ではだめだね。A氏:ところで、麻生首相が、温室ガスの削減目標を発表したね。私:それとともに、また、最近、ガソリンがジリジリ値上がりしてきたね。 今、不況対策による各国の経済政策で、カネがどんどん市場に出回り出しているから、心配されたことだがね。 原材料、農産物は値上がり、工業製品は値下がりという現象は、また、復活かね。
2009.06.11
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A氏:昨夜のテレビ朝日のニュースステーションだったと思うが、経済ニュースでスカイダイビングの映像が出てきた。 なんだと思ったら、景気が下げ止まりらしいということを言いたかったらしいね。私:いろいろな経済指標が底を打って、少し、上向き傾向になっているようだね。A氏:テレビでは東京大田区の小さな町工場を取材していたが、3月、4月は受注がほとんどなかったのが、5月は少し増加気味だという。私:俺も5月末に自動車部品を作っている工場に用事で行ったが、生産は昨年の半分くらいだ。 しかし、プリウスの部品を作っている機械だけはフル稼働だったがね。 会社はプリウス様様だと言っていたね。 ところで、俺がテレビを見て心配したのは、与謝野大臣のやつれた顔だね。 与謝野氏は、以前、咽頭ガンをやったと思う。 だから、大体が声がかすれ気味だが、最近、また、ガンにでもかかったようなヤツレを感じたよ。 経済がよくないから気のせいかね。 大丈夫かね。 麻生政権の陰の総理だと言われている人だからね。A氏:それとは対照的に、テレビに映る麻生首相はやたらに陽気だね。 「はしゃぎ過ぎ」な感じだね。私:与謝野大臣の顔色に象徴的に表れているのが、日本の実態だね。 それとは逆に麻生首相の「はしゃぎ過ぎ」は何を象徴しているのかね。
2009.06.10
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私:与謝野馨大臣の政府の経済見通しによると、今、底を脱しつつあるような予測だね。 しかし、与謝野大臣は去年の金融危機発生のとき、これは金融問題で日本は大丈夫だと言っていたがね。A氏:最近、株も上がり、大型財政投資が行われるからか、すこし楽観的になったのかね。私:今朝の朝日の経済面で小さく、「5月倒産、1年ぶりで前年を下回る」とあるね。 負債総額が前年同月より減ったのは大型倒産が減った影響だという。A氏:大きいところの倒産は出るところは出てしまったのかね。私:しかし、よく読むと建設業の倒産は減ったが、製造業は13パーセント増で自動車関連が1.5倍も倒産が増加している。A氏:これから日本の自動車関連にもアメリカのGMの破産が影響してくるのではないかね。私:特に自動車は、部品メーカーが多く、それも中小が多い。 これから、まだまだ、製造業は、底は見えないのではないのかね。 それに雇用もね。
2009.06.09
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私:毎週の日経ビジネスの一番最後の頁にこの1頁の欄があり、いろいろな人が毎週交代で書いている。 今週の筆者の武田徹氏は恵泉女学園大学の人文学部の教授で評論家でもある。 時々、時の問題を違った視点で述べてくれる。A氏:農業と言えば、最近、若い人の農業ブームだというね。私:氏は、輸入食品の汚染問題や食糧自給率の低下というマクロの問題に対する若者の動きという面でなく、むしろ、個人的なミクロの不安がそこにあるのではないかという。 その例として若い母親による子どもの虐待例をあげているね。A氏:子どもを育てる不安が若者を農業に向かわせているのではないかというわけか。 こないだの「男(オス)と女(メス)の怪」での養老孟司氏の言うように、都会化した人には「努力」「根性」「辛抱」がないから、若い親が、子どもが思い通りにならならないと、シツケだと称して、虐待するようになる。私:その不安が農業に若者を向かわせているのではないかと武田氏はいう。 それは机上論ではなく、武田氏の勤務している大学の「生活園芸」という必修カリキュラムを通じての経験からだという。 学生が年間を通じて、与えられた1メートル平方の小さな自分の畑でいろいろな作物を栽培する。 最近では「土にも触れる経験」のないまま入学してくる学生も増えているという。A氏:まさに都市化社会だね。 その弊害を農業を通じて改善しようというわけだね。私:武田氏の指導経験によると、この1年間の「生活園芸」を通じて学生の表情が変わっていく様子はドラマチックですらあるという。 「いのち」を育てることの実感だね。 子育ての不安の解消にもなるだろうという。A氏:こないだ扱った無差別殺人犯の共通点は「いのち」の軽視だね。私:それも都市化・脳化から来る共通現象かもね。
2009.06.08
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私:この本で、山浦玄嗣氏の話が出てくるね。 山浦氏は、東北大学出身の医者で根っからのカトリック。 東北の気仙沼地方に住んでいるので、お祈りの日本語が気仙沼弁と合わない。 そこでギリシャ語をマスターして、聖書を古典から気仙沼弁に訳し直したという。A氏:その中に「愛」という言葉が出てきたわけか。私:ギリシャ語の聖書には「愛」には二つの単語が別にあるという。 一つは「神の愛」、もう一つは「神への愛」。A氏:「上から来る愛」と「下からの愛」とは別のものだということか。私:これを日本語に訳すときに全部「愛」にしちゃったというわけだね。 元は中国語訳の聖書に「愛」があったかららしい。 しかし、日本人にはもと「愛」という言葉はなかった。 「汝の敵を愛せ」というのは、男同士では気持ち悪い。 三浦氏は「敵といえども大事にしなさい」と訳したという。A氏:「アイ ラブ ユー」も「私はあなたを大切に思っています」となるわけだ。私:養老氏はだから、「愛国心」は「お国のため」というように動詞中心となるという。 それから、養老孟司氏は、「思想は世間に干渉してはいけない」としているね。 三島由紀夫の自決事件の後、司馬遼太郎が「思想は思想として純粋であることに価値がある」と書いている。 三島由紀夫が書くだけなら立派な小説家であり思想家と言われるけれど、それを現実に応用しようとすると排除される、という。 自民党には思想がない。 麻生首相には理念はない。 世界中にいい思想があれば、それを全部持ってきて、日本の政治に生かしてしまう。A氏:新自由主義のような失敗もあるかもね。私:養老氏が一般的な話をすると、話を聞いた人が「では、どうしたらいいんですか?」という質問が必ず出るという。 養老氏が話したのは「思想」だから、「こうしなさい」というと思想でなく現実に変わる。 だから、そういう質問に対しては、養老氏の姿勢は「いい大人が人生の生き方を訊くんじゃないよ。てめえで考えろ」となる。A氏:君のブログでは養老氏の「無思想の発見」をとりあげているね。私:思想をもっている人は融通が利かない。 豚肉を食べてはいけないという思想をもっていたら、食い物が豚だけになったら飢え死にする。A氏:たしか、日本のカトリック信者で輸血かなんかを信条として拒否して、子どもが亡くなったということがあったような気がするね。私:加藤典洋氏の「日本の無思想」では、「踏み絵」はキリシタン経験者のアイデアであろうという。 一般の日本人は、世間の動きを見て、心はキリストを信じていても行動は「絵を踏む」。 行動や言うことはころころ変わる。 無思想だ。 だから「踏み絵」では本心は分からないと思っている。 しかし、真の宗教信者は、発言も行動も一致だ。 「思想が世間に干渉する」A氏: 三島由紀夫だね。私:だから、それを知っているのは、キリシタン経験者であり、そこから「踏み絵」のアイデアが出たという。 それが欧米的な「宗教」、「思想」の特徴だということだね。 戦争してでも争う。 日本人は本来、無思想だから、融通無碍だね。 その意味では、昭和の軍国主義の10年間はその点で日本史上、異常な時代だね。 小泉劇場政治で、3分の2の議席を与えた郵政選挙も、「思想が世間に干渉した」例かもね。
2009.06.07
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私:出生率が、最近、少し持ち直したというが、基本的に低下傾向だね。 一つには、都市化によって、人は自然のものを扱うのが下手になっていることが原因だという。 子どもは自然物だからね。 都会の人は自然を尊重しないで、利用する。 しかし、農業社会とはこちらの思う通りにならない自然相手の社会だね。A氏:「奇跡のリンゴ」1、2、3で紹介されている、無農薬リンゴの木村秋則氏の自然との付き合い方は、ものすごいね。 「努力」「根性」「辛抱」というのは、自然とつきあうと自からそうなるんだね。 自然に憧れ、農業をやる人は挫折しやすいというね。 農業はそんなに単純ではない。私:都会化した人には「努力」「根性」「辛抱」がない。 だから、子どもの教育も計画通りにならないと「辛抱」できない。 だから、子どもの無邪気さに憧れ、保母さんになる人は、自然物の子どもの実態を知るようになるとすぐに辞めていくという。 「辛抱」できない。A氏:だから、若い親が子どもが思い通りにならならないと、シツケだと称して、虐待するようになるのかね。私:「人間の本性を考える・上・中・下3巻」によると、子どものときの行動特性の50パーセントは遺伝できまり、育ちの中心である家庭環境はほとんど関係ないという(せいぜい、ゆずって10パーセント)。 後の40から50パーセントのばらつきは、人が意図的に押し付けられない、個人的な「運命(親や人が制御できない運という意味での運命)」に影響されるという。 親や社会が十分ねりあげた計画の及ばないところにある部分である。 1950年代に、インドの僻地の村に住んでいたある女性に、子どもにどんな人間になってもらいたいと思っているかと聞いた。 彼女は、肩をすくめて「それはこの子の『運命』で、私が望むことではありません」と答えたという。 都市化していない僻地では、自然を知っているね。 話は変わるが、養老氏は、男・女もそうだが、「反対語」という概念は問題だとしているね。 「補完語」とすべきだという。 男・女で人間が完成しているのだから、補完関係にある。 「反対語」というと何か対立するようなイメージとなる。 「内外」も同じだね。 「内」があるから「外」がある。A氏:「補完概念」を「対立概念」として考えて、一元論になると喧嘩になるというわけだね。私:この本では、養老氏は母上のことを述べているが、1899生まれ。 農家の長女だが、男勝りで女子医専に入る。 結婚して、子ども2人をもうけるが、離婚して、小児科を開業。 しかし、9歳下の人と結婚し、専業主婦となり、養老氏が生まれる。 だから、養老氏の兄姉は10歳以上、年が離れている。 その父が33歳でなくなる。 養老氏が5歳くらいのときだね。 そしてまた、母上は医者を開業し、95歳まで小児科医であったという。 家事は一切したことがないという。 皆、お手伝いさんか、看護師がやるからだね。 人には、それぞれ、いろいろな人生があるんだね。 明日は、輸入された「愛」という言葉と、日本人の無思想という思想にふれよう。
2009.06.06
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私:06年6月に単行本で出たものの文庫本だね。 いまさら、男女問題に関心をもつ歳ではないが、題名よりも、異色の対談であるので、図書館から借りたよ。 阿川佐和子氏は、テレ朝のTVタックルで巧みな会話の切り返しで強い印象があるからね。 この二人の対談は面白いだろと思ってね。A氏:阿川氏は才女という感じだね。私:対談は2日にかけて行ったので話題が多様だね。 その中で話題になった興味ある点だけ、いくつか、記録しておこうと思う。 まず、殺人のことだね。A氏:殺人?私:こないだ中大教授刺殺容疑者の山本竜太28歳、秋葉原事件の容疑者加藤智大24歳、土浦の殺人容疑者金川真大24歳の共通点1、2はどこにあるかにふれたが、「AERA」でもふれていなかった共通点があるね。A氏:なんだい?私:3人とも男だということだね。A氏:なぁーんだ。 しかし、昨日の裁判で金川真大被告は、死刑にしないと刑務所でも殺人をすると凄まじい発言をしているね。 父親が教育を反省していて、死刑もやむを得ないと述べているね。私:この本によると殺人は女よりも男のほうが多いという。 男は性格が両極端だという。 男は瞬発力はあるが、持久力は女のほうが強いという。 養老氏は、そのうち、マラソンは女子のほうが速くなるのではないかと言っているね。 ところで、胎児のヘソと母親のヘソはつながっていないんだね。A氏:それは肉体的な問題よりも文化問題と関係するね。 しかし、そういう基礎的な事実をつかんで議論すべきだね。私:身体の進化という面から考えると、女が基本らしいね。 そして女は子供生んで育てていかないといけないから、強くなくてはいけない。 男はその点、弱い。A氏:男はロマンで生きるのかね。私:だから「男女七歳にして席を同じうせず」というのは、男女差別ではないという。 男性保護だという。 昔の人の知恵だね。 そうしないと、7歳を超える頃から、明らかに女の子のほうが体力も知力も上だから、男を保護しないと、男は「女は怖い!」となってしまうという。 養老氏は、小学校は男女共学だったから体験者だね。A氏:最近、結婚しない男性が増えているのはそのせいかね。私:男女の言語能力も脳の違いから説明できる。 脳には左脳と右脳があるが、これは脳梁でつながっているが、女性のほうが太い。 女性は両脳を使って話が出来る。 だから、男はそれに比較して口下手。 しかし、報道ステーションの古舘伊知郎氏は脳梁が女性並みに太いという。 明日は、都市化は出生率を下げるという話から始めよう。
2009.06.05
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A氏:君が高速道路1000円乗り放題で車の利用者が増大したら、二酸化炭素も増大する。 だから、環境重視の政府方針と矛盾するのではないかと言っていたが、昨日の朝日新聞の「エコウオーズ」欄によると、その二酸化炭素の排出増加量の試算が出たね。 大型連休の2週間だけで、66万トン増加だという。 180万人が省エネ努力を1年間地道に積み重ねた量に相当するという。 私:逆に鉄道の利用客が減ったそうだね。 斉藤環境相が温暖化対策に逆行していると記者会見で語ったそうだが、そんなことは最初から分かっていたことではないかね。 白々しいね。A氏:高速道路の割引でなく、鉄道などの割引なら矛盾がないがね。 麻生政権の政策理念の一つが「低炭素社会の実現」だというが、この政策はその理念と矛盾だね。私:こないだの民主党との党首討論で、麻生首相は「政治は理念よりも現実策だ」と言っていたから、掲げている理念は信用しないほうがいいね。 「政治家の仕事」は政治理念を政策として具体化していくものだから、理念と現実政策の両者は一貫性が必要なのにね。 麻生首相は「政治屋」であって、「政治家」ではないようだね。A氏:しかし、経済活動を活発にしようとすれば、二酸化炭素は増大するね。私:今の1月から3月までの期で、GDPの落ち込みが15パーセントだというが、企業は倒産したり、休日増加や、残業削減したりしているところが多い。 この落ち込みを二酸化炭素の減少量に換算できないかね。 そのニュースがないようだね。A氏:20兆円のバラマキ予算もその環境影響の試算が欲しいね。私:エコ商品に補助を出すというけれど、結局、消費増加となるね。 野口悠紀雄氏が、笑い話として、経済とエコの間で一番、矛盾がないのは、「車は買うが乗らないことだ」と言っていたがね。A氏:地球温暖化と二酸化炭素増加の関係は疑問視されているのに、世界的に大騒動だね。 この問題は次のようにこのブログの知的街道でとりあげていることだがね。 「環境問題はなぜウソがまかり通るのか2」、1、2、3、「地球温暖化の陰に原発推進論」、「ほんとうの環境問題」、「地球温暖化キャンペーンの欺瞞」、「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」、「恐怖の存在」、「『地球温暖化』論に騙されるな!」1,2,3。 最近では、桜井よし子氏が「地球温暖化の詐欺を暴く」として疑問を呈している。私:この問題は、温室効果ガスの削減目標をめぐり、国家間の利害がからんでいるだけに国際交渉に弱い日本は要注意だね。 京都議定書のような90年度を基準年とした愚行をくりかえすべきではないがね。 A氏:それよりも、環境問題と言えば、中国の大気汚染問題をとりあげるべきだね。 この方が明確に、現在、中国人や日本人の健康に直接危害を与えているよ。私:これも中国の経済発展と関係しているね。 そして、今の経済危機で、中国の経済発展は日米が期待している。 経済成長と環境問題は大きな矛盾を抱えているね。
2009.06.04
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A氏:今朝の朝日新聞社説で、「日本政策投資銀行」の完全民営化が棚上げされる可能性が多くなった問題を取り扱っているね。私:民主党の要望も入れて、将来も政府が株の3分の1超を保有し続けるという改正法案が今国会に提出されているというね。 これは小泉・竹中路線で「民にできることは民への」の1つとして進められていたものが、頓挫した形だね。 なにせ、アメリカのGMが急遽、国営企業になるくらいだからね。 「民にできることは民へ」という日本の小泉・竹中路線の先輩国のアメリカが「民にできる自動車生産まで官へ」となってしまったからね。A氏:今朝の朝日新聞の天声人語では、「自由主義経済の権化としてこれ以上の堕落と恥はあるまい」と書いているね。 GMの堕落と恥なのか、自由主義国家アメリカの堕落と恥なのか分からないがね。 もっとも、オバマ大統領は、ブッシュ政権の尻拭いでの登場だからやむを得ないがね。私:それよりも今、小泉・竹中路線のその後で大きな問題になっているのは、日本郵政の西川義文社長の再任問題だね。 鳩山邦夫総務相が強硬に西川氏の更迭を求めているからだ。 西川氏の続投となれば、鳩山氏は閣僚辞任も辞さないという。A氏:総選挙前の辞任劇はマイナスだね。 それを見越しての鳩山氏の構えだね。私:5月末の日本郵政の役員会では「西川氏続投」で、役員全員一致で賛成したという。 ところが先週の週刊朝日では、役員を個別取材して出席を確認したところ、だんだん、全員出席の話がおかしくなってきたと報じているね。A氏:どうも、日本郵政は民営化してから透明性がないね。私:5月31日のTBSテレビの早朝の時事放談では、野中氏は、そもそも西川氏が日本郵便の社長になった人事が不透明だと言っていて、鳩山総務相を全面支援すると言っていたね。 その前までは生田正治総裁が民営化の準備をしていたからね。 今月末に株主総会があるが、どうなるかね。 この西川氏の人事問題も政局がらみになってきたね。A氏:そう言えば、この前のテレ朝のサンデープロジェクトでの「加藤VS竹中」で、竹中氏は「私は加藤氏が政権にいたときの『失われた十年』の尻拭いをしてきた」というようなことを言っていたね。私:今は、規制緩和暴走、経済悪化での「小泉・竹中路線の失われた5年」の「尻拭い」が必要になっているね。 アメリカは ブッシュ政権の「失われた8年」の「尻拭い」として、国民は、「世襲でない」初の黒人大統領としてオバマを選んだ。 日本はそういう国民が期待して選んだ「尻拭い屋」がいないのが残念だね。
2009.06.03
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私:昨日のブログで、この件にふれて、「AERA」の広告を引用したね。 出かけるついでに、「中大教授刺殺・ロスジェネの怨みが暴発する・就活失敗の山本竜太容疑者(28)は秋葉原、土浦・・・と同じ氷河期世代/孤独で増幅した憎しみは解消できない」と見出しの記事を読んだよ。 3頁ほどの記事だね。A氏:共通点はどういう点だろうね。私:ロスジェネにしては、就職条件はよいほうだし、親もハイクラスのほうなんでちょっとこの世代の一般的な事情ではないね。 問題は、この世代は一旦転落すると、派遣労働などの泥沼に入り、抜け出せない孤独な檻が待っている、ことだろうね。A氏:解雇されたのでなく、安易な自分からの転職が問題になるね。私:この記事の筆者は、ロスジェネ世代は「ゆとり教育」で「個性」を強調された共通点を挙げているね。 人には固定的な「個性」があって、それを延ばすための「仕事」があるという教育だね。A氏:しかし、事実は逆だね。 「仕事」を我慢してやっているうちに、自分の「個性」が形成されるのが事実ではないのかね。 第一、養老孟司氏がいうように、人の身体自身もどんどん変わっている。 固定的な「個性」なんてないのではないの。 「ゆとり教育」はそういう勘違いを教えたのかね。私:だから、新入社員は平均3年で転職していくと言われる。 自分にあった「仕事」探しだという。 以前、新入社員の能力を判断するには、イー、スー、チーが必要といわれた。 これは中国語で、1、4、7だね。 意味は、入社1年で頭角をあらわす者もいるし、4年かかる者もいる。しかし、7年で実力を発揮できるようになる者もいる。 晩成型だね。 だから、会社は簡単に新入社員の能力を判断するな、と言われていたがね。 今では、社員のほうが辞めていくので、会社は困惑しているようだね。A氏:楽をして、すぐに「個性」などできるはずがないのにね。 イチローだって、忍耐と苦労の歴史だろうね。私:俺たち「軍国少年」経験者にとっては、幼い頃の幻想的な思いこみの怖いことをよく知っているからね。 子どもの頃の教育は怖いね。 事実は、仏陀ではないが、人生、諸行無常、四苦八苦だよ。 それを教えなくてはね。A氏:アメリカの自動車のGMすら崩壊だよ。 そして、自由主義メッカのアメリカで民間大企業の国有化だよ。 敵対していたソ連のような社会主義国家がやることだよ。私:俺は家庭を持ってから転職を2回しているが、高度成長時代とはいえ、会社を辞めるときに実に慎重だったよ。 「軍国少年」の挫折のせいかもしれないね。A氏:これらの青年に共通しているのは、親はしっかりした中間層だということだね。私:「AERA」の筆者は、それも問題点としてあげているね。 核家族化してきているし、親はきちんとした戦後教育を受けているから、子どもの教育には熱心だね。 秋葉原事件の容疑者加藤智大の母親は教育ママだというしね。 山本竜太の母親は、溺愛していて、退職した会社まで行って息子の復職を頼んだという。 金川真大は、無職で24歳になっても父親がノンキャリアだが外務省の官僚だから、秋葉原で好きなゲーム遊びができたのかね。 それを本人は「個性」と思ってね。A氏:パラサイトかね。私:高度成長の核家族化で、日本の伝統的な「共同体」が破壊され、新しい「共同体」ができないうちに、孤独な青年が生まれやすくなったのかね。 俺たちの世代よりちょっと上の世代は、敗戦を青年期で迎えて、軍国主義イデオロギーが崩壊した反動で、共産主義に走った人が多かったね。 しかし、共産主義もイデオロギーだとして、それに対して冷静に見ている人もいたね。 時代の流れに容易に流される人と、そうでない人がいるが、その違いはどこからくるのかね。 その人の持っている「運命」かね。
2009.06.02
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私:中大教授刺殺容疑者が、山本竜太28歳は、大学を出て一部上場の大手食品会社に就職した後、転々として、ついにパン屋のアルバイトまで転落したという。 それを知ったとき、俺は、秋葉原無差別殺人事件を連想した。 秋葉原事件の容疑者加藤智大は当時24歳。 青森の進学校の高校出身で、その後専門学校に進学している。 しかし、職を転々として、最後、製造業の派遣社員に転落する。A氏:似ているのは、両者とも頭はよく、就職条件はよかったということだね。 それなのに、職を転々としているうちに、次第に条件の悪い職になっていくね。私:この似た点を誰か追及してもらいたいものだと思ったら、今朝の新聞広告に「AERA」の今週号に「中大教授刺殺・ロスジェネの怨みが暴発する・就活失敗の山本竜太容疑者(28)は秋葉原、土浦・・・と同じ氷河期世代/孤独で増幅した憎しみは解消できない」と見出しがあった。A氏:土浦の殺人容疑者金川真大(当時24歳)は高校だけで、無職。 ちょっと違うのではないかね。 もっとも父親がノンキャリアだが外務省の官僚だという。私:しかし、秋葉原に入りびたりで、ゲーム大会では準優勝したこともあるという。 それに、氷河期というけれど、山本竜太、加藤智大はちゃんと就職している。 問題は、容易に転職していることだね。 その辺の共通点の謎は深いようだが、これだけ20歳代の殺人事件が発生すると追求してもらいたいものだね。
2009.06.01
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